はてなキーワード: 木星とは
NHK Eテレの『サイエンスZERO』は以前、公式サイトを確認すると第何回かわかるナンバリングが振られていた(再放送はカウントされない番号)のだが、
No. 576「最新報告 チェルノブイリと福島~環境編~」_20170319
を最後に、No. 577以降はなぜかナンバリング表記が消えたらしいことに気がついた。録画ファイルの整理で必要だったので、これ以降の回にもナンバーを振ったのを以下に並べておく。
577「“折り紙”大進化! 宇宙から医療まで」_20170326
578「ゲームの最新技術 異世界が現実に!?」_20170409
579「防災から医療まで活用!8Kスーパーハイビジョン」_20170416
580「幸せを呼ぶ!?ウェアラブルセンサー新時代」_20170423
581「シリーズ・ゲノム編集(1)生命を作り変える魔法の新技術」_20170507
582「シリーズ・ゲノム編集(2)がんを根治!?医療で始まる大革命」_20170514
583「7つの地球を大発見!?“トラピスト1”惑星系」_20170528
584「若きエンジニアが集結!NHK学生ロボコン直前スペシャル」_2017064
585「最新報告!探査機ジュノーが明かす木星の謎」_20170611
586「CO2削減の切り札!アンモニア研究最前線」_20170625
591「リスクをあぶり出せ! インフラ点検最前線」_20170730
592「ライブ配信、ますますパワーアップ!ABUロボコン直前SP」_20170820
593「軽い!強い!燃えにくい!夢の新素材 新マグネシウム合金」_20170827
595「アスリート大進化!データ×テクノロジー最前線」_20170917
596「ミクロの限界を超えろ!解き明かされる生命の神秘」_20170930
597「“宇宙開発革命”民間ロケットの挑戦!」_20171001
598「異常気象に立ち向かえ 異分野からの挑戦!」_20171008
599「自動車までできる すごいぞ!タフポリマー」_20171015
600「奇想天外!笑って考える科学 イグ・ノーベル賞2017」_20171022
601「“人類の夢の技術”(1)タイムマシンは実現するのか!?」_20171105
602「“人類の夢の技術”(2)病の克服!iPS細胞 ゲノム編集」_20171112
603「超リアル!? テクノロジー×アート最前線」_20171119
604「30年目の高専ロボコンを300倍楽しむSP」_20171202
605「家電が狙われる!?新たなサイバー犯罪の脅威」_20171203
606「ノーベル賞2017 重力波が切り開く新天文学」_20171210
607「ノーベル賞2017 クライオ電子顕微鏡で新薬誕生!?」_20171217
608「“点と線”で世界をとらえる アイデア勝負 3次元認識」_20180114
610「見えないモノを見る! ひもとかれる歴史の謎」_20180128
611「シリーズ原発事故(17)“デブリ”は取り出せるのか?」_2018024
612「あなたの知らない土星の真実 偉大な写真家 探査機カッシーニ」_20180211
613「おいしい!のカギ 食感のひ・み・つ」_20180225
614「ロボットが物流を変える! 完全自動化への挑戦」_20180304
615「おいしい日本酒で乾杯! 味の司令塔 こうじ菌」_20180401
ここで番組改変。
617「カガクの“カ”#1 旬!な現場に潜入」_20180415
618「カガクの“カ”#2 北極海Saya謎生物」_20180422
619「巨大空間発見!解き明かされる秋芳洞のヒミツ」_20180429
621「カガクの“カ”#3 基礎科学のミライ」_20180513
622「カガクの“カ”#4 AI映像技術・常識破りのシルク」_20180520
623「驚異の進化!最新プロジェクションマッピング」_20180527
624「カガクの“カ”#5 仮想通貨&ロボコン直前」_20180603
625「量子コンピューターでも解読不可能!?新しい暗号誕生なるか」_20180610
659「こじるり緊急報告!沖縄のサンゴ礁」_20180708
660「生命維持の要 エクソソーム」_20180722
661「1分で充電完了!?誕生!夢の全固体電池」_20180729
662「カガクの“カ”#6 超臨界地熱発電・内視鏡AI」_20180805
664「キノコが雨を降らす!?空の微生物学者 気象のナゾに挑む」_20180902
665「シリーズ原発事故(18)新技術で挑め!見えざる廃炉のリスク」_20180916
667「さきどり最新科学SP Sayaが手話 AI編集 農業救う菌」_20181014
669「シリーズ原発事故(19)“被ばく量”解明への挑戦」_20181028
670「鳥インフルエンザ 新たな脅威」_20181104
671「高専ロボコン直前SP 今年はロボット同士の華やかな空中戦!」_20181118
672「生命維持の要 エクソソーム」_20181202
673「音楽が脳にもたらすうれしい効果が科学的にわかってきた!」_20181209
674「日本人成立の謎。弥生人のDNA分析から意外な事実が判明」_20181223
675「公開収録!ふしぎだらけのアンモナイトをマニアックに解説!」_20190113
676「バード川上が熱く語る!小笠原で鳥と進化の深い関係目撃せよ」_20190120
