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はてなキーワード: 冷戦とは

2022-02-02

戦争軍産複合体が儲けるための陰謀だ!っていう人へ

戦争が起きてしまうと実際問題支払われるかどうかも分からねぇ契約だけで兵器の納入をする嵌めになるので言うほど儲かりません。

戦車なんかの高価で大型な兵器ならまだ儲かるかもしれんが、実際問題歩兵だのなんだのの装備が動くレベルじゃ対して儲かりません。

なのに増産しろ!って言われてライン増やしたり人雇ったりしても支払われるか以下略

なので、ぶっちゃけ戦争しても今はもう軍産複合体(笑)みたいなのは儲かりません

儲かるのは冷戦みたいに睨み合ってガンガン金注ぎ込まれて新兵器開発している方が儲かります

だって、物はなくっても良いけど技術要素研究に金注ぎ込んでて良いんだもの()

なので、戦争がぐんさんふくごうたいが儲かるって言ってる人らはどういうロジックなのか説明してくれ

2022-01-24

左翼からいまのウクライナ情勢はこう見えている

米英の諜報界(軍産複合体)が、ロシア挑発してウクライナ東部に侵攻させようとしている。

正直狂ってるとしか思えない文章だが、田中宇の関連ユーザーで出てくるのは宮台真司金子勝内田樹左翼界隈の重鎮ばかり。

未だに冷戦時代から一歩も世界観進歩してない老害が牛耳ってるのが左翼界隈。

インターネットはもはや冷戦時代が生んだ最大の大量破壊兵器だと思う

昔は行動範囲より外の世界なんか知りもしなかったから抑えられてた面があるが

欲望コントロールがお知能の指数的な問題でできないケーキ三等分できない系の人らでもネットアクセスできるおかげで

自尊心毒虫のように肥大化して、ジョーカー化したり世界警察が優秀かつ死刑制度のあるこの国で、情状酌量余地を鑑みても死刑みたいな重犯罪を考えなしにやっちゃうバカ現代妖怪のように時たま事件を起こしてニュースになっている

そもそも基礎学力や基礎知識業務経験がなければいくら調べることが簡単でも、情報としては役に立たないので更なる格差が広がってしまっている

もはやインターネット冷戦時代が生んだ最大の大量破壊兵器やで

2022-01-17

anond:20220117093150

こんな島国経済成長してたほうがおかしくて、その要因が消えたから。

 

冷戦構造のことだが。

2022-01-16

ガンダム』を20年近くやってきて、はっきりと行き詰まりを感じた


──「富野由悠季世界」展を拝見して、富野由悠季監督キャリアあらためて振り返っていただくと、ご自身でも言及されているように『機動戦士Vガンダム』以降のお仕事フェーズが変わったのではないかと感じられます。それまでほぼ毎年のようにオリジナルアニメの新作を手掛けていた富野監督が、新作から数年遠ざかり、久々に発表された作品が『ブレンパワード』でした。ガンダムシリーズから新たな路線に踏み出したのは、何がきっかけだったのでしょうか。

富野:『ガンダム』を20年近くやってきて、はっきりと行き詰まりを感じました。行き詰まりを感じた一番の理由が「ニュータイプ論みたいなものを立ち上げておきながら、それをハウツーとして示すことができなかったこと」です。『ガンダム』をやっているうちに冷戦は終わったのだけれども、じゃあ冷戦が終わったからと言って世界中がまとまっていくかというと、まとまってはいかなかった。具体的に言うと、それぞれ主要国家トップにいる人物たちが、必ずしもニュータイプ志向を持ってる人ではなかったという現実を突き付けられたからです。それで挫折するしかなかったということです。

 だからもう『ガンダム』をやっていられないと思った。あと、『ガンダム』は構造だけで見ると、旧来の戦記物に則っているわけだから戦記物ができる人や好きな人に任せれば良いと思いました。20年くらいやってきて、戦記物はやっぱり体力的に若くなければできないということもあって、年を取ってから戦記物フォローしていくには、古代史を扱うような歴史的な学識を持つ必要があるということが分かってきた。そこでどうしようかなと考えたときに『ブレンパワード』に行きついたということがあります

――今、富野監督は「ニュータイプ論のハウツー確立しなかった」ことに挫折を感じたとおっしゃいました。富野監督は人々の多くをニュータイプにしたかったということなのでしょうか。

富野:いや、多くの人だけではありません。人類のものニュータイプにならないと、これ以後一万年という単位人類は存続しない、人類を存続させるためには人の革新……というよりも、社会革新をしなければならないんだと考えています。ですから総体ニュータイプにならなければいけないということです。

――富野監督ガンダムシリーズニュータイプを新しい感覚を持つ人類として描いています。劇中では、ときには距離時間を超えてさまざまなことを感知したり、意思疎通をしたりする。具体的にはどんな人間の到来を期待していたのでしょうか。

富野:それについては、実はこの数年で具体的にニュータイプが現われたということが分かりました。

――なんと…! それはどんな人なのでしょうか。

富野将棋藤井聡太竜王とか大谷翔平選手です。将棋野球世界勝負事です。何億通りの手がある中で、藤井竜王は勝つ手を選ぶことができる。僕は将棋のことがまったくわからないけれど、「この人がニュータイプなんだ」ということがわかった。それに気づかせてくれたのは先代の竜王であり、永世七冠である羽生善治さんの言葉です。羽生さんは、藤井竜王のことを「自分があまりたことのない局面でも対応力というか、適応力みたいなものが高い」と評していまする。天才が、新たに現われた天才のことを評価しているんですよ。

 大谷選手大手術を受けた後でも基本的身体ケアをつづけ、社会人としての基本としての勉強をつづけていますしかも壁を相手に投球練習毎日つづけている!! 彼のスポーツマンとしての基礎の積み上げこそニュータイプ的と言えます時代の移り変わりとともに、レベルの違う才能と人物が出てくるんだと感じられる好例です。ほかにも、工学の部分でも蒙が啓かれるような事例を承知しています。それは電動航空機の開発です。まだ決して大型機ではないのだけれど、それがすでに開発されているということは、僕のような世代にとってはもう腰が抜けるような事例でした(2018年7月JAXA、航空系企業、電機系企業経産省航空機電動化コンソーシアムを設立)。工学電気関係では、そういうことが起きている。そういう開発者たちは30代や40代だろうと思うけれど、彼らのような人たちに続く若い世代は、さらに違うものを作ってくれるでしょう。

