2014-12-01

博士課程一問一答

以下、国立情報D2場合博士課程生活について。

Q1. 博士課程ってなんですか

A1. 博士後期課程の略。学部4年、修士課程2年過ごしたあとに、さらに(通常)3年間大学に在籍して研究を行う。

Q2. なんで博士課程に進学するんですか

A2. 基本的には研究がしたいから

私の場合M1の初めはD進も考慮しつつ、夏頃には就職する気マンマンだったが、12月下旬にふとD進しようと思い立ったのでD進した。

Q3. 普段どんな生活してんのさ

A3. 朝7時前後起床、眠かったら二度寝。早ければ9時ごろ大学に行き、勉強 or 研究 or 事務作業。

混むのが嫌なので11時半すぎに昼食(半分くらいはぼっち飯)、18時〜19時ころ大学を出る、という生活の繰り返し。

気が向かなかったら平日休んだり、気が向いたら休日大学に行ったりとフレキシブル生活がおくれる!

かまって相手があまりいないので、研究に集中できる!!

多くは一人飯なので、好きな時間に好きなものを食べられる!!!

Q4. 在学時の金銭問題に関して一言

A4. 学費はだいたい国立場合年60万円くらいかかります

学振という制度を使うと、額面月20万円がお給料として貰える+最大年100万円研究費が貰える。

基本的には博士課程学生年収240万円が上限なのだが、お給料貰えるインターンシップに参加すると学振給料を止めてインターンシップから給料を貰うことができるので、さらなる高みを目指すことが可能。

学振を取れなかった場合でも、先生によっては毎月RA代(学振と同額支給する先生も!)を出してくれるので、そういう先生を選ぶことで金銭問題はあまり問題とならない。

Q5. 学振について

A5. 日本学術振興会特別研究員DC1とDC2の二つがある。

DC1修士2年生の時に申請して、通れば博士1年から三年間上記の給料+研究費が貰える制度

DC2は博士1年 or 2年の時に申請して、通れば博士1年から二年間上記の給料+研究費が貰える制度

給料がもらえるのはありがたいし、何より先生から自立できるのが一番大きい。先生に気を使わずに色々買えるし色々旅できる。

おおまかに言って、研究計画、業績、研究者としての資質の三軸で評価されるらしい。

私の場合は、DC1落ち、博士二年からDC2採用

しばしば、DC1は業績あれば通ると言われるがそれはおそらく嘘で、一つでも大きく欠けてしまうと通らないっぽい(有利なのは確かだが)。

また、研究計画は盛ればいい、というのもおそらく嘘で、所定の年数で博士課程学生が一人でできそうな研究計画(×(1+ε))くらいでいいっぽい。

Q6. インターンについて

A6. 博士課程では数ヶ月研究関係インターンシップに参加する人がぼちぼちいます特にD2夏休みくらいがベストシーズンのようです。

どのようにインターンを探すのかについて、3通りくらいある。

1つめは、メンターになって欲しい研究者に直接コンタクトを取る方法。やったことないけど、効果は一応あるっぽい?

2つめは、会社研究所インターン募集サイトから自分で申し込む方法。このパスはあまり有効でなかったりするらしいので、中に知り合い/メンターになってほしい研究者がいればその人に頼む方が確実だとかそうでないとか。

3つめは、先生経由で紹介してもらう方法。誰かいい人いませんかメールが他の研究者採用人間からくることがあるらしいので、それに紹介してもらう。

インターンで何をやるのかは場合によって大きく異なるらしいので、打ち合わせが必須特に研究をやりにいったのに論文にできない/ならないような仕事をやって帰ってくるとか、準備不足で行って時間が足りずに終了となる場合もあると思うので、打ち合わせは念入りにしておくと後々楽だと思います

また海外インターン、準備とか後片付けとかとても面倒くさいのですが、年取ると多分もっとめんどくさくなるので、博士課程にいるうちに一発覚悟をキメてやってみると後々の就職活動の幅が広がっていいのかなと思いました。もう少し歳を取ってから海外生活となると多分キツイ

Q7. 楽しいこと3つ

A7.

(1) 平日の昼間に遊ぶことができる

(2) かなり多くの時間をやりたいことに費やせる

(3) 学会で色々なところに行ける

Q8. つらいこと3つ

A8.

(1) 論文通らない

(2) 難しい研究理解できない

(3) 論文書き上げるのしんどい

(4) 学部修士卒業した人たちと違う世界にいる気がする(みんな働いてて偉い!)

(5) 「今何やってるの〜?」「学生」の気まずい瞬間

Q9. 現時点で後悔していること

A9.

海外大学/院を受けなかったこと

研究業界で名の知れた研究室や、研究業界の主導権を握っているような研究室の人と仲良くなるのは大事なような気がしますが、やっぱり学生の頃からそういう環境に身をおいてみたかった。

D1の頃に長期インターンに参加しなかったこと

D2の頃に三ヶ月の海外インターンに参加してとても楽しかったので、D1の時も参加できたらよかったなぁと。一つ応募していたのは落ちてしまったのですが、複数応募しておけばと思います

・じっくり勉強をすること

業績を稼ぐのに焦っていて、じっくり勉強する時間が少なかったような気がします。じっくり考えましょう。

Q10. 博士課程に向いている人

A10.

自発的に動ける、かつ、困ったら人に助けを求められる人。

なんか書いてほしいことあったらコメントにお願いします。もう一回くらいアドベントカレンダーで書くかも。

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