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はてなキーワード: アンプとは

2015-01-14

はてな意見を真に受けると大変なことになる。

マイノリティノイズアンプリファであるはてな長期間潜伏すると、あまりノイズ洪水難聴にも似た症状を引き起こす。

2014-11-06

ハイレゾ

あんまハイレゾって言いたくないんだけども。

確かに物によってはCDの曲よりも解像感があり、左右が分離してて、

きらびやかで、低音が豊かで、これがハイレゾか~って感じに聴こえる。

だけどそれはマスタリングによる違いでそう聴こえるんであって、

ぶっちゃけ16bit/44.1kHzと24bit/48kHzとで違うからそう聴こえるのではないと(今の段階では)思っている。

何故ならば、24bit/48kHzをダウンサンプリング・ダウンコバートしたものと元のを聴き比べても、全然からないからだ!

ただ、環境による問題はあるかもしれない。

ヘッドホンHD595。

外付けDAC(24bit/96kHzまで対応)にヘッドホンアンプをかまして使ってはいるが、

それらは自作したものなので、悪い意味で語れるレベルではないのかもしれない。

話は変わるが感想

ラブライブ

CD版よりクリアな感じがする。その効果か、聴きやすい印象。ありがたい。

最初に買ったSnow halationは聴きやすいなっていう理由で気に入った。

輝夜の城で踊りたい、は低音はいいんだけどサビでなんかちょっと破綻してる感じがしたなぁ。

上原ひろみ

CD版は持ってないから比較はしてないけどこれはいいぞ(ただの宣伝

Aliveはe-onkyoで、MOVEHD tracksで買った。どちらも良いものだ。

・K2HD関係

Catch You Catch Meだけ買って比べてみた。

確かにクリアになっているのかもしれない。処理の方法を考えてもきっとそうなんだろう。

驚くほどの変化があるか、っていうと、自分環境では分からん

レコードの曲

Waltz For DebbyとかWaveとか。

ハイレゾとは何かって考えさせられるな。聴きやすいと思う。

今後のハイレゾに対する期待としては、もちろん低価格化と、

品質を最低限保って欲しいということかな。

CDと何も変わらないものを上げるなんていうのも噂には聴くちょっとな。

2014-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20140523163556

アンプヘッドフォン20万円ぐらい使うと、明らかに聞き取れるようになるよ?

2014-01-12

バンドが売れる時代は終わった

最近個性のないバンドマンが多い。

歌い方、声質はそっくり。

パート差別したいけどギター音色も似たり寄ったり。ベースはどうせサンズアンプ信者だろ。メンバーにもいないのにシンセの音ばかり。

技術の方はというと、そこまでテクニカルでも、独特のフレーズがあるわけでもない。

曲を聴けば、なるほど、どこかで聞いたフレーズコード進行

本当に音楽に命かけてんのかな。

どうして妥協するのかな。

バンドだったら自分たちの音を追求しろよ。

そんなんだからボーカル以外はバンド辞めたら音楽業界自体から消え去るしかないんだよ。

もし君がバンドから抜けて、別の人が入って成立するようなら、君は個性のないバンドマンだし、バンド自体個性がなかったという話。

世の中の考えは、

バンドプロ

ではなくて

バンドアマチュア

と思われている。

なんとかして音楽業界に食い込もうとして、プロデューサーが付いて、いざデビューだ。

これができるのは、よっぽど声に特徴のあるボーカルがいるバンドイケメンバンド。こういう人らは運がよかったのだ。少ないバンド市場はこの人らで固められている。君たちが入る余地はない。

バンドで一発当てる。そんなありきたりな音楽人生はもう流行らないし、音楽業界も「売れるポイント」のないバンド新人発掘のためにあたることないと思うぞ。

だが、時代は変わったのを逆に利用して成功している人たち、いっぱいいるでしょう。

僕自身はバンドを完全否定しない。

バンドしか得られないサウンドは存在する。

けど、最近のいわゆる人気バンドの音を聴いても、昔みたく燃え上がるものがない。

バンドの将来に、成功の道がないわけではない。

けどこれからそういう音楽世界を目指す人には、今までのやり方では長続きしないよ、と言っておきたい。

2013-10-20

昨日、モノを捨てた。って言うか、捨てられた。

昼前に起きて一階に降りたら、ステレオセットの上にのっていたものが降ろされていて、掛っていたカバーも外されていた。

どうしたのか訊いたら、捨てると言う。昨日の内に業者さんが下見に来ていて、今日これから引き取りに来るって。

エレクトーンも捨てるって。

せめてと思って、慌てて埃を払って廊下へ出した。廊下玄関の間の引き違い戸を外して、運び出し易くした。

そうしたら、ちょうど業者さんが来た。

記念に撮影たかったけど、いい歳したオッサンがね、そんなこと言うのも気が引けて、ちょっと待ってとも言えなかった。

みんなドナドナされていった。晴れていた。昼前だけど。トラックだけど。

ヤマハ エレクトーン C-80 & イス(エレクトーン相方)

母方の伯母夫婦に買ってもらった。当時はお金の出所なんて知らなかったけど。

小さかったころ、知らない人が家に来て、母に「やる?」って訊かれて、よく解らないまま「うん」って言ったら、音楽教室に通うことになった。

結局、よく解からないまま、ロクに弾かないままやめてしまった。

やめてからときどき音を出していたけど、高校受験を控えたあたりからかな、全然使わなくなって、それきりになった。

本体/ヘッドホン/イスのトリオでウチに来たけど、いつの間にかヘッドホン行方不明になっていて、本体/イスのコンビで送り出した。

コロムビア ステレオセット 9S-30F

レコードFM/AMラジオが聞ける。

レコードプレーヤーは4段切り替えだったかな。持ってたレコード33回転と45回転のものしかなかったけど。

プリアンプトランジスタメインアンプとチューナは真空管で組まれている。

電源を入れると背面の放熱口から真空管の光が漏れて暖か味を感じさせる。使っている内に本体の天板が実際に暖かくなってくる。

夏はすごく熱くなる。ウッカリのせっぱなしにしてあったソノシートがふやけたようになってダメになった。

チューナーにはステレオビーコンがついててFMステレオ放送を受信すると赤いランプが点る。うまくランプが点るようにチューニングするんだよね。

ずいぶん前からロクに使ってなかったけど、ときどき電源を入れると音は出た。ノイズ混じりだけど。真空管かなり傷んでるからね。

プレーヤーアンプを繋ぐコネクターも傷んでいて、ちゃんと繋ぐにはコツがある。

コネクターの樹脂部分の中で接点金具がズレるんだ。だからガタツキのある接点に繋がったリード線をつまんで接続面側に押し付ける。

押し付けた状態でコネクターの樹脂部分とリード線を持って接続すると、接点がきちんと接触する。

ほかにも傷みは多いし、付属品も欠品が多いけど、説明書はみつけたので一応つけておいた。

こいつは自分が生まれる前からウチに居たらしい。40年くらい前から

クラッシックレコードソノシートが数枚ばかりあったから、あれで胎教でもしてたのかな。

小さかったころは、母にねだってレコード雑誌付録ソノシートを掛けてもらったり、一緒にラジオを聴いたりしていた。

生まれた瞬間が人生の頂点だったかもしれない自分にとって、まあまあ幸せだった幼児期を思い起こさせるモノ。

母が死んだら一番の形見になると思ってたけど、その母に捨てられた。まあ、母の持ち物だし、形見なんてあっても仕方ないけど。

形見を見ながら「お前のお婆ちゃんはね…」なんて思い出話しをする相手もいないし。

親が死んだら食い詰めるし。こいつを持って、公園だの橋の下だのに移住するのも大変だもの

他にも幾つか捨てられたけど、思い入れのあるモノはこの二点だけ。

どちらもウチで過ごした期間の大半は置物/物置台の状態だった。不遇だよね。「スキルを活かして働きた~い」的な意味で。

どちらもまだうごく筈。どうかどうか中古市場の方に流れて、新たな持ち主に恵まれて、モノとしての寿命を全うできますように。

いまだに気持ちがモヤモヤして落ち着かないので、試しに吐き捨ててみようと思って書いています。全くの私事なのだけど。

要らないモノを捨てると、心がスッキリするんじゃなかったっけ?"捨てる"と"捨てられる"とでは話が違うのかな?

