はてなキーワード: 什器とは
東急ハンズ池袋店では4~5年ほどアルバイトをしていました。もともとは夏休みの短期バイトでしたが、特に離れる理由がなかったのでそのまま継続してズルズルと続けていました。
なぜ東急ハンズだったかは覚えておらず、たんに学校からほど近くて昔から馴染みがあった池袋というだけで選んだ気がします。池袋には中学の頃から通っていましたが、自分にとっては本と家電の街でした。あと駅が複雑。新宿駅などよりダンジョン感はありませんが、西の東武に東の西武っていう初見殺しで有名な罠や縦に長くて迷いやすい構造は初めての人には難しい駅だと思います。
今回の閉店は自分の中では寂しい気持ちでいっぱいです。ハンズの思い出というより池袋という街に対する思いいれなのかもしれません。ハンズの帰りは決まって近所のラーメン屋によったり、休日の昼間ならば真向かいの松屋で食事をしたりしていました。資格試験では決まってロッテリアやマックで遅くまで勉強していましたっけ。家電類もアキバなどより池袋のビックカメラが主でした。
ハンズは自分にとって、池袋という街に滞在しつづけた理由の1つであり池袋の人と直に接する機会を得られる貴重な場所でした。
そんなハンズ池袋店が閉鎖してしまうというニュースを聞いたときは、コロナ禍ではあるもののもう一度行きたいという気持ちが募りました。けれど既に東京までは片道でも2時間は掛かる場所にいる自分にとっては物理的に距離がありますし、そもそも今年の8・9月は東京に足を運ぶことすらできない状況でした。さらにこの頃は家族の妊娠が発覚したことでますます遠出することが不可能となり、結局10月31日の閉店に間に合うことは叶いませんでした。
アルバイトをしていた当時、私の仕事場は主に1・2階。当時は1階が季節ものコーナーで2階はバラエティや健康グッズがおいてありました。私はその品出しバイトだったのです。
冬も夏もあの白ワイシャツに紺のパンツ、それと緑色のおそろいの腰エプロンをして作業をしていました。
当時の2階には、「アニメグッズ」「ジグソーパズル」「コスプレ衣装」「ダーツグッズ」「ケータイストラップ」「健康グッズ」「卓上プラネタリウム」などが狭い中に敷き詰められていました。本当にバラエティ色たっぷりでそれに合わせて大型イベントのたびにお客様がごった返しており、そうでなくともにぎやかなフロアでした。だからたまに他のフロアによると自分の担当のフロアと違って随分静かに感じたものです。
1・2階のスタッフは基本的にひとまとめにされており扱う商品もこの2つのフロアで持ち合いになっていました。なのでフロア同士で商品の入れ替えが行われており、夜中に什器を移動させるなど結構大変だった記憶があります。扱うものも多岐にわたるためか最上階の事務所の廊下には自分たちのフロアの什器が商品を付けたまま所狭しと並んでいる光景がよくありましたね。多分他のフロアからはかなり迷惑がられていたと思います。
当時よく取り扱っていたものとして、変な貯金箱がありました。顔面の貯金箱で硬貨を口にあてるとそのまま飲み込んでしまう貯金箱です。他にも猫がダンボールから手を伸ばして硬貨を引き込むものとか、まあそういう変わり種の貯金場がでかい机の上にピラミッド状に積み上げてあったこともあります。他にはおでん缶とか無限プチプチとかも扱ってましたね。懐かしいな。
あと、北海道フェアも1階で行っていたのですが、ロイズとかのポテトチップスチョコとかも売れ残りが結構出たので事務所の休憩室前で従業員価格で手売りされてました。なので飽きるくらい食べた思い出があります。
クリスマスや夏休みとかは人がごった返しており、品出しするだけで大変な思いをしましたね。
当時エヴァの劇場版が大ヒットしたこともあって、UCCの缶コーヒーが馬鹿みたいに売れていたんですが、あれを補充したり並べるのも地味に大変だった気がします。
そうそう、最後まで猫カフェには行くことがありませんでした。なんで当時行かなかったんだろう
色々あって、だけど結構前の話なので覚えていないことも多いですけど、私にとっては池袋という街を定点観察する一番の場所でした。37年間、お疲れさまでした。
いまはもう従業員でもなく池袋に立ち寄ることはなくなってしまい、その中で池袋もだいぶ様変わりしたようです。ハンズの休憩時間に食べていた松屋やデニーズはもうないらしく、頻繁に行っていた丸善の本屋も既に閉業しています。知らぬ間に色々なものがなくなっています。思い出のハンズもなくなりますます回顧の中にしかない池袋。
ソレニツケテモウットオシイアキガキタワーッス 伊藤麻衣子/Blue September ( Blue Blue September それにつけてもうっとおしい秋が来たわ )※歌詞は確認しておりません
現場で腹出しだのなんだのを気にしていたら不注意で事故に繋がりますからね。
そしてちょっと服が乱れてると現場の什器などに引っかかったりして更なる事故につながったりもします。
ちゃんと肌が守られてないと鉄粉や火の粉で火傷などもしますので、現場ではきちんとした格好で作業してください。
まぁ増田さん達はそういう危険作業などもないし、自由に法律を犯さない範囲の格好でいてくだされば幸いです。
格好よいか!格好ヨシ!
