はてなキーワード: 創作物とは
本稿では、現在の「ファン/オタク」が「関係性消費」を志向するようになってきているという事象を踏まえ、その内部の「男オタク」と「女オタク」のジェンダー格差や、関係性消費の今後について多角的な視点から分析を試みる。なお、本稿においての「オタク」は、二次元三次元を問わずある作品・概念・グループなどを愛好すると自認している人々のことを指すポジティブな言葉として用いる。拡散し多様化するオタク文化は2次元と3次元の壁を超え、全体像を画一的に語るのはほぼ不可能なため、ジャンルやジェンダーに関する詳細については各部で詳細を補完したい。
「日常系」は広大なオタク市場の中でもかなりの割合を占める作品群だ。基本的には複数の女性キャラの日常生活を描写した4コマ漫画が多く、それを原作としたアニメは2010年代以降各クールに2~3本は放映されている。基本的にドラマティックで壮大な展開や激しい戦闘を行わない、いわば反「セカイ系」カルチャーともいえるだろう。源流としては美水かがみ「らき☆すた」(2004)や、なもり「ゆるゆり」(2008)などが代表的なものとして挙げられるだろう。00年代初頭から現代まで増加傾向にある「日常系」は、現在も各メディアで売れ続けている。この背景には、やはり弛緩した日常風景の一瞬・ごく短いセリフや1コマのシーンの行間を読む関係性消費への志向への高まりが一因であると思われる。日常系の「物語性のなさ」は、逆に巨大な「行間」を生み出し、そこにオタクが各々関係性や物語を想像して消費することができるからなのではないだろうか。
関係性消費について、2,5次元舞台での「リアリティの担保に参加しつつ、舞台裏も消費するファン」や、「タカラジェンヌの四層構造」(東 2015:96-98)*1 で取り上げられた「各レイヤーを横断し、その要素を複雑に融合させながら関係性を消費するファン」は非常に興味深い。これに似た位相にあるコンテンツに、「バーチャルYouTuber」が存在する。「バーチャルYouTuber」とは、2D/3Dの二次元的アバターを現実の肉体の動きとシンクロ(トラッキング)させ、そのキャラとしてゲーム実況や雑談配信などを行う人々の事を指す。そもそも「YouTuber」の動画には前提とされる物語や世界観はなく、その動画単体でも楽しめることが前提とされており、多くのバーチャルYouTuberも同じく、上記の「日常系」にも通ずる他愛もない放送を行っている。しかしここにおいて重要なのは、「日常系」を「実在の人物が演じる」ことがコンテンツとして確立し、今流行していることである。難波優輝は「Vtuberの鑑賞の構成要素は、パーソン、ペルソナ、キャラクタという三つの身体に分けられる。そして、ペルソナとキャラクタ画像がつねに重ね合わせられ、かつ、パーソン/キャラクタとペルソナの層がそのつど関係づけられながら、装われるペルソナが鑑賞者の鑑賞の対象になっている」(難波 18:121)*2 と論じ、これを「Vtuberの三層構造」と名付けている。
そしてバーチャルYouTuberは、電子の肉体によって軽々と他のバーチャルYouTuberとの関係性を構築する。コラボ放送などでみられる仲睦まじい様子を、鑑賞者は「Vtuberの三層構造」を横断し、「彼/彼女らのパーソンのレイヤーでの関係性」が見え隠れする片鱗をSNSや動画において意識しながら鑑賞しているのである。また、バーチャルYouTuber側も当然「パーソンを消費される」ことに対する意識を持っているため、現実世界でパーソン同士が実際に会い、その時食べた飲食物の画像を投稿する、それに対して「パーソン・レイヤーにおいても継続される強い関係性」を読み取れるようになる、といった事象もあった。これはまさにタカラジェンヌの四層構造における「芸名の存在」におけるパフォーマンスと相似であり、その表象が3DCGやVR機器の発達によりさらに「オタク」向けに変化(美少女・美少年だけに限らず多様化)したものではないだろうか。「日常系」と「関係性消費」の拡張であり、またジェンダーと次元の攪乱への大きな手掛かりとなるムーブメントだと考えられる。
つまり、「実在の人物が裏に存在するという事実に裏打ちされた生々しい日常系・関係性」が、液晶内のキャラクタバターと動画配信という形態の手軽さにより、オタクの関係性消費への志向は次元を超えてさらに加速していくと予想できる。