何年か前から"整理術"とか"捨てる技術"とか"断捨離"とか流行っていて、テレビでも紹介されているでしょう。

あれで例示されてるケースって、服とか本とか一人が専有/専用しているモノばかりじゃないかな?

家族で共有/共用しているモノはどうするんだろ?詳細は本で?また要らないモノが増えちゃうな。

母も自分も"捨てられない人"なのだけど、今回はその母が突然"捨てた"わけです。自分にとっては「何でそれ捨てるかな?」ってモノをね。

母は食品なんかの空き箱/空き瓶をため込んでいる。保存容器などに使うために。でも、同じ商品を頻繁に買うので、同じ空き箱/空き瓶がどんどんたまる

いま在る分を捨てても同じものがすぐにたまるのだから、それこそ捨てていいモノだと思うし、そう言ってるんだけどね。

でも、ステレオエレクトーンもどんどんたまるモノではないし。同じ型のものがあればいいと言うわけでもないし。

その辺の齟齬モヤモヤの原因かな?今後も同じことを繰り返すと、目に見えているのもモヤモヤの原因かな?

2013-09-29

iphoneで高級イヤフォンを使用してはいけない理由(わけ)

数万円のポータブルアンプ欲しくなるよ。

ハイレゾ音源欲しくなる。

    ↓

ハイレゾプレイヤー欲しくなる。

    ↓

別の高級イヤフォン欲しくなる。

    ↓

  以下ループ

2013-09-22

レオンアンプ試聴する

秋葉原のテレオンアンプ試聴してきた。

古くから生き残っているオーディオショップで気軽に試聴できるというのは、

秋葉原ではもうここくらいしか残ってないのでは。

ダイナミックオーディオは年々敷居が高くなるばかりだし。

スピーカーもここで買ったので、アンプもテレオンにしようと思って行ってみた。

なんだけど、僕の持っているスピーカーfostex GX100MAはブックシェルフで非力なスピーカーなので、

アンプ駆動力があまりにも高いと負けてしまう。

音が出るべきピークのところが平板になってしまうんだ。

なので駆動力は低いほうがいいんだけど、テレオンアンプは軒並みパワータイプ

力負けするfostexがかわいそうだった。

もっと大きなスピーカーならルックスのよいluxman L-505uXにしたいところだけど、

欲しいのはパワータイプじゃないんだな。

出力低いけど情報量の多いアンプってなんだろう。

真空管かなあ。

2013-09-16

SE-200PCI LTD→DAC-1000Sへの変更にあたって検討している点

ヘッドフォンを使わないといけない状況が発生し、SE-200PCILTDのアダプタを探していたんだけど、引越しときに捨ててしまったのか部屋に見つからない。

せっかくだからSE-300PCIEにしようかと思って価格comを見ていたら、DAC-1000Sというのが評価が高かった。

PCオーディオはどうやら外付けのDACを使うのが主流になってきている。

USB出力した信号DACという機器を使用してアナログ信号に変換する。

(昔、一度ONKYOのを使ったことがあるのだが、そのときは音がよくなくてすぐに売ってしまった)

