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2023-10-02

anond:20230909051354

元増田ではないがラグビーワールドカップ予選プールC、フィジーvsジョージアを見た。

どこにぶら下げるか迷ったがここで。

個人的に現時点で今大会ベストゲーム

(予選プールCの状況)

試合感想ももちろんだけど、この試合プールCの状況を知っておけばより楽しめる。

プールCの他の国はウェールズオーストラリアポルトガル

事前の評価の高かった順からオーストラリアウェールズフィジージョージアポルトガルだ。

ちなみにとあるブックメーカーの、プールCの一位通過予想オッズオーストラリア(1.4倍)、ウェールズ(3.75倍)、フィジー(8.5倍)、ジョージア(67倍)、ポルトガル501倍)となっていた。

だがフタを開けてみると、ウェールズが3連勝で決勝当確オーストラリアウェールズフィジーに連敗で予選敗退の危機混沌とした情勢だ。

ジョージアポルトガル引き分けと力を出し切れていない。

そんな中でフィジージョージア試合があった。

フィジーが勝てば2位通過濃厚でジョージア予選落ち確定。ジョージアが勝てばオーストラリアが息を吹き替えし、この3ヵ国で最後椅子を争うことになる。

元々世代交代に失敗した(と見なされて)火中の栗を拾いにいく形となった、元日本代表ヘッドコーチであるエディ(現オーストラリアヘッドコーチ)の心境はいかほどであろうか。

フィジージョージアの状況)

もともと日本と同格と目されていた両チームだが試合前は圧倒的にフィジー優勢と見られていたようだ。とあるブックメーカーオッズフィジー(1.06倍)、ジョージア(14.85)倍となっていた。ジョージア勝率は1割に満たない、と評価されていたのだろう。

フィジー

トンガサモアと並ぶアイランダー南太平洋島国)の一角だが、チームカラーは全く違う。

トンガサモアが圧倒的なフィジカルを前面に押し出しラグビーをするのに対し、フィジーの特徴は自由奔放な走りにある。

前に横に時には後ろにも走り、相手をかわし、倒れても柔らかいオフロードパスをどんどん繋いでいく。

スペースを自在に走り回るラグビーで7人制では世界に君臨しており、予測不能で単純に見ていて楽しいラグビーをするので大好きなチームだ。

弱点は規律・統率。海外プレイする選手が多く、ワールドカップの時くらいしかベストメンバーが組めない都合上どうしても連携が疎かになっていた。ただ、近年はフィジー代表クローンチーム「フィジアン・ドゥルア」をスーパーラグビーに送り込み、効果もでているようだ。

大会でもウェールズと接戦を繰り広げ、オーストラリアには圧勝し、評価を上げ続けている。

ジョージア

しばらく前まではグルジアと呼ばれていた旧ソ連圏の国。レスリング、重量上げ、柔道なども盛んで日本力士を送り込む(栃ノ心など)など力勝負なら負けない国だ。

ラグビーでもそのスタイルはパワーで押す、とにかく押す。スクラムで押し、モールで押し、個人でも押す。ボールを動かし走られて負けるのは仕方ないにしてもパワーだけでは負けないラグビーをするチームだった。

しかし、2019ワールドカップとき増田解説にもあるように、そこから脚も使う、パスも使うチームへの脱皮を図っているのがジョージアだ。

昨年ウェールズを破るなど一定の評価を得ていたが、大会では、オーストラリア敗れたのはさておき、プール最弱と目されていたポルトガル引き分けるなどやや評価を落としている。

試合内容)

前半

さて本題の試合内容に入る。

ジョージアが全く予想していなかった戦術を採った。

NHK解説者も驚いていたが、ジョージアがパワー勝負を控えめに、パス繋ぎ、走ってフィジーの穴を突いていく。

解説や我々ファンも驚いたがそれ以上に驚いたのがおそらくフィジー選手たち。

事前にそういった想定をしていなかったのであろう、重量級の前進を止めるために構えていたフィジーは細かくパスを回すジョージアに全く対応できていなかった。

守備の隙間をつかれて前進される、フィジー選手は当然背走しなければならない、だがジョージアの弾出しが早くそれを遅らせようとしてオフサイドポジションからプレーをしてしまう、と悪循環に陥ってしまっていた(ジョージアにすれば計画通り)。

結果、ジョージアトライを取ることは出来なかった(※)ものの、ペナルティを犯したフィジーに対して着実にペナルティーゴールを決めて加点する。

ジョージア守備も素晴らしかった。ウェールズを苦しめオーストラリアを引き裂いたフィジーのランやパスを完全に封じ込めた。

特にリスクを取って高めにタックルし、腕とボールを抑え込むことでフィジー得意とするオフロードパスを出すことさえ許さなかったのは圧巻で、ジョージア選手たちの集中力と一歩目の出足の速さを物語っていた。

動揺のせいかフィジーラインアウトも冴えない。まぁ圧勝したオーストラリア戦でも四苦八苦していたので単純に苦手なのかもしれない。

前半フィジー0-9ジョージア

(※)前半、ジョージアトライを決めたかに思われたがスローフォワードパスを前に投げる反則)との判定であった。

NHK解説者はスローフォワードではないと考えたようで「この判定は波紋を呼びそうです」とまで言った。

真横から映像でなかったので私にはこれがスローフォワードだったのかどうかはわからないが、トライに直結するシーンなのでTMOビデオ判定)くらいはした方がよかったと思う。

ちなみにこの後、解説者は「ラグビーは前に走っているので、真横に投げても走って慣性で前に流れる分はスローフォワードではない(だから今回はスローフォワードではない)」と解説していたが、これは誤りではないだろうか。

