はてなキーワード: 肺気腫とは
うちの父親がタバコの吸いすぎで肺気腫で死んだんだけど、とてつもなく苦しんだんだよね。そりゃもう「いっそ殺してくれ」と言わんばかりに。
痛み止め? 肺の病気って痛いんじゃなくて苦しいんだよ。呼吸ができないんだから。
やんわり首を絞められたまま、病院のベッドでずっと生かされることになる。最終的には危篤状態になって意識を失うけど、それまでずっと地獄の苦しみが続く。この苦しみは、薬では緩和できない。
あれって全身麻酔で意識がほとんど無くなるから、コロナみたいに治癒する見込みがあるならいいけど、肺がんや肺気腫のように治らない病気の場合は死ぬまで意識を失ったままになる。
エプシロン階級が連日の様に大麻の所持で逮捕されている。そして、彼らの知能では秘密を隠しきれないので、(彼らの逮捕は)警察組織にとっては「交通標識の違反ポイントで待ち構えている卑怯な交通警察」を連想させるようなイージーゲームとなってもいる。それでChatGPTに質問してみた。
私:アルコール(酒)、タバコ、大麻の危険性の違いについて比較して教えて。
ChatGPT:アルコール、タバコ、そしてマリファナの危険性について比較すると、以下のような違いがあります。
アルコールは、摂取量によっては死亡する可能性がある危険な薬物であり、肝臓や脳などの器官に損傷を与えることがあります。また、アルコール中毒による交通事故や他人への暴力行為も起こりうるため、社会問題となっています。
タバコは、がんや呼吸器系の疾患など、健康に重大な影響を与えることが知られています。また、副流煙によって他人の健康にも悪影響を及ぼすことがあります。タバコは非常に中毒性が高く、禁煙が非常に難しい場合があります。
マリファナは、健康上のリスクは他の薬物に比べて比較的低いとされていますが、それでも中毒性があり、長期間の使用によって記憶力や認知能力などに影響を与えることがあるとされています。また、精神病を引き起こす可能性があるとも報告されています。
以上のように、アルコール、タバコ、マリファナの危険性は、それぞれ異なる側面があります。健康に悪影響を及ぼすことがある点では共通していますが、それぞれに独自の問題があることがわかります。治療法については、個人や施設、プログラムによって異なるため、カウンセリング、薬物治療、サポートグループ、治療施設の定期的な訪問などが考えられます。
私:アルコール(酒)、タバコ、大麻の人体への有害性を的確に比較して。
ChatGPT:アルコール、タバコ、大麻はいずれも人体に有害ですが、その効果やレベルは異なります。
アルコールは抑うつ作用があり、時間が経つと肝臓、脳、その他の臓器にダメージを与える可能性があります。長期のアルコール乱用は、アルコール依存症、肝硬変、がんのリスク増加などの健康問題を引き起こす可能性があります。また、アルコールは傷害、暴力、死亡の主要な原因であり、判断力や運動能力を低下させ、事故やその他の危険な行動のリスクを高める可能性があります。
一方、タバコはニコチンを含み、肺がん、心臓病、脳卒中、その他の深刻な健康問題を引き起こす可能性のある、中毒性の高い物質である。また、タバコやその他のタバコ製品を吸うと、肺気腫や慢性気管支炎などの呼吸器系疾患を引き起こす可能性があります。副流煙も有害で、それにさらされる非喫煙者の健康被害を引き起こす可能性があります。
マリファナは、アルコールやタバコに比べれば害は少ないものの、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。大麻を吸うと呼吸器系の問題を引き起こす可能性があり、長期間の使用は、うつ病、不安、精神病などの精神衛生上の問題のリスク上昇と関連しています。しかし、アルコールやタバコとは異なり、マリファナには薬効があることが分かっており、慢性疼痛、吐き気、てんかんなどの特定の病状を治療するために使用されています。
全体として、3つの物質はすべて、さまざまな方法で人体に害を及ぼす可能性があります。これらの物質が引き起こす可能性のある害を最小限に抑えるためには、責任を持って適度に使用すること、あるいは完全に避けることが重要である。
予想通りというか、大麻よりも酒・煙草の方が健康に害がある、という回答となった。だからこそ、アメリカでは大麻の合法化が進んでいるのであり、タイでも合法化されているのだ。
それでは、どうして日本では大麻を所持していると逮捕されるのだろうか?
それは、日本では大麻の所持が違法だからだ。犯罪であり、「日本で大麻を所持していると犯罪者」なんだよね。そして「違法な薬物を扱っているのは暴力団などの犯罪組織」だから、売人から大麻を購入している人間は、自覚していなくても「犯罪組織が活性化する手助けをしている」ことになる。まさに犯罪者だ。
それでは、思考実験として、大麻と煙草の法的位置づけを入れ替えたらどうだろう?
たばこ屋やコンビニは、煙草は肺がんになるので売るのをやめて、代わりに大麻を売り始めるのである。JTは日本大麻に社名変更して大麻の栽培と販売を開始。大麻を合法化することにより、大麻を暴力団などの犯罪組織の資金源にすることを阻止することができる。そして、健康への害は酒や煙草のようには大きくない。
一方、法的に禁止された煙草は犯罪組織が取り扱い、密売人が販売することになるだろう。そもそも、依存性が強くて大麻よりも麻薬というワードと親和性が高い煙草を、政府が胴元となって国民に大々的に蔓延させてきたこれまでの経緯が異常だったのだ。これまで煙草というヤクをバラ撒いて税金をたっぷり吸い上げてきたのだから、煙草をやめられない依存症に対しては税金で更生プログラムを提供しなければならないだろう。
なお、大麻が他の薬物に手を染めるきっかけになるという主張は、たばこ屋やコンビニが大麻を扱い始めた場合「煙草は他の薬物に手を染めるきっかけになる」と主張するのと同義となる。
以上。現状、大麻は違法であり、「大麻を所持している人間は犯罪者」だという前提で書いた。
2024.01.22追記
私:アメリカではマリファナ(大麻)は健康に無害だと言われていますが、日本では有害だと言われています。結局のところ、マリファナは健康に無害なのでしょうか、それとも健康に有害なのでしょうか?
