はてなキーワード: 什器とは
前回のバイトでまたまたストーカー客から菓子を貰ったが、その場で「ありがとうございます」と言っただけで、私は無反応を決め込む。
今日はすごく可愛い女子大生アルバイトさんとシフトが被ったので、女子大生アルバイトさんに「大学何年生?」って聞いたら、「まだ17歳、高校三年生です」って彼女は言った。マジか!? 大学生というのはデマだったのか……。それにしても、そんなに若いのにずいぶんしっかりしているんだな、すごいや。
ストーカー客が来たが、私は什器の掃除に夢中になって気付かないふりをして無反応を貫いた。そしたら、私しかレジにいない時間帯を見計らってストーカー客はまたやって来た。二度来る時はいつもそうだが、父親らしき人を連れていた。私は無言でレジ打ちをした。
あと三ヶ月で、ストーカー客にストーカーされ始めてから三年経つけど、一言の雑談すらしていないのにストーカー客の中では関係が進展していることになっているのか。気持ち悪いな。
田舎とひとくくりにすると、「これくらいは田舎じゃない」と言われるから、ざっくりと住環境を説明すると、スーパーが4キロほど先にあり、最寄りのコンビニよりコイン精米機の方が近い。
そんな環境だ。
日常の買い物が不便だと感じたので、普段使っているスーパー以外に、ちかくにスーパーや商店はないのか?と一度検索してみた。
私は試しに行ってみることにした。
店の前には、何も入ってない雑誌を置くのであろう棚と、なぜか春なのに肉まんなどを温める什器が、電源も入っていないのに置いてあった。中身は入っていない。外観からは壊れているようにも見える。
入り口近くはガラス扉で、中を見渡せるような狭さなのだが、外から見る限りは店の中に人は一人もいない。店員の気配もない。
怖くなってきたが、私は邪魔にならないところに自転車を止めて、中に入ってみた。
店に入ってすぐ、果物売り場があった。
Googleレビューでは店主手作りのお惣菜が売りだと書いてあった。
少し楽しみにしていたが、壁際の棚に並ぶそれを買って食べる勇気は、私にはもうなかった。
店に入っても、店員の姿も気配もない。私はなんだか薄気味悪くなってきて、商店を後にし、いつもの4キロ先のスーパーに向かった。
あれから、数年が経ち、車を買った今、近くの商店を探ることはもうない。
あの店にもあれきり行っていない。
https://anond.hatelabo.jp/20201013174040
オーナーに軽ーくたしなめられただけなのに、ひねくれてしまったAさんの取った行動とは、オーナーの言い付けを徹底的に守ってトラブルが起きるのを待つ、というものだった。揚げ物を22時まで廃棄しないというルールを守って、保温して干からびたチキンを客に売り付け、お客様から店に苦情が入るのを待つ。また、「この店の揚げ物は不味い」とお客様に印象付けて、売上ががた落ちすればいい、と。嫌がらせとして地道過ぎる。
元々、当店の揚げ物など、調理した人が調理時間を記録していないので、一体いつからそこにあるのか不明な黒ずんだ商品が保温什器に入っていて、それをオーナーさえもが何も考えずに販売していた(味はともかくとして衛生的には問題ないと思われる)有様なので、Aさんの遠回しな抵抗で何かが変わるとは思えないけど。
そんな抵抗はする一方で、納品された商品をわざと品出ししないとか、ホットドリンクの補充をしないとか、以前と変わらない部分もある。なおこれらの仕事はAさんの仕事ではなく同じ時間帯にシフトに入る人の仕事だ。これらの仕事を完遂すると「余計に仕事を増やされる」とAさんは考えていて、わざとサボらせるのだ。
だが、カフェマシンの掃除はオーナーの命令した時間よりもずっと早くにさせる。カフェマシンの掃除がけっこう大変なので、もしも私などがやりきれずに帰ってしまうと、Aさんが自分でやらなければならなくなるからだ。
Aさんが休みの日は、大抵夕方にシフトに入れるのが私しかいないので、私とオーナーとで組んで仕事をする。そういう日はオーナー命令には絶対に従わされるので、私はAさんのいる日のようにカフェマシンの掃除を早くに行うことが出来ない。揚げ物の廃棄も勿論出来ないし、フライヤーの掃除も出来ない。お客様の多い時間帯は雑用でドタバタせずに接客に集中するというのがオーナーの方針だ。
オーナーは大抵20時前には帰ってしまい、私は30分くらいワンオペでしのぎ、Bさんの出勤を待つ。Bさんが来てくれるとやっと、私はカフェマシンの掃除が出来るし、その間Bさんはレジを担当しながらフライヤーの掃除もする。二人ともかなり忙しい。Aさんのいる日なら四時間でやることを二時間でやらなければならないからだ。
オーナーは、Aさんがいる日といない日(Bさんのいる日)の仕事のやり残し具合が大きく違うことの理由を知らず、Aさんが有能だからAさんの日は仕事のやり残しが少ないと思っている。それで、Aさんのいる日に限って、仕事量を増やすとか、厄介な仕事を押し付けるとかしてくる。Aさんは楽してお給料だけもらいたいという人だけれど、Aさんの行動が裏目に出て、Aさんの日の仕事量は増えている。
BさんはAさんほど仕事が出来ない人認定されてしまったが、Bさんはもう若くはないし、ダブルワークで昼間はよそで正社員として働いていて疲れているのでしょうがないと思われている模様。
一方私はバカとハサミは使いよう的な、Aさんが上手く使えば使える奴的な扱いを長らくされていた。が、最近は仕事のスピードが何かと速い人と認識されているっぽい。バカとだと思われているのは相変わらずにしろ。
Bさんと私ではオーナーに仕事量のことで意見をすることが出来ない。オーナーにそんなに信頼されていないからだ。オーナーと対等に話せるのは今や当店でAさんだけなのだが、Aさんはオーナーの目を盗んで帳尻を合わせる方針なので、夕勤・夜勤の仕事がカツカツ問題は解決しそうにない。
ま、好きか嫌いかっていう話なら、それは否定もなにもできないね。
一般的な会社だと、電話器を扱う会社とか、複合機(プリンタ)を扱う業者、
事務什器(新品、中古)扱う業者なんかだと普通に取引あると思うけど、
LANケーブルの敷設工事をメインに行ってる業者っていうのは、殆ど取引無いと思う。
だから余計にその手のめんどくさいことは、金払ってもしょうがないかとなるんだよね。
LANのことばっかりですまないが...
