はてなキーワード: 公職選挙法とは
なんだろう、ウソつくのやめてもらっていいですか?現状、強制投票制・投票義務制ではない、罰則がないだけですよね?
そもそも日本には公職選挙法で「法定得票数」が設けられているじゃないですか
隙あらば民主主義を投げ捨てるのやめてください😡
都知事選の開票立会人をやってきた。なかなか出来ない経験なので備忘録がてら書き残す。開票立会人とは、開票で不正がないかチェックするため、候補者が本人の同意をとって届け出るもの。私もその依頼があるまで存在すら知らなかったが、勉強のためと思い引き受けることにした。ちなみに報酬も少なくない額もらえる(1万数千円)。
やることは、1,投票箱を開ける前に封印を確認する。2,集計した票の束に判子を押す。3,疑問票の判断結果に判子を押す。4,最終的な開票録に判子を押す。5,すべての票を収納した箱の封印に割印を押す。これくらい。あとは、開票所内をウロウロしてるだけ(不正がないかチェックも含めて)。特に2は、500票ごとの束に押すのだが、全部で数十万票ある訳で、こんなに判子押す機会など金輪際ないだろというくらい判子マシーンとなる。
数時間の仕事なのだが、全体通して感じたのは、疑問票が多いということと、選挙の不正は無理だろうなということ、そして選挙は民主主義の根幹であるということ。
無効票については、選管は基本的に一票でも無駄にしない、という方針とのことなのでなるべく誰かの候補に入るようにしている。ただ、法律上無効とされている基準に抵触したら無効票となってしまう。例えば、「♡」や「○」マークは無効。しかし句読点の「。」は有効。その判別で判断が分かれる場合もある。あと、敬称は有効だが、その他は不可。例えば「小池百合子さん」はOKだが、「小池百合子女帝」は他事記載でNG。また、「○○へ」もNG。さらに、余計なことまで書いている票も多かった。桜井票の裏に長文でヘイトな文章を書き連ねているものも見かけたが、これは当然無効。桜井候補は好きではないが、それでも貴重な1票が減る訳でもったいないなあと思った。ちなみに日本語ではない言語で書いても読み取れれば有効となる。過去にはアルファベットやハングルなどでも有効票となったケースもあるらしい。
これらは選管が勝手に決めているものではなく、過去の裁判所の判例などをもとに積み上げてきたものをベースに判定しており、判例集や事例集を置いてある一角があって、専門のスタッフが最終的な様々な職員と議論して判断を下していた。このプロセス自体は非常に信頼が置けると感じた。ただし、疑問に思うこともあった。それは誤字に関してだ。一字以内の誤字は基本的にはどれかの候補者に入るのだが、「山本一郎」や「山田太郎」は一字誤字として認めるのに「山本一太」は当該人物が有名人であるため他人の氏名と判断され無効となる可能性が高い。しかし、誤字の人名が有名人ではない場合は有効票となる可能性が高い。事実、「池田ゆりこ」と書かれた票は「小池百合子」にカウントされていた。
ただ、そうした疑問票は機械の読み取りや人の目によるチェックからはじき出された票たち(全体の数%)で、大多数の票は機械の読み取りによって仕分けされ、さらに人間の目でチェックされ2重に枚数カウントもされる。全体で100人近いスタッフが衆人監視のもとに開票作業を行うなかで、選挙の大勢を左右するような不正は起こりえないだろうという信頼を持てた。そうしたこともあり、集計された票が立会人の前に束になってやってくる際、本来的にはここで1つ1つチェックする権利はあるが、私はノーチェックで判子を押した。(選管スタッフから“円滑な進行”をという催促もあったし)