このDACというやつを使ってみたいと思ったのだが、DAC-1000Sにはヘッドフォン出力がない。

今使っている廉価なアンプ(LEPAI LP-2020A+)にもヘッドフォン出力がないので、

ヘッドフォン出力は別途用意しなくてはいけなくなるようだ。

この状況をどう改善しようか検討している。

1、ONKYOに問い合わせてSE-200PCILTDのミニプラグ出力アダプタを手に入れる

2、DAC-1000Sとヘッドフォン出力用の(DAC/アンプ)を用意

3、スピーカー出力とヘッドフォン出力のある(DAC/アンプ)を用意

4、ヘッドフォン出力のある(DAC/アンプ)を用意

1がもっと負担が少なくタスクを達成できるが、オーディオ的な興味を満たせない。

気持ちとしてはDAC-1000Sを使ってみたいので、2の選択に傾いている。

まずは試聴にいくべきか。

2013-08-09

自信がないんだ

オヤジと母さんは物心ついた時から仲が悪かった。

学校から家に帰るとオヤジに投げ飛ばされ失神し倒れていた時もあった。

でも母さんも強気オヤジと取っ組み合いするくらいの気性。

俺は二人とも好きだっただけに辛かった。

家族四人(姉がいる)揃った楽しい思い出は数少ない。

2度ほど旅行に行ったくらいか

多くの思い出は夫婦喧嘩ばかり。近所に住んでいたおばちゃん(母の姉)に「すぐきて~っ!」て呼びに行ったことは数えきれない。

原因は親戚関係にあった。

オヤジ長男。墓守として仏壇もウチで管理

オヤジ兄弟姉妹は好きかって言う。

誰かに病気や不幸があれば「仏壇管理が悪い」とイチャモンと付けに来る。

オヤジにではない。母さんにだ。

そんな親戚を私は今も恨んでいる。

そして母を守らなかったオヤジも恨んでいる。

母方の兄弟姉妹もぐちゃぐちゃだった。

母の母、ばあちゃんがボケてからというもの、良くある話が頻発。

「誰々の家ではご飯を食べさせてくれない」

「誰々が誰々の文句を言ってる」

ばあちゃんをたらいまわしにした挙句責任は母へ。

ウチはオヤジ仕事の都合で転勤があってばあちゃんを引き取ることができなかった。

その他兄弟姉妹も多くが教員事情は同じだ。

短い間ではあったが面倒を見ていた母の兄の転勤を機に病院へ入れることに。

ばあちゃんは「・・・・(母さん)と一緒に住みたい」と言ったらしい。

しかしそれはできなかった。

そのとき、母の乳がんが発覚していたからだ。

なぜかは分からないが母は兄弟姉妹入院するまでそれを言わなかった。

おばちゃんにだけ伝えていた。

母は袋叩き。母対一番下の妹との取っ組み合いの喧嘩も見せつけられた。

私が小学2年の頃。40過ぎた今もはっきり情景が焼き付いている。

そこから親戚関係はぱったりと疎遠になる。

母の手術後もだれも見舞いにすら来ない。

回復後も同じ。

オヤジ方もそう。

おばちゃんだけが拠り所。

親戚関係がないということはお年玉に影響する。

それを気遣ってか、親もおばちゃんも1万円くれる。

から毎年2万円。まあ友人たちよりは少なかったが不満はなかった。

私が小学6年の時、母の癌が再発する。

から聞いた話だが、オヤジには医者から余命2年と告げられていたらしい。

でも私もある程度悟っていた。

退院を繰り返す。

その度に痩せていく。

私がギターが欲しいと言ったら母の同級生からギターをもらってきてくれた。

普通なら反対するだろう。厳格な母だったから。

しかすると自分でも分かっていたのかもしれない。

中学2年の頃、思い切って、エレキギターが欲しい、と言うと「いいよ、上手くなったもんね」。

当時は高価だったエレキギターギターアンプを買ってもらった。

おばちゃんに「私は反対だな」と言われたとき冗談で「何かあるのかな?最近全然反対しないんだよ」といったらおばちゃんの血相が変わった。

明らかに動揺していた。多分おばちゃんも悟っていたのだろう。

「ま、まああんたは勉強部活も頑張ってるからじゃないの・・」とだけ言われた。

退院を繰り返す。

入院きっかけは呼吸困難。私はたまたま直面しなかったが、姉が2度救急車を呼んだ。

そして2,3週間で退院

もう確定だ。母さんの体は小さくなり、顔や肩にこぶができ始めていた。

この頃すでに家事は残された家族で分業。

ご飯は自分で。洗濯自分で。家の掃除は気が付いた人がやる、という暗黙のルールができていた。

私が中学3年に上がる頃に再入院

たまたま友達が腎炎になり数か月入院していたので見舞いがてら学校帰りに病院に遊びに行っていたようなものだ。

それでも母は喜んだ。友人も母といろいろ話せるようになっていた。

しかしこの頃から急激に体が弱り始め、会話もやっとの状態になった。

4月に入り、急に疎遠だった親戚連中がやってくるようになる。

「ごめんね、ごめんね」と泣きながら話しかける奴ら。私にも「久しぶりね、元気だった?大きくなったね」

鳥肌が立つ。なんだこいつら。

同時に母の死期が近いことが分かった。母を見て明らかだ。そして個室へ移された。これは常識的に「最後であることを意味する。

姉と冷静に話す。

「もうそろそろなのかな・・・

「そうかもね・・・

その3日後、早朝に電話が鳴る。

すでにオヤジはいない。

姉を起こし、自転車で二人乗りして病院へ急ぐ。

「来たな」

「来たね」

その言葉しか交わさなかった。今思ってもあまりに冷静だった。

病院に着くと呼吸困難の発作が出ていた。

ほとんど口をきけなかった母が叫ぶ。聞いたことのない大声で叫んでいる。

先生!私まだ死ねない!子供らが!」

そう叫びながら処置してくれている先生白衣をぐいぐい引っ張っている。

先生も大声で「大丈夫大丈夫から!ちゃんとやってるからちょっと離して!注射打てないでしょ!」

ヤバかった。見ていられなかった。計器の音と叫び声だけが響き渡る病室。

小一時間ほどで状態が落ち着く。その日は日曜だったが私の部活の催しがあった。

オヤジに「落ち着いたようだから行って来るわ」と言い残し、家に行って道具を持って体育館へ。

着替えていると体育館の職員さんが大声で呼びに来る。

「親戚の人が来ているよ!急いで!」

事情を聴いたんだな。それよりも「あちゃ~来たか」という感じだった。

仲間に聞かれても「いや、そのうち分かるから」と言い残して病院へ急ぐ。

到着したとき、母さんは亡くなっていた。

タイミングよく集まった親戚中が泣いている。

この時初めてオヤジの涙も見た。

でも私は不思議と涙が出なかった。「やっと楽になれたね」という気持ちが強かった。久しぶりに見る母の安らかな顔。

人とは不思議もので、毎日痛みに襲われ続けると表情や顔のカタチすら変わってしまものなのだ

昔の結構美人な母さんの顔に戻っていた。

手を握るとまだ温かい

私は一言、「お疲れ!」。

周りは煽る。私を泣かせようと煽る。なぜ泣かないのか、悲しくないのか、とまで突っ込んでくる。

いい加減、ついに私がキレる。

「おめぇらに何が分かる?!うるせぇんだよ」

病室の外でも言い合いが。

オヤジと私を迎えにきた親戚だ。

「なぜ(私を)行かせた?!誰が許した!」

「俺だ!何か文句あるか!」

胸ぐら掴みあってる。

私が割って入る。

「アンタに何が分かる?俺は見ていられないから行ったんだよ!ドラマみたいな場面作られても満足するのはオマエらだけだろうが!母さんは分かってくれてんだよ!」

で、全員に

「つうか、てめえら急に兄弟ぶりやがって何様だおらぁ!」と壁パンチ一撃。看護婦さんに止められる。

中学3年のガキとはいえすでに身長は180cm、体格は大人、しかヤンキーときた。誰も止められない。

シーンとする。

遺体に寄り添っていたおばちゃんが冷静に一言

「アンタのムスコ、やっぱり立派になったよ。いい子だねぇ。育て方間違ってなかったよ。あれだけ辛い思いさせても大丈夫だったんだよ」

「お母さんね、いつも私に言ってたんだよ。教育上良くない場面を何度も見せてきた、母親らしいこと何もできなかった、一番母親必要な時までいてやれるかな?って」

兄弟姉妹たちはぐうの音も出ないで押し黙る。私はその一言で涙腺崩壊した。

その後、通夜告別式の間、私は一度も涙を見せなかった。

通夜には大勢の人が訪れた。クラス全員、姉のクラスも。そしてオヤジ金融機関勤めだったのでその関係者。豪勢な式になった。

遺族席でいるとひときわ号泣して要る奴がいる。あの母と同時期に入院していたアイツだ。

聞くと、私がいない時も母の病室に行き、母と話をしたことがあったらしい。

その時に「あの子をよろしくね。これ内緒でね」と毎回言われていたそうだ。そいつ退院が決まった時も車椅子で声を掛けに来てくれたという。

そいつもそんな人前で涙を流すような奴じゃない。この話を後から聞いた時の方が参った。アイツも参ったらしいが。

親戚は帰るときも「これからはちょくちょく連絡取ろうね」と言い残したが、

「いや、遠慮しときます」と答えた。呆れた様子だった。

おばちゃんから伝え聞いた話によるとその後も親戚関係はぐちゃぐちゃだったらしい。

母と取っ組み合いの喧嘩をした妹は旦那会社の金を横領、その穴埋めができずに旦那夜逃げ

家を取られまいと抵当権を外すために兄弟じゅうに借金子供の学費の工面で借金

もう何年も前に話なのに誰にも一銭も返していないことでいまだにモメているという。

誰でもどこの家庭でも何かしらの問題は持っている。

しかしウチの親戚連中は結構ひどいな。みんな仕事は立派なのだが。

今はおばちゃんも亡くなり、長兄も亡くなり、オヤジ方を含めみんな年老いた。

生きていても、離婚した人、精神病院に入ってしまった人、奥さんが自殺した人もいる。

子供らに関しては50歳にして就職経験なし、という人もいる。

携帯キャリアの開発部門で立派にやっている人もいるし、教員も多い。みんないろいろなんだ。

親族間のつながりの希薄化が言われているが、悪いことばかりじゃない。

遠くの肉親より近くの友人。

的を得ている。

でも親族が円満な人たちがうらやましくなる時もある。

母さん、おばちゃん、俺はこの生き方でいいのかな?

事あるごとにどちらに進むべきか聞いてきたけど、言う通りにしてきたぜ?

自分なりに全力も尽くしてきた。

母さんに言われた通り「どんなことがあっても女性に手を上げてはいけない」も厳格に守ってる。もちろんムスコにも同じように伝えてる。

最近いろいろ考えるんだ。

今、心を病む寸前かも知れない。声が出にくくなってきた。震える。人と会うのが怖い時が多くなった。

でも無理矢理「これでいいのだ」と言い聞かせている。

これでいいのかな?

そっちの世界に行く時に悔いなく死ねるかな?

やりたいことはたくさんあるんだけどな。

上手く行かないことばかりでさ。

オヤジももうすぐそっちの世界に行くかもしれない。

そうなったら俺一人になるな。

一人でやって行けるかな?

子供らを巣立たせることができるかな

なあ、どうして最近出てきてくれないんだ?