全く内容は違うけど、エンジニアリング会社ってのも、同じようなことやってる。
昭和時代のモノをもてはやす傾向がここ数年は世の中にあって、自分もけっこう好きだったが、最近は飽きてきてしまった。
こぢんまりとした、こだわりのメニューがある、昔ながらの喫茶店、内装が半世紀ぐらい変わっていないレストラン、今では見られないデザインのビル、いまだに回転ベッドなんかがあって、バブル期の遊び心をほうふつとさせるラブホ。ツイッター上ではこういったものをもてはやす界隈があって、私も関連アカウントをたくさんフォローして、タイムラインを昭和のレトロな文物でいっぱいにして悦に入っていたものだった。
脂っこいばかりで割高な洋食を出す昭和のレストランや喫茶店に行くぐらいならデニーズやサイゼリヤに行く。なんだったら日高屋でもいい。
この昔ながらの趣がある店内がよいなら、まず毎日掃除をしようよ。それから、せめてボロボロになった什器を替えようよ、できるなら、いまの内装の良さを残して改装すればいいじゃない。と思ってしまう。
昭和レトロの正体は、昔の温かみのあるデザインを楽しむのではなくて、日本がたんに貧しくなって、さまざまなもののアップデートがもう追いつかなくなっていて、それに対して一部の人が趣味的な視線を注いでいるだけじゃないのかと思えてきた。
出勤してから一時間ばかり、オーナーと働いた。その間、店内はかなり混雑していた。そんな時にいつものストーカーなお客様が来店。
私はちょうどその時何か用事があってレジを抜けていたのだが、ストーカーなお客様は私がレジに戻るまで粘るつもりらしく、タバコを選ぶふりをしながらタバコの什器の前をうろうろしていた。私がレジを打たない限り帰ろうとしないんだろうなあ面倒臭い、と思いながら、レジに戻って「レジ休止中」の立て札を取ろうとすると、やっぱりストーカーのお客様はそそくさと私のレジにやって来ようとした、その瞬間、
「増田さーん、バックヤードに積んである番重、外に出して来て!」
とオーナーが私に命じた。えっ、いや今店内めちゃめちゃ混んでるんですけど? いいんですか? と聞きたいくらいだったが、オーナーはどんな理由があろうと命令を無視されたり逆らわれるとプンプン怒り出すので、私は「わかりました」とレジをまた外れた。
レジ裏からフロアに出た時、ストーカーなお客様がめっちゃ「は!?」って顔をしているのが見えたが、オーナー命令だからしかたないよね! と私はルンルンの気分でバックヤードに向かい、台車に番重とオリコンと段ボールを沢山乗せて外に押していった。いつもならふざけんなよオーナーめ! と思うのだが、今日に限ってはすごい感謝した。
いつもは、私のレジで会計をしないと何度も来店するストーカーなお客様は、今夜はそうしてタバコを買いそびれたが二度と来店しなかった。
たぶん、当分ストーカー客は来店しないだろうと私は予想している。オーナーがいつも通り周りをちゃんと見ずにとんちんかんな命令を出したのが、あまりにの絶妙なタイミングだった為に、とうとう夕勤夜勤の誰かがオーナーにストーカー客の行動をチクり、私を守ったかのように見えたのだ。ストーカー客は以前からやましい事をしている自覚があるらしく、AさんやBさんが面白がって軽くストーキングの邪魔をする度に行動を変えて来た。今回のこともきっと重く受け止めていることだろう。
Aさんに言われて初めて知ったのだけど、当店には虫除けのための誘蛾灯が設置されていないし、必要性もない。Aさんから「不思議だと思いませんか?」と問われて初めてそう言われてみればそうだなぁ、と思った鈍い私だった。
何故誘蛾灯が要らないのかといえば、当店の外看板に使われている電球が全部LEDだからなのだそうで、LEDが発する光線は虫を惑わせない。
「なので、夜間煌々と明かりを点けている割には虫が入って来ないでしょ?」
とAさん。確かに。そのお陰で店内が虫だらけにならずに済んでいる一方、森が近いのに店内にカブトムシやクワガタ虫が飛び込んで来ないのが残念だったりする。
「それはいいけど、去年特大のモスが煙草の什器の隙間に隠れてるのが見つかったけど、あれは何故なん?」
「それは、オーナーがケチなので店内の蛍光灯はLEDじゃないのを使っているからです」
そ、そうなのか……。
夏場になると、店の自動ドアがスーッと空くが人も入って来ないしチャイムも鳴らない、という時が頻繁にある。そんな時が店内の蛍光灯に惑わされたモスのご来店の時のようだけど、案外モスが飛来する瞬間を目撃することはない。
レジ袋有料化がスタートして、最初の二週間くらいはいい感じの滑り出しで私ども従業員は楽になって良かった! ってくらいだったのだが、今週になったら何か急に支障が出始めた。以下のようなこと。
なんでかこういうことが今週は多かった。あと、レジ袋を買うお客様や、どこかでまとめ買いしたような新品のレジ袋を持参するお客様が増えた。皆、早くもレジ袋有料化に疲れて来ているな? 店員は意外と適応したけれど。
私のレジでしか会計しようとしないお客様対策として、私はレジに立たずに黙々と品出しする時間を増やした。そしたら、オーナーの商品の発注がしょっちゅう間違えていることに気づいてしまった。例えば辛口カルパスが欠品しているのに、納品されたのは山のようなプレーンカルパスだった、みたいなことがしょっちゅうある。店内の棚のあちこちにそういう訳でスカスカになっているスポットがある。
発注なんてコンピューターに残り何個になったら自動で発注かけると設定できるのに、何故かオーナーはそれをせずに全部自力でやっている。目がかなり悪いのは明らかなんだからせめて誰かバイトに任せればいいだろうに、と思いながら、品出し作業をする。オーナーに直接言っても怒るだけで何も改善はしないので放置。