――新しい想像力を持った人たちが、新しい時代を切り開く。富野監督が待ち望んでいたのはそういう方々だったんですね。

富野藤井聡太竜王大谷選手を見ていると、ギトギトしていないでしょう(笑)。ギトギトした人間が何億人もいたら、地球が潰れていくんです。ニュータイプにならなければ、地球保全できないという考え方は、つまりそういうことです。おそらく、あらゆるジャンルの新進、若手の世代はこういう人たちがいるだろうと思います。僕がとくに想定しているのは現代コロナ禍を経た、現在5歳や6歳の子どもたちです。免疫学的にも、彼らの中からニュータイプが出てくるのではないか。そういうふうに期待をしています

ブレンパワード

ブレンパワード

ブレンパワード

ブレンパワード』 ©サンライズ

ブレンパワード』以降は、「当たり前に暮らすということの重要性を、アニメでもやるべきなんじゃないの?」という思いが大きくなった

――『ブレンパワード』についてもう少しお聞かせください。『ブレンパワード』の制作前は、ニュータイプにたどり着けなかった挫折感があったということですが、その中で富野監督が『ブレンパワード』にたどり着いたのは、どんなことがきっかけになったのでしょうか。

富野挫折から、僕は鬱病を患ってしまって、一年近くほとんど外に出られなかったんです。そこからリハビリをしていく中で、何を考えるかというと「なんで人間は鬱になるのか」ということでした。そこでたどり着いた答えは、健全、つまり普通生活をしないと鬱になってしまうんだということです。それだけのことだと思ったんです。この健全とは何かというと、自分ひとりだけの問題じゃなくて、親子関係子どもから両親がどう見えているか、周囲の人間関係も含めてのことです。普通であるということ。そういう当たり前の環境を維持するということ、それが人の暮らしにとって一番大事なんだということがわかった。

 そのとき企画していた作品タイトルが『ブレンパワード』だった。ブレーンという言葉を使うことで、知的な方向に行こうと思っていたんだけど、「いや、そうじゃないんだ」と。知的な回路を形成するためには、当たり前の健全生活をしていないとやっていけないんだとわかった。じゃあ、その最もシンプルな話、つまり親子の関係を正面切ってやってやる、と思ったわけです。それで主人公たちの家庭環境主人公の伊佐未勇とクインシィ・イッサーの姉弟は、研究者である父母から顧みられなかった)やジョナサン(・グレーン)みたいなキャラクター(優のライバルジョナサンは母のアノーアに屈折した愛情を抱いている)ができあがったんです。だから東京水浸しになっている、みたいな話がやりたかったというわけではないんです。

――地球の各地が自然災害で荒廃しているという『ブレンパワード』の世界観は、当時としてもインパクトがあったと思います

富野:なんでああいう設定がいるのかというと、要は「アニメとしてのだまし絵」なんですよね。その設定があったほうが、アニメっぽく見えるからあくま技法論にすぎなくて、別に水浸しになった事件を描くわけではない。そうではなくて、ものすごく簡単に言っちゃうと「ママは僕のことを優しく育ててはくれなかった」という親子関係のことをドンとやっちゃうことが、一番良いことなんですよ。そういうものアニメとして描く中で、もう少しだけ、リアルもの接触できる作品を作れないかと思っていたんです。

――人間関係の中でも一番シンプルな「親子関係」に焦点を当てることで、普通のこと・健全もの模索しようとしていたんですね。

富野:先ほどの質問に基づいて言うと、『ガンダム』は旧来のメカもの戦記物体裁に則っている部分があるんだけど、『ブレンパワード』以降は基本、心の問題……つまり「当たり前に暮らすということの重要性を、アニメでもやるべきなんじゃないの?」という思いが大きくなっています。僕が「『ガンダム』の富野」だったことで、ずっとそれができなかった。『ガンダム』の後期では自分プロダクションを立ち上げて、新たな作品出資しようと考えたこともあったけれど、僕にはそれをするだけの能力がなかった。実務者になれなかったという自分能力論もあったうえで、スポンサー理解してもらえるように、永野護くん(メインデザイン)に手伝ってもらったりして、なんとか『ブレンパワード』をかたちにした、ということです。だから中途半端なところはあると思いつつ、とにかく『ガンダムから脱出するための作品でもあったとは言えます

ブレンパワード

ブレンパワード

ブレンパワード

ブレンパワード』 ©サンライズ

思想理念があったから、技術者たちを動かすことができた。だからアニメのことだけを考えていたらダメなんです

――『ブレンパワード』ではメインデザインいのまたむつみさん、永野護さん、音楽菅野よう子さんといったベテランだけでなく、脚本浅川美也さん、カナン・ギモス役の朴璐美さん、のちの『∀ガンダム』ではデザイナーとしてゲーム業界から安田朗さんといった才能を、アニメ作品に起用しています。その背景には、富野監督にとってはどんな思いがあったのでしょうか。

富野:これは『ガンダムから教えられたことです。僕がやったことではなくて、当時の録音監督松浦典良)の采配で古谷徹さん(アムロ・レイ役)と池田秀一さん(シャア・アズナブル役)を呼んでくれた。他の声優さんも、声優専門ではない方が多かったんです。そういう人選を見せられていましたから、それこそ20年30年経てば今度は僕がやらなければいけないことだろうと、当たり前のように思えたわけです。それでやってみたというだけのことです。むしろ思ったよりも、それが成功していないという意味では、本当に人を見る目がない、育てる力がないという自覚をしています

――富野監督作品参加以後も、みなさん大きな活躍をされています

富野:結局、上手く行っている人たちっていうのは、もともとそういう才能を持っていたんですよ。全部、彼ら彼女たちの力なんです。僕が彼らに刺激を与えたとか、インプットしたという記憶あんまりありませんね。人を育てるということは、本当に難しいことです。これはわからないんですが、おそらく触っちゃいけないんです。触らないで、出会ったとき関係で、その人の持っているものを見つけだす。それ以上のことをしては絶対にいけないんです。これは実をいうと、愛の問題もつながってくるんです。

――愛ですか!!