ChatGPT:マリファナの害の有無ついての認識は、文化的、法的、医学的背景によって異なる場合があります。娯楽目的と医療目的を区別し、個人の健康状態を考慮することが重要です。以下にいくつかの視点を示します。
アメリカ:
米国の一部の州では、娯楽用および/または医療用としてマリファナが合法化されています。多くの支持者は、鎮痛や特定の病状の管理などの薬効がある可能性があると主張しています。しかし、合法な場所であっても、特に長期にわたる娯楽目的での使用、精神的健康への影響、依存症に関連した問題など、潜在的な健康リスクについて議論があり、現在も研究が行われています。
日本:
日本では大麻は厳しく禁止されており、その所持や使用は法的責任を問われる可能性があります。マリファナに対する文化的および法的立場は一般に保守的です。
日本ではマリファナが有害であるという認識は、純粋に医学的な理由よりもむしろ法的および社会的規範に関連付けられていることがよくあります。
医学的観点から見ると、マリファナは完全に無害というわけではありません。特に特定の病状においては治療の可能性がありますが、その使用には潜在的なリスクが伴います。これらのリスクには、認知機能の低下、精神的健康上の問題(特に素因のある人)、喫煙による呼吸器系の問題、依存症などが含まれます。
まとめると、マリファナが有害か無害かという問題は複雑で、状況に依存します。医療への応用が可能であり、その安全性を主張する人もいるが、他の物質と同様、潜在的なリスクがないわけではありません。特定の地域におけるスタンスは、法律的、文化的、医学的な考慮事項の組み合わせを反映していることが多くあります。大麻の使用を検討する場合は、その地域の合法的な状況を把握し、健康歴に基づいた個別のアドバイスを医療専門家に相談する必要があります。
コロナで死んだ20代以下は2年で10人ちょい
(先進国の富裕層ほど医療アクセスしやすく発症が補足されやすいじゃん、
乳幼児期を過度な清潔環境で育てるのがどうもよろしくないってのがわかってきた
潔癖環境が癌以外にもアトピー、アレルギー、アルツハイマーを誘発していることがわかってきた
推測されるメカニズムは
乳幼児期に適度に病原体に曝露し免疫学習することで正常な免疫力が育つが、
T細胞B細胞が適切に学習できていないため、その後癌化細胞が発生しても攻撃できない
母親の母乳から免疫、IgAを受け継ぎ一年程度病原体から守られる
その後適宜体内に侵入する異物、病原体と接触し自力での免疫学習を始める。
異物の中には攻撃してはいけないものもある、常在菌の多くは有益で共生している
免疫細胞は一歩ずつ学習する、発熱下痢嘔吐があるときに体内にたくさんいる異物を「ヤバイ奴」と
判定できる仕組みがある。
免疫細胞は鎖で縛られており38.5度の体温で解けて活性する。
せっかく巡り会えた学びのチャンス。
熱でうなされている子供が医者の薬でみるみる快方すれば、そりゃね。
ともかく、そうやって成人するまで数百の異物と出会い敵味方を振り分ける
この二年間多くの親は子供を清潔に保った、公園での砂場遊びを禁じた。
発熱があれば、医者の「39度くらいまでは我慢させてね」を無視して
グリッととケツ穴に座薬をぶっこむ
子供を愛してのことだろう。
子供同士の遊びを避けコミュニケーション能力を奪い
幼い子供に、世界は見えない汚物にまみれていると刷り込み怯えさせた
精神的影響は10年20年、一生続くぜ、覚悟してる?してないよね。
皆が同じ行動を取ったおかげで消費低迷し経済がシュリンクしせっかくの貯蓄はインフレで消えた
なんのこっちゃ
自分さえ良ければの大失敗
悪いものを一つづつつまんで捨てる
そうすればいずれパラダイスが訪れるだろう。
経済や社会、人体は複雑でそんな単純ではないよね、人類が何度も繰り返してきた失敗
その後のことは今後考えりゃいい
免疫学習?
二年遅れで再開すりゃいいじゃない。
ま、ね。
でもそうはならんのだわ。
先進国で小児がん謎の急増、なんて新聞記事が出るのが2,3年後だろう。
原因は清潔にし過ぎだけではないのが厄介で、解明は不可能。
正確な答え合わせは数十年後
でもでも、なにもしないよりもなにかをして後悔したほうがいい
俺は5人を見殺しにするね、
世界的ベストセラーのスポック博士の育児書が出版以来どれほどちゃぶ台ひっくり返されてきたか
先日俺はPMBOK第7版を読んで腰を抜かした。
我々が信じていたものはなんだったのか。
だが、脆弱な我々庶民はそれでもなにかを信じ基準を設けて生きていかなきゃならない。
それを批判するつもりは無い。
タバコが健康に影響があるなら女性より男性の寿命伸び率が高くないと計算が合わない。
だけどここ半世紀の男女の寿命差はまったく変化がない。まったくだ、ゼロ
あれ?
答えあわせできてるのに、ヒステリックなタバコ排除が改まる気配は無い。
むしろ加速
タバコは肺気腫の原因になる、そりゃなるだろう、こんなもの体に良いはずがない。
そうやって悪いものをつまんで捨てて、良い結果が出るか?
アメリカは自由の国つぅけどね、ありゃ自由がないから自由を標榜するんやで
実際のアメリカ社会は自由がないねん。がんじがらめや。ストレス社会
ニューヨーク、ロサンゼルスは歯科医よりも精神科医の方が多い。
だが、俺はオマエが無害で他人に迷惑をかけていないと信じているオマエの趣味を
俺にとっては不要なものだから難癖つけて取り上げてやるぜ、が連鎖する。
誰がそんな社会を作った?