店頭に大量のピカチュウのグミが並んでいる。Aさんの話によれば、これは先週仕入れたピカチュウのグミがあっという間に捌けたのが原因だそう。先週入ったグミのパッケージは、ピカチュウの表情にいくつかのバリエーションがあったからで、そこを転売ヤーに目をつけられた結果、買い占めが起きたとのこと。ただのグミなのにネットでは一袋五百円で売っていたとのこと。
でも今週入荷したピカチュウはどれも同じ顔のやつ。
「売れませんね」
「売れる訳ないですよね」
これはベビースターラーメン炭治郎の好きな梅昆布おむすび味くらいの長逗留商品になる予感。
私のレジでしか会計しようとしないお客様が二回も私のレジに来て会計していったので、今夜はもう来ないだろうと思ったら、遅い時間に父親らしき人を伴ってやって来て、レジカウンターの煙草の什器の前で空虚な会話を15分くらい続けて、私が品出しばかりしてレジに立たなかったら、諦めて帰っていった。
個人的には棚に揃えて並べるだけでも、それなりに映えるパッケージデザインだと思います。
写真などを強調したデザインですと、棚に並べた際にどうしても圧迫感が出てしまいお客様が手を出しづらい陳列になってしまいがちです。
ああいったシンプルで統一感のあるデザインは、お客様がついつい手を伸ばしてしまう棚を作りやすいというメリットがあります。
おそらくですが「他の種類の商品と間違えやすい」「目当ての商品を探しづらい」といった点を懸念される方は多くとも、「初見で手を出しづらい」という印象を受ける方は比較的少ないのではないかと思います。
ですので単に売る事をだけを主眼におくのであれば、売りやすい商品だと私は思います。
従業員の立場で考えますと、あの誤認しやすいデザインは業務に支障がでそうだなぁという印象です。
というのも、小売従業員の基本業務として棚の整理があるからです。
棚の整理をする際に、ああいった誤認しやすいデザインの商品はかなり厄介な存在です。
従業員が棚の整理や補充の際に間違えてしまうケースも増えるでしょうし、棚が乱れる頻度も高くなると思います。
全く乱れない棚というのは誰も商品を手にとっていない棚という事ですから、棚の乱れは必ずしも悪い事ではありません。
ですが、あまりにも頻度が高すぎると従業員への負担はどうしても重くなります。
何かの拍子にポップやプライスカードがズレたり外れたりしてしまうと、一旦商品をカゴなどに移して整理し直しという事になるケースもあるのではないかと思います。
コンビニの様に少人数で多品目の商品を扱う店舗の場合、整理に時間を取られがちな商品は厄介な商品になるのではないかと思います。
一つ一つの商品の量は少なくとも、扱う品目が多いと一つの商品にかけられる時間は短くなってしまうからです。
ただでさえ重くなりがちなコンビニ従業員の負担をさらに増やしそうなPB商品を投入するのは、ちょっとどうなのかなぁという印象を拭えません。
もちろん、私はローソンに勤めている訳ではないので、従業員の人達が実際にどういう感想を持っているかはわかりません。
もしかしたら専用の什器などを使って整理しやすくする工夫があるのかもしれません。
ただ私個人の視点で見ると、例えば一部色分けや大きめのマークなどで商品の見分けが付きやすくする工夫があった方が良かったのではないかなと思いました。
決して悪いデザインではないと思うので、今後の改良で視認性が改善されればネットなどでの評判も変わってくるのではないかと期待しています。
バイト先の「ふぃよるど」というノルウェー料理店がコロナの影響で閉店することになって、全員で乃木坂まで閉店作業を手伝いに行った。全員といってもおれ自身を含めてバイトは学生の3人だけだったが、小さな店の厨房設備や什器を回収業者のトラックに運び込むにはその人数で十分だった。
夕方には作業が終わって、最後に3人でご飯でも行こうかということになり、平林の車に乗って南青山・六本木方面に行ったはいいが、どこも営業自粛中で閉まっている。
「どうする?」とおれが訊くと、「どこでもいいよ、ラーメン屋でもなんでも。ちょっと調べてみる」とディキンソンがiPhoneを取り出す。ディキンソンは女子大の英米文学科に行っていて、本名は別にあるのだが、エミリー・ディキンソンとかいう詩人について卒論を書くつもりらしい。理工学部の平林と経済学部のおれはその方面に全く無知だったので、詩人の名前の響きだけで衝撃を受け、以来店では彼女をディキンソンというあだ名で呼んでいた。
車内では爆音で日本語の歌がかかっている。バブル期ぐらいの日本の音楽を集めるのは平林の趣味で、とくにアイドルの音源を偏愛していた。高校まで競技水泳をやっていた平林は運転席でイカリ肩を揺らしながら酒井法子?の歌に合わせて All Right, All Right と裏声で歌う。
恋を失くした
悔しいけど
「あった、開いてるとこ。オメガラーメン。麻布十番。どう?」ディキンソンが後ろの席から画面を差し出す。青山霊園を走る車の中で、平林は相変わらず All Right, All Right と裏声で歌う。「ちょっと、うるさい」とディキンソンが平林の頭を押さえつける。おれは助手席からiPhoneの画面を覗き込む。「いんじゃないかな。あとは車停める所か、探してみる」
オメガラーメンは空いていた。というか客はおれたちしかいなかった。カウンター6席ほどの店で、3人並んで座るとけっこう密だったが、今日いっぱい密だったので、いまさらどうしようもないよなと話しながら座った。
「えいらっしゃい」と店主らしき人がカウンターごしにメニューを置くが、オメガラーメンと一行書いてあるだけだ。3人ともオメガラーメンを頼んだ。
出てきたのは真黒なラーメンで、独特のぬめりがあるスープから肉の塊らしきものが突き出している。ビーフカレーのようにも見えるが、中央に配置された白髪ねぎの小山がラーメンらしい外観をかろうじて保っていた。
