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はてなキーワード: 伏線とは

2023-05-20

受け手解釈余地を残すことが流行り過ぎて作り手のオ○ニーになってる

新劇場版エヴァンゲリオン(特にQ以降)が「説明不足の映画」としてよく例に挙げられるけど、あれは割とバランスが良い方だと思う。考えなくてもわかる部分、少し考えるとわかる部分、ちゃんと調べるとわかる部分、分からない部分(≒我々の創造に委ねられている部分)があって色々考える楽しさがある。

寧ろ、それ以降に出てきた作品に酷いものが多い気がする。単に難解で説明不足。想像余地を残すとかじゃ無い。

PSYCHO-PASSってみんな見たことあるか?あれの一期は割とコンパクトにまとまっていて、説明も割と丁寧だった。個々人の動機公安局メンバーによって言語化されるし、登場人物対話も十分にあった。それが段々と登場人物の掘り下げをしない方向になり、3期には推理対話の代わりに超能力犯人思考を探り始めるように。

げんなりしたのは最近公開された映画に関する声優鼎談動画で出てきた、「監督は大量の小ネタ伏線を用意していて、そのうち一つは絶対に気付かない」という話。なんだよ絶対に気付かないって。てめえのオ○ニーを映画館で見せるな。

最近レベルで見当違いも甚だしいような考察動画が溢れてるのも、そういうクソみたいな作風が増えたからだと思ってる。考えても調べてもまともな答えが見つかるようには出来てないクソ作品理解した気になれるという意味で、たとえ「そうはならんやろ」というようなこじつけ考察でも一定需要はある。監督自慰行為と分かった気になって悦に浸る浅はかなファンたちを遠巻きに見ながら、少しずつコンテンツから離れていくしかない。

2023-05-18

地獄で会いましょう

性加害の伏線だったんだな

2023-05-17

俺が「推しの子」を第一話で見るのをやめた理由と、「アイドル」で露呈したikuraの限界、あるいは「アイドル」という誰にも歌えない歌について

昨日投稿した記事がとてもありがたいことに伸びたので、調子に乗って別の話をしようと思う。軽い気持ちで書いてたらクソ長くなった。

これを読む前に注意してほしいのは

・これはアニメ推しの子」を見た感想だということ(漫画ではない)
ネタバレが含まれること
・全部俺の主観的意見にすぎないこと

だ。

え、「アイドル神曲やん

YOASOBIの「アイドル」を聞いて、これはすごいと思って推しの子を見た。

そして第一話でアイが殺されて「??????」となった。あまりにも納得がいかなかった。それは以下のような理由による。

第一話、そして主題歌アイドル」で提示されたこ作品テーマ性について

偶像としてのIdolを死守する(「嘘が愛」とかアイっていう名前からも推察できるように)というのが最序盤のテーマだったわけで、そこに子供がいるっていう嘘を死守するっていう物語があって、さらにIdolとしてファンを愛してるっていう嘘(本当は誰のことも愛したことがないから)もあるから、その嘘が本当のこと(ファンとほかの人々を心の底から愛することができるようになる)になる、っていうのが大筋のストーリーになるべきだったわけだ。

その重要過程(アイが少しずつ成長していく)が完全にすっ飛ばされたので肩透かしを食らったという感、殺されるところでいきなり愛してるって言っていて、正直第一話だけだとアイに対して人間としての共感が全くできない。

この物語評価されている大きな要因としては、まず推しの子自分がなるっていう第一話のインパクトコメディ性、次にアイが死んでしまうっていうさらに劇的な展開。

これ自体別に悪くないと思うが、やはりアイが本当の愛を知る過程スキップしているので作品としての完成度が低下している。

たぶんその理由として乳幼児だと行動の幅が狭すぎるっていうのがあるのかなーと。簡単に動かせないから話を作りづらいっていうのがあったんだと思う。それをどうにかするのが脚本家仕事ではあるんだけど。でも子役ルートがあるならそういう問題もなくないか

また、アクアルビー父親に関する伏線第一話だけっていうのもつらいポイントではある。

どうしてもそこからストーリー展開が難しくなる。第二話以降の話は割と自由に進めることができるはず(ルビーアイドルを目指すとか、主人公父親を捜すとか)で、その辺の先の読めない感じは面白い

クール目の最後でアイが殺されたりしてたらもっとよかったんじゃないかなーとか思った。

何よりOPが完全にアイの歌なので納得のいかなさがすごかった。

「え!? この感じなのにこの1クールを全部このOPでやるの!?!?!?!?

となってショックのあまりここで見るのをやめてしまった。

次に、YOASOBI「アイドル」について(こっちのほうが喋りたい)

初めてこの曲を聞いた時とんでもない衝撃を受けた。

それは初めてYOASOBIの「夜に駆ける」を聞いた時に感じた衝撃と同じものだった。

まず、「夜に駆ける」が空前絶後のヒットを叩き出した最大の理由について述べようと思う。

もちろんこれは俺の意見であって、完全に正しいということを主張したいわけじゃない。別の意見があればコメント等に書いてほしい。

”この曲が大ヒットしたのは既存音楽流行りを踏襲しつつ、独自の要素を絶妙塩梅ミックスし、絶妙な斬新さを表現することに成功たからだ”と俺は思う。

これがどういう意味もっと分かりやすく言うと

今までの曲と同じようでちょっと違う、なんか斬新な感じがする曲がヒットする

ということだ。「白日」とかがわかりやすいかな?

音楽というのはほぼすべてが感覚で成り立っているので、それを正確に記述することは本当に難しい。

「夜に駆ける」が大ヒットした要素

「夜に駆ける」を語るにはまずコンポーザーのAyaseについて紹介する必要がある。

Ayaseはもともとボーカルとしてバンド活動を行った後、解散したのちいわゆるボカロPになったミュージシャンだ。

ボカロP:Ayaseを象徴する代表曲は「幽霊東京」や「ラストリゾート」が挙げられる。

初めてこの曲を聞いた時の俺の感想は、”よくあるボカロ曲だなあ”というものだった。

正直これらの曲はボカロ曲としては古典的な印象を与えるものだと思う。DTM感が強い、打ち込みで構成されたボカロ曲……という感じだ。

しかしここで重要なのは、実はこれらの曲でAyaseのパーカッションリズムに関する凄まじいセンスが光っており、それが当時のネット音楽トレンドにぴったりとマッチしてある程度の人気を博していたということだ。

Ayaseのリズム感に関する才能には目を見張るものがある、というのは上記の二曲を聞けばたぶんわかってもらえると思う。もちろんこの曲が発表されてから時間が経っているので、当時は真新しくとも今では多少風化しているように感じるかもしれないけど。

「夜に駆ける」においてもそのリズム感が遺憾なく発揮されている。ただ、この曲がそれまでのAyaseの曲と大きく違うのは

・繰り返される転調

ボーカリストikuraの存在

だ。

この二つの要素が、「夜に駆ける」が大ヒットした要因だ。


一つ目の繰り返される転調に関しては「夜に駆ける」を聞けばわかる。最後Cメロのところとか二回くらい転調してる。で、たぶんなんか普通の転調とは違う感じがする。音楽知識がないのでその辺はわからないけど。まずそこの斬新さがある。異論は認める

