はてなキーワード: ロングセラーとは
子どもの食について考えてみませんか?(写真:プラナ/PIXTA)
食品添加物の現状や食生活の危機を訴え、新聞、雑誌、テレビにも取り上げられるなど大きな反響を呼んだ『食品の裏側』を2005年に上梓した安部司氏。70万部を突破する大ベストセラーとなり、中国、台湾、韓国でも翻訳出版され、いまもなおロングセラーになっている。
その安部氏が、『食品の裏側』を発売後、全国の読者から受けた「何を食べればいいのか?」という質問に対する答えとして、このたび『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』を上梓した。15年の間に書きためた膨大なレシピノートの中から、たった5つの「魔法の調味料」さえ作れば、簡単に時短に作れるレシピを厳選した1冊だ。
発売後、たちまち6刷5万部を突破し、各メディアで取り上げられるなど、大きな話題を呼んでいる安部氏が「子どもの食生活に迫る危機」について語る。
『食品の裏側』がベストセラーとなったことで、私は講演会や食育セミナーに招かれ、全国を飛び歩くこととなりました。そこで私は「家庭で今、なにが食べられているのか」、その実態をうかがい知ることになります。
『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん』にも書いたことですが、衝撃的だったのは、「手作りのおにぎりを初めて食べた5歳の子ども」でした。
『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)
ある保育園の食育講座で、「おかか入りのおにぎり」を作ったときのことです。それを食べた5歳の子どもが「おにぎりってこんなにおいしいんだね」と言って感動しているのを、保育士さんが「よかったね」と言って抱きしめて泣いているのです。
その子は「手作りの温かいおにぎり」を5歳になって生まれて初めて食べたということでした。おにぎりとは「コンビニの冷たいおにぎり」であって、手作りのものを食べたことがなかったのかもしれません。
別の保育園では「味噌汁が『臭い』と言って飲めない子どもがいる」という話を聞きました。
給食に味噌汁を出すと「こんなものは飲んだことがない」「変なニオイがする」と言って飲めない子どもが、毎年必ず何人かはいるというのです。
子どもたちの食生活の実態がどうなっているのか、疑問に思った私は、機会があるたびに子どもたちに「今日は朝ごはんに何を食べてきた?」と聞くようにしました。
「ご飯とみそ汁と焼き魚」「トーストとハムエッグとサラダ」などという、いわゆる一般的な朝ご飯を食べている子どもももちろんいましたが、それはむしろ少数でした。
多かったのが「菓子パン」。それと「インスタントのポタージュスープ」という組み合わせも多くありました。
なかでも好まれているのはコーンポタージュで、「冷凍のタコ焼き」「ロールケーキ」というパターンもありました。
それから、これはあるお母さんから聞いたのですが、その家では朝ごはんに「(冷凍食品の)餃子」を食べると言っていました。
そのお母さんは、「餃子はお肉、野菜、小麦粉と、栄養バランスが一番いい。この(冷凍食品の餃子)1品で必要な栄養が摂れます」と胸を張っていました。それは確かにそうかもしれませんが……、私は返答に困ってしまいました。
これで驚いてはいけません。さらに驚いたのは「カップ麺の牛乳戻し」です。カップ麺をお湯で戻すのではなく、熱々に沸かした牛乳で戻して食べるのだそうです。
「なぜそんなことを?」と思いますよね。「お湯を使うよりも、牛乳のほうが栄養価が高いから」だそうです。
朝からカップ麺ではあまり体によくないから、牛乳を使うことで罪悪感を帳消しにするということでしょうか。とにかくそれが「5歳の子どもの朝食」だというのです。
返答に詰まるどころか、絶句してしまいました。「朝から冷凍餃子」の朝食が立派に思えたほどです。
「カップ麺の牛乳戻し」は極端な例としても、私が気になったのは、朝から「甘いもの」を食べる子どもがとにかく多いということです。
「朝はパンです」といっても、よく聞いてみると、食パンではなくて「菓子パン」なのです。「あんパン」や「メロンパン」「デニッシュ」といったものです。
親も朝は忙しいから、トーストを焼く時間も惜しい。菓子パンなら買っておいたものをそのまま食べさせられるから便利だということでしょう。
「食パン」という人もいましたが、「マーガリンと砂糖を混ぜたものを塗る」「チョコなどの甘いスプレッドを塗る」などのパターンが多いのが印象的でした。
それに呼応してかどうか、今は市販の食パンもビックリするほど「甘いもの」が多いと感じています。糖分をたっぷり入れていて、菓子パンと変わらないほどの甘さになっています。
折しも「高級食パンブーム」だそうです。店によっては行列ができるほどの人気だといい、メディアでもよく取り上げられています。
どの食パンも「しっとり、モチモチ」がウリだそうですが、あれは私などに言わせれば糖分と油の入れすぎで「じとっ」としているとしか思えません。
「何もつけずにそのまま食べてもおいしい」というけれど、あれだけ糖分と油が入っていれば、何もつけなくておいしいのは当たり前です。
いずれにしても、私が食品加工の現場に立っていた現役時代からは考えられないほどの糖分の使い方です。
それをみんな「おいしい」といって奪い合うように食べているのです。昔ながらのオーソドックスな食パンは、姿を消していく運命にあるのかもしれません。
日本人が糖分を摂りすぎていることについては「日本人の体を壊す『隠れ糖質』とりすぎの深刻盲点」に書いたように、かなり深刻な問題だと私は思っています。
ましてや、子どものうちから、糖分をたっぷり体に入れることがどんなにリスクが高いか。親御さん方には、ぜひ危機意識を持ってほしいと私は切に願います。
しかしこの話をすると、「うちは子どもの自主性を大事にしたいから」とおっしゃる方がいるのです。つまり、子どもの食べたがるもの、好きなものを与えることが、「子どもの自主性」を尊重することになるというのです。