味はなんというか、微妙だった。3人とも無言で平らげて店を出た。
代々木上原に住むディキンソンを途中で降してから、赤羽に実家がある平林と田端に住むおれは北へ向かった。
「また3人でこうやって会うこと、あるのかな」
「どうかな。まあ、あるんじゃないかな。当面、全員日本にいることになりそうだし」
「どういうこと?」
「咲は、あ、ディキンソンは、秋からアメリカの大学に留学が決まってたんだけど、話が流れちゃったらしい。コロナのせいで先行きがわからないからって。それでけっこうがっかりしてたんだ」
「そうなのか」としか言えなかった。
なぜおれは知らないのか。なぜ平林は知っているのか。なぜディキンソンの下の名前を言ってからディキンソンと言い直したのか。
動坂下の交差点で降してもらい、セブンイレブンに寄ってからアパートへ向かうあいだ、胸に覚えのない異物感を感じ続けていた。それは甘すぎたオメガラーメンによる胸焼けなのか、ディキンソンにこれまで自分が何かを感じていたことにたいする動揺なのか、わからなかった。
「ここんちはまだビニールのあれ(仕切りのこと)付けてないんな。他のスーパーやコンビニはどこも付けてるよ!」
と仰るので、
と答えたりなどしていた時に丁度オーナーが事務所から出てきた。そしたらお客様が同じことをまたでっかい声で仰るので、私もでっかい声で同じことを答えた。
そしたら、翌日オーナーから「レジに透明な仕切りを付けました。安心して出勤してください」的なLINEがきたので、前回は安心して出勤したら、ベテランのパートさんが辞めていた、たぶん。シフト表に名前がなかった。
オーナーが言うには、ベテランのパートさんは最近の店の業務の劇的な変化についていけなくなってやる気を喪ったらしい。いやいやいや絶対違うだろそれ、と思ったけど私は「へぇ、そうなんですか」とだけ答えた。
最近、当店の近隣のコンビニがあちこち深夜営業を取り止めていて、当店もその流れにして乗っかるようにして深夜は休むことになった。そのせいでこれまで夜勤の仕事だったことが無くなったり他の勤務時間帯に割り振られることになった。
夕勤は普段暇か忙しいかといったら比較的暇な方なので、夕勤にかかる負担が増えるかもと身構えていたのだけど、実際時短が始まってみると意外と変わらなくて、切羽詰まらずに閉店業務を終えることが出来るらしい。私は閉店時間までは居ないので、知らんけど。私はやるべき仕事が完了しないまま上がりの時間になるということはない。
ただしこれはオーナーが居ない時は、という話。いつものようにバイト同士で組んで仕事をすると、いつも通り取りこぼしなく仕事は捗るのである。むしろ、結構客の入る時間帯だった早朝ぶんの米飯とサンドイッチが納品されなくなったぶん、時間に余裕が出来たくらいだ。
オーナーと組むと何で皆も仕事が捗らなくなるのかといえば、オーナーは毎朝することにしているオーナーだけしか出来ない業務を前倒しでやっていて、そのせいで全く事務所を出て来なくなるからだ。
当初、オーナーが夕勤にわざわざ入る理由を、夕勤のタイムテーブルを大幅に変更しなくてはならないからだ、と言っていた。タイムテーブルを作り直すために現場を自分の目で見たいということか、なるほど。と私は思ったのだけど、オーナーは全く私達の仕事を見ている気配がない。レジが込んだ時に呼び出しブザーを何度も鳴らしてやっと姿を表すくらい。そして自分の仕事を邪魔されたことでイライラしてバイトに盛大に八つ当たりをしてから、事務所に引っ込む。
そんな訳で、私などバイトはオーナーと組むと一人で店番をしているのと同じになる。それでも、以前はこの時間帯、人手不足の為に一人で店番を任されることも多かったので、レジで接客する片手間でカフェマシンやフライヤーや中華まんの什器を洗ったり、検品や品出しをやっていたのだ。
ところがオーナーは、お客様の来店の多い時間帯、夜8時までに什器の片付けとかそういう雑用をやるのは見映えが悪いからといって、あれはやるなこれもやるなと命令してくる。そういう時だけイライラしながら事務所から出てきて「何で今そんな事してるの!」「それはしなくていいです!」「今すぐ止めて!」とか怒り散らしてまた事務所に引っ込んでいく。私どもも別に敢えて忙しい時間帯にそれをしている訳ではなく、暇になった隙を見てやっているのに、中断させられる。
それで何も雑用が出来ないまま、上がりの時間になるという事が続いたので、私はバイト歴の長い人に相談した。そしたらバイト歴の長い人は、
「ここはオーナーの店だから、オーナーの好きにさせればいいんですよ。俺は金を稼ぐために来てるんで、働かずに時給だけもらえるなんてむしろ儲けものです」
と言った。ここまで潔いバイト人、私は初めて見た。まあそうか、と思って、私もバイト歴の長い人に倣って、オーナーと組む時はウルトラ暇だなと思ってもオーナーが何か言って来ない限りは何もしないことにした。
するとオーナーは、私が本当に何もせずに立っていると(一応スプーンとかレジ袋の補充くらいはオーナーの目を盗んでやってるけど)、イライラしながら事務所を出てきて雑用を言い付けるのだが、それが今やること?って感じのものが多いのだ。どの時間帯にやってもいいがワンオペ状態の時には暇でもやらない方がいい類いのもの。急に混んだらはかどらないので中途半端に投げて帰るしかないようなやつだ。例えば、納品されたカフェのカップとか蓋とかFF商品を入れる袋やお手拭きなどを所定の位置に仕舞う、みたいな。それを始めると、ただでさえ狭いレジ裏が物資だらけでごちゃごちゃに狭くなる。急に混み始めると、レジ対応の度に堆く積まれたコンテナや箱を一々どけながら行動しなければならなくなる。お客様がそれを見て、「お忙しい所すいませんねぇ」と、すまなそうに仰る。いいえ此方こそ、お見苦しい所を見せてすみません!!
