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2017-09-05

初音ミクSFだった

初音ミクが登場した頃からインターネットに触れていた人たちにとって

初音ミクあくまツールだったと思う

素晴らしいソフトウェア、素晴らしいツール

喩えるならPhotoshopのような、あるいは人形劇人形のような、表現の幅を広げるものだった

どれだけキャラクターを全面に出した歌を歌わせたところで、心の何処かでそういった考えはあったと思う

 

だけどあの事象を振り返ってみると、アレは確かにSFだった

電子の力を得た若人が、偶像プロデュースする

毎日のようにいくつも極が作られ、その声だけでなくキャラクターに惹かれ

人々はそれに熱狂し、やがては3D化してライブまで行った

彼女はどこにも存在しないが、確かに最上級かつ最も身近なアイドルとなった

20年前の人にそれを聞かせたら、一流ではないかもしれないが、たしかSF世界出来事だと言うに違いない

 

もちろん実際に技術プロダクトをのもの注視すると、粗もあるし人力な部分も多かった

オーバー神秘テクノロジーではなく、地道に研究を重ねた成果が見えるに違いない

しかしそれで巻き起こった社会現象は、非常にSF的ではなかっただろうか

SFの魅力というのは、科学技術のものだけではなく、それによって巻き起こる社会現象という側面もあるはずだ

確かに私たちはこの10年、SF世界の住人だった

2017-09-01

偶像への愛

アイドルの熱愛でファンをやめる人へ、やめないファンが愛が足りないということがある。

愛がすべてを受け入れるということなら、確かにそうだろう。

しかし、そんなファンには忘れないでほしい。

偶像を愛していることを。

といっても極端なことを言えば、現実人間関係のある他人だって虚像とも言える。自分以外の人間虚像しか把握出来ないものかもしれない。

しかし、現実関係には、約束がある。親しくなればなるほど、お互いが嘘をつかないように努力するのが一般的だ。それは多くの人が認めるところだろう。

アイドルという名のそれは、虚像だ。大勢事実に限りなく近く見える演出をして虚像を作り上げている。

ファンはそれを見て、自分の中の利己的な面を反映しながら都合のいい偶像を作り上げる。

それは、愛しいだろう。

現実妄想の境目が限りなくボヤけている。

偶像である所以は、実在して目の前に姿を現すこと。虚像をその身にまといながら、大勢偶像投影を壊さない振る舞いをする。

それがアイドルだ。

アイドルへの熱愛は、半分は自分への愛だ。それは悪いことではない。だからアイドルファンは元気な人が多かったりする。

それでも、半分が虚像だったことに、夢から覚めたときに多くの人が落胆する。

そして、残るのは自分への愛しかない。

アイドルへの愛の内には、他人への愛が残らない。

アイドル以外に、他人や物でもいいので愛しておくことをおすすめしたい。

2017-08-20

[]

