はてなキーワード: 幹部とは
数ヶ月前に小規模なベンチャー企業を退職して、落ち着いたので書く。
ベンチャーといっても様々な企業があるので一括りにするのは憚られるが、自分がいた会社はこんなものだった。
・肩を組み、全員でやたらと集合写真を撮る
・明らかに法律に引っかかる内容だとしても創業者の独断でリリース
いつか法に触れることをやらかすんじゃないかと思ったし、幹部の資本金使い込みが酷く、様々な面でリスクしか感じなかったので辞めた。
もう何年か前の話になるけど,とりあえず書き出してみる.
ある程度脚色があるけど,どうせ増田だし皆さんの信じたいところまでお読み下さい.
新卒で就職して1年位たったある日,学生時代の同期たちと飲み会があった.
そこに,世間一般にいうところの意識高い系の学生生活を送った文系の女の子がいた.
その子は,国内の自動車メーカーで,国内の協力会社を相手とする調達職をしていた.
「今年は去年よりも値下げ率上げられたの?」と聞いてみると
「下げられた.下請けに買わないよって言うと下げてくれる」と.
発注の停止を提示して値下げ要求することは,買い叩きとして下請法で禁じられている.
「以前から継続して発注してる部材を一方的に買い叩くのは違法じゃなかったっけ?」
「えーそんなことないよー,だってあの人達ウチらいるからやってけてるんじゃないの?」
自分は車に対しては下位サプライヤーとなる,基幹部品寄りの企業に勤めている.
『そういう立場にある発注元が,値下げを強要するのが違法だ』という言葉を飲み込み,
その日の会は和やかにお開きとなった.
「自動車メーカーは調達にちゃんとした教育をしないのかよ」といった思いよりも,
彼女がとても生き生きと,下請けの値下げの話をしていた事が気になった.
与えられたから,あんなに生き生きしていたのではないだろうか.
努力教の人間は,「努力をしてこなかった人たち」に対しては,いくらでも残酷になれる.
彼らにとって,海外の貧しい人たちは,めぐり合わせの悪かった「施すべき人たち」だが,
国内にいる下位カーストの人間は「努力をしてこなかった人たち」だ.
もちろん,努力教の自己意識が有ることと,自分が実際に努力してきたことは別問題である.
恵まれた環境によって,満たされた地位にある大学生は,学生活動()等を通じて,
互いに努力しあっている(切磋琢磨している!)集団を演出し,自分以外の学生や,
彼女は,海外留学経験もあり,国際理解が深く,それなりに教養もある.
それは,現在の日本では,恵まれた環境に生まれ育たなければ,与えられないものではあるのだが,
彼女は現状を「自分の努力で獲得した」と思いたかったのではないか.
そして彼女は,下請けに対して「努力をしてこなかった人間を自分らが施している」と認識したのではないか?
零細のサプライヤは,努力をして来なかったから現状があると思っているのではないか?
そして自動車メーカーは,彼女の自意識を見抜いて,現状を肯定してやり調達職として利用したのではないか?
そんな疑問が,年月のたった現在でも,湧き上がってくる.
意識の高い若者が,得られなかった優越感,選民意識を,下請けと言う名の「下位カースト」を与えてやる事で満たしてやる,
グーグルが示した「職場で言ってはダメなこと」 - WSJ - https://goo.gl/Zedkt6(ウォールストリート・ジャーナル(有料))
米グーグル、多様性否定する文書作成した社員を解雇 | ロイター - https://goo.gl/XsXthj(比較的正確な要約の印象)
アングル:グーグル「メモ職員」、解雇に揺れるシリコンバレー | ロイター - https://goo.gl/2Pr3oR(文中の「生物学的に男性の方が女性よりもコーディングの仕事に適しているという内容」って、文書のどこのことなんだろう。モジラトップの辞任の話も知らなかった。あと「米企業は、職場での社員の言動を制限する幅広い権限を持っている。政府による言論への介入を規制した米憲法修正第一条は、民間企業の職場には適用されない」これも知らなかった)
グーグル「批判した社員の解雇」は許されるか | ロイター | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 - https://goo.gl/qvTUoS(ハーバード大学からシステム生物学の学位……システム生物学???テクノロジー企業には、「自分の考えを同僚とシェアする義務があると考える、頭が良くて自信家の職員が多い」のだという)
Googleが「女性はコーディングに向かない」と主張した男性社員を解雇 | ZUU online - https://goo.gl/vpRc7n(これも「コーディング」なんだよな……techという単語はあったけど、コーディングって英語でなんていうんだ?)
