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はてなキーワード: TVとは

2021-03-16

anond:20210315212739

マリ目的ってなんだったの?

漫画読んでないから詳しく知らないんだけど、マリは冬月先生のとこの学生さんだったらしいけど、じゃあなんで一人だけ老けてないの?

エヴァに乗ってると老けないみたいな設定?だったけど、マリエヴァに乗ったのってQの最初の方で加持さんと一緒にいたところが初めてじゃないの?時間軸が違ったの?

それともエヴァパイロットから老けないって言う設定とは別の設定があるの?最初からカオルくんみたいに人間じゃなかったってこと?

マリ本人の目的は分からない

公式設定資料とかの補完待ち

魂の移動くらいはスナック感覚でやる作品なんで、若返ったんじゃなくマリもその要領で新しいボディに魂を移して、今の個体では破で初めて搭乗したと思われる

カオルくんはループしてるみたいな話だったような気がするけどループしてるってどういうこと…?

Qで死んだカオルくんとは別のカオルくんも色んなところで死んで、また月みたいなところの棺桶から同じ姿で生えてきて、死んだあとの時間軸にカオルくんとして登場してくるってこと?

色んなエヴァンゲリオン作品TV・旧映画・新映画漫画etc)を生きてきて全ての記憶を持ってるくらいの解釈でいいか

冬月先生は何がしたかったの?自分のとこの学生ヤバい道に進んで取り返しがつかなそうだから一蓮托生で最後に刺し違える気持ちだったってこと?

シンの冬月先生個人的な野心は特になく、教え子の選択を見届ける教育者としての生を全うしたように見える

超雑に言えばエンジョイ勢

マリエヴァをたくさん食べて、シンジくんを迎えに来たときエヴァの姿が色々切り替わってたけどあれはどう言う意味があったの?

ソシャゲで強いカードを何枚も重ねて最強化したような状態

絵コンテモノクロ世界に還りかけたシンジくんを迎えに行って世界に色彩を取り戻したのがマリ

アスカのシーンで、回想しながら沢山のアスカ写真が一枚ずつ消えてったのに、レイ説明の時には一枚しか写真が残らなかったのに、アスカの時には最後に2枚残ってたのはなんでなの?

惣流と式波で2枚?じゃあ惣流ってどこで何してんの?出てこなかったよね?

惣流と式波は別のキャラなので、惣流はそもそも新劇には存在しない(はず)

惣流は人間の両親がいるが、式波デザインベイビーだから両親といえる人間がいない

おそらく綾波クローン式波クローンアプローチも完成度も違う

式波生存競争させて完成度を高めたライオン方式綾波型は数撃ちゃ当たるマンボウ方式かと

2枚残ってたのは見逃した

アスカってなんで眼帯してるの?あの眼帯の中はどうなってたの?中から出てきた青いのはなんなの?

破で体を使徒に乗っ取られかけて一命を取り留めはしたけど左目は人間に戻せなかった

村を囲んでた棒のミニ版を左目に埋め込んで完全に使徒化するのをなんとか抑えてた

加持さんがサードインパクトを止めたって言う話だったけどどうやって止めたの?なんか私が見てないだけでウィレ?ができるまでの映画とかアニメとか設定とかがあったの?

わからん

これも公式設定資料とかの補完待ち

なんかみんな満足とか不満足とか判断できるくらいには理解できてるみたいだし、アラサーアラフォーオタク共通言語的な雰囲気作品みたいだし見てみるか〜って今年になってから見た私みたいなにわか知識では全然理解できないシーンばっかりだったけど、多分、シンジくんはお父さんと和解?できて、中学生の頃の初恋みたいなものにもケリがつけられて、自分が不幸にした世界でも頑張って生きてる同級生を見て立ち直る決心をして、ハッピーエンド的な感じで大団円ってことで良いんだよね…?

OK

 

これはただの予想だけど今更エヴァンゲリオンというブランド商売を止めるとも思えないんで、今後はガンダムみたいに庵野秀明総監督からは退いた形で、マリという人間アスカの14年間や加持のサード強制停止とかをスピンオフで補完していくのかなと思ってる

anond:20210315212739

自分から考察とかしてる人じゃなくて単なる人の書いたのを読んだだけだけど答えてみる。

マリ目的ってなんだったの?

明示されてない。

漫画版読むとユイの事が好きだったらしいかユイの息子を助けたかったとか、ユイ自身の思いを継いだとかそんなところ?

メタ的な視点では真希波=デウスエクスマキナ機械仕掛けの神:ギリシャ演劇で終幕のためにオチをつける役)じゃねーのって言ってる人もいる

漫画読んでないから詳しく知らないんだけど、マリは冬月先生のとこの学生さんだったらしいけど、じゃあなんで一人だけ老けてないの?

エヴァに乗ってると老けないみたいな設定?だったけど、マリエヴァに乗ったのってQの最初の方で加持さんと一緒にいたところが初めてじゃないの?時間軸が違ったの?

それともエヴァパイロットから老けないって言う設定とは別の設定があるの?最初からカオルくんみたいに人間じゃなかったってこと?

これも明示されてない。

綾波式波クローンだったから~波なマリオリジナルマリクローン説とかある。

カオルくんはループしてるみたいな話だったような気がするけどループしてるってどういうこと…?

Qで死んだカオルくんとは別のカオルくんも色んなところで死んで、また月みたいなところの棺桶から同じ姿で生えてきて、死んだあとの時間軸にカオルくんとして登場してくるってこと?

これもシンで出てきた設定だからよくわからん

生命の書っていうのに名前を書いているとやり直しても記憶を保てるとかなんとか。

メタ的に言えば旧劇場版や、その他の展開の記憶を持っている、くらいでいいんじゃね。

冬月先生は何がしたかったの?自分のとこの学生ヤバい道に進んで取り返しがつかなそうだから一蓮托生で最後に刺し違える気持ちだったってこと?

刺し違える気はなかったと思う。

ゲンドウの行く末を見たかった、くらいじゃない?

マリエヴァをたくさん食べて、シンジくんを迎えに来たときエヴァの姿が色々切り替わってたけどあれはどう言う意味があったの?

俺が覚えてないから回答できない。

アスカのシーンで、回想しながら沢山のアスカ写真が一枚ずつ消えてったのに、レイ説明の時には一枚しか写真が残らなかったのに、アスカの時には最後に2枚残ってたのはなんでなの?

惣流と式波で2枚?じゃあ惣流ってどこで何してんの?出てこなかったよね?

式波オリジナル説と、惣流アスカラングレー説を見かけたけど惣流でいいんじゃね?

前のループことTVから劇場版世界にいると思うよ。

アスカってなんで眼帯してるの?あの眼帯の中はどうなってたの?中から出てきた青いのはなんなの?

破で第九使徒浸食されたのを封印柱で使徒化しないように封印してた。

封印解除したか使徒になった。

加持さんがサードインパクトを止めたって言う話だったけどどうやって止めたの?