間違ってるなら間違ってるって言ってくれよ。

あの頃あったはずの自信がないんだ。

2013-07-30

フジロック1日目

朝は快晴。暑さで起床。日差しが辛い。


・ROUTE 17 Rock 'n' Roll Orchestra

池畑潤二率いるバンドに、ゲストとしてトータス松本甲本ヒロト大江慎也ルースターズボーカル)がゲストとして登場。

グリーンステージ一発目としてお祭りの始まりを飾るに相応しい、愉快なロックンロールバンド

甲本ヒロトがYMCAを歌っていた時に物販列に並んでいたのが非常に悔やまれる。

トータス松本金髪似合ってないからやめたほうがいいと思う。

あと、いつの間にかクリス・ペプラーベース弾いててワロタ


SOIL & "PIMP" SESSIONS

社長はいつも通りガウン羽織ってらっしゃって非常に暑そうだ。

バンド内で社長役割は「アジテーター」となっているが、実際はサックスエフェクターをいじってダブ風にしたりパーカッションをしたりとちゃんと他の仕事もしていた。

クラブジャズバンドであるため、どうしても後に見たJazzanova比較してしまうのだが、Jazzanovaの方に軍配が上がるかな。人数で負けてるし。

からといってカッコ悪いというわけでなく、むしろこの二つはクラブジャズ頂上決戦くらいな感じなので、最高に踊れた。

トランペットの人がソロの後に酸素吸入器使ってて、管楽器って大変だと思ったよ。


怒髪天

普通ロックンロール。ただでさえ暑いのにめちゃくちゃ暑苦しかった。

別に嫌いとかそういうわけじゃなくて、「ゴミ別に参加してタオルをもらおうキャンペーン」列に並んでた時に聞いたので、暑いのが辛かったってだけ。

ちなみに、「ゴミ別に参加してタオルをもらおうキャンペーン」に関しては、タオル目的に参加するとフジロックごみ問題について考えざるを得なくなるという良企画だった。

みんな、リサイクル食器は食べかすが残らないよう綺麗に食べよう。


KEMURI

往年のスカコアバンド

モッシュピットでは若者ではなく、いわゆるエアジャム世代のオッサンたちが大騒ぎ。

今でしょ!と思い人生ダイブに挑戦するも、うまく支えてもらえずしょっぱい感じで前から退場。


THE SEA AND CAKE

今回二番目に楽しみにしてたバンド

ついにJacking the Ballを生で聞ける時が来たか!灼熱のオレンジコート涼しい風が吹き抜ける!と期待が高まるが…

CD音源の方がよかった。てかライブなのに露骨に既成音源使いすぎなんだよ…これ以上何も言うまい

折角二列目で聞いてたけど途中で後ろに下がってしまった。

Twitter見てたら「オッサン感動して泣いてしまったよ」みたいな人が複数いたが、これで感動はさすがにハードル低すぎorノスタルジー効果しかない。


MY BLOODY VALENTINE

2月来日公演を見逃したマイブラ、ついにお目にかかれました。

Twitter小野島大さんが指摘していたが、最初は音が小さく迫力不足だった。なんだマイブラこんなものかと。

音量は徐々に上がっていき、最後の曲くらいになるときちんと轟音と呼べるレベルになったので、ノイズの波に包まれる感覚はちゃんと味わえた。

しかし音量は上がったとはいえ、全体的は音の解像度が低く、音のレイヤーが緻密に重ねられているCD音源に比べるとかなりお粗末なサウンド。

ケヴィン・シールズの後ろには10台ほどのアンプが並び、ギター一曲一曲取り替えていたが、努力虚しくといったところか。

Only Shallowのイントロとかライブだとどうなるのか楽しみだったのにな。

最後の曲で「うおーノイズの雨だ!」とか思ってたら本当に雨が降り始めて、「これはマイブラの演出か!?ハンパねぇ!!」とか感動していたのだが、その後雨は笑えないレベルに。


Chara

豪雨によりレッドマーキーには人が殺到

後ろの方で見るハメになったが、後ろの人達目的Charaではなくテント屋根

静かな曲の時も、隣の外国人が大声で会話をしており勘弁してくれという感じだった。

しかし「やさしい気持ち」は一応聞けたのでよかった。

Charaの声は生で聴く尋常じゃなくハスキーであり、s/n比が大変なことになっていた。

もはやノイズボーカルといっていいレベルであり、非常階段のシャウト担当の人を思い出す。

「やさしい気持ち」サビでは絞りだすような歌い方がさらノイズ成分を増していて、音程かい世界をもはや超越していた。。。

これは是非ライブ聴くべき。前で聞けなかったのが悔やまれる。

参考動画https://www.youtube.com/watch?v=EoUSERsC8VI


フライングロータス

音楽もさることながら、注目を集めたのはその舞台演出だろう。

日見初音ミクオペラTHE ENDと同じ舞台構造で、背景のスクリーンと前面にある半透明スクリーンの間にDJブースがあるという構造

このVJがすごすぎて、ちゃんとみんな音楽聞いてなかったんじゃないの?と思うレベル

というか私自身が音楽に集中できず、あまり覚えていない。

印象的だったのは、インテリジェントなサウンドと裏腹に、フライングロータス本人がかなり頭悪そう(いい意味で)でハイテンションアジテーターだったことw

無駄に「オキナワー!キョウトー!インザマザファカ!」とか叫んでた。


Char

迷うことなく1日目のベストアクト。

ライブはなんとノープランCharが友人ギタリスト及びフジロック出会ったギタリストを順番に招いてひたすらジャムセッションしていくというもの(なんと二時間半も!!)。

ギターを少しでもかじったことがある人なら感動せざるを得ないライブだった。

Charはそれぞれのゲストギターで会話。必要言葉は「キーはDで!」というセリフのみ。

ギターでの会話にはきちんとシンタックスがあり、方言もあった。

奥田民生ソロの後にCharが「おっ、ギター広島弁だねぇ」と言ったのが印象的。

フジロック当日に初めて会ったEddie Roberts(The New Masteroundsのギタリスト)はファンクギタリストであり、Charブルースギタリスト

ジャンルの違いは方言の違いのようなものであり、お互い歩み寄り会話を成立させていく様には全てのギター小僧が感動したことだろう。

Char本人に関して言えば、立ち居振る舞い、声、ギター、何をとっても最高にかっこいい不良中年だった。

ライブ中にタバコは吸うわ、ビール缶を蹴って客席に飛ばすわ、そんでもって58歳にもなってビールを口から友人に噴きかけるやつなんてCharくらいのものだ。

そして、Charゲストたちだけではなく観客との掛け合いも忘れない。

「そろそろ声出しとく?」とライブ中何回もコールアンドレスポンスはさみ、雨でずぶぬれになった観客たちの体を温めてくれた。

最後Warの「Cisco Kid」の替え歌で、全てのギタリスト総出で「Fuji Rock Kid」を演奏

我々観客はサビで「Fuji Rock Kid was a friend mine」と大合唱

裏でやってた(どちらかと言えばCharが裏だが)ナイン・インチ・ネイルズも少し気になったが、Charを選んで本当によかったと思えるライブだった。

佐藤タイジ奥田民生ハードロック鈴木賢司エレキシタール、Eddie Robertsはファンク、CHABOとCharブルースという、もう本当に異種格闘技戦だったわけで。

Char×Eddie Robertsなんてもう二度と見られないだろう。


勝井祐二 and The Magic Caravan

日付も変わってなんと25時からライブ

ピラミッドガーデンという辺境の地でしかも深夜ということもあり、夕方のCharaとは対照的にセレクトされた客層。

どれくらい辺境かというと、メインステージがある方向と反対方面にテントサイトから徒歩20分というレベルなのだが、この場所は勝井さんたっての希望らしい。

まずは勝井祐二×U-zhaan即興演奏。先ほどのCharとはシンタックスこそ異なれど、これまた達人同士による会話が繰り広げられる。

多分彼らは無限に会話を続けられるだろう。こうした即興演奏を見ると、もはや曲という概念がよくわからなくなってくる。

そしてギターボーカルとしてSORA、青葉市子が順番に登場。

青葉市子はポンチョサングラス、箒を振り回しながら登場し、その場にいた全員を困惑させる不思議ちゃんぶり。

青葉市子は弾き語り音源ライブを聞いたことがあったが(翌日にも見た)、そこにエレキバイオリンタブラが加わるとさらに素晴らしい曲に仕上がっていた。

どうせなら三人でやった音源CD化してほしい。

最後はその日が命日であったrei harakamiU-zhaanが共作した「川越ランデブー」を勝井祐二U-zhaan、青葉市子の三人で演奏

大げさな言い方だが、即興演奏の達人たちはもはや死者とも会話していた。

といってもシリアスな感じではなく、曲はむしろU-zhaan特有なシニカルユーモアあふれるものだった。

からYouTube原曲を聞いたが、歌の部分は青葉市子が歌う方が可愛げがあっていいと思う。

しかし、斎藤牛蒡店は自らのやばさに気づいてないあたり、U-zhaanよりもさらやばい

参考動画https://www.youtube.com/watch?v=NICEXdZ2s3o

勝井さんの演奏を見るのはこれで4回目だが、毎度毎度違った印象だ。

一緒に演奏する相手によって音が変わるさまは、まるで多言語話者のようである

この日は以上。お風呂に入っておやすみなさい。

2012-12-30

最近ラボの先輩の実験態度が悪い

チラ裏2chのほうがいいんだろうか。

先輩の実験態度が最悪でどうしようかと思っている。

ああ、もちろん口頭では注意したが後輩の云うことなど聞く耳持たぬというやつだった。ボスも止めないし……。

あぶねーんだよ、あの人。

近づかない以外に対処方法アンのかな……。

以下事例。

あの人は何故か保護メガネを使わない。

有機合成屋だと実験ガラス器具をKOH 2kg / 2-propanol 18Lとかまーそんな感じの汚れ落とし用アルカリバスとか準備してるところも多いと思う。

視力矯正用の眼鏡だけ使ってて溶液はねとか、粉体撥ねでアルカリ目に入れるなんてしょっちゅう聞く事故だと思う。

加減圧するなら保護メガネ、過酸化物のハンドリングするなら保護メガネ防爆衝立くらい使うだろ。

密閉で圧力変化がある場合は万一に備えるべきだと私は思うのだが。

実験室にハイヒール、つま先の隠れないスリッパ厚底ブーツかい面白い履物で現れる。

私は耐油ソール使うのが普通だと思ってたので心底驚いた。

ハイヒール厚底ブーツは逃げるのに不利なので選択肢に入らない。つま先の隠れないスリッパだかサンダルは夏のくそあつい時でも出来るだけ避けたい。そこそこ耐油性があって踵も抑えられて走れるような便利サンダルあるじゃん? けど、サンダルだと腐食性の化合物落とした時が怖い。

夏場に弗酸足に落として大変残念なことになったとかいうのってどこでもあるよね(ねーよ)

素手で臭素アンプル切ろうとする。冷やさない。臭素潰せる薬品を用意しない。アンプルをアセトンで洗おうとする。

私ならPE手袋、チオ硫酸ナトリウム水溶液入ったバケツアイスバスくらい用意するが……。

焼き玉するかは微妙。小さいやつなら傷つけて小突いたら割れるし。

なんでかスカート

タイトなやつだったりマーメイドだったり、フレアだったり。

前者だと履物とコンボで効くし、後者だと引っ掛けるじゃん?

