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2019-09-20

anond:20190919104531

ネトウヨに限らず、だれかを攻撃して溜飲を下げる行為は癒やしですし、同好の士と共同でそうすることはコミュニケーションを円滑にします。

自分本来的に権力と縁遠く、右翼を選ぼうが左翼を選ぼうが生活には支障ないと思ったときに陥りがちな落とし穴なのです。

何か別に辛いことがあると熱心にやってしまいがちなのでゆめゆめ自戒しなければなりません。

仕事セミリタイヤ組のネトウヨ活動は、現役時代より顕著に日本が衰退した原因を近隣諸国に求める他罰性もこじらせています

もっと過酷な条件で、攻撃性の高まった同好の士たちが狭い環境に押し込められると山岳ベース事件の類になります自分だけはそんな心配はないと安心めされぬよう。

2019-08-20

追記東京やばいくらい暑いんだけど

旅行で2泊くらい北海道から東京にいったんだけど

やばい暑い

地下も暑い

なんでみんな普通の顔して生きてんだ?

24時間体が夏になるんだけど!

なんで仕事とか学校とか行ってられるんだ?

おかしいよ

寝ても疲れがリセットされないだろ

人の住む気温じゃないよ

イライラして犯罪おかす人増えんじゃないの

治安大丈夫なの?

まじで、なんでこんなに暑い

唇とか皮膚の薄いところが痛いんだけど

なんで毎日道を歩くだけでダメージ負うんだ

って思った。




ここから追記

こんなボヤキに反応ありがとう

ナツを制することができなかった・・・

今回は東京しか言ってないか東京感想だったんだけど

他の地域暑いよね、去年は真夏大阪に行ったよ日差しで火傷する暑さだったね

やべーな日本

オリンピックとか北海道で全競技しないやれないんじゃないか

いくつかブコメトラバで気になったことだけ答えるけど、全部読んでますありがとう

>7月下旬から8月上旬北海道暑かったよね?大丈夫だったん

うん、個人の家にエアコン無い方が多いし、うちも例にもれず無い家だったんで辛かった。

日中職場エアコンの効いたところで過ごせるけど、夜温度が下がらないのに無風なのが辛かったよ

熱帯夜なんてほとんどなかったし、あったとしても1,2日くらいなんで2週間続いたときには無になった。

ただ、このおかげで東京に行ったときは暑さに耐性ができてたと思う。でも暑かった

かに毎日35度前後だと30度くらいだと、今日涼しいねーって思っちゃったw



北海道は冬寒すぎ

これなあ、自分からすると真冬本州の方が寒いよ。これはマジで

原因色々あるんだろうけど、本州建物は夏暑くて冬寒い構造に見える。

道民とういか自分暖かい場所で過ごすのに慣れてるから、寒さにもめちゃめちゃ弱いよ。


>夏は北海道仕事したい

ねー、これ実施したらいいんじゃないかなー、海外会社はそういうとこあるよね。

今回東京の暑さがしんどかったんで、定年退職とかリタイヤした人が北海道居住地移動する理由が分かったよ。

しんどいもんねそりゃ移動するわって思ったよ。


ダメ床&毒の沼

本当にそんなかんじでしたありがとうございますという虚無。

暑さの前ではあらゆる感情が無くなった、ただ歩いてた。

2019-06-20

anond:20190617221819

就労先で(独身だとしてリタイヤ非正規か何か再雇用されるとして)、おばさんだったり他人女性とかから生活上の心配?して貰うだけでも少しは違うのかなと思うけど。

2019-05-06

anond:20190506054750

養育者であることをリタイヤしたのはあの母親自身であって、署名反対する人が取り上げたわけではないよね。

殺して一人を手離し、犯罪者としてふたりを手放す羽目になった。

そうなる前に…という行政の落ち度と改善を指摘するならわかるけど、あの署名方向性おかしいから反対されるんではないかな。

2019-04-30

見返して感想が変わった

anond:20190424233640

元増田です。

去年のアニメでは最高傑作の呼び声高いゾンビランドサガについてもう少しだけ。


ラスト3話のについてのわだかまり元増田に書いた通りである

書いた通りだったのだが、あれを書いてなお、どういうわけか、見返さずにいられない程度に最終話に惹かれ、結局何度か見直す事になった。

結果、ラスト評価のもの見直した次第。

以下、たかが娯楽に過ぎないアニメを見た程度で青臭い感想を垂れ流すキモオタ仕草


自分が一番気になったのは、さくら生前記憶を取り戻しことで、必要以上に過去の不運な結果に、頑ななまでに拘り、自分の殻に閉じこもった展開だ。

しかし、である

そうはいっても、たとえば仕事なんて結果が全てではないか

仕事に限らず、結果だけ見て評価が決まることは世の中にありふれている。

でも結局の所、物事の結果の成否なんて、最後は時の運だ。残酷なまでに運次第だ。

それどころか恋愛のように、自分努力や工夫とは全く関係ないところで結果が決まる話はいくらでもある。

なんだこのクソ現実は。理不尽だと思わないか


さくらはそういう結果の良し悪しがモノサシになる世の中の風潮を、感じ取れない・あるいは気にしないタイプキャラではないだろう。

であれば、あれくらい、それこそやさぐれと言っていいレベルで暗い人間になるのも不思議な話ではない。全く不思議ではない。

心理的バイアスで、努力勝利を無批判に結びつけている限りは。

でも生前さくらがその生い立ちで証明した通り、現実はそんなに甘いモンじゃない。

しか彼女自身無意識に持つ公正世界仮説を、厳しい現実を前にしても、否定どころか一度も顧みることすらなかった。

しろ無駄に無力を学習した結果、ああなってしまったのだ。

そういう意味ではさくら努力家であり、これ以上ないくらい真面目な人間なのだと思う。

他にも記憶喪失中に見せていた、たえを始めとする他のメンバーへの面倒見の良さ、人当たりの柔らかさ、アイドルユニットセンターとして申し分ないルックスなど、余人を以て代えがたい、良い所をいっぱい持っている。

