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はてなキーワード: マーケティングとは

2015-12-27

日本マクドナルド報道ネットの反応に感じる違和感

マクドナルドの業績悪化ニュースが頻繁に聞こえてくる。それは良いとして不思議なのが、反応の多くが「批判」であり(ヤフコメは勿論、はてブもそうである)、さら批判の多くは「昔は良かったマクドナルドが今はこんなに・・・」という文脈なことである。「良かった昔のマクドナルド」は藤田田マクドナルドであり、原田泳幸マクドナルドである。そう。それはそれで皆さんが叩きまくった両社長マクドナルドである

しか藤田田原田泳幸両氏は、終盤では手法消費者から飽きられアイディアは枯渇し、施策の迷走が見られ、その印象から今では全否定のような書き込みも目立つが、日本マクドナルドを実力値以上に牽引してきた手腕は確かにあると思われる。日本外食というのは生き馬の目を抜く業界である。古いビジネス流行語で言えばレッドオーシャン代表格といえる。参入障壁もっとも低い業界であり、個人経営店が大規模資本チェーン店を向こうにまわして費用対効果込みで切り伏せるほぼ唯一の業界である

外食業界では勝ち組と言われる企業ですら薄利であり、更には長く勝ち続けることもできない。「勝者なき血みどろの戦場である

すかいらーく低価格ガストのヒットで上昇カーブ寿命を永らえたが2000年代には沈没し、野村、その後米国ファンドに買収された。

吉野家倒産から立ち直ったものBSE問題を契機に再度沈没しまるで今のマックのように経営不振を取り上げられ続けた。今は立ち直ったイメージがあるが前年決算は売上1800億円に対して最終利益わずか9億円、何かひとつ事故なりあればあっという間に赤字転落である

吉野家凌駕した業界の新覇者ゼンショー労働問題を契機に沈没し昨年は100億円を超える赤字に沈んでいる。

創業から成長が小説にもなった立志伝中のワタミ労働問題を契機に沈没し、昨年は100億円を超える赤字に沈んでいる。

モスフードは健闘しているかのように言われるが670億円の売上に対して最終利益わずか6億円台。ロッテリアファンドの傘下。日本ケンタッキーは昨年5億円の赤字三菱商事経営してこの状況であるファミレス復活などと言われるロイヤルも1200億円売って最終利益は18億円。最近では東京からめしが彗星のように店舗100店舗以上に増やし、彗星のように13店舗(たった今HPで数えた)まで減らしたことはまだ東京都民記憶にあるはずである。なぜ堅実だった三光マーケティング牛丼を焼いただけでイケると思ってしまったのか、理解に苦しむ。ロードサイドのハイエナ率いるステーキのけんも業績が悪化しているという。

このくらいにしておこう。キリがない。

マクドナルドは、システムは洗練されているが提供するものは十年一日の米国ファーストフードチェーンであり、少なくとも食の世界では米国への憧れが消えた90年代以降にあって世界もっとも厳しい日本外食市場で今まで大健闘してきた、というのが正しい評価ではないかと思う。現在カサノバマックの状況はちょっと酷すぎるが、原田氏後期の状況は不振というよりもそれが実力値であり、実力値にアジャストが起きたにすぎないと思う。ライトサイズまでリストラされて経営者変えればまたそれなりになるだろう。

1980年代くらいまでのマックは今のスターバックスポジショニングであったのだろう(当時のことをよく覚えていないので想像だが)。当初日本で成功させたのが藤田氏であり、マック日本で飽和し日常と化して飽きられた頃に再度息を吹き返させたのが原田である原田氏も10年近くたって飽きられたわけだが、当時原田マジックは確かにあったのだ。2人に肩入れしているわけではない。私個人としては彼らの主義主張にあまり好感を持っていない。しかしながら事実評価は正当になされるべきと考える。業績のかなり落ち込んだ原田マックを引き継いだはずのカサノバ社長が更に底なしに業績を悪化させているのは一つの証左である日本外食プロでない人がなぜ経営できると思ったのか、過去日本で勤務していたというがどこまで自身現場で深く市場と格闘していたのか、本社のこの判断誤りは内部で責任を問われるに相当である。失敗が予想され、予想通り失敗している。アメリカカナダとは市場がまったく違うのだ。

日本外食を知っているやり手を経営者に据えれば原田マックの後期くらいには復活できると思われるので、外部に売却するというマックグローバル方針ニュースを見たときには「え???早過ぎないか?」と思ったが、今後店舗整理で日本マックはまだまだ損失を計上すると思われ、親会社決算に損失が反映されるのを避けたいのだろう。現在の持ち株比率は49.99%で連結はせずにおさえているけれど、損失は取り込まれからね。持分法で簿かは切り下がっているから売却損も大きくは出ないし(更に優待目当ての個人投資家株価は割高だというし)、立ち直って将来買いなおすと、キャッシュ的には安値で売って高値で買い戻すわけだから損だが、PL的には高値で買い戻しても損失が計上されるわけではない(のれんに計上されるだけで減損されない限りPL損は出ない。損を出す頃には次の経営者である)。米国投資家EPSへのプレッシャーはとても強いし、短期思考米国経営ならではである