・関係性消費における性別によるジャンル分け(女性向け/男性向け)の無意味さ
前章で関係性消費への志向がさらに高まると予想したが、本章ではオタクのジェンダー格差について女性向けジャンル・男性向けジャンルという分類の持つ意味合いやその内部の消費形態に差異があるのだろうか。
もちろんHL(異性愛)文化を扱う少女マンガ・少年マンガにおいても恋愛・友情・ライバルなどの相関図は存在するが、メインとなるカップル男女の恋愛関係がメインに据えられることが多い。一方BL/GL文化ではそれ以外の登場人物の関係性をより深く読み込み二次創作に落とし込む、あるいは理想の相関図を一次創作で描き出す。今後どんどん規模を増していくであろう関係性消費においては、性別によるジャンル分け(女性向け/男性向け)は無意味になっていくのではないだろうか。しかしここではあえて、わざわざラベリングされている「腐女子」と「百合男子」という言葉の意味合いについて掘り下げ、BL/GL(同性愛)ファンの文化それぞれの特徴から考察してみたい。
女性オタクの人文学/社会学的研究に関しては、特に「腐女子論」か「ジェンダー論」による先行研究が数多くある。その中でも数多く散見されるのは、「主体的な女性の性的欲望の解放」といった視座からの言説であった。特に「腐女子論」と「ジェンダー論」を組み合わせた言説では、「自らの女性身体が侵されない安全な領域において、性的な表象を消費するためにやおい文化は発達した」といったものも存在する。しかし、現在においてこれらの言説に私は違和感を感じる。勿論そういった側面も確かに存在する(した)と思うが、現在の日本の混沌としたオタクカルチャーの中で女性オタクの中から腐女子だけを切り取って上記のように論じるのは既にごく限られた一部の事例においてしか適用されない理論であるように思う。
今あえて「腐女子」を論ずるならば、私は「腐女子同士の関係性」に目を向けたい。腐女子であることによる世間からのマイナスイメージを払拭しようとしたり、イベントやSNSでの趣味やスラングの共有による特殊な連帯が、このコミュニティでは無数に形成されている。やおいコミュニティの特殊性について東は、「やおいを好む女性たちは、一様に異性愛から疎外されているわけでも、異性愛を拒絶しているわけでも、異性愛を欲しているわけでもない。彼女たちはただ、異性愛を排除したところで成り立つ、女同士のホモソーシャルな絆がもたらす快楽を求めているのである。」(東 2015:236)と述べている。さらに、腐女子は扱う創作物の特性上セクシャルマイノリティに対する理解が深く、またホモソーシャルな絆から発展し、腐女子同士が交際していることなどもよく小耳に挟む。シスターフッドやレズビアン連続体、ホモソーシャルな関係性を含んだ腐女子コミュニティは、作品上においても現実世界においても強い「関係性」を追い求めている集団なのではないだろうか。
では次に、GLを愛好する男性オタクについて考察してみたい。残念ながら、男性オタクの先行研究は数多くとも、その内容は美少女キャラクタへの欲望やコミケでのゆるやかなホモソーシャルな交流などになり、「百合男子」単体にスポットライトを当てたものは見つけられなかった。なぜなら、GLというコンテンツは受け手のジェンダーによって大きくその意味合いが変化してしまう場合があるからである。そして男性のGL愛好者は、「美少女キャラクタへの性的な消費」という使い古された言説の中に含まれ見えなかった存在であり、その消費の仕方は齊藤によって「腐女子との比較でいえば、男性おたくの『萌え』にとっては、関係性のプライオリティはそれほど高くない」(齊藤 2009:154)*3 と評されていたのだ。よって、ネット上でGLを愛好するファンは「百合厨」「百合豚」などと呼称され、その性別は限定されていない。これはGLというジャンルを男性だけが消費することに対することが上記の齊藤の言説のような文脈を帯びてしまうことに対する対策と、実際にファンの男女比がほぼ半々であるため、両方の理由によるものと思われる。逆説的に考えれば、「腐女子」という呼称が流行ったのはBLというジャンルを女性が消費することを蔑視されることに対するアンチテーゼとして、BLファン当事者たちが自らをそう名乗ったことに起原するのではないかとも考えられる。