破の最後で起きたニアサーインパクトは月から投げたロンギヌスの槍で途中で止められた。

一方Qでは槍が2本刺さってたからカシウスの槍で止めたんだと思う。

槍ってなんだよ!

なんか私が見てないだけでウィレ?ができるまでの映画とかアニメとか設定とかがあったの?

そんなもんはねぇ!

なんかみんな満足とか不満足とか判断できるくらいには理解できてるみたいだし、アラサーアラフォーオタク共通言語的な雰囲気作品みたいだし見てみるか〜って今年になってから見た私みたいなにわか知識では全然理解できないシーンばっかりだったけど、多分、シンジくんはお父さんと和解?できて、中学生の頃の初恋みたいなものにもケリがつけられて、自分が不幸にした世界でも頑張って生きてる同級生を見て立ち直る決心をして、ハッピーエンド的な感じで大団円ってことで良いんだよね…?

アラサーアラフォーオタクの心にしこりになって残ってたのは、テレビ版、旧劇場版Air/まごころを、君にとかEoE)で3回も物語に決着がつかなかったことなんだと思う。

特に劇場版監督メンタルがやられてたせいで「他人はいないといけないけど、近くにいると傷つけあう。それでも現実に戻らないと」みたいな結論になって、その結果アスカの「気持ち悪い」で締めることになった。

それが今回のシン・エヴァンゲリオンでは前向きなメッセージで終わることが出来たから、エヴァを追ってきた人は成仏できたんだと思う。

そこに至るまでのシナリオ陳腐だとか、アクションシーンが序、破に比べてQ、シンはイマイチとか、俺/私はアスカシンジ/カヲルシンジカップリングが見たかったんだよ!みたいな嘆きも一部残ってはいるけどね。

anond:20210316052331

  1. 年収1000万円を超える人間が、部下への指揮命令を間違えた場合、人が死ぬ可能性があるということを信じるか?
  2. TVのドッキリ感覚で、上記人間が部下に業務上冗談を言った
  3. しかも警備の都合上警察もいた
  4. なぜ公安委員会はこの警察官をその場で現行犯逮捕しないのか?

いいやそんなわけがない

こんな冗談もおちおち言えないような仕事に、下手すりゃ経費で借金地獄手取り84万にきみはなりたいのだろうか?

「僕はここにいてもいいの」という問い

エヴァネタバレを含むし曖昧記憶を頼りにしているクソ文章です)

「僕はここにいてもいいの」はTV版、旧劇場版で大きなウエイトを占めていた問いだ。

しか新劇場版であまり出てこない。というか、出てきた記憶がない。

Qのヴンダーにおいてシンジは「エヴァにだけは乗らんといてください」だし「何もしないで」、だが保護されるという「ただここにいろ」という扱いを受ける。ネルフに行ってからは連れてきたけどとりあえず待機で放置という扱いを経て、カオルに連弾を誘われる。「ここにいて、これをしよう」という提案に対し何か知らんけど超絶スピードピアノを上達させる。承認を受け花開いてるともいえる。

それで結局なんやかんやでカオル殺してしまう。そこにあるのは行為に対する後悔であり、「何もしなければよかった」だ。その延長には「存在しなければよかった」があるけど、直接的ではない。

んでシン・、第3村でトウジ、ケンスケに「いつまでもここにいていい」と受け入れられる。これまでにないほど優しさを供給され、何もしたくなかったシンジが優しさを返済し始める。「ここにいていい」の究極形である好意を与える綾波(黒)の死を経て、いてもよい場所である第3村から、いても何もしてはならないヴンダーに自らの意志で向かう。

「ここにいてもいいの」という承認欲求から、求められていない場所での自己実現に向かう、ということかと思う。

そこが、旧とシンの決定的な差異ではないか

--

メタ的に、観客に突きつけられていた問いとしての「ここにいてもいいの」は、結局この約20年をなんだかんだ生き続けてきた現実が回答になっていると思う。生き続けてきたこ現実肯定しよう、スゲーな生き延びたぞお前、という話をされたように感じた。

2021-03-15

有名声優チャンネルが相次いでお気持ち表明する非常事態

杉田智和/AGRSチャンネル

https://www.youtub%65.com/watch?v=VCsmtu4Ivrs

<AGRSチャンネル配信をご覧の皆様へのお願い>

1.チャット欄での視聴者同士の交流はご遠慮ください。

ご指摘や訂正、親切心から声をかけたい等、事情はあっても視聴者同士の交流は他の方へのご迷惑になるおそれがあるためご遠慮ください。

2.チャット欄で個人情報に関わる内容のコメントはお控えください。

配信原則アーカイブを残す想定です。後日動画をご覧になる方もいらっしゃいますので、

例えば「私は最近○○だった~」「今日こんなことがあって~」等、個人情報特定に繋がる可能性がある発言はお控えください。



マフィア梶田中村悠一の「わしゃがなTV

https://www.youtub%65.com/watch?v=MMtkeWG41Gw

【皆様へのお願い】

①.視聴者同士によるチャット欄での過度な交流はお控えください。

プライベートチャットルームではないため、他の視聴者不快に思う、個人情報流出などの

 トラブルを招く可能性がございます

②.配信内容と関係のないコメントはお控えください。

動画と直接関係のないチャンネル人物のお名前が出ると、先方に迷惑をかけてしま可能

  がございます

TV版だけで劇場版エヴァンゲリオン全部見たことないんだけど

漏れ伝えを聞くにガンパレードマーチ無名世界観みたいになってる?

