はてなキーワード: 指値とは
今年、初めて株の口座作って、種銭10万円で株買ったやでw
昔々、なんとか証券のテレビCMで「まず10万円! 今日から株主!!」ていうキャッチフレーズがあったなー
いつも使ってる某銀行のキャッシュカードが、長年セブンイレブンのATMで手数料タダだったのに、改悪されて手数料取られるようになっちゃったから、そこの銀行の株持ってれば(というか配当をそこの口座で受け取る設定になってれば)手数料何回でもタダって特典に目が眩んで買ったのだw
ビギナーズラックというのか、口座開設直後に現値よりちょっと安めに指値したのが見事ヒットして、そこから右肩上がり。現在(昨日の終値)では6%余り含み益だわww
2022年は仮想通貨にとってはなかなかつらい感じでしたね。BTC大量保有のクリプト長者はガリガリ資産が減ってつらい日々を過ごしたのでは?
しかし現物を持たないクリプト庶民的には意外とチャンスも訪れたような気がします。ふるさと納税のために今年やったことを見返したので記録しておきます。
01/01 (最初)
2021年11月~12月に保有してた現物をほぼ全部処分しました。一部アルトの売却タイミングだけ歴史上の天井なのではというくらい完璧でしたが、それ以外はそこそここんがり焼かれました。
この時点ではクリプト資産のほとんどすべて USD なんちゃらの状態でした。
01/19(真面目)
FTX の参加できる最後の IEO 周りで良い合成ポジションを思いついたので張りました。ちょっとだけ儲かりました。
02/03 (真面目)
UST が断続的に下乖離していました。いろいろ調べましたがこの時点では問題ないと判断し FTX でレバかけて思いっきり UST-PERP をロングして FR をもらう生活してました。分散して指値撒いてましたが、上のほうしか刺さりませんでした。
ちなみにその後思ったより UST-PERP が上乖離してしまい、適当に入れてた指値がかかって利確されてしまいました。ちゃんと調整してれば倍以上儲かったと思います。
02/11 (真面目)
去年はそこそこ defi もいじっていたのですが、思うところがあって defi からすべての資金を抜き cex に戻しました。
03/20 (真面目)
FTX.jp が始まるとかで FTX から追い出されました。すべての資産をいったん別の cex に寄せました。
ここは去年そこそこ使い込んでいたのでかなりのコードが無駄になりました。本格的に引退を考え始めました。
05/14 (真面目)
LUNAが暴落してました。調べた結果ぐるぐる回ってる間はほぼ安全と判断してレバにだけ気をつけて LUNA-PERP ショート回してました。最後のほうは制限がひどくて全然ロットがはれなかった記憶があります。
判断が遅かったです。仕事が忙しくて片手間でやってたんですが、有給とってもうちょっと真面目に考えてれば 10 倍くらい儲かったと思います。2 月には UST-PERP をロングしてたのに何という手のひら返しだ。
05/14 (裁量)
LUNA ついでに USDT が下がってました。まあ大丈夫っしょってノリで USDT を思いっきり買いました
結果的には儲かりました。でも調査不足だったのでこういうことしてるといつか死ぬと思います。
06/23 (見物)
Harmony チェーンがハックされてました。いい戦略を思いつかなかったので指をくわえてみてました。
08/15 (裁量)
資金ダブらせるのもあれなので FTX.jp の EARN とヘッジショートでちょっとだけ金利もらうポジションをつくりました。
なんかこのころ BTC がぐいぐいあがってたので当分は脳死でいいかなと思った記憶があります。
09/15 (見物)
ETH がマージとかで騒がれました。いい戦略を思いつかなかったので仕事してました。
直感では ETH もしくは ETH/BTC をマージ直前に売るのがいいと思ってましたが、直前っていつだよって問題といつまで売るんだよって事に解を与えられませんでした。
