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はてなキーワード: 行列とは

2024-10-15

馬鹿女も結局ぶつかりおじさんと同類

券売機の前で後ろに行列出来てるのに焦らずにじっくりと悩み悩みのんびりラーメン買うのは女だから、って訳じゃないだろうけど、

女がやると目につくなぁ。

おっさんもやるやつはやるんだろうけど、そそくさと適当に買うか、一旦譲るイメージだわ。

2024-10-13

ばばあ

今行ってきたセブンイレブンで、レジに見かけたことのないおばあさんがいた。70代後半ぐらいで、表情は険しかった。

新入りかなと思って仕事ぶりを眺めていると、このおばあさんはことごとく仕事に失敗する。電子レンジ操作すれば弁当のタレを爆発させるし、集荷の書類のありかがわからなくて右往左往したりもする。

他にも棚をぶちまけたり、多数のミスを次々とやってのけた。

 

たちまちセブンイレブンレジ待ちの行列は長くなり、相方のおそらく監督役の中国人若者もおろおろしだした。

ばあさんも自分全然作業に貢献できていないことを理解しているのだろう、表情は険しい。

それでもばあさんにとっては仕事をやってのけなければ食いぶちがなくなるから努力はしなければいけない。

結果として無能バカが空回りして努力することによりリカバリーのための無駄仕事がどんどん生まれているという地獄のような状況に至る。

 

たった一人無能なばばあがいるだけでレジは大混乱に陥る。これはチームを編成するときバカに張り切らせるとチームの作業の流れがことごとく破綻することを示唆していて、チーム編成上のアンチパターン典型例だと感じた。

 

このババア困惑をもとにChatGPTとどうしたらいいか壁打ちをして、最終的にババア達の脳をブレインマシンインターフェースで結合してBBA計算クラスター作成するという途方もないSFが生まれた。

2024-10-12

女「私の嫌いなもの世間も嫌ってないと嫌だ」←これ

こんなツイートがバズっていた

村上春樹は『ノルウェイの森』を小学生ときに脱落して以来ずっと気持ち悪くて、でも尊敬する先生や仲よい男子にもファンは多く、新作で書店行列ってドラクエハリポタレベルハルキスト多い…いえない…と萎縮してきたけど、この数年「キモい」という声が聞こえるようになってきてほっとしてる。

https://x.com/cobta/status/1844565013480317196?t=YpSIEgrpnGynNbahZ9B2oA&s=19

男の俺の感覚からすると何がどうほっとできるのか本気で意味からないんだけど、割とこういう「私の嫌いなもの世間も嫌ってないと嫌だ」「友達と違う意見は表明できない」っていう女多いよな

政治的トピックならまだしも文学映画はむしろ友達意見が食い違った時のほうが面白いだろ

この手の共感ばかり重視する人って居酒屋友達と「お前はわかってないなーあの作品はここがキモでさー」「いやお前の方がわかってないだろ、だってあの描写はさぁー」って個人の感想をぶつけ合ったりしないの?

しろ意見が違うほうがお互い思ってもみなかった色々な発見が得られて楽しいじゃん

昔なんかツイッター漫画で「私が大好きなアニメを見れなくなった理由」ってやつがバズったこともあったよな

好きなアニメ友達に貶されて以来そのアニメを観られなくなったとかいうやつ

ほんとこの手の人間思考回路意味わからん

別に世間の多くは好きらしいが私は嫌い」「世間の皆様は嫌いらしいが俺は好き」でいいし、それを表明して何か息苦しいことある

自我が薄すぎるでしょ

「なるほどこういうところが好かれ(嫌われ)てるのか」って勉強する姿勢や「いやそれでもやっぱ世間の皆はこのポイントに気づいてないな」って自分視点を再評価する姿勢を持ちなよと

自分意見世間様の声で補強しようとするのを前提に作品鑑賞するのは普通に生きづらそうだなって思う

何ならちょっと精神的に病的ですらあるなって思うんだよね

自分の好きな作品の星1レビュー読めないやつは客観的に言って病的だけど、女社会ってそういうのがマジョリティいか不思議だわ

あえて煽らせてもらうけどこういうのを見るにつけ男に生まれてよかったなーって思う

男は忌憚なく作品感想を言い合うって楽しみを弁えた人が多いからさぁ

オタク活動するにも友達共感ベースでずるずる話をするとか寒気がするわ

2024-10-08

anond:20241007235856

 

光の速さは一定

マイケルンモーレーという実験がある

地球宇宙空間を動いているのだから地球の進行方向と垂直方向では光の速さが変わるだろう。そう考えて実験してみたところ、どちらの速さも変わらなかった。つまり、どんな系でも光の速さは一定であるらしい。

 

これを式にするとこうなる。

光の速さをc, 時刻 t の間に光の進む距離を x として

x/t = c

式変形すると

(ct)^2 - x^2 = const = 0

おや、なんだか見たことある形になったね

 

空間回転を考えよう

ここで一旦休憩。座標系を回転させても'棒の長さは一定'という式を考えてみよう

x^2 + y^2 = const

かんたんのため z 方向は考えない

この時座系を回転させる式を行列で書くと

 

x' = | cos  -sin | x

y'    | sin  cos | y

こうなる。(心の目で読んで欲しい)

cos^2 + sin^2 = 1

という式を思い出すと

x'^2 + y'^2 = x^2 + y^2 = const

であることが確かめられると思う

 

戻って光の速さが一定の式

(ct)^2 - x^2 = const = 0

上の'棒の式'とは符号が逆だね。こんなときsin cos ではなく sinh cosh を使う。

 

cosθ = ((exp iθ) + (exp -iθ))/2

sinθ = ((exp iθ) - (exp -iθ))/2

 

sin cos は↑の定義だったのに対して

sinh cosh は↓の定義

 

coshθ = ((exp θ) + (exp -θ))/2

sinhθ = ((exp θ) - (exp -θ))/2

 

計算すると

cosh^2 - sinh^2 = 1 になるのがわかると思う。

cos^2 + sin^2 = 1 とは符号が逆になってるね

 

光の速さが系を変換しても変わらないという式を行列で書くと

ct' = | cosh  -sinh | ct

x'   | -sinh  cosh | x

こうなる。 これがローレンツ変換

 

(ct')^x - x'^2 = (ct)^2 - x^2

であることが確かめられると思う。

 

棒の長さが一定、つまり空間回転は空間方向 (x,y,z)しか混ぜないけれど、

光のはやさが一定、つまりローレンツ変換時間空間 (t, x ) を混ぜているでしょ?

 

時間が遅れる

速さ v で進むロケットを考えてみよう。

地上では昇くんがロケット観測している。

t 時間後に到達した距離を x として

v=x/t  

だ。

一方、ロケットには美加子さんが乗っていてその携帯電話の表示では地球を発ってから T時間である

Tを計算してみよう。

 

先程のローレンツ変換の式に代入すると

 

cT = ct cosh - x sinh = ct ( cosh - v/c sinh)

ここで x = ct を使ったよ。最後cosh で全体を纏める

= ct cosh ( 1 - tanh^2)

= ct (1/cosh)

になる。

ここまで誤魔化していたけど、cosh はロケットの速さ v で決まるパラメータ

1/cosh = \sqrt{1-(v/c)^2}

なんだ。天下り申し訳ないけど、増田では式も図も書けないので導出は勘弁して欲しい

とにかくまとめると

T = t \sqrt{1-(v/c)^2}

だね。ロケットの速度 v は光速度以下なので T < t になる。

地上で待つ昇くんが大学生になっても美加子さんが中学生のままなのはこんなワケだね

v が大きくなるほど時間の遅れは大きくなるよ




 

2024-10-06

ただいま

っていってうちに帰りたい。

UNEXTで昔のドラマ岸辺のアルバム)をみていたら

ふっと昔懐かしいキリンビール黄色いケースと醤油一斗缶ラーメン屋裏口の場面で映り込んだ。

キリンビール」とカタカナで書かれているレトロビール箱。

あの頃の空気記憶に蘇ってたまらなくなった。

両親は生前町中華を営んでいた。

子供の頃は、朝の市場仕入れにいく父についていくのが一番楽しかったな。

ビール箱を運んではお店の冷蔵庫にいれたあの頃。

餃子のたねづくりをする母の横に座って、お店においてある少年マガジンを読んでいた。

今でも忘れない立ち上る刻んだ野菜匂いラーメンスープの湯気、エプロンに染み付いた両親の仕事

壁や柱に醤油匂いが染みついている、店内。

18になって東京大学にいくために家を出た。

実家餃子の味が恋しく、帰省すると自分でも焼いて食べた。

学費を出すために月に2日しか休まず働いていたことは口には出さなかったけれど、うすうす気が付いていた。

あの頃の仕送りのありがたみを本当の意味理解したのは、勤め始めた会社リーマンショック煽りをうけて2年連続赤字を出したときだった。

浮き沈みは商売も同じだ。いっとき近所にはやりのラーメン屋オープンしたとき、客足ががくっと落ちたことがあった。うちのお店からラーメン屋行列がよく見えるよ、と母は笑っていたが、うちの店は閑散としていた。その気持ちは、今となってはわかる。数は少ないけれど、お店の常連さんが売り上げの支えになっていた。