ボーカリストikuraについて

「夜に駆ける」がヒットした最大の要因だと思う。


個人的に、歌手ikuraの卓越した点は二つ。

ikuraが持つ優れたリズム
自我の顕れない説得力のある歌声


まずikuraが持つリズム感についてはもうとりあえず「夜に駆ける」聞いてみてほしい。歌詞の子音がバスドラとクラップ気持ちよくハマっている。

この文章を書くにあたって今一度「夜に駆ける」を聞いていたら、そのikuraのリズム感の素晴らしさについてちゃんと語りたくなったので細かく述べる。興味ない人は飛ばしてください。

イントロの”沈むように「溶けて」いくように”の「溶けて」のリズム感が良い

・”二人だけの空が広がる夜に”ここのリズム感は全部いい

・その次の打ち込み感のあるピアノめっちゃいい

・”さよなら「だけだった」”の「だけだった」のリズム感が良い

・”その一言で「すべ『て』がわかった」”の『て』が良い

・”日が沈みだした空と君のすが「た」”の「た」のリズムの取り方がマジですごい

Bメロの”いつだってチックタックと「鳴る世界で」”の「鳴る世界で」のリズムの取り方がすごい。

Bメロの”触れることな言葉うるさい声に涙が”ここのリズムは全部すごい

・サビの”騒がしい「日々に」笑えない「きみに」”の「日々に」と「きみに」のリズムの取り方がすごい。

・二番のBメロは正直全部リズムの取り方すごい。”信じてたいのに信じれないことそんなのどうしたってきっと これからだっていくつもあってそのたんび怒って泣いてくの”ここがすごくいい

・その後のピアノソロめっちゃいい。

Cメロの”もういや「だって疲れただって」”の「だって疲れただって」のリズムがすごい。

ここにリズムの優れた曲を作るAyaseとのシナジーがある。偶然にしては出来すぎたユニットである

これが「夜に駆ける」がハマった一つの理由

次の”ikuraが持つ自我の顕れない説得力のある歌声”について

これは説明がとても難しい。

歌手には二種類のタイプがいると俺は思う。それは、

自分のことを歌う歌手

・なんでも歌える歌手

の二種類だ。一見後者の方がなんでも歌えて優れているように思えるかもしれないけど、事態はそんなに単純じゃない。

まず前者について具体例をいくつか挙げようと思う。

自分のことを歌う歌手について

とりあえず例を列挙する。

りりあ「浮気されたけどまだ好きって曲」

米津玄師「アイネクライネ」というか米津玄師はほぼ全部自分の話をしている感じがする。

back number高値花子さん

実はほとんどのバンドマンは自分の話しかしていない。ヨルシカが「八月、某、月明かり」の歌詞で叫んでいるように「心を売り出し」ているのだ。

ちなみにヨルシカは「詩書きとコーヒー」でも「寿命を売るなら残り二年」とか歌っていたりして、そういう自分のことしか歌えないナブナ自身をどこか皮肉めいて表現していたりする。

りりあの「浮気されたけどまだ好きって曲」を聞いてほしい。これ絶対自分の話だろと思って調べてみたけど明言してないっぽい。なら自分の話と考えていいのかな?

この曲は浮気された女の子の心情を歌うにしてはリアリティが高すぎる。

汚れた君は嫌いだ

君を汚したあいつも嫌いだ

この歌詞の下のほう、「君を汚したあいつも嫌いだ」ってそっちにヘイトが向く心情を表現できるのすごくないか? 普通浮気された曲って恋人に対する恨みつらみで話が終わると思っていただけにびっくりした。

こんな風に自分のことを歌う曲は”その人の人生の重み”が自然と声に乗っかるので、ものすごい破壊力がある。

でも、こういう歌手がほかの人の作った歌を歌うと、どことなくちぐはぐな感じになる。なんか違うな~とか、ぐっとこないな~みたいな気持ちになる。

あとこのタイプ歌手一発屋で終わる傾向が多い。劇的な経験がないと歌えないならそうなるのも必然、という感じはする。

なんでも歌える歌手について

ikuraやAdoはこのカテゴリーに分類される。

こういう歌手ボカロ文化の発展で増えたと思われる。

歌い手文化はいろんな人の曲を歌うっていう前提があるわけで、そこでさっき挙げたような自分の歌を歌うタイプ歌手歌い手文化にそぐわない。

自分共感できる曲だけを歌うことでその問題解決してる人もいるっぽいけれど。

なんでも歌える歌手の例を挙げる。

・ikura

Ado

Aimer

・yama

・suis

とかなんか今流行りのアーティストばっかりになった。

ヨルシカはナブナ個人的な、本来だったら本人にしか歌えないような歌をsuisが上手く歌っている感がある。

これらの歌手限界まで自分の色を出さない。でも無個性とは違う。ただひたすらに歌詞にひたむきに向き合って、そこから読み取れる感情をまっすぐに表現している。だから聞く人の心にダイレクトに届いているように思う。

「夜に駆ける」とikuraの関係

YOAOBIのコンセプトは”小説音楽にする”だ。このコンセプトとikuraのどんな曲も歌うことができるという特性は実に親和性が高い。

「夜に駆ける」の元となった小説は「タナトスの誘惑」というものだ。

あらすじをめっちゃざっくりと言うと、死にたがりの彼女を助けた主人公だったが実は彼女死神で、最終的に一緒による闇に飛び降りるという、中二病要素をこれでもかと言うほど詰め合わせたような物語だ。大学生が書いたらしい、笑った。

さて、どれほどこの物語がチープであろうとしても、この歌を実体験として生々しく歌うことができる人はなかなかいない。テーマが重すぎるし、全体的に闇が深いものからだ。

ただ、ikuraは「夜に駆ける」を独自解釈することに成功している。

この作品自体をどことな俯瞰的に見下ろして歌うことによってそれはかなった。過度に主人公ヒロイン感情移入するのではなく、どこか客観的視点から物語淡々と紡ぐように歌う感じ。無機質な――機械的な、ある種ボカロっぽい歌声と、どことな人間の闇を感じさせるPV(このPVもあの原作小説から作ったとは思えないほどクオリティが高い)が悪魔的に融合した。

これが「夜に駆ける」がヒットした二つ目の要因だと思う。

もう一回PV見てるけどやっぱりいいな。

本題のYOASOBI「アイドル」のすごさについて

制限が新たな芸術を生む”的な言論があったりする。「アイドル」が素晴らしい曲であるのにはここに要因がある。

今回の場合

・Ayaseが持つ独自リズム感とベースライン

・最新の曲調(Adoが歌う「踊」に似てるとか指摘されてるね)

・”推しの子”のOP要求される、アイドルソングライクな(コール差しまれるなどの)要素

この三つが程よくミックスされた結果、既存の物にはない斬新さを持った曲としての大ヒット……だと思う。

YOASOBI「アイドル」とボーカルikuraの限界

この話をするにあたって、YOASOBI「アイドル」の歌詞について軽く説明する必要がある。

アイドル」の歌詞原作推しの子」とそのスピンオフ小説の「45510」をもとにしたものだ。

まず「推しの子」のあらすじを一瞬で説明すると

医者主人公のところに推しアイドル(アイ)が妊娠出産のために入院してくる→出産日に主人公が殺される→気づいたらアイの子供に生まれ変わってた→アイドルなので子持ちはまずい→なので必死に嘘で隠す

