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はてなキーワード: 地方分権とは

2017-09-10

5分でわかるカタルーニャ住民投票独立問題

このへんの話。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170907/k10011129891000.html

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20170908/p2

事情に詳しくない人からすると「なんでそんなにカタルーニャは熱くなってるの?」って感じだろうと思うので、簡単に解説したあとで補足説明をつけます。

5分でわかるまとめ

補足説明

背景を説明するためには、時代をいっきに40年ほどさかのぼ必要があります

1975年に、スペイン総統フランシスコ・フランコが亡くなりました。その結果スペイン王政復古し、現国王の父であり当時国王だったフアン・カルロス1世のもとで民主化への道を歩んでいくことになります。この王様、退位前の数年間はひどく評判が悪かったんですが、民主化に反対する軍将校が起こしたクーデター鎮圧したことで即位直後は民主化守護者としてたいそう人気がありました。ちなみに現国王のフェリペ6世は当時10歳にもならない子供だったので深夜に行われた国王クーデター首謀者との会談の席ではおねむだったのですが、船を漕ぐたびに「おまえは王様になるんだから王様のつとめをよく見ておきなさい」と父君に優しく揺り起こされていたそうです。なにそれ萌える

閑話休題。このフランコ政権ですが、典型的な「スペイン単一民族国家だもん!」派の政権でした。彼が在世中はカタルーニャ語バスク語をおおやけの場で用いることはひどく抑圧され、内戦前のカタルーニャ州政府首脳陣は殺されるか投獄されるか亡命するかという感じでした。そのフランコが死んだことで、亡命州政府トップスペインに帰国し、民主化が進展します。このときフランコ体制下で抑圧されてきた「スペイン多民族国家になるべきだもん!」派が一気に声をあげはじめます

(ここでいう「民族」ってのは、英語ネーションにあたる、スペイン語のnación、カタルーニャ語のnacióのことで、「自分で国を作れる権利や能力のある集団」みたいな感じなんですよね……うまく説明できないんですが。なので移民とかは勘定に入れてません。この文脈だと「国民」と訳した方がいいのかも。「スペイン単一民族国家だよ」というのは「スペインにいるのは『スペイン国民』だけであり、カタルーニャ人バスク人もひとしく『スペイン国民』だよ」ということで、カタルーニャ人たちは「スペインには『カタルーニャ国民』や『バスク国民』もいるんだ」と主張してるわけですね)

民主化したからにはちゃんと民主的な憲法を作らないといけませんが、これが紛糾します。単一民族国家というのはフランコだけの思想ではなく、熱心なスペインナショナリストフランコ死後も消えてなくなりはしなかったわけです。彼らは頑強にスペイン統一、つまりスペイン単一民族国家であることを守ろうとします。一方でこれまでさんざん煮え湯を飲まされてきた地方の側もそれでは収まりません。そんななか、妥協として制定されたのが1978年憲法でした。条文の英訳をウィキソースからコピペします。

Section 2

The Constitution is based on the indissoluble unity of the Spanish Nation, the common and indivisible homeland of all Spaniards; it recognises and guarantees the right to selfgovernment of the nationalities and regions of which it is composed and the solidarity among them all.

太字にしたところはテストに出るので覚えておいてください。ここではスペインひとつネーションからなり、不可分であること、そしてネーションの他にいくつものナショナリティ存在することが謳われていますナショナリティっていわれると普通は「国籍」って意味なんですが、この文脈では「準ネーション」みたいな意味だと思ってください。つまりネーションひとつしかないけど、準ネーションっぽいものはいくつもあるよ! ってことですね。

(ところで、この憲法からもわかる通り、スペイン連邦制国家ではありません。連邦制かと見紛うばかりに地方に権限委譲がなされてはいますが、それでも「連邦制=国の集まり」ではなく「スペインは不可分のひとつの国!」ということになっているのです。これを専門用語自治州国家体制といいます

この憲法にのっとってカタルーニャ自治州の地位を得、フランコ体制下で迫害されていたカタルーニャ語を復活させるための政策に着手します(これを「言語正常化」といいます)。使用弾圧されただけでなく、工業化が進む中でスペインの他地方からの移民が来て、カタルーニャ語を解さない州民が増えていたのです。また、なにせ相手は数億人の使用人口を誇る言語ですから、話者数数百万人のカタルーニャ語など放っておいたら自然淘汰されてしまいかねません。州政府公教育カタルーニャ語を導入し、様々な場面でカタルーニャ語使用を義務づけ、カタルーニャ語使用助成金を出し、結果として今ではほとんどの州民がカタルーニャ語スペイン語の見事なバイリンガルに育つようになっています

助成金は、たとえばパソコンのOSのカタルーニャ語訳とかに出されています。数億人が使ってるスペイン語経済的にペイするのですぐに翻訳されて、なおかつ州民はみんなスペイン語ができるので、放っておくとみんなそっちを使っちゃうんですよね……)

ところでこの憲法、実はもうひとつトラップがあります。それは公用語について定めた条文です。

Section 3

C1. Castilian is the official Spanish language of the State. All Spaniards have the duty to know it and the right to use it.

C2. The other Spanish languages shall also be official in the respective Self-governing Communities in accordance with their Statutes.

C3. The wealth of the different linguistic forms of Spain is a cultural heritage which shall be especially respected and protected.

そう、カスティーリャ語(つまりスペイン語)は、スペイン市民(たとえバスク人カタルーニャ人であっても)にとって知る「義務」があり、使う「権利」がある唯一の言語なのです。逆に言えば、それ以外の言語を使う「義務」を州が課すことは違憲になります

この時点で、たとえばカタルーニャ州が州内の教育カタルーニャ語だけで行おうとしたら違憲です。カタルーニャ州が州民に高度なバイリンガル教育を施しているのは、理想が高いのではなくそうせざるを得ないということです。またカタルーニャ州言語政策も、たとえば「お店のメニューカタルーニャ語を使う義務」「商品のラベルカタルーニャ語を使う義務」「企業広報活動カタルーニャ語を使う義務」といったものを法で定めたりしていますが、これは個々人に対する義務ではないのでギリギリ合憲ということになっています。なっているはずでした。

ところで、カタルーニャも極楽ではなく、何をするにも先立つものがいることには変わりありません。つまりお金です。ところが、スペイン自治州には基本的徴税権がありません。バスク自治州ナバラ自治州には歴史的事情(ありていに言うとスペイン継承戦争官軍についた)によって徴税権があり、その一部を国庫に納入していますが、カタルーニャあくまで国が徴税して配分するお金を受け取る立場です。そしてカタルーニャスペイン全体でみても豊かな地域であり、多くの税金カタルーニャから徴収され、多額の税金カタルーニャ還元されています

しかし、その収支が赤字だということが大問題なのです。カタルーニャから徴収される税金は、カタルーニャ交付されたり還元されたりする際に8%ほど目減りしていますしかも、これだけ払っていながらもインフラ整備は後回しにされているのです。カタルーニャだけ高速道路は有料で列車老朽化も放置、EUから勧告されたカタルーニャ高速道路整備も中央政府拒否っておきながらマドリードなどカスティーリャインフラはしっかり整備しています。他州より高く払っているのに他州より低いサービスしか受けられないのは何事だと、カタルーニャ州民が怒るのももっともです。

こうした状況を受け、2000年代に入ると自治憲章(要するに自治州の憲法ですね)改正の動きが活発化します。自治州議会は、徴税権やカタルーニャネーション(nació)であることを盛り込んだ憲章草案を可決しますが、中央政府(当時は左派社会労働党)との交渉徴税権は削られ(かわりに公平な交付金の支給を約束。結局実施されてませんけど)ネーション条項は前文のみ。妥協のすえ2006年にようやくスペイン国会を通過して新自治憲章が成立します。