いやマジでそれ今すること?夕方4時ごろに暇過ぎてダベってる子達にやらせればいいのに。
そんな仕事をやらされる一方で、カフェマシンの掃除とか、ホットドリンクの補充とか、夕勤の人しか手順を知らなかったり、今やらないと朝のスタート時に売り物がなくて困る仕事が出来ないまま、どんどん時間ばかり過ぎていく。が、ここはオーナーの店だと自分に言い聞かせて、見てみぬふりを決め込んでいる私だった。
そんな日があるかと思えば、本来早朝勤務の新大学一年生新人アルバイトの子を「馴らしのため」とかいって夕勤にぶっ込んで来て、オーナーも新人の子がいる時間はヘルプでいるとか言いつついつもの如くに全く店頭に姿を現さない、そんな日もあった。そんな時に限って店が混み、しかも「新人にレジを任せて増田さんは雑用全部やって」と命じられ、新人の子は案の定レジ打ちと袋詰が亀のようにのろい、という。雑用どころかレジも捗らず店内に長蛇の列が。三密が。そんな日もあって、私はベテランの癖に新人のフォローしながら仕事を回せない無能の烙印を押されてしまった。
夜勤帯が無くなってしまったために、去年の暮れから夜勤早朝に入っていたお兄さんが夕勤になった。お陰で夕勤の人手が充実し、私は毎回イライラしたオーナーに八つ当たりをされながら働かずに済むようになった訳だが、オーナーは元夜勤のお兄さんが出勤した時に、私の悪口を言いながら仕事の引き継ぎをして帰るようで、元夜勤のお兄さんは困惑しながら店に出てくる。
「何か俺がリーダーやって増田さんに命令して上手く回せって言われたんスけど、俺夕勤の仕事まだ良く分かってないし、増田さんの方がずっと先輩だし仕事速いのに、いいんスか?」
「オーナーから信頼されてるんですねーウフフ。それでOKですよ。私もその方が心強いです」
と答えた。内心、一寸の虫にも五分の魂って言うんだけどな。まさか私にはプライドの欠片もないとでも?オーナーの野郎め……と思いつつも。でもまぁ、歳上の男性は後輩だからって後輩扱いするよりあげあげ↑↑↑しておくに限るからいいけど。幸い、元夜勤のお兄さんはオーナーに引き摺られて私を小馬鹿にしてくるようなタイプではなかったのでよかった。
夕勤の人手が充実したのでオーナーと組む日は減るか無くなるかと思ったら、むしろ増えた。何故かというと「コロナ対策」で店の全従業員が隔日出勤になったからだ。元々断固として隔日出勤だった私以外の全員が仕事日を変更されて、減らされてしまった。それで、夕勤は隔日でオーナーがシフトに入ることになった。そんな訳で、日曜日以外毎回オーナーと組むことになってしまった。
私以外でシフトに影響なかったのがベテランパートの人で、最近彼女は週二くらいしかシフトに入っていなかったのだから、彼女を週三にすればオーナーが夕勤に入る日数は減るんじゃないかなあと思ってた矢先、ベテランパートの人はオーナーと激しく揉めてしまい、シフト表から完全に名前が消えた。
そんな、急に一人減ってしまったシフト表をオーナーは私に見せながら、
「今はコロナの影響で客の入りが正常ではないから、夕勤のタイムテーブルを今決めることはできなくて、最短でも半年は様子を見なきゃならないって彼女には言ったんだけど、そしたら彼女は怒ってしまってね。でも最近暇だから一人欠けても大丈夫でしょ」
なんて言っていた。コロナの影響で、夕方のラッシュの客の入りが減ったのは本当なのだけど、世の中の人々が暇をもて余していて、特に幼い子供連れ客が顕著だが、夜遅くに多く来店するようになったので、全体としては客の入りは変わらないだろうし、たぶん売上は逆に増えているくらいだと思う。
混む時間帯と空いてる時間帯が日によってコロコロ移動しがちなこの頃、臨機応変力の高かったベテランパートの人が抜けるのは結構痛手なのでは?と思う。けど、ここはオーナーの店だからまあいいかと思って、私は口をつぐんだ。
相変わらず、店のマスクとか一部衛生品の品揃えは無のままだ。なお、店で什器の手入れなんかに使う業務用ペーパーとか、FF商品買ったお客様に渡すペーパーも何でか不足していて、雑貨の納品日につき1個しか納品されなくなっちゃったので、あとちょっとで在庫が切れそうなピンチ。とはいえ紙おしぼりは普通に入荷しているので、お客様はペーパーがなければ「お手拭きください」と言えばいいだけだ。なんか窮地とは思えないアントワネットぶりだな、お手拭きに関してだけ……。
マスクは雑貨の納品日に、お高い製品だけがちょっとずつ入荷しているだけで、安い何十枚入りの箱のやつは、自社ブランドなのに全く入荷しない。
雑貨が納品される時間帯は決まっているものの、平時から凄い忙しい時間帯に来るために、納品もままならずに放置されがちだ。今月上旬辺りはコロナ騒ぎもたけなわでハイパー暇だったので、検品品出し作業が捗り、私の勤務時間帯にマスクも全部品出しされた。
ところが、全部っていっても合計10パックあればいい方。なので、私の勤務時間中に全部が売れてしまう。お客様誰も買溜めなんかしていない。それぞれいつものようにぶらりと来店して1パックずつ買っていく。それだけでマスクは品切だ。
そんな日々が少し続くと、オーナーが怒り出した。夕方納品されたマスクは一晩もたずに店頭から消えるわけだが、マスクの在庫を確認したがるお客様は昼に集中している。昼が来客のピークなんだから当然だ。
オーナーは納品直後のマスクの品出しを禁止した。それで、マスクは「欲しい人に届くように」昼間、店頭に小出しに出されることになったのだが、そしたら今度は夕方からは全くマスクがない状況が続いている。オーナーはマスクを欲しがる人は昼にしか来ないと思っているのか、それについては全く対策をしない。