手書きで候補者名が書かれた1票1票が、100枚の束となり、それが500票の束となり、その束に立会人らが判を押して、判子が押された束たちが集積所にどんどんと積み上がっていく様子を眺めていると、これら1つ1つが有権者の意思表示であることを実感できた。特に香港のニュースを目にした後だと、より一層自由選挙の尊さ、有り難さを噛み締めざるを得ない。はてなーの皆も伝手があれば立会人をやってみてほしい。伝手がなくても、自分の選挙区の開票所なら観覧することができるので行ってみてほしい。
正直、特筆すべき対策はなかったです。スタッフはマスク・手袋着用、スタッフ同士の間隔をあける(人数減らしたらしい)程度。疑問票に関する議論はぶっちゃけ密に近い状態で喧々諤々していた。ただし、選挙区によるかもしれない。あくまで私の行ったところの話。
“選管スタッフから“円滑な進行”をという催促”という部分が気になる。その「催促」の強度次第だが、文面上では邪推の入る余地を感じる
圧力っぽいのを感じたのは、最初の説明会のときに「スタッフと機械で何重に確認しているので信頼してもらって、円滑な進行にご協力ください」と言われたことと、判子を押す際に運び役のスタッフが行列を成すので早くさばかなきゃという気持ちになる、というくらいです。あとは私が勝手に判子を押さなきゃここにいる100人近い人(と自分)の拘束時間を長くしてしまう、という気持ちになりました。ノーチェックとは書いたけど、いくつかの束をバラバラめくっても何も言われなかったし、もっと抜き打ちでチェックをしても多分制止されなかったと思う。意思の強い人なら全チェックしてもいいけど、なかなか難しいかも。
疑問票選り分けで任意の人を緩く、以外を厳しくする人もいるという話
機械で弾かれた票は、リジェクト係という担当が、振り分けていくのだがリジェクト係自体は複数名いるので、特定の候補をゆるくするにはそのスタッフ全員をコントロールしないといけない。だから、実質上は不可能に近いという印象を持ちました。
疑問票係のところに言って、職員同士が話あってるところに口を出すことは出来ました。ただ、判例やガイドラインを出されると引き下がらざるを得なかったです。
「前のヤツがチェックしてるからヨシ!」
私も判子を押してる間に猫の顔が頭をよぎりました…
私は以前、とある陣営の手伝いを1回だけしたことがあったので依頼が来て承諾した、という感じです。候補者は必ずしも全開票所に開票立会人を立てる必要はないので、いない陣営もありました。
公職選挙法で開票立会人は3人以上10人以内と決まっていて、3人に満たなかった場合は選管が選任することになっているそうです。その場合は、選管側からコンタクトできる人に依頼がいくみたいですね。
なので、どこかの陣営でボランティアや寄付をして「立会人やってみたい」と言うか、選挙管理委員会に開票立会人をやりたいので欠員がある場合はやらせてほしいと言えば、いつか機会が回ってくる気がします。
リジェクト係が♡マークを追記しまくってことごとく無効票にすることは出来そうな気がする。特定の候補者への肩入れは出来ないかもしれないが投票の正当性は失われそう
同じことを最初思っていたけれど、作業台の上には赤鉛筆かボールペンしかなく、リジェクト係はお互いの手元を見れて、さらには立会人や選管スタッフが後ろを徘徊しているし、報道や観覧席から望遠鏡で覗いている人もいる状態なので、係員全員が悪意を持つか細工した道具を持たない限り不可能に近いと思いました。
開票立会人のことを知らないというか、どうやっているのか知らない人って選挙行ったことあるのかって思うレベル(絶対見れるじゃん…)と思うんだが、それとも東京の選挙会場が特別なの?