そんな苦労も乗り越えて両親が店をたたんだのは、勤めている会社で現法立上げのためにシンガポール単身赴任していたときだった。こちらは仕事忙殺される毎日だった。

お疲れ様だねと電話越しで伝えた。でも両親が40年働いた店舗を閉めるその場に居合わせたかったな。

両親からすれば子供たちが誰も店を継がなかったのはどう思っていたのだろう。今となってはわからない。

継ぐほどのたいそうな店じゃないよ、といったかもしれない。

でも、時折テレビで、息子夫婦が先代を支えながら家族ほっこり経営している町中華グルメ番組が目に留まったりすると、両親のことが思い出される。こんなふうになってほしかったのかな。


今は年に2回の墓参りだけに実家に立ち寄るだけだ。

建物老朽化して、そろそろ取り壊そうと思っている。維持費もバカにならないし、空き家では地震保険も入れない。

南海トラフ地震が来たら、倒壊して近所にご迷惑をかけてしまう。

忙しいのを言い訳にしているが、実際のところはふんぎりがつかない。

それは紛れもなく両親が生きた証でもある場所だし、子供たちに残した場所から

ただいまっていって戻っていた場所がなくなる寂寥感が勝ってしまうのだ。

いっそ「岸辺のアルバム」のように、川に流されてなくなってしまえばいいのに。

キリンビールの箱が懐しい。もう一度あの空気を吸いたい。

2024-10-04

anond:20241003190546

全体の論点としてはおおよそ同意ってはそうなんだけど、案外はやく出過ぎて行列されると困る状況ってのはないではないのよ。

病院とかね。

俺達老人はとにかく暇だからめっちゃ早くにつくけどそんな早くに来られても困るのよ。医者も忙しいしさ。

前にぞろぞろいられても困るのよ。あんたら一応病人でしょと。

まあふつうの待ち合わせの話だとあんまないわな。

遅刻する人ってかならず遅刻すんだよな。

おもしろいというかなんというか。

2024-10-02

そうすると、広田先生がむくりと起きた。首だけ持ち上げて、三四郎を見た。 「いつ来たの」と聞いた。三四郎もっと寝ておいでなさいと勧めた。じっさい退屈ではなかったのである先生は、 「いや起きる」と言って起きた。それから例のごとく哲学の煙を吹きはじめた。煙が沈黙あいだに、棒になって出る。 「ありがとう書物を返します」 「ああ。――読んだの」 「読んだけれどもよくわからんです。第一標題わからんです」 「ハイドリオタフヒア」 「なんのことですか」 「なんのことかぼくにもわからない。とにかくギリシア語らしいね」  三四郎はあとを尋ねる勇気が抜けてしまった。先生あくびを一つした。 「ああ眠かった。いい心持ちに寝た。おもしろい夢を見てね」  先生は女の夢だと言っている。それを話すのかと思ったら、湯に行かないかと言いだした。二人は手ぬぐいをさげて出かけた。  湯から上がって、二人が板の間にすえてある器械の上に乗って、身長を測ってみた。広田先生は五尺六寸ある。三四郎は四寸五分しかない。 「まだのびるかもしれない」と広田先生三四郎に言った。 「もうだめです。三年来このとおりです」と三四郎が答えた。 「そうかな」と先生が言った。自分をよっぽど子供のように考えているのだと三四郎は思った。家へ帰った時、先生が、用がなければ話していってもかまわないと、書斎の戸をあけて、自分がさきへはいった。三四郎はとにかく、例の用事を片づける義務があるから、続いてはいった。 「佐々木は、まだ帰らないようですな」 「きょうはおそくなるとか言って断わっていた。このあいから演芸会のことでだいぶん奔走しているようだが、世話好きなんだか、駆け回ることが好きなんだか、いっこう要領を得ない男だ」 「親切なんですよ」 「目的だけは親切なところも少しあるんだが、なにしろ、頭のできがはなはだ不親切なものから、ろくなことはしでかさない。ちょっと見ると、要領を得ている。むしろ得すぎている。けれども終局へゆくと、なんのために要領を得てきたのだか、まるでめちゃくちゃになってしまう。いくら言っても直さないからほうっておく。あれは悪戯をしに世の中へ生まれて来た男だね」  三四郎はなんとか弁護の道がありそうなものだと思ったが、現に結果の悪い実例があるんだから、しようがない。話を転じた。 「あの新聞記事を御覧でしたか」 「ええ、見た」 「新聞に出るまではちっとも御存じなかったのですか」 「いいえ」 「お驚きなすったでしょう」 「驚くって――それはまったく驚かないこともない。けれども世の中の事はみんな、あんものだと思ってるから若い人ほど正直に驚きはしない」 「御迷惑でしょう」 「迷惑でないこともない。けれどもぼくくらい世の中に住み古した年配の人間なら、あの記事を見て、すぐ事実だと思い込む人ばかりもないから、やっぱり若い人ほど正直に迷惑とは感じない。与次郎社員に知った者があるからその男に頼んで真相を書いてもらうの、あの投書の出所を捜して制裁を加えるの、自分雑誌で十分反駁をいたしますのと、善後策の了見でくだらない事をいろいろ言うが、そんな手数をするならば、はじめからよけいな事を起こさないほうが、いくらいかわかりゃしない」 「まったく先生のためを思ったからです。悪気じゃないです」 「悪気でやられてたまるものか。第一ぼくのために運動をするものがさ、ぼくの意向も聞かないで、かってな方法を講じたりかってな方針を立てたひには、最初からぼくの存在を愚弄していると同じことじゃないか存在無視されているほうが、どのくらい体面を保つにつごうがいいかしれやしない」  三四郎はしかたなしに黙っていた。 「そうして、偉大なる暗闇なんて愚にもつかないものを書いて。――新聞には君が書いたとしてあるが実際は佐々木が書いたんだってね」 「そうです」 「ゆうべ佐々木自白した。君こそ迷惑だろう。あんなばかな文章佐々木よりほかに書く者はありゃしない。ぼくも読んでみた。実質もなければ、品位もない、まるで救世軍太鼓のようなものだ。読者の悪感情を引き起こすために、書いてるとしか思われやしない。徹頭徹尾故意だけで成り立っている。常識のある者が見れば、どうしてもためにするところがあって起稿したものだと判定がつく。あれじゃぼくが門下生に書かしたと言われるはずだ。あれを読んだ時には、なるほど新聞記事もっともだと思った」  広田先生はそれで話を切った。鼻から例によって煙をはく。与次郎はこの煙の出方で、先生の気分をうかがうことができると言っている。濃くまっすぐにほとばしる時は、哲学の絶好頂に達したさいで、ゆるくくずれる時は、心気平穏、ことによるとひやかされる恐れがある。煙が、鼻の下に※(「彳+低のつくり」、第3水準1-84-31)徊して、髭に未練があるように見える時は、瞑想に入る。もしくは詩的感興がある。もっとも恐るべきは穴の先の渦である。渦が出ると、たいへんにしかられる。与次郎の言うことだから三四郎はむろんあてにはしない。しかしこのさいだから気をつけて煙の形状をながめていた。すると与次郎の言ったような判然たる煙はちっとも出て来ない。その代り出るものは、たいていな資格をみんなそなえている。  三四郎がいつまでたっても、恐れ入ったように控えているので、先生はまた話しはじめた。 「済んだ事は、もうやめよう。佐々木も昨夜ことごとくあやまってしまたから、きょうあたりはまた晴々して例のごとく飛んで歩いているだろう。いくら陰で不心得を責めたって、当人が平気で切符なんぞ売って歩いていてはしかたがない。それよりもっとおもしろい話をしよう」 「ええ」 「ぼくがさっき昼寝をしている時、おもしろい夢を見た。それはね、ぼくが生涯にたった一ぺん会った女に、突然夢の中で再会したという小説じみたお話だが[#「お話だが」は底本では「お話だか」]、そのほうが、新聞記事より聞いていても愉快だよ」 「ええ。どんな女ですか」 「十二、三のきれいな女だ。顔に黒子がある」  三四郎は十二、三と聞いて少し失望した。 「いつごろお会いになったのですか」 「二十年ばかりまえ」  三四郎はまた驚いた。 「よくその女ということがわかりましたね」 「夢だよ。夢だからわかるさ。そうして夢だから不思議でいい。ぼくがなんでも大きな森の中を歩いている。あの色のさめた夏の洋服を着てね、あの古い帽子かぶって。――そうその時はなんでも、むずかしい事を考えていた。すべて宇宙法則は変らないが、法則支配されるすべて宇宙のものは必ず変る。するとその法則は、物のほかに存在していなくてはならない。――さめてみるとつまらないが夢の中だからまじめにそんな事を考えて森の下を通って行くと、突然その女に会った。行き会ったのではない。向こうはじっと立っていた。見ると、昔のとおりの顔をしている。昔のとおりの服装をしている。髪も昔の髪である黒子もむろんあった。つまり二十年まえ見た時と少しも変らない十二、三の女である。ぼくがその女に、あなたは少しも変らないというと、その女はぼくにたいへん年をお取りなすったという。次にぼくが、あなたはどうして、そう変らずにいるのかと聞くと、この顔の年、この服装の月、この髪の日がいちばん好きだから、こうしていると言う。それはいつの事かと聞くと、二十年まえ、あなたにお目にかかった時だという。それならぼくはなぜこう年を取ったんだろうと、自分不思議がると、女が、あなたは、その時よりも、もっと美しいほうへほうへとお移りなさりたがるからだと教えてくれた。その時ぼくが女に、あなたは絵だと言うと、女がぼくに、あなたは詩だと言った」 「それからどうしました」と三四郎が聞いた。 「それから君が来たのさ」と言う。 「二十年まえに会ったというのは夢じゃない、本当の事実なんですか」 「本当の事実なんだからおもしろい」 「どこでお会いになったんですか」  先生の鼻はまた煙を吹き出した。その煙をながめて、当分黙っている。やがてこう言った。 「憲法発布は明治二十二年だったね。その時森文部大臣が殺された。君は覚えていまい。いくつかな君は。そう、それじゃ、まだ赤ん坊の時分だ。ぼくは高等学校の生徒であった。大臣葬式に参列するのだと言って、おおぜい鉄砲をかついで出た。墓地へ行くのだと思ったら、そうではない。体操教師竹橋内へ引っ張って行って、道ばたへ整列さした。我々はそこへ立ったなり、大臣の柩を送ることになった。名は送るのだけれども、じつは見物したのも同然だった。その日は寒い日でね、今でも覚えている。動かずに立っていると、靴の下で足が痛む。隣の男がぼくの鼻を見ては赤い赤いと言った。やがて行列が来た。なんでも長いものだった。寒い目の前を静かな馬車や俥が何台となく通る。そのうちに今話した小さな娘がいた。今、その時の模様を思い出そうとしても、ぼうとしてとても明瞭に浮かんで来ない。ただこの女だけは覚えている。それも年をたつにしたがってだんだん薄らいで来た、今では思い出すこともめったにない。きょう夢を見るまえまでは、まるで忘れていた、けれどもその当時は頭の中へ焼きつけられたように熱い印象を持っていた。――妙なものだ」 「それからその女にはまるで会わないんですか」 「まるで会わない」 「じゃ、どこのだれだかまったくわからないんですか」 「むろんわからない」 「尋ねてみなかったですか」 「いいや」 「先生はそれで……」と言ったが急につかえた。 「それで?」 「それで結婚をなさらないんですか」  先生は笑いだした。 「それほど浪漫的な人間じゃない。ぼくは君よりもはるかに散文的にできている」 「しかし、もしその女が来たらおもらいになったでしょう」 「そうさね」と一度考えたうえで、「もらったろうね」と言った。三四郎は気の毒なような顔をしている。すると先生がまた話し出した。 「そのために独身余儀なくされたというと、ぼくがその女のために不具にされたと同じ事になる。けれども人間には生まれついて、結婚のできない不具もあるし。そのほかいろいろ結婚のしにくい事情を持っている者がある」 「そんなに結婚を妨げる事情が世の中にたくさんあるでしょうか」  先生は煙の間から、じっと三四郎を見ていた。 「ハムレット結婚したくなかったんだろう。ハムレットは一人しかいないかもしれないが、あれに似た人はたくさんいる」 「たとえばどんな人です」 「たとえば」と言って、先生は黙った。煙がしきりに出る。「たとえば、ここに一人の男がいる。父は早く死んで、母一人を頼りに育ったとする。その母がまた病気にかかって、いよいよ息を引き取るという、まぎわに、自分が死んだら誰某の世話になれという。子供が会ったこともない、知りもしない人を指名する。理由を聞くと、母がなんとも答えない。しいて聞くとじつは誰某がお前の本当のおとっさんだとかすかな声で言った。――まあ話だが、そういう母を持った子がいるとする。すると、その子結婚信仰を置かなくなるのはむろんだろう」 「そんな人はめったにないでしょう」 「めったには無いだろうが、いることはいる」 「しか先生のは、そんなのじゃないでしょう」  先生ハハハハと笑った。 「君はたしかおっかさんがいたね」 「ええ」 「おとっさんは」 「死にました」 「ぼくの母は憲法発布の翌年に死んだ」