中学生のころ、スゴい山奥暮らしだったので、今でいう都市郊外のショッピングモール(当時はショッピングセンターといってた)でさえ親に頼んでクルマ出してもらって隔週で週末に行けるかどうかだった頃。なにせ本屋もなく週ジャンが一週遅れでやっと雑貨屋に並ぶぐらいの山奥だったので、インドア思春期男子としては常に本やマンガに飢えていた、センター唯一の書店で最大6時間!の立ち読み記録を作ったくらい(書店員さんスミマセンでした!!)。まあ今から30年から40年ちかく前なんで、雑誌はおろか本もマンガもテープ貼り・ゴムバンド掛け・ラップ包み・紙帯留め、一切なく棚や台に放ってあった時代である、さすがにエロコーナーの物品は袋綴じ?してあったようだけど・・・(寡聞にして知らぬ)まあとにかくフツーのは全て読み放題だ!!なんて思ってた。
で、そんなインドア思春期男子欲望全開~!な中学生なんですが、盆暮れとかにたまに、極々まれに、親戚連中の住む政令指定で県庁所在な都市に連れてかれて、退屈な挨拶回り終えてお目当ての、百貨店の中の全国規模展開な超有名書店に放逐されたら、そりゃもうパラダイス~!!あの冷暖房のガッツリ効いた妙にマッタリした空調にヤラレて若干キモチわるくなるまで、それこそ死ぬまで趣味の情報(カメラ、クルマ、バイク、アニメ、プラモ、etc.)に囲まれていたいド田舎に戻りたくない!と、親がウンザリして連れ戻しに来るたび悲観に暮れたものである。
さてさてそんな初な男子も思春期だから関心は当然あるがインドアなんでムッツリだから遠巻きに、しかし何とか気取られず情報を得ることは出来まいか、と画策しだすエロ分野。とくに、花の都とか絵描きが憧れて渡るとか焼かずに喰うと固いし皮は粘るし食べづらいしやたら屑の散らかるパンとか東京タワーの元ネタがあるとかでお馴染みのアノ国、そうなんでかあの国名が付けられた文庫、コイツの棚というか什器はどの書店でも大概一般とエロの境界線上にあり、気になって仕方がないのだがムッツリゆえ逆に不自然に遠ざかるくらいのスタンスで過ごしておった。
だがしかし!いまオレは、地元から遠く離れたこの場所に、そう知の大図書館である百貨店の中の全国規模展開の巨大書店に居る、素知らぬフリして手に取り、ヤバい装飾の什器から可能な限り離れて、かつ覗かれぬよう背伸びして、ブツも開角度を狭角に(笑)すれば気付かれぬ!(爆)
・・・読み耽ってたら数才ほど年下くらいな顔と背格好の神経質そうな顰めっ面の女子が足元に近づいて来て(来んな!!)、
『・・・ヤらしい』(ボソッ)
な・ん・で・わかった?!
そそくさとその場所を離れたボクでした。(クッソあいつ来なけりゃもっと読めたのにぃっ!)
なんか昨今のふぇみのぽりこれさわぎ見て、そんな昔を思い出した今年五十路のKKOより。
私自身は夕勤で働く者なので、夜勤のことって、あまりよくは知らない。夜勤の人にざっくりと聞いたことはあるけど。
などをやっている。こう書くと簡単なことをちょっとしかやっていなくて、あとはただボーッと店番しているみたいだが、どれも中々の重労働だし、接客の片手間にするのは容易ではない。
私の勤める店では、本当はオーナーからはダメだと言われているのだけど、半夜勤と夜勤の人達の独断で、夕勤の時間帯(17~22時)に客足の途絶えた隙を見て夜勤の仕事をガンガン進めている。レジが混んでお客さんを怒らせることもあるんだけど、夜勤が重労働になりすぎないように、そうしているのだ。
夕勤と早朝に、夜勤の仕事が回って来るのだろうなあと思う。返本作業なんかは、以前勤めていた店では昼勤がやっていたので、今の店でも昼にやろうと思えばできそう。
今まで、オーナーに禁止されながらも夜勤の仕事の一部を夕勤でやっていたけど、それが堂々と夕勤でやれる仕事になる。
まあ、それはいいのだけど、夕勤の時間帯って、基本的にはレジ打てればそれでいいみたいな、それこそただのお店番みたいなものだった。それでも回っていたのは、夕方出勤して夜勤の入れ違いに帰る生粋の夕勤の人と、夕勤と同時か少し遅れて入り、夜中に帰る半夜勤や朝まで勤める夜勤の人が組んで働いていたからだ。
今までは、夕勤専門の人しか夕勤にいないという日がしばしばあった。そんな場合、夜勤の人が夜勤の仕事をフルでやるという地獄を見るわけだ。一応それが夜勤の本来の姿なわけだけど、週に二三回しか勤務しないんならともかく、今は人手不足なので、同じ人が夜勤で4~6日も連勤するんだから、たまらないだろう。
夕勤に夜勤の仕事を正式にやらせるとなると、夕勤バイトにもそれなりのスペックが求められる。接客もしながら、作業も完遂出来る能力だ。今までは、ただボーッと立ってるだけの学生バイトでも良かったけど、夜勤のお兄さん達くらいタフな人がいないといけないわけだ。
けど、今時点で夕勤も人手不足で、お客さんが沢山来るのにワンオペする日がしょっちゅうみたいな状況で、人を更に雇うって、しかも体力のある人を雇うって、どうやって?給料だって、夕勤は昼勤よりは高いとはいえ、夜勤よりはずっと安い。なのに誰が応募して来るというのか?仕事がキツイと分かれば、すぐ辞めるのでは?どうせ夕勤なんて長くて6時間くらいしか、勤務時間がないから、さして稼げない。
多く稼げても困っちゃうという主婦バイトが勤めに来れる時間でもない。人材の確保、マジでどうするのだろう。
そして、今は夜勤が早朝勤務も兼ねているから、夜勤がなくなったら、新たに早朝勤の人を雇うことになるのだが、朝5時とかに起きて、9時頃に帰るなんていう人が、どんだけいるかよ?っていう。今だって散々募集かけてるのに、誰も来ないっていうのに。
夜勤の人が早朝勤のみにシフト変更を喜んでするかっていうと、それはないと思う。夜勤にわざわざ勤める人には大体、敢えてその時間に働く理由があるのだ。
コンビニでバイトしているというと、馬鹿にされるか尊敬されるかの両極端なのだけど、実際どんな感じのことをしているのか、粛々と書く。
コンビニのシフトは、早朝、昼、夕、深夜の四つにざっくりと別れている。仕事は、共通のものと、それぞれの時間帯に特有のものがある。
隣接した勤務時間帯を掛け持ったシフトにも出来ないことはないが、大概は特定の時間帯プラマイ1~3時間勤務。