息子12才にネトフリとアマプラを開放した

レーティング守れば何でも見ていいよ、と言いつけたらエヴァTV版と旧劇をコンプリートして、今BTTF見てる。

別にこれが面白いとか教えた覚えはないんだがな。

anond:20210315145729

言われるほどエヴァ自体は暗くも深刻でもなかった気がする。

まあ確かにTVサクラ大戦とか無限のリヴァイアスとか、暗くて深刻なアニメが一時期増えたのは事実だが…

anond:20210315150053

士農工商アップデートしない人たちと同じ田舎者から仕方ないハッハッハとかじゃないのだわ

実在するセクシャルを扱っているのだから

価値観アップデートしないだけではなく世界中に向けてそれを発信してしま

本人的にはお茶の間TVに向かってボヤいてるのと同じ感覚なのだろうけど

自由表現戦士もアレな腐女子毒親もすべて根はいっしょの問題

シンエヴァネタバレを読んで

ラーゼフォンしか思えなかったり

時期的に、というかエヴァの影響は受けているだろうけど

そういえば、ラーゼフォンは「首都消失」「さよならジュピター」「ブルークリスマスネタだったよなあ

小松左京庵野氏が大好きな岡本喜八

主人公が神になって世界調律を果たす

調律された世界には東京ジュピターエヴァ使徒に当たるドーレムも当然ムーリアンも存在しない

東京ジュピターが出現して離れ離れになって、自分彼女だった遥は主人公の代わりに?双子の弟、樹と交際するも別れてしま

調律された後の世界では主人公と弟が合体したような人物になっている

物語は完全になかったことになっていて、主人公大学研究職で出世、(紫東)遙とは普通に結婚

出産した娘の名前主人公世界を再構築する権利を争ったもう一体の神である如月久遠になっている

世界ループするたびに登場人物の役が変わるみたいな感じ

ラーゼフォンイケメン無双なところが観ててツライけど、フィクションとしては好き

ただ、裏側を調べててちょっと胡散臭い新興宗教っぽく思えたのは気になるけど

作り手側がどういう思想宗教観なのかは引っ掛かるけど、フィクションとしては面白いし好きなんだよなあ

メカとかそういう設定も好きだった

ライディーンオマージュというのも良かった

違いがあるとするなら、ラーゼフォン純愛路線だった

東京ジュピターによって離れ離れになり、東京ジュピターの中では時間の流れが遅くなるため、

離れ離れになった同い年の二人は年齢差が開いてしま

ウラシマ効果みたいなものでもある

少年東京ジュピターの中で少年のまま、少女はオバサンになってしま

それでも互いに恋愛関係になり、最終的には再調律によって問題自体がなくなってしま

シンエヴァは脇道から現れた巨乳眼鏡と結ばれてしまうという点でリアルといえばリアルなんだろう

ラーゼフォンTV版と劇場版で設定が異なっていたと思うけど、

引き離された恋人同士が最後は結ばれる点では同じだったと思う

そんな理想通りいくわきゃねーだろ、となればシンエヴァみたいになるのかもしれない

anond:20210314022712

わりと新劇場のゲンドウって、最初から甘いんだよな。

息子とは墓参りに行くわ、息子との食事会には行こうとするわ、わざわざ褒めるわ、本部壊すまで駄々こねた息子をギリギリまでやらせるとか。

食事会以外は全部TV版でやってるで

2021-03-14

すこしずるパズル転売始まってて草

TVで取り上げられた途端これか

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇で描かれなかったこと、その感想

もちろんのようにネタバレを含むので、注意してほしい。

見終わった感想は、「本当に終わった」だった。

すごく丁寧に「伝える」ことに真摯に向き合っていると感じた。

それは描いていることだけではなく、描かれなかったことも含めて。

これまでのあらすじ

きちんと振り返り部分がある丁寧さが、この映画象徴しているといっても良い部分。

復習して来いよ、ではなく、劇場でこれまでを振り返る。その丁寧さが全編にわたってある。

忘れてならないのは、これは劇場4部作ではなくて、エヴァンゲリオンの最終作ということ。

から題名からして「シン・エヴァンゲリオン劇場版」であって「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」でないところで主張してる。

そして、「まごころを君に」「世界の中心で愛を叫んだけものときて、「未来からのホットライン」で落としているところに、本当に最後なんだな、という気概を感じる。

NOTでも(NOT)でもなく、今までの否定でも追認でも無い、終わりが来たんだなという予感は正しかった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版序破QはTVシリーズみたいなもんで、今回が劇場版」みたいな位置づけっぽくみえる。

