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はてなキーワード: 社会主義とは

2013-05-21

http://anond.hatelabo.jp/20130521075912

人口比に偏りがあったら一夫一婦で皆婚は寡占だっつってるじゃん。つーか明らかに皆婚できねえし。脳みそ入ってる?

べき論というよりも、資本主義の第一義的な問題点は、資本集中にあるんだから、これを改善するシステムとなれば必然的にそれを改善するものであるはずだろう。

あのね、問題は資本主義の欠陥それ自体についてじゃなくて、資本主義に欠陥を見出したお前の主張についてなの。

資本主義に欠陥がありますよね、っていうところでそもそも合意が取れてないの。

何故なら元はといえば資本主義の欠陥の話じゃなくて多夫多妻婚におけるリソース配分の話だったからだ。

「再配分重視の制度に持ってくべきですよね」と言い出したのはお前。「共産主義かよ」というツッコミを敢えて退けなかったのもお前。せめて社会主義だと言っておくべきだったがもう遅い。

だったら再配分重視の制度の欠陥をふさがなきゃならないのもお前だし、再配分することで多夫多妻制にどのようなメリットをもたらすことができるかとか、そのメリットによってどのように多夫多妻制が一夫一婦制に勝ることができるかを示さなきゃならないのもお前だ。早い話、例に出た「メスAの取り分が一夫一婦より断然低い」ってのを覆さなきゃならないの、お前は。

何故なら言い出したのは俺じゃなくてお前だからだ。お前の発言の責任を取るべきなのはお前だ。

2013-04-23

113 名前番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2013/04/23(火) 18:25:19.89

貧乏になると社会主義に走る

孤独になると全体主義に走る

2013-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20130416173454

馬鹿っぽくマジレスすると、その通りだよ。

機械が金稼いでくれるなら人なんかイラね。

不動産が金稼いでくれるなら、人なんかイラね。

人以外が作り出す価値はたくさんあるんだ。

からそういうモノを持っている企業は人なんて最低限しかいらない。

し、内心、社員に対しての重要度が低い。だって利益の源泉の方が重要だもん。

 

それから、そもそも正社員とか派遣とかそういう切り分け自体が無意味

会社利益を作らない人はいらない。常にいらない。それだけ。

から解雇規制を緩和しようとか言ってるのはそれ。

 

大体、普通経営者感覚だと、粗利3分の1は本人に渡してもいい。

1500万円粗利を創り出す力がある人には、500万円くらい渡してもいい。

から利益をバシバシ作る人は、当然居て欲しいし、採用したいわけだ。

ただ、それが出来ないヤツは、それこそ即刻いらない。

 

企業資本主義ルールで勝負してるのに、労働者はココが社会主義だと思ってる。

(正確にいうと資本主義社会主義も理解せず、エゴを主張してるだけなんだけど。)

社会主義的発想は国のシステムでも、それから教育機関でも後押しされてるから

極めて歪んでるんだ。

 

そもそも資本主義って厳しいんだよ。超マッチョシステム

でも、今の処これ以上ベターシステムは無いんだ。企業も生き残るの必死。わかって。

勝ち組負け組が常にいて、国の再分配システム負け組サポートするってのが、

有るべき姿なんだけど、国家システムがまだそこに追いついてなくて、資本主義

社会主義が混在してるんだよ日本は。だから、その歪を、企業労働者も担ってるんだ。

 

でもね、皆で不幸になる必要はないよ。

日本社会主義教育が重度だから社員になるのが普通だと思いこまされるけど、

それこそ、その辺の発展途上国にいけば、仕事がないか自分レストラン始めました。

みたいなノリで自分ビジネスをし始める奴らが一杯いるんだ。

 

からあなたビジネスをすればいい。

ビジネスってのはね、人の役にたって、その対価を受け取る事だ。

肩もみでもいいし、パンを焼いてもいいだろう。人の役に立って金を受け取るんだ。

でね、そのうち上手くいき出したら人を雇ってみればいい。

そしたら、出来ない奴がどれほど要らないかわかるから^^

 

そうやって世界はまわってるんだ。

2013-04-10

http://anond.hatelabo.jp/20130410145304

まぁ、日本は昔から社会主義国だと言われていて。

 

強い奴は沢山働いて当然 弱い奴は守られて当然。

あいつは優秀なんだから、おれたち、できない奴の分まで働かないのはおかしい。

それが、必ずしも悪いとは言わないけど。

 

なんだろう。基本、単純労働者だったからな。差がつかない仕事しかしてないから、それなら、育児してる奴にたくさんやろうって事になったんだろう。

社会主義がいいかわるいかはしらん。ただ、競争に負けやすいことは、いくつかの国の崩壊証明したし、日本ダメになってきた。

でも、だからこそ、日本保険制度なんかは、世界のかなでもいいと思うけどな。 (で、いいから食い物にされているわけだが)

 

