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2019-12-14

anond:20191213194714

あるよ。キャプテンハーロックは隻眼。隻眼キャラは眼帯のキャラ付けが厨二的で格好いいのかけっこう多い。

漫画じゃないけど昔の海外児童文学原作アニメ宝島」のジョン・シルバーは片足義足松葉杖だけどしびれるほどに強くて海賊の頭でワル、なのに料理も上手というハイスペックナイスガイ。19世紀の原作から強化機械義足の設定とかじゃなく普通に木製の義足無双してる。

戦後すぐから昭和中期ごろまでは戦争による傷痍軍人が巷に溢れてたから彼らを活躍させたいというアンチヒーロー視点がその頃の漫画アニメにはあったんじゃないかな。水木しげる先生もそうだし。ブコメにもあるけど「どろろ」とかも。昭和漫画には多いと思う。

昭和後期以降は傷痍軍人が減った反面、車椅子の電動化やバリアフリー傷痍軍人ではない障害者世間で見かけることが多くなって障害者への世間認識とともに漫画障害者に対する認識も変化したと思う。

昔の漫画障害者特別アンチヒーロー

現代漫画障害者未来技術障害の差を埋めてるだけの人間

ハガレン的設定は現代的だよね。漫画人物としての彼らにはあまり障害を負った人間というハンデを感じさせない。ストーリー活躍させるとなると障害を感じさせない展開にならざるを得ないか障害者認識されにくくなるんじゃないかな。安楽椅子探偵みたいな設定ならまた違うんだろうけど。

2019-12-08

おっさんずラブ 

おっさんずラブの初代は良かった。

ロスになる程ハマったわけじゃないけど、LGBTテーマ

良質なコメディができるようになったなぁ、くらいには思ってた。

で、楽しみにしてた映画で「あれ?」となり、

いきなり続編ができて、てっきり初代の続編かと思ってたら

なぜかキャストと役柄の名前が2人ともそのまま、なのに、ストーリー

別物なの?

初回をしっかり見逃したのでよくわからないまま2回目から見たけど、

コメディ色がエゲツなくて、何か、ちょっと、、、ラブコメというには

中途半端な。。

それでも惰性で見てたけど、やっぱりなんか乗り切れないんだよなぁ。

ただ、ちゃん恋愛の部分はきちんと演じているのがすごいなと思った。

振って振られて、大の男が泣いて

(てか、風邪ひいて倒れて会社迷惑かけて大反省したその夜に

雨の中傘も差さずに歩くのには、はぁ?!となったけど。)

あー、本当に好きなんだな、と。

元々、恋愛性別特に関係ないと思ってて(私はヘテロ)、

まり偏見なかったし、余計そう思ったのかな。

失恋して泣いて、好きな人にどう想いを伝えていいかからなくて

もどかしくて、嫉妬して、、、あーあーあーあー!

ええなあ!!!

そりゃ、あんナイスガイイケメン美女揃いなら、そりゃ

本気で好きになるって。

年齢性別関係ねえって!

なんだろな。

いい男は売約済み。

婚活パーティ出会相手も、この年になるとまぁ、

おっさんだよ。リアルな、オッサン!!(私もオバサン!)

からって、若い頃の自分が可愛かったかというと、まぁもう

証拠写真は全て焼き捨てたいくらい酷いもので、今でこそごく稀に

「きれいになった」と言われるようになったけど、もはや恋愛市場には

とうが立ちすぎてて、婚活市場でも年齢で落とされるし、声かけてくるの

アラフォー 以上のオッサンたちで。

ほんでもって地方からか、おっさんが、ほんとにオッサンで!

年代婚活パーティなのに、女性陣はそこそこ小綺麗で若く見えるのに

男ども、本気出してんのか?!と。

婚活デートで待ち合わせた男が、白髪染めもしてなくて、ランチの後

床屋予約あるから」つってて、いや、床屋行ってからデート来いや!っつー話で。

何かね、、

私、世間一般では、良くて中の下ですよ、たぶん。(希望

でもさ、遅すぎたよね。

ダイエットしたのも、ファッションメイクに目覚めたのが遅すぎた。

ずーっと自分のやりたい事に夢中で、ガムシャラ仕事して資格取って

恋愛とか都市伝説かと思ってたし、そもそも興味も薄かったし。

いや、したいと思ってたけど、でも、やっぱり夢を追いかける方を選んでて、

せめて小綺麗にするくらいの女子力があればよかったんだけどなくて。

ごく厚メガネダサい服、髪は千円カット、そりゃモテねーよ!

ほんと、この数年。

ファッションメイクを覚えて、1年かけてダイエット成功して、

婚活パーティで惨めな想いを心配しなくてもよいくらいにはなったけど、

人生で一番きれいなのが今だと思うけど(私史上)、

恋をする準備できた今、相手が居なかったよね、、、

片思いでも良いからさ、この人に会えてよかったって思える人いないかな。

結婚したい訳じゃなくて、それは二の次で、ただ、心から誰かを好きになる事

思い出したい。

たぶん、最後に恋したの…30歳くらい?8年前、、、

結婚見合いでも良いし、なんなら生涯独身でも生きていけるくらいの

力はつけたからまぁ、良いけど。

ただ、ドラマ見てて、そんな人を好きになれるのっていいなー、って思った。

おっさんずラブに、おっさんはいません。

リアルおっさんばっか見てる私がいうんだから

あれは、オジサマです!

