「恨み節」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 恨み節とは

2017-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20170208015959

べつにコネが悔しいのなら、自分会社でも天下りGETしてコネを味方に付ければいいだけの話じゃね?

なんでコネをそんなに敵視するのかようわからん

天下りGETできるほど旨みのあるポジションを用意できない状況にある会社恨み節、というのならご愁傷様としか

クロネコヤマトみたいに新聞意見広告を出してみるとかすれば。

2017-01-31

結婚幸せ呪い

30歳が目前に迫っている。

ふと、結婚彼氏一種の執着だと気付いてどうでもよくなった。

全く男性に縁がないわけではないが、元から自己評価も低く依存心が高いからあまり恋愛ごとに向いてない。

で、数ヶ月前に別れた元カレ結婚報告を受けて、すうっと憑き物が落ちた。

足掻いてもダメなもんはダメだし、増してやこじらせ女の30手前の焦りほど醜いものは無い。

もういいや。って感じで。

この10年、足掻き続けて結果全部自分で駄目にしたからもういい加減学んでもいい頃だ。

恨み節とかではなく、幸せになりたいよーと足掻くのに疲れてしまった。

縁がないものは仕方ない。求めるのももうこりごりだ。

心身ともに諦めるという休養の期間が今は必要、かも?

2017-01-24

野党へ。どうか敵を間違わないで欲しい

与党叩きは恨み節のような安倍ヤメロコールしかないが野党叩きにはいくつも野党への道筋が、メッセージが示されていること

日本一党独裁ではないが一党集中した状態を良しとしてない人が多く、打破するには野党が頑張るしかないということ

与党叩きに一緒になるんじゃなく、エールを拾って欲しいんだよ

誰も自民になれなんて言ってない、自民けが正しいとも言ってない、ただ野党野党の策を持てと言うとても単純なことだ

本気で政権取りに来い、政治家として

一度あっという間に政権を喪い、信頼は地に落ちて、そうしない限り評価されない時代が来てるんだよ

2016-11-17

長谷川豊の主張は割と普通感覚だった

先日長谷川豊さんが「自業自得透析患者は殺せ」という内容の記事自身ブログ掲載大炎上

あくま自己責任患者に限っていったもの透析を受けているすべての患者さんに対して言ったものではない」と釈明したもののあえなく幾つかの仕事を失う結果となりました。

話は変わって本日NHKニュース

News Up「タバコを吸っていたの?」と聞かないで

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161117/k10010772521000.html

肺がん患者さんが「タバコ吸ってたの?」という心無い言葉に傷ついている。という内容のニュースです。

で、ここでいくつかのブコメ抜粋

非喫煙者なら「いや、吸ってなかったよ」と言えばいいだけと思ったけど、百万回聞かれたら嫌にもなるかな。/途中にあるヘビースモーカーだった人、なんでこの流れでこの人のコメントを拾ってるのか謎だ。

傷つく理由がわからない。マジで

言うわそら、吸ってないと聞けば「そりゃ運が悪かったね、お大事に」で終わる話/つかヘビースモーカー自業自得やろ、なんで被害者面の恨み節が混じってんだ/ワンステップとか言う団体JTの金入ってんじゃねえの?

強い因果関係があるって現在は判明してるんだから別に普通だろ ガンになりやすい人がいるか自業自得かは別だが タバコを吸うのは構わんがリスクの把握はしとけよ あとタバコを吸わない人の近くで吸うな

ちなみに抜粋したコメントのうち上記のふたつはたくさんのスターを獲得し、人気ブコメにも入っている。

別にこれらのコメントをあげつらってどうこう言いたいわけじゃない

ただこれらのブコメを見る限り「自業自得病気になった人」に対する厳しさみたいなものを感じた。

重病に罹った人に対して「今からあなたが同情に値する人かどうか審査します」と言わんばかりの言葉を投げかけることにも、「タバコ吸ってんのなら≪自業自得≫じゃん」と言ってしまえる残酷さにも。

長谷川豊ブログタイトルが「自業自得肺がん患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」だとしたら、あるいはその後の釈明が「あくま喫煙していて肺がんにり患した人に限定した話」だったとしtら、割とすんなりと受け入れられていたのだろう。

長谷川豊の主張は割と普通感覚だった

ただ攻撃する疾患を間違えただけなのだ

2016-11-12

http://anond.hatelabo.jp/20161112014247

悪いけど、ちっとも同情はできない。言い訳ばかりしてるから余計にドツボにはまってるように見える。

他者迷惑をかけないための努力がずっと失敗に終わり続けた。そんな中で努力をする気力すらもなくなった。

他者に一切迷惑をかけずに生きていくことなんて誰にもできないわけで、マナールールを守ることは大事だけど、迷惑をかけないようにしようっていう意識本質的無駄なんだよね。ここに大きな言い訳が表れてる。

他人迷惑をかけないようにしたから上手く行かなかったんだ」

ってね。努力が失敗したのは他人迷惑をかけないようにしたからじゃない。自分ができなかったから。ただ失敗したから。それ以上でもそれ以下でもない。

大学を辞めたからってそれが何だ?確かに学歴っていうアドバンテージを失ったかも知れないけど、ただそれだけのことじゃね。そもそも助けてくれる親が居るようだし、親に頼って自立への道を探れば良いんじゃないか?そのほうが死ぬよりよっぽどマシだ。もちろん親にとっても。

幸せになれると社会に思い込まされて、奨学金借りて進学したのに社会不適合者の自分はやっていけなくなって辞めるはめになって

これも随分な言い訳高校生にもなれば自分で将来の選択ぐらいしっかりやるべきだったし、そもそもちゃんと卒業できていればこんな恨み節を吐く必要もなかったでしょ。全部自分が悪い。それを分かっていて目をそらして社会のせいにしてるから、余計に辛さから抜け出せないでいる。自分の失敗を見つめて反省しないと、全然前に進めないと思うよ。

なんて、ちょっと踏み誤れば反社会的集団に入ってしまいそうなくらいにメンタルボコボコにされてます

これもねー。幼稚な言い訳しか見えんよ。

反社会的なっちまうから部屋から出ないんだーって、引きこもる言い訳にしてるだけでしょ。そんなに引きこもってたいなら、別に言い訳せずに引きこもってりゃいいのに。言い訳でもしないと親に申し訳ないとか思ってるんでしょ。そう思ってるなら「反社会的集団に入ってしまいそうな」とか歪んだ考えを持つんじゃなくて、さっさとひきこもりを止めるべき。だいたい根性がないヤツにヤ○ザなんてできるかっつーの。ヤク○の社会だって厳しいんだぞ。

確かに僕にも悪いところはあるんだけど、僕だけが悪いのかな、なんて感じちゃうんですよね。

断言しよう。自分のせい以外の何者でもない。

そりゃ社会なんて不公平ものだけど、その上で自分人生には自分責任を持つもの。人のせい、社会のせいにしていたら何も始まらない。

だいたい大学なんて真面目に授業出てレポート書いてりゃ誰だって卒業できる。卒業できないような能力しかない人はそもそも試験で落ちるしね。それをやらなかったのは単なる怠惰。そんなの自分でわかりきってるでしょ。

いくら言い訳を重ねても、大学を辞めて引きこもってる事実は変わらないし、前に進んで実際に状況を改善しない限り、心も絶対に晴れない。引きこもってる限り辛さから逃れることはできない。

自分が失敗した現実を受け入れて、少しでもいいか自分ができることを探して、そして前を向いて生きていくようにしない限り、心が晴れることはないよ。ダメなのは自分が一番知ってるから

自分ダメなところを認めろ。お前はダメなヤツなんだ。

ただ勘違いしないで欲しいのは、ダメから直ちに「生きる価値がない」っていうわけではないよ。人間誰しもダメダメなんだ。ダメななりに精一杯努力や工夫をして乗り切ってるんだよ。最初からデキるヤツなんて居ない。だから自分ダメなヤツだということを認めるのを、恐れないで欲しい。ダメだってことを認識しないと、前に進むことも成長することもできないから。

自分が優秀でなければイケないっていうのは幻想だと言っていい。多分家族や親戚の期待を浴びせられたからそう思い込んでるんだろうけど、別に人間は優秀である必要はない。ただ自分なりに一生懸命生きれば良いだけ。

そもそも人の価値能力の優劣で測るっていう発想がダメ。優劣なんてまやかしテストの点が良くても、単にそのテストで点を取るのが上手いだけ。いい大学を出ていたって、単に受験勉強大学単位を取るのが上手いだけ。人間価値はそれだけじゃない。人と自分を見比べて、上か下かみたいなふうに考えてるから自分ダメなヤツだと思うと引きこもっちゃうんだ。どんなにダメ人間でも、誰しもひとつぐらいは他人より秀でてることはあるよ。そういう良いところを見つけて、ダメなところは抑えて、社会と折り合いをつけてやって行けばいいんだよ。そうすれば十二分に生きる価値はある。お前はダメなヤツかも知れないけど、生きる価値はあるんだ。