今回は少年ジャンプ+

ファイアパンチ 64話

お、久々にワクワクする展開になってきた。

いまアグニ自身が突き当たっている問題は、このファイアパンチ時代のケジメ。

ファイアパンチは当然アグニことなんだけれども、そのファイアパンチを介したアグニってのは偶像だった。

これはアグニ自身にとっても。

偶像ってことは、アグニ本人がいなくなればそれで綺麗さっぱりとはいかないってことを今回は別角度から見せたわけか。

ファイアパンチを殺す」ってのは数話前から提示されてきたけれども、こうなってくると話はより複雑になってくるね。

愛されるより○されたい

絵が上手いわけでも個性があるわけでもなく、作風ジャンプ+向けじゃないかなと思うけれども、話の見せ方が良いと思う。

個性な絵で、途中でさらりと描写されるヒロイン言動が、かえってヒヤリとする側面はあるかもしれない。

構成自体淡々と、坦々と進むから、余計にヒロイン描写が際立つという見せ方はよい。

ただ、それがそのまま難点になっている側面もあるといえばある。

ヒロインが実は危険人物という前提を踏まえた上で楽しむのがメインだから、それ以外の箇所が読んでてかったるいと感じるとこがあるのは否めないし。

誰が賢者を殺したか? 34話

随分かけ足気味に畳んだなあ。

ただ、実のところ本作の全体的な難点を如実に表しているとも言えるんだよね。

以前からプロットを垂れ流しているだけの部分が多かったから。

序盤はまだそんなことなかったんだけれども、中盤あたりから詰め将棋を見ているみたいな感じになっていた。

せっかく面白そうな設定をちりばめているのに碌にそれを活用しないし。

絵面が地味で退屈にならないような描写の仕方と、話の進め方がもっとあったんじゃないかなあ。

2017-08-05

[] #32-3「数奇なる英雄 リダイア」

≪ 前

期限当日。

俺たちの成果を、他のグループの前で発表する日ということだ。

他のグループの発表はというと、自分たちの住む町の歴史だとか……まあ何も言うことはない。

みんな課題をこなすことに必死だったし、他人成果物に目を向ける心の余裕はなかったんだ。

そして、長いような短かったような時を彷徨い、いよいよ俺たちグループの番がきたのだった。

英雄リダイアはこの町で生まれ育ったことは周知の通りです。リダイアは当時としては画期的建築技術発明し、この町の発展を大いに助けたとされます。ですが、これはあくまで彼の英雄たる理由の一つでしかありません」

まずはリダイアに関する大まかな説明から始める。

このあたりはエビデンスがとれていることもあり、滞りなく進んだ。

問題はここからだ。

「次に彼はアマゾンとある集落にて、住人たちと槍を取り、侵略者から守ったという記録が残されています

アマゾンといえば、アマゾネスしかし、そこでリダイアはこれといった人間関係トラブルがなかったことが、記述内容から判断できます。つまりリダイアは実は女性だったのではと推測できます

聞いていた他のグループがざわつきだす。

一応の辻褄は合うものの、はっきり言ってとんでもない説だからだ。

念のため言っておくが、これは俺ではなくメンバーの一人であるタイナイが提唱したものだ。

それっぽくこじつけはいものの、タイナイが最近読んでいた漫画の影響をモロに受けていることは俺からみれば明らかであった。

さて、これが一つ目の策だ。

タイナイ、カジマ、ウサクでそれぞれ持ちよった説を全て統合して、後は無理やり辻褄を合わせてやろうというものだった。

当然そんなことをすれば、いずれ綻びが生じる。

そこで俺はとある説を用意しておくのだが……まあ直に分かる。


「戦乱の世が平定。落ち着きを取り戻し始めたころ、リダイアは医者を志します。今度は人を救う存在になりたい、と考えたのかもしれません。それから彼は西の島にて、医者として多くの命を助けました。汎用性の高い薬を発明したのも、この当時であると考えられます

医学進歩しだしたころ、リダイアは芸術の分野で多彩な活躍します。我らの町では建築技術、別の地方では絵画といった具合に」

その後も俺たちは、纏めた内容を淡々説明していく。

周りのざわついた音は徐々に大きくなっていたが、意に介さなかった。

「そのように八面六臂の活躍をしていく内、またも世は戦乱の気配を漂わせていました。そこでリダイアは、再びその身を戦火の中へと投じていくのです」

説明も終盤にさしかかったとき、とうとう俺たちが予想していた言葉を一人のクラスメートが発した。

ちょっと待ってくれ、さっきから色々と語っているが滅茶苦茶じゃないか現実的じゃない」

当然の疑問だ。

そこで、俺たちは二つ目の策……いや、説を提唱することにした。

「仰るとおり。いくらリダイアが人並み外れた力の持ち主と定義したとしても、このとき既に64歳。現役を退いている上、当時の平均寿命を越えている。仮に生きていたとしても、物理的に有り得ない」

「我々はリダイアの活躍が書かれた文献をしらみつぶしに調べました。長生きの一言で済ますには、些か無理がある活躍の記録があることが分かりました」

「文献のいくつかは彼を英雄視する人々が作り上げた、偶像物語だと考えることもできます。ですが、それを踏まえてなお整合性のとれない話も多々あったのです」

「そこで、ある説が浮上します。リダイアというのは個人ではなく、各時代、あらゆる場所複数いた、名もなき英雄俗称ではないかと」

ざわついていた空間が、今度は静寂に包まれていた。

これこそが、俺の考えた方法……いや、説だ。

「あらゆる時代、あらゆる場所活躍する英雄が多くいました。リダイアが様々な方面で才能を発揮したとされるのも、そもそも別人だと考えれば自然です」

「なぜ、それらがリダイアとされたかは、彼らに関する詳しい文献が個別存在しない、つまり名もなき英雄だったことに他なりません。そこで当時の人々は、ある種の英雄理想像としてリダイアを作り上げ、そこに実在する英雄投影させました」