これに待ったをかけたのが国民党(現・与党)です。彼らからしてみれば、「一地方の自治権強化はスペイン統一に反する」というわけですね。彼らはこの自治憲章が憲法違反だと憲法裁判所に提訴、これに対抗してカタルーニャではデモが盛り上がり、「我々には自決権がある」という主張が登場します。そして2010年憲法裁判所は自治憲章の多くの条文に違憲判決を下しました。しかもその判決は、これまでカタルーニャが行ってきた自治権強化政策を否定し、自治権をより縮小する方向のものでした。カタルーニャ語を行政において優先させる規定違憲となり、カタルーニャネーションとした前文は、スペインにおいてネーションはただひとつとして法的拘束力はないとされたのです。そしてこの違憲判決に基づいて、カタルーニャ学校ではスペイン語で教えるべし、という判決も出されました。

ここまで妥協しても憲法違反になるのか……という絶望が、一気に民意を独立へと傾けていきます。それまで20%前後を行ったり来たりしていた独立への支持率が、この違憲判決を境に一気に30%を超え、2013年には60%に達しました。今の憲法がある限り、スペイン国家に留まっている限り、カタルーニャ自由にはなれない、と多くの人びとが考えるようになったのです。移民の子だってカタルーニャ暮らしているわけですから独立に傾きます

2014年カタルーニャ自治州は「法的拘束力のない」住民投票実施を計画しますが、違憲とされて差し止めが命じられました(提訴したのはもちろん中央政府です)。じゃあ非公式の模擬投票やろうぜ、と言ったらそれも違憲とされて差し止め命令が出されます(模擬投票も認めないなんて表現の自由に対する攻撃だと国際的に抗議が殺到した模様)。結局自治州非公式の投票を決行しましたが、中央政府憲法違反の投票を強行したとして当時の州首相らを刑事裁判にかけますちなみに裁判期日として指定されたのは、フランコ政権によって内戦前最後カタルーニャ自治政府首相が銃殺された日でした。煽り力高い。州首相だけでなく州議会議長まで訴追するよう憲法裁判所は命じています民主主義とは。

このような国民党政府対応が火に油を注ぐ結果となり、今回の住民投票実施に至るわけですが、この期に及んでなお国民党は「カタルーニャ自治州に毎週会計報告を義務付け、違反した場合交付金を停止する」と表明したり(http://www.pressdigitaljapan.es/texto-diario/mostrar/775503/)、プッチダモン州首相を訴追する準備を進めていたりして(http://www.politico.eu/article/catalonia-independence-referendum-spain-the-carles-puigdemont-factor/)、まあある意味通常運転です。「やっぱスペイン国家の枠内では自治権保証されないじゃん……」とカタルーニャ人に思わせるだけの簡単なお仕事こうして着々と独立に向けたフラグが立っていくのでした。

スペイン政府オプションとしてカタルーニャ自治州政府の停止も視野に入れているという報道があります。根拠となるのはスペイン憲法155条です。

Section 155

1. If a Self-governing Community does not fulfil the obligations imposed upon it by the Constitution or other laws, or acts in a way that is seriously prejudicial to the general interest of Spain, the Government, after having lodged a complaint with the President of the Self-governing Community and failed to receive satisfaction therefore, may, following approval granted by the overall majority of the Senate, take all measures necessary to compel the Community to meet said obligations, or to protect the abovementioned general interest.

2. With a view to implementing the measures provided for in the foregoing paragraph, the Government may issue instructions to all the authorities of the Self-governing Communities.

ぶっちゃけこのオプションが採られた場合投票は物理的にはできなくなるでしょうが、まあスペイン国家とスペイン憲法へのヘイトをためるには十分すぎるほどなので、余計に独立への意志を強めるだけですよね……という辺りが現状言えることです。部外者としてはワクテカが止まらない祭り出来事ですが、楽しむためには背景知識必要だろうと野暮を承知解説してみました。部屋を明るくして画面から離れて住民投票をお楽しみください。

参考文献

この増田のパクr……ネタ元です。どれもネットで読めます

違憲とされたカタルーニャ州法の条文が詳しい解説が。

スペインにおける地方分権についての基本書。

現代カタルーニャ入門書

インド系カタルーニャ人独立派についての記事

そもそもなんでカタルーニャスペインの一部になってるの? とか、カタルーニャの栄光時代はいつだよ……ジャウマ1世の時か? とかの疑問が湧いてきた時にオススメです。住民投票は……住民投票は今なんだよ!

2017-07-13

はてなってなんで地方蔑視だけは許されるの?

女性差別人種差別障碍者差別とありとあらゆる差別と闘うはてなで、なんで地方差別だけは許されるの?

反原発人権主義平和主義とか伝統的に左翼が支持してきた政治出張はてなでもだいたい支持されてるけど、地方分権だけは反対する人も多い印象。イケハヤ批判から坊主憎けりゃ袈裟まで憎いみたいになってる人も見る気がする。

あと、だいたい地方蔑視ブコメには地方住みで村八分にあったとかいじめられたみたいなコメを見る気がするんだが、増田過去にいったい何があったの。やっぱウンコ漏らしたの??(でもウンコ漏らしたら都会でもひかれると思うよ???

あとあと田舎飛び出して東京でイケイSEとしてキラキラ生活送ってるはずなのに、なんでブコメで毒吐いてんの?? いつになったら英語バリバリになれるの? 叶えたかった未来東京で叶ったの???

まあ田舎のほうが都会より全てにおいて優れてるなんて言わないし問題も多いのはわかってるけど、そんなにクソクソ言うなよ…… 俺は増田がいつか田舎に帰ってきてくれるのを待ってるよ(笑)

2017-05-05

憲法改正賛成!改憲案を書こう!\(^o^)/

ようやく日本普通の国になれる日が来るので改憲案を書いてみる。

増田でも改憲に向けて建設的な意見を出し合おう。

加えるもの

犯罪者蹂躙された被害者権利を守る手段が一切憲法に書いてない。加えるべき。

改正すべき条文

思いつくまま書いてみた

みんなも改憲案を書こう!

増田諸君改憲案を書こう。

護憲派はてサ?)はもっと平和憲法案を書いてみたら?

保守派ネトウヨ?)も建設的な憲法案を書いてみたら?

議論することが大切。議論を封じたり汚いものにフタをするような態度は最悪。

増田諸君!改憲議論をしよう!

2017-02-07

大阪の人らが維新を支持するのはわからんでもないが

他県の住民あいつらに票入れる理由ちょっと思いつかん。

このクソ田舎にも、選挙になると維新候補が出てくるんだけど、この土地とは相性が悪すぎる。

彼らは東京一極集中の打破だの地方分権だの言ってるけど、そんなことは自民党でも言うのであって、

基本的には小さな政府論者だ。

もっと言えば長谷川擁立したことからもわかるように、自己責任論の信奉者という方が正確である

大阪はそれで騙せたかもしれないが、こんなクソ田舎は真っ先に切り捨てられるに決まっている。

彼らが言うところの既得権益を叩いたって、マリオじゃないんだからコインが出てくるわけない。

維新死ねなんて言わないから、大阪だけでやっててくれ。

2017-01-03

所得税より住民税の方が高いのな

去年から家計簿をつけてきた。

ちょうど1年経って決算として1年分の家計を振り返ってみた。

所得税、還付された分を計算に入れるとちゃんと源泉徴収票に書いてある金額通りになったのはおおーってなった。

1年家計簿を付けてみて得られる嬉しい感触だ。

そこで住民税も調べてみると、なんと所得税の倍額払ってた。

所得税が約8万、住民税は約16万、ほぼ二倍だ。

調べてみると、低所得者層では所得税は5%、住民税10%と確かに二倍だった。

ちゃんと家計簿つけるまで全くこういうことって分からないもんなんだな。

何か国の方が地方よりカネをふんだくっているイメージだったが、一応地方分権にはなってはいるんだな。

しか健康保険厚生年金はそれぞれ住民税以上に取られてて吐きそうになった。

ってか厚生年金住民税の2倍以上取られてるぞ。

なにこれ、住民税の税率が10%なら厚生年金って20%くらいってこと?