でもまぁ、そういう俺自身弱者なんだろうな。

2013-03-22

アナトリー・ルイバコフ 「アルバート街の子供たち」 登場人物

サーシャ パンクラート
主人公大学新聞反党活動処分(退学)。
ソフィア アレクサンドロヴナ
サーシャの母、離婚
パーヴェル ニコラエヴィッチ
サーシャの父、離婚
マルク アレクサンドロヴィッチ リャザーノフ
サーシャの叔父さん、母の弟、35歳、工業部門指導者、15大会中央委員候補、オルジョニキッゼの部下。
カーチャ
サーシャの恋人(当初)。
ルーシ
カーチャの友人。離婚歴。子あり。
ワシーリー ペトローヴィッチ
ルーシャの男。
ユーリー シャローク
サーシャの同級生、レーナと恋仲、同じアパート、仕立屋(今は縫製工場)の息子、法学部卒、検察庁就職、OGPU勤務。
ヴラジミール シャローク
ユーリー シャロークの兄、強盗で8年収容所経歴、レストランコック。
ハイル ユーリエヴィチ
サーシャ宅の隣人、独身インテリ書籍と版画を収集
マクシム コスチン
軍学校生、サーシャの同級生、同じアパート
ニーナ イヴァノーヴァ
学校教師、サーシャの同級生、同じアパート
ワーリャ イヴァノーヴァ
ニーナの妹。
レーナ ブジャーギナ
技術図書館翻訳業、ユーリーと恋仲、サーシャの同級生、同じアパート、プジャーギンの娘。
ワディム マラセーヴィチ
美学専攻、医者の息子、サーシャの同級生、同じアパート
ヴィーカ マラセーヴィチ
ワディムの妹、ユーリーシャロークへの内通者、建築家イーゴリ ウラジーミロヴィッチを通じてとある著名建築家と密会。
ゾーヤ
ワーリャの友達設計事務所勤務。
セラフィム
マクシムの軍学校の友人。
ゲーラ トレチヤク
レーナの友達大使娘。
ヴィターリー
ヴィーカの友人、40歳代。
エリク
ヴィターリーの仲間、ヴィーカの友人。スウェーデン人電話会社社長の息子、技師
リョーバ シニャフスキー
ワーリャがメトロポーリで出会った、設計工房製図工。
リーナ
リョーバと一緒にいた製図工、ふとっちょ女の子
イーゴリ ヴラジーミロヴィチ
ワーリャがナショナルホテル出会った、ヴィーカの友人、有名な建築家、35歳ほど、後日彼の設計事務所にワーリャが就職
コースチャ
玉突き師、ワーリャと同棲ソフィア アレクサンドロヴナ宅を間借り)。
イワン グリゴーリエヴィチ ブジャーギン
中央委員、15大会で解任、元大使重工業人民委員代理
アナトリー ショームシキン
オルジェニキッゼ秘書
ロミナッゼ
元中委員、旧反対派、旧コミンテルン指導者左遷されウラルの市・工場党委書記
ベリョージン
OGPU、中央委員、ディヤーコフの上司
ソリツ
中央統制委員会、サーシャらへの処分撤回
ディヤーコフ
審判事、ユーリー シャロークの先輩。
イワン ザポロージェ
レニングラードOGPU次長キーロフ派遣要請したアルフョーロフの代わりにレニングラードに赴任、レニングラードへ連れて行く部下を選定。
フィリップ メドヴェーディ
内務人民委員レニングラード本部長・州党委員
ボローソフ
キーロフの警護隊長
バウリン
大学ビューロー書記
クリヴォルーチコ
学長、旧労働者反対派、大学建設遅れの件で除名、逮捕
ヤンソン
学部長、ラトビア人、クリヴォルーチコ除名時棄権
グリンスカヤ
学長ポーランド社会党左派コミンテルン活動家グリンスキー(ロミナッゼと共謀して新コミンテルン設立したとの疑惑)の妻。
ロズガチョフ
大学院生
アジジャン
社会主義会計学講師
ルーチキン
大学新聞反党活動処分(譴責)。
ローザ ボルジャン
大学新聞反党活動処分(譴責)。
ナージャ ボズドニャコーヴァ
大学新聞反党活動処分(譴責)。
コヴァリョフ
大学新聞反党活動処分(戒告)。
ストルペル
大学を所管する地区委員会第一書記
ザイツェヴァ
大学を所管する地区委員会でのサーシャの事件担当
マーロフ
サーシャが大学入学前に積荷人夫として働いていた機械工場監督。今は工場書記
ボリス サヴェーリエヴィチ ソロヴェイチク
流刑囚仲間、自称党員・元ゴスプラン、ロジコーヴォ在住、逃亡を図る。
イーゴリ ヴラジーミロヴィチ
流刑囚、建築家、白系亡命ロシア人の息子、パリコムモール加盟とのこと。
ヴォロージャ クヴァチャーゼ
流刑囚、グルジア人、美男子トロツキスト
イワーシキン
流刑囚、ミンスク出身初老印刷工。
カルツェフ
流刑囚、モスクワコムモール元専従。
ニル ラヴレンチェヴィチ
郵便屋、コルホーズ員。
マリヤ フョードロウナ
ゴリチャーヴィノ村の流刑囚、旧社会革命党員
アナトーリー ゲオルギエヴィチ
ゴリチャーヴィノ村の流刑囚、旧アナキスト
フリーダ
ゴリチャーヴィノ村の娘さん。
エフロシーニャ アンドリアーノウナ
ゴリチャーヴィノ村の住民、ニルの宿泊先。
ワシーリー
モズゴーヴァ村の最初下宿先の次男。
チモフェイ
モズゴーヴァ村の最初下宿先の長男
アルフョーロフ
内務人民委員部ケジマ地区全権代表キーロフレニングラード派遣要請したがなぜか東シベリア派遣された。
フェージャ
協同組合店舗職員40歳台。
ラリースカ
フェージャの出戻り娘。
ルーシ
フェージャの妹。
ヌウルジーダ ガジーゾウナ
ジーダと呼ばれている、モズゴーヴァ村学校教師タタール人トムスクに5歳の娘あり。
フセーヴォロド セルゲーヴィッチ ジリンスキー
モズゴーヴァ村在住、流刑者、モスクワ出身ベルジャーエフ弟子哲学者、35歳。
イワン パルフョーノヴィッチ
モズゴーヴァ村コルホーズ議長
ハイルハイロヴィチ マスロフ
モズゴーヴァ村在住、流刑者、元将校
オリガ ステパーノヴナ
ハイルハイロヴィチの妻、カりーニンから会いにきた。
ピョートル クジミチ
モズゴーヴァ村在住、流刑者、元商人、ボロネジ州出身
ユーロ
ロジコーヴォから移送された流刑囚。
リディヤ グリゴーリエヴナ ズヴャグーロ
ロジコーヴォから移送された流刑囚、1905年から党員
タラーシク
リディヤの養子、6歳、元富農の子

実名政治指導者は除いている

2013-03-20

僕とストリッパー女の子の話。

飛行機トランジットを待っていて暇なので、ちょっと昔のことでも書いてみようと思う。数年前、この空港にはじめて来たとき、僕は今とはまったく違う人間だった。あの頃の僕は、希望理想好奇心に満ちあふれていた。でも今は? 僕の心は冷たく凍っている。そしてこれには訳があるのだ。

僕は父親を早くに亡くし母子家庭で育ったが、まじめに勉強したので成績はいつも一番だった。そのまま東大法学部に入ったあとも、僕は常に一番だった。東大主席卒業したとき、母はどれほど喜んだことだろう。その後、僕は外務省に入省し、上層部の大きな期待をうけて、ドイツ大使館派遣されることになった。当時のベルリンはいまだ東西ドイツ分断の爪あとも生々しく、その一方で、新たな統一国家を創りあげるのだという若々しいエネルギーにもまた満ち満ちていた。その高揚感に僕は目を見張り、自分が今歴史のまっただ中にいるのだということに感激を覚えた。僕はドイツ語フランス語がとてもよくできたので、大使館でも重宝された。そして、これはすでに上層部の許可を得ていたのだが、大学に籍を置き、仕事の合間にはさらなる勉学に精を出した。

あっという間に三年がすぎた。僕は相変わらず真面目に働き学んでいたが、心の何処かに落ち着かないものがあった。激動の時代を経たベルリン大学にはさまざまな思想が渦巻いていた。その気風にあたって、僕の心になにがしかの変化が生まれたようだった。それまでの僕は、ただ真面目に生きてきただけだった。母親は僕を歩く辞書にしたかったのだろうし、今、官僚となった僕は歩く法律であることを求められている、そんな気がした。僕が、自分の頭で物を考えること、そんなことは求められていなかった。そのことに気付き、僕は少しずつ別のことを学び始めた。歴史文学を学ぶことで、自分なりの思想を作り上げようとしはじめた。

上層部人間がそれをおもしろいと思うはずもなかった。彼らは僕が機械歯車であることを望んでいたのだから。そもそも僕は同僚たちの間でも受けがよくなかった。彼らが飲み歩いて遊んでいるとき、僕はそれに加わらず、ひたすら勉強していたのだから上層部の不興と、同僚たちの嫉みによって、大使館のなかでの自分立場は危うくなってきていた。

僕が遊び歩かなかったのは、実のところ、僕が臆病だったからというだけだ。僕は子供の頃からずっと優等生だった。僕はまるで処女みたいなものだった。僕はただ極端な臆病者だったのだ。少しでも道を踏み外すのが怖かった。だから敷かれたレールの上を必死で走ってきたのだ。ばかにされてもしかたがないと思う。だが、うらやまれるのは納得がいかない。僕は遊ぶことができなかった。旧東ベルリンのすさんだ地域で、けばけばしい化粧をした娼婦たちに声をかけられても、それを買う勇気すらなかった。

