はてなキーワード: 地酒とは
【追記】
トラバおよびブコメのみなさん、追加の情報ありがとうございます!
茨城マルシェ!!!福井館!!!何か忘れてるんだよなーって思いながら書いていたんですが、それだ!どちらも凄く良く利用しています。茨城マルシェはリニューアルして名前も変わっていたはずです。入りやすくなったよね。あそこですごいメロンなメロンパンを頻繁に買います。すごくメロンなんだ。あと笠間焼のよいものとかを眺めます。福井館で買ったサバのへしこすごい美味しいんでリピートしています。
宮城(池袋)は池袋に行く用事があまりないんで数回しか言ったことが無いんですがいいですよね。あと新潟(表参道ネスパス)は、岩手と同じぐらい、スーパーマーケット使いが出来るアンテナショップなので大好物です。福井と新潟は戦略的に面白くて、物販系のアンテナショップと食品系のアンテナショップが分かれているのです。青山の福井291はうっとりする美しさの越前漆器などの伝統工芸品が並んでいて壮観なので、青山の方に行くときには必ず行きます。日本橋にある新潟のアンテナショップは元々物販系のイベントスペースみたいな感じだったのだけどリニューアルして食べ物とかお酒も少し増えているのでありがたいです。サラダホープを常に売っててくれればいいのになと思っています。
あとは青森の物産館が飯田橋と新富町にあるんですよね。北海道とかもそうなんですが、自治体が主体でやってるところ、観光公社がやってるところ、第三セクターぽい会社がやってるところなど、複数出店してる自治体もあります。都道府県じゃなくて市区町村レベルのアンテナショップは特にレアものでたまらないよね!
物産館と現地の旅行が違うのは当然で、私は自粛したくてしているので旅行は我慢して、代わりに少しでも、と言う楽しみを見つけています。食べ物とか産物には興味がない方には参考にならないかもしれませんが、実は、それぞれの物産館やアンテナショップを複数比較する目線で買い物に行くと、たかがアンテナショップでもお国柄や「自分たちの地元をどうアピールしたいか」が見えてきますよ。それぞれ個性的でとても楽しいので、興味がない方も、空いてそうな時間に近くに行く用事があったら、ぜひ!と思います。
追記以上!
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もともと、このご時世に旅行に行っても色々楽しめないだろうなぁと思っていたのでGoTo使えなくてもまぁ、と思ってはいるのだが、元々は国内旅行が好きだったので遠出出来ないのはとても残念だ。
国内旅行が好きというのは、飛行機が好きじゃないことと、自分もご先祖も東京(4代前まで確認)で東京以外のことをあまりよく知らず、地方に強いあこがれがあるからである。その地域の地元の人からは苦情を言われがちなケンミンショーだって、うっかりすると異国情緒を受信してわくわくと楽しみにしていたりする。
旅行が好きだが出かけられない慰みに、仕事などで避けようがない外出のついでに地方のアンテナショップを覗くのが今の楽しみだ。増田は、銀座まで歩いていける東側の東京に住んでおり職場も東京駅近くなので、アンテナショップがなぜか大集結している銀座~日本橋かいわいに散歩がてら行くのにとても便利である。
そもそも、有楽町駅前の交通会館(パスポート作りに行くところ)だ。
ホント色んな自治体のショップがある。よく行くのは北海道のどさんこプラザだが、博多の物産店というのもあり福岡みやげで気に入ったお菓子とかうまかっちゃんのいろんな味セットとかを買う。あと「むらからまちから館」という店も入っていて、端っこから棚を見てるだけでわくわくしてくる。どこか架空の「地方のスーパーチェーン」にいるような気持になれる。秋田の物産館ではバター餅をいつでも買える。他にも地下~2階ぐらいまで色んな物産館があるので交通会館だけで一日過ごせる。
その一方で、交通会館は一つ一つの店が小さくて少し物足りない気持ちも出てくる。そういう時は、有楽町から晴海通りの方に出る。有楽町には老舗?の物産館であるかごしま遊楽館、銀座熊本館がある。かごしまの方はさつま揚げが旨い。そりゃあ鹿児島に行けばもっと安くてもっと旨いのは知っている。知っているが、東京のスーパーでは売ってないムチムチしたさつま揚げが食べられる。熊本館では馬刺しを買う。これも普通のスーパーではなかなか売っていない。
銀座周辺にはその他に、知ってるだけでも、広島、山形、高知、長野、沖縄、島根、群馬、岩手などのアンテナショップがある。もっとあるかもしれないけど。新橋の方に行くとせとうち旬彩館(香川と愛媛)、ももてなし(岡山と鳥取)という合体型のアンテナショップもある。
沖縄は「わしたショップ」と言って、アンテナショップの草分け的な店だ。今は支店?があちこちにあるらしいが銀座が元祖である。広々していて店の奥の方でサーターアンダーギーとか沖縄そば、ブルーシールのイートインスペースがあるのでサーターアンダーギーをかじって一休みできる。
