はてなキーワード: マーケティングとは
nandenandechan 読んで貰うために、かなり気遣って書かれている文章。/かなり好意的に見てる女オタクから見ても辛い。一般的な人から見たら言わずもがな。
youichirou アラフォー男だが、オタク同士じゃなくてああやって一般に膾炙するからにはもうちょっと大人しい企画にするのが望まれるのではないか、とは思っている。大洗や京都市営地下鉄のはよいバランスだと思うが。
oka_mailer "「あ〜……(苦笑)炎上しないか若干心配ですね……」"共感もするけどこういう「自分にとって精一杯の抵抗」ができるのも一部の「過激な人」のお陰なんだよなってのは。
z1h4784 仁藤さんが増田のようなスタンスだったら…というコメントがあるけど、現実には仁藤さんの問題提起より先にこの増田があっても誰にも読まれないんだよ。ああやって焚きつけるのが必要なこともある
hobo_king これは俺も思う。客寄せに使うならトラブりそうな部分は排除しておくに限る。ただこの手の話が出てくるのが「予算が少なそうなコンテンツ」からばかりというのが何とも痛々しい。現地の手弁当感が見えるというか。 表現
WinterMuteWinterMute 30で消える設定は本当にいらない。なぜなら客がまったく喜ばない無意味な設定だから。願望がどうとかも的外れ(客にとって嫌なことでしかないので)。単なる「まずい設定」
ytRino 概ね分かる。自分も温泉むすめは存在していいと思ってるけど、温泉むすめに非の打ち所がないかのように切れ散らかしてるのはそれは無理でしょと思う
karagenkig 萌え絵は普及してきたといっても、この設定で広くPRし老若男女に好感をもってもらうつもりだった企画者のセンスが謎の案件。表現事案というより、広報センスというか。
Kouboku この設定考えたキモオタ、相当アホだよね。叩いてくれといわんばかりのアホ設定
GOD_tomato 童貞の魔法使いみたいに馬鹿げたキャラ設定だわ。だからオタクのミソジニはと言いたくなる。
be_it_sore 自分はいわゆる萌え系の女の子も好むオタク女だけど、というかだからこそ30過ぎたら消えるとかいきなり現実突き抜けられるのツライ(かと言ってツイフェミみたいに騒ぐつもりはない)
lolmogniysy 作品には必ず作者の思想が反映されていて、フィクションの内容は現実で言論主張を行うのと同じ影響力と責任を帯びる。作品無罪などという妄言は表現に伴う責任を否定していて全てのクリエイターを踏み躙ってる。
mukudori69 この設定を「わざわざつけた」ところに悪意としか受取りようのないものがあるんだよな…作品内で年を取るわけでもないなら時限設定つける意味全然ないし。仕掛けた人(美人時計の人)への不信感が募る
molmolmine こんなに共感できる増田も珍しい/オタク業界で飯を食べてるので、炎上する案件に関しては、感覚を令和にアップデートして上手くやってくれよ…と同胞の無事を願う気持ちがある。
moqojiy オタクは客としてチョロいと思われていて、そういうビジネスを転がしてる人がいて、省庁や自治体までもそういう人たちに転がされてるのはなんだかなと思っている。
robokichirobokichi 今日日深夜アニメでも未成年者の飲酒は無いので、あの設定をあるあるで済ませるのはいかがかと。この件きっちり自浄しないと萌え文化が再び日蔭者の集まりみたいに見られそうで嫌だな。
sametashark この話し方するとすぐ「実際30上なんていらないw」「むしろその設定が股間くすぐる」って勘違い野郎が出てくるのが嫌なところ。常に温度高めでキレて圧力かけてくれる集団も、これも、両方必要なんだよ…
kk23 この件の設定とかラノベのエロ表紙とか「これくらい良いっしょ」っていう作り手側の感度の低さが度々表出するなあ、規制などされてほしくないからこそもちょっと考えてほしい。もし修正されたんなら別。
BT_BOMBER 正直「深く考えてない」と言われれば、そうだろうなという気もする。ただその場合、自然と炎上設定が選択されたことになるので、ある意味考えて設定してるよりヤバいように思える
tana_bata 概ね同意。俺もオタクだけど萌えはNG(勝手にやってろ)なので、ああいうのはうまく隠してやってほしい
wuzuki 朝日新聞が運営する女性向けメディア「かがみよかがみ」を思い出す。あれも、18〜29歳の女性の投稿のみ募集してるんだよね。女性のコンプレックスを扱いたいみたいだけど、「そういうとこだぞ」感。
HanPanna 収入が500万切ると存在が消える温泉むすこの存在が待たれる。
questiontime 「30で見えなくなる」は、あのコンテンツの最も邪悪な一面。
amble_dream 萌えやエロでコーティングなんて最近珍しくも何ともないけどその妙に生々しい年齢制限は一体何なんだとは思うな