立会人には2つあって、投票立会人と開票立会人。前者は候補者が出すのではなく、選管が各投票所に置くもの。私がやったのは後者です。投票立会人は、投票所にいつもいるので存在を知っていたが、開票立会人は知らなかった。
ほんとそれ。
河合法相の数万円レベルの話とか公職選挙法スレスレの行為は誰でもやってると容易に想像できる。
(追記:今見たら数千万円単位の贈賄容疑なのか。それはちょっと重いね。政権が飛ぶか個人の問題かは判断つかないけど)
安倍首相のヤジが酷いというなら、他の議員はどのくらいヤジを言っているのかもしくは言っていないかを検証しないと意味がない。個人的にはヤジは全面禁止で即刻退場でもいいと思ってるけど。
安倍首相程度の名前貸しや間接的な利益誘引くらいなら政治家であれば誰でもやってそう。
もっというと表に出ないパワハラや恫喝は、政治の世界ではいまだに普通にあると思う。それは政治家の影響力や強さと表裏一体だから。
https://anond.hatelabo.jp/20200503011104
実は言われるまでもなく安倍首相のことを応援している。しかし政治家としての安倍晋三、ついでに自由民主党は全く支持しない。どういうことか。
おれは安倍首相と同じく潰瘍性大腸炎を患っている。第1次安倍政権が潰瘍性大腸炎の悪化によって幕引きとなったとき、幼稚でバカだった俺は世の他の人たちと一緒に「下痢してやめた」などと揶揄していたものだが、いざ自分がなってみると安倍首相には尊敬の念しか無い。この病気は完治せず、下痢、血便からの大腸全摘ぐらいまではトントン拍子に進行してしまうリスクを常に抱えた病気である。消化に悪いものを食べず、体に負担をかけず、ストレス下に置かないことが大事だ。そんな中でも重圧に耐え、上記の通り病気を揶揄する声がありながらも総理で居続けられるのは並大抵のことではない。
もっと尊敬できるところは、決して病気を言い訳にしないことだ。この病気、根本治療はできないが対症療法は日々ものすごく進化している。そのおかげでおれはドクターストップからの退職寸前までいきながらも、今も定職について生活ができている。安倍首相は10代で発症したらしいが、そのころは今からすると治療法に乏しく、内視鏡検査もかなり苦痛を伴うものだったろう。だからそれだけに、そんな苦労を経てでも総理大臣に上り詰めた彼のことを、どれだけ世間から叩かれようとおれは憎みきれない。おれにとってはとてつもなく偉大なヒーローだし、尊敬の念を抱かずにはいられない。
でも、だからといってやってはいけないことはある。消費税の増税と統計不正からこっち、政治家、総理大臣としての安倍晋三は全く支持しない。なぜって、ハンディキャップを抱えているからこそ、真っ当な政治をして成功してほしかったからだ。れいわ新撰組の人たちとは違うとはいえ、おれの経験からすると潰瘍性大腸炎だってすごく大きなハンディキャップだ。だからこそ、そんな弱さを抱えてなお邁進する新時代のリーダーになりうる可能性は決してゼロではなかったと思う。強く断言する場面を吟味し、真摯に学び、専門家の意見を尊重する。アベノミクスが成功し、黒田総裁含め専門家への注目も集まり、景気は回復してみんなが豊かになる可能性はあったはずだ。でも財政政策と成長戦略は実行されることなく、なぜか消費税の増税だけには固執して、景気は悪化した。ついでに公文書偽造、統計不正、公職選挙法もろもろ不祥事ばかり起こしている。なんでそんなことになってるのよ。そんなどうでもいいことやってなければ景気回復の立役者になれて、どさくさで憲法改正だってできたかもよ?後者は良いかは別として(草案は当然だめすぎるが、それは別として)、目的に対してどうしてそんな迂遠な道を選ぶんだろう。なんで虚偽の答弁して地位にしがみついて、おれはえらいと虚勢を張り続けるんだろう。こうしてみると、病気を持ち出さないのも彼の考える「古き良き日本の強いリーダー像」なのかもしれないと思えてがっかりしてしまう。
上にも書いたとおり、おれは安倍首相を応援している。それは変わらない。でもだからこそ、すぐにでも彼には辞任してほしい。もろもろしらばっくれてしまえばみんな忘れると踏んでいるのかもしれないが、後世に彼が良い評価を受けることって、もう絶対にないだろ。今でも遅すぎるとはいえ、自分に足りないものを認めることができれば、それなりに浮かぶ瀬もあろうよ。というかそんな社会をおれたちは望んでいる。こんな小さい声は届かないものとは思うけれど、それでもひとり、おれは安倍晋三を応援しているし尊敬している。ベストとはいかないまでも今よりもベターな社会の中で、同じ病気を持つ仲間として安倍さんと生きていきたいと思っている。だからこそ言わせてほしい。安倍辞めろ。
今回の選挙は2016年施行の改正公職選挙法で選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に下げてから初の衆院選だった。出口調査で18~19歳の有権者にどの政党を支持するか聞くと、39.9%が自民党と答えた。希望の党が10.7%で続いた。若年層の多くが自民を支持する傾向が浮き彫りになった。