「時には自称し、時には伝聞によって。事実真実伝承入り混じり、『リダイア』という英雄集合体が形作られたわけです」

はっきり言って、この説はあまり自信のあるものではなかった。

一応の整合性こそ取れるものの、その実は文献の真偽を分別することを放棄した、苦肉の策だったからだ。

些か理屈に無理があることは承知の上だった。

それでも課題未完成にして出すよりは、それを完成品にするために帳尻を合わせるほうがマシだと考えたのだ。

次 ≫

2017-07-10

https://anond.hatelabo.jp/20170117115317

アイドルという偶像意味通り、”大好きで可愛くてしょうがない応援し励ましたくなる女の子”の姿という

偶像理想)を追い求めてるんでしょ。

そりゃアニメ(2次元)の方が都合がいいことも多い。ロリ巨乳や、モデル体型、

髪の色やら容姿を好き勝手作れるし、声もしかり。内面性格も同様。

さらには、アイドルを目指す理由世界を救う(救った)女の子といった生い立ちや物語自由自在

かつ、マイナス面(詐称詐欺・嘘・虚飾)は絶対なし。

他方、3次元の方がいいこともある。2次元なら触れないし。本編以上は2次創作するしかないし、

作り物である以上、予定調和というか型にはまらざるをえない。想像を超えたリアル。触れるリアル

自分の反応に反応を返してくれるリアル

はいえ、技術進歩実在人間しかみえない動くCG女性名前忘れた)

VR、人工音声、反応に反応を返せるAIなどなど、リアルからこその部分は、

削られて、いずれほとんどなくなると思いますもっと進むとオタクが嫁とかいう手軽さで

エロい気分、褒められたい気分等、TPOに応じた作り物の女性数人を傍におくような

自分だけの人工アイドルたちのハーレムエンドな時代が来ますよ。きっと。笑

2017-06-24

アイドルファンは一体何を見ているのか

あるいは何も見えていないのか。

そもそもアイドルにあまり興味のない自分からすると、アイドル、というかAKBグループ活動内容を客観的に見て一体全体どうして「信じて応援しよう!」という気持ちが起きるのかが謎で仕方ありません。

だって考えても見て欲しいんですけど、恋愛禁止なんですよね?だったら当然ファンとも恋愛禁止ですよね?でも一部のファン恋愛感情を抱いていますよね?そしてアイドル側も明らかにそれを分かっていますよね?

ということは、確実に報われない、不毛な想いであると分かった上で、その好意を利用して不特定多数の異性にお金を貢がせているわけですよね。これって、世間一般では間違いなく不誠実と捉えられる行いだと思うんですが。

百歩譲って握手会への参加のみであれば、ファンとの交流を大切にしているだけだ、と言えなくはないですが、総選挙出馬し、あまつさえ投票を呼びかけるようなメンバーに関してはもはや擁護不能でしょう。「頑張ります!」って、一体何を頑張るんですか?頑張るのはファンでしょう?「次は1位になります!」って、「ファンは今の○倍金出せよ」って意味でしょう?それとも、あと一年ファンが激増するような画期的プランがあるんですか?ないんでしょう?あったらとっくにやってますよね?

今日とあるエントリで見た「夢に向かって頑張るなら、恋愛してる暇はない」という意見。尤もらしいように聞こえますが、それらが絶対に両立できないようなものであるとも思えませんし、もっと言えば、その考えを持っていながら、なぜAKBのような低スキルアイドル応援するんですか?全員とは言いませんが、歌は口パクダンス素人レベル活動内容は他人任せで他にないような独自の才能を持っているでもなく、恋愛する暇が無い程忙しいとはとても思えないんですが。確かに、広いアイドル界の中には何か一つを極めようと、あるいは他人にない個性を獲得しようと必死で頑張っている子もいるでしょう。そういった人は確かに恋愛する暇もないかもしれませんし、私自身もそういった人がもっと評価され多くのファンを得るべきだと思いますあなた応援しているアイドルは、本当にそんな人ですか?