たとえば子どもが野球をやりたいというなら野球をやらせてあげるとか、ピアノが習いたいというならピアノを習わせるというのは、確かに自主性を大事にするということでしょう。
でも、それと「好きなものだけを食べさせる」のは根本的に違う話です。「子どもの好きなものだけを食べさせる」のは、たんなる「好き嫌い」をさせているだけです。
「野菜を食べないと、栄養が足りなくなって元気が出ないよ」「魚を食べると頭が良くなるよ」などと教えるのが家庭教育ではないでしょうか。「子どもの舌を作る」のは親の教えなのです。
好きなものを好きなだけ食べさせる食生活を続けたら、子どもの味覚はおかしくなるに決まっています。
全国を回って、子どもたちの味覚がおかしくなっていることに危機感を覚えた私は、「令和の時代の和食のバイブル」を目指し『安部ごはん』を出版しました。
家庭で「手作りの和食」を増やすことが大事ですが、面倒で手間のかかる作り方では、誰しも忙しいので、作ってくれない。そこで「5つの魔法の調味料」を考案し、「これさえあれば、おいしい和食が簡単に、時短で、誰でも失敗せずに作れる」レシピを開発しました。
「子どもの舌」は発達途上です。今ならまだ取り戻せます。そのためにはやはり「和食」で、「天然のだしを使った和食」を食べさせることが一番だと私は思うからです。
「だしの素」をやめた家族に起きた変化
私の講演を聞きに来たことがきっかけで「だしの素」をやめたお母さんがいました。昆布とかつおぶしで、だしをとるようにしたのです。
「だしの素をやめたい」という人に対して私がいつもアドバイスするのは、「徐々に切り替える」ということです。
「だしの素」をいきなりやめると、必ずと言っていいほど家族から「おいしくない」「味が薄い」と文句が出ます。だから、最初は少しずつにして、徐々に切り替えることが大事です。そのお母さんもそのとおりに半年かけて「だしの素」をやめたのです。
ところが、半年後にそのお母さんの妹さんが来て「今日はおばちゃんがご飯を作ってあげるね」ということになったそうです。
妹さんは台所に残っていた「だしの素」を使ってみそ汁を作ったそうです。その味噌汁を飲んだ子どもたちは「いつもと違う」「後味がもわっとしておいしくない」と言い出したそうなのです。
わずか半年で、子どもの舌は「だしの素」ではなく、「天然のだし」をおいしいと思うようになっていたのです。
これはだしの話ですが、もちろん糖分、油分についても同じことです。「正しい味」を教えれば、必ず「子どもの舌」は取り戻すことができます。そうすれば自然と「甘すぎるもの」「油っこすぎるもの」「人工的なつくられた味」を遠ざけるようになります。
「頭」ではなく「体」と「舌」を変えることが「糖分や油分のとりすぎ」を減らす、確実な、そして大きな一歩になります。
もう15年くらい前のことだが通っていた高校には大きめの購買がありその横には数台の自動販売機もあった
そのどちらもにリプトンの甘い紅茶(自販機の方はもっと小さいパックだったかも)は揃っていて特定の味が放課後には売り切れたりするほど人気の商品であった
育った家庭の方針もあり、それまで人生で甘い飲み物など一度も飲んだことがなかったが、購買の自販機や冷蔵ケースで目にするカラフルなリプトンの500ml紙パック入り紅茶はやけにうまそうに見えて
というか周囲の人間が猫も杓子もこれをがぶがぶ飲んでいるので一体どれだけうまいのかと思って初めて買ってみたがまんまとうまいのであった
ちょっとどきどきしながら購買のお姉さんから購入したのを覚えている 親の目を離れて自由に家で禁止されていたものを初めて買うどきどきも同時に味わっていたのだろう
そういう経緯もあってやけに特別なもののように感じたが、それが日常のありふれたものに変わるのに全然時間はかからなかった なんだか嬉しかった
食っても食っても腹が減る高校生時代、あの大容量の甘い飲み物(おまけに高くない)は喉を潤すというよりはちょっと動けばすぐ減る熱量を補うためのエネルギー液のような位置づけだった気がする
男子にも女子にもピーチティーが一番よく売れていた気がする、そして男子も女子も予め設定されたストローの挿し口ではなく
1000ml入りの紙パック牛乳の注ぎ口のようにがばっと口を大きく開け、そこにストローを差して飲んでいた
なんなら一日2本くらい飲んでる子もいた 今考えたらよくあんな甘いものを1リットルも飲めるものだ どんな砂糖の量だ、10代ってすごいな
高校を卒業して久しい今、あの甘くてでかくて大容量でリーズナブルな紙パック紅茶を飲むことはなくなってしまったが、
先日シソンヌのラジオ「ばばあの罠」を聴いていたところ、長谷川が「高校時代購買に売っていて人気でみんなよく飲んでいた」とその思い出を語っていて懐かしく思い出していた
彼らより10年は下る高校時代をすごした人間にしてもその状況は同じだったので面白く思うと同時に、やはりその浸透具合はなかなかのものだなと感じ入ったし久々に飲みたくなった
…ところのこの数日の話題である その状況についてはここでは触れないが、とにかくロングセラーの商品だなあ、と思う
今でも高校や大学の購買には大量のリプトン紙パック紅茶が入荷していて猫も杓子も男子も女子もごくごく飲んでいるんだろうか、全国的にそうなのだろうか
なお習慣化した甘い紅茶のがぶ飲みが祟ってか、私は高校の3年間で6キロほど太った
以後甘い飲みものは今に至るまで一度も飲んでいないしこれ以降も恐らく飲むことがないだろうと思うので、あの3年間はものすごくありふれていたがちょっと特殊な3年間だったなと思う
あったものと思い込んで書いてたがそもそもないからひし形に飲み口開けてストロー差して飲んでたんだな、なにせ卒業後は一度も飲んでなかったのでおぼろげになっていた部分だ
サウザン・ドレッシングとは、マヨネーズをベースにビネガーやケチャップなどを加え、みじん切りにしたピクルスや玉ねぎを混ぜこんだドレッシングのことを言う。
英語ではThousand Island Dressingと書く。
Thousand Islandとは、アメリカとカナダの国境にあるオンタリオ湖と、そこから流れ出すセントローレンス川のあわいに浮かぶ「サウザンド諸島」のことである。