ある日のこと、家に帰る途中ベルリンの壁に程近い、そんな貧しい地域を通りかかった。教会廃墟の前で、一人の少女が泣いていた。十五、六歳に見える。ジーパンはは着古されているけれど清潔で、パーカーのフードからこぼれる髪は、明るい金髪だった。僕の足あとに気づいて振り返ったその顔を、どう表現したらいいのだろう。真っ青な目は清らかで憂いをたたえていて、その長いまつげからは今まさに涙のしずくが滴り落ちようとしていた。

僕は思わず声をかけていた。

「どうしたのですか。なにかお助けしましょうか」

彼女は驚いて僕を見つめたが、僕が真摯なのがわかったのだろう、こう答えた。

「助けてください。パパが死んだのに、お葬式をあげるお金がないの。私が言うことを聞かないから、ママは私を殴るの」

僕は彼女うなじを見つめていた。

「こんなところで泣くのはおやめなさい、人目もあることだし」

「ごめんなさい、あなたはいい人ね。頼りにしていたオーナーに、借金を断られたんです。私は彼のところでもう二年も働いているのに。身体で払えと言って来ました。ねえ、お金を貸していただけませんか。かならずお給料からお返ししまから……」

彼女は涙ぐみながら上目遣いに僕を見た。なんともいえず色っぽかった。

僕は財布にたいした現金を持っていなかったので、時計を外して彼女に渡した。

「これをお金に替えなさい」

彼女は感動してポロポロと涙をこぼしながら、僕の頬にキスをした。

その後、彼女は僕が渡した名刺を頼りに僕のアパートを訪ねてきた。僕たちは頻繁に会うようになった。やがて、このことは同僚たちにも知れ渡るようになった。僕が場末ストリッパーと交際していること、もともと僕を快く思っていなかった連中は、それをあることないことで脚色して大使の耳に入れた。僕が学問をつけ生意気なことをいうようになったことが気に入らなかった上層部はこれをいい機会と僕を免職した。

本当は、このころ僕たちはまだ身体の関係をもっていなかった。彼女とその家族社会主義下の東ベルリンで貧しくも慎ましく生きていたが、壁崩壊後の資本主義の流入で食べるにも困る状況に陥った。そんな時新しくできたストリップクラブストリッパーとして働かないかと声をかけられたのである。昼は稽古、夜の舞台とこき使われて、そんななかでも努力が実り二番人気まで上り詰めたが、それでも少ない給料家族を養うのにはとてつもない苦労があったようだ。

僕が首になったことを伝えた日、僕たちははじめて結ばれた。はじめて見たその日から僕は彼女のことを愛していたのだけれど、その気持ちを抑えこもうとしていた。僕の免職をきいて悲しみに震える彼女の姿をみて、僕ははっきりと自覚したのである彼女を愛している、と。

僕は困窮した。給料はとめられ、滞在許可の期限も切れようとしていた。そんなとき僕を救ったのは、Aという友人だった。

Aは大学時代の同期で大蔵省に勤務していたが、僕が困り果てているのを人伝てに聞いたらしい。知り合いの新聞社編集長に頼んで、僕をその新聞社特派員という形にしてくれた。なんとか滞在許可を延長できたものの、給料は雀の涙であった。今度は彼女が僕を助けてくれた。僕はアパートを引き払い彼女の家に転がり込んだ。僕は彼女と、彼女母親の住む部屋で、互いの少ない給料を持ちあってそれでも楽しい日々を過ごした。僕はもう学問にも本にも見向きもしなくなった。けれど、いわゆる世俗的なもの、今まで見向きもしなかった、見ないようにしていた世界が、僕の前に広がった。

冬が来た。ある日僕はAから電話をもらった。今、大蔵省次官に同行しベルリンに来ているという。「君の名誉を回復するチャンスだ」、彼はそう言った。彼女にそのことをいうと小躍りして喜んで、戸棚に仕舞いこんであった僕のスーツに念入りにアイロンをかけて着せてくれた。Aが与えてくれた仕事次官通訳翻訳だった。そして、ロシアへの出張の同行を打診された。まとまったお金が入ったので帰ってくるまでの生活費として、僕は彼女にそれを与えた。彼女の体調が優れないようなので、それが気がかりだった。

ロシアへの出張はすばらしいものだった。なによりも国際政治舞台に再び立っているということが、僕の心を高揚させた。彼女のことを忘れていたわけではない、けれども、僕は迷い続けていた。日本に帰ってふたたびキャリアを積み重ねることができたなら……

ようやく出張から帰ったその瞬間まで、僕はそんなことを考えていた。けれど、彼女が戸口から飛び出して抱きついてきたその時、そんな迷いは吹き飛んでしまった。彼女とともに生きよう。僕は彼女を愛しているんだ……部屋のテーブルには、編みかけの靴下があった、それも、ミニチュアのような靴下だった。彼女幸せそうに微笑みながらいった。「どう?」

数日後、僕は次官に呼ばれた。彼は言った。君の能力はすばらしい。ポストを用意するから日本に帰ってこないかね。

僕はとっさに思った。このチャンスを逃したら、僕はこのまま落ちぶれて、日本に帰ることもできず、異国に散ることになってしまう。その瞬間、僕は、「光栄至極です」と言っていたのだった……

真冬のウンター・デン・リンデンを、僕はさまよい歩いた。僕の肩には厚く雪が積もった。固く凍った路面で、何度も滑り膝を着いた。ようやく家に帰ったとき、僕はまるで死人のような有様でそのまま床に倒れこんでしまった。

それから数日間の記憶はない。高熱を出してうわ言をいっているのを、彼女必死に看病してくれていたらしい。そんなときAが訪ねてきて、僕が次官に帰国の約束をしたことを告げた。意識を取り戻したとき、僕は彼女の変わり様に驚愕した。Aは彼女精神的に殺してしまったのだった。彼女は、「なんていうこと、そこまで私を騙していたなんて」と叫び、倒れてしまったのだという。ふたたび目をさましたときには、もう正気を失っていて、僕の名を呼んで罵ったり、髪をかきむしったり、小さな靴下に頬ずりをしてさめざめと泣いたりするばかりだった。

僕のほうの病気はすっかり治った。日本に帰国する際には彼女母親に、幾ばくかの金を与え、可哀想な彼女の胎内の子供のことも頼んでおいた……

Aほどいい友達はいない。それは確かだ。でも、僕は心のどこかで彼のことを憎んでいるような気がするのだ。

2013-02-16

左翼小児病

 「左翼小児病」は、ロシア革命家レーニンの本にでてくる表現である

http://kotobank.jp/word/%E5%B7%A6%E7%BF%BC%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%97%85

さよく‐しょうにびょう 〔‐セウニビヤウ〕 【左翼小児病】

社会主義運動で、公式論に立って、現実的でない過激な言動をとる傾向。レーニンがその著「共産主義における左翼小児病」で用いた語。

現代風に言いたいなら左翼中二病といったところか

物事を観念的、公式的に考え何でもかんでも教条的に受け取り、カチンコチンにしか物事を考えられない。そして言葉遊びレトリックに敏感でそれに踊らされたり、相手を踊らそうとしたりする。

