はてなキーワード: 弊害とは
依頼したうえで、エクスプローラーは、それが成功したものとみなして画面表示だけ更新している。
エクスプローラーは、操作を快適に行うために画面表示内容をキャッシュしたりする機能があるんだ。
その機能の弊害として、エクスプローラーの画面表示内容と実際のフォルダの内容に食い違いというか、ラグが生じることは稀によくある。
うーん、単純な削除とかなら別にこの動作でも問題なさそうだけど、移動についてはコピー同様、プログレスバー出して完了まで待たせる仕様にしてほしかったわ。
でないと、本当に移動が終わったかを知るすべがない(タスクマネージャ見ればわかるのかもしれんけど、それも面倒)ので、移動元フォルダの削除を伴うファイル移動という条件では、原則移動ではなくコピーで行うという「運用で回避」を頭の片隅に覚えていないといけないし、それも万全とは思えない。他に設定で回避とかも無理なんでしょ?
どこのフォルダに紐付いているかの情報を書き換える・・・のは間違いないけれど、
それがいつ行われるか?が問題なんだよ。
Windows でファイル操作をした場合、それはエスクプローラ―っていうソフトウェアで行うと思うけど、
エスクプローラ―は、OSにファイル操作をAPI経由で依頼しているだけ。
依頼したうえで、エクスプローラーは、それが成功したものとみなして画面表示だけ更新している。
エクスプローラーは、操作を快適に行うために画面表示内容をキャッシュしたりする機能があるんだ。
その機能の弊害として、エクスプローラーの画面表示内容と実際のフォルダの内容に食い違いというか、ラグが生じることは稀によくある。
https://dot.asahi.com/dot/2019042600016.html
これを読んで思い出した。
私は小学校二年ぐらいまで傍若無人な振る舞いしてたんだけど、その結果、クラスから孤立していたっぽい。
皆も記憶を思い出してほしいんだけど、人を排除するときって、小学校低学年の時は協力して排除する知恵はなかったと思う。ただ、気に入らない奴だから、集合知で排除されていっぽい。
当時の私はそれを肌身で実感し、恐ろしくなったので、それ以降は傍若無人に振る舞うことはしなくなった。もう三十年も前の話だ。
8才でよく気づいたな私。66で気づかなくてよかった。
弊害?としては、性格診断とかで周りの顔色を伺ってしまうという質問項目に100%○をしてしまうことかな。俺様キャラなんてあり得ないし幻想だからしょうがないね。
みんな忘れてるかもしれないけど昔は記者って名前も顔も出さなかったんだよね。
それじゃダメだ、責任が取れないってことで今や大手新聞は記者名を記名するしツイッターでは顔も出しているんだけど、そうすると今度は人間関係に縛られるってことがわかってしまった。
まぁ、前からわかってたのかもしれないが、明らかに人間関係に縛られて記事にできないとかそういうのが可視化されるようになってしまったね。
記者も偉そうにしているけどたまたま記者職に流れ着いた人間なんで人生をかけてジャーナリズムを全うする人間なんていないわな。だから人間関係が優先されてしまう。
一度仲良くなってしまうともう批判できない。まぁ、それが普通だけど、記者もそうなるとはね。所詮は記者たちも村社会の住人だったわけですな。ごく普通の人間でしたってわけだけど、普段が偉そうだからねぇ。いやはや。
私は主に主夫をしながら在宅で仕事をしているのだが、女性が働きに出て、男性が家事をするのが基本の社会のほうが合理的だと思われる。
ここでいう家事、というのは、炊事洗濯もそうだが、特に育児に関わるところは、男性が行うほうが明確にメリットがあると主張したい。
いくら男女平等を叫んだところで、生物的な性差があり、適材適所ということはある。
そうでない人もいる、私は違う、と各自が言うのは自由だが、確実に傾向というものがある。
大林素子がどれだけデカかろうが、平均身長は女子のほうが低い。
これから私が話すのは傾向的な問題だ。なんらかのデータを示すことはしないが、反例となる統計があるならぜひ教えてほしい。
まず第一に、女性のほうがコミュニケーション能力に優れている。
妻は帰宅後と休日にしかない(私と比べて)僅かな時間のコミュニケーションにも関わらずガッツリと子供の信頼を得る。女性特有のコミュニケーション能力のなすところだ。
私もコミュニケーションの時間は少ないが子供に好かれている、という男性は良く振り返ってみてほしい。そこには大きな妻のサポートがなかったか。
コミュニケーション能力は文字通りコミュニティを形成する能力のことで、他人同士の感情の調整もそこに含まれる。父親のことが好きになるように、母親が仕向けているのだ。
そしてコミュニティの機能として、仲間を作ることはもちろん、敵を作り排除することも含まれる。
小学校の学級会で吊るし上げられるのは大抵男子で、吊るすのは女子グループである。男子のほうがやんちゃしがち、という以上に、コミュニティ形成能力の違いによるところが大きい。
そしてこの敵を作る能力が、家庭という閉鎖環境で悪いほうに働くことがある。家族に嫌われる父親の悲惨さはよく知られているところだろう。相手が父親ならまだ良い、それが子供に向けられたとき、子供は容易に孤立しうる。
女性のほうがうつ病に罹患しやすいというのも特筆すべき点であろう。
逆に男性が家庭に入った場合、ここまで強烈な調整能力は基本的にない。
しかしコミュニケーションの時間を長く取れることで、女性に比べてコミュニケーションの苦手な男性でも子供との人間関係を作ることが可能になる。