2019-11-27

anond:20191127011930

イケメンなら許される」は認識が間違っているぞ

イケメンなら望まれる」だ

この場合イケメンというのは、性格なども含め自分を最大限に尊重した上で、自分が望む強引さを発揮してくれる最高のナイスガイ


あ、もちろん空気読んで実行してくれるから、「強引にして」なんて女側が言う必要もないぞ

2019-11-21

多様性のはなし

今年からアメリカに来ている。

この国には多様性というやつか、様々な国、様々な肌の色の人々が集まっている。

たまにTwitter海外では政治の話をするのが普通とか聞くこともあるが、まぁそんなことはないと思う。この国に来ている人はみんなナイスガイだけど、腹を割って話し合う、みたいなことはなかなかできるものではない。ましてやセンシティブ話題だって多い。

例えば、uberを使った時、ドライバーアジア系漢字を使っていたので、中国から来たのかい?と聞いたことがある。

彼は、香港から、と答えた。

自分の不注意さに気付き、言葉に詰まったが、彼はさらっと流してくれた。


同僚には中国本土から来た人間もいるし、韓国人もいる。トルコ人の知り合いもいる。

普段彼らはみんな実に親切でいいやつなのだ

しかし、本当のところはどうかわからないし、それを確認することはないだろう。

最近香港ウイグル関連の報道について、中国の同僚はどう思っているだろうか。

韓国人の彼は昨今の日韓関係をどう受け止めているだろうか。

トルコ人彼女自分祖国と今生活の場としている国との間で、生きづらくないだろうか。

ある意味でとても興味のあることだが、同時に答えを聞くのがとても怖い。

しかしたら、彼らの回答次第では絶対に分かり合えないことが明らかになってしまう。

分かり合える、と思うこと自体傲慢ではあるかもしれないけれども。


まぁ、とにかく今のところ表面上はうまくやれている、と思う。

この、表面上はうまくやる、というのは多様性を維持するルールなのだろうと思ったりもする。

まり、努めてナイス人間として振る舞うこと、過度に詮索しないこと、であって、その結果、仕事プライベート必然的に分けた方が良いとなる。

日本ではプライベートを詮索しないとかはセクハラ文脈だったり、ビジネスライクな付き合いは働き方の文脈だったりするが、実はこの辺りは今後多様性のある社会を目指すにあたって結構重要だったりしないだろうか、なんてことをぼんやり考えている。

2019-10-19

[番外編]ラグビーW杯 準々決勝 日本 vs 南アフリカ プレビュー

1週間のご無沙汰、レビュー増田(ありがたく名乗ることにした)です。

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これがポストされる19日は、イングランド×オーストラリアニュージーランド×アイルランドという非常に興味深い対戦が行われ、レビューのしがいがあることは間違い無いのだが、実は増田はこの1週間、所用で日本におらず、帰国日がまさに19日の夜になる。

なので、これらの対戦をレビューしてポストする頃には、日本×南アという大一番に皆が集中していることになるだろう。

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そこで、今回は番外編として、前回の日本×スコットランド戦でも触れたように、増田マレー半島北上しながらボーッと考えた南ア日本が取りうる選択肢展望について触れ、プレビューとしたい。

プレビュー分析すると良いのが、「双方や一方の戦略戦術機能せず、パッと見で凡戦や圧勝劇なったとしても、そこに遂行にまつわるドラマを感じることができる」という所だ。

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このプレビューで、みんなが事前に自分なりの注目ポイントを見つけることができ、より楽しく観戦できれば最高の喜びだ。

因みに前回のレビュー羽田空港外国人に囲まれながら試合を観戦し、翌朝クアラルンプールからポストした。

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4年前のW杯アップセットを演じ、今回も驚異的な戦績でプールAを突破した日本だが、直前のテストマッチの結果が示すように、地力南アには及ばないのは間違いない。

10回やって6回勝てる相手なら地力で優っているとも言えるだろうが。

NZ地元紙が予想した日本勝率24%というのは妥当とも言えるし、むしろ好意的だとも増田は思う。

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まずもっての所、ノックアウトランド勝ち点制でないので、すべての国が点数の大半をペナルティーゴールであげるような「堅い」展開になりやすい。

南アフィジカルを盾にしたディフェンシブでセットプレー中心のぶつ切りラグビーを得意とする国で、そういったゲーム大好物だ。

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また、それは現在メンバーにも現れており、司令塔、SOのハンドレ・ポラード地元南アスーパーラグビーチーム、ブルズで正にそういうゲームタクトを振っている。

ここで出てくるのが、ツーブロックなのかモヒカンなのか微妙髪型の控えSOエルトン・ヤンチースであれば、小柄ながら強気プレーでもって鳴らすSHファフ・デクラークとの連携ボールを回すオープンな展開になるのだろうが、初期代表チームでこのコンビの結果が出なかったため、ポラードの固定となった。

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その後、南アはでかい身体ですぐキレるLOエベン・エツベスや、大会最高クラス長身で掴み合いになると笑顔になるのが怖いLO RGスナイマン、一転してナイスガイオーラが滲み出る大男FLピーター・ステュフ・デュトイ、怖いとかナイスガイとかもうそういう話じゃなくてプレー身体も顔もなんかサイボーグっぽいHOマルコム・マークス、そんな中でどこか哲学者のような雰囲気を漂わせるキャプテンFLシア・コリシなどのFWが中心となった堅いラグビーを基本としながら、「ポケットロケットWTBチェスリン・コルビや、海外中継などだと「マッピンッピ!」と独特のアクセント名前を呼ばれる俊足WTBマカゾレ・マピンピ、直前のテストマッチ連続トライを挙げたワンダーボーイSHハーシェルヤンチース(本日2回目のヤンチース)などを加え、身体をぶつけてよし、走ってよしの非常に攻略しづらいチームになってしまった。

因みにシア・コリシは極貧の身からラグビーのし上がり、功なり名を遂げると、幼い頃に生き別れになった腹違いの妹を自力で探し出し、非常に煩雑な法的手続きを経て養女として迎え、共に暮らしているという。

知的人物として知られ、FW戦には付き物のジャッジ解釈をめぐるレフェリーとのコミニュケーションバッチリだ。

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おそらく南ア戦略ファーストチョイスは、ここ一番の時にオールブラックスさえ封じ込めるやり方、ハイパントを上げて着地点の競り合いやキャッチ後の攻防で直線的にドカンカン身体を打つけ、ボールを前に落とすノックオンからスクラムを狙ったり、ボール争奪戦で時に頭を突っ込み、時に圧力をかけて日本規律を崩してペナルティー獲得を狙うというものになるのではないかと思う。