というものだ。

そしてスピンオフ小説「45510」の主人公は、アイとかつて同じアイドルグループ所属していた女性だ。

アイドル」の歌詞の中での主人公は歌の途中で変わっている。二回目のサビまではスピンオフ小説の「45510」の主人公がこの歌の主人公で、その後はアイ自身の歌に変わる。

1サビまでの歌詞は「45510」の主人公の、アイに対する憧憬を描いたものと思われる。同じグループの中でも抜きんでて人気のあるアイに対する羨望を表現している。

ここの歌詞をikuraは上手く歌えている。

問題はその後だ。

アイドル」の二番の歌詞についての見解

この話をするためには歌詞掲載しないといけない。

はいはいの子特別です

我々はハナからおまけです

お星様の引き立て役Bです

全てがあの子のお陰なわけない

洒落臭い

妬み嫉妬なんてないわけがない

これはネタじゃない

からこそ許せない

完璧じゃない君じゃ許せない

自分を許せない

誰よりも強い君以外は認めない

これはアイが所属するアイドルグループ「B小町」の別のメンバー:「45510」の主人公の心情を描写したものだ。正直、この歌詞を書いたAyaseは天才だと思う。

一見最初はアイに対する強烈な嫉妬心を表現しているように見えて、最後には

完璧じゃない君じゃ許せない

自分を許せない

誰よりも強い君以外は認めない

とアイに対する信仰とでも言うべき強い感情の発露を描いている。この一見相反するようでいて、しかし同一の感情を詳細に表現したセンスマジですごい。

ikuraはこの二番を歌いこなせていない

Vtuber歌ってみたとかを聞いた時に「お、この曲はこの子マッチしてるからいい感じだな」とか思ったことがないだろうか? 俺はその現象を”人格一致ボーナス”と呼んでいる。

ikuraの人格と「アイドル」の二番はあまりにも相性が悪いと言える


たぶんikuraはまっすぐに、幸せに育ってきたタイプ女の子なんだと思う。だから、こうした嫉妬などのどす黒い感情にそれほど縁がないのではないだろうか? なので、それを歌おうとしても、どうしてもうわべだけのものになってしまう。

先ほどの話に戻る。世の中には

自分の歌を歌う歌手

・どんな歌も歌うことができる歌手

の二種類が存在する、と言った。

しかしそれを逆に考えてみてほしい。つまり世の中には

とある人間しか歌えない曲

・ある程度どんな人間にも歌いやすい曲

の二つがあるのだ。

そして「アイドル」という曲は”とある人間しか歌えない曲”に属する。それはこの曲が極めて個人的体験(この場合だと、45510の主人公とアイ自身体験)をベースに紡がれているからだ。

ikuraのスター性と「アイドル」の明るい部分は極めて親和性が高い。特に一番のサビなんかは完璧に歌えている。しかし、45510の主人公のアイに対する嫉妬などのダークな部分は歌えない。聞けばわかると思うが、なんだか上っ面で歌っているような印象を受ける。

かに愛されたことも

かのこと愛したこともない

そんな私の嘘がいつか本当になること

信じてる

まれないアイの家庭環境を背景とした暗いCメロ歌詞だ。やっぱりここでも、ikuraの歌はどことな空虚な感じがする。ikura自身にこんな経験がなく、想像することさえも難しいからだ……と思う。

あるいは、

【ikura】今回は、レコーディングする前にたくさん話し合って…。どういうイメージで、どういう声色で、ニュアンスでやっていこうかっていうのを考えながらレコーディングしました。

【Ayase】そしてたどり着いたのが…「最強のかわいい!」です。僕はikuraがレコーディングブースに入って一生懸命歌っている中、勇気づけるようにディレクションブースからもっと自分のことかわいいと思って!」って伝えていました。https://news.yahoo.co.jp/articles/32691ffa10659b427d43550c4eda76ad09a1ea74から引用

とあるように、レコーディング環境が足を引っ張ってしまった可能性もある。

アイドル」の歌ってみたをいくつか聞いてみると、この二番を上手に表現する歌い手を何人か発見した。やはり、こうした現代的な嫉妬経験がある歌い手のほうが歌声説得力が増す。

しかしこうした歌い手は同時に、サビの部分で顕著に表れるアイが持つ底抜けの明るさ、可愛さを表現することが難しい。

アイドル」を完璧に歌える人間存在しないかもしれない、とか思った

あと原作読んでる人に聞きたいねんけどこの「45510」の主人公って作中で出てくるん?

というかここまで細かく考察してると逆に「推しの子」の続きが気になってしまった

2023-05-11

寝る前

に書くのが定着していたけど今日は早い時間に書いてみる。

とにかく、風呂に入るのがめんどう。風呂自体は好きだけどね、入るまでにかなりの労力を要する。きたねえなと思う人もいるだろうけどここなら同じ人たくさんいると思うからインターネット、許してね。

日常生活がめんどうと思う時はだいたいメンタルが落ちている時なので、今はそういう時期なんだろうね。診断受けてないけど躁鬱のようなかんじもあるし。やることを先送りにするを繰り返してちょっと大変な事態になりそうな気配がしてるし。それでも放置してしまわたしはなんだろうな、極度のめんどくさがりで片付けてもいいんでしょうかね。(精神科行ってみようかなの気持ちはあったけれど、予約が取れなさすぎて諦めた今年の3月でした。)

今日は幸い木曜日から洗濯物は置いておいても金土日の私がなんとかしてくれると思います。がんばれよ、いつかのわたし

もう眠くなってきたので結局寝る前に書いてました。これが伏線回収ってやつね、おやすみ

anond:20230510214111

ストーリーが重い」の定義が「SF要素」や「伏線」でないなら、PS1の火星物語

広井王子氏の作品なので、もしワタルサクラ大戦が好みな作風なら向いていると思う。

2023-05-09

anond:20230509171624

ahomakotomさんもまあブクマカによくいるタイプの人(婉曲的な表現)なので、わざわざ増田まで書かんでも、と思いながら見てたけど、これは面白いから言及ちゃお

増田ってこういうなんだか頭良さげな形式ものを言おうとするけどうまくいってない人がいっぱいいるから大好き!

もうほんとめちゃめちゃでどこから手をつけていいかからないけど、頑張って君が間違っているところを指摘していくね!

多分元増田批判

前提:悪意を含んだコメントは、批判されるべきである

結論コメント批判される。

これに準拠してるって言いたいんだろうけど、それならそのことは最初に言わなきゃダメだよ!意味不明だよ!

