はてなキーワード: 家庭料理とは
はじめて連れてってもらった風な感じでふるまったが、実は近くで働いてた時に一人で来てた
一度アメリカの家庭料理の店、ちょっとおしゃれでデートコース的なところ、にも連れてってもらったが
自分としてはこっちがハズレだった
席数が少ない上に隣の席と距離も近く、込み入った話もしづらかったなあ
海鮮のお店にも行った
自分達はまだまだ距離のある関係で、お店の人が声かけに困ってそうだと感じた記憶がある
ご夫婦・奥様と呼びたいけど、様子はせいぜい友人・知人の間柄…そんな感じだったと思う
一緒に行ったお店はどこも普通のところで高級店とかは行った事がない
けど、普通の居酒屋でも、私が決めたところは夫はなぜか居心地が悪そうだった
庶民的であっても普段好んで行かない店、というのは落ち着かないのかもしれない
以来、希望は伝えるが店選びは完全に夫任せだ
いきなり高級な寿司を頼み交際終了した話題を読んで、自分の時はどうだったかと振り返ったが
相手と一緒にいるのが主目的の時は、普通のところが楽でいいなと
逆に相手に興味が持てないが婚活をこなさねば、と思っていた時は、せっかく2人で行くのならお店はちょっと良いところでないと、という意識があったな
集りたいわけではなく経験値として、実際割り勘にしていた
デートコースの数・バラエティを増やすのは有意義だし、場所自体に興味があれば相手に興味がなくても間が持つ・気分も持つからと
「世間的にはメジャーだけど、たまたま実家では出てこなかったので作るものの候補に上がらない料理」って人それぞれあると思う。最近だとアジフライを発見して幸せになれたので、そういうのを教えてもらえると嬉しい!
当方アラフォー女性、夫と幼児と三人暮らし。基本は自分が食事担当だけど、料理苦手で子供生まれるまであまりしてこなかったので定番レパートリーが少なくもうすこし頑張ってみたくなった。ちなみに母も同じ方向性で、実家ではわりと同じようなメニューが繰り返されていたように思う。(特に不満に感じたことはなかった)
今の武器としては、
大鍋系→カレー、クリームシチュー、ポトフ、水炊き、たまに肉じゃが
魚系→干物をそのまま焼くだけ、鮭焼くだけもしくは野菜とホイル焼き、ぶり照り、白身魚のムニエル
肉系→ハンバーグ、あとは特に定番はなく適当に野菜と炒める(味の系統は創味シャンタン、味噌、オイスターソースのいずれか)
他に何か「いやいやこれは定番やろ!」というのがあれば教えていただきたい。麻婆豆腐みたいな特徴的なやつだとなおありがたい。
ちなみに鯖の塩焼きが入ってないのは鯖アレルギーだから。牛肉を使ってる気配がないのは単に作りたいメニューが今のところないからで、特にこだわりはない。
自分は一人暮らしの期間が長く、一方で妻はずっと実家住まいだったからか、結婚して妻の料理を食べたとき、これは自分で作らないとあかんね、と思った。
これは、3品作れということではない。
肉じゃがを作るなら、3日分持つように作れ、ということ。
1日に1~2品を3日分つくり、前日と前々日に作った料理も出す。
これで毎日3~6品並ぶことになる。
毎日3~6品料理を出すテクニックがわかったが、これを続けていると、これ昨日も食べたじゃん〜っていう気持ちになることもあるかもしれない。
毎日つくる3日分の料理を、その日食べるぶん以外は冷凍しておこう。
スパゲッティとかの麺類や、天ぷらや刺し身はちょっと向かないですけど、冷凍して問題ない料理は冷凍しておこう。
そうしておくことで、どうしても料理が面倒な日のためのセーフティにもなる。
家庭料理のメンドクサポイントのなかでも、結構なウェイトを占めるのが、献立を考えること。
毎日何を作るか1から考え、その材料をスーパーに買い出しに行くのは、かなり面倒である。
なので、スーパーに行ったら、料理の材料の一部を2〜3倍の量買おう。
そうして、次の日には余っている材料で何ができるかを考えたほうが楽である。