富野:愛し合っちゃうと、一点しか見えなくなるんです。正しく接することができなくなる。その瞬間にとらわれてしまって、相手が今後どうなっていくのかを考えられなくなる。正しい距離感で、この先を考えて相手と正しく接していくものでしょう。ちゃんと愛を育むことが大事なんです。

――そういった愛のお話教育論にもつながりそうですが、そういった考えは、富野監督アニメ制作の中でお気づきになり、考えを深めていかれたのでしょうか。

富野:もちろんです。僕は基本的に絵を描けないし、原画動画を今もチェックしているのですが、腹が立ちますもん。「なんでアニメーターは画が上手なんだろう」「なんで線が綺麗に描けるんだろう」って。しかも、彼らは平気で何十枚も描いてくるんですよ。

――ははは。

富野:でも、そういう優れた技術を持っている人たちがいるから、僕は作品を発表できるのであって、技術を持っている人たちの総代に立つには、技術論ではなくて、理念を持たなければいけないわけです。そういう思想があったから、ここまでやって来られたんでしょう。

――思想があるから、約50年にわたるキャリア監督として活躍してこられたとおっしゃるわけですね。

富野思想理念があったから、技術者たちを動かすことができた。だからアニメのことだけを考えていたらダメなんですよ。「マンガ絵が好きだからって、マンガが描けると思うな」という考えにもつながります。この話って、何にでも通用するでしょ? 僕が文化功労者のお礼のコメントの中に「アニメストーリーテリングは万能である」と書いたけれど、そういうことなんです。あれは良い文章になったなと思っています。僕がアニメ制作を通じて描いてきた思想は、どんなものにも通じる。それがあるから作品公共的な意味が出るんだと思っています

第3回へ続く(第3回は、1月22日配信予定です)

2022-01-15

anond:20220114200454

そんな増田には『エロイカより愛をこめてオススメだよ! イギリスの怪盗とドイツ軍人ソ連情報部員も交えて冷戦下のヨーロッパスパイ合戦を繰り広げるお話だよ! めっちゃ頭脳戦要素あるよ! あんまり描写もないよ! ただ冷戦終わってからあん面白くなくなったから作中で冷戦終わってから別に読まなくてもいいと思うな!(個人判断したい派だったら余計なアドバイスしてごめんね!)

以下で元増田感想にかこつけての自分語りするね! ちなみにワイはヘテロセクシャルの男な!

ヲタクに恋は難しい』がつまんねーのは同意

まあそもそもこの漫画オタク描写が雑すぎクソザコなんで評価に値しないっすね。

こういう方面なら電車男痴漢男とかの方がまだいいかな。

これめっちゃわかる。根本的に面白くないのよねヲタ恋。ワイは割と恋愛脳というか恋愛漫画好きだけどヲタ恋はそもそも恋愛漫画として微妙な出来だと思う。pixiv無料連載されてたときに読んで「まあ無料ならそこそこ読めるかな~」って感じだったけど書籍化とか映画化とかされてるの見てびっくりした。ワイはあれをお金払ってまで見ようとは思わなかったので……

ミステリと言う勿れ』は少女漫画でいいんじゃね

これ少女漫画なのか?

良い悪いよりまずそこを論じ直す必要がある気が。

田村由美少女漫画描いてきた作家なんだし少女漫画雑誌で連載されて少女漫画レーベルから単行本出てるから少女漫画でいいんじゃね。

個人的に昨今の『ミステリと言う勿れ』叩きにはイマイチ乗り切れないというか、ワイも好きじゃないんだけど、田村由美漫画説教ばかりと文句を言うのは『ToLoveる。』がパンチラ乳揉みお色気ばかりと文句を言うようなもので、これはそういうのをウリにしてる作家さんの漫画から! って感じになるよなぁ。いや『BASARA』とかはまあ、そこまで説教臭くはないかもしれんが(いや、うーん……)、短編集とか見るとクッソ説教臭いから、『ミステリと言う勿れ』が説教臭いと言われても「それは西尾維新作品キャラ名前奇天烈でよく喋るのと一緒やで」って言いたくなる。

悪役令嬢にも色々あるんやで

ゲーム世界未来を知っていることを利用して勝利するという話はね、自分コントローラー握ってれば楽しめるんだが他人がやってると冷めた目で見てしまうんだ。

これも僕が悪い。レッツファイティングラブ。

悪役令嬢ものでもゲーム世界無双するやつばっかりじゃないよ! 原作小説だけど、『悪役令嬢後宮物語』は現地主人公ものから未来知ってて私TUEEEEEではないよ! ただ『悪役令嬢後宮物語』は後宮内でのギスギスがメインコンテンツから元増田にはまったく合わないと思うのでオススメしないけど……。関係ないけど「現地主人公」って画期的レトロニムだよな。

あと『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説小林さん』は現代の男女がゲーム内の人間関係に無理やり上位存在として介入する作品からこれも主人公の私TUEEEEとは言えないとは思うけどまあこれも恋愛メインコンテンツからあんまり元増田には刺さらなさそう。

ちなみに悪役令嬢ものだと第二部あたりで「主人公が元の世界で死んだ後に発売されたファンディスクの内容を知ってて主人公に向かって知識チートを仕掛けてくる第2の転生者」みたいなのが出てくることも割と多いよ! 『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』とかはそんな話だね!(ネタバレ

図書館戦争』は読まなくていいと思う

ブコメで『図書館戦争』勧めてるやつがいるけどいくつかの理由オススメしないよ!

第一に、漫画版『図書館戦争』はサブタイLOVE & WARになってる通りめっちゃ恋愛要素がフィーチャーされてて、原作の時点でも割と恋愛要素強めなのにそれが更に強まってるから恋愛もの苦手だと読むのしんどいと思う。

第二に、『図書館戦争』のコミカライズって実は2種類あって、今の花とゆめ版の他にもう1つ少年漫画寄りの絵柄のやつがあったんだよね。ところが後者は長続きしなかった。問題後者の絵柄の方が原作イメージに近かったことなんだよ。花とゆめ版はめっちゃ原作から受けるイメージと違うというか玄田隊長がただの上品なイケオジに見える。ち~~~が~~~う~~~の~~~玄田隊長もっとゴリラ感あるキャラデザじゃないとい~~~や~~~な~~~の~~~!!!1!(地面に寝転がって手足をバタバタさせながら)

第三に、花とゆめ版は割と原作描写を改変してて解釈違いというか「はぁ?」ってなることが多々ある。『図書館戦争革命つばさ~』とかい原作レイプクソアニメもあったし、このシリーズメディアミックスは率直に言って微妙から素直に原作読んだ方がいい。まあ原作元増田に向いてるとは思わんが……

男同士だがそれは通じない

男同士だと「貧乳好きが巨乳アピールおっぱいばかり写すいAV見ても「いいから顔と下半身を写してくれよ」となるあの感覚だわ」で通じるんだが女さんにどう説明すればいいやら……

すまん、よくわからん三次元AVは見ないので二次元の話をすると、エロ漫画おっぱいの大きさじゃなくシチュで選んでるからその喩えはあんまりさらんところはある。何だろうな、自分に響くように置き換えると「陵辱ものだと思って読み始めたのになぜか途中で愛が芽生えてて『期待してた陵辱ものと違う』ってなるあの感覚」かな?