360万円のシャワー室とか24万のイスとか明らかにおかしいだろ
千葉県市川市庁舎の市長室の家具購入費が約1千万円だったことについて、村越祐民市長は24日の会見で「市長室の什器(じゅうき、家具)に関しては議会で決裁し、正式な手続きを踏んで調達を行っている。特段問題はない」との認識を示した。
家具は昨夏の市庁舎完成に合わせて購入され、市長の執務机約157万円、執務用イス約23万円、応接ソファなど合計約1058万円だった。6月の議会で市議から「このような高額の支出は市民の理解が得られるのか」と追及されたが、市長は答弁しなかった。
この日の会見で、村越市長は自身の希望によるものかどうかは答えず、「議会が決裁し調達したのに、なぜ、市議会で問題として取り上げたのか、理解に苦しむ」と話した。
日曜日は異様に暇だったのに、昨日はやたら混んだ。警戒レベル上がったのに何故? あ、警戒レベル上がったからか。
出勤直後、凄絶な忙しさの最中に、フリーター女子バイト18歳さんの担当レジにお札が詰まるというアクシデント。フリーター女子バイトさんは、
と、レジ接客中の私を押し退け、故障レジをまさかの丸投げ。えぇぇぇぇ!? と私は困惑しつつも、そうこうしているうちにレジ待ち列がどんどん伸びていくので、レジの札詰りを直すことに!
壊れた自動レジの前には恐そうな中年女性のお客様がイライラした様子で待っていた。さっそく私は謝り倒しつつレジを開ける。自動レジは賢くて、お金が詰まると対処法が客側ディスプレイに表示される。店員は画面の案内に従ってレジの投入口や金庫を開けるだけだ。
……つまり、誰にでも出来るはずの作業。それを丸投げされた私って一体。しかも先週か先々週にもフリーター女子バイトさんのレジが詰まって、お客様がブチギレた上、できないわからないと嘆くフリーター女子バイトさんにこれまたブチギレたシフトリーダーが「何でこんなこともできないの!?」とめっちゃ怒鳴りながらやり方教えてたはずでは。
フリーター女子バイトさんは、お金詰りの対処法は覚えなかったが、自力で解決しようとすれば余計に事が面倒くさくなることは学習したということだろうか……いや経験積もうよ……と思いつつ、私は私でレジが壊れる経験ってあまりしたことがないので、ま、いいか、これも経験だしーと思って頑張って取り組んだけど、それで良かったのかどうかわからない。
レジはなんと一度に三ヶ所が詰まっていた。「確認ポイント①」の詰りを取ってレジ金庫を元に戻してもアラームが止まらず、また解錠して調べると「確認ポイント②」が詰まっており、そこを直して金庫を元に戻すとまたアラームが!
と、そんなこんなで何度も金庫を解錠して引き出しては戻しを繰り返しているうちに、お客様はいっそうイライラが高まった様子で、私はびくびくしながらレジ操作を続けていた。しかし、詰りの原因が、お客様の投入したお札の間に公共料金のお客様控が二枚も挟まっていたことだったのが発覚すると、お客様は一転して縮こまり、
「大変申し訳ございませんでした……」
と蚊の鳴くような声で頭を深く下げたので、私は恐縮して
「いえ、全然だいじょぶっす!」
なんてテンパってたせいですごくダメダメな返事をしてしまった。
そんな、焦って慌ててみっともない姿を晒しながら長い時間をかけてレジ詰りを直しているときに限って、知り合いが来店しており私のレジに会計にきた。子供の同級生のお母さん!!