それに、食材は多く買ったほうが安くなることが多い。
出汁は、自分で取るとお金が高く付くし面倒なので、だしの素で済ませる向きも多いと思う。
ただ、出汁の役割は、旨味を加えることだけでなく、香りを加えるところにあり、出汁の素ではその点が致命的に駄目である。
自分でとった出汁は香りが十分にあり、野菜を焼いたり揚げたり茹でたりしてぶっかけるだけで、普通にうまい。
なんなら、クックパッドの出汁の素を使用した料理などよりも、よほど本格的な感じさえ出てくる。
これも冷蔵庫に入れておけば1週間近く持つので、毎週1日だけ出汁をとり、2Lの容器に入れておけばいい。
ハインツの缶カレーはうまい。特にシェフスペシャル。これをAmazonで常備しておこう。
どうしても、やっぱり、料理が面倒くさくなったときにはためらわず開けよう。
スパゲッティは一人暮らし民にとって主食のようなものだろうから、言わずもがな。
ペペロンチーノだと物寂しいときには、ブロッコリーを1株茹でて、細く切ってオイルパスタに混ぜ込めば、相当うまいし野菜がとれる。
ツナと卵は、チャーハンに使う。土曜の昼はスパゲッティに逃げたから、日曜の昼はどうしよう…というときにでも使う。
冷凍餃子はスープに入れても美味しいし、ホント面倒なんですってときのセーフティにも使用できるし、普通にうまいから、普通に常備しよう。
①安い家賃の家に住む
一番簡単かつ、即効性があるのが「固定費」を落とすこと。固定費の代表格が言わずもがな、家賃です。例えば「バス停」の近くに家を借りるとかの工夫をする。
安い賃貸をお探しなら「door賃貸」がおすすめ。色んな物件サイトを横断して検索できるポータルサイト。
door賃貸 https://door.ac/
②自炊する
次に定番なのが「自炊」です。自炊を継続させるポイントは「所詮、家庭料理なんだから!」という意識をもつこと。自炊は基本的に毎日やることですから楽にやるのが大切。シンプルな炒め物や魚の焼き物を1、2種類覚えておいて、あとは味付けのアレンジで気分を変えるのが良い。
安い食材を探すポイントはズバリ「地産地消」。流通コストもかかってないから価格が安定しているし、なにより新鮮。地場野菜の利用がおすすめ。そう考えると、①の安い家賃の家に住む場合もキッチンはある程度充実している家が良い。2口コンロが必要?
③飲みに行かない
生活レベルを落とすための参考にしたい本6選
①「捨てる力」を養う指南書『ぼくたちに、もうモノは必要ない』
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4847093461
高い方の岩盤浴つきにしたけどあまり風呂も岩盤浴も満喫しなかった
飲み物がほっとだったけど常温でええやで
どこのご家庭にもあるブロッコリーと冷凍皮付きポテトとフランスパン2本と香燻ウィンナー500gとシュレッドチーズ1キロを用意しよう
フォンデュ鍋セットはメルカリとかで買え 燃料が付属してなかったら薬局に売っているエタノールかメタノールでいいぞ
あとどっしりした食べがら入れのような黒い陶器 これに串をいれて卓上に出しておこう
爪楊枝も数本必要だ
まず冷凍保存してたものを風呂にいくまえから常温放置して解凍しておく(シュレッドチーズはやらない)
ブロッコリー、香燻ウィンナー、皮付きポテト、フランスパンなど
次、小鍋に湯を沸かし、ウィンナーを沈めて湯がちょっと濁るくらいまで茹でる ゆだったら放置せずすぐに皿にあげ、湯をとっておく
ブロッコリーが生だったら枝をきりおとして小房にしてこの湯でゆでる 蓋をして芯まで火を通す これも皿にひきあげる
フランスパンは3センチ程度の角切りで山盛りオブ山盛りになるよう用意する
あと生野菜もくどさをさっぱりさせるので生人参スティックや生レタスなどもあれば用意する