また、百合厨コミュニティにおける異性愛忌避の姿勢は、腐女子コミュニティのそれに比べてはるかに厳格なものに感じられる。先に述べた「男性による女性キャラクタの性的消費」とは違うことを宣言するために「百合男子/厨」を名乗った男性オタクたちは、腐女子のようにホモソーシャルな絆を構築することはなく、二次元三次元を問わずして異性愛的な欲望を抑圧されるようになった。この構造は腐女子のジェンダー論に見られた主体的な性消費の解放とは真逆の道を辿っており、非常に面白い点だと思っている。
こうして述べてきたように、同性愛コンテンツのファンの構造は非常に複雑で特殊なルールの基に成立している。しかし、上記の性的欲望を抑圧される百合男子に関しては、百合というジャンルの男女比がほぼ同じであることに大きく由来するだろう。つまり、「同性愛コンテンツを扱うにあたり、そのファンは異性愛を忌避しなければいけない」といった暗黙の了解のようなものがオタクの中で存在しているということである。これに関しては、創作物と消費者のセクシャリティは隔絶して考えるべきであるという立場をとりたい。そして、特殊な連帯がプラスにもマイナスにもなり得るBLファン界隈と、ジェンダー問題に揺れるGLファン界隈は、第一章で述べたバーチャルYouTuberの関係性消費をモデルとして再構築されつつあると考えている。バーチャルYouTuberの関係性消費は、非常に複雑なジェンダー攪乱が日常的に行われている。パーソンがシス男性、ペルソナがシス女性、キャラクタがシス女性のキャラ同士の「絡み」は、GLともBLともタグ付けをすることが難しい議論になってくる。しかし、その関係性に惹かれるファンはキャラクタとパーソンのジェンダーを軽々と越境し、その複雑な「関係性」を消費することができるようになるのである。これに似た現象はアニメ・漫画においても進んできており、創作物と受け手のジェンダーが必要以上にファンを語るうえで関係づけられることも少なくなっていくのではないだろうか。
【続きと参考文献リスト】
ああ、もうね、あの糞ったれな著作権改悪を見ていたら、いっそ一度日本の漫画やアニメ等の創作物分野も徹底的に壊滅した方が良いのかもしれないと言う気分にすらさせられるね。
しかも出版に関しては当時の児童ポルノ禁止法や都条例でまともに動かなかったにも関わらず、
こう言う糞ったれなブロッキングやDL規制拡大化等の著作権改悪には率先して乗っかって一緒にやらかすのだから救いようが無いよ、こいつら。
反対している漫画家さんには悪いけど、そういう気分にさせられる。
しかしやらかした音楽、映画等の業界は衰退して見る影もないし、ゲームもソシャゲもそろそろ頭打ちで、技術的には海外に差をつけられ、拝金主義になってから衰退の兆しがでてきているしな。
それと当時のバイクの3ない運動とかでも家電でもそうだけどさ、日本って本当発展してきた分野を自分の手で衰退させぶっ潰したり、デジカメや携帯みたいにその後慢心して改良を行わなくて結果、他分野や外国に抜かれてシェアを失ったりする事をいつもやらかしているなと思う。
単なる愚痴
https://www.asahi.com/articles/ASM2D6F8NM2DUCVL03V.html
「意味のない法改正」「イラスト界が壊滅する」 違法ダウンロード対象拡大で漫画家らが“反対集会” (1/2)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/08/news154.html
静止画ダウンロード違法化案「目的を見失っている」──情報法制研究所、懸念と改善案を提言
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/08/news139.html
参考:文化庁は、違法ダウンロードの範囲拡大は海賊版対策として有効だと強弁し続けている。
https://p2ptk.org/copyright/1628
>目的を見失っている
正にこれ。
今回に関して言えば、漫画家の保護やらなんやらを建前に強硬しようとしていたしな。
以下に結論ありきで文化省を始めとした音楽業界、映画業界に今回はこれに加えて出版業界の談合している連中が、その後の影響を考えずに強硬に推進しているかと言っているようなものだよ。
去年の4月頃だけどブロッキングだけではなく、こっちの話も出た時にDL規制も碌なものじゃないからこっちも問題視しなきゃダメだよって言ったのも関わらず、
