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2015-02-27

http://anond.hatelabo.jp/20150227143941

採用時に「英語ができるかどうか」とかTOEICの点数だとかなんて一切聞かれないガチ理系研究開発職だけど、

「こんどドイツからインターンが来るからよろしくね」とか、「ちょっとアメリカで打ち合わせしてきて」とか、

そんなのが当たり前にあるんだよね。つまり「こいつは英語ができないかもしれない」なんて最初から誰も考えてない。

2015-02-13

就活エージェント依存すべきではない

去年、新卒就活していて思ったことがあったので書く。

ちなみに私はエンジニア職のみで就活していたのでそれ以外の職種就活については一切言及しない。

就活してた当時の私のスペック:

学部3年

文系

フレームワークを使ってそこまで複雑ではないWebアプリケーションや簡単なAndroidアプリを個人開発してたぐらいの開発力

大学では特にサークルなどの活動はやってなかった

・少しだけエンジニアインターンやってた

就活が始まった時からエンジニア職一本でいこうと決めていた。

しかネットITゼネコン等のIT業界の闇な部分もある程度調べていたので、それを回避するために(非常に安易な考えではあるが)Web企業に行きたいと思っていた。

で、その辺の会社求人斡旋してくれるとあるIT系会社就活エージェントサービスに登録していた。Web系の会社はあまり表立った所で求人していないというイメージがあったし、何より楽に就活を終わらせたかたからだ。今考えれば、ほんと舐め腐ってた姿勢だと思う。

他にもイベントに参加したら交通費が出る的なサービスにも登録していた。主に交通費乞食がメインとなっていたが。

その就活エージェントサービスではエージェントが定期的に面談就活の状況ややりたいこと、面接対策等をしてくれた。

基本的エンジニア職の斡旋を行っていたため、エージェント業界への理解はそれなりにあったと思う。

もちろん、Web系の会社説明会面接(その会社説明会をすっ飛ばしていきなり面接ということもあった)の斡旋も行ってくれた。

自分はそのエージェント依存していて、全く自分会社を探そうとしていなかった。

しかし、面接は思うように進まなかった。

次第に自分の心も折れてきて、定期的に行っていたエージェントとの面談も話がうまくまとまらないまま停滞気味になり終いにはそのエージェント人が降りて別の人に変わった。

新しいエージェントの人とまた面談を行って色々な企業斡旋してくれたが、だんだん自分のやりたい事と違う企業絶対通らないでしょって思うような企業を紹介するようになってきた。

その頃から、「たくさん会社受けてもっと面接に慣れろ」的な事を言われるようになってきた。数撃ちゃ当たるみたいで嫌だった。

そこら辺で自分会社を探すようになって、良いなと思う会社が見つかって最終的にはその会社内定がもらえてそのまま私の就活は終わった。


今振り返ると、本当にエージェント依存してしまったことを後悔している。エージェントが変わった辺りで「あぁ、もう自分は見限られたのかな」と思って、さっさと自分で探すようにすればよかったのだと思う。

会社のことをよくわかってないまま面接とかもあったし、会社のことよくわかってなければESとかも書くの大変だったし。

なんだかたくさん時間無駄にしてしまったと感じてしまう。

もっとプログラミング時間をかけるべきだった。

なので、非常に当たり前感のある話ではあるが、今就活エージェント等に依存して就活が上手くいっていない人は今すぐ自分会社を探してみてほしい。

目立った採用広報をしていない企業にも良い企業はたくさんある。

2015-01-27

http://anond.hatelabo.jp/20150127000024

まず就職しよう。どこも引っかからなかったならバイトインターンから始めよう。

経験でもバイトなら募集してる制作会社は多くないけど探せばあるよ。もちろん新卒第二新卒募集もある。

増田制作会社を目指してるのか、それとも他の業種を目指してるのかは知らないが

既卒で実務経験なしだとメーカーなんかはちょっと厳しいかもね。とりあえずデザインできるところに入れ。

バイトも落ちたりするけど気にすんな。あーそうすか、っつって次行けるくらい強くなれ。

バイトインターンで入り込んで3年、できれば5年働いて、

その間に自分の実務でのポートフォリオをしっかり作り込め。忙しいだろうけど合間をぬって頑張れ。

そして、その自信作のポートフォリオを持って転職活動をするんだ。転活始めてもバイトは辞めるなよ?

相性のいい会社と悪い会社があるから、なかなかうまくいかないかもしれないけど

そんなときバイトしてることが支えになるから仕事が支障になることもあるけどw

まっすぐな道より遠回りになるけど、そうやってデザイナーとして仕事できてるヤツも大勢いるんだ。

みんながみんな美大出てすんなりデザイン職に就けてるわけじゃない。



あとな、ブスを上手くいかないことの理由にすんな。増田は絵が描けたりデザインやりたいと思ってるだけいい。

なんの取り柄もなくやりたいこともなくブサイクなだけのヤツもいるんだ。ブサイクなめんな。

確かにやさぐれる気持ちもわかる。生まれ持ったもので得してるヤツを見ながら生きて行かなきゃいけないんだもんな。

でもな、いいこと教えてやるよ。ブサイクだとな、顔だけが好きで寄ってくる人間っていうのがいなくなるんだ。

同性でも異性でもそうだけど、自分の近くにいてくれる人は増田容姿が好きだとか

増田容姿に目がくらんだとかそういうんじゃなく、増田本人そのものが好きで一緒にいてくれてんだよ。

そのありがたさに気付け。その幸せに気付け。

それから、ブスは過剰な期待をされない。そのぶん巧いことなにか功績をあげられたとき

「あのブス山さんが!」と思われるんだ。

そして「ブス山さんブスだけど凄い!」って思われたくないか?

「ブス山さんブスだけどブス山さんのデザイン好きだな」と思われたくないか?



ブス山、今がお前のがんばりどころだ。たかだか20代でブスに疲れたとか言うな。

お前は整形でもしない限り、そのブサイクな顔と共に生きねばならないんだ。

ブスが気にならなくなるくらいいかした人間になりゃいいんだ。

頑張れブス山。マジ頑張れ。

2015-01-23

また負けた

また負けた。

これまでの人生において負けたことしか記憶に無い。かけっこで負けた。サッカーで負けた。野球で負けた。喧嘩で負けた。歌で負けた。昼寝で負けた。国語で負けた。算数で負けた。道徳で負けた。社会で負けた。中学受験で負けた。英語で負けた。数学で負けた。異性へのモテ方で負けた。服装のセンスで負けた。スマブラで負けた。ポケモンで負けた。ゲーセンで負けた。カラオケで負けた。高校受験で負けた。化学で負けた。物理で負けた。倫理で負けた。政治経済で負けた。模試で負けた。センター試験で負けた。大学入試で負けた。TOEICで負けた。レポート評価で負けた。プログラミングで負けた。サークルで負けた。バイトで負けた。研究室で負けた。卒論で負けた。インターンで負けた。プレゼンで負けた。就活で負けた。論文アイディアで負けた。先輩に負けた。同期に負けた。後輩に負けた。資格で負けた。起業で負けた。修論で負けた。研修で負けた。配属で負けた。同業他社に負けた。昇給で負けた。転勤場所で負けた。彼女に負けた。義両親に負けた。子供に負けた。会社に負けた。酒に負けた。タバコに負けた。パチンコに負けた。競馬に負けた。競輪に負けた。競艇に負けた。人生に負けた。

