はてなキーワード: 生活費とは
2年前、私は不良ってやつだった。
学校には行くけど授業中は寝てすごしていた。
夜になると仲間とつるんで夜通し遊んだ。
遊ぶ金は体を売って稼いでいた。
始めはドキドキしたが、慣れるとただの日課になった。
毎朝おにぎりかパンを盗んで昼に食べた。
店員の目線や監視カメラの角度には気をつけていたし、バレやしなかった。
私の事を不良と呼んで、劣った存在だと思っている奴らの方こそマヌケでバカなのだと思った。
不良仲間の後輩が万引きを教えて欲しいというから、一緒に万引きしたら、後輩がヘマをして捕まった。
私達は控室に連れて行かれて、店長がやってきた。
いかにもダサイ、オッサンだった。
この手のオッサンならいつも客として相手している。
手慣れたもんだ。
「やはり君だったか」
どうやら、私は目をつけられていたようだった。
まず私は後輩をかばった。
後輩は今日が初めての万引きで、私が無理やり誘ったのだから悪くない、帰してやってくれ。
仲間思いの、根はいい不良という奴を演じた。
万引きを始めたのは2ヶ月ちょっと前で、毎日平均して1000円分の商品を盗んでいたから、合計すると5万円ほどになる。
「なんでも?」
「そう、な、ん、で、も」
私は誘惑するように言った。
5万円と言えば、少し相場じゃないが、多少アブノーマルなサービスをつけてあげるつもりだった。
店長は一瞬、汚いものを見る目で私を見て、しばらく悩んでから言った。
「じゃあまず、制服を脱ぎたまえ」
男なんて所詮、そんなもんだ。
10分後、私は学校の制服を脱ぎ、コンビニの制服に着替えてレジに立っていた。
「なんで私がこんなこと……」
「なんでもするって言っただろう?
店の損益は働いて返してもらう。
やっと開放された。
5万円なんて一晩で稼げる金額なのに、やってられない。
その晩、私は仕事帰りのくたびれたサラリーマンを1人、クラブで2人ひっかけて7万円を作った。
次の日、店長の目の前に5万円を突きつけた。
「これでいいんだろ?」
「この金、どうやって作った?」
「半年前に財布を拾って。
「ふざけるな!」
ぎょっとした。
証拠なんて何も残っていないと思っていた。
「お金は働いて帰してもらう。
それ以外の金は受け取らない」
私はしぶしぶ、コンビニで働き続けることになった。
研修中の時給は750円、1日で2250円。
研修が終わると時給は100円上がった。
こんなはした金のために、あくせくと商品を棚だししてレジを打って、お客様に笑顔を振りまいて、頭を下げて。
私は青春の二度と帰らない貴重な時間を、たかが3000円かそこらのためにすり減らしていた。
1ヶ月後、私は給料として振り込まれたお金を全額引き出して、店長の目の前に叩きつけた。
5万円とちょっとあった。
「これでいいんだろ!」
すると店長は、思いもよらないことを言った。
「何を言っている?
「これ1つ売れたとして、”店”にはどれくらい”お金が入る”と思う?」
120円の値札がついていた。
バカにしてんのかと思った。
「120円だろ」
「それは売上だろう?
利益じゃない。
仕入れ値は約80円だから、お店に残るのは差額の40円」
「それだけじゃない。
うちはフランチャイズ店だから、その40円のうち4割を本部に払う。
だから手元に残るのは24円」
「なんで4割も持っていかれるの?」
うちが聞いたこともない名前の個人商店だったら、誰も買い物に来ないだろうね。
コンビニっていうのは、入れば必ずあの商品が買えるっていう、安心感が重要なんだ」
「この24円が手元に残るお金だ。
ちなみに、そのおにぎりが一個売れたら16円。
そのパンなら12円だ。
この中から君たちバイトへのバイト代と電気代、もろもろの諸経費を捻出する。
店の利益だ。
君がした悪い事は、この、店の利益を減らした事だ。
君が商品を盗んでも、バイトの給料は減らなかったし、仕入先への支払いも変わらなかった。
減ったのは店の利益だ。
僕はこれを取り返せと言っているんだ」
「ちなみに、この店の売上のほとんどは学生の登下校の時間帯に上がるから、君が働いている時間帯に出る利益は1時間あたり約1000円。
これをバイトの3人で割ると、一人頭333円を店のために稼いでいることになる。
だから、君がこの1月の労働で店に補償したのは、まだ2万円足らずだ」
驚いた。
だけど考えてみれば当然だ。
コンビニはガムやパンを作っているわけじゃない。
コンビニで物を売れるのは、物を作っている人達から買ってきているからだ。
私はそんな当然のことすら考えずに生きてきたのか。
それからと言うもの、私はお金の流れを意識して働くようになった。
コンビニみたいなお店や企業に入ったお金は、お店を持っている人の所に入る。
でもそれで終わりではなくて、所得税や法人税というものがある。
すごい。
なんだか、すごいぞ、これは。
私がコンビニで働いて稼いだお金が、回りまわって私の担任教師の給料になってるんだ。
全部つながってるんだ。
それに気づいた時、私は私の一挙一動が、すごく大きな物を動かしているような気になった。
もちろん私ひとりの影響なんて微々たる物だ。
だけど、確実に、つながってるんだ。
私はコンビニで働くようになっても、いつも通りワル仲間とつるんでいた。
体も売っていた。
せっかく稼いだお金をこんな事に使ってどうするの。
もっとまともな使い方はないの?