左翼小児病という言葉死語化してしまったが、昨今の左翼の言説をみるに左翼中二病の等式が成立してしまったのであえてこの言葉を使うまでもなし。

2013-02-04

http://anond.hatelabo.jp/20130204013112

 なるほど、君の言うことには一理ある。過去左翼による人権侵害は批判されるべきだと僕も思う。中国政府による少数民族弾圧も批判されるべきだし、実際にそれで文章を書いたこともある。文化大革命とか最悪だとも思うしね。ベトナムでの韓国軍も振舞いも批判されるべき点が多々あるとは思う。自衛隊については一番最初の書き込みで「『憲法では許されていない組織』といったスティグマ自衛隊員に貼られることは良くない」と書いた。

 しかし、ここで疑問なのは、そこでなぜ僕が左翼の総括をしなくてはならないのか、ということだ。確かに、前の書き込みでつい自分をカッコ付きとはいえ「左翼」と位置づけてしまった。前回や前々回の書き込みに左翼サヨク批判で対応されたので、ついそれに反応してしまった。その点については反省している。申し訳ない。一応、前の書き込みで左翼カテゴリーの使用に疑問は付しておいたが。

 少なくとも、オールドな左翼から僕は左翼認定されない。親米路線だし、社会主義は良くないと思っている。最初にゆるい「護憲派」を名乗ったが、護憲派左翼ということになれば宮沢喜一後藤田正晴左翼ということになってしまう。

 なので、過去左翼による人権侵害反省しろと言われても「そんなん知らんがな」と思ってしまう。浅間山荘事件や三菱重工爆破事件を反省しろと迫られているのと似た感じ。いずれも左翼による犯行だし、武力闘争や内ゲバが発生するメカニズムについてはいろいろと読んだが、個人的に反省しろと言われても困る。君にしても、右翼による企業脅迫とか、在特会の悪行の責任を取れと言われても困るでしょ。社会党の浅沼書記長を殺したのも、中央公論社社長宅を襲撃して無関係家族お手伝いさんを殺したのも、中曽根首相暗殺しそうになったのも右翼であり、それに関して右翼はいかに総括するのか?みたいな。不毛だなあ、この話。

 では、僕自身が体験していない、日本政府による人権侵害にこだわるのかと言えば、それは僕が日本で生きていて、これからもそうだからだ。国内の様々な政治的党派の言動に関して責任を持つことはできないが、日本政府与党歴史認識については有権者の一人としてやはり一言言いたい。一連の書き込みは現在を生きる日本人として歴史憲法とどう向き合うべきかという話をしている。ここで右翼左翼の話をすると議論の本筋から外れてしまう。最初のほうはウヨサヨ話にしないように気をつけていたのだが、つい乗せられてしまった。

2012-12-19

ものの値段が安すぎる!」のは当然の帰結、とマルクス先生は仰った

(2012.12/19 17時頃、ブクマコメントへの返信などを末尾に追記致しました)

http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2012/12/19/112633

↑こちらのエントリを拝見しまして、なるほど現場の危機感はリアルに伝わってくるなと感じる半面、「そこはカール・マルクス先生が150年前に通過した場所ですよ」と思わずにいられなかったので、ここで簡単に解説してみようと思います

まず、「どうして商品の値段が下がるのか?」ですが、これは資本主義社会において工業化が進めば不可避の現象である、とマルクス先生は言います

理屈としては単純で、かつては作るのが難しかった製品でも、大量生産が可能になればそれだけで安価提供されるようになりますし、やがて生産技術陳腐化して他社も似たような製品を作り始めれば、さら価格は下がっていくわけです。これは恐らく、多くの方が直感的に理解できると思いますし、今の日本ですと家電業界が、正にこの値下げ競争世界レベルで直面し、息も絶え絶えになっているわけです。

マルクス先生が偉かったのは、ここまでで話を終えず、「じゃあ工場で働く労働者はどうなるのよ?」という問いを立てたところです。

先生は、普通労働者を、「自らの労働力を〝商品〟として市場提供しているのだ」と考えます。これは工場労働者に限らずホワイトカラーでも同じですが、

「自らの体力・時間を勤め先に〝切り売り〟して、対価として賃金を得ている」

と考えれば理解しやすいでしょう。

で、「資本主義社会においては、商品の価格は下がっていくのが当然だ」ということは既に触れた通りですが、これは「労働力」という〝商品〟についても同じ現象が起こります。要するに、放っておくと(←ここが重要)、労働者賃金労働条件も下がっていきます。分かりやすく言えば、「本当は嫌なんだけど、低い時給でも我慢して働かなくちゃ」という状態です。実際に日本でも、「サービス残業」「ワーキングプア」という形で、賃金の低落傾向の長期化は頭の痛い問題であり続けています(※以下に注釈)。

さて、これで話が済めばいいのですが、ここで問題になるのは、「労働者もまた人間である」ということです。

人間人間らしく生きるためには、家に帰って飯を食って寝るだけでは不十分です。例えば旨い酒を呑むとかエロゲを楽しむとか嫁さん子供を連れて遊びに行くとか、それぞれのやり方で活力を取り戻すことが必要になりますしかし、賃金が際限なく下がっていくと、こういった「労働力再生産」に充てられるお金も減らさざるを得ない。こうなると人心が荒んでいきますし、資本家との経済格差も広がる一方ですから、「放っておくと暴力革命危険も出てきますよ」とマルクス先生は指摘しました。

まあ、ここから一気に飛躍して「どうせ暴力革命が不可避なら自分たちでやってやるぜ、共産主義ばんざい」等と言い出した人々がいたのも事実ですし、私としても「それはどうなのよ」と思います。が、だからといって何もしないと、「失う物の無い人」が暴発してえらい事態が起こることも、我々は既に経験しています秋葉原加藤さんとか電車人身事故とか、頻発すると困ったことになりますね。

ではどうするか?ですが、有効方策は、ある程度はっきりしています

一つは、あくまで経済成長を追求することです。そのためには基幹産業へのテコ入れ必要になりますしかし、ここで日本特有の「急速な少子高齢化」という問題に直面します。産業を拡大させようにも、労働人口が減っていくのですから、どうにもなりません。しか高齢化が進みますから、将来的には医療介護部門に労働力を割かねばならなくなるのですが。これらの部門は当然ながら高成長は望めません。

もっとも、この解決策は簡単で、「積極的に移民を導入する」という手がありますOECDなんかからも、しきりに焚きつけられていますしかし、日本では移民導入政策がスムーズに進んでこなかったのは皆様もご存じの通り。特に安倍氏に代表される自民党の路線では、「日本を取り戻す」のだそうですから、政策としての食い合わせが悪い。そもそも戦時中朝鮮中国から連れてきた労働者に対し、戦後しかるべき対応を怠ったため今なお続く禍根を招いている、という件を蒸し返される可能性もあります

他には、北欧型の社会民主主義という路線もありそうです。但し、「社会民主主義」というのは、語弊を恐れず言えば「ソフト社会主義」です。「働かざる者食うべからず」というスローガンは有名ですが、主婦だろうが老人だろうが働ける人はみんな労働力市場に出てもらう、税金ガッツリ納めて頂く、その代わり「働いてくれるなら」各種の社会保障でしっかり面倒は見るよ、と。何だかかなり厳しそうな世の中ですが、しか北欧などではこの路線でまずまず上手くやっているわけで、政策として真面目に検討する余地は十分にあるのでは、と私は思います