d-ff 温泉街にはおどろおどろしい成人映画の看板や「花電車」を謳うスリップ小屋もある。それを風情と、非日常と愉しむ人もいるがインバウンド狙いの官庁が後援するのは違う。昔々はTV局のPが女子アナ30定年説を語った。
dakarane 男性アイドルは40過ぎても普通にめちゃくちゃ市民権得て愛されるのに女性はかわいくても30で消されるもんなぁ。。絵になってもなお消される運命なのかー
bilanciaa いまの流れは「あー、やっぱり二次元オタクは気持ち悪い危険な人たちなんだ」って思われるだけだよ。
todomadrid ある層への配慮を無視して、一部の層への接待のために問題表現も含めるなら、ネガティブな反応も甘んじて受ければいいのでは。バッシング受ける覚悟もないのに、無邪気にやらかすのは、マーケティングとして稚拙。
anohtn 炎上マーケティングかと思うレベルに雑
kori3110 実際はともかく、会議で批判的意見がオミットされるやり取りの下りにリアリティがあってつらい……上手くやってくれってのには共感する/設定に無理ありすぎて話が入ってこないみたいな事、フィクションあるあるよね
hate_flag オタクは自らのオタク趣味の加害性について気づくべき、ってのはこういうこと。マンガもアニメも楽しいけど、その楽しさが誰かを傷つけてないか?ってことに完全に無自覚じゃダメなんだぜ
kinnosabakan わざわざ書かれてなきゃ暗黙の了解だが、毎年律儀に歳をとる訳でも無いコンテンツにこんな説明つける意味が何なのか?と考えると悲しい気分になる38歳。お前は要らない、というメッセージを受けながら入る温泉…。
shun_libra そもそもの話、そんな問題だらけの設定で、温泉むすめは温泉にどんな客を呼びたかったんだろうと思ってしまう。
kohakuirono ただひたすらに可愛い永遠を生きる女の子の神様設定に全振りしろよ。エロもいらないよ。何で30になったら引退みたいな生々しい設定付けるんだよ。エロ広告でもないのに男の願望駄々洩れさせてどうすんだよ。
kaerudayo 「30で消える」ってのがいちばんきもちわるかった。この増田が想像する会議の絵が浮かんだよ 、私も。
mamimu_memo 現実の三十路以降の女の生活、楽しいのにね / 男女問わずオタコンテンツに大人が描かれない問題の一種で、女性蔑視の設定のつもりなんてないだろうけど、無邪気にこういう設定されてもモヤるわ
frq440 めちゃんこ丁寧な説明だと思う。これに全ツッパしかできない、イチャモンにしか見えない人は味方の背中撃つタイプなのでフェミ批判者にとって迷惑というか邪魔。
Gl17 「女は30まで」とあからさまに設定して、後付けで神ですから~も無いものだ。逆にイケメン男子キャラでやったら年齢差別、オッサン忌避ということで超燃えるだろこれ、特にオタ男子内で激しく。逆ならフェミの攻撃。
superabbit 昔は温泉地に慰安旅行と称したおじさんたちが大挙して押し寄せて現地のおねえちゃんと買春やら女体盛りやら乱痴気騒ぎする文化あったからな。温泉むすめのコンセプトってその感覚のまんまっぽい。
web725 (ストレートの)男性にとって都合がいい設定を深夜アニメではなく広告として取り扱うというのが不味い / それを分からない人がいるというのも悲しい
planariastraw 自分がこの件に絡んでいる温泉の想定する客層でないことはよく分かったので今後は行かないようにしますわ。
ponponhanahana 温泉むすめに関しては仁藤さんがわざわざ見つけ出して燃やしたみたいな表現を見かけたけど、こんなんじゃ炎上は時間の問題だったのでは
i_ko10mi 会議の場の想像がリアル。SNSで炎上しそうですねー程度で終わるのめちゃくちゃわかる。
hurahuraotoko ここまで丁寧に分かりやすく説明されてまだ温泉むすめの何が問題だったか理解してなさそうなブコメと増田が見られるのが人にはどうしても理解力の差があるんだなぁ…とやるせない気持ちにさせられる。
Yoshitada そもそも基本設定が色々狂ってるんだよね。
mkotatsu コンパニオンの性的サービスへの悪ノリで作ったのか。公表しなければ燃えずに済んだのに単純に悪手。「不快な表現を排除するな」は古典的キモオタや障害者…な表現も、個人制作じゃなく公式設定にされて良いのか?
破綻がすごいな。
この件に限らず、おかしなキャンペーン打って開き直って正当化するとかキャンペーンのターゲット以外に通じるわけないじゃん。客は離れるし一部の人しか来なくなるし雰囲気傾くし、まあ長い目で見て寂れるよね。オタクだっていつまでも金があって健康とは限らないんだから。
再生出来るところは地道に人のいる所でもっとおとなしいマーケティングをやったりする機会があるし
そういうのをキャッチーにやればいいんじゃないの?うまく行っている例だってあるんだしそのためのネットでしょ?
