はてなキーワード: 青年漫画とは
バトル系が顕著だけど、大体主人公のレベルに合わせた敵が段階的に出てくる。
青年漫画でも大体主人公の身の回りに起こるトラブルは1つずつだから、それぞれの課題に深く向き合えている。
物語という構造的にしょうがないんだけど、一個一個に深く向き合える時間があるのを羨ましく感じる。
現実はそんな都合良くないわけで、自分のキャパシティと時間の制約の中でどう取捨選択していくかが結局一番悩むところだと思う。
こっちを片付けたいのにあっちも降ってきた!なんかもう3つも4つもしんどい課題があるんだけど!?優先順位付けどうしてくよ!?
そういう所が不思議だな、と思っていた所にこの漫画の作者が女性という情報が入って思った事がある。
もしかして、「女性が作者の男性向け漫画って女性に好まれる・或いは嫌われない要素が沢山入っているのではないか?」と。
「最近の少年漫画はジェンダー配慮が行き届いていて読みやすい」、という意見もあったけれど
もしかすると自分が感知出来ていないだけで世の女性達に受けている少年漫画・青年漫画にそういう「ジェンダー配慮」という要素がちりばめられていて
その要素が沢山入っている作品は女性から好意的に受け止められてその結果人気がある、という流れが存在するのではないだろうか?
ご査収ください
具体的に言うとジャンプSQで好評連載中のThisコミュニケーション。
1話試し読み
この漫画面白いなーと思ってたんだけど、ふとTwitterで主人公の名前とか検索すると感想を呟いてる人の女性率がかなり高い。
その事自体は人気のある少年漫画なら珍しくも無いんだろうけど、
所謂洋画とか洋ドラ好きでちょっとフェミニズムとか好きそうな人達の呟きもかなり出てきて、しかもそれがかなり好意的。
サイコパスな軍人主人公が兵器の女の子達とかなり…過激な付き合い方をしてる作品なのに何で…?と思った。
彼女達の感想を見るに、どうも主人公のデルウハ殿が食欲が行動原理だけど性に関する欲求を一切見せないのが良い!みたいな感じなのかなーという結論に至った。
言われて見ると、男性主人公で可愛い女の子に囲まれている話(しかも女の子の方が男性に好意を抱いてる)のにこの漫画は性を意識させる描写が全然無い。
で、今更ながら気になって調べたらこのThisコミュニケーションの作者六内円栄先生は女性だという事が分かった。
大した驚きも無く、ああ…ふーん、そっか…と受け入れられた。滅茶苦茶意外だな、とは思わなかった。
このThisコミュニケーション、お笑い芸人さん達が今好きな漫画を紹介する番組などで名前が挙がるくらいには男性人気も高い、と思う。
それが、作品の感想を調べると女性の物ばかり出てくるのは…女性の方が男性より自分の感想を出力しやすい、という傾向もあると思う。
しかし、男性人気が高い少年漫画の感想を調べるとそこまで極端に感想の性別が偏っている…とは感じなかった。
Thisコミュニケーションは、女性の感想が出てくる割合が偏っているな、と感じた。ジャンプSQ自体女性人気が高い雑誌なのもあるけど。
そこで、気になった。
女性って、男性向け漫画雑誌を読んでもその漫画の作者が男性か女性か何となく作風から分かるのだろうか?
この漫画は前述したとおり、サイコパスな男性軍人が少女とかなり過激な付き合い方をして、時には殺傷に至る事もある過激な内容だ。
大人の男性が子供の女性を殺す、というかなりショッキングな内容は人を選ぶ…というか
はっきり言えば少年漫画を好んで読む女性(フェミニズムを好む人含む)には不愉快なのではないだろうか?と思ったのだけれど、
今の所、この漫画のタイトルや主人公の名前で感想を検索した時、そういう内容を呟いてる女性のアカウントには今の所遭遇しなかった。
むしろ殺人鬼だけど性に関する欲求を一切見せず必要だからやっている・死ぬまで毎日三食食べたいだけなのに…という主人公デルウハ殿に好感を持つ人の方が圧倒的に多かった。
そういう所が不思議だな、と思っていた所にこの漫画の作者が女性という情報が入って思った事がある。
もしかして、「女性が作者の男性向け漫画って女性に好まれる・或いは嫌われない要素が沢山入っているのではないか?」と。
「最近の少年漫画はジェンダー配慮が行き届いていて読みやすい」、という意見もあったけれど
もしかすると自分が感知出来ていないだけで世の女性達に受けている少年漫画・青年漫画にそういう「ジェンダー配慮」という要素がちりばめられていて
その要素が沢山入っている作品は女性から好意的に受け止められてその結果人気がある、という流れが存在するのではないだろうか?