そしてどこからこの内容が読み取れるか書いてないんだよね。結果的にこの前提が間違ってるからもう全部腰砕けなんだけど。

元増田批判してる根拠は、あっ、前提っていったほうがいい?ごめんね。良く知らなくてそういうの。学がないからさあ俺。

たった100円を払わず

どんでん返し伏線も見落として

フルスイング悪口を言う

ここだよね。数字コピペできねえぞ。リスト記法ってどうやんだっけか。まあいいや。

前提:悪意を含んだコメントは、批判されるべきである

ではなさそうだよねえ。

君の好きそうな感じで書くならば

前提: 以下の条件を全て満たすコメントは、批判されるべきである

1. 筆者を批判するものである

2. 記事全文を読めば批判が不当なことが明らかである

3. 記事全文を読むための費用が軽微である

4. 無料部分を十分に読めば批判が不当であることが推察できる

こんな感じ?4の条件を満たしているか意見が分かれるところだろうね。

でもまあ人を批判しようってんなら普通以上の注意力を持って文章を読むべきですよね。「寛容の原則」でしたっけ?うふふ。

ここまでの内容で「前提3-1」はバッテンだね。だから3-1に対する疑問もバッテンだね。大本の前提が間違ってるからこれ以上バッテンつけてもしょうがないんだけど。

「前提3-4-1」もほとんどバッテンだね。元増田は「どんでん返し伏線」って言ってるように「誰であっても明らか」とまでは考えてなさそうだね。

から疑問のほうもほとんどバッテンなんだけど、一応言っておくとコメント皮肉を読み取れなかったのは前提だね。そう!前提!元増田もahomakotomさん皮肉を読み取れたのにあえてあんブコメを書いたとは思ってないだろうね。これは誰であっても明らかに読み取れることだよ。

皮肉に気づかず記事批判するのはダセエし、他のコメントから皮肉に気づいても訂正しないか悪質性が高まってる、って論旨だね。

色々と書いてしまったけど、君の問題点は元文章真摯に読んで批判しているわけではなくて、批判が先にあって、自分批判やすくなるような前提があるものだと決めつけてしまっていることだと思うよ。どこかで見た構造だね。

こめん、真摯に読んでないっていうのは寛容の原則から言ってよくないね!単に愚かだね。「オッカムの剃刀」とか、そういうの好きだよね!きっと!

まとめます

・十分な議論を行う場合、論者は相手議論に対して十分な寛容性を持つべである

・よって現状では、この批判は寛容性が不足しており、不当であると考える。

長文ブコメ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/yoshiki_stu/n/nbae97aa6e40a

ahomakotom この文章タイトルすら同じ論理構造になっていると筆者さえも気づけていない。/有料部分で種明かししていればタイトル偏見を撒き散らしていい事にはならない。むしろより悪質。

コメントの前半について

「~~と筆者さえも気づけていない」という、ahomakotom氏はなんか堂々と断定してるけど、単に想像妄想で決め付けてるだけ。積極的詭弁を捏ねて行ってるわけでは無いというだけで、多重質問と同じ性質の悪意だよね。

筆者の矛盾を鋭く抉ったみたいな顔してる(単なる想像)けど、結局はahomakotom氏も同じ穴のムジナになってるって、自身自身で“気付けて”いるのだろうか?

で、note主は有料部分で釣りタイトルだとエクスキューズしてる。これがゲームなら、本なら、映画なら、「公開されてる序盤部分だけで品質製作者の人格を予断して、フルスイング悪口いいまくってるやつ」がどれだけ愚か者扱いされるだろうかって、それくらいは想像できるでしょ? note相手なら通ると思った?

しか別に金払わなくても、無料部分ラスト言葉、ここから一ひねりあるんだろうくらいは想像できる様になってるよね?

とはいえ、これはな、だれでもやらかすんや

自分や身内のやらかし懺悔が始まるのかも」くらいは想像できる書きぶりやん? 自分客観視できてるだろうって思うやん? これちゃんと見てたら、単なる想像で一線超えた決め付けをベース悪口言ってやろうとか、思わなくない?

で、その代金ってたった100円なんよ。お前が大恥かくリスクを負って(実際かいた)得たの、100円なんよ。

ただ金を払うかどうかを言ってるんじゃない。素人クソ野郎noteに一銭たりとも払うかバーカみたいなスタンス、それ自体共感できる。

  1. たった100円を払わず
  2. どんでん返し伏線も見落として
  3. フルスイング悪口を言う

っていう3要素を全部やってる事を言ってるの。3つ中2つまでなら分かるんだよ。

  1. 金払わず誤読もするけど、妄想ベース悪口は控える。
  2. 金払わず悪口言うけど、無料部分はきちんと読み込んで読解した上で批判する。
  3. 誤読ベース妄想ベース悪口言うけど、金は払ってる。

どのパターン全然許容範囲内だと思う。でもトリプルダメでしょ。だってそんなん単なる害虫じゃんすか。

コメントの後半について

有料部分で種明かししてるよ~ってツッコミ受けて追記されたのが後半部分。

有料部分で種明かししていればタイトル偏見を撒き散らしていい事にはならない。むしろより悪質。

それはそう。非の打ち所の無い正論です。

単なる想像事実に反する悪口を断定口調で繰り出しただけの前半に対して、マジで全く関連性が無い指摘が追記された事には驚いてるけど。

  1. 「有料部分で種明かししているので、タイトル偏見を撒き散らしているのもセーフ」みたいな事は別に言われていない。(※誰かが言ってるのかも?)
  2. タイトル偏見を撒き散らしてる悪質な記事に対して、事実に反する悪口を繰り出すのはセーフなどという事も無い。

マジで全く関連性が無い。コメント前半の緩いノリと違って、汚名返上するために全身全霊を賭けた詭弁カウンターパンチを決めなければならないという、インターネット戦士バトルスイッチがONになったのを感じるぜ(単なる想像

と言うかこれ、どちらかと言うと、コメント前半に刺さってるんですよね。「~~と筆者さえも気づけていない」という嘘を撒き散らしているのはahomakotom氏自身だし。釣りタイトルだよって指摘を受けても尚、誤りが判明したコメント前半を修正せず公開し続けてるのは、単に愚かなんじゃなくて故意の悪意だし。

修正とか撤回とか弁解とかをやらないの、「コメント後半の追記で、前半を補強できている」って認識からですよね? マジで全く関連性が無い指摘なのを承知の上で。「むしろより悪質」ですよね。

上では「同じ穴のムジナ」と言ったけど、それどころか、ahomakotom氏が単に一人だけ図抜けたユニークな悪質野郎だって事に“気付けて”いるのだろうか?

★について

別にahomakotom氏というただ一人のユーザーが愚かだったり邪悪だったりするのは良いんですよ。めちゃくちゃ親切な事に、id自己紹介してくれてるし。

こういうのにドカドカ★が付くんだよね。

そこはもう、コミュニティとして終わってる。

追記

ahomakotom氏から反応がありました。

ahomakotom 終盤の下らないハンドルネームいじりでコミュニケーション不可能、読む価値なしと判断しました。NGに入れておくので二度と絡まないでください。

最後まで読んだアピールw 害虫呼ばわりした時点では読む価値アリと判断してくれてたみたいで、ありがとうございますwww

ていうか、何をお前、「他人に対してコイツコミュニケーション可能不可能とかってジャッジする権利」が自分にはある、みたいに思い上がっとんねん。逆や逆。お前は他人コミュニケ不可と判断される側、切り捨てられる側やねんぞ。分をわきまえろ(これは別にahomakotom氏に限らず、一般論としてブクマカは全員そうです)(つまり自身も……)

二度と絡まないでください(キリッ)とかやる前に、図抜けた悪質野郎であるてめーがまず率先して、他人ブログnote事実に反した攻撃的なブコメ付けるとかい迷惑行為を控える事からやろが。害虫から人間になれ人間に。