でも、積み重ねてきた無力感は、それらを全てスポイルしてしまう。


そんなさくらが立ち直るきっかけをくれた二人の人物、愛とゆうぎりもまた、真面目な努力である

しかさくらと決定的に違うのは、公正世界仮説というバイアスを持たない・あるいは過去に捨てた上で、物事真摯に捉える点だ。

から愛の前向きさは、文字通り本物である

ゆうぎりのビンタと口上には、挫折を味わった人間の、厚みと優しさが滲み出ている。

個人的に、挫折を重ねた人間やさぐれるか優しくなるかの2つに1つと思っているが、やさぐれさくらに対し、この2人は実に巧く過去を糧にしたのだと思う。

さくらとの違いは、やはり持って生まれ性格の違いなのだろうか。


米軍で最も厳しいと言われる、海軍特殊作戦部隊Navy SEALsの基礎訓練課程は、その厳しさ故、実に志願者の2/3以上が自己脱落すなわちリタイヤを選ぶ。

自己脱落を選んだ志願者は自分ヘルメットを地面に置き、真鍮の鐘を3回鳴らしてその場を去る。

その時、教官が必ず志願者に確認するのが

「これ以上出来ないと言えるくらい、全力を出し切ったか?」

である。それにyesと即答した訓練生には

「そうか、一生懸命やりきったことが大事なんだ」

と応じて見送るのだが、これは別にお愛想やお義理で取り繕っているセリフじゃないと思う。

多分、真剣物事に取り組むとしたら、結果すらどうなってもいいくらいの必死さが全てなのだろう。

ゾンサガ最終回の愛とゆうぎりの姿に、そんな事を思い起こされた。


ともかく、最終的にさくらは愛とゆうぎりと、更に他の仲間や幸太郎に引き上げられ見事復活する。

その復活の様(「♪たちあがれ~」のシーン)は、死神にはもちろん、幸運の女神にすら中指を立てていくスタイルであることを明確に示した。

そう考えると最高にロックである

一方で、アンコール前の楽屋では、すべてを思い出してなお、まだまだ暗さが残る面持ちだったが、過去の傷はそう簡単に癒えないということだろう。

いや、いつになっても血が滲み、古傷が疼くほうがより人間らしい。ゾンビであっても。


そこまで考えるとこの作品、先のことが全くわからないご時世だからこそ、逆に燦然と輝いたアニメだったと結論付けるに至った。

これから新しい時代を迎えるタイミングで、このような作品を堪能できたことは幸いである。

2019-02-17

アメリカの依頼でトランプ平和賞へ推薦して何がまずいのか

Q.トランプ平和賞になんかふさわしくない!

A.じゃあオバマさんはふさわしかったの?軍事行動ガンガンビンラディン殺害作戦イエーの人だったよ?個人的には別に嫌いじゃないけど。

  北朝鮮関連に絞ったって、金大中さんでももらえたんだからトランプだってもらってもいいでしょ。もらえんだろうけどな。

  平和賞なんてその程度の賞じゃん。文学賞より価値が無い賞。


Q. それに素直に従う安倍って骨の髄までアメリカの犬なんだな。

A.アメリカは最重要同盟国で、認めようが認めまいが五分上がりの兄貴分ですよ?

  こんなくだらねえこっちの懐が痛まない頼まれごとぐらい「sure!(ニッコス)」でいいでしょ。

  受賞に成功しようが失敗しようが笑われるのはトランプ日本じゃない。

  「仲いい国の首脳に自分から推薦頼んでた」って記憶されるだけ。

  安部が憎い人は良くも悪くも安部世界からすっごい注目されてると思いすぎてんだよ。

  「マクロンさんが頼まれトランプ名誉賞推してました」ってニュース見ても何も感じないしウンコしたら忘れるでしょうに。


Q.日本国民、安倍さんに、「日本代表し、敬意を込めて」トランプさんをノーベル平和賞に推薦することまで委任してたんだなぁ…

A.こんな予算閣議決定も要らないローコストのヨイショすら独自判断しちゃだめなら宰相が書きの使いになっちまうよ。

  批判するにしてももちょっと頭使ったほうが…。

  日頃からくだらない論点批判してるから横で聞いてる人も耳がうんざりして、

  本当に重大な批判論点の時に「またなんか言ってる」ってインパクトが下がっちゃうんだよ。


Q.えっそういうことなの? ムンジェイン説ではなくて? 何が真相でも、なんか隅から隅までしょうもない話。

A.というかムンジェインさんは去年の内に自分からトランプ大統領に平和賞を!」ってゴマすってたのに

  そこをシカトして安部さんに連絡するアメリカ政府はやっぱり、今の韓国距離を感じてるのかね。

  もっと言えばムンさんが持ちかけた「北に譲歩して平和実現して平和賞」という線をつかう気は無い。

  ウォン売っといたほうがいいかも。

  