https://anond.hatelabo.jp/20241002005940

一二

 演芸会は比較寒い時に開かれた。年はようやく押し詰まってくる。人は二十日足らずの目のさきに春を控えた。市に生きるものは、忙しからんとしている。越年の計は貧者の頭に落ちた。演芸会はこのあいだにあって、すべてののどかなるものと、余裕あるものと、春と暮の差別を知らぬものとを迎えた。

 それが、いくらでもいる。たいていは若い男女である。一日目に与次郎が、三四郎に向かって大成功と叫んだ。三四郎は二日目の切符を持っていた。与次郎広田先生を誘って行けと言う。切符が違うだろうと聞けば、むろん違うと言う。しかし一人でほうっておくと、けっして行く気づかいがないから、君が寄って引っ張り出すのだと理由説明して聞かせた。三四郎承知した。

 夕刻に行ってみると、先生は明るいランプの下に大きな本を広げていた。

「おいでになりませんか」と聞くと、先生は少し笑いながら、無言のまま首を横に振った。子供のような所作をする。しか三四郎には、それが学者らしく思われた。口をきかないところがゆかしく思われたのだろう。三四郎は中腰になって、ぼんやりしていた。先生は断わったのが気の毒になった。

「君行くなら、いっしょに出よう。ぼくも散歩ながら、そこまで行くから

 先生は黒い回套を着て出た。懐手らしいがわからない。空が低くたれている。星の見えない寒さである

「雨になるかもしれない」

「降ると困るでしょう」

「出入りにね。日本芝居小屋は下足があるから、天気のいい時ですらたいへんな不便だ。それで小屋の中は、空気が通わなくって、煙草が煙って、頭痛がして、――よく、みんな、あれで我慢ができるものだ」

「ですけれども、まさか戸外でやるわけにもいかいからでしょう」

「お神楽はいつでも外でやっている。寒い時でも外でやる」

 三四郎は、こりゃ議論にならないと思って、答を見合わせてしまった。

「ぼくは戸外がいい。暑くも寒くもない、きれいな空の下で、美しい空気を呼吸して、美しい芝居が見たい。透明な空気のような、純粋簡単な芝居ができそうなものだ」

先生の御覧になった夢でも、芝居にしたらそんなものができるでしょう」

「君ギリシアの芝居を知っているか

「よく知りません。たしか戸外でやったんですね」

「戸外。まっ昼間。さぞいい心持ちだったろうと思う。席は天然の石だ。堂々としている。与次郎のようなものは、そういう所へ連れて行って、少し見せてやるといい」

 また与次郎悪口が出た。その与次郎は今ごろ窮屈な会場のなかで、一生懸命に、奔走しか斡旋して大得意なのだからおもしろい。もし先生を連れて行かなかろうものなら、先生はたして来ない。たまにはこういう所へ来て見るのが、先生のためにはどのくらいいいかからないのだのに、いくらぼくが言っても聞かない。困ったものだなあ。と嘆息するにきまっているからなおおもしろい。