起毛、化繊のコンボ

指定数量的にヤバイ溶媒じゃぶじゃぶ使ってんのに化繊っすか。エーテルで引火しそうだよ、ほんと。

デュワー瓶と一緒にエレベーターに乗る

普通は別のエレベーターにのりませんかね?

実験中にガム噛んでる

個人的にあの人を完全に見切る事件だった。

100年前の人間かよ。化合物テイストを調べる時代はもう終わってるんだ。

2012-12-06

俺が「このスピーカーだけあれば良い」というオススメ教えてやる

http://www.ak-associates.co.jp/hotmedia15/docs/newpage8.html

これが超オススメスキャンダイナのミニポッド

詳しく知らんがB&Wのノーチラスって超高級スピーカー作った技術者が関わってるらしい。

数十万とかしてもおかしくなさそうなんだけど、なぜかペアで7万くらいで買えちゃう。(それでもたけーが)

オーディオ初心者はみんなこれを買えば良い。アンプはなんでもいいよ。1万だろうがなんだろうが。ケーブルも。

ステップアップとか考える必要無くこれでオーディオ終わらせられるよ。

2012-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20121102121932

なるほどなるほど。そういう反応か。みんな音楽好きなんだなw

あ、路上ライブの音は町の騒音よりはるかにでかいと思う。

アンプ使ってなければまだマシだけどね。

アスペルガー定義医学用語とネット用語で若干乖離してる気がするので、そこはノータッチ

まぁ感じ方は人それぞれなので、好きな人もいれば嫌いな人もいるよってことで。

2012-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20120930232014

同じことは繰り返したら駄目だろ。

だが、色や質感やデザインを変えていく。というのは、同じことではないだろ。

 

正直、iPhone流行った。iMac流行った。デザインというブームは来ていることはきてるだろ。

家電だって、黒の中ではデザインが 高級品は 洗練されるようになっただろ。

 

流通だって、昔はBTOなんて、ありえなかったけど、いまは直送だってコンピュータ管理でできるようになった。

どうしたら、昔できなかった、デザイナブルな家電技術革新でできるようにならないのか?

というのは、考えてもいいだろ。

ある意味、黒は明日、白は1週間後とかでも いいじゃないか

 

実際は まだ、無理だと思う。でも、高級品にはデザイン必要だ。

いからといって、デザインが無い無骨なのは・・・あんまりだ。

 

それに、もう1つ。アンプは重くてデカくなきゃ売れない。 そりゃぁ、そうなんだけど。

若者は 重くてでかいアンプなんか買わない。 売れることばっかりやってたら、アンプという分野そのものが老人化してしまう。

若者向けには、それなりの値段で、ワンルームの部屋に会うAVアンプ必要だ。 そういうのと同じで

売れないかもしれないけど 必要だって分野は テレビだって あるだろう?

若者は金が無いんだ。でも、売らなくていいというわけじゃない。 そういうのと同じ。

彼らは、買わないんじゃない。 金が無いんだ。

いからといって、デザインが無い無骨なのは・・・あんまりだ。

 

無理を言っているのはわかるよ。でも、価格以外でも、勝負しなければ。家電におけるiPhoneを作らねば。

駄目だと思うんだ。

 

がんばってるのに、キツイこといって、ごめんな。

2012-08-03

書を捨てよ走りだそう ~皆さんに本当に必要なのは筋肉ではなくラン

気が向いたらスニーカーを履いて、Tシャツ短パンの軽装で玄関を出る

あとは走るだけだ

嫌になったら バスにでも乗って帰ってくればいい

ここ5000年くらいの話

ぼくらは毎日12時間くらい草原を駆けまわったり 毎日12時間くらい畑耕す生活をつづけてきたのだ

この体は一日12時間椅子に座り続けるようにできていないし

一日12時間光る板を凝視するようにはできていないし、一日300歩しか歩かない生活なんてなかった

それは20万のアーロンチェアに座ったって、JinsPCをかけてブルーライト防いだって

エスカレーター階段に変えたってなんの足しにもならないくらい

「人体の構造根本的にかけ離れた生活」を送っているんだ いまのきみみたいに

それが ここ100年も経たないくらいのおはなし

みんな そのことにびっくりするくらい無自覚で無頓着

原始的な生活にもどりたいっていう話じゃないよ

でもそんなんじゃパフォーマンスが下がる一方だ

きみの肉体は大事商売道具じゃないのかい

お金があるなら整体でもジムでもご自由にどうぞ行ってらっしゃい

でも解決策はそこにはないんだよ

0円でいまからはじめよう

ランニング

なぜランニング

安いスニーカーと Yシャツの下に着るようなペラペラシャツを着て

これを読み終えたら外に出てみるといい

走るくらいしかやることがないし

走って走って 嫌になったらバスにでも乗って帰ってくればいい

辛くなったらやめるのがコツ

限界まで追い込まないのがコツさ

ジム通いを試した人はいるかもしれないけれど

なぜかみんな続かないよね

それは 体を痛めつけるのはただ辛いだけだから

有酸素運動なんだよ 本当に必要なのは

ランニングは長い時間を掛けるもの

かつてぼくらの先祖毎日イノシシをおっかけていたみたいに

一歩一歩が糧になる カロリーを消費して未来がやってくる

ランナーズハイじゃないけれど いちど走りはじめたら辛いことなんてないし

むしろ日々のつらい仕事を忘れて 頭からっぽで無重力みたいな開放感が得られるんだ

からみんな 疑ってもいいけれど

一度でいいかスニーカーを履いて 玄関から出てみて欲しい

ほとんどの精神上の問題 肉体的な問題は

ランニングが解決してくれるんだ

ほんとうだよ

お気に入りの曲をiPodにつめていくと さらにいいとおもう

それは100万のアンプよりも

走る衝撃で イヤホンが踊り 風がおこり タッチノイズにまみれた128kbpsの音楽

きみの集中力によってどのオーディオルームよりも音がクリアに 今までにないほど綺麗に聞き取れる

音の粒ひとつひとつが 直接シナプスに流れ込んでくるような

はじめての感覚におちいるんだ

湿度や温度をきにしながら 座布団感覚すら余計だったきみのオーディオルームを一回でひっくり返す

最強のオーディオルームがきみんちの横の道路にあるんだよ

これは 本当にくせになる

ヨガやら何やら

もしかして ぼくが感じているような集中や開放感は

ほかの何かでも得られるものかもしれないけれど

あえて何故ランニングなのか

ただ ジムに7000円と入会費を払ってやるのもしゃくだとおもっただけだ

イニシャルコストゼロからおすすめしているだけなんだよ

たとえばきみが ジム筋肉質なオトコ(コウチとかいうヤツ)にマゾヒスティックになじられるのもよし

たとえばきみが 座禅組んでハゲタマのオトコにはたかれるもよし

たとえばきみが ヨガでアロマでロハスするもよし(ただ新興宗教に気をつけて)