Q.サンモニでも言ってたが「私をノーベル平和賞に推薦して」と海外元首に依頼するような者に、そもそもノーベル平和賞の受賞資格はない。

A.これが一番言いたかったけど、ノーベル平和賞なんてそんなたいした賞ではない。常に政治的悪臭の漂うゴミみたいな賞だ。ノーベル賞の恥さらしだ。

  そんなにたいしたやつが受賞してるのか過去の受賞者一覧を調べてみることを薦める。

  池田大作が受賞しまくってるよくわかんない賞と知名度以外の差なんて無い。

  あとサンモニを智者の箴言みたいに捉えてるなら脳の病院行った方がいい。

  あれは世間や現役世代とは没交渉老人ホーム愚痴だ。

  リタイヤ世代以外が日常的に摂取すると脳に重大なダメージを与える可能性があり危険




https://www.asahi.com/articles/ASM2J6V31M2JUTFK00J.html

2019-02-07

anond:20190207212924

金稼いでのアーリーリタイヤ組も職業無職じゃろ?

でも、その金でできることは出来るじゃろ?

2019-01-28

ジャニーズ見てるとそりゃやめたくなるよなーとしか

何年もアイドル芸能界生きてきて、振り返ったら自分には職歴アイドル資格なし、人生も折り返しに来たところで未だ結婚どころか付き合うことすら許されない。

死ぬ前に、動けるうちに、別のことやりたいっておもうよなー。

早期リタイヤして金持ってても、延々とファン再結成はいつだとかいうんだよ。

そりゃ海にでも出て人から離れたくなるもんよ。

2019-01-02

anond:20190102215722

共働き約束して結婚したのに女性が速攻リタイヤして専業主婦になってぶら下がる話もよく聞くんで同じじゃないかな。

2018-12-01

[]くるみ割り人形秘密王国

くるみ割り人形秘密王国』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでネタバレ嫌な人は回避推奨。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向けであります

総評

すごいぞなんと150点。点数の基準は「上映時間映画料金を払ったコストに対して満足であるなら100点」。なんで、なんかもっとお金出したい感じはあるんだけど、この映画場合グッズとかサントラとかそっち方向にはいかない、いけない、やばい

この映画公共向けにレビューするとジャスト95点くらいなのははっきりしていて(いや辛く採点すれば80くらいか?)残りの+50くらいは何かといえば完全に性癖の話なのですよ。いつもそうだけど、今回はそれにもまして(主に後半)全く当てにならないレビューであることを告白しなければならないです。何がやばい特殊性癖なのかについて最初に語ると話が混乱するので、後ほど詳細を述べます

遺産継承の話(前編)

物語ストームボール一家クリスマスの準備をしているところからまります。でも主人公でありミドルティーンの次女であるクララ(演マッケンジー・フォイ)は浮かない顔。他の一家もなんだかギクシャクしている。それも無理のない話で、どうやらストームボール一家母親は、このクリスマスの直前に死んでしまったようなのですね。

家族を失った喪失の中でもストームボール一家伝統であるところのクリスマスをしようとしている。ヴィクトリア朝の話だから親族の大規模なパーティーに出ようとかあるのだけれど、母親を失った悲しみからそれらを拒否して引きこもりたい主人公クララと、このような状況だからこそ普段通りに日常に過ごさなきゃならないと考える父親の間には、感情的な亀裂があるというところから物語は始まるわけです。

そういう意味で言えば、これは大事家族を失った喪失から回復する話です。同じテーマを扱った今年の映画でいえば『若おかみは小学生!』なんかがあります普遍的ものなので他にもいくつもあるでしょう。

そういう普遍的テーマだったんで、料理作法にも定番セオリー)みたいなものはあるわけですが、まずそのセオリーのものはきちんとこなしていた。そういう意味脚本及第点

また、同じテーマをこなしながらも独自性のある切り口も感じられました。この項目はその独自性についての感想です。

この種の「喪失再生」の作品において、「去ってしまった人から過去において贈られた自分に対する愛情を再認識する」というエピソードは非常に重要セオリーポイントになります

それは例えば前述の『若おかみは小学生!』においても「私たちは娘であるあなたを愛していたよ」「その愛は永遠だよ」というようなメッセージ存在していて、それが主人公に受け取られることで回復の契機になりました。

いってしまえばこの「親から愛情」ってのは遺産なわけですよね。だからこのテーマ遺産継承に関するテーマだと考えることもできます

でもこのテーマには隠された問題点もあって、それは「親子間の関係遺産を残すもの/受け取るもの、というような一方通行の、上位者秘密下位者が気づくだけという、そういう物語として描いていいの?」というものです。この問題告発って自分は今まで意識したことがなくて、『くるみ割り人形秘密王国』で始めて気が付きました。

例えば先程から比較している『若おかみは小学生!』においてこの問題提起はないんですね。それはなぜかといえば、『若おかみは小学生!』の主人公おっこはタイトル通り小学生で、これから自分世界確立していく存在からです。重要なのは遺産が(つまりは死んだ両親から愛情が)「あった」事であって、それにさえ気づけばおっこのここから先のミッション回復だけなわけです。