このドレッシングがなぜ「サウザンド諸島」の名を冠するのかについては、日本では「ドレッシングに浮かぶピクルスがサウザンド諸島のようだから」と説明されることもあるが、Wikipediaでは普通に「サウザンド諸島で生まれたドレッシングだから」と説明されている。
前者の説は、英語圏ではまったく見かけないので、おそらくキユーピーが広めたガセだろう。
さて、「Thousand」のカナ表記は、通常なら「サウザンド」である。
にもかかわらず、なぜ日本では「サウザン・ドレッシング」という表記が定着したのだろうか。
疑問に思った増田は、いつものようにGoogle Booksへと飛んだ。
軽く検索してみたところ、古くは1952年「American Cooking in Japan」でサウザン・ドレッシングが紹介されていた。
この本は、日本に駐留している米軍兵士の妻が、日本人の家政婦にアメリカ料理を教えるための本だったらしい。
American Cooking in Japan - Elizabeth B. Patterson - Google ブックス
同じく1952年の「七輪で出来るアメリカ料理」という書籍も出てくる。
この本はロングセラーだったようで1970年に第23刷を数えていたという。
七輪で出來るアメリカ料理 - George E. Engler - Google ブックス
こうした英語と日本語を対訳した料理本によって、サウザン・ドレッシングが戦後日本に知られていったことは、まず間違いないだろう。
ただし、この時点ではまだ「サウザンド・アイランド・ドレッシング」と表記されていた。
では「サウザンド」が「サウザン」と表記されたのはいつ頃なのか。
まず、キユーピーが「サウザンアイランドドレッシング」を最初に発売したのは1963年のようだ。
ただし、この写真を見るかぎり、ラベルにはThousand Island Dressingと書かれているだけで、それを「サウザン」と読ませていたかはわからない。
「サウザン」表記で確認できるかぎり最も古いのは1973年のキユーピードレッシングの広告で、右下のほうに書かれているのを見つけることができる。
他社ではライオンも1973年ごろに「サウザンアイランド」のドレッシングを発売していたようだ。
1979年ごろに発売されたネスレのマギー・クリームドレッシングもこう謳っていた。
おなじみのフレーバー、フレンチをはじめ、スパイスのきいたイタリアン、ピクルスの甘味をいかしたサウザンアイランドの、 3 つのおいしさがそろっています。
ちなみに同時期のカゴメは「サウザンド・ドレッシング」派だったようだ。
たとえばスパゲッティやピザなどのナポリタンソース、濃厚なサラダソースのサウザンドドレッシング。そのほか、トマトソースやフレンチドレッシングにケチャップを加えてトマトドレッシング。
サラダ文化・ドレッシング文化が日本に広まったのが1970年代であり、それに乗って大手企業がドレッシングのバリエーションを拡充していくなかで、「サウザン」という表記が広まっていった、ということが言えると思う。
では「なぜ各企業がサウザンドをサウザンと表記したのか」について検討したい。
まず思いつくのは、当時はまだ「Thousand」のカナ表記として「サウザンド」が定着しておらず、語末の子音が抜けて「サウザン」と表記されることもあった、という可能性だ。
しかしGoogle Booksで戦前の書籍などを検索してみると、「Thousand」のカナ表記は当たり前のように「サウザンド」で定着しているし、「サウザン」と書けば「Southern」、すなわち「南部」を指すことが圧倒的に多かったようだ。
となると、さすがに1970年代にもなって「Thousand」を「サウザン」と表記することは無いと思われる。
次に「サウザンド・アイランド(千の島)」を「サウザン・アイランド(南の島)」と勘違いした可能性が思いつく。
が、サウザン・ドレッシングを最初に出したキユーピーは、ラベルに「Thousand Island Dressing」と表記していたので違うだろう。
そうすると、単なる「略称」であるとか、「語呂の良さ」を重視したものなのではないか。
特にキユーピーが「サウザン」と表記していたのは普通に略称だろうと思う(ちなみに現在の商品では「1000アイランド」と表記されている)。
キユーピーが最初に「サウザン」として売り出して知名度を高めたので、他社もそれに合わせて「サウザン・アイランド」だとか言い始めたのではないか。
また、カゴメが表記していたような「サウザンドドレッシング」では「ド」が重なってしまうので、「ド」がひとつ無くなって「サウザンドレッシング」になったということもあるかもしれない。
私からは以上だ。
誰かキユーピー(@kewpie_official)に真相を訊いてきてくれ。
追記。
これは私も調査の初期に見つけて、一時は「朝日新聞黒幕説」も考えたのだが、そのときは「70年代に用例が増えたこと」のほうを重視して除外したのだった。
しかし、ひと晩ぐっすり眠って整理された脳であらためて確認してみると、この1960年の朝日新聞の記事は、おぼろげながらキユーピーとの関係を示唆しているように思える。
サウザンアイランド(ピンク色のドレッシングの作り方アメリカの代表的なドレッシングでローンのある地名を取った名で、ピンク色のドレッシングの中の、色玉子)を島にたとえたもの。
そう、キユーピーがしきりに主張している「ドレッシングに浮かぶ具材をサウザンド諸島に見立てた」という説が、既にここで出てきているのだ。
ドレッシングなどに関するQ&A|よくお寄せいただくご質問|お客様相談室|キユーピー
細かく刻んだピクルスが、ドレッシングの中に「1000の島が浮かんでいる」ように見えることから、この名前が付いたようです。
キユーピーの社員なりが1960年のこの記事を読んでサウザン・ドレッシングを知り、自社で製品化したのが1963年の「キユーピー・アイランド」だった、という可能性は充分にありうるのではないか。
スキー板の購買基準はプリントデザインとブランドイメージで良いと思います。なお、異論は認めます。