長くなってしまったのでまとめると・・・

以上だ。

2016-11-08

逃げ切り世代本音

http://diamond.jp/articles/-/86178

「その後、会社側は再就職支援として、人材サービス2社を紹介してきた。そのうちの1社は、担当者説明会にすら顔を見せず、案内のパンフレットが置いてあるだけ。そんな会社は信用ならんと、もう1社に支援を依頼したが、求人内容はどれもパッとしなかった。」

結局、仕事選んでんじゃねえか。

若者には「仕事を選ぶな、奴隷になれ」って口を酸っぱくして言っているのに、

自分再就職で切羽詰ってるはずなのに貯金2000万円あるから値踏みする。

「要らない人間としてリストラされた50代」という現実がこの期に及んでも見えていない。

自己責任だと言って責任個人に集約しようとするくせにいざ自分自己責任でホッポリ出されたら経営陣に恨み節

言われた仕事だけやってのんべんだらりと過ごしてたかリストラされてんだろ、自己責任じゃねーか。

この世代説教をするオッサン本質的にはコイツと全く同じ。

貯金と首を切られないと高を括る態度が気を大きくしているだけで、

今を生きる若者と比べて能力メンタルフィジカルもない社会ゴミ

こんなオッサンどもが今の日本上司なんだから、そりゃ国力落ちますわ。

世のため人のためよりもいか自分が逃げ切ることだけしか考えてない。

若者の顔を見たら2枚舌使って「奴隷になれ奴隷になれ仕事を選ぶな仕事を選ぶな奴隷になれ奴隷になれ仕事を選ぶな仕事を選ぶな」を呪文のように繰り返す。

若者無視してブラック企業を辞めだした。

発狂、逃げ切り世代

改善よりまずやる事は若者叩き。

自殺したやつは自己責任

こりゃ社会悪くなる一方ですわ。

この社会ゴミどもはあと20年は有害物質を吐き出し続けるんだから、もう取り返し付きませんよ。

もう絶対アメリカを追いかけることは永遠に無いですわ。

2016-11-06

腐男子だけど腐女子からBL読むな」って言われた

小さい頃から兆候はあったんだけれど中学に入って間もなく、もしかして俺って男が好きなのかなと思うようになって、

それからもうちょっと経ってから男だけじゃなく女にも興奮するとわかってから、俺って何なんだろうと思って、

そんなときたまたまブックオフで読んだ、スラダンスピンオフかなと思って手に取った本が二次創作ボーイズラブだった。

しか最初は「こんなものがあるなんて」と驚いたけれど、もっと続きが読みたいと思って、気がつけばこっそりBLを買うようになって、

俺ってやっぱり男が好きなのか、バレたらみんなから嫌われるかな、気持ち悪いと思われるかなと思い悩むようになった。

大学生の従姉妹の家に遊びに行ったときBLマンガを見付けて、もしかして理解者になってくれるかもと思って、

とにかく一人で思い悩むのが辛かった自分は従姉妹に、自分が男を好きかもしれないこと、BLをこっそり読んでいることを打ち明けると、

俺を否定せずに受け止めてくれて、それからBLマンガをこっそり読ませてもらうようになって、

うれしいな~と思うようになってからしばらく経った頃、従姉妹が俺をある場所に連れて行ってくれた。

いわゆる腐女子同士のオフ会で、そこにいけば俺の理解者がもっと増えるかも、という従姉妹心配りだった。

俺はとにかく緊張しっぱなしでオフ会に参加した。当日に突然の参加だったからみんな俺の存在に驚いていたし、

俺がBL好きであることを従姉妹がみんなに告げてから、しばらく口論っぽい感じになっていて、俺はだいぶ肩身が狭かった。

中でもひとり、大人の女性がすごく怒っていて、従姉妹も説き伏せるのに困っているようだった。

どうもその人にとっては、男の俺がこの場にいることが不快らしく、やっぱり男がいると変なのかなと思ってビクビクしていると、

その人が俺に向かって「もうBLを読まないでほしい」と言ってきた。なんでだろうと思っていたらその人によると、

「男はみんな、いつも女を性的に観て暴力を与えたり搾取したりしている」

BLにハマるというのは、性的搾取され続けた女が、自分意志で誰にも迷惑をかけず男を性的に消費することができる機会」

ボーイズラブにハマるのは女だけの特権。男がBLをハマるのは女から機会を奪うのと一緒。搾取行為である

「男がBLを読むのは間違っている」「男が男との恋愛に憧れるのは誤り」

といったことを、子供向けに噛み砕いた感じで言われてしまった。もちろん一字一句一緒というわけではないけれど、概要はこんな感じだったと思う。

見ての通り偏ったフェミニズムなんだけれど、なにぶん俺はそのときまだ13とか14そこらの子供だったから、

男が女を性的搾取とかフェミニズムとかこれまでの人生で考えたことなんて一切なかったし、そのときは緊張もしていたもんで、

しかも目の前で年上の女性が怒っているし、とにかく自分が悪かったんだと思って、「わかりました。ごめんなさい」とだけ謝って、従姉妹と一緒にそそくさとその場を後にした。