Qの続き

パリでの、序の裏返った模倣

冬月副指令側はネルフパリ支部を守る陽電子砲側で、ヴィレ侵略する側。

派手なアクションシーンであるとともに、赤いヤツって戻せるんだアレというのをこれ以上ないほど明確に見せる場面。

第三の村

アスカケンスケと合流したのち。

直接の描写牧歌的なだけで、薄氷を踏むような生活というのが描かれずに表現されているように思う。

トウジは「医者の真似事」だし、ケンスケは「なんでも屋だが風車メンテはできない」。

まり、あの村にはまともな医者エンジニアも居ない。

食事配給制で、一軒家はトウジの医者という特権性に由来する特別扱いになっている。

綾波初期ロットはそのトウジの客人ではあるが、農作業にわりとしっかり従事させられている。

そしてそこにいるのは老婆が中心。

若い男女や男性は、綾波型の心の触れ合いのような農作業には出てこない。

銭湯図書館牧歌的ではあるが、つまり個別風呂嗜好品が持てない生活を、直接の描写なしに示唆している。

でも、並行複発酵である日本酒を飲める程度には豊かさがある。衣服も残ってる。(心の余裕はまず生活の余裕から

でも、味噌汁に口をつけないことで激昂する大人がいる程度には食料に余裕がない。

たぶん、ココを受け付けるかどうかはその人のエヴァンゲリオンへの思いによる気がする。

第四話の「雨、逃げ出した後」だよねココ。

ひどい経験をしたシンジ家出をして、ケンスケとキャンプする。

TV版では、その後無理やり連れて帰られるけど、ネルフから出ていこうとして、自分意志では電車に乗らなかったと言う流れ。

ケンスケの描き方はあの時からある意味で一貫している。自身の興味には忠実だが、相手の心情には過度に踏み込まず、黙って見守る。

「なんでみんな僕にやさしいんだよ」という嗚咽がほぼすべてだけれども、誰にも強制されることなく、しっかりと時間をかけてシンジだけで結論を出すのが良かった。

今までのシンジくんって、口ではみんな色々言うけど、それほぼ強制じゃんってのが多かった。

あなたが決めなさい、とか。それシンジくん考えられる状況か?その環境作るのが大人だろうっていう。

あの農作業をしていたのがシンジで、みんなの優しさに触れてこの村を守るために戦うんだ、だったらたぶん流石についていけなかったと思う。

で、今までのエヴァだったら絶対にあのアスカの「泣くだけ泣いてスッキリたか家出は終わりか」みたいなセリフ入れなかったと思うんだよね。

その後の、ケンスケとの見回りと治水管理で「基幹産業たる農作業免除されてる」とか「池が村の生命線」とか言わなかったような気がする。

村が赤く浸食されてない理由とか、ニアサーも悪いことばかりじゃなかったさみたいなのは、察しろよ、みたいな描写になってたんじゃないかな。

プラグスーツを着ていないと体を保てない綾波型が、その短い生の間に、様々な感情を駆け抜けていったのも象徴的だったように思う。

その一方で、加持さんの子供がしっかりと「世界をもとに戻す」実験従事しているというのも、良かった。

ミサトさんは、スイカの種を見るだけなんだよね。種をまいて育てるのじゃなくて、種を残す方。

あの村のシーンこそが、シン・エヴァンゲリオン劇場版の急所だと思う。

シンジ好意を持つように設計された綾波型が感情を受け入れるも、なお運命の通りになる。

シンジは誰からも放っておかれる状態で、本当に自分がかけたいだけの時間をかけて、やっと決断する。

最初こそアスカに無理やり食わされるけど、シンジくん自分レーション食ってんだよね。そして食うことに対して泣く。

自分で食い、自分で泣き、自分時間をかけて、最後無垢な問いかけに返す形で結論を出す。本当に良かったと心から思った。

アスカが途中で言ってたけど、そんなシンジくんみるの相当しんどいと思う。

で、そこは委員長の異様なほど優しい言葉綾波初期ロットとのやりとりでカバーされてる。

TVシリーズだったら赤木博士に「村での摩擦は死に直結するわ。学習性無力感一種ね」くらいは言わせたと思うんだよねマジで

落ち着いた後で、トウジと会話をしてお前は十分やったって言われたり、ケンスケからは親父とは話しとけよって言われたり、加持と出会ったり。

時間計ってないけど、かなり丁寧に時間をかけてあの一連のシーンが描かれてたと思うし、相当な比重じゃなかったのかなアレ。

でもなあ、序破ときて、Qでのカヲルくんとのやりとりって、アレまんま洗脳だろ。そらシンジくんでなくても壊れるよ。

親しい人と引き離して孤独にし、信頼を得てから既存価値観を壊し、そのショックが大きい間に新しい方向性を示す。

で、洗脳が解ける前に、信奉した教祖たるカヲルくんが自分のせいで目の前で死んだら、そら壊れるよ。

それをきちんと作品内で比重を置いて向き合って時間をおいてくれたの本当に良かった。

ヴィレヴンダー艦内

前後関係あいまい

アスカのDSSチョーカーみて吐くシーンは象徴的過ぎてインパクト強いけど、マリアスカも対爆隔離室内に自室があって爆薬増やされてるってことは、シンジくんと同じよね。

シトと一緒だからじゃなくて、エヴァに乗る適性がある人間に対しての強い警戒心。

あと、振り返って考えると「ワンコくんとの進捗どうだった」のあと、「年頃の男には興味ないか」みたいなことマリアスカに言ってなかった?

そういや、冷酷っぽくふるまってるアスカが、劇中ほぼ唯一恥じらってるのがケンスケにカメラ向けられたときなんだよな。

シンジくんって、ヴィレ判定で精神的に安定してるって言われてるから綾波初期ロットとの直接のお別れを経験後なわけで、親父すでに超えてるんだよな。

しかその前後で、冬月副指令が、「自分と同じ喪失経験させるのも息子のためか碇」とか言ってなかったかな。

あと、どのシーンでもマリって劇中で誰かと相対するときには、相手パーソナルスペース内に入ってんだよね。

破で、シンジくんの匂いを嗅ぐ、引きこもってるシェルター内のシンジくんを引きずり出す。

アスカには抱き着く、後ろに回って髪を切ってあげる。シンジくんの後ろから手を回してだ~れだっていかける。

古今東西書物を読み漁り、相手の懐に入り、どのタイミングでも余裕たっぷりなのはイメージとしては「魔女」だよな。

アスカ死に装束でしょと返したスーツを着た後、シンジにわざわざ会いに行ったのはどう考えても最後だと思ったからで、

そのタイミング再見って、もう一回会う気満々なのも強い。

新劇場版通してみて、マリだけ高次の存在に見えるんだよな。

ブンドド

わざとだよなあの艦隊戦とあの曲。

そういや、エヴァで誰を殺せば世界平和になるかって言ったら真っ先に冬月副指令だと思うんだよな。

Q以降、ほぼ単独組織的攻撃対応してるのとか、そもそも研究室の件と言い、このオッサン元凶だろう。

舞台を整えるの全部やり切ってるしな。

甲板上になぜかみんな集まる

セカンドの海の浄化サードの大地の浄化だったら、フォースって空の浄化じゃないんかい

あとゲンドウがきっちり葛城大佐赤木くんって呼んで反論しててちょっと面白かった。

ミサトさんに息子の話をするシンジくんは、はっきりあいつのこと好きだよって言ってるんだよね。

自分が人を評して、それを他人に伝えることに躊躇しない最初相手ミサトさんなのは結構グッと来た。

アレなニュアンスの旧劇ではなく明確に母親ポジションとして描かれているので安心した。

宇宙

ゴルゴダオブジェクトの上で、マイナス宇宙でヒトが認識できる形を記憶からLCLが作ってるんだっけか。

きっちり旧劇っぽく親子喧嘩メタっぽく描いてるのがエヴァだよねって感じで良かった。

よくよく考えると、わりと新劇場のゲンドウって、最初から甘いんだよな。

息子とは墓参りに行くわ、息子との食事会には行こうとするわ、わざわざ褒めるわ、本部壊すまで駄々こねた息子をギリギリまでやらせるとか。

聞けば答える、本当にコミュニケーションが苦手な親父として描かれている感が最初からあったけど、まあそうなるかなーという。

異様に手際の良い冬月先生と対抗するマリ

やるべきことを完全にやり切って、マリ必要ものも全部集めておいて、見届けずにL結解密度が高い中で無茶してLCLになる冬月先生

やっぱこの人が完全に元凶な感じがしてならない。

ただまあ、ユイさんってこうサークラじゃないけど、なんだろうこのワールドクラッシャーな感じ。

ゲンドウの話

ゲンドウが大人理解力表現力で、内面をきっちり吐露していくシーン。

ユイ出会い、楽しかった、ユイけが受け入れてくれた」みたいなところで、どの場面でもマリちょっかいかけてるのに一切触れられてなくて草生える

あの流れだけ見ると、昔ちょっと好きだったゲンドウくんの息子のシンジくんを迎えに行く女みたいになるんで、それはちょっとという気にもなる。

新しく作られたガイウスの槍のシーン、シュワッキマッセリーって流れてて、聖☆おにいさんを思い出しました。

ただ、ミサトさんの死と思いを受け取れるシンジくんはほんとにゲンドウじゃないけど、大人になったなって感じた。

最後に息子から歩み寄られて謝っておそらくは和解したゲンドウが、息子の中にユイを見出すの、

繰り返しになるけど、死を否定したり無かったことにするのではなくて、受け入れたうえで先に進もうとするメッセージ性を強く感じた。

渚カヲルの話

狂言回し、なんだろうな。ゲンドウが降りたらもう確かに誰もその位置に立てないしな。岸辺露伴ポジション

ここからは、シンジくんからの別れの挨拶なんだよね。

旧劇の場所アスカに思いを伝えるシーン、マリが出てくるのバグってるっぽいなー

カヲルくんと加持さんが出てくるシーン、ゲンドウとシンジとの両方の位置カヲルくんが居るんだよね。

シンジくんに依存しない世界でのカヲルくんの理想の世界は、加持さんと接してたところになるのかなー

加持さんは、ヒトの存続よりも種の多様性を残そうと尽力したって位置づけなんだろうな。神の使徒に愛される男。

時間世界も戻さずに、エヴァに乗らなくて良い世界に書き換える。

時間の巻き戻しではなく、違うパラレルワールドでも無くて、継続したまま治そうとする。

しかマリさんも迎えに来るからって綾波に伝えて別れを告げる。

てことは、アノ世界はなかったことにはならずに継続したまま、シンジくんにエヴァを消された世界に作り替えられるけれども、シンジくんは戻れないってことだよな、と思った記憶がある。