低所得者層の俺ですらこのアリサマ、高所得者層って一体どれくらいぶん取られてるんだろ。

日本社会保障はやっぱ本気でヤバいんだなと思えた。

どうなってんだよニッポン

2016-08-07

ネタバレシン・ゴジラのフクイチ批判は表面的でしかなく神話解釈による政治批判が正しいと思う

まえがき

シン・ゴジラ作戦名どっかできいたことあるけどなんだっけとおもって、でもしらべるのめんどうで放置していたら、ちょうど今読んでいる本で、その由来を確認して、もーそっから色々妄想がとまらなくなり、深読みをしたくなりまくってしまったので書きます。途中までは、あんのさんのゴジラ作戦名とかに仕込んだ神話ネタ説明。途中からはちまたにあふれるエヴァの超解読本ぐらい怪しい俺の推測。でもまあこういうの含めて盛り上がるのがあんのさくひんだよなとおもうので様式美としてひさしぶりに長文かきます結論だけかくと、一見くそまらない勧善懲悪みえるのだけど、今回もちゃんとあんのさんてきひねくれた映画だったのだろうということです

 

ゴジラヤマタノオロチ神話比較的わかりやすい関連性について

ヤシオリ作戦アマハバキ

まずシン・ゴジラ構造として、わりと愚直なまでにスサノオヤマタノオロチ退治の神話をなぞっています。誰でも気づくのが、ヤシオリ作戦ヤマタノオロチに眠らせるために飲ませる酒の名前はしご車名前であるアマハバキリはスサノオが使った剣の名前ってとこです。この2つで明確にヤマタノオロチ神話をなぞっていることを示しています

ということはゴジラヤマタノオロチということになるわけですかね。ゴジラ原作では恐竜ミュータント、つまり龍です。龍と蛇は限りなく近く、概ね同じ存在と見なしていいと思うのでヤマタノオロチ=龍=ゴジラってことでもいいのだけど、やはり微妙に異なる。今作では幼体の姿で4つんばいの状態を見せているところからも蛇としてのゴジラというのも意識させている気がします。尻尾が長いのもその象徴かなと。後常に状況に応じて進化するのは蛇の脱皮をイメージさせる。だから今作のゴジラはより蛇であり、ヤマタノオロチに近い存在であるとは思います

スサノヲ=矢口

そうなると、矢口スサノオなのか。スサノオ神話は基本構造貴種流離譚、つまりアマテラスの弟という高貴な血筋もつものが、本人のか何らかの欠損を理由追放され試練を乗り越える。矢口は親が力を持った政治家であることが示唆されている。しかし本人の性格は、権威に頼らず上との衝突を辞さず、どちらかというとうとまれ存在。結果、メインストリームから外された専門家集団責任者になるなどする。まあありがちな設定だが、違和感があるのは親が政治家である設定だ。この流れならはじめからたたき上げの能力戦いがコミュニケーション力低いオタク性格主人公でもよかったはずだが(実際アニメだと死ぬほどよくある)、そうしなかったのはスサノオを重ね合わせるための設定かなと思いました。

カヨコと牧教授は、ヤマタノオロチ被害をうけた、うけつつあるクシナダヒメとその親アシナズチ。

教授の奥さんが、放射能が原因でなくなっているというのは、ヤマタノオロチがこれまですでに八人の乙女を食らってきたという部分に重なる。放射能象徴ゴジラでもあるからだ。そしてまたヤマタノオロチが暴れ狂うのだと、旅先で出会ったアシナズチという老人はスサノオに告げるのだ。アシナズチは牧教授なのでしょう。もう少し妄想を広げるならクシナダ姫は、日本出雲に近い広島)の血を引き、過去親族放射能というヤマタノオロチ被害をうけ、同時に高貴な一族の出(パターソンという名前は、貴族血筋)であるカヨコかなと。クシナダ姫なら、今回のゴジラに殺されそうになだてるのかというと、そうでもないのがこの説の弱いとこですが、アメリカから核爆弾が落ちるときに、ぎりぎりまで日本にいる選択をしたところで、ゴジラではないが同じ放射能存在核爆弾被害をうけ兼ねないという意味ではまあそういってもいいかなと。

後半になればなるほど、若干強引な結びつけにはなってますが、作戦ひとつで、まあヤマタノオロチ退治の物語にかけているというのはある程度明らかなのだろうと思います。それはあんのさんがよくやるゲンガクテキになんとなく、物語に深みがあるようにみせかけるためにやっているのかというと、もしかしたらそうじゃないのかなとか思います。ここからは、さらさらこじつけになっていく部分が大きくなりますがご容赦ください。妄想です。

ゴジラに隠された氏族共同体中央集権の争いのメタファー

原始蛇信仰について

まず、事前説明として日本における蛇信仰について説明。蛇は、最も古い信仰だと1 外形が男根相似 2 脱皮による生命更新 3 一撃にして敵を倒す毒の強さという特徴から世界各地で祖神として崇められていました。時代が移ると、蛇は稲にとって害獣である鼠を食べる特徴から農耕の神という属性が強まったこと、また蛇を邪とし龍を崇める信仰が流れてきたことから祖先神の側面はうすくなり農耕の神の側面がつよくなったのです。

ヤマタノオロチ神話解釈

オロチとは、そのまま蛇という意味もありますが、峰の神、山の神という意味もあり、かなり古い蛇信仰対象といえる名前です。それがまず害をなす存在として描かれる。助けを求め最後に勝つの側のアシナズチという老人はテナズチという配偶者がいます。その足がない、手がない神という名前から彼ら自身も蛇の化身と考えられる。その娘がクシナダ姫。奇稲田の姫と書き、農耕の神を意味し蛇の神の子であるから彼女も蛇の神。善とみなされるのは農耕の蛇の神なのです。農耕は中央集権的定住型の社会象徴、それより古い祖先神は、集権化される前の氏族共同体象徴ともいえます。この国は、かつて様々な小さい国が、自分たち祖先神をもち、乱立し互いに牽制し互酬しあう仕組みでした。稲の神である天皇による大和支配確立日本という形がつくられるようになりました。

まりヤマタノオロチ退治の話は、農耕の神としての現体制の蛇神が高貴な新しい王族の血を引くものといっしょに、出雲を中心とした旧支配者としての蛇を倒す話ともよめます

ゴジラヤマタノオロチ神話になぞって解釈すると

今回のゴジラ投影しているのがヤマタノオロチだとすると、それは眠っていた古い戦いの神、すなわち現体制にとっては無秩序をもたらすものなどのイメージを仮託してるのではないでしょうか。一方、総理を中心とした秩序を維持し続けようとする政府側、そこからうとまれながらも、大きな役割を果たす矢口は、当然そうした、ありとあらゆる秩序を破壊しようとする悪を許さな中央集権社会体制イメージされているのでしょう。そして日本の力を政府結集して、無秩序純粋な力に打ち勝つ。

あんのさんはどっちの味方?

ただ、ヤマタノオロチ神話のように、実際に打ち勝つことはできず酒で眠らせたとここておわっているところ、本来ヤマタノオロチのしっぽから草薙剣がでてくるはずなのに、何かまがまがしい生き物が出てきそうになっている描写、おそらくゴジラの次の進化を、におわせていて、勝負はついていないところを見ると、あんのさんの目線はどちらかというと、ゴジラ側の反体制的、封印された本能の塊のような存在共感をし続けているようにしか思えます

今回も怪獣同士が戦う映画だった。

実際日本においては、かつて天皇による中央集権画家たちの上ではなされたとはいえ、現代に至るまで強力にそれが機能したことはなく、困ったときは旧来のお互いの話し合いで解決するというやり方がずっと続いています氏族共同体のありかたは死せず、この国に眠り続けています。今回の映画でも、体制側の否定されつつ、賛美もされた特徴として徹底した非合理な合議制があります。そしてトップが死んでもすぐに首のすげ替えがなされる。まさに蛇的なありかた。これがゴジラを倒した最大の理由であるとすれば、あんのさんが、最終的に勝たせて賞賛したのも中央集権的な正義ではなく、日本体制側のなかにもある蛇的、ゴジラ的な部分だったのではないでしょうか。