No, Google Should Not Have Fired the 'Anti-Diversity' Engineer | Inc.com - https://goo.gl/Cg8C4L(カリフォルニアでは社内での政治的発言ができるらしい。てことはよそではできないらしい)
グーグル、多様性否定のSEを解雇 ダイバーシティ担当幹部の回答全文~海外人事ニュース|@人事ONLINE - https://goo.gl/nYGjfh(ダイバーシティ担当幹部のダニエル・ブラウンの社員向けメッセージが日本語で読める)
人の心は規制できない。日本のポリティカル・コレクトネス意識に足りない想像力 - BIGLOBEニュース - https://goo.gl/4RMiHF(おまけ。グーグルにも足りなかったね)
例の人だって決定権のある幹部じゃなかったんだから、本人の主観で意見だったんじゃないの?たまたま、見つかって注目されちゃっただけで。
この人はたまたまそういう女性によく当たって生きてきたんじゃないの?歪んでるかも知れないが、仕方ないでしょ。どちらも同じくらい根拠が無いと思うけど。
王氏は会談で、「あなたのお父さんは正直な政治家で、歴史の話をすれば心の態度を表明した」と切り出し、洋平氏に言及。「あなたが外相になると知って、私たちの多くが期待を抱いた」と強調した。さらに「今日、東アジアサミット(EAS)外相会議であなたの発言を聞いて率直に言って失望した。発言は完全に米国があなたに与えた任務のような感じだ」と批判した。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/07/kono-yohei-met-wang_n_17698680.html
王毅外相が失望したのは河野太郎にではない。日本国内で活動していた中国共産党活動家に対してだ。
河野太郎は以前から中国共産党の在日本の幹部と公式・非公式に接触している。民進党政権の頃、テレビの密着番組で在日本中国共産党幹部と河野太郎が夕食をともにする風景がテレビで紹介されていた。
中国共産党としても、日本の有力政治家と親密になっておきたいのだろう。
そして、色々な情報を流したり、様々な工作活動を行ってきた。ところが…
ASEAN外相会談で河野太郎は中国共産党の言いなりにならなかった。
中国本土では未来の主席と目されていた孫政才重慶市共産党委書記が突然解任されたが、日本国内でも今までいた中国共産党の関係者が消えてなくなり、本国から新しい活動家が送り込まれるだろう。
0ChiakiことMnowbenは他のサイト「出会い系」、「4クリック詐欺と呼ばれる有料サイト」にもDDOS攻撃をしていて怖い人に狙われている。
怖い人が「家を見つけた」と言っていたのでなにかあるのかもしれませんね。
千葉日報によると4クリック詐欺は稲川会系の暴力団が運営している事があるらしい
インターネット上でアダルト動画を無料で見られると偽り現金をだまし取ったとして、県警生活経済課と船橋署などは22日までに、詐欺の疑いで船橋市本町6、指定暴力団稲川会系組幹部、土井竜樹容疑者(38)ら男5人を逮捕した。5人は、利用者が年齢確認や利用規約など四つの項目に了承すると、パソコン画面上から「有料サイトに登録完了」という表示が消えなくなる不正プログラムを利用。5万円の「入会登録料」を払えば表示が消える仕組みで詐欺を繰り返していたという。
一体あんたどうしたんだ?