677「さきどり!最新科学スペシャル #2」_20190203
678「不老不死!?のほ乳類 ハダカデバネズミ」_20190217
679「超ミクロな磁場が測れる ダイヤモンドセンサー」_20190224
680「巨大地震予測の新たなカギ スロースリップ」_20190310
681「才能&金&時間の壮大な無駄遣い!?伝説のアイデアコンテスト」_20190331
682「宇宙夜話#1 とことん味わう はやぶさ2」_20190413
683「宇宙夜話#2 はやぶさ2に裏ミッションが存在した!?」_20190414
684「進化する超絶技巧!スーパーロボットアーム大集結」_20190421
685「糖尿病研究で大注目!生命をコントロールする体内時計」_20190505
>地球に財産があるとしたら、私は生物と資源と発明品と文明だと思う。
生物はともかく、他は有り得ない。
宇宙人が地球にやってくるには時間と空間を操作できる技術が不可欠。
それだけの技術力があれば近くの木星に似た惑星からいくらでも資源が取れるだろうし、
この広い宇宙でピンポイントで地球を見つけてやってこれる観測技術があるなら
時間移動してある時空までいって取ってきてもいい。
惑星に寿命がきたら火星に移り住もうとしている人間みたいに住めるところ増やせばいい。
ブラックホールからエネルギーを取り出すことだって可能と考える方が自然。
資源も発明品も文明も渡来してきた宇宙人からしたらチンカスレベル。
もし宇宙人が地球人を滅ぼすつもりなら正面対決なんてせんだろ。
裏で人類が滅亡するように気候操作したりウィルスばらまいたり人間同士の戦争を劇化すればいいだけ。
もしそれで環境が破壊されても人類のいなくなった生態系が回復するまで時間移動すればいいだけ。
人間の科学レベルでしか発想しないとそういう考えに至りがちだけど
若い男だった。
メガネをかけていて神経質そうというか、ナードっぽいというか、あたしの中の記者のイメージとは違っていた。
あたしが頷くと、彼は向かいの席に座り、タブレットをテーブルに立てた。
タブレットにはツインテールで派手な髪の色の女の子のコンピューターグラフィックが写っていた。
さすがのあたしもコンピューターグラフィックの触らない女の子のお山には興味はない……
いや、なくもないが、この会話を録音するためなのだろうが、このようなアシスタントAIを表示させておく彼の記者らしくなさの方が気になってしまう。
「いきなり本題ですいません。宇宙世紀130年ごろに見たというモビルスーツの話を聞かせてもらえますか?」
もう40年近く前だ。
それでも、あたしにとってあれは忘れられない大切な思い出だ。
ただ、それはあたしにとって大切なだけで、あたしと彼女以外の誰かにとって聞くに値する話でもない。
彼も、あたしが見たモビルスーツが気になるだけで、あの時の会話に興味があるわけではないだろう。
だけど、あたしは彼女のことをどうしても自慢したくなり、口を開く。
宇宙世紀が進むにつれ、資源の採取や工業のためのコロニーでなく、観光コロニーという有り方が生まれ始めた。
宇宙に余暇を過ごしに来るアースノイドや、商売で財をなしたスペースノイドたちを、コロニー内で作った地球より地球らしい自然で持て成すのが、あたしの住んでいた観光コロニーのお題目だった。
もちろん、この地球より地球らしいというのは、人がそう感じる、というだけで、地球や地球に住む人以外の動物にとっては、宇宙世紀以前のフィルムに現れる「間違った宇宙」のような居心地の悪さを感じるのだろう。
地球も地球に住む人以外の動物も、言葉を介さないからわからないけど。
そんな観光コロニーのホテルでマッサージ師として、あたしは働いていた。
同業者には、自分の屋号を持ち、複数のホテルを掛け持ちするような業務を行なっているものもいたが、あたしはそのホテルの専属マッサージ師だった。
その日は、ヘリウムを運ぶ木星船団の方達が地球と木星を行き来する途中に、慰安でこのコロニーに遊びに来ていた。
大通りには軽食を出す屋台なんかも出ていて、ずっと暮らしているのに少し見栄えが変わるだけで楽しくなってきた。
ぷにょふわで柔らかそうなお饅頭などを買って、食べながら職場に向かう。
「夜の時間」にコロニーが調整された時分、地球より地球らしい自然を唄う割に夕焼けみたいな表現がないのは良く上がる不満点だ、路地裏の方から男女の声が聞こえてきた。
「お姉さんいいおっぱいしとるなー」
「ありがとうございますであります、ですがその勘弁してほしいでありますが」
女性はずいぶん体格がよく、なにより健康的で圧倒的スイカをお持ちだった。
可愛いより格好良いと言われそうな雰囲気だ、豊満なお山は男性受けするだろう。
「いいだろ?
金は…… ねえな、俺ら貧乏だから、こんなコロニーきても遊ぶ金がねえんだよ!」
「いやそのお金の話はしていなく」
「そうだ! 金券ならあるぞ! あの木星のじいさんからもらった、金券だ! 金券でどう?」
うんざりだった。
金で女を買おうとする男にも、
そんなスペースノイドの地球への憧れをダシに優越感に浸るスペースノイドにも、
そんな金で成り立っているこのコロニーにも。
あたしにも。
その手は柔らかかった、硬貨と比べて。
務めているホテルまで一気に走った。
首を振る。
きっとこのお姉さんなら、自分でどうにかしていた。
二人で部屋に入り、電気をつける。
彼女の顔がよく見えた。
「アキ・ヤマトです」
互いに自己紹介をする。
そうなのかな?