と彼女は言ったが、私が醜態晒しながら頑張ってたことには触れないでくれた。やさしい。コンビニにあるまじき長時間待たせてごめん。
レジ詰りの対処を丸投げした(しかも状況説明すらせず「お願いしまーす」の一言で済ますなど……)ことで、フリーター女子バイトさんをたしなめるべきかどうか、少し考えたのだけど、フリーター女子バイトさんの自称「うち本当に馬鹿なんです」に最近うっすらと真実みが出てきたので、言っても無駄なのではないかという気がした。レジ画面に映し出される操作案内の漢字が読めないとか……あり得る……。先週か先々週のときも、彼女はシフトリーダーに「そんなこともわかんないの!?」と怒鳴られたときも「すみません、わかんないです」って言ってたし。
FF商品が18時半にもならないうちに売り切れてしまったので、多忙な中でも合間を見てFF商品の什器をさっさと掃除し終えたところ、オーナーが出勤して来てそれを見て上機嫌になる。が、端からオリンピック期間はずっと暇に違いないと決めてかかっているオーナーには、18時台が死にそうなほど忙しかったことなど信じられなかったようだ。
まだ30歳になるかならないかくらいの若い男性客で、店員にタバコを覚えさせようとする人がいるのだけど、最近「タバコください」と言うことすら省略して目で「あのタバコ取れ」と合図してくるのだが、私はそれを無視して「合計280円でございます」とさっさと年齢層ボタンをポチる。タバコの銘柄を覚えさせる客の糞率の高さは異常なので、容赦しない。
ストーカー客来店。そんな時に限ってオーナーはドリンクの補充をしにウォークインに入ったまま出てこないので、しぶしぶ対応。
ストーカー客もまるで調教するかのように店員というか私にピースライト二箱と覚えさせて要求してくる。以前は「タバコ。」の一言で命令してきていたのだが、私が聴こえないふりをしたら「タバコください」に戻ったのだ。もっと聴こえないふりして「ピースライト二箱ください」と言わせたいところだが、ストーカー客を接客する時間は1秒でも短い方がいいので「タバコください」で妥協している。
タバコ二箱買うだけで袋くださいって何だよと思ったので、聴こえなかったふりをしてタバコだけスキャンして年齢層ボタンをポチったら、ストーカー客は、
「袋は?」
と言って律儀に「戻る」ボタンを押したので、私はしぶしぶ12号の袋(3円)を一枚出して「こちらのサイズでよろしいですか?」と聞いた。
ストーカー客が帰ってから、黙って特大袋(5円)二枚売り付けてやればよかったなと思った。
惣菜パン類が異常に売れ残っていた。21時の納品の時に、オーナーからあまり空きのないパンの棚に納品されたパンを出来るだけ詰め込めと命令されたので、まるでパズルゲームみたいに商品を並べ替えまくって棚にスペースを空け、届いた商品を詰めた。
どうしても多すぎて入らない品だけは、並べずに事務所にしまっておいていいということだったのだけど、頑張って並べ替えしたお陰で事務所送りになった品は一品だけで済んだ。
今年の9月末に東急ハンズ池袋店が閉鎖する予定です。学生時代にこのハンズで4年くらいバイトしていたこともあって意外と思い入れがありました。建物自体は当時から古いと感じていましたし、中央にエスカレータが鎮座し、階段とエレベーターもあってかちょっと窮屈な店内です。何が目玉かというほどのものではなく、良い意味で雑貨を売る店です。ホームセンターとドンキの中間でしょうか。必要な雑貨からちょっと奇抜なものまである程度揃っているところです。
2年ほど前に一部改装しているらしいのですがそのときは行けてませんでした。今思えばあのときに立ち寄っておけば良かったなと少し後悔。
バイトは大学の夏から3~4年くらい。本当は夏季限定だったけどなんだかんだで就職直前までずっと続いてました。当時のハンズ池袋店は1階が季節物で2階はバラエティ・雑貨が中心。オモチャ、ジグソーパズル、ダーツ、フィギュア、変な時計、ケータイ(スマホ)グッズ、面白系貯金箱、コスプレグッズ、パーティグッズ等が所狭しとならんでおり仕事の大部分はその1,2階部分の品だしやバックヤード整理および接客です。
入口から近いこともあって自分のいたフロアはかなりガヤガヤした印象でしたが、上層階は文房具・キッチン用品・DIYなどとさっぱりした品揃えなので階を移動するとだいぶ印象が違ってましたね。
フロアの性質上、シーズン毎にかなりレイアウトや商品が変わるのでとにかくいつでもバックヤードは忙しかったです。書籍関係はあまりなく重量が軽めな商品が多い代わりに大きさが不規則かつ大量に揃っているのでバックヤードに押し込めるのも滅茶苦茶大変。特にハロウィン→クリスマス→正月とか大型のイベントの重なる時期は通路の半分は段ボールで埋まってました。というか最上階のスタッフルームの廊下まで什器が占領していましたっけ。大半が自分所の寄りの内容なのでいつも忍びなかったな。
バイトなのに閉店作業やその後のレイアウトのために什器を移動したりと結構色々やった記憶があります。特に繁忙期は日付が変わる少し手前まで働いていた記憶があります。
立地も相まってアニメ関連のグッズも大分多く、流行のアニメや漫画関連は飛ぶように売れるのでガンガン品出ししていたな。新劇エヴァ序と破が公開されてエヴァ人気がかなり加熱していた時期でもありました。一日中「序」のヤシマ作戦の映像がリピートされていたり、エヴァの缶コーヒーがどんどん売れたり。もちろん近所のアニメイトとかはもっと凄かったでしょうが。