女性は短い時間でも良好な関係を気付くことが可能で、深すぎる関係による過保護や虐待などの弊害も起きづらい。
子供とて一人の人間である。ウマが合わない。ということも当然起こりうる。その点男性は、業務としてフォーカスすることで人間関係を横に置くことがしやすい。
ともすればドライと取られがちがが、そのドライさが、終わりのない閉鎖環境である家庭では良い方向に向くことが多いように思う。
家庭全体として、深すぎず、浅くもない良好な関係を築きやすくなると言える。
家事、家庭に関わる仕事、というくくりの中で、男性が絶対に代理できないものがある。それが出産だ。
家事のメインを女性が担っている場合、妊娠、出産の負荷が普段の役目にそのまま加算される。これは非常に辛い。
期間中、ある程度は家事を男性が肩代わりするにしても、普段どおりのクオリティは望むべくもない。
出産で入院、母親が家を空けることになれば、家に残されるのは普段家にいない父親と、あまりコミュニケーションのとれていない子供の二人きりである。
産む母、残される父子共に心労が募ることは間違いない。仕事にはいくらでも代わりがいるが、家事には代わりがいないのだ。
これも男性が家事を取り仕切っている場合は非常にシンプルになる。
男性は普段どおり家事を行い、女性は産休をとり、何も気にせず出産に向けて体をいたわるのみ。
女性が入院しても、家事と子育てを普段と大きく変わらず回すことができる。このメリットは非常に大きい。
家事も育児も基本的には肉体労働である。妊婦に任せられるようなものではなく、筋力のある男性が普段から行うのが合理的だ。
それに比べて現代の労働というものは、鹿やマンモスを追い回すようなものではなく、コミュニティを形成し、コントロールする能力のほうが必要とされる。
小柄で、非力で、月に一度股から血がでて体調を崩し、子供ができれば10ヶ月静養が必要なタイプの人が社会の主役となれば、
それに合わせた社会に自ずとなるはずだ。そしてそれは、そうでないタイプの人にとっても過ごしやすい社会だろう。
私は、そのような社会のほうが良いなあ、と思うけれど、みなさんはどうだろうか。
マイクロフォーサーズのレンズを語るには、無理やり小型センサーを高画素化した弊害でレンズの分解能を上げないと画素に届ける光量が確保出来ない?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13206259283
マイクロフォーサーズのレンズのが古いフルサイズのレンズより高画質でした。当然のことなのですか。まさかフルサイズが負けるとは思っていませんでした。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12206252322
先日、こういうエントリーを書きました。
https://anond.hatelabo.jp/20190406224912
https://anond.hatelabo.jp/20190410003400
今回は少し趣向を変えて、アカウントAの人の疑惑の出し方の問題を指摘します。
アカウントAの人は、
SSDの容量がどのように決まるかご存知でしょうか。NANDチップの容量を足しただけではありません。「予備領域」と呼ばれる、ユーザーからは通常見えない領域があります(Windowsのディスクの管理等では見えませんが、予備領域を設定するツール等では見えます)。つまり、ざっくり言うと下のような式になります。
簡単に言うと、128GB分のNANDチップが使われているのに容量が120GBのSSDは、8GBが予備領域として確保されているわけです。
この予備領域は、故障して使えなくなったユーザー領域の代替になるほか、書き換えの際の一時保存場所、SLCキャッシュ機能など広範な用途で使われています。
予備領域はSSDの寿命や速度にとって重要である一方、ユーザーには「予備領域○○GB」のような形では公開されていません。どういうことかと言うと、
ということです。
NANDチップは、特に安いNANDチップは不良ブロック(記録できない領域)が最初から含まれている可能性があります。SSDメーカーは出荷前テストでそれを検出し、不良の割合が基準を超えるなら出荷せず、基準以下ならそのブロックを無効にして出荷します。この時、予備領域で吸収することでユーザー領域は減らさないようにします。こうして製品としてのスペックを守りつつ歩留まりを上げているんですね。歩留まり向上は低価格化に直結します。
不良ブロックの代替は先ほど触れた予備領域の使い方の一つです。個体によって値が変わるからメーカーは予備領域の容量を公開しないのかな、と思っていますが、特に関係ないかもしれません。
ブロックという用語はこの後も出てくるので少し触れておきます。これはNANDチップがデータを扱う際の単位です。
NANDチップはセルにデータを保存しますが、セルを一定数まとめたものをページ、ページを一定数まとめたものをブロックと呼びます。
書き込みはページ単位、消去はブロック単位で行います。記録の最小単位はセルなのですが、セル1個1個を個別には制御できないということです。そのため書き込みや書き換えのプロセスはかなり複雑になっているのですが、本筋ではないのでここでは割愛します。
ページとブロックの容量(ページサイズ、ブロックサイズと呼びます)はNANDチップのモデルによって異なります。大容量化につれてページサイズとブロックサイズも増加傾向にありますが、ある時期からNANDチップメーカーはデータシートを公開しなくなったので、最新世代については詳しく分かりません。