広くて商品の種類が断トツに多くて楽しいのは、岩手銀河プラザだ。ちょっと銀座からは離れているが、ほぼスーパーとして使えるんじゃ…と思うほどの品ぞろえである。海のものも山のものもある。あとソフトクリームが旨い。
おいしい山形プラザも山形から直送の野菜を売ってたり野菜の加工品もたくさんあって普段使いできるのがいい。更に同じビル内に山形の食材でおしゃれイタリアンのコースが食べられる店がある。アンテナショップの枠を超えて普通に上手くて上品なイタリアンレストランで何か笑う。でもすごく旨い店だよ。
広島TAUでは、国産無農薬レモンと、カープおじさんの知人にカープみやげを買う。お好み焼き屋さんもあって、物産館の店、というより普通にお好み焼き屋である。旨い。
あと日比谷の方になってしまうが、日比谷にある島根館、これは以前は日本橋にあったが出世?して日比谷のデカいビルに引っ越した。日本橋にあったころは、新米の季節には仁多米を買ったりおじいちゃんの縁でDAIGOがラベルになってる酒をひやかしたりしていたが、個人的には出西窯、湯町窯という「民藝ブランド窯」の食器がずらっと並んでいたのがとてもお気に入りだった。現地に行かずに山ほどのスリップウェアをあーだこーだ眺めつくしてお気に入りの皿を捕獲したものだ。都会に引っ越したので今はどうなってるのかまだ見に行っていないのだが、まだずらっと並んでるといいなぁ。長野の物産館はちょっと笑う感じでりんご押しである。いろんな種類のりんごが売っている。
銀座には他にもたくさんあるのでぜひ一通り見たら中央通りに沿って日本橋方面に向かう。途中で京橋の先、東京駅の手前あたりに山梨、山口のアンテナショップがある。いつだって信玄餅を買えるし、山口のアンテナショップでフグのひれ酒の「ひれ」だけを売ってるので、冬場はそれを買って帰って家でひれ酒を楽しむ。
東京駅の八重洲側の地下商店街には北海道フーディストという店があって、ここもとても充実している。お気に入りはサッポロクラシックとさけとばチップである。あとここで売ってるカチョカバロがすごい旨い(何度も書くが、現地に行けばもっと安くてうまいのだろうが私は都民なのでこれで十分幸せでありがたいのだ)。
そして更に日本橋方面に歩いていくと、日本橋長崎館がある。壱岐で取れた魚とか売ってて一体物流どうなってるんだ…と敬意を持つばかりなのだが、すごい種類のカステラとか、あごだしとか、五島うどんとか、波佐見焼とか、見ていて楽しい食べて美味しい。あとたまにV・ファーレン長崎の名物マスコット、ヴィヴィくんが一日店長をしているらしい。今は出来ないだろうがV・ファーレンの試合のパブリックビューイングもしてるらしい。
日本橋の交差点の前に残ったど根性ビルにあるのがここ滋賀、がある。鮒ずしが買える(買ったことはない)。ここで買ったほうじ茶がすごくおいしくてアタリだった。どうでもいいが殆どのアンテナショップで地元産のお茶を売ってる。お茶と言えば静岡とか八女とか宇治とか思っていたが、お茶っていろんな場所で作ってるんだなぁ。
日本橋の橋を渡るとすぐに日本橋富山館がある。比較的新しいアンテナショップだが、ここはバーコーナーがあって富山の日本酒の飲み比べセットというのをやっている。これが、たまらなく良い。常時20種類ぐらいの日本酒のなかから3種類を選ぶ。つまみもあって、富山のかまぼことかサバのなれずしとか、富山産の酒のつまみがまたうまい。ここで飲み会をやりたいぐらい(今は飲み会は難しいが…)。奥の方には本格的な和食の店もあってこちらはガチの和食で普通に上手くてまた笑う。
更に少し先に行くと、でかいせんとくんが軒先に立っている奈良まほろば館、その先にはブリッジにいがたがある。奈良はすごく旨い柿の葉寿司とすごく旨い油揚げを売ってるのでそれで晩酌ができる。更にその先に行くと、三重増田がおススメしていた伊勢うどんが食べられる三重テラスがある。さらに先に行って神田方面に行くと、淡路島の物産館、福島の物産館がある。福島の物産館は週替わり?とかで色んな喜多方ラーメンの店が出店してたりして良い。あと酒の種類が半端ない。
まだ他にもあるんだろうけど増田が出没するのはこのあたりがメインである。有楽町から神田まで3㎞弱、普通に歩けば40分ぐらいであるが、あっちの物産館、こっちのアンテナショップ、とウロウロすると一日潰せると思う。そして両手にどんどん増える荷物…。スーパーマーケットではあまり出会うことが無い食べ物や珍しくておいしいものをみやげに抱えて帰宅する。地ビールとか地酒とその土地のおススメのツマミで一杯やる。デパートでも地方の産物はもちろん売っているが、デパートとは違って「現地感」があるのがとても良い。ケンミンショーで取り上げられた!とPOPが付けられて横澤パンやサラダパンを売っていたりするのもかわいらしくて良い。北海道や岩手などでは塩水ウニも買える。高いけど。
GoToから締め出され、遠出も帰省もままならないとしょんぼりしている地方好きの皆さん、アンテナショップ巡業してみませんか。店に入る時にはマスクは必須で!GoToには参加できないけど地方にカネを回そう!