今回、怪獣は一匹しかでてないようにみえましたが、じつは今作も怪獣同士の戦いであったのです。ゴジラ vs 日本人

やっぱりあんのさんの映画だった。エヴァと同じ構造

そう考えると、最初いつものエヴァとかのひねくれた作品とちがって、今回は単なる勧善懲悪映画なのかな、つまんねーなとおもってたりしたのですが、やっぱりそうじゃないひねくれ映画だったのだろうな、いつものあんのさんだっとほっとします。

蛇足ですが(蛇だけに)人間使徒ほひとりで、進化の形が少し違っただけの怪物であるというのはエヴァとまんまおなじな訳ですよ。そう考えるとゴジラは、アダムであり、尻尾から生み出されるのは使徒なのかも。イメージ的には貼り付けにされたリリス下半身からにんげんがぽこぽこくっていていたのとおなじなのかも。

ゴジラはフクイチのイメージ

ゴジラって、いままでSF定番の行き過ぎた現代科学に対する警鐘としてえがかれてきたかとおもうのですが、そして今回も福島原発イメージはわかりやすいほどかぶせているとは思うのですが(こちらでも言及されてますhttp://anond.hatelabo.jp/20160805000418 )、ヤマタノオロチを持ち出してきたことによって、いままでのような科学の力への警鐘ではなく、また311の反省映画でもなくしているのではないかと。単発の事象に対する象徴的な映画なのではないとおもうのです。この国が根本的に抱え、なおかつ封印している体制側の否定をともなう無秩序への回帰願望の力強さとその恐ろしさへの警鐘、それと同時にその力は今でも脈々と体制側の中にもすでにとりまれていてそれを有効に使うこともできるよね、というような話をみせたかったんじゃないかなとかおもいますゴジラは死なないよどこまでも、ってかんじで。

おわり

あーーーー、妄想がとまらない。とりあえずここまで読んでくれた人ありがとうヤマタノオロチ解釈に関しては、たぶん世の中的には主流ではない解釈だと思います一般的には、川の氾濫の象徴とか、そんな感じでしょう。でもまあこういう解釈方向性は、いろんな人が出していて(この本とか https://www.amazon.co.jp/dp/B00PS2FK8C/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1)そこ自分で味付けして解釈してみましたというかんじです。

まあ、最初にも書いたけど、こう言うのを考えるのが楽しいのがあんのさくひんだなとおもいました。

追記

http://anond.hatelabo.jp/20160807101757

読み方は(増田も言っている通り)やや(かなり?)牽強付会くさい点もあるけど、面白い読みだとは思った。

ただ、増田の言うことが正しいとして、何で今の時代に「氏族共同体中央集権の争い」を描いたの?ってのが気になった。「体制側の否定をともなう無秩序への回帰願望」が発現した事件とかって最近あったっけ?ISとか?

ちょっと言及されたので、補足してみる。

前提として、巷で言われるように右翼礼賛、共同体万歳的な側面がこの映画にはある。ただ、共同体主義には2種類あると思っていて (1) 国家型(中央集権的) (2) 地域型(地方分権的) がある。

今回は地域共同体主義共感している映画だとおもっていて、結果的国家型を否定するなぞりがあるんじゃないかと。

地域共同体主義の人にとっては、リベラルのいうような何か理想とする社会を人工的に作るというのはぴんとこない。もっと自然感情で、近しい人で社会をつくりあげたいとおもっている。しかし、国家というのは大きすぎてぴんとこない。そしてそこにひも付きやす全体主義的な思考には拒否反応をしめす。そういう思想です。

これって全く特別イデオロギーではなく、割と普通ネトウヨとかじゃないけど、左翼むかつくとおもっているネットによく人たちの自然思想だとおもっていて、おとなしめのリベラルちっくなオタク親和性たかい。そしてあんのさんもそういう思想意識的無意識的かもっているんだろうなと思うのです。だからこういう対立を描いたと。

無秩序への回帰というのはちょっと「現体制にとって」の無秩序であり、ほおっておいても自然に生まれ家族的情愛による秩序への回帰共感したいというメッセージかもしれないなと思います

2016-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20160226233741

そうは思わない

これは地方分権の話なんだと思う

地方分権が進めば国連のように各都道府県から1人ずつ代表者が出てくれば良い

そんな世界は訪れないから仮定無意味かもしれんけど

2016-02-06

何故東京一極集中是正しないのか? 地方民がよく指摘する問題点にはあまりに個人の意思希望と言った点が抜けてる気がする 東京在住者側から見た意見

最近消費者庁地方移転が進まないってニュースに寄せられた意見を見ていて思ったのだが

何故東京一極集中是正しないのか?という問題について

地方民がよく指摘する問題点や解決策には、あまりに個人の意思希望と言った点が抜けてる気がして

モヤモヤしたので、ここで吐き出してみた。

東京一極集中緩和に関して地方民がよく指摘する問題点とその解決方法は大体こんな感じだと思う

・ 政府によって意図的本社やら役所東京に集中されているかけしからん

  だからコレを国の強制力法律強制的地方移転しろ

今回の消費者庁地方移転が進まないニュースに関しても

・ せっかく政治家地方創生地方分権でお役所地方に移そうとしているのに

  意味理解していない官僚がゴネてるけしからん事だ

だいたいこんな意見多良

ただ東京在住の自分がこういった意見に思うのは

・ そこで働く人の希望意見って全然顧みられてないですよね?

・ 労働者に関してもなんか政府強制されて東京で働かされてる前提になってませんか?

・ 最初の前提条件として地方のほうが労働環境が良いって前提で話し過ぎじゃないですか?

この部分が本当に顧みられてない意見が多すぎて当事者としては結構モヤッとする。

どの層に属しているか意見も相当割れると思うけど

ハッキリ言って周り見てると少なくとも真ん中からそれ以上の層に関しては

全てとは言わないまでもかなりの割合で個人の意思首都圏勤務を希望している人が大半で

中にはもっと強い意志地方勤務は絶対無いと言う人も結構居ると思う。

例えば近年だと

そういった傾向を反映したこんなニュースを見ても

やはり地方移転の最大の障害政府でもなんでも無く

働く人が地方を嫌がるって事だと思う

新聞ウォッチ三菱自動車本社京都移転白紙撤回」の報道

http://response.jp/article/2004/11/08/65348.html

移転する場合退職希望者数が想定を超える1000人規模に達し、

移転を強行すれば通常業務に支障が出る可能性が出てきたためだという。

何が言いたいかといえば

そう言う好きで東京に住んでいる人間に対して、クビに縄をつけてでも地方に引っ張ってこい

といった今の地方分権地方創生のやり方では、一番重要な人の希望意思が全く反映されて居ないだから絶対に失敗するし

地方創生をするにせよ、東京から強制移住のような方法ではない違うアプローチを考えるべきではと思う。

2015-11-29

「緑の行進」40周年ロイヤルスピーチ

神に讃えあれ

平安と祝福が預言者とその一族にあらんことを

国民よ

この「緑の行進」四十周年記念式典は、いつもの行事や通過的祝典ではありません。それどころか、王国領土保全を完成させる過程における重要な局面なのです。

我が国土の解放、そして平和安全の強化の大いなる達成に続いて、我が国サハラの人々がれっきとした国民となり威厳のある生活を楽しめるようにしようとしてきました。

今日、「緑の行進」の40年の後、我々は、その有利不利にかかわらず、サハラ問題についてこれまで対処されてきたやり方からの、金利生活者経済や特権からの、民間部門の参加が貧弱であることからの、そして中央集権的なメンタリティからの、根本的な決別を求めます。

何故今日、40年の後なのでしょう?