コンテンツのターゲットのみに媚びてなりふり構わず金を落とさせるって方法だからキモいんだよ。あの絵とか設定とかどうでも良くて。
たまに「なんで理系経営者が少ないのか」と憤る人がいるけど、文系が組織の長になりやすいのって当たり前なんだよな。なぜなら、組織・集団を動かすのに必要なのは物語だから。
会社の理念、今後の成長ビジョン、社会の読み解きと適応、今季の目標とキャッチコピー、商品・サービスと顧客の関係性、こういったものは「物語の設計」と言うことができる。本屋産に並んでいる、話題の経営本とかマーケティング本とか、ブランディング本とかクリエイティブ本とか見てみると分かるよ。きっと物語(ストーリー、ナラティブ)って言葉が出てくる。
こうした物語の読み解きと創造、操作に長けた人が、組織の中で偉くなるっていうのは当然で、その教育をよく受けているのが文系なんだわな。だから逆に理系経営者ってすごいと思う。不得意分野を克服した人、二刀流みたいな感じ。
自分は20代男性だが趣味がそれらの世代年齢と当てはまらないような広告ばかり出される
だから広告が頻繁に的を射ないことが多く アドブロを付ける前の事を思い出してもあまり広告のことを覚えていない
自分自身高校でマーケティングを勉強し検定も取得している上にSNSのフォロワーも多いのでそのスジには詳しいつもりだ
でも自分が好きなアーティストがいて同じような人間をフォローしても別の興味ないコンテンツに手を出し始めたらフォロー外すし嫌いなコンテンツに行くならぶっ叩く
そうでもしないとアルゴリズムの魔の手からは逃れられない 俺たちは箱の中に区別されて仕舞われてるんだ
だから君はインスタやTwitterで剥げたエロおじさんが車の写真やアウトドアについて語ってたら潰しにいかなければならないんだ
東京23区に住んでいる。私が住んでいる街はもともと左派が強い街だ。商店街や駅前では、自民党の支持者が多いが、駅から離れるにつれ、住環境は悪くなっていき、低所得な独居高齢者がボロボロなアパートに住むというような地域がポツポツ現れる。そういう街では、公明党、共産党、れいわなどのポスターや左派諸派のポスターが増える。環七の向こうは別の街だ。普段、駅周りで生活していると気が付かないが、違う小学校区に足を運ぶと、この街は本来、左派の街なのだな、と思う。
ただ、その左派の一つ一つがかなりの存在感を放っていることもあり、逆にひとつになるということは難しかった。というより、そもそも、保守派がマイノリティな地域であるから、二元的な対立に持ち込まれると基礎票で完全に負けるのだ。いままでは左派が分散していたため、基礎票も割れていた。その結果、現職の大物議員は開票、即当選での勝利を繰り返していたのだ。それが今回小選挙区ではじめての敗北を味わった。
では今回、大物議員が票を減らしているかといえばそんなことはない。前回より多くの得票をしている。陣営もしっかりと基礎票の積み重ねは行ってきた。勝って傲慢になるのではなく、しっかりと対策はしてきていたのだ。しかし、地元では「明確なメッセージを持たない」と思われているその政治家は、ある一定以上のリテラシーを持つ層、街に永住すると決めていない層には刺さらない。彼は政策型の政治家ではなく、陳情窓口型の政治家だと地元では思われている。おらたちの村を発展させてくれる政治家、つまり区議や都議の大将という位置付けなのである。大学で学ぶ政治学や政策はほとんど関係ない。それより公園をつくったり、スケートボードを禁止するほうが大事なのだ。
今回、彼が勝つためには、左派の自滅、浮動票の獲得しかなかった。基礎票は年単位で構築するものであるから、選挙が始まってからここを増大させるのは難しい。今までは左派の自滅で勝てていたのだが、今回は左派は一枚岩になっていた。そうなると、浮動票の獲得しかなかったが、自民党という追い風は、自らのコロナ優先入院騒動で相殺された。小選挙区は、個人に投票するものであるから、党派に賛成していても、その個人への不信感があれば追い風は無風になる。選挙が始まってしまえば、打てる手は実は、ほぼない。選挙前に仕込みをし、あとは選挙前に加速度をつけて、最高速度を更新続けるのが選挙だ。選挙期間の前に、選挙はほとんど終わっている。今回は、左派の作戦勝ちだった。
左派の基礎票は、そのイデオロギー性にある。社会的正義や不平等、不公平感などから生ずる怒りがイデオロギーとなり基礎票を形成する。では、右派、とくに彼の場合の基礎票の正体とはなんであろうか。一体誰が投票しているのであろうか。これは地元にいないとなかなか見えてこない。彼に投票しているのは、利害関係のある業界団体、宗教法人、地域のおじいちゃん、おばあちゃんコミュニティーである。おじいちゃん、おばあちゃんについて、もう少し詳しく話すと、区議の後援会の面々である。この区議の後援会の面々をうまく組織しているのが、彼の事務所であった。
例えば都議選のときなどは、区議は都議候補のところへボランティアにいく、事務所を貸す。国会議員である彼も応援演説にいく。彼のコネで大物政治家を投入する。逆に区議選では都議、国会議員がサポートに回る。そのような互助会が、後援会の正体だ。国会議員の後援会は、都議の後援会であり、都議の後援会は区議の後援会でもあるのだ。区議が対処できない陳情は都議に持っていき、都議が解決できない陳情は国会議員に投げる。逆に選挙のときは、手伝ってもらう。なぜなら、その後援会の中で一番結束が固いのが、地元の名士をトップとした地域コミュニティーである区議であるからだ。区議の後援会は最強である。そこには政策はいらなく、区議の人望があればいい。その家の看板があればいい。それを旗印に、みんなで戦うというレジャー、人生のスパイスが、おじいちゃん、おばあちゃんたちにとっての選挙なのだ。そして勝てば、みんなでお祭り騒ぎをする、それが楽しいのだ。普通の人がテレビでみるイベントに参加できるという老後の楽しみが選挙という面もあるのだ。シルバー民主主義とかあんまり考えていない。多くの人は楽しいから政治活動に参加している。