女優になりたい」「歌手になりたい」立派な夢ですが、彼女達が今やっていることが、本当に夢への近道になっているかは正直疑問です。「歌手になりたい」と言いながら平然と口パクしてるようなメンバーも居ますアイドルだって歌手一種でしょう?今、貴重な実践の機会をみすみす無駄にし続けて、どうしてソロであればやれると思うのでしょう。

「夢に向かって、青春を投げ捨ててまで、一心不乱に頑張る」人は、当たり前ですがアイドルにもアイドル以外にも存在します。アイドルがそうでなければならない、とあなたが考えるのは勝手ですが、そのアイドルが本当にそうなのかどうかは、あなた自身判断してください。思考停止しないでください。あなたの人を見る目の無さを棚に上げないでください。

ついでに言うと、年齢が若いほどアイドルとしては価値があるように見なされがちですが、一方で年齢が若いほど人として未熟である(=ルールを破る)可能性が高いことも頭の隅には置いておくべきです。

あとこの際だからもう一つ気になる点を。AKBグループの(主には握手券付属するシングルCDに関して)楽曲製作に関わっているクリエイターの方々は、どんな気持ち印税を受け取っているのか常々疑問です。もちろん、楽曲のものへの評価と売り上げとがイコールでないことは分かっていますが、この場合の売り上げにはAKBメンバー握手に対するものが多分に含まれていますよね。個人的気持ちとしては幾分かはメンバー還元してあげて欲しいなと思います

とにかく、「神聖」とか「偶像」といったアイドルイメージに関して、余りにもかけ離れた「不浄」なイメージアイドル特にAKBグループ)には多過ぎるように感じます。それでも応援する奇特ファンについては、まあ別に個人自由ですから良いんですけど、せめて裏切られた時に醜い悲鳴や汚い罵声を上げないようにして欲しいです。だって、そういったアイドル殆どは「私は無神経で不誠実な人間です」って日頃から自分で言ってるようなものであって、その通りになっただけなのですから

(追記)

このエントリを書くきっかけになったツイート

https://twitter.com/gofin20/status/876784223771701248

https://twitter.com/tigerhouse1978/status/876448624627941376

ちなみにこの子AKBグループの中でもトップクラスダンスが上手いそうです。

色々書きましたけど、AKBにも応援する価値のある人はいると思いますよ。本当に言いたかったのは、(推す相手を)間違えるなってことです。少なくとも、真っ当な努力もせず将来へのビジョンもなくファンの過剰消費のみに頼って芸能界のし上がろうなんて人が、「夢を売る商売」だなんてちゃんちゃらおかしいってことです。