しかし『くるみ割り人形秘密王国』の主人公クララはミドルティーンであり、もうすでに自分なりの自意識世界観も作り上げつつある存在です。

次女のクララには、上には憧れつつも素直に従うことができない長女がいて、下には一緒に遊んで面倒を見てやる長男小学生低学年くらい?)がいます。弟の面倒を見ながらも、女性的な完成度と貫禄では長女に勝てない次女。おしゃれは苦手でちょっと理系工学系)な変わり者な主人公

彼女はそういう意味で「母親を失って狂乱するほど悲しむ幼子」ではない。悲しいし落ち込んでいるし、日常を取り繕おうとする父親に反発をするけれど、だからといってそれを破壊しようというほどのパニックにはならない。自分自身の力でこの悲しみを乗り越えようとしている、まだ若いけど自立を目指す女性なわけです。

そんな彼女は、通り一遍意味では「死んだ母親から愛情があった」ことはわかっています世間一般でそういう慰めの言葉はよく聞くし、自分が母に愛されていなかったという疑いはない。

でも、じゃあ、その「愛情」って具体的にはなんなんだろう? もちろん日常でのさりげないやり取りや、スキンシップや、無言での加護やら、ありとあらゆるものがその候補なわけですが、それらは要するに伝われば伝わるし伝わらないわけです。過去のシーンとしては無数にあるそれを、クララはまだ自分の中で結晶化できていない。そこにクララの戦いはあるわけです。

この物語ではその愛情を暗示するキーワードとして母親の残した「大事ものは全て中にある」という言葉があります

クララは亡き母からプレゼントエッグの中に残されたこ言葉を追いかけて冒険の旅に出るわけですが、この言葉意味は最終的には「私(母)がいなくなった世界においてあなた主人公クララ)が前を向いて生きていくための大事ものはすべてあなたの中に残してきた」です。

大事ものは、様々な教えであり、生きていく知恵でもあり、もちろんつながりや愛情人格のものでもあり、大げさに言うならば「母親家族)と過ごした時間のすべて」なわけです。

そしてこのキーワードが示すのは、それだけにとどまらないんですよね。

この言葉は「nを残してきた」「nが私(母)の愛情である」という指定ではないわけです。だからこそ逆に「何が残されていたと認識するかは、娘であるクララが選んで受け取りなさい」という信頼であるわけです。

愛情遺産なわけですが、それは決して贈る/受け取るという一方的関係ではない。この物語における「気づき」はそういうステージテーマとして描写されている。それはやはり一味変わった、深い踏み込みだったと思います

一方、作中において「遺産」はもうひとつ意味でもあらわれますクララの母は幼いころ「秘密王国」を発見してその民に慕われた女王でもあったのです。わお。ですから遺産女王位。クララは本作のメインの冒険である秘密王国への迷い込みそこで戦うこと」をとおして、この「女王位の継承」という問題へ巻き込まれゆきます

でもこの問題も前述の「母の愛情いかに受け取るか」とワンセット、同じ物語の両面なのです。

クララは「女王が去ってしまって荒廃が始まった秘密の国」で大歓迎を受けると同時に、その危機においては「お前なんかは女王代替品にすぎない」ともいわれてしまます。「女王の位」をうけとった娘クララは、ただ単にそれを受け取った段階では「無力な模造品」にすぎないという弾劾です。

クララの母でもあり前女王でもあるマリーが幼いころ発見して作り上げた秘密王国とそこに住む住民たちは、マリーに生み出されて育てられたという意味では、クララと同じく「マリの子供」でもあるわけです。表面上は老人に見えても年上に見えても異形に見えたとしても、その意味では全てクララ兄弟姉妹に等しい。その彼らが、母マリーがなくなって、道を失い、うろたえ、クララに剣を向けさえする。

その混乱はマリーの残した女王位をただ受け取るという、つまり遺産を残す上位者、受け取る下位者というだけの状態では、収拾されないわけです。

まり、これもまた、「継承というのは一方的な贈与関係ではない」というテーマ接続されているわけです。

作中で、母との回想シーンの中で、クララは母からあなたは姉に憧れているけれど、あなたにはあなた独自世界があって物事あなただけの見方で見ることができる。そこがあなたの魅力なのよ」と励まされます

クララクララなりに世界を見ることができる。それは父母や周辺環境コピーとして自意識確立していくしかない幼子ではなく、ミドルティーンとしてすでに自分世界があるこの物語クララしか描けなかった切り口です。

から無限の贈り物を残されたけれど、その中のどれを受け取るか――母の残した教えや愛情のうちどれを「クララという自分自身のコアとして据えるか」というのは、クララの側の自由であり、その選択によって自らの存在を定めるわけです。

その自由の幅が良かった。

この物語の中で、クララは「秘密王国」での旅と冒険を通して、そういった自分自身の内面出会い、悲しみを癒やすわけですけれど、でも実はこの度ってなくても良かったんですよね。作中でも途中でリタイヤして現実世界に帰る選択肢が示されるシーンが有ることからも分かる通り、それはありなわけです。途中で帰るどころか、実は、出かけなくても良い。

クララはもうすでに自分自身を確立しつつあるミドルティーンで、この作品冒険なんかを経なくても、時間さえかければ悲しみから立ち直っていたと思います父親との間にギクシャクした感情は少し残ったかもしれないけれど、それすらも時間の流れでおそらく解消できた。