私の感覚だと次のような感じだ。

・確かに多少前に流れる程度では流れを重視して細かく反則をとらないことが多い

特にスピード得点を重視するスーパーラグビーではトライシーンを含めて反則を取っていない

・ただし、原則としては反則で、特にワールドカップトライシーンではかなり厳格に運用されている

まぁ経験者ではなく、テレビで見、たまにスタジアムにいく程度のファン目線しかないので有識者解説を求む。

後半

ジョージア戦術ははっきりした。だが後半もこれを続けるのか、それとも往年のジョージアに戻るのか。そもそも前半から全力と思われるが体力は続くのか。

予想外の展開に動揺したと思われるフィジーはこれまでであればクールダウンは難しい。果たして落ち着けるのか。後半がスタートした。

ジョージア戦術は変わらない。もちろんFWも使う、スクラムでも押すがしっかりパスも回し走りもする。この辺で気づいたがジョージアは極めてオーソドックスラグビーを高レベルで実現しているようだ。

フィジー戦術は変えない。だがハーフタイムを挟み落ち着けたのか一つ一つのプレーの精度が上がってきた。

ジョージアが走ってくることを前提に守備をするのでなかなかジョージア前進ができない。

フィジー攻撃の際は、タックルを受けるときに芯を外し腕を自由にすることでオフロードパスが決まり始める。

こうなると自力で上回るチームに追われるチームは怖い。

後半ずっと攻められ続け結局2トライ2ゴール1ペナルティゴールを許し

フィジー17-9ジョージア

このまま押し切られるかと思ったがまだまだ試合は終わらない。

ジョージアの体力が落ちる前にフィジーの出足が若干鈍くなってきた。

負ければ予選敗退がするジョージア、まだまだワールドカップは終わらないと気合の入り方が尋常ではない

ペナルティゴールで3点を返し、5点差としてラストプレイとなった。

こうなると観客も逆転を期待する。元々前評判が低い方に味方することが多いラグビーの観客たち、ここぞとばかりに大声援でジョージアの後押しをする。

やはりパワー勝負ではなく走るジョージア。この直前にイエローカードで14人となったフィジーディフェンスの穴を突き前にでる。かなり前進したところでフィジーに捕まりそうになる。普通なら一度倒れて仕切り直しにするところ、ジョージアはなんと前方へキックボールを転がした。フィジーの後方には誰もおらず、フィジージョージア双方の競争で勝った方が勝利となる。

あと一歩、二歩程度の差でフィジーが追い付きボールを蹴り出してノーサイド、結果は

フィジー17-12ジョージア

終わったあと、双方の選手たちがグラウンドに座り込んでしまった。激闘を物語るシーンだ。

まとめ

素晴らしい試合を見たので吐き出したくて長文を書いてしまった。

結果はフィジーが予選通過をほぼ確定させ、ジョージアとその余波でオーストラリア予選落ちする結果となった。

この試合ジョージア可能性も、フィジーの成長も十分に感じることができた。伝統国以外の活躍は今後のラグビー未来光明ともなる。今後の両国に期待したい。

2023-08-29

小学校笑いぐさ日記への反論

対象

https://filinion.hatenablog.com/entry/2023/08/28/183929

筆者の主張

要約、追記を抜いても11000字超えの長文な上、不正確な記述、横道にそらすだけの文がほとんどを占めるため、読むにしても冒頭の要約部分のみで十分と思う(自分は読んだ)。それでも原稿用紙2枚分以上あるので端的に要約する。

反論

※1 ちゃんと知っておきたい ALPS処理水のこと p3 海洋放出する理由は? https://www.fukko-pr.reconstruction.go.jp/2018/fukushimanoima/shiru/alps/

決めつけの域を出ない内容

 基準値を満たしてないものを、「海水で薄めたら基準値以下になったから海に捨ててオッケー!」 って、工場排水とかでやったら一発で操業停止になるやつだと思うんですが。

水質管理基準は「検出されないこと」を含め濃度の上限を意味する。海水で薄めて基準値以下にしたものは全体を薄めているのであれば問題ない。海水総量は変わらないので放出後に海ですぐに自然がすることを陸で人為的にやっているに過ぎないが。

 

ALPS処理水の長期的取扱いの検討」ともあります

 

 つまり本来計画では、今頃は汚染水の増加は抑えられ、残った処理水は低レベル放射性廃棄物として国内処分する予定だったわけです。

長期的取り扱いが未検討であることは、処理水が低レベル放射性廃棄物として国内処分する予定であることを意味しないデマである

 

それじゃあどうして今回海に流すことになったかと言えば、要は廃炉ロードマップ破綻たからです。

 汚染水ゼロどころか毎日何十トンも増え続け、ついには保管しきれなくなった処理水を海に流すことになってしまった……というのが現状です。

タンク短期的取り扱いでいわゆる時間稼ぎのための暫定措置既定路線。だからこそ、処理水の長期的取り扱いを別途検討している。

 

東京電力および我が政府の見通しの甘さ、我が国技術力の不足のために、世界に通じる海に処理水を垂れ流し、原発周辺地域ならびに近隣各国に不安を与える事態になってしまったのです。

水を流しているのと同じことに対し、「垂れ流し」といったネガティブ表現を用いて印象操作をすることが疑似科学である批判される一つの理由であることを理解されたい。

 

「最大限うまくいってプラスマイナスゼロですよ、何の見返りもありませんよ、失敗したら……いやあ、管理態勢は万全だから大丈夫ですよ」

 という話に反対されて、怒ったり疑似科学扱いしたりするの、ちょっとおかしいのでは?