宇宙移民三世だか四世ともなると、宇宙世紀以前の国の概念は今ひとつわからない。
なんでも、ヤマトというのは日本の古い名称らしく、そういうのが面白くて調べてことがあるらしい。
それから色々な話をした。
彼女の話、あたしの話、二人ともの共通の話、二人ともが知らない話。
彼女も興が乗ったのだろうか、自分が軍人でまだ公表されていない試作MSで木星船団を護衛していること、その護衛には先のコスモバロニア建国戦争でレジスタンスのエースとして活躍したパイロットもいること、けれどそのエースを差し置いて性能が優れた試作機に乗ることともどかしさ。
どこか、別の世界の話のように思えて、楽しく聴けた。
そうして、コロニーが「朝の時間」になる前にアキさんを見送った。
帰り際にまた取るに足らない話をした
「海を知ってますか?」
さすがに、それぐらいは知ってる。
アツの部分はなんなのだろう。
「アツミ殿もいつか、一人で自在に泳げるようになるといいでありますな」
あたしは彼女と二人がよかったが、そうは言えなかった。
……無粋な男だ。
仕方なく、その後観光コロニーが何かしらのテロ組織に襲撃された話をする。
10年以上後の軍の発表によると「木星船団をあえて狙うことで木星から目を背けることが目的の、木星帝国のマッチポンプ的な攻撃」だそうだ。
「それでその時にみたのが、F91とF92なんですね」
F92という呼称は、彼女が会話の中で漏らした試作機の名前で、本当にそうかはわからないし、そもそもあれがそうだったのかもわからない。
それでも、あたしの直感…… 少しニュータイプ思想のようで気味が悪い言い方だけど、
それから、ホテルで療養していたF91の方のパイロットの面倒をみていたのがあなたなんですね」
違わないけど、違うと言いたい。
あたしが面倒をみたかったのは、彼なんかじゃない。
「ふーむ、それでそのF92の形状について詳しく聞かせてもらえますか?」
色々と話すが、なにぶん40年前だ。
「へー」
「ほー」
「ふむふむ」
相槌がうっとおしい。
「わかりました。そうだ、最後にF91のパイロットの話も少しいいですか?」
はっきり言って、これこそあまり覚えてない。
……いや一つだけあるな。
ちょっとした小話だけど、彼が泊まっていた部屋の隣部屋があの夜に彼女に言い寄っていたおじさんだった。
あたしが面白がって、同僚にこの話をしたら、
何故か話が混線してしまって、おじさんでなく彼の方が「金券でどう? の人」とホテル内で呼ばれてしまい、少しかわいそうだった。
「勘違い?」
「それは、それは……」
アイドルマスターsideM、TVアニメ化おめでとうございます。ファスライのチアリングから現場に参加するようになり、セカライLVで発表の瞬間に立ち会ったのがついこの前のようだ。正直アニメ来年の冬だと思ってたよ。それどころか本家の他にもう一つゲームがリリースされるなんてびっくりだ。セカライでのガミPの挨拶を思い出しつつ先行上映会行ってきました。(エントリー投稿は関西圏でのTVでの放送終了を目処にしてます。)
sideMからこのアイマスの世界に触れて、ほかはデレステをゆるゆるやってるくらいのまったりしてる身なので、正直765のアイドルの子たちを殆ど全く知らなかった。(さすがに天海春香の名前は知ってたが)それでも皆が可愛くてかっこよくて、映画始まってすぐに、キラキラした春香さんたちに惹かれた。(数日前にやっていた一挙放送を一部見ていたので、「頑張ります!」って言葉を聞くと卯月ちゃんを思い出して心配で胃がちょっと痛かったし、雨で濡れた窓ガラスが春香さんの涙の代わりとなって流れるあのシーンにだいぶやられた。見事な演出だったが彼女らの事を思うと思わず変な声が出そうだった。当時劇場で見た先輩Pたちの心境は想像を絶する)
こんなに頑張ってる765の子たちの前にライバルとして現れた男性アイドル。そりゃあ、なかなか受け入れてもらえないだろう。当時のことは調べて出て来るページを読むことしか出来ないが、良くは思われないだろうな、とは想像がつく。だけど、Jupiterを諦めないでいてくれた関係者の方、そして先輩Pたちのおかげで今に繋がった。Jupiterがいなければ315プロダクションのアイドル達はきっと日の目を見ないままだっただろう。大好きな担当と出会えたのも、7年前から今へと繋いでくれた人がいるから。だから彼らは特別だ、と、個人的には思っている。
そんな3人の移籍までを描く、ということもあって、「輝きの向こう側へ」に感動し泣きながらエンドロールを眺める傍ら、緊張で喉も乾いていた。しんどい。アイドルしんどい。でもカッコイイ。
そして始まった「Episode of Jupiter」。40分とは思えない密度に制作陣の本気を感じた出来の良さだった。運良く2回先行上映に行けた中で、冬馬と「おとな」たちについて(記憶のある範囲で)書いておきたい。
※以下ネタバレ含む
1)冬馬と北斗
…Jupiterの3人は翔太(14)、冬馬(17)、北斗(20)と3つずつ歳が離れているので、必然的に冬馬は「こども」(翔太)と「おとな」(北斗)の真ん中になる。Jupiterのリーダーとして二人を率いる姿は非常に格好良くて頼もしいが、まだ出来ない事もある。懲りずにやってくるスカウトマン達の対応や事務関係の窓口は北斗が主に請け負っていたが、冬馬の表情はそれを良しとしていないのがありありと伝わってきていた。