自分は漫画を読んでいて作者の性別を絶対に当てる事の出来るエスパーではないけど、女性は作者の性別を当てる能力に長けているのではないだろうか。
そういう事を思った日記。
そう言えば
改めて数年ぶり?にThisコミュニケーションの第一話を読んで思ったんだけど
という何とも話を作る上で都合の良い改造人間をこの世界の科学者がどうやって作ったのか?
そこら辺の説明や理屈付けが無いあたり科学で生まれた改造人間の筈なのにこの漫画のヒロイン達はオカルトチックな存在だな、と感じる
作品の中で、男性側が女性へ心惹かれている描写を描きたいのだけれど、
「このキャラクターはガワが男性なだけで、こいつの恋心は女性の考える恋心の域を出ないのではないか?」と筆が止まってしまうことがしばしばある。リアリティが感じられないのだ。
似たような理由で、女性の描いたBLも、攻めも受けも女性に見えてしまう。私にとってはガワが男性なだけで、実質百合だ。
実在する男性を見ていても、性的魅力に惹かれて性欲のほうが先に来ているのだろうなと思う。
高校生から付き合っていた元彼に好きになったきっかけを聞いたとき「仕草が女の子らしいなと思って」と言われた。今の彼氏は会社の同期で研修期間中に付き合い始めた。付き合うまでに相手を知るのに十分な時間があったとは思えない。(*1)
少年漫画や青年漫画を読んでも、「性欲」が1番上のレイヤーにあるように見える。全年齢対象の漫画でもだ。そもそもの恋愛漫画がほとんどないのだが…ほとんどない分、恋愛描写が唐突すぎる。(*2)
最近読んでいる漫画は、「おやすみプンプン」「僕の心のヤバイやつ」。
「プンプン」は小学生まではともかく中学以降はもう性の性だし、「僕ヤバ」は…プラトニックと言えるのか疑問だ。山田のグッズ展開を見ている感じ、「性」がわりと前面に出ているんじゃないかしら。
私が唯一、これがプラトニックな恋心の描写か?と感じるのは名探偵コナン。新一と蘭とか、平次と和葉とか、京極と園子とか。あれは男性から見て恋心描写で合っているのかな?私だけでは検証できないから、男性の意見を聞きたい。
男性に恋心はあるの?
性の目覚めより先に抱く、プラトニックな恋心は成人しても残ることってあるの?
男性のリアルな恋心について学べる映画や漫画があったら後学のために教えてほしい。
(*1)向こうから告白されたが、「どうせすぐに別れるだろう」と思い、付き合い始めた。すぐ別れるだろうから、相手のことなんて知らないでいいやと思っていた。が、しかし付き合ってからどんどん仲良くなって、今はもう婚約者。来年結婚する。
(*2) コロコロコミックで『コロッケ!』を読んでいて、リゾットがテトのことを好きという話がぽっと出すぎてびっくりした。女児向けなら、相手のことを好きになる過程の描写がある。そこがすぽっと抜けているのだ。バトルメインだから書かないという主張もわかるが、過程を描くほど恋愛メインではないというなら、なんで「実は好き」という情報を出した…?
現在88話まで無料公開中のミリタリー作品の金字塔「軍靴のバルツァー」
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3270375685381843094
意外に思ったのが、女性さんが好みそうな恋愛描写(異性・同性問わず)がとことん少なく、
逆に女性があまり好まない戦争描写(ロジカルな戦術やグロイ死に様)に滅茶苦茶力が入っていて、
正直な所、女性作家さんにこんな戦記物が描けるのか!?と驚いてしまった。
戦闘描写に力が入っている架空戦記物の漫画、という時点で多分…男性作家さんだろうなと思っていただけに本当おったまげた。
その時代に使用されていた銃器の性能差とか、架空戦記・歴史ロマンスが好きな女性が気にする要素としては下から数えた方が早いだろうに、この作品では割と早い段階でそこに触れていた。
それと、美形キャラは勿論の事、美形に皺や髭を足しただけではないおじさんキャラ…を描けるというか作品の中で沢山出してくる人も、他は自分の知る限りだと青池保子先生くらいしか思い浮かぶ人が居ないくらいにはレアだと思った。
この漫画を読んでいる最中、作者の中島三千恒先生は十中八九男性だろうと思っていたのだけど、それでも「ん?」と思う描写が三つだけあった。
長い話は分割されていたので約170話分に相当する話数だったのだけど、それを一気読みしてかなり充実感があった。
そうやってこの漫画を読んでいる内に、ある点についておや?と思った。
↑のキバヤシのようなポーズ、或いは手を強調して見せるコマがかなり目立ったので、何か手に対して思い入れがある作家さんなのかな?とは思った。
軍靴のバルツァーは月刊コミックバンチで連載されていた青年漫画という事もあってか一部青年漫画特有の描写も見られる。
凄惨な戦場での銃撃戦シーンなども勿論そうなのだけど、73話にてついにこの漫画初?の濡れ場・エッチなシーンが出てきた。
とにかく女性に目が無い守備範囲の広い王子が女性とお楽しみ最中の所に主人公達が踏み込む、という展開なのだが…
これが、何故かあまりエッチでない。お楽しみの真っ最中?というか…単に異性同士が裸でこの場に居ただけというか、はっきり言うとあまりエロく感じない。
【第73話(2)】王子を追え!