批判が雑過ぎる。このような批判があったのかすら確認できない。見返りがないという批判に対して疑似科学扱いしている批判引用してほしい。

最後

文章は端的に短く書いて欲しい。「量の割に内容がない(薄い)」という印象はぬぐえない。

新しくエントリが上位にあがってきたのでそっちにリンクする

https://anond.hatelabo.jp/20230829120049

2023-08-12

施工管理士に向いていない人まとめ

https://www.oreyume.com/magazine/learn/19567/

こんな人がいたら施工管理じゃなくてまともな職に就てると思うの(-.-;)y-~~~

2023-07-16

死のうとしたことはあるか

自分はある。

数年前の9月。脳の神経伝達物質バグって死ぬことしか考えられない状態に陥り、淡々仕事のタクスをこなすように、ホームセンターロープを買い、死に場所の選定、下見、縊首のテストもやり、死ぬことを目標に日々を生きていた。

実行の当日は、人に見つかることを避けるため朝3時に家を出た。外は薄明るい。セミもまだ鳴いておらず。

計画通り、近所の公園の木に手早く紐をかけ、全体重をかけようとした。でも、身体無意識にそれを拒絶した。こわかった。

「本当にこのあと数分後に自分死ぬのか?」

「え?まじで?本当に死ぬのか。」

「首を吊って、何秒後に意識が途切れるのか。」

自分が死んだことは自分では意識ができない。死んでしまった後、どうなってしまうのか?」

という思考が一気に頭を巡っていた。

思い切りが悪く、一瞬考えてしまった自分も弱かったのだと思う。深淵を覗くように「死」に目を凝らしていくと、恐怖感が噴き出した。こちらが深淵に覗かれるというのはこういうとかと思った。

首に体重をかけることもできず首にロープをかけたまま硬直し、そのまま気を失った(眠剤をたくさん飲んでただけ)。

こういうことがあったので、また死のうとしても自分は怖くてギリギリで死なないんだろうなと思う。

2023-07-01

ウクライナロシアにボロ負け】デタラメバンザイアタックウクライナ滅びそう

08:00 06/30/2023(更新: 2023/06/30 10:57)

一日での大惨事ウクライナ西側諸国軍隊崩壊した

キリル・ストレルニコ

すべての材料

ウクライナ軍の実際の損失に関する情報公表について、キエフ政権とその後援者によって課せられた断固たるタブーにもかかわらず、最近西側メディアで特徴的なリークが発生した。それは、ウクライナ軍の失敗した作戦の一例だけを取り上げたものである6月8日事件は、「反撃」が成功したように見せるためにウクライナ残存勢力西側諸国が支払った代償を証明している。

フォーブス掲載されたデータによると、西側軍事アナリストグループは、対物レンズ使用して、ウクライナ国軍第47空挺強襲旅団と第33機械旅団によるマラヤトクマチカ(ザポリージャ地域における攻撃的試みの結果を研究した。制御ツール公表された衝撃的な結論

たった一度の自爆攻撃の結果、

ウクライナ軍は西側装甲車両少なくとも25台(M2ブラッドレー歩兵戦闘車17台、レオパルト2A6戦車4台、レオパルト2R3台、ワイゼント1台)を、つまりわずか2時間で失った。一方的戦闘により、キエフ政権ウェスト ブラッドリーレオパルト 2A6 によって供給された戦車のほぼ 5 分の 1 と、レオパルト 2R 戦車の半分を失いました。その結果、少なくともウクライナ軍の兵士大隊ロシア戦闘機によってなぎ倒されたが、正確に何人のウクライナ兵がザポリージャの土壌に横たわったまま残されたのか、これについてはハシボソガラスけが知っている。

専門家によれば、これは大惨事であり、実際、キエフ喪失は「我々が考えていたよりも著しく悪い」ことが判明したという。

この虐殺の後、もちろん米国さらに数両のブラッドレーを軍に送ると約束しましたが、ヨーロッパ諸国ゴミ箱にあるレオパルト 2A6 をかき集めることはできず、文字通りレオパルト 2R 戦車はもうありません。

特徴的なのはほとんどすべての出版物西側技術喪失のみを扱っていることである。なぜなら、西側諸国は他のリスクを負わず一般に関心がないかであるキエフでの人的損失に関して、米国NATO指導部の当局者らはすぐに直接的かつ冷笑的に、ウクライナ軍の多大な損失は予想される(つまり正常な)事態であると語った。

ゼレンスキー一味は劣勢に陥り、何が起こっているのかを自分たち解釈で完全に混乱させ、相互排他的メッセージを緊急に発信し始めた。昨日、ウクライナ軍のザルジニ司令官は、「作戦計画通りに進んでいる」と勇敢なウクライナ軍が「戦略的主導権を握った」と米国統合参謀総長に元気よく報告した。いずれにせよ、彼のテレグラムチャンネルがこれを報告しました。ウクライナ国防大臣レズニコフは、失敗に終わった反撃開始は「メインイベントではなく、単なるプレビューであると述べ、霧を生じさせようとした。ゼレンスキー大統領は「反撃は我々が望んでいるよりも遅い」と暴露した。同時に、ウクライナ国防副大臣アンナマルヤルは「現在東部の状況は困難である」と認めた。ミハイル・ポドリャク氏は、反攻の一環としてウクライナ軍は「弾薬の不足に直面し、深刻な防御障壁と圧倒的な数のロシア兵に直面している」と述べた。ポドリャク氏は、悪いロシア兵が「塹壕を掘り、ロケット弾を発射し、保護された場所に何千台もの戦車を置いている」ため、軍はより多くの砲弾ロケット弾、その他あらゆるものが早急に必要であると不満を述べた。

