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2024-05-08

https://anond.hatelabo.jp/20240508093716

求められるスキルが増えて辛い、適応しなければというほどの苦労はない。というかそもそも必要なければ使わなくていい。使ってくださいね!という事じゃない。

生成AI翻訳に使うという話を見て、いまだに従来の機械翻訳と同じレイヤーの物と認識している事実問題なんだわ。

そこらへんの素人ですら騒いでいるように、LLMにコンテクストを流し込むなんて事は初歩中の初歩であり、誰でも出来る。

なのにこいつらは、それすらも「知らなくて」「思いつかない」わけだ。ChatGPTが出てどんだけ経ったよ。

もう一度言うが、必要なければ使わなくていい。ただし何が出来るか、どんな事ができそうかは知っとけ。

1時間リサーチすればそこらへんの素人より遥かに詳しくなれるぞ。

そのうえで自分には必要ないと思うならそれでいいんだよ。

そもそもAI翻訳翻訳正当性永遠に確認し続ける必要あるか?

もろちん、当初はこれでいいor悪いの判断をする人間必要だろうけど、一定以上の進化を遂げた後はその判断もなしで「おおよそいけてるやろ」でGO出す時期が来るはずなんだよね。

ちょっと考えてみてほしいんだけど全翻訳家が常にその文書内でのコンテクスト理解したうえで100%間違いない翻訳してると思う?

戸田奈津子って一例出すだけで「絶対にありえない」ってわかるじゃん。

よーするにさ、人間がやる翻訳ですらあのレベルであってその翻訳正当性確認する作業なんか誰もやってねーんだから翻訳AI翻訳正当性確認する必要なんか基本的にはないんだよね。

それでも逆に機械信仰というか「マシーン絶対に間違いを犯さないはずだ」という異常な期待値高さから人間翻訳家ですらそのレベルの奴どんだけおるねんってレベル精緻さを求められてるのちょっと面白いよね。

海外漫画翻訳なんか今ですらバイリンガルの読者が読んで「翻訳めちゃくちゃじゃねーか!」ってのがまかり通ってるのに、AIでは正当な翻訳はできない!に違いない!って吹き上がってるの草生えちゃうんだよね。

AI漫画翻訳が出来るわけないだろ!私達はいろんな要素を加味してやってるんだよ!文章を置き換えてるだけだと思うな!

みたいに吠えてる翻訳家がちらほら流れてきたけど、プロンプトでコンテクストを与えるって発想すらない人間ばっかで笑うわ。

翻訳メモリキャラ設定ストーリー、これまでの会話なんかを自由に挿し込めるようなもんだぞ。

これまでのMTと同じように考えたり、ChatGPTに一文を与えて出てきた出来の悪い翻訳を見て「なってねえな~!」とか安心している場合ではない。

2024-05-06

anond:20240506115921

ここで俳句解説するとボロクソ言われるのが落ちなので、リアル相談した方がいいよ。

…というのは、俳句は滅茶苦茶コンテクスト文脈)に依存する芸術からだ。短歌31文字が対決的な文化(歌合せとか)を成立させてきたように「向き合う他者」に言葉を届ける能力もつのに対して、俳句は仲間内のような座の中で成立してきたように「コンテクストを共有する仲間」の間で盛り上がるタイプの道具であり、背景となる文化文脈を共有していないことが多い現代社会特にネット上)では、説明したところで、「そうとは限らないのでは?」みたいな突っ込みが山ほど入るのが目に見えてる。「なんでそう言い切れるの?」「必ずしもそうとは限らない」etc……いやうるせえわ。俳句ってそういうモンなんだから仕方ねえだろ。


それを踏まえた上で、可能な限りの解説をするぞ。長いので暇人向けだ。ちなみに、調べて作者名見て「あー」(嘆息)と声が出そうになってあと調べるのはやめた、から、ほぼ推測のみで書く。まあ、ちょっと古い昭和俳句だわ、くらいに思いながら聞いてくれ。ちなみに、俺はこの句、一読して「短歌的な俳句だ。それだけに、短歌増田が感心したのは分かる」と感じた。俺自身は、こういう俳句は作らないと思う。理由は後述する。

「ここで昼餉(ここでひるげ)」

初手から6字で字余りだ。字余りについては今更説明しないが、基本的にはあんまりやらない。なぜなら、基本的にはリズムを壊したり重たくしたりしてしまうからだ。わず17字でつくる詩で、およそ1/3のリズムが崩れかねないというのは、かなりオソロシイことだ。逆に言えば「その危険を押してでもやりたい」と作者が判断したときだけ、リスクを背負ってやる。素人にはあまりお勧めしない手法だ。さて、作者はわざわざ字余りをして、「さあ、この辺(の場所)で昼飯にしようかな」というメッセージを伝えているわけだ。何とも人を食った話だが、昼飯の場所が決まっていないということはこの人が日常の中にいるわけではないことを暗示してる。まあ、単に定年で暇になって毎日あちこち公園やらデパートやらで飯を食ってる爺さんという可能性もゼロではないが、後で出てくる夏という季節にそんなことをする爺さんもあまりいないだろうから、ここで作者はそれなりに若く、夏の最中に野山を歩き回っていると推測される。これで一気に「作者の年齢、場所、状況」に関する情報が得られるのだから、字余り使った値打はあると言えばあるが、それ以上に作者がここであえて句のリズムをもったり重たくさせたのは、「いい年したおっさんが夏の昼間にハイキングしてる」という「のんびり感」を演出しようとしたためであるかもしれない、とも推測される。その意味では、この初句、のんびりして見えて人を食ったような、それでいて計算もあるやり手の初句だ。ちなみに、この初句、体言止めで切れる。俳句はやはりどこかで「切れる」ことが推奨されるが、それは句の焦点をはっきりさせるためだ。句切れの前に焦点があるか、後にあるかはケースバイケースだとしても。

ただ、それにしても「ここ」が山とか自然の中、は分かったが、どんな場所なのか、また、ここで昼飯にしようと思ったのはなぜか、作者はいまどんな気分なのか、とかは分からない。それは、続く部分で種明かしされる。(よって、ここでは句切れの後、つまり「種明かし」パートが句の焦点だと考えられる。)