そしてまた今日も負けた。これまでもそうだったのだから、これからもそうなのだろう。

とんでもなく苦しいし辛いし毎日嫉妬連続だけど、自殺するほどの勇気もないからそこでもまた負けた。

明日はどんなことで負けるだろうか。

2014-12-21

【結果報告】Retty武田社長からLinkedIn経由でスカウトされたので・・

下記の記事投稿主です。

Rettyの武田社長からLinkedIn経由でスカウトされたので行ってみたら・・

Rettyさんとの一件が思いもよらず広範囲拡散されて大変驚いておりますが、

武田さんから直接謝罪メッセージも頂きましたし、武田さんが公式ブログでも述べておられた通り

今後は再発防止に務めるとのことですので、「他の求職者の方に同様な被害が発生することを防止する」

という当初の目的は達成できたかなと考えております

ですが、今回の件の非常に重要問題であるLinkedInアカウントなりすまし」に関してはまだご回答を頂いておりませんでしたので、

武田さんから謝罪メッセージに対して、私の方から下記のような質問を送らせて頂きました。

わざわざのメッセージ誠に恐れ入ります

謝罪を受け入れる前にご回答頂きたいのですが、Rettyさんのリクルーティング活動においては、

例えば採用担当者様等が武田さんのLinkedInアカウントを使って

人材検索メッセージの送信を行っておられるケースもあるのか、

それとも武田さんのLinkedInアカウントを使用しておられるのは武田さんのみなのか、

どちらになりますでしょうか?

もちろん私にその真偽を確かめる術はありませんので、

どう回答されるかは武田さんの任意です。

ですが、嘘をついて言い逃れるということは、

武田さんを信じて一緒に働いておられる社員インターンの皆さん、出資者の皆さん、Rettyユーザーの方々、

そして何よりも「食を通じて世界中の人々をHappyに」という武田さんのご信念自体を裏切ることになると思いますので、

よく考えてご回答願えればと思います

それに対する武田さんのご回答は、詳細は省きますがまとめると

これ以上のコメントは控えさせていただきたいと思います

というものでした。つまり、私から質問に対しては無回答でした。

これをどう判断されるかは人それぞれだとは思いますが、

武田さんのLinkedInアカウント武田さん以外が使っておられないのであれば

「全てのメッセージは私が送信したものです」とお答えになればよいだけのことですので、

それが出来ないということは「クロ」なんだろうなというのが私の認識です。

スタートアップで人を採用するのは非常に大変だと思いますので色々なご苦労があるのだとは思いますが、

アカウントなりすまし」は道義上許されることではないと思いますし、

先の記事でも書きましたが「実名への信頼」を根本としているRettyさんのご事業においては

尚更あってはならないことだと思います

こちらの記事を読んでおられる各企業経営者採用担当の皆様には、

こういった「求職者を騙す」ような行為は厳に慎んで頂くようお願い出来ればと思います

以上になります

博士課程一問一答

http://d.hatena.ne.jp/caesar_wanya/20141213

興味深いので書いてみよう.

10年前に博士を取得して,現在大学准教授

Q1. 博士課程ってなんですか

A1.

研究者になるための技術を学ぶ課程.

博士論文を書いて,研究者としてスタート

まともな研究者必要条件

Q2. なんで博士課程に進学するんですか

A2.

研究者になるため.

ここでいう研究者というのは,大学教員に限らず,企業研究者も含む.

Q3. 普段どんな生活してんのさ

A3.

博士課程在学時は,

6時半起床,7時から在宅プログラミングバイト12バイト終了,13時ラボ到着研究開始,21時研究終了帰宅

という感じ.ただし最頻値.

現在は,5時半起床.8時大学到着.11時半まで事務仕事,13時から研究.21時帰宅.25時就寝.

事務仕事時間には,メール処理,大学書類処理,学内委員業務,学会業務などを含む.

研究時間には,実験計画,実験準備,実験実験結果の処理などの直接的な研究活動の他,

論文執筆査読,最新論文を読む,予算の申請書類作成学生指導情報収集などを含む.

Q4. 在学時の金銭問題に関して一言

A4.

(当時の)育英会+バイト

プログラミングバイト効率が良かった.時給2000円x5時間x週5日x4週で20万くらい.

育英会と併せて30万くらいは確保していたので生活余裕.

Q5. 学振について

A5.

最後まで通らなかった.

未だに指導学生もとれないw

Q6. インターンについて

A6.

海外研究所に1つ.海外企業募集に応募したらなぜか通った.良い経験だったのでインターンは行くべき.

ただし,就職のためのインターンは行くだけ無駄博士課程ならば海外に行くべき.

Q7. 楽しいこと3つ

A7.

Q8. つらいこと3つ

A8.

  • 締め切りや「将来のため」にやるべき仕事が多い
  • 周りが天才だらけに見える.常に自分を高めないといけない.
  • 任期准教授でも任期付きになったりする.ある程度実力があればすぐ首になる事はないけど,心臓には悪い.

Q9. 現時点で後悔していること

A9.

特にない.

Q10. 博士課程に向いている人

A10.

Q11.(追加)博士課程に向いていない人

A.11

  • 自分は賢いから効率の良い道を歩めると思い込んでいる人.
  • 臭い事は格好悪いと思っている人.
  • 意識の高い」人.

2014-12-20

Rettyに1年前にwantedly経由で遊びに行った話

Wantedlyっていうサービスがあったじゃないですか。

それ経由でRettyという会社さんに遊びに行ったんですね。エンジニア志望ということで。

何度かメッセージで連絡して、当日にどきどきしながらお伺いしましたら、マンションの一室でして、「おおすごいなベンチャーっぽいな」と。

で、玄関入りましたらRetty学生さんが「すみません、お名前は?」と。※当時のrettyには学生インターンが大量にいた

いやいや、オートロックピンポン鳴らすときに伝えましたし。と思いつつ再び名乗りますよね。

すると続けて学生さんが「ディレクターさんでしたっけ?」と聴いてくるんですよ。

いやいやエンジニアですし、おすし。。。来訪リストみたいなのないの?とか思いますよね。気分悪いです。

と、その後面接部屋で、まあ学生さん+数日前くらいに入社された中途の方も入ってきて早々、「ディレクターさんですか?」と聴いてくるんですよね。

ちょっと気分悪い状態ですよね。

あなた方のホスピタリティはそんなものなのか的なんですね。みたいな。

きれいごと並べられても、何だか美しさを感じないんですよね。まあそんなもんなんでしょうけど。

当たり前なんですが、最初の印象が肝心なので、人事担当者の方各位はお気をつけ下さい。

その数日後にwantedlyでwantedly株式界社からあなたに話を聴きたいです”とメッセージがきて返信したにも関わらず音沙汰がなくって、イライラしたのはまた別の話。