「旅の恥はかき捨て」とは言うが、出張先でデリヘルを呼ぶときは、解放感と寂しさが同居する言うなれば旅情ともいうべき感情を覚えることがある。
その当時、私は首都圏の零細編プロに勤めるしがないライターだった。出張先が能登半島と決まった時には、久しぶりの遠征に心躍る反面、アクセスの悪さにやや辟易したことを覚えている。何を隠そう、その当時、私は素人童貞であった。肩書きの解説は他の文献に譲るとして、端的に言えば、ごくありふれた、さえない彼女なしの三十路前の男であった。
無事現地でクライアントと合流後、取材自体は滞りなく進んだ。関係者と軽い打ち上げをした後、事前に予約してもらっていた七尾市のホテルに泊まることとになった。七尾市は和倉温泉という高級温泉街を有し、バブル経済華やかなりし頃は北陸有数の歓楽地であったそうだが、少なくとも駅前の景色からはその面影は全く感じられなかった。
ホテル備えつけの温泉に浸かった後、外気にあたりたくなり外へ出る。能登の地酒と熱い湯にあてられ、火照った身体に冬の外気が心地よい。時間はちょうど0時を回ったところ。ポケットの煙草を取り出そうとしたところで、ふと、デリヘルを呼んでみようかと思い立った。
旅先の開放感と、久々の出張先で仕事を全うしたことへの安堵感がそうさせたのか。気づけば私はgoogleではじめにヒットしたお店に電話をかけていた。
すぐにボーイと思しき男性が電話口に出た。七尾市のホテルにいることを伝えると、10分ほどでやってくるという。慌てて財布を取り出すと、諭吉がたったの一枚寂しそうにこちらを見ている。速やかに嬢の派遣を依頼すると同時に、最寄りのコンビニまで走る。現金を調達して帰ってくると、ホテルの前には既に一台の黒いセダンが停まっていた。
近づいていくと、「〇〇さんですか?」と声をかけられ、車の中から二十代と思しき可愛らしい女性が現れた。彼女は、自分のことを『春華』と名乗った。連れ立って足早にホテルに入る。クライアントに鉢合わせしたら最悪首が飛ぶなーと考えつつ、フロント男の若干の視線を感じながらそそくさとエレベーターに乗りこんだ。
無事に何事もなく部屋へ入って安堵する。春華が時間を確認しタイマーをセットする。素人童貞とは言え、私はどんな時にも紳士さを忘れない男だ。ホテルの一室で、互いに知らない者同士が邂逅するとき特有の気まずさのなか、精一杯何かしてあげようと彼女のコートをかけようとしたが無難に断られる。間を持て余した私は、無意味に自分の荷物を移動したりバッグの中身を整頓したりした。そんなことをしている間に春華は速やかに全裸になりユニットバスへと消えていった。
程なくして「どうぞ~」という声が聞こえ、そこではじめて、私は思い出したように全裸になり、ユニットバスの扉を開けると、そこには全裸の春華がいた。
バスの中で体を洗ってもらう。特に、愚息の洗い方は丁寧だった。年齢を聞くと「二十歳です。」短く答える。実際には22,3だろうと思ったが、それ以上の詮索をしないのが紳士たるもの。
さて、ベッドに身体を仰向けによこたえ、非常にスムースな流れで、春華は私の愚息を口に含んだ。極めてスタンダードなフェラチオである。愚息がぬらぬらとしたあたたかいものに包まれ、大変に心地が良い。ただ、少々打ち上げで飲みすぎてしまったようだ。それなりの硬度には至るものの、一向に射精する前兆・気配がない。春華も焦りを感じはじめたのか、次第にストロークが大きくなり、それに伴い彼女の歯が軽く当たるようになったことで、愚息はいっそう前立腺の門番を奥へと押しやってしまうのであった。
体勢に限界を感じた私は、体を横に倒し、極めて紳士的な態度で自分の手のひらに春華の頭をのせてやった。そうすることで、彼女がよりリラックスした体勢で愛撫に集中することができ、私も腰を動かすことで刺激をコントロールできる、一石二鳥の策略である。これで多少はマシになったものの、射精の神様はまだ一向に降りてくる気配がない。
すでに彼女が口淫をはじめてから体感でおおよそ15分が経とうとしていた。それが意味することをデリヘル未経験の諸兄姉にもわかりやすく説明するのも紳士たる者の務めである。今回のプレイ時間は契約上60分間の予定だが、実際のプレイ時間はその半分がせいぜいといったところ。タイマーは部屋に入った瞬間からスタートし、そこから互いの身を清め、ベッドインするのにおよそ15分、終了15分前にはタイマーが鳴り延長の是非を判断するので、実際のプレイ時間は30分にも満たないことも多い。したがって、その時点ですでにプレイ時間の半分が経過しようとしてた。
このまま続けてもらって射精できる可能性は低い。おそらくはやってできないことはないのだが、万が一逝けなかったときに、嬢の自尊心を著しく棄損してしまったり、自分の心に黒部の峡谷ばりに深いわだかまりを残すことになる。そんな未来は絶対に避けたかった。