但し、こうした路線を代表してくれるかも、と淡く期待していた民主党ドジョウ野郎の「純化路線」とやらでさっくり御破算と相成りましたので、当分は巻き返しも難しいでしょうね。

まあ、やっぱり民意ですよ民意、ってことで。

(※)なお、ここまでで説明した「商品価格労働賃金の低落傾向」を「デフレ」と称する方々も散見されます。繰り返しになりますが、この低落傾向は資本主義社会なら不可避の事態であり、国全体の財政がどうとかいう話とは本質的には無関係です。「世の中全体としてはインフレだし商品価格賃金も見かけ上は上がっているが、相対的には伸びてない」という事態も十分に起こり得るわけです(というか、マルクスが生きていた頃のヨーロッパはそんな感じでした)。ですので、この文章では「デフレ」という単語はなるべく使用を避けました。

率直に言えば、お腹の緩さは薬でマシになったらしいけどおつむの緩さがマシになったかひとつ信用ならない安倍ちゃんの「リフレ政策」とやらに私が全く期待していない理由も、ここにあります。そもそも、十数年にわたって量的緩和をやっても現状程度の成果しか得られていないのに、「逐次投入だからダメだった」と今更になって宣える神経が分かりません。景気が上向かなかったのは、「新たな産業セクター確立に失敗した」ことや「賃金水準が上向かないので内需が活発になってこない」ことも理由としては大きいはずで、ここを放置したままでは、せいぜい一時的な景気テコ入れに終わるのではという危惧もあります

(以下、12/19追記)

ちなみに「ハード社会主義」がどんなものかというと、例えばソヴィエト連邦場合、「働かざる者食うべからず」と同時に「失業者存在しない」という大前提がありましたので、労働が可能な状態なら「働かない」という選択は許されず、検挙の対象となりました。それでも労働を忌避するなら、刑務所ラーゲリ(=強制労働キャンプ)か精神病院に送り込まれるわけです。なお現在では、ラーゲリでの強制労働があったからこそ、特に戦後復興期のソ連経済は維持できたのだという見解が主流です。

id:yubnyuさん

前半では労働力大量生産による価値低下が問題、後半では労働者不足が問題と言ってて矛盾してる

労働力を「大量生産する」という言語感覚は私には理解できかねますが、別に労働者の総数が増えなくても、例えば労働者それぞれの技量平準化すれば〝商品〟としての価値は下落します。例えば、昔はWordExcelを使えたり英語が喋れたりできれば給料に色を付けてもらえたものですが、今ではそうでもありませんね。それは「誰でも使えて当たり前」になったから、即ち技術陳腐化したからです。

当然ながら、移民の導入etc.労働者が大量供給されるようになれば、やはり賃金は下がります

id:humidさん

先生仕事してください。誰かしらんけど。

過分なお褒めを頂き光栄ですっ!

実は仕事小説を書いてたんですけど編集者ケンカして切られちゃいまして(・ω<)

いい人紹介して下さいよー(`・ω・´)ノ ヨロシクー

id:angmarさん

途中からそれまでの論旨と関係ない「ぼくの考えた社会改革」の宣伝になっていて全然解決策になってない。

いやいや、私の妄想などではなく、社会政策としては既に実例があります。例えば「あくまで経済成長路線」の代表は米国ですし、それを踏まえてこそ「とにかく規制緩和」のシカゴ学派などが登場したわけでしょう?

だいたい、「ぼくのかんがえたしゃかいかいかく」というのは、原始共産制に基づいた太陽光無農薬コミューンを形成して云々」みたいなヤマギシ会も裸足で逃げ出すようなことを宣ってる方にこそ相応しいと愚考しますが。

id:Yagokoroさん

マルクス本当に読んだのか疑わしいレベル

いくら初めての増田からって、「命がけの跳躍」とか大事キーワードを省いちゃったのはダメダメですね……

やっぱりセンパイからしたら、大月書店版なんかじゃ物足りないですよね? この際だからセンパイみたいな凄くできる人に、原書の講読を手取り足取りお願いできればなー、なんて……(チラッチラッ

id:raituさん

その議論自体、テイラー科学生産管理で爆発的に生産性をあげて以来、陳腐化して久しいよねと。

さはさりながら、生産管理技術のものも、いずれ陳腐化は避けられません。おおもとのブログエントリにあった「効率化はもう限界」という叫びは、謙虚に受け止めねばならないでしょう。

id:blueboy

完全な間違い。機械化で商品価格低下なら、買い手には有益。商品価格の低下の量が、賃下げの量よりも大きいので、機械化は善。

21世紀になれば単純労働は全部ロボットにお任せ、人間様は時々ボタン押すだけでラクラクウマー、そんなふうに考えてた時期が俺にもありました……

それはさておき、実際には「新たな機械を開発・導入するよりも、労働者を使い倒す方がコスト面で勝るので機械化のインセンティブが働かない」職場というのも珍しくありません。

また、仮に単純労働をどんどん機械化していったとしても、その後に残るのは接客や介護など「機械化できない」仕事であり、それは人間が引き受けざるを得ません。「労働力も〝商品〟である」という前提は変わりませんから、いずれ労働賃金の低落化に直面することは避けられないのです。この点においては今の所、「移民労働力の活用」あるいは「高負担・高福祉社会の実現」以外に、有効方策は描かれていないように思われます

2012-12-18

自民党憲法改正案第13条「公の秩序を乱さない限りは尊重される」がやばすぎる。

これを許したら明治憲法下の時代に逆戻りなんだが…。

http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf

明治憲法下では反戦団体というだけで投獄され、資本主義から社会主義に塗り替えようとした団体も公の秩序を乱すということで投獄された

2012-12-14

選挙について

Lew Rockwellさんの選挙制度に対するお考えを訳してみました。

アメリカ大統領選挙の話ですが、日本選挙に通じる所もあるかもしれないと思いました。

自ら作り上げ施行しているにも関わらず、その法律を破る事に対する独占権を主張するのが政府というもので、これは遥か昔から人類が直面してきた脅威的存在だ。健全政治的思考における最重要課題は、この権限をいかにして制限するかという事だが、更にひどい事に、この連中は金の製造権をも独占せんとしており、その権利の乱用の代償を支払うのは私達だ。

さて、選挙はどうやってこの状況を解消するのだろうか?どの候補もこの問題をどうにかしようとは思っておらず、むしろ悪化させようと企んでいる。これには理由がある。政府は「民主プロセス」というものを牛耳っており、これは政府労働省国防省等を所有している事と全く同じで、自分のみの利益のためにその権力を行使しようとするからだ。

しかし、我々には選挙に行かない自由がある。今の所投票は強制ではない。この権利を行使し、投票に参加しない事を私は推奨したい。これは我々に残っている数少ない権利の一つだ。非参加を通じて、こんな馬鹿げた騒動などまっぴら御免だ、というメッセージを彼らに対して送る事が出来る。

そんな事に意味など無いと言うかもしれない。しか選挙にどんな効果があると言うのか?選挙は彼らに「権限」をいう最も重要な力を与えてしまう。しかし、非参加を通じてその権限を否定する事も出来る。我々の合意なしで支配しているのではないかという恐怖を覚えさせる事が出来る。これは良い事だ。政府国民を恐怖してこそだ。投票しない事はその恐怖を植え付ける第一歩となり得る。

今年の(大統領選挙)には「より悪ではない候補」などない。社会主義ファシズムの二択だ。新のアメリカ精神を持つ者なら、そのどちらに対してもノーを突きつけるよう全ての有権者を導くべきだ。

http://www.lewrockwell.com/rockwell/only-choice-nov4.html

2012-12-11

共産党が「民主主義を守る」だって

社会主義共産主義主体のマルクス主義者が民主主義を貫こうなんてのは何かの間違いじゃないですかねえ

2012-12-03

今更、国防軍って名称にしても…

自衛隊国防軍 って変えたいんだよね、安倍ちゃん?