業界大手の事務所で結果を出していたJupiterは、恐らく結構な収入があった筈で、インディーズになっても資金の方では困っていなかったのでは、と思っている。何故なら彼らは「お金に困って」活動をしていたのではなく、「自分たちを応援してくれるファンのために」動いていたから。「年齢」がネックになって思うように動けない冬馬は、「3人の中で俺が一番年上だからね」と、なんでもないことのように(そしてスマートに)面倒な仕事を引き受ける北斗に対して、恐らく多少なりとも申し訳無さを感じていただろう。「出来ることならなんでもやるから言ってくれよ」と、やや切羽詰ったような表情と声音の冬馬からは、自分たち3人の誰か一人が重荷を背負う事になるのを絶対に良しとしない、リーダーとしての意地も感じられた。
(ところでこの3って木星の環にかけてるのかな。黒ちゃん結構ロマンチスト…)
…この項目は個人的な推測を多く含むので、過去アイマス2を筆頭にゲームをプレイし、今までの刊行物を網羅している先輩Pからすれば間違っている箇所もあるかと思う。どうぞお手柔らかにお願いしたい。という前書きは置いといて。
アニメの黒井社長はやり過ぎだったけど他媒体ではあそこまでひどくないんだよ、と幾つか話を聞いたのと、コミカライズにて「天ヶ瀬冬馬は頂点に立つ価値がある」と父親を説得したらしいことなどを踏まえての話。先に離反シーンを見てしまっていたのでどうにも悪い人の印象が拭えないが、エムステで冬馬をデスクにした際のセリフや、そもそも3人が961でJupiterとして活躍している時でもあまり天狗になっていなかった辺り(※ドラマCD聞いた)、根っからの極悪人ではないのか?と。媒体によって「悪人」度合いに結構な差があるそうなので一概には言えないが、父親と離れて暮らす冬馬にとっては、「親代わり」とまではいかなくても、「認めてほしい大人」のひとりだったのではないだろうか。だから裏工作の件も、単純に許せなかったのは勿論のこと、「そんな事をしなくても自分たちは実力をつけてきた(し、それを認めてくれ)」という気持ちもあったんじゃないかな、と思う。実際、自分が見つけてきたアイドルの原石を何が何でもトップに、というのは、マネージメントする側としては間違ってるとは思わないので(手段がダメだが)。
ただ、自分の事を見つけてくれた人間と決別しなければいけないというのは、やはり何かしら精神的に傷が残ってもおかしくないんだな。ということで次。
…961を辞めてからJupiterは1年(!)もインディーズ活動をしていた事が物語冒頭で明かされる。ライブに協力してくれたスタッフたちを労うシーンのすぐ後、充実感・達成感をぶち壊すように現れるスカウトマン達の群れ、一方的に告げられる待遇や金銭の話。
正直、劇中でスカウトマン達をあしらうシーンが見ていて一番辛かった。なるべく荒立てないように言葉を選んでいる北斗と、そんな事など気にも留めないまま話を進めてくる人々。「一線」を越えてしまった後、何の合図もなしに現れて無邪気な笑顔のまま拒否を示す翔太、そしてダメ押しで追い返す冬馬。この1年、数え切れないくらいこんな場面があったのだろう。3人でJupiterを守ってきたのだろうなと思わせる、熟れてしまった連携プレイ。…胃が痛い。
冬馬の周りにいる有象無象の「おとな」は綺麗に二分されている。自分たちを食い物にしようとする汚い「おとな」と、協力してくれる「おとな」。Jupiterのリーダーとして、きたない「おとな」には真っ向から対峙する事で対処できるが、個人的には、協力してくれる「おとな」に対しても、どこか申し訳無さはあったように思う。というのも、味方になってくれるスタッフたちが「格安で」仕事を引き受けてくれているのだと翔太との会話で出た時、冬馬の表情はあまり明るくなかった。間違っても「安く済んでラッキー」とは思っていない。
思うに、961時代に良い環境でアイドル活動をしていたのだから、スタッフの質と、もしかすると「見合った賃金」くらいは分かるようになってたのではないだろうか。いい仕事をする人間には相応に対価を支払うべきである、と、学んでいたのではないだろうか。それを「Jupiterのファンだから」との一言で気前良く引き受けてもらっている現状は、金銭よりも「パフォーマンス」と「信頼」が勝っている関係だ。ただ「プロ」である以上、満足はしていなかったと思う。(勿論、翔太と北斗も)
以上の事に加えて、冬馬は一人暮らしである。母親とは死別し、父親は四国に単身赴任中。当然、家に帰っても誰もいない。これは相当キツかったんじゃなかろうか。甘えられる人が傍に居なかったのだから。
…齋藤社長の登場から、3人は一気に表情の幅が増える。絵に描いたような神出鬼没っぷりと、ゲームで知っていた以上にパワフルさ溢れる社長に北斗でさえもたじたじだ。しかし社長は他のスカウトマン達と異なり一切金や待遇の話をしない。それどころかライブ準備を手伝い、3人の仕事現場へも顔を出す。「Jupiter」のネームバリューと生み出すお金に惹かれた有象無象のスカウトマン達とは異なり、きちんと仕事内容を見た上でスカウトを続けた。
(余談。いつもシルエットの社長だけれど、そういえばこのポロシャツどこかで見たな…?と思ったら、本家のスーパーライブ・フェス2015の雑誌で出てた。気づかなかった…)
最初こそ戸惑っていた冬馬も、社長が他とは違うことを感じて真摯に向き合う。「あんたは悪い人じゃない」。それでも冬馬はどこにも所属しないのだと告げる。
単なる意固地ではない。リーダーとしての責任やファンへの思い、これからの活動など沢山の要素が絡み合っている中で、また誰かを「信じる」ことが怖かった筈だ。3人が互いを支え合うことで表面化していなかったけれど、傷ついていなかったはずがない。
社長がそこまで見抜いた上でスカウトを続けていた事に驚いた人、多かったのではなかろうか。そして、その後の315Pにも。