私も街頭演説を見てびっくりしたが、彼は抜群に演説がうまい。それは政策を語る、というものではなく、人心掌握という点である。彼の陣営は、おじいちゃん、おばあちゃんのそういう気持ちを熟知していて、街頭演説などでは、後援会の会長の奥様などを見つけて声をかける。国会議員本人が演説中に演説を中断し、「あ!◯◯さん、お久しぶりですね!お元気でしたか?」と高いところから声をかけたりするので、声をかけられた本人はもちろんうれしい。だから、友人たちをたくさん動員し、演説では人一倍拍手をし、がんばって、と声援をかける。そんな友人たちの前で声をかけられれば、「いつも誘ってくる人」から「有名人の知り合い」にランクアップである。そんな区議の後援会のお礼に、彼やその秘書たちは担当を決めて、その地区のお祭りや、野球チームや、寄り合いなどに普段着で遊びにいくのだ。そして、後援会の人にみつかり、なにか一言、というような展開によくなっている。打算的といわれようが、なんだろうが、そこまでするのか、と私はびっくりした。また、私の母も、彼の主催するバスツアーに呼ばれて、旅行に行っていた。高くもなく、安くもなく、普通のバスツアーだったが、帰ってきた母は嬉しそうに話してくれた。
ご飯のとき、本人が横に座ってくれ「困ってることないですか」と聞かれた、だけど、政治のことはわからないので、「近くの側溝から蚊がわいて困ってる」というどうでもいい話をしてしまった、はずかしいと帰ってきた母は嬉しそうに話していた。そして、後日、後援会(というか、なかよし会)のみんなで写った集合写真が届き、そして側溝は掃除された。後援会ごとに写真を取っているんだと思う。それを経験した母はあんなすごい人が私の話を聞いてくれた、となり、そのままファンになっていった。総理大臣を目指すといえば、ときめくのは実はおばあちゃんなのである。おらが村の政治家を総理大臣にするべ!となる。政治家は、バスツアー、街頭演説、選挙、後援会活動などの老後のたのしみとやりがいを提供してくれるエンターテイナーなのである。
新聞ではブランドの崩壊など書かれているが、住んでいる人間、しかも、生まれ育った人間からすると実態を捉えていない。地場の人たちは、とても近くに彼を感じている。政策を語らせるとちょっと頼りないけど、困ってるとき相談するとなんとかしてくれる大将であり、自分の老後人生にハリを与えてくれる人なのだ。彼は自分の身の回りの話しの解説、生活密着といった地上戦の話には強いが、空中戦、つまり憲法、経済、ジェンダーなどの話で深く語ることができない。次回の挑戦までに、秘書たちはもう一度地盤を固め、彼自身は今回取りこぼした浮動票にささる空中戦を体系的に学ぶ必要があると思う。後援会は、高齢化が進んでいる。おじいちゃんおばあちゃん達のアイドルもいまや、還暦を過ぎていて、ここからファンクラブを拡大するのは難しい。そして経年減少を迎えている。だから、選挙に勝つためには、浮動票を取るしかない。リテラシーのある層を取りに行くしかない。それが出来ないと、構造的に負け続ける構造になってしまう。空中戦も戦える候補にならないと、次がない。マーケティングを施したキャッチフレーズは刺さらない。
軍団は解散した。今度はあなたが軍団の大将だ。赤いポロシャツ軍団を率い、今度は高いところから理念を語る姿を見たいと思っている。
はてブのホットエントリ(総合)で月内に数多く[あとで読む]タグを集めたエントリ
442あとで/3232users 京都大学、Pythonの基本を解説した無料の教科書「素晴らしすぎる」「非常にわかりやすくて良い」 | Ledge.ai
297あとで/1576users DX白書2021:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
232あとで/2114users 個人的にワーキングメモリーを鍛えるのに役立ったなと感じた事を挙げる。 .. | anond.hatelabo.jp
216あとで/1250users JavaScriptを完全無料で学習できる最強の厳選コンテンツを大公開! - paiza開発日誌
208あとで/1289users 富士通の実践知が詰まったデザイン思考のテキストブック公開 | 富士通
207あとで/1171users Amazon.com、同社内で使われていた従業員向けのセキュリティオンライントレーニングを無償で一般公開、日本語版も提供 | Publickey
183あとで/2525users 当たり屋対策の集合知 | anond.hatelabo.jp
168あとで/1131users ほとんどのマーケティング従事者が興味を持たない「エーザイの統合報告書」がヤバいから読んだ方が良いぞ!という件|池田紀行@トライバル|note
168あとで/1717users この国に生きるすべてのあなたへ | 立憲民主党
161あとで/1040users アプリケーション・エンジニア職位ガイドライン詳細 | 株式会社ゆめみ
158あとで/922users 【Python】専門書や論文を読みたいけど数学が苦手・わからない人向けのコードを読んで学ぶ数学教本 - Qiita
154あとで/1013users モダン JavaScript チートシート | GitHub
152あとで/1339users バーグハンバーグバーグ社員に聞いた、ブックマークしてる便利なサイト | オモコロブロス!
