はてなキーワード: 権威とは
最近の文化人はサブカル系であろうが自由や個性を追求しないし、因習とたたかうことはない。むしろ逆で、愛国ポルノを煽ったり、抑圧主義を美化したり、鉄道オタクですら呆れる観光列車を好き好んで乗るほどだ。
だから日本の文化を好む人は例え外国の流れが含まれていてもまだ「島国日本のガラパゴス情報空間」の洗脳に否定的で、それを敬遠する進歩的層と言える。が、そこでも結局、所謂畳精神などの日本的古典性と矛盾するような本家版や世界版で当たり前の価値観はすべてゴッソリと検閲され、日本的枠の中に押し込まれてしまうのはあんまりだ。
乗り物オタクだって、例えば車やバイクはたったの10年前まで暴走族の名残があったし、鉄道でもアングラ文化的な根強い考えがあって、右翼スキャンダルから分かるように反PC構造にオタクが翻弄されたりもする。しかし、だからこそ、オタクは自由を追及し、因習とも権力ともたたかってきたのである。
アメリカであればマドンナの「ホワイトハウス爆破したい」発言を冷笑する感覚と、日本であればサブカルの凋落に違和感を持たない感覚、権威主義感覚、封建主義に固執する感覚、愛国ポルノを煽る感覚、抑圧主義を美化する感覚、鉄道オタクですら呆れる観光列車を好き好んで乗る感覚、全部同じだ。
「鉄道好きを撲滅せよ」「私鉄は東京から出て行け」という鉄道社会構造そのものの否定のような暴論、「ポスト管理社会主義」という現代人権感覚そのものの否定のような暴論、「サブカルを根源ごと潰せ」というカウンターカルチャー完全否定、右翼を「普通」だと思い込み、それを批判する発想の方がおかしいと嘲笑うアレ・・・全部全部、同根であり、全世界からドン引きされる島国日本性なのだ。
その先を突破する必要がやはりある、と思う。権威思考でなければならない。整然としてなければならない。たとえ地方人でも車やバイクは自転車や歩行者より優先されなければならない。例え車やバイクが嫌いでも大人として認められるために免許証を取得せざるを得ない。この道以外の選択肢があるだと宣伝している政治だって、ゴールは一通りしかない。
平成末期の、21世紀に生かされていると思いきや、実際には中世のような途方もないくらい後進的な価値観がそこかしこに幅を利かせていて、家父長制的なイエの構造やサブカル排斥的思想が、会社を包み、社会を包み、学校を包み、日本国や日本人そのものをくるんでいてその長に今の政治がある。これ全部把握したうえで対抗勢力がなきゃまずいよ。
例えば文筆業の私が小説を書くとするなら、現代日本をベースにした作品であれば、車社会と軍事政権で身動きの取れなくなった鉄道オタクがロードバイクで車を蹴散らし、鉄道オタクそのものが気に食わない権威階級をビビらせるような、そういう表現を考えるだろうね。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/kaisai.html
暇だからここで公開されてる資料を読んでいたのだが、結構面白い。
個々の専門家のヒアリングは、何を言っているのか意味不明な部分も多い。
「天皇は存在するだけで有り難い存在だ」って意見に関しては、「??????」って感じだった。
まぁ、ちゃんとそれなりの理屈があるのだろうが、国民的な議論が必要という建前が一応あるのだから、もうすこしわかりやすく説明して欲しい。
「象徴」や「権威」と言った抽象的な概念に関する議論が多く、もっと皇室に関する数字が見たいと思った(費用対効果をある程度でいいから計算してみて欲しい)。
そこで兄ちゃんの発明品のベイマックスとロボット工学の権威の教授と出会い、
っていってがんばる
んで発表会でマイクロボットという電磁石みたいな感じの機能がついた小さいロボットを発表して見事合格を勝ち取る
帰りに発表会場が火事になる
直後会場爆発して教授兄ちゃん死亡
ぬけがらのようになってた主人公だけど、ふとしたきっかけでベイマックスが起動する
そこで犯人探しすることに
仮面の男がこっそり主人公が発明したはずのマイクロボットを郊外の工場で量産してた
主人公と大学の研究室の兄ちゃんの仲間が協力して仮面の男を追い詰める
会場でマイクロボットを盗んで爆発から自分の身を守って生きていた
お金儲けのための人間の実験で、自分の娘が犠牲になったことに怒り、復讐しようとしていたのだった
主人公は、兄ちゃんが無駄死にだったと思って感情にまかせて教授を殺そうとしたけど、
そんで教授をとめようとしてバトる
最後は異次元空間にいっちゃってた教授の娘を助け出して、これからヒーローで活躍するぞ、みたいな感じで終わり
最初の30分くらいは文句なしに面白かったけど、途中、最後らへんはなんかコレジャナイ感があって微妙だったなあ
この記事は川上未映子 「主人」という言葉が心底嫌い [PR] | 川上未映子のびんづめ日記2 | 日経DUALについての話なんだけど、
初めて名前を知ったけど俺こいつ嫌いだ。
言葉を大切にとか言ってるくせにアレルギーを食い物嫌いの類語程度に扱いやがった!