戦略的主導権の掌握」に関するバラ色の報道に納得していなかったキエフ政権西側学芸員らは、反攻の一環としてウクライナ軍が「予想を上回る強力な抵抗」に直面したことを歯の髄まで認めている。 」 RFから声明であり、これに関連してUkrotroopsは「重装備と人員の重大な損失」であり、それを一言で「重大」と表現しています

「重大な」という言葉を解読するには、ロシア権力圏の公式データが役立つだろう。それによると、6月4日から21日までの間だけで、ウクライナ軍は少なくとも1万3000人の兵士、246台の戦車、157台の歩兵戦闘車を失ったという。そして、最も控えめな推定によれば、毎日、約千人のウクライナ兵士が命を落としている。

少し前に、前述のアンナマルヤルは、ロシア軍の損失はウクライナ軍の損失の8倍であると青い目で語った。これは、彼女計算によれば、ウクライナ軍の反撃の数日間で少なくとも10万4千人が死傷したはずだが、最もロシア嫌いの西側メディアでさえその準備ができていないことを意味する。」隠れてください」そのような空高く異端

しろ西洋情報分野では、終わりの始まりに対する意識ゆっくりと、しかし確実に現れてきている。

専門家らによると、ウクライナ軍の「大成功した」反撃が同じような目まぐるしいペースで続けば、少なくともロシア軍が占領した領土返還するには、ウクライナ軍は「117年が必要になる」という。 5平方キロメートルグレーゾーンにある5つの居住地占拠したことは、ウクライナの巨額損失や米国NATOからの数十億ドルの納入品とは比べものにならない。

概して、戦争の霧と心理作戦の濃いベールの背後で、2つの単語容赦なく現れ始めます-*「完全な大惨事」。

そして、陰湿地雷原、西側戦車の不足、そして悪天候に関するおとぎ話は、実際にはキエフ西側の両方が崩壊したという事実をもはや隠すことはできません。

そしてこれは、私たちが、遅かれ早かれ法廷のベンチに立つことになる人々の陳述に注意を払わず、忍耐強く系統的作業を続ける必要があることを意味します。

2023-05-16

不倫略奪婚で生まれた姪に会いたくない

1年ぐらい前に妹が産んだ姪に、何だかんだ理由をつけて会ってない。

姪は、不倫略奪婚で生まれた。

もちろん、姪自体に罪はないんだけど、「誰かの不幸の上に成り立っている幸福」の象徴のように感じられて、写真を見るだけでも正直キツい。成長していく度にキツい。

旦那は、妹と知り合った時はすでに嫁と2人の子供がいた。一軒家も建てていた。

出会いきっかけは、妹が新卒で入った会社上司だったこと。

採用面接の時に旦那が妹に一目惚れして採用した、というのが出会いエピソードらしい。(そもそもこのエピソード結構キモいだって旦那20歳年上の妻子持ちだぞ……?)

どういう経緯か分からんが妹はそいつセフレになった。

俺は元々妹とサシ飲みする程度には仲が良かった。妹から会社上司不倫をしてると言われた時は、全力で止めた。そいつを略奪するために計画的妊娠して、それをダシに離婚させるつもりだ、と言われた時は、さらにキツい言葉で止めた。でも妹は言ったんだよね、「正直彼も私も、妻子に申し訳ない気持ちはこれっぽっちもない」って。

そして妹は妊娠した。計画通り当時の嫁と離婚させ、妻子が出ていった家に住むことになった。姪が生まれた。

俺の会社にさ、旦那不倫を苦に自殺した人がいたんだよ。かつてその人が座ってた席の前を通ると気が重たくなる。自分の身内から加害者が出ることを止められなかったことに、自責の念を感じている。

ていうか世の中の上手いことやってるように見える家族の何%かも、不倫略奪婚だったりするのかな。

そんなことを考えていると、もう人間不信になりそうだ。

2023-04-26

anond:20230425204721

統一教会自民党)的には狙い通りなんじゃないの、計画通り

30年前はODA支援していた韓国も今や日本より給料高いし、ODA名目税金統一教会施設に流れてるしなあ。

2023-04-25

人生は魂の修行場」論

「なるほどー」と思う気持ちはあるけど、どうも納得できない。どうしても先進国に生まれ人間エゴに過ぎない気がしてしまう。

先進国に生まれ生活に困るほどではないけど生きてる実感がない、突然深い悲しみに襲われたみたいな人間向きの理論やろこれは。そういう人間からセミナー代やらセラピスト研修費やらを引き出すための論理という感じがする。

だってアフリカ最貧国インドカースト最下層に生まれたいと思う人間なんておるか? 中国農村部北朝鮮も嫌だしイスラム国家女性も大変そうやし、次生まれる時怖すぎるやろこの理論は。「大量殺人鬼になるぞ!」と計画して生まれてくる魂ってなんやねん。学びってレベルじゃないやろ。

この理論もっとも悪いところは、「自分で決めたなら自己責任やろ」となりがちなとこや。病気障害失業DV離婚も全部自分で決めてきたことなら助ける必要ないやろ、とならんか? それによって先進国ちょっと余裕ある人たちに「なら助ける必要ないな」と思わせる論理の気がする。そうして助けない自分正当化して安心できる理論なんや

自分が恵まれてんのも誰かが困ってんのもみんなそのままでいい、と放っておける理論なんや。「全部計画通り。自分必死になってしなきゃいけないことは何もない」と思える。イエス・キリストが来るまでのユダヤ教徒みたいなもんや。病気障害業病と思われて嫌われてたよな?

「そういう人々を助けるのが現世での自分の使命です」と言い出す人がおるかもしれんけど、自分には傲慢すぎるようにしか聞こえん。助ける人間のために苦しむ人々が存在すんのか? 「酷い危機に直面したが運良く乗り越えられた。これは生まれる前から決めてきたこなんや!」って助かったから言えることであって、同じ場面で死んだ人間は? 学ぶ価値が無かったから死んだんか?

