この4年間ほど、ツイッター中毒になっていたが、どうもメンタルに悪影響しか与えないことが判明し、暫く離れようかと思っている。
ツイート数は黒歴史消去を含めて5万ツイートくらいか。完全に中毒である。
辞めようと思ったきっかけは、たまたま同業者と親しくなり、リアルで会ったことだ。私はその人自身は決して嫌いではない。はっきり言ってしまうと、今まで出会ったことのない優しさと包容力のある人で、かなり好きなタイプに入ると思う。リアルで会う前までは、頻繁にやりとりする人の1人だったが、やはりオフで会うと全く違う。毎日のツイートが気になるようになってしまった。
私は現在の会社に中途で入った後、グループ再編でグループ内の別会社に移り、業界も変わってしまった。カルチャーも商習慣も全く違う業界で慣れることに苦労した。そんな矢先、ツイッターで移転先の同業者で、非常に優秀そうな人を見つけた。それが上述の人である。そこまでは良かった。そこから先が問題だ。
移転先の業界は、巨大企業グループがいくつかあり、残りは地方拠点の会社が数多く存在する。所謂斜陽産業であるが、待遇と世間のイメージから巨大企業グループは学生に人気がある。しかし、実態はかなりブラックな要素の方が多い。それはドラマなどにも取り上げられた。
ツイッターで知り合った同業者自身はあの業界で若手管理職になるくらいだから、営業部門ではかなり優秀である。前向きなツイートが多く、視野も広い。それがその人の魅力でもあるせいか、同業者を中心にフォロワーもそこそこいる。私はその人を直接知る前まで、その人と頻繁にやりとりしている同業者の存在をあまり意識していなかったが、その人のツイートを意識した途端、同業他社のフォロワーのツイートも意識して目にするようになった。馴染まない業界、息苦しい業界で、自分はどのように振る舞えばいいのか。折しも、その時、私は業務繁忙による過労と、上司のパワハラで苦しんでいた時期だった。通院しながら抗鬱剤を毎日飲む日々が何ヶ月か続いた。同業者で似たような経験の持ち主も多いと言われている。必然的に、メンタルの病んでいる同業他社のフォロワーを密かに目にするようになった。
しかし、それが罠だった。
同業他社の人達のツイートは、毎日が異常と思える程、会社や上司に対する悪態や、業界特有の異様な商習慣に対する恨み節のような内容ばかりであった。加えて、自分の価値観や信条と全く相容れないツイートも多く、私のメンタルを悪化させる原因となってしまった。同時に、移転先の業界に対する悪いイメージが一層強化されてしまい、勤務先もあたかもそういう会社じゃないのかと投影してしまうほど、ネガティブなツイートだらけで、不愉快極まりなかった。
もちろん、直接やりとりしている人とは価値観シェアできることもあったし、それなりに良い影響力はあった。特に、私が夏に1ヶ月休職し、ピンチだった時に助けられたりもした。それはとても感謝している。
それでも、トータルでメンタルへの悪影響度合いが強くなってきたので、やはり離れることにした。その人は、メンタルがタフなのか、同業他社のフォロワーの断末魔のような叫びに対して、常に寛容であった。どんなネガティブなツイートに対しても、受け止めて励ますような優しさがあった。特に地方拠点の営業職の人達に対して。
メンタルへの悪影響について、具体的には述べられないのだが、上述の通り、価値観の噛み合わない人達と連鎖的に、或いは間接的に繋がってしまい、どうにも不愉快になることが増えた。特に、仕事に対する取り組み姿勢で目に余る不愉快なつぶやきが入ってしまったことが一番大きい。
私は秋にピンチを何とか乗り越えた。同業他社の地方拠点の人達は、相変わらずメンタルが病んだままで、毎日毎日断末魔のような愚痴を1日何十ツイートも連投している。
・この仕事も営業も本当に大嫌いで消えてなくなって欲しい
まぁ、所謂「社畜」のおたけびなんだけど、私が決定的に彼等に対してぶち切れたのは、移転前の会社の商品全般を完全否定して異様にdisっていることだった。さすがにこれだけは許せなかった。確かに私から見ても、明らかに糞商品の方が多いと思っている。それでもだ。私はこの商品を取り囲む市場というものが好きであり、好きだからこそやれたという経緯がある。それを頭ごなしに否定しかしない同業他社の人達のツイートを毎日毎日目にすると、いい加減、うんざりしてきた。
それでも、私が知り合ったその人は、彼等に対して優しかった。何故なら、その人自身もまた、私が以前いた業界の存在に対して、否定的な見解の持ち主だからだ。完全否定はしていないものの、やはり、あまり良く思っていない。こんな私でも、仕事一筋で一応やってきた。それを婉曲的に否定されるのは、やはり辛い。
取り敢えず異動先の仕事に邁進すること、組織再編の渦中で自分を見失わないこと、ネガティブなことは目に入れないことが一番重要だと思う。
今までありがとう、Yさん。
本当に大切な人以外ブロックしまくって、フォロー、フォロワーを共に20人以下ぐらいにまで減らす。 ツイッターに拘束される感覚は緩和されるはず。
赤2歳 だってさ