おめぇだぜ
いや、もっとかな。以前使ってたガラケーに禁煙日数を数えるアプリ入れてたんだけど、iPhoneにしたから分かんないや。
良くタバコを止めるぞ、とか言って3時間後には吸ってるなんて人がいるけど、意志の力だけじゃどうにもならないと思うんだよね。
それなりの手順って言うか、段階を踏んだ方が良いと思うんだ。
ちゃんとメリットが判るように、書き出した方が良いと思うんだ。
出張先で喫煙所を探す手間が省けるとか、タバコ代が月に幾ら節約できるとかさ。
何時も好き勝手に吸うんじゃなくて、タバコを吸うのにひと手間かかるようなルールを作れば、吸う本数が増えないと思うんだよね。
俺の場合は、家でタバコを吸ったら都度灰皿を洗う事、タバコに火をつけるのにライターじゃなくてマッチを使う事、ってルールを作った。
マッチはあんまり関係なかったけど、灰皿を洗うのは面倒が増えて良いかも。一本でも吸ったら洗うんだよ。
急に本格的な禁煙すると、きっと体に悪いよ。出社してから昼休みまでとか、時間限定で禁煙してみるとどのくらい苦しいとか、判るから良いんじゃないかな。
プチ禁煙で、頭がガンガン痛むとか、手が震えて何もできないとか、尋常じゃない症状が出たら禁煙外来をお勧めするよ。
禁煙するって言っても、平日に禁煙を始めるのは無謀だと思うよ。いつもの休憩時間、喫煙コーナーに行って缶コーヒーだけ買って、タバコを吸わないでいると
喫煙仲間から「あれ、どうしたの」とか言われて、禁煙始めたのを告白する破目になるよ。知ってると思うけど、タバコを吸う人は、禁煙には協力してくれないよ。
だから禁煙を始めるのは休みの日、出きれば3連休以上の休みの時に始める方が良いよ。それと禁煙を始めると、それまで喫煙していた時間を持て余すから
時間のつぶし方も考えておいた方が良いよ。
禁煙を始める日が決まったら、準備を始めるよ。俺の場合は、ミンティア各種、禁煙パイポ、電子タバコを買っておいた。ニコレットも買っておいたけど使わなかったな。これは要らないかも。
あと禁煙開始前までに、タバコを全て吸うか捨てるかしておく、灰皿は洗って仕舞う、マッチも捨てる、ライターも箱に入れて仕舞っておく。
まあ、普通に吸いたくてイライラしたりするよ。そんな時はミンティア齧って深呼吸して誤魔化そう。吸いたいって思っても、そんな気持ちは1分も持たないからさ。
口が寂しくなったら電子タバコとパイポが有効。咥えっ放しは止めた方が良いよ。タバコを吸いたい気分が収まったら、電子タバコもパイポも止めよう。
1週間くらいすると、社内なんかにも禁煙してるってのが広がってくると思うよ。そうすると「タバコあげるよ」とかちょっかい出してくるヤツが出てくるから、ヘラヘラしながらかわそう。
肺気腫か肺がんになって死ぬ負け犬野郎がなんか言ってる、と思えば腹も立たないでしょ。
あと、禁煙から1週間もするとニコチンは完全に抜けてるから、ある意味禁煙成功だよ。
禁煙から1か月もすると、体調も良くなってきてるんじゃないかな。肺活量は30%くらい回復するなんて言われてるみたいだから、以前より運動しても息切れしないと思うよ。
ここらあたりになると、タバコ止められたから1本だけ吸っても良いんじゃないかな。また止めるし。なんて気持ちが出てくるかも知れないけど、1本吸うと元に戻ると思うよ。
俺は同僚と一緒に禁煙始めたけど、同僚は3か月くらいでリタイア。仕事のプレッシャーでイライラして、つい1本、って思ったけど1本じゃ終わらなかったって。
禁煙して2年とか3年しても、時々吸いたいって欲求は来るんだよね。ミンティア齧って深呼吸ってホントに効くから、これで乗り切れると思うよ。
がんばってんみて。
離れて暮らす両親の話。
親父が癌だ。今は食道癌。
最初の癌は15年前。白血病。抗がん剤→骨髄移植で一応元気になった。
次は皮膚癌。発症は顔のほっぺた。小さかったのと初期に見つかったので薄皮一枚削った。
次は今も闘病中だが食道癌。見つかった時はステージ3。皮膚がんはたまたま見つけやすいとこだったから医者が気づいたわけだが、白血病で毎月検査しているからかあんまり他の癌に注意してなかった模様。まぁアホな親で困る。一度治療を終えたが、再発が見つかった。また抗がん剤が待っている。
食道癌は喉に出来たこともあり、切ろうと思っても声帯ごととる大手術になる。最初の白血病の時にだいぶ体力を失っていたこともあり、手術に耐えれる体力が無いと医者に判断され、抗癌剤と放射線治療のみ。
抗癌剤治療の副作用は凄まじい。巷では副作用が少ない抗癌剤がとか、科学の進化がとか色々言っているけど、親父は白血病の頃から数えて10回以上抗癌剤治療を行っているわけで、傍からみててもう限界に近い。一回一回痩せていくその姿はとても痛々しい。元々痩せ型〜普通くらいの体型のくせに、体重は15kg前後落ちた。髪の毛が再生するのは最初のうちだけで、骨髄移植後はなかなか生え揃ってくれず、陰毛みたいな白髪がうっすら生えてくるだけだ。カツラをつけるって言っても、留める毛すら揃わない。大手保険会社の部長を勤めたイケメンの姿はもうない。
抗がん剤治療を乗り越えるには、それなりに体力が必要。手術する体力が無いと言われた親父は、本当なら10日で退院できる抗がん剤治療でも1ヶ月半くらい軽く入院してる。色んな病気を併発するからだ。白血病の時は肝臓にウイルスがどうとかで1年以上入院した。前回の食道癌の時は肺炎になり、元々肺気腫気味だったけど悪化した。おかげで現在は5分も歩けないし力仕事なんてできない。
また、これだけ抗がん剤うてば、口の中も荒れ放題になる。もともと虫歯一つない歯だったのに、今では奥歯はほとんどない。入れ歯は抗がん剤後には合わなくなり、調整してもまた治療したら微妙に合わなくなり。次の抗がん剤を間近に控えて、現在は痛くて使わなくなってる。
味覚も狂う。最初の抗がん剤治療後(骨髄移植前)は、何を食べてもまずく感じるなか、唯一ラーメンだけが美味しかったらしく、街中のラーメン屋を片っ端から食べ尽くしたらしい。骨髄移植後は割と味覚も戻り、美味しいものを美味しく感じれる生活を送っていたが、食道癌になってからは何を食べても美味しく感じないらしい。喉に引っかかるから飲み込むのも辛いとかなんとか。