追記2

noteから反応がありました。

https://note.com/yoshiki_stu/n/n28b80e20d2ab

①彼は、最初に「僕はネタと本気の違いが判る人間だ」という自信を見せるコメントをしていたわけですよ。

②で、私のnoteを見て自信満々に「こいつはマジで言ってる」「見る目がある俺が言ってるんだから間違いない」と断定してしまった

③他の人がいうならともかく、前のコメントをした以上、恥を知る人であれば「だまされた」なんて被害者面は口が裂けてもできない状況ですよね。

最初からそう言ってたなら問題ないんですよ。でもこの人は最初に「正しい意見をいうよりも」「他人マウントしてドやりたい欲求」を抑えきれなかった。

⑤結局彼は、自分発言に対して「俺は悪くねえ」って言ってるだけなんですよ。

ほんまにコレ。目次だけで全部終わった。

2023-05-08

ジャンケットバンクが気になりすぎる

ジャンケットバンク田中一行)が面白いのでちょっと書かせて。

次のギャンブルシヴァリングファイアがどうなるのかを考えるのが楽しい。我ながら良いファンだ。

ここで読める→https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496840031515

やはり大量の水(1人20本くらい?)が「公正な勝負必須アイテム」「計画的に使って生き延びて」と言われて配られたのが気になる

ジャンププラスコメントでは「氷点下で凍ったペットボトルガラスを割る」とか「水をガラスにかけて凍らせた後、100度の温度差で割る」という考察があった。

 他には「冷却口に水かけて凍らす(温度が下がらないようにする)」とかもありか。霜が張った冷凍庫みたいな。

そもそも、最終的には-30℃くらいになるにせよ6戦×4ラウンド×選択時間1分+最終ラウンド10分=34分でそんなカチカチに凍るか?(最初は室温からスタートだし)とも思う。

 一応濡れたタオルなら-10℃で振ればすぐ凍るらしい。上着を水で凍らせてガラスにぶつけよう!(やけくそ

 もしかしたら真経津は「34分で凍るか怪しいか引き分けのラウンドをわざと作ったのさ!(ドヤ顔)」をするのかもしれない。

漫画としてのメタ視点では「100℃を1時間耐えた場合ストックが少ない方を処刑人が殺す」という説明がある以上、処刑人を使うのでは?

→つまりゲームでは真っ当に勝たずに氷点下100度も耐えるということでもある。

→「ストックが少ない」というのを、司会は「じゃんけんに負け続けたやつをぶち殺す」と言い換えていたのも気になる(グーで2回勝てばストックが少ないまま勝てる)。

→また、所持ストックが同じ場合はどうすんの?とも思う。

再三「勝利条件は対戦相手の死亡のみ」と言われているけど、相手に反則を使わせれば勝ちなのでは?

→反則は「暴行通信機器使用・遅延(すべての選択は1分以内)」で、わざわざガラス隔離されているのに暴行禁止されているのも気になる。

 強いて言えば前述の「凍らせたペットボトルガラスを殴る」のが暴行扱いになるんだろうか。

→反則負けした場合処遇は書いてないけど、ワンヘッドだし、たぶん死ぬのだろう。

真経津が死ぬ、というのも展開的にはアリ

→究極的に言えば、あれは御手洗くんの物語なので真経津が死んでもいい…が、「他の銀行の賭場を潰したデギズマン」だの「灰色の目の男」だの伏線を置きまくっているのでまだ死なないと思う。それに真経津が死ぬには相手は小物すぎる。

→真経津はおそらく誰かを探していて、そいつと戦えたら死んでもいい、みたいなことを思っている(ような描写がある)

個人的には今後村雨主人公でも一向に構わんッッ

という考察でした。もっと話したいくらいだ。

2023-05-02

anond:20230501210631

そうか?

王道普通過ぎてつまらんのはその通り

他のマイナスポイントとしては伏線世界観ガバガバだし90分映画にしてはキャラが多すぎるよね

伏線らしい伏線ゼロ

マリオがなぜあんなに打たれ強いのか、あの青い星はなんなのか、なぜ地下の土管異世界と繋がってるのか等々、最後まで解き明かされぬ数々の謎

ペンギン王国カロンヘイポー、数え始めたらキリがないけど、ただ出したいだけでストーリーに活かされてないキャラ

最後大団円はかなり無理矢理

ブルックリン現代人たちがクッパの襲来を普通に受け入れてる不思議

そして倒したマリオたちを英雄扱い?クッパ現代世界に呼び出してしまった元凶でもあるんだけど・・・

総じて話の作りが雑っていうか、キャラを映えさせることしか考えてないっていうか

2023-05-01

マリオ映画感想

ザ・スーパーマリオブラザーズムービーを見てきたので感想を残しとく。

[視聴環境]

IMAXレーザー3D 字幕

[事前情報]

世界興収がスゴイらしい。評論家から評価は悪いらしい。吹き替えマリオ宮野守でルイージが畠中とかいう奴らしい。予告チラ見した感じ、声が微妙だったので字幕でみることにした。

[どんな話か(うっすらネタバレ)]

現代ニューヨーク在住の冴えないイタリア人配管工の兄弟が、ひょんなことから異世界マリオワールド)に飛ばされ、キノピオピーチドンキーコングとともに悪者クッパを倒そうとするお話

[総評]

普通に面白かった。良くも悪くもファンムービー映像的な革新性、脚本の秀逸さ、思わず吹き出ししまう小気味よいジョーク、心動かす感動的なシーン、胸が熱くなる激アツ展開、などはない。

かといって出来が酷いわけではなく、一応どれも及第点は取れてる、と思う。(脚本はかなり雑で突っ込もうと思えばいくらでも突っ込めるけど、子供向け映画にマジになっても仕方ないよね)

[おすすめ度]

劇場で何度も見たくなるタイプ映画ではないけど、人生マリオゲームに触れたことある人なら一回は見といた方がいい映画だと思う。

[誰向け?]

万人向け。マリオゲームをやったことある人なら、小さい子連れファミリーからデートムービー友達グループ、独り身の暇つぶしまであらゆる層に対応してる。

[グロ度]

なし。ただしギャグ演出として暴力的なシーンが多用されている。痛々しい演出は多め。(例:手をピアノで挟む)

 

[感想ネタバレアリ)]

<良い点>

キャラクターのモーションやSEBGM原作を忠実に再現していて楽しい

原作を忠実に再現した世界

 

<悪い点>

ベタベタなあらすじとご都合主義的展開

大枠のストーリー王道ハリウッドで全く面白みがない。

それに加えて各シーンの演出や各エピソードの繋がりがとてもご都合主義的。

どのような「ご都合」かというと、「原作のこの絵を再現したい!」→「じゃあこういう展開でこういう演出しましょう!」というのが明け透けに見えている。

たとえば、「ベビーマリオを出したい!」→「ルイージに幼少期を回想させよう!(何の脈絡もないけど)」みたいなのが盛りだくさんとなっている。

原作再現が最優先なため、伏線を先に引いて、後で回収する・・・というのがほぼない。

キャラクター性格、あれでいいの?

ピーチ姫がSWのレイみたいになってたり、キノピオが陽気な友人キャラみたいになってたり。どれもハリウッド映画に出てくるお決まりキャラではあるけども。

原作でもあん性格だったっけ?

 

<まとめると>

どのシーンにも「物語上の必然性」がない。かわりに「原作再現上の必然性」がある。

からマリオを知らない人が見たら「なんでそうなる???」「唐突・・・」「最初からそうしとけばいいのに・・・」「無理矢理だなあ」「この人たち出てくる意味あった?」「え?なんでみんな普通に受け入れてハッピーエンドみたいになってるの?なんか説明合った?」「こいつは一体なんなんだよ」と突っ込みどころ満載かもしれない。

が、それもこれも原作再現を楽しみにしてるファンを思ってのことだと思うので悪く言うつもりはない。

やはり良くも悪くもファンムービー的。細かいことを気にしてはダメ

クオリティファンムービーだった。

2でヨッシーがどんな活躍をするのか楽しみ。ワリオとかも出てくるのかな?