Hynixがデータシートではありませんがブロックサイズを含めたデータを公開していたのでご紹介します。
https://www.skhynix.com/eng/product/nandRaw.jsp
これによると、HynixのTLC NANDチップのブロックサイズは4~13.5MBのようですね。
ここまでが前提です。
改めて、アカウントAの人が繰り返している不良認定のプロセスを見てみましょう。氏のツイートから引用します。
これは旭東エレクトロニクス(SUNEAST)のSSDを不良認定した時のものですが、見ての通り不良ブロックの数しか見ていません。
「黑片」というのは、中国の不正SSDが語られた際に出てきた言葉で、製品に使えないレベルのNANDのことを指すようです。
ここまで読んで頂ければこれの何が問題か分かってもらえたと思いますが、念のため解説します。
不良ブロックが34個。これは確かに多いかなとは感じます。しかし、重要なのはこれが何を表すかです。
不良ブロック34個は、出荷基準を満たしていないのでしょうか?では、しきい値は何個ですか?分からないですよね。
また、同クラスの他製品と比べて多いのでしょうか?しきい値は分からないとしても、NANDチップはMLCやTLCなどの種類、プロセスルール等によって大きく特性が変わるのですから、同世代、同クラスの他製品と比較をせずに評価はできません。34個という数だけで評価するのは検証の体をなしていません。
引用した部分でドスパラのSSDにも言及していますが、ドスパラの時も同じことをしています。その時は40個という数字を見て
とコメントしているのですが、下手すると予備領域というものがあることすら知らないのではないかと疑ってしまいます。SSDの容量=NANDチップの容量と考えているのであれば疑問を持ったのも理解できるのですが。予備領域を知っているのならこんな疑問は出ないんですよね。
話を戻しますが、このNANDチップはブロックサイズが分かりません。ブロックサイズが分からないということは、無効になっている容量が分かりません。不良ブロック34個は、何MBなのでしょうか。
仮にブロックサイズがHynixと同じであれば合計130MB~460MBくらいです。予備領域が130MB~460MB少ないことは、SSD製品として許容範囲外なのでしょうか。ちなみに、先述の通り予備領域の容量は非公開であり、製品の保証する仕様の範囲外です。もう少し言うと、この時のSSDは120GBなので8GBのうちの130MB~460MB、つまり予備領域の1.6~5.6%です。彼の人の住む世界では、SSDの予備領域が5%減ると使えなくなるのでしょうか。
まとめると、アカウントAの人は何を表しているのか分からない指標を使って不良認定をしているのですね。そしてそれで何か分かった気になっているのですから、端的に言って論外です。騒ぎにでもならなければ、わざわざ否定する価値もありません。
ColorfulのSSDの時は、ざっくりまとめると以下のような内容でした。
・ロゴが偽物>刻印する工場や時期で変わるから全部同じじゃない
・容量偽装だ>データシートから該当部分を抜粋して問題ないと指摘
彼の人はBGAのチップを付け外しするというちょっと珍しいスキルを持っているようなので騙される人もいるのかもしれませんが、私から見てこの人はNANDチップやSSDの仕様についてはド素人です。また検証のプロセスや妥当性の確認方法があまりに雑で、調査や研究、製品レビュー等の実務を行うための訓練を受けた経験があるとも思えません。ただの「自称詳しい人」です。
正直なところ、Colorfulの件であれだけ恥をかいたのだからもう少し慎重になるかと思ったのですが、何も学んでいなかったようですね。この程度の知識レベルであんな騒ぎが起こせるというのは、誰でも情報発信できる社会の弊害を見た気分です。
世の中は皆さんが思うよりずっとしっかり動いています。センセーショナルな内容に引きずられるのはある程度仕方ないとしても、もう少し慎重に元ネタに当たってほしいな、と思う次第です。
だって、SpecTekの刻印の上にMicronのロゴがあったら、まずSpecTekって何だというところからスタートですし、SpecTekのサイトを見ればMicronだと分かるわけです。そうすると、まず起こる疑問は「Micronがやったのか?」であって、「ドスパラのSSDは偽装NANDを使っているのか?」にはならないんです。自作クラスタは、それくらいできる人たちだと私は思っています。
Twitterの通知欄に、バッドブロック40個で品質は分かるとか、偽装の証明を求めているのは悪魔の証明だとか出てきまして、さすがに失笑してしまいました。
一応コメントしておきますと、仮に偽装があったとして、偽装の主体がMicronであればドスパラを批判したのは筋違いですし、Ritekが主体なら証拠を出せという話です。何も証明できないのであれば、悪魔の証明云々ではなく存在しない疑惑について騒いでいるだけなんですよ。だから最初から「言いがかり」だと書いています。他の事はどうでもいいです。スタート地点が間違ってるんです。
あと、Micronが再刻印した場合、Micronの責任でそのチップをMicron型番で出しているんですよ。なぜ、Micron側の品質基準でチェックし直して出荷した可能性に思い至らないのか不思議でなりません。それを証明しろと言いますか?その証明がなかったら低品質NANDを出荷した証拠になるんですか?