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おかんは熱心な宗教家でもあり、エセ科学とか大好きだ。もともとそんな人なわけだが、抗がん剤治療で日々弱っていく親父を見るとなんとかしたいという一心から、様々なエセ科学を調べる。俺自身、身近な友人を抗がん剤の治療関連死(まだ元気だったけど治療開始後一週間で亡くなった)とかあったので、抗がん剤を心から信じているわけじゃないし、おかんの気持ちはよく分かる。
んで、最近は食事療法的なよくわからんやつにご執心だ。体にいい食べ物、悪い食べ物に分類してあれはダメだ、これはダメだっていうやつ。これは良さそうに見えて本当は良くないとか色々ある。興味本位で色々聞いてみたら、おかんに入れ知恵している先生的な人曰く、坊さんの精進料理的なものしか本当に体にいい食べ物はないらしい。肉もダメ、野菜も大半ダメ、魚もほとんどダメ。なんだそれ。
とはいっても夫婦で食べる料理はそんなに極端に変わっていない。あからさまに体に悪そうな食べ物(ファストフード的なやつとかポテチとかそういう系)は元々食べないし、別に我が家の食卓でそんなに大幅な変化はない模様。二人とも元々同郷の農家だし、昔ながらの食い物ばかりな感じ。
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生きることはとどのつまり食べること。病人だって美味いと思えるものをしこたま食べれば体力も少しは戻ってくるだろうさ。少なくとも運動もできない体になった以上、食う以上に大切なことは思い浮かばない。
おかんにはそのことを話した。抗がん剤治療を信じない、食事療法で内側から治すという考え方は大事だと思うけど、病気を倒す体力や元気を身につけるには、体に良い悪い食事よりも親父が食べる事に喜びを感じる方が遥かに大事って。俺はさすがスピリチュアルなおかんに育てられただけあって、スピリチュアルに伝える技術はいくらでもある。割と簡単に納得してくれた。ちょろい。
問題は本人。つまり親父だ。何食べても美味しいとは思ってくれない。そもそも奥歯がなくても食べやすくて美味しいものなんて俺にはなかなか思い浮かばない。刺し身と鍋は比較的いけるっぽいけどあまり楽しんでくれない。クソ。
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最近一つわかったことがある。
親父はおかんと二人の時より、俺がいた時の方が美味しいと感じるらしく、俺の嫁がいる時の方がもっと美味しく感じる模様。同様に姉家族が孫を連れて帰って一緒に食べる時などとても美味しい模様。
前回俺が嫁と一緒に帰った時に4人で外食したわけだが、その時に食べた鍋焼きうどんがとても美味しく気に入ったらしい。で、後日一人で食べに行ったみたいなんだけど、全然美味くなかったとかなんとか。
姉には子どもがいるが、俺にはまだいない。俺がガキつれて帰った方がご飯は美味しく感じるのだろうか。たぶんそうなんだろうな。
確かに孫と囲む食卓だったら、何食っても美味いだろうな。
贅沢な親父め。クソ。
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あれだけ弱っていて、かつ自分の死期が比較的近いと考えている人間が、あと何回抗がん剤治療を乗り越えられるのか、あと何年生きられるのか。
出来るだけ美味しいご飯を食べさせてやりたいなと思うところです。
流れ:
1. 国立研究開発法人国立がん研究センター:受動喫煙による日本人の肺がんリスク約1.3倍あり,肺がんリスク評価を「ほぼ確実」から「確実」へと評価.日本人の非喫煙者を対象とした受動喫煙と肺がんとの関連について、科学的根拠に基づく評価を示し、受動喫煙の防止を努力目標から明確な目標として提示.
2. JT: それを認めず,「迷惑」や「気配り、思いやり」の問題で解決しようとする.
上記とは別に,元々の公式見解(喫煙と健康に関するJTの考え方)も酷すぎる.
https://www.jti.co.jp/tobacco/responsibilities/guidelines/responsibility/health/index.html :喫煙と健康(喫煙と健康に関するJTの考え方)]
https://www.jti.co.jp/tobacco/responsibilities/index.html: JTが目指す社会]
吸う人も吸わない人もここちよい世の中へ。
たばこの吸われる方、吸われない方が
吸わない人で,ニコチン・タールの混ざった煙を吸わされて心地よく思う人は全くいません.
煙を完全にシャットアウトするような分煙か禁止することを強く望みます.
https://www.jti.co.jp/tobacco/responsibilities/vision/index.html: JTのビジョン]
世の中には、さまざまな暮らしがある。さまざまな人がいる。
そのひとりひとりに、それぞれの思いや感情がある。
たばこについても同じように、いろいろな考えがあると思います。
それを認識したうえで、たばこを吸う大人には、それぞれにたばこを愛用する理由があります。
一方、たばこを吸わない人にとっては、たばこの煙が迷惑になることがあります。たばこを吸う大人は、つねにマナーを守ることに心がけるべきです。
だから、私たちJTは、吸う人、吸わない人が共存できる世の中をめざし、さまざまな活動にいま取り組んでいます。
私たちは「分煙環境の整備」を進めています。それぞれの場所に合うさまざまなやり方で、吸う人も吸わない人も心地よく過ごせる環境を増やしたいと考えているからです。
私たちは「マナーの啓発活動」も進めています。たばこを愛用する人は、周りを思いやることが、何より大切であると考えているからです。
さまざまである、ということ。
それを認め合い、尊重しあえる未来の社会を想像しながら、私たちJTはこれからも、いろいろな活動を真摯につづけていきたいと思います。
マナーの問題で片付けようとするのは,もともとの企業体質のようでこの文章からひしひしと伝わってきます.