当時はブロッキングは問題視する人は多くてもDL規制に関しては逆に専門家ですら賛成していたのも多かったしな。
それに反対意見や問題視した意見に対して、ネットでも漫画家の食い扶持を守るためとか、自分達が死ぬとか言って反対意見を潰す連中も多かった。
それとこいつら文化庁は音楽業界と映画業界と組んでいつも著作権を理由にネット潰しする事しか頭にないのだからこうなるのも当たり前だよ。
現に今回もパブコメを読んでみても
>インターネットユーザーによる私的なダウンロードであっても,それが権利者に
>与える影響は甚大なものとなるし,侵害コンテンツと知りながら海賊版サイトか
>ら海賊版をダウンロードする利用者を,法第30条によって保護するに値しない。
>(一般社団法人日本知的財産協会(次世代コンテンツ政策プロジェクト))
参考:http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/hoki/h30_08/
とか余りにもふざけた事を発言したりしていたしな。
こんなもんなくなった日にはインターネットをまともに利用する事自体不可能になるわ。
今ですら危険性が多々あるのを指摘され続けているのにな。
しかし今回の改悪もし実行されたらこうした引用すら危険な行為になるやもしれんね(皮肉)
問題点が判ってからいつも土壇場になって手遅れになってから騒ぐ漫画家等の創作物分野のコミュニティーも進歩ないなと思うけどさ。
それとようは今回に関しては漫画家等の創作分野の人間は元々奴らの進めたがっていた規制の理由として、単に当て馬にされた格好だよ。
しかし何でも安易に規制を進める連中ってのはどんな分野でも人の話を聞かない結論ありきの無能なのが実感させられるな。
これを行った事で後にどのような副作用が起こるか考えないし、指摘された所で聞く耳も持ちやしない。
現に今回は素人に限らず、専門家にも法の形骸化を指摘され始めだしたみたいだしな。
多分この人達ひょっとしたら自身の携わる憲法や法律以外には無知なのかも知れない。
それにこんなもん正確に法律を適応したら、その辺で逮捕者溢れかえるわ。
そもそも情報の受信者側を逮捕すると言う発想自体本来頭おかしい代物なのだけどな。
表現の自由を一番に活用している連中が、一般人の知る権利を今回は侵害しているんだから笑えやしない。
現にあのDL規制法を唯一制定した国であるドイツですら、P2Pに限っても刑事訴訟の乱発で裁ききれない状態になって、
2008年になって再度改正したものの情報開示請求と警告状送付が乱発され、ユーザーや消費者団体から大反発食らったって状況なのにな。
そしてそのドイツですら単なるDLで逮捕された事例なんてないし、世界でも一例もない。
参考:第271回:欧米主要国におけるダウンロード違法化・犯罪化を巡る現状
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-ca58.html
第255回:ドイツの消費者団体の著作権法改正に関するポジションペーパー(日独のダウンロード違法化・犯罪化問題)
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-39f6.html
冗談抜きで今回のDL規制の拡大化についてはインターネット利用を委縮させるものであり、世界的な失敗事例からも何も学んでいない愚かな例としか言いようはないんだけどな。
韓国のアダルトサイトブロッキング化(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00000078-it_nlab-sci)を笑えやしない。
しかしこれをみても音楽業界や映画業界、出版業界はインターネット利用者は自身の客を含め、全員犯罪者扱いしているようなものなんだけどね。
大枠にあてはめ誰しも適応できる代物って、客に対してもこういっているのも同等なんだけども。
え?
漫研女子Aがキャラ似顔絵がうまくてお弁当だのチョコだの差し入れされては似顔絵書いてるのまで取り締まる気かね?
売ってるといってもデジタル原稿からいくらでも量産できる同人誌よりかなり悪質度は少ないよね?
まあ、一時期ヤフオクにあったパヤオとかアニメ色紙を見てかいただけの筆致の全然違う偽物は言語道断だけど
似顔絵とわかってその似顔絵がほしい人、直接売ってくれることに価値があるとみとめられる人はどう欲求を満たせばいいわけ?