さて、食べる5分前になったら、フォンデュ鍋にニンニク臭をつける、具体的には冷凍ニンニクを半分に切ったやつをちょっと放置して汁がでたところを内壁にぐりぐり塗りつける いい匂い
さらに白ワイン100ccをフォンデュ鍋の中にいれていつものコンロにかけて中火で沸かす 焦って強火にすると端っこからこげてくるから中火
冷凍保存していたシュレッドチーズ200gを秤ではかりとる、結構な量だ 丼一杯くらいになる
そいつを一旦ボウルにいれ、大さじ半分のコーンスターチ(とレシピにあるがふつうそんなものはないので片栗粉)を
まぶされたらそれを沸いた白ワインにドバーといれてとにかくかきまぜる
ぐりぐり!ぐりぐり! シュレッドはとけた
弱火にして30秒ごとにまぜよう
一方で卓上ではアルコールランプに燃料をいれて空気アナ全開にして用意してあるはず
串も食材も食べる人も用意できたらアルコールランプに火を付ける
もちろんチャッカマンがあればそれでいいがないときは爪楊枝の頭のほうにコンロで着火してゆっくり歩いてアルコールランプに近づけるとよい
速歩きするとすぐ消える
火が用意できたら爪楊枝には水をかけて消火し卓上にフォンデュ鍋移動してボナペティだ
そして食欲旺盛だともう200gチーズが食えるとおもうだろう
なので別鍋でとかして焦げ鍋にそっと追加するのがよい
実はよく考えなくても電気プレートで150度くらいでたこ焼きプレートとかつかってフォンデュすりゃいいんじゃねえの
焦げ鍋は水いれて一晩放置してゆるんだところをはがせ 重曹でこすってもいいとおもう
シュレッドチーズ1キロ980円 香燻は800g入が960円位
で入手できる気がするので数回フォンデュしたらもとがとれるし冷凍保存もできるし家庭でフォンデュしない理由が(脂肪しか)ない
あとタコス(タコライス)も同じように家庭でやらない理由がみあたらない(こっちはそんなに脂肪もない)
お手軽でジャンキーで外食に太刀打ちできるごちそう家庭料理いくつか知ってるとたのしいぞ
エメンタールは削るの大変そうだが全般的に電子レンジでやるのだろうか
でもうちの冷凍庫にあるラクレットのほうがもっと大変なんだよな
まあシュレッドがらく
増田ランキングありがとうございます。楽しくよみました。
個人的に2020年で振り返って、あの増田良かったな、と思うものが幾つかあったので書き残します。
余談ですが、個人的なランキング内のイチオシは「防犯カメラの死角を必死で探したことがある」、「 新調したエアコンのIoT機能で、家庭に(勝手に)不穏な空気が ※追記」です。入ってて嬉しい。
早速本題に入ります。こちらはブクマ数が多めなので、ランキングに入れてほしい。
定期的(?)に投稿されるテンポの良い自炊エントリの一つ。一方的にピザの美味しさ、効率の良さ、世間体の良さを迷いのない誇張表現と併せてガツガツ押し付けてくる。出鱈目のようで、一般的な家庭料理との差別化がしっかりされてることや、なにより増田自身が、住む場所までピザに狂わされているのが妙な説得力に繋がっている。本当に読んでて楽しい。
「『THE★JINRO』イケメン人狼アイドルは誰だ!!」に行った女の手記
新型コロナの集団感染が舞台で発生した時期に出てきた増田。イベントに行った幸福感と後悔、その心境が細かく書かれていて読み応えがある。どうしてコロナ感染のリスクと推しイベント参加を天秤にかけられるのか?という疑問がこれを読むとちょっと理解しやすくなる。特に日記最後の
で上手く言えないんだけど納得した。
フットワークだけは軽い親に辟易する増田の状態が、文章でそれなりに伝わってくる。という内容もあるが、それに加えて「親が後先考えずに出かけて案の定やらかして帰ってくる」テンプレートとして上手くできすぎてて面白かった。改変した増田の アフガニスタンに丸腰で行った母が許せない も併せて読んでほしい。
3年前の私へ。 あなたは死なずに3年後も生きているし、 3年後も同じ会..