あれだけゲンドウがユイの胸で泣きたかったって言ってたのに、母さんを送りたかっただけなんだねって納得するのは、シンジくんの理解力大人で成長したなあと。

アニメーション世界

ヒトから高次の存在ってよく映画では描かれるけど、

それを、アニメーションセル画っていう低次(二次元)の存在に落としたうえで、マリに迎えに来てもらって元に戻すっていうのは、すごいな。

リアリティのある世界

マリに相変わらずいい匂いって言われたあと、相変わらず可愛いよっていうシンジに対して、

いっぱしの口を利くようになってといって、DSSチョーカーを外すのって、あれシンジの主時間時間経過してない表現だよな。たぶん。あれが入らないと、何年も経ってるように見えるし。

そのために甲板でDSSチョーカー嵌めたのかなあ、自ら進んで嵌めるって演出にも見えたんだけどヴィレ的には必然性ないよなアレ。

最後シンジから手を引いて階段を昇っていくのが、ああ、終わったんだなって。

というか、ぶっちゃけると、シンジくんが緒方恵美さんの声から声変わりしていた瞬間の衝撃が強すぎて、あとは流れるように見ていた。

ハッキリと明確に、彼が大人になったと感じた瞬間だった。

ああ、エヴァンゲリオンアニメーションとしての作品は終わったんだなと思った。

終わりに

一人一人に引導を渡していって、最後にあまり知らないが好意を持ってくれる女と手を繋いで階段を昇っていく。

この先どうなるかはわからないけれども、しっかりと大人になったシンジを見て、ああ、本当に良かったと思った。

鏡を見ろ現実に帰れみたいな突き放し方じゃない、同じ意味でも伝え方の違うアニメーションの力。

加持さんは裏で我儘を通し切ってた。ミサトさんは意地を押し通した。ペンペンはきっと殖えてる。

アスカは素直になれた。ゲンドウは折り合いを付けた。レイは居場所を見つけた。シンジ大人になった。

あり得たかもしれない世界の中ではなく、序破Qの世界継続した上でシンジ大人になったのが、本当に良かった。

2021-03-13

日野聡は下手

鬼滅を観に行ってから3ヶ月くらい経つけど、未だに不快出来事として不意に思い出してストレスなのでチラ裏

珍しく客寄せパンダ枠たる聞くに耐えない芸能人枠がないという話なので安心して観に行ったのだけど、煉獄さんの演技が酷すぎて、覚悟してなかった分相当ダメージを受けた。

特に駅弁を食べてるシーン。

食べてる感ゼロ。味わってる感もゼロ。ただただひたすら声がデカいだけ。あの音声だけ聞いても駅弁の美味さは微塵も伝わってこない。重要キャラ付けのシーンなのに、完全に失敗してる。

食う

演技を

しろ

あのシーンは『素直がいきすぎる』というか、『思ったことが10倍の強さで口から出る』煉獄さんの『普通じゃなさ』を印象付けるシーンだ。

映画のアレだと『声がデカいだけの迷惑な人』の印象しかない。解釈違いで地雷戦争だよこんなもん。

安定感ある強い声だとは思う。ただそれ以外の演技ができていない。強弱なくて強しかない。煉獄さんだからオンリーでも評価されてんのかと思うけど、常時強とか棒読みに毛が生えたのと変わらない。スクライド保志総一郎さんを見習えよ。TVだったらもう観るのをやめていた。

そういや日野聡バクマンシュージンもやってたってね。あれも耳が耐えられなくて速攻でTVを消していた。

なんで評価されてるんだろ。というか、世間一般の(サブカル寄りではない大多数の)皆様はただ声がデカいというだけで上手いという評価なんですかね? お耳は大丈夫ですか。

声優界、思ったより腐敗してて実力なんか関係ないんじゃなかろうか。知らんけど。

声優に演技を求めない層がマジョリティになって、そいつらの(発言者自身が3秒で忘れるような)どうでもいい声が大きくなっていく。この程度で絶賛されるとなるとお企業様はもう努力しませんよね。景気が悪くて育成にお金掛けられないだろうしね、もう声優に演技を求めるのはマイノリティで、その声など届かないんだろう。はー、やだやだ、年々音声つきコンテンツへの抵抗が増していく。

とりあえず日野聡は下手。世間評価は役立たずだと分かった。もう信じない。

もし声優欄に奴の名前を見つけたらいくら絶賛されてようと薦められようともう見ない。宮野真守と同じ。

以上。

エヴァって機能不全家族の子の生まれ直しの物語と思ってる

TVリアタイで当時高校生で、テンプレのような機能不全家庭で生まれ育った俺の視点なんだけど。

シンジは親として接してくれない親父がいて、その代わりに安心できる場所提供してくれるミサトという大人がいる。

アスカは仲は良いけど心が開けない育ての親がいて、気丈に振る舞っていて、綾波ネグレクトを受けた子みたいに思っていた。

大人組だと当時リッちゃんが強烈で、母親と同じ人を愛してしまい同じ道を辿り、母親エヴァシステムに組み込むことで一緒に居られると思うなんて…とゾワゾワした。

で、自分の居場所自分のいる場所と知ったをシンジ

「僕はここにいていいんだ!」

と叫んだら世界に色がついておめでとうと言われるの、結構羨ましかったんだよね。

俺は親に認められようとしてもどうも叶わなくて、でも認められることにメンタル全振りすると自分が壊れるのもわかってるからしんどくて、あーこのシンジみたいに何も考えなくても認められる世界に行って、悩みがなくなったことにおめでとう言われてーなーと思った。

そして時は流れて。俺は今人の親をやってて、機能している家庭を構築していると思う。絶対という自信はないけれど。

で、諸事情劇場では見られないから、ネタバレ上等で新エヴァの色んな感想を見てみてさ。

俺が我が子が成長するに従ってエヴァに対して感じていたものが詰まってるっぽいと思った。

子にとって俺らがゲンドウやユイになりたくないし、ミサトが必要になって欲しくないし、リッちゃんみたいな不倫相手要らない。てか、リッちゃん母親への執着怖い。

子の同級生綾波みたいな子がいたらどうしたの?くらい声かけて家で飯食わして包帯巻き直して親に連絡つけようとするし、アスカは多分心に何か抱えてる子だと良くも悪くも思わない。

あと自分の子には

「僕はここにいていいんだ!」

と気づくまでもなく、いていい場所世界は色を持っていると感じて欲しいし、そのために子にとって我が家や両親が心地の良い存在であって欲しいと努力をしてるつもりではある。子にとってどうかはわからんが。

そういう俺のエヴァTV版+旧劇(序破Q見てない)への気持ちが少なから昇華されると思う。

から俺は

「変わって完結したエヴァンゲリオン」

を喜んで受け取るんじゃないかな?

なんかこう書くと、お前に家庭や子どもができたかだって言われるかもしらん。

でも25年というのは高校生が親になって子を持つだけの期間で、庵野も凄い嫁さん貰って去年還暦だぞ?