アレルギーは好き嫌いとは無関係に原因物質に免疫が過剰に反応して各種の炎症反応を誘発し、
軽ければ花粉症的症状やかゆみや腫れを引き起こす程度だが、酷ければショック症状で死に至ることがある。
なのに世間にはアレルギーを好き嫌い程度に考えてる人がまだいるじゃないか。
芥川賞作家とかいう権威背負ってる人でもそういう言葉の使い方するんだから困ったものだ。
はてなブックマーカーもそういうところ指摘してほしい。
次の一文から無知の知から来る謙虚さがないなーと思いました。事情も考え方も人それぞれ。まずは話し合ってみなよ。
たとえば自分の妻のことを嬉しそうに「嫁」と言った瞬間、わたしのなかでその男性作家の知性は最低ランク、さらに枠外に落ちて、金輪際、まともに話を聞く気も失せる
知的権威がこういう勝手な判断基準で格付けやら断罪をするんだからたまったもんじゃないね。
そりゃこういうのに嫌気がさしてネトウヨがのさばったりトランプが勝つわけだよ。
配慮の足りない人だけど若いなら仕方ないなーと思ってプロフィールみたら40歳やないか…。
「ある言葉」を耳にすると眉間に皺が寄り、体じゅうにかっと血がめぐり、のち死んだ魚の目になって脱力する、という具合になってきて、どうしたものかと今日もフレシネを飲みながら考えた。
文学的な過剰表現と言うやつかもしれんけど、これブコメによく書かれてるあれだろ?
そういえば引用元記事はフレシネとかいうワインの広告なんだよね。
そのシチュエーションだと凄く酒が不味くなると思うんですけど…。
精神不安定な人がヤケ酒に走ってからアルコール依存とか想像した自分が考えすぎなだけだ。多分。
なんか書いたらすっきりした。ゴメン訂正する。
心底嫌いというほどじゃないや。多分一週間もしたら忘れる。
よしもとばななの域には達していないと思う。
なんで混同されるのかな?
別に自分は、自分で見た上で自分の感性に従って良いと思っただけで、それが体験の中心にある。
若者を中心にバズってるから良い、とか、売上がいいから良い、みたいに、
自分の外にある現象だけを根拠にして良いと言っている訳じゃない。
ただ、外部の現象も認識して、それを説得力の補強材料として使うのは自然なことだろう。
それにすら触れずに、自分の中から湧き出る言葉だけで説得させるっていうのは、
非常にエネルギーのいる行為だから普通の人はあんまりしない、それだけのこと。
もしかしたら猜疑心が強すぎて、反響を持ち出す人すべてが、売り豚みたいに外部の権威だけに心理的に依存していると思ってしまっているんじゃないの?