2022-01-10

anond:20220110005522

でも現実には世界人種ごとに分かれてつるんだことは近代ではほぼ無いので無理感が強いかも。一次大戦二次大戦冷戦もそうだったし、今の中露vs自由主義陣営もそうだし。

2022-01-05

anond:20220104203739

ぶっちゃけ無理

エンタメ分野は表現の自由が十分に保証された国でしか育たない

これはもう物理法則に近いレベルで確定している

たとえば、冷戦時代の最盛期のソ連アメリカハリウッド匹敵する映画産業が生まれたか

任天堂比肩するようなゲーム企業が生まれたか

2021-12-27

anond:20211227101151

米軍占領しなかった。

しろめちゃくちゃに長年援助した。

冷戦構造のために不沈空母を維持するためだったから、狙ったわけじゃないんだろうが……。

2021-12-22

anond:20211222055627

新しい成長産業が生まれなかったからでしょ。

明治維新後は紡績業、戦前重工業戦後家電産業と言ったように、時代時代の節目で新しい産業が生まれていた。

冷戦終結後はIT産業サービス業がそれに当たるんだろうけど、日本は完全に出遅れしまった。

2021-11-20

初めて宇宙人(異星の有機物)と出会ったその日、人はその宇宙人を食ってみたいという欲望に勝てるのか

人類側も宇宙人側も最高に友好的な生物で、お互いに仲良く知的文明を高めあっていきましょう!って関係を築いたとして、

その宇宙人有機物構成された生物だったら、人はとりあえず1匹は試しに食ってみたい、と考えてしまものだと思うし、

相手だって有機生命体だったら試しに人を食ってみたいと考えるモンだと思うんだ。

飯食って生きてる生物である以上その欲望には絶対に抗えねえ。

でもお互いに高度知的生物同士。そんな非人道的な事をしたいなんて人類側も宇宙人側も口が裂けても言えねえ。でも食ってみてえ

そして始まる裏の取り合い。人攫い、宇宙人攫い。それぞれの種族で闇に広がる人食い文化宇宙人食い文化

人を食うなら若い女に限るだの、アジア人の肉はまずいだのとグルメぶる宇宙人

あの宇宙人の第5関節部分は刺し身で食うとめちゃめちゃ美味いんだとか言い出す人類

それでも表向きには高度知的生物同士なのでお互いに隠し合う。

こうして惑星間のグルメ冷戦は密かに進行し続けるのだ…

こういうSFあったら教えて。

2021-11-18

anond:20211118052042

朝鮮戦争冷戦特需以外で

日本が潤っていた時代

日本が始まってから一度も無い

資源も食料も乏しいのに

潤うわけがないだろうが

ただ、公衆衛生治安は良い

水資源豊富、これだけだぞ

日本の素晴らしい点は

これまでも、これからもな

anond:20211118092521

退廃はしてないぞ

冷戦中の特需アメリカ戦略的

計画によるもの共産圏に寝返らないように

手を回していただけの話

単に、元に戻っただけだ

2021-11-02

anond:20211102093606

保守である自民に対抗している立憲民主党リベラル、これはわかる。

そもそもこの前提が疑わしいんだけどな

立民と共産が負けたのは、掲げてる看板と主張する中身が一致してなかったってのも大きいと思ってる

リベラル僭称しながら言ってることは冷戦時代価値観を引きずった守旧派そのまんまだったし

2021-10-30

金曜日 真っ暗な部屋で窓を開けてこれを書いている私と その周りの

はじめに、これは母親と娘(私)の話です。ブログを書くことが本当に久しぶりなので、元々文才の無い自分が書くとさらに読みづらいと思いますすみません

母親との関係に悩みが尽きないと感じるようになったのは、ここ最近のような気がしていた。

だけど今日、また"それ"が起きたとき、私は思い出した。

ずっと、"それ"は繰り返されていた。

諦めのような、虚無感を含んだったこ感情は、幼い時から繰り返し感じていた。

私は"それ"を知っていた。

幼稚園に通う頃、私には気になる男の子がいた。

いつも走っていて、時々転んでは汚れた服のまま、また駆け出しているような子だった。

まり記憶が鮮明ではないが、おそらく仲の良い友人に彼が気になると話していたのだろう。

母は、私が彼を好きなことをいつの間にか知っているようだった。

ある日、お迎えに来た母に「〇〇くんはどの子?」と聞かれたのだ。

私は無邪気に指をさして母に教えた。

その時、左斜め下から見た母の顔を覚えている。

眉をしかめて、口を少し開けたまま、「そう。」とだけ呟いた母は、明らかに嫌悪を私に示していた。

悟った。ああ、母の機嫌を損ねてしまったと。

母の機嫌を損ねることは私にとって何よりの恐怖だった。

おそろしいことに、それは今でも。

小学生の頃、着て行く服は母が全部選んでいた。

天気、気温、行事学校帰りの習い事。あらゆる条件をクリアする服装毎日ぴったりと揃えて準備してくれる。

私は母の選ぶ服が好きだったし、母曰く「上品で程よくキュート」な洋服を友人に「似合っているね」と優しく声をかけられた日はとても嬉しかった。

きっと忙しい日もあったのに、毎日毎日準備をしてくれたことに感謝している。

ただ、一度私が着たいと思った服を「似合わない」と言われた時に、私はとても怖くなった。

可愛いな、と思って店内で無邪気に手にしたそのワンピースを「変よ」と一言、それだけで怖くなった。

いいね」と言って、母もこちらに寄ってきて一緒にその服を手にしてくれると思っていた。

でも違った。

文章にしてみると、ただそれだけのことなのに、私は自分感覚すべてが間違っている、と強く思った。

私は洋服を選ぶセンスが全くない。欠陥している。

中学高校制服があったので母が毎日服を選んでくれる習慣は無くなったが、例えば友人と出かける時に服を選ぶと必ず私は母に「どうかな、この組み合わせ」とつとめて明るく聞いた。