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マイボールスクラムになったらまた直線的に走ってスクラム脇を急襲し、身体を打つけて1コマ前に戻る。

接点の圧力対応するため日本が人数を集めれば、さあ外のスペースに展開だ。

強力なランナーがいる。

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もっと良いことにペナルティーを獲得した場合、素直にペナルティーゴールで3点を狙うか、タッチキック前進してトライを狙うかは考えどころだ。

タッチ前進したあとの狙いは、立っての密集、ドライビングモールとなる。

日本は今大会スクラムになかなかの強さを見せるが、モールは止め切れていると言い難く、フィジカル絶対の自信を持つ南アが3点で満足せず、これを狙ってくる確率は高いとみる。

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日本としてはこの展開になりたくない。

なので、アイルランド戦やスコットランド戦で見せた、「ボールキープして攻撃時間を使う」という戦術が考えられる。

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しかし、ここで問題になるのが日程と経験値だ。

今回、南アは十分な休養日があり、たとえ守り通しの展開になっても、体力切れは起こしづらい。

それに、地上戦身体をぶつけ続けると、その衝撃で消耗してしまい、日本の方が先に体力切れになってしま可能性がある。

キープするならどのタイミングで繰り出すかが悩みどころとなる。

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さらに悪いことに、南アの多くのプレイヤー日本の早さや多彩な攻撃、意外と侮れないフィジカルの強さなどを「感覚的に」知っている。

これは日本代表クローンチーム、サンウルブズスーパーラグビーに参戦して数年来南アのチームと対戦し続けているのと、南アの多くのプレーヤーがジャパンラグビートップリーグプレーしているためで、お互いに顔見知りの選手も居るくらいだ。

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そこで考えられるのが、サモア戦で日本がとった、「ボール相手の背後に蹴って背走させ、身体接触を避けながら前進し、走力を削る」というやり方なのだが、これも蹴ってしまう事には変わりないので、相手が充分なところに蹴ると、正に相手好みの展開の呼び水となってしまう。

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大会日本ディフェンスはよく機能しているが、国際的日本評価は「恐ろしく早いテンポの多彩で素晴らしい攻撃と、脆弱守備を併せ持つ、『よく取るけどよく取られるチーム』」というもので、増田から見てもそういうチームであって、できれば守勢には回りたくない。

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南アが唯一対応に後手を踏む可能性があるのは、ボールがあっちに行ったりこっちに行ったり、攻守の交代が目まぐるしくなる「アンストラクチャーラグビー」の展開だが、その起点がハイパントだったりすると巨人揃いの南ア空中戦で競り勝たないといけない、ということになる。

ハイパントキャッチが「当たりの日」じゃなかったら果たしてどうやってここまで持ち込む?

アンストラクチャーのもう一つの起点は相手が持ち込んだ密集、ラックボールを無理やり引っこ抜いたり、激しいタックルで落球を誘い、有利状況の反則流し(アドバンテージ)で相手が攻めから守りへ切り替えられないうちに走り抜けるというやり方だ。

こうなってくると姫野やリーチ大阪弁第二外国語のトモさん(トンプソンルーク)に頑張ってもらうしかない。

エツベスがまたキレるかも、とか考えてる場合ではない。

というか、むしろソレについて考えなければいけないのはシア・コリシの方で、大体において宥めてしまうので期待薄だ。

あとデクラークも小さい身体で掴み合いには一歩も引かず、何だったら自分から掴みに行く勢いなので、危なっかしい事この上ない。

シア・コリシの胃壁の強さには感嘆するばかりだ。

あ、マルコム・マークスは大丈夫。彼は多分そういうの超越してる。

まあそれは良いや。

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日本はこれらの考えられる展開の中で、今まで挙げた戦術を切り替えて勝利の緒を探すかもしれない。

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ランキング1位だったアイルランドと5位だったスコットランドを倒したからいけるっしょ、と思いたくもなるが、このように概観した上で考えると、相性で見たところはそれら2チームより遥かに悪いのが現状ではないだろうか。

日本は相性最悪の強敵を前に、わずかな隙間に手を突っ込んで勝利へのドアをこじ開けるプランを見つけなければいけない。

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注目は最初の15分に日本ボールを持った時に蹴るか・キープするか、その後さりげなく戦術が変わっていないか前後半で戦術修正が入るかというプランのところと、地上の密集・ラックでどちらが優位に立つか、ファーストスクラムがどちら優位になるか、エラーや反則の数が時間と共にどう増減するかという遂行のところだと思う。

みんなはここを見てみてほしい。

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果たして試合は4年前の再現となるか、4年越しのリベンジとなるか。

増田普段序文で書く話を今書いてしまったので、レビューで何を書こうか、ちょっと不安だ。

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あ、あと日テレの実況が酷いという意見散見されるが、以前はラグビー界の松木安太郎にならんとして感情爆発実況をしていた元代表とか「いや、展開の複雑なラグビーでそれはちょっと」みたいなのもあったんだから、それを踏まえた上で、今回、数年来みずから映像編集してまでミニ番組Youtube配信ラグビー普及に尽力してきた日テレ安村アナはなかなかい仕事をしている思うぞ。

anond:20191014075520

2019-09-22

ラグビーW杯 22日第2試合 アイルランド vs スコットランド レビュー

昨日のオールブラックス×スプリングボクス試合レビューも好評で、なによりラグビー観戦が楽しくなったというブコメが嬉しくてたまらない。

増田としては、「わかりづらい」と言われたり、「興味ない」と言われたり、そうかと思えばどうも変な話題が注目されたりするラグビーの、その競技自体の楽しみを分かち合いたかった。

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今日22日は、日本と同じプールでやがて相まみえスコットランド×アイルランド試合が行われた。

もうすぐ戦う相手がどんなチームかを知れば、単純に「日本頑張れ、すげー、なにやってんだ」以外にもうちょっと違う楽しみ方を提供できるかも知れない。

この対戦のキーワードは「ストラクチャー」と「アンストラクチャー」、そして「雨」だ。

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「ストラクチャー」と「アンストラクチャー」は、敵味方の状況に応じた陣形状態で、「ストラクチャー」とは攻守双方、準備万端ラインが整っている状態をさす。