最近の元CTOの騒ぎに紐づいて、いろいろはてなの醜聞が聞こえてくるんだけど。かつては日本のウェブを引っ張ると期待されたはてなが、今や知名度で若い女の子引っ張って食い散らかすだけの組織になっちまったみたいじゃん。
2000年代初頭、俺はあんたが最初に東京にきた頃にあったことがある。その時のあんたはみんなのヒーローだったし、穏やかな語り口に好感の持てた、極め付けの好青年だった。ところが今やなんだ。ヒットが出ないだけでなく、組織まで制御できないダメ社長(会長)になっちまった。美味しいところはFacebook始め海外勢に持ってかれて、俺も増田くらいしか使わなくなってしまったよ。このまま消えても、ほぼ誰も困らないだろうな。
もしまだ人の話を聞く気があれば、今すぐ第三者による社内調査を行って、問題のある人物を追放しろ。
「それはプライベートなこと」「他でもよくある」なんていうなよ。
特に女性問題は徹底調査しろ。これを放置することははてなのためにも、日本の将来のためにもならない。過去に組織に関わった女性全員に連絡を取り、弁護士なりなんなりの元に報告をまとめて、公開しろ。追放する人物は名前を出したって良い。
もしできないなら、会社を畳んだ方が世の中のためだ。
怪文書言われちゃっているけど、俺はこれを見て言っている。
https://twitter.com/Artanejp/status/890096607487832064
この「何個かあって」は、結局俺は見つけられていない。
また、地位のある人がFacebookで「今回の件で書きたいことがあるけど黙っておく」「ああ、あのことね」みたいなやりとりしている(その後「芸能人」云々言ってた)のを見かけて、噂レベルではかなりやばいんだな、と思っただけ。
理由の一つに、高度経済成長期に「モーレツ」に働き過ぎた点があるように思う。
あの時代の直前までは、芸者遊びみたいなのが、どこの都市にもあった。
私の暮らす地方都市にすら、かつてちゃんと見番があって芸妓がいて、料亭があった。
あなたは、「長唄」と「謡」の違いについて、いきなり説明を求められて答えられるか?
これらの芸能が、あなたの住む町のどこで習うことができるか知っているか?
調子こいたけど、俺も詳しく知らん。
当時は、市役所の上層部や会社の社長や銀行の幹部や、金持ちの農家なんかが長唄や謡いなんかを習っていて、そして夜は料亭で遊んだわけだ。
そこでは古典に題材を獲った芸が行なわれていて、それを見て聴いてわかるリテラシーがあったわけだ。
金持ちたちは、何かを習ったり、そのリテラシーを楽しむ時間的余裕を持っていたし、そういうのに金を費やす心意気を持っていた。
彼らは「旦那衆」と呼ばれた。
経済成長の結果かなりの人間が、昔より金銭的に余裕ができたし生活の質は向上した。
だけれどその代償か、遊びは、どこかで失われてしまった。
現今ネットでは、短い間に特定のミームが流行ってそしてすぐに消えていく。
航空事故に関連する話題で「はい」と書き込まれた場合、どうリアクションするのが正しいか?
昔はそれが、源氏物語だったり平家物語だったり太平記だったりしたのだ。原文を読まずとも、なにかそれへのきっかけになる芸能があった。
私たちは、高度経済成長期以降、着物を着なくなって伝統的な日本家屋に住まなくなって井戸を止めて上下水道になってテレビのせいで方言の差異が減って……。んで伝統芸能へのアクセス手段も減ってしまった。みんな余裕ができたんだから、みんなが長唄や謡や、踊りや三味線にリテラシーがある社会になってもおかしくなかったのに。
こうした断絶を経て、今ネット社会はある。
また休みも週末も関係なく、思いつけば会議を招集してくる。その結果、家族を大事に思う幹部たちが社を去っていったという。
社員を交えた質疑応答のイベントで、一人の女性社員がベゾス氏に対し職場環境に関して質問。「Amazonがよりよいワーク・ライフ・バランスをいつ実現するつもりか」と尋ねた。ベゾス氏はこの質問を好意的には受け取らなかったようで「われわれは仕事をするためにここにいる。それが最重要事項だ。それがAmazonのDNAだ。もし君が君のすべてを仕事に投入できないというのなら、この職場は君に向いていないのかもしれない」と厳しい口調で答えたという。
また相当の倹約家で、重役でさえ飛行機はエコノミークラス。また社員全員にバスの定期を配ろうという提案を却下したことがある。バス通勤にすると、バスの最終便に間に合うよう仕事を切り上げる社員が増える。ベゾス氏は、社員に対し、バスの時間を気にせずに勤務してもらいたいと考えているようだ。
生来、大声が苦手で、幼少のころ、親に「そんな勢いで言われても頭に入らない、もっと優しく言って」「文章に書いて伝えて」などとお願いし、理解されなかったエピソードに始まり、今でも怒鳴り声に直面すると、文字通り固まって黙り込むという、コミュニケーションにおける最悪手を取る結果になってしまう。
これは男性の罵声であっても、女性のキンキン声であっても全く同じ。それどころか、「あ?何言ってんの?」程度の凄んだ声でも必要以上に緊張する始末である。
なんというか、何か返さないといけないと思っても、そういう風に言われた直後からしばらくの間、考えがまとまらないのである。
日常会話では、某大御所お笑い芸人の定番芸よろしく「あんだって?」みたいな聞き取り事故が結構起きる。
というか、コミュニケーションは「相手ごとに個別最適化された、些細なことの積み重ね」なのは、読者諸兄もよくご存じだと思う。
どういうわけか相手の言動を観察できず、どうしても一方通行気味の会話となってしまう。
それでも友達らしい付き合いはどうにか可能だが、彼女を作るとか、仕事でステークホルダーと際どい内容を話せるレベルの関係を作ることは、非常に困難ないし不可能である。
実際、自分の恋愛経験はアラフォーの今でも毛が生えた程度だし、仕事でもコミュニケーション面は完全に落第点である。
歩くときも座っているときもついつい考え事をし、それで誰かとすれ違う時は「お互いが同じ方向に動く」コントみたいなことがたまに起きる。
これって騒音のせい?