健康上のリスクを認識したうえで,迷惑・マナー・心がけの問題にするのはやはり間違っているのではないでしょうか?
他人の健康上のリスクより愛用する理由が勝る場合などあるのでしょうか?
「大人」云々よりも社会で生活する人間として間違ってませんか?
また,今回のがんセンターの報告で,あなた方のいう未来へひとつ進んだわけですが,なぜ認めようとしないのでしょうか.
あなた方のいうビジョンや尊重・共存に背く行為ではないでしょうか>
引用:https://www.jti.co.jp/tobacco/responsibilities/guidelines/responsibility/health/index.html : 喫煙と健康]
厚生労働省は、「21世紀における国民健康づくり運動」において、たばこは、肺がん、心筋梗塞等の虚血性心疾患、肺気腫等の慢性閉塞性肺疾患など多くの疾病や、低出生体重児、流・早産など妊娠に関連した異常の危険因子 ※1であるとしています。
※1:
危険因子(リスクファクター)という用語は様々に使われていますが、定義としては以下のようなものがあります。
「”リスクファクター(risk factor)”という言葉は、病気の発生リスクを高めるが、単独では、病気を引き起こすのには不十分な要因を意味する言葉として一般的に用いられています。」(木原雅子・木原正博訳『WHOの基礎疫学』、三煌社 )
「科学的知見に基づいて、意味のある健康関連状況との関連が知られている個人の行動や生活様式の特徴、環境曝露、先天性や遺伝的特性などである。」 (日本疫学会訳『疫学辞典 第5版』、財団法人日本公衆衛生協会)
「病気の発生あるいは他の特定結果の蓋然性を増加させる属性ないしは曝露」(日本疫学会編集『疫学 基礎から学ぶために』、南江堂)
私たちも、喫煙は特定の疾病(妊娠に関連した異常を含む)のリスクを高めると認識しています。また、喫煙とそれらの疾病との関連を具体的に解明するため、今後の更なる研究が必要と考えています。※2
※2:
わが国における男女別の肺がん死亡率と喫煙者率の推移をみると、最近50年間で男性喫煙者率は明らかに低下し、女性喫煙者率はほぼ横ばいであるのに対し、死亡率は男女ともに1950年から1995年ごろにかけて顕著に増加し、以降減少傾向に転じているという事実がみられます。喫煙の影響が現れるには20-30年のタイムラグをみる必要があるとの意見がありますが、タイムラグを考慮しても肺がん死亡率の動向を喫煙者率のみで説明することは困難です。
困難であることの理由の一つとして、男女間における喫煙者率と死亡率の関係に違いがあります。喫煙者率は男性では顕著に低下、女性ではほぼ横ばいであるのに対し、死亡率は男女で同じ傾向を示しているという事実がみられます。
男女別の喫煙者率と肺がん死亡率推移(グラフ2 軸間隔をいじっているので比較不可能)
また、罹患でみた場合、肺がん罹患率は男女ともに増加しており、タイムラグを考慮しても罹患率の動向は喫煙者率の推移と一致しません。
日本における喫煙者率と肺がん罹患率の推移(グラフ3 データ数が少なくて役に立たない)
さらに、世界各国を男女別に比較すると、喫煙者率と肺がんによる死亡率との間には必ずしも相関関係がありません。
各国の喫煙者率と肺がん死亡率の関係(グラフ4 2009年の喫煙者率と1年前の肺がん死亡率での散布図,過去を見ても意味がない)
喫煙が多くの疾病の危険因子であるとの厚生労働省の見解は、主として喫煙者の集団と非喫煙者の集団の間での疾病発生率等を比較する統計に基づいた研究(疫学研究)によるものです。疫学研究は、喫煙者集団において特定の疾病のリスクが非喫煙者集団より高いことをほぼ一貫して示しています。※3
※3:
喫煙が健康に及ぼす影響に関する厚生労働省の見解および関係情報については、厚生労働省ホームページ中の「たばこと健康に関する情報ページ」別窓で開くをご参照下さい。
疫学研究は、疾病とその要因との関連性を探るにあたり有用な学問です。しかしながら、がん等、喫煙と関連があるとされる諸疾病の発生には、住環境(大気汚染等)、食生活、運動量、ストレス、遺伝的要因等様々な要因が影響しており、喫煙以外の全ての要因を同じにした集団を比較することは困難です。また、疫学研究は喫煙者と非喫煙者の集団同士を比較するものであり、個々の喫煙者について疾病のリスクを明らかにするものではありません。
喫煙の人体への影響を解明するために、疫学研究のほか、動物実験等が行われています。動物実験において、たばこのタールをマウスの皮膚に塗布する実験では、皮膚腫瘍の発生が確認されていますが、たばこ煙のみを吸入させる方法により、腫瘍を発生させることは困難です。※4
※4:
喫煙の健康への影響については今後更なる研究が必要であるものの、私たちは、喫煙が特定の疾病のリスクファクターであると考えています。喫煙するかしないかは、喫煙の健康への影響・リスクに関する情報に基づいて、個々の成人の方が決めるべきものです。
まるで,警察の麻薬撲滅ビデオに出てくる麻薬を勧めてくる悪い大人そのものである.
疫学研究において,特定の疾病のリスクが非喫煙者集団より高いことを示されているのに対し,
全ての要因を同じにした集団を比較することは困難という反論はナンセンスであり,
様々な条件で喫煙が疾病のリスクになっていると結論付けるのが妥当だろう.
肺腫瘍が発生したとの報告もあるのに,ほとんど起きないから大丈夫のような文言も謎.