そのため、コンビニバイトは自分の勤務時間帯以外の時間帯の仕事は知らない場合が多いと思う。コンビニ店員はマルチタスクだというが、実はそんなに多くの仕事を受け持っている訳ではない。
各種受付業務含む
商品を綺麗に並べること
はたきをかける、床をモップで拭く
この4つだけが共通の仕事で、あとはシフトによっては覚えなくて済んだり、お店によっては、オーナーや店長がやっていてバイトには委されていない仕事もある。
一日の中で一番きっちり掃除する。
接客業務メインで、他はオーナー夫婦がやってたりもするのではないだろうか。
夜勤はがっつりとやる。
店によっては、夕勤はほとんど接客業務しかしないかもしれない。
カフェマシンの掃除は、以前は夜勤の仕事だったが、夜勤は仕事量が多いので、今は前倒しで夕勤がやる店が多いと、コンビニ専門派遣の人から聞いたことがある。
責任者しかやっていない店もあるようだ。バイトにもやらせている店では、部門ごと(米飯、サンドイッチ、お酒、タバコ、お菓子など)に担当させられる。
マメにやる店とそうでもない店がある模様。
普通は責任者がやることだが、バイトが委されていることもある。
写真プリンターの用紙とインクが3ヶ月に一回くらい切れるのだけど、その時に当たると結構面倒くさい。
もしかすると、他にもなんか色々仕事があるかもしれないけれど、私は夕勤なので知らない事が結構ある。
④夕勤
たぶんダントツに楽。そこそこ混むけど。
③早朝勤
②昼勤
12時くらいがとにかく忙しい。
面倒くさい客がよく来る。
受付業務が多い。
でも五人くらい体制でやれるので、苦手なことは出来る人に巻かせられる利点あり。
①夜勤
何しろ、全部一人でやらなければならない。
納品量が膨大。
力仕事が多い。
しかも当店は運送業のお客さんが多いので、午前五時にピークがあって、それを独りで乗りきらないといけない。
接客力よりも体力と防御力が求められる。
昨日、今日あたりで話題になっていた生活保護の男性が訴える「ストーブ禁止」は違憲 札幌市は争う姿勢 (HBCニュース) - Yahoo!ニュースですが、記事についたブコメを見ていると、生活保護の仕組みや基準に対する誤解が見られたので、制度について簡単に解説してみようと思います。
札幌市側の主張もおそらく以下のような内容かと思われるため、今回の例を用いて説明する箇所がありますが、詳細な状況やお互いの主張がわかっているわけではないので、今回のケースに限らず、生活保護に対する一般論としてお読みください。
生活保護は生活扶助、住宅扶助、医療扶助といった8種類の項目にわかれていますが、メインになるのが生活扶助です。
生活扶助はその名の通り日常生活に必要な最低生活費を扶助するお金となり、モデル世帯を設定したうえで最低生活費を算出して金額を決定しています。
あまり知られていませんが、この生活扶助は第1類費と第2類費にわかれています。
水道光熱費や家具什器費など、世帯全体で使用する費用を扶助します。
さて、「家具什器費」というものが出てきました。これについて詳しく見ていきましょう。
生活扶助費に関しては全国消費実態調査を元にモデル世帯の最低生活費を算出し、金額の妥当性が検証されていますが、検証時に用いられた第1類、第2類の区分については現行の検証手法の課題について(参考資料)の10ページに記載があります。 ※
さて、10ページの中央右側「家具・家事用品」を見ると第2類に含まれる費用として、電子レンジ、冷蔵庫などの家具・什器類が含まれており、その中に今回問題になっている「ストーブ・温風ヒーター」が含まれています。
前述のとおり、生活扶助費はモデル世帯の最低生活費を元に決定されていますが、ストーブを含む家具についても耐用年数を考慮した形で支給がふくまれており、少なくも仕組み上は故障したストーブの買い替え費用は生活扶助第2類として既に支給されています。そのため、札幌市としては新たな支給はできない、としたものかと思われます。
記事では「ストーブの買い替え費用が生活保護費で認められないのは、憲法違反だ」との主張がありますが、上記の通り「ストーブの買い替え費用は生活保護費に含まれておりすでに支給済み」のため、正直この記事通りの主張であれば敗訴は免れないと思います。この間違った主張を通すわけにはいかないため、札幌市としても争う姿勢なのではないでしょうか。
※ 平成26年の全国消費実態調査を用いて平成29年に行われた検証ですが、全国消費実態調査は5年ごとなのでこれが最新かと思われます。
予想外のことによって急に多額の出費が発生した場合に補助する仕組みとして一時扶助による家具什器費というものがあります。
しかし、これは生活保護を開始した時点で家具が無かったり、災害によって家具什器が焼失した場合など、通常の買い替えとは異なるケースにおいて例外的に支出されるものであり、ストーブが永遠に壊れないと思っている人はいないでしょう。(実際壊れるまで真剣に考えないというのはありがちではありますが)
暖房器具に関しては北海道など寒冷地向けにFF式や煙突式の場合の一時扶助の増額も認められており、いろいろと考慮はされているのですが、前述のとおり、ストーブを含む家具の買い替え費用については既に支給されており、以前から生活保護を受給している人は生活扶助で賄うべきものとなっています。
(ただし、モデルケースは全国消費実態調査を元にしているため、FF式・煙突式が買い換えられる分の生活扶助が支給されているのか、は議論の余地があるかと思います)
実際、実施要領においても以下のように「生活扶助で計画的に賄うこと」が求められており、(あくまで外から見える範囲でですが)今回のケースを一時扶助で補うのは難しいように思います。
被服や家具什器の更新その他通常予測される生活需要については、経常的最低生活費(基準生活費、加算等)の範囲内で賄われることが原則である。