そこがとても良かった。

幻想郷への旅が必要不可欠であり、この冒険行がなければクララ破滅していたのだとすれば、クララは神が(母が)操る遺産相続操り人形なわけですが、そうではなくクララは旅をやめる自由がある中でそれを続行し、自分で選んだわけです。

から与えられたすべての教えや愛情の中から、姉と同じように「おしゃれで社交的な自分」ではなく、「機械いじりが好きでとびっきりの発明家である自分」を選んで継承した。同じように「秘密王国歓待されるだけの女王」ではなく「みんなのために調和を取り戻そうと戦う女王」も選んだ。選ぶという行為によって、ただ与えられる下位の存在ではなく、継承というテーマにおいて贈り主である上位存在と対等の関係であることを示したのです。

この辺はもはや登録商標とも言って良い「ディズニープリンセス」というワードの「プリンセス」にたいして、一定の回答を出そうと本作が挑んだ結果でもあると思います

まりプリンセスというのは継承である」という主張です。

王位とか王権(そして愛情を)先代から送られ継承した存在が、プリンセスである

でもそれは逆説的に、「プリンセスとは手渡されはしたものの、その手渡されたものをまだ十全には使いこなせないし、自覚もはっきりとはできていない、運命自分自身と戦いの最中にある存在だ」という主張でもあると思うのです。

そういう踏み込みのある本作は、テーマから見ても脚本構造から見てもかなりの出来でした。

――まあ、もっとも、ここまで脚本を褒めては来たんですけれど、その表現としての台詞回しがどうにも垢抜けない感じで、紋切り型なところも多くて正直言えばそこは今ひとつです。取ってつけた感じがある。

てなわけで、構造面ではキラリと光る部分はあるけれど、80〜95点くらいですかね、これは。という感想になるのでした。

文字数オーバーしたので後編 https://anond.hatelabo.jp/20181201181722 に続きます

2018-11-24

履修

秋2018

College Writing

新入生必須レポートの書き方みたいなクラス

話をしたり作品分析をしたりは嫌いじゃないんだけどレポートを書くのが死ぬほどしんどい

好きな映画について書き始めたけど見直しすぎてこの映画嫌いになりそう

教授ユーゴスラビア出身の人なのでアクセントが聞いてて気持ちいい

Intro to Philosophy

哲学(入門)

ソクラテスベースデカルトとかミルとか読んだり論法練習したり

哲学という学問に対するふわっふわしたイメージ払拭された

曖昧なことについて考えるのは好きだけど2-3年かけてみっちり勉強したいほどではないと思ったので専攻候補から除外

Intro to Art History

石器時代から始まる一番古い時代世界美術史

洞窟壁画とかから始まってピラミッドとかギリシャ彫刻とか仏像かについて学んでる 

美術は好きだけど興味があるのは絵画から建築彫刻ばっかりのこのクラスあんまり面白く感じなかった

でも「アートって何だろうな」みたいなのがちょっと分かってきた気がする

・Multilingualism

アメリカの多言語環境についてのクラス

この国で使われてる言語、他の言語から受けた影響、方言文化グループ等について学んでる

正直クソ面白くて入学前には視野にも入ってなかった言語学に興味が湧いてきてる

あと教授が採点ゆるゆる天使

・Applied Calculus to the Social Sciences

微積分?のクラス 応用問題としてリアルシチュエーション文章題とか出てくる

死ぬほどつまらないし教授何言ってっか分かんないしリタイヤしてしまった

申し訳ないしもうちょっとしっかりしたかった

冬2019(予定)

・Drawing 1

副専攻として美術やりたいし最近絵書いてなさすぎて画力心配から基本的なとこから始める

春2019(予定)

Intro to Sociology (社会学

Intro to Cultural Anthropology(民俗学

Intro to Linguistics(言語学)

・Writing about Performance(レポートの書き方、演劇ダンスが題材)

Color Theory(色彩理論)かPainting 1(油絵)のどっちか

他に取ろうと思ってる必修(一般教養?)

理科天文学解剖学

理科2:心理学(入門)か心理学の「アメとムチ」ってクラス

理科応用:Data and Society (データ社会)

数学(再挑戦):Excelコンピューターサイエンスの入門

文学翻訳で読む日本文学

そろそろ一般教養を取り尽くしてしまうので専攻を決めないとまずいところだが分からん

法学とか医学とか暗記だらけのエリートルートは無理だしエンジニアリングとかコンピューターサイエンスとかのそこそこ高給安定ルートも興味が持てない 

2018-10-30

ライフステージと友人関係

ライフステージが変わると友人と話が合わなくなったりして新たな友人関係に変わるとか言うが、実は古い関係ほど残しておいた方がいいのではないかと思う。

子供学生時代の、ライフステージなんて関係ないような頃に作れる友人関係特殊で、成人してから作れる友人とはまた違うように感じる。

何年、何十年と時間が経てばもちろん変わるものがあるが、しかしそれでも変わらず残った関係はとても安定していて、安心できる。未だにライフステージなんて関係なく友人関係が残っている。

別にいつまでもベッタリしている必要はなくて、忙しい時期なんかは塩蔵しておいてもいいのだ。ただし、完全に捨てない方がいい。

実は自分にも一時期そういうライフステージ云々の感覚はあって、わざと同窓の集まりを欠席してみたりもしたが、今になって振り返ると結構な思い上がりだったなと反省している。