今回のチアリング上映で、何故「輝きの向こう側へ」と同時だったのか。勿論あのシーンがメインだと思うが、この場面でも大いに意味があったと思う。劇マスがアイドル達の「ただいま」から始まり、最後また日本に戻ってきたバネPに対して「おかえり」と出迎える所で終わる。対してライブハウスで活動を続ける冬馬たちは、時間がきたら場を去らなければならない。いくら「いつも使わせてもらってるライブハウス」であっても、そこは拠点にならない。改めて自分たちの現状を確認した上で、帰る場所のない事は重く響いていただろう。
だけど、そこに315Pがやってきた。それも遅い時間、全速力で息を切らして。齋藤社長と315Pだけは、Jupiterをスカウトする上で「誠意」「誠実さ」を忘れなかった。この7年、Jupiterを信じて待ち続けた「こちら側」のプロデューサー達を劇中に投影させるなら、これほどぴったりな性格はないだろう。
Jupiterのために扉をあけたシーンがあったのは、315Pただ1人だ。
…物語の終盤、渋滞に巻き込まれた為315Pの到着が遅くなることを聞かされた冬馬が「しゃーねーな」と言う横で、翔太が彼をからかうシーンがある。
「冬馬くん、ほんとあの人のこと好きだよね」
「! お、お前だって妙に懐いてんじゃねーか」
「うん、あの人いいよね」
素直に好きだと言う翔太に対して、冬馬は指摘された時に顔を真っ赤にしている。けどその前に、Pの姿が見えない、と、3人で事務所内をキョロキョロと見渡す箇所がある。たぶん、この前日譚で3人が自分たち以外を探したのはここが初めてだ。探す相手ができたこと、帰ってくる事務所ができたこと。
信頼できる「おとな」と出会った彼らの物語は、ここからまた始まる。
**
961時代、王者でなければ生きている価値がない、と教えられてきた冬馬は、315プロダクションに移り、そしてソロで「HAPPY×HAPPYミーティング」を歌った。「meet」(知らない人と出会う)も「meeting」(会議・集会・大会)も1人では出来ないことだ。「向き合ったみんな」が手にする輝くサイリウムに導かれるまま、冬馬は、Jupiterは、そして315プロダクションは、未来へと進んでいく。
「プレイヤーが『プロデューサー』として、アイドルと共に『トップアイドル』を目指すゲーム」である。
それ以上でもそれ以下でもないただのゲームであるが、それを見失っているユーザーが多いジャンルでもあるのだ。
公式の歌詞にあった「みんなまとめてアイドルマスター」を拡大解釈し、ユーザーがユーザーに噛みつきマウント合戦を始める。
「〇〇好きじゃない奴はPじゃない!」と声高に叫ぶゲームエアプ。
『エアプはライブ現地をプレイしているユーザーに譲って欲しい』
『事務所越境のNLが苦手な人もいる、あくまで非公式なもののため検索除けをして欲しい』
こういった、プレイヤーとして当たり前の感情を大勢で正義の味方のような顔をして暴言を吐き叩く。
異常としか言えない。
ちなみに、前者のブログは
と曲解され、文脈を読み取れない馬鹿・痛い所をつかれたエアプ共・人づての伝言ゲームを鵜呑みにするゴミのいいあぶりだしとなった。
「デュンヌって面倒な奴多い」
等々心無い罵声が飛び交っている。
なんて無恥で醜悪な連中なんだろうか。
「アイマスに境はないから越境じゃない」←同シリーズだが、あくまで主人公も登場人物も違う別作品
「越境が嫌いな奴はアイマス向いてない」←公式が越境NLを推奨しているわけではなく、『プレイヤーが担当できるアイドル』として事務所が違う男女が会話したシーンは未だない。
「デュンヌ」←男だろうが女だろうがプレイヤーは「プロデューサー」だと公式が定義しているのを無視
他にも、涼ガーJupiterガーで喚く層もいるが、涼とJupiterを都合の良いバットにしている時点でお察しではあるが涼・木星Pの言葉ではない。
また、涼もJupiterも315プロに移籍してから他の事務所のアイドルと会話しているシーンはなかったはずなので、SideM時間軸でいえば越境NLは非公式なのだ。
とある声優が、「プロデュースの形は人それぞれ」とか言ったらしいが、
「でも俺私はプロデューサーです!」
ってバカかよ。
金出せ金、金出したら今みたいに公式妄信できなくなるからとりあえずお前らはその大好きな公式様に金払ってみろ。
本題。
要するに、315プロとそれ以外の事務所の男女でのカップリングだろう。
これに関しては、まあ好きなものは人それぞれだとは思うがアイマスじゃない・もしくは見えない場所でやっていて欲しいというのが正直な気持ちだ。
男女入り混じった作品なんて世の中にいくらでもあるんだから、百合作品でもBLでもない貴重な男女別れた数少ない一般作品まで侵略しようとしないで欲しい。
俺は俺と担当アイドルで親愛度あげたりしながら二人三脚で行くのが好きだからアイマスをやっている。
だからのめり込めるし、イベやガシャで新しいカードがくれば金を払ってでも欲しくなる。
イベで一ケタ順位に入った時の、寝不足疲れはあるものの「担当と一緒に走り切った」感は非常に楽しい。
ただの俺嫁厨と言われればそれまでではあるが、親愛度や信頼度というシステムがある以上、プロデューサーであるプレイヤーとアイドルは仲を深められるのだ。
そして、越境NLについて。
「自分に親愛、信頼を感じてくれているアイドルを、『お似合いだから』という理由で面識のない余所の事務所の異性アイドルと恋愛関係にさせようとする」
これが、事務所越境NL好きがアイドルたちにさせていることなんだけどどう?