 先生それからギリシア劇場構造を詳しく話してくれた。三四郎はこの時先生から、Theatron, Orch※(サーカムフレックスアクセント付きE小文字)stra, Sk※(サーカムフレックスアクセント付きE小文字)n※(サーカムフレックスアクセント付きE小文字), Prosk※(サーカムフレックスアクセント付きE小文字)nion などという字の講釈を聞いた。なんとかいドイツ人の説によるとアテン劇場は一万七千人をいれる席があったということも聞いた。それは小さいほうであるもっとも大きいのは、五万人をいれたということも聞いた。入場券は象牙と鉛と二通りあって、いずれも賞牌みたような恰好で、表に模様が打ち出してあったり、彫刻が施してあるということも聞いた。先生はその入場券の価まで知っていた。一日だけの小芝居は十二銭で、三日続きの大芝居は三十五銭だと言った。三四郎がへえ、へえと感心しているうちに、演芸会場の前へ出た。

 さかんに電燈がついている。入場者は続々寄って来る。与次郎の言ったよりも以上の景気である

「どうです、せっかくだからはいりになりませんか」

「いやはいらない」

 先生はまた暗い方へ向いて行った。

 三四郎は、しばらく先生の後影を見送っていたが、あとから、車で乗りつける人が、下足札を受け取る手間も惜しそうに、急いではいって行くのを見て、自分も足早に入場した。前へ押されたと同じことである

 入口に四、五人用のない人が立っている。そのうちの袴を着けた男が入場券を受け取った。その男の肩の上から場内をのぞいて見ると、中は急に広くなっている。かつはなはだ明るい。三四郎は眉に手を加えないばかりにして、導かれた席に着いた。狭い所に割り込みながら、四方を見回すと、人間の持って来た色で目がちらちらする自分の目を動かすからばかりではない。無数の人間に付着した色が、広い空間で、たえずめいめいに、かつかってに、動くからである

 舞台ではもう始まっている。出てくる人物が、みんな冠をかむって、沓をはいていた。そこへ長い輿をかついで来た。それを舞台のまん中でとめた者がある。輿をおろすと、中からまた一人あらわれた。その男が刀を抜いて、輿を突き返したのと斬り合いを始めた。――三四郎にはなんのことかまるでわからない。もっと与次郎から梗概を聞いたことはある。けれどもいいかげんに聞いていた。見ればわかるだろうと考えて、うんなるほどと言っていた。ところが見れば毫もその意を得ない。三四郎記憶にはただ入鹿の大臣という名前が残っている。三四郎はどれが入鹿だろうかと考えた。それはとうてい見込みがつかない。そこで舞台全体を入鹿のつもりでながめていた。すると冠でも、沓でも、筒袖の衣服でも、使う言葉でも、なんとなく入鹿臭くなってきた。実をいうと三四郎には確然たる入鹿の観念がない。日本歴史を習ったのが、あまりに遠い過去であるから、古い入鹿の事もつい忘れてしまった。推古天皇の時のようでもある。欽明天皇の御代でもさしつかえない気がする。応神天皇聖武天皇ではけっしてないと思う。三四郎はただ入鹿じみた心持ちを持っているだけである。芝居を見るにはそれでたくさんだと考えて、唐めいた装束や背景をながめていた。しかし筋はちっともわからなかった。そのうち幕になった。

 幕になる少しまえに、隣の男が、そのまた隣の男に、登場人物の声が、六畳敷で、親子差向かい談話のようだ。まるで訓練がないと非難していた。そっち隣の男は登場人物の腰が据わらない。ことごとくひょろひょろしていると訴えていた。二人は登場人物本名をみんな暗んじている。三四郎は耳を傾けて二人の談話を聞いていた。二人ともりっぱな服装をしている。おおかた有名な人だろうと思った。けれどもも与次郎にこの談話を聞かせたらさだめし反対するだろうと思った。その時うしろの方でうまいうまいなかなかうまいと大きな声を出した者がある。隣の男は二人ともうしろを振り返った。それぎり話をやめてしまった。そこで幕がおりた。

 あすこ、ここに席を立つ者がある。花道から出口へかけて、人の影がすこぶる忙しい。三四郎は中腰になって、四方をぐるりと見回した。来ているはずの人はどこにも見えない。本当をいうと演芸中にもできるだけは気をつけていた。それで知れないから、幕になったらばと内々心あてにしていたのである三四郎は少し失望した。やむをえず目を正面に帰した。

 隣の連中はよほど世間が広い男たちとみえて、左右を顧みて、あすこにはだれがいる。ここにはだれがいるとしきりに知名の人の名を口にする。なかには離れながら、互いに挨拶をしたのも、一、二人ある。三四郎はおかげでこれら知名な人の細君を少し覚えた。そのなかには新婚したばかりの者もあった。これは隣の一人にも珍しかったとみえて、その男はわざわざ眼鏡をふき直して、なるほどなるほどと言って見ていた。

 すると、幕のおりた舞台の前を、向こうの端からこっちへ向けて、小走りに与次郎がかけて来た。三分の二ほどの所で留まった。少し及び腰になって、土間の中をのぞき込みながら、何か話している。三四郎はそれを見当にねらいをつけた。――舞台の端に立った与次郎から一直線に、二、三間隔てて美禰子の横顔が見えた。

 そのそばにいる男は背中三四郎に向けている。三四郎は心のうちに、この男が何かの拍子に、どうかしてこっちを向いてくれればいいと念じていた。うまいあいその男は立った。すわりくたびれたとみえて、枡の仕切りに腰をかけて、場内を見回しはじめた。その時三四郎は明らかに野々宮さんの広い額と大きな目を認めることができた。野々宮さんが立つとともに、美禰子のうしろにいたよし子の姿も見えた。三四郎はこの三人のほかに、まだ連がいるかいないかを確かめようとした。けれども遠くから見ると、ただ人がぎっしり詰まっているだけで、連といえば土間全体が連とみえるまでだからしかたがない。美禰子と与次郎あいだには、時々談話が交換されつつあるらしい。野々宮さんもおりおり口を出すと思われる。

 すると突然原口さんが幕の間から出て来た。与次郎と並んでしきりに土間の中をのぞきこむ。口はむろん動かしているのだろう。野々宮さんは合い図のような首を縦に振った。その時原口さんはうしろから、平手で、与次郎背中をたたいた。与次郎くるりと引っ繰り返って、幕の裾をもぐってどこかへ消えうせた。原口さんは、舞台を降りて、人と人との間を伝わって、野々宮さんのそばまで来た。野々宮さんは、腰を立てて原口さんを通した。原口さんはぽかりと人の中へ飛び込んだ。美禰子とよし子のいるあたりで見えなくなった。

 この連中の一挙一動演芸以上の興味をもって注意していた三四郎は、この時急に原口流の所作がうらやましくなった。ああいう便利な方法で人のそばへ寄ることができようとは毫も思いつかなかった。自分ひとつまねてみようかしらと思った。しかしまねるという自覚が、すでに実行の勇気をくじいたうえに、もうはいる席は、いくら詰めても、むずかしかろうという遠慮が手伝って、三四郎の尻は依然として、もとの席を去りえなかった。

 そのうち幕があいて、ハムレットが始まった。三四郎広田先生のうちで西洋のなんとかいう名優のふんしたハムレット写真を見たことがある。今三四郎の目の前にあらわれたハムレットは、これとほぼ同様の服装をしている。服装ばかりではない。顔まで似ている。両方とも八の字を寄せている。

 このハムレット動作がまったく軽快で、心持ちがいい。舞台の上を大いに動いて、また大いに動かせる。能掛りの入鹿とはたいへん趣を異にしている。ことに、ある時、ある場合に、舞台のまん中に立って、手を広げてみたり、空をにらんでみたりするときは、観客の眼中にほかのものはいっさい入り込む余地のないくらい強烈な刺激を与える。

 その代り台詞日本である西洋語を日本語に訳した日本である。口調には抑揚がある。節奏もある。あるところは能弁すぎると思われるくらい流暢に出る。文章もりっぱである。それでいて、気が乗らない。三四郎ハムレットがもう少し日本人じみたことを言ってくれればいいと思った。おっかさん、それじゃおとっさんにすまないじゃありませんかと言いそうなところで、急にアポロなどを引合いに出して、のん気にやってしまう。それでいて顔つきは親子とも泣きだしそうであるしか三四郎はこの矛盾をただ朧気に感じたのみである。けっしてつまらないと思いきるほどの勇気は出なかった。