日本外食市場世界で最も厳しい、というのは感覚値の話で、これを定量的サポートすることは難しいが、ひんぱんに海外出張する人なら同様に思うのではないかと思う。アジアを除く海外では安く食事できる外食の種類がそもそもあまりないし、ファーストフード店舗は往々にして荒れている。店員の態度も、愛想があるないとか、そういったこと以前の水準である。下記のページをみつけたのだが、各国人口比のマクドナルド店舗数が掲載されている。大量閉店前の2014年データではあるが、アングロサクソン系(US、CAAUNZ)以外の国では日本人口比の店舗数が最も高い。一方食事のうまい国はおしなべて低い(FRITSP)。日本は一応ミシュランの星数が世界最高だというので、食事のうまい国に入ると思われる。さら内需の規模があるため群雄が割拠しており、サービス品質マックマニュアルに頼らなくても非常に丁寧で高い。日用品市場日本消費者世界一厳しいと言われるが、これはおそらく外食でも同じで、1000円以下の食事で定員の態度から清潔さからすべて完璧に近い水準を求めるのが日本消費者であり、ライバルもそこで戦って鍛えられている会社たちなのである

http://www.world401.com/data_yougo/mcdonalds.html

ところで本エントリを書きながらUSのマック本社決算も見てみたのだが、今のレートでざっくり換算して、売上3兆円強、最終利益5700億円といったところである。たしかにこの3年ほど停滞しているようであるが、この絶対水準で業績不振と言われているのだからツライよな、と思った。

2015-12-20

大学院を出たとは言うけれど

日本では学歴社会だなんだの言われて久しいが、中々面白い記事を見つけた。(フランス パリマッチ紙による西側日本は除く)主要国家学歴職種、業種などの相関に関するデータ

http://www.parismatch.com/Actu/Economie/DataMatch-L-Etat-est-il-un-vivier-de-patrons-856209

インフォグラフィックなので言葉が分からなくてもちょっと感覚はつかめるかもしれないが、気になった箇所を抜粋する。

フランス大企業社長の平均年齢は56歳、94%は修士以上(注)、その内、40%がエコール・ポリテクニック、32%がHEC、25%がENA。真ん中の円も特に特徴あるのだけど、フランス大企業社長24%がパブリックセクターキャリア最初を歩んでいる(一方で他の国は数%)

イカニモ労働者貴族1%ハイパーエリートの為の国というところか。

さて他の国に目を移すと、キャリアスタートとしてはドイツエンジニアイギリスマーケティングファイナンスアメリカ法律マネージメントだそうな。

★ちなみに、注の修士以上だけど大陸欧州日本教育制度が違い単純に言葉比較できないので注意されたし。

2015-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20151219042507

深澤 私が最初に「草食男子」と名付けたのは2006年でした。「今どきの若い男性は、上の世代よりも、いい部分や面白い部分がたくさんある」という思いから、「リスペクト男子」とか「しらふ男子」と名付けたなかのひとつが「草食男子」だったんです。


深澤 最初の2年くらいは「そんな男はいないし、ありえない」と言われていました。それがブレイクした理由は2つです。1つは女性誌が「私たちモテない理由草食男子です」と一気に取り上げるようになったこと。もう1つは車が売れなくて、マスコミ広告代理店犯人探しをしたところ「草食男子が物を買わないせいだ!」と。つまり、命名者である私の意図とはまったく反対の意味流通するようになってしまいました。

 さらに私がメディアで顔出しするようになったら、「もてない中年である深澤が、若い男に相手にされなかったから、草食男子と名付けて恨みをはらしている」と言われたり。そう言いたい気持ちはよくわかるのですが(笑)、いい意味で名付けているので誤解なんですよね。ただ結果としては、「上の世代女性に対して、ていのいい若者男性叩きの言葉を与えてしまったな」という反省もあり、申し訳なく思っています


深澤 海外から取材には3つの波がありました。1つめは「自分たちの国でも増えている」というアジアから。2つめは欧米から「やっぱり日本男性おかしい」というステレオタイプ批判があって、「そうではないんだ」と説明したり。最後に、欧米女性ジャーナリストオタクジャーナリストがやってきて、「先進国でありながら、草食のような生き方が許されるのは、マッチョ欧米社会からするとうらやましい」と。欧米全体が草食化するとまでは思いませんが、彼らを洗練された生き方だと思う人たちも少なくないようです。


原田 消費しないとか、ネガティブに見られがちですが、実は日本をまっとうに見られる世代が出てきているのでしょうか。

深澤 そう思います。「今の世の中は怖い」って言いますけど、一番安全時代なんです。日本殺人率は戦後最低になりました。若い世代飲酒運転もしないし、交通事故も減っています。薬物で検挙されているのは中高年の方が多い。人も殺さない、交通事故はおこさない、薬物もしない。でもそうすると新聞には「若者の草食化」って書かれるんです。若者をたたくことでガス抜きしたいんでしょう。たとえば若者留学しないと言われますが、実際にはアメリカに行く留学生が減っているだけですから

日経トレンディネット < 「草食男子世代攻略するマーケティングとは~対談・深澤真紀 > より引用

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111021/1038394/

2015-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20150821111821

五輪エンブレム見直し 大会組織委の元局長ら、旧作審査時に不正行為 佐野氏ら8人の作品優遇

 白紙撤回された2020年東京五輪パラリンピックの旧エンブレム問題で、大会組織委員会が設置した外部有識者による調査チームは18日、組織委の元マーケティング局長らが、事前に参加を要請した佐野研二郎氏ら8人のデザイナー作品を、2次審査に残すために不正を行ったとする報告書組織理事会に報告した。