私、営業届けなんて出してないし、これって地下経済の一部だよ。
どうせならちゃんと申告してる優良な風俗店に行った方が、まだマシだよ。
どの口が言うのかと思うけど、そんな事を言った。
お客は
「俺が稼いだ金をどう使おうが勝手だろ」
と言っていた。
私は、私の中身がすっかり別の何かに入れ替わってしまっていることに気がついた。
私は自然と夜、出歩かなくなった。
ある日、バイトから帰ってくると、たまたま帰ってきたお父さんと玄関で一緒になった。
残業で疲れて、くたくたにくたびれたお父さん。
その姿を見たら、ふと思った。
「お父さん」
もう何年も口をきいていなかったのに、自然に声が出た。
「お父さん、いつも働いてくれてありがとう。
最近バイトとか勉強して、お金を稼ぐのがどんなに大変か分かったよ。
でも、仕事をするって生活費を稼ぐってだけじゃなくて、世の中を回すのに参加するってことなんだね。
人の役に立つってことなんだね。
すごく立派なことなんだね。
いつもありがとう」
それを聞いたお父さんは、ちょっとの間呆然としていたけど、急に泣き出した。
私は一瞬、悪い事を言ったのかと思ったけど、すぐに感動して泣いているんだと気づいて、恥ずかしいし気まずくて、すぐに自分の部屋に戻った。
次の日の朝は、誰にも見つからないように朝早くに学校に行った。
コンビニで働き始めて3ヶ月して、私は私の出した損益を埋め合わせた。
それにあわせて、私はバイトを辞めることになっていた。
「よくやったね」
今しかないと思って、私はずっともやもやしていたことを打ち明けた。
「店長。
店長には色々な事を教えてもらいました。
だけど1つだけ分からない事があるんです。
私は3ヶ月かかってお店に与えた損失を埋め合わせました。
だけど、それには3ヶ月もかかっています。
その3ヶ月間、損失は損失のままだったわけです。
だから、もしその損失が無かったら、それを元手に何かできたかもしれない。
その機会損失の埋め合わせがまだ終わってません。
それに、もし最初に私が出した5万円を受け取っていれば、そもそも機会損失は生まれなかったはずです。
私をここで働かせるより、その方が良かったんじゃないですか?」
「たった3ヶ月で、ずいぶんと利口になったもんだな!」
店長は爆笑しているし、私もおかしくなってきて一緒に大笑いした。
それが2年前の話。
結婚前、私はわりと遊んでいた時期もあり、対して夫は私が初めての相手だったのではないかというほど不慣れで、
まぁ結婚するなら真面目に限ると思い、今まで平和にやってきました。
私自身、もし自分が男だったらちょっと位の浮気とか遊びはするだろうな、その方が人生に張りあいが出るし。と思うので
お金を無意味にたくさんつぎ込むとかでなければ多少の風俗通いは、まぁいいかな、と思っています。
不倫に酔った面倒な本気アピールしてくる素人と浮気されるよりプロ相手の方が安心だという気持ちもあります。
ついでに結婚してからも夜は比較的たんぱくでテクニックも向上せずましてや本当の三擦り半劇場ってあるんだwってセックスに不満を持っていたもの事実です。
でも「下手だからこうして。ああして。そこ違う」とかは私の口からは流石に言えずにいたので、
どこかでプロの人に優しく教えてもらってそれを私にはバレてないと思って得意げに披露してくるぐらいでちょうどいいと思いました。
デビューしたのはおそらく一年ほど前で、職場が変わった時に今の上司に連れて行かれたのだと思います。
それからも特に家庭をないがしろにするでもなく、でも元々うかつな人なので「うわwこれ絶対風俗で覚えてきたプレイだなww早速披露とかww」とかわかるようなこともしばしばあるのですが
以前よりもセックスに前向きだし上達もしていると思うのでまぁかまいません。
先日も休日出勤だ、と言って朝から出かけ、昼には帰ってきたのですがなにしろうかつな人なのでPCの検索履歴に思いっきりそこの店の閲覧履歴が残っていたし、そのあと風俗嬢のブログに
本日ご指名の●様朝からありがとうございました!とか夫のイニシャルが入っていて笑いました。
携帯も放りっぱなしで時には「メール何着てた?」とか私に確認させることでやましいことはないと余裕を見せているのかもしれませんが、「●●さん」とあたかも取引先の相手のように登録された番号がその風俗店の
今のところ家庭に問題はないのでスルーしていますが万が一の時の証拠にその画面は撮って残してあることも知らずに。
男性がこういったところに求めているのが単に性欲だけでなく、癒しであるというのもなんとなく理解はできます。
世の奥さんは家事に育児に手一杯でまず子供優先になるし、自分の容姿の衰えや相手に対する思いやりを忘れて旦那を自分の所有物だと思い、旦那の働いたお金ごと自分の所有物なのです。
嫁と子供は世界で一番高い買い物なのです。家で大きい顔をされて、帰宅して邪魔とか言われても子供の成長が嬉しい、なんだかんだで奥さんと一緒に居たい、そう思っているのが多くのお父さんなんです。
夫も今のところその一人であることは明白なので、私も出来るだけ仕事帰りには褒めてみたり、あったかご飯とお弁当で頑張ってみたり、まぁ普通に幸せだと思います。
世の夫の中には生活費を入れず遊ぶ人、暴力を振るう人もたくさんいることを考えれば、今の生活に特に不満はありません。
私はもし自分が男なら多分結婚してないまま遊んでるだろうな…と本気で思うので、癒しを求めて月に一度程度通うなら今のところ文句はありません。
家庭はうまくいっていますし、会話も多いです。夜も毎日一緒に寝ているs、最近の方がセックスも増えましたし、早漏も治ってきました。
性行為に関しては私も夫に対して下手だなとか早いなとか今まで言い出せず演技してたりまぁこんなもんでいいか子供さえできれば…くらいに抑えていたので。
バレてないと思っているところが馬鹿だな、とかうかつだなって思うことはあるけど我侭で変わり者でマイペースでもある私に笑顔で合わせてくれる男性は他に巡り会えないと思うので
私なりに努力が必要なところは努力をしてこの先の人生も夫を家庭を自分を大事にしようと思っています。
風俗に通っていることは気づかないふりをしたまま、「早く帰って来てね」とか「お疲れ様」とか甘える回数を増やしていけばいいのかな、と思っています。
ただ、単純に疑問に思ったことがあります。
夫の通っている相手というのが、ものすごくぽっちゃりした人なのです。顔も、「好み変わった?(´・ω・`)」というような相手なのです。
私も結婚して10年以上、若い頃より容姿ははるかに衰えましたし、身体のラインも若い頃とは比べるまでもなくえらいこっちゃになってます。
だから若い子の肌のハリや素敵な身体を!ならわかるのですが、ぶっちゃけ今の私よりもダルンダルンで顔もおいぃぃぃぃぃ!!!な相手をわざわざ指名してお金を払ってとはこやいかに?!