たとえばきみが 早朝から皇居を周回して意識高いひとたちと共に陛下の気を高めるもよし

やり方はきみしだいだ

でもね

ランニングはいからできるからいいんだ

で 走り終わったきみへ

おつかれさま きみはよくがんばった

走り終わったら、水分をとって日陰か家かでゆっくりすること

さっきまでとは違った充足感がきみを包んでいるはずだ

頭の中にこびりついていた仕事の悩みや 人間関係のドロドロしたやつは

コースにポロっとおきわすれていて 心臓が全身にここちよいリズムで血流を遊ばせているはず

どれだけたくさんライフハックを齧っても手に入らなかった自己変革感が

得られましたよね

まり

そういうことです

2012-06-24

祖母が死んであまり悲しくなかった話

先週母方の祖母が亡くなった。

小さい頃は家が近かったこともあり、祖母には頻繁に面倒見てもらってたし、

遠方に引っ越しからも盆正月は会いに行って一緒にご飯食べて話して、縁遠かったという事はない。

そして先日、そんな親しい人が亡くなった。

26歳にして初めて初めて親しい人を亡くした。

訃報については亡くなる数日前の時点で「そろそろ覚悟決めて」って親からメール来てたから、さほど驚かなかった。

訃報聞いてからすぐに飛行機で祖母宅にいって通夜、翌日に告別式やって帰ってきた。

危篤の連絡時点で覚悟を決めるために、祖母が死んだらどう思うか考えたし、

実際に対面したときから遺骨を拾うときまでの想像とのズレも確認した。


驚いたことに、一貫してそんなに悲しくなかったのである


この考えを放置することは、社会生活を営む存在幸福を享受することを目的とすれば、非常に「良くない」。

原因は特定して公開するべきであり、可能なら思考を変更し、最低でも自分の中で落とし所を作る必要がある。

そんなわけでこの数日間で思いつく限り可能性を出した。

自身の中で腑に落ちた原因を以下に記載する。

実は思い入れが無かった/思い入れが薄れている

真っ先に思いついて胸糞が悪くなった。

ただ一件唾棄するべき原因に見えるが、そればかり考えて他の事に手がつかなくなる事はより悪い。

本能的に感情の配分を調整しておめでたい心になっている可能性は否定出来ない。

長いこと祖母の様態が悪かったため、感覚麻痺している/覚悟が決まっている

数年前から退院を繰り返し、何度か危篤状態になっていたこともあり、

逆にこれまで持っていたことを幸運だとする考え方もできる。

ただ解釈によっては「死ぬことが予定調和になっている」「生きている人を死人扱いしている」にもなる。

人が死ぬことに現実味がない

世の中に積極的に関わらないこと、フィクション摂取のしすぎが原因で、目の前の事実

ガラス1枚隔てて見えたり、モニタの向こう側に存在している感覚に囚われることがある。

森羅万象他人事であり、当事者意識都市伝説である

世の中に参加することが好きでないなら、自身の心と身体を安全な状態にして世の中を見れるので居心地の良い考え方である

一方でこのスタンスで生きていると他者から観察されるとき、檻の中のサルを見る目で見られる。

何が「増田さん面白いですね」だ。去れ!死ね

他に悲しむ人が沢山いるので、悲しむ役割としての自分必要でない

祖母の子、その配偶者、孫を合わせると20人を超える。

葬儀の参列者も、臨時で席を相当数追加する程度に多かった。

ここまで数があると悲しむ気持ちに「働かないアリに意義がある」の理屈が通る。

人気者は放っておいても誰かが救済するため、参加する意義を見出せない。

感情の動きが弱い

葬式中に周りを観察していたら、良く泣く人はいわゆる「リア充」だった。

テレビバラエティとかドキュメンタリーとか、なんであんな簡単に人が泣くかが理解できなかった。

理屈をもう少し若い頃に理解しておきたかった事項ではあるが、人前に出るのが好きな人間は演出家だった。

内面で生まれた感情を外に向ける際に、ごついアンプを通している。

そこまでで事態が完結すれば大したことはないが、人は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるらしい。

模倣を通じて本物に至る概念感情にも該当するとは思っていなかった。

出す人間と出さない人間感情にも格差は発生する。

別の感情、思考にリソースを割いていた

1とリンクした原因でもある。

祖母の死顔を初めて見た時に、悲しい感情よりも怖い感情が強く出た。

骨あげ時に特に感情が動かなかったことから、顔の造形に対する違和感不気味の谷が原因である可能性が高い。

また今回親しい人の初めて葬式ということで、事をうまくやろうとして調べごとしたり周りを観察することに注力していた。

意図してかせずか、別のことを思ったり考えていたために悲しまなかった可能性はある。

とりあえず6つ原因を挙げた。

この原因からどう思考を持っていくか何も考えてなかった。

とりあえずこの6つから自分自身がどんな人間か読み取ってみる。

オタク

根暗

・消極的

世間慣れしていない

自分自身に対して碌な形容が出て来なかったがしかし、こんな奴は現代社会だと掃いて捨てるほどいるだろう。

ということはみんな外に出さないだけで同じ考えを持つ人間が多くいる可能性は高い。

自分が特別だとか自意識過剰で恥ずかしい考えだった。

と、ここまで結果を想定せずにダラダラと文章を綴っていたが、ゴールが見えてきた。

気にしなければいいのである

しまなくても葬式に参加していれば死者を悼むことになる。

まわりからもそう見えるし、自分内面にそう言い聞かせて納得させることもできる。

そういう意味では葬式自体がそもそも悲しくない人間内包するようにできている。

まりからそんな人間がいるということだ。何一つ精神的不具者ではない。


結論:場に適切な感情を抱けないことは想定済み。変に心配して自己嫌悪に陥ることのほうがよっぽどバカ




あとどうでもいいけど理性と感情を適度にコントロールするための葬式有用性っていうテーマで文章書けそうだな。

2012-03-15

最近すごい不思議なんだが どうしてアンプを閉塞型の(ガラスの扉がある)ラックに入れるんだろう。熱が逃げないじゃん。

2012-02-29

先日倒産したメモリメーカーの友人と飲んできた話

彼は純粋技術屋といった感じで、

愚痴もまじっていたせいだろうか、何を言ってるかわからない部分もあったが、

いろいろと興味深い話を聞くことができた。

「結局、装置があれば韓国でも中国でもどこでも作れるようになって、値段のたたきあいなっちゃたんだろ」

という私に対して、彼は言った。

「体力勝負で負けたのは否定しない。だけどな、装置があれば誰でも作れるというのは大間違い」

「最大の要因は、やつらの技術力が高かったことだと思う。というかうちの規模の会社研究開発で対抗できてたのがある意味奇跡。」

メモリは『装置があれば作れる汎用品』なわけではない。

ということを彼は熱弁していた。

回路ひとつをとってみても、アナログ技術の塊で、

記憶素子のわずかな物理量(数10フェムトとか言ってた)の変化を

増幅する高精度なアンプだとか、

秒速数ギガビット信号を処理するためにピコ単位

信号タイミング自動調整する回路とかそういうものを作る必要があって、

最近の高速な製品設計には職人的な設計技術が求められる。

また、そういった繊細な製品をまともに量産するには大量の試作品が必要で、

それに億単位費用がかかる。そして、会社の規模が効いてくるのがこの部分だと。

確立されていない技術に対してどれだけトライアンドエラーを繰り返すことができるか

たくさん失敗した分だけ、早くノウハウを得ることができる。

資金力で勝る韓国メーカーは、この部分のアドバンテージが大きかった。

彼の口から出たのはそんな話だった。

逆に『本当に』装置があれば作れるハイテク製品もあって、その代表は太陽電池だと言っていた。

いろんな国の名前も聞いたことのないメーカーが乱立して価格勝負のつぶし合いをしていてひどいんだそうな。

メモリだって秋葉原に行けば変なメーカーたっぷりあるじゃないかと反論したら、

ADATAとかUMAXとかプリントしてあっても中身はうちだったりするのさと言ってた。

要はガワだけ作ってるメーカーはたくさんあるが、中身を作ってるのは

世界でも彼の会社を含めて数社しかないとのこと。

最近言われている話では、『過剰品質』とかも変な話だと言っていた。

現場レベルではコストダウン意識が高かったらしくて、

韓国メーカーが高性能化するために銅配線を使っているのを

コストダウンのためにアルミ配線で同等の性能を出せるように

設計を工夫したりしてたらしい。

最後に彼が力説していたのが韓国製品価格よりも品質の面で脅威になっていたということ。

「俺、分解して特性調査したからやつらの技術の高さはよく知ってるよ。」

と。2chとかで、韓国ハイテク製品の劣悪さを書き込んでるやつらは

何も知らないくせによく言うぜとか。

 