 したがって、ハムレットに飽きた時は、美禰子の方を見ていた。美禰子が人の影に隠れて見えなくなる時は、ハムレットを見ていた。

 ハムレットオフェリヤに向かって、尼寺へ行け尼寺へ行けと言うところへきた時、三四郎はふと広田先生のことを考え出した。広田先生は言った。――ハムレットのようなもの結婚ができるか。――なるほど本で読むとそうらしい。けれども、芝居では結婚してもよさそうである。よく思案してみると、尼寺へ行けとの言い方が悪いのだろう。その証拠には尼寺へ行けと言われたオフェリヤがちっとも気の毒にならない。

 幕がまたおりた。美禰子とよし子が席を立った。三四郎もつづいて立った。廊下まで来てみると、二人は廊下の中ほどで、男と話をしている。男は廊下からはいりのできる左側の席の戸口に半分からだを出した。男の横顔を見た時、三四郎はあとへ引き返した。席へ返らずに下足を取って表へ出た。

 本来は暗い夜である人の力で明るくした所を通り越すと、雨が落ちているように思う。風が枝を鳴らす。三四郎は急いで下宿に帰った。

 夜半から降りだした。三四郎は床の中で、雨の音を聞きながら、尼寺へ行けという一句を柱にして、その周囲にぐるぐる※(「彳+低のつくり」、第3水準1-84-31)徊した。広田先生も起きているかもしれない。先生はどんな柱を抱いているだろう。与次郎は偉大なる暗闇の中に正体なく埋まっているに違いない。……

 あくる日は少し熱がする。頭が重いから寝ていた。昼飯は床の上に起き直って食った。また一寝入りすると今度は汗が出た。気がうとくなる。そこへ威勢よく与次郎はいって来た。ゆうべも見えず、けさも講義に出ないようだからどうしたかと思って尋ねたと言う。三四郎は礼を述べた。

「なに、ゆうべは行ったんだ。行ったんだ。君が舞台の上に出てきて、美禰子さんと、遠くで話をしていたのも、ちゃんと知っている」

 三四郎は少し酔ったような心持ちである。口をききだすと、つるつると出る。与次郎は手を出して、三四郎の額をおさえた。

「だいぶ熱がある。薬を飲まなくっちゃいけない。風邪を引いたんだ」

演芸場があまり暑すぎて、明るすぎて、そうして外へ出ると、急に寒すぎて、暗すぎるからだ。あれはよくない」

「いけないたって、しかたがないじゃないか

しかたがないったって、いけない」

 三四郎言葉だんだん短くなる、与次郎がいいかげんにあしらっているうちに、すうすう寝てしまった。一時間ほどしてまた目をあけた。与次郎を見て、

「君、そこにいるのか」と言う。今度は平生の三四郎のようである。気分はどうかと聞くと、頭が重いと答えただけである

風邪だろう」

風邪だろう」

 両方で同じ事を言った。しばらくしてから三四郎与次郎に聞いた。

「君、このあいだ美禰子さんの事を知ってるかとぼくに尋ねたね」

「美禰子さんの事を? どこで?」

学校で」

学校で? いつ」

 与次郎はまだ思い出せない様子である三四郎はやむをえずその前後の当時を詳しく説明した。与次郎は、

「なるほどそんな事があったかもしれない」と言っている。三四郎はずいぶん無責任だと思った。与次郎も少し気の毒になって、考え出そうとした。やがてこう言った。

「じゃ、なんじゃないか。美禰子さんが嫁に行くという話じゃないか

「きまったのか」

「きまったように聞いたが、よくわからない」

「野々宮さんの所か」

「いや、野々宮さんじゃない」

「じゃ……」と言いかけてやめた。

「君、知ってるのか」

「知らない」と言い切った。すると与次郎が少し前へ乗り出してきた。

「どうもよくわからない。不思議な事があるんだが。もう少したたないと、どうなるんだか見当がつかない」

2024-09-26

給与をPayPay支払いって、

あれって給料日会社給料を払う人が、

行列を作ってスマホをかざす準備をして待っている社員へ一人一人にピッ!ピッ!って

バーコードリーダーで読み取ってポイント給与を与えてるのって、

逆に大変で手間じゃない?

2024-09-23

anond:20240923112638

行列のできる〇〇」みたいな生タイプのチルドラーメン🍜とかすごく塩辛いけど、あんなのが美味しいのかな?っていつも疑問。リッチな人は野菜炒めトッピングするからか?

2024-09-21

chatGPTに実在有名人使ったクソ小説書かせる無限時間つぶし

小学生の頃自由帳に落書き漫画描いてた時と同じ感覚になれて楽しいけど

ガチ時間溶けるから危険やで

架空行列ができる法律相談所の放送回を書かせて、弁護士に犬が混ざってたり、弁護士が「暴力解決しましょう」って言ったりする

とか

カオスにしてください」「かならずこう言わせること」とか指定すると隙間を自動で埋めて形にしてくれる

自分で書いててしょうもなさすぎて草

2024-09-19

小牧空港にいくバスストップで並び方がよくわからないので、2グループに分かれていたのだが、バスがついたとき、どちらが正当な行列かということで口論になっていた。まさに名古屋カオス

赤になっても車が突進してくる名古屋地方ってかんじ

2024-09-18

[] 実質賃金を上げる方法

経済全体を数学構造としてモデル化する。以下の変数関数定義する。

賃金物価悪循環賃金物価スパイラル)を数学的に表現するため、名目賃金の上昇が物価上昇に与える影響をモデル化する。

ここで、φ と ψ はそれぞれ価格設定賃金設定の抽象的な関数であり、θ は労働市場交渉力や期待インフレ率などのパラメータを含む。

賃金物価時間的な変化を記述するため、動的システムを構築する。

dW_N/dt = f_W(W_N, P, M, D, S, A, K, L)

dP/dt = f_P(W_N, P, M, D, S, A, K, L)

dM/dt = f_M(W_N, P, M, D, S, A, K, L)

ここで、f_W、f_P、f_M はシステムの動態を決定する関数であり、経済全体の相互作用抽象的に表現する。

賃金物価相互作用フィードバックループとしてモデル化する。制御理論を用いて、システム状態ベクトル定義する。

ここで、F はシステム動作を決定する非線形関数であり、u(t) は政策介入や外生ショックを表す入力ベクトルである

実質賃金時間変化率を求める。

dW_R/dt = d/dt (W_N/P) = (P dW_N/dt - W_N dP/dt) / P^2

実質賃金を上昇させる条件は、dW_R/dt > 0 となる。

名目賃金物価水準の成長率をそれぞれ、

g_W = (1/W_N) dW_N/dt, π = (1/P) dP/dt

定義すると、実質賃金が上昇する条件は、g_W - π > 0 となる。しかし、名目賃金の上昇が物価上昇に影響を与える場合、π は g_W の関数となる。

賃金物価スパイラルを防ぐため、システムの安定性を解析する。線形近似を用いて、システムヤコ行列 J を計算し、その固有値の実部が負であることを確認する。

J = ∂F/∂x|_(x=x*)

ここで、x* はシステム定常状態である

貨幣供給量 M(t) と物価水準 P(t) の関係モデル化する。古典的な数量方程式を用いて、

M(t) · V(t) = P(t) · Y(t)

ここで、V(t) は貨幣流通速度、Y(t) は実質GDPである

生産性 A(t) を向上させることで、物価上昇を抑制し、実質賃金を上昇させることが可能である生産関数

Y(t) = A(t) · F(K(t), L(t))

定義する。

政策当局実施できる介入を制御入力 u(t) としてモデルに組み込む。制御理論適用し、目的関数を最大化(または最小化)するように u(t) を最適化する。

min_(u(t)) ∫_0^∞ [W_R*(t) - W_R(t)]^2 dt

ここで、W_R*(t) は目標とする実質賃金水準である

経済システム抽象代数学の枠組みで捉える。賃金価格貨幣供給を要素とする環 R を定義し、これらの間の演算を環の操作としてモデル化する。

実質賃金を上昇させるための条件を抽象的な形で示す。

∂P/∂W_N < 1

∂P/∂A < 0

∂P/∂M ≈ 0 (過度なインフレを防ぐ)