そう、何年もの犠牲と、政治的かつ開発志向の努力の後に、我々は成熟を達成しました。

今、国家の一体性統合過程における新時代夜明けと、我々の南部地域祖国への完全なる統合の達成のために、機は熟しています。

南部地域開発モデル」の実行と進歩的地方分権化の適用は、その過程の一部です。

国民よ、

私は是が非でも、南部地域我が国民達へ彼ら自身仕事をこなすの必要なすべての手段を与えて、彼らが彼らの地域を開発できることを確かめたいのです。

太古の時代から、このサハラの人々は学者や季節的交易者として知られてきました。彼らは額に汗をして生計を立て、威厳と誇りを持って暮らしていました。厳しい生活環境にも関わらず、誰からの助力も期待していません。

私が話しておりますのは真のサハラウィ、彼らの祖先モロッコの王との間にいつも存在していた忠誠の絆へと身を捧げて続けてきた本物の愛国者のことです。

我等が敵たちのものの見方に乗せられて彼らを支持する少数の者についていえば、それらを許す余地は我々の間にはないのです。しかしながら、本心に立ち返り悔い改めた者に祖国は、概ね寛容かつ寛大であります。

国民よ、

南部地域開発モデル」を実行することは、これらの地域の我が同国民への我等の義務を果たすことに我々がどれほど身を粉にするかを示すもので、それゆえに統合的開発のモデルとなるでしょう。

我々はこの「開発モデル」に、統一祖国へとこれら地域を統合すること、そして、経済的ハブとして、またモロッコとそのアフリカルーツとの間の決定的な絆として、サハラ地域の影響力を拡大することを望んでいます。

そのために私は、利用できる全ての手段を集めること、全能の神の御恵みにより、ラユーン=サキア・エル=ハムラ、ダフラ=オウド・エッダハブとゲルミム=オウド・ヌーンの諸地域にて社会・医療・そして教育のプログラムとともに、多数の主要計画を遂行することを決断しています。

インフラに関しては、この地域の道路ネットワークが拡大されるとともに、国際標準に準拠した二車線道路がティズニットとラユーン、ダフラを繋ぐために建設されることになります。

私はまた、アフリカ各地とを結ぶハブ空港南部地域に設ける検討をすることも、政府に求めました。

私の念願の一つに、アフリカ他地域とモロッコを繋ぐためにタンジエとラグイラを結ぶ鉄道を実現することがあります。今日マラケシュラグイラ線完成のために今必要となっている資金の確保に助力いただけるよう、全能なる神に祈ります。

我々にはまた、「偉大なるダフラ大西洋港」を建設し、南部にて主要太陽光及び風力エネルギープロジェクト遂行して、ダフラと国立送電網とを接続する意思があります。

我々の目標の一つは、これらのネットワークインフラアフリカ諸国へと繋げて、これにより諸国の発展に寄与することであります。

もちろん私は、これらのインフラが、それ自体では、国民の生活状況を向上させることができないと理解しています。それゆえ私は経済発展を推進し、人間開発計画にてこの行程をサポートすることを切望しているのです。

強調しておきたいのは、この点について天然資源からの収入は、この地域の人々の便益の為、そして彼らとの協議と協力にて、この地域へと投資され続けるであろうということです。

地域の資源と製品の利用と振興のために、ダフラの主要海水脱塩プラントや、ラユーン、エル・マーサ、ボジュドーの産業区と施設類の設立のような、幾つかの計画が遂行されるでしょう。

これらのイニシアチブサポートするために、国内及び海外投資家のために明快さと競争力とが共存して、彼らがこの地域の発展に貢献できるよう、投資やすい法的枠組みが制定されることを切望しております。

経済構造を拡大し、事業と社会経済をサポートし、定収入を発生させ、特に若い人々の雇用を創出するために、経済発展基金も立ち上げることになりましょう。

国民よ、

私にとって、最も重要なこととは、サハラにおける我々の同国民の尊厳…とりわけ、若い世代の尊厳…が保護されることを確実とし、彼らの愛国心祖国への傾倒を強めることであります。

よって私は、人口の殆どのセグメントで要求されている公平と社会的正義原則を維持するため、社会保障システムに立ち戻り、これをさらに透明で公平なものとするよう、政府に求めています。

さらに、サハラの人々の心臓と心の中で特別な位置を占めているハッサーニ文化を考慮して、サハラ伝統の保存と推進のために必要となるメカニズムを、とりわけ、この国の南部に劇場美術館カルチャーセンター建設して、強化することを切望しております。

人権についてですが、モロッコは、全能の神のお恵みにより、国家の動員、良好な治安統制、そして国民社会組織との建設連携を通して、たくみに我が敵の目論見を打ち砕きました。

そのうえ、憲法にて定められた機関であります国家人権協議会とその地域委員会は、権利と自由の保護を任務としておりますが、如何なる違背があろうとも、これに対し、公的機関市民社会組織、そして国民との対話と協力を通じ、取り組んでおります。

国民よ、

進歩的地方分権化を遂行して、モロッコの信用を強化するとともに、公約を重んじる国であることを示すのです。

私が国会開会式で強調したように、この地域で選ばれたオフィシャル達は、国民によって民主的に与えられた正当性により、国家機関だけでなく国際社会とも向かい合う、南部地区居住者の真なる代表者となります。

進歩的地方分権化の遂行南部地域が最優先であることを確かなものとするために、一連のプログラム契約が、中央政府と本地域との間で、開発プロジェクトの実行に関する其々の義務をはっきりさせるために、締結されることになりましょう。

私はそれゆえ、王国の他の地域の経験が繰り返されることを期待して、権限委譲立法文書の採択を急ぐこと、適任な人的資源資金とを移転してこれをサポートすることを、政府に対し命じています。

我々はまた、地域部局に対し、この地域の物事を地方レベルで動かしていくのに必要特権を与えるための、本当の行政権移譲勅許状の準備を急がねばなりません。

私はそれゆえ、我々の南部地域居住者とその代表者達が、彼らの責務を遵守することを期待します。今や、彼らが自らの物事を執り行って自身要求を満たすために、制度化された開発関連のメカニズムを設定しているのですから。

国民よ、

モロッコが何かを約束するときは、言行をともにします。我が国は、履行できないことは公約しません。

ですから、我々は世界に向けてこう言いたいのです:他とは違って、我々、モロッコに居る者は、空疎スローガンを使うこともなければ、幻想を売ることもしないのだと。我々が何かを公約するときは、その内容を履行して、大地の上で物事を執り行うのだと。

今日モロッコは「モロッコサハラ」をサブーサハラアフリカ諸国との通信及び通商のハブとすること、そしてそれを達成するのに必要インフラ建設することを誓いました。そして今一度になりますが、我が国はこの約束を守るでしょう…敵たちが好むと好まざるとにかかわらず。

ところで、ティンドウフでは…アルジェリアのですが…人々が、貧困や、絶望収奪そして基本的人権の侵害に苦しみ続けています。ですから、私はこう問うべきと思うのです:

「何百万ドルもの人道的な援助はどこに行ってしまっているのか…一年あたり6千万ユーロも?…分離主義者たちの装備、プロパガンダ、そして弾圧に費やされる莫大なユーロについては言うに及ばず。」

分離主義者の主導者たちが腹立たしくも裕福で、欧州やラテンアメリカ不動産銀行口座を所有しているという事実を、どう説明できるのか?」

「どうしてアルジェリアは、人口がせいぜい四万人のティンドウフ・キャンプ生活条件を…例えば、アルジェの中程度の人口区域と同程度にまで…向上させようとしないのか?」

これはつまり、彼らの威厳を守る住宅6,000軒を、アルジェリアは建てることができていない…もしくは建てるつもりがないのだ、40年にも及ぶのに…ということなのです。

どうしてアルジェリアは…モロッコ軍事・外交で対抗するために莫大な額を費やしているのに…ティンドウフの住人達をあのような恐ろしい、非人間的な状態生活させておくのでしょうか?

かのサハラの、自由で立派な息子たち・娘たちを、人道援助を乞う者に変えてしまった者どもには、歴史が裁きを下すでしょう。

彼らがサハラ女性子供たちの集団の悲劇を利用して、彼らを戦利品に変えてしまっており、違法な商業活用だけでなく外交的論争のための道具としても使っているという事実を、歴史は物語ることになるでしょう。

ティンドウフのキャンプに居られる人々に問います:ご自分たち生活状況がすさまじいというのに、あなた方はそれで良いのでしょうか?このキャンプに居られる女性は、息子さんたちや娘さんたちの間に広がっている絶望と落胆の意味理解しておられるのでしょうか…期待できる展望未来もないというのに?