 一部の委員に8人の作品を知らせ、通過ラインの2票を獲得できるよう画策したという。

蓋を開けたら「普通に評価しても及第点届いてなかった」ってだけじゃねえか

2015-12-17

http://anond.hatelabo.jp/20151217142032

価格ももちろんなんだけど、ファンに対するマーケティング(兼ファンサービス)も結構かかる部分で、コンテンツ供給側は、人によっては割りと予算を大幅に超える大仰なアイデア(でもファンは恐らく喜んでくれる)を持ってきたりする事も多い。非常に数値化が難しい部分でもあるんだ。あと供給サイドに力がありすぎてパワーバランスが取れないことも多いよ。

コンテンツを売る仕事を辞めた

ゲームもそうだし、アニメスポーツ映画など様々なコンテンツに関わるエージェンシーで働いていた。若い頃はとても充実していて、自分が小さい頃から見ていたコンテンツに関われる事がとても楽しかった。

仕事柄、有名人芸能人漫画家アニメ監督ゲームクリエイターと接する機会も多く、それもとても20代の駆け出し社会人としては楽しい仕事だった。

でもある時辞めることにした。

よくある人間関係などが理由ではない。むしろ今でも付き合いのあるいい人達だ。

一番の原因は、こういうクリエイティブ産業ビジネスサイドとして関わることの難しさであるビジネスサイドは大きくロイヤルティ計算をしなければならず、割と一生懸命法律であったり需要予測などを立てなければならない。(私は営業ではなくて、営業は別の会社で行う)

コンテンツという仕事は極論すると、クリエイタとファンだけが楽しめる仕事だ。ファンはクリエイターへのリスペクトもありつつ、出来るだけ安く簡単にコンテンツを消費したい。クリエイタ達もその声に応えたいのは山々だが、我々も生活があるので、徹底的にビジネス理論に沿ったマーケティングなどを行う必要があり、そこにはビジネスサイドだけが悪者になり、利害の対立を解消する必要がある。

私には、そこまでしてコンテンツビジネスを行うことは出来なかった。

それが一番の理由である

今は一介のファンに戻ったので幸せだ。こうやってネット運営叩きしながらコンテンツを消費できるのだから

http://anond.hatelabo.jp/20151217040533

ごめん…出版社に勤めている兄が「同人有った方が売れるんで、人気作家に金払って描かせる。」って普通に言ってる…。

泣き寝入りでは無くもうマーケティングなんやで…。

2015-12-14

http://anond.hatelabo.jp/20151214214134

てかマイルドヤンキーってマーケティングなの?ちょいワル親父はSafariあたり主導の間違いなくマーケティングだけど(だからアイコンといえる人物が存在する)

マイルドヤンキーはどっちかっつーと分類したい人たちが勝手に唱えてただけじゃないのかね。若干嘲笑感のある言葉だし。どうなんでしょうか

デザインよりも中身が大事



日本人てほんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんとうにこういう言い方好きだよね。

家電もそういうこと言ってたら中韓コテンパンにされて終了したのにね。国民性というか気質というか、もうどうにもならないんだろうなこれ。


中身がよければいいんだ、デザインなんてどうでもいいんだ、そう言い続けて国ごと沈めばいいよ。マーケティング音痴バカ国民どもが。

2015-12-09

小さい会社やばい人がやってくるとなかなか見破れない

10人規模のこじんまりとした会社につとめているんだけど、今年の3月転職してきた女性がいた。仮にAさんとする。

高校卒業後、地元会社で働いていたんだけど、上京してアパレル関係転職し、その後そこそこ知られている上場企業営業をしていたが、うちの上司の知人からの紹介で、私の会社に入ってきた。

うちの会社は本当に小さいんだけど、とある商品を扱う業界独自立ち位置を築いている。それなりに堅調に業績をのばしていたところ、もう少し取引先を増やすために営業体制を強化したいねということで、社長のつてでその人を新しい営業として雇うことになったのだ。

上場企業営業……と言われると、なんとなく「髪の毛巻いているキラキラバリキャリ女子」がやってくるのかなと思って、いまだに森ガールみたいな格好が好きで北欧っぽいインテリアに囲まれ暮らしている社会人3年目の私は戦々恐々としていたんだけど、やってきたのは、短めの黒髪ボブにすっぴん服装はいつもシンプルパンツスタイル中学からバスケを続けている、という体育会系空気をまとった34歳の女性だった。

森ガールみたいな格好と北欧が好きとはいえ、基本オタク女子校育ちの私は「タイプは違うけど、こういう人なら仲良くなれるかも……」と思った。うちの会社は本当に社長の人脈だけで保ってきた会社から営業経験のある人がやってくるのは心強い。Aさんが話すこれまでに手がけた仕事の実績や、地元の話などもおもしろく、私をふくめた社員たちは多大な期待で迎え入れた。