鮮やかなブルーカラーと、潔い"RACE"の文字が特徴。S/RACEというモデル名を前面に出しつつ、テールには板の長さや細かいモデル名がわかりやすく表示されている。その反面、"salomon"のメーカーロゴの文字は非常に控えめで、簡潔なモデル形態と相まって非常にスマートなデザインに仕上がっている。しかし、ただスマートなだけでないのがこの板のカッコいいところだ。サロモンレースチームのコンセプトである"Sons of a Blast"のロゴマークがささやかに描かれているほか、20-21モデルではソール面に"SONS OF A BLAST"文字が大きくプリントされている。ゲレンデに吹く風のようにクールな外見と、その内に秘めるアツく激しい情熱が伝わる秀逸なデザインといえるだろう。
・Nordica DOBERMANN
赤黒のカラーリングと、ビンディングの前側に居座るドーベルマンのアイコンがイカツい一台。特に、小回り系の板はデザインのマッチョさがさらに映えており、SLレーシングモデルの"DOBERMANN SL WC"は板のトップに取り付けられたキャップがさらに力強さを際立たせている。ソール面にはトップにノルディカのロゴマークが描かれているほか、モデルによってはテールにドーベルマンのアイコンが描かれている。この板に乗るからには、固く締まったアイスバーンを凶暴にえぐりながらターンしていくような攻撃的な滑りをしていきたいところだ。
雪面で映えるオレンジのベースカラーに、黒もしくは藍色のメーカーロゴがシンプルに描かれる。一見シンプルすぎてつまらないデザインに思われるかもしれないが、ビンディングの前や、テールに記される"FIREBIRD"の文字に、翼をモチーフにしたアイコンがさりげなくデザインされている。削ぎ落したデザインの中にある細やかな工夫と、それに調和する"FIREBIRD"の名前に美しさが光る一台だ。
・ROSSIGNOL HERO MASTER 20-21モデル
14-15モデルから始まったHEROシリーズのデザインを踏襲しながら、さらにカッコよく進化させたデザインとなっている。鮮やかなオレンジ色のグラデーションや、ディスプレイにノイズが混じったような文字のデザインは、他メーカーの製品には中々見られないようなデザインながら、非常に完成度の高いものとなっている。鮮やかながら落ち着いたプリントデザインは、復活した老舗メーカーの新時代を想わせる。
・ROSSIGNOL Super VIRAGE V-LTD/V-TECH
"Super VIRAGE"は、かつて日本市場向けに開発され、日本中のゲレンデを風靡した憧れの名機である。この名機は約20年の時を経て、90年代を思わせるようなデザインをまといついに復活した。テールの"Super VIRAGE"のロゴマークはかつてのモデルを踏襲したものとなっており、ピンク色のベースカラーの上に描かれる濃いブルーの模様は、世界地図となっていて芸が細かい。そして、2021年現在ではかなり異彩を放つデザインにもかかわらず、トップに描かれるロシニョールのロゴマークが、他現行モデルとの統一感をしっかりと醸し出している。非常に賛否両論分かれるデザインであり、クソださく感じるスキーヤーも多いと思われるが、復活した往年の名機にふさわしいようなデザインであることには間違いないだろう。
1979年に誕生したロングセラーモデルの小賀坂Unity。14-15モデルから、白地に大きく"Unity"の文字を描く1979年当初のデザインが復刻し、「中身は毎年改良するが、デザインは極力変更しない」という理念と、本物を追及していく小賀坂の姿勢をひしひしと感じるデザインとなっている。他メーカーと比べて派手さや鮮やかさに欠け、垢抜けない雰囲気を感じてしまうものの、長い時を経てもなお強く流れる不変の小賀坂スピリットを感じるようなデザインであるといえるだろう。
大手メーカーのマジメなデザインとは違い、特徴的なフィッシュテールとアーティスティックなグラフィック、そして、遊び心あふれる工夫が存分に凝らされたデザインとなっている。年式によってデザインが大きく異なるが、魚の鱗を模した模様や、魚の形が浮き出るトリックアート、飛行機の絵など、どの年式のデザインも非常に美しいものになっている。そして、そのデザインを台無しにしないよう、メーカーロゴやモデル名のロゴはささやかに記されている。また、滑走面に描かれた「魚」の文字を模したマークは秀逸で、文字の一部が欠けているのは、この板の開発に携わったスキーヤーEric Pollard氏の頭文字"EP"をもじっているからである。
レーシングの世界で強い存在感を示すHEADであるが、板のデザインは少し残念に感じるところ。白地に黒でメーカ―ロゴなどを描くシンプルなデザインだが、白い雪面に対して白ベースのカラーなので、非常にデザインが薄味になってしまっている。そして、この薄味デザインは"World Cup Rebels(ワールドカップの反乱者たち)"という名前に対して完全に負けており、どうしても腰砕けな印象を受けてしまう。HEADのアルペンスキーシーンでの活躍は、(反乱者というより、むしろ支配者の気がするけど)決して名前負けしていないものであるが、デザインがその名前をショボく見せてしまうところが非常に残念だ。
追記:リンクちゃんとした(URLベタ打ちだと更新自体できなくなるっぽいんだよね)
https://anond.hatelabo.jp/20210202095514
「ロジクールのM570tを長年使い続けてきた俺が1年近く買うのを我慢してやっと踏ん切りがついた完全上位互換商品をどうしていきなり買ったんだ!!!!」って怨嗟が漏れ出てしまいそうだけれど、1万円が勿体ないという気持ちはよくわかるので色々書いていきます。
まず、気になってるポイント4つのうち2つは設定で改善できそう。
・トラックボールが滑らか過ぎる
これってトラックボールマウスに乗り換え始めた人がみんな抱くんじゃないかと思われる感想なんだけど、想像以上にマウスカーソルが滑っていく。ボタンやアイコンをクリックしたくてもピンポイントの位置にカーソルを持っていけない。