FTX.jp が破綻しました。夏に組んだ EARN/ヘッジショートのポジションの資金が相当入っていたので激焦りしました。
破綻直後は出金できないもののトレードはできたので、急いでポジションを整理し FTX.jp 内の資金を完全に日本円にして出金かけました。が、出金されません。
twitter で見た最後の出金報告から数時間後とかだったのでもう少し早ければと滅茶苦茶後悔しました。
とはいえまだ恐慌の序盤感があり FUD 本番がこれからきそうだったので、いろいろな草を FTX.jp の外でショートしました。
その後 FTX.jp が一瞬日本円出金できる期間がありその隙に残高はすべて出金できました。
絶え間なくいろいろなニュースが入ってきまくっていましたが、ニュースが途絶えたタイミングでショートもクローズしました。
出金できたため、なんだかんだでこのイベント全体ではプラスに終わりました。
具体的なビジョンもないのに金を cex に放置することのリスクを改めて痛感したのでいったん仮想通貨のほぼすべての資金を抜きました。
あらためて書いてみたら今年はびっくりするぐらい何もしてませんでした。去年は調査とトレードのためにそこそこコードを書く botter くずれでしたが FTX 追い出し決定あたりから完全にやる気をなくして撤退してますね。
しかしこれが結果的に身を救うことになるとは……バブルのころイキって金融庁に文句いってたのが恥ずかしいですね……
defi からも途中で全撤退しました。Harmony ハックを回避したナイス判断のようにも一見みえますが、Harmony は元からまったく関与していなかったので実は何も回避していません。
結局なんやかんやで年間 300 万円くらいのプラスだったと思います。仮想通貨をいじっていると基本資産がドル建てになるのですが、ドル円が上がったことにも大いに助けられました。
あと FTX 破綻のタイミングでドルを円に戻したらその後の円高振り戻しを回避できました。純粋にラッキーでしたね。
twitter にいるクリプト賢者達は今年でさえも景気がよさそうな人が多くてうらやましい限りです。でもクリプト庶民はバブルに全力で踊って冬は自分の人生を楽しむぐらいが分相応だと思います。
ここ最近は株取引の調子が良くて、直近28日で本業(弱小サラリマン)の月収を凌ぐくらい儲かった。うれしいね。
証券口座の総額(現物株式200万、NISA現物200万、現金100万の合計500万くらい)に対して今年は総額60万くらい儲かった。うれしいね。
っていうことは利回り10%超と言っていいのかな?トーシロにしては上出来な気がする。
毎年50万円ずつ増資しつつこのまま10%の利益を出し続ければ25年後に1億円の大台に乗る計算になって「なにそれ!?面白そうじゃん」と思った。
そう思ったんだけど、別に子供がいるわけでなし1億円の資産というものにピンと来ない。家も車も興味ないし。
株取引で儲かるたびに「やった~5万儲かった!飲みにいっちゃお」って通常予算5000円くらいの飲み屋で好き放題に頼んで会計を爆発させてせいぜい8000円みたいな行動はする。楽しいので。
信用取引で固そうな株を買っては売ってチマチマ稼ぐ
後者のほうが儲かった。
現物株式と現金を担保に総額2~300万円程度のポジションで2~10万円くらい含み益が出たら「こんなもんかな~」って言いながら利確してる。
「だいぶ上がったけどまだ上がりそうだから売るの待っとこ」みたいな人間の意志を介在させると後悔の余地が生まれるのでやらない。
上記の信用取引だと(場合によるものの)「このラインまで上がったら絶対に利確する」っていう決まりは守る。
指値って便利な機能だなって思う。人間って弱いもん。機械的に執行してもらったほうがいい。
欲をかきすぎない。