まるで、ちょっと日本の良い所を言っただけで、もうその人が「日本人であることだけが誇りゆえに他国民を攻撃しだすネトウヨ」に見える、みたいな感じで。
「シャドウバースは海外ではHentaistoneとか呼ばれているらしい」
読者の皆様はこういう話を聞いたことはないだろうか。
シャドウバースとはCygamesがハースストーンをパクって作ったと言われているゲームである。日本国内で人気が爆発しDMMが先にPC版を出したことから「いまオナニーできない人は~」の広告並みにエロで釣っているゲームだ。
取材班のメンバーでシャドウバースもハースストーンもプレイしている増田に話を聞いた。
増田「基本的にハースストーンの仲間内ではシャドウバースの事をHentaistoneって呼んでいますね」
どうやら取材班のメンバーの中で一番若手の増田もこの都市伝説を知っていた。
『その仲間は海外の人?』
増田によると情報の発信源はTwitterであるらしい。早速我々取材班はTwitterで調査を開始した。
(CM ゴールデンボンバーがシャドバしているやつと仮面ライダーWのフィリップ役だった人が青い絵に飛び込むやつが何回か)
増田「HentaistoneでTwitter検索してたらこういう物をみつけました。」
https://twitter.com/tasukeoneheart/status/709919618547101696
増田「これが2016年最初のHentaistoneに関するツイートですね。」
『これの前はどれ?』
https://twitter.com/GarbageDollboy/status/636895822483992576
増田「これが2015年最期のHentaistoneツイートです。」
内容を見てもらえばわかるように、特にシャドウバースとは関係ないツイートどころかハースストーンに関するツイートである。
他にも調べてみると結構ハースストーンのことをHentaistoneと呼んでいる人もいるのだ。
この件について都市伝説研究の権威である増田大学の増田教授に話を聞いてみた。
増田教授「これはですね、都市伝説の広まり方によくあるパターンですね。」
『よくあるパターンとは?』
増田教授「『友達の友達に聞いた話なんだけど』から始まるのですよ」
『友達の友達…』
増田教授「実際には顔も知らない人の話を信頼できるような人から聞いたことで真のものだとおもってしまう、そしてそれが伝わっていくことによって広まるのが都市伝説なんですね。口裂け女や人面犬など、実際には見たことない、けど聞いたからそのように思ってしまう。ツイートを見てください。ほとんどの人が『呼ばれているらしい』と曖昧にいっているでしょう。」
実際には目にしたことがないのに聞いただけでそうだと思ってしまう。現代の都市伝説は情報社会によって爆発的に広まっていく。その恐怖に取材班は震えるばかりであった。
前回までのあらすじ
俺、マスダ!
体力も限界に近づいていたその時、とうとう新パックを見つけたんだ。
けど、あのジョウとかいう明らかに嫌な奴が、この期に及んで邪魔してきやがる。
こうなったら仕方がない、口で言っても分からないならカードで分からせる。
それがバトルアンドファイトの掟だ。
あ、今回のカードバトル部分は読まなくても構成上まったく支障ないぜ!
「まずはワタクシから。今のあなたでは絶対にできない戦いをお見せしましょう。まずはコーズを1消費して、『無作為の語学収集人』をエントリー!」
「!? 新パックのカードか。コーズたったの1で、他の条件もなしにエントリーなんて低コストすぎる」
「もちろん、デメリットがありますわ。ダイアリーにあり続ける限り、ターン毎にコーズを1消費しますの。ですからワタクシはコーズを1消費して、この『権威の打撲武器』を装備。これを装備したユーザーカードのコーズ消費は0になりますの」
「ワタクシのコーズはまだ残っていてよ? コーズを3消費して、『連呼される文意なき言葉』をエントリー! 同じカテゴリーのカードを1ターンで何枚でもダイアリーに出せる!」
「そして『カレーのレシピ』をエントリー! コーズを全て消費してカレーの材料を合体! 『オリジナルカレー』がエントリーしますわ!」
「ほほほ、このゲームにおいて強力なカードは決め手ですわ。オセロで端を手に入れたようなもの。さあ、次はあなたのターンですわ」
「……確かに驚いたよ。新パックのカードはかなり強力なようだ。けど、あんたガチ勢じゃないだろ?」