付き合っているひとが前の彼女の話をしょっちゅうする。前の彼女のSNSをしょっちゅう見せてくる。
本人に悪気はない。ただの情報の共有のつもり。問題は、話題が出るたびSNSを見せられるたびわたしが不機嫌になることだ。
【目標への弊害】わたしの機嫌が悪くなり仲良くない時間が増えている。
【目標達成のための具体的行動】
①機嫌を悪くしない‥‥それができないから葛藤しているっつーの。ただし、機嫌が悪くなることが問題であって相手が前の女の話をすることが問題なのではないと改めて認識することは重要。
②「前の女の話はしないで」とお願いする‥‥本人に悪気はないし情報の共有のつもりなので、うっかりその話をしてしまいそうだし、出たときに「話をしないでってお願いしたのに!」と約束を破られたことに対して機嫌が悪くなりさらに喧嘩の原因を作ってしまう。そもそも、前の女の話をされたくないという感情自体をなんとかしないと根本的な解決にはならない。お願いすることではない。
③前の女に対する苦手意識を無くす‥‥前の女=嫌いな女、ではなく好きな友人の話をされていると思うようにする。ただ、そう思おうとするのには真逆まで意識をとばすのだから少し時間が掛かる。短絡的に瞬間的に不機嫌になるので、そんな落ち着いて考えられる余裕があれば不機嫌になったりしない。しかし案としては、苦手意識をなくすという根本的な解決に繋がる。
不機嫌になる、とはわりと短絡的で突発的な現象だな。もっとすぐできる行動をしたほうがよさそうだ。
④とりあえず動く‥‥前の女の話が出たら、とりあえずなにか体を動かして不機嫌になるのを防ぐ。なんでもいい。不機嫌ぽくならなければよい。そうだ、この前一緒にみたドラマで「手を叩いたら好きって気持ちの合図」ってやっていた。前の彼女は~と言われたら脈絡なくとも手を叩く。叩くことでカッとならず我に返り落ち着ける。
⑤とりあえず返事をする‥‥「ふーん」「あっそ」などではなくポジティブに聞こえる返事をする。なにも考えずに反射で返事をすれば、思考を通さないので不機嫌にならない。反射で返事をするために事前に返事を決めておく。決まり文句で「まじか!」にしよう。「まじか!」同意っぽいし普段使わない言葉なので感情の移入がなくてすむ。「前の彼女と行ったんだけどここ美味しくてさ~」「まじか!」うん、自然。
【具体的行動・まとめ】
話をされたら、まず反射で返事や行動をする。思考しない。その場のカッとする感情をいったんセーブする。一呼吸おいて、不機嫌になってはいけないことを思い出す。それでもイライラしたり機嫌が悪くなりそうだったら、前の女のことを大好きな友人だとすり替える。
これを繰り返し行うことで、徐々に本当に苦手意識をなくしていく。
【振り返り】
いわゆるメガバンクに入って仕事も順調だったが、出世を目指しても一番上どころか役員もなさそうだと思うとむなしくなった
なるべく偏差値の高い大学をと目指し私立だがほぼ上はないかなってレベルの大学に入ったが
大学はたくさん合格者がでれるが銀行ってでかい組織のなかでのてっぺんには自分が滑り込めるような余地はなさそうだった
今は塾講師をやってるが、45にして22歳の嫁をもらうことになった
これだけ歳が離れてると22でも子供みたいなもので非常にかわいい
十代の頃から付き合っていてあらゆる初めてを独占できたのも幸せの極みだった
いままでそっちの趣味はなかったはずなんだが
学部新卒から10年以上お世話になったNTTの事業会社を辞めました。(以下NTTと記載します)
大変お世話になりました。
最近ブームになっている各種NTT退職エントリー(こことかこことか)が出回っている中、どこまで需要があるのか分かりませんが、NTTグループのさらなる発展に向けて少しでも糧になればと思って筆をとってみます。
MPLSや広域イーサネットなどの企業向けネットワークサービスを売る仕事。世間的にはプリセールスエンジニア。
全社を通して、非常にスマートで、理路整然と考えられる人が多く、上司にも恵まれていました。
体育会系という雰囲気もありません。最近、『ラグビー部も職場「乱入」』が話題になっていますが、13年間勤務した限り、そのような場に出くわしたことはありません。仮にそのようなイベントを開催する場合においては、社風から鑑みるに、事前のアナウンスは必ず(少なくとも管理職には)あったはずです。
ラグビーのことは個人的にファンではありませんでした。しかし自社のラグビーチームをチームビルディングなどのイベントで活用するのは、企業として当たり前だと思います。
その時点で業務遂行の能力が不足していたとしても、チャレンジさせてもらえました。