雑音をシャットアウトする手段で、古くからある定番の一つは耳栓だ。
最近はこの耳栓も大変便利になり、ノイズキャンセリングで不要な音だけ排除し、必要な音はクリアーに聞こえるという「デジタル耳栓」なるものまである。
昔ながらの耳栓は個人的にあのフィット感が嫌いで、かなり若いときに数回試してやめてしまったが、このデジタル耳栓はイヤホンもどきだし、そんな気にならなさそう。
その結果は、自身のQOLに、想像以上の途轍もない効果をもたらすこととなった。
最初は電車で使い始めて「あれ、こんなもんか」という感想だった。まあ車内放送は聞こえるし、別にいいけど。
などと思っているうち、よりによっていつも降りる駅近くになって眠り込んでしまった。
それでも、いつもは不思議と車内放送を聞き逃さず、すかさず起きて降車できるのだが…今回はそうならなかった。
実に20年ぶりくらいに車内放送を聞き逃し、乗り越しをやらかした。
大慌てでいつもの駅に駆け戻り、デジタル耳栓を外す間ももどかしく改札をくぐった。
そこから速足気味で歩き始めて数秒後、いつものペデが、なんだか違うのである。
えらい静かなせいなのか、自発的に周りを注意しないと…という意識が自動的に働いてしまった感じだろうか、とにかく人の動きがよく目に飛び込んでくるのだ。
それも、周りを注意せず歩いている人なんて一瞬で分かってしまうレベルで識別できる。
これなら例のすれ違いコントなど起きようがない。
そうなる前に、なんとなく人の動きが読めるのだ。
上述のように周囲に注意しつつも、それでも考え事がやむことはなかったのに、独り言だけがパッタリやんでしまった。
独り言をしなくても、考えたことがスッと頭に入っていく感じだろうか。
数年来の友人と電車内で会話したとき、とにかく相手の話に苦も無く追従できたせいだろうか、彼が今まで話した中で、最も楽しそうに喋っていた…ような気がする。
こちらも、その話しっぷりから「コイツの飾らない人柄、すげーイイ奴だ!」などと妙に感動してしまったり。
これってもしかして「ちょっとしたこと」ができていたということだろうか。
だとすれば、確かにこの「ちょっとしたこと」は他人に教えられない。
自分もコミュニケーションが苦手なので教えてほしいクチだったが、これは文字通りフラットな経験から体得するしかないんだなーと痛感した。
数年前に話題になった、某引っ越し業者の幹部がユニオンのスタッフを怒鳴る動画、最近取りざたされた某女性議員の「このハゲー!!!」で始まる動画、この2つをデジタル耳栓をつけた状態で試聴してみた。
確かに「あーコイツやべえ、すっげーなオイ」とは思ったが、さほどビビらなかった。
これなら「あっすみません●●は××にしておきます、あの、ご指摘ありがとうございます」くらいのアクションを咄嗟に返す余裕はありそう。
少なくとも、怒鳴り声で感じる威圧感は最小限だった。
別に変なクスリをキメたつもりはないのに、デジタル耳栓をしている時間が、極上に安らかなひと時になっている。
とにかく不安感が全然ない。不安になる事を考えていても、である。
「満更でもないな」という気持ちが非常に支配的で、安心感が凄まじい。
ともかく、「人間の感情も思考も、全て感覚によって形作られる」ことを認めざるを得なかった。
そして、「この世界は俺にとってうるさ過ぎる」とも。
というわけで、なるべく早く、というか可能な限り最優先で、聴覚過敏の専門医を受診しようと思う。
確かにデジタル耳栓は快適なのだが、これを今後ずっと使い続けていいのか、そもそもの自分の感覚異常の正体は…など、色々気になる。
自衛隊に入ってから、漫画やアニメなどの創作物における軍人の階級によく注目するようになった。
少年漫画なんかでよく大佐とか少佐とか出てくるけど、実際の自衛隊の1佐とか本当にごく稀にしかいない。
そしてほとんどの1佐がおじさん(おじいさんと言っても過言ではない)である。ハガレンのロイ・マスタング大佐は29歳らしいが、あんなイケメンの青年1佐とかはまずもって自衛隊には存在しない。まぁフィクションは嘘が無きゃ面白くないし、ファンタジー要素強めな漫画とリアルを比べても仕方ないけども。