↑のと矛盾してるかもだけど、なんていうか大きくカーソル移動させたいときにめちゃくちゃトラックボールを回さなきゃいけなくてそれがイマイチ。
この二つは設定でどうにかできるんだけど、もしかしたらLogicool Options入れてないのかも? 速度調整と後述の精密モードを使うと多分解決するかも。
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/options
MX ergoは長年無線トラックボールを発売してきたロジクールの最上位機種として近年発売されたもので、それだけあって実はこのドライバを入れることで異常なまでの拡張性が得られる。ポインタの速度やスクロールホイールの方向調整はまあ当たり前として、デフォルトでトラックボール側のファンクションキーには「精密モード」というトラックボールの移動距離をものすごく小さくする機能が割り当てられている。要は大きく移動させたいときと少しだけ移動させたいときで移動速度をワンタッチで切り替えることができるのだ。これを試してみてほしい。
MX ergoの良いところは、そのボタンを含む3つのファンクションキーとスクロールホイール(左右スクロールあり)に対して、「アプリごと」に割り当てを変更できるという点。たとえばGoogle Chromeだと左右スクロールをタブ切り替えにデフォルトで設定できる。アプリごとに割り当てを自由自在に変えられるのがいい。自分はspotifyで「進む/戻る」を音量調整に、「精密モード」を「再生/一次停止」に割り当てなおしてる。精密モードが邪魔だったら設定変えて別の機能割り当てるといい。
あとおもちゃみたいだなと思ったマウスの角度調整(外側に20度傾けることができて、手首の負担がめっちゃくちゃ減る)は地味に癖になる。
・手の大きさに合わない
これは完全にリサーチ不足でLogicoolは一切悪くないんだけど、俺は人より手が小さいのでマウスもそれに合わせて小さめのやつを使っていたんだけど、このマウスはめっちゃでかい。手に収まらん。おかげで前ページに戻りたいときにわざわざ目視でボタンを探して押下するといった無駄なフローが発生してしまっている。これが結構ストレスになっている。
・縦スクロールが難しい
めっちゃしにくい。横にトラックボールを動かすのは割と簡単なんだけど、縦方向にトラックボールを回すのがめっちゃむずい。ので、結果的に縦スクロールがやりにくくなる。YouTube とかで動画検索結果とかがズラーっと並んでるのを縦スクロールしたかったのに全然できなくてイライラした。
この辺は基本慣れるしかない(エレコムだとトラックボールのカーソル操作の微調整機能がついて気がしたんだけれどググっても出てこないので気のせいかもしれん)。どうしてもだめなら買い換えるしか対応方法がないから別の選択肢を紹介する。まだ数回しか使ってないなら今すぐメルカリで売り飛ばすのも十分ありだし(自分は使った事ないが元増田は手が小さいという話だから、たとえばこういうのだと小さめでいいかもしれない)。
トラックボールは、ざっくり「トラックボールを操作する指」「マウスの形状」辺りで「親指トラックボール」「人差し指トラックボール」「オービット型」「リモコン型」にわかれ(名称はいま勝手につけた)、それらに加えて有線か無線かという判断軸が加わってくる。一つ一つ特徴をまとめると次のような感じになる。
これらに加えて、「有線か無線か」という違いはトラックボールの利便性に大きく影響する。ひと言で言えば持ち運びに便利なのでノートPCを外で使う時に一緒に持っていくのが楽(トラックボールは持ち運びのための専用ケースが売られてるケースが多い)。また、オフィスなどでも、たとえば膝の上にマウス置いて作業することも可能。たとえばこたつにPC置いてるような環境だとこたつの中に手ツッコんでマウス操作できるし、ベッドに寝転びながらパソコン触る際などもマウスが簡単に操作できる。こういった、日常の動作の拡張性が広がるのが無線トラックボールマウスの特徴だ。
正直なところ元増田へのアドバイスという体裁でトラックボールについて語りたくなったというだけの記事なのだが、最後に自分のおすすめトラックボールを紹介しておく。
トラックボールマウスは大体ロジクール・エレコム・ケンジントンの3メーカーでほぼ網羅できる。
ケンジントンはオービット型の老舗で、オービット型を選ぶならケンジントンしかないような状況。個人的にはあわないんだけれどお世話になってる人も多い筈。
ロジクールはM570tのおかげで長年の信頼を勝ち取っているが、最近会社自体がゲーミングデバイス向けにシフトしたのかデザインや触り心地重視・高価格で機能性が微妙という方向性に舵を切っているのと(個人的にはロジクールのキーボードはかなりきつい)、トラックボールの数がそんなに多くないのでファンクションキーなどでこだわりたい人には少し不向きな部分がある。でもMX ergoは1万円なだけあって流石に気持ちいい。すっげえ細かいことだけれど、ファンクションキーのクリック感がめちゃくちゃいいんですよ。これ触るとエレコムのマウスはクリック感がチャチい。
エレコムは流石に国内メーカーなだけあって(他の2つは海外法人で輸入品になるはず)、安価でバリエーションの多い選択肢が魅力。でも他の2つに比べるとクリック感がイマイチって印象が個人的にはある。
自分はトラックボールに関しちゃロジクール信者なので断然おすすめはM570(ERGO 575)。しかし最終的には個々人の好みになるから、一番いいのはお店で実際に触って確かめること。最近はなかなか難しいかもしれないが……。
みんなも良きトラックボール道を歩んでくれ。
今回、ふと思うところがあったので、会社員の株式投資との向き合い方を3点に絞って説明する。
こういうのには慣れていないので、まとまりがないかもしれない。ご容赦を。
やったことがあるのなら、ほとんどの人が負けているはずだ。特に、数日~数週間以内で完結する短期トレードがそれにあたる。
実力者以外は負け続ける。株式市場はそういう風にできている。理由は以下のとおりだ。
①値上がり率ランキング