2017-06-20

誠実さなかいらなかった

炎上商法とか目くらましとかい下衆の勘繰りをせずに考えると。

本当に結婚したいくら真剣好きな人がいて、大切なファンをこれ以上だましたくないというのなら、ああいう行動に出るのもわかる。

それは正直だし誠実なんだろうけど、ファンが求めているのはそういうことではない。

ぶっちゃけ、年頃で平均以上に容姿の優れた女性だったら彼氏の一人や二人いるのが当たり前なのはいくら世間知らずのドルヲタでも分かっている。

分かっていてもステージ上ではいないように振るまってほしいし、週刊誌に撮られても「友達」とか「弟」とか愚にもつかない言い訳をしてほしいのだ。

結婚するために辞めたいんだとしても、適当に「大学に入るために辞めます」とか言ってくれればファンはいい思い出だけを残すことが出来る。

本当は生身の20歳の女を応援してるんじゃなくて、ステージ上で20歳の女が演じている役柄を応援しているだけなんだ。

「愛を知った」と言ったが、ファン人間としてアイドルを愛しているんじゃない。演じられた「偶像」だけを愛しているんだ。

いきなり役者が演技を放棄して自分語りを始めて、演劇全体が滅茶苦茶になったら、観客が「金返せ」と言うのは当たり前だろう。

不特定多数に向かって「役柄ではなく生身の自分を愛してほしい」というのは、あまりにも強欲すぎるんじゃないか

誰も、24時間365日演技しろとは思っていない。演技するのはステージに立っている間だけでいい。

「○○ちゃん」役の役者ステージの外で何をしていようが、「○○ちゃん」には関係ない。

どんな写真動画があっても、「○○ちゃん」が言ったセリフしか信じないから。

2017-06-19

https://anond.hatelabo.jp/20170619094110

ネタでもなんでもなくアイドル処女ウンコしないと思ってるのが未だにいるか商売が成り立つの

いかにしてそれを隠ぺいしつくすのがアイドルという仕事の1つでしょ

全部ひっくるめて仕事なんだよ、プライベートなんて仕事決めた時点でほぼないようなもんでしょ

から水商売子どもにさせたくないという意見普通なんだ

えがおかしいのはその通りだけど偶像のために素を隠し通すのも仕事のうちだから

お前のいうことが正しいならヤリマンビッチアイドルとか成り立つでしょ、なっしー的なメタキャラが成り立つ

でもそうならないのはファン処女性をもしかしたら・・・しかするかも!みたいなキモい夢を信じてからだろ

からそこに金を注げるわけ

2017-06-12

幼馴染を開放したい

当方27歳女。

相手27歳(数え)男。

同級生小学一年生からの幼馴染である

その昔いにしえの小学生時代クラスの連中から冷やかされるようなあまずっぱい関係だった。

わたしはその頃の気持ちがずーっと忘れられず、中学に上がり彼に彼女ができても、高校に上がり彼と進路を別っても、大学に上がってお酒やいろんな楽しいコトを覚えても、心の片隅に居座る消えない懸想に引きずられて生きてきた。

卒業後も、彼の誕生日は毎年メールを送った。たまにクラス同窓会では顔を合わせた。それだけのかすかなつながりの中でも好意が薄らぐことはないどころか日増しに増していった。きっとこの人以外に心奪われることはない、そういう人生なんだろうと開き直っていた。われながらアホすぎる青春の浪費である

そんな彼と、就職後に再会した。

お互い就職した業界が偶然にも近かった。そのことを人づてに知ったわたしは、それを口実に彼を夕食に誘った。

そしてその晩、初めて彼に抱かれた。

ここまでド純情っぽい文章を書いておいてなんだが、彼以外に恋できない人生だと開き直ってからは、わたしも相当奔放に生きてきた。来る者拒まず去る者追わず。どうせ心から求める人とできないなら同じことだと。そういう欲望が強いという自覚もある。