3年前の増田が書いた増田に対する返信増田。遺書の内容を考えていた3年前から、2020年のクリスマスまでなんとか生き抜いたことを褒めたたえている。特別感はなくとも、あの時よりは進んでいる、何かが積み重なっているんだという内容をクリスマスの夜に書きしたためるのが素敵。忘れがちだけど増田は日記であるので、こういう過去の自分を祝福する内容こそ王道ではないかと思っている。
ランキングの基準がブクマ数なので、これらはランキング圏外だと思いますが、増田文学といったら推したいのがいくつかあるので列挙します。
どこからか腐った肉の臭いがする。 臭い。と帰宅した妻に言われてキッチン..
なんだか危険な雰囲気で始まる増田。異臭の原因は読み手が思うよりはるかにあっけないが、この異臭のように気付かないうちに何かが腐り始めてはいないかという示唆に、なんとも言えない読後感。緊急事態宣言下の鬱屈とした時期に投下されたのも含めて、「緊急感はないが焦りはある」雰囲気が滲み出ているような増田。
足立区が時事ニュースで注目された時期に投下された増田。こちらはちょっとSFチック。不条理に決められたルール下のもとで、営まれる学生生活の一片がなぜ「滅びた日」なのか、考えるとちょっと楽しい。(百合には詳しくないので詳しい人の感想が読みたい)
増田には時事ネタとSFを絡ませた創作を行う人が一定数いるようで、度々こういうものに巡り合える。一昨年では 消費税2045 が良かった。
増田では漏らし報告が伝統芸のように扱われているが、この増田はまさに2020年のそれといって過言ではないと思う。先に言うとこの増田は結局漏らしていないが、その焦燥感たるや物凄く、文章を読んでいるだけでそれが伝染する。高速道路上で起きた車のトラブルが全ての発端であるが、それよりもじわじわと着実に距離を詰めてくる便意との戦いこそが真のトラブルであると、なぜか錯覚してしまう。そんな緊迫感MAXな増田。なお間に合ったあとのスピードダウン、ハッピーエンド感も捨てがたい。
Twitterでお母さん食堂について議論されている中、比較的バズっていて目に留まったツイートを分析した。
切れ切れになっていると分かりづらいので、まとめてから改行は勝手に入れた。
https://twitter.com/Kumiko_meru/status/1343794177570566144
「お母さん食堂」の何がいけないかっていうのは、実は難しいんだよなあ。
まず日本では、和食の料理人は男ばかりであるのに、家庭で料理するのは女ばかりという現状がある。
和食の料理人に男性が多いイメージはあるが、調理士の人数比を見ると100:75であり、給与も男性平均384万円に対し女性平均284万円で*、
実は調理士は比較的男女賃金差の少ない職種である(男性の給与に対する女性の給与比は、全職種0.69に対し調理士0.74)。
「同じことでも女がしたら金を渡さない」というのは明確な嘘。家事が無償なのは男も女も関係ない。
女の人も外で働けばお金を貰えます。男が自宅の畑で野良仕事しても給料は出ません。
家事負担が妻に偏っている問題は、各家庭で話し合って解決してください。
で、「お母さん食堂」だが、これは家庭料理「のような」ものを出す「食堂」をイメージしているのだろう。
無償である「家庭料理」のイメージを「お母さん」=女だけで代表させていることで上記の搾取構造を肯定している、というのがまず1つ。
ここで言う「上記の搾取構造」とは、「女性が料理をしてもお金を渡さない」ということを指しているのだとしたら、それは上述の通り明確に嘘であるため議論に値しない。
家事負担が女性に偏っていることを問題視するのであれば、まあ分かる。お母さん食堂という名称は、家庭料理は女性の仕事というイメージを再生産するってことね。
そして、「食堂」の部分は「金銭が支払われる」という意味を内包している。
実際、コンビニの商品は有料であるし、その利益を得ている会社の経営陣はおそらくほとんど男性であろう。
「実際にはほぼ女性の労働で作られている家庭料理」というのがよくわからない。
ファミマの商品を工場で作っている作業者がほとんど女性ってこと?そしてその人たちをファミマが搾取してるってこと?