「真赤な夏の/花佇つゆゑ」

最後に「ゆゑ(故=理由)」とあるが、普通に考えたらこれまた俳句では普通やらないおきて破りである。句の中でこういう「理由の明示」みたいなこと、ダメだろ普通。なぜかというと、基本的にカッコ悪いからだ。たとえば「閑けさや岩にしみいる蝉の声」を、「蝉の声岩に染むゆえ閑かなり」とかやったら、なんかいろいろ台無しだろう? ネタ晴らしというかなんというか、たとえそういう意図を込めていたとしても、言わずにそこを感じさせて感心させるところがさあ、まあ句の仕掛けなんだから、答え言っちゃったらもう何かダメじゃね?とふつうはまあ思うんだよ。でもこの句はもう少し進化した句で、理由を言っちゃった上で「え?それが理由になるん?」と読み手に突っ込ませることを狙った作品なのだな。突っ込みさせた上で、「え……理由…?………になるんか、…ならんこともないか、うーん、なるほど」みたいな。最初のんびり路線がここで効いてくるわけだ。作者は「それが理由なん?」という突っ込みに対して"のんびり"という姿勢をとることで「それが理由ですが、何か?」と返してきているわけだ。そうやって自信満々に言われるとなんかこっちが間違ってる気もするし、そう言い切られたらそうかなあ、と少し納得感がないでもない……と思わされた時点でもう作者の術中に落ちているのだ。この作戦、小難しく解釈しようとする人であればあるほどハマる。

もっとも、そういう、突っ込みさせつつセルフ納得もできる「微妙な線」を狙うのはなかなか難しい。だから、それを実現させるために作者は2つほど仕掛けをしてる。

一つは「真っ赤な夏の花」だ。これ、普通なら夏に咲くそ花の名前を入れる部分だよな。たとえば朝顔ならアサガオ向日葵ならヒマワリ……だいたい花の和名なんてそんな長いものじゃない。少なくともただ花それ自体を指すのに9字も使うのって、俳句始めたての人の句なら真っ先に直されそうな部分だ。でも、その上でだ。聞いてみるけど、この花何だろうな? 日本の、ハイキングで行くような野山に、真夏に「真っ赤」な花なんて咲いてるか? あとで「たつ」という言葉がある以上、人の背丈程度には高さがあってすっと伸びた草花だ。さて何だろう? 作者の答えは「知らん!」だよ。知らないから「真っ赤な夏の花」なのだ。おいおい、そりゃねえだろ、と読者に突っ込ませておいて、そこで作者はぬけぬけと「だからここで飯にするんだ、悪いか?(ニヤリ」とやってくるわけだ。無責任適当にやってるように見せながら計算もあり、でも基本的楽天的天衣無縫な語り口の句だ。それが初句の「のんびり」加減と相まって、この句に独特の雰囲気を醸し出していることは否定できない。なんだったらここで笑い出しちゃうような面白みがある。

二つ目は「佇つ」だ。学のある人をこれで引っ掛けようという腹だ。この字、音数から考えれば「たつ」と読ませているのだろう。だがこの字に原則として「たつ」の読みはない(少なくとも家にある広漢和辞典(全四巻)でみる限りはない)。一般的な読みは「たたずむ」で、じーっと立っている、という意味だ。「たつ」に宛てたのは、その意味を合わせて感じさせたかたからであろう。花はいつまでもじーっと立っているのだから人間が「立つ」のと同じ字でない方がいいんじゃありませんか、というか、「佇む」には途方に暮れて立ち止まる、みたいなニュアンスも漂う。何か、その夏の花が所在なくじっと立っているので、仕方なくしばしのひと時を一緒に過ごす、みたいな感じだ。なんだろう、ひょっとしてこの「真っ赤な夏の花」というのは、山道を歩く途中で一緒になった、真っ赤なサマードレスを着た女性か何かの比喩なんではないだろうか、みたいな、そんなちょっと色気みたいな解釈深読みが(実際、俳句読みはその手の暗喩創作をよくやる)この「佇」一字から立ち上ってくるのである。そうなると、花の名前が特定できなかったことも、何だかそのための仕掛けであるようにすら見えてきて、うーん、と悩まされるのだ。当然、そこまで考えての、このルール違反用字である

結果、山歩きの途中花の下で飯食うかあ、というだけの句が、俄然ストーリー性、物語性、ロマンスの色彩まで帯びてくる。が、もちろん現実にはそんなことはないのであって、実際ただ飯をくっただけなんですけどねー、という緩い種明かし(そもそもそんなロマンスが勃発したら俳句なぞ作っている暇はないので)を前提に、その幻想を楽しむ、そんな句ということに落ち着くわけだ。

そんな風に、この俳句はなかなか外連味(けれんみ)のある、仕掛けとイメージてんこ盛り、物語調の俳句で、実に面白いと言えば面白い、一般的俳句の目指すところとはちょっと外れた句だ。一般的俳句もっと、瞬間的、即物的、断片的に風景を切り取るのが基本なので、まあ普通は「季語感情」でつくるとこから始めるのが適切だろう。この句も、山道で赤い花に出会った瞬間の感情を句にしてると言えなくもないが、それにしてはいろいろな仕掛けが人を食っていて、また、無用物語調で独特だ。一般的俳句なら、たとえば「握り飯ハイビスカスの色に染む」とかでいいわけだが、この句はその瞬間の風景以上に、遊び、のんびり感、山道を歩いてきてよいしょと腰を下ろすそのしぐさ…からああ花がきれいだな、という一連の感情を全てこの一句に込めようとしてるのだ。これを17字でやるのは、本来かなり無理筋なので、普通はもうちょっとワンショットに切り分けようとしたりするか、あきらめて短歌にいくかするだろう。その無理をやってる(そして、そこそこ成功もしてる)のがこの句の面白いところで、たぶん短歌増田が感心したところなんじゃないか

まあ、こういう句、狙って作るのはなかなか難しい(ちなみにこの作者・中村草田男は、こういうのをやたら作るのだが、ひどい失敗も多いので有名な人だ)。そういう意味でも、まあなかなかない句ではあると思う。あと、何も知らずにいろいろ書き飛ばしたので、もっと知ってる人から突っ込み入れてもらえたら感謝する。

2024-05-01

anond:20240421132347

文化ってなに。文化的ってこと?