せめて,リスクは最大で見積もれよ.そんなに人を殺したいのか.
女がヒステリー起こすのを避けるテクニックを書いた増田記事が人気だけど、ブコメとかトラバにちらほらとドヤ顔でPMSという単語を持ち出してくるのがいる。
それら「PMSに理解があるよアピールの男」は、正確に言うと「女のヒスに理解があるよアピールの男」であってPMSのことは本当はわかってない。
それが保険で治療できる症状であり、個人差はあるものの投薬で改善が見込めるものであり、従って「PMS持ちのパートナー」は相対的にヒスの程度は軽い(PMS持ち=診断名がついてる=治療してる=症状落ち着く)ことになるのでヒスを避けるテクニックがそもそも要らなくなるはずということがわかっていない。
「ウチの嫁さんヒス酷くってさー、ほらアレだよPMS。こないだなんか大ゲンカになってケーサツ呼ばれちったw」とか言ってるのは、
「ウチの旦那タバコで肺にできもんできちゃってさー、ほらアレよ肺気腫。こないだなんか息できないっていうからとりあえずタバコ全部捨てちゃったw」と言ってるも同然であり、
「いやそれ早くいい病院探して連れてけよ、ネタにしてる場合かよ」が共通解となるという事実がわかってない。
なのになぜか、彼らPMS理解アピール男らは「PMSと理解してヒスに耐えている俺、マジ嫁を愛してる」というわけのわからない勘違い自己陶酔に浸っている。
「病院行けっていうと嫌がるからさー。困ったもんよ」とか言ったりするのもいる。
困っているのは警察呼ぶくらいの騒ぎを起こされている近隣住人であるとか深刻なPMSは他の婦人病が原因である可能性もあるとか子どもが予防注射を嫌がっても連れて行くのが親心であるのと同様に嫁の説得くらいするのが夫婦というもんじゃないかとか、そういったことには一切考えが及ばないようだ。
挙句、事なかれ主義を煮詰めたようなTipsをありがたがったりしている。
彼らが愛しているのは嫁ではなく、「嫁を愛しているが故に耐える俺」なのである。
だから、病院というワードがひとつも出ないままに、ヒステリーとPMSを結びつけてるようなドヤ顔な意見が出回ることが許しがたい。
はっきり言って、嫁にPMSという診断名がありながら度を越したヒステリーを起こしているとしたら、治療を受けさせず放置している男には被害者ぶる資格はないし、病院で治療しているわけではないがたぶんPMSだというのは、ネットによくいる「医師でもないのに他人をアスペ呼ばわり」と同じことをやっているわけで真面目に取り扱うに値しない。
何より、嫁が治療して改善するという未来に結びつくにあたり、そのような夫は大変な障害となるのであるから、自己陶酔から覚めて離婚してやるのも愛のかたちだと思う。
なお、わが妻と同じように、治療するも薬が合ってないのかいまいち感情コントロールが上手くいかないという配偶者をお持ちの男性諸君。
頑張ろう。道のりは長いかもしれないが、少なくともがけっぷちにぶら下がっていた頃とは違って、一応は道のある上り坂のテイを成してはいるはずだ。
漢方は案外いいぞ。あとは王道だが運動も。夫婦でジョギングも楽しいもんだ。
世の中には計画倒れを繰り返している人と計画が頻繁にうまくいっている人がいる。その違いは何なのか?
とかく人間は上の人任せにする傾向があり、自分自身の計画は他人が敷いたレールを歩いて行けば良いと思いがちだ。
しかし、自分が人を導く立場になったときそれでいいのか?ならないとしても、自分自身を自分の思い描くとおりにコントロールしたいという欲望はないのか?
将棋というのはゲーム理論では二人零和有限確定完全情報ゲームに位置づけられる。
棋士は過去の経験に裏付けられた感覚で将棋を指す。最初にひらめいた手、次に候補となる手などいろんな手を読み、それぞれの手がもたらす未来の局面や形勢を評価する。
経験に裏付けられた感覚なんてあまりに主観的なんじゃないかと思うかもしれない。しかしこんな例もある。
手書き文字の認識。なぜこの字は「あ」なのか?論理的に説明できるだろうか?画像認識の分野では手書き文字を認識するプログラムが開発されている。
3DSの漢字ソフトをやったことある人なら分かるだろうが、漢字すらかなりの精度で読み取ることが可能だ。しかし、そのアルゴリズムは機械学習に基づくものであって、
「なぜ」を明快に説明するものではない。つまり、「あ」という手書き文字が「あ」である理由は未だに誰にも分からないし、おそらく明快な説明など不可能なのだ。
つまり、ヒトは何故か「あ」が「あ」だと分かる。その力をパターン認識と言う。コンピューターにもパターン認識は可能であるが、ヒトのほうが優れたタスクは数多い。
例えば、人の顔がなぜその人であると分かるのか?なぜ表情やしぐさから気持ちが読み取れるのか?それらはヒトの卓越したパターン認識によるシロモノだ。
先見性もパターン認識によって支えられている。
将棋ではまず直感でいくつかの有望そうな手が浮かぶのだった。それと同様で、ありえそうな未来をいくつか想像する。
そしてそれらを詳しく読んでいく。すなわち、それぞれの未来を具体的にどのようであるかを論理的に導き、それぞれの未来になる確率を評価する。
例えば、君が10年後までに肺気腫で苦しむ確率はいくらなのか?
日本人はそういったことを考えるのが大の苦手である。日本人特有のことなかれ主義は、1つには言霊信仰(言葉にすると本当にそうなってしまうという信仰)、もう1つには和を重んじる風潮から来ている。
だからこそ、そういう発想を持ち込んで、こんな未来になるよりこっちの未来のほうがいいでしょと力強く発言できる人間は頼もしいのだ。
それはそうと、未来の確率なんてどうやって計算するのか?医学の世界では死亡率や手術の成功率といったデータがあるが、そんなデータのない所でどうやって確率を評価するのか?