もしもパッと見で青年に見える1佐なんて人がいたとしたら、防衛大学校を主席に近い成績で卒業してその後の数度にわたる教育課程も全てトップでクリアした超人だろう。残念ながらそんな神様のような人にお目にかかったことは未だない。もしかしたら日本のどこかに数人かいるかもしれない。
リアルとフィクションのギリギリの境目で階級に説得力があるのは、エヴァの葛城ミサト。ミサトさんは超エリート。29歳で1尉→3佐はまだギリギリでありうる。実際、30歳の1尉の人には一度会ったことがある。
エリートコースを突き進んだ新進気鋭の若手幹部もさることながら、長年キャリアを積んだ自衛官が中年から幹部試験を受けて任官する場合も数多い。若い3尉よりもむしろ、お年を召されている3尉、2尉といった方をたくさん見かけるように思う。
幹部にも色々ある。防衛大を出たての22歳の3尉と、20年以上自衛隊生活を重ねてから幹部になった中年3尉の序列が同じなんてことザラにある。だから「こんなに老けてるのに1尉なの?昇進遅すぎじゃない?」みたいな見方は早計だ。若くて出世が早い=有能、という等式は必ずしも成り立たない。
創作物の中では、部隊を指揮し全体を統括する立場にある幹部たちが主要人物となることが多い。そりゃそうだ。そもそも大佐とか少佐とか肩書きがカッコいいし。キャラクターにしやすいだろうし。組織を動かせる力は即ちストーリーを動かす力につながるし。
色々な漫画・アニメで、イケメンでエリートの大佐とか、とんでもないカリスマを持った少佐とかが登場するのは、面白いフィクションを創るという上で当然のなりゆきと言える。
そんな輝かしい彼らの陰に隠れて、定年間際のおじいさん大佐がいたり、そもそも幹部にもなれない(あるいは目指そうともしない)膨大な数の部下がいたりすることを勝手に空想するとなんだか面白い。
ヘルシング(漫画)はきちんとそのあたりを描写していたのが流石だなと思った。
当たり前だが現実の自衛隊とフィクションの軍隊との間には、階級における温度差みたいなものがある。
フィクションの軍人はみんな往々にして超人じみたエリートだ(じゃないとお話がつまらなくなる)。ワンピースのコビーの出世スピードなんてまさしく超人の域だ。
現実じゃこんなのあり得ない!リアリティが無い!みたいなことを言いたいのではなくて、現実は現実としての、フィクションはフィクションとしての面白みがあるなぁとしみじみ思うのです。
表題の転職先を後1週間で結論出さないといけないので本当に悩んでます。助けてください。
現職はそれなりの大手外資にてヒラで6年頑張ってきました。ラッキーなことにそれなりに評価もされ給料もある程度貰えましたが、如何せん外資なのでそろそろ年齢の肩たたきが視野に入ってきました。
そこに元々憧れだった日系の大企業の希望の職種の募集があったので応募してみたら採用だが年収は2/3弱くらいが社内の限界です、と言われました
悩んでいたらスカウトがあって、知ってたIT企業なので面談したら管理職でのスカウトを提案していただきました。
管理職ではあるが将来の幹部候補として基本年収が今と同じ金額を維持するといわれました。
自分自身憧れの大企業に勤めたい。仕事は金ばかりではないと思うんですが、さすがに年収2/3弱はモチベーションが維持できるかわかりません。
ITベンチャーの管理職を選んだら、金なのかってなると思うんですが、元々マネジメントの経験はしてみたかったんです。
でも大学の友達や親戚にそのITベンチャーに転職すると言うとなんで?とか馬鹿にされたりがっかりされたりするんじゃないかとも考えます。
それにこの憧れ企業と一生縁がなくなるかと思うと、痛烈に嫌です。それにベンチャーでガツガツやっていくより万年ヒラでもリストラがほとんどない大企業にて定年までのんびりやってく方があってるんじゃないか?とも考えます。
現職はまた席が空いてれば帰って来ればいいよとも仰っていただけてるので(出戻り社員は過去に事例がある)この際転職しようかと考えてますが、
どうしたらいいでしょうか。