2014-12-16

スーパーIT大学生Tehuの言動と、自己愛性人格障害の症状が酷似している

自己愛パーソナリティ障害とは、自分特別存在だという肥大した自己意識(誇大自己)を持つ事を特徴とするパーソナリティ障害のことである。「偉大な自分」にふさわしい華々しい成功夢想したり、他人に対して過度に尊大な態度を取ったり、特別扱いを求めるが、相手の気持ちには無頓着になりがちな傾向を示すのが特徴である

自己愛パーソナリティ障害の症状と実際のTehuの言動】

・人より優れていると信じている(「自分ナンバーワンになれる絶対的な才能を持ち合わせている」と発言

権力成功自己の魅力について空想を巡らす(「将来は秋元康のようになるつもり」など、成功権力を持った自分を空想する)

・業績や才能を誇張する(Wikipediaの項目作成、tehu.meという自分HP過去の業績を長々と自慢するなど)

・絶え間ない賛美と称賛を期待する(常にTwitterfacebook仕事自慢や人脈自慢を繰り返す)

自分特別であると信じており、その信念に従って行動する(「自分先駆者」「才能・努力・実績を持ち合わせている」などと発言

・人の感情感覚認識しそこなうTwitterで同年代若者を「精神年齢が低い」と貶すなど、それを聞いた人がどう感じるか推し量ることができない)

・人が自分アイデアや計画に従うことを期待する(「インターン自分アイディアが通らないことに違和感を感じた」という旨をインタビュー発言

・人を利用する(知り合った人々を人脈と称しSNS上に書き込むことで、自己の知名度アップに利用しようとする)

・劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる(「慶應SFCでは数%のぶっとんだ有能な人しか相手にしない」などと公言

嫉妬されていると思い込む(ネット上でのバッシングについて「僕が有名だから叩かれる」とインタビュー発言

他人嫉妬する(女遊びに走るチャラチャラした大学生に強い嫉妬を感じているが、それを隠すために彼らを非難することで自己を保っている)

・多くの人間関係においてトラブルが見られる(「14歳の頃から嫌われ続けてきた」「昔仕事をした一部のエンジニアから現在も嫌われている」と公言するように多方面に及ぶ人間関係トラブルが見られる)

・非現実的目標を定める(「日本社会全体を動かす演出家になりたい」に代表される非現実的理想を掲げる)

・脆く崩れやす自尊心を抱えている(自尊心が傷つけられると、冷静を装うためわざわざSNS上で「全然気にしてませんから」という風な態度を見せる。また何かに挑戦するときも予め予防線を張った発言をすることで保身に走る)

感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える(感情が乏しいため、他人SNS上で平然と非難し、そのことについて何も感じない)

博士課程一問一答

博士課程 Advent Calendar 2014(http://www.adventar.org/calendars/548)のエントリーです。

1回目のテンプレhttp://anond.hatelabo.jp/20141201200815)をお借りしました。

 

Q0. 筆者プロフィール

 

Q1. 博士課程ってなんですか

大学での研究生活の後半 (学部4年の1年間 + 大学院修士の2年間 + 大学院博士の3+年間)。

ワンピースでたとえるなら新世界みたいな感じ。人によっては前半の研究生活を「楽園パラダイス》」と呼ぶとか呼ばないとか。

 

Q2. なんで博士課程に進学するんですか

人によってはキャリアパスのためという理由もあると思うけど、個人的には、研究楽しい/研究自由にやりたいから

スラムダンクでたとえるなら「リサーチャーになっちまったのさ…」(まだなってないけど)

 

Q3. 普段どんな生活してんのさ

調子が良い時の例:

調子が悪い時の例:

調子が最悪の時の例:

 

Q4. 在学時の金銭問題に関して一言

学振DC1をもらってますので月20万(マイナス 税・学費など)をもらってます

学費は、(大学によって学振受給者の使いが違うようですが)自分は半額免除もらいましたので年間26.8万円(2.2万/月くらい)払ってます

徒歩20~30分くらいのところに5.9万のワンルームアパート都内23区)を借りて、気分転換運動を兼ねて徒歩で通学してます

今のところほぼ完全に自炊をしていて食費は月2万くらいです。

初年度は税金等がないのもあって、±ゼロ ~ +3万(黒字)くらいの家計でやりくりしています

 

Q5. 学振について

修士2年5月の時に、国内会議1本+国際会議1本+国内論文誌1本+学内賞 で学振DC1に応募して面接免除採用になりました。

その後、いろいろあって研究室を変えることになり、採用内定後に指導教員の変更届を学振に提出しました。

 

Q6. インターンについて

博士に入ってからはまだどこにも行けていないのですが、修士1年の終わりくらいに海外研究所で4か月ほどインターンしました。

インターン先で研究してからますます研究面白くなったり、博士にいってもやっていけそうという自信がつきました。

学部4年になった時から博士神学は考えていましたが、最終的に博士進学の決心が固まったのはインターンから帰ってきたとき修士2年の始め)です。

また、インターンに行ったことで、研究に対しても、キャリアプランに対しても、自分なりに視野を大きく広げることができて、本当にいい経験になりました。

 

Q7. 楽しいこと3つ
  1. 学振給料でようやく一人暮らしを始められたのもあり)いろいろ料理をするのが楽しい
  2. 海外インターン学会発表で頻繁にいけるのが楽しい
  3. 博士課程の先輩や博士志望の後輩とかと飲みに行ったり家に招いたりするのが楽しい

 

Q8. つらいこと3つ
  1. 同期の数が博士になると一気に減る(同じ専攻で3~5人くらい)ので同期と話す機会が減ってつらい
  2. 研究がうまくいかったり論文が落ちたりしてつらい
  3. 発表スライドジョークで場が凍り付くとつらい

 

Q9. 現時点で後悔していること

D1とき(今年)インターンにいけなかったこと (後悔というより残念なこと)。

 

Q10. 博士課程に向いている人

2014-12-13

バッタ

博士課程 Advent Calendar です(http://www.adventar.org/calendars/548)。これ書きました http://anond.hatelabo.jp/20141201200815

いくつかトラックバックが付いていたので、それに関してコメントを。


モチベーションの保ち方について

博士課程の学生はみんな三度の飯より研究大好きモチベーション維持できないやつは進学する資格なし!!!!と言われたりしますが、それは多分あまり正確な話ではないです(ちなみに私は三度の飯のほうがよっぽど好き)。モチベーションを含め、自分をちゃんとコントロールするのは難しいので、それを三年間で身につけたら良いのかなぁと思っています

まず、多分人間誰しもモチベーションが下がるときはあります(そうならない人は才能だと思うので大事にしてください)。そういう時に無理して研究しようとすると、研究は進まないし時間は浪費するし、かなり精神的にクるので、やめた方がいいです。私の場合は、事務的に出来る作業をやるとか、諦めて遊んだします。