なぜか当時は顔面貯金箱などの面白系貯金箱が流行っていたため、季節の合間は貯金箱で埋め尽くされるときもありましたね。まあ品出しが楽なほうなのでよかったですがしょっちゅう電池が切れるのがくせ者だったかな。
コスプレグッズで多いのは試着していいかという問い合わせ。ウィッグはいいけど中身開けるタイプのものは結構はばかれるんですよね。まあ正規スタッフが立ち会ってあけてましたが。
夏休みの頃だったか、楽器コーナーができて他のスタッフがウクレレを弾いていたのはちょっと面白かった。完全に素人だしかなり無理矢理弾かされていたようだったけど、なんか独学でうまくなって最終的にはちょっと楽しそうだったな。
パズルコーナーの担当の人はパズル会社に転職するほどのめり込んでましたっけ。パズルの専門担当がいなくなってからもアニメ関連のパズルはよく売れていたので売り場面積はそんなに縮小しなかった印象です。といっても意外と場所を取り重いジグゾーパズルは少し面倒な商品でしたが。
変わり種としては356日の誕生日にちなんだミニ本とか、絵画と砂時計が合わさったような変な置物がそうでした。自分のお気に入りはシュライヒという海外製の動物フィギュアで、結構高いけど中々凝っていていつか集めたいなと思っていました。意外と家庭用のプラネタリウムも売れていたなぁ。
という感じでそこそこ長くバイトしていたので思い出もいっぱいです。いまはフロアも大分改装しているようですし、以前と違って2階はバラエティフロアではなくなっているようです。自分のいた頃は良い意味で雑多。常に変化することが持ち味のような場所でした。自分のフロア以外も日々全然違う様相になっており、スタッフのエプロンポケットには最新のフロア索引が常にありました。それでも案内しきれないものが多いんですよね。
でも面白い職場でした。老朽化とはいえ、ああいう店は今後も別の形で残って欲しいな。
本当は夏の間にもう一度行きたかったんですが、最悪なタイミングで東京近郊に緊急事態宣言出ちゃいましたからね。まあ東京で4000人弱も感染者出しているなかで動くのは明らかに危険な上に、閉店間際の店にいこうなんてのは自殺行為に等しいです。
今頃になってふと思ったけど、今日は珍しくあまり忙しくなかったな。オーナーとのシフトだったから、オーナーに命じられるまま、レジ打ちばかりしていたから忙しく感じなかっただけかもしれない。Aさんとのシフトだと、夜中にAさんが仕事をサボる時間を作るために、夕方の忙しい時間帯にレジ接客だけでなく雑用も全力で終わらせないといけないから、余計に忙しさが増す。てか、22時に上がる私が、何でAさんが楽してお給料をもらうためだけに頑張らなければいけないのかな? 私、疲れるだけで一文の得にもなりませんけど???
中華まん什器跡地に出来たジャンプコーナーから鬼滅の刃グッズが消えたので、実質呪術廻戦コーナーになった。鬼滅グッズはもうないのかなーと思ったら、FF商品の下の辺りに大量の鬼滅プチが並んでいた。これは壮観! 品出ししたばかりなのか、全種類ふんだんにあった。
今日は、d払いで支払いをしようとしたら出来なかったお客様が二人ほどいたけど、なんか通信障害でもあったのだろうか。そのお客様は二人とも、「やっぱ現金で払います! 今、車から財布持ってくるから待ってて!」と言って慌てて駐車場へと走っていった。この件以外でも、車まで財布を取りに行く人ってけっこういるのだけど、私にはその不用心さがアンビリーバブル。あれかなぁ、もしも車の中に置いた財布が盗まれたら、とか想像できなかったら、ある意味幸せなのかな、と、「ぼのぼの」のしまっちゃうおじさん妄想を笑えないほどの心配症な私は思った。
最近、聞き取りづらいオーナーのぼそぼそ声の命令をちゃんと聞き取れるようになってきたので、聞き間違いでオーナーを怒らすことがなくなって快適。
マトリョーシカみたいな可愛い小さな三姉妹が母親に連れられて来店。見たところ6歳と4歳と2歳かな。母親が買い物に熱中している間に、一番上の子が店外に脱走したのでちょっとハラハラした。すぐ戻ってきたけど。こういう時、一番やらかすのって一番上の子だよなって思う。
前回のバイトの日は、出勤直前に雨が止んでしまったせいで、ものすごく混んだ。自動車税の駆け込みが多いのきつかった。
オーナー判断なのか本部の差し金なのかわからんけど、レジカウンターの横の中華まん什器跡地に、広々としたジャンプコーナーができた。ジャンプというか、鬼滅の刃と呪術廻戦のコーナーかな。
鬼滅はともかく呪術廻戦は中学生以上にしか流行らないだろうと思っていたのだが、最近、小学生も呪術廻戦のグッズやお菓子に反応するようになった。反応するだけであまり買いはしないけど。親も子供が呪術廻戦のグッズを欲しがっても鬼滅のものほど買い与えようとしないように見える。
私が呪術廻戦は名前だけ知ってるけどまだ観たことないと言ったら、フリーター女子さん18歳から熱くおすすめされた。prime0円なので是非!! と。
「買うんですか!? すげえ!!」
「あっじゃあやっぱレンタルにしようかな……」
と、なんか気弱になった。
という話を、20時に出勤したAさんに話したら、これだから非オタはwとシフトリーダーを鼻で笑った。
夜遅くだがやけに混雑した最中に、母娘の二人連れのお客様が来店、なんとかという雑誌がいつ入荷するか教えて欲しいと言う。それで雑誌の納品後の検品を担当しているAさんに応対を替わってもらった。レジ一つ塞がってしまったので、会計待ちの長い列が出来てしまった。最近毎回思うけど、コロナのご時世、20時以降のコンビニ全然暇じゃない!! お問い合わせは昼間にお願いします!!!