雰囲気は最悪だったので、従姉妹は俺に謝ってくれたんだけれど、俺はとにかく頭の中がこんがらがっていて、とにかく怖かったということだけ覚えていて、

それから家に帰ってひとりでいるときにあのことを思い出すと、急に胸が苦しくなって、喘息のように咳と涙が止まらなくなった。

パニクっていてよくわかっていなかったけれど、その頃は自分セクシャリティに関して思い悩んでいたこともあって、

面と向かって「男がBL読むな」「男が男を性的に観るのは間違っている」と言われたことはかなりメンタルに響いていたようで、

しかも「俺は女にも興奮できる男だから女の人に迷惑をかけていて、そのうえでさらに男を好きになるという悪を上塗りしているんだ」と思うと、

自分否定され、存在を誤りだと言われ、悪者にされた悲しみと、自分「悪」であることの自己嫌悪とがないまぜになったような感覚に落ちて、

誰に謝ればいいのか、これから自分はどうすればいいのかなんてことを考えて、とにかく胸が張り裂けそうでずっと咳き込みながら泣いていた。

その日から今まで親には内緒で買ったBLを、夜中にこっそり遠くのゴミ捨て場やどこかの側溝に捨てたりして全部処分した。

大学に入った頃には、自分がはっきりとバイだと自覚して、そもそもあの人の考え方がおかしいんじゃねえかとわかるようになり、またBLを読むようになった。

気持ちが上向けば幸せがやってくるのか、理解のある腐女子彼女もできたのでそれなりに充実するようになったのだけれど、

昔あったことを彼女に話すと、本当にわずかではあるけれど腐女子の中にいると、そんな主張をしている人を時折見かけるとのこと。

ネットで調べてみたら、あの日俺の前で怒っていたあの人と同じ主張をしている人がゴロゴロ出てきてビックリした。

てっきり、あの人はかなり特殊存在で、似たような人は二人といないだろと思っていたくらいなので。

ゲイバイ親でも殺されたのかってくらいの恨み節や、自分達のおかげでゲイ権利を獲得できたのだといった主張が並んでた。

これらの主張を読んでいるとあの日のことを思い出して、心臓がドキドキいって落ち着かなくなり気分も悪くなる。

考えてみればあの人にとって「男は女を性的搾取する存在」なので、「女を性的に見ない男」の存在自分達の主張を脅かすことになるんだろうし、

今ならあの人に反論することも可能だけれど、当時は子供だったのでしょうがない。

もちろんそんな主張をする腐女子なんかごく少数、多分フェミニストの中にだってごく少数なんだろう。

彼女が多少フェミニズムに噛んでいる関係上、フェミニスト人達意見を聞くことが多いけれど、

「私達のフェミニズム女性の権利向上や搾取撤廃は掲げているだけであり、男性から権利を奪ったりLGBT否定するなんてもってのほか

 とはい思想運動である以上、そういう主張が過激な人たちの存在否定できず、こちらとしてもとてもわかりあえず、悩みのタネ」と話していた。

女性が歩んできた歴史や現状を考えれば、俺は男性蔑視といった極端でないもので限りフェミニズム思想にはわりかし肯定的なほうなのだけれど、

それでもあの日のことを思い出すと胸がざわついて呼吸が荒くなるし、そのためフェミニズムを支持したくても複雑な気分になってしまい、心が折れてしまう。

まあフェミニズムがどうとか腐女子がどうとかに関係なく、俺はそんなに頭がよくないんで知識や考えが足りているわけじゃないけれど、結局言いたかったことは、

自分がどんな思想を持っていても、あんまり悪辣に他人セクシャリティ否定しないでほしいってことだけなんだよ。特に子供相手には。

俺は口が裂けても腐女子に対し「BLを読むな」なんて言えないし、そんな気もさらさらない。

時々、腐女子を叩くゲイも、本当にごく少数見かけるけれど、それもやめろよな。

ここまで書いて結構スッキリしたよ。吐き出すのって大事だねやっぱ。あんまりこういう長い文章書く機会ないんで、文章ヘタでごめんな。

2016-10-22

シンデレラガールズ未来

筆者の担当アイドルは、総選挙圏内に入ったこともないし、ガチャ目玉にも上位報酬にもなったことがなく、

運営からしてみたら、金にならないと思われている方だと思う。

ずっと見捨てられないか怖かった。普通であれば、収益が出ない部分から切り捨てていくのは当然だから

シンデレラガールズで新しい展開がある度に、喜ぶのと同時に、担当の姿が見えなくなったらそこが潮時だと常に思っていた。

アニメは、単純にアニメとしては楽しかったが、誰もがシンデレラではなかった。

最終回を見た後、シナリオ以外の部分で、ここで終わってしまうのかと正直残念だった。

新しくボイスがついた子には純粋に心からおめでとうと言っていたし、とても良かったと感じる部分もあった。

でも、全てを受け入れるにはあまりにも偏りがあった。

アニメ化が発表されてからずっと期待して待っていた。なのに、アニメを全部見ても、担当は影も形もなかった。

ひたすらに登場人物を増やしても、話が面白くなくなる可能性や、新規がついてこない危険性もわかっている。

でも、どんなやり方でも、もっとアイドルを出すことはできたと思った。

あの世界に存在していることくらい確認させてほしかったと、恨み節を言ってしまうことくらい許してほしい。

アニメが終わって、スターライトステージ製作が発表されたときは正直血の気が引いた。

あのアニメの直後で、しかもボイスが重要になる音楽ゲームだ。完全にモバマスを捨てて、アイドルの取捨選択が始まると思った。

シンデレラガールズの人数は膨らみ続けて200人弱。もう運営は誰が稼ぎ頭で、誰がそうじゃないのか知っている。

ここで終わりかな、とくらくらした。

続報映像で、区別なくずらーっとならんだアイドルたちと続々登場のテロップで少しだけ安堵はしていたが、

アニメでの記憶根底にあったから、全力で期待することはできなかった。

実際に配信されてみて、全員お馴染みのメンバーだけで始まるのかと思っていたら、

ボイスがない子も何人か登場していた。驚いた。ボイス付きで人気がある子も全員揃っていなかったのに。

カードと全く同じ顔で、完璧3Dモデルで踊ってる。一人一人出会いコミュも作ってくれている。

稼働当初から担当はいなかったけれど、ここでもまた出会えるかもしれないと思えた。

次々と追加でアイドル実装されていって、追加された子を紹介するツイートを毎回公式が流してくれている。

ちゃんと遅れた分だけ注目してもらえるように工夫していたし、遅れただけの理由があると確信できる渾身の出来であるのが一目でわかる。

やっと、モヤモヤを感じることも少なくなった。

先日の新宿ジャック広告では、残念ながら実装が間に合わなかった子は出ることができなかったが、

流れてくるぷちデレラの並びには感動した。

ランダムに配置してただ流すことだってできたのに、隣合ってるアイドル同士が

必ずなにかしら共通点のある組み合わせになるようになっていた。

あれだけの数を、1人たりとも仲間外れを出さずに組み合わせを作ろうとしたら膨大な時間資料必要だ。

たくさんのキャラクターを生み出して、育ててきた運営いかアイドルを愛しているのか思い知らされた。

この思いがさらに強くなったのは先日の4thライブだ。

ライブは、演者アイドル表現者となって、舞台に立ってパフォーマンスするものだ。

その特性上声がないアイドルは出れないのが当然のものから

そこへ不満を抱くことすらなかったが、多少の蚊帳の外感はずっと感じていた。

ところが4thライブ神戸公演1日目、安部菜々楽曲メルヘンデビュー!で、持田亜里沙矢口美羽が後ろで踊っていた。

安部菜々はウサミン星人。持田亜里沙パペット名前はウサコ。矢口美羽のあだ名はみうさぎだ。

声の有無は関係なく、キャラクター特性を考えて、そこに連れてきてくれたのだ。

その後も、2日目も何度か現状ボイスがない、ステージに立つはずがなかったアイドルがたくさん出てきた。

単なる演出といえばそれまでだが、3rdまでではボイスのないアイドル

ステージに立つなんて予想もできなかった。大変なことだ。

200人弱いるアイドルひとりずつと改めて向き合ってくれてできたことだ。

スターライトステージで一人一人に固有のモデルを与えなければ絶対にできなかった。

深く感謝するとともに、新しい段階へ進んだのだと確信した。

4thライブSSA公演も両日ともにとても心が揺さぶられた。

1日目はメンバーだ。総選挙の結果ありきでボイスが付いていた時代には

そこに立っていることすら想像していなかった子がたくさんいた。

衣装も、初期衣装、印象強いRやSRきらびやかSSRまで様々なものモチーフにした衣装がたくさん。

どういう基準で選んだのかはわからなかったが、たくさんの思いが乗っていたことは伝わった。

1stからステージに立っているメンバーがほぼいないにも関わらず、

しっかりとシンデレラガールズをやりきってくれた。誰かがいなくても、ちゃんと成立することを証明してくれた。

翌日のSSA2日目をもって、アニメエンディングを迎えたと思った。

アニメで、一気に知名度も上がり、新規層も増えた反面、アニメ内設定に縛られるようになってしまった。

シンデレラガールズの良さは多様性でもあり、いろんな組み合わせを楽しめるところも魅力なのだから

いつまでもCPだけにこだわっているわけにもいかないだろうとは常々思っていた。

演者をそろえ、オリジナルメンバーできっちりと楽曲披露してけじめをつけて、

アニメとその先の未来の2部構成にすることで、はっきりとアニメ栄光から一歩進んだことを見せてくれたのは見事だ。

"Future castle"の名の通り、未来へ続くステージだった。

今回の4thを経て、初めてステージに立つ担当の姿を思い描くことができた。

今まで自分力不足と向き合うこと、何ありえないこと言ってるんだと言われるのが怖くて、

本当は声が聞きたいと思っていても、とても自分では言えなかった。

でも、今なら少しくらい夢を見てもバチは当たらないんじゃないかという気分だ。

そのくらい今まで以上に未来を感じるライブだった。

デレステ実装アイドルはあと19人。

おそらくこのペースで追加されていけば、年明けには全員が実装されるしれない。

全員実装が叶ったら、声ありなしで出ているコミュへの参加率も、改善されていくかもしれない。

2017年から劇場アニメも始まる。そこで、アニメときのように新しく声がつく子もいるかもしれない。

担当の昇格を見ることもなく、諦めて離れてしまうかもしれない自分が怖かった。

いつかくるかもしれないモバマス終了およびコンテンツの終了が怖かった。

媒体に移行して、必要だと判断された子以外を見捨てていく不安はいつまでもあった。

これから先、可能性が広がっていくことを何の気兼ねもなく期待ができる日が来るとは思わなかった。

シンデレラガールズ未来は明るい。

2016-08-05

どうしよう どうしよう どうしよう

私はもうアラサーだというのに、本当に情けがない。仕事が辛く、精神的に追い込まれてきたとろで母から電話がかかってきた。「あんたが帰省するときのために冷風機買ったからね」というものだった。私は反射的な対応をしてしまった。冷風機なんて要らない。湿度が上がるだけだし、カビも生えるから、買う前に相談してくれれば良かったのに、と叫んでいた。気づいたときにはもう遅かった。

その後、冷静になって考えなおしてみて、買ってしまったものは仕方がないからと思い直し(それでも冷風機などという無駄ものを買ったという知らせは悲しかった)、メール謝罪した。そのあとで電話もしてみたが返事はなかった。

これは、怒ってるな。

そんなふうに思うと、胸が痛み出し。強烈な不安感に襲われた。その後の仕事が手につかなくなるくらいずっと不安気持ちが続いた。

幼いころの記憶フラッシュバックした。「もうアンタのことなんか知らない!」と叫びながら家を出て行く母。そして、それを泣いて止めようとする幼い私。涙を流しながら、一心に許しを乞いながら涙を流し続ける私の姿が蘇る。たいてい、このような悲惨な状況になったときには私に原因やキッカケが有ったことは多い。私が感情的に、思ったことをそのまま言えば、どうしても母を傷つけてしまう。だけど、母を怒らせるたび、私は辛い思いをしてきた。母は、一度怒ったら私が泣いて謝っても絶対に機嫌を戻さない。怒った気持ちを抱えながら、不機嫌にドアを叩きつけるように閉めて、ご飯を無言でほおり投げるように出す。そして母はときどき、「アタシを怒らせるなんてなんて馬鹿なことすんのかなー。こんなことしなけりゃもっとマシなメシを食わしてやったのによぉー!」とひとりごとのように恨み節をぶちまける。それは、母の中で怒りの感情が薄れ機嫌が治るまで続く。

こんなふうに自分意見を言って機嫌を損ねることを恐れて、母と接するときは細心の注意を払うようになった。会社上司と接するときよりも私は気を使って接するようになった。そして注意を払うことばかりに気を取られるのが嫌で、あまり会わなくなった。いまでは盆と正月に数日顔を合わせる程度、それから用があればときどき電話をかける程度の接点だけにしている。

私は、大人になったんじゃなかったのか。それでも母が怖い。ただ恐怖を感じる。どうして?