今、自分の両親がそろそろリタイヤ組となり、彼らが現在主に付き合いを続けているのはやはりそういった古い友人関係だ。

歳をとり、病気死別する友人知人が少なからず増えて、それこそ新たなライフステージとなった時、お互い安心して楽しく付き合いができるのがそういった旧知の関係なのだろう。

人生、色々な事があるから全てがうまくいくとは限らない。生まれものもあれば消えるものもある。だけど、時が経っても残っていたものは、何かしら意味があると思う。

2018-08-31

anond:20180830181714

ええ? 所帯持ちなんか、お父さんのお小遣いが5千円とか、高校生以下の生活させられて、業者からバックマージンとか付け届けとか、接待だけに血道を上げて、娘も息子も父親のことが大嫌いで今すぐ死ぬように思われていて、女房はいつも通り検索ワードに「亭主死ね」「旦那死ね」「旦那安全に殺す方法」「毒殺」ばっかりだし、良い事なんか一つも無いだろうに。

浮気女房旦那の稼ぎが悪いだとか、面白みがないクズゴミカスだとか言い出して、自称社長麻薬の売人とか遊び人に薬打たれて狂って、新しい男に旦那財産とか親から相続した金まで貢ぎまくって、子供DNA検査したら、大きくなるまで育てた子供、誰一人自分の子じゃないとかの地獄人生、バレたらバレたで「お前みたいなキモイ禿、私の手料理食べられて幸せだったろう、4回しか体許してないけど、こんな美人結婚できて抱けて嬉しかったせだっただろう」とか言い出して、離婚すれば自分が半分財産貰えると思い込んでいて、自分が今までの養育費全額返済して、財産譲渡一切無しで慰謝料払って追い出されると気が付いたら「愛してる、貴方だけなの」とか平気で言いだすクズカスで頭おかし間抜けばっかりなのに、結婚して幸せことなんか一切ない。

今独り身だけど最高だよ! 誰にも煩わされないで生活できて、トイレ占領されて嫌がらせされることも無いし、食事毒物汚物、虫、危険物入れられないし、最高。

早期リタイヤして、海が好きなら海沿いに移動、山が好きなら山に。腐った田舎村社会だったら一人だから即移動。今の住居残して移動しまくって、気に入ったら引っ越しエンジョ~~イ!

2018-07-16

50歳強制安楽死制度日本を救う

現在日本が抱える様々な問題は、国民を50歳で強制的安楽死させることでその多くが解決されることに気づいた。

50歳強制安楽死制度下での日本国民の一生は大体以下のようになる。

0~5歳

まだ若い両親の寵愛を受けて育つ。

後述の通り両親はまだ学生であるため時間も体力もあり、全面的な愛を受けて育てられる。

6~12

小学生

現行の小学校とほぼ同様だが、来るべき中学生時代に備え恋愛セックスに関する踏み込んだ性教育実施する。

13~15歳

中学生

男女ともに中学校にて婚約相手を見つけて婚約第一子をもうける。

妊娠中は女子生徒は学校に通えなくなるので、e-larningや家庭教師などで国が全面的学習サポートする。

子育てはまだ若い双方の祖父母のサポートの元で行う。

16~18歳

高校生

それぞれ配偶者と2~3人目の子をもうける。

学習に伴うサポート体制中学時代と同様。

19~22歳

大学生

子供かわいい盛り。

大学生活を謳歌しつつ子供と遊び成長を楽しむ。

学生であるため長時間残業子供と接する時間が取れないなどということもない。

23~39歳

社会人(あるいは大学院生)。

社会人時点で子供小学生。両親は40歳弱。

後述するが両親はすでに退職間近であるため、子供の面倒を全面的委託することができる。

子供の面倒に気を奪われることなく、全身全霊を仕事に注ぎ込むことができる。

1日最低15時間、週休1日前後で猛烈に働く。

40~49歳

退職

40歳以上の人間仕事パフォーマンスが下がるため社会には不要。早々にリタイアする。

40歳とまだ若いため、十分に余生を楽しむことができる。

孫(概ね10前後)とも仕事を気にすることなく存分に触れ合うことができる。

社会人時代は身を粉にして働いたため、遊びに使う貯金も十分にある。

第二の青春と言って良いだろう。

50歳

安楽死

病気に苦しむことなく楽に逝くことができる。

仕事に遊びに子育てに、充実した人生であった・・・

これによって何が解決するのか

純粋恋愛結婚回復

初恋をしたのは中学生の頃だった」という人も多いのではないだろうか。

この制度下では中学生時代結婚するため、現在のような30歳を過ぎて男女ともに打算で行う醜悪結婚とは異なり、若い純粋な恋情をそのまま婚姻という形で実らせることができる。

高齢童貞処女問題の解消

今日恋愛自由主義化はますます加速している。それに伴い男女ともに恋愛結婚から取り残される人間が多く出現するようになった。特に男性高齢童貞社会に対して抱いている怨念は凄まじく、その存在自体が人々や社会迷惑を与え、中には直接人々に危害を加える人間まで出現する有様である

この制度下ではかつて共同体企業果たしていた「お見合い」の機能中学校代替する。これにより恋愛セックス結婚から漏れ落ちる人間がいなくなり、それは即ち高齢童貞消滅意味し、治安においても精神衛生の面においてもこの国が安定することに繋がる。