ではモチベーションを下げないようにするにはどうしたらいいか、という話ですが、2つ実践していることがあります

1つは、短期的・中期的・長期的な目標自分で立てること。で、ちゃんとできたかできなかったかフィードバックをして計画を立て直します。

例えば長期的な目標(= grand goal)を、◯◯という論文誌 or 国際会議投稿する、という月単位目標として設定したとすると、中期的な目標は、いつまでに手法を考え、実験をし、論文の初稿を仕上げるか、という週単位目標として、短期的な目標は、この論文今日理解する、とかこのコード今日は書き上げるとかという日単位目標になるかと思います。((もちろんもっと長いスケールでも目標は建てます))

で、大事なのは、長期的な目標ほど死守する、ということだと思いますケツカッチンだと取捨選択がちゃんとできて個人的には良いです。逆にいつまでもグダグダ手法を考えたり論文を読んだりするのは得策ではありません。諦め(=取捨選択)が肝心です。

もう1つは、先に述べたことと関連していますが、研究テーマにあまりこだわりすぎないことです。一つの分野で何十年も研究を重ねるのが素晴らしくて、ころころ研究分野を変えるのはあまり好ましくないという先入観が(私には)ありますが、その美徳を全員に押し付けるのは酷なことだと思います。何十年も同じ研究分野で研究をできるのは才能だと思うので、それができない人は、諦めましょう。面白い研究分野に移りましょう(このように吹っ切れたのは最近のことで、チューリング賞授賞者と懇談会をしたときに、飽きたら研究分野変えたらいいじゃんアホかお前は、みたいなことを言われたのでそれに後押しされたのが大きいです)。ただ、移るだけ移って勉強をして終わりではあまりコスパが良くなくて、移ったからには何本か論文書くぞ、という気概を持つの大事だと思います


研究時間が少ない

基本的はいつでもどこでも研究ができるので、研究室に長時間いるということはありません。その点は情報系の利点だと思います(生の実験があるところだと、実験装置スケジューリングがあって、夜中に実験するはめになったりするらしいですね、つらい)。あと私の場合は、一日のうちで集中できる時間が限られているので、特に研究時間が少ないと思います。ヘタすると4時間くらい集中してやって終わり、ということもあります。長時間集中すると、翌日廃人になるので、継続的に良いパフォーマンス研究をしようと思うと、このくらいの時間がよいのかなと思って今はその生活リズム生活しています

研究時間の話は人それぞれなので、自分特性をきちんと把握するとよいと思います。長時間研究室にいる=すごい、短時間しかいない=クソ、という図式は、人間多様性無視しているので捨てたほうがいいです。自分特性を把握して、ベストパフォーマンスを出せるように生活したらよいのです。諦めが肝心です。


モラトリアムm9(^Д^)プギャー

24時間の使い方を自分裁量で決められるので、趣味時間とか取れていいですよ。このような生活を維持したいです。


学振貰ってる場合バイトは一切禁止。インターンとかもってのほか通報しますた

バイト、禁止です。TARAは頑張っても月数十時間くらいしかできないのも仰るとおりです。

実はインターンシップは、自分研究計画に資する研究を行う場合ならば、いくつか条件を満たせば参加可能なのです(http://www.jsps.go.jp/j-pd/data/tebiki/h26_tebiki.pdf の p.33)。

ただし手続きちょっと面倒臭いです。海外インターン場合は、まず学内インターン参加の許可を得る&海外長期滞在の許可を取る必要があります。うちの大学だと研究科レベル教授会にかける必要があるので、ヘタしたら数ヶ月待つ必要があります学内の許可を取ったあとは、それを学振に伝えてさら学振からも許可を取ります。こうして晴れて堂々とインターンに参加することができるようになります。このような手続きを踏んでいるので、少なくとも今回私が参加したインターンはlegalというわけ。

ちなみにインターン給料をもらうと自分確定申告しなければならないので、それもちょっと面倒です。外貨給料もらった場合どうしたらいいのかわからんぜ...。


博士課程修了後の予定はありますか?

考えている進路はあるのですが、あまりそれを書いても面白く無いので、一般論を書きます。ただし、私はまだ仕事経験していないので、だいたいは噂・妄想です。

進路はアカポス企業かに分かれると思いますアカポス志望の場合は、だいたいD3の夏過ぎ頃から助教ポスドク公募がでて、それに応募して次の4月から採用、というスケジュール一般的なようです。また学振からお金を貰うポスドク場合には学振と同じようにD34月だか5月に申請し、11月/12月に結果が出る(面接場合さらに遅い)ようです。優秀な方はポスドクを経ずに助教なるみたいですが、学振PDはかなり自由なので、これと迷う方もいらっしゃるようです。企業志望の場合は、一般的企業採用プロセスに則って就活をすることが多いようです。ちなみに、国外場合も、時期は日本半年ずれたりしますが、アカポス場合公募メーリングリストで回ってきますし、企業場合公募の形を取っているものが多いようです。国内場合は、学会などで顔を売りやすいので、就活はしやすいかと思いますが、海外場合はなかなか大変なようです。馬鹿正直に公募に応募しても、書類審査落ちすることが多いとか。なので、中の知り合いを作るのがよい、というのを聞いたことがあります

次にそれぞれの利点欠点を考えますアカポスの利点は、自分裁量が大きいということかなと。自分研究テーマを決めて予算を取ることができます。共同研究とか自由にできます企業だとそこまでの自由はないっぽいです。ただし、アカポス任期があったり、ポスト数が企業と比べると圧倒的に少なかったりします。なので、多分プレッシャーは大きいです。あと引っ越しとか多そうです(良さげなポストが空いていれば全国どこへでも引っ越す可能性がある?)。また大学企業ではアクセスできるリソースに違いがあると思いますアカポスだと好きな機器を買えたり、好きなシステムを作れたりしそうですが、全部一から作る必要がありそうな気がします。企業だと、例えばニュース配信アプリを作ってるようなベンチャーだと、たくさんのユーザアクセス可能な環境がすでに整っていたりします。

どちらが良い・悪いという話ではなく、どちらが自分に向いているか・向いていないかという話なのであしからず


情報系は金回り有利そう

他の分野は知りませんが、インターンとかあるし、就職の幅もそれなりにあるので野垂れ死ぬ可能性は低そうです。生の実験とかをすることがないので、研究予算がそんなになくても最低限研究できるのもいいところだなと思います


DC1は明らかに学校もしくは研究室名前で合否が決まる

DC1がよく通っている研究室は、そういう指導体制スケジューリングうまいんだと思います。申請書を先生や先輩がちゃんとアドバイスできたり、先生学振を見越して学生のケツを叩いてくれたり。通った人と知り合いになって、通った申請書を見せてもらったり、あわよくばアドバイスを貰ったりすると良いと思います。通ったらその分後輩の面倒を見て恩返しをしましょう。