そもそも文化というものが人工物なわけじゃん。

から文化がないという命題自体に疑問がある。


憲法健康で文化的な最低限度の生活、みたいなことを言いたいのかなって思った。

で、その文化的な最低限度の生活が、お仕着せのものであまりにみじめで

お前たちは飼いならされてるぞー!的なことを言いたいってこと…?


まず勘違いしないで欲しいんだけど、この増田言及している文化は、全部物質、なんだよね。

この時点で、何かをはき違えている気がする。


頭のいい人たちって増田の言う文化物質)というより、文脈コンテクスト)を大事にしているんだよね。

そうした文化から学べることは、すでに共有して文脈として昇華されていて時代遅れなのよ。

別にないがしろにしているってわけでもない。


物質依存し過ぎない"文化"、優れた機能デザインのものシェアする"文化

個々人で楽しむのではなく、体験感情を共有する"文化"なんだよね。


ま、だから田舎田舎なんだろう。いつまでたっても。

2024-04-19

なぜ絵師は生成AIを憎むのか ~機械翻訳との類似性に着目して~

絵を描かない連中が永遠に理解してくれないから、屋上屋を架すことになった。いい加減理解してくれ。

審美眼がないねんお前ら

暴論だけど、言ってしまえばこの一言に尽きる。

少しでもデジ絵を触ればわかるんだが、生成AIで出力しただけの画像は、見ればもうAI産だとわかる。なんもしてないんだなって。こいつ何も考えてないってわかるんだよ。手が3本生えてるとか、髪がめちゃくちゃとかじゃなくて。もうコンテキストがない。わかるかなぁ。

絵を描くときには基本的目的があって筆をとってるわけ。そうすると、何処を描き込んで、どこを描き込まないかっていう、気圧の差っていうか、そういうのが産まれるわけ。

これは絵を描くことが楽しいバーサーカーでも同じ。そういうやつはだいたい、普通はそんなことまでやらんってことをしてくる。こいつやりおったって。そういう、画面の向かいのニンゲン意思が伝わってくる。何を伝えたいのか、なんとなく伝わってくるわけ。これはなにも高尚なメッセージじゃなくても、「金髪のチャンネー最高!」とかでもいい。本当に何でもいいが、おれたちはそのメッセージと、メッセージの伝達方法の工夫を楽しみにネットの絵を見てるわけ。

でも、生成AIから「出しただけ」の絵はそうじゃない。そういうのはもう気圧がめちゃくちゃ。おまえこの絵のどこを見てほしいの?何を伝えたくて書いたの?何もわからない。その結果、おれたちはどうでもいい天井のシワを見つめて、お前たちが伝えたいのはこれなのか……?っておそるおそるプロフを見に行って、やっぱAIじゃねーか!ってなる。全く無駄行為だったわけだ。そこに意図なんてなかった。誤解したおれが悪かった。そんなことを繰り返した結果、絵を見た瞬間に「それが生成AI産なのか」がわかるようになった。

最近はもう「その雰囲気」を感じ取っただけで見るのをやめてる。昔から知ってる神絵師だけをフォローして、新しいメッセージを、たまにしか降ってこない甘露を、延々と待つようになった。pixivをディグるのはもうやめた。イラスト凝視しても得られるリターンが担保されないので、虚しいからだ。

リターンがなければ、無視すればよろしい。それが黄金則だ。絵師と生成AI絵師別世界棲み分ければ良い。実際、生成AIにもメリットと独特の良さがある。それは認めるところである

だがしかし絵師には絵師なりの理由があって、今日まで生成AI許すまじと論争を続けている。ある問題があるからだ。

それは、生成AI丸出し、なんのコンテクストもない画像が、何故か一部民衆に受容されつつあるということだ。

他の、著作権がどうのという問題は、絵師共通で抱えている嫌悪感すり替えに過ぎない。無視したいが、なぜが周りの民衆無視しないから、何かの理由を付けて批判せざるを得ないのだ。

冒頭で、審美眼がないと言った。それは一部の生成AI絵師もそうだが、何よりあれを「手書き並のクオリティ」と持て囃す消費者層を形容した言葉だ。

少しでも絵を触ったことがあれば、生成AIファーストインパクトは「へーすごいね。でも仕事にはならないな。すげーおもちゃだ」だっただろう。それなのに一部の消費者層は、これを大変有り難いと言わんばかりに使い始めたわけだ。

おい待てと。これのどこがいいんだと。じゃあお前らはいままで俺たちが描いたもののどこを見てきたんだと。

当然、嫌悪感を抱く。だが、「だってそれ生成AIで出しただけじゃん!」と伝えても、彼奴等は首を傾げるばかり。

最近は、どうみても実写丸出しの自称アニメ」がニュースに載った。何より驚いたのは、あれにゴーサインを出した報道である。絵に対する恐ろしいまでのリテラシーのなさだ。あれのどこが良いと思ったのか、まるで理解できない。仮にもアニメ制作会社関係のある会社の振る舞いがこれかと、閉口したものだ。

どうせ伝えても伝わらない。そのうち、この嫌悪感を「そういう層」に伝わるような問題点にすり替え問題を論ずるようになった。やれ著作権が、権利が、そういったものに。

だが、それらは理論上は手描きでも可能で、AI独自問題じゃないということは、誰にだってわかる。だから平行線なのだ

このままだと何様だよで終わるので釈明させてくれ

この感覚は、なかなか伝わらないらしい。だから比較的広い層に伝わりそうな類例を持ってきた。

それが機械翻訳翻訳者関係性だ。

機械翻訳もまた著しい発展を迎えた界隈である。が、機械翻訳だけで全てが事足りるとは思っていないはずだ。

これはアカデミックに属したことがあればわかるが、英語論文機械翻訳して読む、という行為にはまったくの意味がない。著者が伝えたい事実を、機械翻訳考慮しないからだ。そのうえ、業界の慣習を無視した翻訳がなされるので、その翻訳された文章意味はない。なんとなく読んだ気になるだけだ。