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3270375685381842592
気になったシーン
これは何か理由がある訳ではないんだけど、エッチシーン・濡れ場シーンで不思議と全然エロティックだと感じずノルマ的?だと思った男性向け娯楽漫画の作者さんは女性である事が多い気がする。
これは…何というか、そこまで確証があるという訳でもないんだけど
作中に時代や背景設定を無視していきなりネットスラングを入れてくる少年・青年漫画家さんは女性作家さんが多い?ような気がしている。
現代の男子高校生が突如タイムトリップ?して明治期の歴代総理大臣達と触れ合う漫画「総理倶楽部」や
現代から突如異世界に転移したサラリーマン二人がTSしたのを良い事にイチャイチャする漫画「異世界美少女受肉おじさんと」など
「今の会話の流れで何でそんなネットスラング出したの?それ要る?」と最近思った作品の作家さんは中島三千恒先生も含めて三人になる。
【第64話】再建への道程
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3270375685381841625
はぁーつっかえ
この「はーつっかえ!」は所謂例のアレと呼ばれるジャンルでよく使われる言い回しの一つなのだけど、
「軍靴のバルツァー」の時代設定は第一次世界大戦以前のヨーロッパとされているので少なくとも現実と同じ流れでこの言い回しが生まれたという事は無いと思う。
という訳でこういう日記を思わず書くくらいには「軍靴のバルツァー」という作品の熱量に当てられたのだけど
この作品、架空戦記物とか読みたい人にはマジで刺さると思うので興味があるなら是非一度は読んでもらいたい。
ところで中島三千恒先生はヘタリアの大ファンで作品に強い影響を受けたらしく、このバルツァーもヘタリア好きな人が読めばあのキャラはあの国がモチーフだな!と分かるらしい。
自分の好きを商業作品にまで昇華出来るプロフェッショナル、いいよね…
【追記】
個人的に「二次創作の題材としての軍隊物」以外で軍事物・戦記物が好きな女性はかなり少ないんだろうな、という先入観が自分にあった。
何故かというとガンダムとか銀河英雄伝説、最近ならゴールデンカムイなんかもそうだけど、あの手の「軍隊が出てくる作品」が好きな女性は…どうも…
「上官と部下という上下関係が固定された軍隊という閉ざされた組織での人間関係を好む」人か、「キャラクターの設定とルックスは好きだから現代に転生したという設定で二次創作に使う」人のどちらかが多い…と、思っていた。
「殺し合いの中で描かれるキャラの感情」が好きな人が多くても「殺し合いに使われる兵器」「戦術」「惨たらしい死体」を好む女性…は殆ど居ないんじゃないか、と思っていた。
それが思い込みで、所謂「男性が好みそうな要素」を好む女性が実在して商業誌でプロとして大活躍している事をこの漫画のお陰で知る事が出来た。そうやってこれまでの自分が知らなかった事を知る事が出来たのが、凄く嬉しい!