情報系において民間ではなく大学からこその強みってなんでしょうか

このあたりはあまり自分でも結論が出ていないのですが、大学はカネにならないことをやってもいいところなので、そういうことを堂々とできるのが強みだと思います。例えば、理論研究を行って最終的に会社が儲かるというストーリーを考えるのは難しいので、それを仕事として行うのは難しいと思いますが(企業利益に全くつながらないことをやってる人間給料研究費はあげられないですよね)、大学だと論文を書いたりすれば良いので、堂々と理論研究できると思います。また、夢を語る系の研究(こんなことができたらいいよね、こんな世界になったら良いよね)というのも、企業よりは大学のほうが気兼ねなくできるのかなと思います


社会人ドクターってどう思います

特にポジティブネガティブ感情はなく、単純に大変そうだなと思います会社の業務に追われながら博士論文を書いたり大学博士課程学生に割り振られている仕事をこなしたりするみたいなので。ただ、博士号を取るパス博士課程に正規で入学するパスだけになってしまうのはなんとなく健全ではないような気がするので、そういうオプションを後世に残すためにも頑張ってください。

またなにかあれば。

2014-12-01

博士課程一問一答

以下、国立情報D2場合博士課程生活について。

Q1. 博士課程ってなんですか

A1. 博士後期課程の略。学部4年、修士課程2年過ごしたあとに、さらに(通常)3年間大学に在籍して研究を行う。

Q2. なんで博士課程に進学するんですか

A2. 基本的には研究がしたいから

私の場合M1の初めはD進も考慮しつつ、夏頃には就職する気マンマンだったが、12月下旬にふとD進しようと思い立ったのでD進した。

Q3. 普段どんな生活してんのさ

A3. 朝7時前後起床、眠かったら二度寝。早ければ9時ごろ大学に行き、勉強 or 研究 or 事務作業。

混むのが嫌なので11時半すぎに昼食(半分くらいはぼっち飯)、18時〜19時ころ大学を出る、という生活の繰り返し。

気が向かなかったら平日休んだり、気が向いたら休日大学に行ったりとフレキシブル生活がおくれる!

かまって相手があまりいないので、研究に集中できる!!

多くは一人飯なので、好きな時間に好きなものを食べられる!!!

Q4. 在学時の金銭問題に関して一言

A4. 学費はだいたい国立場合年60万円くらいかかります

学振という制度を使うと、額面月20万円がお給料として貰える+最大年100万円研究費が貰える。

基本的には博士課程学生年収240万円が上限なのだが、お給料貰えるインターンシップに参加すると学振給料を止めてインターンシップから給料を貰うことができるので、さらなる高みを目指すことが可能。

学振を取れなかった場合でも、先生によっては毎月RA代(学振と同額支給する先生も!)を出してくれるので、そういう先生を選ぶことで金銭問題はあまり問題とならない。

Q5. 学振について

A5. 日本学術振興会特別研究員DC1とDC2の二つがある。

DC1修士2年生の時に申請して、通れば博士1年から三年間上記の給料+研究費が貰える制度

DC2は博士1年 or 2年の時に申請して、通れば博士1年から二年間上記の給料+研究費が貰える制度

給料がもらえるのはありがたいし、何より先生から自立できるのが一番大きい。先生に気を使わずに色々買えるし色々旅できる。

おおまかに言って、研究計画、業績、研究者としての資質の三軸で評価されるらしい。

私の場合は、DC1落ち、博士二年からDC2採用

しばしば、DC1は業績あれば通ると言われるがそれはおそらく嘘で、一つでも大きく欠けてしまうと通らないっぽい(有利なのは確かだが)。

また、研究計画は盛ればいい、というのもおそらく嘘で、所定の年数で博士課程学生が一人でできそうな研究計画(×(1+ε))くらいでいいっぽい。

Q6. インターンについて

A6. 博士課程では数ヶ月研究関係インターンシップに参加する人がぼちぼちいます特にD2夏休みくらいがベストシーズンのようです。

どのようにインターンを探すのかについて、3通りくらいある。

1つめは、メンターになって欲しい研究者に直接コンタクトを取る方法。やったことないけど、効果は一応あるっぽい?

2つめは、会社研究所インターン募集サイトから自分で申し込む方法。このパスはあまり有効でなかったりするらしいので、中に知り合い/メンターになってほしい研究者がいればその人に頼む方が確実だとかそうでないとか。

3つめは、先生経由で紹介してもらう方法。誰かいい人いませんかメールが他の研究者採用人間からくることがあるらしいので、それに紹介してもらう。

インターンで何をやるのかは場合によって大きく異なるらしいので、打ち合わせが必須特に研究をやりにいったのに論文にできない/ならないような仕事をやって帰ってくるとか、準備不足で行って時間が足りずに終了となる場合もあると思うので、打ち合わせは念入りにしておくと後々楽だと思います

また海外インターン、準備とか後片付けとかとても面倒くさいのですが、年取ると多分もっとめんどくさくなるので、博士課程にいるうちに一発覚悟をキメてやってみると後々の就職活動の幅が広がっていいのかなと思いました。もう少し歳を取ってから海外生活となると多分キツイ

Q7. 楽しいこと3つ

A7.

(1) 平日の昼間に遊ぶことができる

(2) かなり多くの時間をやりたいことに費やせる

(3) 学会で色々なところに行ける

Q8. つらいこと3つ

A8.

(1) 論文通らない

(2) 難しい研究理解できない

(3) 論文書き上げるのしんどい

(4) 学部修士卒業した人たちと違う世界にいる気がする(みんな働いてて偉い!)

(5) 「今何やってるの〜?」「学生」の気まずい瞬間

Q9. 現時点で後悔していること

A9.

海外大学/院を受けなかったこと

研究業界で名の知れた研究室や、研究業界の主導権を握っているような研究室の人と仲良くなるのは大事なような気がしますが、やっぱり学生の頃からそういう環境に身をおいてみたかった。

D1の頃に長期インターンに参加しなかったこと

D2の頃に三ヶ月の海外インターンに参加してとても楽しかったので、D1の時も参加できたらよかったなぁと。一つ応募していたのは落ちてしまったのですが、複数応募しておけばと思います

・じっくり勉強をすること

業績を稼ぐのに焦っていて、じっくり勉強する時間が少なかったような気がします。じっくり考えましょう。

Q10. 博士課程に向いている人

A10.