そこに納得がいかないのです…同じ浮気(?)なら相手の方が美しかったらもう少し私も頑張らなきゃ!!復活しなきゃ!みたいなのもあるのかもなんですが、
あまりにもあまりなので友達にもどういうことなのかね!?とか言い出せません。
癒し系とは一体?!しかも夫はもともとガリガリよりは多少ぽっちゃりの方が好きだとは言ってましたが、ぽっちゃりの域を超えていいなら私だってまだまだ楽するぞオイ。
ぐらいの感じです。でも多分私はこれ以上太らないほうがいいんですよね?!
【登場人物】
・母方祖母(後発難聴、他人とは筆談での会話になるが、自身は口頭で応答することができる)
・母方祖母の弟(祖母は5人姉弟、祖母は2番目、彼は5番目、だったと思う。祖母の保証人の一人である)
・母方祖父(4年前に他界)
・私(一人息子、20代後半。祖母の弟と共に、現在祖母の保証人)
・父
母方祖母は現在、長年住んでいたところを離れて私が住んでいる東京の介護施設(老人ホーム)に、母方祖父より少し遅れて引っ越して住んでいる。
5,6年前(?)くらい、先に母方祖父が施設へ引っ越してきたのは、長年住んでいたところである日道端で頭を打って以来重度の認知症を患ってしまい、まともに話せる状態でなかったからである。
祖父の介護施設への引っ越しは、私と母と2人で飛行機を使って手伝った。
この介護施設は要介護の棟と、身の回りのことはある程度できる人の居室がある棟に分かれており、当然祖父は要介護の棟へ、祖母は約1年後に居室の棟へ引っ越した。
さて、祖母が引っ越してから祖父、母の他界を含めた色々な経過を語ると長くなるので省くが、
昨年12月中旬に祖母の居室へ伺った以来2ヶ月ぶりの先日、久々に祖母の居室へ伺った。
その少し前に祖母のケアマネージャーからお話があるとの電話をもらっており、とりあえず対面して話したいとのことだった。
当日は先に私が祖母の居室に到着、電話をかけてケアマネージャーを部屋に呼び、そして少し経ってから祖母の弟が到着。
計4人での話をした。
そこで私が伺えなかった2ヶ月の間に起った出来事を聞いて、驚いた。
・1月上旬夜に祖母の部屋に置いてあったお金が、朝気付いたら無くなっていた。
→夜間に居室は施錠しており、マスターキーを持っている職員しか開けられない。
→祖母の居室の鍵は私が携帯していることを祖母は知っている。(とはいえ、日中はスタッフがすぐ訪問しやすいよう開放されているので、私が鍵を使うことはまずない)
→スタッフが行かないということは、私しか夜間に入らないということになる。
またその後日、とある満期になったというお知らせと証書が届き、それをおとりとして置いたら案の定無くなっていたという。
→同時に印鑑もなくなっており、ケアスタッフに連絡して、印鑑を預かっていた私から取り返してもらうよう電話し、取り返してもらった。
→早速ケアスタッフに連絡、通帳を記帳してもらい、その満期になった額は記帳されていたので、無事に済んだとのことである。
矛盾点は以下のとおり。
・お金、証書が無くなったと祖母が主張する期間は旅行に出かけていたり、仕事だったり、仕事外の打ち合わせだったり、風邪で寝込んでいたり等行ける時間など無かった。
・証書と印鑑を持っていったからといって大金である満期の額を、たとえ身内であったとしても即座に受け取れるはずがない。
・私は直の相続者で、一応祖母の持っている口座についてはほぼ全て把握しているが、そんな満期になるようなものがそもそも存在しない。
・ケアスタッフに記帳してもらって、満期額=振り込まれていたという額がまず記載されていない(だけど、何故かどこかの数字で勘違いして未然に防げたと安心している)
・ケアスタッフが私から取り返してもらったと思っている印鑑は、ただ単純に室内から発見されただけのことである。
・そもそも、印鑑を預かったことなどない。(生活費と無関係の口座の通帳とカードは預かってはいるが、複数の口座を祖母一人で管理する煩雑さを避けるのためであり、私的に流用するためではない)
祖母は割と昔からしっかりと物事を考え、記憶しているほうではある。また、日記をつけ、気持ちの吐露と共に、届いたお知らせの封書や、訪問者や、使ったお金なども記しておいている。
(ただし、お金と証書が無くなった日や、スタッフと少々揉めた日などは嫌な気分になって日記を書くのをやめてしまうことがある。)
しかし、後発難聴になってから、余計に一人でぐるぐると考えてしまい、口頭で喋ることができるのでよく質問したり主張すること多く、その内容が「はい」「いいえ」などの単純な応答で済むようなものでないため、筆談するのが億劫になる聞き手側が多い。
義母という関係である私の父も、私の母が他界後に3人で会う機会があり、難聴になってから久々に会話したみたいなのだが、慣れない筆談でめんどくさがりの性格が出てきて、私に応答するよう途中で投げるほどである。
…話は逸れたが、お金と証書が無くなったことと私のアリバイを証明するだけならば誤解を解くのはまだ少しは可能だ。
問題は、この不安な出来事があってから1月下旬に一度祖母の弟が居室へ伺い、ケアマネージャーと3人で話した時のことを聞かされたことであった。
祖母は私についてこう言ったという。
・転職した。
→(矛盾点)現時点ではまだその予定はないし、してない。
→(矛盾点)もう長い間現時点の居住地から引っ越していないし、直近でその予定はない。
・引っ越し先はどうしても教えられない。
・どうしても教えてもらえないのは、悪い女に引っかかったからだ。
・・・年頃であるから恋人がいると想像するのはわかる。実際いるけれど、恋愛沙汰の話は今までほとんどしたことがない。それに、そんな大金を使う関係でもない。
考えられるとしたら、旅行と引っ越しが、勝手にごっちゃになったということ。よく、旅行を出張と勘違いしてそのまま受け入れてたこともあったので。
旅行に関しては、行く前は事細かに旅行先や、期間を伝えるし、そして旅行後は土産を持って行き、その感想を話す。