「さっきの質問、今週に入ってから俺が知る限りこれで三度目です」
といった。なんでも、その雑誌は30代~40代くらいの主婦層向けの雑誌なのだそうで、なんか付録がつくらしい。附録がどーしても欲しいか転売目的だろう。先ほど問い合わせてきた母娘はなんかどっちも雑誌の推定読者層から外れていそうだったけど、転売目的か、母親の方が附録欲しかったのかなって思う。娘の方は十代後半~二十代後半くらいで主婦には見えなかった。それとも、附録がサンリオかディズニーか鬼滅かなんかとコラボしたやつなのだろうか。
そんなことがありつつ、絶え間なく忙しい日だった。
オーナーから15分早出してくれと言われたので早出した。ある昼勤のパートさんと交代で入る時は、最近いつもそうだ。ちなみに昼勤のパートさんはいつの間にかシフトリーダーになっていた。名札がゴールドで眩しい。
以前は「15分早出で」という指示ではなく、「なるべく早く来て」というあやふやな指示をオーナーは出して来てたけど、私が「なるべく」ってどのくらいだよと思いつつも質問するとオーナーが怒るからまあ30分くらい早目に行けば良いのか? と思って二回連続で30分早出をしたら、オーナーは「15分早出で」と明確に指示出しするようになった。
どうやらオーナーは、私がいつもシフト入りの時間よりも12、3分早くに出勤しているのを見て1、2分早目に来てすぐ着替えてホールに出ればいいだけのことだろうと思っていただけのようで、私が頑張ってガチの早出出勤をするとは思ってもいなかったようだ。
シフトリーダーと交代で入る時だけ、ちょっと早めに来るように言われる。何故なのかというと、シフトリーダーには学童保育に預けているお子さんがいて、お迎え時間が18時きっかりと決まっている。少しでも遅れると月額料金に延長料金を1000円加算されるから、遅くとも17時45分には上がって店をでなければならない。だけどシフトリーダーはギリギリまで上がらずにいて、上がる時は「これじゃお迎え時間に間に合わない!」と周囲の人や物に当たり散らしながらドタバタと帰って行く。その様子をオーナーは前々から危なっかしいと思っていたそうで、交代で入る私が早くに出て来れるなら、シフトリーダーも慌てずに帰れるでしょ? ってことで私が早出を命じられることになった、はずなのだが。
いつだったか、オーナーに言われるがままに早出したら、シフトリーダーに「何でこんな時間に来たの? 出勤時間間違えちゃった?」と聞かれた。それで、シフトリーダーはお迎えの時間があるから45分には帰らないといけないんじゃないのか? と聞き返したところ、学童保育に子供を預けている日とそうでない日があって、今日はそうでない日の方だから18時まで居れたのに、と、なんか私を給料泥棒みたいな言い方をしてきたので腹立って、私はオーナーにLINEで「私に早出しろって言う前に、シフトリーダーとよく話し合ってください!」と文句言った。そしたらオーナーは、私に早出をさせる日は「ちゃんとシフトリーダーにはよく言い聞かせておいたから」と言うようになったんだが、シフトリーダーの言動は相変わらずなので、話し合ってはおらず、一方的にシフトリーダーに増田と交代して45分で上がれと命令しただけなんだろうと思われる。
この頃はシフトリーダーは子供を学童に預けるのをやめてしまったのか(お子さんもう小4だしなぁ)、45分になっても余裕の表情で、私と中々レジを代わってくれなかったり、交代をしてくれても18時になるまで何か他の仕事をしていたりする。45分丁度で上がったのに、18時になるまでのんびりお買い物をしていたりするし。なのに、上がり前にゴミ箱のゴミをして片付けなかったりする(当店にはゴミの引き継ぎ禁止というルールがある)し、一体なんなん、この人なんなん!!