2023-04-30

東京物語」見ました 特に面白いものでもありませんでした

決して珍しくもない絵面の決して珍しくもない話の割にはそこまで退屈せずに見れたというのは凄いことだったと思います

そもそもこのテーマで一本映画を作ろうとしたこと自体が、何気ない他人日常コンテンツとしての価値を信じられる感性によるものであり、それは火薬使用量を競い合うようなハリウッド映画に染まった心の毒を中和するような作用があったかに感じました。

ですがそれだけですね。

変に説教臭い後半の展開も、ひたすら何も起きない前半の展開も、別段面白いと感じられるものはありませんでした。

ただただカメラワークと間のとり方が上手いというそれ以上のことはなく、見やすさ伝わりやすさを極めることで退屈な景色さえも映像作品となるのだという学びは、創作をする人からすれば大きな価値があるのでしょうが消費者にとってはどうでもいいことです。

素人が撮った自撮りカメラとは全くレベルの違う状況説明能力イマジナリーラインがきちんと守られた映像のつなぎの妙というものに対していちいち感嘆するような褒め方をすることを、玄人ぶって嫌らしいと感じてしまう私の感性にも問題があるのかも知れませんが。

とはいえ凄いのは視覚的な部分だけというか、演者のわざとらしくなさを目指しすぎて逆にわざとらしいような演技や、映画のお説教的な部分を全て口にさせてしま脚本などは、生まれ時代考慮してもなお拙さを感じさせるものがあります

今の時代駄作を見るよりは間違いなく恵まれ体験とはなりましたが、傑作として現代の傑作に肩を並べる力があるかと考えると厳しいものがあります

技量は素晴らしいですし余計なノイズも少ないですが、面白さの総量においては2時間という上映時間に対してあまりにもか細いと言わざるを得ません。

雑味の少なさは優れいていますので、減点法で映画評価したがる人はこういった作品が好きなのかも知れませんね。

ど派手な火薬の爆発や伏線回収、CG合成による非現実感のある光景などによる加点がどこまであったか映画評価する加点型の人間には合わない映画だったと言うだけなのだと思います

減点法で映画を見る人、中でも最近邦画演者がとにかく大きな声を出せばいいと勘違いしていた気持ち悪いなどと日頃愚痴って回っている人などはこの映画を見ると満足していただけるのではないかと感じました。

2023-04-28

anond:20230428123944

どこに増田も男という伏線が張られてるのかわからなかった、俺の負けだ

2023-04-21

ホラゲが苦手すぎて罪悪感がある

先日とあるホラーミステリーアドベンチャーゲームクリアした。

友人が「めちゃめちゃ良かった!やって!」と布教して回っていたから、まあやったるか…の気持ちでやった。一通りエンディングは全部見て、このゲームはきっと面白いのだろう、というのが今の感想だ。

面白いの「だろう」の理由は単純で、アドベンチャーゲームの一周目で攻略を解禁してしまったためだ。全て自分で気づけたら、カタルシスもあったかもしれない(今となってはわからない)なあ、と思う。

とはいえじゃあ攻略を解禁しなかったらと言えば、途中で投げ出していたに違いないので、難しいところである

なぜならば、自分ものすごくホラーが苦手である。一本道であるフリゲならなんとかできないこともないが、途中詰まると友人を召喚するか攻略を見に走らないとできない。零なんてやろうものなら数日は夜眠れない(実話)し、ホラーコンテンツを見た数日後にあれ?なんか怖くて夜眠れないな?と思うことさえある。時限爆弾か何かか?と言われそうだが大真面目である。だから、冒頭に書いた通り、ホラゲが苦手すぎて罪悪感がある、のだ。

ちなみに、グロ系や本当に怖いのは人間みたいな話、あるいはタネも仕掛けもあるミステリーであれば一切問題ない。アガサクリスティ江戸川乱歩東野圭吾も大好きである

さて、件のホラーミステリーアドベンチャーだが、全然怖くないよ大丈夫!と言われたものの、ホラー系統ものすっごく苦手な人間からすると、確かにバッドエンドを踏んだ時の描写は思ったより怖くないかもしれないが、「この選択肢ミスったら怖い描写のバッドエンドがあるんじゃないか?」という疑心暗鬼はかなりのストレスである特に自分自身ゲーマーなので、本来は全ての選択肢を試したいのだ。ただ、怖い何かがあるかもしれないと思うと正解しか選べなくなってしまう。寄り道したいのに、怖いトラップがあるかもと思うとできない。そのストレスに耐えかねて、結局途中から攻略を解禁してしまった。アドベンチャーゲーム初見攻略を見るのは、自分としても流石に初めてである。おかげさまで恐怖は軽減され、寄り道、探索欲は満たせたが、別に暗くておどろおどろしい雰囲気場所で探索欲を満たせたところでなあ……となってしまったのも事実だ。

ネタバレをしたいわけではないのでぼかして書くが、このゲームを絶賛している人たちは、「ゲームというメディアであることを活かし切った謎解き」と評していた。直裁に言えば最近流行りのメタギミックとでも言おうか……。最終的に、自分では気づけず(気づくために過去描写を見返して考え抜くという選択肢ホラーというジャンル上取れず)サクッと攻略を見てしまったので、メタギミックに気づくカタルシス自分にはなかった、わけだが、ではい攻略を見てみて「ああ〜確かに!!自分気づきたかった!!」みたいな悔しさが現状一切無いのである。一応ヒントどこにあったんだろうと思って調べてみたところ、確かに伏線はあって、序盤に未解決事象と思っていたことも綺麗に説明がつくこともわかったので、「あーまあ確かにそれなら全部筋通るか、そっか」というのが現在ステータスである

まり、二重のもやもやがあって、

一つ目は、ホラゲが苦手なやつがホラゲの過去ログを遡って情報捜査することはむずかしく、自力で謎を解ききれなかったもやもやであり、

二つ目は、明かされた真相に「そうだったのか!」というカタルシスを感じないもやもやである

二つ目もやもや特に自力真相に辿り着けば「そうだったのか!」と感動できたかもしれないが、今となってはもうわからないというのがなかなかに後味の悪い部分である自力真相に辿りついて、「え?こんな真相だったの????」と自分がブチギレだしたとしたら、それはそれで救いがあるような気がするのだ。ゲームをきちんとそのまま楽しんで、その上でのっとふぉーみー!!!!!と叫べるので。

つらつら書いたが、つまり筆者はお薦めしてくれた友人になんて言えばいいんだろう……と思ってこれを書いている。

自分感情の整理になるかと思ったが、返す返すも、自分ホラー耐久の無さによってこのゲームを十全に楽しめなかった罪悪感、が一番にあるのだ。

もちろんメタギミック以外であれば素敵だったと思う要素はあるし、このキャラ好き!っていうのもままあったので、うまいこと面白かった、という文章は作れると思う(ので作る)のだが、王様の耳はロバの耳というか、もやもやを誰かに聞いてもらいたかったというか、そんな感じだ。ここまで読んでいただいたことに感謝する。