151あとで/772users できるだけ嘘を書かずに計算量やオーダーの説明をしようとした記事 - えびちゃんの日記
142あとで/776users AWSアカウントを作ったら最初にやるべきこと 〜2021年版〜 #devio2021 | DevelopersIO
139あとで/742users LOG関数で2を底とする対数(二進対数)とO(logN)の意味を知ることは情報処理の基本である【Excel】 - わえなび ワード&エクセル問題集
138あとで/1345users 「要領がいい子」とそうでない子の、勉強法のちがいについて。 | 不倒城 | Books&Apps
136あとで/952users ファイルを掴んでいるプログラムを特定する方法 - misc.log
134あとで/868users 「これぐらいのことはできていて」は勝手な期待 観察・考察・選択のサイクルで相手の力を引き出す「誰も嫌な思いをしない変化」 | 椎葉光行 | logmi
134あとで/1266users 失業したらiDeCoの落とし穴にハマった件 - 35歳からの中二病エンジニア
132あとで/913users 一年半同じチームで色んなふりかえりをやったので手法と学び紹介していく | bayashi | SpeakerDeck
131あとで/867users インフラエンジニアを20年やってて初めて知ったtopコマンドの表示を劇的に見やすくする方法 | 株式会社ビヨンド
129あとで/1621users おくすりレシピ | うつ病
126あとで/779users レビューの仕方 | Yosuke Furukawa | SpeakerDeck
122あとで/675users CDNは5時間で開発できる | POSTD
120あとで/1073users デザインは、見た目じゃない | 山田奈々 | NHKニュース
118あとで/1184users 皇の器 - 織部匡 | 少年ジャンプ+
116あとで/1079users 『火の鳥を時系列順に読んで立ち直れなくなろう』ファンも未読勢も通しで読んでみたくなる構成図「こうなってたのか」 | Togetter
114あとで/1355users 源氏物語が好きすぎてAIくずし字認識に挑戦でグーグル入社 タイ出身女性が語る「前人未到の人生」 | Ledge.ai
113あとで/514users [2021年版]AWSセキュリティ対策全部盛り[初級から上級まで] というタイトルでDevelopersIO 2021 Decadeに登壇しました #devio2021 | DevelopersIO
https://anond.hatelabo.jp/20211029020120
iPhoneがウケたのはAndroidがコケたのと表裏一体なので、Androidについてもうちょっと書いてもいいかなと思う。
スマートフォン黎明期(2008-2012年くらい)において、ソフトバンクがiPhone全推し、KDDIが完全に出遅れ(KCP+に全振りしてたからね……)という状況だったのは有名だけど、ドコモなにやっとんだというのは疑問に思うところだろう。
2008年7月にSB独占でiPhoneが発売されたのを見たドコモは、まず右往左往した。
(ちょっと前後するけど)2008年6月にPRADA phone by LGを発売しては撃沈し、2009年7月にHTC Magicを出しては撃沈(流石にこの頃のAndroidはiPhoneに全然及ばなかった)。なにかやるたびにiPhone+SBに対する勝利宣言をしながらも、その実は惨憺たるものだった。Bulldozer時代のAMDが虚しい勝利宣言を繰り返していたのを彷彿とさせる。
この頃、もう本当に日本特有の現象なんだけど、就活生の間でスマートフォンに対する需要が急激に伸び始めた(←これ非常に重要なポイントなので、将来スマートフォンに関する歴史書を書く人がいたら忘れずに書いてほしい)。当時既に就職活動は就活サイトとメール(キャリアメールじゃなくてGMail)が最重要なツールとなっていた。しかし、彼らの持っていたガラケーではGMailは読み書きできなかったのだ(できたと思うけどすごい不便だった記憶がある)。スマートフォンは、出先でメールを確認したい、急ぎのメールには早急に返事をしたいという彼らの切実なニーズにぴったりだったのだ。
ここで、Androidは彼らへの浸透を失敗してしまった。就活生たちが「("スマートフォン"ではなく)iPhoneが良い」という形で口コミを広げていったのも原因の一つだが、携帯ショップに行ってもAndroidはちっとも推し端末として売られていなかったのだ。2009年4月に初代Xperiaが発売されたことで、ようやくドコモはiPhoneに引けを取らない端末を手に入れてはいたものの、携帯ショップに行ってもちっともXperia推しの雰囲気は感じられなかった。迷走を重ねていたドコモは、当時何を売ったらいいのかわからなくなっていたんだと思う。とはいえ、どう考えても2in1(一台の端末で2つ電話番号を持てる)なんかやってる場合じゃなかった。
失敗したのはマーケティングだけでなく、品質面でもだった。当時のAndroid+ドコモの使用感は最悪で、時々全くモバイルネットワークに繋がらなくなるから再起動が必要、ネットワーク側に問題が頻発、無線LAN接続時にはキャリアメールにつながらない(Android老人会の人に「IMoNi」って何?って聞いたら十分くらい昔話をしてくれるはず)など、連絡の繋がる繋がらないで運命が大きく変わる就活生たちのミッションクリティカルな用途には耐えられるものではなかった。
その状況に輪をかけたのが、2011年秋から発売されだした有象無象のゴミ国産Androidだった。この時期にAndroidを使い始めた人たちは一様にAndroidに対する悪感情を募らせたことと思う。
これは、もちろんメーカーも悪いのだが、無茶な仕様を要求したドコモがまずいちばん悪い。おサイフケータイ、赤外線、ワンセグ、ドコモ絵文字(アニメーション付き)、2012年からはNOTTV、のような重い仕様を詰め込んだせいで、Androidフレームワークに対する大幅な変更が必要となり、必然的に品質の悪化を招いてしまったのだ。