2016-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20160801002932

対等の立場というけれど、そのルールの上であの心配したフリして恨み節記事書かれて、別の取材で撮られたであろう写真勝手に貼られて

何が対等なのかと感じるよ

対等だと言うなら記事にせずに内々で解決すべきことですよね

マスコミばかりじゃなく吉田選手お金を取るようになったきっかけも吉田選手と話してフォローすべきだと思うしね

はっきり言ってアンフェアです

2016-06-27

http://anond.hatelabo.jp/20160626232647

野球に誘った男に彼女がいた、または略奪したろと思ったのにスルーされた恨み節

そんなに野球好きだったら、野球好きの同性の友達がいるだろうに。球場来てみ?女の子だけのグループとか普通におるで

2016-06-22

同人活動云々への補足

件の記事http://anond.hatelabo.jp/20160622100234】の増田本人です。

ちょっとした日々の愚痴のつもりがわりと反応を頂いていてびっくりしています。あまりにも賛否両論というか、迷惑をかけてしまった、不快に感じられた方もいるようなので、少しだけ補足させて下さい。

タイトルの付け方や、アドバイスなどという言葉を使ったことにより、同人既婚者代表みたいな書き方に見えてしまうように感じる方もいるようです。配慮が足りず申し訳ないです。あくまでも私のしくじり体験愚痴日記であって、思うことがあったり共感を感じるような方には同じしくじりをすることがないといいなぁ、位の気持ちで書きました。

文章が長いのは、そもそも誰かに読んでもらうことを意図してなく勢いで書いたからです。でも思ったより多くの方に読んで頂き、結婚マイナスイメージを植え付けてしまったのは自分でもよろしくなかったと反省してます

増田が伝えたいことを3行で書いてくれた方もありがとうございます。嬢の崩壊日記と受け取った方もいれば、趣味の極振りで身を滅ぼした話と受け取った方も、結婚の失敗談と受け取った方もいるようです。私がこれまで何も考えず人に迷惑ばかりかけて生きてきたメンヘラなのは事実なので何も言えません。これから反省して同じ過ちを犯さないように努力するしかないです。

ただ、私個人としては、人生懺悔と共に、強すぎる承認欲求評価への依存、これは自分が思ってる以上に根が深いから、自覚のある方は考えたほうがいいかもよ?ということが言いたかったのだと思います自分でもよくわかりません。多少夫への恨み節も混じってますし。(笑)

経済的DVという意見に関しては、ちょっと違うと反論します。これはむしろ主人の金銭感覚を信用して管理して頂いてる行為であり、私自自分金銭感覚がぶち壊れている自覚があるので全く問題ありません。問題があるのは私です。風俗金銭感覚壊れますね。

あと、母親子供を最優先すべき、という部分に対しての反論も重く受け止めました。私の母親があまりにも私を蔑ろにしたのがそもそもの承認欲求の拗らせ原因なので、自分はもし子供を持つなら子供を一番だと思いたいが故のただの個人的意見です。しっかり子供愛情を注いだ上で、さらに大切なものを持っている方を悪く言う意図ではありません。申し訳ございませんでした (母親への想いに関しての記事もそのうち増田として供養したいと思います。)

沢山の意見トラックバックコメントTwitterに至るまで目を通させて頂きました。何か感じて意見してくれた人、皆さん全員にありがとうございます。怖い思いをさせた方は本当にすみません

ちなみに、増田の主人にもこの文章を読んでもらいました。お前自伝出してみればいいんじゃないの?って一言言われただけでした。あとお前俺のこと相当信用してるけど何かの拍子で全部お前の人生周りに言うかもしれんぞ?とも。もしそうなったら客と結婚した私が悪いよ、って返事したら、金銭感覚ぶち壊れてる風俗嬢結婚した俺も悪いなって言った後ゲス極の両成敗口ずさんでました。ちょっと泣いた。

どうでもよさそうだけどせっかくの質問頂いたので気が向いた部分に追記

○何の仕事やってたのか気になる→2時間10万円を頂くような高いお風呂屋さんです。金銭感覚という点ではやばいことになりましたが、自分の頂く対価を真剣に考えるという意味では良い勉強になったので、永遠28歳の鬼講習も交えてそのうち書きたいテーマです。

育児日記ワンチャン→笑いました。やりません。

漫画にしたら?→今回の記事話題になり身内の意見まで目にしちゃったんですが、どんなに仲の良い友人でも切り離して他人人生になった瞬間批判対象になるのだなー、と思ったので身バレこわいのでやりません。秘密にしとくことで守れるものもある。

リミットつけてお願いしてみては?→真剣に打開策考えてくれてありがとうございますインターネット公表する分には全く文句は言われないので、オフは諦める、というのが私の中の結論です。

○どうして俺と出会わなかったんだ→笑いました。来世で会いましょう。

○とりあえず嬢と結婚できるのはわかった→吹きました。頑張って。

以上です。またしても長々と失礼しました。

2016-04-06

http://anond.hatelabo.jp/20160406000403

まりにも男に相手にされなさすぎることをこじらせてレズバー通ってグチグチ男への恨み節を言っていた人は知っている

2016-02-12

ほんまに妊娠中と産後一年の嫁の扱いだけは気を付けろ

うちの母も何かにつけては思い出して恨みを言い出す

ほんまに普段精神状態とか全然うから

まず産後は性欲がないから旦那愛情補正ゼロになる、エロ漫画とかどんだけストーリーや絵が糞でもエロければ許されるやん、それが急に読者が賢者モードエロが嫌われてストーリー画力だけ求められてるような状態

眠れないことで体は極限な上に、周囲の判断子供自分に対して敵か味方かで別れてて子供を守って唸っている獣のごとき精神から旦那はこれだけ辛い時に子供に構わず助けてくれなかったってだけでも愛情失せるのに、夜泣きでうるさい黙らせろと怒鳴り付けたり、妊娠育児で嫁が女に見えないとかで不倫をかましたら、完全に敵になる

そしてそれは一生続く、その辺で話しかけてくる老婆ですらこの時期の恨み節を語り出すことがある

ちなみに私は子煩悩家事も手伝ってくれる旦那で、優しさに家族としてより好きになり、性欲が戻ってから愛情が増してベタぼれです、辛い時に優しく助けてもらった事も忘れないし人生屈指に辛い時期だから優しくするのがいいよ

2016-01-22

エミュレーターゲームやってた子供の話

マジコン話題になってて色々思い出したが、他じゃあ言えないしここで吐き出す。

 

から20年程昔の話。

ウチはゲーム嫌いでゲームに金は出さん!っつー母のせいでゲーム類は一切買って貰えなかった。それでも親父にゲームがやりたいポケモンがやりたいとねだりまくっていたら、ある日父は自宅にあったPCポケモンができるようにしてくれた。親父はすごいと思った。

他の奴らはGBでやっていたし、通信ができないという致命的な差はあったが、それまで一切「自分ポケモン」を育てられなかった俺にとってそんなことは些細な差だった。母と喧嘩しながらもメチャクチャ遊んだ

 

当然だけどポケモンだけで済むハズは無く、親父に次はあれがやりたいこれがやりたいとねだり倒した。

64のものは駄目だったが(今思えば容量的にもスペック的にも無理があったんだろう)GBのものはだいたいどうやってかPCでできるようにしてくれた。たまについでにと見知らぬソフトも一緒に入れてくれたりもした。

GBGBCになってGBA時代までそれは続いて、最終的に遊べるソフトの数は数百以上になっていたと思う。

 

何時頃からかは覚えていないが、少なくともDSブームになる前だ。

その頃から親父はPCに新しいソフトを入れてくれなくなった。確かその頃に、エミュレーター割れ違法性が改めて問題になったんだったと思う。

俺も相変わらずゲームプレイしていたが、成長して自分で稼いでゲーム機くらい買えるようになっていたから気にしなかった。GBADSも実機を買った。ゲーム自体も一時期より熱が冷めて、ネットを見ている事のほうが多くなった。

 

ネットをうろつくようになり、俺は"割れ"の存在を知った。同時に割れ厨存在も知った。とくに話題に上がっていたのはエロゲー割れで、割れ厨のぶっとんだ理論嘲笑対象になっていた。

俺も笑ったが、でもそこで気付いた。これ親父じゃん。

親父は凄くもなんともないただの割れ厨だった。しか自分割れ厨なだけでなく、無知子供にも片棒を担がせるような人間だったんだと感じた。

 

今思えばゲーム嫌いな母とポケモンポケモンと騒ぐ俺の板挟みになった結果だったんだろうと割り切れるが、当時は割と本気で親父に失望した。いや、今も完全には立ち直りきれてない。

当時の権利意識ならこんなもんかという反面、物事の良し悪しもわかんねーガキに何させてくれてんだよ、という恨みの気持ちもある。

親父の親切心のお蔭で今でもゲームを買う時罪悪感が湧く。改めて文章にしてもやっぱ俺なんにも悪く無えじゃんと思うが、まだ割り切れない。

 

からまり手軽な気持ち子供マジコン渡してる親はもう少し考えたほうがいいよ。

権利意識が薄い大人に育つのも大問題だけど、逆にそこらへんしっかりした大人に育った時の自己嫌悪と親への失望は凄まじいゾ!将来コンテンツを作る側、「正規で買ってください><」って言わなきゃいけない立場に回るとさらに罪悪感半端無いゾ!