変わらないものを求める方が難しいし、変わったエヴァ自分は求めている、そういうことだ。

エヴァ過去作を一気見したアラフォー感想

今までは「今更追いかけてもなぁ…」と思っていたのだけど、シンエヴァにはアラフォーオタクも満足という感想を聞いて今更でも気になってきて、時間があったのもあり、新劇場版TV版、旧劇場版と一気見した。

新劇場版は、今までみんなが言っていたネタ意味が分かったって感じ。

ミサトさんすげー、人類運命決める作戦判断してさら14歳メンタルケアもするとか自分だったら絶対やだ、とか思っちゃうのが歳とったなと思う。

TV面白かった。テレビ版と新劇場版で途中から話が違ってることも知らなかった。

途中の映画じゃ飛ばされてる普通アニメっぽい話も面白いし、最終話の「おめでとう」も(ここだけ大昔に見た事あったんだけど)今見ても面白映像演出だし、突然抽象哲学的になった訳じゃなくて、人類補完計画で人間同士の境界がなくなった状態を表してるって流れならなるほどと思った。

映画版だと全然出番ないじゃんと思ってたアスカTV版だとちゃんと丁寧に描かれてる。

ただ、TV版の加持さんはちょっと気持ち悪かった。多分25年前なら許された男のマッチョ感が今みると気持ち悪いのだな。

あとみんな親子のつながりが強調されすぎるのも気持ち悪かった。

劇場版最初から最後までシンジくんがきもちわるかった。

まどマギとかその後のアニメエヴァに影響受けてああなったんだなぁと思うところも多々あって興味深かった。

今更でも観て損はなかった。

10代や20代前半に観ていたらまたもっと違うことを思っただろうし、時間をかけてアレコレと考察するのも楽しかっただろうな。でもこの歳で初見ってのもなかなかい体験だったかも。

このままの勢いでシンエヴァを観たいような、逆に勿体ぶって寝かせてみたいような気持ちエヴァファンはこんな気持ちを25年ずっと経験してたのか。いい人生だなぁ。

2021-03-12

TVとかなんやらで外野が3/11を忘れてはいけないとか言ってることに違和感

被災した人が忘れることができないって言ってるのは分かるしそうなんだろうけど。

忘れてはいけないって言われると故意に起きた事件だったようなニュアンスをほんの少し感じてしまい引っかかる。

災害なんていつどこで起きてもおかしくないのに。その全てを皆で忘れないようにするのは何のためなのか。

いつ災害が起きてもおかしくないか避難道具などの準備をしましょうみたいなことなら言われるまでもなく当たり前のことなのに。

過去を引っかき回して未来に目を向けさせないようにしてるのか。

被災した人以外が3/11にこぞってお気持ちを発信することにも違和感

震災の起きた時間黙祷を強いることも、それ以外のことしてると責められることにも。

お前ら絶対忘れてただろ。

その日、その時間だけ神妙な面持ちでいるのは何のためなのか。

多分だけど自分なのかな。

自分は人の不幸を悲しむことができる人間ですって上から目線自己満足

自分関係性の無い出来事を悲しむ傲慢さ。何それ。

人間なんて自分の手の届く範囲出来事しか抱えきれない。抱えちゃ駄目だと思う。

あれもこれも抱え込もうとするとその内パンクする。

悲しい出来事なんて世の中に溢れてるのに3/11は悲しむ、それ以外はスルーしてる時点でもう終わってる。

優先順位付けるくらいなら最初からやめておけばいい。

体験してない奴が悲しい出来事でした。って語ってることのうすら寒さ。

黙祷しましょうと言われて言われるがままに黙祷するだけする異質さ。

それに何の意味があるのか。本当は何を思っているのか。

庵野庵野ってウルセェな

オタク趣味権化みたいな庵野秀明氏の作り出したエヴァンゲリオン

元々のオタクとはどんなものかというと、まず漫画アニメ特撮ものが大好きで、SFが大好き。

まりリアルをあまり受け入れたくない人たちの集合である、と私は思っている。

今とは違うが、二十年以上前20世紀の間は、アニメオタクというのは明らかに差別されていた。

かくいう私は、そんなにオタクではなかったが、ちょっとでもアニメの話をしようものなら、友人に「虹オタ」とバカにされた。

そんな時代があったのである

ちなみに私は富野派ではなく高橋良輔派であり、ボトムズに一生添い遂げる気分である。すぐ「むせる」とか言ってくる輩はボトムズバカにしてると思う。ボトムズこそ真の神話伝説アニメである

 

から、わかる人にはわかると思うが、エヴァンゲリオン最初は好かんかった。

要するに、アニメ的に女々しいからだ(女々しいという言葉自体最近は躊躇われるが、単純にアニメ女という色が好かんというだけである)。

男っぽいアニメからボトムズが好きなのではない、媚びてないから好きだったのである

対してエヴァンゲリオンは明らかに媚びモノだった。

レイアスカミサト、リツコ、マヤマリ(は新劇場版だけど)などの女性キャラは、明らかにありとあらゆる一般的オタクを取り込もうとするイカガワシイものに写った。

なので、ボトムズ派でエヴァ好きには悪いが、真のボトムズ派であった私はエヴァなど毛嫌いしていたし、虹オタと呼ばれるのも嫌だったから決して近づかなかったのである

でも、あれだけ20世紀の終わりに大ヒットを飛ばしているのを横目にしていると、どうしたって気にはなっていた。

 

そして時は過ぎ、世間ではあんまり誰もエヴァを言わなくなった頃、蔦屋DVDレンタル半額セール開催中とポスターを見て、半額ならいいかTVエヴァDVDを全部借りて一気見したのである

 

負けた、と思いましたね。

大勢の人がいろんな事を言いますが、私は単純に「とても面白かった」のです。当然ですが、25・26話の非難殺到だって、私の時期には既にAIRが出てましたので問題ありませんでした。

ロンギヌスの槍がどうとか、ゼーレだの、ガフの扉だの、人類補完計画だの、何がなんやらさっぱりわかりませんでしたが、何度も何度も繰り返し見ることになってしまいました。

とにかく、単純に「面白かった」からです。

個人的には、自分自身の父との関係と、シンジゲンドウの関係がなんとなく似ていて、共感を感じる部分もありました。

まぁでもそんなに深く考えずに、とにかく面白いと、ハマったのですけど、やはり色々と意味がわからない点が多く、本やネットを調べ始めていたのですが、謎解きはそれなりに興味深いのですが、ある頃から非常に気になる名詞が頻発することに気がつきました。そうです……

 

庵野はこう考えている、庵野が言いたいのはこういうことだ、庵野人生観が、庵野はすごい、庵野は……

 

やたらと、「庵野」とばかり目につくわけです。

ボトムズ命の私にとって、実際、高橋良輔は素晴らしいとは思っていますが、高橋氏の考えなど正直どうでもいいのです。

これはガンダムでもそうだった、富野などどうでもいい。気になるのは、ボトムズならキリコであり、ガンダムならシャアであり、ランバ・ラルであり、セイラさんだ。

なのに、エヴァ庵野ばかり。

 

この理由の根源は、謎が多過ぎたからであり、相当考えない事には細かいストーリー意味がわからいからであり、結局そこで「庵野は何を考えているのか」に帰結させざるを得ないからでしょう。

それはわかるとしても、これが正直、私にとっては非常に鬱陶しい。

私はただただ単純にエヴァンゲリオンを楽しみたいだけです。どうでもいいのです、庵野など。

今回の新劇場版だって、存分に楽しみましたが、意味がやはりわからないので、Qとかになると頭の悪い私などはネットで調べたりせざるを得なくなるわけです。

すると当然のようにまたそこで「庵野」の大合唱です。

そして、シン・エヴァンゲリオン鑑賞。

 

正直、noteブログ記事は鬱陶しいのレベルを遥かに超えて「庵野祭り状態。なんなんでしょう?