しかし、これがやばかった。Aさんは半年にわたって私たちを悩ますことになる。

最初違和感を感じたのは、Aさんが「やたらと他の人の仕事に口を出し始めた」ことだった。

営業とは関係ない他人業務のやり方に「前職では〜」「常識的に言えば〜」とやたら口を挟んでくる。私は弊社では4年目でAさんより先輩だけど、社会人経験が長く、大きい会社にも勤めていたAさんの言うことにはそれなりに一理あるのかな、と思い、最初したがっていた。

しかし、そのくせ、こちらがAさんの業務にかかわることで質問をすると「いや、それは知識があればそういうふうに考えないんですよ。営業世界では常識なんですけど」というようなことを言ってきて、論理的根拠などは説明してくれない。

口を出すのは業務のものだけではない。職場でのふるまいの一つ一つにも、Aさんは「小さい会社社員はこれだから……」と批判をしだした。

朝礼のとき新人の子が隅の席に座っていたら、「会社で一番歳の若い人間が一番隅にすわっているなんてありえない」と言ってくる(なぜか私に)。

しかにあまり見た目に頓着していないバイト女の子について、「あの子を見てると、人間って見た目が大事だなあって思うよね」というメールを送ってくる(なぜか私に)。

見た目も仕事もきちんとしているバイトの子にすら、「なんかさー、動きが男にこびていて嫌なんだよね」という悪口を言う。

私の化粧がちょっと簡略化されている日には、「社会人女子として化粧はマナー。いい加減にしろ」と言ってくる(自分スッピンなのに?)。

来客用の紙コップがめずらしく切れたので近所に買いに行く話をしていたら、「前職ではちょっとの経費を削減するためにこまめに電気を消したり、紙コップは大量にまとめ買いしたり、隅々にまで気を使っていました。この会社コスト意識ちょっと低いんじゃないでしょうか」と言ってくる(ふだんはアスクルで仕入れていて、このときは運悪く切れただけだ)。

定時にはかならず間に合うように来ている人に対して、「若手は普通は15分前には着席しているのが当たり前」と文句を言う。

そして人にいろいろ言うわりに自分のほうは、仕事中でもまったく仕事関係ない猫の動画を観ていたり、恋人と別れただとか最近気になっている人がいるなどという話を仕事中にメールしてくる(興味のない人の恋バナほど苦痛ものはないと学んだ)。

さらに前職の同僚の誰それが結婚したけどすぐ離婚したとか、婚約していたと思ったら婚約者浮気相手がいて妊娠が発覚して婚約破棄されたとか、誰と誰が不倫していたとか、私達の全然知らない人間の不幸話をしきりにシェアしてくる。

みんなで雑談をするときにも、そういう不幸話を話して、「ねえ、どれが一番嫌?」というような持って行き方をするから、話しかけられるたびに憂鬱になった。

個人的に「やっぱこの人やばいんじゃないかな……」という気持ちが高まったのは、私の誕生日だった。小さな会社なので、社員誕生日には誕生日ケーキを用意する習慣があり、私の誕生日にはAさんが素敵なケーキを用意してくれたのだが(そのケーキは確かに美味しかった)、残ったロウソクを私が放置したという理由で怒りの長文メールを送ってきたのだ。え、残り物のロウソクって、祝われた人が持って帰るべきものなの? 社会常識だった? それにしてもそんなに怒る?

定時より早い時間に打ち合わせが入っていたときに私が「あ〜定時前に予定があると、『なんか仕事した』って気になっちゃますね。午後休とっちゃおうかな」と冗談で言ったときもブチ切れメールが来た。「私はいつも定時前から準備をしているし、世の中にはあなたよりもっと早い時間から仕事をしている人もいるし、あまりにも意識が低い発言だ」みたいな内容だった。意味がわからなかった。

あと、一度、会社のおじさんとAさんが似たような灰色の服を着て出社していたときに、私が間違えてAさんが通りがかったときに「あ、◯◯さん、ちょっと聞きたいことが〜」と呼びかけてしまったことがあるんだけど、すぐ謝ったのに、おそろしい形相で頭を叩かれた。「え、いくら何でも殴ることないんじゃないですか?」と反論したら、「犬や猫だってしつけないときかないでしょう」と返された。たしかに私は粗忽なところが多々あり、「気が利かない」と怒られることも多いんだが、会社の同僚に「犬や猫」と言われるとは思わなかった。

「まあちょっとクセの強い人なんだろうけど、わざわざ大きいところをやめて、来てくれたんだから」と我慢していたのが、いよいよ「たとえ仕事ができるにしても、この人はどう考えても会社雰囲気を乱している。このままでいいのだろうか」と社員たちが考えだすようになり、重大な事実が発覚した。そもそも、Aさん、営業仕事ができなかったのだ。

やたら打ち合わせに出たりランチミーティングを入れているくせに、うちの商品を扱ってくれる会社が、一向に増えない。「今日も新しいところを5件はしごしてきた」とか言うくせに、社長ひとりでやっていたときに比べて取引先は数件しか増えず、売上も横ばい。

信頼している知り合いの紹介ということで様子見をしていた社長も、社員からの評判のイマイチさがいよいよ高まっているということで面談。いろいろ話すうちに、これまでの業務内容についてどんどんボロが出てきて、結局「営業経験はあるけれど、この会社の扱っている商品へのアプローチに対しては、私は成果を出せない。そもそも、この業界についての知見がないことは最初から話していた。それなのに私を雇ったそちらが悪い」というようなことを言い出し、社長と大げんかした。