マーケティングの先見のなさ、技術的品質の低さ、その相乗効果によるゴミAndroid端末の量産。これらによって、日本のスマートフォン市場はiPhoneに牛耳られることになったのだった。後に屈辱的な条件でしかiPhoneの販売契約が取れなかったのも、無能に対する懲罰と理解していいだろう。
歴史にIFを持ち込むとするならば、KDDIがKCP+なんて手がけずに古いOSでギリギリまで持ちこたえる(Androidに注力する余力を維持する)という選択肢をとっていたら、2010年あたりのiPhoneによる一方的な攻勢はなかったかもしれない。が、ドコモは何度歴史を繰り返しても同じようなこと(特にゴミ端末の量産)を繰り返すような気がする。
昔から絵を描くのが好きだった。いや、絵を描くのが好きだったというのは違う。
正しく言えば、絵を描いて褒められるのが好きだった。勉強も運動も得意というわけでは無く、進学校だったので周りより相対的に能力があったのが絵なだけだった。
それなら絵の学校に進めばいいじゃないか、と言う人もいる。いろいろ理由をつけてはいるが、今考えると行かなかった理由は簡単だ。
絵を描くのが当たり前の世界で、自分には勉強も運動も絵もダメな凡人だと自覚するのが嫌だっただけだ。
絵は努力の世界だ。才能じゃない。しかし努力の才能が無ければ居られない世界だ。
特に日本という国は芸術大国と言っても過言ではない。所謂現代アートや西洋美術等の『古典美術(笑)』には認められてない世界だが、マーケティングの精度や技術的なレベルから言ってもそれらは優に超えている。
そんな世界に僕は憧れた。しかし僕は努力ができなかった。絵が好きじゃなかったからだ。
絵が上手い人というのは、絵に対する異常な執着心がある。同時に、その時の流行りや廃りに敏感だ。いわば凡人でミーハーな感性と、絵に対する非凡な執着。
人が好きだと言う作品の二次創作に、対価が無くとも熱い思いを込めて何時間も集中して書き続けられる力。そんな職人的な、ともすれば搾取されがちな思考が神絵師を形作っている。
僕はそのどちらも無かった。世間からズレた非凡な感性と、凡人レベルの努力。やっとの思いで掴んだ絵の仕事、時給200円の末端底辺背景イラストレーター。
時給100円で神絵の依頼を受ける絵師を見て、この世界に俺の居場所は無かったと気付いた。
何度も出される無料リテイク、思いを込めた部分が雰囲気に合ってないと修正される。仲介会社は足元を見て、いかに安く絵を完成させるしか考えていない。
そんな中ふと手を出したライター業。2chや増田で文章を書きまくり、凡人でミーハーな感性と、文章や人間に対する非凡な執着を身に着けた大衆の仕事。誰でもできるお仕事。
時給換算すれば1000円は当たり前。2000円、4000円も行ける。
「この文章を読んで理解できたでしょうか。」ありきたりで形式的なまとめ文を書く。多分これを読んだ人は、解ってるんだか解らないような神妙な顔でアフィリンクを押すのだと思ったりする。
僕がイラストレーターを諦めた理由なんて多分この文章を読んだ人には一ミリも伝わらないだろうなと思いつつ。数年後には「だから僕はライターを諦めた」なんて文章を書くのかなと思ったりもする。
その時の媒体は多分紙。遺族はそれを見てどう思うだろうか。
我々の会社ではバズとは?マーケティングとは?パブリックリレーションとは?という事を常に考え、
最新動向にキャッチアップし、そのノウハウおよびナレッジを蓄積しております。
人々を「熱狂」させるためにはどういった仕掛けづくりが必要であるかということに強い関心があり、
日本ひいては世界を興奮させるコンテンツ作りに日々いそしんでおります。
我々はまさにSNSバズマーケティングのスペシャリストなのです。
昨今ではTikTokやInstagramをはじめとする若者に主流のSNSにおいて我々の確固たるプレゼンスが示されておりますが、
我々はさらなる挑戦として、我々自身がプラットフォーマーとなるべく
我々のもつ高水準のクリエイティブナレッジおよびテクノロジーを集結させ、2021年に新感覚コミュニティアプリ「ドリアン」をリリース致しました。
ドリアンのコンセプトは多岐にわたりますが、今回はその中でも最も重要な要素である「一人一人がクリエイターである」ことについて解説していきます。
およそ四半世紀ほど前まで「クリエイター」「アーティスト」という存在はある種の特権階級にあり、アートは一部の人間にのみ扱えるものでした。
しかしながら90年代後半インターネットの普及により、自己表現の場が解放され、ウェブという市井のミュージアムが誕生しました。
一方でその時分は未だ黎明期にあり、参入障壁は以前として高く、「クリエイティブの完全なデモクラシー」が実現されたとまでは言えない状況でした。
ところが2010年代より、スマートフォンの急速な普及によって、その壁はどんどん取り壊されていきました。
「アート」「クリエイティブ」はさらに民衆に開放されていったのです。
この移り変わりを象徴するものとして「インフルエンサー」という言葉があります。
原義は「影響力のある人間」ですが、今では「クリエイター」「アーティスト」とほとんど同じ意味として用いられ、「アート」「クリエイティブ」を委ねられた者として、尊敬を集めています。
インフルエンサーはその勢力をどんどん拡大しており、現在では全人口のおよそ5人に1人が何らかのインフルエンサーとして活躍しています。
年齢やバックグラウンドも多種多様で、一見すると「クリエイティブの完全なデモクラシー」が果たされたかのようにも見えます。
我々は残りの人間の悲痛な叫びに耳を傾けなければなりません。その叫びはインフルエンサーのSNSのコメント欄で聞く事ができます。
2020年、我々は「クリエイティブ」「アート」のスペシャリストとして改革を迫られました。
「クリエイティブの完全なデモクラシー」の実現に向け、そのソリューションの初手として「クリエイティブ」の「再定義」に取り組みます。
――――誰もが生み出せる、あるいは生み出しているクリエイティブとは何か?