https://twitter.com/pink_yellowish/status/1057925168406773761?s=20
【2012年】
□第2次安倍内閣発足
【2013年】
●アベノミクス発表
●東京五輪決定
【2014年】
●消費税8%引き上げ
□第3次安倍内閣発足
【2015年】
【2016年】
【2017年】
●森友問題
【2018年】
【2018年続き】
●省庁の障害者雇用水増し発覚
【2018年続き】
□第4次安倍改造内閣発足
【2018年続き】
●平井大臣 選挙運動費用収支報告書に約700万円分の無宛名領収書61枚
【2018年続き】
●片山さつき 暴力団交際者から事務所無償提供&秘書給与肩代わり
【2018年続き】
【2018年続き】
【2019年】
【2019年続き】
【2019年続き】
●安倍首相「自衛隊募集は都道府県6割以上が協力拒否」実際は9割協力
●政府統計 2018年1月から日雇労働者120万人外し賃金操作
【2019年続き】
【2019年続き】
【2019年続き】
【2019年続き】
●消費税8%据え置きの軽減税率食料品 政府指針で増税前値上げを推奨
●エジプト・シナイ半島で活動する多国籍軍に陸上自衛官の派遣決定
●塚田一郎副国土交通相 下関北九州道路建設計画「私が忖度した」発言辞任
●新元号「令和」に米NYタイムズ紙「Order and Peace(命令と平和)」
【2019年続き】
●米WSJ紙社説 日本の消費増税が「自傷行為」になるとの見解
●F35戦闘機 米報告書で未解決欠陥966件 100件以上は安全に関わる重大欠陥→政府100機追加購入
【2019年続き】
【2019年続き】
●WTO逆転敗訴 政府の「日本産食品の科学的安全性認められた」は虚偽説明
●日の丸掲揚と君が代斉唱に従わない教職員の懲戒処分 国際労働機関ILOが是正勧告
【2019年続き】
○元号が令和となる
●経産省キャリア職員 覚醒剤使用で現行犯逮捕 省内の机から注射器押収
●自民党兵庫県議谷口氏 選挙期間中当て逃げ 親族が身代わり出頭
【2019年続き】
【2019年続き】
●トランプ氏来日 過剰接待 大相撲でソファ土俵にスリッパ 日米で批判
【2019年続き】
【2019年続き】
●人口自然減 初の40万人超 出生率3年連続減 出生数過去最少更新
【2019年続き】
●国家戦略特区 政府WG委員関連会社 提案者から指導料200万円
●非正規雇用者 10人中4人に増加 年収200万円未満75%
【2019年続き】
●老後2000万円報告書「質問への答弁控える」政府が閣議決定
【2019年続き】
【2019年続き】
●国連特別報告者 日本メディア独立性疑念への日本の拒絶反応に「驚愕した」
【2019年続き】
私は現在の安倍政権とは、自身の考えが合わないので支持しないのだが、
政権与党である安倍政権が、仮に消費税を15%にしたり、憲法改正しても、
選挙を通した国民による支持がされている限り、それは仕方のないこと(=自分と考えは違うは受け入れざるを得ないこと)だと思っている。
そのため、消費税を15%や憲法改正が起こっても、デモに参加するつもりもない。
自分は日本の中でマイノリティなんだな、残念だなと思うだけである。
それくらい、問題があるとはいえ、私は選挙による国会議員選定のプロセスを大切に思っている。
一方で、公文書の捏造や破棄、公職選挙法の違反は明確に悪である。
たかが数億円程度の悪事、国全体の予算の中では、ほんの細事であり、こんなことで国会が空転するのはいかがなものか、
などと嘯く人たちが理解できない。
あぁ、そうかもしれない。
あぁ、そうかもしれない。
たとえ安倍総理が日本にとって替えが効かない唯一無二の政治家であったとしても、
それは憲法改正賛成・反対だとか、英語民間試験の導入への賛成・反対だとかといった
ゴーン元社長が日産を立て直したという事実は否定できないし、むしろゴーン氏の功績の方が大きかったであろう。
もちろん内部クーデターといった説も飛び交う通り、いろんな人たちの様々な意図があったのだろう。
しかし、どんな足の引っ張り合いがあったにせよ、
ゴーン氏の私的流用の事実があり、逮捕が妥当であるかどうかは議論の余地があるとはいえ、
この段階で、これは内部クーデターだ、ゴーン氏の替えとなる人材はいない、会長に居座るべきと擁護することは空虚である。
もう一度言おう。
安倍総理が日本にとって替えが効かない唯一無二の政治家であり、
安倍総理を失うことによって、日本の社会が100年遅れるとしても、
参加費無料で飲み食いできてお土産をもらえる政府主催の公的行事に、地元の有権者を無料で際限なく参加させるって、この流れそのものが素朴に考えたら買収そのものじゃないの?