Aさんは社長と大げんかした日、深夜0時にLINEをしてきて、「今ちょっと電話いい?」と聞いてきた。よくねえよ、と思ったけど、めんどくさいので電話に応じた。自分がいかに仕事一生懸命取り組んできたか社長最初提示してきた仕事内容と自分が実際にさせられた仕事がいかに違ったか、前職との文化の違いにいかに戸惑ったか、「増田さんも君のせいで困っている」と言われたがそれは本当なのか、などということをえんえん2時くらいまで話された。「聞いていた仕事内容と本当に違ってもうしかたないって言うんなら、やめたほうがお互いのためだと思うし、やめたくないなら求められている仕事内容をやるしかないんじゃないですか」と答えた。ちょっとかわいそうに思ったので、「Aさんがうちの会社のために、いろいろ考えてくれてるのはみんなわかってますよ」と励ました。でも電話を切ってからすごいむかついてきて、自分がAさんのどういう行動に違和感を持っていたか説明したメールを書いて翌朝送った。次の日に返信がきて、すべての件について長文で言い訳が連ねられていた。「あなたぶっちゃけてくれたから私も言うけれど、なぜ増田に厳しく言うのかといえば、社会人歴も浅い、しかもうちの会社のみ経験あなた心配なのよ。苦労すると思ってるから言ってるの。実力も才能もあると思ってるから10年後のことを考えて言ってるの」と書いてあった。とてもそうは思えなかったので、返信はしなかった。Aさんは会社をやめた。10月のことだ。

あんなに仕事のできない人、退職して一体どこに行くんだろうと思っていたら、なんと、誰でも知っているような上場企業マーケティング部だという。転職1日目に、彼女LINEで喜々として報告してきた。え、同じ営業での転職でも「知見がないからできない」とか言ってた人が、今度はマーケティングって、なおさらできないんじゃないの? 聞けば、それもやはり知り合いのツテで、正式面接を経たものではなく、フリーランスでの契約なのだという。美人でおじさんを転がす、というタイプではまったくないんだけど、体育会系空気を身につけて自信満々に実績を語るから、なんかおじさんに気に入られやすいのだと思う。

Aさんがうちの会社を離れてから職場環境は驚くほど快適になった。毎朝嫌な夢を見て目を覚ますこともなくなった。もうAさんにはかかわりたくない。

マジで一切かかわりたくないんだけど、十年来の友人から毎日彼女愚痴が届く。そう、彼女転職した先には、私がずーーーーっとAさんのことを相談していた友達がいるのだ。

うちの会社にいたとき愚痴を散々聞いてもらっていたぶん、相手の愚痴にも耳を傾けねばならない。ただ、そちらの企業はとても健全で人事体制がととのっており、しか営業マーケティングをしている人間も多いので、働き始めて2ヶ月で、彼女仕事のできなさに気づいているのだという。「試用期間中にどうにかしたいよね」と友人は言っていた。

やっぱり、端々の態度がおかしい人って仕事もできないものだ。そのことにもっと早く気づくべきだった。知り合いづてで後から聞いた話によれば、彼女が弊社に来る前に在籍していた会社の人たちも、だいぶ迷惑を被っていたらしい。Aさんがいなくなって、会社雰囲気はだいぶ取り戻されたけれど、半年間Aさんに払われた給料とか、Aさんが信頼を失わせた取引先とか、私ふくめた社員士気とか、そういうものは戻ってこない。私も転職しようかなあ……。

2015-12-04

http://anond.hatelabo.jp/20151204171642

要するにゾーニングっていう「もっともらしいことば」を

自分と合わない意見人間が使ってるのが気にくわない!

ってことかな?

で、すでに指摘されまくってるように、ゾーニングってことば自体マーケティング以外にも様々な文脈で使われてきてるんで

(それこそ児童ポルノにおける議論でも)