今回だってそれまで渡せなかった土産も持って行ったし、行くことは12月中旬に伝えたのだ。
ここ最近は祖母の弟のほうが比較的時間があるからと、たまに来るからか、彼に信頼を置いてるようである。昔から仲が良かったというのもあるのだろう。
私は、自分が比較的近い身内だからと、それまで時間があってよく訪問していた頃はあまりにも祖母の居室でリラックスしすぎて、頼りなかったと思わせてしまったのかもしれない。
伺える日は銀行、買い物によく付き合ってたのに、それも無くなって最近はケアスタッフにばかり任せっきりになってるからかもしれない。
祖母が描くエリートの道を進んでないから(祖母の親戚たちは思い描くエリートの道を進んでる人が多い)、残念がらせているけれど、ギャンブル経験もなければお金をちょろまかすことなんて一度もしたことないんだけれども…一人孫だから昔からお小遣いはよくもらっていたし様々な面で世話になってはいたけれど、借金抱えるほどの困った経験もないんだけれども…
祖母は、祖母の弟とケアマネージャーと私との4人の会話の中で、激高しないし極めて婉曲に会話する性質も失っていないにも関わらず私と目を合わせようとしていなかったのを覚えている。
帰り際、祖母の弟と私を見送ってくれたけれど、いつもなら私を見送る時は玄関の外まで出て私の姿が見えなくなるまで手を振ってくれるのに、今回はすぐ扉を閉めてしまっていた。
初めてこうやって祖母から不信感をあらわにされたことを経験し、テレビでよく見る身内の認知症に悩まされるのはこういうことなのかと悟った。
・娘が生まれて思ったこと
http://anond.hatelabo.jp/20150209160615
うちも昨年11月に娘が産まれたばかりだが、上記増田にはいくつか異論があるので書いておく。
母子手帳には確かにチケットが付いてくる。1回5,000円×40回だったはず。
そして5,000円を超えた分は自腹。
妊婦はしょっちゅう検査がある(妊娠高血圧症候群とか怖いし)ので5,000円以内にはなかなか収まらない。
まあ、せいぜい1,000円ちょっとだから、言うほどの額ではないが。
医療費より、妻が働けなくなることによる家計収入減がボディーブローのように効いてくる。
あと、妻が通っていた病院は分娩予約した時点で内金10万円を支払う必要があった。
その額を超えた分は自腹となる。
内金10万円のうち返ってきたのは4万円ほど。
どんなにしょっぱい自治体でも就学前の医療費は0円で済むと思う。知らんけど。
※下調べは必須。
元気でヒマなジジババが近所にいるとかでなければ、夫婦の時間をゴリゴリ削られる。
※現に家で仕事をしているオレは労働時間をゴリゴリ削られて、増田を書くヒマもない。
じゃあ保育所に入れるといっても、3歳までは月5万円ほどかかる。
パートでは割に合わない。フルタイムでガンガン仕事をしないと。
どこまで金をかけるかは個々の家族によって大違いなので一概には言えない。
ただ、「親の言うことを素直に聞いたら死ぬ病気にかかっている子供」を持つと、
いさぎよく外注(=塾)に出した方がいい。
だいたいの子供はそうではないと思う。
月額数万円くらいの塾代は覚悟すべきかな。
小・中・高・大まで国公立だとだいぶん楽ができるが、
予定が狂って(たとえば内申書が悪いとかで)高校が私学になるときつい。
などで、生活費も親が丸抱えを強いられるっぽい。
元増田が完全に眼中になさそうな「子供の生活費」がなかなかにバカにならない。
乳飲み子の間は何もねだらないが、大きくなるにつれて何やかんやと買え買え攻撃が始まる。
上の子にはオモチャだのゲームだのパソコンだのスマホだの本だの自転車だの
外食やら何やら色々と買った。(いや、過去形で語る話じゃない)
たしかに、大都市圏近郊の田舎は生活費が安く付く。これは実感として同意。
ただ、だからといって「まだ東京で消耗してるの?」と田舎暮らしを煽るわけにも行くまい。
先日、娘が生まれた。
少子化とか、子どもは経済的に難しくて、とか、保育所がなくて、とか、色々言われてるよね。
でも、実際生まれてみて知らなかったこととか驚いたこととかあるから書いていくよ!
妊娠がわかれば自治体の保健センターに母子手帳をもらいにいくんだ。
何回か知らないけど、30 回分かもっとかくらい?
これを提出すればタダで診療を受けられるんだ。
これが 42 万円とかそのくらいもらえる。
病院が直接健康保険のおおもとに請求するので、自分で窓口でたてかえる必要は全くない。
もし、42 万円を超えると、その分は自分で払わなきゃいけなくなるが、まあ、順調ならほとんどない。
妻の退院時、窓口で支払った額は 1 万 2 千円ほどだった。
薬を処方されたりで、通院チケットとか出産一時金の効かなかった分、もろもろ全てあわせて、
この 10 か月ほどで病院に払ったお金は合計で 3 万円くらいだった。
半年以上も 1, 2 週間に 1 度通院して、7 日くらい入院して分娩して、自己負担たったの 3 万円。
ペットショップの犬のほうがよっぽど高い。
今朝、出生届を出してきた。
この市は小学校 3 年生まで。
春に引っ越す予定なんだが、そこでは中学生まで負担してくれるらしい。
ほんと、妊娠してから中学生まで、病院に払う額はまじで 3 万円だけでいいってことだ。
すげえな。
これはまあ、普通にかかる。
チャイルドシートも 1 万 3 千円くらい。
哺乳瓶は 1000 円しない。
生まれる準備から、1, 2 年くらいで、10 万ほどで足りるんじゃないかと思う。
初期投資が痛いと言えば痛いが。
オムツも 90 枚で 1400 円くらい、ミルクも 2, 3 週間で 1000 円くらいだ。
「人が一人増える」、ってイメージより全然かかってないことに驚く。
猫飼う方がお金かかるかもしれん。
年齢にもよるけど、毎月 1 万円から 1 万 5000 円くらい普通にもらえる。
これ、上記の食費とか消耗品うんぬんを見てわかるとおもうけど、この児童手当もらえば乳幼児期ならプラスになるんじゃね?