そういう認識でいるんだけど違う?

名称はそのままで憲法法律を変えて、自衛隊国防軍とするとか自衛隊の位置づけをちゃんとするだけじゃ駄目なのかね。

国防軍って…アニメ漫画社会主義の国の匂いがプンプンするんだ。ネトウヨ臭も。

集団的自衛権は認めるべきだと思うよ。国防力はもっと高めるべきだと思うよ。でも名称を変えるのはどうなんだろう。別にいいだろ自衛隊のままで。

2012-11-19

政党の俺的まとめ

自民

財政再建より経済対策寄り。

しかし消費増税には賛成。

というより、野党になると財政問題が見えなくなる法則

経済対策は保護主義

東京の金を地方土建屋に。

外交アメリカの犬。

主な支持基盤農家土建屋大企業

大企業にやさしいが、TPPには慎重派。

なにしろ地方土建屋農家の票がでかいので。

原発は再稼働。

民主

財政再建より経済対策寄りだったが、財政再建寄りに。

というより、与党になると財政問題が見えてくる法則

経済対策は社会主義的な弱者保護

ばら蒔いて貧民票を買う。

というのは今は昔。

小沢とともに離党、今は反自民以外のポリシーはない。

ぶっちゃけ、もうよくわからない。

消費増税賛成。

外交中国の犬だったがそれも今は昔。

今は中国の犬かつアメリカの犬。

主な支持基盤は労連と公務員

脱原発継続していきたい模様。

公明党

中道自称

っていったって、自民党(保守)と社会党(革新)の中間って意味だったはずだが、いまや自民民主も変わり映えしないんで、中間も糞もない。

支持基盤創価学会

維新の会

橋下は経済対策より財政再建

経済政策自由主義

TPP賛成。

地方分権推進派だが、田舎のことは知ったこっちゃない。

消費税増税賛成。

でも地方税化して大都市の金は大都市に。

外交面はころころ変わるので読めない。

脱原発だったが、石原とくっつくために原発推進に。

石原は、東京の金は東京に。日本の金は東京に。

地方分権というか、国の機能東京によこせ。

経済思想は東京大企業に関しては保護主義だが、地方保護には反対。

TPP反対だったが、橋下とくっつくためにTPP賛成に。

外交タカ派

減税日本

維新の会との共通点地方分権のみ。

維新の会増税賛成で減税もってのほかなので、歩み寄れず。

みんなの党

維新の会とほぼ主張は一緒。

地方分権自由主義

国民生活

前の衆院選とき民主党

美しい言葉が並ぶが現実ゼロ

亀井新党

自民党タイム風呂敷をかけた感じ。

致命的に経済音痴

国の借金はどんどん大きくしたい党。

社民党

ほかの国の共産党を賛美する社会主義政党

みずほ奇人ぷりがすごかったが、鳩山レベルの違う奇人ぷりの前に忘れられた。

共産党

ほかの国の共産党が嫌いな社会主義政党

知的リソース無駄使い。

新党日本

経済には無知(亀井と同レベル)なのに(逆に、「だから」か)ベーシックインカムを唱える党。

でも、だれも存在を忘れてる。

新党大地

真・民主(笑)

保護主義

中央の金を地方へ。

親米に加えて、親露。

2012-10-30

つかなぁ、 おごれる平家も久しからず という言葉があって 社会主義崩壊があって 徳川幕府崩壊があって フランス革命があって

歴史のどこを見ても 既得権益が幅を利かせて人事評価システムが腐った挙句、競走に負けて崩壊したetc,などの事例は事欠かない。

他方 既得権益が幅を利かせて長年持っているという事例は1つか2つぐらいしか無いし、あとどれだけ持つかというのと既得権益維持の努力はしてる。

 

なんだろう、政治力競争原理を押し込め続けることができたっていう事例って そんなに多いのかね?

普通自由競争の他の勢力が伸びて崩壊するか 産業事態が腐敗してなくなるか そんな事例ばかりだと思うんだが

なんかある?横並びとかそういうので上手く言った事例。

2012-10-29

http://anond.hatelabo.jp/20121029231059

個人としては 目の前の仕事に手を抜くと損というのはその通りだが

まぁ、民間だったら 社員のやる気を無くすような人事システムも損といったところか。

というか、公務員って、なんというか、横並びで平々凡々にやっていくというイメージから、むしろバリバリやれっていう意見に驚いた。

信賞必罰という言葉があるように、評価するのは会社とか組織の肝だからな。

 

がんばっても、がんばらなくても評価が一緒なら、人は頑張らなくなる。というのは資本主義vs社会主義ですでに結果が出ているから議論するようなことじゃなと思う。

国家レベルでやってダメならダメだろ。

2012-10-27

日本共産党志位委員長と問答を交わした

 半年前の4月22日日共志位和夫委員長に直接質問できるという企画があったので参加した。録音しておいたもの文字起こしがやっと済んだので取り敢えずここにupしてみる。

まず状況を説明する。志位氏が演説した(http://www.youtube.com/watch?v=1MHJQph-JOQ)後に、場所を移して若い人達と語らうという企画だった。10から20代若者100人余り入った会場で、手を挙げて当たった人と志位氏が一問一答するという具合に進んだ。その中盤に私が発言できた。以下が司会者(司)、私、そして志位(志)のやり取りの全文。「やっぱり、」とか「あのー、」「まぁ、」といった句は省いてある。

私:あ、いいですか?

志:こんにちは

私:あ、こんにちは。1,2分ですよね。

司:大丈夫ですか?

私:あ、大丈夫ですよ。端的に、二つ…あー一つ、お願いします。

人間って、論破しても動かないと思うんですよ。いくら正論言っても、人間を動かすのって、論理感情だと思うんです。で、感情の前には、論理ってすごく弱いと思うんです。いくら・・・平和大事だっていうのは私も心からそう思います。そのためにはどっかが先陣きって軍縮を進めていかなければならない、そしてそれができるのは9条持ってる日本だ。その論理はとても筋が通ってるんです。

でも、対して、「・・・でも、こないだ実験やった北朝鮮、なんか飛ばし北朝鮮(※)怖いし、自衛隊まだ要るんじゃないかなぁ。」という感情による一言で、論理ってふっ飛んじゃうんです。例えば、もっと言うと、「もし、共産主義が、共産主義社会になったとしたら、俺やる気保てそうにないし、やっぱり資本主義社会でいいや。競争原理社会でいいや。」という意見の前に、私あんまり頭良くなくて、的確な反論がまだ出せてないんです。どうお考えですか?(私微笑む、会場からも笑い)

志:北朝鮮の問題ね。それは、さっきもちょっと話したけれども、北朝鮮の問題をどうやって解決したらいいか。解決の方法を考えた場合にですね、それは戦争できるか、っていう問題なんです。戦争できると思いますか?(聞き取れず:ダイカイシニマッテ)