ここの上位に上がっている株を買ってはならない。たいてい落ちていくからだ。「噂で買って事実で売れ」「人の行く裏に道あり花の山」と言われるように、あれは提灯買いを誘うために存在しているようなものだ。買った後は落ちるものの方が多いし、上がったとしても会社員が働いている間に下がることがほとんどだ。値上がり率ランキングというのは、デイトレーダーであるとか、専業であるとか、株式市場に張り付ける人のためにある。
②人間の性
損をする人は損切ができない。指を咥えて見ている間に株価はさらに下がり、どんどん下がり、どうしようもないほどに下がった後で塩漬けという判断になる。または、株価がガクンと下がった段階で狼狽売りをする。
塩漬けにしている間は、ほかの株に挑戦することはできない。こういう人の場合――塩漬けになった株がストップ高になったとしても、利益が出ていない限り、もっと言うと、損を取り返せない限りは売らない傾向にある。株価というのは1回ポンと上がったらそれで終わりであり、2回目の花火が上がる頻度は少ない。毎日、ランキングを見ていればわかる。
③仕手株
ランキングで上位になる株のうち、例えば50円とか200円のがあるだろう。それで、いいニュースが出ているわけでもないのに、あるいは大したニュースでもないのに爆上げする。仕手筋は、時価総額の少ない株式であれば、ある程度コントロールできるだけの資金を持っている。日頃はボックス圏相場を作って株を買い集め、時期が来たら一気にストップ高にしてランキングに載り、一般人が釣られて買い上げ、十分に上がったところで何段階かに分けて売り浴びせて――終わりだ。後は元の株価に戻るだけだ。仕手筋が売りに失敗したと判断した場合、数か月をおいてまたストップ高になることもあるが、最初の上昇よりは小さい。
④情報操作
中高年向けの雑誌で、「今買っておくべき株ランキング」みたいなのが載っている。あれは編集者がそれっぽい基準で選んだものの寄せ集めか、過去記事の焼き直しか、はたまた〇〇〇な人達からの依頼であり、一般人に買い上げて欲しい株を掲載しているだけだったりする。インターネットの掲示板も信用に値しない。百害あって一利なしだ。「買った方がいい」と言っている人は高値で売りたい人であり、「売った方がいい」と言っている人は安値で買いたい人だ。もちろん〇〇〇な人達が情報操作のために利用している。個人的には、インターネットの掲示板は逆の視点で利用している。「買うべき」という人が多ければ売り、「売るべき」という人が多ければ買う。本当にいい株は自分で見つけるものだ。他人に提示された時点で、いい株ではない。
要するに、会社員は短期投資をやったらダメなのだ。日中に売り買いの意思決定ができない時点で論外だ。
ストレスも多くなる。毎日、通勤中や昼休みや、家に帰ってから損益をチェックし、その後の方針を決定するというのは脳の疲労になる。
会社員にとっての株というのは、副業であり、趣味であり、暇つぶしであり、本業に差し支えた時点でNGだ。
私が長年株をやってきて、一番いいと感じたやり方が長期投資だ。すなわち、社会に新しい価値を創造できる会社、なんだかフィーリングの合う会社、自分が好きな商品やサービスを売っている会社、それでいて、10年単位で見た場合に株価が低位を彷徨っている。そういう株を買って放置しておく。
それで、数か月とか半年とか、1年とかが経った段階で売るのだ。上の条件を本当に満たしている株であれば、たいていは1~2割は利益を得ることができる。
満たさなければ売る。具体的には、株価が10%下がったら売る。金融機関でも10%を損切ラインにしていると聞くが、これは冗談抜きで有効な基準だ。私がこれまで10%ルールで損切りした株は30銘柄以上になるが、今のところハズレはひとつもない。みな、10%を超えて株価が落ちた場合、さらに下に下へと、けっこうな勢いで落下していった…
2.株で資産を築くための手順
20代とか30代で、毎月貯金ができていて、ようやく何百万円かが貯まって、貯まったはいいもののどこに投資しようか……みたいな悩みを抱えている。
株をやってみたいけど、財産を失うのは怖い。でもやりたい。興味がある。
そんな人に向けて話をする。
手順① 証券口座を作って10万円を入れる
最初に全財産を突っ込むなど論外だ。「小さく始めよ」はどんな分野でも通用する。
株というのは、向いてない人がやると一か月で資産の5割以上が吹っ飛ぶようにできている。常に慎重な判断が必要になる。株のプロは、自分が勝てる勝負しかやらない。勝ち方にはいろいろあるが、とにかく自分の中で勝率が8割以上みたいなトレードでないと参加しない。
話は逸れたが、初心者の場合は少額から始める。これが一番費用対効果が高い。
まずは10万円を口座に入れて、適当にトレードしてみよう。5万円でも、3万円でもいい。自分にとって惜しいお金ではあるが、別になくなってもいい金額を入れる。初心者はSBIにしておけ。
さて、トレードを続けていったとしよう。最初の1週間くらいの成績はまずまずだが、続ける度に負けが込んでいくはずだ。そして、負けた分を取り返そうとすればするほど、資金を失う速度が上がっていく。
そういうものだ。反省はしても気に病む必要はない。10万円でこのこと(実力のない者は株式市場でお金を吸い取られること)が学べたのなら、その時点でコストパフォーマンスがいい。
残念ながら、何度やっても資産が増える状態を作れない人もいるだろう。
悪いことじゃない。別に株式投資で勝てなくても、人生はどうにでもなる。むしろラッキーだ。株式投資で勝てないことがわかったのだから。もしわかっていなければ、遠い将来に退職金の全部または一部を突っ込んでいた可能性がある。あなたはツイている。
運のない人や愚かな人は、最初に300万円とかを突っ込んで負け続け、さらにボーナスで負けを取り返そうとして…みたいな地獄に陥ったりする。
手順② 実力をつける
これが一番大事。すなわち、時間が経つごとに資産を増やせることだ。
これができないと、毎年1憶円を稼ごうと意味がない。市場にお金を吸い取られるだけだ。
まずは実力。これさえあれば、最初の資金が10万円だろうと数年以内にお金持ちになれる。
ところで、安定して勝てるという条件を満たしている人は株式市場には2割もいない。では、どうすれば勝てるようになるのか?