自治体によってほんと色々あるらしい。
子育て支援カードのようなものを渡され、スーパーで提示したら数パーセントオフとか。
うまく使えばすごい助けになる。
無償化が始まっている、って聞いてたけど、調べてみるとこんな感じ。
子供ふたりいたら、年収額面で 910 万とか、それを超えるくらいまでは無料らしい。
超えてても、授業料は月額 1 万円程度らしい。
年間 11 万でいいのかな?
負担っちゃ負担だが、これが理由で子供を産めない! とはならない程度の額よね。
東京とか、京都とか、私立にいれなきゃ死ぬ、って地域は、そもそも公立高校なんて見てないからちょっと苦しいかもしれないね。
でも、通常の田舎地域は、たいていの場合県で一番の進学校は県立高校だから、がんばってそこに押し込めば大丈夫でしょう。
問題はこれだよなあ。
学資保険に入ると、うまくやれば貯金するより率はよくて、30-40 万程度儲けられるらしい。
260 万払って 300 万返ってくる。
国立でも年間 52 万を 4 年間、入学金を入れても 300 万近くは貯めておかなきゃならんね。
俺も嫁も、大学は国立なので、娘にも国立に入ってほしいところ。
なしではかわいそうだが、つぎ込む必要もまったくないよね。
悩ましいところ。
俺の嫁は、ピアノとか習い事をがんがんさせて、塾もすごい通わせて嫁も中学から私立だったわけで、かなり金をかけて育てられている。
俺の家は、音楽教室とかプールとかは行ったけど、塾もほとんど行かず、ずっと公立育ち。
音楽とかスポーツとかはある程度お金に余裕がある範囲でさせたらいいかもしれないけど、絶対いくらいくらはかけなきゃまともな子に育たない! とかはないと思う。
専業主婦養えるほど高給、ってわけでは全然ないのだけど、嫁は倹約家で浪費はまったくしない。
不安になるほど欲がない人。
食費も、嫁がちゃんと料理したらかなり安くすむ。
俺の収入じゃ、東京なら専業主婦は無理だけど、田舎県の県庁所在地程度なら専業主婦オッケーなので保育所いらず。
保育所がー、女性への助けがー、というのも少子化対策では非常に大事だけど、土地に縛られない人なら、生活費が半額になる地域に引っ越してしまうというのも、悪くない手ではあるよね。
まあ、田舎は仕事がないってのが問題ではあるけど、土地を選ばない仕事を身につけることで解決はできると思う。
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20150207005122
レス返してないのも特にコメントが思いつかなかっただけで、他意はないよ
ほんとだよ
金に使い道がないならくれよなああああああああああああああああああああ
俺にはあるんだ
税金きちんとするなら拾得物として半分持っていかれるみたいだな
国民健康保険くらいおまけしてもらわな耐えられんな
そりゃ
kibarashi9 1億円あれば、年間200万つかって50年。まー死んでもいいかって年まではイケるな。金握ってるやつのワガママ聞かなくていいっていう人生はすばらしいよな。
せやろ
同僚に後輩に馬鹿にされたり女の子にキモイって言われることもないんやで
trash__box ホリエモンが言うには「見栄」「世間体」の二つを捨てれば、少なくとも金のためには働かなくていいそうだ。確かにそうだと思う。命とは宇宙が滅びる200億年の間にたった一回だけ与えられた刹那。楽しく、自分らしく!
あんま真に受けん方がええで
そうやって甘やかしてきたので2年で10kg太りました
nowa_s 棚ボタの金を一億円か。控えめに、1年で500万使うとしても20年で使い切る。あぶく銭を手に入れて、生活費込みで1年500万で済むとは思えないから、もっと早いかな
20年あれば次のまくらが1億円になってるだろ
a2de 寝てる間に枕がアタッシュケースになってるの気づかんとかよっぽどだ
早くしろ間に合わなくなっても知らんぞだよね
良いアイデア
就活ほど嫌な作業は無い
枕がそのくらいの大きさだから(1億円なんて見たこと無いから適当だけど)
1億円(の一部)でもうちょっと大きな枕を買ったら次は3億円くらいにはなってるはずだ
bell_chime_ring238 なぜ働きたくないって気持ちが湧いてくるのかね。客とか上司とか自分より上位の連中がたくさんいて、クビも出世もそいつら次第なのが耐えられないの?だとしたらただの負け犬だ。そいつらより強くなってみせろ。
俺は働かずに金が欲しいんだ
それな
そりゃ横領する奴も出てくるわって思うよな
せんけど
noabooon 僕も昔は「働きたくない」と思ってたけど、あれは正確には「会社員になりたくない」だったんだ。自分で商売始めたら毎日が楽しいよ。仕事ってこんなに楽しいものだったんだと驚くよ。
働いて楽しい人はどんどん働いて、働くのが嫌な人にお金をあげればいいと思うよ
cyberglass 1億円だと一生は暮らしていけないよ。
一段楽したので、自分の整理のために書いておく
2年の終わりから休学してる。
というのも去年、親が事故で死んだ。
なんかすごいあっけなかった。
で、しばらくボーとしてたら、当然現実が襲ってくる。
これがオレの現実だった。
オレの衣食住までどうにかしてくれるほど実入りがいいわけじゃない。
大学は出ておけといってくれて
毎月3万円くれることになった。
兄貴にはかなり痛い出費だと思うけど
それでも下宿や食事、そして学費にかかる金は、毎月3万じゃ焼け石に水。
どうしようかと考えて、まずはバイトを強化してみた。
何倍も稼ぐようになった。
けど、まぁ体は素直にボロボロになっていく。
何より、あんまりお金がたまってる気がしない。
手元に50万のこったけど、学費の分納で40万もって行かれる。
もう、学校辞めようかなとも思った。
そんな時、深夜バイトで仲良くなったやつが、
待ち合わせの店先でなんだかおかしなことをやってるのに気がついた。
「なにやってんの?」って聞いたら