これが「アイマス」?
ゲーム内で会話したことどころか会ったこともないのに?
アイドルとアイドルをくっつけさせて、待っているのはスキャンダルという両者の破滅でしかない。
俺は自分の担当が好きだ。できれば引退後結婚したいというベクトルで好きだ。下心も当然ある。
でもそれ以上に、『アイドル』として頑張っている担当の姿が大好きだ。
どうか輝いて、そして幸せになってほしい。
そんな彼女に、スキャンダルを背負わせたいとはとてもじゃないが思えない。
黙って越境量産している人は人それぞれの趣味だからどうでも良い。
ただ苦手な奴がいる、非公式のものである以上担当の名前で検索した時に出ないような配慮はして欲しい。
ただ、『越境NLを愛せない奴はプロデューサー失格』と越境NLを擁護している連中は許せない。
イベ走ってガシャ回して担当と親愛・信頼を深める奴と、余所の事務所のアイドルとのお見合いに必死な奴。
どっちが『プロデューサー』失格なんでしょうねぇ。
というか「プロデューサー」という言葉を「プレイヤー」以上の言葉にしているというか神格化してる奴が多くて引く。
思い込むのは勝手だが、一消費者であるってことを忘れない方がいいって言おうと思ったけどそういう層って大体エアプだから正しく消費者ではないのか。
以上
以下のカッコ内の文章について、作者の意図に最も近いものを選択肢の中から選びなさい。
「今日人類がはじめて木星についたよ(ついたー) ピテカントロプスになる日も近づいたんだよ」
1,科学的な単語の意味は分からないがランダムに並べることで歌詞としての面白さを表現することはできる、という科学中心主義への皮肉
2,我々人類は科学的発展を続けているが、人類以外の種も進化をしており、我々人類とは異なる新たな進化の系譜も産まれるかもしれない
3,宇宙進出などの科学の進展ひいては人類の進化はとどまることを知らず、現在に生きている我々もいつかは古い人類種のように扱われるだろう
4,科学的発展はとどまることを知らずいつかは文明を滅ぼすほどのダメージを与え、人類は原人のような生活にもどってしまうだろう
私はこれを祖母から教わった。祖母はその母から。曽祖母は、その母から。
私の母は、祖母から教わらなかった。これは二人の関係性の問題だ。
だから私は、母の前では増田に投稿しなかった。あるいは、わざとブクマを稼げるような投稿から程遠い内容を書き込んだ。
そのままブクマ0、トラバ0で流れていくのを母に暗に示したこともあった。
天保のころに文書が燃えて、古い記録は一切失われたのだそうだ。祖母が言っていた。祖母は曽祖母から聴いたと言う。
私は、それがもしあっても、いつから増田に投稿しているかはわからなかったのでは、と思っている。
あやふやな由来記しか書かれてなかったのではないか。失われたからこそ、色々と想像の余地が生まれる。
文の構成要素や、それを用いる順番(流れの様なもの)、投稿する時間帯や、呼応する(であろう)ファーストからサードブクマ家。
古い教えなので、五行説に基づいた緻密な理論がある。もちろん、五行説は譬えで使われているにすぎないのだが、昔の人はわかりやすい仕組みを考えたものだ、と感じる。
祖母が亡くなって19年経つ。亡くなるまで母とは不仲だったし、時を経るごとに離れて行ったように思う。
祖母の書く増田は、先祖からの言い伝えを鮮やかかつ優美に再現し文を編む。で、祖母はそこにちょっとだけ「乱れ」を含ませるという。
あえて五行を「乱す」のだ。五行はあくまで譬えなので、揃えることがかならずしもブクマ稼ぎに直結しないのだと言う。
祖母はそういうのをあまり気にしなかった。母は、祖母のこうした気質が気に入らなかったのかもしれない。
「五行」に基礎づき、しかしそれを「乱す」ような出来事があった場合、祖母は増田に書き込み、そしてたくさんのブクマを稼いだ。
祖母は実体験を増田に編むのに長けていた。実体験の中でも話が「乱れ」る話が得意だった。その方が読み手にリアリティや想像性を伝えられる、とのことだった。
私は15歳の娘が増田に書いているのを見た。
最近、木星に人類がはじめて到達したことに関して、地球の通っている学校でどのような話をしたか(莫大な公費がつぎ込まれている)。
そうした内容で投稿された増田。「五行」は完璧だ。だが、伸びない。189ブクマ。平凡な結果だ。「五行」を満たしたのに。
直接アドバイスすると彼女の気分を害するので、祖母との昔話の体で、「五行」を満たすだけでは嘘くさて、古い言葉で嘘松とか言われてしまう(たとえそれが実際にあった出来事でも)という話をした。
祖母そっくりになった私の母は、うらめしそうな顔でこのやり取りを見ている。遂に増田に書かなかった母。
母からすれば、増田に永遠に書き続ける家の習わしを奇妙で「乱れた」ものと感じ、生を送ってきた。二つの要素は等距離で「乱れ」ている。
「宇宙移民の独立」とか言いながら、自分たちの大地そのものであるコロニーに毒ガスぶち込んで地球に落とすその行為ひとつで
連邦の悪政をどれだけ例にあげても補えきれないほどの悪行なんだけど、
その辺どうお考えなんですか?