「クリエイティブ」を「再定義」するためにはこの大いなる問題に立ち向かわなければなりません。
スフィンクスを倒し、一部の特権階級に与えられている王冠を奪取するのです。
この問題の解を求めるにあたって、私は自分自身の日々の生活を振り返りました。
もしその中で「クリエイティブ」の片鱗を認める事ができれば、それは我々の進むべき道を照らす大いなる光となるはずだと考えたからです。
日々の生活を振り返ったところで日中はパソコンをただひたすらいじるか、会議でしゃべる事を考えるかのいずれの行為しかしておらず、
私は一度ならず、自慰によって産み出される精液を「クリエイティブなのではないか?」「精液こそクリエイティブを『再定義』するものなのではないか?」と考えました。
しかしながら精液を創出する瞬間は類い稀な恍惚と快感を味わうものの、出してしまうと後には倦怠が残るだけで精液それ自体にはいずれの「クリエイティビティ」を認めることもできませんでした。
「何かの間違いではないか?」と思い、より良い創出に向けさらにFanzaに課金しましたが、やはり結果は変わることがありませんでした。
精液は、我々の「再定義」の道を照らす光ではなくいつも白濁とした光を我々に投げかけます。
(一方で、精液はクリエイティブではないとも言い切れないので、精液の放出については持続的に取り組んでいきたいと考えています。)
私は暗い日々を幾日も過ごしました。
マジックミラー号の室内くらい明るく、開放的な気持ちになりたいと願わない日はありませんでした。
そんな時です。
私は、お昼ごはんのあとに、便所で排便する習慣がありますが、その日私は余りにも見事な一本糞をひりだしました。
存在感のある太さで、長さにいたっては折り返さないと便器に収まりきらないほどでした。
まるで大蛇のように威風堂々としており、私は自分自身が産み出した一本糞に圧倒されました。
そして私ははっとしました。とうとう「クリエイティブ」の「再定義」を見つけた事に気が付いたのです!
他でもなく「大便」ことまさに人類の至上の「クリエイティブ」だったのです!
なんぴとも排便を独占することはできません。排便こそ真に開かれた創造です。
私は、自分の日々の生活を振り返ったとき、その大半をデスクワークに費やしている事に気づかされますが、
長時間この体勢を維持する事によってはじめて我々は形の良い大便をひりだせるのです。
喜びに打ちひしがれている私にその大蛇のような一本糞が語りかけました。
「あなた方が知恵の実を食べる事を禁じられているのは、その実はあなた方に智慧(クリエイティビティ)を与えるものだからです。智慧の実を解放しなさい。」
この啓示を受け、我々は「クリエイティブの完全なデモクラシー」の実現を果たす智慧の実「ドリアン」の開発を急ぎます。
そして一本糞の黒々とした光に導かれ、2021年に「ドリアン」というアプリを遂にリリースします。
――――2021年10月現在、リリースからしばらくたち、今ではドリアンには多くの「クリエイター」が切磋琢磨する場として広く認知されています。日本発のアプリとしてはまさに快挙といえるでしょう。
ドリアンではユーザー発のイベントである「一本糞グランプリ」の開催や、「今トイレでうんこしてまーす」といった報告により空前絶後の盛り上がりを見せています。
もし、この文章をお読みの皆様の中で、未だクリエイター、アーティスト、インフルエンサーではない方がいらっしゃいましたら、ぜひドリアンを訪れてみてください。
我々の会社ではバズとは?マーケティングとは?パブリックリレーションとは?という事を常に考え、
最新動向にキャッチアップし、そのノウハウおよびナレッジを蓄積しております。
人々を「熱狂」させるためにはどういった仕掛けづくりが必要であるかということに強い関心があり、
日本ひいては世界を興奮させるコンテンツ作りに日々いそしんでおります。
我々はまさにSNSバズマーケティングのスペシャリストなのです。
昨今ではTikTokやInstagramをはじめとする若者に主流のSNSにおいて我々の確固たるプレゼンスが示されておりますが、
我々はさらなる挑戦として、我々自身がプラットフォーマーとなるべく
我々のもつ高水準のクリエイティブナレッジおよびテクノロジーを集結させ、2021年に新感覚コミュニティアプリ「ドリアン」をリリース致しました。
ドリアンのコンセプトは多岐にわたりますが、今回はその中でも最も重要な要素である「一人一人がクリエイターである」ことについて解説していきます。
およそ四半世紀ほど前まで「クリエイター」「アーティスト」という存在はある種の特権階級にあり、アートは一部の人間にのみ扱えるものでした。
しかしながら90年代後半インターネットの普及により、自己表現の場が解放され、ウェブという市井のミュージアムが誕生しました。
