はてなキーワード: 実践とは
それでどうなったかといえば、状況は明らかに良くなっている。奥さんはアンガーマネジメントを少しずつ理解し、実践している。実際にキレる回数は格段に減った。キレてしまった時はそのままにせず、すぐ言葉にして反省するようになった。YOUランゲージを控え、Iランゲージを使って自分の希望や意志を率直に伝えられるようになった。母親とのやりとりもベタ足の殴り合いをするのではなく、だんだんと「所詮は他人でしかない、母親とのやりとりで感情的に消耗したくない」という感覚を持てるようになってきている。無駄に険悪になることもないが、はやっぱり根本的な原因や構造が見えてきたことで、本人の物事の捉え方も変わってくるんだと思う。
個別の喧嘩の発端は…こちらに責があることもあれば向こうに責があることもあるし、最初は自分が我慢して済むならそれでもいいやと思ってたんだけど、やっぱり理不尽な怒りの暴発を難度も経験すると、徐々にこっちの自尊心が削れてくるし、不機嫌の徴候が見えるだけで心理的に身構えてしまうんだよね。無意識のうちに、相手の地雷(どこに埋まってるかわからないんだけど)に触れないように立ち回るようになる。そうすると家庭が安心できる場でなくなってしまう。
もともと彼女自身にも、そういう感情的制御ができないことの自覚はあるし、直したいとも思っているんだけど、キレてる最中に「そういう言い方や態度はよくないよ」と意見しても耳に入らない。「どうせ全部私が悪いんでしょ」「はいはい、また私のせいなんだよね」となって会話を打ち切り、刺々しい振る舞い(ドタドタ歩いたりドアを閉めたりモノを乱暴に扱ったり)して、後には不機嫌な空気だけが残る。これがなんともやるせない。一定時間が経って落ち着くと、何もなかったように振る舞うか、一応は「ごめんなさい」と言ったりもするんだけど、そういう殺伐とした感情って人の心を痛めつけるんで、お互い何もなかったように振る舞っていても、やっぱりこっちの心は無傷じゃなくて、刺されたり殴られたりした疼きが残る。たぶん相手の心も無傷じゃない。どっちにもいいことがない。
で、子供が生まれて物心がついてきたのを機に、お互いに真正面からこの問題に向き合うことにした。子供が親の逆上や不機嫌に萎縮するようになったら誰にとっても不幸だ、というのはお互いの考えが一致していたので。
実はこの「子供との関係」というのが重要で、結論から言うと、彼女が毒親(母親)に非常に悪い育てられ方をしてきたことが全ての起点になっていた。母親、自分から見ての義母は、幼い頃の彼女を蹴ったり殴ったりした。氷点下に近い納戸に数時間閉じ込めるという身体的虐待もあったし、ネグレクトも罵倒もあった。理由は、折り合いの悪い義祖母に顔立ちが似ていたから、ということもあったようだし、良家同士の見合い婚で専業主婦になった自分にとって「育児を成功させ、娘は良家に嫁がせる」ということが唯一かつ至上の役割になっていたこともあったようだ。それほど受験戦争が激しくない地方にあって小さい頃から娘に複数の塾や家庭教師をつけ、成績が思うように伸びなければ「あんたはなんでできないの」「私が恥をかく」と詰め、娘の夏休みの自由課題が賞をもらった翌年からは、傾向と対策を踏まえて母親が課題を制作し、受賞すればそれを周囲に誇るようになった。義母にとって娘は自己の付属物であり、自分の能力と努力を表示する成果物だった。これは娘側の一方的証言ではなく、義母本人がそのことを問い詰められて(娘以上に感情的に)キレたり、逆に緘黙する状況を自分も見ているので、嘘や極端な誇張はないと思う。
そういう母親との間で育った娘である奥さんは、根本のところで自己肯定感がとてつもなく低く、「自分には価値がない」という強迫観念に苛まれていた。彼女は親元から離れたあと、亡父の尽力もあって学歴にはやや不相応な金融総合職につくことができ、廻りの高学歴の人達に揉まれながらも持ち前の根性で「コネ入社の腰掛けさん」に留まらない営業成果を出し、職場でも多くの同僚に認められるようになった。でも、これは見方を変えると「自分が無価値な人間ではない」ということを自らアウトプットや業績評価によって証明し続けなければいけなかったからそうしていたわけで、その「頑張り」は結局は不安と強迫観念によってドライブされてたんだよね。背景にそういう動機があって「頑張り続けなければいけない」人がどうなるかというと、最後はメンタルヘルスを崩し、拒食症になり、自己都合で退職した。つらい。
その後いろいろあって彼女は自分と結婚したんだけど、お互いに落ち着いている時に(感情的にチャージされてない状況で)この課題について話し合い、時にはネットの情報や心理学の書籍なども参照しながら考えるなかで、激昂の背後にあるのは自己肯定感のなさだということが見えてきた。彼女は成長の過程で「人間は能力や実績によってだけ認められるわけではなく、ただ人間であるだけで価値がある」という確信を得てこなかった。母親から与えられたのは条件付きの愛で、条件を満たさなければ存在自体を否定された。だから「認められるために頑張る」という所作が身についた。