「!? なぜ、そう思うのかしら?」
「このゲームにおいて最も重要なのはコーズのリソース管理だ。デッキからカードを引くのにも、カードを出すのにも、ほとんどの行動に消費する。コーズを消費しないカードもあるにはあるが、代わりに重たいコストがつきものだからな。勝負を決めに行くときならともかく、攻撃ができない先攻1ターン目から全消費するのは有り得ない」
「ふん、別に毎ターン一定量は回復しますし、上限もありますから使わないと損するだけですわ」
「やっぱり分かっていないようだな。まあ、直に分かることさ。『一括払い』をエントリー! これでコーズの消費は任意のタイミングで一括して行う。そして『虚言の賢者』をエントリー! このカードは、疑問系カードを無効化してエントリーできる!」
「『あと一つは?』をエントリー! 本来ならこのカードはエントリー時に同カテゴリのカードを手札から2枚捨てなければいけないが、『虚言の賢者』の効果で無効化されているのでその必要がない。そしてこのカードの無効化はエントリー時のみ適用される。つまり以降の効果は発動可能」
「『あと一つは?』の効果で『隙あらば自分語りのメソッド』と、『冷やかしのテンプレート』をエントリー! そしてこの2枚を消費することで、『露悪センセーショナル』をエントリーできる!」
「そ、そのカードは!?」
「『露悪センセーショナル』のエントリーによって、このターン消費するコーズは一度だけ相手が消費する。あんたの現在のコーズは0。知っているだろうけど、0の状態でもコーズは消費することができる。マイナス状態だと発動できない効果も多いし、毎ターン回復するコーズやHPにペナルティが発生するがな」
「な、なんてこと……」
「だが、俺が消費させるのはコーズのほうじゃない。『観測外の一貫性』をエントリー! このターン、お互いのプレイヤーはコーズ残量0以下の状態でコーズを消費するとき、場のユーザーを代わりに消費する!」
「察しの通り。俺が今まで消費したコーズ、あんたのユーザーで消費させてもらうぜ! そしてユーザーカードが場になければ、エントリーカードの『オリジナルカレー』も消滅するというわけさ」
「大人の皮を被った子供め、覚悟しろ! ジャストコーズは俺にある!」
俺は小学生だった
俺は中高生だった
俺は大学生だった
情報学を学んだ
質素に過ごしながら
バイトで汗を流しながら
秩序が壊れて時代が苦しくなると
権威が俺たちを助けてくれることを期待した
「我らは中庸のために振り切れてるんだ」
俺は信念を持って怒り続けた
政治の拳のためではなく救いの手が欲しくて
俺達のは人間同士の信念
俺のは俺達が知っていた理想
技術者を呼び出せ
製図者を連れて来い
外れることの出来ない人生の道を作ってくれ
そうしたら俺も承認するよ
どんな政府でも
若者たちを見たら二度と右向かないように言うんだ
過ぎ去った日々から旗印を持ってくるんだ
善意の反骨
俺たちを見捨てるな
http://anond.hatelabo.jp/20161221223403
ウェストファリア条約前のヨーロッパは、事実としてプロテスタント国と、カトリック国に分裂していたが、その状態を理念としてあるべき姿であると捉えている訳ではなかった。皇帝あるいは教皇のような、国家を超えた存在がヨーロッパを統一している状態こそが理想であり、そのために邪魔なプロテスタントの存在を認めることなどできず、さまざまな手段でプロテスタントを否定していった。その最たるものが30年戦争であったが、その戦禍はあまりにも大きく、単一の権威によるヨーロッパの統一という理念は諦め、諸国家が互いに干渉せず、国家よりも上位の権威を認めない、現在の国際関係の基礎がここに出来上がったのである。
現代の朝鮮半島の状態もこれに似ているのではないだろうか。現在の朝鮮半島は、事実として北朝鮮と韓国に分裂しているが、決してその状態をよしとしているわけではなく、統一された朝鮮半島を理想としている。朝鮮半島の統一のためには戦争というオプションでさえ放棄していない、非常に不安定な状態である。統一を諦めるという選択肢もあるのではないか?と思うが、朝鮮半島がそれを受け入れるには、また30年戦争のような戦禍が必要になるだろうか。できれば、そのような戦禍なしに平和と安定が実現できればいいのに。
この条約の成立によって、教皇・皇帝といった普遍的、超国家的な権力がヨーロッパを単一のものとして統べる試みは事実上断念された。これ以降、対等な主権を有する諸国家が、外国の存在を前提として勢力均衡の中で国益をめぐり合従連衡を繰り返す国際秩序が形成された。この条約によって規定された国際秩序はヴェストファーレン体制とも称される。