その前に、私の資産の推移(株取引に限る)を教える。社会人3年目の時から8年分だ。毎年、50万円を追加で入金して、それ以外は奨学金の繰り上げ返済をしていた。
当 初 150万
1年目 90万
2年目 40万
3年目 30万
4年目 30万
5年目 140万
6年目 220万
7年目 650万
8年目 900万
残念ながらアホの子だったので、最初に全財産を賭けてしまった。数年間は胃が痛くなる思いをした。
5年目のところで資産が伸びているのは当たりの株を引いたからだ。5日くらい連続でストップ高になった。そのうえで、大きな負けがなかった。
自分なりの簡単なルールを確立して、愚直に守り続けた。特に損切10%ルール。これを無条件に守れるようになったのが6年目のあたりだ。
そう、ルールだ。自分のルールを作って、ひたすらに守り続ける。
取引の結果が出たら、どうやってトレードしたか、どんなことを考えていたかを振り返って、場合によってはルールを変更する。それを繰り返す。
社会人は短期投資をすべきではないという原則を導いたのも、投資の失敗によるメンタルダメージが仕事に響く経験を何度もしたからだ。
今だと、1回買った株を売るタイミングはだいたい半年だ。早くても三か月。1年以上持つこともある。
ひとつの例として、一番最初に完成したルールを以下に公開する。最初はこんなものでいいし、正直、今でもこれに毛が生えた程度のものだ。
・日を空けてもう1回見てから売買を決める。
(2)買うとき
・有利な価格以外では買わない。暴騰時は1.3倍まで。
・短期売買の場合、買いと同時に下限10%程度で逆指値を注文する。
・機会損失(※買わないと決めた株、売った後の株が値上がりした)は気にしない。結果論に過ぎないため。
・株は上がる時はジワリと、下がる時は滝が落ちるようになる。ジワリと上がっているか横ばいの株を買う。
(3)売る時
・損切10%ルールを徹底する。
・今が買いか?を基準に売買を判断する。過去に買った時の価格は関係ない。
・機会利得(※買うと決めた株、売った後の株が値下がりした)は気にしない。結果論に過ぎないため。
・頭と尻尾はくれてやる。
(4)今後について
・噂で買って事実で売る
・相場暴落時は様子見。落ちるナイフでなくなったら暴落した株を買う。たいていは日銀の買いが入る。
自らのトレードを研究するのに併せて、投資に関するベストセラーも読んでみよう。
アマゾンでたくさん星がついていて、ロングセラーのやつを買うといい。
以下に、私が読んだ中で勉強になった物を4点挙げる。初心者だったら2冊も読めば十分だ。
https://www.amazon.co.jp/dp/1646746828
https://www.amazon.co.jp/dp/4775972340
https://www.amazon.co.jp/dp/1646747216
https://www.amazon.co.jp/dp/4534039611
手順③ ポートフォリオを決める
株で勝てるだけの実力が身に付いたとしよう。
だったら、あとはもう勝手にお金が増えていくだけだ。追加資金を投入する必要はない。損をして資金が減ることもあるだろうが、長期的には増えていくだろう。愚かなことを繰り返さなければ。
この段階では、自分にとってベストであると思われるポートフォリオ(資産配分)を決めよう。
私の場合は、奨学金の返済が終わったタイミングで決めた。自分が持っている資産の種類ごとに、以下のような方針を決めた。
この時点での私の年収が380万円で、固定費と小遣いを除いた可処分所得は月平均で3~4万円だった。
国内株式・・・この時点で資産の8割。これ以上の資金投入はしない
インデックス・・・毎月3万円とボーナスの半分を積み立てる。もし結婚したら見直す
現金・・・毎月の小遣いが残った分を封筒に入れて貯金する。月に5千円~1万円
ネットなんかでポートフォリオの作り方を説明しているページの意見をそのまま採用すると、もっと複雑な組み合わせになる。不動産とか、海外債券とか、金とか、ETFとか、とにかくいろんなものを組み合わせてリスクヘッジを狙うべきだと主張している。
そこまで複雑なのもどうかと思う。大まかにリスクヘッジができていればいいんじゃないか?私の場合は、全世界株式のインデックスファンドを買っている。これが暴落して落ち切った時には世界が終わっているので、何を買おうと人生終了! そういう考え方を採用している。
というか、ポートフォリオをうまく組んで資産形成を~といった案内をしているページのアフィリエイト広告を見ていると、「あ…察し」みたいになるはずだ。あからさま過ぎる。もっとうまく隠してほしい。
3.最後に
これまで投資をしてきた株で、思い出に残っている奴を3つほど挙げて終わりにする。
ここ数年は買っていないし、今後も買うことはないだろう。
・キヤノン(7751)
今は息も絶え絶えの株価だが、以前は強かった。
安定企業かつ、大企業かつ、配当金が高い株の代表格だった。元々お金をたくさん持っている投資家が買っていたのだろう。
コロナのせいで経営の先行きが不透明になり、配当金が下がり、そのせいで株価もガクンと下がり、落ち目の印象がある。