それが直感である。はっきりしたことは分からないけど分からないなりに出来る限り判断しようとする。
将棋の局面や形勢の判断も同じ。普段から判断しようとしているから、だんだんとその精度があがっていく。
たしかにプロ棋士どうしでも形勢判断の見解はさまざまであるが、それでも素人よりはずっと正確に判断できるのである。
よりたしかなパターン認識が成立するには2つのものが必要で、1つ目が今言った常日頃からこれはどういうパターンなのかと判断しようとすること、そしてもう1つが答え合わせをすること。
先見性に関しては、意識さえしていれば簡単に答え合わせが可能なところが素晴らしい。
例えば、明日は晴れと予測したとする。ほんとに晴れかどうかは、明日になれば分かることだ。必要なのは、明日になっても予測したことを覚えていることだけ。
このように先見というのは、先見したことをその時まで覚えていれば、その時になれば答え合わせができる。
しかし1年後や10年後の未来となると答え合わせまで長い年月を待つ必要がある。そういうのは歴史や過去のデータからも学んだほうが効率的である。
歴史は繰り返すという言葉があるが、『ローマ帝国衰亡史』を読めば古代ローマと今で何も変わるところがなく、われわれ人類は同じことを繰り返しているのだと言っても過言ではないことがよくわかる。
激動の時代とよく言われるが、昔と共通する点も多いことに気付けば、そこから細部の予測へと推論を進めることもできる。
そういう意味では経営者や政治家といったリーダーにとって歴史学は必須科目だ。高い視点から未来を予測できない人間にリーダーは務まらない。
歴史書を読み解くときも、頻繁な予測は欠かしてはならない。こまめなパターン判断とこまめな答え合わせこそが、パターン認識力=ものごとの判断力を高める唯一の方法である。
ちなみに小説や漫画ならば、予測をしながら読み進める人は多いだろう。しかし、リアル世界となると予測をしない人が多い。
フィクションは現実のパーツを切り取って再構成したものであるから、現実のパーツを学ぶのには一定の有効性があるけれども、パーツの繋がりから現実を学ぶことはできない。
作品の構成上そのようなストーリーになっているのであって、現実に小説や漫画のような展開が起きることは少ない。現実の予測力を高めるには小説や漫画ではダメなのだ。現実に対して予測しないと。
株式投資にしても前兆に敏感な人とそうでない人がいる。業界に新たな局面が訪れる前ぶれ、世界が動き出す兆候、そういったものに敏感であらねばならない。
そのためには当然ながら鋭い観察力が不可欠である。自分の欲やメディアの情報に振り回される人間には鋭い観察はできない。些事に流されるような人間は、フラットな視点に立つことができない。濁った目なのだ。
濁った目のまま予測を重ねても予測力は身につかない。例えば、「ソースは2ch」な人間はそのままでは結局2chの情報からしか予測を立てる力がつかない。
現実のさまざまな一次情報から予測する力はつかない上に、そもそも2chの情報から予測なんてムリな話である。つまり、観察力の低いままでは予測力なんてまるでつかない。このことはしっかり押さえておきたい。
観察力に関連して要約力や記憶力も重要である。観察したものを要約して整理しないとしかるべき時に情報を取り出せない。また、記憶力がなくても必要な情報を取り出せなくなってしまう。
情報を取り出せないと比較したり総合したりして結論を導くことはできまい。
記憶力については、超人的な記憶力は不要だが、普段から覚えようとすること思い出そうとすることは不可欠である。記銘と想起ともいう。
とはいえ、常日頃から先見しようとしていれば、記銘と想起は日々フルに酷使され鍛えられるからさほど心配は要らない。私は世の中の一部の人々のすごい記憶力の大半が先見の習慣によって身についたものだと思っているほどだ。
最後に、世の中の人(特に日本人)の圧倒的大多数は高い視点から人生や世の中を見る時間をほとんど持たない。また、見たとしたもそれを答え合わせしようという意識がない。
避妊せずにセックスをすれば必ず妊娠するとは限らないので、「こうなるとわかった上でそうした」という風に意図的な行為として扱うことは不適切なのでは。
他の記事で出ていたように、がんや肺気腫に罹患すると知っていながら喫煙した人間、あるいは身近な人間の喫煙を止めきれなかったために副流煙を浴びた人間に対して、全面的に自己責任とみなして医療補助は必要ないとするのに近い。
セックスをしなければ確実に妊娠しないことは分かっているので、それをするということは可能性を甘受すると言うこと。煙草が本来嗜好品であり、健康を害するのが目的ではなく、喫煙の頻度に対して健康を害する程度が小さいのに対して、性行為は妊娠する/させるのが本来の機能である。事故を意図的に引き起こせば過失致死ではなく殺人が適用されるのと同じ話である。
胎児については、意図的に意志を問う機会が奪われ無視されているのではなく単にその方法が無いだけ。中枢神経も完成していない胚のいかなる反応をもって「意志」とするかなど議論が待たれる。人間の価値判断は明らかに後天的に身につける価値観に左右される部分があるので、そもそも細胞の動きを生存意志の有無に結びつけて考えることは理にかなっていないという考え方もできる。
妊娠は両親によって意図的に引き起こされたものとすることは上で述べたように一律に適切とは言えない。婚姻関係にある男女が双方納得の上で性行為を行い妊娠に至ったというような場合以外はすべて意図した妊娠とは言えない。
単にその方法がないというのであれば、どのみち意思確認はされていない。されていないものをされているかのように扱うのは意図的なミスリード。人が自意識を持つに十分な神経細胞を発達させるには生後約2年がかかるが、生後2歳以下だからと言って乳児を殺害していいということにはならない。君が自我が芽生える前の乳児を殺害しても良いというならばそれはそれで論理的整合性があるが、そうでないならばただのためにする詭弁でしかない。これは生物上の実態を現実の法律にどう落とし込むかと言う話であって、生物と法律双方の理がそもそも異なっている以上、どこかで恣意的にならざるを得ず、発生へ至る最初の部分からを保護するのがより理屈に合うと言うだけの話である。
性交渉をコントロールすることは十分に可能であり、実際になされている。そのうえで妊娠という現象が発生しているので、強姦以外はすべて意図された妊娠である。
では言いなおそう。
会社に対する労働基準監督署の是正指導には強制力がなく、監督署へ相談した相談者は自ら刑事・民事告訴を行わねばならない。
また会社側は「妊娠・育休取得による解雇である」と明言しさえしなければ解雇自体は可能であるので、業績や勤務態度等から勘案したと主張すれば産前産後休業以外のタイミングでの解雇は正当化される。
また虚偽である。君は平気で嘘をつく人である。労基法は強行法規であり、是正勧告には期日指定の強制力がある。妊娠が実際には理由であるのに他の理由で解雇することはケース的にはあり得るが、表面上それが妥当とされるならば、それが妊娠が原因で解雇されたとは言えないはずである(言うとすればそれは主観的な判断でしかない)。そうした個別の違法措置に対して、事実認定において裁判を起こさなければ確定しないのは罪刑法定主義とその運用上当然のことであって、これに限ったことではない。実際には裁判になれば、妊娠の事実があれば仮に本当に他の要因によって解雇したのだとしても、妊娠を理由としての解雇と見なされるので、コンプライアンスに留意している大半の大企業では解雇はあり得ない。
「堕胎罪を厳罰化することで、出産をあきらめざるを得ない妊婦を追い込むべきではない」- これがあなたの結論であって、すべて、この結論から論がなされている。ただしくポジショントークである。仮にそういう人がいるとしても、ヒトとなり得る胎児の生存権をすべて否定して守るだけの公共的な利益があるかどうか疑問であるし、実際にはその前段階で幾つもの過程で選択肢が与えられている。また、本来の法設計の思想上も、そうなっている。
根拠は?