一方でその時分は未だ黎明期にあり、参入障壁は以前として高く、「クリエイティブの完全なデモクラシー」が実現されたとまでは言えない状況でした。
ところが2010年代より、スマートフォンの急速な普及によって、その壁はどんどん取り壊されていきました。
「アート」「クリエイティブ」はさらに民衆に開放されていったのです。
この移り変わりを象徴するものとして「インフルエンサー」という言葉があります。
原義は「影響力のある人間」ですが、今では「クリエイター」「アーティスト」とほとんど同じ意味として用いられ、「アート」「クリエイティブ」を委ねられた者として、尊敬を集めています。
インフルエンサーはその勢力をどんどん拡大しており、現在では全人口のおよそ5人に1人が何らかのインフルエンサーとして活躍しています。
年齢やバックグラウンドも多種多様で、一見すると「クリエイティブの完全なデモクラシー」が果たされたかのようにも見えます。
我々は残りの人間の悲痛な叫びに耳を傾けなければなりません。その叫びはインフルエンサーのSNSのコメント欄で聞く事ができます。
2020年、我々は「クリエイティブ」「アート」のスペシャリストとして改革を迫られました。
「クリエイティブの完全なデモクラシー」の実現に向け、そのソリューションの初手として「クリエイティブ」の「再定義」に取り組みます。
――――誰もが生み出せる、あるいは生み出しているクリエイティブとは何か?
「クリエイティブ」を「再定義」するためにはこの大いなる問題に立ち向かわなければなりません。
スフィンクスを倒し、一部の特権階級に与えられている王冠を奪取するのです。
この問題の解を求めるにあたって、私は自分自身の日々の生活を振り返りました。
もしその中で「クリエイティブ」の片鱗を認める事ができれば、それは我々の進むべき道を照らす大いなる光となるはずだと考えたからです。
日々の生活を振り返ったところで日中はパソコンをただひたすらいじるか、会議でしゃべる事を考えるかのいずれの行為しかしておらず、
私は一度ならず、自慰によって産み出される精液を「クリエイティブなのではないか?」「精液こそクリエイティブを『再定義』するものなのではないか?」と考えました。
しかしながら精液を創出する瞬間は類い稀な恍惚と快感を味わうものの、出してしまうと後には倦怠が残るだけで精液それ自体にはいずれの「クリエイティビティ」を認めることもできませんでした。
「何かの間違いではないか?」と思い、より良い創出に向けさらにFanzaに課金しましたが、やはり結果は変わることがありませんでした。
精液は、我々の「再定義」の道を照らす光ではなくいつも白濁とした光を我々に投げかけます。
(一方で、精液はクリエイティブではないとも言い切れないので、精液の放出については持続的に取り組んでいきたいと考えています。)
私は暗い日々を幾日も過ごしました。
マジックミラー号の室内くらい明るく、開放的な気持ちになりたいと願わない日はありませんでした。
そんな時です。
私は、お昼ごはんのあとに、便所で排便する習慣がありますが、その日私は余りにも見事な一本糞をひりだしました。
存在感のある太さで、長さにいたっては折り返さないと便器に収まりきらないほどでした。
まるで大蛇のように威風堂々としており、私は自分自身が産み出した一本糞に圧倒されました。
そして私ははっとしました。とうとう「クリエイティブ」の「再定義」を見つけた事に気が付いたのです!
他でもなく「大便」ことまさに人類の至上の「クリエイティブ」だったのです!
なんぴとも排便を独占することはできません。排便こそ真に開かれた創造です。
私は、自分の日々の生活を振り返ったとき、その大半をデスクワークに費やしている事に気づかされますが、
長時間この体勢を維持する事によってはじめて我々は形の良い大便をひりだせるのです。
喜びに打ちひしがれている私にその大蛇のような一本糞が語りかけました。
「あなた方が知恵の実を食べる事を禁じられているのは、その実はあなた方に智慧(クリエイティビティ)を与えるものだからです。智慧の実を解放しなさい。」
この啓示を受け、我々は「クリエイティブの完全なデモクラシー」の実現を果たす智慧の実「ドリアン」の開発を急ぎます。
そして一本糞の黒々とした光に導かれ、2021年に「ドリアン」というアプリを遂にリリースします。
――――2021年10月現在、リリースからしばらくたち、今ではドリアンには多くの「クリエイター」が切磋琢磨する場として広く認知されています。日本発のアプリとしてはまさに快挙といえるでしょう。
ドリアンではユーザー発のイベントである「一本糞グランプリ」の開催や、「今トイレでうんこしてまーす」といった報告により空前絶後の盛り上がりを見せています。
もし、この文章をお読みの皆様の中で、未だクリエイター、アーティスト、インフルエンサーではない方がいらっしゃいましたら、ぜひドリアンを訪れてみてください。