日本を代表する企業のひとつであるため、今後復活する可能性は大いにある。あなたが10年単位で投資をするタイプの人であれば、暇なときに株価をチェックしてもいいかもしれない。
・ブロッコリー(2706)
10年ほど前はボロ株だった。10円とか20円だった気がする。株式併合をしているので、今のチャートでは昔の株価を知ることはできない。
若い頃はアニメをたくさん見る人だったので、応援のつもりで買った。もしあの時、もっとたくさん買っていれば…と後悔したこともあるが、今は気にしていない。
お金を儲けるために株をやるというのは間違った考えだと思う。株というのは資産運用だ。急激にではなく、じわりじわりと増やしていくものだ。その対象として、自分が応援したい事業をやっている会社に投資する。専業トレーダー以外にとっての株式投資とはそういうものだ。
・テラ(2191)
廃人向けの株だ。
もしこの株を1年間運用して利益を出せたのであれば、あなたは会社をやめて専業トレーダーになるべきだ。というか、この株で勝てる人間はむしろ社会人に向いていない。
どうヤバいのかは、風説の流布にあたるのでここでは述べないが、最高難度の仕手株であるということは述べておく。
ちなみに、がん治療の研究や、免疫細胞の製造・加工をしている会社だ。四季報には東大発ベンチャーとあるが、厳密には違う。創業者が東大での研究をきっかけに会社を立ち上げたというのが正しい。
会社そのものは技術力のあるところだが、経営がピンチになってからは、ヤバい連中に囲まれている印象がある。いいニュースを知らせるIRが出た翌日に株価が思いきり下がるのは、おそらくここぐらいのものだろう笑
「失踪日記」で知られる漫画家の吾妻ひでお(あづま・ひでお、本名日出夫=ひでお)さんが13日未明、東京都内の病院で死去した。69歳。北海道出身。葬儀・告別式は近親者で行った。食道がんで闘病していた。
1969年にデビュー。テレビアニメ化もされた人気作「ななこSOS」のほか、「ふたりと5人」などのギャグ漫画を多く手掛け、「不条理日記」などSF・不条理をテーマにしたマニアックな作品でも注目された。
一方で、2度も失跡したり、アルコール依存症で入院したりするなど型破りに生き、漫画執筆が何度も危ぶまれた。心身が回復する過程で壮絶な実体験を漫画に描き、2005年「失踪日記」として出版。同年の日本漫画家協会賞大賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、06年の手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。ロングセラーとなった。
この系統の話題を見るといつも思うのが「ノベルゲーム製作ブーム」という要素を無視しているということ
1996年にセガサターンの18推ゲームの販売が終了すると、アダルトゲーム市場は一気に拡大する(これはサターンの反動だと思ってる)
しかしながら当時の中高生はセガサターンというエロ供給機を失い、登場まだまだ普及しきったとは言えなかった高価なPCを所有できるはずがなく、悶々とした日々を過ごすこととなる
2000年代へ入るとWindowsXPの登場やPC自作ブームとBTOの興隆によってPCの低価格化が進行し、何処の家庭でもPCを所有することが珍しくはなくなってきていた
そして興るのはオタクのクリエイティビティの発露先としてのFlash動画ブームとRPGツクール2000ブームである(RPGツクール2000は現在も販売されているほどのロングセラー)
特にFlash動画は現在ではFlash黄金期と称されるほど大人気コンテンツへ上り詰め、日々新しい表現や試み、作品が生まれていた
しかしそんなFlash動画も盛者必衰は避けられず徐々に人気が低下していった
そんな中で2つのソフトウェアがほぼ同時期に登場、それが吉里吉里2とNScripterである
それまで同人ノベゲー(当時のノベゲーは美少女恋愛ADVゲームとほぼ同義)は吉里吉里2の前身である吉里吉里かRPGツクールで無理矢理に実装するのが基本であり、この2つのノベゲエンジンの登場はゲーム製作ジャンル界隈へ大歓迎された
Flash動画が低迷しオタクのクリエイティビティの発露先が失われつつあった
紙芝居などと揶揄されるが、そんな紙芝居を楽しんでいたのがFlash動画ブームだった
皆がPCを所有し、PCが安くなったからこそデジタルへ転身する絵師が多く現れ始めた
エロ供給機たるセガサターンを失った過去はシナリオに熱いパッションを宿した
すべてが揃っていた、これは時代の必然であった、ノベルゲーム製作ブームが到来する
ここから約2年間ノベルゲーム製作ブームは続くが、やはり飽きは来るもので次第に衰退していった
ノベルゲーム製作ブームの代わりに登場するのが「新ジャンルSS」と「ねとらじ」であり、2006年末にニコニコ動画の登場、2007年ニコニコ動画βとなりMAD動画ブームが興ってオタクのクリエイティビティの発露先がニコニコ動画βとなっていく(ねとらじ民はニコ生が登場すると移住する)