「転売だよー」って軽い答え。
聞いてみるとAmazon転売っていうものらしく、最近はやってるんだとか。
オレもやってみたいというと、んじゃツール買いなって紹介されたのがこれだった。
それから目の前で実際に使ってるのを見て、買うことに。
後から知ったんだけど、この手のものって毎月課金されるものらしい。
結果から言うと、かなり安い買い物だった。
Amazonとの差額を調べる。
売れる商品かどうかってのが分かるところ。
物を売るのに「売れないから仕入れない」っていう選択は
なんだか、単にツールの言うがままに買い物してるだけだなというと
「実際、そうだよ?」とかいわれて。
育英会だの遺児基金だの、学費名目なら書類一つで低金利の金が借りれる。
全ては転売を本格的に始めるために。
なんとか手元に200万円集まった。
正直、これが限界だったんだと思う。
でも、これが良い方向につながった。
A氏という人のコンサルを受けた。
この人、転売はもちろん、それ以外のこともかなりすごい。
ネット上で金を稼ぐやり方も教えてくれるらしい。
ともあれ、その人の言うとおりにやってみた。
投入資金150万円。
最初の一月で100万円を越える仕入はなかなかできないらしいけど
A氏の言うとおりに、毎日がむしゃらにやってたら、あっけなく達成した。
仕入に使った店は
こことか
こことか。
で。
価格を調整しながら待つこと2週間。
最初の入金は50万円だった。
150万投資して50万のリターン。
50万の入金があった日も、相変わらず商品は売れ続けていて
どんどん現金になっているわけで。
その時点で全部商品が売れたとすると250万近くが
うん、大金持ちや!と思った。
けどまぁ、現実はそんなに甘くない。
今入ってきた50万と取っておいた20万から生活費を引いて・・・・
それが去年の2月。
その間、半年の予定だった休学を1年に延ばして
ほとんどが仕入だった。
一人でへこみそうになったときも、なんとかやっていけた。
で、昨日。
手元の資金はまだ400万残ってる。
その間に荷物運びようの車を中古で買って
家賃は+3万だったけど、転売での稼ぎを考えると費用対効果は十分だった。
週に何日か、しっかり仕入をするだけで、体の負担も少なくてすんでる。
良い材料しか残ってないな、とおもって、今ふぅっとこれを書いてみた。
さて、出品作業するかな。
注:amiiboの村人がなかなかアツいです。
「夜勤や泊まり込みのある消防士がダンナだったらいいな、収入もいいし」
というのを聞いて、おおこれが噂のATM扱い、恐ろしやと思ったが
今自分も同じような考えになってきていることに気がついた
もっとも、お金が欲しいわけじゃない。生活費は借りを作りたくないし、折半でいい。
定年まで働きたいしね。女の身では難しいのかもしれないけど。
あとは老後のための貯蓄はそれぞれからお金を出してするとしても、残りは
それぞれが自由に使うのでいいと思っている。
ただ、誰かに気を使う生活が苦しい。週の半分も一緒なら、それでいいのに。
漁師希望の彼氏とその彼女を見ながら、そういうことを考えていた。
自分にとってはかえってこうやってたまに帰ってくるほうが嬉しいなあと
根の自分はダラだし、きれい好きでもないし、女らしくもないし
そばに誰かがいるのはとても息苦しい
なんか見かけたので自分用も兼ねて訳してみた。良作映画と同時に良作小説も摂取できるすばらしいリストです。
ちなみに意訳多いので「許す」と「赦す」を正しく使い分けたい向きは原文にあたってください。あと個人的には『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』も結構楽しみにしてます。
元記事:
http://litreactor.com/columns/5-most-anticipated-book-adaptations-of-2015
毎年この時期になると、「今年期待できそうな新作映画のリスト」が各所でアップされますよね。そういうリストに載せられた作品のうち何本かは、小説本から脚色作品です。ところが、彼らが取り上げるのはなぜか『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』ばかり。アホか。誰がンなもん楽しみにしとるねん。というわけで、ここにあなたが本気で楽しみにできる小説原作作品のリストを用意してみました。
去年『アイ、フランケンシュタイン』観た人はわかると思いますが、まあフランケンシュタインものってどうしても現代の視聴者のお口にはバッド・テイストすぎますよね。しかしですよ、『クロニクル』の脚本家であるマックス・ランディスが脚色を担当した本作は、いい意味で予想を裏切ってくれるんではないのでしょうか。本作はフランケンシュタイン博士の助手であるイゴールの視点から、彼とまだ若き医学生だったころのヴィクター・フォン・フランケンシュタイン博士との馴れ初めを描いた、メアリー・シェリーの原作の前日譚的ストーリーです。
フランケンシュタイン博士を演じるのは『shameless/シェイムレス』、『X-Men:ファースト・ジェネレーション』のジェイムズ・マカヴォイ。イゴール役には『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフ。映画の公開は十月二日予定となっております。
訳者の雑感: せむしの助手イゴールは原作には登場しない人物で、出典はボリス・カーロフ主演の『フランケンシュタインの復活』(1939)です。この時点で「本が原作」と言い張るのはどうなのかな。そもそも学生時代のフランケンシュタイン博士が題材ってどこに需要あるんだって思われそうですけど、なにせ『キル・ユア・ダーリン』のラドクリフと『X-MEN: FC』のマカヴォイですからね、濃厚なBLが期待できそうです。脚本家も『クロニクル』の人だし、なおさら……ねえ?