対する「アンストラクチャー」は、ライン状態がグチャグチャで、攻めようにも綺麗にできないし、守ろうにも予測不能状態を指す。

「ストラクチャー」はスクラムラインアウトから、「アンストラクチャー」はハイパントの落下点の競り合いや、相手の攻めからボールを引っこ抜くなどターンオーバーから起こりやすい。

「ストラクチャー」は準備がモノを言い「アンストラクチャー」はしばしばアドリブ合戦になってしまう。

両国関係でいうと、アイルランドは「ストラクチャー」に強く、スコットランドは「アンストラクチャー」に強い。

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ただここに要素を加えるのが雨で、アンストラクチャーからスピーディーアドリブを仕掛けようと思うと、パスが速かったり複雑になりやすく、雨でボール滑ると厄介なことになる。

ストラクチャーでも複雑なことはできるが、短いパスや力押しで極限まで単純に、遅く、確実にもできる。

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両国の力関係でいうと、アイルランドが圧倒的に強く、スコットランドといえばUK陣の中では身体が小さく、常に相対的弱者、いつでも工夫と諦めない姿勢サバイブしてきた。

そんな彼らの近年の活路がアンストラクチャーラグビーなのだ

しか今日の天候いかんで自分たちの強みを出しづらくなる可能性がある。

さて台風が迫る横浜、雨がいつ降り出すか。

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キックオフ試合の入りはスコットランドキック執拗に蹴って自分たち好みのアンストラクチャーゲーム演出しかし5分、逆にその混乱から抜け出したアイルランドがパワーでねじ込んでトライを奪った。

アイルランド世界最強のフィジカル軍団などと言われて、確かにそうなんだが、反応速度個人スキルも、戦術眼も高い。

陣形がくずれても一瞬の反応で大男が切り返してくるのだ。

スコットランドはそれでもキックで不確実性からチャンスを探すプランを変えない。

スコットランド勝機はそれしかない。

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両チームもスプリントが爆発的に早いので何が起きるかわからないスリリングな展開の中、14分、アイルランドペナルティーを得て必殺のモールを繰り出し、2トライ目。

アイルランドの恐ろしいところは1人でも強いが、固まるともっと強いところ。

スクリングボクスはフィジカルこそ凄いが、どこかナイスガイみたいな素朴な感じがあるのに対し、アイルランド暴力的なほど圧倒的なフィジカルで迫る上に、顔がシリアスでなんか怖いのだ。

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12点差を追うスコットランド17分、自陣でモールをやり返す。

モール前進できるのはいいとこ7〜8mほどなので、こんなにトライから遠いところからちょっと前進しても一見合理性がなさそうなんだが、そういうのがしばしば冷静になるきっかけだったりする。

それに、集団での力押しは合戦ラグビーでは自信や意地という面で象徴的な意味を持つ。

膂力で勝てないのが明らかでも、それを簡単に認めてはいけないのだ。

ここで一瞬流れを取り戻しかけた。

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しか24分、ファンブルからアイルランドが大きく前に蹴り出したキックが、アイルランドゴールポストに当たって、結局不利なリスタート適応される状況になる。

5mスクラム、それをアイルランドねじ込んで3トライ目。

スコットランドは攻めは決して悪くないのに、運が悪く、猛スピード台風のように迫る怪力男だけでなく、運とまで戦わないといけない。

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その後、何度もスリリングな展開があったが、スコットランド必死抵抗ギリギリのところで踏みとどまる。

40分のアイルランドペナルティーゴールも外れ、前半終了。

16点差をつけられたスコットランドは2トライ以上とらないと逆転できない。

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後半、横浜競技場は雨が降りだした。

試合開始から双方蹴りまくるハイパントだが、その目指すものアイルランドスコットランドで違う。

アイルランドハイボ後にタックルを食らって停止しても、ゆっくり前進すればいいし、落球してスクラムで力勝負になっても崩していける。

しかスコットランドはできれば再獲得して、プレーを切らずに抜け出したい。

こうなるとアイルランドの方が選択肢が多い。

ボール滑る雨はスコットランドに不利なのだ

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55分、そんなハイパント合戦からアイルランドが4トライ目。

雨という状況もあるが、キックの精度自体も全体的にアイルランドの方が高く、スコットランド自分たちにうまくボールが入るキックを蹴れない。

スコットランドは、主にキックを蹴っていたSHレイドローを下げ、キープする戦術に変更した。

しかし、そもそもが展開でアイルランドディフェンス突破できないからのキック戦術であり、キープして走ってもやはり突破できない。

スコットランドには手詰まり感が漂う。

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それでも諦めないスコットランドは70分ごろ、FBスチュワート・ホッグがぬけだし、それを止めようとしたアイルランドが悪質な反則でイエローカード

10分間退出で数的優位を得る。

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しかしそこでもアイルランド集中力がすごく、攻めきれない。

その後点は動かず、27-3でノーサイドとなった。

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パワーで勝り、技術も高く、ストラクチャー状況でも勝てるアイルランドだが、結局ほとんどの得点スコットランドが仕掛けるアンストラクチャーから切り返しであげた。

スコットランドとしては自分たちが賭けた不確実性をモノにできなかったのと、雨、そして爆発的なスプリント能力を誇る飛び道具のスチュワート・ホッグが完全に封じられたのが痛かった。

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この試合を通して、両軍が蹴りまくったハイパントブコメで「古典的戦術だ」という意見があった。