万全なる労働力の確保

40歳以上になると体力も低下し思考も硬直化するため、労働力としての価値は低下する。

この制度下では40歳退職となるため、20~30歳の働き盛りを労働力の中心に据えることができる。

完全なる女性社会進出の実現

女性生物学宿命により、妊娠出産のために最低でも1年近くは前線から離れることとなってしまう。一方グローバル社会での企業間の競争は日に日に激しくなり、どの企業産休・育休による社員前線から離脱容認できる体力がなくなっている。女性社会進出の意義を企業理解していても、どうしてもこの事情があるために女性社員雇用や重役に任命することに二の足を踏んでしまうのだ。

この制度下では新卒入社時点ですでに女性は2~3人の出産を終えており、また祖父母による育児サポートを得ることができるため、産休・育休による戦線離脱がない。これにより企業安心して第一線の企業戦士として女性雇用することができる。

グローバル社会での競争に勝つための競争力を得ることができる

24時間働けますか」とはバブル時代象徴する栄養剤のCMキャッチコピーであるが、この言葉通り資源のない日本は粉骨砕身の労働によって世界トップ経済大国に躍り出た。企業間の競争苛烈さは日を追うごとに増すばかりだが、それに反するように労働者の育児に関する休職・早退の問題も増してきている。この制度下では前述の通り現役労働世代育児問題に悩まされることはない。気を惑わされることな自分の取り組むべき仕事100%のエネルギーを注ぎ込むことができる。これにより日本競争力は高まりグローバル経済戦争覇者となるだろう。

ネグレクトから解放

両親が仕事忙殺されるがためにネグレクトとは行かないまでも十分に愛情を受けることができない子供も多くいる。特に専業主婦が少なくなり母親フルタイムで働くことが多くなった今日においてはどうしても子供が両親と触れ合う時間が少なくなってしまう。

この制度下では0~7歳くらいまでは両親に、1020歳くらいまではリタイアした祖父母と触れ合うことができるため、多くの愛情を受けて成長することができる。

少子化問題の解消

この制度化では中学高校時代になるべく多く子を産むことが奨励される。

まだ学生身分であるから仕事を気にすることな産休・育休を取得することができる(休暇中の学習は前述の通りe-larningや家庭教師サポート)。

また、すでにリタイヤ済みの若い祖父母に全面的育児サポートを受けることができる(両親は仕事に集中しているためまだ孫の養育には参加できない)。

社会としても少子化が解消されるし、仕事に熱中するあまり出産適齢期を逃して涙を流す人も減るだろう。

不妊問題の減少

卵子精子も加齢によって痛み、男女ともに年を取るごとに妊娠能力が低下する。

この制度下では生物学的な妊娠適齢期である中~高校生の間に妊娠出産を済ませるため、不妊問題は大きく減少するだろう。

高齢化の解消

50歳で安楽死するからこれは自明

リタイア後の人生の充実

現在日本社会では60歳定年制度すらも無くなり、65歳あるいは70歳までも働かせようとする動きがある。

70歳でリタイアしたとして、その老体でどのような第二の人生を楽しむのか?

この制度下では40歳という若い年齢でリタイアするため、旅行スポーツを存分に楽しむことができる。

10年という余生は短く感じられるかもしれないが、まだ若い中年時代10年の密度は後期高齢期間の数十年に匹敵するだろう。

破綻した年金制度廃止

50歳で安楽死するため退職~死までの期間は10しかなく、現役時代苛烈労働によって十分な貯蓄を行うことができるため、年金制度廃止することができる。

苦しい死の可能性の軽減

日本人の死因の1位はガンである

ガンの終末は苦しい。

ガンに限らず年を重ねるごとに重い病気によって死ぬ確率高まる

そうなる前の50歳という比較若い時点で安楽死することにより、苦しみの果てに臨終するという悲劇可能な限り避けることができる。

2018-06-01

一周年

そういえば一年経ったなぁ、と。

ベッドから動けなくなって、病院行って来い、と。

仕事も勤続年数だけ伸びてパッとしない日々。

しょうもないミスしたりして何やってんだろ、と自分が情けなかった。

趣味みたいなものはあったけども、なんかだんだん楽しくなくなっていった。

なんというか、趣味リフレッシュするのも仕事のため、みたいな。

そしてその仕事の出来はどうよ?と思うと、へらへら遊んでんじゃねーよクソが、と思うほかなかった。

医者からはとにかくのんびりやりたいことやって休めと言われた。

会社もまあとりあえず時間はあるから休めと言った。

というわけで一年ほどやりたいように過ごしたわけだが。

所感としては、緩やかに死んでいってるなぁ、という。

一応復帰するために早寝早起き(笑)を心がけているが、これがまた難しい。

最大HPえげつないほど減ってしまい、起きて本を読んでいるだけで全身ダルダルンなのである

趣味に関しては多少アドレナリンブーストがかかるようだが、終わって家に帰ったら即ダウン。

瞬間的に楽しいことはあれこれあるが、結局その後の虚脱感で差し引きゼロみたいな。

生きてるってすばらしい、的なことをこの一年たくさん言われた。

でもまあ生きるってどう死んでいくかってことでもあって。

たまたま僕は若めにドロップアウトして緩やかに死んでいくだけなんじゃないの、みたいな。

近く職場復帰のためのプログラムみたいなの受けるんだけど、たぶんそこで欠勤とかしてリタイヤすると思ってる。

そうすれば晴れて無職ひきこもりの爆誕、貯金残高がなくなったらいよいよステージレベルアップである

たぶん平成の終わりくらいは生きながらえると思います

東京オリンピックでガヤガヤするのうざいからそれより前に抜けるのも悪くないのかな。

2018-05-15

anond:20180515085946

職場恋愛とか考えてないからじゃない?