本当はいもどきどきしていた。

「似合わない」「違うと思う」と言われたらどうしよう。

「いいと思う」と言われる日もあったし、「スカートの丈がおかしい(母は膝が見えるスカートのことをおかしいと言う)」とそっぽを向かれる日もあった。

たいていの場合バツをつけられたアイテムはすぐに他のものに変更していたが、どうしてもそれを着たかった時、別の組み合わせでプレゼンする。

すると母は「あんたがいいと思うならいいんじゃない」と言う。

初めて言われた時、殴られた方がマシだと思った。

言い返せないトーン、こちらを向いていない顔。

10代の私にとって、大きな壁を作られたような、それはそれはとても恐ろしい体験だった。

すぐにすがった。「やっぱそうだよね。どこかで見た感じをまねしたかったんだけど、違うよね」「やっぱり私センスいから、これやめるね」と。

ただ、ここで母の機嫌は元に戻らない。

もう、こちらの声は聞こえていないのだ。

ツーン、と。こちらの顔を全く見ない母の"それ"は大人になればなる程長くなる。

大人になると「もうその服は年齢的にきついと思う」とよく言われる。

断捨離だと言い、私の服はよくゴミ袋に入っている。

気に入った服、お金を貯めてえいっと気合を入れて買った服、家族には話せていない思い出がつまった服。

みんな色がなくなったみたいにして、ゴミ袋に入っている。

きっかはいつも本当に些細だ。

私が些細と思っているだけで、母には大きな出来事かもしれないが、私にとってそれは静電気くらい、突発的にパチッと起きる。

金曜日、帰りにこれを買ってきてほしいと頼まれて、無事購入し帰宅してみると頼まれもの冷蔵庫に入っていた。

「これ買ってきたよ?」と購入品を見せると、「たまたま出かけることになったから私が買っておいたの」と言う。

ここで、「そうなんだ。ごめん、私も買っちゃったか冷蔵庫いっぱいになっちゃうね」と謝るべきだった。

だけどその日ひどく疲れていた。

「連絡してくれたら買ってこなかったのに」と言ってしまった。

アウトだった。

この会話で、私は週末ずっと脅えながら過ごすことが決定した。

普段テーブルランチョンマットかお盆を置いて食べる夕飯時、私がそれらを準備する前に母はドン、と音を立てて食器を置く。

ご飯汁物、おかず、副菜ドンドンドンドン

高校生の頃突然のことに驚いて何も言えず、立ち尽くす私に目もくれず、母は不機嫌をアピールするように食べ始めた。

時々、はあと大きなため息や、小さな舌打ちが聞こえる夕飯は心臓が苦しいだけだ。

いただきます」と合掌しなさいと叱っていた子どもの前で、何も言わずに食べ始めた母は5分も立たずに完食し、「ごちそうさま」も無く、大きな音を立てて席を立ち、自分の使った食器を洗い始める。