労働者は総じて資本家から搾取されてるってマルクス的な考え方はできるけど、それなら男女関係ないよね。
あるいは、「お母さん」って名称を、利益を上げるために男主体の会社が都合よく使うのが搾取…というか文化の盗用にあたるってことかな?
「お母さん」は女性の築いてきた文化なのだから、男が利用するんじゃない、的な。
黒人のドレッドヘアを白人が美容院で採用して利益を出して、そのモデルに白人を使うような感じね。
それなら分かるけど、元の文章だと誤読のリスクがかなりあるな。
難しいと思うのは、「お母さん食堂」という名称は、差別の原因でも差別の本体ではなく、もっと大きな差別構造の1つの表れに過ぎないんだよね。
だから、「これを批判して改名させても何も変わらないじゃん」という冷笑派の意見はある意味正しい。
一方で大きな差別構造の、一つの典型的な表れであるからこそ、これを批判することは、差別構造の問題提起として分かりやすいんだよね。
全体をかみ砕いて再構成すると、
家事労働が女性に偏っている現状が「家庭料理はお母さんのもの」というイメージを定着させている。これは解決すべき課題である(男性も家事負担しろ)。
「お母さん食堂」はこのイメージを再生産することになるので、認め難い。
また、男性主体の会社が利益を上げるためにお母さんという名称を使うことも、文化の盗用、一種の搾取であり、批判の対象となる。
てところだろうか。で、これが論旨と仮定して、ツイ主が何を「大きな差別構造」と捉えているかというと、
男が外で稼いで女が家庭で無賃労働をするという性役割と、その構造を固定化する男女賃金格差などを指しているんだろう。
ではどういう社会になって欲しいかというと、男女賃金格差のない、男も等分に家事をする社会ってことだよね。
これだけ言えば、まあそうだよねってまともな人は思うよ。なんでこんな簡単なこと、こんな分かりにくく言うのかね。
あと、個人的には男女賃金格差をなくすためには、女性が高校・大学を選ぶ段階から、文学部とか芸術系とか金になりにくい専攻を選ぶのをやめて、
専門職に就きやすい法学・工学・医療系を選ぶのが良いと思う(弁護士・薬剤師・プログラマー等の男女給与比は0.82~0.99で格差が少ない)。
あと、夫に家事させたいなら、女に困ってない高収入イケメンを狙うんじゃなくて、家庭的で収入そこそこの地味系を選ぶことでだいぶ期待値上がると思う。
俺が本物の科学的で合理的で健康的な食事ってもんを見せてやりますよ
大学に進学して一人暮らしを始めた19歳(一浪)の俺は貧乏学生で、外食しようにも金がねンだわだった。
しかし家庭科では非実用的なおままごとしか習っておらず、米を炊くことすらできない。
図書館で栄養学についての本を読み、古今東西の人間がどのような食事を行っていたかを文化人類学から学んだ。
遠回りすぎるかもしれないが、なにか調べたい際には、地球の常識や文化について何も知らない宇宙人が一から調査するようにロールプレイングすると楽しい。
これまではその場の気分でなんとなくウマそうなものを食うという猿畜生のようなことをしていたが、この調査のおかげで一日の栄養素から逆算して何を食べるか考えるようになった。
そこで基準値として参考にするのが厚生労働省が5年ごとに改定する「日本人の食事摂取基準」だ。
日本中の専門家が集まり、喧々囂々と議論して作られた叡智の結晶がなんとタダで読める。正確には我々の税金で作られている。読まなければ損である。