過酷虐待を生き延びた人とか、残酷方法で身内を殺害された人とかに言える理論じゃないねん、これは。本人が悟るのは自由やけど、人に言える論理じゃない。

いま幸せ人間自分立ち位置にホッとするための理論しかない気がする。どんな考えを信じて救われるのも自由やけどね。

2023-04-07

石原さとみさんのお子さん

4月まれと発表されたときは、「4月まれ彼女計画通りだったんだろうな」と思った。石原さとみの人柄を知ってるファンなら彼女らしいなと感じると思う。

私の場合は、4月まれを狙ってもし早産になって3月まれになったらいやだから、早産になってもいいように5月まれを狙って子供を作ろうと思ってがんばったんだけど

夫婦努力の結果6月まれの子供を妊娠している

子供って授かり物だから親の思いどおりの誕生日、思いどおりの性別にならなくても元気な子供を産めたら幸せなんだろうけども

すべてが計画通り石原さとみさんの自分の願いを叶えるための念の強さはやっぱすごい

出産後の母親役のお仕事も前々から一緒に仕事したいと思ってた方とするとのことだし

2023-02-28

2019年8月31日

今回の仕事は、またしても銀行強盗だった。相手は、大金を扱っている銀行だったから、ボスからプレッシャーをかけられていた。

計画通り銀行内に侵入して、金庫を開けてお金を手に入れた。でも、現実はそんなに甘くはない。途中でトラブルが起こり、仲間の一人が銃で撃たれてしまった。

でも、私たちは冷静だった。トラブルが起こった場所を把握し、素早く撤退した。仲間を残して逃げたのは心苦しいけど、その場で待っていても、私たちも全滅してしまう。仲間の命を救うためにも私たちは冷静でなければならなかった。

結局、無事に逃げ切ることができた。金は分配し、報告書にはトラブルが起こった旨を報告した。ボスからは「お前たちは冷静だったな。次もこの調子でやってくれ」との言葉があった。

この仕事は、冷静さが大事なんだ。トラブルが起こった時、パニックになってはいけない。それが命取りになる。私たち仕事をする時には、感情コントロールすることができる。それが私たちが生き残るために必要ことなんだ。

2023-02-21

anond:20230220194658

月面探査目指すNASAロケット打ち上げ延期 1段目エンジン問題

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220829/k10013793991000.html

宇宙飛行士の月への着陸を目指す国際プロジェクトアルテミス計画」で、無人宇宙船を搭載したNASAアメリカ航空宇宙局の大型ロケット日本時間の29日夜に打ち上げられる予定でしたが、一部のエンジン不具合がみつかり、打ち上げは延期されました。

NASAは詳しい原因を調べるとともに打ち上げ日を改めて検討することにしています

探査ミッションアルテミス1号」の再延期は、その重責と新型ロケット打ち上げの難しさを浮き彫りにした

https://wired.jp/article/nasas-giant-moon-bound-rocket-is-grounded-for-repairs/

SLSボーイングノースロップ・グラマンエアロジェットロケットダインが委託を受けて生産したが、すでに過酷な試練を乗り越えてきた。開発中はさまざまな遅れや予算超過に見舞われ、一時は失敗に終わるかに思われたのだ。


<中略>


ところが、29日の打ち上げ計画通りには進まなかった。コアステージに推進剤を充填する際に、右側の固体ロケットブースターの隣にあるエンジンひとつである、3番目の「RS-25」エンジン問題があることに、NASAエンジニアが気付いたのだ。

29日に打ち上げを試みた際には、NASAエンジニアチームは予定時刻の40分前でカウントダウンを停止し、1時間以上にわたってトラブルシューティング実施した。しかし、最終的に発射ディレクターチャーリーブラックウェル=トンプソン打ち上げの中止を決定した。

これが日本で行われていたら、【打ち上げ失敗】になるって?

だせぇ

日本ジャーナリスト

2023-02-19

anond:20230219083008

どれも失敗でいいでしょ

計画通りスムーズにいった場合以外は、全部広義では失敗だよ、それはそう

2023-01-25

anond:20230118040054

俺は引きこもりだった24歳の時に童貞五反田韓国エステで捨てたけど、相手女性の顔はよく覚えてない

当時どうしてもセックス感覚を知りたくて、でも金がなくて、泣く泣く工場派遣に2日通って稼いだ1万円を手に入店した

受付でチェ・ジュウの遠縁みたいな中年韓国人女性に「5000円、手だけ、1万円、最後まで、気持ちいいヨー」と誘惑されて計画通り一万円をロスト

その後、暗幕がかけられた通路を抜けた先で年の頃20代後半くらいの韓国人女性(顔をよく覚えていない)に手を引かれ、カビ臭いベッドが面積の8割を占めるヤリ部屋に入場

服を脱げと言われて全裸になるとまたもや手を引かれて今度は更にカビ臭いタイル張りのシャワールームシャワーを浴びろと言われ、言われるがままに浴した

俺はプールサイドを爪先立ちで歩くタイプ人間なのでこの時も爪先立ちだった

ヤリ部屋に戻ると仰向けで大の字になれと言われて大の字を描いた

すると韓国人女性ペニスをもぞもぞと触ってきたので秒で屹立

そのまま人生初めてのゴムを装着され、流れる様に口で愛撫された

瞳を閉じて中原ちゃんフェラチオされている光景を思い描いていると「きもちくナイ?」と言われたのでハァッ!アッ!とか呻いてお茶を濁した

そろそろ大丈夫ネ、と呟くと韓国人女性が俺の上に跨りゆっくりと腰を落とした

ペニスが柔らかな微温に包まれ股間に嫌な湿り気を感じ、俺は童貞ではなくなった

そして三擦り半で射精した

気持ちよかったヨ、と言うので「嘘でしょ」と返したら吹き出したのでちょっと満足した

受付のチェ・ジュウに背中を見送られて店外に出て、意味もなく空を仰いだ記憶

2023-01-08

計画って虚しいよね

どの時間に何をやるかを毎月計画する、といった方法スケジュールを立てる時期もあった。

だがこういう方法だと計画通りに行かないことが増えてくる。「仕事が終わる時間になったら英会話学習をする」などと予定には入っているが、実際には疲れてそれどころではないことも多い。