彼を夕食に誘ったのもそういう下心込みだったので、うまく誘って結果としては上々だった。

でもこの晩ばかりは、(この人とこうできるとわかっていたら、とっておいたのにな)と感傷的になって少し泣いた。

まりにもピュアな長年の片思いと、心を置き去りにした奔放な生活アンバランスさに、すっかり疲弊していると自覚したのもこの時だった。

それからもう4年になるけど、相変わらずわたしたちは抱き合っている。

この4年間で、ただ漠然と思い続けていた17年間とは比べ物にならないほど彼と対話し彼を知った。

進路を別ってからのこと。ずっと執着心にも似た恋心を抱き続けてきたのに、知らないことばかりだった(当たり前だけど)。

就職してからのこと。職場のこと。業務のこと。心のこと。

うれしいことや悔しいこと、悲しいことがあったら自然に飲みにでかけた。

たからみてると危なっかしいくらいの彼の仕事への愚直さに、改めて惚れた。

この四年間の間にわたしは随分強くなった。

心と身体乖離へのジレンマから解放された。

私を縛り付けていた偶像片思いは消えた。

今まで注ぎたくて仕方がなかった行き場のない愛情を、他でもない彼に(曲がりなりにではあれど)そそぐことができた。

今まで空想し続けた彼の声を聴くことができた。触れることもできた。

それだけのことに相当癒された。

彼には感謝してる。

このまま永遠にそばにいてほしい。

だけどそろそろ彼を開放してあげたい。

世界一好き。

だけどそれだけで引き止めるわけにはいかない。

実は四年間の間にも、彼はなんども別れようとしたり迷ったりを繰り返していた。

一年近く会わない期間もあった。

いつも結局、惰性だか怠慢だかわたしに根負けしたんだか、最後のところでわたしのところに戻ってきてくれたけれど。

彼はきっと、今後もわたしを拒絶はしないけれど、わたしを選ぶこともない。

今夜、ずっと避けてきたその"本題"について話すつもり。

結婚交際が男女のすべてじゃないとはわたしも思う。

いやそう自分に言い聞かせて生きてきたけど、この春27歳になって、綺麗ごとも言ってられなくなってきた。

わたしが27歳ということは、彼ももうじき27歳。

わたしはこのまま売れ残るけど、彼はまだ間に合う。

からでも、20代のお嫁さんと、彼が30歳になるまでに結婚できる。

彼はだらしがなくて優しいから、わたしが終わりにしてあげる。

それが、わたしが彼に唯一してあげられることなんだよね。

2017-04-28

未来

2017.4.28

探しても出てくるはずの無い答えを探し続けている。将来のことだ。絶対に失いたく無いものは何か。何も持っていないはずなのに、踏み切れず、勉学に励めば何とかなるだろうという安定的楽天的思考現実。それに対し非営利法人で働き、国連という最高峰に登り詰める偶像が時を経る毎に乖離していく。現実を見つめれば見つめる程、答えのない解が遠ざかっていく、答えなどないのに。自分主義が徐々に侵食されるのが分かる。枠の中でもがけばもがくほど、その早さは増す。後戻りはできない。明日という積み重ねが恐怖になる。考えない事が唯一の解なのであろうか。踏み出すしか希望の路は無い。私は非確定的な将来を極度に恐れ、安定的思考に走る典型的人間であるから迷う。自分は俗世に塗れた汚い人間という事が今証明された。主義曖昧人間にとって挑戦とは恐怖であり、安定的思考に走るという”慣れ”が人を幸せにするのであろう。永遠に自分には分からいであろう不幸という慣れを幸せに感じて生きる。人生とは妥協であろうか。真の幸福人生とは成功者特権であろうか。あゝ結果論哉。迷いが決断を鈍らせる。永遠ジレンマ深淵を覗き続ける。未来絶望的だ。

2017-04-19

偶像

アイドルにハマった時期があり

ビジュアル系にハマった時期があり

俳優にハマった時期があり

しかし、そのどれからも遠のいて現在に至る

自社の某部署に甚だしくチャラい社員がいつのまにやら入っていた

バンドマンだという

プレゼンから経歴から甚だしくチャラい、そして妙なリア充感が心底ウザイ

そのくせ幅きかせてる感じがムカつく、さっさと辞めやがれ

と思いながらなんとなくググったら

そいつインディーズながらキー局ラジオ局に出演したりと

それなりに有名なやつだったらしいことを知った

そんなイケてるバンドマン結婚してサラリーマンになって

ペーペー社員仕事をしている

稼ぎというなら自分と変わらない

不思議な気分だ

誰かにとって手の届かない偶像

誰かにとってのごく普通の同僚、後輩であることに

2017-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20170324220325

それじゃ、お前の誤読()のない、的確な読解力で、さいこーのヒューマニズムを持った絶妙アイドルアニメ像を語ってみろよww

現実程ドロドロしない、つまり自分が引くようなリアリティはいらない、でも今のアニメのように、純真無垢聖人も嘘っぽく思うって奴によ

嘘っぽく見えない程度に、かつ自分美人だと理解して偶像を売ろうと思うような売女の部分を演出して、アニメのようにきれいにまとめろって?