自発的に動ける、かつ、困ったら人に助けを求められる人。

なんか書いてほしいことあったらコメントにお願いします。もう一回くらいアドベントカレンダーで書くかも。

2014-11-25

永田町にはびこるプロ学生露出学生

今回の件は燃えた。はてしなく燃えた。

永田町では議員インターンシップが盛んで議員会館とか党本部意識高い学生がかなりの数出入りしている。

議員NPO官庁大企業外資系企業等様々な道を目指す学生たちである

彼らは頭がよくて政治手段として使う。もちろん自分のためだ。

将来のため、自己実現、夢のためと教育されてきた彼らのことだ。なんら不思議ではない。

民主党では学生部自民党では青年部があり、自民党のほうがお堅い感じ。

民主党さらなる議員インターンシップ斡旋をし、若い人間を取り込もうと自民党に比べわりと一生懸命であったりする。

きっとやさしい党本部職員が出迎えてくれる。

きっと今回の彼もインターン出身なのかなと想像してしまう。

政治家に付き合うと刺激的で楽しいがげんなりすることが多い。

日常から離れたい学生はぜひ議員インターンシップお勧めする。

運が良ければ永田町議員会館、運が悪ければ地方事務所に飛ばされる。

時代は便利になり簡単にNPO斡旋して貰えるから挑戦してみるといい。

のめり込みすぎてはいけない。あくま政治家やその周辺の人物を観察する程度の軽い気持ちでいい。

ただ、そこを出た学生達の末路はわからない。

今も連絡を取っているやつやメディアガンガン出てたやつもいる。

プロ学生露出学生になりたくば議員インターンシップをやるべし。

以上

2014-11-04

IT系インターンとかの話

Twitterタイムラインにこの記事が流れてきた。

MIT Media Labからシリコンバレーのスタートアップ投資機関まで 「リクルート2週間アメリカ横断インターン」で得たものを参加学生たちに聞く - はてなニュース

アメリカ横断インターンシップ実施したという記事。この会社は、見せかたを大事にするというか、メディア戦略に力を入れているというか、ご丁寧に動画まで製作してて、「スゴいことやってる感じ」を出すのがうまい。(余談だが、メディアが外に発信しようとしているイメージ現場社員がもっている意識ギャップは大きい。『「エンジニアならリクルートには入るな」のイメージが変わった』というイメージは、リクルートで働き始めたらまた変わると思う)

ここ数年で、IT系インターンが増えている。Web系の企業は早い時期からインターン実施してきたし、他にも、広告系(アドテク)や、データ分析に関する募集もよく見るようになった。私自身も、学生ときにいくつかインターンに参加してきたし、社員としてもインターン生と付き合う機会があった。その体験も含めてIT系インターンと参加する学生に対して思っていることを書いてみる。

先の記事に戻ると、はてブコメントにもあるように、ちょっと違和感を覚えるひとが多いんじゃないかと思う。優秀そうな学生アメリカを横断する途中で、様々なスタートアップ観光地の前で記念撮影をしてるだけのように見える。「...が良かった」とか「...がすごい」とか、中学校修学旅行じゃないんだからインターン中にグローサソン(そんな言葉があったのか!!)を実施したらしいが、学生製作したものには、ほとんど触れられていないので、インターンの成果は彼らの「感想」でしか語られていない。おそらく、彼らはインターン生として優秀であることは間違いないと思う。面接をうまく切り抜けた頭の回転の速さとそこそこのエンジニアリング能力は持っているだろう。しかし、「インターンで優秀」≠「実務で優秀」だ。

実は、参加者のひとりに見覚えのある顔があったが、以前、某WEB系のインターンで、私がお手伝いしたプログラムに参加していた学生だった。直接面倒を見たわけではないけど、ちょっとコミュニケーション問題があるとそのチームのメンターが嘆いていた。コードが書けない学生より、そういう学生のほうが、印象に残るものだ。Androidアプリ作成するプログラムだったが、その学生バイト先でフロントエンドの開発経験があり、他のスキルがなかったので、フロント担当したらしいが、自作ライブラリを利用する事に固執してしまって、最後最後まで、フロント実装ボトルネックになったそうだ。(インターン中、自作ライブラリを利用する事の意義をメンターに説いていたらしい)。インターンに参加するには、面接を数回行うだけ、コーディング試験等はなかったので、研究バイトでそこそこ経験があるっていうだけで、参加できちゃう学生もいるんだなと当時は思った。

ちなみに、そのプログラム複数会場で90人程度が参加していた。終了後に、優秀者へのご褒美として、とあるニューヨーク企業でのインターンの機会が与えられた。10日間くらいの開発の貢献度や、実際に製作したアプリの完成度を評価するので、ある程度開発できる学生が優秀者に選ばれたが、その学生はもちろん選ばれなかった。ニューヨークでのインターン目的は、その年の、そして次年度以降のインターンのための広告塔だったわけだが、わざわざ海外へ行かなくても学べること、作れるものばかりだった。(アメリカ横断インターン記事を見て、ああ、あの学生でも参加できるものなんだと思ったことと、私自身がニューヨークでのインターンに参加していたことが今回書く動機でもある)

おそらく、アメリカ横断インターン生の中には、参加前に想定していたこととのギャップに気づいている人もいたと思う。「なんだ座学だけか、自分研究バイトを休んでまでやることじゃないな。まぁタダで旅行できるし、今後の就活アピールにはなるかな。」という感じで。とはいえ、お金をかけて企画した採用担当としては、「ぼちぼちでした!」なんて感想メディアに載せるわけにはいかないし、そんなこと考えてる学生が、のこのこ顔出しのインタービューに参加するわけもない。

私は数学科出身なので、インターンの場でしか情報系の学生と関わる機会がなかったのだが、口で言っていることに技術が追いついていない学生は多い。もちろん本当に技術があって、(プロマネ的な観点で)気配りが上手な学生もたくさんいる。そういう学生は、数学統計学物理学などのバックボーンがあり、「Railsが使えるだけ」とか「スマホアプリ作ったことあるだけ」という、なんちゃって学生プログラマとは違い、意識の高さもだいぶ抑えられている。プログラミングはただの手段だよねっていう認識をもっていた思う。

口ばっかりの学生は、いわゆる「意識高い系」が多い。インターンに参加しない学生disることで、おれは行動している(だから将来成功する)ってことを主張したがる。あと、ジョブズザッカーバーグの話をするのが好きだ。彼らに哀愁があるのは、バイト先など、小さなコミュニティで頭ひとつ抜ける程度には優秀であるが、ジョブズにはなれないこと、それにはまだ気づいていないけど、いつか絶対に気づくことだ。そして「(学生にしては)優秀だねぇ」という言葉をもらいながら、どんどん意識が高くなっていく。こういった「優秀な」学生が、実際の業務でも優秀かというとちょっと怪しい(弱い相関はあるかもしれない。ブログ更新が多い学生は要注意)。私が一番苦手なのが「分からないから教えてください」ではなく、「専門じゃないです」と言う学生(新卒)だ。専門という言葉は、知らないことの免罪符にはならないと思うのだが、これまでの輝かしい「インターンの実績」がそう言わせるんだろう。

プログラミング世界を変えたい」とか「新規事業バンバン作りたい」という志があること自体はいいことだと思う。しかし、実際の現場では、プロジェクトが既に回っていることがほとんどだ。安定した運用を続けることや作り手にしか変化が分からないような改修作業をすることだって多い。学生に夢をもたせるインターンは、やはり人気があるのだが、夢や志を入社前に与えすぎると、業務の地味さとのギャップが大きすぎて、「これじゃない」という気持ちから数ヶ月で辞めてしまうことだってある。本来インターン(就業体験)ではなく、人集めのパフォーマンスになってしまうと、学生にとっても、現場社員にとっても、時間と機会の無駄になってしまうのではないか。