私は帰国子女でもなく、留学、駐在などの経験が全くなく、ほとんど満足に英語が喋れない状態でしたが、希望したグローバルビジネスにチャレンジさせていただけました。その後、日本語を理解しない海外籍上司のもと、世界中の海外籍の方を相手に仕事する経験を長くさせていただきました。結果、TOEICスコアで数百点分英語力が向上しただけではなく、グローバル観点でのビジネスマインドや仕事の仕方を学ぶことが出来て、人間的に大きく成長できたと感じています。
会社や部署、チームとしての役割は当然ありますが、自由に仕事をさせていただきました。
例えば、本来「完成されたサービスを売って売上目標を達成する」ことが目標であるプリセールスでありながら、「目標達成に必要な新サービス開発」や「販売活性化のためのデモ環境整備」などの開発に近い業務もやらせてもらいました。自己成長に繋がり、周囲に認めてもらえたことに、とても感謝しています。
部署・チーム、時期により状況は異なりますが、私の場合、月20時間以下でほぼ収まっていました。そのため、業務後の時間を使って、情報処理技術者試験の上級試験対策や趣味でファイナンシャルプランナーを取得するなど、十分な余力を持つことができました。またプライベートではちょうど子育て期だったのですが、フレックス勤務・リモート勤務などの制度が活用でき、さらに同僚・上司からのサポートや理解が深かったので、仕事と家庭の両方に全力で取り組めました。(子どもを保育園へ送るため、始業時間を30分遅らせたり、子供の病気による突発的な年休取得が出来たり、平日の学校行事へも参加できたり...などなど。)
GAFAに人材流出防げ NTTコムの新キャリアパスなどに代表されるように、NTTの人事・制度は改革の途でありますが、一個人の経験を記録を残したいと思います。
一言で言えば、人事制度に納得できずでモヤモヤしていたところに、やりたい事と方向性が異なる仕事がアサインされたことが決定打になりました。
私が辞めることを決心した時点では管理職になることが唯一のキャリアパスであり、中堅社員にとっては唯一の昇給のプロセスでした(若手のうちは年に5%程度は昇給していたように記憶しています)。当初はそれを当たり前と思ってはいましたが、徐々に現行制度のあり方に疑問をいただくようになりました。
また、上位の職責に上がるためには業績評価とは独立した「選考」があるのですが、周囲の先輩・後輩の選考結果や、自分自身の結果と得られるフィードバックの内容には必ずしも納得はできませんでした(同じ理由である年は通らず、翌年通るなど)。また数ヶ月にわたる選考とその準備のため、毎年疲弊し、100%業務に集中できるとは言い難い状況でした。
初期配属や人事異動といったキャリアパスは入社以来3回は100%希望を聞いていただけていたのですが、4回目でやりたい事とは方向性が全く異なる仕事にアサインされました。
当時私は、「自分が職業人生をかけて実現したいこと」をようやく見つけたところでした。その実現に最も注力したい旬の時期に自社でその活動ができないのは非常に耐え難く感じました。本人の希望とは逆のことをやらせて経験を積ませる育成方法は、かのSteve Jobs氏のConnecting the dotsのようでもあり、私は必ずしても否定するものではありませんが、事前に本人と十分すり合わせをした上で判断されるべきなのだと考えます。(私もタイミング次第では成長の余地として許容したと思います。)
GAFAMではない外資系企業にご縁があり、今はそちらでお世話になっています。外から改めてNTTを見たときに感じることは以下のようなことです。
Job description がない日系企業だからこそ、自分が役に立つと考えたことが自由にできるし、数値以外の観点での評価があるからこそ、評価されうる=取り組むことができると確信しています。中の人は殻を破ると違う世界が見えてくると思います。
自由に意見が言える、極めて民主的な文化であると思いますが、それ故に「意思決定で様々な関係者の意見を聞きすぎること」「一度決めたことを実施前に声が大きい人が覆せる」などの弊害をあるように思います。それがよく作用する時代もあったのかと思いますが、今のスピード感には合わなくなってきていると感じています。より適切なレベルに意思決定権限を落とすことはもちろん、一度なされた意思決定を全社で尊重する風土になれば、と思って見ています。
また賃金体系や人事評価制度も平等性・一律性が行き過ぎていると感じています。年次・職責を問わず評価に値する人はもっと評価するべきだと思いますし、逆もまた然りだと思います。この点は会社側は改善に動き出したような噂は聞いていますが、労働組合側で前向きに検討しているような噂話が聞こえてこないのは残念でなりません。