そりゃお金は欲しいよ。欲しいから株やってるんだけど、身の丈に合わない金額を狙い出すとそのぶんリスクも追わないといけないからほどほどに。
信用取引で流れの激しい株に上限全ツッパすれば大金を狙えそうだけど、火傷では済まないリスクを背負うことになるからやらない。
そんな極端な値動きはしない(と信じている)株を原資金額の範囲でレバレッジきかせて小遣いチャレンジすることでリスク管理としているつもり。
迷ったら後悔しないほうを選ぶ。
決まりは守るにしても「さすがに今売ったほうが後悔は少ないんじゃないか?」って場面はあるので、そういうときはそっちに従う。
後悔があると「次こそは取り返すぞ」みたいな邪念が入って落ち着いた取引ができなくなるため。学習性のある後悔ならいいんだけど。
売った株は見ない。
ウッソでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーす超見てます 売ったあとに上がってんじゃねーよバカ!って言うのが好きなので。マゾかよ。そうかも。
でも利確って正義なんですよね。
自分の格言として「100万円の含み益より利確した1000円」っていうのがあります。
含み益は決済しなければ意味がないため。あと利確した1000円のほうが脳内うれしみ物質の分泌も多いと思う。含み益は眺めてウフフってやるだけじゃん。
売りから入らない。
大金を扱っている以上は自分の得意なフィールドでのみ勝負したほうがいいと思っているため。
売建でも稼げるようになれば強いとは思うんだけど、現状でも10%稼げるわけだし別にいいかなって感じ。
あれだけ上記でえらそうなこと言っておいて含み損が25%を超えて塩漬けになった現物株が複数あるんだけどどうすんのこれ。
売らなければ負けじゃないんだッ!って言いながら抱えててもいいんだけど、25%上がってやっと原点でしょ。しょっぺ~!
これを精算するとマイナスが発生しますが、確定申告を行うとマイナス金額の20%が還元されるため、そこで妥協するのが現実的な落とし所だとは思う。
戒めのために置いといてもいいんだけど。現物株だから置いといて困ることもないし。信用取引でそれをやると金利が膨らんでだいぶ悪いです。
負けたくないよ~!損したくないよ~!そりゃそう
常勝気流に乗ってるからこうやってゴキゲンで文章を書けてるけど、いつか絶対に大きく負けるときが来る…はず。できればこないでほしいけど。
その負けを火傷程度で済ませられればいいんだけどな。
…となるとリスク管理として「信用取引では負けを認めるラインを設定しておきましょう」となるのか?は~いやります。
今まではたまたま運が良くて信用取引では損切りしてないけど、そのうち覚悟を決めないといけない日が来るんだろうな。
リスク管理さえできていれば現実的な範囲のうれしいリターンがあるのがいい。
信用取引って借金なんですけど、投資パフォーマンスを上げるためと考えれば借金も別に悪いものではないって意識が芽生えたのは大きい。
リスクを理解するとリターンの輪郭が表れる…みたいな感覚がある。
リスクを正しく恐れるって言い方だろうか?
結局リスクを増やさないとリターンは得られない以上、どの程度までリスクに踏み込むかはその人次第だし。
言うまでもないけどリターンが得られないのにリスクだけ増やしても意味がないわけだし。
比較的安全とされる投資方法ですら天変地異や戦争で大損するかもしれないわけだし。
他人はアテにならないこと
専門家の選んだ株の成績とサルがダーツで選んだ株の成績が大差ないっていう話があるんですよね。
プロも損するんだったら自分がテキトーにやっても同じだな!っていう開き直りともいえます。
自分がテキトーにやるとはいっても、そこは後悔のないようにやりたいので他人の意見は参考程度に留めておく、みたいな感じです。
自分はギャンブルが好きなので競馬もやるんですけど、競馬は遊びの金額なので勝っても「まあこんなもんか」って思うようになった。