実は北朝鮮の問題、実際に戦争になりかけたことがあったんです。最近で言います1994年なんです。そのとき核兵器問題で大変な危機だった。それで、実際に、アメリカ軍事力行使の瀬戸際まで行ったんです。そのときに、当時の韓国大統領の金泳三さん、クリントン大統領に直接電話して、そして「絶対に戦争はしない。もしアメリカ戦争をしたとしても、韓国軍は一兵たりとも動かさない。」こう言ったんです。何故かというとね、今、朝鮮半島で実際に戦争が起きたら、これはもう、ソウルから35キロ先が国境線ですから、これはもう凄惨地上戦になるんです、間違いなく。南北のおびただしい人命が奪われる。だからですね、1994年核兵器の危機のときに、いわば、韓国の当時の大統領地獄の底を見たんです。戦争やっちゃったら大変だと。で、これはやめようと。アメリカも、そのときクリントンは色々考えたけど、やっぱこれは戦争という選択肢は無い、と。ということで、そういう方向に動いていったんです。そういう流れの中で六カ国協議という流れがずーっと出来上がってきて、ともかく北の問題は様々ある。例えば、ロケットの発射は問題です、それから核兵器実験も問題です、私も厳しく批判する。しかしその批判のし方は、外交的な、非軍事のやり方で、北朝鮮にとって、あなた方の本当にいい道は他の道はないでしょうということを、説得してやっていく以外に無いんです。(聞き取れず:ワカイカンガエテ)そういう方法で問題解決していくのは唯一の道だし、それしか方法は無いんですよ。

ですからね、そういう心配がある方にね、じゃあ戦争できますか、って訊いて下さい。戦争できると思ってる人は――北朝鮮もできると思っていない。韓国も絶対できない。戦争は嫌だと。アメリカもやれると思ってません。中国も絶対押さえようとしている。日本だって朝鮮半島戦争起こったら困るでしょ。どの国だって戦争をやらないわけで、実際戦争できませんよ、朝鮮半島で。だからね、その現実をポンとぶつけて。だから北朝鮮で問題があるっつたらね、すぐ軍事で身構えて、ロケット弾だーつって、ああい軍事で身構えることが一番悪いんです。ああいうことが起こっても、冷静に、外交的手段でどう事態を前に進めるのかっていうことを考えるのが政治役割だっていうのを、是非言って欲しいなと思うんです。私たち平和外交っていうのは、何か理想論言ってるんじゃなくて、現実戦争できないですもん、朝鮮半島で。戦争できないんだったら平和でやるしかないんです。というやり方で、是非お友達に話してほしいな、と思います

それと、共産主義ね。んー、これはちょっとね、話すと長くなるんですけれども。(会場から笑い)

私:そうです、そこなんです。詳しくはこれに書いてあるから読んでくれ、って「共産党宣言」を渡したって読まないですよね、そういう人は。(会場から笑い、そうだそうだの声)

志:そうですね、これ色んな反論の仕方あると思うんですけれども、これはやっぱり一分や二分で共産主義について分かってもらえるかっつったら、そう簡単にはいかない。ただ、逆に訊いてですね、それじゃあ君は資本主義という制度未来永劫続くと思うかと、訊いてみて下さい。人間社会って言うのは、かつて昔むかしは、どの社会も原始共同体っていって、原始的共産主義社会ですね、それが奴隷制に変わっていく、封建制に変わっていく。資本主義が生まれたのはせいぜい500年位前。この資本主義になって、この資本主義っていうのは、やっぱり儲け第一主義でしょ。儲け第一の、必ず貧困格差失業や、様々な矛盾が避けられない、そういう社会なんですね。こっから先もう進まないんだろうか。そう思えてくる。人類にはこの悩み多い制度最後制度だって、そういって反論してみてください。そうすると変えられるかもしれない。

それからもう一つ、是非言ってほしいのは、ソ連のような社会は、われわれは、共産主義でもない、社会主義でもない。これはソ連が色んな、チェコスロバキアに侵略したりアフガニスタンに侵略したり、その度ごとに私たちは大論争やって、その覇権主義と闘ってきた。ソ連崩壊したときに、まぁあなたは、まだ、歳から言ったら、

私:いや、もう30近いっすよ。(会場笑い)

志:まぁそのソ連崩壊したときにですね、我々はもろ手を挙げて歓迎するっての声明を出しましたけれどもね、そのくらいソ連のやり方ってのは社会主義と縁がないやり方だった。あれはレーニンときまでは色んな道を歩みながら社会主義の道を突き進んでいましたけれども、スターリン以来はそういう道から脱線してね、社会主義から無縁の専制主義の国家に変わってしまったって、私たちは把握してるんです。これは、そういうことと戦ってきた党なんです。ということを話していただきたいと思います

それでですね、いくつか反問を投げかけてみて欲しいな、と思います。もう一つ反問という点では、私たち理論の基礎はカール・マルクスでしょ。カールマルクスがやはりこういった科学的社会主義ってのを具合においてるんです。マルクスって思想家がですね、もう古くなったって思うか、って訊いてみて下さい。そうすると、うーんって考えると思いますよ。今、マルクス主義の講座あったら言ってきてるかもしれないけど、イギリスBBCが今世紀、20世紀の最大の思想家は誰かっていうことを調査するとダントツで1位、カール・マルクスって名前が挙がるんです。やっぱりね、マルクスがやった資本主義の深い分析と、その分析の中から新しい未来社会が生まれるという理論に対して、今でもその力を否定することはできないですよ。

ですからそういうお友達に対してですね、一つの方法がですね、例えば北朝鮮の問題が出てきた、そのときに「戦争できると思うか?」共産主義の問題が出てきた、「資本主義が終わりだと思うか?」それからソ連社会主義だった?「違うんだよ。」一言でポンと返してですね、それで、そうしますと向こうは考えますでしょ。考えたらその後、大いに勉強したことを話してもらいたい。結論から言っても、中々色んな感情を皆持ってるんだから言葉だけでは分からない、色んな感情もたくさんあると思うんです。あなたの言うとおりだと思います理屈で大体わかっても気持ちが動かないとダメだ、本当そのとおりだと思います。それをやるには一定の、ダイアローグが、対話が必要です。すぐに、はい分かったと、皆が分かくらいだったら苦労しないですね。(会場笑い)ですから、その対話が必要だけれども、対話のやり方が、ポンと相手に疑問を投げかけるというやり方で、大いに対話して、結論を出していく、そういう風なやり方で!