私は一人静かに、なるべく音をたてないようにして夕飯を食べる。

今日あったこと、悲しかたこと、話を聞きたかたこと。

それらのすべての計画ガラガラと音を立てて崩れる。

こんな夕飯が、私が高校生くらいの時から異様に増えた。

こういう流れになったとき自分食事をつくると悪化するので、静かに皿の真ん中をみつめて、吐き気におそわれながら食べ進める。

リモコンを触ってチャンネルを変えると負けなのか、誰も見ていない番組が延々と流れる

父の仕事関係で、夕飯はいつも母と二人だったので夕飯時は好きなドラマ映画を見ることも多かったのに、あまり馴染みのない番組BGMに冷たい時間流れる

そして、食後に甘いものを食べたり、一緒に片づけをする時間はもちろん無く、

食後に片づけを終えた後、私はすぐに歯を磨き、眠る準備を整え、頭を深く下げて「おやすみなさい」と伝えてから自室へ向かう。

この時「ごめんなさい」と謝罪したことももちろんある。

しかし、いつもこう言われるのだ。

「何が?」と。

喧嘩ができない。

投げても返ってこない。

ただ、ただ、この時間が過ぎることを待つのだ。

この冷戦期間、母がいるかもしれないリビングにはなかなか行くことができないので、薬が必要な時に飲めるように常備薬は自分の部屋に常に置いている。

自室へ行く前にコップかマイボトルに水を入れていくことも忘れないようにしている。

慣れてしまった気もしている。

気持ちが落ち着く香りがするものや好きな飴を自室にこっそり置いて、少しでもこの小さな部屋で快適に暮らせるように試行錯誤してきた。

でも、何度経験しても突然こちらを向いてくれない、口をへの字にした母の表情には慣れない。

おそろしいことに、アラサーになった今でもこわくてこわくて仕方がない。

こわがっていることが情けない。

でも、こわいのだ。

ずっとこわいなら、すぐに家を出ていたかもしれない。

でも気づいたら、大学就職県内で、はじめからそれ以外の選択肢は無かった。

母に「A大学へ行け」と言われたわけでも、「B社に就職しろ」と言われたわけではない。

はじめから県内で」と思っていた。自然に。

それは多分、ずっとこわいわけではないからだと思う。

母はほんとうに優しい。

優しく、ときどきユーモアがあって、音楽が好きで、海外映画が好きだ。

ごはんもとても美味しい。

私が作るごはんもすごく褒めてくれる。

働き始めて家にお金を入れる度に「自分の好きなものを買っていいのよ」と言った後、ありがとうと優しく受け取ってくれる。

優しい母が好きだ。

愛してもらった自覚がある。

あらゆるものから守ろうと、常に私のことを気にかけてくれたことに感謝している。

から、ここから出ていけないのだ。

話は変わるが、通帳をしばらく紛失したことがあった。

知らないかと尋ねるが、家族は誰も知らなかった。

仕事が忙しく、それどころではなかった時期なので、「家の中でなくしたのだからいつか出てくるだろう」としばらく放っておいた。

ある日、通帳がどうしても必要になり、家中を探した。どこにも無かった。

そんなはずはないと連日通帳を探す私を家族心配そうに見ていた。

仕事に関して抱えている不安と、見つからないものへの不安がごちゃまぜになって、まるで狂ったかのように家中を探していた。

仕方ない、半休を取って通帳の再発行に行こうと思い、心配してくれた母にも報告した。

銀行に行き、「〇週間ほど、通帳を探したが見つからないので再発行したい」と伝えた。

対応して下さった行員の方の言葉に、私は鈍器で頭を殴られたかと思った。

おととい、つうちょうをつかっておかねをひきだされていますよ。

頭が真っ白になった。

何行かにわたって記された数字を見る。残高はほとんど無かった。

まり覚えていないが、「勘違いかもしれない、すみません」と怪しまれる前にとにかく銀行を早く出たかった私は多分適当言葉を並べて足早に去った。

私はまっさきに思った。

話してくれたら、いくらでも使っていいのに。

当時、あることでお金必要だということはうっすら雰囲気で感じていた。

でも「私出すよ」と娘である私が言うと偉そうなのかもしれないと思っていたし、両親がそういうタイプ人間だと知っていたので、必要ではあるけど足りないという話はしていなかったこともあり、能天気に流してしまっていた。

いくらでも、あげる。

違う、家族から、あげるのではない。

今までたくさんもらってきた。

私も参加させてほしい。

銀行の近くの本屋でなるべく人の少ない階の隅の椅子でこっそり泣いた。

立っていられなくなった。

あと少しで仕事に行かなければならないことと、家に帰ってどんな顔をすればいいのかわからないことで頭がぐちゃぐちゃだった。

話したらお金を出してくれない娘だと思われていたのか。

から隠し続けたのか。

必死に探している時、不安でいっぱいな私をどういう気持ちで見ていたのか。

からない、もしかするとこれから先ずっと、一生わからない。

学生の時、同級生とのあるやりとりについて注意されてから携帯メール通話履歴は見られるものだと思って使っていた。

あることがあってから大人になって彼氏ができても話せない。

話せないまま、外出が急に増えたことを不自然だと問い詰められる前に別れてしまう。

気になる人ができても、母に紹介する時のことをイメージしては〇か×を考えてしまう。

もう、こわい。

母ではない。

こわがっている自分がこわい。

今日も、"それ"は起きました。

来週、とても緊張することがあるから今週はとてもおだやかにすごすつもりでした。

そうしないと乗り越えられない気がしていたからです。

そのことを思うと怖くて眠れない毎日だったから、なんとか心のバランスをとって生きた今月でした。

でもだめでした。

私は家に帰り「言ってくれたらよかったのに」と言ってしまいました。

でも疲れていたのです。

言い訳かもしれませんが、ほんとうに心も体もふらふらだったのです。

ゴミ袋に入った気に入った自分の服を見て涙があふれてきたので、取り繕うこともできませんでした。

帰宅する旨の連絡をした時に返信で教えてくれたら助かりました。

もしくは「ごめんごめん」と笑って流してくれたら、もっと助かりました。

流れず、返されず、そっぽを向いて投げられたボールをずっと追いかけて走っています

走る私の背中監視するような目でずっと見ていますね、わかります、感じています

だんだんと体が冷えてきました。

窓の外は本当に真っ暗で、でも部屋も真っ暗なので、まるで境がありません。

どちらが暗いのか、もうわかりません。

2021-10-28

多様性統一」について一言言っておく

共産党擁護する義理はないのだが、共産党が「多様性統一」の標語を掲げた事にあたって、独裁だと揶揄するブコメが目立つんだがこれらの人達どうも意味判ってなくない?

これって頻出スローガンだよ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/jcp_cc/status/1452192530871697413

 

多文化主義文化多元主義

最近だと多文化主義(multiculturalism)と文化多元主義(Cultural pluralism)の橋渡しというか良いトコ取りの標語として使われる事がある。

 

多文化主義っていうのは人々の属する文化並置されて存在している状態。〇〇人っていう属性、特色を捨てる必要ないよって考え方。でもこれだと国家内がモザイク状になって対立が発生したり、特定宗教原理主義とかはどうする?「自由の敵」に自由を与えて多文化主義の基盤を破壊するのはどうする?って問題が発生する。

 

文化多元主義は色んなオリジンを持つ人々が集まるが、個々人は一つの公共モデルに集約され、主体の改変を求められるって考えだ。

一番有名なのが合衆国の「人種のるつぼ」。

人種のるつぼって色んな人種が居る事を指していると思ってる人が多いが「るつぼ」は坩堝と書いて金属を溶かす溶鉱炉の容れ物だ。だから人種」は溶けて元の色や性質を失っている。

そして坩堝の湯(溶解金属)は型に入れられる。冷えて出来上がるのが「アメリカ人」という合金インゴットだ、という考えに立脚している。かなりイデオロギッシュな言葉なのな、実は。

から結構抑圧的な面があるのな。

 

ハワイ空港名前にもなっているダニエル・イノウエはその尤もなモデルケースだろう。

日本軍真珠湾で奇襲攻撃を掛けてアメリカ戦争に巻き込んだので、ハワイ日系人は立つ瀬がない。そこでイノウエは自分アメリカ人である事の証に陸軍に志願してかの有名な442連隊に配属された。死傷率300%以上という有名な部隊だ。海兵隊では新兵訓練の際に442連隊の事は必ず触れると聞く。「アメリカとは何か」を象徴するからだ。

イノウエはそこで日系人じゃなくてアメリカ人インゴットになった訳だ。戦後政治家となって上院議長まで登りつめた。

からこれ書いてる増田はイノウエに日系人としての親近感なんて抱かない。彼は立派なアメリカ人だった。

この生き方を強いたのが文化多元主義であり人種のるつぼなのだ

 

イノウエの例は戦争という情況が強いた極端だが、この抑圧的な文化多元主義と、バラバラ政治主体としても弱くて実効性にも疑問符が付く多文化主義の良いトコ取りしようぜって言い方で使われることがある。

 

インドネシアの国是「パンチャシラ」

あと有名なのがインドネシアの国是、「パンチャシラ」。意味は「多様性の中の統一」。

インドネシアっていうのはこれはもう完全に人口国家であって「インドネシア人」なんて人種民族も無かった。言語も違う。旧ユーゴと似ている。

そこにまだ統一国家も無いのに「インドネシア人」という国民意識が立ち上がっていった。「国民」はトップダウンだけで出来たのでは無い。

この意識の成立の鍵になったのが植民地下での出版業で、同一言語での大量出版がやがてその頒布される広範囲公共心や共同性を立ち上げる事になった。

これを観察して書かれたのがかの有名なベネディクト・アンダーソン想像の共同体』なのな。アンダーソンはインドネシア歴史研究していて、そこから国民国家の成立を発見したのだな。

 

パンチャシラを提唱したのは国父であるスカルノで、重要理念として憲法前文に入れられた。

共産党を叩いている人の中には旧日本軍人がインドネシア独立に協力した事を重視する人が多いはずだが、インドネシアの有名な国是を思い出さないとはどういう事だろうか?