あなた方は、このような非人間的な状態などよりも良い扱いを受けるに値するものと、私としては信じております。あなた方がこういったことに耐えるのだというなら、誰を責めるわけにもいかないでしょう。そうしている間にも、あなた方の目前でモロッコは、その南部地域の発展を強力に推進していき、この地域の居住者が自由で威厳のある人生を楽しむのを確実にしていくのです。

国民よ、

この「サハラ問題」は、モロッコがその歴史のなかで初めて直面した問題ではありません。この国はシバ(無法)と混沌を知っています…保護領統治のもとで生きながらえ、占領を耐え抜きました。この国は、現代国家を築こうとして独立を勝ち取るうえで、不和と争いの時季も経験しました。

困難な状況に直面する度に、モロッコがいつも昂然として、強固であり団結していることが判ります。何故かといえば、モロッコ人は、自分たちが同じ運命のもとにあると信じ、自らの普遍の価値と領土保全を維持しており、この王と民との間にある密接な絆と団結へと、全面的に委ねているからです。

進歩的地方分権化の遂行と開発モデルの適用を開始することにより、モロッコは、我々の領土保全に係る不自然な論争に対する不変の解決策を見出す機会が多くなることを望んでおります。

そのように信ずる理由はただひとつ2007年モロッコは、国際社会の呼びかけに積極的に応じ、この袋小路から出る道を見出すための案を編み出したからです。

そうして我々は「南部地域の為の自治イニシアチブ」を提案しました。その国際団体からは、真剣で信頼できる提案であるとの判断が出ております。

昨年私が「緑の行進」の記念日を祝う式辞にて指摘したように、このイニシアチブは、モロッコ提供できる精一杯のところなのです。その遂行は、国際連合機構の枠組みでの最終的な政治的解決の達成にかかることとなります。

モロッコの一部について何か別の譲歩を待っている者たちは、思い違いをしています。それどころか、モロッコはそこで与えるべき全てを与えています。モロッコは、このサハラを守るために、自らの息子たちの血を惜しみなく捧げています。

我々は、それ以上の譲歩をしなければならないのでしょうか?一部の国際非政府組織たちが、我々に望んでいるような?

我々は、こういった敵対的態度の裏にある理由を知っています。彼らの狙いは、この国を分割することなのです。しかし当の彼らには我々のことに干渉する権利などないことも、我々は知っています。

これは、国際組織内のある団体がモロッコの歴史を知らないままシナリオを創り出そうとするのに対処するうえで、我々が支持しているのと同じ原則です。そうしたシナリオは、エアコンの効いたオフィスで創り出され、現実から遠く離れて、モロッコサハラに係る地域紛争の解決のための提案として示されているのです。

モロッコは、如何なるものであれ、深刻な結末をもたらしかねない愚かで危険な行動方針も、「自治イニシアチブ」で生まれた前向きな趨勢を転覆することが狙いでしかない実行不可能な提案も、いずれもお断りいたします。

モロッコ製品への敵対的キャンペーンに対しても、モロッコの団結と不変の価値を守る政治と防衛のセクターで発揮されたのと同じ、犠牲と献身精神に則って、立ち向かっていくことになります。我々の製品のボイコットを求める者たちについては、歴然とした国際法違反でありますが、彼らにはそうさせておきなさい。とはいえ、彼らは自ら決めたことの責任を執らなければならなくなるでしょう。

モロッコには、立ち上がるであろう大規模プロジェクト恩恵で、この地域に生まれ投資機会から利益を得るために、自らのパートナーを…国家も、グローバルカンパニーも…招待する権利があります。

丁度、我々がモロッコ北部と南部とを何ら区別していないように、トマトにおいてアガディール産とダフラ産の間でも、イワシにおいてララシュ産とボジュドー産の間でも、燐鉱においてコウリブガ産とボウクラア産の間でも…広く知られるデータ裏付けられているように後者我が国の埋蔵量の2%に満たないとしても…我々の目には何らの違いも、みとめられないのです。

同様に強固な意志と揺るぎなさをもって、モロッコサハラの法的状態を疑おうとする企てにも、この国の北部地域でと全く同じように、この土地、この南部地域にて力と特権の完全なる行使を行う我が国の権利へ疑問を投げかける企てにも、モロッコは立ち向かっていきます。

これはつまり、我々の正当性を良く知らしめ、我が国がなしている進歩をスポットライトで照らし、我々の敵のもくろみに対抗するための、取り組みの強化と警戒の維持、これら全てを、我々は総動員で行っていかなければならないということです。

国民よ、

緑の行進を特徴づけたのと同じ献身と犠牲の精神を保ちつつ、我々の南部地域の開発を推し進め、その地方の息子たちや娘たちの尊厳を護ること、そしてこの国家の領土保全を維持することは、我々の集団的責務です。

そのようにすることが、「緑の行進」の考案者…私の尊敬する父であって後の王ハッサン二世陛下…安らかにお眠り下さい…と、この国の栄誉ある殉教者たちへの、忠節の証しとなる筈です。

アッサラーム・アライクム・ワロマツロー・ワバラカア-トゥ

2015年11月6日

2015-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20150924191421

道州制」ってあくまで「地方分権」の話だろ?

元増田が言っているのは、主権国家として独立させろっていう話じゃないのかな?

2015-08-02

所得税消費税よりも資産課税をしたほうがいいじゃない?

所得課税より資産課税のほうが今の時代に向いているんじゃないかな。

資産課税をするとキャピタルフライト資本逃避)が起こって、円は暴落するかもしれないけど

その結果さら製造業は強くなって、労働者賃金ドルベースで安定すると思うんだよね。

輸入品が値上がりして輸出しても儲からなくなるっていう、なんだかアレな論議があるけど

全部ドルベースで見れば、円が下がれば特に極端に下がれば輸出には強くなるんだよね。

 

所得税を0で資産課税をかなりキツメにしちまえば、どれだけ高所得でも宵越しの金を持ち越さずぱぱーっと使って景気は物凄く良くなる。

格差ってのは資産ストックの差が殆どだと思うので、そこに課税しちまえば一発でフラット社会になるんじゃないかな。

 

自身は、資産課税されるとちょっとつらい立場だけど

周りを見る限り、格差はこれからもどんどん拡大していくと思うんだよね。

友人たちの子供は超絶な金持ちとして、資産を受け継ぎ資本主義にうまく立ちまわるチートのようなプレイ教育を受けて

さらに荒稼ぎするというディストピアしか見えない。

 

金融立国や今やっている過剰流動性インフレ政策経済成長って結局

金持ちがより天文学的な金額を稼ぎ、今の人たちはちょっと落ちぶれるか何も変わらないっていう世の中がずーっと続いて

20年後、ほらやっぱり経済成長して豊かな国になりましたよね?だからこれからもこれでやっていきましょうっていう風にしか見えない。

 

 

最終的には格差是正する為に自滅する戦争リセットを押すしかないんじゃないって気がする。

それよりかは多少の代償を払っても資産課税でうまく潤滑に資本が回る社会にしたほうがいいじゃないかって思うんだ。

 

PS

タン貯金に関しては、マネー電子化により一発補足ができるのではないでしょうか。

 

外国人になってしまった元日本人シンガポール人の富豪さんは、日本においてある資産だけ課税すればいいんじゃないでしょうか。

キャピタルフライトしてしまえばその分円は落ちるので、また稼ぎやすくなってあぶく銭がキャッチボール的に高速回転するはずです。

よって資本利益率は高くなるでしょうから資産課税覚悟投資したい人は増えて帳尻が合うはずと希望的観測をしておきます

 

資産は隠されるってのはその通りで、現物に交換して貯蔵しようとか考えるはずですね。

所得もそれと同じで税務署がそのために必死になって、調査しているのではないでしょうか。

商取引を全部電子化してしまえば、課税逃れは難しくなるんじゃないかなー

 

大きな変化には革命必要なのはそうでしょうね。革命って響きはかっこいいけど殺し合いですよね~。

なんか革命以外にうまい方法はないんでしょうかね。ひとつローマ時代にならって

一時的独裁官に全権委任くらいかな。

 

 

消費税8%とはてなミニマリスト騒ぎはリンクしている

素晴らしい洞察だと思いますミニマリスト消費税のくだりは痺れました。

 