ゲームなんて年1,2万の出費じゃねーか。その程度の金額のために子供にこんな罪の意識を植え付けないでくれ!

 

17:22追記。

大雑把に20年くらいって書いたが、正確には覚えていない。ポケモンブームの時期だからそんなもんだと思うんだが。

俺が小学校低学年の頃。自分ゲーム買うようになったのはバイト初めた高校から

ダウンロード自体違法になったのが2010年って事だが、その随分前に完全に手を引いてたな。

親父のやってた事は窃盗のものだと俺は考えるが、法的にはセーフなラインを守っていたようだ。

 

これだけボロクソに書いてるけど、親父は軽蔑する部分も尊敬できる部分もある肉親だ。毒親だとは思っていない。

俺が言いたかったのは親父のクソさや恨み節でなく「割れ子供に与えた結果として、こういう方向に子供逆噴射して親への信頼が損なわれる事もある」って事だが上手くまとめられなかったようだ。ごめん。

 

時代が違うっつーのは理解してたつもりだったけど、ブコメの「おじいちゃんが戦争人殺してたら殺人鬼扱いするか? 」で少し気持ちの上でも納得できた。ありがとう

2015-11-01

ツイッター中毒から抜け出したい

この4年間ほど、ツイッター中毒になっていたが、どうもメンタルに悪影響しか与えないことが判明し、暫く離れようかと思っている。

ツイート数は黒歴史消去を含めて5万ツイートくらいか。完全に中毒である

辞めようと思ったきっかけは、たまたま同業者と親しくなり、リアルで会ったことだ。私はその人自身は決して嫌いではない。はっきり言ってしまうと、今まで出会ったことのない優しさと包容力のある人で、かなり好きなタイプに入ると思う。リアルで会う前までは、頻繁にやりとりする人の1人だったが、やはりオフで会うと全く違う。毎日ツイートが気になるようになってしまった。

私は現在会社に中途で入った後、グループ再編でグループ内の別会社に移り、業界も変わってしまった。カルチャーも商習慣も全く違う業界で慣れることに苦労した。そんな矢先、ツイッター移転先の同業者で、非常に優秀そうな人を見つけた。それが上述の人である。そこまでは良かった。そこから先が問題だ。

移転先の業界は、巨大企業グループがいくつかあり、残りは地方拠点会社が数多く存在する。所謂斜陽産業であるが、待遇世間イメージから巨大企業グループ学生に人気がある。しかし、実態はかなりブラックな要素の方が多い。それはドラマなどにも取り上げられた。

ツイッターで知り合った同業者自身はあの業界で若手管理職になるくらいだから営業部門ではかなり優秀である。前向きなツイートが多く、視野も広い。それがその人の魅力でもあるせいか、同業者を中心にフォロワーもそこそこいる。私はその人を直接知る前まで、その人と頻繁にやりとりしている同業者存在をあまり意識していなかったが、その人のツイート意識した途端、同業他社フォロワーツイート意識して目にするようになった。馴染まない業界、息苦しい業界で、自分はどのように振る舞えばいいのか。折しも、その時、私は業務繁忙による過労と、上司パワハラで苦しんでいた時期だった。通院しながら抗鬱剤毎日飲む日々が何ヶ月か続いた。同業者で似たような経験の持ち主も多いと言われている。必然的に、メンタルの病んでいる同業他社フォロワーを密かに目にするようになった。

しかし、それが罠だった。

同業他社人達ツイートは、毎日が異常と思える程、会社上司に対する悪態や、業界特有の異様な商習慣に対する恨み節のような内容ばかりであった。加えて、自分価値観信条と全く相容れないツイートも多く、私のメンタル悪化させる原因となってしまった。同時に、移転先の業界に対する悪いイメージが一層強化されてしまい、勤務先もあたかもそういう会社じゃないのかと投影してしまうほど、ネガティブツイートだらけで、不愉快まりなかった。

もちろん、直接やりとりしている人とは価値観シェアできることもあったし、それなりに良い影響力はあった。特に、私が夏に1ヶ月休職し、ピンチだった時に助けられたりもした。それはとても感謝している。

それでも、トータルでメンタルへの悪影響度合いが強くなってきたので、やはり離れることにした。その人は、メンタルがタフなのか、同業他社フォロワー断末魔のような叫びに対して、常に寛容であった。どんなネガティブツイートに対しても、受け止めて励ますような優しさがあった。特に地方拠点の営業職の人達に対して。


メンタルへの悪影響について、具体的には述べられないのだが、上述の通り、価値観の噛み合わない人達連鎖的に、或いは間接的に繋がってしまい、どうにも不愉快になることが増えた。特に仕事に対する取り組み姿勢で目に余る不愉快つぶやきが入ってしまったことが一番大きい。


私は秋にピンチを何とか乗り越えた。同業他社地方拠点人達は、相変わらずメンタルが病んだままで、毎日毎日断末魔のような愚痴を1日何十ツイートも連投している。

上司死ね

・この仕事も営業も本当に大嫌いで消えてなくなって欲しい

言い訳だけは上手になった自分しか自慢できないことが悲しい

・あと5時間月曜日という地獄がやってくる

・この糞商品目にするだけで、商品開発者をぶっ殺したくなる

まぁ、所謂社畜」のおたけびなんだけど、私が決定的に彼等に対してぶち切れたのは、移転前の会社商品全般を完全否定して異様にdisっていることだった。さすがにこれだけは許せなかった。確かに私から見ても、明らかに糞商品の方が多いと思っている。それでもだ。私はこの商品を取り囲む市場というものが好きであり、好きだからこそやれたという経緯がある。それを頭ごなしに否定しかしない同業他社人達ツイート毎日毎日目にすると、いい加減、うんざりしてきた。

それでも、私が知り合ったその人は、彼等に対して優しかった。何故なら、その人自身もまた、私が以前いた業界存在に対して、否定的見解の持ち主だからだ。完全否定はしていないものの、やはり、あまり良く思っていない。こんな私でも、仕事一筋で一応やってきた。それを婉曲的に否定されるのは、やはり辛い。


取り敢えず異動先の仕事邁進すること、組織再編の渦中で自分を見失わないこと、ネガティブなことは目に入れないことが一番重要だと思う。

今までありがとう、Yさん。

2015-06-26

イケメン美容師武勇伝がまんまスーパーフリードン引きした

ここ5年くらい、同じ美容院で、同じ男の美容師に切ってもらっている。長いので、お互いにプライベートな話もする間柄だ。

その美容師はもう40代で、結婚して子供もいる人なんだが、この歳にして死ぬほどの爽やかイケメンで、話も面白く、そのうえ親が美容院経営者ときてる。要するに、金持ちボンボンだ。いまもモテるんだろうが、若いころはこれに輪をかけてさぞかしおモテにならたんだろうと思っていたんだが、この前聞いた彼の若いころの武勇伝が、想像以上にあまりにも闇すぎてドン引きしたので、そのことについて書く。


予想通り、彼はモテモテだった。学生時代から彼女を切らしたことはなかったし、それでも言い寄ってくる女性は後を立たなかった。美容師という、イケメンが多く、女性と多く接する仕事柄だからだろう。彼の周りにも、モテる友人が多かった。

そんな彼らにとって、女性という存在は、放っておいても無限に湧いてくる「水」のような、たいしてありがたみも感じない、軽い存在だったのだろう。彼らはなんと、美容師仲間のあいだで、「女の子の回し合い」をしていたという。要するに、お互いが新しく知り合った女の子を連れ立って一緒に遊びに行き、その場でパートナーを交換し、別の女の子セックスする、ということだ。

乱交パーティも、よくやっていたという。友人の家に女の子を連れ立って集まり酔った勢いセックスなだれ込み、とっかえひっかえ、セックスをやりまくる。そのときゴムは付けなかったという。その結果、相手を妊娠させてしまい、降ろさせたことも何度もあったそうだ。当然、これらの行為は、本命彼女にバレないよう、裏でこっそりやっていた。これらの行為が、どこまで相手女性合意のうえで行われていたのかは、わからない。

「いやー、俺も若かったよ―(笑)

いともあっさり語る彼だったが、交際人数が片手で足り、浮気をしたことも1度もない、セックスときには必ずゴムをつける俺のような人間から見れば、彼のやっていることは女性を一切人間と思っていない悪魔所業しか思えず、ドン引きした俺は引きつった苦笑いを浮かべることしかできなかった。実際、やっていることは一時期世間を騒がせたスーパーフリー事件とまったく同じだし、もし女性がその気になっていたら、刑事事件として告訴されてもおかしくない話じゃないか。

それでも彼はモテるモテまくる。結局、彼の容姿が、経済力が、コミュニケーション能力が、女性を魅了し続ける限り、彼が女性に対してどんなに誠意がない、鬼畜所業を行ったとしても、彼はモテ続けるのだ。