頑張りの中には「社会的に認められる人格を演じる」ということも入っているから、ソーシャルマナーはちゃんと実践できる。人当たりはよく、好感度も高い。しかしそれはあくまで「舞台」に立って「頑張り」を発揮して評価を獲得しなければならない状況での話で、身内にはこのルールが適用されない。だから親族や家族の中に(彼女の基準で見て)頑張っていない人(例:私はこんなに頑張ってるのに、あなたは)、彼女の頑張りを認めてくれない人、彼女の頑張りの成果をスポイルする人(例:頑張って片付けたのにまた散らかして)に対しては、時に制御の効かない怒りを感じ、苛烈な言葉や行動を直接ぶつけてしまう。自己肯定感が低いから、他者を無条件に肯定できない。自分に課した高いハードルと同じ評価基準を相手にも課し、それを満たさない相手を詰る。そういうメカニズムがあるみたいだった。
ついでに言うと、彼女の母親にとっては娘自身が「彼女の頑張りをスポイルする人」(一生懸命教育してるのに成果を出さずに「私に恥をかかせる」から)だったので、娘に対してそうした精神的身体的DVを繰り返していたわけだ。自己肯定感の欠如と感情のコントロール欠如という点では似たもの同士だった母親と彼女との喧嘩は、ちょっとした言葉尻の棘を捉えて相手を強く咎める(「それどういう意味?」とか「あなたはいっつもそう!」とか)の繰り返しで、なんでもないやりとりがあっという間に激しい罵倒の応酬にエスカレートしたりする。まさしく言葉の刃で刺し合うがごとくで、たまたまその場に居合わせた自分もぐったりと疲弊し、時にはあまりの情けなさに泣くこともあった。
ともあれ、我々2人は「こんなことが当たり前ではいけない、子供をこういう『こじれ』に巻き込まないようにしよう」ということをスタートにして、まず彼女と母親との関係は明らかに機能不全に陥っていること、彼女の母親が過去も今も彼女の自尊感情を蝕んでいること、自尊感情の乏しさが他者への非寛容や感情制御の困難につながっていること、自分は母親の承認/不承認にかかわらず価値のある人間だし、他人もそうだということなどをひとつひとつ確認していった。彼女は最初は「母親はもしかしたら毒親だったのかも」程度の認識だったのが、あまりにも定型的な虐待のパターンのど真ん中に自分がいたことを知り、自分の感情コントロールの難しさが個人の資質というより関係の病理に起因していることを学んだ。そうすることで、母親との関係も1:1の差し向かいではなく、その関係自体を第三者として見る視点を手に入れた。自分はそのときに情報や考察の手伝いはしたけど、結局それは彼女自身の自己探究の道のりだった。
それでどうなったかといえば、状況は明らかに良くなっている。奥さんはアンガーマネジメントを少しずつ理解し、実践している。実際にキレる回数は格段に減った。キレてしまった時はそのままにせず、すぐ言葉にして反省するようになった。YOUランゲージを控え、Iランゲージを使って自分の希望や意志を率直に伝えられるようになった。母親とのやりとりもベタ足の殴り合いをするのではなく、だんだんと「所詮は他人でしかない、母親とのやりとりで感情的に消耗したくない」という感覚を持てるようになってきている。無駄に険悪になることもないが、母親だから近しくしなければいけないという「演技」からもちょっと解放された。やっぱり根本的な原因や構造が見えてきたことで、本人の物事の捉え方も変わってくるんだと思う。
…というわけで、うちの場合は子供ができた結果、徐々に状況がよくなってきたんだけど、これ「子供が生まれたから良くなった」じゃなくて「子供がいるから良くしないといけない」という問題意識を両方が持ったからだと思っている。逆に言えば、元増田の場合、子供ができなくたって「この状況を放置するのは2人の心理的安全性にとって良くない、2人の関係の健康を損ねる」という意識で話し合うことができれば、だんだんと建設的な方向に向かえるかもしれないよ。
さっきも書いたけど、うちの場合は、彼女の病理というより関係の病理だった。だから時間はかかったけど、こじれた関係を解きほぐすことが解決の糸口になった。元増田の奥さんが同じかどうかわからないけど、参考になったらうれしい。お互いがんばろう。
負け続けている。
「次負けたら終わり」と言われて結構経っているが、やはり負けている。
負けるたびにファンが減っていき、ずっと定額の小金を落としてきた俺が最大スポンサーになりつつある勢いだ。
応援し始めて、最初の頃は推しが負けるのが耐えられないほど辛かった。
辛すぎて実際の試合を見ず、結果だけを布団にくるまりながら見るという風になっていった。
そして恐る恐る結果を確認すると…
負けている…。
俺は悶絶した。
「やべぇよ…」という空気の中、カラ元気で「次はもう、本当に頑張ります!今から練習します!なので…応援よろしくお願いします!」という言葉がむなしく響く。
うん、そうだよね、次を考えよう!とコメントして定額課金。「〇〇さん、いつも本当にありがとうございます!〇〇さんのために頑張ります!」
うんうん、俺じゃなくていいよ。自分のために頑張ってと思いながらまた布団に入る。
そして来るべき試合。
布団の中で結果を待つ。
今度こそ…と思いながら結果確認→負けている…→頑張ります!→〇〇さん、ありがとうございます!