いろいろと考えさせられる話だった。

結局、自分なりに思ったのは、

装置産業になったか技術意味がなくなりコスト競争になって負けた』

ものづくりは特別なものじゃないか途上国のすることだ』

って言う俗説は違うんじゃないんだろうかということ。

こういう結論でしたと総括しておけば、

戦略ミスを認めたくない経営者

技術で負けたと認めたくないエンジニア

不勉強マスコミ

日本科学技術に誇りを持っている一般国民

誰も誇りが傷つかずに、あれは仕方がなかったんだで終わらせられるもんね。

でも、実際は

韓国企業は高度な技術を要する分野で日本企業を打ち負かし、倒産に追い込んだ』

というのが事実なんじゃないだろうか。

彼や彼の会社は正面から全力で戦い、刀折れ矢尽きて破れた。

それだけだ。何の言い訳もあるはずがない。

きっと、これからもいろんな産業がこの国からなくなっていくのだろう。

誰も傷つかない言い訳が広まって、仕方がないと言われながら。

2011-10-19

http://anond.hatelabo.jp/20111019172922

そう言う人って何パターンかあると思うんだけどな。

リンク先読めなかったので憶測だけど。

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自分意見に自信がない(虎の威を借りる)

多数派=正しい、偉い、凄いと認識していて、少数派であることに自覚がある。

世間的に認知されてる人物の加護を受けて「自分の優位性が証明された」と思ってしまう。

少数派でいることや間違うことを嫌い、多数派や正しいことが大事

有名人=多数派の象徴タイプ

------

・皆に知らしめたいけど誰も聞いてくれないから(本当にオオカミがきた時の狼少年)

ある事柄を周囲にも認識(と賛同)されたいと望んでいる。

が、自身の影響範囲では満足のいく結果が得られなかったために、影響範囲を広げたい。

そこにもともと影響範囲の広い人物によって事柄が拡散されたので、目的が達成された。

事柄が広まって賛同者が増えることが事が大事

有名人=アンプ内蔵スピーカータイプ

みたいな(どやっ

2011-05-29

デジタルオーディオプレイヤーの世代も分けてみた。

http://anond.hatelabo.jp/20110527203744

HTMLとかデジカメとかMacとか、いろいろ改変できそうなネタだけど、すでに成熟期に入っているデジタルオーディオプレイヤー(DAP)を同じように分けてみたい。

プレDAP世代(〜2000年)

最初期の録音可能デジタルオーディオDATだが、当時民生用としてはややオーバースペックだったためもっぱらプロユースだった。DATなんか趣味で持っていたような人は、たぶん今は逆にアナログレコードピュアAU趣味なんじゃないだろうか。ヱヴァシンジ君が父親の形見(生きてるけど)として使ってたあれ。その後MDが発表され、ようやく一般家庭にデジタルポータブルオーディオが普及する。ただこれらはあくまで「オーディオ機器メディアに録音する」物であって、現代的なDAPとは違った。

現代的なDAPが発売されたのは1998年から。この当時はまフラッシュメモリが高価で64MBとかが当たり前だった。この時代はソニー以外の国産メーカーは殆ど無く、iRiveriAUDIOMpioなどの韓国勢が主流だった。

この時期のDAPは、PCにつないで使うということで、家電量販店オーディオコーナーではなPC周辺機器のコーナーで売られていた。ちょうどWindows98PCマルチメディア化してったころ。ただMP3プレイヤーはまだまだマニアックなシロモノだった。この時期にMP3プレイヤーを使っていた人は、結構なギークはないだろうか。

黎明期(2001年2004年)

その後ポータブルオーディオシェアを大きく塗り替えるiPodが発売される。他のメーカープレイヤーのために変換転送ソフト付属させたのに対して、iPodはまiTunesが先にありそこからiPodを開発した。あと、HDD採用PC内のプレイリストを全部持ち歩けるようにしたのも画期的だった、

またアメリカでは2003年(日本では2005年)からiTunes Storeサービス開始、他のサービスが苦戦する中でiPodの人気を背景に成功をおさめる。

このころ国産メーカーはどうだったかというと、2001年PanasonicSDオーディオを発売したり、ケンウッドWMA対応CDプレイヤーを発売していたが、いまいちぱっとせず、Apple VS 韓国勢という情況だった。特にウォークマン」のソニーATRAC3メモリースティックなどの独自規格にこだわったことや(SonicStageがものすごく使いにくかった)、日本家電メーカーレコード会社の関係から著作権がらみで消極的だったこともあり、海外勢に大きく水を開けられることとなる。

特にソニーのこの時期の迷走ぶりがひどく、Hi-MDとかVaio Pocketとかその後黒歴史化するシロモノを次々と出し、Appleシェアを奪われていった。DAPに限らずDVDレコーダー薄型テレビなどでも同じように迷走していた。その後のソニーの凋落ってじつはここから始まっていたんじゃないだろうか。

この時期に発売されたiPod miniは小型化と低価格化により爆発的に売れ、世界的に品薄の状態が長く続いた。はじめてのDAPiPod miniという人も結構いるのではないだろうか。

発展期(2004年2007年)

シェアを奪われようやく危機感を覚えたソニーが、MP3AACWMAなどマルチコーデック対応プレイヤーを発売。家電メーカーしい発想でHDD搭載のミニコンポを発売。これで「パソコンがなくてもDAPが使える」環境となる。

ソニー以外の国産勢は巻き返しを図るべく音質や付加機能を全面だす。東芝ワンセグ付きのプレイヤーケンウッドデジタルアンプ付き、PanasonicDIGAとの連携など。あと、日本メーカー品の多くはダイレクトエンコード対応で、PCなしで音楽を取り込めるという触れ込み(ただ決して使い勝手は良くない)。この辺はスマートフォンPCと一緒で、よくも悪くも日本家電メーカー的な商品開発。

一方のAppleiPod動画対応に。これはiTunesストアで映画テレビ番組を配信・販売することを前提としたものだった。ただ日本ではこの時期はようやくiTunes Storeサービス開始したばかりの頃で、動画を購入することは出来なかった。Apple以外のメーカーも、このころからオーディオプレイヤーからマルチメディアプレイヤーへの移行が始まる。更に低価格で簡素な機能のiPod shuffle、ミドルエンドのiPod nanoが発売される。iPod shuffleとnanoにより低価格化・小型化が進みより一般ユーザー向けに浸透する。

この時期はヘッドホンスピーカーFMトランスミッター動画変換ソフトなど、サードパーティアクセサリが拡充した時期だった。特にイヤホン/ヘッドホンなんか中価格・高価格帯が売れるようになった。ノイズキャンセリングヘッドホンとかDock接続スピーカーが出たのもこの時期。

全盛期 / 成熟期(2007年〜)

DAPデジタルデバイス化がより進む。iPod touchマルチメディアプレイヤー機能に加え、ネットブラウズメールYoutube視聴、さらにApp Storeによりゲームビジネスアプリなどを入れられる。iPod touchiPhone替わりに購入した人も結構いた。

成熟期/衰退期?(2011年〜)

iPod shuffle 3GiPod nano 6Gの滑りっぷりや見ると、「音楽プレイヤーとしてのiPod」の進化は今後大きくは見られないと思う。iPod classicもここ最近はあまり大きく変化してないし。国産メーカー東芝PanasonicVictor事実上の撤退状態。今後はスマートフォンタブレット電子書籍端末と競合がたくさんでるので、単なる音楽プレイヤーという市場は衰退するかも。