今回もまた、映画館で存分にエヴァを楽しみましたが、やっぱ気になるじゃないですか、世間評価ってどんなもんなんだろうって。

でも見たら「庵野」だらけ。

 

どうして多くの人は映画単体を単純に評価しないのでしょう?

もっとも、私も絶賛というわけではありません。

一番つまらなかったのは、エヴァなどの動かし方が下手すぎる、という事でした。

AIRで見た弍号機のあの素晴らしい動きはシン・エヴァには影も形もありません。破まではあったのに、Q以降は全然ダメですね。

でも、それ以外はめっちゃ面白かった。

 

なのに、例えば「庵野は変わった」とか「庵野は間違いなく震災に影響を受けた」とか「庵野も歳取った」とか「結婚たからつまらなくなった」とか「会社を背負うようになって保守的になった」とか「また庵野オナニーか」などなど、一体なんなんだ? と思うばかりの「庵野」だらけ。

 

わかるよ。君たちは自分エヴァアニメ作れないもんだから庵野さんに託したんだ、きっと。庵野さんならきっと自分を満足させてくれる、と。

ところが、その期待が過剰になり過ぎて、シンジがかつて叫んだように「ボクを裏切ったんだ!」と思うくらいに思い込みが強烈になり過ぎたのでしょう。

だって、これがラストなんだから

 

別にいいけどさ、映画だけを純粋に楽しまのん? とどうしても思ってしまう。

とにかく、庵野庵野とやたら煩いのはどうなん?

だったら、自分で書けよ、出来んくせに。

あの日浜松町で君と出会った

「あの、お話を聞かせて頂けませんか」と断られても無視されても声を掛け続ける彼女

その場には彼女以外にも新聞社やらTV局やらの人たちが居て、皆情報を得ようと片っ端から声をかけていたのだが、スーツ姿の集団は誰一人立ち止まる様子もない。

自分上司である調査役と共に浜松町の駅まで歩き、改札を抜けた所で「もう1社別のところに顔出して帰るから」と言われ上司と別れた。

とりあえず帰社して今日報告書作成しようと思ったのだが、先ほどの彼女のことが何故か気になって仕方がない。

少し時間が経っているしもう居なくなっているかもしれないな…と思いながら先ほどの場所に戻ると彼女はベンチに腰掛け空を見上げていた。

「少しだけならお話を聞かせてあげてもいいですよ」と声を掛けると、彼女は「いいんですか!?お願いします」と頭を下げてきた。

そのとき彼女笑顔は未だに自分脳裏に焼き付いている。

話の発端はそこから更に2年前の5月に遡る。自社取引である企業決算がどうも怪しいらしいという新聞報道が出た。

(以下、企業名は初芝(仮名)と表記します。私が千葉ロッテファンなだけで、ネーミングに一切他意はありません)

当初はまぁちょっとした決算処理の誤りなのかと思っていたが、その後決算公表が2ヶ月程度遅延するという自体になり、そこそこに炎上した。

ただ大幅な下方修正に至ったもののとりあえずは鎮火した…と思われていた。

その後は選択と集中という名のもとに売却出来る事業を次から次へと手放し、事業体制の再構築に着手。

決算事業会社としては過去最大となる数千億円単位赤字を計上したが、ここから再生目指して再スタートをきる…はずであった。

取引先への年末挨拶回りも終え、さあ仕事納めだなと思っていた12月末にとある経済新聞が恐ろしい爆弾をぶっこんできた。

初芝アメリカ子会社1000億円超の減損の恐れ」

そして報道の都度減損額は膨れ上がり、1000億超?⇒3000億超?⇒5000億超?⇒7000億超?と倍々ゲーム様相

これまで初芝管理支店マターであったが、さすがにこれは面倒を見切れないということとなり本部債権管理チームへ移管されることとなった。

絶賛大炎上中のプロジェクトに急遽担当として放り込まれることとなった私は「なぜ自分が火中のクリを…」と嘆きながら作業にとりかかった。

年明け以降私は初芝とのコンタクトをこまめに取ると共に、不定期に開催されるバンクミーティングにも担当として出席した。

ミーティング開催日ともなると、浜松町からスーツ姿の慇懃無礼な人たちがわらわらと本社ビル目指して歩みを進める。

私もその中に混ざりエントランスで受付を済ませると、一番端に臨時に用意されたミーティング参加者専用のエレベーターへと乗り込んだ。

さすが天下の初芝エレベーターだけあってスピードが異常に速く、1階から会議室のある39階まで30秒ほどで到着。

参加者は約200名ほどで、株主総会ばりに最前列を主力3行(メガバンク2行+信託1行)の一同が固めている。

そして議事が進むとこれまた駄目な会社株主総会ばりに初芝側に対する厳しい指摘が飛び交い続けた。

当初1時間の予定であったが、質疑応答が終わることなく続いたため2時間近くたってようやく会合は終了。

その間ひたすら報告書用の議事録を取り続けた私はくたくたになった状態ビルから出ると新聞記者と思しき人たち達が纏わりついてきた。

そしてそこで出会ったのが彼女だった。

本社ビルの前で立ち話をするわけにもいかないので、近くの喫茶店に入り名刺交換をした。

「他社の人たちは大学同級生銀行に居るとかでそのツテで取材してるみたいなんですけど、私は地方国立なのでそんなツテもなくて…」と頼み込まれては断ることも出来ず、私は本日ミーティングでのやりとりを一通り説明した。

「今後も引き続き情報交換お願いしますね」と言われ携帯番号とアドレスを交換した私は報告書作成のため自社へと戻った。

帰りの電車の中ではミーティングが終わったとき疲労感はどこかへ消え去ってしまい、何かデートを終えたあとのような気分になっていた。

その後も初芝炎上は留まるところを知らず、東証の45日ルール無視し二度に渡って決算短信の公表を延期した際のミーティング地獄と化した。

米子会社の減損はいくらなんですか」「2/14には公表します」

「2/14になりましたよ」「減損額は確定したけど監査法人OKしないので決算短信は1ヶ月後になります

「3/14になりましたよ」「決算不正圧力がかけられた可能性があるのでやっぱり公表出来ません」

などという茶番を繰り返した挙げ句ミーティングなので参加行のストレスゲージは完全に振り切れている状態

特に初芝場合取引銀行100行近くあり、直接やりとり出来る主力行とシンジケートローンのみの取引初芝と直接コンタクト出来ない下位行との情報格差があまりに大きい点もストレスを増大させる理由となっていた。