私:なるほど、ありがとうございました。(会場拍手

※この日の9日前、2012年4月13日午前に北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」と称してロケットを発射した。発射のおよそ2分後に空中で爆発し、破片は黄海上に落ちた。北朝鮮が発射計画を発表したときから国連安保理決議1874号等に違反していると各国から中止要請が出ていた中での強行だった。(参考記事 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E7%99%BA%E5%B0%84%E5%AE%9F%E9%A8%93_%282012%E5%B9%B4%29

訂正情報補遺

志位氏の発言後半部分の「(聞き取れず:ダイアロードガ)」とした部分を「ダイアローグが」に訂正。はてブでご指摘いただきましたwacokさんありがとうございました。まだまだ私は学習が足りないようだ。

2012-10-19

2014年中国崩壊する (扶桑社新書) / 宇田川 敬介

尖閣諸島問題の本質を知るためには現在中国の状況を理解しないと根本的な問題はわからない。

本書では現在中国がかかえる問題をテーマ中国外交姿勢目的について説明している。

まず、中国領土を拡大することで13億人という大きな国をまとめようとしている。

一党独裁を指揮している中国共産党が恐れているのは下層社会の反乱である

1年に10万起きていると言われているデモを沈静化しないと失脚は間逃れず、歴史にあるように下層社会の反乱により党が崩壊することもありうるのである

よって国際社会からの反感を受けようとも、その領土経済的なメリットがあると判断すれば強引に乗り込み領土を奪おうとするのが中国外交手段であり、

そうするしかないというのが本音である

国際社会から違和感を持って移る中国の行動はこういった内部の事情があるためである

中国政府も把握できていない下流社会をなんとか食わせるできなければ中国崩壊は免れない。

TOYOTA中国から一時的に撤退したようにチャイナリスクが高まれば企業中国市場から逃げることは免れない。

なんとか企業が逃げないようにしなければ中国は国際的に孤立していき北朝鮮のように窮地に立たされるであろう。

チャイナリスク管理されていることを海外にアピールすることが政府の一番の道であり、日本国益にもつながる道だろう。

これが中国日本の双方のメリットである

日本の車も国内では売れなくなり海外市場へ進出せざるを得ない。

中国の問題は日本の問題でもあるのだ。

感情論外交するほど危険なことはない。中国崩壊は即、日本への影響へつながるだろう。

もし中国戦争、という話になれば(これは十分に可能性のある話だ)間違いなく日本経済へ大打撃を被る。

領土を拡大して国を維持しようとするのはかつてドイツが行った政策そのものである

それがやがて第2次世界大戦へと結びついている。今、中国戦争を起こさないのは国際社会の働きかけのためであり、これから中国の政策によって日本運命は決定すると言っても過言ではない。

戸籍を持たない”黒子”の存在や、社会主義による政策によって(中国知的財産というものは認められていない。

土地を所有することはできずすべて国から”借用”している状態であるであるため有事の際には

国に返還する義務がある。例えば北京オリンピックの再にはスラム街がそのまま移動することになった。

日本では考えられないことである

党が民衆に対して納得の行く政策を見出さなければ中国崩壊するであろう。

本書では2014年に中国崩壊するという大胆な予測を立てているがそのシナリオ内戦による内部の崩壊記述されている。

中国は13億人をまとめられている状況ではない

反日デモ日本への恨みではなく政府への恨み

一党独裁とは言え下層社会操作できていないのが現状

2012-10-01

http://anond.hatelabo.jp/20121001004925

君のいるところは小さい会社か、大きい会社でも治外法権的な、それこそソニーCSLみたいな部門じゃない?→年俸制

大きい会社は君の言うように、無能な人を養う社会的責務を負ってるから、クソみたいな新卒至上主義(別の言い方をすれば、社会主義資本主義)を続けなきゃいけない。そういった大きい会社の人事制度をブチ壊すぐらいなら、比較的小さいけど優秀な風土を持つ会社(スタートアップだけじゃなく、ピニンファリーナみたいな所も含め)に先見のある人達が集まるような社会制度にするほうがまだ望みが持てると思うけどなぁ。

(つーか、増田に「本質的に何の話してるのか通じてねーのか」って言われても、ダレがダレやらわからん状態で、どっからが君の話なのかなんて一つの記事に書いてある範囲でしか通じるわけないと思うぞ。元々、「テレビにカラバリを作らない日本企業ダメだ」って意味わからん文脈だったから尚更)

2012-09-13

http://anond.hatelabo.jp/20120913172808

なんで所得の再分配社会主義と短絡するかね。

所得の再分配するからといって社会主義というわけじゃないよ。福祉政策で有名な北欧はがちがちの資本主義競争主義だし。

そもそも社会主義の要点は生産手段の国有化貧富の差がないわけじゃない。ソ連指導部とかかなり豪華な生活してたし。

http://anond.hatelabo.jp/20120913171825

そう思う人は社会主義国に逝け

社会主義国家単位で導入する事の意義は

所詮は絵に描いた餅でしかないってもうわかってるだろうに

2012-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20120910181016

政府の政策によって実業をうまくコントロールできるなら社会主義は失敗してないわけで

それと雇っても金を払わないとかいうのは金融政策とかより労働法制とかの問題だろ

2012-08-05

マルクス

マルクスについて知らなければならない最低限の常識さえもないのに政治を語るって何? 

そんなんでマルクス主義を批判できるわけがないだろ。

共産主義資本主義止揚された姿なので、マルクス先進国共産主義革命が起こると主張したが、実際に起こったのは発展途上国ロシアであった。また社会主義の、まず原始共産制から階級分化が起こり、やがて共産主義社会の到来で階級対立がなくなるという考えは、キリスト教的な千年王国待望論で、それは科学というよりも宗教信仰であるという批判もある。また、階級が消滅した後の世界についてマルクス主義は具体的なことをほとんど何も語っていないが、闘争のない一切が平和幸福に満ちた停止した社会とすれば、それは皮肉にもマルクスが否定したユートピアのように聞こえる。未開社会サルのような動物社会でも、順位制という身分制度があり、原始共産制は見られない

http://matome.naver.jp/odai/2135895565398116201

2012-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20120611122913

死刑制度について、重犯罪者国民税金で養うのか?※死刑囚懲役ではないので役務の対象ではない。

というのは、是非は別として死刑制度の話をするときに立派に議論される話題。ホームレスは話の種。

対して、『放置』の話は、実質的放置されているか?それとも、制度として何もしていないか?という単語意味の問題。

もちろん、自由が奪われているのだから、養っているに値しないというのは、議論の対象だと思う。

 

ホームレスの話は既存の議論されている別な概念を議題として追加しているのに対して、『放置』の話は1つの概念意味撮り方の問題。

 

この場合、現状、ホームレスなど、食事を十分に行き渡らせられない状態で、犯罪者に対して、それも更生の余地なしと判断された物に対して、税金をかけるのはどうなんだ?という話でしか無く。

本論は 死刑制度 副題がホームレス

 

それに対して、それでも、人の命を奪うべきではない。という議論は あっていいと思うけど、それならば、ホームレス対策で国が配給とかをすべきでは?そしてその為に増税必要となって受け入れるか?

という話につながっていくよね。

そして、その先は では、皆が合意して、配給等が実現したとしても、そうすると、社会主義崩壊と同じようにして、社会制度自体が労働意欲をなくすが、その対処はどうする?という話に今度はなると思う。

 

何が言いたいかというと、1つの制度は 他の制度連鎖して 変更が連鎖していく。それが死刑制度ともなればなおさら

私自身は、死刑はないほうがいいと思うけど、じゃあ無くせるか?というと、今のままでは難しいと思う。 そして、死刑をなくすより、犯罪をなくす方をより考えたいと思う。と考える。

いずれにしろ、私が最初に聞いたのは、死刑の命は人数が少ないか国家として今は、簡単に対応できるのは事実、では、ホームレスに食事を配らないのはなぜだ?という点でしか無いよ。

2012-05-14

http://anond.hatelabo.jp/20120514005936

何というか、いい意味での自由主義の気風が本格的に無くなりつつあるのを感じるなぁ。

資本主義自由主義の気風を失うと、社会主義共産主義と大差ありませんぜ・・・

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