そんな彼を見ていると、一部の男性がいう「女は男に優しさやら誠実さやらを求めていると口にするが、実際には誠実にしても決してモテない。女は雑に扱うくらいでちょうどいい」という恨み節も、あながち間違ってはいない、と思ってしまった。結局のところ女性が惹かれるのは容姿経済力コミュニケーション能力といった「モテ資本」に対してであり、それを持った人間は、女性に対する優しさも誠実さも微塵も持ち合わせていないクズだったとしても、無関係モテ続けるのだ。

2015-06-25

Fate SN UBW 20メモ でもにっしょん

昔、ある出会いがあった。

おそらくは、一秒すらなかった光景。

されど。

その姿ならば、たとえ地獄に落ちようとも、鮮明に思い返すことができるだろう。



その先が地獄だとしても前に進むと決めた士郎と

その先が滅亡と知っていても王になると決意したセイバー

やっぱりこの二人は似たもの同士だと改めて思ったなあ



本編のアーチャーの詳細の中で「なんのペナルティもなく固有結界を使いこなし」という一文があったが、本当に消えかかった身でも発動可能なくらい消費が少なかったんだな

わりと初期の頃このペナルティがどれくらいのものなのかと議論されていたがまさかこんなところで結論が出ようとは



HAの『たとえ地獄に落ちようとも思い返すことのできる光景』をまさかUBWで見れようとはなぁ………

アーチャーが契約した“かつてのセイバー”に対する思い入れ出会いの強さがしんみりと来たぜ

……だからこそ、歯痒いものを感じる

セイバーの聖杯に対する願望、そして自分の内にある鞘の存在を知るほどの関係に至っていたのに、なんで彼女を救えなかったんだ馬鹿野郎………!!



この世界の士郎は先にアーチャーを見たからこそ、アーチャーの様にはならないんだろうな。

守護者の立場が確定したアーチャーはもう抜け出せないけど、後悔だらけの自分とは違う道を示す自分を見たわけで。

本人にはもう救いはなくても、可能性を感じられるだけマシ、なのかなあ。



問おう、貴方が私のマスター

カットが入っててまたいいわ。あのシーンて確か本編士郎じゃなくて

本編アーチャーの過去編だったよね。

セイバーの表情もとても良かった。



そういえば士郎はよく「借り物の理想に執着してしまった愚かな男」って言われてるけど、どっかの誰かさんが言ったように「借り物の理想を持たない人間はいない」んだよな。そして自分も元だけど「借り物の理想」をもった人間に該当する。

何年か前、ある人の実況動画をみて、その実況者がプレイしたゲームの素晴らしさに憬れて、自分もそのゲーム製作者のように素晴らしい作品を造りたいと思うようになったのよ。

でもいつからだったか覚えてないんだけど、自分の抱いた理想が「そのゲーム製作者のように」ではなく「自分だけの、自分にしかできない作品を創りたい」という理想に変わったたんだ。

つまり何が言いたいかっていうと、全ての理想に対するanswerは「他人から受け継いだ借り物の理想を借り物の理想のままに終わらせるか」と「借り物の理想を自分だけの理想に変えられるか」という二つの結論に帰結するんじゃないかなといいたいんだ。



新規の人のコメントで「袖がないアーチャーの服は『涙を拭くことができない』ことを表していると思った。」っていうのを見てめちゃくちゃ納得した。



一晩たって落ち着いて考えてみると、この一番大事なシーンを時間の制限ついたアニメにしっかり合わせて分かりやすく構成してると感心するわぁ…

原作やったのがだいぶ昔でアーチャー言葉にひたすら対抗して打ち合ってたイメージあったけど、ちゃんとその苦しみを理解してその上で対峙するって段階を丁寧に丁寧に描写してたのがほんとよかった、特に同情なんてしないけど心が欠けそうになるってシーン。

あと原作やった時は二人にしか目が行かなかったけどセイバーさんめっちゃ辛そうだな



挿入歌の「傷だらけの硝子の心が」の部分でボロボロの士郎が映って、「忘れかけた熱をともす」でアーチャーに切り替わってるんだよな

偶然かもしれないけど、なんか感じるところがあった



ある意味では士郎にとっても(桜関係や横暴なところを除けば)そういった持ち味を持った慎二も愛おしい日常象徴だったんだな。だからこそHAでの殺し殺されるっていう緊迫した感じや魔術に対する毒気が抜けて、これから間桐家から出て一般人として再出発しようと語る慎二と士郎のやり取りは(セイバー&桜√で死んでることを考えると)胸にくるものがある。もしHAが映像化したらぜひ入れて欲しい。



理想に執着しているのであって助ける相手に執着していないと言っているのだと思う

衛宮士郎幸福のために邁進する者ではなく、もっとあいまいなものを守ろうとしているに過ぎないと

だから誰を救うのかも定まらない

それは特定の誰かを助けるために必死になれる人間(たとえば士郎のために真剣に怒った凛など)に比べれば動機が弱い

自分の欲望ではなく願いのために戦うから薄っぺらいんだとエミヤは言いたいんだと思う

じっさいは薄っぺらいどころか士郎は折れる気配すらないと悟るんだけど



今思えばアヴァロンって必ず誰かを救ってくれる要なんだよね…士郎の命が切嗣によって救われただけじゃなく切嗣自身も士郎と出会い救われたし、SNでは後にセイバーが士郎と忘れられないあの夜に出会って彼女自身が救われるきっかけになったしさ。皆の架け橋のような存在だよね。

数ある宝具の中でも、特にアヴァロン(全て遠き理想郷)は尊いものに感じるな。



エミヤに「その先は地獄だぞ」と言われた後の士郎の微笑みが素晴らしかった。

自分の理想の根底にかつての自身の願いがあったことに思い至っての、自身の理想が空虚な借り物でなかったことへの安堵、かつての自分と同じようにたとえ未来自分から進む先が地獄だと告げられてもその道を進むことをやめようと思わない「自分」と言う人間の性への苦笑、そしてこれからも理想を追い求めていくという決意、それらがあらわれた絶妙な表情だった。

「士郎は人間の振りをしたロボット」とよく言われていたけれど、実は士郎も自分自身のやりたいことを追い求めたれっきとした人間だったんだな。



士郎の始まりは切嗣との出会いでも「正義の味方」という借り物の理想ではなく大災害の地獄の中で願った「誰かを助けたい」という思いだった

今回の話は視聴するまで不覚にも自分ですら忘れていた事柄を士郎と一緒に再確認させられたエピソードだった

これまで士郎は「人間のフリをしたロボット」や「士郎が人間になれるのはHFだけ」っていう意見が多かったし、自分もそう思っていたところがあったけど

今回の回想を見て、改めて以前にきのこが語っていた「士郎という人間は大災害に遭わなくっても最初からああいう人間だった」や「士郎は成長しない主人公」という言葉通り、士郎は最初から士郎以外の何者でもないと改めて気付かされた

今回のUBWはアーチャーが忘れてしまった大切な事を思い出す物語であると同時に、視聴者が「衛宮士郎衛宮士郎という一人の人間である」っていう原作をした時には分かっていたことを思い出す話じゃないのかな?

そういう風に思わせてくれるufoときのこの演出は本当にすごい

ある意味ではこれまでのfateの総決算ともいえるの名エピソードでした 



Fate/stにおいては近くにアーサー王がいるとオートリジェネが入る便利装備

もう一つ便利機能があるがこれは別の話

アーサー王物語にて、策略でアーサー王決闘させられたある騎士がすんでで相手の正体に気がつき

鞘をアーサーに返却、同時に鞘の加護が消滅してしまい、治癒しきっていなかった致命傷が元で死亡してしまった

と、本来なら死亡しているであろう傷でも命を繋ぎとめてしまう能力がある

もう一つの便利機能、害意判別といいアーサー王物語におけるエクスカリバーの本体はこっちなんじゃないかとの声も



上手く言葉に出来ないけれど、ダイバーのようだった。

忘れてしまったモノを思い出す為に記憶(うみ)に潜り、あの地獄、あの原初の光景の中にある大切なモノを手繰り寄せる。

Fateは偉大な英霊同士のバトルが目玉なのはよく分かるし、派手だから目に付きやすいし当然だと思う。

でもやっぱり、こういった『人間の想い』を丁寧に織り上げる物語こそが、Fate真骨頂だとPC版をプレイした時からずっと感じてた。

次話の『answer』もだけど、これから終局まで続く怒涛の展開に期待!