小説もそうだ。ハリーポッターでもなんでもいい。あれらの「機械翻訳版」と「訳者監修の日訳版」どっちを手に取るか。当然後者だろう。

そうした現状にあるのに、海外製品公式ドキュメントは多言語翻訳版を機械翻訳によって作成する。「機械学習により作成されたため、不正確な場合があります」と但し書きを付けながら。

これはビックテックであっても例外ではない。訳者を雇う金はありながら、正確な訳を提供しない。

なぜか?日本語話者なんてよく知らないし、どうでもいいからだ。

その結果、ネットには不正確な日本語が溢れている。

日本話者にとって、日本語の質なんてどうでもいいからだ。

それでも有り難がる連中がいる。英語を読めない層だ。そんな不正確な日本語読んでる暇があったら英語勉強した方が早いよと伝えても耳を貸さない。それで満足している層に恐怖する。機械翻訳版を読んで何かした気になっているニンゲンの、その感性に恐怖している。それは天井のシミなんだって。そこに別の人間が伝えたかったメッセージ存在しないんだと、伝えても伝わらないことに恐怖している。

この関係性が、生成AIとその消費者層に類似している

というわけだ。

現在抱えている嫌悪感のその本質は、「メッセージ性も何もない破綻した絵を持て囃す連中の審美眼が信じられない」ということになる。

さらに恐ろしいのは、彼らが生成AIの発達とともに、その審美眼と理性を失ったわけではないということだ。

彼らとて、三歳児の落書きと、絵の修練を積んだ人間の描いた絵の区別はついていた。だから絵師たちは自分たちが絵に込めていたメッセージ市井に伝えられているのだと信じることができた。それを感じ取ってくれているからこそ、自分市場に支持されているのだと信じることができた。

が、今は違う。

生成AIから出しただけの画像手書きとの区別もつかない連中がいるのだと知ってしまたからだ。

から自分の支持者の中にそんな「肯定派」がいないか魔女狩りもしたくなる。それを肯定する気にはなれないが、その絶望理解できる。

そうせざるを得ないのは、少しでも正気に戻ったら「生成AI丸出しの画像クオリティでいいなら、おれたちこんなに心身削って絵を描く意味ないじゃん」と気付いてしまうのを避けているからだ。

高精細なイラストなんていらなかった。市場がそれを求めていなかった。顧客は、一分で生成された「なんかよさげ画像」に吸い寄せられていく。なんだよ。それでいいなら、おれたちこんなに描かなくて良かったじゃん。

そして、この価値観が行き着く先は、「誰も作品に込めたメッセージ理解してくれない」「誰も自らの磨いた技術評価してくれない」という絶望世界だ。

それが繰り返されれば、当然続ける意味もなくなる。そして現在伝統製法によるイラスト制作技術は失われ、生成AIによる模造品が市場に氾濫することになる。廃業なんて話じゃない。業界自体喪失だ。絵にメッセージを込めるという行為時代が廃れるのだ。

その絶望を「肯定派」は理解せず、やれ既得権益がどうのと批判を繰り返す。そうした後にやってくるであろう世界も知らずに。

2024-04-11

anond:20240411230627

から年表や史実の丸暗記だけでなく長々と期間をかけて歴史勉強するんじゃん

コンテンツだけみてたらわからないよ、コンテクスト(文脈)を追って理解しないと

2024-04-03

リベラルフェミニストを名乗る人の一部はちゃんコンテクスト理解した、関連の書籍も読んでるような人たちなのかと思ってたけど

一部は単にミサンドリストだったりして

ミソジニー男と同レベル目線世間を語るから

その程度か…

って思った

同性愛者の権利を主張する腐女子みたいなミーハー加減だよな

まあだからと言ってヒマアノンとかネトウヨみたいな連中も大嫌いだけど

嘘松冷笑

とか言う腐女子厚顔無恥さが半端ない

バカでつまんなくて厚顔無恥な奴が勝つのインターネットなのか

2024-04-02

anond:20240402133551

核兵器のもの」というより「兵器の使い方」が問題なのかなとも思ったけど

核兵器威力が強すぎて(仮に軍事施設だけを狙ったとしても)民間人に大きな被害が出るのを避けられないっていうところか

放射線を考えると空間的だけでなく時間的にも民間人へ爪痕を残すことになるのはやっぱり駄目だね

あとは過去使われた2発が「民間人虐殺目的として使用された」ということで

核兵器自体がそのコンテクストに置かれたということもあるのかな

(いやでもアメリカの反応を見るとそのコンテクストは少なくともアメリカが共有してるわけではないか

2024-03-28

anond:20240328115233

能も狂言歌舞伎も「自然な演技」はしないよな

ある種のコンテクストが観客によって共有されているからそれを不自然だとは感じない

アニメもそういう領域なんだろうな伝統芸能というか

2024-03-14

anond:20240314124348

あなたは、コンテクストがない状態憲法はそれ単体で存在してて、それ以外の法律他に影響されない)で両手って言われたときに、右手左手じゃなくて、右手と、他の人の右手を出されて「両手です」って言われて、アホ言うなと思わんのか?

2024-02-17

今後3年以内に起こることは「ミニコミ媒体の復活」なのではないか

①生成AIの影響で真偽が判断つかない情報や、無意味・無内容な情報が、加速度的にSNSなどに溢れかえる

➁もはや、オープンSNSインターネットはスカム情報で溢れかえりナンセンスで役に立たないものになる

オンライン/オフラインわずニッチフェイス2フェイスコミュニケーション流行

ニッチコミュニティを横断するミニコミ媒体需要が復活する

意味のある情報」が人の手に戻ってくる時代と考えると、インターネットがより身近になる、人間中心的テクノロジーになる契機なのかもしれないよね。もはや、「ただの情報」がスカム化して意味をなさなくなり、「人とのつながり」みたいなコンテクスト重要になる。