政治世界グローバル化資本逃避を過度に恐れているように思います

からこそ法人税減税、所得減税、相続税減税の方向にプレッシャーがかかっているのだと思います

 

からあえて主張したいのですが、資本逃避ウェルカムの方向で政策を行ったほうが面白いんじゃないかと。

資本逃避を許容すれば、相続税所得税法人税も好きな様に決められます

現状はスイスシンガポールニューヨークロンドン香港のような小型のグローバル都市国家に有利な体型となっています

彼らとしのぎを削って、税金ダンピング競争をしたところで不毛な結末しか見えてこないと思います

結果国は栄えても、多数の貧民とごく少数の巨万の富を持った富豪という形ですね。

GDPが増えても、凡人は豊かになれない。資本逃避を恐れる限り、相続課税の強化は無理でむしろ低減させていくしかない。

相続税を今のままだと金持ちはどんどん逃げていくし、現に今のキャピタルゲイン課税なんてシンガポールに行く気にさせるには

十分な同期になりえます

それに友人たちの資産の増え具合を見ているに、教育程度で使える範疇じゃないんですよね。年収億とか稼いでそれが

福利で増えて、それがうん十年はたまたうん百年続くわけですよ。もうわけのわからん増え具合ですよ。

 

それなら資本逃避させてでも金が回るようにして、凡人が豊かな社会のほうがいいじゃないかなーって思ったわけです。

ストックを削らせて、フローを増やす(回す)ということですね。

 

 

最後にこのような過激な政策を本気で日本で行った場合、屍が広がる未来となるかこの世の楽園となるかは分かりません。

からこそ本来は、地方分権でいろいろ実験ができる仕組みにした方がいいと思うんだよね。

会社という組織はそのミニマム版でいろいろな多様性ができていると思うんだけど、国家会社に相当する

無茶やイノベーション実験できる、嫌だったらすぐ辞めて他の会社に行けるような地方組織ってないんだよね。

8/3 追記

資産課税対象について伝え切れていないと思うのですが

数億円程度のお金持ちはたいして課税する必要はないと思います

想像する対象もっと大きなものだと思ってください

そうじゃなくってもっとエゲツない富裕層が複利の魔法でとてつもない

勢いでお金を増やしているんですよ。そういった層にはインフレもパワー不足

物価を倍にして実質資産を半額にした所で

複利の魔力にはパワー不足

ポジショントークとしては資産数百億とか数千億数兆円もっている方々を

資産課税でご退場して頂けたらより投資案件の利回りが上がると思うんだよね

身近で富裕層を見るにつけ住む世界が違いすぎるし、圧倒的なチートプレイをひしひし感じるわけです

お前ら信じられるか

イケメン好青年で嫁がいて資産数十億持っている奴が本当にいるんだよ

しかも切削琢磨してさら資産を増やそうとしている

それも一人じゃない 今時10億円持っているのはなんでもないんだよ

俺の周りにもポツポツいる。

100億の投資家仲間はいないが25億の投資家なら会って話した事もある

インターネットは凄まじい格差引き起こした 知識は集中する

今まで以上の格差チートプレイを身につけた奴らがますます知識武装して

よりマッチョさらに激しく複利のエンジンを加速させて行っているんだよね

そこで努力が云々とか頑張れば報われる的な

インセンティブがなくなりうんたらとかそういうのは対象が少額過ぎて

圧倒的な複利のパワーには虚しく響き渡るだけなように思えるんだよね

2015-05-16

http://anond.hatelabo.jp/20150515014847

どっちか一方しかいないのなら、どちらも条件を満たしている。

でも政治は対戦相手のいる交渉術なので、わかりにくくなる。

患者の後ろに東洋民間療法師と宗教化が常についてくるようなものかも。

マスコミと同じで一部の事実や一部の正しいことだけを編集し、

自分にとってまずいことや全体像は言わない。



以下は私見。

両者のサイト見て緊縮財政や、

大学病院サービスの統廃合、地方分権というより中央集中化

などがほんとに大阪にとっていいのかどうか全くわからない。

日本全体での少子化税金の上昇、2極化などのベース

大阪府と市あわせて8兆円の負債があるのに

サービスの向上や税金を据え置きなんてことはどっちにしても難しいと思われ、

どっちのほうがより効率よくお金使ってサービス低下を最低限踏みとどまれるか。

はいえ、橋本以前の公務員数や不祥事第3セクターや大型事業破綻は凄まじい。

USJ第3セクタースタート赤字続きのままゴールドマンに売り渡さざるを得なかった。

同和、暴力団朝鮮企業権益など闇が深いところもまったく想像できない。

橋本以前に任せてたら、借金の大盤振る舞いでサービスの低下はなくても

夕張ギリシャのように突然いろんな公共サービスが停止する可能性がなくもない。

都構想の枝葉はわからないが、

橋本以前の税金の使い方がやばいのはわかる。

市民は数百円の税金や、

数十万の税金の使い方にはいくらでも口出しするが

数億、数千億にはとんと無頓着なのが都合いいのだろう。

大阪市民はどっちに金を預けるのだろうか。

2015-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20150507132230

全体最適になるために部分最適を徹底する。

これが理想だけど全体最適のためにならない部分最適が起こっちゃってる。

で、上が下をコントロールできるような上下関係もない。

国→都道府県市町村で上が下を評価し人事給与コントロールして上下関係を徹底できるなら、地方分権化して決定権を委譲するのがいいかなと思う。

そんなのは無理だから権化するのがいいかな。

行政はどこもムダムダムダなので、一番それがひどい大阪から権化して手本を示してほしい。

日本中そうなるのを期待している。

2015-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20150303171630

これ是非炎上して欲しい。つーか地元メディアって何してんの?寝てんの?

こんな報道がクソしょぼい有様で地方分権とか出来る訳ねぇな

2015-03-01

なぜヒト・モノ・カネが東京ばかりに一極集中するのか?実体から思ったこと

この前地元県庁に勤めている友人と話をした時イラッとした事を吐き出したい

その友人とは大学が同じだったのだが

その友人曰く日本と言うのは中央政府役人自分がいる東京繁栄させたいから

各種法律規制産業政策東京を有利にするように仕込んでいる

したがって自分たちのような地方民は損をしている

よってヒト・モノ・カネが東京ばかりに集中し

地方は新たな産業起業が起こりにくく衰退していく

から地方分権をして東京にあるものを半ば強制をしてでも地方に持って来るべき

まあ言い方が悪いがまとめると

東京ばかり繁栄するのは許せん俺達にもその分前をよこせ

のようなことを力説していたのだが

地方である地元起業して事業軌道に乗ってから事業ごと東京移転した自分にわせると

問題本質は国の規制産業政策よりも

起業のような新しい物に対する地方人間保守的な態度のほうが余程障害になったということ

例えば上京してびっくりしたのが

ベンチャー起業・新しい業種に対する偏見のなさ

この偏見というのは社会的地位とでも言えばよいのか

実はこれはとても大きくコレがないと人材が集まらない

そして元々の人材が集まらない段階で

経験者の転職もまず期待できない

そして次がインフラ問題

あと事務所等借りる際も

そういった駆け出しの起業家向けの物件は少ない

そして行政問題

地方行政府は口ではベンチャーベンチャー言うもの

結局彼らが理解できるのは地方大学地方の名士が営んでいる起業が絡むような

保守的案件かそうでなければ1次産業2次産業ばかり

どうも三次産業は余りお好きでないようだ

そしてこれが一番でかい

最初に上げた社会的偏見にも通ずるが社会的空気がぜんぜん違う

自分も将来起業したいと言い出した時には親や教員は頭が狂ったんじゃないか

とにかく地元役所地銀に入れと散々言われた

確かにその勧めは安定を基準にすればとても正しいしよく分かる

ただ自分のようにチャレンジしてみたいと思うような若者が出てきにくい土壌を作っている

こういった国がどうのだから地方が衰退すると嘆いたり文句を言っている人に対して切に思うのは

それなら現状あなたのところでは新しい事や新しい事をしようとしている人たちにやさしいですか?