食事摂取基準は学校の給食、病院で実施される栄養指導の根拠となる科学的データであり、今年2020年はちょうど改定される年だったため一部界隈では4年ごとの祭典オリンピックのように盛り上がった。
我々のような非専門家の凡夫どもはテレビで流れる「〇〇が身体に良い!」だとか本屋で並ぶクソみたいな「〇〇は絶対食べてはいけない!」といった情報に右往左往せず、これに基づいて食事を行えば良い。
専門家が無償で公開してくれる科学的データに基づいた食事はしないのに、やれ農薬が、添加物が、化学調味料が、と言うやつ。まずは毎日野菜350gを摂ってくれ。
俺はさらなる情報を得るべくインターネットで検索した。しかしその時代のインターネットはすでに書き散らされたゴミで汚染されていたため、英語で食事に関する疫学研究を漁った。
さらに住んでいた寮の部屋にはキッチンがなく、火を使うにはいちいち材料を持ってエレベーターで降りて共用部に行かなければならなかった。そのため、料理の工程を極力少なくする必要性があった。
そのような中で生み出され、適時改良されてきたコスト(お金、手間)が極力かからずパフォーマンス(味、栄養素)が高い最強の食事を教えよう。
精製されていない炭水化物:オートミール 100g コスパと手軽さ
炭水化物:パスタ100~180g GI値を考慮したkcal/¥当たりのコスパでは最強
肉:鶏肉 調理が面倒な場合はプロテインで代替可 牛肉豚肉などの赤身肉は月一程度に控える
果物:バナナ1本 キウイ1個 冷凍ブルーベリー20g等 一日の果物摂取量200g推奨
その他:無塩ミックスナッツ28g ヨーグルト100g キムチ30g 納豆一パック オリーブオイル15g 焼海苔1枚 オートミール用に乾燥ワカメ、乾燥シイタケ、卵
まるで栄養を摂取するためだけのエサのようだと思ったかもしれない。
その通りだ。
しかし、人間が毎日ごちそうを食っていた時代なんてここ数十年だけだ。残りの数千年は毎日同じような質素な食事を生きるために食い、行事のようなハレの日にだけ特別なものを食べていた。
良妻賢母教育を受けた専業主婦が料理する近代の都市部上級国民限定の文化に過ぎない。
しかも、厚労省の食事摂取基準や世界保健機関が定める一日の塩分摂取推奨量5gを満たす食事は、プロの栄養士が設計し、給食のおばちゃん部隊が大量生産を実行してようやく実現可能な代物であり、一般の家庭料理では到底不可能だ。
だいたい、普段は質素な食事をして、たまに力を入れて作るごちそうやジャンクフードが身に染みて美味いのであって、毎日それらを食っていたら限界効用逓減の法則しかり、快楽は段々と小さくなっていくのに、デメリットだけは増えていくのでコスパが悪い。
こういうドケチ人間でも、旅行では外食や中食をするが、最初は快楽が大きくても長期の旅行の場合はどんどん小さくなって最終的に残るのは胃もたれと脂肪だけだった。
そんな状態で我が家に帰ってきて食うゲロみたいなオートミールの安心感。
学生時代は毎日この食事で月1万円台後半、就職してからは白米を食べたり野菜の種類を増やしたり週一のごちそうを自炊、月一の外食をしたりしても月2万円前半でまかなえた。
毎日酒池肉林をしている富豪から見たら一般国民の食事は惨めでとても耐えきれないものに見えるだろう。
しかし、あなたは毎日惨めで耐えきれないと思いながら食事をしているだろうか?