この話はなにも生成AI話題に出すまでもなく、そもそもインターネット広告モデルの持つ情報流通脆弱性の話なんだけどね。

まりインターネットはすべてをフリーにした。そういったアナーキー価値観草の根的に生まれ世界だった(cf.自由ソフトウェア運動)。だけど、それじゃビジネスは成り立たない。

そこで、インターネットがたどってきた道はこうだ。

アナーキストたちは採算度外視で(そもそもそういう商業主義否定するんだからそりゃそうだ)市場を壊していく。「無料アクセスできる」情報には誰も金を払いながらない。だって、値段をつけて売られてるものが、ネットならタダではいから

そのため、商業主義者たちは考えた。「つまりエンドユーザーには無料で届けなければ太刀打ちできない。なら、エンドユーザー商品にして、toBエンドユーザーを売ればいいんだ」。これが今日まで続く、インターネットで主流の「広告モデル」によるコンテンツ生産だ。

しかし、インターネットの「広告モデル」は、これまでのメディアのそれと大きく異なる。なぜならば、トラフィックのすべてが事細かに分析対象となり、しかもそれがリアルタイムで見えてしまうから。つまりウェブコンテンツは「この特定ページのこの部分にこのくらいの時間滞留する。だから、ここに広告を置けば見えやすい」ということが分かってしまう。

これは大問題だ。クリエイティブっていうのは、コミュニケーションっていうのはそういうもんじゃない。数字言葉に現れない絶妙な采配。そこにしかクリエイティブは宿らない。なのに、それが許されなくなってしまった。

そうなるともう、アテンション・エコノミー問題につながる。さらに注目を、さらに注目を、そんなことをしているうちに「何に注目したらいいか」をゆっくりと捉える時間がなくなり、「安易な刺激」に逃げるようになる。

タイパ」という言葉最近話題らしいが、あんものは嘘っぱちだ。「安易な刺激」のイテレーション周期をいくら速めたところで、そこに「意味」はない。TikTokを2時間見る時間があれば、映画館に行ったり、コンサートに行ったりして、「意味のある体験」をしたほうがよっぽどパフォーマンスはいいはずだ。

そして、「タイパ」という言葉流行さらに「生成AIによる情報のスカム化」は、いわばこの「無意味な加速」の極限であり、ピー状態である。つまり、このバブルはあっという間に弾ける。徐々にその加速が無意味であることに気が付き始める。(cf.寝そべり族、Doomer、だめライフ

からこれからは、「ミニコミ時代」だ。自分たち時間を大切に、自分たち価値を大切に、自分たちいのちの使い方を大切に決められるオルタナティブライフが求められる。そうした血の通ったネットワークが求められる。そこに必要なのは、内部の結束と、外部への発信としての「ミニコミ」なんだとおもう。

2024-02-16

anond:20240216222032

コミュニケーション不全の職場からコミュ力ある奴を求めてるんだろう。

システム(※ITじゃなくて広義のシステム)の欠陥を運用でカバーできる人材を求めてるんだが、いかんせん個々人の力なんぞ会社システムの前じゃ無力で結局コミュニケーション不全になるんや。

システムに手を入れれば良いんだけどそれは頑なにしないで、コンテクスト理解して相手の欲する情報予測して根回しをしてちゃんと証跡も残しておくようなことが出来るような人間を育てる方向に労力を注ぐんだよね。

シンプルにウェイな人材求めてますならまだ救いようがあるが、空気読める人や裏読みできる人求めてますから救えない。

2024-01-29

anond:20240129141149

ごめん、それはコンテクストを重んじるハイソサエティ世界では、自分文化に親しむ能力に欠けたカッペバカですって自己紹介してるようなものなんだ。

もちろん地方には地方文化がある。それを卑下する必要は無いが、ハイコンテクストにはその世界面白さというものがある

それは君にわからないだけで他の人にはわかるんだ。

2024-01-25

Adoお気持ち表明内容に違和感を覚える(末尾に追記あり)

んだけど、私の考えは少数派かなと思うのでここに書く。(多数派攻撃されないかと怖いから)

事件概要としては、Adoが他の歌手コラボしたことについてSNS上で否定的リアクションがあったらしい。

具体的にどれのことなのかは分からなかったけど、Adoコラボ相手釣り合ってない(コラボ相手の方が格下?)から嫌だみたいな意見があったのかな。

それに対してAdoお気持ち表明していて、主張を要約すると概ね以下だった。原文はまあSNSを見に行ってもらえると。



まあ要するに、「マイナス意見SNSで言うんじゃあねーよ」って趣旨なのかなと思った。

言うにしても言い方考えろや、みたいなニュアンスというよりは「マイナス意見SNSで言うのは邪悪な人でなし」「言うな」という主張なのかなーという感じ。

気持ちは分かる。

せっかく楽しんでもらいたいと思ってやったことが楽しんで貰えなかったり、自分ならまだしもコラボ相手を悪く言われるのは辛いよな。

だけど、クリエイティブエンタメをやってる側が「マイナス意見は思っても言うな」っていうのはひどく身勝手だなーって思っちゃったんだよな。

わざわざリプライして攻撃するとか、これみよがしな当てつけとか罵詈雑言はさすがにねーわと思うよ。

そういう明らか悪意でやってんのは限度超えてるけど、「あのひとは好きだけど今回のは残念だったわ」とかつぶやくのもダメなのか?

もしそうなら、FF14は好きだけどあのインフルエンサーは起用してほしくなかったわ、みたいなことを言うのもダメってことになるじゃん。

もしそうなら、パルワールドキャラクターデザインには本当に不愉快にさせられた、みたいなことを言うのもダメってことになるじゃん。

残念だった、嫌だった、期待外れだったみたいな感想を言うのは「想像力も優しさも配慮もない無神経」なんだろうか?

それに、クリエイティブを世の中に公開したときマイナスの反応が出ることを押さえつける、否定するのって提供側としてあるべき姿なのか?