もしかしたら俺の定額課金が負けのジンクスなのでは?と思い、課金額を変えてみたこともある。
しかし。
負けている…。
こうなれば試合会場に直接行って応援するべきなのでは?と思い、有休をとってチケットを取って飛行機に乗り、いってみたこともある。
しかし。
負けている…。
そしてついに、推しの負けが我が事以上に辛くなり、仕事にも支障が出てきそうになった。
そこでメンタルトレーニングの本を買ったり、体験講座に出てみたりした。
アドラー心理学とか、認知行動療法とか、占い師のところに行くとか。
効果は抜群だった。
「他人と自分を同一化しすぎないこと」を学び、実践を通じて習得した俺は、推しの負けに心は揺るがなくなっていた。
占いはまぁ、毛嫌いする人も多かろうが、占い師というのはある意味で「他者と自分を切り分ける」プロフェッショナルなので、定期的にその切り分けテクニックを盗みに行っていた。
これがカウンセラーだと、自分の担当をとっかえひっかえするのは難しいが、占い師は一回数千年~1万円でいける。かなり勉強になった。お勧めはしないけど。
で、推しと自分の切り分けをなしえた俺は、揺らぐことなく推しの負けを受け入れられるようになった。
メンタルトレーニングの間も推しは負けていたが、推しの負けによる心の動揺度がどんどん減っていくのを実感した。
確実に俺は成長していた。仕事でも、同僚が皆嫌がる厄介な取引先に率先して突入することにより、社内の評価も上がった。
ミスをして手ひどく怒られたときも、俺の心は(あんまり)揺らぐことはなかった。
認知行動療法に確かな手ごたえを感じた。
最近では社内のメンタルトレーニングの講師を始めている。そろそろ何らかのメンタル関係の資格も取ろうと思っている。
話は大幅に逸れたが、そんな中でも推しは負けている。
しかし心は微動だにせず、落ち着いて定額課金して、トレーニングで培った圧倒的に暖かいサポートの言葉をコメントできるようになった。
推しもいつも以上に喜んでくれた。
しかし、負けている。
まぁ、別に負けることはそれほど問題じゃない。推しは負けているとはいえ、一般人からすると雲の上の存在だ。実力は凄い。
なにより、俺が推しを応援する理由は強いかどうかではない。勝っているから応援しているわけではないのだ。
人柄とか、話の面白さとか…。
まぁこれ、普通に自分に認知バイアスかかってて「長く応援しているからそれを続けてるだけ」なんだろうけどな。
別に俺が課金をやめたからって推しはそんな気にしないのではないかと思い始めた。
それは当たり前のことかもしれない。
いや、これだめだな。
やめよう。
本当は、「負け続ける推しを応援する情熱を持ち続けるコツは何か?」と聞こうと思ったんだけど、解決してしまった。
アカウントも引き上げるか。
よし終わった。
でも、あれだけ負けてるのに頑張れるってすごいよなぁ。
むしろあの推しこそがメンタルセミナーやるべきなんじゃないかと思うくらいだ。
めっちゃ通う自信あるな俺。
まぁそれはないだろうけど、試合、がんばってほしい。
お久しぶりです。
まあ覚えてる人がいるかはわからないけど、先月いとこがおばあちゃんにお金借りさせてた話を書いたら予想外に反響があって、身バレが怖くて消してしまいました。
感謝の気持ちと、教えてもらったことで実践してうまくいったこと、本当に正しかったなぁと思ったことをちょっとだけ報告。
まずは色々教えてくれた皆さんありがとう。わたしは学生で奨学金以外でお金借りたことなかったから、借金の制度?みたいなの全然知らなかったけど、皆さんのコメントのいくつかを実践してみたら少し状況が良くなりました。
まず、いとこはまだ嘘をついてると思え、信じるなと指摘が多数入ってましたが、その通りでした。自分の保身のためにまだ、自分の親、祖母、叔母、いとこ(わたし)を騙してました。親族の情みたいなものが裏切られてちょっと悔しかったけど、事前に皆さんに言われ過ぎてやっぱりそうだったのかという気持ちの方が大きかったです。