性行為が複数名でしかなし得ず、強姦で無い以上、合意のうえと見るのが妥当であるというか、そういうしかないのだが。一方的に女性のみが被害者というのは思い込みに過ぎない。
それで言うならばセックスをするしない、避妊するしないの時点で、個人の意志・選択は既に表明されているのでは。性教育も受けていない子供ならばともかく、こうすればこうなると分かったうえでそうしたのであれば、そこに意思の欠如を見るのは難しい。
避妊せずにセックスをすれば必ず妊娠するとは限らないので、「こうなるとわかった上でそうした」という風に意図的な行為として扱うことは不適切なのでは。
他の記事で出ていたように、がんや肺気腫に罹患すると知っていながら喫煙した人間、あるいは身近な人間の喫煙を止めきれなかったために副流煙を浴びた人間に対して、全面的に自己責任とみなして医療補助は必要ないとするのに近い。
それに当人の意思というのであれば、胎児にはまったく意思を問う機会は与えられていないわけであり、ひとつの身体を共有する女性と胎児のうち、女性のみの意思を尊重するのは片手落ちであろう。妊娠という結果は胎児が自ら引き起こしたのではなく、性交渉を行った当事者が引き起こしたのである。すでにそこに選択の責任は生じており、胎児の生存権をより低く見るとしても、親の選択の結果生じた胎児の生存権をまったく棄却したうえで、更に重ねて女性の選択権を尊重する合理的な理由がない。
胎児については、意図的に意志を問う機会が奪われ無視されているのではなく単にその方法が無いだけ。中枢神経も完成していない胚のいかなる反応をもって「意志」とするかなど議論が待たれる。人間の価値判断は明らかに後天的に身につける価値観に左右される部分があるので、そもそも細胞の動きを生存意志の有無に結びつけて考えることは理にかなっていないという考え方もできる。
妊娠は両親によって意図的に引き起こされたものとすることは上で述べたように一律に適切とは言えない。婚姻関係にある男女が双方納得の上で性行為を行い妊娠に至ったというような場合以外はすべて意図した妊娠とは言えない。
では言いなおそう。
会社に対する労働基準監督署の是正指導には強制力がなく、監督署へ相談した相談者は自ら刑事・民事告訴を行わねばならない。
また会社側は「妊娠・育休取得による解雇である」と明言しさえしなければ解雇自体は可能であるので、業績や勤務態度等から勘案したと主張すれば産前産後休業以外のタイミングでの解雇は正当化される。
故に、堕胎罪を厳罰化することで、出産をあきらめざるを得ない妊婦を追い込むべきではない。
求められて受け入れた女も同罪。
根拠は?
http://anond.hatelabo.jp/20091114181416
AIDSはたしかに根治方法がないし進行すれば確実に死亡するので、HIV感染は危険。それは確か。
でも、AIDSを引き合いに出していると、もっと警戒すべき感染症から目をさらさせることになるよね? 子宮頸癌から。
子宮頸癌の原因は99%がウィルス感染。もちろん性感染。進行すれば悲惨な死に方をするのはAIDSと同じだし、個人史的にはAIDSよりも悲惨な場合がある。子宮頸癌は、妊婦検診で発見されることが多いのだ。進行度によっては、赤ちゃんのいるまま子宮を摘出ということも。
しかも、潜伏期間は数年~数十年と長い。数ヶ月で感染が判定できるHIVのほうがよっぽど扱い易い。
そして、感染確率。新規患者(新規感染者ではない)はAIDSで年間400人、子宮頸癌で年間7000人、子宮頸癌はもともと感染しても発症率がそれほど高くないから、ウィルスキャリアの数で言うともっと差が大きくなる。
潜伏期間が長い上に経過も悲惨、そしてキャリアが多くもらってしまいやすい子宮頸癌から目をそらさせてまでAIDSで危険を語るのは、本当に勘弁してほしい。
ここからは蛇足。
喫煙の危険にも同様のことが言える。喫煙が肺癌の罹患率を1桁以上高めるのは確かにそうなのだけれど、喫煙の脅威は肺癌じゃない。なぜって、いくらリスクが一気に高まるからって、肺癌はもともとそんなに頻度は高くなく、喫煙してもやっぱりそれほどじゃない。