以上の要素を数学的にモデル化し、適切な条件を満たすことで、実質賃金を上昇させることが可能となる。抽象数学を用いることで、経済システムの複雑な相互作用を体系的に分析し、効果的な解決策を導き出すことができる。

量子力学観測問題抽象化

量子力学観測問題抽象化された形で定式化する。

基本的な枠組み

まず、システム全体を含む複合系を考える。観測対象系、環境系、および観測者(意識)を含むヒルベルト空間 ℋ を次のように定義する。

ℋ = ℋ_S ⊗ ℋ_E ⊗ ℋ_O

系の状態密度演算子 ρ により記述され、全体の状態空間 ℋ 上の密度行列として表される。

エントロピー定義

エントロピーフォン・ノイマンエントロピーを用いて定義する。

S(ρ) = -Tr(ρ log ρ)

観測操作エントロピーの変化

観測によるエントロピーの低下

観測操作を完全に正定な(completely positive)トレース保存(trace-preserving)マップ ℳ として定義する。観測後の状態 ρ' = ℳ(ρ) において、エントロピーが減少することを条件1として反映する。

S(ρ') < S(ρ)

デコヒーレンスによるエントロピーの増大

デコヒーレンス操作を完全に正定トレース保存マップ 𝒟 として定義する。デコヒーレンス後の状態 ρ'' = 𝒟(ρ) において、エントロピーが増大することを条件2として反映する。

S(ρ'') > S(ρ)

ブランチの定式化

ヒルベルト空間 ℋ を無限分岐するブランチに分割する。各ブランチ観測結果に対応し、以下のように直交する部分空間に分解される。

ℋ_O = ⊕_(i ∈ I) ℋ_(O,i)

ここで、I は無限集合を表す。全体の状態は各ブランチ対応する部分空間に分解され、次の形で表される。

ρ = ∑_(i ∈ I) p_i ρ_(S,i) ⊗ ρ_(E,i) ⊗ ρ_(O,i)

観測者の知識ブランチ選択

観測者の知識状態

観測者の知識 K はヒルベルト空間 ℋ_O 上の状態として表され、重ね合わせの状態にある。

|Ψ_O⟩ = ∑_(i ∈ I) c_i |i⟩

ここで、|i⟩ は各ブランチ対応する基底状態、c_i は複素係数である

意識ブランチへの移行

観測操作 ℳ により、観測者の知識特定ブランチ j へ移行することを条件3および条件4として反映する。これを数学的に表現するために、観測操作 ℳ は次のような射影を含む。

ℳ(ρ) = ∑_(j ∈ I) P_j ρ P_j

ここで、P_j はブランチ j に対応する射影演算子である。この操作により、観測者は特定ブランチ j を「選択」し、そのブランチ対応する知識状態 |j⟩ を持つことになる。

知識の決定と分岐の方向

分岐の方向の無数性

ブランチの集合 I が無限であることにより、分岐の方向が無数に存在することを条件5として反映する。

観測者の知識の重ね合わせ

観測者の知識 |Ψ_O⟩ が全てのブランチに対して重ね合わせの状態にあることを条件6として反映する。つまり観測者は観測前に全てのブランチ可能性を持っており、観測後に特定ブランチに「意識が移行」する。

エントロピー変化の統合

観測操作 ℳ とデコヒーレンス操作 𝒟 を統合し、全体のダイナミクスを次のように定式化する。

ρ → 𝒟 → ρ'' → ℳ → ρ'

ここで、

最終的な数学的定式化

以上を総合すると、観測問題数学的定式化は以下のようになる。

1. 系の状態: 密度演算子 ρ がヒルベルト空間 ℋ = ℋ_S ⊗ ℋ_E ⊗ ℋ_O 上に存在する。

2. エントロピー: フォン・ノイマンエントロピー S(ρ) = -Tr(ρ log ρ) を用いる。

3. デコヒーレンス操作: 完全に正定トレース保存マップ 𝒟 により、エントロピーが増大 S(𝒟(ρ)) > S(ρ)。

4. 観測操作: 完全に正定トレース保存マップ ℳ により、エントロピーが減少 S(ℳ(ρ)) < S(ρ)。

5. ブランチ構造: 観測者のヒルベルト空間 ℋ_O を無限個の直交部分空間に分割 ℋ_O = ⊕_(i ∈ I) ℋ_(O,i)。

6. 観測者の知識: 観測者の知識状態 |Ψ_O⟩ = ∑_(i ∈ I) c_i |i⟩ が重ね合わせにある。

7. 意識の移行: 観測操作 ℳ により、観測者の意識特定ブランチ j に移行し、そのブランチ対応する知識状態 |j⟩ を持つ。

2024-09-16

女の性欲は異常

お台場刀剣乱舞展に行ったら見渡す限り若い女性の大行列。入るなり刀の反り方とか曲線の説明があって、すでに男性器にしか見えない。

ちょうど巨根サイズくらいのミニチュア刀のアクリルモックが触れるようになってて、若い女性が嬉々として刃の部分?つまり裏筋のところをうっとりと触ってるわけ。

これがいかにもな人たちじゃなくて坂道グループちょいオタク寄りにした感じ?二人組も多いけど一人で思いつめたような表情で刀の製造工程を見てるようなアイドルフェイスもいる。おいおい、みんなどれだけチンポが好きなんだ?

メインの宗近というキャラが人気があるのはまだわかる。流行りのドS佐藤健的な顔に、猫を懐に入れているというギャップ。本気になったらそそり立つ妖刀で犯しまくるという妄想をしているに違いない。

この連休若さ絶調のモテ女たちが、生身のチンポではなくペニスメタファー二次元に耽溺しているのだから少子化一途をたどるわけだ。

匿名サイトエントロピー最小化問題

匿名サイト上のコミュニケーションシステムを、抽象的な非可換力学系として捉えます。この系を記述するため、von Neumann 代数 M 上の量子力学フレームワーク採用します。

M を II_1 型因子とし、その上のトレース状態を τ とします。系の時間発展は、M 上の自己同型写像 α_t: M → M (t ∈ R) によって与えられるとします。この α_t は強連続な一径数自己同型群を成すと仮定します。

系のエントロピーを、Connes-Størmer エントロピーとして定義します:

h(α) = sup{h_τ(α,N) | N ⊂ M は有限次元von Neumann部分代数}

ここで、h_τ(α,N) は N に関する相対エントロピーレートです。

エントロピー最小化問題を、以下の変分問題として定式化します:

inf{h(α) | α は M 上の τ-保存自己同型}

この問題に対するアプローチとして、非可換 Lp 空間理論を用います。p ∈ [1,∞] に対し、Lp(M,τ) を M の非可換 Lp 空間とし、||x||_p = (τ(|x|^p))^(1/p) をそのノルムとします。

エントロピー汎関数連続性を保証するため、超弱位相よりも強い位相を導入します。具体的には、L1(M,τ) と M の積位相を考えます。この位相に関して、エントロピー汎関数 h の下半連続性が成り立ちます

次に、Tomita-Takesaki モジュラー理論適用します。τ に付随するモジュラー自己同型群を σ_t とし、KMS 条件を満たす平衡状態考察します。これにより、系の熱力学性質エントロピー関係を明らかにします。

エントロピー最小化のための具体的な戦略として、非可換 Lp 空間上の勾配流を考えますエントロピー汎関数 h の L2-勾配を ∇h とし、以下の発展方程式を導入します:

dα_t/dt = -∇h(α_t)

この方程式の解の存在と一意性を、非線形半群理論を用いて証明します。さらに、解の長時間挙動分析し、エントロピー最小の状態への収束を示します。

系の構造をより詳細に理解するため、M の部分因子 N ⊂ M を考え、Jones の基本構成 M_1 = ⟨M,e_N⟩ を行います。ここで e_N は N 上への条件付き期待値拡張です。この構成を繰り返すことで、Jones タワー

N ⊂ M ⊂ M_1 ⊂ M_2 ⊂ ...