大体歴代指導者のやったことを並べれば、ただの狂人であることは明白だろ
ミネバ:サイド共栄圏なんてイヤ! アースノイドとスペースノイドは分かり合えるの!(なお、バビロニア建国戦争と木星戦役時彼女が何をしていたかは不明、コスモバビロニアはともかく、木星の方は地球の良家(笑)とかいう意味不明な主張をさせないぐらいに連邦を叩いておけばよかったんじゃないっすかねえ。そらジュドーも地球圏を見限りますわ……)
火星独立軍:この人たちの何がすごいって連邦への怨嗟を持ち続けかつ、子供達に継承できたことだよね、いやあ、うん、その努力をもっと他の何かに使えばよかったんじゃないかなあ、オリンポスキャノン(笑)
いやもう、貴族主義もギロチンも木星も狂ってるけど、ここまでじゃないわ
とくにミネバ
ハマーンとシャアという狂人ツートップに育ててられただけあって、よくもまあ
ユニコーンでフルフロンタルの理念を振り切ってああするなら、最低でも実はコスモバビロニア戦争までの間に一つぐらい戦争のタネを裏で潰していた、ぐらいの後付け設定がほしいっすわ
つうか、もうこの傲慢さのせいでゴーストのフォントの「ほらあそこってもう七十年戦争をしてないだろう?」ってセリフが、
ミネバの暗躍によりサイド3だけは表向きには参画せず、裏で操っていた
ぐらいの黒さを感じてしまうわ
はあああああああああ
セクシーギルティの曲が超楽しいし、愛海をセンターにしたら「雫ちゃんのおやまわきわきしたい」みたいな顔をするのが楽しくて、
久々にイベントのコミュを全部見るぐらいはプレイしようと頑張ってるんだけど
スコア以前にPROをクリアすることもできない、あの矢印のやつってどうやるの?
そもそも腕が二本じゃ足りないと思う、アイマスは森博嗣の世界観を想定してるのかな?
というわけで、もしアイマスがミステリ作家を積極的に起用したら
ゲーム大好きつながりで宮部みゆきが三好紗南が主役のコミュを書くが、
中居くんによるコマーシャルに映画模倣犯のトラウマを刺激され、
最終的に、 桃華の両親が離婚し親権は病気がちな母親が取ることとなる
ファザコンアイドル的場梨沙の執筆権を巡って対立する法月綸太郎と福井晴敏
ガンダムのつながりでバンダイナムコとのコミュニケーションには一日の長がある福井の前に、法月綸太郎は苦戦を強いられる
さらに福井は図書館の自由宣言の件を思い出させるふみふみのスクショを法月に送りつける攻撃により、勝負は決まったかに思われたが、
最終的に「いやでも、的場梨沙はあなた好みのOL女子が父親ぐらいの年齢と不倫するエピソードをするにはまだ若いですよ」の一言で福井は断筆を宣言し、ミネバは無事オードリーとならずミネバアーシタとして木星で暮らすこととなる
ページ数を本屋の本棚に並ぶ本のタイトルで水増し、原稿料をせしめる技を磨き続けた彼にとって
最終的に、ふみふみが19歳なのに飲酒をしてしまい逮捕されるのあった
なんでアイマスなんだよFGO書きたいBL書きたいとゴネ出す汀こるもの
バンダイナムコとSideMの方で我慢しませんか? グラブルのコラボイベントならどうですか? などの説得を受けるも、交渉は難航する
最終的に、ミステリサーの姫時代の黒歴史をほぼそのまま安斎都に演じさせる大胆な台本が完成した
佐藤聡美と佐藤利奈を完全に間違えて記憶していたせいで千川ちひろに
最終的に、楓さんが「呪文は十文字」というダジャレを言うのであった
鷹富士茄子の神に愛された強運に立ち向かう白菊ほたるの諦めないコミュを真面目に書き始める城平京
割と真面目にこの人こういうキャラクタが好きだと思うから書けばいいと思う
最終的に、案外普通の最終巻と虚構推理の最終巻と虚構推理の第二部開始のマガジンRが爆売れするのであった
と、バンナムからの依頼を完全に勘違いし一人合作をアップロードする石持浅海
最終的に、碓氷優佳が棟方愛海にわきわきされるイヤラシイ小説を森奈津子に描かれることとなってしまう
意気揚々と前川みくにゃんの隠された大阪キャラを引き出そうとする有栖川有栖
しかし開発スタッフに「こうサブリミナル効果で奈良に海があるように見せてください! あのトリックは失敗じゃないんです!」と謎の主張をし
「WOW!! NEED!! 〜シンキングモンキー 歌唱拳〜 ってクイーンの歌ですよね!