PCなどの環境は、生産性に直結します。IT環境の整備は Quality of Work に直結するので、是非投資していただければと思います。(それだけで離職率は下げられると思います。)
など
これに尽きる。
大学に入るまでは東北地方のド田舎に住んでた。周りに田んぼか畑しかないし、列車もディーゼルの汽車で終電は夜の8時に終わる。
大きな街に出るには車で一時間近く走らなければイオンもユニクロもない。
そんな街に18年間住んできたことによる弊害は「文化に触れる機会がなかったので、能動的に文化に触れることがない」ということ。
実家の街には映画館も、文化センター的な建物も、美術館も書店もレンタルビデオ店もない。
知識をインプットするということに大事な子供時代を虚無のような生活をしたせいかどうかもわからないけど、20を越しても映画を見たり、絵画を愛でることに全く興味がない。
結婚を考えている恋人がいるけど、どこか旅行に行ったり、お気に入りの画家の個展に行ったり、Amazonプライムで何回も何回もシンゴジを見ていたりする。
僕はそれを恋人と一緒に見たり行ったりするのが嫌というわけではないけれど、「前にもこれ見たじゃん」とか、「Amazonで買うので良くない?」みたいなことを言いかけてしまう。
これも文化の違いなのかなと思ったりもする。
恋人はそれなりに都会の街から同じ大学に来ている人だけど、文化の違いをまざまざと思い知らされた気がする。
たまたまそういう子と付き合っているだけかと思ったけれど、大学に入って付き合った3人の人の全てにそれが当てはまった。 (都会で育った&文化が合わない)
今都内に住んでいるけど、外を歩くという行為だけでも目に入ってくる情報量が全然違う、
昨日までなかったものが街角にいきなり出現してみたり、思いがけない細い道を見つけたり。
田舎じゃ一面クソ緑、歩いてもそこらへんにいるのは生きているか死んでるかわからないようなジジババ。
父親は長男で、高校卒業してからはずっと自分の町で働いているし、母親は隣町から嫁いできた。
それ自体は、大切なことだと思うけど、言われるのを見聞きするたび、忸怩たる思いがする。
思春期に萩尾望都でギムナジウムの美少年同士のピュアな恋愛にはまり、女子校生活で女の子への疑似恋愛も経験(片思いだが)
そんな経緯から、ルームメイトのカミングアウトもするっと受け止めたし、そういう愛もあると思ってた。
色んな制度の問題も、いつか解決するといいね、位の薄い理解だったけど。
そんな私がある時配属されたのが外国人と日本人が半々くらいの職場。
かなり自由な職場で、LGBTが今ほど言われなかった当時でも、みんな普通にカミングアウトして、普通に受け入れていた。
何しろ私のチームだけでも、同性愛者が8人、20人中と思うと、かなりな割合だと思う。
だからか、LGBTに対する理解を深めてもらうワークショップを社外に向けて発信してたし、イベントで当然のようにカミングアウトする人たちも居た。
お客さんたちは本心どう思ってたか分からないけど、そういう場に集まる人たちは「理解ある自分」を演出したがるもので。
お客の中から初めてカミングアウトする、という人も出てきたりと、ちょっと不思議な空間であった。
多国籍企業だからこそできる、国際交流とか、環境問題とかも大事だと思うの。
短い任期の中で、印象に残ってるのはLGBT関連のイベントと、語弊をおそれず言うと「理解してくれるよね!」という押しつけのような熱さだったわけで。
で、表題にはいると、そんだけセクシャルマイノリティを擁護しようと躍起になってるのに、別のマイノリティ、V、つまりバージンはバカにされなきゃいけなかったわけ!?ということ。
特別言うことでもなかったし、黙ってたけど、すぐボロはでた。
当時は異性の裸を正視できなかった。
そんな私を見てみんな見抜いたらしい。
気づいても知らん顔するのが大人のマナー。
なのに、ちょいちょいバカにされ始めた。
最初はみんな私の恋愛を心配してくれてるのだとすら思おうとした。
でも、マッチョの水着姿を正視できない私を笑ったり、外国人のゲイの同僚に、男性性器の写真を見せられたり、罰ゲームで私の頬に不意打ちでキスする奴まででたり。
やっぱね、あれはさ、イジメだよね?(怒)
最終的には容姿までバカにされて、泣きながら上司に訴えて謝罪させたけど、その時の女性の同僚が冷たいこと。
って(涙)
夢だった仕事について、みんなのことも好きだったし(最初は)、絶対成功させたかったから、全力でがんばってたのに。
ねぇ、私なんかそんな悪いことした?
仕事の能力については誰も何も言わなかった(言われたら私立ち直れなかったろうし)
だから、そこを突いてきたの?
多様性を散々私を含めて、まだ十分な知識もないお客さんたちにまであんだけ押しつけておいて、で、私は受け入れてくれないの?