しか計画通りに行かない事自体ストレスになる。その計画他者邪魔をするとキレ散らかしたりするのだ。

計画人間関係悪化させるし、ウォーターフォールすぎる。

しかしある程度の計画がなければ何らかの目的へ向かって行動することが難しくなる。どうすればよいのか。

最近試しているのは、毎日朝食後に「今日は何をやるか」というのを決めてしま方法だ。こういう方法だと、スケジュールカレンダーに何かを書く必要ほとんどなくなるという利点があり、次の日に行動基準を調整できる。

朝起きる。準備をする。今日やることを決める。決めたことを実行する。これだけである

しかもっとよく考えてみると、なんでこんな努力を俺はしているんだろうと思えてくる。

brilliant.orgで数学を学ぶと決めたとしよう。それで?数学を学んで、だからどうなるというのか。社会数学スキルではなく、出身大学評価する。

高卒の俺は趣味数学を学ぶことはあれど、転職のために数学をやろうと思うなら愚かの極みである

結局「今日やること」は、今日を楽しむための計画であって、競争社会を勝ち抜くためにやろうなどとは思わない。

自分の貴重な時間を割り当てるのは、ダラダラと映画鑑賞をしたり、読書インターネットゲーム散歩などの娯楽に費やすためである

努力をして収入を増やしても俺の娯楽の内容は変わらないので、努力をしないほうがマシである

2022-12-04

2位とはなんだったのか

2009年11月のいわいる事業仕分けから、もう13年も経った。「2位じゃダメなんですか?」の質問発言で非常に曰く付きとなったアレだ。

ところが最近、13年も経ってまだなおナゼ「2位」という言葉が出てきたか理解できてない人がかなりいる事を知った。それどころか、スーパーコンピュータの京は、事業仕分け時点で世界一になることが明白だったなどという認識まで飛び出す始末である

ただ、資料もなしにどこが変だと言っても仕方あるまい。何がどうして「2位」なのか、少し語ろうじゃないか

アーキテクチャ

初期の次世代スーパーコンピュータ (この時点では名前が付いていなかったが、以下わかりやすく京と呼ぶ) 計画 は、補助金を投入してのHPC産業育成に目を向けられていた[1]。世界一の性能を出していた海洋研究開発機構地球シミュレータが、NECのSXシリーズベースにしたベクトル型であり、ベクトル型のスーパーコンピュータ日本お家芸とみなされていた。これを育成することが一つの目標。そして、立ち遅れていた当時の世界スーパーコンピュータの潮流、スカラ型の開発に追いつくこと。これがもう一つの目標となった。結果、世界でも類を見ないベクトル型とスカラ型のハイブリットなどという中途半端方式になる。実に日本的な玉虫色の決定と言えるだろう。しかし、補助金の注ぎ込みが不足し、事業者持ち出しの負担が大きくなってしまった。結果、事業負担が高額になることを嫌い、NEC日立撤退する[2]。これにより、世界の潮流通りのスカラ型とならざるをえなくなった。

CPUはというと、世界スーパーコンピュータの潮流では当時から既に汎用のx86アーキテクチャCPUが既に多くなってきていた中、富士通SPARC64VIIIfxを採用した。よく国産CPU表現されているが、SPARCの名で分かる通り、当然命令セットは米国Sun Microsystems (現 Oracle) のセカンドソースであり、端から端まで国産というわけではない。更に、業務UNIXをささえるマシンとして一世を風靡したSPARCではあるが、当時ですらもう下火となっていた。京の事業費の約半分、実に600億円が、この専用CPUに注ぎ込まれることになった。なぜその選択をしたのか。富士通サイトには省電力と安定性が理由として書かれている[3]。しかし、その省電力という目標も、後述するように微妙な結果となってしまった。また、ソフトウェアの使いまわしも微妙となった。

目標性能

計画2005年に始まる。世界でも類を見ないベクトル型とスカラ型のハイブリットという構成もあり、概念設計にはしっかり時間を費やした。2007年9月には性能目標10P FLOPSと示した[4]。稼働開始は2010年2012年に完成という工程も同時に示されている。直前の2007年6月のTOP500を見ると[5]、1位のIBM BlueGene/Lが370TFLOPS。5年後に30倍という性能を目指したことになる。当時の発表としては、世界一が取れるような計画だったが、しか日進月歩の分野で5年は結果的に長かった。

さて、前述のように、ベクトル陣営2009年5月撤退を決めた。10P FLOPSの性能と決定した時には、ベクトル側も居たのに、そこがぽっかり空いた状態10P FLOPSのあてはいつついたのだろうか? 2009年7月報告書[6]では、スカラ単体で10P FLOPSを達成できること、ベクトル部は存在していても接続まわりの性能が不足していて問題があったことが表明されている。結果的に、なくなってよかったというトホホな内容だ。さて、同報告書では、稼働開始前の2011年6月に、ベンチマークだけでも10P FLOPSを達成してTOP500の1位を目指すと書いてある。どうしてこうなったのだろうか。