DETECTIVE HIGH! ~恋探偵物語~は完全に夢水シリーズだし、もはや真美は赤い夢であることは確定!」と訳のわからないことを言い出すはやみねかおるだが、早々ににっちもさっちもいかなくなり、
最終的にデレマスの三重出身アイドルに三重弁の講釈をさせるコミュができあがるのであった
「ちょっとちょっと、三重への地元愛なら僕も負けてませんよー!」と張り切り出す黒田研二
ところが真かまいたいちの悪評はバンナムにも届いており一向にオファーはこなかった
最終的に、実はレディレイトンVS大逆転裁判の脚本を書いていた黒田研二であった
京都の二十歳は京都出身に二十歳のアイドルがいないことに絶望し断筆を宣言
そこから始まる歴史改変により、うなーの人はいつまでもうなーの人のままであり
最終的に、メジャー2のエロ同人誌によりうなーの人は一躍時の人として成功を納めるのあった、うなー
「高橋さん、おれ、またシナリオライターやります!」と大槻ケンヂに山ほどカレーを食べされられてハイになっている、うだるちんはそう宣言した
うだるちんは、大下うだるが元ネタだから実質ミステリ作家、実質ミステリ作家なのだ、ファウストに短編乗せたことあるし! ファウストに短編乗せたことあるし!
最終的に、
「
やさしく、おりてくる
てのひらで受け止めて
雪が切ない
どこかで見てますか
思い出して、いますか
空を見上げながら(ここで春香が映る)
嬉しそうに雪の上を歩くあなたが
私には本当に愛おしく見えた(ここでやよいが映る)
今でも覚えている、あの日みた雪の白さ
初めて触れた唇の、ぬくもりも忘れない
あいすてぃるらぶゆー
粉雪が私に、いくつも降りかかる
楽しそうに、話をして、くれたあなたが
私には心から恋しく思えた
いまでも夢をみるの
あのとき触れた指先の冷たさも忘れない
いまでも覚えている
あの日見た雪の白さ
はじめた触れた唇の、ぬくもりの
私もなりたいと、雪にねがう
」
といっても「響け!ユーフォニアム」で再確認したという話ではない。
いや、確かに上述のアニメでユーフォに興味を持ったのだが、本当にこの楽器の魅力を知ったのはオケでの起用だったりする。
「この楽器の最高の音はこれ!」
という、ある種の予定調和ありきの起用という点にある。
なので、オケでの使われ方だけを見て、その楽器の全てを知った気になるのは早計である。
しかし、オケでの使われ方を把握することで、「楽器の一番美味しい所」を再認識するにはもってこいなのである。
さて、今回聴いたのはユーフォ登場曲ではド定番と言われる、ホルスト作曲の組曲「惑星」から「火星」である。
組曲中、最も有名な「木星」に次ぐ知名度を持つ、「心太が食べたい」のリズムがキャッチーな曲だ。
例の有名なソロは、確かにユーフォの持つ暖かでまろやかな音色を良く活かしている。
これこそ、他の楽器では代わりがいない音だ。
そして曲が進むとトランペットと掛け合いを演じるのだが、向こうがフォルテシモのペット2本で来るのに対し、こちらはフォルテかつユーフォ1本で受ける。
これは鋭いけど細身の音のペットに対し、柔らかく太い音のユーフォでバランスを取った結果だろう。
これまたユーフォの音の特徴を良く勘案したオーケストレーションだと思う。
(動画→https://www.youtube.com/watch?v=L0bcRCCg01I 奏者の自撮りによるダイジェスト→https://www.youtube.com/watch?v=RERBcMwHi34)
「今後更にこの楽器の魅力をオケで光らせるのは、正直相当厳しいかも」
と。
なぜなら、ユーフォの担当する中低音域は、絵に描いたようなレッドオーシャンだからである。
さっきオケの楽器の使われ方は予定調和と書いたが、言い換えるならオケの歴史というのは、作曲者が新しいサウンドを求めて新たな楽器を試し、執拗に篩いにかけてきた歴史でもある。
即ち現在頻繁にオケで見かける楽器は、そうした淘汰をくぐり抜けてきた、いわば選りすぐりなのだ。
そしてユーフォの音域を既に担っている楽器には、金管だけでもホルン、トロンボーンという強力なライバルがいる。
ホルンはオケ草創期からのレギュラーメンバーだし、トロンボーンはレギュラーこそ逃したものの、ベートーヴェンの時代から頻繁に起用されてきた、いわば準レギュラーである。
更に金管以外でもチェロ、ファゴット、バスクラリネットといった楽器が控えている。どれもこれも、数多の名曲で不動の実績を築いてきたメンツだ。
そんな彼らに割って入ってポジションを獲得できる個性がユーフォにあるか…という話である。
同様の話は、サックスにも当てはまる(こちらはオーボエ、コーラングレ、クラリネット、ホルン、トロンボーン、ヴィオラ、チェロ等とカブる)。
一方、ユーフォやサックスと同年代に発明されたチューバは、登場するやいなやオケに起用され始め、今では準レギュラーの地位を勝ち取っている。
「登場した年代が新しい楽器」どうしでハッキリ明暗が分かれた形だが、これはチューバが担う、オケの最低音域にはコントラバスとコントラファゴットしか存在せず、ブルーオーシャン戦略で行けたということだ。
やはりユーフォの活躍する舞台は軍楽隊と英国式金管バンド辺りという結論になるのだろうか。
自分がユーフォという楽器を初めて耳にしたのはEテレの小学生向け音楽番組で、でもオケにいないし「なぜそんな楽器が?」と思ったものだが、あれも金管バンド~吹奏楽の流れがあるからだろう。
作曲者の創意工夫に期待したい。