貯金なし資産なしのおばあちゃんがそんなにお金を借りれるのはおかしいって指摘も何個かあって、どういうことかちゃんと調べてみました。で、信用情報機関で照会したり、カード会社に事情を話して全部書類を送ってもらったら、お金を借りてるんじゃなくてキャッシングリボでした。おばあちゃん名義で何枚もカードを作らせ、キャッシング枠を最大にし、マックスでキャッシングをして全部リボ返済というオチ。利率18%…?目ん玉飛び出たね。
わたしは清く正しく生きていこうと思ってるのでリボとは一生関わらないと思ってたんだけど、まさかのリボの制度にめちゃくちゃ詳しい女子大生になっちゃいました。
シミュレーションサイトでこの調子だと返済に何年かかるかみてみたら、めっちゃ先で笑っちゃった。カード会社は80超えたおばばがそんなに長くコンスタントに返せると思ってたんか????制限かけろよ????まあいとこが悪いんですけど。
ていうか、今返してる金額の40%くらい利子でもう可哀想でみてられない。
LINEもブロックされて家にほとんど帰ってないみたいだから、なににそんなにお金が必要だったのかとかはまだ謎。これに返しては返済しているうちはいいかなと思ってる。
最後によかったこと一つ。リボ払いってめっちゃポイント貯まるみたいなんだけど、たまったポイントでおばあちゃんに高いお寿司出前してあげたらめちゃくちゃ喜んでました。
・知り合いの身内にほぼこういうのいる
→結局3人の弁護士さんに相談したんだけど、全員が同じような相談受けたことあるって言ってた。残念だけど少なくはないみたい。みんな気をつけてほしい。
・前回なぜか恐れられていたおじさんについてはノータッチなのが、また心配になる…
→ノーコメント^^
・ 「お金を借りてるんじゃなくてキャッシングリボでした」いやそれも借りてるんや。本当に詳しくなったのか心配…。
→私の言い回しめっちゃ頭悪かったww前回の時点ではどこから借りてるのか、ちゃんとしたところから借りてるのかすらわかってなかったから、キャッシングリボだったってわかってよかったって思ったけど、別に改めて考えるとよくないな。よかったって思うハードル低くしすぎてた…。心配してくれてありがとう。ネットも捨てたもんじゃないな。
パソコンは生産のためのツールというのは誤解で、探求のためのツールなのだ。
探求した結果を受けて実践すると生産になることがある、というだけの話だ。
探求ができていないのならば、パソコンを使えているとは言えない。
https://anond.hatelabo.jp/20200924185457
読みました。あなたの自他の分離、Iメッセージ、カウンセラーの役割などの記述から、メンタル系の専門職とお見受けします。私もメンタル系職のはしくれです。
心理を言語化する能力に長けているようですが、残念ながら、元増田があなたのメッセージをどう受け取るかまで想像が及んでないようです。
いきなりそれですか。煽りタイトルで元増田の注意を引こうとしたのかもしれませんが、それにしても悪手に過ぎます。
否定、攻撃の意思から始まる長文を、弱った元増田が読めると思っているんですか。ブコメで指摘されていた通り、元増田は読まないでしょう。読めないでしょう。無理やり読ませたとしたら…危機的状況に陥ります。自殺してもおかしくありません。
あなたがやったのは、まさにこの"それを言う"、しかも専門職による具体的かつ的確にヒットする長文で、です。
自他の境界に詳しいのならば、他者の気持ちを動かす手順についても詳しいはずでしょう。傾聴、受容による信頼関係の構築なしに頭ごなしに正論をぶつけてどうするんですか。元増田があなたの正論をすべて咀嚼できるようになるには、理想的な回復を遂げたとしても、まず年単位の時間がかかります。
生兵法は大怪我の元です。知識を深めるのはいいですが、運用を間違えているので説教します。
・本職であった場合
患者とのトラブルが頻発しています。なぜなら、エンターテイメントとして煽り気味に書いた文章だとしても、説教と配慮のバランスが悪すぎるからです。普段の職務で患者のダメージに気を使えるのならば、冒頭で「最後まで読んで」など絶対に書きません。私なら少なくとも「今のあなたには厳しい表現が並んでいます。覚悟を持って読み進めてください」と前置きします。患者の回復過程で患者がヒントを求めてきた場合のみ、チラ見せして回復を助けるやり方でなければいけません。