ヨーロッパ統一の動きが、ウェストファリア条約によって潰えたという解釈は、国際関係論系の教科書では割と一般的な記述であると思います。事実として分裂していても、理念としては統一なのですよ。あと、ひとつの物事にはさまざまな側面があって、単に世俗の領土獲得が目的、ヨーロッパの覇権の獲得が目的と見えても、別の側面からは違って見えるということはよくある。
例えば、4℃のアクセサリーを妻にプレゼントするという事象も、法的に解釈すると動産の譲渡であり、経済学的に解釈すると消費であり、文化人類学的に解釈するとまた別の何かなのである。どうも、自分は歴史に詳しいという自負が垣間見られる方がいるが、それは歴史の一側面でしかなく、別の解釈を否定するものではないですよ。
相手に理想を押し付けているタイプは減点方式で採点し、自分の理想との乖離が少ない人間を求める。
総合点で決定するタイプは多数派で、いろんなパラメータを点数化し、その総和が及第点なら誰とでも付き合える。
これらの要素には容姿なりステータスなり収入なりに大きく左右される。
こんなドライな見方をすれば人間性とは不要なのだろうと考えてしまうだろう。
なぜあんな冴えないおじさんがヒモなのか、あんなブサイクな女がいい男を捕まえているのか。
こういう現象を少数の例外だなんて切り捨てて思考停止している人間はその時点で人間性が不十分なのだ。
それが正しくなくても魅力的にうつるのだ。(もちろん正しければなお良いが)
お勉強ができても使えない人間だったり、スペックが高いのにモテない人間というのはこういう力が欠けている。
・承認欲求やお金のために安い嘘なのに本当だと言い張るところが好き
・実益がないのにプライド優先でくだらない権力闘争に明け暮れるところが好き
・普段偉そうぶってる権威が盛大な事故や汚職発覚するのとかめちゃくちゃ大好き
・歴史上の偉大な人物を調べて「でもこれだけ偉大な人が沢山いても人類って未だに間違い続けてるから無意味だったね!」って思うの好き
・宗教とか最高に楽しい、何の解決にもなってないところとかお布施とか政治とかでビジネスライクにされてるところとか大好き
・人間の黒い感情が好き、どうしようもなくドロドロしてるところとか見るのが好き
・俺の心をえぐってくる作品が好き、鬱作品でもとびっきりの努力しても自分の罪のせいでパーになる展開とか好き
・ヒトが楽しそうにするのを遠巻きに見るのが好き、自分を当事者にされたら面倒で不機嫌になる
・ヒトが不幸になるのが好き、偽善者面して理想論を振りかざすやつが失敗するところが好き、特に権威の強いやつがそうなると好き
http://anond.hatelabo.jp/20161204224426
全ヨーロッパのユダヤ人をドイツ領ポーランドの絶滅収容所へ移送する−これは、途方もない作戦である。遂行にあたっては詳細な計画、広域にわたって組織化された設備施設、そして輸送・補給・宿営のための大がかりな兵站機構が必要だった。連行作戦にはドイツの広範にわたる政府機関と組織が巻き込まれている。ハイドリヒが作戦の指揮を執り、1942年5月の彼の暗殺後はハイドリヒの後継者、帝国中央保安局長エルンスト・カルテンブルンナーがこれにあたった。あらゆるSS機関、支配地域の様々な民間の権威、ドイツ国防軍、そしてナチの衛星各国政府が連行作戦に動員された。特にドイツ鉄道組織は連行されたユダヤ人の集団を絶滅収容所まで輸送する手段を提供し、強制連行に加担した。次のことは特筆に値するであろう。何よりも軍隊が鉄道を必要としていたにもかかわらず優先順位を記したナチのリストによれば、ユダヤ人鉄道輸送の割り当ては、軍隊のそれよりも優先されていたのだ。
全ヨーロッパからユダヤ人を連行するということは当然、5つの絶滅収容所に彼らが到着するということでもある。列車同士のブッキングを防ぐため正確なダイヤグラムが必要となった。ダイヤグラムの組み立てにあたっては、それぞれの収容所の絶滅施設の能力も考慮に入れなければならなかった。ガス室があるといっても全員を短時間でガス殺できない収容所へ列車を付けるわけにはいかなかったからである。