自分自身ではあまりにも多くのことを考えすぎて逆にどちらに行きたいかよくわからなくなってきました。
赤木智弘さんという人が「希望は戦争」と言っているというネットニュースを見たとき、
「世の中は無茶苦茶になるかもしれないけど、社会に流動性が生まれ、我々虐げられている人にもチャンスが生まれる」
ということだと思った。
共産党員はもちろん、党支持者にも怒られるだろう。
だけど戦争が起こっても、政治家、軍事産業幹部、軍人(自衛隊幹部)という
我々虐げられている人間のほとんどが、何も変わらない気がする。
何より、「じゃあ戦争を起こすために何をしたらいいのか?」となってしまう。
この国はずっと自民党が、「金持ちの金持ちによる金持ちのための政治」を行ってきた。
その結果が現在の格差社会であり、「希望は戦争」に繋がっている。
けれど共産党でなくても、「金持ちにとって都合の悪い政治家」がもっと増えれば
我々も何か変わるかもしれない。
まず言っておかねばならない。彼は間違いなく天才的な漫画家「だった」。
彼は『コリンズ先生気をつけて』というタイトルの読み切りでデビューしたらしい。らしい、というのは現物が手元になく確認できないのだ。
なんでも、1985年発売の「マガジンフレッシュ」とかいうマガジンの増刊に載っていたようなのだが、マガジンフレッシュなどという雑誌の存在はインターネット上からほとんど消失してしまっているのである。これではどうしようもない。
入手不能のデビュー作は置いておいて、デビュー単行本の話に移る。
先に言っておくが、この作家、たったの一冊しか単行本を出していない。
そのタイトルは「がんばれアニマルズ」……。タイトルが地雷漫画のようだが、当然中身も地雷である。なんも面白くない。地雷中の地雷である。一巻で打ち切りになったのも当然である。
ちょっと待て、小原英治は天才なんじゃないかって? それもまた真である。
なぜならがんばれアニマルズは原作と作画が分かれているのだ。小原英治は作画担当。クソおもんない脚本に対する責任は負っていない。
このがんばれアニマルズにおいても、小原英治はいかんなくその才能を発揮している――。躍動感溢れる画面、息を呑むスピード感。でも、脚本があまりにも異次元レベルでおもんないので、作画も霞んで見える。悲しい話だ。
……作画面に全く問題が無かったのかと言われると、女体が致命的にえろくないとか、カラーがひどすぎるとかいう問題があるが、それでも圧倒的に脚本の責任のほうが重い。
彼が真の才能を発揮するのは、この後描かれた漫画である。その読み切りたちのタイトルは「ベガ将軍の憂鬱」「ひとつだけ光るもの」「俺は待ってるぜ」「あとは神様にでも言ってくれ」だ。タイトルから察せられるとおり、この短編たちはストリートファイターのアンソロジーに寄せられたものだ。
この短編は脚本も作画も小原英治によるものだが、なんとまあ。おもしろいのだ、これが! なぜデビュー単行本で原作をつけたのか問えるものなら問うてみたい。明らかに、彼一人ですべてこなしたほうがよかった。足を引っ張られすぎだ、あれは。
愚痴はここまでにしよう。この小原英治という漫画家、何が良いのかと言われると全て良いとしか言いようがないのだが、(コマ割りも構図もテンポもなにもかも上手い、絵が緻密だが読みにくくならないように白と黒の割合が考えられている、ページに対する情報の詰め方が上手い。漫画の教科書に採用されてしかるべき出来だ)
とくに台詞が優れている、「ひとつだけ光るもの」の台詞を引用しよう。
(場面は夜。たった一軒の家と、小高い丘、その上にはひとつだけ小さな墓標が立てられている。その傍に一人の男が居て、暗闇の中紫煙をくゆらせている。その傍らには一仕事終えたらしいスコップが置かれている)
――以下引用
ケン(妻が死んだ)
ケン(この手に残ったものといえば 家と幾何かの金 それに 発狂するには充分過ぎる程 退屈な日常)
(なにかを思案して、家に入っていくケン)
(ここで場面転換。ディージェイを相手にファイティングポーズをとっているケン)
ここまで引用――
どうだろう。この間、わずか一ページである。一ページで完全に舞台設定と登場人物の背景と物語の導入が、流れるように行われている。