果たして私はそれを打破するイデアを持っていた。そして恥甲斐もなく、それを言葉にする軽薄さをも持ち合わせていたのだった。
「あの、、ちなみに、お金積んだら挿れさせてくれるとかってあります?」
彼女は即答した。
「ゴムありなら一万でいいですよー」
「あ、それじゃ、お願いしまーす」
かくして私は令和はじめのセックスを七尾のデリヘル嬢と修めることとなったのである。なぜ私がコンドームを持参していたのかという点についてここでは触れないが、プレイの内容自体は、とりたてて特筆すべきことはなかったということを書き添えておく。
正常位で射精にいたり、そのままゆっくりと倒れ込む。いくばくかの満足感と虚脱感に身を委ねたのも束の間、終了のアラームが鋭く鳴り響いた。
「すごいタイミングですね。」と笑いながらユニットバスへ導かれ、再び火照った身体と愚息を丹念に洗ってもらう。ふと、春華の首元に光るネックレスが目に入った。無事に時間内に射精に至った達成感と、形だけとはいえ、挿入事後の妙な連帯感も手伝い、バスの中で少し雑談をした。以前は新宿のソープランドで働いていたこと。昨日に初めて七尾で出勤したが指名が一件も入らず店のボーイにめっちゃ謝られたこと。
そこで私には不覚にも、邪な思いが芽生えたのだった。それはすなわち、春華が七尾にきて初めてセックスした相手が私だったのはないかと。
恥を忍んで聞いてみた。
「もしかして、七尾にきてから初めてのセックスだったりします?」
「いや、はじめてではないですね。」
と言った。
なんと。ということは本日すでに同様のケースが少なくとも1回はあったということか。内心動揺を隠せず、「そっか~。そうだよね〜」といった感じのとりあえずのリアクションを返しながら、どう繕ったものかと必死に思案していたところ、彼女は少しの沈黙の後、くしゃっと表情を崩して、こう言った。
「私、素直だから言っちゃうんですよねー。お店の人には、必ずそういう時は”はじめて”って答えた方がお客様は喜ぶからって言われてるのに。風俗嬢向いてないんだわー」
そのあけすけな笑顔に一瞬で引き込まれ、あまりの可笑しさに思わず、私はユニットバスはおろか部屋の外まで響き渡ろうかという声で大笑いしてしまった。彼女も「そんなに笑うことありますかー!?」と気恥ずかしそうに笑ってくれた。その時たしかに、彼女はどこにでもいる二十歳前後の女の子の顔に戻っていた。
それからいろんな話をした。家族のこと、5人兄弟の長女であること。首のネックレスは二十歳の誕生日に弟からプレゼントされたものであること。以前は飲食店で働いていたこと。好きな音楽のこと。
彼女がback numberが好きと言ったので、Spotifyで人気順に再生した。まったく聞かない流行りの曲も、嘘をついて一緒に聞いて、いいねと言って笑った。
2回目の終了アラームが鳴り、春華を外まで送る。送迎の車がきていることを確認し、手を振った。
30になった今も素人童貞の肩書きは消えないが、確かにあの瞬間彼女はどこにでもいる二十歳の女の子だったし、いち素人女性と一緒に体を洗い、身体を拭き合い、家族の話や好きな音楽の話をして一緒に笑った経験は、確かな現実のものとして記憶に刻まれている。
https://president.jp/articles/-/30855
記事自体は、コンサルタントを名乗る人のレベルの低さを周知して、騙される気の毒な経営者を少しでも減らしてあげようという良心的なものなのでどうでも良いんだが、ブコメで日本酒好き派と日本酒マズイ派が完全に分断されていることに危機感を抱いた。
最大の問題は、どちらの主張も正しいということだ。
日本酒がマズイと思ってる人が口にする日本酒は、おそらく、忘年会なんかで大手メーカーの本醸造を適当に燗つけたモノを上司から飲まされる程度のものだろう。
さらに悪いことに、そういう飲み会で山積みになってるつまみと日本酒は大抵合わない。
一方、季節の肴とこだわりの日本酒を置いてる小さな居酒屋のカウンターで、好きな料理を頼み、それに合わせた地酒を好みの温度に燗してもらい、料理を一口食べてから、平盃をツイー(太田和彦先生リスペクト)。
日本酒は美味い。最高だ。
マズイと思っているんだから、自分からそんな店に行くはずがない。
若い女性が一人で日本酒を立ち飲みしてることもすっかり珍しく無くなったが、おそらく彼女達はマズイ日本酒との不幸な出会いを経ずにここに至っているのだろう。
自分「いえ、持ってないです」
はマズかったな。
「あ、でも今日それも買って帰るつもりで。」の一言はあった方がよかった。「これから買おうと思ってて」とか「デジタルで音楽やってきたんですけど、アナログに憧れがあって」とかさ。個人店なんやから、普通にコミュニケーションとってこ?