「現時点では決算公表出来ておりませんが、融資取引については引き続きの延長をお願いします」と頭を下げる初芝経営陣。

「あのさあ、こっちは今日このためだけに飛行機乗って九州から来たんだよ、何の説明にもなってないでしょうが!」

「何の判断材料も無しに延長しろって言われてもどう判断したらいいんですか、材料を下さいよ材料を!」

銀行はどこも今月末が決算月なんですよ、御社債務者区分どうしたらいいんですか、引当金をどうやって計算したらいいんですか。御社とちがってうちはちゃんと期限通りに決算しなきゃいけないんですよ!」

から次へと飛び交う罵声

質疑応答開始から1時間経過したところで、初芝の司会担当が「1時間経過しましたので、時間の都合で質問を打ち切らせて頂きます」と言った瞬間、場は更に紛糾した。

「何考えてんだよ、ここお前の会社会議室だろ、なんで時間の都合があるんだよ。この場以上に重要会合あんの?」

「みんな期末で忙しい中わざわざ足運んでるんだ。ちゃんと全部質問に答えろ」「本気で銀行団の同意取り付ける気がある?失礼にもほどがあるわ!

など怒号があちこちから飛び交い、質疑応答時間制限で行われることとなり、最後質問が終わったときには開始から3時間ほどが経過していた。

ミーティング終了後、携帯を見ると彼女から「終わり次第連絡ください」とメールが来ていた。

私は彼女とお店に入り今日の出来事を面白おかしく伝えた。仕事的には一番辛かったが、個人的には一番楽しい時期でもあった。

その後初芝保有する不動産有価証券を全て銀行担保として差入する一方で、保有するメモリ事業ファンドへの売却交渉を進めた。

米国子会社チャプター11申請したり、監査法人意見不表明のままの決算公表したりとなんやかんやありながらも、メモリ子会社の売却は完了初芝はなんとか銀行借入を返済することが出来た。

当社も数十億円ほどあった初芝向け融資を無事に全額回収することができ、私もようやく重い荷を下ろすことが出来た。

いつもは取材からといって彼女に奢ってもらっていたが、今回はお祝いもかねて私が彼女にディナーを奢ろう、そう思い彼女メールを送った。

待ち合わせの時間10分ほど遅れて彼女喫茶店にやってきた。

「すいません、別の取材が入っちゃって。今日はまた何か新しいネタがあるんですか」

「いや、そういうのはないんだけど。うちの債権が無事回収出来たんでお祝いも兼ねてこの後夕飯でもどうかなと思って」

「あ、そうなんですか。でもごめんなさい、今日夜はまた別の件で打ち合わせがあるんで。本当にごめんなさい」

彼女は注文したカフェオレを飲み干すとこれまで本当にありがとうございましたと頭を下げ、そそくさと店を出て行ってしまった。

最初から自分独り相撲だったわけか…。途方に暮れた私は駅までの道をとぼとぼと歩き浜松町山手線に乗った。

電車の中で外を眺めながらこれまでの彼女との会話をずっと思い出していた。もう彼女あんな風に楽しく話すことは二度とない。

「次は鶯谷鶯谷~」 気が付くと電車本来降りるべき駅をとっくに通り過ぎてしまっていた。私はあわてて電車を降りた。

どうせ帰宅したところで何もやる気にならない。仕方なく私は駅前に立ち並ぶラブホテルに入り、デリヘルで気晴らしをしていくことにした。

30分ほど待つと彼女ほどではないものの、若くてかわいい子がやってきたので少しだけ気が紛れた。

部屋の照明を暗くし、彼女の顔を脳裏に思い浮かべた状態で舐めてもらったこともあってあっという間に私は果ててしまった。

ちょっと、イクならイクって言ってよ」と少し咽ながら怒る女の子

私は笑いながらこう答えた。「出すよ出すよって言いながら一向に出さないお客さんよりはマシでしょう」

anond:20210312131610

スマホしかない若い子は家で長時間TV見てる率高い

KKOはもれなくTV視聴と増田以外の娯楽を知らないw

anond:20210312110229

旧劇は狂ってて面白い

TV版はあんまりきじゃない

未だに全話は見てない

[]2021年3月11日木曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
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1911215944142.451.5
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3月11日孤独

数年前に関東引っ越してきてから3月11日に少しの孤独を感じるようになった

私は、2011年3月11日当時、西日本にいた

毎年この日が来る度に、周りの人間は当時の自分を振り返り、震災に対する想いを口にする

私には語れるほどのものは何もない

地震のあった日もその後も、私は普通に仕事をし、普通に生活を続けた

震災は、私になんの爪痕も遺さなかった

毎年、この日のあの時間に、黙祷を捧げた

私の他にも数百人が働くオフィスでは、毎年黙祷のためにアナウンスが流されていたか

大変な思いをした人がたくさんいると思う

そんななか、私は毎年、中途半端気持ちを抱えながら黙禱を捧げた

職場女性が「子供服ならもう着れないのが捨てるほど余ってるから、送ってあげたいわ」と有難迷惑なことを言っていたのを聞いて

物資が足らないってのは、ゴミでも喜んで受け取りますって意味じゃないですよ」と嫌味を言った覚えがある

当時から東日本に数人の友人がいたので、被災しなかった私たちが出来ること、すべきことを、できる範囲で実行した

用が無ければ彼等に連絡するのは控えよう、とか

被災地全員にはムリだが家族分の米くらいなら送れるからいつでも言ってくれ、とか

企業がやってる募金に参加したりとか

私の出来る範囲ってその程度だったと思う

から、私には本当に、当時のことで語れることが何もない

今、周りの人たちが当時のことを振り返り

職場から自宅まで歩いて帰った、とか

食料品生活用品が買えなくて困った、とか

節電で薄暗い中仕事をした、とか

そういうのも何もない

ニュースで当時の映像を見ても、それは私の現実から離れた現実だった

みな、あの日を忘れてはいけないと言う

そうだと思う

私は毎年、あの日の事を思いながら、震災は私に何の爪痕も遺さなかったと思うし

それなのに、TVから流れる様々な映像や、被災者の声で、存在しない被災した記憶を植え付けられているなと思う

年々、ニュースインタビューを聞くのがつらくなってきている

夫は「西日本まで被災しなくてよかったよ」と言うが

当時の夫に寄り添えないまま、私は、当時の誰にも寄り添えないまま

孤独感を味わいながら毎年この日を迎える

2021-03-11

anond:20210309125157

わざわざ見に行く気がない

95年リアルタイムで見てそれなりに騒いで消費してそれで終わりですぐ次に移行して忘れてた

その後、知らんうちに盛り上がってて何で? ってなった

映画が出るたび、誘ってくれる知人が誰かしらいたので見には行ったがついぞ騒ぐに足る理由が見つからなんだ

誘ってくれた人も連れ立って行くことでモチベーションになってたんだろう。ガルパンの話はしてもエヴァを見る話にはならない

今回はコロナで誘ってくれる人もいないのでたぶん見に行かない

今までのシリーズだけで感想を言うなら、正直TVピークで後は金で映像を盛ってるだけ感が強い

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