強すぎたライバルたち

遡ること半年2009年2月3日米国国家安全保障局(NNSA)はIBMと新しいスーパーコンピュータ Sequoiaを展開すると発表した[7]。性能は20P FLOPS、京の予定性能の実に2倍を達成するという発表だ。しかも、提供開始は2011年2012年。京の1年も前になる可能性があるという。

そう、双方が計画通りなら、京は2012年提供を開始する時には既に2位になっているという話題が出ていたのだ。なるほど、それはあせって2011年ベンチマークだけでも「トップを取った」という実績を残したいわけである

さて、その後のSequoiaはというと? ある意味計画通りだろう、2012年提供が開始され、2012年6月のTOP500[8]では予定通り20P FLOPSを叩き出し、1位になる。しかし、2012年11月のTOP500[9]では、Crayとオークリッジ国立研究所が作ったTitanが叩き出した27P FLOPSという数字ににあっさりと抜き去られ、2位になる。まるで幽遊白書ラストのような展開だ。しかも、SequoiaIBMPowerアーキテクチャで構築されたA2プロセッサだったのに対して、TitanはAMD OpteronNVIDIA K20Xの組み合わせ。汎用性でも差を開けられている。これはお手上げというものだろう。

事業仕分け

さて、話は京に戻す。京が有名になったのは2009年11月13日の行政刷新会議、いわいる事業仕分けである(ここは参考文献は要るまい)。このときまで、そんな計画があることを知らなかった人の方が多かったのではないだろうか。どういうニュアンスで言ったかからない、まるで日本を貶めているかのように聞こえる「2位じゃダメなんですか?」という言葉が非常にインパクトを与えたことだろう。

さて、じゃぁ何が2位なのか。だ。前述の通り、この時点ではIBMSequoiaに追い抜かされることが見えていた。TitanはGPU調達など細かい話が決まってきたのは2010年なので、この時点ではほとんど影がなかったはず。ということで、3位じゃなくて2位としたのは、Sequoia意識してのことだろう。つまり、「2位じゃダメなんですか?」というのは、1位を諦めて2位の性能で我慢するべきということではなく、客観的に見れば「2位になるのが見えているのだけど、何で1位と言ってるの?」という話になってくるのが見て取れる。蓮舫氏がそこを意識してたか知らんけど。

共同事業者撤退し、一応強気に「大丈夫」と言ってはいるが、本当に達成できるかは周りから疑問符が付くグダグダプロジェクト状況、ほぼ専用設計で量産時にどういう問題が出るかわからないCPUソフトウェア新規制作税金の投入は中途半端で、産業を育成したいのか企業負担を増やしたいのかよくわからない(だから撤退する事業者が出る)。そもそもここで出来たスーパーコンピュータCPU抜きにしても売れるのか分からない。そりゃ、金田康正教授でなくても、京にはため息が出るというものだ。

達成できたこと、できなかったこ

さて、京は何を達成したのだろうか? 京は完成前ではあるものベンチマーク実施し、見事11P FLOPSを叩き出し、2011年6月[10]と2011年11月[11]のTOP500でトップに躍り出る。この分野に日本ありと示した…かどうかはわからないが、一つの実績として言えるのは間違いない。いや、経緯のグダグダからして、見事なプロジェクト進行だったと称賛できる。しかし、前述の通り共用を開始した2012年9月[12]にはTOP500ではSequoiaに追い越されており、直後のTOP500ではTitanにも追い越されて3位となっていた。1位は、ベンチマークだけの存在だったと言える。

では目標産業育成としてはどうだっただろうか。京をベースにしたスーパーコンピュータ PRIMEHPC FX10[13]やFX100は、東大[14]、名大[15]、キヤノン[16]、九大[17]、信大[18]、JAXA[19]、核融合科学研究所[20]、気象庁気象研究所と、調べるだけでも国内実績は多くある。国外実績は、台湾中央気象局[21]、シンガポールナショナルスパコンセンター豪州 NCI、英国 HPC Walesと、それなりにある。ただどうだろう。産業としてうまくいったのだろうか。有価証券報告書を見ても、その他のセグメントに入ってしまっているため状況がつかめない[22]。謎ではある。とはいえもし、産業としてそれなりに育ったのならば、有価証券報告書で報告する事業セグメントとして独立したものを与えられてしかるべきだったのではなかろうか。少なくとも1000億も出したのだ。そのくらいではあってほしかった。更に言うなれば特に競争の激しい国外市場をうまく取り込めたかというと、産業育成という視点では頑張ったとは思うものの心もとない結果だったように、少なくとも私には見える。

消費電力の面はどうだろうか。上述の通り、SPARCを使う理由には省電力が上げられていた。これをライバルSequoia、Titanと比較してみよう。2012年11月のTOP500[9]で見ると、京は12.6MW消費するとあるSequoiaは7.8MW、Titanは8.2MWだ。実はこの時の報告のあるスーパーコンピュータの中で、最大の電力消費量を誇っている。高いほうがいいのではなく、消費電力は低いほうがいいので、これはかなり問題がある。

費用面はどうだろうか。これもライバル比較してみよう。京は日本円にして1120億円かかっている。対してSequoiaは2億5000万ドル[23]、Titanは9700万米ドル[24]だ。2012年11月で見るとドル相場は82円なので、Sequoiaは約205億円、Titanは80億円となるだろうか。京のプロセッサ開発費を除いたとしても、数字が違いすぎるのだ。