ちなみに、監督のマクギガンは『PUSH 光と闇の冒険』などいくつか映画も監督していますが、日本で有名なのはなんといってもドラマ『SHERLOCK』の「ベルグレービアの醜聞」と「バスカヴィルの犬」でしょう。
日本ではなぜかDVDスル―になりがちなマカヴォイ&ラドクリフコンビですが、今作はどーなるでしょうか。やっても単館系かな。
去年は『ゴーン・ガール』がやってくれました。いいことに本作の原作はですね、その『ゴーン・ガール』より面白いんですよ。良い映画にならないはずがない。原作者のギリアン・フリンはいまや犯罪小説界のトップランナー、映画化にもひっぱりだこです。『ゴーン・ガール』のファンは『冥闇』もきっと大好きになることでしょう。なぜなら、『ゴーン・ガール』よりイカれたお話だから。
これは子供のころに両親を殺されたある女性のお話です。彼女は自らの証言で実の兄を監獄送りにした過去を持っているんですね。で、それから二十五年が経って、「キルクラブ」と名乗る殺人狂同好会の助けを借りて、事件の真相を探ろうとします。
公開時期は未定ですが、二〇一五年のどこかにはなるはず。出演はシャーリーズ・セロン、クリスティーナ・ヘンドリクス、ニコラス・ホルト、クロエ・グレース・モレッツです。
訳者の雑感:原作の『冥闇』(小学館文庫)は、個人的には『ゴーン・ガール』には及ばないものの、上に書かれているとおり傑作ミステリです。いわゆるイヤミスです。捕捉しておくと、主人公がなんで「キルクラブ」の連中と絡むようになるかといえば、過去の事件によって人生を破壊された彼女が日々の生活費を得るために家族の遺品や体験談なんかを好事家に「切り売り」しているからです。そうです、クズ野郎です。『ヤング=アダルト』でいかんなくクズ女っぷりを発揮したシャーリーズ・セロンにはまさに適役なんじゃないでしょうか。
フランス資本で規模的は大作と言いづらいでしょうが、出演陣がかなり豪華なのでフツーに日本でも公開されそうです。
実質去年公開作なんですけど、ズルしてもぐりこませてみました。だって、映画祭でしか上映されてなくて、筆者はまだ観てないんだもん。っていうか、ほとんど誰も観てないし。原作は記憶喪失の化学者を題材にしたクレイグ・クレヴェンジャーのカルト小説です。
出演は『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のジョセフ・モーガン、『Justified 俺の正義』のウォルトン・ゴギンズ、『ヘルボーイ』や『パシフィック・リム』のロン・パールマン。
まだ公開時期は公式にアナウンスされていませんが、推測するに、今年中には拝めるんじゃないでしょうか。っていうか、そうじゃなかったらキレる。
訳者の雑感: 未訳作品な上に原作者自体が数年前に一作ちょこっと訳されてそのままなカルト作家なんで、どうにも前情報がない。ある朝、記憶喪失の化学者が麻薬密造に関わった容疑で監獄にぶちこまれたと思ったらこれまた唐突に解放され、失われた記憶と失踪したガールフレンドを求めて彷徨う話らしいです。元記事に引用されてる画像がいかにもいつものロン・パールマンってふてぶてしさで好印象ですね。http://litreactor.com/sites/default/files/imagecache/header/images/column/headers/487195087_640.jpg
ロス・クラーク監督はドキュメンタリー中心に撮ってきた人で、本作が劇映画初監督。トレイラーをみるかぎり、なかなかシャープな画作りしてます。日本では公開されるかなあ……ロン・パールマン効果でDVDスルはギリギリ保証されそうではありますが。
J.G. バラードは難儀な小説家だ。『ハイ-ライズ』はおそらく彼の最高傑作でしょう。ちょっと前にこの小説が映画化されるって聞いて、マジビビりましたね。原作を読んだことのない人たちに説明しておくとですね、タイトルにもなってるハイ-ライズとは超豪華高層マンションの名前で、その内部では文字通り階層によって分断された住民たちによる血で血を洗う階級闘争が勃発しています。高層マンション版『蝿の王』みたいなもんです。とってもバイオレントでとってもクレイジーで、とってもワンダフル。映画もおんなじくらいクレイジーであってほしいですね。
主演は『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー』でお馴染みトム・ヒドルストンと、『バットマン vs スーパーマン』でバットマンの執事役が決まっているジェレミー・アイアンズ。公開日の九月十七日をお楽しみに。
編集者のコメント: !!!!! ベン・ウィートリー監督作じゃん!!!! よっしゃあああああああああ!!!!!!
訳者雑感: ベン・ウィートリーは第二のデヴィッド・クローネンバーグの座を狙っているんでしょうか。せいぜいブランドン・クローネンバーグと争ってほしいものです。他に誰もそんなポジション欲しがらないでしょうけど、がんばれ、応援してるぞ。
ともかく、『キルリスト』や『サイトシアーズ』で日本でも熱狂的なファンを生み出した「奇妙系スリラー界の風雲児」ベン・ウィートリーが、あのバラードの、あの『ハイ-ライズ』を映画化する、これは期待しないわけにはいきませんよね。原作はおなじみハヤカワ文庫SFからですが、当然のごとく絶版なので、なんとか日本でも映画を劇場公開までもってって復刊の一助となっていただきたいものです。DVDスルー(『キルリスト』)→アートシアター系公開(『サイトシアーズ』)と順調? にステップアップしているので芽はありそう。
アンディ・ウィアーの『火星の人』は、二〇一四年に筆者が読んだ本のなかでもマイベストな一冊です。クソみてえな『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の記事を山ほど読んで損した時間の埋め合わせに、ちょっとこの映画化作品について調べてみましょう。ちなみに私は先月作った「今年のマイベストリスト」にも『火星の人』を選出しております。
概要はこうです。ある宇宙飛行士が火星で一人、遭難します。もしかすると、そこから永久に脱出できそうにないかもしれない。彼は生き延びるために「科学」と呼ばれるふしぎな力を行使することを強いられます。自らの命をかけて惑星に戦いを挑む男と、全力で彼をぶち殺しにくる惑星との、知的で、ユーモアに溢れたアツいバトルがはじまる!!!