・本職ではなかった場合
本職ではないという視点は正直抜けていました。職務に支障をきたすため本職たりえないという点では、こちらのような気がします。この場合も深刻です。なぜなら、説教増田は心理の言語化に長けているという、強力な武器を手にしているのです。その武器は様々な文献が基礎になっています。受け売りの表現が複数認められるからです。それを手にしている人は、本職の中でも多くありません。私のものとは切れ味が段違いで、羨ましくさえ思いました。使い方を間違えなければ、治療の舵取りの大きな拠り所になるからです。本職でもなかなか手に入らない取扱注意な代物を、配慮に欠けた素人が手にしたとしたら。説教増田は、それを振り回したいという欲求があるだけに、想像したくありません。そして残念ながら、その武器は実践で磨かれている形跡がみられます。聞きかじっただけでは、あそこまで確信を持って無駄のない文章にできないと思います。
最近は東洋医学にハマって本を読んで経絡の図を見ながら実践してるけど本当に面白い
わたしはおそらく血虚や気虚からの血淤になってて五臓六腑だいたい満遍なくどれも悪く慢性症状になってて
でも少しずつ運動とかストレッチマッサージで血流を回復していくにつれて
改善してってる
固くて乾燥していた皮膚が柔らかくなったら、気の滞りのある箇所が浮かび上がって見えるようになった
そこを入念にマッサージするとまたポキポキと大脳のなかで音がして関連する部位の凝りや塊がほぐれていく
気の滞りは精神的なストレスを受け続けると起きるらしいけど浮かび上がった模様を見ると本当にこれはつらかっただろうなって一目瞭然。
手首足首太ももお尻、首回り
全部がんじがらめにぐちゃぐちゃって締め付けられているみたいだった
気血が全身に行き渡らなくて凝りが沢山できてて経絡も全滅に近くて身体の機能が全て停止してしまいそうだった
頭に霞がかかったようで身体は鉛のように動かなくて鬱なのかなんなのか
友達付き合いもそのせいで遊びに行っても疲れるしメールの返信すら面倒くさいし
ようやくその答えが見つけられたようで嬉しい。身体が弱ってる時は何してもだめ。身体が休息を望んでるから。
でも逆に言えばよくこの状態でやってこれたなと。結果出してこれたなと。
元気いっぱいになれたらどれだけのことができるだろうか
近年、ITの発展や働き方改革の促進によって、多くの労働者が昔よりも働きやすい・より効率的な労働環境を手に入れている。
しかし、飲食業界、特に個人経営による従業員10名未満ほどの店ではにわかには信じがたい風習や労働環境が残されている。
この記事では、飲食業界の人間ではない私が、飲食業界(レストランや、パティスリー・ケーキ屋さん)で働く友人から聞いた経験談を元に、飲食業界の「労働者使い潰し」問題について考えたことを記述したいと思う。
なお、私が友人から聞いた実例は高々10ほどの店での話であり、サンプリングバイアスが多少存在するかもしれないことに注意。
私が友人の話を聞く中で特に問題であると感じたのが、経営者の意識だ。
世間一般(飲食業界以外)では当たり前のことが、飲食業界では行われていないことにびっくりする。
・月の労働時間はゆうに300時間(1日12時間 * 月25日以上) を超えるのが普通。経営者はそれに対して課題意識を持っておらず、労働時間を1日8時間以内に納めようとしない。労働者を、月額支払いの使い放題労働力であると勘違いしている。
・上記のような異常な長時間労働に対して残業代は支払われない。手取り20万未満というレベル。
・契約内容を記す労働条件通知書などはない。つまり、経営者の一存で雇用形態や労働時間などが変更できてしまう状態。
こんな環境で働くことを想像していただけると、自分のプライベートの時間など皆無であることが容易にわかると思う。
経営者達は、周りの店もそうだから、などという意味のわからない理由で労働基準法を破る行為はいい加減やめよう。
労働者の労働時間を抑えるために、徹底的に効率化を検討しよう。そんなに長時間店を開ける必要があるか?そんなに多くのケーキを用意する必要があるか?