もし快楽を数値化できるとすれば両者は大して変わらないかもしれない。
それにパターン化は素晴らしい。毎日ゼロからレシピデッキを構築するよりも、構築済みの「型」を基準とし、調味料や材料の一部を季節や気分、体調、割引に応じてカスタマイズしていくことで、献立を考える思考コストが大幅に削減される。お金や時間、体力と同じように脳で計算する力は有限であり、できるだけ日常生活での消耗を減らし、浮いた分を自分にとって重要なタスクに振り分けると良い。
一人暮らしの自炊がめんどくさいという主張において根拠とされるのは、
・そして実際に調理すること
の3つがめんどくさいというものだ。
この合理的食事においては日持ちする材料を一定のペースで食べ続けるので補充も規則的になり、スーパーで何を買うか迷うことなくカゴにいれてすぐに終わる。
レシピも型に基づいて行えば良いので考える必要はなく、調理はタッパーに材料をぶち込んでレンジで蒸すだけだ。調理工程が単純化されたことで、洗い物も僅かしかでない。
焼いたり茹でたりすると過程で栄養が減ってしまう。蒸すのが手間でも栄養でも最強。
欲しくなるようなストレス下の環境に置かれていることが問題なのではないだろうか。
日常的に嗜好品でストレス解消しなければやっていけないというのはもはや依存である。
健全な環境下では月一、自分はクリスマスにケーキを食う程度のイベント毎で十分だ。
カフェインも毎日摂取しているとすぐに耐性がつき、ほとんど効果がなくなるので週一程度で十分だ。
タバコのように、最初は確かに効果があったのかもしれないが常用することで耐性が付きデバフだけは多くなる。ニコチン中毒者がタバコを吸って一時的にデバフがなくなった最高の状態が、健常者の平常の状態となっているようなものだ。
丁度いい機会なので正月休みにはカフェイン断ちすることを勧めたい。数日は離脱症状で頭痛や吐き気で苦しむことになるだろうが、それに耐えきった後に飲む久しぶりのコーヒーの効き目に驚くはずだ。
これは娯楽においても同様で、大金を使ってもドーパミンの耐性が付き、同じものでは満足できなくなる。前回よりもっと高価なもの、刺激的なものを求めるようになるだけとなってしまう。
元増田に対して消費や浪費ができない生活なんてつまらなそうという意見があるが本当にそうだろうか。
人間なんて毎日最低5分から30分朝日を浴びてセロトニンを分泌させ、中強度の有酸素運動をするだけで楽しく過ごせる単純な生き物だ。最近はコロナでステイホームしているのでFitbitで心拍数を計測しながらOculus Quest2でアニソンに乗ってビートセイバーしたり卓球したりして昔の王侯貴族なんかよりよっぽど快適に暮らせてる。地位財を追い求めるのを控え、非地位財を求めるとよい。
一生かかっても図書館の本は読み終わらないし、ネットでは世界中の音楽が聞けるし、アマプラの映画もドラマもアニメもまだまだ見ていないのがたくさんある。
・幸せについて科学的に追求したい場合はWell-being studyを調べると良い。俺みたいな匿名個人の説教や体験談なんかよりよっぽど参考になるだろう。
・有酸素運動の強度については、「今日は頑張ったなー」というような曖昧な感覚ではなく、心拍数に基づいて行うとよい。数値化されることでゲーミフィケーションの仕組みが働き、やる気に繋がる。個人によるが中強度の運動=心拍数120~140程度を中心に、高強度の運動=心拍数140~170程度を全体時間の30%行うとさらに良い。
・このように自己定量化(Quantified Self)し管理することは、RPGゲームのようで楽しい。酒を飲んだ日の睡眠スコアが著しく低くなっていたりすると人体実験のようで面白く、たまに不摂生をしても「まぁよい。貴重なデータが取れたから今回は大目に見てやろう」ゴッコをしてポジティブに受け止められる。