ユニクロ士郎は前編通してやるともうこれしかねぇって感じになるからね、仕方ないね

個人的に士郎のユニクロについては、端的に士郎の特徴を現してる気がする。

服装って現代では(昔からそうではあるが)自分をよりよく見せたいとか人と異なる服装をして自己個性を出したい、または同じ服装をすることで一体感を味わいたいといった意味で使われると思う。でも、士郎にはそういった人より優れた自分を見せたいという“自己”には乏しい。士郎がユニクロ着てることからそういう風にも読み取れるんじゃないかなぁと自分は思ってます。



凛の「アイツはああでなくちゃいけないって、ああいうヤツがいてもいいんだって救われてる。」

20話視聴後の感想はまさにこの心境だった

衛宮士郎というキャラクター創作物の中でも一番好きなキャラかもしれん



違うアーチャーも言ってただろ

「助けたいから助ける」そこに理由がないから偽善だって言ってる

普通の人は大切な人だからとか誰かを助けるに足る理由存在する

でも士郎は見ず知らずの人すら命がけで助けてしまう

でその理由を挙げるなら死にそうな誰かを助けたいという理想しかないんだよ

間違ってない願いだけど人間として致命的に欠けている



総てを見通す魔術師は、選定の剣に手を掛ける少女に忠告した。

「それを手にする前に、きちんと考えたほうがいい。それを手にしたが最後、君は人間ではなくなるよ」

地獄を見てきた男は、荒野を目指す少年忠告した。

「おい、そこから先は地獄だぞ」

剣を抜くカットもそうだけど、この辺りもまた対比になってるなぁ



元から、「今、願ってる主体」が士郎以外の誰かだったことはないよ原作でも。

切嗣への憧れから始まってるから「所以が」借物だってだけ。

これ、普通物語なら「始まりがなんだろうとこれは俺の心だー!」になるんだけど

そこで、「もう借物だとか自分の心だとか、理想が理想である前には超些細ですし」

までぶっとぶのがUBW。

「笑いたかっただけ」みたいな話は、普通キャラにとっては深刻なんだけど

衛宮士郎二人にとっては、自分が偽善呼ばわりされるなんて大した話じゃないから

話さくさく流れて理想の話になっちゃうんだよね。

「笑いたかっただけ」は作中である意味投げっぱなしだから

そこを凄い脳内で拡大してる人が出たりする。

それこそ、「士郎は切嗣の行動をなぞってるだけ」とか。

原作にそんな描写どこにもないんだけど。



士郎は切嗣に「憧れた」わけだけど、

それはつまり、「ああいうものに憧れを抱く、善しとする価値観」を

士郎が元々持っていないと始まらない。

それを考えると、もうちょっと複雑なんだよねその辺り。

アーチャーの「幸せそうだったから憧れただけ」を真に受けるのはナシだしな。

「実は贖罪」もそうだけど、UBWであいつが殊更露悪ぶって口にする言葉

鵜呑みにしたって始まらない。

それよりは

>「―――覚えてる。俺を覗き込む目とか、助かってくれと懇願する声を。

> その淵で思ったんだ。自分が助かった事じゃなくて、助けてくれるヤツがいる事は、なんて」

> 素晴らしい、奇蹟なんだって事を。

の辺りを読み込んだ方が未だヒントになりそうな。



UBWの荒野は、アーチャーが辿り着いたものの象徴だから

 どうやら相手は、自分の記憶を流し込まれているらしい

→じゃぁもっと決定打になるものを見せてやろう

っていう意味じゃないか? UBW展開は。

「お前の辿り着く先はこの不毛の荒野だ」を文字通り目に物見せると。

あと、演出的には、Ufoはアーチャーと士郎を背負う空(特に雲)で表すそうだから

多分answerが凄いことになる。

UBWは心象世界だから、心象のぶつかりあいをビジュアル化する装置になりうるんだよ。

まさかここにきて、「アーチャーのUBW展開はローコスト」という設定が

演出上の最強のカードになろうとは。



某動画サイトでのコメントアーチャーセイバーを間接的にdisってるwwって解釈してるから違和感ある。

あそこのシーンのセイバーアーチャー言葉に傷ついてるわけじゃなくて自分と同じような道を歩んだ士郎の成れの果てのアーチャーを痛々しく思いながらも自分と似た願いを持つアーチャーを否定しきれない葛藤も持ちながら二人の問答の答えがどうなるか見守ってるんだと思う。



ホントそれ。そもそも願いが間違いなだけでセイバーの在り方自体はFateの全編を通して否定しえないものとして書かれてる。

SNから入った人はセイバー√で初めにそれを理解するんだけどそれをZeroで盛大に全否定したもんだから

そこから入った連中はセイバー=否定される、していいキャラとして認識してるから大問題。

虚淵のネームバリューもあって被害は甚大よ。



士郎って、熱血少年ぽいパーツそろったデザインだし、

たまに絵に起こしてもらうと、ゲームのCGイベントは戦闘だし、

パッケージイラスト起用でも戦闘系だしで、

「いかにもうおおおおおとか言いそう」なとこが対外的には押されがちだったけど

基本「己と向き合い自分の心を形にする」人間だから

実は「動」だけじゃなくて「静」の面も強いんだよね。

しろ「静」が本質って気もする。

その「静」に支えられるから熱さもあるって感じ?

今回の、内面でのアーチャーとの静かな対峙で

「静」の面が凄いクローズアップされたと思った。

自分はこれが見たかったんだよね。



とりあえず、「以前の記憶がない」は「ほほをつたう」と矛盾してると思う。

士郎、思い出に浸るのを自分に禁じただけで、普通に記憶はあるぞ。

> 何もなくなった場所にいって、有りもしない玄関を開けて、

> 誰もいない廊下を歩いて、姿のない母親に笑いかけた。

> ……あの日の前に戻れて。

> 何もかも悪い夢だったのだと、そう目が覚める日を待ち続けた。

一度心が死んだってフレーズが印象的なんで、

マジで大火災が0才状態と思われてたりするけど。

士郎って割と元々ああよ。



衛宮士郎アーチャーと士郎に分かれて真剣に自分の将来を模索するお話まじ熱い

アーチャー自分が辿った選択ではろくな道筋にならないと力説する

士郎は自分が進む未来は「選べる道」ではなく「選びたい道」を進もうとする

幾度の面談を経て衛宮士郎は見つけづらい険しい道筋を見つけて答えとする

自分会議(物理)は死ぬほどストレスたまりそうだけどその分効率の良さが半端じゃないな



今回のエピソードは、アーチャーの月下の誓いに対する「呪い」という言葉

あまりにそのまま伝わり過ぎていることに対する反論的な意味もあるのかな……と思った。

余人から見れば呪いととられかねない歪なものなのは確かだし、発言したのが未来の士郎と

いう点もあって、「信憑度が高い」と取られても仕方がない部分はある。

だが、そうじゃない。そんなものは、アーチャーレトリックに過ぎない。

「月下の誓いに至るには、大火災のさなかで救いを求める自分がいて、生存者がいないと分かりながらも

助けようとした切嗣がいた。だからこそ、救われない人間をこそ救おうとするエミヤが生まれた。呪いなんて、忘れてしまったアーチャーの後付だ」というように。

ここら辺、原作やってても勘違いちゃう人間がいるし。これをより説明的にしたことを指してデチューンと言ってたのかもね。

なんだかんだ分析してるが、初見じゃもうボロボロ涙でて凄かったよ。そうだよ!そうだよ!と絶叫しちまった。



価値観っていうと語弊があるのかもしれないが

とにもかくにも「心」はないと憧れも発生し得ないってところは

押さえておいてもいいのではと。憧れって心の働きなので。

災害中の描写から、衛宮士郎連続性を断つ描写は作者したつもりないと思うんだよな-。

っていうか、原作描写をそう読まれちゃったことを踏まえて再構成したのが

今回アニメ描写って気もする。



んー、言いたいことは分る。確かにもっともだ。

だが、「心が死んだ」「ゼロの状態で切嗣から新規に心を貰った」だと

極論すると、士郎以外の誰であっても

上記二条件を満たせば、士郎の如き人間になるってことだろう。

実際問題、それは非常に考えづらくないか?

なんで士郎がああまで凄まじい人間になっちゃったのかって言ったら

やっぱり元々「何もできないのに謝って楽になるのはだめだ」と

涙を呑んで歩き続けるような真っ当すぎて真っ直ぐすぎる子供だったからで、

そういう心をベースに憧れが発生したからだろう。

「心が死んだ」「ゼロの状態で切嗣から新規に心を貰った」

を強調し過ぎると、なんっかその辺拾えてない印象になる。



VSって原作時からして情報量凄い上、

大事そうな話をよく読むとさっくり投げっぱなしにしつつ

「え、そこ?」ってとこに落ち着くのな。

よく考えたら何故その話が理想に落ち着く、みたいな。

読み甲斐があるといえばそうなんだけど、お陰で

「借物」が「心がない」と誤解されたり

「笑いたかっただけ」が一人歩きしたり、

ある意味衛宮士郎の誤解の発祥源でもあったわけだが

今回、物凄い分かり易くバッサリまとめてきて、色々衝撃だった。

始まりは憧れ、でも根底に在るのは願い って、きのこだなぁおい



思い出したよ、くっそながい文章アホみたいにぶっ通しで昼夜読み続けてここの所で「なんて尊い大馬鹿野郎どもだ」ってボロボロ泣いたの。

嗚呼、あの当時原作プレイした俺は幸福だった。



今回は素晴らしかった。

なんというか、エミヤシロウというキャラクターの魅力を再確認できたよ

人間なら誰であれ死に絶えるような地獄の中で意味もなく切り捨てられる小さな命をこそ守りたいと願った少年が、その地獄の希望をくれた人から受け継いだ理想によって、その最も救いたかったものを切り捨てて大多数を救うものになってしまったんだからやるせないよなあ