もしかすると、労働基準法を守ってると店が潰れて労働者の雇用を守れない、なんて馬鹿げたことを言う経営者もいるだろう。そんな店はさっさと潰してよい。労働者の人生を潰してまで自分の利益を追求しようとするな。
人を雇う以上、労働基準法についてしっかりと勉強し、きちんと守っていただきたい。
飲食で働く友人は、「飲食に入ってくる人は、予め環境が劣悪であるということが分かって入っているのだから文句は言えない。」とよく言う。
飲食業界を変えるためには、経営者の意識を変えることはもちろん、労働者側から声をあげる・要求していくことが不可欠であると考える。
労働時間のメモを取るなどして、しっかりと残業代の請求をしていこう。有給休暇取得の権利を主張していこう。匿名でもいいから労基に相談しよう。労働条件の明文化を要求しよう。
自分たちの労働環境がいかに劣悪であるか、自覚しよう。経営者と戦おう。あなた達は奴隷ではない。
これから飲食業界に入ってくる後輩のためにも、自分たちを守るためにも、声をあげよう・行動しよう
労働基準法を守れない経営者は、果たして自分の店が、労働者の人生を犠牲にしてまで、法を犯してまで続けていく価値のある店なのか、一度自問していただきたい。
私としては、このような店はどんどん淘汰されていくべきだと考える。法を守って経営できない時点で、それは経営破綻だと言える。ビジネスモデルをしっかりと見直すべきだ。
あなた達がやっていることは、人間として最低の行為であり、マクロな視点で見れば、若者の貴重な時間を自らの利益のために使い潰し、国力さえ低下させていることをしっかりと自覚するべきだ。そして、飲食業界の未来をいわば前借りして、自分の利益を追求する行為である。
そして、一番恐ろしいのは、このように飲食業界に"育てられた"若者が、いずれ自分で店を開くときに、また課題1に挙げたような経営方法を実践してしまいかねないことだ。
彼らにとっては、労働基準法を無視することが当たり前になってしまい、負のループが世代を超えて継承されていってしまう。
飲食業界の未来と、現在犠牲になっている多くの若者のために、少しずつでも変わっていくことを心から願っています。
おっしゃる通りです。飲食業界は経営者と労働者の間に圧倒的な権力差がありそうです。
東大に入ったからといって自慢気に勉強法を語るやつは、未だに勉強法でしかイキれないつまらないやつに違いないので私は大嫌いなのだが
一回り年下の弟が現在高校生ということで、100% 彼のためにこの記事を書く。
先日勉強法を聞かれたが、SMS や LINE で長文を書く気にはなれないのだ。そのため、この記事の URL を君に共有する。
note あたりは新規登録が面倒だったからこの匿名ダイアリーで許してくれ。
わからないことに慣れるな。
東大入試といえども所詮高校までの範囲なんだから、ガチれば誰でも理解可能だ。
あるのは高校3年間という時間制限だけ。私もギリギリではあるが合格水準レベルには理解した。
今まで習ったこともこれから習うことも君が理解できないわけがない。勉強に関して傲慢であれ。
一方で、わからないことに関しで敏感であれ。
例えば化学で「液体を加熱する際に沸騰石を入れる理由を答えよ」という問題があったとする。恐らく君はこう答えるだろう、「突沸を防ぐため」と。
テストではこれで十分かもしれない、でもこれで本当にわかったと言えるのだろうか?
そもそも突沸とは何か?急な沸騰だ。急な沸騰を防ぎたい理由はなにか?急な沸騰により容器からあふれた液体が予期せぬ場所にかかるため危険だからだ。
高温でやけどするもそうだし、常温でも人体に危険な液体を取り扱っているかも知れない。
では急じゃない沸騰があるのか?そもそも沸騰とはどのような現象か?沸騰石とは何か?沸騰石である必要性とはなにか?
これらの問に答え、自分の中での論理の飛躍を解消して初めてわかったと言えるのだ。
丁寧に論理の間を埋める癖をつけよ。これはすべての教科に、ひいては今後の人生において必ず役に立つはずだ。
私の高校時代と変わりがないなら、君の高校では批判的思考を身に着けろと先生方が口を酸っぱくして言っていることだろう。
しかし批判的思考の定義を教わった記憶はないし、君も教わってないであろうことは想像に難くない。
その上で私は「批判的思考」を「世間一般で言われている当たり前のことを、分解し、自分の中で再構築することで理解や議論を深めるための営み」だと解釈した。
批判的思考を無批判に身につけさせる教育方針はどうかと思うが、この「批判的思考」を身につけるのは悪くないのではと言いたい。
私が受験生のときに本屋で勉強法について書かれた本をあらかた立ち読みして実感した。
異世界転生チートのような簡単に劇的に成績が上がる勉強法など無い。
ググればすぐ様々な文献が出てくる通り、成績と最も強い相関があるパラメータは勉強時間だ。
朝起きて身支度をする時間、通学時間、お風呂に入っている時間等、隙あらば自分をテストしろ。
「点と直線の距離の公式を導出できるか」「because of とほぼ代替可能なほかの言い回しは思い出せるか」といったことを考えるのだ。
思い出す訓練、これも勉強だ。これで勉強時間は飛躍的に伸ばせる。
逆に、机に向かって参考書を開いただけで勉強しているつもりになってはいけない。
君のクラスにもいるだろう、君より勉強時間が長いはずなのに成績が君より下なクラスメートが。
勉強時間は集中力という名の効率パラメータで容易に裏切られる。
100%:気がついたら時間が経っていたといったようなある種のトランス状態
自分の中で今どれくらい集中できているか常に意識せよ、でもって 50 % を切るようなら気分転換をするか寝ろ。
私にとって一番成績が伸びた勉強法を白状すると、大学合格後に経験した大手予備校の採点アルバイトだ。