・有酸素運動の時間についてはアメリカ身体活動ガイドラインは一日20分程度推奨、JAMA Internal Medicineの論文によると最大1日64分
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2212267
人間の尽きることのない欲望を煽って儲けてる産業にお金を費やしても満たされることはないんよ
元増田を「資本家が考える理想の労働者・奴隷」と評価する意見があるが、本当にそうだろうか。
労働ですり減った精神に塩分油分糖分と消費浪費で脳内麻薬キメて、効き目がなくなればもっと稼ぐためにバリバリ労働に励む労働者のほうがよっぽど資本家にとっては理想の存在なのではないか。
イギリスの食文化がマズいと言われているのは、産業革命により都市に移住した労働者たちが、伝統的な食文化から断絶されたせいという説がある。
日本の大学生(私大)への仕送り額は1994年の12万5000円から毎年下がり続け、今では8万3000円。
これからは一人暮らしの貧乏大学生が外食(牛丼屋等)やコンビニ弁当、カップ麺をかっ食らうというステレオタイプも廃れていき、自炊を強いられるようになるだろう。
家庭科が男女必修になってからも未だに良妻賢母教育時代のまま、手間暇かかるコスパの悪い塩分過多の家庭料理の作り方を教えている。おそらく多くの生徒が初めて生きるために料理することになる一人暮らし生活に適合した知識ではなく、使えない。
今ではメタアナリシスを中心としたエビデンスに基づく最適な食事についての情報が簡単に手に入るようになった。昔は食材の栄養素を知りたくなったら辞典を引かなければならなかったが今ではGoogleで検索すればすぐに出てくるし食事摂取基準を目標としてアプリで個々の栄養素別に計算することができる。
現在の社会状況に適合できていない近代的食文化ではなく、これからは上記に類するような”科学的で合理的で健康的な新しい食文化”がゆっくりと普及することになるかもしれない。多くの人たちにとっては食に対する冒涜であり、貧困がもたらした退廃のように見えるだろう。
しかし、少なくとも現代の金銭的時間的知識的に余裕がなくまともな食事を行えない者たちにとっては一つの選択肢として十分に検討価値のあるものであり、精神の安定を助け、健康寿命を伸ばすことに役立ち、高齢化に伴う医療費問題や人手不足の解決にも寄与することになるだろう。
諸事情でこのような食事をする必要に迫られている人間、面白そうだからやってみたいという奇特な人間、日常で得られる快楽やパフォーマンスを最大化したい人間などは、ぜひ実践してその過程の中で見つけた苦痛なところ、改善できるところをアレンジしてほしい。そうした人々の営みを経て”食文化”が洗練されるとよい。
長い年月をかけて最大公約数的な、誰が食っても美味いと納得のいく基本的なものなわけ。
なんでその枠からはみ出そうとするゴミクズがいんの?なんで一般的じゃないことすんの?
今日嫁が作った餃子に「大豆」が入ってて、まじで美味くなかったのよ。
まずいわけじゃないんだけど確実に美味くないし餃子の皮とひき肉をマジで無駄にしてるわけ。
全員死ねよ、クソみたいな料理を吹き込んでじゃねえよ、美味くねえからそれ、大豆なんか普通に煮た方がうめえから死ね。
どうせ家庭料理は余り物の処分が面倒だから〜とか言うんだろ?言い訳すんなカス、じゃあ普通にそのまま食うわ。
お前がさも新しい料理として世に紹介してんのは誰も思いつかなかったものじゃなくて邪道だから誰もやらなかったことなんだよボケ。
頼むから世間一般に誰が見ても普通だと思うような一般的なレシピから逸脱した料理を作るな、そして邪道のレシピをメディアは流行らそうとするな。
全員皆殺しにしたいほどムカつく。