ただ競馬で負けても「ま、まあオレは株で儲かってるから別にいいっちゃいいんだけど!」と強がれるようになったのはいいかも。
遊びなんだから別にそれでいいんだけど。欲を出してレートあげたからって勝てるわけじゃないし。
競馬の回収率はどうやっても80%に収束するタイプの人間なので。よくいるタイプ。
気分がいいからザラザラ書いたものの、どの株を買えば儲かるかは聞かないでください。知りません。
ギャンブルで養った金銭感覚とかリスク管理って株でも役に立つんだなって思った。
理性的な範囲でギャンブルが好きな人は投資に向いてるのかもしれない。少なくとも全くギャンブルをやらない人よりは。
続き~
一番大事なポイントだ。仮想通貨(特にビットコイン)投資は、そう長い間できるものではない。今のビットコイン価格は、仕手筋が長年に渡って吊り上げたものだ。十年以内には価格崩壊が始まる。
仮想通貨市場は仕手筋が支配している。基本は株式市場と同じくファンダメンタルズ(最近だとウクライナ侵攻)によって市場が左右されるが、彼らの意思によっても市場は動く。
仕手筋といっても、仕手株みたいに特定の絶対強者が市場を支配しているわけではない。クジラと呼ばれるビットコインを大量保有している強者がネット空間に集まってやり取りを行い、みんなで一斉に買い(売り)注文を出しているイメージだ。
例えば、こんな具合に。
A「想定していた底値になりました。一気に買いを入れて、売り方のポジションを吹き飛ばしつつ上昇を目指します。初動は○万$分とし、その後は状況に応じて買いの指示をします。皆さんよければ、○月○日の○○時に、一斉に注文を行います。よろしいですか?」
B「参加する」
C「同じく参加する」
D「今回は見送る」
E「参加はするが、○△時の方が個人投資家やアルゴリズムが活発なのでは?」
A「一定数の参加が見込めるので実施とし、日時は再提案します」
それで、約束の日時が来たら、彼らは一気に買い(売り)を入れる。すると、機関投資家や、取引業者が作ったロボット(取引所の板画面で価格がピコピコ動いているのは大体これだ)も追随し、さらに大きな値動きとなる。やがて売り方のポジションが一気にロスカットされ、いわゆる火柱が上がる(あるいは急激な値下がり。通称ナイアガラ)。
ビットコインは将来一千万、一億! などと、自己の利益のために根拠薄弱の宣伝を行う者は無数にいる。仮にビットコインが一千万になったとしたら、その時すでに仕手筋は一旦引き上げていて、「いつ売ろうかな…」と皮算用をしていることだろう。
その後は、一千万の前後を上下に動き続けることになる。なかなか動きは確定しない。その上下動を使って仕手筋は儲ける。その後は、さらなる上昇が見込めると判断したらまた一気に買いを入れ、そうでなければ悪いニュースに乗じて一気に空売りを入れる。そしてまた、一千万のステージへと人々に夢を見せる。
いずれにしても、なかなか次のステージには行かない。あなたが仕手筋(市場に影響を与えられる参加者)だったとしてもこうするだろう。ビットコインの価格が上がれば上がるほど市場操作の難易度は上がるわけだから、できるだけ一定の価格帯で上下動させながらも、将来はより高い価格になるはず!! という期待を一般参加者に植え付ける。
仕手筋集団は、こんなことをずっと繰り返している。株式市場で類似の行為をした場合は、即逮捕だ。許される行為ではない。株式市場における仕手筋が事実上許されているのは、証券取引所に権力者や実力者を通じて予め話を通しているからだ。仕手筋は事実上の届け出制になっている。そうでない者による仕手行為が判明した場合はアウトだ。
仮想通貨市場は少し違う。彼らは単純に自由に振る舞っているが、各国の規制当局が力を発揮することはない。事実上放置されている。とはいえ、フェイクニュースで一般参加者を騙して価格操作で稼いだり、取引所からビットコインを盗むなど、一線を超えていれば当然動くことになるが。