具体的には予備校生が解いた過去の入試答案にひたすら赤ペンを入れる作業である。
私が最も得意とした化学を担当した。東大だけでも過去 10 ヵ年分について各年度ごとに少なくとも 10 人分は採点しただろう。
1 答案に付き○円の出来高制で結構稼がせてもらった記憶がある。
過去問を 10 周もやると東大といえども入試問題がパターンゲーだということが見えてくる。
現役時代私の化学の得点率は6〜7割程度だったが、荒稼ぎ後に気まぐれにその年の東大入試化学を解いてみたら9割ほど得点できた。
また、採点バイトは、ただ過去問を何周もする以上に内容が身についた。
なぜなら各回答に対し模範解答と答案をにらめっこし、生徒がどこで躓いたのかを明らかにした上で
正解までの道筋を相手がわかるように文章で説明する必要があるのだ。
すべての問題に対して、解ける、ではなく、教えられるの水準を要求されるのである。しかもお金をもらっているので逃げることが許されない。
同級生に東大志望の人が他にいるようなら実践模試の返却答案を土下座してでもコピーさせてもらうといい。できれば5人分ぐらい。
それに赤ペン先生になったつもりで添削指導をしてみてほしい。その添削結果を再度同級生に返却するかはおまかせする。
騙されたと思って試してみてほしい。普通に解く以上に身につくから、マジで。
勉強法以外で私が高校時代に知りたかったのは、東大生にもアホはたくさんいるということだ。
日本地図がまともに描けない人(本州を北東から南西ではなく北西から南東に向かって描くのだ、その人、関 "西" 出身なのに)とか、
2を素数じゃないと勘違いしている人(英語が得意で合格した人は数学が壊滅的がち)とか、
魚が跳ねるの跳ねるという字が漢字で描けない人(私)とか...
こういう等身大の東大生にふれる機会がないので、あんなアホどもが合格できるんだから自分も合格できると錯覚できる機会がないのが地方の痛いところだなと。
東大を目指す目指さないに関わらず、あまり東大・東大生を神格化すべきでない。彼・彼女らも君と同じ所詮人間なのだ。
というわけで、これ以上私をつついても勉強については何も出てこないので、ここまで読んだなら今後勉強に関して私に質問はしないでほしい。
この件。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/HashimotoKotoe/status/1306209903694897152
「LGBTの権利を認めよう」など、多様性を善する世界を目指している人たちが
「産後うつは甘え」という意見を鼻から反対しているのは矛盾である。
多様性を善する社会にしたいなら、産後うつが甘えという意見も尊重されるべきである。
これを実践できていない人が多く、ほとんどの人にとっての多様性とは「自分に都合のいい多様性」でしか無いのだなと痛感。
多様性のパラドクスなどを言い訳にして、自分が特定の多様性について認めないことを正当化しそうだが、
年齢なんてどうだっていいんだけどって書くってことはやっぱり意識してるわけなんだけど
色々できてすごいなー落ち着いてるし淡々と新しいこと勉強して実践しててえらいなーと思ってた人がめちゃめちゃ年下だった
いやもういい歳だからネット上の人たちだいたい年下っていうのは感じててうすうす思ってたんだけど何歳の時にどのwebサービスに触れてたとかっていうともう大体n歳かそれ未満なんだなってのわかっちゃって
ああーそんなに?そんなに下かー若いのに知識も技術もすげえな……みたいになってしまってるし本当に自分が屑なのが実感できちゃってちょっと打ちひしがれている
なんでこんなにダメなのかってそりゃあ努力も環境も体力も根性も熱意も全然足りてないからだよ なんなら環境は多少あったよ活用できなかっただけで それなのに歳ばっかりとってさ はーあ
anond:20200825224628 の反応が思っていたよりあってびっくりした。増田はこれ書くとき以外開いてないんで気付かなかった。すまん。
具体的な本も、ありがとうございます。ちょっと今、物理本を買うの怖い病にかかってるんで、後で買いたい。こんまり本や風水の本がこちらを見ている。
コメントもらっておいてなんだけど、引っ越しで要らないものを捨てられる、と言ってる方は多分汚部屋の才能がない。おめでとう。
自分は引っ越すとき、よく分からんもんはよくわからんまま全部まとめて段ボールに突っ込む。結局、ピラミッドの置物みたいな迷子が、段ボール単位になるだけなんだよね。
段ボールを解体して、段ボールから出して、どうしていいか分かんなくて、床に置いたり、段ボールよりおしゃれな箱に詰め込むんだよ。
今までにこれを何度も何度もやってきた。なので自分は今回、ある程度片付けることに成功してから引っ越したいなと思ってる。
結局、リビングの床が見えるところまでは全然はかどらないのだけど、キッチンはむちゃくちゃきれいになってきた。この自分がガスコンロを毎週ペースで拭いている。すごい。
要らんもんと要るもんがめちゃくちゃ分かりやすいからだと思う。だから気付きもキッチンが多いよ。
自分は諦めた。菜箸系をまだしまえてないんだけど、入れてるケースにベッタベタ油が飛んでてぞっとしてる。
アレを全部洗ってキレイキレイする自信は全くない。
まあ、飛んでる油に気付けるだけ、きれいになってきたってことだよね。
10. なんとコンロは床にも油を飛ばす
正直、これに気付くまでキッチンマットの存在意義が分からなかった。
今は意味は理解したけど、キッチンマットは置く精神的余裕がない。
11. 世間の人はなんとスポンジを1ヶ月くらいで取り替えてるっぽい
マジで!? うちのスポンジ半年以上現役だわ!!!!ガハハ!!!!