未だにナナニジ一期生は半分卒業したとしか知らんやつ多いんだろうなと思うから書いておく。まあ自分の追ってるとこ以外は悪いニュースにしか食いつかないよね。
「花川芽衣」→「浅倉唯」
芸能プロダクション/モデル事務所 LIBERAに所属。仮面ライダーリバイスで悪の女王アギレラ/夏木花/仮面ライダーアギレラ役としてブレイク。グラビアで活躍し、プレイボーイや青年漫画誌の表紙を飾ること多数。
「帆風千春」→「千春」
愛美の妹。偉大な姉を追って声優事務所 響へ。今季「てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!」に愛美のキャラの妹(双子)役で出てる。瑠識と舞台「ギミトリックバード」で共演。莉子とcookpadLiveで共演。
「海乃るり」→「吉宮瑠織」
しばらくフリーであったが、最近Beffectに所属し、中島由貴の後輩に。アサルトリリィの2.5次元舞台の仕事は継続。北澤早紀(AKB48)·佐々木優佳里(AKB48)主演の舞台「トレーディングライフ」や楢﨑 誠・西銘 駿主演の舞台「ギミトリックバード」に出演。
「倉岡水巴」→「倉丸莉子」
滋賀の実家に帰り、大阪の芸能事務所、舞夢プロに所属。YouTubeチャンネルを開設。FM滋賀で土曜18時からホンダカーズ滋賀南提供のラジオ番組spike!!で仙石幸一とパーソナリティを務める。cookpadLiveで定期配信。
千葉の実家に帰り、数ヶ月間ニートであったが、バイトを始めフリーターに。配信や詩作、YouTubeを始める。高辻を気に入ってくれていた演劇ユニット「爆走おとな小学生」や三好大貴主演「雨降る正午、風吹けば」でヒロイン役を務めることも。プレイボーイにグラビア、デジタル写真集。
芸能界を引退。美人で一番礼儀正しく、常識・社会人力のあるメンバーだったので、一番現実的な選択肢か。学生期間限定でTwitterを開設。
やたら持ち上げられてるからちゃんとストーリーもあって面白いのかと勝手に思ってたら、空っぽだったからびっくりした。
別にそれでも売れればいいんだろうけど、売れてないならストーリーも面白くしたほうがいいんじゃないだろうか。
それとジャンプラがエロ売りしてないのは存じております。赤猫好きだし。コミックス楽しみ。予約はまだか。
しかしジャンプラが少女漫画も青年漫画もあらゆるジャンルの取り込みしてる今、少女漫画雑誌はますますスカスカになっていきそうで怖い。
それは確かに。少年漫画雑誌は子供から大人まで読むもんな。ワンピースからチェンソーマンまで載ってるし。
青年漫画雑誌はさすがに子供はあまり読まんだろうけど老若男女が読むし。読者の性別年齢層の割合は雑誌によるだろうけど。少女漫画雑誌はそれぞれの読者の年齢層に特化されてる。
関係ないけど自分もタツキはnot for meだった。短編にせよ何にせよエモいと言われてる部分が、そっすね確かに…みたいな。何十万時間も古今東西の映画を見て人間とエモを学習した宇宙人かAIがエモを出力、みたいなイメージ。ノーラン作品から受ける印象と似ている。
あと関係ないけどよくエロで騒がれてるジャンプラ漫画読んでみたが、普通にエロしかないマンガでびっくりした。それが悪いとか少年漫画誌に載せるなとかいう意味ではなくて、エロ以外に読むとこねーな…っていう。エロ目当ての子供にリーチして売る、っていう手法は何度でも繰り返すのだな。売れるから。
クレヨンしんちゃんとか連載されてた初の週刊青年漫画雑誌漫画アクションを創刊した双葉社の編集者曰く、
1967年当時も今もなお出版社どこも落ちた奴がたどり着くルーザーズだと語っていたけれど、
銀ハラするような会社も似たようなもんだから、そういう下の方の会社ではコンプライアンスとか守れない奴が社長でもしょうがないという話では?
「組織のトップが主人公」に限定すると男女ともマトモな漫画なんか一つもないと思うよ
父親が家族のためにがんばる野原ひろしか、部長まではいったクッキングパパ、あと社長・会長の島耕作、あと夜王もあったかな、くらいだろ
あれ女がやっててみんな見たいか?いやクッキングママならいいけど(いいのか?単なる九州男児とおせっかいおばさんじゃん。普通すぎるし男尊女卑臭が鼻もちならんのでは)
ライバル社の社長を次々抱いていく島耕子なんて嘘臭さ極まるし寝取り趣味かかなりモラルのねじまがった特殊性癖のやつしか読みたくないのでは?