自分たまたま知ってた解釈ひとつ振り回して、

ゾーニング」ってことばの定義自体を相手から奪おうとしてもしゃーないわけよ

「望まない人間の目に絶対にいれないことな不可能」にって筋ならまだなんとかなるかもしれんが

レンタル屋とかはすでにやってるからなー筋悪だろうなあ

大体元増田自体、「ゾーニングはしてた!」って相手の土俵に乗ってるしね

あとは、「そこまで徹底的に隠す必然性はない」って方向かね

これならまだ議論になる

http://anond.hatelabo.jp/20151204172500

エロコンテンツを見たくない人の目に触れさせないことが必要、ってのがあって、その対策としての区分けゾーニングって呼んでるんじゃん。

マーケティング用語ゾーニング拡大解釈して…、なんてあり得ねーだろ。

どんな思考回路してんだ。

http://anond.hatelabo.jp/20151204171642

そもそもゾーニング都市計画において地区毎に建築規制をすることを目的とした行政用語であって、マーケティング用語じゃないんだけど

と同じような発言

2015-12-03

☆☆遠回りまみれの青春タイプの人 福満 しげゆき

モテないのではない モテたくないのだ! ! カラスサトシ

食肉の帝王 (講談社文庫) 溝口

夜の経済学 飯田 泰之

あらためて教養とは (新潮文庫) 村上 陽一郎

プラットフォーム ブランディング 川上 慎市郎

キャリアデザイン入門〈1〉基礎力編 (日経文庫) 大久保 幸夫

作家は行動する―文体について 江藤

出会う」ということ 竹内 敏晴

科学宗教 (サイエンスパレット) Thomas Dixon

生きることのレッスン 内発するからだ、目覚めるいのち 竹内 敏晴

得手に帆あげて―本田宗一郎人生哲学 本田 宗一郎

小倉昌男 経営学 小倉 昌男

パイロット 万年筆 カクノ FKA-1SR-GYF 細字 グレー PILOT

疑う力 (PHPビジネス新書) 西成 活裕

レトリック人生 ジョージレイコ

リーン・スタートアップ エリックリース

☆なぜ、「怒る」のをやめられないのか 「怒り恐怖症」と受動攻撃 (光文社新書) 片田 珠美

広告なのにシェアされるコンテンツマーケティング入門 谷口マサト

鉄道が創りあげた世界都市東京 矢島

会社の値段 (ちくま新書) 森生 明

☆反解釈 (ちくま学芸文庫) スーザソンタグ

Amazon整理

なぜ、この人と話をすると楽になるのか 吉田尚記

ジョナサン・アイブ リーアンダー・ケイニ―

なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル山田 英夫

スティーブ・ジョブズ-偶像復活 ジェフリー・S・ヤング

マーケティング戦争 全米No.1マーケターが教える、勝つための4つの戦術 アル・ライズ

☆「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち (oneテーマ21) 堀田 純司

トップリーダーが学んでいる 「5年後の世界経済」入門 いま知っておくべきこと、やるべきこと 中原 圭介

ヒトラーナチドイツ (講談社現代新書) 石田 勇治

高橋是清井上準之助インフレか、デフレか (文春新書) 鈴木

金融リスク管理を変えた10大事藤井 健司

金融世界史: バブル戦争株式市場 (新潮選書) 板谷 敏彦

入門日本金融落合

権力論 (岩波現代文庫) 杉田

物語 クラウゼヴィッツ戦争論』 清水 多吉

新版MADE IN JAPAN 下村 満子 盛田 昭夫

道徳的人間非道徳的社会 ラインホールド ニーバー

エドワードベラミー (アメリカ古典文庫 7) 本間 長世

ルポ MOOC革命――無料オンライン授業の衝撃 金成 隆一

喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ) 清水 克行

アラブが見た十字軍 (ちくま学芸文庫) アミンアルー

☆とことん観察マーケティング 野林徳行

世界のしくみが見える世界史講義 (Knock‐the‐Knowing) 茂木

歴史面白くなる 東大ディープ世界史 (2) 祝田 秀全

経済世界史から学べ! 茂木

住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち (講談社+α新書) 川口 マーン 惠美

リデルハート戦略論 間接的アプローチ 上 B・H・リデルハート

の子と闇の子デモクラシー批判擁護 ラインホールド ニーバー


機械より人間らしくなれるか?: AIとの対話が、人間でいることの意味を教えてくれる ブライアン クリスチャン

☆「強い会社」はセグメント情報で見抜きなさい 「ソニー金融業」「TBS不動産業」――財務諸表で読み解く各社のプラチナ事業 長谷川正人

誰でもわかるモデル会社設立マニュアル 福田 亘司

これだけは知っておきたい節税のおきて TACプロフェッションネットワーク

最新 起業から1年目までの会社設立手続き法律税金 須田 邦裕

2015-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20151130001227

これも業者が用意した誘導記事

素人つぶやき絵書いた記事ではない。

12月ソシャゲラッシュから

記事中にはゲームタイトルを入れてないけど、このタイミングだとニュースに載るので検索サイトから容易にたどり着ける。

今週はいくつかリリースするようだけどどこの会社がこんな事してんのかな。

いい加減、こういうマーケティングやめてくれないかな。

2015-11-29

4Pマーケティングミックスの要素

企業は以下の4Pを適切に操作して顧客にモノを売る。

いや、おかしいでしょ。なんでPlaceが流通になるの。なんとか頭文字を合わせようとしただけじゃないの。

で、さら顧客志向マーケティングミックスとして後に生まれたのが4C。

Consumer万能すぎでしょ。もっと狭い言葉を使おうよ。

サービスマーケティングミックスでは4Pに3つのPが加えられ、7Pになる。

Physical Evidenceが分かりにくすぎる。2単語になってるし。

さら共生マーケティングにおける4Cは上記の4Cとは違うとか、共生マーケティングの分野には7Cs COMPASS MODELなるものもあるとか。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E7%94%9F%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

7Cs COMPASS MODELが何を言ってるか分かる人います

無理やりかっこよく頭文字を合わせてなんの得があるというのか。

こんなことしているから、ビジネス寄りの学問うさんくさい金稼ぎの手段だという偏見が抜けないんだ。

2015-11-28

任天堂スプラトゥーンマーケティングもっとカネをかけて下さいお願いしま

TIME誌の「今年一番のゲームから落選というニュースを聞いていてもたっても居られなくなった.

オレはスプラトゥーンしか現在有効ゲームソフトを持っていない.

(他はサポート終了とかハードが壊れたりとかで,ゲームソフトを買うのは実に10年ぶり,プレイするのは実に7年ぶりだ)

他にWii Uで買う価値のある,プレイ時間を費やす価値のあるソフトを見いだせない.