を得ます。各段階でのエントロピーの変化を追跡することで、系の階層構造エントロピー最小化の関係を明らかにします。

最後に、自由確率論観点から系を分析します。M 内の自由独立部分代数の族 {A_i} を考え、それらの自由積 *_i A_i を構成します。自由エントロピー

χ(X_1,...,X_n) = lim_m→∞ (1/m) S(tr_m ⊗ τ)(p_m(X_1),...,p_m(X_n))

定義し、ここで X_1,...,X_n ∈ M、p_m は m 次の行列代数への埋め込み、S は古典的エントロピーです。

この自由エントロピーを用いて、系の非可換性とエントロピー最小化の関係を探ります特に自由次元 δ(M) = n - χ(X_1,...,X_n) を計算し、これが系のエントロピー最小化能力指標となることを示します。

以上のフレームワークにより、匿名サイト上のエントロピー最小化問題を、非可換確率論作用素代数言語記述し、解析することが可能となります

2024-09-15

最近、色んなところでオレンジ生搾りするジュース自動販売機を見るようになった

発祥シンガポール企業がつくったものらしい。

まるまる一個のオレンジ生搾りしてジュースを作ってくれる機械だ。

ショッピングセンターなどでは無視されていることも多いが、

あるグループが手を出すと興味を惹かれた他の人達行列を作りだすパターンもたまに見る。

私は購入したことはないが夜にスーパーに買物に行ったときに、

メンテナンスオレンジの補充のために機械を大きく開放してる場面に出くわす時がある。

そんなときその場の空気はすべてオレンジになっていてとても楽しい気持ちにさせられる。

2024-09-14

anond:20240914213146

行列できないと3DCGゲームも作れないし、Googleページランク理解できないし、何もできんよね…😟

anond:20240913131027

どうでもいいけど、高校数学からは平面幾何を無くした方がいいと思う。

分野があまりにも古すぎて、大学以降の数学に繋がらない。

代わりに、行列と一次変換を戻すべきだ。

2024-09-09

M理論公理

基本概念
公理

1. (多様体構造) M は滑らかな11次元位相多様体である

2. (ゲージ構造) E は M 上のベクトルバンドルで、構造群 G を持つ。

3. (超対称性) M 上に32個の超対称性生成子 Q_α (α = 1, ..., 32) が存在し、以下の反交換関係を満たす:

{Q_α, Q_β} = 2(CΓ^μ)_αβ P_μ + Z_αβ

ここで C は電荷共役行列、Γ^μ はガンマ行列、P_μ は運動量演算子、Z_αβ は中心電荷

4. (作用原理) M理論作用 S は以下の形式を持つ:

S = ∫_M (R * 1 + 1/2 * F ∧ *F + ψ̄Γ^μ∇_μψ + ...)

ここで R はスカラー曲率、* はHodgeのスター演算子

5. (双対性) 異なるコンパクト化 M → M' に対して、物理的に等価理論が得られる。

定理

定理1 (BPS状態存在)

エネルギーが中心電荷で下から押さえられるBPS状態存在する。

 

証明:

1. 超対称性代数からエネルギー演算子 H は以下の不等式を満たす:

H ≥ √(Z_αβ Z^αβ)

2. この不等式の等号が成り立つ状態BPS 状態と呼ぶ。

3. 超対称性表現論により、このような状態は必ず存在する。

4. よって、BPS状態存在が示された。 □

 

定理2 (M2ブレーンの張力)

M2ブレーンの張力 T_M2 は、11次元プランク長 l_p を用いて以下のように与えられる:

T_M2 = 1 / (4π²l_p³)

 

証明:

1. 作用原理からM2ブレーンの世界体積作用を導出する。

2. この作用11次元重力理論作用比較する。

3. 次元解析により、張力 T_M2次元が [長さ]^(-3) であることがわかる。

4. 唯一の長さスケールである l_p を用いて表現すると、係数を含めて上記の結果が得られる。

5. この結果は、デュアリティ変換の下で不変である。 □

2024-09-04

[] 公共政策の基礎

Vを社会福祉とすると、V(W_1,...,W_H)と表せる。

1,...,Hは社会メンバーに割り当てられた番号であり、Wは満足度である

政府は、公共財GやインフラIの供給量を決定する。

また、それぞれのメンバーhに財貨やサービスの転換T_hを課す(e.g. 所得税)。

また、T=(T_1,...,T_H)とおく。

Tが与えられた時、実現可能ベクトルの組(G,I)の集合をK_Tと表す。

メンバー幸福度をW_h(X_h,G,I,T_h)と記す。

hの実現可能集合F_hはG,I, T_hによって定まるので、F_h(G,I,T_h,X_{-h})と記す。ただしX_hは消費ベクトルである

W_hは消費ベクトルX_hからW_h(X_h)によって決まる。

最適な公共政策を決定するために、2段階ゲームを考える。

まず政府はTを選択し、さらにK_TからG,Iを選ぶ。

メンバー政府による決定に対応して、次の行動を取る。

社会均衡X^*に到達していることとその均衡が一つしかないことを仮定する。均衡X^*はG,I,Tの関数である

政府はその均衡を予測し、V(W(X_1^*),...,W(X_H^*))の結果を最大化するようにG,I,Tを選択する。

1. 位相空間関数空間

2. 実現可能性集合

  • Kᴛ = {(G, I) ∈ ℝᵐ × ℝⁿ : A(G, I) ≤ B(T)}

ここで、A: ℝᵐ × ℝⁿ → ℝᵖ は線形写像、B: ℝᵏᴴ → ℝᵖ は凸関数

  • Fₕ(G, I, Tₕ, X₍₋ₕ₎) = {Xₕ ∈ ℝˡ : Cₕ(Xₕ, G, I, Tₕ) ≤ Dₕ(X₍₋ₕ₎)}

ここで、Cₕ: ℝˡ × ℝᵐ × ℝⁿ × ℝᵏ → ℝᵠ は凸関数、Dₕ: ℝˡ⁽ᴴ⁻¹⁾ → ℝᵠ は線形写像

3. 均衡の存在と一意性

均衡 X*: ℝᵐ × ℝⁿ × ℝᵏᴴ → ℝˡᴴ の存在証明するために:

1. Fₕ が上半連続対応であることを示す

2. Wₕ が Xₕ に関して強凹であることを仮定

3. Kakutaniの不動点定理適用

一意性の証明

1. Wₕ の Xₕ に関する Hessian 行列が負定値であることを示す

2. 陰関数定理を用いて、均衡が一意に定まることを証明

4. 政府最適化問題

max[G∈ℝᵐ, I∈ℝⁿ, T∈ℝᵏᴴ] V(W₁(X₁*(G, I, T), G, I, T₁), ..., Wᴴ(Xᴴ*(G, I, T), G, I, Tᴴ))

制約条件:A(G, I) ≤ B(T)

5. KKT条件の導出

Lagrange関数を以下のように定義

L(G, I, T, λ) = V(...) - λᵀ(A(G, I) - B(T))

KKT条件:

1. ∇ᴳL = ∇ᴵL = ∇ᵀL = 0

2. λ ≥ 0

3. λᵀ(A(G, I) - B(T)) = 0

4. A(G, I) ≤ B(T)

6. 感度分析

均衡 X* のパラメータ (G, I, T) に関する感度を分析するために:

1. 陰関数定理適用:∂X*/∂(G, I, T) = -[∇ₓF]⁻¹ ∇₍ᴳ,ᴵ,ᵀ₎F

ここで、F は均衡条件を表す関数

2. 得られた感度を用いて、社会福祉関数 V の変化を評価

7. 動的拡張

時間連続変数 t ∈ [0, ∞) として導入し、動的システムを以下のように定義

dX/dt = f(X, G, I, T)

ここで、f: ℝˡᴴ × ℝᵐ × ℝⁿ × ℝᵏᴴ → ℝˡᴴ は Lipschitz 連続

定常状態の安定性分析

1. Jacobian 行列 J = ∂f/∂X を計算

2. J の固有値分析し、局所安定性を判定

8. 確率的要素の導入

確率空間 (Ω, ℱ, P) を導入し、確率変数 ξ: Ω → ℝʳ を用いて不確実性をモデル化:

max[G,I,T] 𝔼ξ[V(W₁(X₁*(G, I, T, ξ), G, I, T₁, ξ), ..., Wᴴ(Xᴴ*(G, I, T, ξ), G, I, Tᴴ, ξ))]

制約条件:P(A(G, I) ≤ B(T, ξ)) ≥ 1 - α

ここで、α ∈ (0, 1) は信頼水準

この確率問題に対して:

1. サンプル平均近似法を適用

2. 確率的勾配降下法を用いて数値的に解を求める

女のすごいと思うところ

トイレめっちゃ行列なのに平気で並べるところ(最寄り駅ですませてくりゃいいのにライブハウストイレに並んだりする)

  

外国人映画俳優名前をよく覚えてるところ

  

口論するといつも負けて何も言えなくなって惨めに泣いてるのに挑発にすぐ乗るところ

  