 

TPP参加決定時の炎上で見たぞこの流れ

この流れはTTP参加決定時に似ている。

民主政権TTP参加を決定した折、ネット大炎上した。すると炎上の仕方が厨房っぽいので一歩ずらして「そもそも米国利権に”環太平洋”と名付けるのがおかしい」とかかしこぶる人が出てくる。

ところが「環太平洋」という概念ソ連との冷戦終結した90年前後からある。そして実際日本の周囲では環太平洋での経済的結びつきが強化されてきた。製鉄大国で「鉄のハブ」になっている日本の最大原輸入国鉄鉱石石炭)は豪州になった。

そういうの知らんのな。知らんというか20年以上知らないを継続してきたって事だ。

 

因みに環太平洋の当初のアニキ役は米国日本が想定されていたが、日本に代わって中国アニキ役になりそうな塩梅になってる。これはGDPの伸びだけじゃなくて、日本震災港湾が壊滅したり鉄道民営化の上に貨物分社化して海コン扱いが出来ないなんてクソ失政を重ねたせいで物流コンテナ、航空)の拠点中国なっちゃったせいだ。

多様性統一」に噛みついた人らは、物流的に日本中国から出てるローカル盲腸線の扱いになってるのとか知ってる?

 

共産党より高いアンテナを持てっての

共産党揶揄したいって気持ちは判るよ。なんせ彼らは「民主集中制」について破棄したのかちゃん説明も総括もしていない。

プロレタリアート独裁だってソ連韓国東南アジア開発独裁の評判が悪くなってから言わなくなっただけであれってどうなの?ちゃんと破棄したのって事は有耶無耶になっている。

欧州なんかは左翼ポピュリズムが押してきているが、そういう訳なのでその流れに乗るの?って事もよー判らん状態

から多様性統一って字面民主集中制そっくりでんなぁ」とかイヤミいうのは判るが、わざわざこんな有名な語彙を出しているのに悪意の解釈しているっていうのは、単に「国民国家の成立とか、多文化主義が起こす軋轢とか、人種のるつぼ本来意味とか、ハワイ空港が何で日系人のイノウエの名前付けてるのかとか、インドネシア建国理念とか知らねぇし、興味も無い生活送ってるんだろうなぁ」という情報しか外部に与えんよ。

2021-10-14

世界終末時計

世界終末時計って、そういや今何分前なんだろ、って思って調べたら1分40秒前だった。

ちなみに冷戦真っただ中の1984年3分前。

実感としては、冷戦の頃のほうが世界が終わってしまうことにリアリティがあったけど、どうなんだろ。

便座あつすぎ問題

会社トイレ、便座の温度設定が"高"になってることが多く、座った瞬間に びくってなる。

こっそりと"低"の設定に変えてるんだけど、これ、冷戦状態

2021-10-11

anond:20211011020054

実際日本とか米ソ冷戦のドサクサで発展しただけで自力だけじゃこんな成長のない社会に落ち着いちまうんだぜ

所詮可哀想な出来損ないよ

2021-10-06

共産主義って本当に駄目だったのか?

なあ、俺が20代で、ソ連存在した時代を知らないからこのような疑問をいだいてしまうだけなのかもしれないんだけどさ

共産主義って本当に駄目なのか?

今ならワンチャンあるんじゃないのか?

●きみたちは騙されている

きみたちは共産主義に少なからネガティブな印象を抱いているだろう。でも考えてみてほしい。共産主義流行ったら困るのは誰だ?困るのは平均以上に資産を持っている資本家だ。平均以上に資産を持っている資本家資本主義国家では権力が強いから、当然のように自分の身を守るために共産主義ネガティブキャンペーンを行う。これは陰謀論でもなんでもない事実だ。

から君たちの頭の中にある共産主義ネガティブイメージのうち、全部とは言わないけど何割かくらいは、資本主義国家資本家によって植え付けられた虚像なんだ。だから、今だけは共産主義に対するネガティブ感情を捨てて、冷静に俺の意見を聞いてほしい。

●純度100パーの資本主義国家はうまく行かない

国家経済に介入しないと不況時にエグいことになるし、国家が再分配を行わないと少数の資本家がその他大勢労働者労働者奴隷のようにこき使う地獄なっちゃうよね。これは陰謀論でもなんでもなく教科書に書いてあるレベル事実だよね。

からアメリカですら1世紀くらい前から共産主義的要素を入れた国家運営をしているよね。日本だって「最も成功した社会主義国」とか言われているじゃん。

わざわざ俺が指摘するまでもない話だけど、資本主義国家ですら共産主義要素無しでは立ち行かないわけだよね。

ってことは「共産主義のもの」がまちがっているわけじゃなくて、「行き過ぎた共産主義」がまちがってるだけだよね。大事なのは資本主義要素と共産主義要素のバランスじゃん。逆に言えば「行き過ぎた資本主義」もまた、まちがっているといえるわけだ。

東側陣営はほぼ独裁国家だった

むかし存在した共産主義国家って、ソ連ならスターリンが、中国なら毛沢東支配していた独裁国家だったよね。一方で西側陣営って多くが民主主義国家だったわけじゃん。東側陣営の敗因ってここにあるんじゃないの?

しか毛沢東スターリンって、単に独裁者だっただけではなくて、虐殺した人間の数ランキングワンツーフィニッシュを飾るような苛烈人物でもあったわけじゃん。こんな連中が国家の礎を築いてしまったら、もう何をやっても上手く行かないよね。

考えてみ?独裁国家成功してるのって、産油国共産主義放棄した最近中国くらいだよね。

公正な選挙を通さずに選ばれた支配者が個人崇拝を受けながら強権を振るうから上手く行かないのであって、共産主義システム自体が悪いわけじゃないよね?