慧眼のファンがいて嬉しい。その通りだと思う。

ただ、あの瞬間に何が起きているのか、みんながもっと楽しむために、増田さら解説を付け加させてほしい。

かにハイパントは昔からあるプレーで、「弱者戦術」と言われていた。

20年ほど前の大学選手権では明治早稲田に挑む慶應大学がよく使っていた記憶がある。

それは地上戦で勝てないか一か八かを狙う感じだ。

ただ、近年活用方法が変わってきて、増田記憶に残っている観測では前回のW杯直後にオールブラックス採用し出した。

不確実性では同じだが、ハイパン相手がとって着地した瞬間にタックルを見舞って止める、あわよくば誰かが落下点に走り込み競って直接再獲得、相手ファンブルした場合プレーが止まれノックオンという反則で自軍スクラムだが、笛を待たずに自分たちで拾って継続すれば、自軍有利なのでプレー継続される、その瞬間はディフェンスが崩れきっていて最大のチャンス!という確立された戦術に変化した。

これは、選手アスリート能力の向上と、戦術分析を背景に、地上戦だけのディフェンス突破が難しくなった事に対する対応だった。

今日スコットランドがしたいことは多分これだった。

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さて、日本はこの両国と戦うことになる。

今日の結果を見れば、アイルランドには隙がなく、スコットランドの方が相対的に与し易くも見える。

しかし、じゃあ、スコットランドターゲットにして、アイルランドは負けても仕方ないよね、という損得勘定スコットランドに臨んで勝てるだろうか。

理屈で言えばそうかもしれないが、増田はこの絶望的な状況でも諦めないクソ意地を見せつけたスコットランドに、そんな半端な精神性で挑んで勝てるとは思えない。

そもそもスコットランドは「相対的弱者」であって、日本にとっては「強者」だ、「弱者戦術を知り尽くした強者」ほど困った敵もいない。

アイルランドを抜いて戦う分、スコットランドで必勝」などというヌル精神状態を利用されない訳がない。

今日わかったのは「アイルランドは引くほど強い」「スコットランドはどんな状況でも諦めない」という事だ。

さて、日本はこの2国にどう挑むだろうか。

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最後に、レフェリングへの絡みについて質問があったので少ない知識でも答えられることを答えたいと思う。

ラグビーにおいて、レフェリーに対して長く会話ができるプレーヤーは双方のキャプテンのみ。

それも、レフェリングに対して「抗議をする」というより、レフェリングへの「解釈を聞く」というもの

なぜそうなるかというと、そもそもラグビーレフェリー不在で始まったスポーツであり、「ラガーマンとして恥ずかしくなく振る舞おうぜ」って具合に選手同士の話し合いで反則の適応を決めていたのだが、あまりに速く激しく複雑になりすぎて、「これちょっと選手同士じゃ無理だね、誰かに頼むか」と「判断をお願いする」形でレフェリーが登場した。

自分らの都合で呼んでおいて、抗議とかねぇ・・・変でしょ。

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そして「解釈」なんだが、ラグビーではあまりにもカオスなことが起こりすぎて、反則などについてきっちりしたルール文字通りに適応すると、しばしば「あれ、反則もらったけど逆に損じゃん」という矛盾した状況が起きてしまう。

前後文脈適応判断をするケースが結構ある。

また、外から見るとわかりづらい状況でレフェリーによって、反則のラインが異なったりする。

典型的なのがスクラムで、あれは「故意に崩すと反則」なのだが、何をもって「故意」とするか、それにどっちが「崩したか」が非常にわかりづらい。

その判断レフェリーに委ねられ、プレーヤーが「そりゃねーよ」と感じても「抗議」はできない。

せめて「あれアリですか?」「アリ」「どこでアリです?」「さっきのアレ」という感じで「解釈を聞いて活かす」ことしかできない。

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レフェリーフィールドでは絶対権威なので、じゃあレフェリーは好き勝手に笛を吹いて選手は従うしかないのかとなるが、そこで問題になるのが「解釈一貫性」で、解釈の線がブレると選手レフェリーに振り回されることになる。

そうなると、「あのレフェリーって笛に一貫性がないよね」となり、あんまいい評価をされない。

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でも、多分、問題は「評価が下がる」ことじゃなくて、「そんな笛を吹いて自分に恥ずかしくないのか」という事だと思う。

他者が律するとこができない権威なら、自分自分を律するしかないのだ。

選手レフェリーのせいにしないように振る舞うなら、レフェリーもまた自分の笛に責任を持たないといけない。

ラグビーに関わるなら、選手レフェリーも、すべての人が「あいつがああいった」とか「自分が偉い偉くない」とかそういうことではなく、それに「ほかの奴はああじゃん」とかそういうことでもなくて、「自分がどうなのか」ということなのだ。

あんなにクソ走るスポーツについていきながら、不可解な状況を判定し、その上一貫性についても責任を持たないといけない、ラグビーレフェリーというのはスゲーと思う。

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ちなみに地上波放送されなかったイタリア×ナミビア戦では、スクラムを真横で見ていた豪出身レフェリー、ニック・ベリーさんが、持ち出したボールスクラムの真横を急襲しようとしたイタリアの8番に激突されるという一幕があった。

まあベリーさんは元ラガーマンで、レフェリーに転身してから現在も「その筋肉、いる?」って位にムキムキなので事なきを得たが。

もう一回いうけど、ラグビーレフェリーというのはスゲーと思う。

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日本からは今回、アシスタントレフェリーとして、久保修平さんが参加している。

中継で名前を見つけたら探してみてほしい。

anond:20190921214539

2019-08-04

おじさんの魔法が解けてしまった

新天地での生活に慣れて、もうそろそろ「行きつけ」みたいな場所を作りたいなーと思い数ヶ月前からバーに通いだした。

最初は静かに飲んで他の客の話を横聞きして(友達の少ない身としてはそれだけでも結構面白い)うとうとしたら帰っていた。

何回か通うとマスター自分の話をしたり他の客とも少し話すようになった。

すると何回も顔を合わせるおじさんができた。そこの常連であり似たような仕事をしていて、仕事柄時事の話とかも真面目にできる。変なマウントもない良識派のおじさんだった。

都会の日向で明るくうぇーい生活20数年送ってきた会社の同期と、田舎の日陰でぶつくさ言う20数年を送ってきた私には常識が大きく異なる点があり、ショックを受けることも多い。その点おじさんは人生を積んでいるか常識乖離もないし議論好きなこともあり話が弾む。入社当時もうぇいの喧騒から離れ人事のおじさんと喋っていたので、好かれてるとかお気に入りとか言われていた。