クリエイティブやってれば思ったとおりに受け取ってもらえないことや、逆に迷惑に思われちゃうことだってよくあるじゃん

表にアウトプットを出す以上、そういう反応が出ることもひっくるめて覚悟キメる必要があるんじゃないかなーって思った。

さよなら絵梨でも主人公父親が言ってたじゃん。創作やってれば自分が傷ついちまうこともあるって。私はこの感覚価値観大事だなあって思うんだよな。(今回は創作自体というよりコラボについてではあるけれど)

なもんだからクリエイティブをやってる側が「私が正しい、お前たちが間違ってる、正せ」ってよう言えるなあって。

自由意見配慮に欠けた言葉として区別して、攻撃された傷ついた、傷つけた人間は悪、ってドツボにハマってるのはAdoの方なのではと思ったりした。

あいつはけなした、僕は怒った、それでこの一件はおしまい」とか、畜生ムカつくなあ今に見てろ、みたいなマインド大事というか。

「私は嫌だからブロックする」っていうのと「こんなやつはブロックされて当然の人でなしだからブロックする正しさが私にはある」ってのは全然違うというか。

もちろん何を言われても我慢するべきって言いたいわけじゃないよ。中には行き過ぎた、腹に据えかねるコメントもあったんだと思うよ。

なら「こういうのはやり過ぎ」って話を限定するなりがよかったんじゃないかなあ。

あのお気持ち表明に周りの大人もだれもフォローしなかったのか? って思った。

もし本当に「SNSマイナス意見を言うのは悪」「マイナス意見がない状態があるべき正しい姿だ」って思ってるんだとしたらかなりヤバいし怖いな、って思った。

世の中の風潮としても、マイナス意見絶対悪みたいな流れがある気がしてよけいに怖さを感じるんだよな。

私は「これはよかった」「これはおもんなかった」みたいな色んな意見が言える世の中がいいよ。

まあそんな感じ。

追記

気がついたらトラバブクマがたくさんついていた。色々な意見・反応をしてくれてありがとう、たぶん全部読ませてもらった。

中にはちゃんと読んでから書いたのか疑問なものとか、私がうまく伝えられなくてすまないと思うものとか、あるいは当てこすりだったり暴言だったりするなーとか思うものもあったけど、なるほどと思うようなものやそういう見方もあるんだなと膝を打つようなものもたくさんあった。

なんにせよ、疑問だなあと思って書いたものに素直に反応してもらえるのは本当にありがたいし、全員に感謝したい。

もらった反応のうちいくつかピックアップしてコメントしたいなと思う。せっかく書いてもらったのに全部に反応できなくてごめん。

あの文は

A「公開アカウントコラボについてマイナス意見を言う人間否定している」

B 「公開アカウントコラボについて暴言を言う人間否定している」

C「公開アカウント引用rtリプライDMなど本人に届けるかたちでコラボについてマイナス意見を言う人間否定している」

D「公開アカウント引用rtリプライDMなど本人に届けるかたちでコラボについて暴言を言う人間否定している」

のどれかわからないのがモヤモヤさせる原因だと思う。

Dに対して彼が怒るのは真っ当。CとBもまあ理解できる。

ただこれがAに対しても怒っているとなるとそれはいかがなものだろうかと思ってしまう。

これは私の感覚に近いと思った。

Dはさすがにないだろと思うし、BやCも発言する前にちょっと考えたほうが良いんじゃないかと思う。

私はAも含意されてるのかなと感じて、だとしたらそれはとても恐ろしいことだと思った。

この意見は私の思ったことをよりクリアに指摘してくれたと思う、ありがとう

如何も何もアーティストエゴサを当たり前にしていてそれが周知されてる時代に、公開でツイートするのって結局暗に見せるためにやってるんじゃないの?

まともな奴はそこを大前提に鍵引用とかでネガっとるんや

別にadoだけでなく配慮して鍵でやってる奴らも、オープンにやってる奴らに対して「ああ攻撃するためにやってるんだなあ、鍵かけろやボケ」って思っとるぞ

法的に攻撃にあたるかではなく、ファンコミュニティにおけるマナー問題

これは一個前の引用についてたトラバ

「結局暗に見せるためにやってるんじゃないの?」には私は同意しないなあ。見せる意図なしにSNSに書き込むは普通にあると思う。

「まともな奴はそこを大前提に」っていうのも、何がまともかの線を引くにはちょっと勇み足領域じゃないかなあ。

もちろん、だからといって何でも言っていいわけじゃないよね。言葉遣いや書き方をよく考えるのは必要だと思う。

前提となるコンテクストひとつじゃなくて、前提が違うと受け取り方や判断が変わってくることもあるなと思った。ありがとう

お気持ち自由/好きすぎてコラボ相手を下手くそ呼ばわり、はコラボ相手を傷つけるから怒ったんだろう/大人目線だと「好きすぎて周囲を傷つけて回るファン」はショーバイ邪魔になるファンだとも言える笑

商売邪魔になるファン(と言っていいのか微妙だけど)を遠ざけるとか、ファン教育コントロールする意図っていう場合もあるんだね。

そういう発想はなかった。確かにそういう見方もあるかもしれない。ありがとう

否定的意見を書く自由もあるし、Adoファンを選ぶ自由もあるのでは。Adoに対して「どんなに不服でも不愉快でも客扱いしろ」と遠回しに要求している自覚はある?

「どんなに不服でも不愉快でも客扱いしろ」には私は同意しないな。

自分が嫌だから」客を選ぶのは自由だと思う。「こいつは排除していいやつだ」は違うかなと思った。

ファンの側も、出されたものに対して「これは嫌だった、面白くなかった」って言うのは(言い方はあるけど)自由だと思う。「これはダメものから引っ込めろ、やるな」は違うかなと思う。

お互い自由だよね、はそうだと思う。ありがとう

あれはニコ動とかでよく見た古のオタク仕草では。コラボさせていただいてるんだから私を理由相手方に迷惑をかけるなよ、っていう。//コンテンツ批判は良いがAdoを叩き棒にしてコラボ相手を殴るのはどうかと思う。