ユダヤ人連行は秘密裏に進められたので、大がかりな隠ぺいと偽装工作が行われることになった。連行される人びとに対しては、東方のどこかへ労働に行くのだという情報が流されていた。このためポーランド在住ユダヤ人はソ連領内のナチ占領地域に連れて行かれるのだろうと考え、他国のユダヤ人たちはナチ領ポーランドへ労働のために送られると信じていた。ナチは、嘘がほころび連行に不審感や不安感を持たれないよう、念の入ったことをした。 連行の途中あるいは収容所到着後何人かに対して、故国に残した家族あてに葉書を書くよう強要したのだ。家族が受け取ることになる葉書にはこうしたためてあった−「自分たちは元気に生きている。ここはただの労働収容所で、快適だ」− 差出人は数時間後にはもう生きてはいなかったのだが。
強制連行の手順と方法は大体決まっていた。連行が迫っているという噂が数週間前から広まることもあったが多くの場合、連行命令は予告なしに突然執行された。連行される人びとに与えられた猶予はきわめて短く、2、3時間かあるいは数分だった。まず、ユダヤ人たちは家を出て指定された場所に集合するよう命じられた。集合場所は大抵駅の近くだった。所持品は手荷物以外許されず、彼らは自分の財産のほとんどを置き去りにするしかなかった。手荷物の重さは一人当り10~15キログラムに制限されることもあった。荷物の中身は主に衣服、炊事用品、寝具などだったが、そこには仕事に使うための道具類も加えられていた。働きに行くだけだと信じていたからである。
重い荷物を背負い、包みを抱え、子どもも年よりも、ユダヤ人たちは駅までの何キロもの道のりを行進させられた。年寄りや病人が荷馬車やトラックで隣村から運ばれてくることもあったが、行進は基本的には徒歩だった。行進から脱落した者はその場で射殺され、歩けない病人や隠れていた者も同様に見つかり次第射殺された。複数の小規模ゲットーで同時に連行が行われた場合、それぞれのゲットーの人びとは一つの集団にまとめられることもあった。こうした集団の隊列は長さ数キロメートルにも及んだ。天候は考慮されなかった。凍てつく冬の雨の中、焼けるような夏の太陽の下、隊列の行進は絶えることがなかった。
【追記】タイトルは引用記事に対してふと思っただけで、本筋じゃないです。文中の戯れ言と相まって過剰反応されたので、戯れ言は末尾におく構成に変えてみた。【追記終わり】
2016年の流行語トップ10に入ってしまいましたね、この言葉。そして、予定通りの賛否両論が再燃。
例えば、こんな感じで。
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12363503/
【以下、末尾の戯れ言へ移動。】
でもこれって結局、件の言葉への賛否に基づいてポジショントークしてるだけじゃないかと。もっというと、その言葉を支持してきた人が必死に援護してるだけの構図にみえてしまった。。
しかし、日本死ねに賛成してた人でも、流行語大賞には「えっ!?」ていう人も多いのが、今回は少し違うのかなと。
もちろん受賞者選定への賛否の話とかもあるけど、まずは、言葉そのものへの賛否から【追記】今回の流行語大賞トップ10に対する賛否両論までの状況を【追記終わり】整理してみたくなったので、勝手にしてみた。
保育園落ちた日本死ねという言葉に対して、賛成反対の理由を考えると、思いついただけでも本当に様々。
〈賛成〉
〈反対〉
これだけ色々な理由を賛否両論の一言で物知り顔コメントするのはいくらなんでも乱暴でしょうと。
特に、賛成している人の中にも、問題提起としてありだから賛成、でも、表現として不適切だという人がいるということは重要。例えば、上でいう、表現は別の人、支持派評論家の一部なんかが、それ。
まとめると、日本死ねに賛成する人も一枚岩ではないということ。
なお、斜めから見ると、その提起した内容が反対し難いために、過激で汚い言葉も受け入れさせた一方、その表現からしっかり反対派も焚き付けて、政治利用までつなげた、非常に優れた炎上マーケティングなんじゃないかなと。受賞者がどこから関わったかは知らんけど。
そういう背景を踏まえると、問題提起として日本死ねに賛成してた人でも、流行語大賞トップ10入りです、おめでとうございます!とか言われると、「えっ!?」てなる人出てきますよ、そりゃ。
一方、支持派評論家としては、今まで散々、賛成意見を論じてたわけで、今更、「流行語大賞は別」とは言い出しづらいんじゃないかと。
かといって、「死ねとか子供に聞かせたくない」という親の意見を無下にはできないと。
そうなると、評論家の腕の見せどころですよね。いやいや解釈が違うんだと。あれは比喩表現なんだと。て、ならねーわ!