たとえば全国の地酒ばっか扱う専門の酒屋でしきりに値段や銘柄を見ながらスマホぽちぽち~。なんやこいつ、何しとんのやと思って声かけて
自分「あ、ぼくは飲みません」
…って返ってきたら、そりゃ普通に追い出すやろ。酒に興味ないやつがネットで何かを調べてる、そりゃ値段比較して「差額で儲けること狙い(=せどり)」と誤解されてもしゃーない。「情報の万引き」云々は明らかに店長の誤解やけど増田は増田で言葉が足らなすぎ、自分が客観的にどう見えてたかを理解してなさすぎ。「そんなつもりはなかった」というのは、それを相手にきちんと説明して理解してもらえたら初めて意味のあるセリフで、ネットでいくらそんなこと追記しても店としては何の意味も無いわ。
・禁煙が進んでホテルの禁煙ルーム、禁煙フロアが当たり前になってとても楽に。
バターやクリーム、香辛料なんかもそこそこの品質で入手しやすく。
日常使いで出てくるコーヒーの品質が上がった。コンビニの100円コーヒーでもそこそこ飲める。
・家具屋さんとか電気店での独特の嫌な臭いが減った。接着剤、塗料、防カビ材、難燃剤の規制が進んだのかな。
・中くらいの価格帯のフランス料理や中華料理などのお店の予約が取りやすくなった。
【今困っていること】
・使い捨ての髭剃りの性能が悪くなった。
・革靴の仕立てのちゃんとした感じのが値段がめちゃくちゃ高くなった。
いまいい感じのカーフのローファー買おうとすると、5万円~8万円位する。仕方ないのかな。
周りを見ると消耗品だからミズノとかアシックス履いてる人が増えてきた感じがする。
そういうのもなんだか少し寂しい。
おしゃれな人が履いてるジョンロブとかエドワードグリーンとかは自分の暮らしからいうと
牛タン以外だと喜久福が旨い。仙台で食えるもののなかで一番旨い。
もしずんだに嫌悪感が無いのなら喜久福をやっている喜久水庵ことお茶の井ヶ田が一番町店だけでやってるタピオカずんだシェイクを飲んでみてはどうだろうか。
タピオカならではの食感はかなり息絶えているが、普段タピオカを飲んだことがないという人間でも気軽に飲める味がする。
一番町まで行ったらすぐ近くに閣がある。牛タンの店だ。肉厚かつやわらかく非常に旨い。
しかし、仙台の旨いものの真骨頂は仙台駅だ。仙台駅と周辺のエスパルを回れば旨いものはたいてい食える。
仙台駅二階で西口から東口に行く最中にある伊達の小道には笹かまの鐘崎がバーカウンター風の店を出している。
ここで鐘崎の肉厚で旨い笹かまである大漁旗などを炙ったものとアラ汁を食わせてくれる。
すぐ後ろを振り向けば100円で地酒が飲めるコーナーもある。
こっちで酒を引っ掛けて笹かまを食うのは非常に旨い。
二階のお土産処とかいう場所には笹かまの店舗がいくつか並んでいる。
かまぼこの中にチーズボールが入ったやつや牛タンが練り込まれたもの、明太子が入ったのなんかもあったはずだ。ここのあたりの店になかったらごめん。
笹かまがもっと欲しかったら地下がある。エスパル地下一階にはこれでもかというほどの笹かまがある。仙台に住んでいても知らない笹かまだらけだ。
掘り出し物が多いので時間があるなら適当に歩き回って試食して好みの笹かまを探すと良い。大量にある。
旨いと思ったら店舗の名前をメモしておいたほうが良い。一文字違いの店と間違えることがよくあるからだ。
笹かまが好きなのでひたすら笹かまの話をしてしまったが、エスパル地下に来てもし甘いものが嫌いじゃなかったら伊達の極味もいい。
仙台の旨いものは要冷蔵のものが多すぎる。常温保存できる伊達の極味は土産にぴったりだ。
萩の月も有名な仙台銘菓だ。だが、萩の月を作っている菓匠三全の洋菓子であるロワイヤルテラッセの生パイも捨て置け無い。
食っているとパイ生地がこぼれやすい、要冷蔵、消費期限が翌日など難点はあるが、とにかく旨い。甘いものが嫌いじゃないなら自分用に買って食え。
季節限定の味もある。この間見たときはマンゴーがあった。美味かった。
冬季限定の霜柱と晒よし飴は量が多いが旨い。甘い。口の中で物体が溶けて消え去る味わいを知れる。
エスパル地下まで来たのだから、もう少し奥の食事処まで行けば、今度はいたがきがある。フルーツ系のデザート店だ。
パフェやケーキがどれもフルーツ盛りだくさんで光り輝いている。パフェはクリームよりもフルーツのほうが多いぐらいだ。
話は笹かまの伊達の小道へ戻るが、この向かい側にあるエスパル2に行けばカズノリイケダもある。
常温保存できるマカロンやキャラメルなどもあるし、ケーキも旨い。
土産か今食うかで選べる。
ついでに隣はイートインスペースはないがいたがきだ。2店舗見比べ好きなケーキを買ってほしい。
甘いものの話ばかりしていたが、どうせならしょっぱいものも食ってほしい。
チェーンのくせに刺し身が異様に旨い。新鮮。とりあえず食っとけ。ランチもある。
仙台駅に一番近いのは東口店か。ヨドバシの近く、太い通りから一本内側に入ったあたりで見つけづらいかもしれないがマップを見ればわかる。なんなら牛タンの司の列を目印にしてもいい。司に入れなかったら行っても良い。
甘いしょっぱいからはずれるが、コーヒーはホシヤマ珈琲が良い。仙台駅から直結のアエルにある。
ぶっちゃけ、仙台駅の牛タン通りで食うぐらいだったら利久西口本店行ったほうがいいよ。利久じゃ嫌だ、仙台にしかない店舗が良いならごめんな。
僕は相手にベタ惚れだったんだけど、結局恋人未満止まりでした。
が、人生わからないもので。アラフォーにいたった今になって進展しました。
びっくり。
友人関係はずっと続いてたんですよ。
僕が少し遠くへ転勤した関係で、せいぜい半年に1回ご飯食べに行くくらいですけど。
2か月ほど前に彼女がこっちに遊びにきたとき、お互い飲みすぎてべろんべろんに泥酔しまして。
新幹線も夜行バスも最終を逃して彼女が地元に帰れなくなりました。
しゃーないので、その辺の奇麗めビジホにお泊り。
僕はスーパージェントルなので普段ならシングル二部屋かせめてツインを取るところなんですが
なにぶん自分もべろんべろんなもので。気が付いたらダブルに泊まってました。
とはいえジェントルかつべろべろなので、特にDo itすることもなくぎゅって抱きしめながら普通に寝ました。
そんで先月ですね、今度は僕が向こうにお呼ばれして遊びにいきまして。
お買い物したり、温泉行ってまったりしたり。もちろんお風呂は別浴よ?