と、夜暇になってからAさんに愚痴ったところ、Aさんが夕方からシフトに入る時にも、オーナーからは「シフトリーダーは17時で上がりで、45分からは増田さんが来ることになってるから、それまではワンオペで頼む」と言われているのに、何故かシフトリーダーは頑なに帰ろうとしないし、私と交代するのも渋る、とAさんは言った。
そんなAさんの話を聞いて初めて気付いたのだが、オーナーは17時台はワンオペにしたいと考えているのだ。でも18時前は日によって混むこともあるから、18時からの人を15分早出することで妥協したい。そういうことだったのだ。
シフトリーダーの契約はそもそも17時までなので、オーナーはあまり残業されたくもないらしい。昼勤のパート・バイトは長くて6時間労働のところ、最近シフトリーダーは本人の希望で朝9時出勤となっているのも、オーナーがシフトリーダーをさっさと定時で帰らせたい理由なのかもしれない。
ところがシフトリーダーはといえば、お金はいくらあっても邪魔じゃないから、稼げるんなら出来るだけ稼ぎたい、と自分で言ってるような人なので、夕方のシフトに丁度一人ぶんの空きがあるのに残業させて貰えないということに、納得していないようだ。
実際のところ、17時台はワンオペが出来るほど暇なのかといえば日による。平日でも全然お客様が来なくて何もすることがない日もあれば、二人体制でやっても長蛇のレジ待ち列の出来る日もある。もしかしたらワンオペでは捌ききれない「かもしれないから」ということが、シフトリーダーが自主的に残業する正当な理由となっている。
だがオーナーとしてはオーナー命令外のことで「正当な理由」のあるものは何もないのだ。
結局のところ、最近オーナーとシフトリーダーはエゴとエゴをぶつけ合って揉めている。
揚げ物とか中華まんセールの時も、オーナーとシフトリーダーはよく喧嘩をしている。オーナーは本部に言われるがままにセールを頑張るとノルマを増やされて後で面倒臭いので、売上をそこそこに抑えたい。一方、シフトリーダーはセールの宣伝がテレビでも流れていて、セール品目当ての客が事実沢山来店しているのだから、売れる時に売って店を儲けさせたい、と一歩も引かない。オーナーにもうFF商品の調理はストップでと命令されたのに、オーナーの目を盗んでは勝手に調理して山盛りのセール品で什器を充たしてから帰る。
それでオーナーとシフトリーダーのどっちが正しいのかというとそれは微妙なところで、夕方仕込まれた大量の揚げ物と中華まんが20時までにはすっかり売り捌けてしまうこともあれば、セール期間中にも関わらず、一つも売れずに大量の廃棄が出ることもある。やってみなければ分からないとしか言い様がない。
従業員には、「ここはオーナーの店だから」と割りきる人と割り切れない人とがいて、シフトリーダーは後者だ。シフトリーダーみたいな人は当然オーナーと揉めるし、他の従業員とも結構な揉め事を起こしがちなんだけど、店の売上に貢献しているかもしれないし、仕事をよく回しているから、面と向かって反論するのも憚られる。取り敢えず、私みたいな一アルバイトは、オーナーとシフトリーダーの間に板挟みにされるとかなり辛い。
前回のバイトでまたまたストーカー客から菓子を貰ったが、その場で「ありがとうございます」と言っただけで、私は無反応を決め込む。
今日はすごく可愛い女子大生アルバイトさんとシフトが被ったので、女子大生アルバイトさんに「大学何年生?」って聞いたら、「まだ17歳、高校三年生です」って彼女は言った。マジか!? 大学生というのはデマだったのか……。それにしても、そんなに若いのにずいぶんしっかりしているんだな、すごいや。
ストーカー客が来たが、私は什器の掃除に夢中になって気付かないふりをして無反応を貫いた。そしたら、私しかレジにいない時間帯を見計らってストーカー客はまたやって来た。二度来る時はいつもそうだが、父親らしき人を連れていた。私は無言でレジ打ちをした。
あと三ヶ月で、ストーカー客にストーカーされ始めてから三年経つけど、一言の雑談すらしていないのにストーカー客の中では関係が進展していることになっているのか。気持ち悪いな。
田舎とひとくくりにすると、「これくらいは田舎じゃない」と言われるから、ざっくりと住環境を説明すると、スーパーが4キロほど先にあり、最寄りのコンビニよりコイン精米機の方が近い。
そんな環境だ。
日常の買い物が不便だと感じたので、普段使っているスーパー以外に、ちかくにスーパーや商店はないのか?と一度検索してみた。
私は試しに行ってみることにした。
店の前には、何も入ってない雑誌を置くのであろう棚と、なぜか春なのに肉まんなどを温める什器が、電源も入っていないのに置いてあった。中身は入っていない。外観からは壊れているようにも見える。
入り口近くはガラス扉で、中を見渡せるような狭さなのだが、外から見る限りは店の中に人は一人もいない。店員の気配もない。
怖くなってきたが、私は邪魔にならないところに自転車を止めて、中に入ってみた。
店に入ってすぐ、果物売り場があった。
Googleレビューでは店主手作りのお惣菜が売りだと書いてあった。
少し楽しみにしていたが、壁際の棚に並ぶそれを買って食べる勇気は、私にはもうなかった。
店に入っても、店員の姿も気配もない。私はなんだか薄気味悪くなってきて、商店を後にし、いつもの4キロ先のスーパーに向かった。