2011-02-03

うちの職場(一応、在京の上場企業)に、年に数回しか出社しない人がいる。

病気しいが、病気の事は隠して転職してきた人らしい

昇給試験は受けていないが、なぜかお情けで昇給していて、その収入は保障されている。

趣味でやっていた手作りアンプが、一部のマニアに受けているらしく、そのサイドビジネスだけでも、平均サラリーマン年収以上稼いでるそうだ。

俺の様な若手は、不景気あおりを受けてなかなか昇給出来ない。

制度も廃止され、出費もかさむ一方。

病気なのは同情するし、自分が入れ替わりたいと思う境遇ではないが、なんかなぁ。。。

2011-02-01

うちの職場(一応、在京の上場企業)に、年に数回しか出社しない人がいる。

病気しいが、病気の事は隠して転職してきた人らしい

昇給試験は受けていないが、なぜかお情けで昇給していて、その収入は保障されている。

趣味でやっていた手作りアンプが、一部のマニアに受けているらしく、そのサイドビジネスだけでも、平均サラリーマン年収以上稼いでるそうだ。

俺の様な若手は、不景気あおりを受けてなかなか昇給出来ない。

制度も廃止され、出費もかさむ一方。

病気なのは同情するし、自分が入れ替わりたいと思う境遇ではないが、なんかなぁ。。。

2010-12-17

本物ってどこにあるんだろう。

いい例が音だ。

本物の音ってどこで聞けるのだろう。

ギターの弦が弾かれた音ひとつとっても、アンプを通したパソコンで加工したり、生演奏だって言っても雑音が混じってしまっては首を傾げてしまう。

良い音ってなんなんだろう。人が心地よく感じるものって何なんだろう。

加工された純粋じゃないものに触れてより良く感じるのだとしたら。

味。調味料にしてもそうだ。その果物が使われているわけじゃないのに、その風味を好む。

ともすれば、初めて純粋なものに触れたとき味気なく感じるかもしれない。

加工された現実で生きる感性麻痺しているのかしら。その麻痺はもう二度ととかれないかもしれないのだけれど、それってどうなんだろう。

良い悪いじゃなくて、少しもやもやする。本当に、ほんの少しだけ。

錯覚し続けることが生きること。加工された心地よさに酔っていれば、どんな姿をしているともわからない純粋なものを知らなくて済む。

でも、純粋なものってなんだ。純粋な味ってなんだ。純粋な音ってなんだ。純粋光景ってなんだ。

純粋って幻想なのか。純粋ってあやふやなものなのか。振れ幅が大きな純粋と加工されたものとの境界はどこにあるんだ。知らされていない状況で判別は可能なのか。

自己満足とか自己判断とか自己決定とか、そんなものでしか結局物事を感じ取れない。

感じ取った物事が誰かの感じ取った物事と合致しているのかわからない。

わたしは正解を当てたのか。不正解を引いたのか。

言葉うそをつくので信用できない。言葉は記号なので、それ自体から得られるものは結局自己判断になる。

どうして数式は正しい答えがあるんだろう。数式ってすごい。改めてそう思う。

たぶん、数字はその記号世界だけで完結しているんだ。すごく正しくて不正のない存在なのだ。

しいと思う。でも、もしかしたらそれはそうであるものとして作り出されたからなのかもしれないけれど。

作り出されたもの、そうであるとものとして生み出されたものに疑問を持つことは愚かなんだろうと思う。

でも、すでにそうあったもがどうしてそのようにしてあるのか考えるのであればわくわくする。

わくわくしていられれば、それで十分なのだろう。

いや、十分てことはないのかもしれない。おそらく十分条件足りえる事柄なんてないのだろう。

人は必要条件だけでなんとか成り立っている。そんな気がする。よくわからないけれど。意味もわからないけれど。

だらだらと書いて、なにも見つけられないまま、でも満足している。そんなことって多いと思う。チラ裏チラ裏

2010-11-27

同人ゲーム制作者が音楽を外注する時の注意

同人音楽やってると同人ゲーム作ってるサークルさんからの依頼が結構くるんですよね。

でも知識が無いみたいでかなり適当。仕方ないんですけどね。

なんで、自分の理解してる程度にまとめてみました

参考になればと。間違ってる記述あったらごめんね。

以下、依頼時の注意。

ファイルについて細かく指定する

漠然と「MP3で提出して下さい」とだけ書かれても困ります

ビットレートについての指示も細かく書きましょう。

従って、最低限の知識として音声圧縮のフォーマットについて頭に入れる必要があります

また、後述するマスタリングを行うならばWAVE以外のファイルを要求されても疑問に思ってしまいます。気をつけましょう。

まとめ

しっかりビットレートを含めた要求をしましょう。

マスタリングについて必ず記載する

これが一番理解されていないといっても過言ではないです。

また、真っ先にこの作業について伝えなくてはならないものです

まずマスタリングとはどのようなものか理解しましょう。

マスタリングとは

本来のマスタリングはまた違った形になるのですが、

ここでは同人ゲームを作る上でのマスタリングについてかみ砕いて説明します。

完成した直後の音楽というのは音量がバラバラです

それを統一し、聞きやすくするのがマスタリングになります

CDを聞いていて「1曲目が小さくて聞こえない。でも2曲目は爆音」なんて経験ほとんどないと思います。

これはマスタリング作業が行われているからであって、この作業が無いと全てバラバラで聞きづらいCDになってしまいます。

ゲームに組み込む際もこの作業が必要です

通常は0db(音の大きさ)を超えないレベル、かつ均一の音量になるように調整します。

深い話をすればrms値が云々という話になるので、分からない場合はこの作業も外注で行った方が良いかと思います。

じゃあなぜこの話を先に伝えなくてはならないのか説明します。

マスタリング作業

マスタリングについて軽く説明をしましたが、さらに詳しい話をします。

マスタリングとは簡単に言うと音量を揃えるものという話を長々としました。

ではどのように音量を揃えるのか。これについてサラっとだけ知りましょう。

まず音を揃えたいファイルコンプレッサーというエフェクトをかけます

これは非常に表現しづらい作業なんですが、「音圧」というものをここで出します。

ここで音量を0dbに揃える訳ですが・・・ 問題が起きる場合があります

既にこのファイルコンプレッサーがかかっていて、音量も0dbだったら。

必ずしもそうなるとは限りませんが、そのままマスタリングを続行すると、音が割れる・聞き心地が悪くなるなどといった作用が出てきてしまいます。

ではどうしたらいいのか。

ここでやっと結論です

もらうファイルは、コンプレッサーをかけず、音量を0db以下にしたファイルをもらう。

音量は-3db以下だとマスタリングする人もやりやすいと思います。

ちょっと音楽的にいえば「マスターコンプをかけずに、ピークを-3db程度にして提出してください」といったとこでしょうか。かっこいいですね。

マスタリングなんてしなくてもいいでしょ

そう思われるのは勝手です予算人材的に厳しいものもあるかもしれません。

しかし、この作業を行えば聞き心地のよいものが完成する事は確かです

そこはディレクター担当されている方の判断となるでしょう。

まとめ

ゲーム制作側でマスタリングするのかしないのか必ず伝える。

マスタリングを行うならば、「マスターコンプかけないでね!」「ピークは低めで!」と伝える。

マスタリングを行わないのであれば、「個々でやってね!」くらい言っておくと優しいお兄さんになれる。

ちなみに

恐らくマスタリングしないよ!と言えば個々にマスタリングしてくれる方は多いと思います。

しかし、作成者によって音量がバラバラになると思われるので注意しましょう。

※ここで言う音量とは単純にスピーカーの音を下げた時の効果とは違うものです


注文する楽曲について

一番重要かもしれません。

音楽を作るという作業においては、その人の経験技術が反映されます

よって、注文する人がどのような曲を作っているのか細かく観察する必要があります

つまりどういう事か。

普段は水彩画風景を描いているイラストレーター萌え絵女の子を描いてくれと注文して上手く描いてくれるでしょうか。

もちろん人によっては上手く描いてくれるかもしれません。

しかし大半の場合は専門外の知識を必要とするため、上手くいかなかったり不自然に仕上がることでしょう。

これと全く同じ事が音楽にも言えます

極端な例を挙げると、ピアノインストを作ってる人にシステマチックテクノを作ってくれといってもはっきり言って無理です

クラブミュージックばかり作ってる人に熱いロックを作ってくれといっても無理です

これらは極端な例ですが、少なからずこういう事が起こりえます

少々音楽的な話になります

音楽を作る上では、機材投資にかける物がかなり必要な場合が多いです。

そこがイラストレーターとの大きな違いです。

上記の例で挙げたものを掘り下げてみましょう。

クラブミュージックメインに作っている人がメロウなサウンドを出せるギターを持っているでしょうか。それを接続できる機器を持っているでしょうか。アンプシミュレートする機材はあるでしょうか。それ以前にギターは弾けるのでしょうか。

そして、ロックを作る事が出来る知識を持っているでしょうか。

大半の人はNOです

受けた人は「無理だよ」と言わざるを得ません。

このような摩擦が起こってしまっては、どちらも幸せでないのは明白です

もちろんオールマイティに様々な曲を作れる人はいます

しかし、必ず弱点があることを頭に入れ、その人が作る曲をよく聴いた上で判断する事が大事です

まとめ

音楽を作る上では音源的な制約が必ずあります

それと同じく技術的な制約があります。(ギターの腕など)

それを踏まえ楽曲を注文しなければなりません。

担当して欲しい人の曲を必ず聞き、何が得意で何が不得意か聞き分ける事が重要です

いで書いてしまいましたねえ。読みづらくて申し訳ない

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