今女性で盛んなBL二次創作だの夢小説だのってそういう少女漫画にも少年・青年漫画にもあきた人のための個人的創作だとおもうよ
あとルフィーーーさんのことを馬鹿にする意図はないけどあいつ現実的にみてリーダー向けじゃないよ
あれをみてリーダー論、組織論をぶちかませるやつはお花畑すぎる。
台風でたまたまトラックが橋上で横転するのをスマホで撮影できたやつは「組織のちからで」そこにいたのではなくたまたまそこに住居があって家にいてふとスマホたちあげただけの人だろ
そのまわりに何万人も「台風うるさすぎ、スマホがあってもなにも撮影するものがない」とおもってる人がいる。実際台風だからって窓の外みてても退屈なだけだし。
「ゴムゴムの実」食ったら主人公になれるのでもなく、偉いから主人公になれるのではなく、あとからふりかえったらそこにいるやつを主人公にするしかなかった立ち位置のやつに漫画家がカメラ向けてるだけ。
ルフィにしろ誰にしろ主人公ってのは「たまたま運がよかったのでそこにあてはめられて、編集者と作家が練り込んだそれらしい嘘(幸運で~とか協力者が~とか)というきれいなおべべ(服)を50枚くらい着せたやつ」にすぎないよ
初めて触れた西尾維新作品はジャンプでやってためだかボックスだったけど、それが妙に自分に合ったのかとにかく当時のジャンプ作品で一番好きだった。連載終了後にはファンブックも買ったけど実に読み応えがある物だった。
めだかボックスがこんなに自分に合うんだから他の作品もそうじゃないか?と次に手を出したのは所謂戯言シリーズで、こっちも面白くて西尾維新は自分に合う作家なんだなと思った。モヤモヤする要素も多いけどそういうのも込みで。
戯言の次は人間シリーズ、人間シリーズの次は化物語、化物語の次は刀語シリーズ…と言った感じにハマったり飽きたりを繰り返しながらコツコツ西尾維新の作品を読んでいった。
これ明らかに手を抜いて書いてるな…とかこれ自分には合わなかったな…とか好きな作家だけど割と本によって好みが別れる感じだったけど、それでも大体の本は自分にとっては面白いので読んでいて楽しめる作家さんだった。
2015年にドラマをやっていた掟上今日子の備忘録、2017年にアニメをやっていた十二大戦、2021年にアニメをやっていた美少年探偵団など、この人の本を読まなくなってからも定期的にこの人の作品に楽しませてもらってる。
ファンの間で未完で終わるのではないか?と言われていた新本格魔法少女りすかが数年前に完結したと最近知ってめでたいなと思った。ちなみにこの人が書いたジョジョノベライズの所謂DIO日記は個人的には結構面白かった。
奈須きのこや西尾維新に多大な影響を与えた事で有名な作家さん。西尾維新曰く「作家の間で一番ジョジョが好きな人」らしく、確かにこの人が書いた恥知らずのパープルヘイズは本当に面白かった。
この人の作品はブギーポップは笑わない一作目と恥知らずのパープルヘイズしか読んだ事が無かったけど、何かの拍子にブギーポップの二作目VSイマジネーターを読んだらそれが滅茶苦茶面白くてドハマリした覚えがある。
そこからペパーミントの魔術師まで一気読みして、他にも講談社ノベルスの事件シリーズ、徳間デュアル文庫のナイトウォッチシリーズ、ノン・ノベルのソウルドロップシリーズなどを読んだ。どれも面白かった。
そこから改めてブギーポップの続刊を読み始めたけど、ペパーミントの魔術師までと比べるとどうだろう…と思いながらもこれはこれでやっぱり面白かったんじゃないかと思う。面白い本でなければ何冊も読まないし。
2019年にブギーポップが再アニメ化して、これが昔からのファンには賛否両論な感じの作品なんだけど個人的には大好きだった。VSイマジネーター・歪曲王・夜明けのブギーポップなど好きなエピソードがアニメになったのはたまらない。
一作目のラスボス早乙女君の声が今アニメやってるジョジョのフーゴと同じ人なのが奇遇だな、と思ったり。ビートのディシプリンにも出てくるモ・マーダーの叔父貴カッコ良すぎだろ!とTVの前で大興奮したり。
名前だけとはいえブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラに出てくる人気キャラユージンが一瞬出演してくれたのは原作通りとは言えニヤリと出来た。その興奮で上遠野作品を全作読み返したりもした。あの時は結構熱量あったなあ…。
アリスソフトがフリー配布している名作シミュレーションゲーム。1996年の作品だけど自分が実際にプレイしたのは今から数年前だったと思う。
これがもう本当に面白くて、PCの前にしがみついてぶっ通しで何時間も遊んでいた。自分がこうなんだからこれを発売当時にプレイしていた人のハマり具合とか本当に凄い物だったろうな、と思う。
所謂エロゲーはこれ以外は同じアリスソフトのしまいま。しかプレイした事無かったけど、何故アリスソフトとランスシリーズが高い人気を誇りファンが多いのかこの二作をプレイしただけでもこれでもかと分からされた。
月刊少年ジャンプ~ジャンプSQで連載されていたダークファンタジー少年漫画。自分はSQ以降の読者なので月ジャン時代はどんな作品だったのか知らなかった。
2014年に連載が終わってハッピーエンドで良い話だったなあ…と途中からしか知らない自分でも思ったけど、ある時「そういえばクレイモアってSQ連載前はどんな漫画だったんだろう?」と急に思い単行本を買い始めていた。