とらは本人が真正だし返せといってるものにアシが書いた偽物だとの判定つけてむりやり売ったりしてる
同人誌もそうだけど一点物だの一限頒布の総数が少なければオークション式に価値が上がってしまうことはある。
それは出す側だけじゃなくて買う側、市場側の事情でもあるよね。
新しく話題になったキャラクターに対し、ひどいことをするツイートや絵があふれている。
生まれたばかりのキャラクターゆえ、ファンと呼ぶべき存在は少ないから気にされていないだろうが、好きなキャラクターがひどい目にあう内容がタイムラインに流れてくるのはつらい。
といった内容だ。
まったくもって同意だった。俺のタイムラインにも、好きなキャラクターがひどい目にあうイラストが流れてくる。
NTR、陵辱、リョナなどジャンルは様々だ。もちろん見かけるたびにブロックしている。それでも見るたびに嫌な気持ちになる。
そして、タイトルにある絵師のモラルの低下を感じた瞬間だが、上記のツイートが流れてきた後に続けてフォロワーのリツイートで、知らない絵師のツイートが流れてきた。
嫌なものを見たくないなら、Twitterにはブロック、ミュートという便利な機能があるんですよw
衝撃だった。開き直って自分を正当化する絵師にも驚いたが、何よりそんなありえない発言をする絵師のファンネルになるフォロワーに吃驚だ。
このフォロワーは件のツイートをリツイートした後、性癖否定はブロック安定とツイートしたため俺はこのフォロワーをブロックした。
否定されているのは特殊な性癖ではなく、特殊な性癖の創作物を公開アカウントでアップロードするその異常さだ。
中には「ツイートする画像/動画をセンシティブな内容を含むものとして設定する」この設定をオンにしていない絵師すらいる。
昔の絵師はブログのイラストページには全年齢向けのイラストだけで、18禁の絵は分かりにくい入り口から飛ぶページに隔離していた。
なぜ特殊な性癖の二次創作をアップロードしている絵師は鍵アカウントにしないのか。
有名になり金儲けがしたいのか。
同じ性癖のクリエイター同士でつながり、自分たちが正しいと勘違いしているのか。
よく絵師を正当化するためにファンネルが言うセリフに、知名度向上に役立っている。というものがある。
だが拡散されていくのはその絵師が描いた歪曲されたキャラクターだ。
オタク友達に好きなキャラクターを聞かれたことがある。俺が答えるとそのオタクは
そう言った。結局そのキャラクターを知らない、気軽にエロを消費していくオタクにとっては描かれた二次創作で興味が止まる。
絵師と同じくモラルのないオタクが集まり、声が大きくなっていく。
頼むから鍵をかけて巣に引き篭もってくれ。
二次創作絵師とそのファンネルよ。どうか自分の言動を見つめなおし、省みてほしい。
正常な感性を取り戻すことを切に願う。
でも時代の影響を受けないわけではない
2019年設定のアニメで、スマートフォンが出てこないと違和感を覚えてしまう、みたいなことはある
おかげでオカルトはもう死にかけだ
人型ロボットもそうだ
昔はまだロボットが想像の中にしかなかった、しかしそれが少しずつ現実に顔を見せ始めた
すると強烈な違和感を放ち始める
完全な想像の産物は良いのに、現実と少し違うものは違和感を覚える、これは人間の性質だからしょうがない
割りと叙情的な話になりがちだから細かいことは脇においておける
ただ人型ロボットが出るタイプの創作は、設定のディティールにこだわろうとするような、SFであることが多い
すると、細部をこだわろうとすればするほど「なんで人型ロボ?」の説明の難度が上がってくる
いっそ魔法少女モノみたいに、想像の側へ倒せば可能かもしれない
子供向けの戦隊モノがそれにあたるだろう、でもオタクたちがいう人型ロボのジャンルはそちらではないはずだ
あるいは、世界そのものが創作物とか異世界とか、そういった設定にすることで回避もできるがそのくらいだ
徐々にだが確実に人型ロボは限界に近づいている
義理ふぁぼ(今はいいね)は良いことなのか悪いことなのか。私はめちゃくちゃ良いことだと思う。なぜ言い切れるのか、それは私が義理ふぁぼすら貰えない人間だから。