個人的には、表現が汚いことを真正面から認めちゃって、「ゲス不倫」なんて汚い言葉選ぶような賞なんだし、そんな権威づいたもんじゃないんだと、単に、話題になったワード選んで世相を表してるだけなんだと言っちゃえと思うけど、メリットもなく選考委員に喧嘩売るわけないか。
で、ここからさらに、日本死ね賛成派から造反者がでます。それが、受賞者の話。
匿名ブログなのに、「何で受賞者なしじゃダメなんですか?」と党首の伝家の宝刀はブーメランだったのかと。
例えば、表現は悪いけど世相を表してるし、しょーがないんじゃないと思ってた穏健派だって、政治色打ち出されたら違和感抱くの無理ないでしょ。あくまで世相を反映した言葉であって、それにかこつけて国会にもちこんだあんたはお門違いだろ!と。
まぁ、単にアンチの多い政党であるため向かい風参考レベルの逆風というのも否めないし、ネトウヨなら‥、おや、誰か来たようだ。
そもそも死を望むことや死を命じる言葉が比喩として成り立つとは思いもよらなかったわー【追記】←はただの勘違いだったか、タイトル変えよ【追記終わり】。何なら、某元アナウンサーにも、「泣くなら殺せ」も比喩にすぎないんだと、援護してほしかったのにー。
【追記】こちらも本当に殺せという意味でないとの発言者の意図からすれば比喩になるけど、擬人法使ってないからダメとか怒られるの?【追記終わり】
おしまい。
俺はWELQ、特にDeNAパレットの非公開化がすげー親友の死かのように思えた。
なぜなら、俺はインターネットが好きで、インターネットでの自分にとって大きな存在のひとつの死だったからだ。
WELQやキュレーションメディアの存在はもちろん一般ユーザーの目にも多く触れていることもあり、
やはりアフィリエイトサイトやそれらの文脈から見てきた俺の目で見ても、インターネットのひとつの文化として思い入れは深い。
彼らがやったことは、表面的に言えばSEOによってパクった上に誤ったコンテンツを配信し、流布したことだと思う。
SEOは、権威あるGoogleに認められるための手段にしかすぎない。
例えるならば、それは点数を取れば良いだけの大学受験に近いものがあると思っていて、キュレーションメディアはそこに向かってがんばった結果だと思う。
もしSEOをすることが悪いのであればそれはやっぱり入学試験に1番の根本的な問題があるだけでしかない。
しかもSEOという入学試験そのものには「学問」の価値があるかのように見えるから尚更たちが悪い。
SEOをするということは、Googleという権威が定めた受験勉強のような見せかけの価値に向かって頑張ることしかできない。
そして結果生まれるのは、SEOという入学試験を通して生まれた、質の悪い学生というわけだ。
そんなキュレーションメディアは多少なりの価値はあったし、俺は単純に憎めなかった。
ただ、やはり道を踏み間違えた責任は大きい。
そこに対する義務を果たしきれなかったことは、大きな悪だと思う。
俺は明日からまたWELQやキュレーションメディアがなくなっても、何も変わらない毎日を過ごすだろう。
けれど、自分の生きている世界に与えた影響は大きく、インターネットもまた少しずつ変わっていく。
WELQよ、安らかに眠れ。