正直SQで連載していた時期はやたらテンポが悪くてキャラは多い漫画だな…としか思っていなかったけど、月ジャン連載時代の頃の話を読むとこりゃおもしれえ!と思った。おねショタ好きだったので主人公二人に凄く惹かれた。
月ジャン掲載分の単行本を全て集めると、今度は家の倉庫に置いてあるジャンプSQを全部引っ張り出してクレイモアを読み始めた。大まかな流れを理解してから読むとこんなに面白かったのか…と思わされた。
数年分のジャンプSQをクレイモアやそれ以外の漫画も含めてクレイモア最終回分まで読むのは中々楽しかった。単行本の巻数的にはそんな長い漫画では無いけど、読み終えた後は実に満足していた。
クレイモアとどっちが先だったかは忘れたけど、自分は平行して八木教広先生の前作エンジェル伝説の単行本も集めていた。これが面白いギャグ漫画で、これ本当にクレイモア描いてるのと同じ人の作品なの!?と思った。
エンジェル伝説の頃からクレイモアのような漫画やおねショタが描きたいんだろうな…と感じられる要素が終盤あったので、クレイモアでそれを実現したんだと思う。今サンデーに移籍して描いてる作品も、いつか読めたら良いな。
ある時「劇場版逆襲のシャアとは違う展開が描かれる」という言葉に惹かれてベルトーチカ・チルドレンを読んだのが小説版ガンダムに触れるようになる入り口だったと思う。
所謂アニメのガンダムは結構見てる方だったんだけど、富野監督の書く小説ガンダムは…何というか文章の癖が強くて、でも原作者が直々に描いてるだけあって自分が求めてるガンダムでもあるのが何ともたまらない物だった。
ベルトーチカ・チルドレンを読み終えた次はアムロが死ぬと言われている小説版初代ガンダム、その次はZガンダム…と言った感じでどんどんガンダム関係の小説を読んでいった。
文章で読むガンダムも面白いな、と思えたお陰で小説媒体という事で触れる事は無いと思っていたガンダムUCにも手を出したけど、これがプロの作家さんが描いた作品だけあって本当に面白かった。
自分がOVA版に完全ノータッチだったのもあるだろうけど、逆襲のシャアとF91の間を描く完全新作ガンダムとして面白くて面白くて続きが読みたくてたまらん!といった感じで貪るように読んでいた。
UCを読み終えた後も完全に「小説として読むガンダム」の面白さに惚れ込んでいたから、とにかく「ガンダム」が題材の小説は入手出来る範囲なら何でも買っては読んでいたと思う。
そのお陰で自分は実機でプレイした事が無いドリームキャストのゲーム「コロニーの落ちた地で…」の大まかなストーリーも林譲治先生の小説版のお陰で知る事が出来た。ガンダムの小説は本当に良い媒体だと思う。
この時期はこれと並行して漫画ガンダムにもハマっていた気がする。アストレイや00Fなどアニメになっていないオリジナル外伝作品がその入り口だったと思う。この頃は本当にガンダム全般を楽しめていた。
ゲームだとGC用ソフトの戦士達の軌跡にドハマリしていたのもこの頃だった覚えがある。初代ガンダムのキャラゲーかと思いきや08MS小隊、ポケットの中の戦争、0083、MSVの要素までガッツリあったのは良い意味で裏切られた。
修羅の門シリーズを読み終えた後月刊少年マガジンの漫画って面白いなーと思っていた頃に出会った作品。コータローまかりとおる!とは多分同時期くらいに読んでいた気がする。
三国志の知識は三國無双くらいしか無いけど歴史ロマンス物として滅茶苦茶楽しめた。と言うか、三国志好きの友人に読んでもらったらこんなの三国志じゃねえ!と半分冗談だろうけど怒っていた。
三国志+北斗の拳というか、主人公志狼くんが明らかに中~高校生じゃない戦闘力の持ち主なのが半分ギャグ漫画みたいだった気がする。それはそれとして北斗の拳っぽい格闘漫画として滅茶苦茶面白かった。
スパイラル~推理の絆~、ヴァンパイア十字界、絶園のテンペストなどの原作を手掛けているここ20年ほどのガンガン作品に触れてる人にはある意味お馴染みの作家さんではないだろうか。
自分がいつこの人の作品にハマったかは正確な時期は覚えていないけど、アルスラーン戦記→ハガレン→ガンガン作品という順番で触れた筈だから恐らく2015年以降、だと思う。確かスパイラルから読み始めた。
とにかく真相が気になる事件を描かせるとこの人に敵う作家さんは居ないのではないだろうか?と思う。一見ファンタジー要素のあるバトル物に見せかけて、結局この根幹にある物は推理物のノリだった、という作品が多い。
個人的に漫画作品での最高傑作はヴァンパイア十字界で、それ以外だと小説版スパイラルが非常に面白かった。二年ほど前にアニメ化された虚構推理もトンチと屁理屈とロジックが実にいつもの城平京作品といった感じで良かった。
大泉洋が主演で映画化された事でも有名なサバイバルホラー漫画。後にレンタルで借りて見たけどネットの高評価通り滅茶苦茶面白かった。
この作品を読むようになったのは完結して終盤の展開があまりよろしくない事を知った後の事だったから、少なくとも完結した後の事だったと思う。
普段この手の青年漫画はあまり読まない方だったんだけど、これは本当に面白かった。実力のある作家さんが日本が舞台のゾンビ物を描いたらこうなる、という感じでゾンビ物が好きな人ならまず間違いなく楽しめる傑作だと思う。
作中に登場するゾンビに噛まれるか引っかかればその時点で感染してアウト、という緊張感が凄まじかった。終盤の展開は確かにネットの評判通りこれはどうなんだろうな…って感じだったけど、そこまでは滅茶苦茶楽しめたから良し!