義理ですら反応が貰えない。これは、結構キツイ。なんていうか、頑張ったものを見てほしくてネットにあげたけど評価無い。単純なしんどさ。それ以上に「友達が描いた絵(当方絵描きです)にいいね押す」これさえして貰えないほど私に価値なかったんだな、と思う。私自身にも、私の描いた絵にも。
創作物をネットにのせるってもうそれ承認してくれって言ってるのとおなじなので別に承認されなくてもいいやつははなからネットの海に放逐しないから、押せる時には押しといた方がいいと思う。
現実で会うと友達は「絵がうまいね」とほめてくれるけど、その実SNSでは一手間さえ嫌なくらいの価値しかないのだということをまざまざとわかっている私は、「嘘をつかないでほしい」そう思った。思ってしまった。敗北した、と思った。SNSに向いてない人間になってしまったんだなということだ。
青春や人生ををTwitterに捧げてきたけどもうやめる時期なのだろう。
友達が常にTwitterにはり付いているわけではない、何をいいねするかなんて自由だし強制されるいわれもない。私のTwitterを確認する責任もないし、こんなものただの言いがかりでしかない。傲慢な我が儘だ。
でも思っちゃったんだよね。口ではなんとでも言えるやんて。そのお口と行動が会ってないんやて。だから私の負けです。
二次創作アカウントの絵にはいいねくれたりするんで、「好きなキャラを都合よく描いてもらえる」くらいの存在だったってこと。私自身に価値がない。そういう事実、頑張って受け止めます。
こういうことを考えて文章におこして匿名で投稿しちゃう。そういう性格だからダメだったんだと思う。なにもかもが悲惨だ。人格に問題あるけど辛うじて絵は描ける存在だったのにそれすら価値ないよって言われてしまった。
詰んだな。
「リアル」って褒め言葉は創作物で実際現実と比較したり細かく見たりすれば全然現実的じゃないんだけど、従来の描写よりこだわりがある、演技に熱がこもっていて迫真である、その結果としてそれっぽく臨場感が出てるって意味なんだよ。
アニメの感想で使う例としては「ガルパンの戦車がリアル」(実際はもっと機械感あるし、女の子が力で動かすにはいろいろしんどいし、戦車砲あたったらとんでもないことになるけど、モデルにこだわりがあって、効果音もいい感じなので臨場感がある)とか。
アニメ以外にもちょっとこだわった刑事ドラマで「警察の描写がリアル」とか医療ドラマで「手術の様子がリアル」なんて風に使う(現場の人間が見たらツッコミどころ満載であるに違いない)。大河ドラマなんてどんなに頑張っても現代人の知識で当時を再現できるはずがないのに、ちょっとテンプレより歴史的事実に寄せるだけでリアルだって言われるからな。リアルだって言われるけど現実と全然違うじゃんなんて細かい指摘をするのは無意味。(つまんなかったし臨場感もなかったってのは個人の感想だから自由だが)
レイプされた女子高生が「実は本気で嫌なわけじゃなかったくせに」と周りから誹謗中傷を受けまくるという悪夢を見た。
他に好きな人がいて本当に嫌がっていたのだが、恐怖に身がすくみ、強く抵抗できなかったのだ。
目が覚めてから「ああ、確かにそうだったな」とわたしも思い出した。
レイプではないが、子どものころに近所の子ども達から性的ないたずらの標的にされたことがあった。
服を脱がされて、複数人から羽交い締めにされ、いろいろなことをされた。
大人になった今でも、そのときのことを思い出すと身体が凍りついたように固くなり、極度に不安定な精神状態になる。
もしかしたらわたしは、あのときの記憶に苦しむあまり「実はわたしも楽しんでたんだ」ということにして何かしらの心的補償を図っているのではないかと思った。
だからレイプされるシチュエーションの創作物にあんなに興奮するのかな。
向き合うには闇が深すぎる。
もうこのままにしておこう、と思った。
元々漫画とかアニメが好きで2次元オタクをずっとやっていたんだけど、声優にハマった流れで徐々に3次元アイドルに流れていった。
最初はやっぱりAKBみたいな有名どころから入ったものの、推しメンが卒業したのを機に気軽にライブに行ける中堅どころ~ド地下アイドルみたいなところまで手を広げてしまった(都内に住んでたから行きやすかったという理由もある)。