こんなの教科書に載せていいくらいの典型的な公職選挙法違反事例じゃないの?
閣僚や与党議員に招待者の推薦枠があってもいいとは思うけど、功労功績があるという最低限の建前を守って推薦すべきなのでは?
それに公職選挙法に違反しないよう、自分の選挙区の人を避けて推薦すべきなんじゃないの?
安倍さんみたいに地元の有権者をフリーパスで招待していた議員は、みんな公職選挙法違反で有罪となって公民権停止食らうべきなんじゃないの?
政府や内閣府の官僚たちは、多数の閣僚や与党議員に飛び火するのが分かってて証拠隠滅に走ってるんじゃないの?
まさか逃走はできないだろうけど、証拠隠滅のおそれがありすぎるから、臨時国会が終われば安倍さんはすぐに逮捕されるべきなんじゃないの?
安倍首相が、桜を見る会を地元有権者の接待のために利用したとして騒がれているけど、ちょっと急速に状況が変わってきているのでメモ。
どうも、桜を見る会そのものではなく、前夜祭と称して桜を見る会の前日に開催されたパーティーのほうが、ガチでやばい様相。
地元有権者に酒食を提供してもてなす「供応接待」をしてしまっている。(公職選挙法 二百二十一条 四号)
会費を徴収していても、その対価を超える酒食を提供していたらアウト。
今回は会費5000円らしいが、ホテルニューオータニの「鳳凰の間」を貸し切っており、そこで相応に高級なお酒や寿司などを提供しているので、どうみても超えている。
公職選挙法の買収違反となれば、衆議院議員は辞職。さらに5年間にわたり地元選挙区からの立候補も禁止される。(公職選挙法 第二百五十一条の二)
総理大臣は国会議員であることが必要条件なので、総理大臣の地位も自動的に失う。
前夜祭のほうは 後援会や選挙事務所が主催しており、もしそうならば連座制の適用対象と思われる。(公職選挙法 第二百五十一条の二 一号もしくは三号)
連座制が適用されれば、(普通はあり得ないが)もし仮に万一 安倍首相本人がまったく知らなかったとしても、アウト。
旧民主党も、これまでの自民党歴代首相も、「前夜祭」などという地元有権者への私的な宴席は、設けていないでしょ?
(もし設けていたのならば、同様に公職選挙法が適用されるだけの話だが。)
桜を見る会を開催すること自体は、れっきとした国家行事であり、違法ではない。
人選については相当に疑わしいが、それでも争える余地は(増田個人的には)相当にあると思う。
公職選挙法という重い罰則つきの法律に違反している疑いがあることが、なによりもヤバい。
さらに、前夜祭は後援会や選挙事務所が主催する私的な催しのため、決定過程などで言い訳できる余地がほとんどない。
(正直なところ、「内閣府の〇〇が勝手にやった」などと 末端の官僚が人身御供にされる可能性が減ったことは、ホッとしている)
現代の「代議員」とやらが選挙における「買収行為」を「たいしたことではない」と考えているらしいことはよく分かった。
https://twitter.com/maejun_jp/status/1193165247625879553
問題は選挙における買収行為に対して何ら問題が無いと感じているその「感覚」であって、個別の事件の問題ではない。
似たようなこととして、たとえば「偽札」をめぐる罪の重さがある。
偽札の使用は金額の多寡に関わらず懲役3年以上と大変重い罪になっている(「3年以上」と定められている犯罪としては、たとえば傷害致死罪)。それは、「通貨」というものが社会の基盤であるとともに「信用」で成り立つ存在であるため、これを偽造する行為は「信用」を毀損する行為として厳しく取り締まる必要があるからだ。
公職選挙法は、代議制民主主義の根幹となる選挙の公正さを保つ目的で定められている法律であり、特に買収的な行為をターゲットとして禁じる法律である。候補者本人が罪を犯している場合は、運動員が行った場合より更に重く、今回のように多数を対象とする行為は6年以下の懲役または禁錮と定められている。たとえば、一地方の一代議士が行ったとしても問題であるのに、あろうことか「総理大臣」堂々と、しかも公金を使って、というのが今かけられている疑惑である。