今度はべろべろにならない程度に地酒など嗜んだりして。
そうこうするうちに僕の電車の時間が近づいて、帰路につくわけですけど。
またいちゃっとする流れになって。
なんかすっごい遠回しに好きって感じのことを言われるんですよ。
どんだけにぶいの。他の女のとこに行かれるのは嫌。みたいなことも。
え、今更?こっちは何年も前に、苦心の末に諦めをつけたというのに?
でもそれはパートナーになることを断念しただけで、好きでなくなったわけじゃない。
そりゃもうイグニッションですわ。
その日は僕の側も思いのたけを一部ぶちまけて、時間切れ終了。
あれだよ、本気の僕は、重いよ?
おりこうだけど飼い主大好き遠慮なしの大型犬よ?
うまくいかない要素も山盛りだけど。
ともあれ人生って色々あるんだね。
チンペイ…曹操から「兄嫁を寝取ったクズだけど有能だからギリギリ許されてる」と評された人物。
ペイペイ…下っ端、新米の意。現在では「ペーペー」と転訛している。語源としては、古語「へへやか」からの変化、「平」を強調した「平平」からの変化、「へえへえ」とかしこまるところからの変化、「はいはい役者」からの変化、などの説がある。
シャー・ペイ…中国原産の犬種で、たるんだ皮と硬い短毛が特徴。
ハリー・ペイ…14世紀末から15世紀初頭にかけて活躍したイギリスの海賊。
レトラン・ペイ…レジスタンスのフィンとローズ・ティコが惑星カントニカのカジノ都市カント・バイトを訪れたときにその場にいた司祭と思われる非人間種族。
イオ・ミン・ペイ…ルーヴル美術館のガラスのピラミッドを設計した人。
同じく横浜出身横浜育ちで妻子供あり、最近、東海地方の地方都市に引っ越してきた。
これだけが言いたくて来た。家族何人かで生活すること考えたら、横浜に住むのと大差ないか、むしろ横浜より金がかかる。
地方は、駅前に住んでいても生活に車が必要。大人1人1台は絶対欲しくなる。一度買えば終わり?車検・メンテ費用・事故って全損・十年後に買い替えたくなる、などなど諸々含めたら、車の費用、平均で1台年数十万はプラスされると思った方がいい。鳥取、俺も行ったことあるが普通に車社会だ。
住宅費は安いが、劇的に安くはならない。家族で暮らすなら月5万は絶対かかる。選択肢も首都圏に比べればずっと少ない。
食費が安い?まず、家計の中で食費が何割占めてるか計算してから考えろ。地場野菜とか地元で生産しているものは確かに物凄く安いが、品ぞろえが季節依存で、ほしいものが偶々あったらラッキー、ぐらいに思っておいた方がいい。スーパーで普通に買う食材は、大体、安定した入荷のために地方でもかなり離れた生産地から輸入することになるので、輸送インフラが整っていない分、都会より高い。だいたい、横浜も都心に比べれば田舎だぞ?市内に牧場あるし、横浜市立の小学校に提供される牛乳はタカナシ乳業という地元発祥の業者が提供しているぐらいのところだぞ。市内の金沢の漁港の直売所で日曜日に魚が安く買えるとか、そういうとこだぞ。激安スーパーも探せばある。田舎の方が食費安い・ウマいとか言ってるやつは、単に不慣れで安い店を知らないだけじゃないか?