なお、被服費等の日常の諸経費は、本来経常的最低生活費の範囲内で、被保護者が、計画的に順次更新していくべきものであるから、一時扶助の認定にあたっては、十分留意すること。
「お役所仕事」というと聞こえが悪いですが、行政においては杓子定規に法令・通達に従って仕事をすることが求められます。
個人に対して法令・通達を逸脱した対応を行うことは最初は完全な善意から行われたものであっても、友達への利益供与など、癒着・汚職の元となりうるため、避けるべきかと思われます。
この辺りに関しては生活保護を題材にした漫画「健康で文化的な最低限度の生活」4巻の183ページあたりを読むと、どの制度を使えば法令・通達から逸脱せずにサポートができるか、といった現場の動きが見えるかと思います。
漫画なので割と読みやすく、いろいろなケースを見ることができるので、興味のある方は読んでみると良いかと思います。
実は生活必需品等購入のための貸付金の取扱いについてという通達が出ており、まさに今回のケースはこれに相当するように思います。
ただ、この通達をよく読むとわかるのですがこれは「貸付金制度を用意したよ」ではなく「他に準備された貸付金制度を利用しても収入とみなさないよ」になります。
そのため、札幌市において生活保護者が使用できる貸付金制度が準備されていたのか、案内されていたのか、国として貸付金制度を整備するべきでは、あたりが本来議論すべきところかと思われます。
また、家具什器費を生活扶助から分離する(月額支給額は減るが、家具の故障時の扶助を新設する)など、制度自体を改定する議論も考えられますが「生活保護の使い道を本人の意思で決定できる」というのは「健康で文化的な最低限度の生活」において大きな比重を占めており、個人的には現状の生活扶助に含まれる形の方が良いと考えています。
どちらにしても現行の仕組みを理解したうえでなければ意味のある議論にならないため、これを機会に仕組みを調べてみると良いのではないでしょうか。
その2となります。
とある会社へ契約社員として就職が決まったので、めでたく(?)コンビニバイトから卒業することができた。
もしこの就職が決まらなければ、まだ続けていただろうと思うのでとてもホッとしている。
少し話はそれるが、セブンイレブン自体の勤務経験は約7年といったところだ。
今ではおなじみの電子マネー「nanaco」がまだ無かった時代にアルバイトを始めた。
そして、揚げ物調理器(いわゆるフライヤー)もなく、現在「フランク」と呼ばれる
とても良い香りがするのだ。
自宅近くの新店スタッフ募集の際に、思い切って自営でやっていた店をたたみ
この行動に後悔はなく、むしろ学ぶことが多かった。
話を戻そう。
いくつかご紹介いただいた。
住宅街は6時か7時まで、オフィス街は8時ないしは9時までの枠となっている印象。
もちろんスタッフ側は終わりの時間を仕事予約の際に申し出ることができる。
初めは稼ぎたいと22-7の枠でスタッフを探している店舗さんをご紹介いただいた。
しかし
ヒマ、なのだ
毎回レジ+洗い物+廃棄チェック+雑誌検品陳列+チルドやパン、冷凍納品など
一通りの作業をさせてもらえることはない。
レジは基本だが、店舗側からすれば「よけいな仕事をふやすな」ということだろう
派遣がミスしてもカバーできる範囲の仕事しかまかせてもらえないのが現状。
例えば、洗い物にいたっては
固定で勤務しているのであれば一例に過ぎないが
フライヤー調理器、フライヤー什器、コーヒーとカフェラテマシン
など、深夜でレジしながらこれだけの量をこなすだけでもあっという間に朝が来る。
深夜はあまりお客さん来ないでしょ?と言われるが
それがやがてストレスとなってゆくのだ。
店舗によっては夕勤が先取りして行うケースも多々見受けられるが
概ね冬場はこれだけの洗い物を、商品をスキャンして袋詰めするだけじゃない
宅急便やチケット発券といった他のレジ業務も、いつくるかわからないので
頭の休まる暇がないのだ。
そこで派遣にはレジ専門かつ、洗い物の一部をやってもらうパターンが多かった。
お箸やタバコの補充といった、レジに張り付いてでもできる作業は
慣れると鼻をかむのと同じくらいあっという間に済んでしまう。
するとどうなるか
できることがあればお手伝いします、と申し出ても
できることといえば、入店チャイムが聞こえたら「いらっしゃいませ」と挨拶
何も買わないお客さんが退店しても
「ありがとうございました またおこしくださいませ」
(ヒマでお客さんの行動を見る余裕ができるからこそ言える)
そのぐらいしか、できることがない。
勝手にやること見つけてやれば?
指示されたこと以外の作業を勝手にやることで店舗側とトラブルになれば
その日の交通費や働いた分の賃金はパーになってしまう可能性がある。
万全の態勢で勤務に臨むべく
ささいなことでトラブルとなり、賃金が泡と消えるのだけは避けたい。
勤務前からぐったりすることもあるのに。
休憩をこまめにとらせてくれた。
そのかわり、レジだけやっててください、という。
(無論、パワハラは許されないが)
これに尽きる。心得て仕事をしていてトラブルは一度もなかった。
しかしながらレジで立っててヒマな時間がどーもしんどくなったので
翌週からは22-6の枠で募集されてる店舗があればご紹介いただくよう
予約したのだった。
ここで問題が起こった。
「ご紹介できるお仕事が見つかりません」という連絡だった。
理由は推測にすぎないが
(応募者多数のため抽選、みたいな)
といったところだろうか。
「急に依頼がくることもあるので
待機するか、お休みしていただいて構いません」
とのことだった。
一度目は待機し、連絡がきたものの
22-6で定期的に勤務できないとなると、生活費にも支障が出るので
これが、正解だった。
退職するまでの間、おかげさまで希望した日の夕勤全てご紹介いただくことができた。
心理について書いてみようと思う。
読んでくださってありがとうございました。