先進国家は仮想通貨にはできるだけ関わりたくないと考えている。仮想通貨は法的に保護されるべき資産ではなく、あくまでギャンブルの一種と認識されている。ギャンブラーがどれだけ損を被ろうと、国家としては知らぬ存ぜぬ。
日本政府は暗号資産と呼んでいるが、政府が仮想通貨を資産と認識しているかは判然としない。まともな資産としては考えていないだろう。所得税制の適用を仮想通貨に不利益に設定している(雑所得扱いなど)のは、やはり不信感からきていると言える。
ビットコインを初めとする仮想通貨が反社関係の資金源になっているのは公然の事実だ。北朝鮮やロシアなどの場合は国家ぐるみで仮想通貨を盗もうともする。だが、多くの国は、ビットコイン価格が不当に釣り上がっているのを知って受け入れている。
理由は、『技術』にある。仮想通貨はブロックチェーンを始めとする将来優位性のある技術が関わっている。反社の資金源は追い出したいが、世界レベルで活躍できる若い技術者や先進的企業に多く来てもらい、関連する技術を研究・開発してもらえれば自国の利益になる。
どこの国も、ブロックチェーンその他の最先端技術を使って、いつかは自国通貨をデジタル化したいと考えているはずだ。いま仮想通貨を締め出すと、そういった恩恵が十分に得られない。
とはいえ、そういう目先の銭勘定だけではない気もする。例えば、アメリカ合衆国は、多様性が文化のひとつだ。良い物も悪い物も受け入れることが、長期的な意味での国家の発展に繋がるという思想的な確信を持っている。その一環としてビットコインを規制しないのではないか。私はそっち方面の理由が強いのでは、と感じる。
将来のアメリカが仮想通貨に関連する十分な知識や技術を手に入れ、自国通貨の完全デジタル化が達成可能であると判断したら、どうするだろうか。
その時アメリカは、中国のようにビットコインの取引を禁止するかもしれない。いわゆるマフィアやテロ組織、反民主主義国家の資金源は当然絶ちたいだろうから。その他の仮想通貨についても、反社の利益になっているものと行政機関が認定すれば取引を禁ずる措置を取る。
その気配を仕手筋集団が察した段階で・・・・・・おそらく爆発的な価格上昇が起きる。日本円だと2000万円を超えるかもしれない。その後は、じわりじわりとした下げと散発的な上昇を繰り返し、ある時点で投げ売られて、それをきっかけにほかのクジラや大量保有企業も追随し・・・・・・最後には、ビットコインを記念に持っておきたい人が購入するのみとなる。今よりも著しく低い価格になるのは間違いない。
YUTAの米国株投資ブログ(ビットコインの価格が1000万円を超える仕組み)
https://www.yutainvest.com/bitcoin-is-going-to-surge-by-2024/
こちらの人のように、4年に一度の半減期での価格上昇をはじめとする過去の諸現象から、真剣に将来のビットコイン価格を予想している人もいるが、まず基本的な事実を認識できていない。
ビットコインは、金やプラチナのように本質的な価値を有していない。仕手筋や反社がチャンスを狙って吊り上げてきただけだ。仮想通貨が本質的な価値を有するとしたら、ビットコインに継続して進化を遂げた新時代の仮想通貨だ。それはビットコインではない。
次の半減期(2024年)までは大丈夫だ。デジタル法定通貨はまだ流通しない。ここまでにビットコイン価格は一千万を超えるだろう。その頃には、こういう宣伝文句が飛び交う。
「今のうちに1ビットコインを買っておけば将来は1憶円」
「住宅ローンを前倒しで完済!」
「2050年までには10億円を突破。老後はゆとりのある暮らしを」
といったところだろうか。無責任パラダイスな発言が各界から飛び出すのだろう笑。
ビットコインの隆盛も、2028年以降は怪しい。アメリカのデジタル$は当然として、どこかの先進国、例えば中国がデジタル人民元を流通させている可能性がある。2032年だと、先進国のほぼすべてでデジタル法定通貨が流通しているだろう。