後は、エスニック料理とか、外食の選択肢は明らかに地方の方が狭いからな。横浜、別に中華街の中華料理だけじゃなくて、中心部に行けばギリシャ料理とかトルコ料理とかインドネシア料理とか、思いつくような国の料理は大体食えるが、そういうのは全部、地方にはないと思え。ああいうエスニック料理は、人口が少ないところだとニーズがないんだよ。地方は、地酒飲んで喜んでるだけなんだよ。
忘れがちなこととして、日照時間を比較しろ。ぶっちゃけ太平洋側で生まれ育った人間には、鳥取というか裏日本はおすすめしない。特に冬、太平洋側は乾燥して晴れの日が続く季節に、寒い中曇り・雨が降ってるのは相当つらいはず。
正確には南の国近くであり冬は道路が凍結する。
最近ゴタゴタがあって参っていたので気晴らしに日帰り温泉に行ってきた。今考えると非常に下らない事で悩んでいた事だ。温泉だけ入って直ぐに帰る予定だったが温泉宿の従業員さんと気が合い暫く雑談をしていた。何でも今晩は近場で地酒祭りがあり今からでも申し込みできる。宿にも空きがあり車で来てても宿泊出来るし会場への送迎バスもある。明日は休みなので宿代と会費を払ってヤケ酒会に速攻で参加する。日帰り温泉に既に入っても無駄な出費ではなく、面白い話しを聞かせてもらったのでチップがわりとすれば安い買い物だ。結局、祭りと宿同時に参加するので割引となりプラマイゼロ。それとビンゴの景品で宿泊券が当たった。良い感じのホテル券で一万円ぐらいする。
最近こんな調子なのだ穴がドカッ!と開けば訳が分からないモノが突如として降り穴が埋まる、いいや山が出来る。さあタダ券だが期限がある有効に使う為にもしっかり予定を立てないとあかん。
これはアルコールに対する愚痴であり、僻みであり、単に「自分も嫌い」と言う賛同がほしいだけの記事である。
私はアルコールが嫌いだ。(*1)
不味いし、飲んだらすぐに全身かゆくなって頭痛になるし、体質に合わないことは解っている。
当然「のどごしが良い」とか「酔っぱらって気持ちよくなる」といった感覚が微塵も理解できない。
もちろん行かなければよいというのはある。
幸いなことに私の職場は気軽に飲み会を断っても全く問題のない環境である。
他の嗜好品と比べて、みんな酒がそんなに好きなの?ってくらいに、大人の共通の楽しみであるかのように宣伝されるのが気に食わない。
「温泉と地酒」とか「焼肉とビール」だとか、なんで単体で良いものにわざわざ酒をセットにしてくるんだよ!焼肉は好きだけど酔っ払いは嫌いなんだよ!
夜やってる飲食店も酒に頼りすぎなんだよ!まあたぶん需要があるからなんでしょうね!
仕事の他業種交流会でも、なんで懇親会で酒なんか出してくるんだよ!
食べログもホットペッパーも飲み屋を推薦してくるな!百歩譲っても完全禁煙のとこだけにしろ!
でもぼっちは嫌なんだよ。学生時代の友達いるけど疎遠になってきたし、集まる機会も少なくて飲み会ぐらいになってきたし…。
友達じゃなくて彼女も欲しいけど出会いが無いんだよ。なんでバーに通えとか合コンに行けとかそういうアドバイスしか来ないんだよ。(*3)
ドラマもアニメもなんで成人はみんなそんなに飲み屋に行きたがるんだよ!共感できないんだよ。(*4)
酒が飲めないだけで友達作るハードル上がりまくってんじゃないのか、と、酔っ払いでもないのに被害妄想がはかどる。
*1: なお、アルコールと言えば飲酒運転だとか酩酊させてレイプするのにつかわれるだのといった話もあるが、ここでは触れない。
*2: 煙草についても健康被害については話題にしない。ただ匂いが苦手なのであり、服に移った匂いを取るのに苦労するから嫌いなのである。
*3: 他の伝手が無いのは単に私の社交性の無さのせいである。
チームのコーチが亡くなったらしい。
俺が小学生の頃からお世話になってて、今ようやくサポートの立場になって色々教えてもらうはずだったのに。
大学生になっても競馬場で券買ってくれたし、レースで倒れた時に医務室まで運んでもらってポカリまで買ってもらった。助けてしかもらっていなかった。何もお礼返せてないんですけど。地酒持っていけてないんですけど。
しかも卒業後の俺と同業者なんでしょ?国家試験通れば一緒に仕事できたんでしょ?なんで死んでしまったんだよ。競技以外にも後輩として教えて貰うことが色々あったはずなんですけど。
実習直前で実家に帰るからお通夜にはなんとか出れるみたい。でも死んだなんて信じてないし金ないから香典なんて出せないからね?
ちょっとした習い事で彼女とは出会った。顔はNMBの山本彩に似ていて、見た目はクールだが内面はうるさいほどしゃべってよく笑う陽気な子だった。特別仲が良いわけではなく、挨拶を交わすくらいの仲だけど、僕はよく彼女の姿を目で追っていた。習い事は年齢が上の人が多かったけれど、美人な彼女は男女問わず色んな人に好かれていて、いつも場を明るくしていた。
通い始めてから半年ほどで僕は飛行機の距離に転勤になってしまったのでそのまま辞めた。
転勤してから3ヶ月後くらいに、習い事の先生の作品が僕の住んでいる街の小さな展示会で展示されることになったと知った。特に思い入れがあったわけではないが、新しい街で友達もいなく、暇なので行くことにした。そこに彼女の姿があった。