纏めてみよう。京は、一時期でベンチマーク上だとしても、TOP500で1位を取った。これは「夢を与え」(平尾公彦氏)た結果だったろう。しかし、それは砂上の楼閣でもあった。しかしそれを実現するための費用米国の5~10倍で、性能は実は半分、消費電力は1.5倍という結果になり、産業育成も盛り上がったかどうかは判然としない。こんなところだろうか。

さいごに

近年のスーパーコンピュータを含めたHPC分野はどうなっているだろうか。近年のクラウドコンピューティングの流れを当然HPC分野も受けており、主要プレイヤーとしてAWS名前が挙がっている[25]。またレポートでは挙がっていないものの、Google Cloudも猛追しており、円周率計算では1位を叩き出している[26]。必要な時に、必要な規模で構築できるクラウドコンピューティングの波は、さてHPC分野でどこまで浸透していくのだろうか。産業育成の方向が、2009年時点では確かにハードウェア開発だったろう。しかし、事業仕分けへの反発により、日本方向性を間違ってしまったのではないか。私は、そんな気がしてならない。


[1] ttps://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/hyouka/kentou/super/haihu01/siryo2-3.pdf

[2] ttp://www.nec.co.jp/press/ja/0905/1402.html

[3] ttps://www.fujitsu.com/jp/about/businesspolicy/tech/k/whatis/processor/

[4] ttp://web.archive.org/web/20130207162431/https://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2007/070914/index.html

[5] ttps://www.top500.org/lists/top500/2007/06/

[6] ttp://www.jaist.ac.jp/cmsf/meeting/14-3.pdf

[7] ttps://www.llnl.gov/news/nnsa-awards-ibm-contract-build-next-generation-supercomputer

[8] ttps://www.top500.org/lists/top500/2012/06/

[9] ttps://www.top500.org/lists/top500/2012/11/

[10] ttps://www.top500.org/lists/top500/2011/06/

[11] ttps://www.top500.org/lists/top500/2011/11/

[12] ttps://www.riken.jp/pr/news/2012/20120927/

[13] ttps://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-24020620111107

[14] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/11/14.html

[15] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/05/15.html

[16] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/08/6.html

[17] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/08/22.html

[18] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2014/02/13.html

[19] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2014/04/7.html

[20] ttps://nsrp.nifs.ac.jp/news/PS-next.html

[21] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2012/06/25.html

[22] ttps://pr.fujitsu.com/jp/ir/secreports/2015/pdf/03.pdf

[23] ttps://arstechnica.com/information-technology/2012/06/with-16-petaflops-and-1-6m-cores-doe-supercomputer-is-worlds-fastest/

[24] ttps://web.archive.org/web/20120727053123/http://www.hpcwire.com/hpcwire/2011-10-11/gpus_will_morph_ornl_s_jaguar_into_20-petaflop_titan.html

[25] ttps://www.sdki.jp/reports/high-performance-computing-market/109365

[26] ttps://cloud.google.com/blog/ja/products/compute/calculating-100-trillion-digits-of-pi-on-google-cloud

2022-11-20

心が狭いだけなんだろうが、他人とでかけるのに出かけ先をまともに調べてこないの本当にストレスが溜まる

自分自身計画立てるのとか下調べって面倒くさくて嫌いだから自分が出かけたい場所には絶対他人と行かないんだけど、その分誰かを連れていかなければいけない時は事前にきっちり計画してからしか出かけないので、なんの見通しもないようないい加減さに腹が立ってしま

身内がそういうタイプで、○○行きたいっていうから一緒に出かけると「地図逆方向だった」「時刻表知らない」「こんなに時間かると思わなかった」「どこに店あるか分かんない」のオンパレードでいい加減にしろよと毎回ものすごくイライラする

そのくせ迷ってもへらへらしてるし、「まあまあ、迷ってもゆっくりいけばいいよね。計画通りでも面白くないしさ」→「ごめん、映画時間終わってるね…」

あのさ、帰っていい?本当に。何しに来たの?毎回しょうがないよねって笑って許してるけどしょうがないわけねえだろ。やる気ないならお前1人で行けや

自分自身が日頃すごくいい加減だからそういうことに対してごちゃごちゃ言われたくなくて毎回ニコニコしてるけど内心マジでブチ切れそう。

なんで20分も歩いてからこっちじゃなかったとか言い出せるん?10分歩いた時点でわからんか?

毎回面倒見てるけど流石にもう本当に面倒くさくて放置してたら、全然違う方向にいくわずっと同じところ回ってるわでこっちの堪忍袋の尾が切れる方が早かった

1人で出かけてくれよ…。本当に出かけたくない。クッソだるい

2022-11-18

anond:20221118202052

なんかこの流れ見たことある

あっあれだ

NHKをぶっ壊すとか言ってた人が何をやっても「いや、これは彼の計画通り批判する奴は何も分かってない!!」とか言ってた信者

あのアホどもにそっくりなんだ

2022-08-04

博士課程の院生だけど人生終わった

スペック・・・大学院博士課程在籍4年目、男性、29歳

本来は去年博士号とってアカポス就職する予定だったけど博士号の修了要件が満たせなくて留年

今年中に論文出す予定だったけど、今の研究の進み具合から言うとそれも無理っぽい

もう1年やれば?って思うかもしれないけど、在籍年数が4年を超えると学費免除もなくなり、大学から生活支援もなくなり、もう経済的破綻するしかない

事前に立てた計画通りきっちり3年で修了要件満たしてサラッと修了していく他の院生を見ると、正直劣等感しかない

これ以上続けても赤字を垂れ流すだけだし、自分に才能ないのもわかってるからもうここらへんで大学をやめようと思ってる

30歳を目前にして貯金なし職歴なしで社会に放り出されて、俺は一体どうやって生きていけばいいんだろう

自分無能に気づくのが遅すぎたわ

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