私がその仕事に就くためにどれだけ色んなもの犠牲にして勉強してきたか、みんな知ってたのに。
それで恋愛も後回しだった(モテなかったのもあるけどさ)のに。
高齢処女も、ある意味マイノリティだよね。特にそれでLGBTの人等みたいな社会的弊害はないけど言えずに苦しんでる人だってたくさん居るのは同じなはず。
みんなにとってはイジりだったかもしれないけど、私にとっては未だに心がえぐれる。
だって、私にとってあの仕事は何年もずっと夢見てた場所で、一生の思い出なのに、そんなことで汚された。
最後までみんなのこと信じようとしたけど、やっぱり無理だった。
そんな私みんなに嫌われたかな?って未だに思う。
二度と連絡も取らないけど。
そもそも、LGBTはよくてVはダメなの?どれだけ矛盾してんの?自分らの権利主張はものすごい推してきて、それで何もしてない私のことあんなにバカにしてきたよね?それで多様性とかよく言えるな。
もう3年も前の話。
今も絶賛Vですが何か?
おかげで、それまでずっと処女であることは特に気にしてなかったのに、気になるようになりました。ありがとう(怒)
もちろん少数派なのは分かってるけど、どうしてもあのときの記憶がよみがえる。
自分らばっかり主張しやがって、と。
一時、本気で思ったもん。
自分が処女であることをカミングアウトしてその擁護をするイベントを開こうかと。
さすがに止めたけど。
私は、あれは許せない。
今の風潮も、どうしても受け入れられない。
今の同僚がそうだとしても、良い人ならこれまで通りつき合うだけ。相談にも乗るし。
LGBTの友達はいるけど、守るならその子たちだけ。他は知らない。勝手にやって、という感じなのだ。
※※※
詳しく書くと、分かる人はすぐ分かるかもしれないので。(あと私を特定されかねないので)
思いの外反応をいただいて驚いた。
この件に関してはずっと胸にしまってきた。
私がみんなに嫌われてたから、
って、ずっと自分責めてたし、忘れようとずっとしてきた。
でも3年たった今、LGBTの運動みてて無性に腹が立っている自分に気づいた。
その怒りを初めて外に出せた。やっと。
ひどいこと言われてたんだ、ってコメントみて気づいた。
日本企業で同じことされたら、即通報してたけど、半分外国の独特の環境だったから私が間違ってるのかと思いこんでた。
何より、力不足なのに、その職場にいさせてもらってるという思いがあったから。
でも、よく考えたら、私はお客さんや他のスタッフからは感謝されることが何度もあった。ちゃんと私だって貢献できてたことにやっと気づいた。
私はあの場で怒って良かったんだよなあ。
でも、もう関係ない。私なりに仕事をやり遂げたことに気づけたから。
仕事で散々、テキストメッセージを送ってるのに、休みの日までブログかく。
コーチという仕事柄、日々、チャットで励ましやほめ言葉を送っている。
一問解いたら、すごいねぇ!よくできた!とまぁ、絶賛。
まぁ、基本素直な生徒たちなので、うれしそうに真面目に取り組むようになったから良かったのかな?
相変わらず子供嫌いな私が、中高生とこんな接するとは思わなかったな。
でも、本当は超毒舌。
見た目大人しくて真面目で優しそうに見られるけど、ハッキリものを言う(時は言う)。クールだし、口は悪め。
車を一人で運転してるときのぶち切れ具合は、ドラレコで撮られてたら一生表歩けないほどの酷さ。
(窓が閉まってるのは確認する小心者)
スケジュール管理もスマホになって、1日この画面と向き合ってるのだけど、それでもブログに思いをタラタラ書かずにいられない。
寂しいのかな、私。
でも、人と関わるのは本当に疲れた。
本当の自分、ここで出すだけ。
もしくは、車の中でだけなのかな(苦笑)
高木浩光@自宅の日記「リーチサイト規制の条文にも欠陥 ダウンロード違法化等著作権法改正法案原案」
スクショが違法になるということで国中で騒動になったダウンロード違法化拡大の陰に隠れてか、あまり議論されてこなかったリーチサイト規制だが、有名な人が取り上げたんでやっと議論されそうかな?