もしこの時、日本円もデジタル取引ができるようになっていて、コンビニでも駅でも飲食店でもスマホをかざせば即決済、ゲーム内空間でもクリック1回で取引完了、国際送金が生じた場合も手数料ほぼゼロで1秒以内に処理・・・・・・みたいな時代がきていたらどうなるだろうか。
「(他国の例に倣い)ビットコインの取引を禁止する。ほかの仮想通貨についても、反社会的団体が関与するおそれのある場合は同様の措置を取る」
といった事態にならないだろうか。日本がビットコインを禁ずるまでもなく、アメリカやその他先進国が禁止すれば、ほとんど資産価値はなくなっているだろうが。
参考までに、ビットコインの8割以上は上位のアドレス1割が所持している。彼らは、なぜビットコインを売らないのだろうか? 売りたくても売れないのだ。まともに全部売ったら市場が暴落に見舞われる。売るのであれば、高値更新の際に少しずつ売っていきたい。その一方で、さらに高値を更新するのでは? という期待もあるので悩ましいところだ。
そして、数年以内に価値がなくなるとか、価格が十分過ぎるほどに上昇した後で「ここらが潮時か」と判断すれば、クジラは一気に売りにくる。
記事の最初の方で、ガチではなくてゲーム感覚で楽しめば仮想通貨で勝てる可能性がある、といったことを話した。
具体的に、私が仮想通貨取引というゲームをプレイしている方法は3つある。長期投資と、レバレッジ取引(裁定取引と自動売買の2つ)だ。以下、簡単に紹介して結びとする。
以前、増田の初心者だった時に、会社員が株式投資と向き合っていくためにというエントリを書いたことがある。
もしかしてご覧になった方がおられるかもしれない。先日見直したら、ひどい描写が多数見つかったため加筆修正している。お勧めの書籍のところなど。
その記事で述べたのだが、一般的な会社員にとって一番効率がいいのは、やはり長期投資だと感じる。仮想通貨の場合、2020年までに積み立てやまとめ買いを始めた人は全員儲かっている。イーサリアムなどは、2020年の最安値が1万円少々だったので、今では約30倍に価値が膨れ上がっている。
少なくともビットコインについては、いずれは暴落して今よりもずっと安い値段になる可能性濃厚だが、まだかなり時間に余裕がある。お金に余裕があるなら買っておいてもいい。
これまでの傾向だと、ビットコインは2ヵ月に一度は暴落して15%程度は値下がりし、そこからさらに5%〜10%は下がるので、それくらいのタイミングを狙ってまとめ買いしよう。イーサリアムも同様だ。個人的には、イーサリアムはまだまだ上昇余地があると感じる。
実際、私はビットコインを買っていない。イーサリアムと、草コインに毛が生えたようなやつに積立投資している。
リップルはやめておけ。発行主体がビジネスパートナーにリップルを配りまくっているうえ、自分達も生み出したリップルを市場で売っている。絶えず売り圧力に晒されているのだ。
1年前みたいに、仕手筋がリップルを上げてくれるのを待つのもいいが、そういうやり方はよくない。年中価格を気にしている必要が出てくるからだ。もしどうしても持ちたいのなら、70円以下まで下がってくるのをひたすら待つ。指値注文を仕掛けておこう。
運よく価格が上がっても、「千円~1万円になるかも」などとありえない未来は考えず、謙虚な気持ちで売るのがいい。上値メドは150円〜200円くらいか。
上で述べたルールで取引している。頻度は月に1〜2回。これでも儲かる。しかし、私など比較にならぬほどのギャンブラーは、バイナンスなどの海外取引所で大いに腕を振るっている(儲かっているとは言わない)。
そこでは『ゼロカット』なる仕組みがある。レバレッジ100倍であっても、FXみたいに一瞬で価格が下落して強制ロスカットも追いつかずに借金を抱える・・・・・・みたいな可能性を文字通りゼロにできる。
私の場合、レバレッジ100倍ではどんなスタイルがいいかを考え、以下のやり方でトレードしてみたことがある。今はもう引退している。