ひとつお願いがあるとすれば、ホラー耐久が自分ほど無いやつは他にもいると思う。そして往々にして「なんで怖いの?何が怖いの?」と聞かれてもうまく言語化できないことも多い。ただし、なぜかわからないが怖くて眠れないとかガチ健康被害なので、無理強いとかはしないでほしい、と思うところである

ホラー耐久の無い同志よ、強く生きていこうな。

2023-04-15

anond:20230414002143

最近、珍しく、事前の情報無く、本屋で全く知らない新人の新連載単行本1巻を2冊衝動買いした増田だけど、参考になるかならんか知らんけど一応感想書いておく。

(買った理由

・新しく行った本屋で意外と便利な場所にあったのでご祝儀代わりになんでもいいから買おうと思った。(普段買ってる連載もの系はAmazonとかで続き買うからあんまりリアル本屋で買わない。)

新刊の目立つところにあったのでちょっと手に取って見た(つまり、それなりの部数が刷られていたのだろう)

・絵が安定しているっぽくて、かつ絵柄が一応好みの範疇内だった。

・帯とか見てストーリー・発想が面白そうだとおもった。

・(以上をクリアした上で)包装の隙間から中身を1コマコマだけ見た。たまにやるけど、その1コマ面白かったり印象に残ったりしたら、その時点で即レジ行。いまいちなちょっと悩む。

(買ったあとの感想特にそのうちの1冊について))

日常描写うまい、絵柄安定している。 悪く言えば「地味」。オレは好きだけど、「○○めっちゃ面白かった!」とか呟きたくなるかというと、そこは微妙。バズりにくそう。

・なんというか、全体的に変にうまい。完成しすぎてて「大家」っぽい。そのぶん、展開が遅い。大御所の新連載なら期待感込みでぐんぐん評価上がってくとこだけど、新人がこのペースで連載してたら途中で息切れして肩すかしに終わりそう。ほんとに最後までこの感じで走りきってくれたら「名作」なんだけど、途中でイラついた編集路線変更させられて最後グダグダ…………みたいな展開になると、期待感の分損した感じになる。路線は変えなくていいけど、もう少しお話テンポ早めた方がよい。

・表紙が悪い。いいデザイナー付けて貰えなかったな、という印象。作者の画力だけの問題じゃなく、新人の新連載の初単行本!……という期待感のない表紙。もはやジャケ買いとかしない長期連載の大御所の15巻目くらいだったらこの表紙でもあり?だけど? みたいな微妙感。出版社編集、なんとかしてあげて。

・……とボロクソ言ってるように見えるけど、マンガは一応面白かったのよ。だから、これ売れないと勿体ないなあというのと、伏線張りまくってるから丁寧に回収しないうちに打ち切りとかならないでくれーとか、描き手が息切れしないでくれーとか願ってるんだけど、難しいのか。

・がんばってください。一読者より。

2023-04-14

anond:20230414134641

読みました。

こちらは1読者の素人なので、何か意見するのもおこがましいと思うんだけど、何万分の1のただの感想として聞き流してください。

マンガはとても面白かったです。

そこに全く不満はないです。

毎日欠かさず開いているジャンプラにこのマンガが連載されていれば、必ず欠かさず読んだことでしょう。

他の方の感想も、大体が面白いと言っているので、そこに自信は持って欲しいです。

でも、じゃあ単行本買いますか?と言われると、うーん。

やはり大富豪じゃないので、よほど欲しくないと買えないのです。

ごめんなさい。

じゃあなぜ買いたいと思わないのか?となると、ふたつ理由を感じている。

ひとつ継続的に読みたいと思わせる謎、伏線、というか、読者を引き込む流れがない。

現代人の我々は動脈静脈の違いは知っているし、きれいな切断面の腕は上手く縫合すれば繋がることを知っている。

ブラックジャックみたいな、詳細な医学知識がなければ謎やストーリーを見通せないマンガであれば、先がどうなるのかわからいから気になるんだけど、

でも今回描かれている範囲では、その治療法が正しくないことも、腕がつながることも、ダビンチが万能の天才であることも、我々は知っている。

史実というのは推理もの犯人トリックみたいなもので、知らない人なら楽しめても知っていると楽しめないことがある。

今期の大河ドラマ家康もそれ。

この漫画ちょっとそういう面は感じた。

でも本当に上質なものなら犯人を知ってても何回でも読めるわけだし、シンプルに全体の質を上げれば克服できる可能性はあると思う。

変に無駄な謎と伏線だけで引っ張ろうとするとキムタク教場ドラマみたいになっちゃうもんなあ。

回ごとではなく、マンガ通してのゴール設定みたいなのがあればその辺は少しクリアされる?