かにおじさんと話すのはリスクが低く、普段何の役にも立たない自論も語れるしためになったり珍しい話が聞けるので結構楽しい特に予定もないので夜中までおしゃべりして飲んで帰っていた。

その日も途中からおじさんたちと話していた。私は考察議論好きに加え、プロレス深夜ラジオを少しかじっているという特徴があった。この2つは同世代よりはるかにおじさんに刺さる話であり、その日もプロレスの話で盛り上がった。そこからまた仕事の話になり、なんか膝触られたなとは思ったがおじさんは3軒目らしいし酔ってるんだろうなと思った。何周かしてまたプロレスに戻り、小学生の時に回し蹴りとかやってたという話をしたところ蹴られたいとおじさんが言った。相当酔ってらっしゃるなと思ったがマスターもいたのでMなんじゃないですか?と問答してそれなりに盛り上がった。

かれこれ5時間ぐらい喋っていた。閉店時間なりチャリで帰ろうとしたがおじさんはふわーっとしていたのでしばらく歩くことにした。

するとおじさんが「今日可愛いね」といって頭をポンし始めたので「これはマズイな」と思ったらやはりしなだれかられてしまった。

格差はあるが力は無かったので冷静におじさんを起こしてやめましょうと宥めたあと、しばらく関係のない話をして、おじさんがシャンとしてきたなと思ったところでチャリで爆走して帰った。

何も襲われたなんて思っていない。本当に就職で住み始めた土地だし同期もアレだしでツテ0なので自分友達開拓してみたかった。しかし通う場所も集う場所も無いしアプリSNSで繋がることも無い。考えた末のバーだった。だから会社や旧知の友人以外と話せるのが新鮮でそれなりに楽しかった。

あと上述の通り、自分でもおじさんとばかり話が盛り上がってしまうことについて自覚があった。ゼミ先生上司と1:1で話すのも全然しかった。周りが好きなタイプジャニーズ若い俳優をあげるなか、答えが出ずに考えていると「反町隆史とか?」と振られてしまうような私であった(無論、反町隆史はここにおけるおじさんとは年齢ぐらいしか共通項の無いナイスガイである)

となれば私はやはりおじさんが好きなのだろうか?おじさんでもいいのか?という疑問は結構な間、確かに存在していたのだ。

そしてそれについて私も答えを知りたいと思っていた。

が、しかし、昨日出たのは「おじさんと話すのは楽しくても、おじさんを愛することはない」という答えであった。酒の勢い、相手に流されて、という理由がつけられる状況においてもおじさんと寝ることはできなかったのだ。

マイルドに言えば頭ポンされても心ときめかず、可愛いねと言われても「確かに今日の仕上がり良かったな」としかわず、悪く言えば、あのまま応えていれば酒臭いとかタバコ臭いとか身体がだらしないとか思ってしまうのは必須であり、小さい細いの私がおじさんと並べばどうみても程度の低いパパ活であり、つまり生理的に無理なのだ

あるとき、親戚のおじさんがなぜ大学生になっても挨拶ハグするのだろうと思い「もう私も大人ですから、やめましょう」と言った、まさしくあのノリで「今後会ったら気まずくなりますから、やめましょう」とおじさんに言ってしまったのである

話が合って良識があり、独り身っぽいけどなんか矜持がある紳士という魔法は溶けて

若いちゃんワンチャンしようとしたただの婚期逃しただけだったおっさんになってしまった。

それと同時に「もしかしたらおじさんも恋愛対象なのかしら?」という私のぼんやりした疑問もNOという答えで消滅してしまった。

私の記憶が正しければ、おじさんはおそらく家と逆の方向に歩いてきたはずである(以前は逆方向に帰っていたから)。

私が爆走して消えたあと、きっと踵を返しているだろう。もしかしたら以前もそんなことがあったのかもしれない。

おじさんにとって私はいつまで「悩ましき、打てば響く人生の後輩」で、いつから「なんかワンチャン寝れる気がする20女性」になったのだろう。

おじさんは反省したのだろうか、恥ずかしくて死にたくなったか、あるいはミスったなあぐらいの常習犯なのか。それを考えて少し笑ったり、おじさんは無理だなやっぱ…と少しガッカリしてる私は冷酷なのか。

とか書いてたら長い揺れが来た。

そういやおじさんとは震災の話もした。私は被災地における同期のあるふるまいに怒り、未来故郷に待ち受ける絶望空虚さを語った。おじさんは真面目に話を聞いて「でもそんな悩めるひとだからこそ、辞めないでほしい、そういうひとが若い世代にいることは1つの希望だ」と言っていた。あんな会話も、魔法が解けてしまたから、もうできないな。