あれから、数年が経ち、車を買った今、近くの商店を探ることはもうない。
あの店にもあれきり行っていない。
https://anond.hatelabo.jp/20201013174040
オーナーに軽ーくたしなめられただけなのに、ひねくれてしまったAさんの取った行動とは、オーナーの言い付けを徹底的に守ってトラブルが起きるのを待つ、というものだった。揚げ物を22時まで廃棄しないというルールを守って、保温して干からびたチキンを客に売り付け、お客様から店に苦情が入るのを待つ。また、「この店の揚げ物は不味い」とお客様に印象付けて、売上ががた落ちすればいい、と。嫌がらせとして地道過ぎる。
元々、当店の揚げ物など、調理した人が調理時間を記録していないので、一体いつからそこにあるのか不明な黒ずんだ商品が保温什器に入っていて、それをオーナーさえもが何も考えずに販売していた(味はともかくとして衛生的には問題ないと思われる)有様なので、Aさんの遠回しな抵抗で何かが変わるとは思えないけど。
そんな抵抗はする一方で、納品された商品をわざと品出ししないとか、ホットドリンクの補充をしないとか、以前と変わらない部分もある。なおこれらの仕事はAさんの仕事ではなく同じ時間帯にシフトに入る人の仕事だ。これらの仕事を完遂すると「余計に仕事を増やされる」とAさんは考えていて、わざとサボらせるのだ。
だが、カフェマシンの掃除はオーナーの命令した時間よりもずっと早くにさせる。カフェマシンの掃除がけっこう大変なので、もしも私などがやりきれずに帰ってしまうと、Aさんが自分でやらなければならなくなるからだ。
Aさんが休みの日は、大抵夕方にシフトに入れるのが私しかいないので、私とオーナーとで組んで仕事をする。そういう日はオーナー命令には絶対に従わされるので、私はAさんのいる日のようにカフェマシンの掃除を早くに行うことが出来ない。揚げ物の廃棄も勿論出来ないし、フライヤーの掃除も出来ない。お客様の多い時間帯は雑用でドタバタせずに接客に集中するというのがオーナーの方針だ。
オーナーは大抵20時前には帰ってしまい、私は30分くらいワンオペでしのぎ、Bさんの出勤を待つ。Bさんが来てくれるとやっと、私はカフェマシンの掃除が出来るし、その間Bさんはレジを担当しながらフライヤーの掃除もする。二人ともかなり忙しい。Aさんのいる日なら四時間でやることを二時間でやらなければならないからだ。
オーナーは、Aさんがいる日といない日(Bさんのいる日)の仕事のやり残し具合が大きく違うことの理由を知らず、Aさんが有能だからAさんの日は仕事のやり残しが少ないと思っている。それで、Aさんのいる日に限って、仕事量を増やすとか、厄介な仕事を押し付けるとかしてくる。Aさんは楽してお給料だけもらいたいという人だけれど、Aさんの行動が裏目に出て、Aさんの日の仕事量は増えている。
BさんはAさんほど仕事が出来ない人認定されてしまったが、Bさんはもう若くはないし、ダブルワークで昼間はよそで正社員として働いていて疲れているのでしょうがないと思われている模様。
一方私はバカとハサミは使いよう的な、Aさんが上手く使えば使える奴的な扱いを長らくされていた。が、最近は仕事のスピードが何かと速い人と認識されているっぽい。バカとだと思われているのは相変わらずにしろ。
Bさんと私ではオーナーに仕事量のことで意見をすることが出来ない。オーナーにそんなに信頼されていないからだ。オーナーと対等に話せるのは今や当店でAさんだけなのだが、Aさんはオーナーの目を盗んで帳尻を合わせる方針なので、夕勤・夜勤の仕事がカツカツ問題は解決しそうにない。
ま、好きか嫌いかっていう話なら、それは否定もなにもできないね。
一般的な会社だと、電話器を扱う会社とか、複合機(プリンタ)を扱う業者、
事務什器(新品、中古)扱う業者なんかだと普通に取引あると思うけど、
LANケーブルの敷設工事をメインに行ってる業者っていうのは、殆ど取引無いと思う。
だから余計にその手のめんどくさいことは、金払ってもしょうがないかとなるんだよね。
LANのことばっかりですまないが...
全く内容は違うけど、エンジニアリング会社ってのも、同じようなことやってる。
昭和時代のモノをもてはやす傾向がここ数年は世の中にあって、自分もけっこう好きだったが、最近は飽きてきてしまった。
こぢんまりとした、こだわりのメニューがある、昔ながらの喫茶店、内装が半世紀ぐらい変わっていないレストラン、今では見られないデザインのビル、いまだに回転ベッドなんかがあって、バブル期の遊び心をほうふつとさせるラブホ。ツイッター上ではこういったものをもてはやす界隈があって、私も関連アカウントをたくさんフォローして、タイムラインを昭和のレトロな文物でいっぱいにして悦に入っていたものだった。
脂っこいばかりで割高な洋食を出す昭和のレストランや喫茶店に行くぐらいならデニーズやサイゼリヤに行く。なんだったら日高屋でもいい。
この昔ながらの趣がある店内がよいなら、まず毎日掃除をしようよ。それから、せめてボロボロになった什器を替えようよ、できるなら、いまの内装の良さを残して改装すればいいじゃない。と思ってしまう。
昭和レトロの正体は、昔の温かみのあるデザインを楽しむのではなくて、日本がたんに貧しくなって、さまざまなもののアップデートがもう追いつかなくなっていて、それに対して一部の人が趣味的な視線を注いでいるだけじゃないのかと思えてきた。