(学生エピソードフィクション)

2014-10-01

僕らの頃は、 内定までは企業人材を選ぶ。

内定をもらったら人材企業を選ぶ。

 

という対等の関係でした。 つまり 内定辞退するなんて当たり前(推薦以外)という事で

企業内定辞退を防ぐとともに、内定者の本採用決定(だから内定っていうんですよ。本採用と呼ばない)

のために様々なことを考えました。

 

これがないと、威圧的面接をしたり、内定で不利な条件を労働者押し付けたり出来るために

職業選択の自由ではないですが 企業側にも選ぶ権利があり、労働者側にも選ぶ権利があるわけです。

 

内定出したから100%来いというのは、モンスター人事だと思うのです。

インターンしろ、推薦にしろ。いろいろな方法があると思うのです。

2014-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20140820210341

これから子育て予定の者です。

子どもが生まれるのは楽しみですが、

正直生まれた後どうなっちゃうのかは

不安です。共働き予定で、育児を親には頼るつもりはないです。

大変だ大変だという言葉インターネットでは

よくよく耳にするので、最近嫌で仕方なく、

今後の人生を考えたら死にたくなってきた。

大変だからなんなの?じゃあどうすればいいの。

仕事でも、徹夜続きだったり、新しいことを始めて

異常な時間がかかったり、

しくじってクライアントにしねと言われたり

本当に死にたくなる期間はあった。

で、それを乗り越えて達成できる喜びもあった。

そして増田さんと私に共通していることは

まだまともに子育てしたことがないということです。

から仕事に置き換えたら、インターンたちのようなものです。

ちょっとした期間社員フォローしただけでやれ

大変だ大変だうるせーよ。しか外野なのに。

仕事でも、まともにやってもいないくせに

いちゃもんばかりつける人って本当につまらない。

ちょっと経験して、

結論『私は子育てなんて無理だと思う!』

という内容ならいいのです。

しかし、なんなのよこのグダグダした投稿内容。

本当感じ悪い。辞めて欲しい。

まだ、経験者が愚痴でつらいつらいと

ギャーギャーいうならぜんぜんわかるよ。

知りもしないくせに

偉そうに言わないでほしい。

子育て終了後に総括して言ってください。

2014-08-14

夏のインターン全滅した

2年前と1年前の夏休みはいくつかプログラマ有給インターン受かって、行きたいところだけ選んで行くって感じだった。

で、今年は4つ受けて全滅。

たぶん今年はじぶんが内定出てるから

いや、一応企業プログラマインターン有給で、採用関係ないっていう建前があって

学年不問で募集してるんだけど、やっぱ企業本音としたら、来る気ない学生は要らないんだなと

最終面接まで進んだとこもあったけど、面接やってくれた社員さん(プログラマ)は

スキル的には他の学生(1コ下)より頭二つくらい抜けてるけどね。インターンでとるかは人事次第だからw」って

自分としても去年より圧倒的にできること増えたんだけど。

研究しよ。

2014-08-01

そろそろ就活しないといけないなーみたいな気持ちになってきた2016卒へ告ぐ

今すぐ動け。

今すぐスマホを出してインターン検索しろ

今すぐ本屋へ行って各業界概要をつかめ

今すぐ各職種(営業、経理等)についてそれぞれ徹底的にググれ。

こんなアドバイス聞く気にもならないのはわかってる。

俺もそうだった。

どうせインターンなんてやらなくても一緒だろ?業界研究なんて12月からでいいじゃん。

なんて考えだった。

とりあえず何も考えず実行してくれ。この行動の意味来年の春には理解できるようになる。

15卒で就活に苦労したおっさんとの約束だ。

2014-07-25

就活界隈のキモさに寄せて

私は現在大学3年生です。周りには早くも就活に精を出す人達がいますインターンシップを受けたり、セミナー説明会を聞きにいったり、果てには就活塾なるものお金を出して通っている人もいます

さて、就活業界就活生の競争を煽ることに躍起になっていますが、ほんとにキモいです。勘弁してください(笑)

ちょっと気分がすっきりしましたので寝ます就活とかマジ盛大な茶番だと思う。

2014-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20140720013419

一番効率のよい婚活大学受験激しく同意女子でも同様。

高校時代正直な友達に「中の下」といわれた容姿

「まあそんなもんかー」と現実直視してたので、高校生にて美貌で世の中生きていくのは無理だと悟り大学受験した。

高校はそれなりにヤンキーもいたのだが、猛勉強のすえ早慶上(のうちどれか)に入ったら、ヤンキーいなくて驚いた。

多くの友人は相応に遊びながらも、将来のことを考えて弁護士会計士勉強を始めていたり、インターンをしたり、ボランティアしたりなどまじめだった。

自分容姿にめぐまれてないしコミュ障なんで、合コンは向いてなかった。

容姿がすぐれてないうえ、一般的男性女性を年齢で見る傾向もしってたから、若いうちに結婚しないと、ただでさえ低い市場価値婚活市場が下がる一方だろうなと危機感をもっていた。

大学受験で相応の学歴と、それに連なる収入を得ることは、結婚しなかった際のリスクヘッジにもなるし。

まあ、運よく、ゼミの中で友達からはじまって仲良くなった同期と、1年生の時から4年間ずっとつきあい結婚することができた。

夫はまじめでよく働く人だ。実家のお母さんは家事がとても上手な方で、夫の家事能力生活基準もお母さんゆずり

生活水準比較的近くて、結婚生活はそれなりに安定していると思う。


から30過ぎて、美人な友人が「結婚したいー、どうやったら結婚できるの?」というのをみて、申し訳ないけど正直「結婚したいならはやめに危機感もったほうがよかったんじゃ?」と思ってしまう。

もちろん思っててもいえないけど。

自分大学受験の頃から婚活市場における自分価値の低さに危機感をもっていた」という話をしたら、「恋愛ときそんなこと考えるなんてありえない」って友人にはドン引きされたしね。

大学時代ゼミの男友達のいく人かは、出世して、今私がおつきあいするにはとても難しそうな社会的ステイタスを手に入れている。

そういう可能性がある人と、「1年生」とか同じ学生立場で、多く出会える最後の場が大学だと思う。いいか悪いかはさておき。

彼らは社会人になって出会った美貌がよい女性か、もしくは私のように学生時代から淡々とつづいてた彼女結婚していくパターンが多く、たいてい三十歳前後結婚している。

三十歳をすぎると、そうした人で独身割合は減っていく。

そこに同じ年齢の女性婚活突撃すれば、まあ市場価値が高い人のほうから勝っていくわな。

というわけで美貌とか女子力とかたいしてない女子は、大学受験の頃から婚活考えるとよい出会いがあるのでは?という話でした。

夢とか希望要素ゼロですね。ごめんなさい。

でもシンデレラのように魔法使いつんじゃなくて、自分で城にのりこんで、王子ロックオンして、姫の座手に入れるほうが確実だと思うんですよね。

2014-07-11

スタートアップは遊びじゃねえんだよ



会社ごっこみたいなスタートアップやってる奴がいる

お前、何しにきてんの?