なんだよそれだけかよ、たいしたことないじゃん、大げさじゃないか?と思われてしまうだろう。残念でならない。俺のつたない描写力では、彼のきわめてすぐれた台詞回しを支えている画面描写についてまではカバーしきれないのである。
彼の漫画をここに貼り付ければ、この一ページを目撃しただけでたちどころに1万人程の人間がショック死することは請け合いなのだが。
ところで、この漫画、「イライザ死んでるって、どういうことよ!?」と思ったかたもいらっしゃるだろう。
それもそのはず。小原英治のスト漫画は、一つたりとも原作に準じていないのである。
あらすじを列挙してみると、
ザンギエフとブランカが女たちを奴隷にして死闘を演じさせている! リュウとケンは助けを求める女の手紙に応え、(スケベ心混じりに)中東へ飛んだ。
からくも悪の幹部を打ち倒すとベガがどや顔でやってくる。以下、台詞を引用。
ケン「!!」
ベガ「と言いたいところだが 今回は見逃してやる 早く逃げろ」
ケ「知らなかった」
ベ「三ヶ月前までは万事順調だったんだがなあ ザンギエフとブランカの野郎国王にうまくとり入りやがって 見ての通りやりたい放題よ しかも親衛隊ともなると俺もうかつには手が出せん」
ベ(そこで俺は一計を案じた)
ベ(女の名を騙って一筆書けばスケベで脳カラのマッチョが来て奴等を始末してくれるのではと…)
ベ「しかしこれ程うまくいくとは」
ケ「お おいじゃこの手紙」
ベ「私が書いた」 (日ペン三級)
ケ(なんつーガラに似合わぬ字だ)
ベ「おっ サツが来たぞさっさと帰れ」
ケ「てめえ こんだけこき使ってくれたんだ ギャラの一つも払ってくれるんだろな お」
ベ「つけとけ」
ケ「糞ったれの×××野郎!! ×××かんでしね~」
「スケベで脳カラのマッチョ」というあまりにもあんまりな罵倒語が個人的なお気に入りである。
上記導入の通り、イライザが亡くなり、ケンは格闘業を再開する。(この話において、ケンは一時的に格闘業を廃業していた。……というか、財閥の御曹司ですら、ない。取り柄といえる格闘家としての自分を捨て、おとなしく夫として
生きていたのだろうが、妻が亡くなったためにケンは文字通りからっぽになってしまったのだ)
より良い闘いを求め、ケンは昔の仲間を頼るのだが、
フェイロンは俳優として専念、キャミィは専業主婦、本田は親方としての仕事に集中し、ガイルに至っては行方不明である。
(チュンリーは言及されていないが、おそらく(エンディング通りに)格闘家を廃業している。刑事もやめているのかもしれない。
リュウに対して触れていないのは――死んだんだろう、たぶん)
ザ「今や ケンカってえのは 衰退種である人類に許された最後の蛮行なんだぜ そいつを見せ物にしない手はねえ 巨大資本とメディアがついて廻るのさ」
ザ「今どき無償で痛い目にあう輩なぞいやしねぇよ」
ザ「俺だって そうさ ここ何年かはショープロレスで喰ってる ロープに飛んで帰ってナンボの世界よ」
ケンは魂の抜けたような目で、静かにこう考えている。
ケ(俺はただ生き続けたいだけなんだよ)
これは1人の格闘家が牙を抜かれ、「借り物の人生」を生き、妻の死を契機にまた自分の人生を生きる物語だ。
であるのに、最後のモノローグは言いようもなくもの悲しいのだ。
サガットなら真面目に戦ってくれるだろう、という助言を手に、ケンはサガットの元へ。(以下引用)
(かませを殴り倒すケン)
ケ「そりゃ 真かね ダンナ」
観客「ゲーッ なんだ おい 飛び入りかよ!! マジ?」
観客「これじゃカケになんねえよ」
サガット「シッ」
ケン「ぐが」
(わざとらしい殴り合いをしている 顔面血まみれ)
観客(こいつら― わざと―)
サ「奴に言っとけ 4本しか飲れんようじゃ 退引け時だとな」
ただ1人本気で戦ってくれたサガットを倒し、満足げにリングに立っているケン。
(ああ イライザ 僕はもう少し 生き続けることができそうだよ―)
スポットライトを浴びながら、そんなことを考えている。そうやって、ケンは死ぬまで生き続けるのだろう……。そんな未来を思わせる終わり方だ。