と言うわけでさっき交換しました。実家もボッソボソになるまで使ってた。
冗談みたいな話なんだけど、気付かなかった。俺は今まで床にあるものを丁寧に床に並べ直していただけだった。
それで心が折れてしまって、リビングを片付ける元気がなくなっている。
13. Youtubeの動画は片付け前の景気付けに見るくらいでいい
もう、めちゃくちゃ見た。
片付け業者系は片付けトントン一択。依頼者を追いこまない、その一点だけで優勝。
自分で汚部屋片付ける系のやつは同士だと思って見るのではかどる。
片付け成功してインテリアの話とかし始めたあたりで黒歴史を見せられている気がして、見るのをやめる。
シンプルライフの人たちは自称シンプルな割に100均のモノをばりばり試してて何となく矛盾を感じる。
著名人ではない「整理収納アドバイザー」は仕事風景を見ると理想は分かってても実践に弱い人が多くて、頼まないかなー……てなる。
レジェンド級のおばちゃんたちは地に足ついてる話が多くてよいけど、だいたい話がくどくて長い。
ルームツアーは、片付けの役には全くならない。ベッドの頭上にピンで留める棚つけて陶器の置物を置くのはさすがの自分でもアカンことは分かる。
「夫婦愛に関する調査」(2016年・アンファー調べ)によると、じつに30代で47.0%、40代で59.0%、50代では71.3%がセックスレス夫婦。
らしい。
しかしながら我が家はそれとは無縁で、夫の性欲は40を越えた今も衰えず常にスキンシップを求められる。セックスしないと不機嫌になる、
おんなの性欲は30こえてから、みたいなのを男性週刊誌でみかけたこともあるけど、まっっっったくといっていいほど性欲は湧かず衰えていく一方だ。
今は鬱陶しいと思う夫の性欲だが妊活の時はかなり助かった。「もうすぐ排卵日だから2日に1回くらいセックスするよ」と言うと、いとも簡単に実践してくれ子宝にもすんなりと恵まれた。
友達の話を聞くと、お互いのやりたいタイミング出来るタイミングで折り合いがつかずなかなか子どもができないという話も聞くため、情緒のない誘い方でも簡単に射精できる種馬である夫をもったことを誇らしく思った時期もあった。
わたしも独身時代はセックス嫌いではなかった。むしろ好きで、セックスなしの交際などありえない派だったし不特定多数と行為をすることはなかったが、その時付き合っていた彼氏とは様々なプレイを模索し探究する好奇心旺盛なタイプだった。
だが産後の頻回授乳、乳腺炎、夜泣き対応、会陰切開、疣痔、仕事復帰etcで完全に女として枯れてしまいわたしの性欲は今はまさにタクラマカン砂漠。
だが夫は違うらしい。
女として妻は魅力的で性的でまだまだやりたい対象らしい。理解できない。とりあえず統計上日本のスタンダードから外れているようだ。
したくないセックスは苦行だ。でも夫婦生活を円満にするために必要な儀式だ。断ると不機嫌になる。儀式だ。義務だ。浮気はされると面倒で困るからある程度応じないといけないのだろうか。わたしは夫以外の相手であれば性欲はわくのだろうか。世の中の大半はセックスレスで、それに起因する不妊で悩んでる人もたくさんいて、産後も女として見られることは光栄なのかもしれなくて。でも苦痛だ。性的にみないでくれ。夫が枯れるのを待つしかないのだろうか。それはいつだろう。
ああ、セックスレスが羨ましい。