お金持ちは本を買うし。本好きな学生OLなんかが関の山

あるいはお子連れ若いママ

新刊本を買い逃した順番待ちのリーマン

新聞雑誌を読みにいらっしゃるリタイヤ

ときどき雨風を防げるので行き場のない方。

ときめく若い男性なんて図書館には来ないからかな?

しろ、単に、真面目で清楚な服が好きなのでは。

2018-03-26

anond:20180326141205

増田は「隠居制度」を知らないのかな?(以下略

隠居制度を使うことにより、人々は第二の人生を歩むことができるようになったんだ。

ある人は蕎麦職人になったり、ある人は悪人成敗の旅に出たり。

リタイヤは必ずしも人の人生の終わりを示すものではないんだね。ちゃん人生設計されてる。角度とか

2018-02-08

anond:20180207221936

単純に「不動産投資やれや」とか言うつもりはないけど、さすがにその額寝かせておく&給与所得税金も引かれる・・・は勿体ないゾ。

なんか事業やろうぜ。

その方が、色々この先買い物していくモノの効率・・・税金含めたトータルの効率は良くなる。

あと、人間長生きするようになっているので、わかっているだろうが完全アーリーリタイヤには足りない。

2017-10-28

教師

ハードすぎてまともな人は壊れてリタイヤする一方初めから壊れてる人は生き残る

病院通いながら教員続けてる人は結構いるしね

2017-10-08

コミュニケーション知識を持ち込む難しさ

ADHDでもアスペでもいいけど、こういう発達障害人間は、普通の人とは生きてる世界が違いすぎるため、相互理解には正しい知識必要であることは、多分専門家の間では常識だろう。

これは普通の人が発達障害知識を得るだけでなく、発達障害当事者普通の人の知識を得ることも必要だと思う。

即ち、意志の力情熱経験則に基づく「ちょっとした工夫」だけでうまくやれる可能性は、かなり低い。


しかし、である

普通人間理解というのは生まれから蓄積してきた対人経験に基づいて相手を観察し、その場の現物合わせ、いわゆる「ちょっとした工夫」でこなすものである

からこそ、いわゆるコミュ強者と言われる人ほど、なまじ経験則オールオッケーだったが故に、発達障害への理解に正しい知識必要という所に辿り着きにくい気がするのだが、どうだろうか。

何より普通の人から見て、発達障害当事者言動はしばしば不快感を催すため、そういう感情的反応も、一層理解を難しくする気がしている。


実際、今まで自分が見てきて「今思うと、コイツ絶対そうだろう」という人間が何人もいたのだが、彼らに対し、今だったら一体何が出来るのか、結構疑問である

もし既に対処法が確立しているならトラバに書いてもらって構わない。

小学校時代同級生A君

  1. 授業中に必ず出歩き始める
  2. 先生発言に対し、ほぼ衝動的に茶々を入れてしま
  3. 最初のうちは無視したり適当にあしらっていた先生も、最後はキレる
  4. これを何人もの先生に、数年にわたって繰り返してきたので、彼の所属クラスどころか、学年全体のレジェンドとなっていた
  5. 授業参観でもその言動は収まることなく、懇談会でお母さんは平謝りだったらしい

中学校時代同級生B君

  1. 部活で先輩の発言に対し、「内容に誤りがあったら訂正する」返答を、空気も読まずに繰り返した結果、先輩ほぼ全員から反感を買う
  2. 先輩からの指摘にも口答えばかりで、これまた先輩の怒りを買う
  3. 顧問先生に対しても口答えを連発
  4. 廊下で先輩とすれ違う時に必ず殴られるようになり、ほどなく幽霊部員
  5. 顧問先生から幽霊部員化したことを問い詰められ、「先輩に殴られるから」と理由を話したところ「それはお前が生意気から」で一蹴される
  6. 同級生からは「いつも気取っていてムカつく奴」と見なされ、誰も味方にならないどころか、相手にされなくなった

以前勤めていた会社の同僚だったCさん

  1. 衝動的な発言で客から反感を買う
  2. 業務上私有車で出先に移動して作業というパターンが多かったのだが、車に積んだ会社備品や客先への納品物を頻繁に無くす
  3. 後で上司や同僚が彼の車を調べると、↑で無くしたはずの物が沸いて出てくる(故意だったら業務上横領レベルの量)
  4. 仕掛りタスクの詳細を忘れまくるので、しょっちゅうスケジュール破綻をきたす
  5. そのため、新しく割り当てられた仕事が、3ヶ月と経たないうちにリタイヤを余儀なくされるというパターンを何度も繰り返す
  6. 上司の叱責と注意は多分1000回を超えていたと思う
  7. 上司からは「このままだと昇給未来永劫ない」と宣告される


勿論、これらのケースで最も困っているのは本人であることは間違いない。

しかし、周囲だって大変な迷惑を被っているわけで、そういう意味では、彼らも加害者なのである

かに殴られたりキレられたりと、かなり暴力的対応をされているが、これは明らかに彼らがしでかしたことへの「帳尻合わせ」なわけで、こういう対応をするから悪い奴とは言い切れない。

それを踏まえた上で、どういう対応をすべきなのか、かなり難しいと思う。

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