スーパーロボット大戦にも時々参戦しているロボットアニメ。この時期にニコニコ動画で大ヒットしていて、それに釣られて自分も楽しんでいるニコ厨の一人だった。
どの作品もキャラクター、ストーリー、音楽が魅力的でたまらないぜハニハニ。一作目のブライガーなんかはこれまんまロボアニメ版SFルパンでは?って感じの作風だったけど、面白いんだからとにかく良しと思うべきだと思う。
J9シリーズのロボットやキャラを使いたいがためにスパロボα外伝を再プレイしたりスパロボGCを買うくらいにはハマっていた。個人的にはロボアニメ版「燃えよ剣」な銀河烈風バクシンガーが一番面白かったかもしれない。本当名作。
生まれて初めてリアルタイムで放送を追ったガンダム。これ以前のガンダムは全てレンタルDVDを借りて見ていたので、先の展開が一切分からないガンダムに触れるのは今作が初めてだった。
正直な所自分は一期の時はこの作品に対してあまり良い感情を持っておらずアンチ気味だった。自分が好きだったキャラ達が次々惨死し、嫌いだった側のキャラクターが大した損害も無く大勝利!という見たくない展開だったからだ。
この作品に対する好感度が逆転したのは二期の後半、2017年に入ってからだったと思う。それまでプロットアーマーにでも守られていたかと思っていた陣営のキャラクターが、ある回で戦いの果てに戦死してしまったのだ。
その回以降「あれ?マジでこの作品どうなんの!?」と先が気になって仕方なくなった。ネットでの評判はあまり宜しくなかったけれど、その回以降最終回まで自分はずっと楽しんで見ていた。先の展開が全く読めなかったから。
最後の方はもう次回の放送を一週間待つ事が出来なくて、最新話を見たら一期の一話からまた最新話まで見返す、という事までしていた。今なら到底こんな事やれないと思う。
この作品の結末は個人的には「なるべくしてなった」感じでそんなに悪い物だとは思わなかった。それでも個人的にずっと推していたあるキャラがとても無残な最期を遂げた時は本当に体の力が抜けてしまった。一ヶ月くらい引き摺った。
終盤から荒れ気味だったのもあって放送終了後はこんなにも凄まじいのか…と思うほど荒れていた。5年経った今は多少収まった気もするけど、それでも未だに鉄血の話題になるとピリピリしている人をコミュニティでよく見かける。
放送終了からしばらく立って、この作品のプラモデルがセールになっていたのを見かけて自分もガンプラデビューを果たした。好きなキャラの乗っていた好きな機体の立体を手にするのってこんな感覚なんだ!ってこれも本当に楽しかった。
書店でホビージャパンやグレートメカニック、メカニック&ワールドなど鉄血について語られた書籍を読むのも楽しかった。所謂アナザーガンダムの中でも鉄血のオルフェンズはTOP3に入るほど好きな作品であり好きな世界だった。
先日放送されていた鉄血のオルフェンズ特別編を見て、流石に5年も経てば自分の鉄血熱も少しは冷めたかな?と思ったら5年前と同じように楽しめていて、何年経っても好きって気持ちが冷めないくらい好きだったんだと自覚した。
あまりに入れ込み過ぎたからか、ガンダムとして次回作にあたるビルドダイバーズやビルドダイバーズリライズは鉄血ほどの熱量を持って見れなかった。これはビルド系があくまでガンプラを題材にした作品なのもあるかもしれないけれど。
今年の秋にガンダムシリーズの新作水星の魔女の放送がついに始まる。果たして自分は鉄血の時と同じ熱量で水星の魔女を楽しむ事が出来るだろうか。期待と不安が半々、楽しめたらそれに越した事は無いなあと思っている。
鉄血のオルフェンズの影響でガンプラに触れるようになってから一時ガンプラを集めるのが趣味になっていた。組む方はヘタクソだけど、それでも100円均一ショップで何かプラモデル作りに仕えそうな物とか色々漁っていた。楽しかった。
鉄血シリーズのHGを始め、この時新商品が展開していたビルドダイバーズ、HGUC、Gのレコンギスタとかちびちび買っていた。SEEDの1/144シリーズなんかも安価だったので好きだった機体のキットを少々買った。
プラモデルを触っていて思ったのは、海老川兼武氏がデザインしたMSは本当にどれも良いな!という事だった。グレイズ、ゲイレール、グリムゲルデ、ダブルオーダイバー等々海老川デザインMSのキットはどれも最高だった。