共産主義が負けたのではなくソ連が負けた。

ソビエト連邦はさ、経済がうまくいかなくなって、科学技術でもアメリカに劣って、最終的に崩壊しちゃったけどさ。これってソビエト連邦率いる東側陣営が、アメリカ率いる西側陣営に負けてしまっただけであって、共産主義システム自体が悪いわけではないよね?

アメリカは...というかアメリカ体制を支持する資本家は、自分の国で共産主義革命を起こされると困るから東側諸国共産主義思想弾圧しまくったよね。代理戦争だっていっぱいしたし、軍拡競争だってした。その結果アメリカが勝った。アメリカ東側諸国喧嘩を売らなければソ連は上手く行っていた可能性があるよね。もちろんタラレバの話をしてもしょうがないけどさ。ソ連冷戦アメリカに敗北しただけであって、これから導かれるのは「共産主義システムはうまくいかない」ではなく、「ソ連よりアメリカのほうが戦争がうまかった」ってだけの話だよね。

たとえばキューバって昔はアメリカ経済的に支配されてたじゃん。農地の多くはアメリカのもので、キューバ国民奴隷のように働かされて儲けは全部アメリカのものになっていて、政権アメリカとズブズブだった。そこで銃をとって立ち上がったのがフィデル・カストロチェ・ゲバラだよね。カストロゲバラはべつに共産主義革命を目指したわけではなく、アメリカとズブズブの政権を追い出したかっただけなんだけど、アメリカに楯突いたキューバ経済制裁などの嫌がらせをされてしまい、アメリカとの共存の道を捨ててソ連に擦り寄って共産主義の道を歩むしかなかった。現在ではキューバ経済的に豊かとは言えない国になってしまったけどさ。これ、悪いのはキューバじゃないし、共産主義でもないよね?キューバイジメアメリカが悪いに決まってるよね。

日本だってさ。製造業でイケイケだった時代があるわけじゃない。半導体バンバン売って、テレビ冷蔵庫バンバン売ってウハウハだった時代がある。でもアメリカ喧嘩を売られて、今じゃ日本製造業は完全にオワコンなっちゃったよね。これだって日本製造業が駄目だったわけじゃなくて、アメリカ喧嘩を売られてしまったのが駄目だっただけじゃん。

●今ならワンチャンいける

ソ連計画経済問題点の一つに、需要に対して適切な量の供給ができなかった、ってのがあるよね。自由経済では需要に合わせて価格が変動するから、たとえばマスク需要が増えると品薄になって値段が上がるからマスク製造販売リソースを割く事業者が増えて供給量も増える、みたいな。計画経済はコレができないのが痛いよね。

でも今は時代が違うわけ。当時は性能がイマイチで一部の技術しか使えなかったコンピュータを、いまでは誰もが携帯していて、しかもお店にはPOSシステムがあって、決済はクレジットカードキャッシュレスで、俺にはよくわからんけどAIかいうやつも流行ってる。レジや決済サービスオンラインで繋がることによって、需要消費者ニーズリアルタイムで把握することができる。ソ連ときはこれができなかったけど、いまならできる。計画経済ダメなところはテクノロジーカバーできるわけよ。

民主主義システムだってそう。昔は民主主義システムが未熟だったから、選挙をしても結局ヒトラーみたいなやつが現れて民主主義破壊していった。今ならどういうシステムがうまくいくのか研究が進んでいるし、市民だって昔よりは民主主義のことを理解しているし、なによりみんな民主主義を愛している。昔と違って独裁者が強権を振るうなんてゴメンだという人が多い。

な、今こそ共産主義、って気がしてきただろ?今言ったようなことは俺が考えたことなんだけど、こんなことを他人に話したら絶対に異常者扱いされるから誰にも話してないんだ。他人とのディスカッションを経ていないから穴だらけのガバガバ理論だと思うし、ぶっちゃけ正しくない部分はかなり多いと思うし、俺が知らないだけでソ連式の共産主義ってのはもっと闇が深かったんだと思う。でもべつに、共産主義の行き着くところはソ連のやった社会主義国家運営のやりかただけではないはずだろ?もっといい形の社会主義存在するはずだ。

俺は共産主義者ではないんだけど、でも自分の頭で考えた結果こういう結論に至ってしまった。だから本当はお前らに、俺の頭の中にいる共産主義者を否定してほしいんだ。いろいろ指摘をして俺を論破してほしい。頼んだぞ。

2021-10-02

冷戦終わって30年経つのにいまだに統一教会の影響力があるのが謎

とっくに反共のための西側諸国支援なんかないだろうし創価のように集票力があるわけでもないし

政治家統一教会とつるむメリットってなんかあるの?

2021-09-29

anond:20210929194355

冷戦アメリカが勝ったというより、ソ連共産主義国家運営した末に自壊した、だと思う。

anond:20210929193105

資本主義共産主義も失敗して多くの国が折衷案で運営されてるけど、

冷戦アメリカが買ったか資本主義勝利したように見えてるだけじゃね。

anond:20210928164227

そもそも左派弱者より、右派強者よりぐらいの意味しか今はないが、弱者より、強者より以前に、景気を上げるにはどうすればよいか考えてほしい。

弱者よりであれば、貯め込む場所増税が望ましい。累進所得税法人税金融課税留保課税

強者よりであれば使う場所の減税が望ましい。消費税減税、設備研究投資減税、償却の緩和、ふるさと納税寄付緩和な。

そもそも1990年代までは左派マルクス主義右派ケインズ主義と別れていた。だけど、冷戦が終わり、ケインズ主義オイルショックなど単純にインフレにすればよいわけではない話ができて新自由主義に乗っ取られた。

新自由主義日本の低迷が起きたあと、MMTとともにケインズ主義積極財政派が帰ってきた。しか右派高市と、左派山本太郎が掲げているように、右派左派のくくりではくくれない。

積極財政派対緊縮財政派の争いだろう。そのうえで、積極財政派に立憲民主党がなったことは望ましい。ただし、なぜ積極財政が良いか自体が少しピントがずれてる感じはするな。

消費税減税のみを掲げてればいいし、圧をかけたいのなら国税分の消費税を0にする(地方分の3%のみ残す)ぐらい言えば良いのに。

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