正直びっくりした。転勤先は地元からかなり遠いし、以前展示されたこともある作品だったから、わざわざこのために来るとも考えられないから旅行なのだろうか。覚えてくれているか不安だったけれど、声をかけてみた。彼女は満開の笑顔を僕に向けて「うわ~増田さんおひさしぶりです!もちろん覚えていますよ!」と返してくれた。一人で来ているから暇だったら夜会わないか?と唐突に誘われた。「○○駅の2番出口に19時半で!」と言い残して彼女は去っていった。
時間ぴったりにその駅に降り立った。指定された駅は繁華街の最寄り駅で、念の為僕は直前に調べた地元の料理が食べられる飲み屋を予約しておいた。5分ほど待ったが彼女は現れない。LINEの交換すらしていなくて、連絡先は何も知らないので待つしかないな、と思っていると遠くから「増田さ~ん!」と大声で叫びながら走ってくる彼女の姿が見えた。
「連絡先わからないから出会えなかったらどうしようかと思った!」笑いながら彼女が言った。聞くと、この駅に2番出口があるかどうかも知らなかったらしい。「ドラマみたいな待ち合わせをしてみたくて。」そう笑う彼女がとてつもなく可愛くて、まさに恋に落ちる音がした。今までほぼ知らなかったお互いのことについて話し合い、美味しい料理と地酒でとても酔っ払った。
結局その夜、完全に酔った僕たちは気付いたら僕の家にいた。翌朝彼女はケロッとしていて「楽しかった!」と言われた。僕は酔うとフィニッシュできないので、夜のことを指しているのではないだろうなと思いつつ、泊まりもしなかったホテルに荷物を取りに行くという彼女と仕事に行くため別れた。
これが3年前。
それから3年間の間、彼女は僕の住む街に4~5回遊びにきて、中間地点で旅行にも行った。俺が出張や年末年始、友人の結婚式などで地元に戻ると2人で会う約束をして、当然のようにホテルに泊まる。街を歩くときも彼女のほうから腕を組んできたりして、傍から見ればカップルにしか見えない。
でも僕たちの間では一度たりとも、この微妙な関係性についての話題が出たことがない。不自然なくらいに。こんなに美人で性格も良くて、きっと彼氏がいるのかもしれないと何回も思ったことがある。
地元で彼女の友達を交えて遊んだことも何回かあるし、食事や旅費も基本は割り勘だからお金目当てでもないはず。(彼女のほうが裕福な家柄だし、僕より稼いでいるんじゃないだろうか。)
そんな2つ年上の彼女は今年29歳になる。
正直、彼女と結婚しても良いとすら思っている。でもきっと付き合おう、などといい出したら彼女は僕の元をさらりと去ってしまうのが簡単に想像できる。
彼女にとって僕は何なんだろう。
何がしたくて僕と一緒にいるんだろう。
近所で工事してたお兄さん達と仲良くなって、蕎麦屋で飲んでた。
そしたら店に有名人が大勢でやってきてお祭り騒ぎになったから、別の店に行こうって電車に乗って移動した。
着いた先の地酒の店で働くことになって、皿洗いチームで仲良くやってたけど
授業の中でみんなそれぞれ今日1日で変わったことを発表する時に、
片言の英語で「視力が良くなりました」って言ったら少しだけ笑いが起こった。
終業のベルが鳴った後、「さっきのめっちゃうけたんですけど!日本から来たの?」って
すらっとしてさらっとした髪のスポーツ系長身白人少女に流暢な日本語で声をかけられ、
自分の能力に自信アリアリな態度にイラっときてずっと片言の英語で対応してた。
しばらく一緒に歩きながら話をしつつブラブラ公園に向かう途中、
夥しい数の鳥の糞が落ちてるのを発見、瞬時に警戒体制に入り上空を見上げるも、既に生暖かいハトの糞が腕に付いていた。
彼女とハンカチ貸すよ汚いから遠慮するよ遠慮なく使ってよとりあえず洗おうよ的ないちゃいちゃをした後、
あざ笑うかのように鳩の群れが地面に降り立った。
復讐してやる。
なあに、ちよつと、おどかして、みるだけの、いたづらさ。
スッと近づきパッと足を出しサッと首を突いてやった。連中バーっと羽音立てて驚いて逃げてやんの。ぷふー愉快愉快。
その中に一羽、俺に対して敢然と立ち向かう、立ち姿の美しいオスがいた。ほお、何か文句の一つもありそうなお方だ。
ジリジリと間合いを詰められ、まるで舞台袖にいるような、あるいは飛び込み台の上に立つような、それに近い緊張感が辺りを包む。
遠くで聞こえた飛び立つ羽音が合図だったかのように、彼が俺の右足に狙いをつけてクチバシを振るう。
そうはいくかと右足を引き、返す刀の左足刀が首を狙う。瞬間、向きを変えたクチバシが俺の左足を受け止めた。
パッと距離をとる。
「こいつ、なかなかやるぞ」
「こいつ、なかなかやるな」
もうこれ以上続けることに益はない。
「いい出会いだ」
「いい出会いだった」
鳩胸の内に微かな温かみを感じた瞬間だった。
「こんのクサレケツァルコアトルがー!!」
響く罵声、轟く羽音。
覚醒。
北海道ではバフンウニ(エゾバフンウニ)の方が珍重されるよ、味が濃厚なんだ
ムラサキウニの丼が2500円だとしたらバフンウニは4000〜5000円位する
濃厚すぎるので割とあっさりしたムラサキと濃厚なバフンのハーフ&ハーフもおすすめだよ
あとはアワビの醤油漬けとのハーフや、ウニホタテ丼、ウニいくら丼なんかもあるよ
醤油に新鮮なうにを溶いてイカ刺しを食うとか、牛刺しを食うとかもうヘブン
俺は魚介類には日本酒、って思ってるんだけど、生うにはビールも抜群に相性いいね
ウニと合わせる日本酒はあまりに淡麗すぎるものじゃなく、比較的しっかりした味わいのものがおすすめだよ
北海道の地酒なら、十一州っていう千歳鶴から出してる真面目に作られたお酒があるからためしてみると良いよ
途中でソフトクリーム食べたりしてね