確かに小学生の頃,親にねだってもついに買ってもらえなかったスーパーマリオには食指が動くが,いまはそんなもんよりも少しでも長くスプラトゥーンプレイしたい.

だが,あくまネットだけの盛り上がりであるという印象を禁じ得ない.任天堂宣伝が足りない.

いイカね,イカは少しでも明るい集魚灯に寄ってくるのだよ.

から函館のイカ釣り漁船は,北朝鮮の街灯の総計より明るい(ソースは無い)集魚灯を持って海に繰り出すのだよ.

TVCMもよく出来てるとは思うが,本物のイカ釣り漁船の集魚灯みたいな明るさを放ってはいない.

オレの知人ででスプラトゥーンにハマった人々は皆,普段から話の種を求めてネット渉猟し,「スプラトゥーン? これ面白そう!」と,自発的に「スプラトゥーン」という餌に食いついたイカばかりだ.かく言うオレもそうだ.

だいたいこれだけネットでは社会現象になってるのに,テレビではサガケーンで一言触れられて終わりって,本当にこれだけで終わっていいのか!?

開発期間より短い期間で飽きられていいのか!?

(酔って書いたタイトル居丈高だったので敬語修正しました.本文の修正は後で)

2015-11-27

ハゲ広告

最近Webサイト見てると、ハゲ広告が出まくるんだけど、なんで?

「見てよ俺の頭皮。受賞はダテじゃなかった!」ってやつ。

ハゲてないのに、どういうマーケティングしてんの?

2015-11-25

アプリ評価トリック

アプリ評価が★2→★4に改善されると、ダウンロード率が5.4倍に。アプリのレビューが与える影響と、レビュー改善2つの成功事例。 | アプリマーケティング研究所

世の中に溢れてるステマとかアプリブーストに比べれば可愛いものなのかもしれないけど、

これも思いっき消費者側を騙してるだけなんだけど

なんでこんな風に堂々と生きていられるんだろう?

良い評価だけの集め方、とか。

まあ、世の中マーケティングなんて基本がそういうものなんだろうけど、

そうやって人を騙して生きていくのって楽しいのかね?何を生み出してるのかね?

2015-11-19

ハモでトァンが愛してると言いつつミァハを射殺したのはなぜなのか

 劇場版ハーモニー』の公開から一週間が経過し、『ハーモニーLINEスタンプとか『ハーモニーTシャツといった危険信号無視して戦場に足を踏みいれたオタクも大半が死んだ。不満はいろいろとみかけるが、もっとも多いのは「謎のピンク日本」と「ラストの『愛してる』」のふたつのようだ。ところがどっこい、このふたつは同じものである

 賢明なる読者におかれてはマイケル・ラザフォードの『1984』を思いだしていただきたい。本作においてはビッグブラザー支配する全体主義国家モノトーンに近い暗い色調で、対照的ウィンストン恋人と逢引きするシークエンスが鮮やかな色調で撮影されている。原作ではこいつらが明るくて前向きの元気ハツラツの若者だったら全人類ハーモニクスはおきなかったといわんばかりの〈次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループ〉の老人たちが、劇場版では思わぬ躍進をとげ、全人類情報をにぎり管理する巨魁となっていた驚きはまだ記憶にあたらしいと思う。そう、劇場版ハーモニー』の主題全体主義との対決なのである。「『ハーモニー』のテーマ全体主義との対決じゃないだろ」といわれても、それは脚本を書いた山本幸治にいってほしい。となると日本ピンクの単色で描かれていた理由もわかろうというものだ。対照的学生時代の回想は背景の自然を強調して鮮やかな色彩で描かれている。劇場版ではトァンとミァハはAからはじまりセックスまでしているのが、いかにも国家と個人の対立らしい。『1984』でウィンストン恋人は逢引きするたびにセックスして、むしろセックスするために会っているのではないか、さすが1948年現代草食系若者とはちがうと思うがそれはどうでもいい。

 劇場版をみてなんで意識を消滅させるかわからなかった観客も多いようだが、それもそのはず、意識を消滅させる根本動機である生命主義社会への違和感とか、生きづらさにたいするトァンの独白はばっさりカットされている。劇場版意識を消滅させるのは、単純明快に「ヤツらに管理されない」という〈次世代~〉の老人たちへの反逆であるシュタウフェンベルクはその手先なのでもちろん同情の余地はないし『働きマン』の上司よろしく最後最後で態度を変えてトァンをねぎらったりもしない。というわけで、根本的に意識を失いたくはないわけであるしかし〈次世代~〉の老人たちの管理支配体制を脱するために意識は消滅させなければならなくて、トァンが「でもミァハは、私が好きだったミァハのままでいて。愛してる、ミァハ」といってミァハを射殺するわけである。なので、『Ghost of smile』の歌詞も惜別を唄うものとなっている。死んで悲しむくらいなら殺すまえに意識を失っても生きていたいかどうか確認くらいしたらとツッコむのは無粋である