これまでの人生でライブハウスなんて怖くてまったく行ったことなかったんだけど、推しを見れるという後押しによって1年くらいは結構楽しく頻繁に足を運んでいた。多いときは週に3・4回くらい。仕事帰りに渋谷とか新宿で降りてライブが終わってから満員電車に揉まれて帰宅する。
こういったライブハウスの活動中心のアイドルは、出番後にチェキを撮影して数分間会話を楽しむという特典会があり、ほとんどのオタクたちはこれにも参加する。
実際にアイドルと話をする以外の時間(つまりライブハウスにいるほとんどの時間)は、オタク友達同士で雑談したりしてる人か、特に知り合いもいないのでスマホいじるかボーっとしてる人に分かれる。
私は基本的にコミュ障なのでやはりここで友人をつくるなんてハードルは超えられず、後者の人種だった。
アイドルのライブを見て、少しだけ話して元気もらって、お土産としてチェキを手に入れる。ということを目的に来ているのでそれ以外のことは特に求めていなかったのです。たぶん私と同じようなオタクは結構いるはずです。
昔2次元オタク全開だったときに、知り合った人と折り合いがつかず「あの人と会いたくないなぁ…」と思ってしまう失敗も過去にしていたので、自分は対人関係下手なのもわかっていたし変な理由で好きなアイドルに会いに行けなくなるのは嫌だったのです。
しかしやはり現場でずっと一人ぼっちなのはかなり寂しく、推し被り(同じアイドル/メンバーを推している人)同士くらいは多少喋れる人を作ったほうがいいかなと思ってしまいました。
(思い返すとこれが悪かったのか…)
ある日、特定のアイドルメンバーと近い距離で会話ができるオフイベント(限定10名!みたいなもの)に参加したときに、一緒になったオタク男女数名とわりと楽しく会話した。そう、別に会話しようと思えばその場では普通程度には喋れるんです。Twitterもみんなで相互フォローして、これで自分もアイドル現場でもっといろんな交流ができるかなと期待もした。
こうなってくると結構タチが悪くなってきて、アイドル現場にいくと周りのオタクが気になってきてしまう。
「あの人いつもいる人だな」
「あの人一度喋ったことあるけど、話しかけてきたりしないな」←自分から話かけるという選択肢は無い
などなど。
別にこれはよくある光景で何ともないんだけど、自分が中途半端に意識してしまうのが本当によくない。アイドルを見に来てるんじゃないのかよ俺。
しかし相互フォローしてしまっているので、Twitterを見るとオタクのつぶやきがすごく目に入ってくるのです。
しかもライブ中心アイドルのファンは現在は10代後半~20代中盤の男女がボリュームゾーン。私はもっとおじさんなので、明らかに若者ノリにはちょっとついていけません。
疎外感が加速していきます。
そしていつのまにか、とあるオタクのいわゆる「裏垢」をフォローしていました。なぜフォロー許可してくれたのか今となっては本当に謎です。
これも今の時代なにも珍しいことではないのかもしれませんが、裏垢では同じオタクに対する文句などマイナスな方向のツイートが並んでいました。
ミュートすれば良かったんですが、気になってついつい読んでしまいました。
厄介オタクという迷惑行為をするファンも目立ち始め、私は直接的な被害は何もないのですが、アイドル現場にどんどん自分の居場所が無くなっていくのを感じました。
これがすべて私の被害妄想だと言われればそれまでかもしれませんが、徐々に足が遠のいたのは確かです。
そして、仕事が長期休みのときに偶然ダウンロードしたスマホゲームが面白かったのをきっかけに、2次元のオタク趣味に戻っていきました。
2次元オタク文化は、創作物を褒め合う文化があるし、素直に良いものは良いと言っている人が多いと思いました。
とても、とても居心地がいいと感じました。
単純に3次元アイドルオタクをするには一定のコミュ力が必要で、私にはそれが無かったという話なのでしょうか?
3次元アイドルオタク現場の適正年齢を私は既に超えていたという話なのでしょうか?