映画はリドリー・スコットが監督予定で、主人公のマークを演じるのはマット・デイモン。十一月二十五日公開予定です。
訳者の雑感: 原作の『火星の人』はハヤカワ文庫SFから絶賛発売中。「ライトなハードSF」と称される軽妙な作風も相まってか、最近のSFにしてはめずらしく幅広い層から広範な支持を集めています。今年の「SFが読みたい!」のランキングでも票を集めるんじゃないんでしょうか。いっぽうで監督のリドスコは『悪の法則』、『エクソダス:神と王』と近作がこのところ立て続けに興行・批評両面で失敗してやや低調。『ブレードランナー』の続編を作ると宣言して即監督を降りたりと何かとケチがついてますが、『プロメテウス』以来のSF回帰作は吉と出るか凶と出るか。日本ではおそらく二〇一六年公開でしょうね。
さて、以上が私が最も期待している今年の小説原作映画作品です。ほんとは他にももっとあることはあるんでしょうが……でもまあぶっちゃけゴミばっかなんで語ったところで意味ないでしょう。上にあげた五作品は「すくなく見積もっても傑作になりそうなチャンスはある」作品です。とりわけ『ダーマフォリア』は僕達を導く希望の光なんで、今年公開してくれないと困る。
ところで、リストにあげた五作品の原作小説もぜひ読んでみてください。どれも一読の価値がある逸品ばかりです、たぶん映画もね。
女性側からの意見としては「女ひとりでご飯を食べるのがつまらなくなった。」という所に尽きると思います。
(若い頃は苦痛で仕方なかった料理も、いまとなっては、凝った料理を作ると、誰かに食べてほしくなるようになりました)
生活費というか、食費・お酒代のみ全額彼に負担してもらう事にしました。
そのかわりに、買出し・料理・片付け・ゴミ出しまでは女性側が担当します。
女性ひとりの食生活なら、お酒代も含め1万円で収まることが家計簿実績で出ているが、元アスリートだった彼にその食生活(ほぼベジタリアン)
を押し付けるわけにはいかなかった、その妥協点というのがここです。
こうする事により、飲み会でよく発生する「下戸さんの割り勘まけ的なそんくさい感じ」を解消できますし、
女性独居では、作っても消費しきれないだろうと敬遠していた肉料理などにも挑戦できるようになります。
その他の共通の生活費(シャンプーなど共通のもの)は実費を割り勘、
家賃光熱費に関しては、過去一年間を按分して予算金額を出し積立→年度末に調整。のようなスタイルでいく事にしました。
男性側からの意見である、家政婦兼介護要員が欲しい(かもしれない)という側面も、そうみる事もあるだろうとは理解していますが
彼からそう言われる事はありませんし(思っても言わないでしょうが)
家政婦的な働きをしなければならないなら、独居を続ける方がマシであるという私の意見も、同居前に理解してもらっています。
ただ、相手を介護する役割に関しては、この先の愛情蓄積度合いにもよると思うので、今するしない、を決定する必要はないと思っています。
何を今更感が
つかその女性は何故同居したんだろう。
50代バツイチ男性が女性と同居する理由なんて家政婦と介護要員需要以外に無いよね。
男性から生活費貰ってるならその対価として家事するべきだし、生活費は半々なら女性側に同居するメリットなんて無いのは最初から分かる事だろうに。
50代男性&40代女性の同居プロジェクトに、家事問題が勃発。
離婚歴のある正社員男性は、家事は主婦がするものと思い込んでいる。
一方、離婚歴があり非正規雇用の仕事を転々とする女性は、女1人分の生活費と家事がどれだけミニマムで済むかを体感で知ってしまっている。
仕事をもち生活力がある女にとって男とは、家事労働の負担を増やす存在となり
扶養される必要のなくなった個人同士として、新しい立ち回りが女も男も、必要とされているのではないか。
「あなたの元嫁は、あなたの子どもの母親だったかもしれないけれど、私は子どもを育てた事がないから、母親の役割を期待されても困ります。」
留年。
卒論は書けない。全て俺の怠惰が悪い。その分ゼミのプロジェクトはこれから一週間本気で取り組もう。もちろん他の授業のレポートやテストも全力でやる。けれど卒論が4単位であることを考えると、どう足掻いても、どれだけ運がよくても2単位足りない。その2単位に俺の大学生活の全てが示されているような気がする。
今日ひとつ面接があるけど、もし通っても辞退するべきだと思う。今のままでは社会に出られない。人に迷惑をかけるだけだ。というかそもそも留年では入社できない可能性は高いけどね。よほど人格が評価されれば学生入社で土曜日に学校に通いつつ働くことができるかもしれないけれど、現実的ではないだろう。
結局、死ぬ以外の選択肢は、留年してバイトで学費と生活費を稼ぎつつ真っ当な人間に戻れるよう努力すること。それが俺に残された唯一の道なんだと思う。
学費は前借りという形になるだろう。父さん母さんは許してくれるだろうか。留年を告げたらどんな反応をされるだろうか。
ごめんなさい。ただ謝ることしかできない。死ぬことは逃げだ。恩返しがしたい。その思いは今、確かに持っている。
ごめんなさい。あなたたちは何も悪くない。こんな息子でごめんなさい。
ここまで、昨日の日記のコピペです。若者に反面教師にしてもらいたくて、誰でもいいから俺のささやかな意思表示を見てもらいたくて、ここに書き残すことにしました。
友達をたくさん作ってください。何か夢中になれるものを見つけてください。就活が上手くいかなくても、決して一人で抱え込まないでください。俺にできなかった「普通のこと」を、できる人になってください。お目汚し失礼しました。