出勤してから一時間ばかり、オーナーと働いた。その間、店内はかなり混雑していた。そんな時にいつものストーカーなお客様が来店。
私はちょうどその時何か用事があってレジを抜けていたのだが、ストーカーなお客様は私がレジに戻るまで粘るつもりらしく、タバコを選ぶふりをしながらタバコの什器の前をうろうろしていた。私がレジを打たない限り帰ろうとしないんだろうなあ面倒臭い、と思いながら、レジに戻って「レジ休止中」の立て札を取ろうとすると、やっぱりストーカーのお客様はそそくさと私のレジにやって来ようとした、その瞬間、
「増田さーん、バックヤードに積んである番重、外に出して来て!」
とオーナーが私に命じた。えっ、いや今店内めちゃめちゃ混んでるんですけど? いいんですか? と聞きたいくらいだったが、オーナーはどんな理由があろうと命令を無視されたり逆らわれるとプンプン怒り出すので、私は「わかりました」とレジをまた外れた。
レジ裏からフロアに出た時、ストーカーなお客様がめっちゃ「は!?」って顔をしているのが見えたが、オーナー命令だからしかたないよね! と私はルンルンの気分でバックヤードに向かい、台車に番重とオリコンと段ボールを沢山乗せて外に押していった。いつもならふざけんなよオーナーめ! と思うのだが、今日に限ってはすごい感謝した。
いつもは、私のレジで会計をしないと何度も来店するストーカーなお客様は、今夜はそうしてタバコを買いそびれたが二度と来店しなかった。
たぶん、当分ストーカー客は来店しないだろうと私は予想している。オーナーがいつも通り周りをちゃんと見ずにとんちんかんな命令を出したのが、あまりにの絶妙なタイミングだった為に、とうとう夕勤夜勤の誰かがオーナーにストーカー客の行動をチクり、私を守ったかのように見えたのだ。ストーカー客は以前からやましい事をしている自覚があるらしく、AさんやBさんが面白がって軽くストーキングの邪魔をする度に行動を変えて来た。今回のこともきっと重く受け止めていることだろう。
Aさんに言われて初めて知ったのだけど、当店には虫除けのための誘蛾灯が設置されていないし、必要性もない。Aさんから「不思議だと思いませんか?」と問われて初めてそう言われてみればそうだなぁ、と思った鈍い私だった。
何故誘蛾灯が要らないのかといえば、当店の外看板に使われている電球が全部LEDだからなのだそうで、LEDが発する光線は虫を惑わせない。
「なので、夜間煌々と明かりを点けている割には虫が入って来ないでしょ?」
とAさん。確かに。そのお陰で店内が虫だらけにならずに済んでいる一方、森が近いのに店内にカブトムシやクワガタ虫が飛び込んで来ないのが残念だったりする。
「それはいいけど、去年特大のモスが煙草の什器の隙間に隠れてるのが見つかったけど、あれは何故なん?」
「それは、オーナーがケチなので店内の蛍光灯はLEDじゃないのを使っているからです」
そ、そうなのか……。
夏場になると、店の自動ドアがスーッと空くが人も入って来ないしチャイムも鳴らない、という時が頻繁にある。そんな時が店内の蛍光灯に惑わされたモスのご来店の時のようだけど、案外モスが飛来する瞬間を目撃することはない。
レジ袋有料化がスタートして、最初の二週間くらいはいい感じの滑り出しで私ども従業員は楽になって良かった! ってくらいだったのだが、今週になったら何か急に支障が出始めた。以下のようなこと。
なんでかこういうことが今週は多かった。あと、レジ袋を買うお客様や、どこかでまとめ買いしたような新品のレジ袋を持参するお客様が増えた。皆、早くもレジ袋有料化に疲れて来ているな? 店員は意外と適応したけれど。
私のレジでしか会計しようとしないお客様対策として、私はレジに立たずに黙々と品出しする時間を増やした。そしたら、オーナーの商品の発注がしょっちゅう間違えていることに気づいてしまった。例えば辛口カルパスが欠品しているのに、納品されたのは山のようなプレーンカルパスだった、みたいなことがしょっちゅうある。店内の棚のあちこちにそういう訳でスカスカになっているスポットがある。
発注なんてコンピューターに残り何個になったら自動で発注かけると設定できるのに、何故かオーナーはそれをせずに全部自力でやっている。目がかなり悪いのは明らかなんだからせめて誰かバイトに任せればいいだろうに、と思いながら、品出し作業をする。オーナーに直接言っても怒るだけで何も改善はしないので放置。
店頭に大量のピカチュウのグミが並んでいる。Aさんの話によれば、これは先週仕入れたピカチュウのグミがあっという間に捌けたのが原因だそう。先週入ったグミのパッケージは、ピカチュウの表情にいくつかのバリエーションがあったからで、そこを転売ヤーに目をつけられた結果、買い占めが起きたとのこと。ただのグミなのにネットでは一袋五百円で売っていたとのこと。
でも今週入荷したピカチュウはどれも同じ顔のやつ。
「売れませんね」
「売れる訳ないですよね」
これはベビースターラーメン炭治郎の好きな梅昆布おむすび味くらいの長逗留商品になる予感。
私のレジでしか会計しようとしないお客様が二回も私のレジに来て会計していったので、今夜はもう来ないだろうと思ったら、遅い時間に父親らしき人を伴ってやって来て、レジカウンターの煙草の什器の前で空虚な会話を15分くらい続けて、私が品出しばかりしてレジに立たなかったら、諦めて帰っていった。