推しの子はもちろん今でも好きなので、Twitterはフォローしてますし、たまに画像を保存したりしています。ですが現場にはもう半年以上行っていません。
こないだ増田で「年下のクリエーターの創作物に熱くなれない」ってエントリがあったけど
自分はそういうのはないんだけど、逆に最近若い女の子のアーティストを猛烈に好きになってしまって
それをどこまで表に出していいのかなってことにちょっと悩んだりしてる 今のとこリアルでの知人には言ってない
私は30代前半の女なんだけどそのアーティストはアイドルとはちょっと違う所謂「ガールクラッシュ」と言われる
女の子たちをキャーキャー言わせるような実力派の女の子4人のグループで、私が好きになったのはその中の1人でまだ23歳
歌も踊りも最高にうまくてセクシーでグラマラスな体つきに長い黒髪、でも(表に出している)性格はさっぱりしていて男っぽくて
笑い声が低いんだけどかわいらしくてグループ内で最年少なのに他のメンバーの誰よりも「お姉さま」オーラを醸し出していて
お化粧したそのお顔が「お姉さま」という概念のまさに権化という感じの美しさ凛々しさで
でもそのお化粧をする前の自分のあっさりした素顔も平気で見せてるもうとにかくめちゃくちゃに素敵な「お姉さま」で、
彼女の新しい動画や新しいステージパフォーマンス見る度に私は歳を忘れてドキドキしてしまう 9歳も下の「お姉さま」に
ほんと30代の立派なババアと言われてもおかしくないくらいの年齢の女が何を23歳の女の子にお姉さまだよって自分でも思うし
ファンの子たちも圧倒的に彼女と同年代かそれ以下の年齢の女の子たちで占められてるからリアルネットに関わらず
私も彼女を好きだ!ってことをなかなか言えないなあと思う
良くてすごく才能あるよね~!若いのにかっこいい!くらいの距離感からしか好意を表す事が適切ではないように自分で思ってしまう
素直にキャーキャー好きだと言い募るのはその子達から見ればBBAが調子乗ってて痛いと思うだろうし
それでできあがってるファン間の空気を壊すのも本意ではないのでまあやっぱりこれからもきっと表に出すことはないだろう
まあそれはともかくとしてキャラクターとしての「お姉さま」という概念に
実年齢ってあんまり関係ないものなのかもな、という実感をした昨今
吉野朔実という人の描いた漫画で小学校5年生のしっかりした女の子にその同級生である主人公の少年の母親が
「キリリとしていて素敵ねえ(略)なんかお母さんドキドキしちゃった お姉さまみたい…」ってときめくシーンがあったんだけど
まさにその感覚で、二次元三次元問わずそれを認識する自分という存在を度外視して考えるとき
対象の持つ屹立したキャラクター性というものは年齢性別を超えて確実に存在し他に波及するのだなあという気がする
概念において年下でも「お姉さま」、年下でも「先輩」という状態があってそれに萌えるのは
そんなにおかしいことではないのかなという気がしてくる
勝手にキャラクター性を当てはめて消費していると言われればその通りだし
ふと自分を同じ土俵に上げてしまうと現実に返ってしまうのがつらいが、
心の中でそう思ってる分には許されるのではないか、許してほしいと思いながら
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 94 | 24878 | 264.7 | 33.5 |
01 | 43 | 3507 | 81.6 | 21 |
02 | 31 | 5174 | 166.9 | 48 |
03 | 20 | 3219 | 161.0 | 101 |
04 | 21 | 3641 | 173.4 | 101 |
05 | 17 | 619 | 36.4 | 31 |
06 | 20 | 1107 | 55.4 | 40.5 |
07 | 22 | 1010 | 45.9 | 24 |
08 | 58 | 5659 | 97.6 | 38 |
09 | 52 | 6273 | 120.6 | 40 |
10 | 155 | 13076 | 84.4 | 55 |
11 | 213 | 15115 | 71.0 | 42 |
12 | 148 | 7846 | 53.0 | 38 |
13 | 116 | 8661 | 74.7 | 39 |
14 | 80 | 5243 | 65.5 | 28.5 |
15 | 149 | 9204 | 61.8 | 33 |
16 | 128 | 8052 | 62.9 | 39 |
17 | 94 | 5192 | 55.2 | 31 |
18 | 192 | 13292 | 69.2 | 35 |
19 | 110 | 5362 | 48.7 | 25.5 |
20 | 96 | 7399 | 77.1 | 35 |
21 | 104 | 8653 | 83.2 | 35.5 |
22 | 152 | 13959 | 91.8 | 29.5 |
23 | 155 | 14102 | 91.0 | 36 |
1日 | 2270 | 190243 | 83.8 | 37 |
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TwitterもPixivもしていて、有り難いことにイラストや同人誌の感想もぽつぽつ貰っている
相互フォローしている中には基本的にイベントは行かないで通販で買いますって買い専もいる
その人が何気なく呟いた「冬コミの○本と●本が発送された!(どちらも同じCPの本)」というツイートをたまたま見てしまった
あれほどTwitterで好きです好きです言ってる割には、冬コミで出した私の本は買わないんだねって寂しくなってしまった
本の内容はありふれたものだったからその人には買わなくても良いリストに入っていたのかもしれないし、書店委託だと手数料高いからあまり本は買えないのは分かってるので、その人は悪くない
ただ、イベントでお金を出して本を直接買ってくれたり、書店で買いましたって報告してくれる人の『好き』こそ信じられるって気持ちになってしまった自分が嫌だ