コラボ相手のことを悪く言うなよっていうのが動機として大きいんだろうなあとは思った。心情的にもビジネス的にも。

一方で、コラボコンテンツだとしてもプラスマイナスどちらの感想も出てくるものじゃないかなとも思う。言い方かなあ。

Adoの書いた内容は個別事例を起点としながらも一般論として述べちゃった(と私は感じた)点で齟齬が生じてるような気がしなくもない。

コラボって観点についても重要だなあと思った。ありがとう

そんな0100でとらえなくてもというか増田もだいぶ強めに受け取ってると思うけどなあ

大人が止めるほどひどい発言にも別に見えなかった…まあ私がそこまで彼女のことを知らないからかもしれんけど

彼女百戦錬磨45歳くらいのベテランアーティストだったら増田の言うこともわからなくもないけど

Adoさんはそれこそ「あいつはけなした、僕は怒った、それでこの一件はおしまい」のよくネットで見る言葉元ネタリアルタイムで知らないくらいの若い人でしょ

創作者やアーティストである以前にまだたくさん経験することがこれからある人間としてあのくらい感情が迸っても仕方ない醜い発言たくさん見たのかなって少しわかってあげてもいい気がする(若いファンの人びっくりするほど過激なこと書く人いるしね)

何か言えばすぐ大きな話になってアーティストとしての矜持や凡百の創作論みたいなものが(こっちから可視化できないけどたった一人の人間にいっぺんに何千何万分)ぶつけられるのネットって本当に不自由だと思うわ

彼女が何を言ったところで実際には増田が例に挙げたそれらすべての発言今日から全部しちゃだめです!にもならないし、はいわかりましたやめます!ともなるわけないんだし

言いたいやつは誰に言われたところで言うしそこまでの力はAdoさんにも誰にもないんだから

増田が箇条書きにして書いた最後のことが一番言いたかたことなんじゃないのかな

もしそうなら、で例に挙げてるようなことはだいぶ拡大しすぎて捉えてると思うよ

「これはよかった」「これはおもんなかった」を言うなとは全然書いてないと思うんだよね…受け取り方かなあ

まあ私も増田の言うような世界がいいと思ってる人間ではあるよ

からAdoさんもその中の一員ってことだと思ってる

増田が箇条書きにして書いた最後のことが一番言いたかたことなんじゃないのかな」っていう趣旨の反応をくれた人が結構いた。

私はAdo書き込みを「本来マイナス意見は言い方に関係なく言ってはいけないものだし、言う人間想像力も優しさも配慮もない無神経」って趣旨が含まれいるかなと思った。

言うにしても言い方考えろっていう観点については同意。そりゃあそうだよね。

同じような意見をくれた人は多かったけど、この意見は順序立ててあって書き方も丁寧だったかピックアップさせてもらった。ありがとう

コラボ相手に見えてしま場所」のレベルが個々人の受け取り方で違う

あと「配慮に欠けた言葉」も多分、一人一人で思ってるレベルが違う

Adoがどこを指してるか分からんが、自分

コラボ相手に見えてしま場所」→引用ポストAdoポストへの返信ぐらいのレベル(→コラボ相手エゴサまでして見に行ったら知らん)

配慮に欠けた言葉」→タヒねや引退しろレベル(→「私には合わなかった」「残念だった」レベルOK

ぐらいだと勝手想像してたよ

からお気持ち表明は「フンフン、そうだよね」って読んだ。

増田センシティブに受け取り過ぎでは?

もらった色々な意見を見ていて、これだろうなあと思った。

私は

コラボ相手に見えてしま場所」→パブリックに参照可能だけれど特にリプライはしていないSNSつぶやき

配慮に欠けた言葉」については、配慮というよりもマイナス意見全般について問題

って言ってるのかなと感じた。

書いてくれたもので例示されている内容に基準を置くと、わたしもフンフンそうだよねって思う。

この観点において、どう受け取るか、またどこにラインを引くか、が人それぞれで結構分かれるんだろうなと思った。

この意見趣旨が同じ意見もたくさん書いてもらっていたんだけど、観点を分類・例示してくれて理解やすかった。ありがとう

https://anond.hatelabo.jp/20240126111326

長文だから引用しきれないけど、上記トラバは後半ちょっと関係ないというか牽強付会議論かなとおもったけど、前半の「トキシックイエスマン」という概念を用いて困ったファンっているよな、という話をしているのが興味深かった。

ありがとう

お前みたいに率直な意見を「お気持ち表明」のように揶揄する奴の言葉遣いや態度が人を不快にさせるんだよ

SNSはそんな奴が大半だからAdoイライラした。ただ、それだけの話

お気持ち表明って揶揄なの!?

発言、くらいの意味普通に使うプラスでもマイナスでもない語彙かと思ってた。

ちょっと使われ方を調べてみたほうがいいのかな。ありがとう

2024-01-17

最近村上隆村上春樹の本を読んだ。どちらもインタビュー本のようなもの

村上隆は、「コンテクスト市場ルール理解する」という文脈村上春樹言及している。

曰く、村上春樹私小説的・内省的な作風かもしれないが、欧米の名作に翻訳等で触れ、その文法手法理解することで、グローバルマーケットで通じる作品を作ることができたのではないか、と。そして、自分自身も同様に、欧米ハイアートのお作法ルール研究することで、それをクリアした作品を作り、売り込むことができた、と。

一方、村上春樹視点では、そのような市場ルールを読み解く戦略的思考はしていない、ということのようだ。ただ、書けることが広くなるように文章を鍛え、日々題材を見つけ、時間をかけて待つことにより、ある時に書き出すことができると。そして書いている時は文章に集中し、それを読む人のことなどは考えない、と。

両者のスタンス共通する部分はあって、とにかく文章を、画力を高める、そのためにはガッツを持って書き直し、描き直し続けることだ、ということ。

成功秘訣があるとすれば、それは泥臭い努力であるということ。

2024-01-05

松本みてえな下品な連中が面白い!

秋元康天才!

ジャニーズ日本の心!

みてえなこと言う奴らいるじゃん?