士郎が本当に凡人なら、途中で折れるんだろうけど、地獄の道行を後悔なく駆け抜けることができてしまった心身の強さに物悲しくなる



一応補足しとくけど、兄貴ディルでは置かれた状況が全く違うから

兄貴ディルを比べてディルをけなしている人はそこらへんを忘れているし、あえてどちらがより酷いかといえばディルの方が遥かにひどい状況だったんだよなぁ

そりゃ恨み節の一つも吐きたくなるだろって納得するくらいに

仮にディルが戦闘続行を持ってて、セイバーと切嗣を倒してケイネスたちを救えた後に消滅したなら恨み節は残さなかったろうし

もし兄貴ディルと同じ状況だったら、恨み節はともかくとしてやはり憤怒の形相で怒っていたんではなかろうか

それに主君に忠を尽くすってディルの願いも、強い奴と全力で戦いたいっていう兄貴の願いも自分本位な願いという意味では同じだからディル兄貴同様、立派なケルト英雄だと思うけどなぁ



士郎が人助けをしたいのに、元々法政志望してたことが昔から疑問だった。救急隊とか医者とか、もっとわかりやすく人助けできる仕事があるのに、と。

でも、きっと士郎はそんな自分の手の届く距離だけに留まるミクロ人助けではなく、社会の仕組み全体を変えるようなマクロ人助けをしたかったんだろうな。

そう思うと、世界と契約したのも、膨大な力で社会全体をよりよくできるという期待を持ってたのに、実際は何の権限もないただの末端の処刑人でしたっていうオチに涙せずにいられない。

なんて愚かで、なんて愛おしいんだろう。大人しくレスキュー隊にでもなっていれば良かったのに。でも身の程を超えて、それより上を、人類の幸福の根源を求めてしまう士郎だからこそ、愛せずにはいられない。

大河になってアーチャー馬鹿馬鹿って言いながら思い出してくれるまで思いっき抱きしめたい



俺もそんな風に思っていたけどFateを深く考察するようになってちょっと考えが変わった

士郎が最も助けたいのは苦しみ足掻いてなお幸せになろうとする人なんだよね

だからもしかしたら罪を犯しても尚幸せになろうと苦しんでいる人をこそ助けたいと思っていたのかも

分かりやすい消防隊員や警察官を目指さないのは

本人に自覚が無くても無意識にそう感じていたのかな?と思った

だからあのゲリラ少年を始めとする人々はアーチャーにとっては助けたい相手だったんじゃないかって

指導者はともかく実際に戦っている人達は思想に関係なく自分家族が食べていく為だったりするし



>>「(幼士郎の)この地獄を覆してほしいという願い」

>原作ではこう

>>自分では持ち得ないから、その尊さに涙した。

>>いけないのか。自分気持ちではないから、それは偽物なのか。

それ、別に矛盾しなくない? 

士郎は元々恐ろしく真っ当な子供で、「『誰か』この地獄を覆してほしい、みんな助かってほしい」

っていう願いを持ってた。

でもそれは、救いのない、誰も彼も死んでいく現実をつきつけられて

意味をなさなくなった(これを「心が死んだ」作中では表現する)

そして、その地獄にあって未だ生存者を探す、

「『自分で』地獄をどうにかしようとする」切嗣に会って、

士郎は、「助かりたい」「助かってほしい」という情動すらボロボロになった己の心では

抱けなくなってたその思いに涙したわけだろう。



SN切嗣では強すぎて物語にならないのは分かるけどだからといってケイネス一人に原作で語られた外道戦術使うのはちょっと弱体化させすぎやな(せめてもう一組くらい・・・

会話の制約があったとはいえ、セイバーをあからさまな無能騎士道中にしたり、切嗣に明らかにおかしい戦争は英雄のせいだ論を抱かせるのもちょっとな(過去編から考えても切嗣が恨むようになるのは魔術師のはずだし、セイバーがあんなに騎士道大好きなはずもないから、明らかに話の都合のためにそうなったようにしか見えない)

これはもうちょっとやり様があったのじゃないかと思ってしまう

後やっぱりなぜ切嗣は火災の犯人になったのだろうか?

虚淵さんが言峰大好きだったから変えたんじゃないよな流石に

ナタリアとの別れによる正義への絶望故郷での事件等の過去編がよかったから余計にそこらへんの矛盾や弱体化が気になってしまうな



横からだけど、「士郎は正義の心を元来から備えていた」と思われる描写は今回、原作、前回のアニメでも見えたりしてるよ。

・泣きながら災害のなかを歩いた。その時、周囲から「助けて」 と声が聞こえてきた。止めてくれ、オレにはそんな力はない。という感じの描写

・そして今回の顔。泣いてはいるけど、泣き顔ではない。

「誰か助けて」ではなく、「助けられないのに助けを求められることに対して謝りながら、歩き続けた」

スマホからだと書きにくいな…



俺は

「たしかに、始まりは憧れだった」

「けど、根底にあったものは願なんだよ」

「(幼士郎の)この地獄を覆してほしいという願い」

「(切嗣)誰かの力になりたかったのに、結局、何もかも取りこぼした男の、果たされなかった願いだ」

って解釈した

根底にある願いは切嗣に会う前から持っていた



コメントを見て思ったけど、確かに「こんな地獄を覆して欲しい」っていう表現は、今まであの手この手を尽くして地獄を覆すために努力してきた切嗣の願いとしては受動的すぎるかなって思うんだよね。だからこれはやっぱり地獄を前に何も出来なかった子供士郎の願いなんだと思う。



車の傍の死体

暗転[黒い画面に白い文字で]理想(じごく)を見た。

トンネルの中の死体

暗転[黒い画面に白い文字で]理想(じごく)を見た。

荒野の木の周りの死体

暗転[黒い画面に白い文字で]理想(じごく)を見た。

世界との契約

暗転[赤い画面に黒い文字で]――いずれ辿る、地獄(りそう)を見た。

という事?



そうじゃなくて、

地獄を見た。

地獄を見た。

地獄を見た。

――いずれ辿る、理想(地獄)を見た。

ってこと。



いや、原作ではとてもそうは見えなかったけどな。

実力的には1/10しか戦闘能力出せない状態でも圧倒的に士郎<アーチャー

そして勝負のついた最後の一刀もアーチャーなら余裕で防げた。けれど防がずに士郎の攻撃を受け入れたってちゃんと理解出来る用になってる。

セイバーも「アーチャー…何故……」って疑問を口にしてた筈だし。

だからこそDEEN版でそこが分かりづらくて不満点になってるんだし。




セイバーが辛そうなのは士郎達が殺し合ってるのに見てる事しか出来ない辛さだと、思うけどな。

彼女はずっと士郎の生き方は危ういと言ってたし、実際に破滅したアーチャーが士郎を殺そうとしてるんだからそりゃ辛い。

士郎とセイバーは似たもの同士だから士郎やアーチャー気持ちセイバーは理解できるだろうしね。



挿入歌にあるSTARDUSTって星屑もそうだけど「夢を見るようなロマンチック気持ち」という意味もあると知ってショックを受けたよ。星屑はまさに「願い」の記号だけどそれだけじゃなく、地獄と知っていても夢を掴みにいく士郎の熱い気持ちも表しているようでAimerさん、なんという言葉を選んでくれたんだ。ついでに、

Dustは赤く燃えるStardustから零れる欠片=士朗

Ashは色も熱も失った灰塵=アーチャー

Judasエミヤシロウを最後には殺してしまう裏切り者=理想

として歌詞を見ると本当にアニメ映像とリンクしていてもうこの歌が大好きになってしまったよ。本当になんてすばらしい物をつくってくれたんだこの人たちは。



士郎自身は無自覚だけど、彼の行動がひたすらトライアンドエラーを繰り返して道を探すやり方だからじゃないかな?

普通の人は Permalink | 記事への反応(2) | 14:43

2015-05-18

ソンジャーネに花束を発掘してみた。

あらすじ

主人公チャーリイは、他人を疑うことを知らない、お人好しの社畜だった。

ある日彼は、「海外ニート」「ちきりん」「脱社畜ブログ」「dankogai」「pha」などをネットで知り、意識が高くなってしまい、会社を飛び出してしまう。

しかし、ノマドになった先で彼を待っていたのは、無職に対する周囲の冷たい視線だけだった。

そんなある日、彼に異変が起こる。

あと数週間で貯蓄が尽きてしまうことが分かったのだ。

彼は段々と正気を失っていき、自分ブログ最後に「ソンジャーネに花束を供えてやってください。ブルジョワおばさんに騙された!RIP!」と謎の恨み節を記し、自宅のMacBook Proの前で息絶えた状態で、不審に思った家主に発見されるのだった。

参照

https://web.archive.org/web/20130520163420/http://anond.hatelabo.jp/20130512160633

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