・1万円分(なので100万円)のポジションを10ケほど持つ。
・圧倒的底値か、長期移動平均線オーバーでの指値(逆指値)でエントリーする。
・約定した場合、ほとんどのポジションは当日中にゼロカットになるが、生き残ったポジションをひたすら持ち続ける。目安1~2週間程度。
普通にやると、0.5%の下落でもゼロカットされるため、別に数万円以上を証拠金として持っておく必要がある。このやり方で何度か、1万円分のポジションを10倍以上にした経験がある。
しかし、私には合わなかった。恐怖に勝てなかったのだ。働いている日でも、休みの日でも、ポジションが気になって仕事も趣味も手につかない。大半の人間は、心理的な意味で短期投資に向いていないのだ。それでも挑戦したとして、市場があなたのお金を毟っていくだけだ。
多くの人にとっての結論になるが、種銭は1~10万円とかにして、自分のやり方で好きに売り買いするのが一番面白い。それで、相場が大荒れの時に5ちゃんねるの仮想通貨板を覗いて大いに盛り上がるのだ。この掲示板では、いろんな人――激しい相場に阿鼻叫喚している人や、値動きの行方を楽しんでいる人や、不幸な人間を見て自分の世界ランクが上がるのを楽しむ人などがいる。自分のトレード画面をアップする人が稀にいるのだが、種銭1~10万円の人たちが仮想通貨を一番楽しめているように思える。
これは余談だ。今後の価格を予想するにあたっては、ファンダメンタルズ>テクニカルが基本である。今の世界の状況が主で、チャートは従だ。今だったら、ロシアがとんでもないことをしでかす可能性があるうえに、アメリカでは断続的な利上げが想定されている。
「今買いで入るべきではない」、この方針を上のファンダ分析の観点から導き出す。そして、高値圏に入ったらショートで、極端な安値へと暴落したところをロングで入るという戦略を講ずる際、目安にするのが価格チャートだ。チャートに慣れると、ここが高値圏とか、安値圏とか。その程度であればわかるようになる。暴落想定点などを導くのはちょっと難しいが、頑張れば何とかなる。
とにかく、チャートよりも世界情勢を眺める方が優先ということを忘れずに。チャート分析時点では正解だったとしても、世界の状況が変われば不正解になってしまう。チャートが刻まれる根本原因は現実の私達にあるのだから。
QUOREA(クオレア) というサービスがある。APIにより、利用者が作った自動売買のロボットを使ってトレードすることができる。これがまた、ゲーム感覚で楽しめる。私は5万円で自動売買を始めたのだが、最初はなかなか勝てなかった。詐欺みたいなロボットに引っかかり、一月で資産の3割が消滅したこともある笑。
しかし、段々とロボット達に愛着が湧いてきて、「どんな時でも自分でトレードしない方がいい」とか、「未経験のロボットは取引量設定を1.0%から始める」とか、いろいろと学びを進めるうちに勝てるようになった。
もし興味があるのなら、ひとまずググってみるといい。仮想通貨取引所は、GMOとリキッドの2択となるが、リキッド一択だ。GMOは不都合や不具合が多い。絶対に選ばないように。
リキッドだと最低取引量が低いので、1~2万円からでも自動売買をスタートできるのが大きい。
投資そのものは、すべての人が一度は挑戦してみるべきだと思う。もちろん無くなってもいいお金で。
最悪、ボコボコにされて資金をすべて失ってもいい。将来、ボーナスや退職金を突っ込んで大敗する可能性をほぼゼロにできるのだから安いものだ。
さて、王者のやり方はインデックス投資一択(※冗談抜きでこれが最強)なわけだが、あなただって一攫千金には興味があるだろう。バフェットのような世界最高レベルの投資家でも、若い頃は有望株に一点集中で投資し、資産を何十倍にした経験をしたことで大量の種銭を手に入れた。それを元手にして今がある。
会社員だって、夢を見てもいいと思う。私はそれで仮想通貨を始めてみた。残念ながら税金がバカみたいに高いので、何千万も稼ごうという気は起きないのだが。