 では劇場版ハーモニー』は原作とはちがうはなしなのかといわれたらそのとおりである。とはいマーケティングを考えれば当然で、J・G・バラードにならった個人の精神世界がそのまま世界に直結する内宇宙インナー・スペース)の物語でも、ノイタミナをみている女子大生に「生きづらいから人類意識を消滅させる」といったら、「ナイーヴすぎる」とか「周りがみえてない」とか「『ガキ使』をみれば意識必要だってわかるよ」とかいわれて終わりである。もし「テクノロジー情報過剰の帰結として自動車事故セックスを疑似体験する」などといおうものなら、「なにそれ。キモ」といわれるのがオチである

 それでは劇場版ハーモニー』が原作への理解にもとづいて制作される可能性はなかったのか。たとえばタルコフスキー監督である。リリシズムと内宇宙インナー・スペース)への理解があり、ついでに日本通のタルコフスキーなら『ハーモニー』を完璧映画化してくれるにちがいない。タルコフスキーなら映画を『007さながらのニジェールドンパチではじめたりはしないだろう。学生時代のトァンが自宅でふつうに起居するところからはじめて日常生活をしばらく撮影するにちがいない。そしてトァンと出会うシーンになるが、だいたいこんなカットのはずだ。

①ベンチに座るミァハ(遠い)

②トァンの後ろ姿

③へんなオブジェ知的素材のジャングルジム

① ②  ③

そこでミァハとの会話がはじまる。途中からキアンもくわわるが、ともあれえんえん一時間くらいずっと会話がつづく。そこでようやく十三年後になりキアンが自殺する。トァンも政府高官だとわかるだけで詳しい説明はないだろう。物語淡々と進んでコーカサスに登攀し、なんか濛々たる霧に覆われて半分くらいみえなくなっているバンカーはいる。もちろん内部は水浸しだ。ミァハとトァンの対話がはじまるが、水中に没している十字架を写すカット意味深に挿入され、「ちょっと待ってくれ」といいたくなるが映画はとまらない。ミァハとトァンの対話がまた長い。そして最後唐突にトァンがミァハを射殺し、瀕死のミァハをずるずると屋外まで引きずっていって、だんだん白霧が濃くなってゆきホワイトアウトする。ショットが替わり、チェチェンの広大な大地を少女が遠景に去ってゆくところを長々と写し、クレジットが表示される。BGMに思いっきヘンデルの「メサイヤ」が流れ、オタクたちが「やっぱり宗教モチーフで全人類ハーモニクスが『最後の審判』に読み替えられてたじゃねえか!」といきりたつが当のタルコフスキー原作者と同じく夭折していてこの世にいない。いたらいたでコーカサス山脈撮影に都合のいい海や湖がないからブチ切れそうだ。というかミァハたちの会話がえんえんと一時間もつづく劇場版ハーモニー』なんてどう考えてもつまらないし、正直なところ①②③とか書きはじめたあたりからどうでもよくなっていた。劇場版ハーモニー』はあれはあれでいいと思う。

2015-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20150427193338

売りスレゲームやってないでイッパシの事をホザくヤツみたいな論調だな。

本人も儲けてない訳じゃなかろうが、ZUN東方業界の事なんかどうでもいいんだろう。勝手自分の好きなゲームを作り続けるだけ。

マーケティング的な落ち度(?)をあげつらって何か言ったような気になってるのは、ちゃんちゃらおかしい。

2015-11-14

増田アンケート

あなたMVNOを使わない理由は何ですか?


  1. 面倒くさいから
  2. うさんくさいから
  3. どうせ打ち出してる価格以上に金をとられるのはわかりきってるから
  4. 常識的に考えて通信料が半額になるとかおかしから
  5. SIM使わなければならないほど生活に困ってないから
  6. 学生から
  7. クレジットカード持てないから
  8. サポート心配から
  9. 電話を利用できない期間が出るから
  10. 端末代が高いから
  11. 端末がゴミから
  12. こういう質問する奴の「えっ?まだキャリア使ってるの?MVNO使えば半額以下になるのに、無駄な金わざわざキャリアに払ってるの?」という、人を馬鹿にした態度が嫌だから
  13. 通信速度が遅いから
  14. キャリアメールが使えなくなるから
  15. MNP渡りキャッシュバック美味しいです
  16. なにがなんだかよくわからないから
  17. MVNO?なにそれおいしいの?
  18. 実は使ってる
  19. LINEの年齢認証が出来ないから
  20. 通話料が高いから

追記

ブクマで言われてた選択肢を追加

「よくわからないから」は完全に想定外だった‥‥‥。とは言え業者側も知ってること前提でマニア向けな商売してる感あるのでこれは仕方ないな。安さばっかり打ち出して、具体的なところとなるとさっぱりだからな。

これを機にマーケティング方法を変えてみてはどうか

2015-11-03

http://anond.hatelabo.jp/20151103162331

女の人は勘違いしてるのかもしれないが

勝負下着なんてのは高い下着を売りつけようとしている下着会社マーケティング

下着のきらびやかさと男性の興奮度には関係が無い(下限はある)

1枚1000円の縞パンであっても興奮する

2015-10-31

elmemo 20151031 マーケティングとは何か

マーケティングとは、

こと

市場理解

市場規模特性、競合相手を理解し、顧客ニーズを知る

市場への適応

具体的なターゲットを設定し、目標を設定し、手段を設定する

市場へ影響を与える

意思決定されたことを具体的に実践

マーケティング原則

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