ただ上記の記事では取り上げられてない(っぽい)、世間でも全然指摘されてないように見えるが個人的にヤバイと思うのが
「国外で行われる送信可能化であつて国内で行われたとしたならばこれらの権利の侵害となるべきものが行われた著作物等を含む」*1
という一文である。
要は「海外ではそのコンテンツはフェアユースとかで合法的に配信されているけど、日本ではフェアユースないからそのコンテンツは日本では違法になる。だからリンクも違法」という話である(あってるよね?)。
同様の規定は実は既にダウンロード規制で導入されているのだが、ダウンロード違法化自体の実効性が疑問だったためか今まで特に大きく騒がれなかったように思う。
だが、この国外規定込みで規制されると例えば以下の行為が違法になりかねない。
思いついただけ挙げてみたが他にもあるだろう。
これらの(海外ではおそらく)合法的に配信されているコンテンツへのリンクがこの規定でアウトになってしまうだろう。
しかもリーチサイトとみなされたらダウンロード違法化と違い過失も罰せられるのである。おまけに非親告罪。
一般人だってリーチサイトとみなされたサイトで侵害コンテンツにリンクを貼ったりしたら罰せられるわけで。
これはかなりヤバイんじゃないか?ダウンロード違法化とは比較にならない影響力である。
仮に今は弊害が少なくとも後々のITの発展に禍根を残す可能性がある。
Googleなんかはフェアユースがあったのでサービスを発展できた。フェアユースが認められたGoogleブックスなんか日本で運営したらまぁ違法だろう。今後も各国にあるフェアユースのような規定で新しいサービスが生み出されるはずだ。
だがリーチサイトやダウンロード違法化に盛り込まれる予定の国外規定がこれらのサービスの利用を妨げてしまう。
海外では自由に合法的に著作物が利用されているのに日本の著作権が厳しいせいで利用できないなんてのは、もはやIT鎖国と言っていい。海外のコンテンツに触れる機会が奪われることになりかねない。日本のITの発展が妨げられるのはまず確実だろう。
小さい頃から妹ちゃんはかわいい、姉ちゃんはブスと言われて育ってきた。
長女ということで特に厳しく育てられた。毎日婆に頭を叩かれながら漢字の書き取りをした記憶がある。
取るに足らないちょっとの遅刻をしただけで父親に家中引き回しされたこともある。
いじめに耐えきれなくて学校に行けなくなった時も同様に髪の毛を掴んでどつき回しにあった。
きつい教育の賜物か、私は頭は良かった。かなり。
一方妹はなかなか見ないレベルに頭が悪かった。
愛嬌もあるし、バカは仕方がないということでだいぶ奔放にされてたと思う。
私が泣きながら勉強させられてる横からすっと公園に逃げて遊びに行ってた。誰もそれは咎めなかった。
私が教科書代のおつりをいただいただけ(2000円前後)で死ぬほどど叱られたのに、妹は親の財布から総額20万ほどの金を抜いても私ほどど叱られることは無かった。
私だったら殺されてたと思う。
小さい頃からブスデブ言われた弊害で見た目や性的魅力という見せかけだけのものに人一倍とらわれパパ活不倫風俗整形なんでもござれのゴミ人間になり、殴ってきた父親と話せないので実家に帰れない私。
そこそこの会社に就職して辛いことがあっても前向きに毎日出社し(とてもえらい)、家にも居場所がある妹。
私が現在無職だと知ると「勤労は社会人の義務でしょ。まあ家に迷惑だけはかけないでよね」と冷たく言い放った。
私だって襲われたレベルのセクハラやパワハラがなけりゃ普通に働いていけたのに。
でも私より何倍もまともで本当に立派に育ったと思う。純粋にすごい。
厳しく育てた結果がこれってほんまに笑えるよな。
頭が良くて堅い仕事、資格持ちだったはずのお姉ちゃんは今日も元気にデリへル嬢だよ。
生き苦しいよ。
こういうのが多数派ならanond:20190304121154 が当たり前になる日は永久に来ないですね
親になるべきものではないものを排除してからお話ですね、家名も家云々も
治安の維持には一役かってるものの儒教はマジでロクな仕事せへぇんよな
まぁ仏教のタイでも、子が身体を売って稼いだ金で親を養うのは当然って文化みたいだが
引用元:https://honcierge.jp/articles/shelf_story/6695?p=2
儒教の弊害とは
儒教の教えは、為政者が理想の政治を実現するための思想哲学です。教え自体は納得がいくもので、たしかにこのような徳目に従って国家が運営されれば、理想的な世になるだろうと考えられます。
しかし現実はうまくいくことばかりではなく、儒教にも弊害といえるものが存在するのです。
たとえば、儒教では、親を敬うことが奨励されています。しかし亡くなった際の喪に服す期間が3年にもおよび、ボロボロに痩せ衰えてしまう人が続出しました。さらにその姿が周囲から賞賛されるようになると、親を敬い喪に服すことがパフォーマンスと化してしまったのです。
また同族を重んじる儒教では、一族の誰かが殺されれば報復をするのが当然とされていました。裏を返すと、報復されないためには、相手の一族を皆殺しにする必要があります。死刑をする際には「三族皆殺し」という、父方の一族、母方の一族、妻の一族すべてを殺してしまうケースがあったそうです。
さらに、儒教では上下の秩序を重んじています。すると上の者には媚び、下の者には傲慢に接するという差別意識が生まれやすくなってしまうのです。加えて、長幼の序を重んじるため、たとえ長男が無能で次男が有能だったとしても、後継者になるのは長男。努力をしてもしなくても結果は変わらず、競争が起こりづらくなります。