2019-07-14

Detroit Become Human

今月のPS+フリープレイなので少しやってみた

ルートがたくさんあって、途中で死んでしまっても先に進めるようになっていた

最初コナーさんは犯人と一緒に高層ビル屋上から落ちていった、はずなのに先の章で刑事の補佐として再登場

二番目のカーラーさんはオーナーの娘が父親を撃ち殺し2人でバスで逃亡した

三番目のマーカスさんは老画家の面倒をみているナイスガイ、老画家の息子が金をせびりに来た

自由度が高そうなオープンワールドじゃなくやれることが完全に決まってる3DADVげだった

2019-07-04

anond:20190704180433

これな。

以前、「男は床上手な処女を求めてる」って中傷があったけど、それ女の方だよ

経験もさせないのに、経験豊富ナイスガイばかり求めてる

2019-06-06

anond:20190605203631

少しだけ癖がありそうな、だけどその屈折がその人の魅力になっているような、なんかこうくすぐる感じの男の人

まさしくそれが山里亮太だろ。

身長176で学生時代は友だちとゆるーくバスケやってて学歴関大学士ユーモア好きで他人を笑わせることばかり考えてる男じゃん。

仕事にのめり込みすぎるのとなんか言動がねちねちしてるってだけでそこに目を瞑れば親しみやすナイスガイだろ。

ディアレン映画主人公みたいな男だよ、山ちゃん

普通にしてりゃそこそこいい商社新卒入社して普通にキャリア積んで30前後結婚して子ども作ってただろうポテンシャルはあるよ。

2019-05-10

anond:20190510010021

悪いが俺には君が『まともな分別』を持ってるようにも『真に人権尊重』するナイスガイにも思えんのよなあ。

君自信が痴漢の罪をでっち上げられた冤罪被害者ならある程度は仕方ないかな?とは思うが。

『まともな分別』があれば一部の事例を極大化させて女全体に憎悪を滾らせる様な真似はしないだろうし、『真に人権尊重』する人間報復的に「あいつらが俺の人権蹂躙した(もっと根拠が薄い)から、俺はあいつらの人権を認めない!」なんて考え方するわけが無いんだよね。

相手には求めるが自分は実行してないんだよ。なんちゃってなんだよ。言い訳に利用してるだけなんだよ。

2019-01-30

橋本治

ブコメが図らずも橋本治レファレンス様相となっているが、自分にとって意外なIDが影響を受けている。さすがにファン裾野も広いのだなと思う一方で、お前は影響を受けてその仕上がりなのかという驚きもある。もちろん大きなお世話ではあるが。

ブコメ界のミソジニー王子様ことKoshianX、橋本治に影響を受けてアレだとしたら、もし少量でも読んでいなかったら王子様どころか非モテミソジニーの暗黒帝王になっていてもおかしくないだろうと戦慄する。読んでくれてよかった。橋本治も山ほど文章を書いた甲斐があろう。いやしかし、橋本治を読んで影響を受けてアレってある種すごい強固だ。影響を受けたと言いたいだけで影響受けてないんなら別に良いのだが、いや俺は確実に影響を受けたのだというのなら編み物編んで出直してほしいところではある。

あとはtokage3だ、私にとってのtokage3は、過剰な嫌中韓、マイルド極右自称現実派その実態は脇が甘いキュートナイスガイという印象なのだが、橋本治若い頃に摂取して今の仕上がりというのはなかなか興味深い。どこをどう読んで今の仕上がりになっているのか一度じっくり話がしてみたい気もする。

2018-12-25

Linusの件が話題になってるけど

90年代IT系って奇人変人ばかりだったじゃん。

それがゲイツ慈善事業にせいをだしていつもニコニコしてるナイスガイになって、ジョブズ神格化されるし、ライナスには昔のままでいてほしい。

2018-10-18

20年以上前子供の頃にイギリスにいた時の話

馬鹿がびっくりするほど多かった。

地方の元炭鉱町ということもあってか、基本的知的水準が低かった。

10歳で掛け算が曖昧な友人が何人もいた。

そもそも授業が妙だった。

8歳の頃はひたすらエジプト歴史文化を習っていた記憶がある。

その時ですら「なんでエジプトなんだ。もっと他に順を追って習うことあるだろ。自国歴史とか。」と思ってたけどひたすらエジプトだった。未だに謎だ。

算数は進捗別に何班かに分かれて、プリントが配られてそれを解くという方式

どれも簡単なのだけれど山程問題があるので時間内ですべて解きることのはできなかった。

クラスの4分の1くらいが所属する一番下の班はもちろんまだ四則演算だ。

パソコンの授業もあったが、授業というよりパソコンに触れることがメインだった。具体的にはゲーム

原始的なエアシュミレーターと、文字入力で進めるアドベンチャーゲーム。一台しかないので時間制限あり。

生物の授業はビデオを見て感想を書く。内容は面白いのだけれど、難しい英単語が多くて理解に苦労した。

そして級友がイラズラしてきて邪魔でうるさい。

自分英語勉強を一切させられずに地元学校に放り込まれたのでコミュニケーションには難儀した。

言葉が通じないので、異邦人へのちょっかいには暴力で返す。泣くまで蹴る。親が何度か呼び出された。

それでも最終的には友達が何人もできた。英語は大して上達しなかったけれど。

あの年代男子はみなフットボールの上手い下手でカーストが組まれていた。

フットボールの上手なやつは上位カーストで、それ以外の価値あんまりなかった。

女の子馬鹿だった。学力的には男よりも馬鹿だった。ときどきパンツを見せて見た男子からかっていた。

その割に実際のエロいことには奥手で、実際女子に対してパンツを覗くなどのエロ行為を働くと友達から英雄視された。

キリスト教的な性に対する教育が家庭で行われていたのかもしれない。

教会の息子も友達にいたけれど、平均よりも少し頭が良いくらいで、まあ馬鹿だった。

「僕は大人なったら父のあとを継ぐよ」と言っていたけれど、あの程度でなんとかなるものなのだろうか。

中国人の子供の一人は算数がずば抜けてできるらしく、飛び級していた。それを全校生徒の前で褒められていた。

イスラム系の子供は全員シカトあるいはイジメにあっていた。

気のいいやつもいたけれど、話をすると周りからシカト対象になるのでほどほどにしていた。

性格の穏やかなユダヤ教徒とやつと仲良くして、他の生徒との橋渡しをしたら先生にえらく褒められた。

当時は宗教的価値観がわからなかったので「あいつはジュー(ジュイッシュ)だからやめとけ」という友達言葉意味がわからなかった。

まあ言った本人も何がダメなのかわかってなかったと思う。聞いても回答がなかったから。たぶん親から何か言われたんだろう。

一番仲が良くてナイスガイフットボールの上手い友達がいた。

家も裕福だったし、あの調子ならたぶんフットボール選手になっただろうと思って検索してみたらチーム所属中に性的スキャンダルを起こしていた。

彼らは今や30代半ば。

そんな彼らの住む国が明らかに頭の悪い動きを示しても、何もおかしいことはないんだ。

2018-07-25

高校モンジャラと呼ばれていた女性モテモテになってた話

タイトル通り。

から十数年前、俺がまだ高校生だった時。ちょうど秋葉原とかがテレビにでてきてオタクブームにわかに騒がれていた時期。

3年間同じクラスにいた、言葉オブラートに包んで言えばふくよかで、少し暗めの女の子がいた。

彼女ヤンキーからモンジャラ」と隠れて呼ばれていた。まぁ、これでだいたい想像つくだろう。

 