このガンプラという趣味もビルドダイバーズ放送終了後には自然と冷めてしまった、というか懐事情の関係で続けられなかったけど…不器用なヘタクソなりにプラモデルをパチパチと組み立てていくのは面倒でもあり中々楽しかった。
最近エントリーグレードというワンコイン価格で発売されているガンプラがあるので、それを手に取って遊んでみたいな…という気持ちはある。またお金に余裕が出来たら手を出してみたいと思っている。
とりあえず思い出せる物を思い出せる限り書いてみた。他にもあるだろうけど忘れていて思い出せないのが残念。また思い出したら書いてみよう。
【追記】誤字を直した
【追記2】誤字を直した
【追記3】
トラバやブコメでこの日記に対して色んな事を言ってくれる人達が居て嬉しい。昔の作品も今の作品も面白いよね!続きが気になってたまらないくらいハマれる物に出会えたら、それは本当に最高だと思う。
自分の好きな作品に対して何かを言ってくれる人やこの日記に対して何かを言ってくれる人が居る事がとにかく嬉しい。ありがとうございました。記憶から抜けてる好きだった物についてもいつか何か書けたら良いなぁ…
【追記4】anond:20220722013251に続く。
BL好きの女です。
一次創作好きで、どこまで二次創作の話と対応するかわからないから、元増田の話とは若干ズレるかも。
私は「同性愛表現は表に出るな」とは絶対思わないけど、今の”BLジャンル”がそのまま表に出ることには危機感を抱いている。
理由は、今のBLジャンルは多分にポルノ表現を含んでいるから。
受け攻めがあくまでも性行為の役割を定義にしている以上、界隈全体で性行為を前提として語られざるを得なくなっている。
いわゆる”男女の役割”を付帯させること(男にジェンダーとしての女or男の役割を押しつけること)自体を楽しんでいる人もいると思う。
少女漫画・TL・レディコミ、少年漫画・青年漫画・エロ漫画とある程度分類されるのに対して、BLは”男と男の恋愛”であるだけですべてBLに分類される。
TLは昔の少コミなどの少女漫画にしては過激な作品を、少女漫画と分けるために発生したと認識しているが、BLはほぼR18のような作品もふくめ、現状すべてが同じBLとして扱われている。再度流行りつつある映像化でBLジャンルに触れた人が、過激な作品を本棚で手に取ってしまうということは十分あり得る。
無理矢理、ゴムなし、中出しなどが「愛ゆえに」という理由付けで当然のように行われたり許されたりする場合がある。正しくないけどしたい、という表現ではない。
結論として、BL作品は同性愛表現であるという理由で制約されるべきではないが、表に出すのであればもっとゾーニングされるべきであると考えている。ひいては、上記のような欲求をもつことそのものへの批判が同じ土俵で語られがちなのを、別個の話として語ることができるようになるとも思う。
※ちなみに、一次創作としてのBLジャンルは過渡期を迎えており、③については配慮されるような作家さんが増えてきている。①②については一作家でなく業界全体でしか変えようがないので、オタクはもとより出版社のほうに頑張ってほしい。
最後に、「腐女子」という言葉は「BL妄想する側の女(男)」が腐っているとして生まれた言葉であって、「BL妄想される側(キャラクターなど)、もしくは当事者」が腐っているわけではない、というのをきちんと認識したほうが精神衛生上良いと思う。
bookliveで検索するとたとえば漫画が読みたくても小説もラノベもごっちゃに出て来るので検索効率が悪いところがある。
これへの対策として検索したいキーワードにスペースと「マンガ」を追加してやると解消される。
検索時はタイトルや解説だけでなく分類部分の文字列とも比較しているようで結果を見ても分類部分の「青年マンガ」のマンガとの部分にマーカーが引かれていることが分かる。
俺は男で少年漫画と青年漫画が主たる検索対象なわけだが二度検索するのは面倒なので、だったら少年マンガと青年マンガの共通部分の「年マンガ」で検索すりゃいっぺんに出るじゃんということを思いついた。
少女漫画を作ってる側からの圧力でもかかってるんだろうか。あからさまに男に都合のいい検索ワードはあえて弾くことで少女漫画とかも見させようとしてるのかもしれない。