問われているのは政治活動におけるモラルであり、代議士の信用そのものだ。総理大臣は内閣の長であるとともに、政権与党である自民党の長でもある。その存在がこのようなことを行っている以上、政府の公金使用に関する適正さ、そして、選出されたあらゆる自民党代議士の正当性が揺るがされているということであり、行政も、立法も、その正当性の根幹が揺らいでいるということだ。
このような不正をただせない行政に、どのような正当性があるだろうか? このような不正をトップが行う党の代議士が全員「清廉潔白」である保証がどこにあるか? (事実、多数の大臣経験者などが「地元後援会」を「招待」していた、と恥ずかしげもなくSNSに記しており、同罪であろう。)このような面々によって行われる行政にも立法行為にも、何の正当性も保証もない。いま問われているのはそういうことであり、へらへら笑ったり、「たいしたことないじゃん」で済む話では全くない。
ハッキリ言えば、「これが事実であるか否か」は「総理大臣を起訴し収監すべきか否か」という問題なのだ。そのことを充分理解した上で、各マスコミがこれをどう報じるかを見守るべきだと思う。即位パレードで浮かれている場合ではないのではないか。
週末に共産党が質問して話題になってるけど、過去の首相動静を見てると毎年堂々と「安倍晋三後援会 桜を見る会前夜祭」に出席と書かれているわけで、政治記者も政治家にとっても、自分の後援会の会員を呼ぶのは当たり前だったわけでしょう。
10月18日に立憲民主党の議員が毎日新聞で桜を見る会について批判的な文章を投稿してるけど「総理には毎年桜を見る会で上京することを楽しみにしている支援者がいるのかもしれないが」とあって、みんな知ってた訳だし、これが利益供与だとも思ってなかったわけです。
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20191017/pol/00m/010/003000c
当たり前のことすぎて政権に批判的なはずの朝日新聞もまともな記事を書けてなくて、出遅れているのだと思われます。
自分の選挙区の知り合いを呼んで飲み食いさせるのが当たり前だったから、自民党議員も招待された後援会の人もヤバいことと思わず嬉しそうにブログとかに書いてたわけでしょ。
ただ共産党だけは一ヶ月前の10月10日の時点で指摘してました。共産党ですらこのタイミングなんですよ。何年も桜を見る会も後援会の前夜祭もやってるのに。
https://mainichi.jp/articles/20191010/k00/00m/010/276000c
上のインタビューも朝日新聞では取り上げてなく、毎日新聞だけが共産党の記者会見のあと追いかけていたので、この土日でいくつか記事が書けたのだと思われます。
さらに明日月曜日は朝刊休刊日のためこの件が新聞各紙で取り上げられるにしても早くて火曜日です。
このタイムロスは案外大きくて、その間に政権側はマスコミ対策にも十分な時間がとれます。多分火曜日に記事を書いてもあまり政権にダメージにならない。
例えば後援会の850人の前夜祭を含めた顎足枕を全部公費で出してたら、首相の立場は危ういけど、金曜日の予算委員会で自腹で来たと行っているのでそれはないかと。ただ山口県には、東京にいく交通費と宿泊費と立派なホテルの食事を出せる人が850人もいるのはすごいと思う。みんなよく自腹で行きますね。そんなに桜を見る会に行くってステータスなのかしら。
どう考えても政治家のポケットマネーでやったら一発で公職選挙法に引っかかることが、公費でなら問題なしになるのは明確におかしい。むしろ私費よりもずっと悪い。普通なら内閣総辞職になってもおかしくない。でも、何年間も目の前で行われてきたことをマスコミも野党も完全にスルーしてたわけで、今更そんなことで騒ごうとしても、流石に無理じゃないかと思う。
だから公費を使った選挙区民への利益供与で安倍政権が崩壊することはないし、これからも形は変わるけど堂々と行われるのかなと思う。この国はおかしいんじゃないか。そしてこんなの総選挙で自民党が勝てばすぐに忘れられるでしょ。
こういう今までみんなやってきたことなのに後からNGになって政権が潰れたり政治家が捕まったりやめた例ってあるのかな。検察はこんなことで動いたりするのかな。