コナンも黒ずくめが出てきた回が面白く感じるのは、通してのストーリーラインが動くのを感じるからだよね。

そういうのを早めに提示されていれば良かったのかも。

もうひとつは、ワクワクするような魅力のあるキャラがいないこと。

単行本ファングッズでもあるので、それを持ちたいと思わせるだけの魅力的な絵がないといけない気がする。

絵そのものの上手い下手ということではなく、なんというか、性的な魅力なんだよ。

性的な絵というわけでもなくて、なんだろう、難しいな。

あかね噺のあかね性的に描かれてはいないけど、ああいう快活なキャラクターは異性として好きという気持ちが芽生える。

アウターゾーンも決して絵が上手い漫画ではないけど、それでもあれは持っておきたいと思わせる魅力があった。

それはやはりミザリィのエロさではなく、登場する女の子がちょいちょい可愛いんだよね。

女性が読めばこの漫画キャラにも魅力を感じてくれるかもしれないけど、男なので、本を持ちたいと思わせる魅力を感じはしなかったのが正直なところです。


ごめん、的外れかもしれないので、ひとつ感想だとして、深刻に読むことなく聞き流してください。

anond:20230414002143

連載で上位を取れる作品=毎回毎回がクライマックス寸前で、とにかく続きが気になる系

単行本で上位を取れる作品=話が細部まで丁寧に作りこまれていて、長短いろんな伏線がきっちり回収されて、

読み始めると最後まで止められず、読後は清々しい気持ちにさせられる系。

単行本を読んだ人達SNSで絶賛しないかぎり、作品バズることはないし、バズらない作品は売れないんだよ。

2023-04-11

anond:20220924161213

これの続き

まだ書いてる

伏線回収大変なので文量すごい

文庫本数冊分書いたけど終わんない

でも何とか完成させる

2023-04-09

きまぐれオレンジロードめぞん一刻の格の違い

それぞれ80年代代表するラブコメなのは間違いない名作なのだが、しかし終わらせ方に歴然とした差がある。

きまオレ

・いわゆる三角関係モノだが、圧倒的人気のヒロインまどかに傾倒させすぎ、第二ヒロインのひかるはただの当て馬となった

原作はそのあたりぼかしたまま終了したが、外伝OVAではひかるがひどい捨てられ方をしたため、今でもファンから胸糞が悪いと言われている

原作者もOVAには批判的だったようである

原作高校時代だったが、主人公まどかは同じ大学に行き、いっぽうひかるの3年間の青春がそのままドブに捨てられた形になっていて、極めて自己中心的な終わり方になっている

・このように、メインキャラ3人全員が救われるような描き方ができなかったのは明らかにシナリオの力量不足である

めぞん一刻

こちらも三角関係モノだが、ヒロインを奪えなかった相手幸せ結婚をし、主人公応援バックアップするという終わり方になっている

・「響子さんを幸せにするんだぞ!」という昭和っぽい男らしさがある

高橋留美子らしく、いっさいの胸糞わるい終わらせ方がなく、サブキャラハッピーエンドになるよう伏線もすべて回収して終わらせている

まとめ

恋愛結婚とはともすれば2人だけの自己中心的世界に入りがちであるが、しかしめぞんの終わらせ方を見ると、必ずしもそういうことばかりではないとわかる

・たとえばかつての恋敵であっても幸せ結婚をし、それぞれが友人として付き合い続けることもできるはずである、ということを提示しているのがめぞんである

補足

・ちなみにきまオレOVAシナリオファイナルファンタジー1~3や数々のアニメシナリオもてがけた名作家であるが、一部のファンにはアンチが多いようである

SFファンタジーもやれる多作の才能であるが、ラブコメ専門ではなかったという弊害といえるかもしれない

きまオレも疑うことのない名作だが、留美子が作家としての格の違いを見せた格好ではないだろうか

・というか野球でいえばイチロー大谷クラスである留美子と他の作家比較をするのがまちがいであ

リンク

・このあたりでも批評されているので参考にされたし。

http://ifs.nog.cc/darkforth.hp.infoseek.co.jp/again.htm

https://www.youtube.com/watch?v=ltOrW5B22ZY

 

 

追記

ホットエントリどうも。ちなみに、めぞんの恋敵・三鷹さんが響子を諦めざるをえなくなったきっかけは、いいなづけ(九条あすな)が妊娠してしまった!という誤解からはじまっている。

響子がふりむいてくれず、泥酔した三鷹九条マンションに寄ったさい、思わずキスをしてしまうのだが、三鷹にその後の記憶がないためであった。じっさいは両者の飼い犬同士が、たまたまその場でいたしてしまたからであった・笑。

九条も天然なので「あのようなことをされたからには・・・」という表現がまた誤解を生んでしまい、三鷹責任をとって結婚する。

このようにアクシデント的なオチにすることで、ドロドロの結末でなく笑いをふくめてすべての登場人物を救ったというのは、やはり留美子の天才性というよりほかない。

なお九条さんの天然さはいまも一部のファンから根強い人気がある。三鷹最後のシーンではしっかり手を握って愛妻家ぶりを見せている。皆さん、これがハッピーエンドというものですよ。

2023-04-07

久しぶりに王道現代ファンタジーラノベが書きたい

ウケないのはわかってるけど…

主人公男子高校生が暮らす地方都市重要施設遺跡みたいのがあって敵が攻めてきて

ヒロインたちが「能力」を使ってそれを守ってて

最初お荷物しかないな主人公も話が進むに従って力をつけて最強に近づいたり

日常パートで各キャラ掘り下げてお互いが大切な存在だと認識するようになり

メインヒロイン主人公は恋仲になるけど強大な敵が出てきて

(実は黒幕は身近な存在だったりするかも知れない)

ヒロイン主人公のために命を投げ出して街を守ろうとするんだけど

主人公がここまでの伏線回収しまくって覚醒して超パワーで敵を撃破

問題は山積みだけどひとまず解決、二人は幸せキスをして第一部完

エピローグ正妻ありハーレム日常パート

あとがきでクソどうでもいい近況と世話になった人達への謝辞

書きたいなあ

2023-04-03

自分の中のいくつかが坂本龍一で一つになった瞬間

ドラマとか見ない自分ではあったが、推理小説が好きなのもあって推理サスペンスドラマは見てた

その中の一つ「ケイゾク」。風呂に入らずに髪はボサボサ、でもめちゃくちゃ頭が良くて「私、わかっちゃったんですけど」というのがカッコよかった

その主役が中谷美紀演じる柴田純。OP中谷美紀が歌う「クロニックラブ」、この時は何となく好き程度だった

ロボットアニメも好きでロボが出てくるアニメはだいたい見てた

その中の一つ「エウレカセブン」数年前に劇場アニメ化されて、劇場に行くほどじゃないけど配信は心待ちにして見てた

2作目の「アネモネ」、とあるシーンの劇伴が「どっかで聞いたことあるなあ……」ってモヤモヤしながら数日たった

ふと気づいた!「クロニックラブ」だよ「ケイゾク」のOPだよ!

おっと、俺ときたらパクリ見つけちゃいましたか

と思って調べたらクロニックラブ作曲坂本龍一で、もともとは「バレエメカニック」という曲をアレンジしたものらしい

もうわかったと思うけど、エウレカセブン48話のタイトルは「バレエメカニック

エウレカセブン登場人物アネモネの感動エピソードの回

そのアネモネを主役にした劇場版がアネモネで、劇伴に48話タイトルの元になった「バレエメカニック」を使ったって事らしいんだわ

そりゃ坂本龍一バレエメカニックを知ってた人なら当時からわかってたと思うけど、自分自身はここでケイゾクエウレカセブンまさか坂本龍一で繋がったんだ

なんか自分人生に埋め込まれていた伏線が回収された瞬間に思えた

坂本龍一訃報を聞いて思い出した昔話

冥福をお祈りいたしま

2023-03-31

anond:20230331183553

まさかはてなメンバーが display none を知らないとは思えないし、何の伏線なんだ

anond:20230331114450

神話には基本的伏線へったくれもなくて

登場人物の心情とかそんなものもどうでもよくて

兄妹が恋人となるために「一度別れて、柱の向こうで初めて2人は出会ったということにしよう」という儀式を踏む心情とか、

そこで妹の方が先に声をかけちゃったのが「ルール違反で後で悪いことがある、という伏線とか、

そういうのも良いと思うんだけどなあ。

神話みたいなスタンス小説はないだろうか?

神話が好きなんだけど

神話には基本的伏線へったくれもなくて

登場人物の心情とかそんなものもどうでもよくて

とにかく荒唐無稽な話がつづいていく。

けど面白い。それが面白い

一方、小説主人公心理描写だ。時代背景だって

あーだこーだうるせえんだよな。ああ。うるせえ。

神話みたいなスタンス小説はないだろうか?。


追記

なんだか地味に伸びてて。あざーす

ブコメ含め挙げてもらったタイトルは全部Amazonレビュー見てリストへ放り込んでる。

個人的に気になったやつ。

百年の孤独

エレンディラ

・やし酒飲み

・蛇の言葉を話した男

スキャナーに生きがいはない

2023-03-27

anond:20230327070341

このコメントでいう謎の単語麻布」を混ぜてくる人って何がしたいんだろ。

フィクションなら伏線で決まりなんだけど。

現実だと伏線でもなんでもなくこういうこと言うやつがたまにいる。

2023-03-26

anond:20230326165804

ノンフィクションドキュメントニュース面白がれない。wiki事件系は読むのにそのあとしばらく沈む。

現実世界のことをエンタメとして楽しめるのは強いなあ。

自分場合だが、ホラー作品事件ニュースストレスとかかり方が違うかなあ〜とおもってる。

ホラー作品だとどんなに残忍で恐ろしいことがあったとしても、「今見ている人は本当はいないんだ(フィクションなのだ)」というのがあって、ストーリーの展開を楽しんで、「あれはここの伏線なのか!」と考察もできるんだが…。

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