でも自分には一個も面白くないし見たくもない

声を上げないと頭の悪いバカ基準エンタメが作られてしま

頭の悪いバカどもはハイコンテクストどころか普通コンテクストも読み取れないから本当に小学生しかウケないようなのを持て囃すから

風俗依存症に言わせてもらうとこれもこれでエアプ

https://anond.hatelabo.jp/20240104162911

完全に間違っているわけではないが、ちょっと惜しいと思うので補足したい(買春常習者とのことなので、コンテクストが違うのかも)。

ちなみに筆者は独身風俗に通い始めて10年くらい、週1〜3くらい(週3は流石に金のある時期だけ)で通っている。

前提:風俗業態の軽重

風俗の軽重(=サービス過激さ)を一般的感覚と筆者の感覚を合わせて順に並べてみると、概ね以下のような感じである

  1. ガールズバー
  2. キャバクラ(ここまでは筆者の感覚では風俗であって風俗ではない)
  3. セクキャバ(「おっパブ」とも言う、キスや胸揉みまでは良いが、どちら側も性器に触れるのはNG
  4. メンズエステ(はだけた服装水着)の女性オイルマッサージ等する、キスこちから触れる行為基本的NG
  5. ピンサロ(ここから「抜き」あり)
  6. 店舗ファッションヘルス(箱ヘル)
  7. 派遣ヘルスデリヘルホテヘル風俗エステなど)
  8. ソープランド最後までする)

筆者の感覚としては

1. メッセージカード貰う貰わない問題

業態による、としか言いようがない。

筆者の経験だとライト目な風俗だと貰う経験が多く、特にメンエスだと店の方針にもよるが毎回貰う事が多い。

元増田の話によると箱ヘルだったそうなので、それならあり得るかな?という感覚

推測でしかないが、軽めの風俗サービス差別化することが難しいので、そういうので客をつなぎとめるように店から教育されているケースが多いと思われる。

(ちなみに筆者は読んだらすぐ捨てる派)

2. シティヘブンのメルマガ問題

これに関して言えば、割引を受けるための条件としてメルマガ登録必須としているケースが多く、それを解除し忘れていただけなのでは?とも考えられる。

サイトを見る頻度に関しては個人差あると思うが、筆者は普通に結構な頻度で見る(流石にオフィスで見たりはしないが…)。

あと、シティヘブンでは出勤登録されるとメールを送ってくれるサービスがあるので、筆者はそれを Gmail から個人Slack転送して通知を受けている。

3. 姫予約するしない問題

店の方針そもそも風俗嬢がそういうのを受け付けているかによる。

LINETwitter などで DM による姫予約(店を通さず、直接予約する行為)を受け付けている嬢は割といるが、個人的な連絡をされることを嫌って店を必ず通す形にしている嬢も一定数いる(多くは店側もDMを見ているので意味ないのだが…)。

最近だと2,3日〜1週間位先までのネット予約ができる店も増えてきているので、そういうのを使うケースもある。

4. 週1で通って金はもつのか問題

1回あたりの金額や、そもそも賃金いくらか?による。

重要観点として早漏か遅漏か?というのも大きく、遅漏だと長めのコースを選ばざるを得ないため、1回あたりの金額が大きくなるケースが多い。

とはいえ、週1程度であれば4万〜8万程度であり、可処分所得によっては余裕で通える範疇であろうと思われる。

2023-12-22

anond:20231222210124

具体的に説明できないなら黙っていた方がいい

このコンテクストITってどんな定義説明できないだろ

2023-12-15

anond:20231214172208

ブクマカは誤解してる!!

この増田

そもそもエレベーターが狭すぎるんだよ

https://anond.hatelabo.jp/20231214172208

に対するブコメ見てちょっとびっくりしたので、この増田ファーストブクマカ(ごめんセカンドだったかも)として誤解を解いておきたい


そもそも上の増田はどこかにトラバこそしていないものの発端はまずこの増田

■やたらめったら男を警戒する女ってさ

https://anond.hatelabo.jp/20231214114355

に対して以下の増田

https://anond.hatelabo.jp/20231214161651

があがり、

その後以下の増田等(他もあるけど割愛

https://anond.hatelabo.jp/20231214165206

https://anond.hatelabo.jp/20231214171947

投稿されたことにより

女性の警戒は加害か否か・そもそも警戒しないですむ生活をすればいい・いやいやおまえ何言ってんの云々といった泥沼論争が繰り広げ出した流れで投稿されたものなので

「屈強な男の俺だってこうなんだから女が警戒するのだっておかしくねんじゃねーの」くらいの意図で書かれてるものと読み取るのが自然だろう

からブコメ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20231214172208

女性だけじゃなく男性だって○○が嫌だ」と言う奴は「○○が嫌だ」ってことを言いたいんじゃなくて女性が受けている被害を軽減してみせたいだけ”にはだいぶびっくりした

トラバで繋がってないから仕方がないが、むしろこの人は対立のクッションみたいな言説をしてる(全然違う意図やったらすまんやが)のでそれはさすがに誤解ですよとだけ言っておきたい

というかジャニーズ事務所問題が細部を含め明るみに出た昨今、男性性犯罪を含む犯罪被害にあうこともそれを表に出しにくいことも当たり前に認識されたと思ってた

そんな世の中なんだから男性だって夜道や特定場所で警戒するのだって別段不思議ではないし怖いと思ったら怖いと言っていいし対策をして全然ヘンでもなんでもないよね

うそう怖いよねわかるわって性別関係なく怖い目にあった人が言いあえて怖いとことかダメなとことか改善していける世の中の方が絶対いいよ


そしてこれは本当にそう

”何十分も知らない人間同士を密着させる満員電車は重大な人権侵害犯罪行為の温床にもなってるし直ちに解消されるべき”

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トラバもらったか追記しとこ

自分はこの増田本人ではないが件の流れにちょっと加わってしまった者としてコンテクストが抜け落ちて受け取られてるのが気持ち悪かったから書いたけど

書いたご本人の真意はわからいからむしろこっちの方が誤読だったらごめんなさい

2023-11-14

anond:20231114140620

そやねえ……

でも言葉が強すぎるのと決めつけで叩くのはほんまあかんね、度を越しとるブコメはいくつかあったと思う

なんや属性のみみて個人見ずいう感じの激烈な反応は嫌やね

ワイが書いたようなのはしろコンテクストをわかっとるお笑い好きが今回の報で少なからずでもどうしてもでもつい覚えてまうそ世間一般と同じような強すぎる感情言葉をどう抑えて表に出さんように納得していくか…いう部分やと今思ったわ

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