  

  

悪魔みたいなときも多いけど宝物みたいなキラキラの心を持ってて、機嫌がいいときは明るくてかわいくて、周りを和ませてくれるところ

2024-08-30

Eckart–Young–Mirskyの定理

定理:

任意の m,n 行列Aの特異値分解を以下のように表す。

A = U Σ V† = Σ σᵢ uᵢ vᵢ†

(ただし、σ₁ ≥ σ₂ ≥ ... ≥ σᵣ が成立)

Frobeniusノルムは以下のように定義される。

||A||_F = √( Σ |aᵢⱼ|² ) = √( tr(A†A) ) = √( Σ σᵢ² )

(ただし、tr は行列トレースを表す)

さらに、ランク k の行列 A_k を次のように定義する。

Aₖ = Σᵢ₌₁ₖ σᵢ uᵢ vᵢ†

このとき任意ランク k の行列 B_k に対して、次の不等式が成り立つ。

||A - Bₖ||_F ≥ ||A - Aₖ||_F

||A - Bₖ||_2 ≥ ||A - Aₖ||_2

証明:

Weylの不等式より、任意の i と j に対して以下が成立する。

σᵢ₊ⱼ₋₁(X + Y) ≤ σᵢ(X) + σⱼ(Y)

ここで、B のランクを k とする。さらに、σᵢ > ₖ (B) = 0 に注意する。

j = k+1, X = A - B, Y = B として、不等式は次のようになる。

σᵢ₊ₖ(A) ≤ σᵢ(A - B) + σₖ₊₁(B) = σᵢ(A - B)

これにより、

||A - B||_2 = σ₁(A - B) ≥ σₖ₊₁(A) = σ₁(A - Aₖ)

||A - B||_F² = Σ σᵢ²(A - B) ≥ Σ σᵢ₊ₖ²(A) = ||A - Aₖ||_F

系:

規格化された状態 |ψ> に対して、Schmidt分解を |ψ> = Σ₁ λᵢ |Lᵢ> |Rᵢ> とする。

ランク k の規格化された状態 |φₖ> に対して、次が成立する。

|<ψ|φₖ>| ≤ Σ₁ₖ λᵢ²

証明:

k ランク近似を |ψₖ> = Σ₁ₖ λᵢ |Lᵢ> |Rᵢ> とする。このとき、次の不等式が成り立つ。

|| |ψ> - |φₖ> ||_2 ≥ || |ψ> - |ψₖ> ||_2

これにより、

2 - 2 Re <ψ|φₖ> ≥ 1 + <ψₖ|ψₖ> - 2 Re <ψ|ψₖ>

したがって、

Re <ψ|φₖ> ≤ Re <ψ|ψₖ> + 1 - <ψₖ|ψₖ> / 2 ≤ Σ₁ₖ λᵢ²

|φₖ> の位相任意であるため、主張が得られる。

レベル分け説明: SVDとはなにか

SVD (特異値分解) について、異なる難易度説明します。

レベル1: 幼児向け

SVDは、大きな絵を小さなパーツに分ける魔法のようなものです。この魔法を使うと、複雑な絵をシンプルな形に分けることができます。例えば、虹色の絵を赤、青、黄色の3つの基本的な色に分けるようなものです。

レベル2: 大学生向け

SVD (Singular Value Decomposition) は、行列を3つの特別行列の積に分解する線形代数手法です。

A = UΣV^T

ここで:

SVDは次元削減、ノイズ除去、データ圧縮などの応用があります。主成分分析 (PCA) とも密接な関係があり、多変量解析や機械学習で広く使用されています

レベル3: 専門家向け

SVDは任意複素数体上の m×n 行列 A に対して以下の分解を提供します:

A = UΣV*

ここで:

主要な理論性質:

1. A の階数 r は、非ゼロ特異値の数に等しい

2. A の核空間は V の r+1 列目から n 列目によってスパンされる

3. A の値域は U の最初の r 列によってスパンされる

4. σ_i^2 は A*A (または AA*) の固有値

5. ||A||_2 = σ_1, ||A||_F = √(Σσ_i^2)

数値計算観点:

応用:

1. 低ランク行列近似 (Eckart–Young–Mirsky の定理)

2. 総最小二乗問題の解法

3. 擬似逆行列 (Moore-Penrose) の計算

4. 条件数評価: κ(A) = σ_1 / σ_r

高度な話題:

レベル4: 廃人向け

1. 関数解析一般化:

  • コンパクト作用素 T: X → Y (X, Y はHilbert空間) に対するSVD
  • Schmidt分解との関連: T = Σσ_n(·,v_n)u_n
  • 特異値の漸近挙動: Weyl's inequality と Lidskii's theorem

2. 無限次元への拡張:

3. 微分幾何学解釈:

4. 代数幾何学視点:

5. 高次元データ解析:

6. 量子アルゴリズム:

7. 非線形SVD:

8. 確率論的アプローチ:

9. 計算複雑性理論:

10. 偏微分方程式との関連:

- SVDを用いた固有値問題の解法 (Sturm-Liouville問題等)

- 非線形PDEの低次元モデル化 (Proper Orthogonal Decomposition)

教養があると何がいいのか」への答え anond:20240829195553

箇条書きされている疑問への回答を書いてみました。

教養があるとハイコンテクスト文書が楽しめる

生活に大きく関わります生活で困った時や不利な状況になった時には、政府行政の様々な補助やセーフティネットが利用できますが、その理念制度設計、成り立ちを教養として知っておくと何かと便利です。。あらかじめ概念理解していると、最新の細かいルール必要な時に簡単に調べられます

例えば起業転職・転居・出産などの人生で大きな決定で貧困や困難を避けることができ、人生に関わる大きなチャレンジもしやすいです。

また、日常生活旅行時間が余った時に無料低価格公的文化施設を楽しめます行政国民のために用意してくれているサービスを最大限利用するには教養があった方が有利です。(行政は低リテラシーの方向けに理解支援する取り組みも最大限行ってくれてはいますが、各人の素養の差は完全には解消できていません。)

  

詐欺あいにくい

マーケティング教養として知っておくとドアノック商品などはすぐにわかるようになるし、基本的心理手法を知ってるとハロー効果を利用してるなあとかもすぐにわかるようになって、相手一方的に有利な交渉をされるのを簡単に避けられるようになります

また基本的計算が素早くできるようになっておくと、3割ポイント付与と3割値引きがどちらがお得とか簡単な損得もすぐにわかます

基本的判断は基礎教養で乗り越えて、教養のみでは容易に判断できない難しい内容に自頭を使うのが良いと思います

  

科学リテラシー

mRNA理屈高校生物あたりで学んでいるかと思います。薬となるタンパクは複雑なものほど長期間安定して保存する事が難しかったり、作成が難しいです。mRNAの形で薬として作成し投与して、体の中でそれが翻訳され薬(タンパク質)を作る方が合理的な事もあるというのが基本中の基本。ウイルスの新たな変異に対する対応も、mRNAを利用した方が短期間で新薬作成可能

基本的生物理論からまりにも外れたトンデモワクチン理論を言ってる医師科学者はもう一度勉強しなおしてほしいなあと思ってしまます私自身の専門外の話ですので難しい知識は忘れていますが、昔勉強しておいて基本的ルール理解していたおかげで新技術も把握しやすくて過去教育感謝しています

 

受験就職に有利

教養ペーパーテストの点数ではないのはその通りです。

簿記会計教養があって有価証券報告書などのIR資料が読めると、明らかな地雷企業は避けられるようになります。また非上場企業への就職でも業界地図的な本を読めて判断する教養があると、業界全体の給与水準労働水準がわかります

業務遂行能力が同じでも、より給料が高く、よりホワイト企業就職転職できる可能性がぐっと上がります

また就職面談PRする程度の実績であれば、教養があればより少ない苦労で実績の作成可能になります

  

教養なんて幅広いものですので、どれもこれも他にもっといい回答(教養活用方法)があると思います

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以下お返事

 

図書館開店時刻に並んでる人って見たことある

図書館競争が激しい事の1つは、新着図書をいち早く借りる事です。開館時刻に並んでも早く借りられない事が多いので並ぶ人をあまり見ないだけです。

図書館によって攻略方法は異なりますが、ネット予約や予約カードを駆使した方法一般的で、見えない所でかなり熱い争奪戦が行われています

一方で自習できるスペースが人気の図書館では日によっては開館時刻に行列ができていますよ。

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