と聞いてみたい

大概は国が悪いと文句をたれて入るが

その実そういった人たちをないがしろにしている人が大半だと思う

なので仮に今の現状で地方分権だなんだ政策的に何かをしたところで

相変わらず東京への一極集中は変わらないと思う

2014-11-08

最低賃金は上がらないとまずい。ただし、手段は丸投げ。

http://anond.hatelabo.jp/20141104113539

http://anond.hatelabo.jp/20141106101718

なんか定性的な話と定量的な話がごっちゃになってる感じだな。

景気が良くなるという言葉意味合いはよく揺れるけど、ここでは、「総GDPが上昇し、かつ、その内訳において、一部世代性差、などに成長が偏らず、全体的に底上げされた状態」としときます


定性的マクロの話。

時間軸を過去から未来にとった時にデフレからインフレになる場合人件費の額面の金額は増える。だから最低賃金も当然増える。

ここで、デフレの原因として世界的な需要不足があり、これに対する需要喚起のためには安定的消費者がいないといけない。トリクルダウンには限界があると露呈し始めているため、低所得者層の安定のためにも低所得者層賃金の上昇が必要である

よって、低所得者層所得が増えるように政策誘導しないといけない。また、現在物価上昇よりも実質的需要喚起のため)、名目的(インフレ傾向維持のため)ともに賃金が上昇する”傾向”を作り維持しないといけない。

結論もっと最低賃金あげないと世界ヤバイ


>需給的なミクロの話。

 とはいえ、定性的最低賃金を上げれば景気がよくなるといっても、両者は簡単な定比例でもなく、最低賃金を上げるほど景気が逓増するわけではない。簡単な思考実験として、すき家の時給が「明日」、「20万円」になった場合を考える。当然、ゼンショーにそれを払える原資は「明日」の時点でもってないから、全店がパワーアップ閉店して、すき家のものがなくなる。すき家がなくなると、すき家から貰えたアルバイト料もなくなり、どんどんどんづまり

結論最低賃金あげるにしても、簡単な逓増じゃないから限度ってもんがあるよ。


>ここで定量的な話。

 最低賃金は上げる傾向にないといけないが、「明日」&「20万円」は論外。だとすると、「どの程度の期間」で「どのくらいの水準」に持っていくかという”数値目標”が大切。元増田が慧眼だったのは、「二十年後」に「二千円」って示したことだな。この数値自体妥当かどうかは別として、期間と水準の両者を示したことはでかい

結論:「どの程度の期間」で「どのくらいの水準」に持っていくかという”数値目標”が大切。


数値目標に向けて。

 目標はたてても、賃金雇用の需給によって決まっちゃうんだから、その目標に到達できるように、その期間内にそれが成り立つ経済環境を整える種々の政策は別途必要特に地方なら、なによりも人口増の取り組み、新規事業とか、etc・・。手段に関しては、行政独立性があってもいいと思う。日銀独立性のように。そういった流れでは地方分権確立必要かも。


>これって……

 インタレの話と似てるよね。特に反論が。物価は需給で決まるんだから、数値設定意味ないとか、設定しただけで無限インフレ起こすぞ、とかいうのが、賃金は、需給で決まるんだから、数値設定意味ないとか、設定しただけで連鎖倒産起こすぞ、になってるあたり。

 デフレ脱却高橋是清だしてくるなら、今回の話は国民所得倍増計画(ただし、低所得者比重)といった感じ。期間と所得の数値設定をだすってあたりで。

 あと、FRB物価雇用責任もってるからこそ、米国雇用者統計マーケットてんやわんやするわけだが、日銀物価しかもってないとか、そういったあたりももやもやとあるけど言葉にはできない。

2014-09-20

独立とか、民族自決とか地方分権がやたら無条件に正しい事みたいに言われるけれど

個人的には逆だと思うんだよなあ…

民族自決至上主義はそこに生きる個々人の好みの違いをまるで無視している

少数民族は往々にして女性差別性的マイノリティ差別が激しい事からも目をそむけている

地方自治なんかやったらそこに住む子供達は今以上に狭い地域に押し込められて希望も何もなくなる

地域の色なんか下手に出したらその特定文化押し付けられて

見たいアニメ自由に見られない生活なっちゃうじゃないか

子供の頃テレ東アニメが見られなくてどんなに辛かったか

日本地方分権なんかやらずに寧ろ中央集権を強めて

全ての日本国民に同じ教育と娯楽が与えられるようにすべき

格差の原因は一部が富を独占することが原因だから問題中央集権にあるんじゃないんだよ

中央集権だろうと平等を心掛けさえすれば富の分配は上手くいく…

っていうか格差をなくすには絶対に中央集権の方がいい筈

日本の富は日本国民全てのものと考え、どこか一つの地方だけで独占せずに等しく分ければいい

これって社会主義?だとしたら21世紀の今でも人類が目指すべき新しい理想社会社会主義にある

2014-09-18

「おら東京さ行くだ」

地方自治の話はこれが全てだと思う。

若者地方分権なんて望んでない。東京に行きたい。出来れば東京に生まれたかった。それだけ。

2013-11-23

東京都知事はアレで、大阪市長はアレで、名古屋市長はアレで、さすがに日本地方自治は失敗だったんじゃないの。あばよ地方分権。よろしく中央集権。まあ、アレも相当アレだけど。

2013-09-10

大阪市長

の言動はたしかにまずかったが、彼が排斥されてから地方分権とか言う人が表舞台からいなくなっちゃった

福島瑞穂だって党首辞任してからへんな法律に突っ込む人がいなくなったぞ

どうすんだこれ

2013-07-10

自治体毎に保健啓発するのは著しく非効率。国がまとめて啓発せよ。

ツイートのまとめ

・6月14日の日経38面「不妊知識を広報する自治体が半分以下」「高齢不妊知識啓発自治体は5%」「厚労省が実態を問題視」と言う記事に、激しく違和感

 厚労省は「自治体の腰が重い」と嘆く前に、なぜ自ら広報しない?

三鷹市作成する不妊啓発パンフレットと、春日井市作成するパンフレットと、都城市作成するパンフレットで、記載内容に差なんてほとんどない。

 差が付くのは、相談窓口の電話番号程度。全国1000以上の自治体が、わざわざ担当者別に置いて啓発パンフ別に作るのはエネルギー無駄

自分は「不妊啓発パンフレット作成費用が勿体ないから合理化、コストカットしろ」と言いたいのではない。

 「全国に不妊啓発担当者自治体に1000人散らばっているなら、彼らを厚労省に集結させて

 啓発プロジェクトチーム立ち上げた方が、遥かに啓発効果高い」と言いたい

・例えば街作りの分野の広報活動防災分野の広報活動自治体権限委譲するのは理にかなってる。

 青森豪雪地帯と沖縄台風常襲地帯で、防災啓発が同じ訳がない。しかし公衆保健や医学の啓発に、大して地域差がある筈がない

・強いて言えば、晩婚化が進行した都市部と、そうでない地方部とでは、不妊啓発パンフの内容は違ってもいい。

 だがそれでも2~3パターンの違いを用意すれば充分。同じ社会環境三鷹市武蔵野市調布市狛江市も、別々に啓発パンフ作成するのはコスパ悪い

もっと言えば、「地方で出来ることは地方で」という「高尚な理念」を掲げた地方分権一括法自体が、ネット時代には「時代遅れ」なんじゃないか

 ネット時代は「地方で出来ることも、中央で一括処理した方が、効率いい」

地方ローカル地上波テレビ局地方新聞も、軒並み衰退している。行政けが、この流れに抗して、地域発信を続けることは難しい

2013-07-08

日本維新の会参院選マニフェストについて

1.基本的な経済政策アベノミクスをなぞっている。

2.TPP参加は、安全保障の方針と深く結びついて捉えられている。この点で、支持層との調整に苦慮する自民とは多少の距離を感じる。

3.地方分権を前提とした道州制推進派。憲法改正は、92条や94条などの地方分権に関わる項目についても対象である

賛否はあれど3.をもう少し話題にして、「地方分権」という霞みがちな話題を活性化させると得策かと思われる。

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