サービスも出てないのに

上場するときは〜〜」

経営者同士で~~~」

世界を変えるために〜〜」

とか。

ふぬけた事を言ってるヤツがいる。

VCまわるのはいいけど、

出資受けただけで売却した気になってる。

社長業の苦労話にうなづいてるインターン学生だって

おまえが無職だと感づいてるし、

未来ある学生勉強時間を浪費している事になる。

1時間女子学生キャバクラごっこしたら

自分学生の1時間分の給料すべてをシード資金から溶かしてることになる。

その前に死ぬ気で稼げ、と思います

売り上げもユーザー数もない奴が代表取締役肩書きで経営語ったり、

シード資金で「カラオケしました」なんてfacebookタグつけしたり

定時退社で土日休みながら世界を変えようとしたり

実績や開発能力もない奴がWantedlyの集合写真で盛り上がっても、

CTO採用できない。

そんなことをしてる暇があったら、本当に有能な技術者とだけ、

1対1でゆっくり語る場を設けた方がいい。

群れることで不安を払拭しようとしてるだけ。

僕はスタートアップ集団世間の温度差を知っているし、

ユーザー対峙する強さを持つ方が不安を払拭できると思います

育ってきた時代にシードインキュベータがなかった事もあり、

趣味のようなWebサービス出資をあてにするような事は一切ありません。

よく「増田くんはピッチとかしないから壁作っちゃうよね」と言われますが、

僕はパワーポイント出資が最終目的じゃないし、

起業ごっこの思い出を作るために仕事に来てる訳じゃない。

社会の一員として、売り上げを立て利益を出し雇用を作るため。

そして、税金を納め会社を持続させる。

そのために会社に来ています

イノベーションとか夢とか世界を変えるのはその先の話です。

からこそ、社長気分の無職が許せないんです。

道玄坂の向かいビルを見てると、

「本当に売り上げ作る気あんのかよ? 他人の金だって意識あんのかよ?」

不安になります

スタートアップでよくいるのが、

技術者インターンをうまくコントロールして・・・

とか言う上から目線のいきなり経営者タイプ

MVPなんて自分で作ってこいよ。

メンバーはお前しかいねぇんだよ。

自分でギラついて競合からユーザー奪って、

どんどん結果出してこいよ。

シードインキュベータは優しい人が非常に多いので、

自称起業家」がぬるく育っていると思います

優しさも大事だけれど、厳しさも大事

自分で最低限サービスを初めて「こんなのやってます」と実物で伝えないと、

世間から見た時に怪しい勧誘と区別のつかない採用になってしまます

作らないとサービスは出ないし

ないものフィードバックユーザーも仲間もつきません。

なので僕は宣言します。

コワーキングスペースを出たいです。

この生ぬるい空気から距離を置きたいです。

2014-06-27

http://anond.hatelabo.jp/20140627003412

世界狭すぎじゃね。

大学の授業だけがすべてじゃない。

勉強会行ってみたり、講演会行ってみたり、いろいろできることあるはず。

バイトとかサークルとかそういうのに開眼してもいいだろうし、

インターン始めるって手もあるし。

2014-06-26

何がしたいかわからん

自分Web制作業をして約10年になるのだが、これまでを振り返るとほぼ受注生産が中心で、はてなのような独自サービスはあまり運営してこなかった。(いくつかのポータル運営した)

普通Web制作を学ぶ人は、最終的な「こんなサイトが作りたい・こんなサービスがしたい」という目標があると思う。受託メインで食って行きたい人は少ないはずだ。うちでインターンした子はそういう目標を持って巣立っていったし、同業他社制作上のパートナーも、大体「こんなことがしたい!」という目標を持っていた。

しかし、俺にはそういう目標が無いことに気づいた。もちろん、会社を大きくしたいとか金持ちに成りたいとかWebの良さをもっと色んな人に知ってもらいたいとか基本的な欲望や理念なんかはある。しかし、具体的に「何がやりたいのか?」が無い。度々「こんなサイトを作ってみよう!」と企画してサイト構築をしても、途中で飽きる。8割方出来た状態で投げ出してしまうのである

かと言って受託がやりたいわけではない。むしろ受託はやりたくない。WordPressをはじめ、自動化・無料化が進む昨今だ。受注生産はいずれ下火になる事は目に見えている。だから、俺がWeb世界で食っていくことを考えるのなら、何かしらWebサービスを立ち上げるべきなのだが、それが思い浮かばないし、思い浮かんでも長続きしないのである

そこで発想を変え、「自分仕事に関する事で何をしている時が一番楽しいのか?」を考えた。そして1つの答えが見つかる。それは「お客さんと話をしているときである。お客さんに自分技術商品を売り込み、お客さんの悩みに対して明確に回答し、その結果受注に繋がるのが何より嬉しいし楽しいである。つまりディレクションである。俺はディレクションがしたいのだ。

しかし、ここでまた問題が出てくる。他人にディレクションを行うにあたって「商品」が必要だ。何もない状態で売ることは出来ない。客から「◯◯を作ってよ」と依頼があれば自身の技術を売り込むことはできるが、あくまでも受注生産の流れであり、客が自分を見つけてくれるまで待たなければいけない。仮に見つけてくれても明確に「私はこれが出来ます!」と証明できるものがない限り、見積依頼にすらならないだろう。

ということは、やっぱり「商品」が必要であるしかし、商品が作れない。何を作ればいいかわからない。そんなこんなで頭の中でグルグル思考が行ったり来たりしているうちに、いつの間にやら夜が明けていたのであった。

2014-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20140615040109

インターン普通にからちゃんとやってるところはふつうインターンがあると思うけど、

ハッカソンとか、最近のチャラチャラしたインターンとかは

そもそもただのネタしかないんだからどうでもいいじゃん?

インターンハッカソンに参加しようか迷ってるけどスキルは無い学生

インターンとかハッカソンとか、長期休暇になると色々開催されると思うんだけど、そういうのに行ったからといって、何もしてない駄目な自分から生まれ変われると思うなよ。

そういうのに参加して何かを得られるのは、普段から地道に努力を重ねて機会をモノにする準備ができてる奴だけです。綺麗な女の子なら技能雑魚でもちやほやされたりするかもしれないがそういうのは知らん。

何もしたことがないのになんとなく参加してしまうと、チームを組むことになる他の人に迷惑だし、なにより自身が傷つくだろうから、参加しない方がいい。まあ引きこもってろとは言わないが、参加するイベントは選べ。

中には、主催側が、「○○人規模のハッカソン実施しました」っていう実績を得たり、企業と協賛してそことの接点を得たりするのが目的で、参加者はそのタネとしか見られてないこともあるから注意しろよ。まあそこまで酷いのは俺はひとつしか知らないけど。

2014-06-12

LINEの40万インターン発狂してるエンジニア()共

そんなに悔しいんなら普段鼻息荒くしてる得意の技術を活かして転職すればいいだろ。

マジで。何をそんなに騒ぐことがあるのか全くわからん

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