そんな彼女が3年生のときクラスの真面目で趣味ランニング体幹トレーニングという柔道部キャプテンと付き合いだした。

誰もが驚いたが、彼女モンジャラと呼ばれていた原因の髪の毛をばっさりと切りショートになって、普通の真面目な女性(お硬い)ぐらいにまでなって卒業式を迎えた。

そこから自分地元の県を出たのだが、20歳成人式+同窓会に行くと、もうモンジャラと呼ばれていた彼女はそこにいなくて髪を茶色に染めた量産型大学生女子になって彼女がいた。

その時点でびっくりしたんだけど、その時はまだ元柔道部キャプテンと付き合っていたらしく、相変わらずだなという感じで終わった。

そのまま県を離れたところで就職して、地元にはお盆正月ぐらいしか帰らない人間となったんだが、24歳の時に元柔道部キャプテンと、元モンジャラ結婚するということで、結婚式に出席して、「は~、高校1年の頃の面影が全くねぇなぁ」と思いながら祝福をしたのを思い出す。

 

事件はその結婚から2年後に発生する。

柔道部キャプテンから離婚した」とメールが届いた。

原因は、元モンジャラが元柔道部キャプテン以外にも2人の男性交際をしていたことが発覚したからだ。

一人は、元モンジャラ職場上司、もう一人は元モンジャラ大学の頃の友人だという。

もうびっくりしたのね。元柔道部と一緒に酒を飲むと「俺には彼女しかいねぇのに」とワンワン泣いてた。

自分も、高校1年の時の彼女をみているから、まさか彼女浮気?、まぁ、成人式とき彼女を見ればそこそこ可愛いからからなくはないが…と思いながら聞いていた。

 

ここから予測になるけど、多分、自信がついたんだと思う。彼氏ができて。

柔道部キャプテンは細マッチョなんかじゃなくてゴリゴリマッチョで、中性的イケメンなわけじゃなくてまさに「漢」って顔のゴリマッチョだ。

中学校からの付き合いだけど、まぁムードメーカーで一人でいる人に積極的に声をかけてグループに入れてくるそういうナイスガイから女性からも好かれていたとは思う。

そんな男と付き合いだしたから、だんだん自信がついてきて、しかも何やっても褒めてくれるような男が相手からドンドン変わっていったのかな。

そして、大学生デビューもついた自信のおかげでしっかりできて、社会人になってもイケイケだったのだろう。

柔道部キャプテン彼女を愛したがあまりに、浮気の原因を作るとは…皮肉ものである

2018-07-15

anond:20180715174130

ヴィルトゥス』(第1部) 『古代ローマ格闘暗獄譚SIN』(第2部)

現代日本囚人達が古代ローマに飛ばされて奴隷闘士として現地人と戦わさせられる。

ストーリーの中心になる第2部主人公(第1部では視点キャラ) はブサメンではないが、引きこもりの隠キャということで…。

いじめ経験者故かひねくれ方がひどい。増田にいそう。人間不信さのせいでなかなか救われない。

そいつが心を開きかける第1部主人公は心身共にナイスガイ。彼にはカルト集団御曹司という過去があり…。回想のカルト集団編がひどい。

電子版はKindleにはないので注意

2018-06-10

可愛いのに整形しちゃったナイスガイたち

お前はいったい何になりたかったの

2018-05-01

anond:20180430234922

天井なしの極低確率ガチャオタクから金を搾り取ってる時点であのナイスガイだった武内と俺たちと同じオタクだったきのこは死んだって気付かないとな。

2018-04-05

友達母親がすごい美人だが本人はかっこよくない

大学ミスコン優勝らしい

でも友達はどっちかというとブサメン寄り

なぜ遺伝しなかった

ただ、性格ナイスガイ

2018-01-18

https://anond.hatelabo.jp/20180117163500

果てしなく青い、この空の下で…

 田舎町を舞台にした穏やかな心温まるラブストーリー

君が望む永遠

 ゲーム史上にその名を刻むナイスガイ鳴海孝之の漢ぶりに注目

銀色

 特にお薦めは第三章 美人で優しいおねえさんに萌えろ!

好き好き大好き!

 元祖 電車男

さよならを教えて

 女子高に赴任した新人教師と生徒が織成す感動のラブストーリー

螺旋回廊

 厨房掲示板で展開されるドタバタギャグコメディ 笑いながら抜ける傑作

スクールデイズ

 伊藤誠鳴海孝之にも劣らぬ漢ぶりも見所だがなにより桂言葉の健気さに圧倒されるゲーム

沙耶の唄

 事故後遺症に苦しむ主人公と友人たちが織り成す青春ラブストーリー

永遠となった留守番

 ロリコン必見!かわいい娘とのお留守番をお楽しみください

ゴアスクリーミング・ショウ

 トラック野郎人形劇を通して主人公ヒロインの恋を成就させる恋物語

サマーデイズ

 スクールデイズに続く傑作!凄い!なんたって凄い!買え!

天使のいない12月

 雪が織り成す学園青春爽快ハートフル恋愛ADV

狂った果実

 ノーコメント

2017-12-31

anond:20171231133031

N=1(よりもちょっとだけ多い)案件で悪いけど、妊娠出産への認識ってかなり男女で離れてるのは感じる。

学生時代とか社会人になったばっかりのときからの男の友人で、家事とか育児とかそれなりに理解があって女性仕事も当然なナイスガイが周囲にいたけど

結婚して子供産む段階になったときに「不妊治療人工授精)は抵抗感があるから無理」「自然分娩じゃないとちゃんと子供って感じがしない」みたいなこと言っててかなり引いた。

苦労して子供を産まないと幸せになれないって認識ももしかしてマッチョイズムの一つかなと思う。

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