「俺は待ってるぜ」
あらすじはそれだけで、この話は会話劇がたまらないのだが……。
現物を 入手 してほしい
この話に関してだけはちょっともう抜粋した台詞なんかでは到底伝わらないと確信が持てる。どうにかして手に入れろ。「ストリートファイターⅢ」のアンソロジーだ。今は潰れてる新声社のアンソロだ。
とにかく手に入れてくれ。話はそれだけだ。
「あとは神様にでも言ってくれ」
ちょっと言いたくないのだが。小原先生はカラーが下手だと思う。
2009年に発表された「あとは神様にでも言ってくれ」を最後に、小原英治は漫画界から姿を消した。というか、この作品も十年越しぐらいに発表しているので、基本的に寡作である。
俺は最後の短編が発表されるまでは「病気になったのだろうか、漫画が描けない程の……」と思っていたのだが、どうもそんな気がしなくなった。
「あとは神様にでも言ってくれ」はデッサンも整っているし、線が乱れているわけでもないし、空間認識力は問題がなさそうだ。色彩感覚は元から妙なので病気をしたということもなさそうだ。
俺の考えていた脳や神経や目の病気という線はどうも薄いように感じるのだ。
であるので、たぶん、別の業種に行ったのだろう。ふつうにサラリーマンでもやっているのだろう。
……悲しい。
損失である。彼の新作漫画が読めないという事実は、全人類にとって大きな損失である、と断言できる。
もしも彼が「漫画家では生活が立ちゆかないから」漫画家をやめたのだとしたら、言いたい。
「あなたが漫画を描いていること」のほうが、明らかにこの宇宙において優先されるべき事項であると。
もしも彼の知人がこの文章を読んでいるのなら、彼を無理矢理にでも表舞台に引きずり出してほしい。
だいたい、今どき絵で金を稼ぐのがそんなにハードル高いのか。
ただの漫画家ならともかく、彼は天才だ。できる。やれる。金を稼げる。絶対稼げる。
だから、描いて欲しい。
以上、一ファンの主張でした。
http://www.zakzak.co.jp/spo/news/170628/spo1706280009-n1.html?ownedref=not%20set_main_newsListSpo
と、本当酷い。
でもこれってどの世界にもあって、しかも一般人にも浸透してきてる。
自分にとって少しでも変だとか思えることがあったら写真撮ってSNSにアップ。
面白いことが共有されるのは良いけど、線引きがめちゃくちゃな気がする。
大体の人は分かっていると思うけど、おもしろければ何でもネットに上げる野生のマスコミみたいな一般人も増えてきているのではないだろうか……。
あ、後ある女子プロ協会幹部の言葉の部分はマスコミが「ガタガタ言わず面白い写真撮らせろよ」っていうことを植えつけさせる妄言だと思う笑
セクハラ不祥事のJリーグ幹部はなぜ解任ではなく辞任なのか | ゲキサカ
この記事によると、Jリーグ内のホットラインでパワハラとセクハラの通報があり、それをきっかけにしてリーグ幹部が辞任に追い込まれたという。
内部告発者がほとんど保護されず、通報した人が不利益を被ることがデフォルトの日本企業では珍しくホワイトな部類と言える。
日本企業では昨今コンプラ云々でハラスメントの通報制度や対応組織を設けるところが大半になったが、その大義名分となっている「ハラスメントから社員を守る」ことが出来ている事例は極小だ。
自分が知っているだけでも、「匿名通報したはずなのに、通報者が誰であるかハラスメント実施者に通達される」「ハラスメント通報したことが部署にばれて所在が無くなり、退職に追い込まれる」「逆に脅される」「一時期はハラスメントしてた人が左遷されてたが、わずか2年後に役員に昇格した。通報者はその間に退職」といった感じで、ちっともハラスメント実施者が罰せられていない。通報者が逆に罰せられるケースばっかりだ。内部通報するような不満分子を予め摘み取っておくリスクマネジメントツールにしかなっていない。
だから新日鉄ソリューションズの元契約社員は裁判に訴えたわけだし、豊田真由子議員の元秘書は週刊誌にハラスメントネタを垂れ込んだ。