バカジャネーノ

2017-03-20

http://anond.hatelabo.jp/20170319185054

いや女性像狭すぎるから

女と結婚したいんじゃなくて、特定女友達か、なんかそういう偶像結婚したいんだろ。

2017-03-15

森友学園問題の救いがないところ

他にも極右教育をする学校を全国にいくつも計画的に作ってきたとかじゃなくて、あれって要するに大阪基地外おっさんが軍国教育バンザーイとか偏執的な教育をしてきたってとこが面白おかしく取り上げられてるんでしょ。

そんでそんな基地外おっさん支援してたのがアキエフジンとかイナダ防衛大臣なんだから政権与党も同じく基地外間違い無し!とかいレッテル貼りがしたいだけの。

しかもその基地外おっさん勝手偶像化してた権力者から尻尾切りされたとわかった途端にバカサヨクに情報売って面倒を大きくするという。

勝手想像だけど、森本学園ができた頃は「まあ熱心に政権応援してくれてるし、勝手に泳がせとけばいいかな」くらいだったおっさんが、「許された」と思って大阪府とかにデカイ顔してロビー活動してたらついにめざといどっかのサヨクジャーナリストに捕まったってことなんでしょ。

このアホっぽい話も、このくだらない話題で「政権を揺るがす!」みたいなドヤ顔してるバカも冥府に消滅していただきたいといころなんだけどさ。

個人的にはこの話の一番の教訓は、「自称極右おっさんは、自分が窮地になると簡単に裏切る」ってことだと思うんだよねー

関係ないけど、教育勅語云々で叩くなら自分の子供に生まれときから暗記させてる自民党西田昌司とかも叩けよ。なんで表に出てこねーんだよ。

2017-03-03

聞こえてくる故郷日本」の断末魔

そういうわけで、今の日本殺意の矢面に立たされているのは「日本残滓」ともいえる。というのも最近自公政権おろし発言に、実に納得する。つまり、表面的に彼らがすべてを支配しているように見えるが、実は本当に窮地なのは日本残滓の側だろう。

1980年代昭和時代だが、まだ発展の前半だったので、当時の国民の誰もが残滓と戦っていた。1990年代残滓的なものますます壊れていったが、それは都市部に限ったことだった。2010年代、もはや日本残滓は、政治サブカル手法によって相互エンコ的に結び付きあわないと成り立たなくなってないか

おニャン子」の時代握手券もなければ秋元康氏が支配層とずぶずぶになることはなかった。ニューミュージック洋楽こそ限定的であった。しかし今の日本では、若者音楽離れすらしている。非常識的なCDセールス国策迎合がなければ国民グループは成り立たない。

ネトウヨサブカル風味(あの暴走族らしさも含めて)は特殊だが、日本的市民団体の多くは運動が成り立たなくなっていて、そういう政治団体組合会長左翼趣味をまき散らして云々することはできなくなっている。壁も中身もうすっぺらいサブカルしかない。

新自由主義」の美名のもとに、好景気まがいな豪華列車が全国各地で走ったり、今時ポストヤンキー名乗りをして道路利用者警察から顰蹙を買う連中は、寝台列車を走らせていたり、痛車ラノベ競争が行われていた頃よりはるか日本らしさを失っている。

日本残滓」がモンスターになったものが、あらゆるものを蝕んでいる。というわけだ。1980年代から1990年代ヤンキーつぶしの迷惑オタクが被っていた頃に比べると、今回の右傾化問題はちゃっちすぎじゃん。昔は、その地域の最大の家族一族大金持ちになり支配層になり、色々な産業に口出ししているということだが、今は新自由主義富裕層インフレするというショボいやり口になっている。日本残滓は弱体化している。

この線香花火が消える寸前にブワッと燃えるような感じの「日本残滓の悪あがき」が、2010年代日本なのである非行ネタ消費も、鬱陶しいほどの鉄道拝金志向オタクギャルヤンキー化もそう。全部が、断末魔。あからさまに必死になり癒着しあって虚勢を張っているだけだ。

から虚勢であり、内実がないから、これはしょせん偶像しかないし、前時代論理であり、ネタしかないし、あやかしであって、モンスターなのである。これに終止符を打つ、一種の抵抗を迎えるのが、今われわれ文明社会を信じて生きる都市住民にはあるのではないか

あの問題が第二次自公政権という擬似右翼政権の幕切れで終わる訳がないと思っている。日本社会性にも切り込まれるだろうし、現在人類が(人類が何度も滅んだと言う説もあるため一応。)文明社会始まって以来受け継いできた帝国システムも、そろそろしっかりと「精算」されるはずだ。2017年から2019年はまさに一つの人類伝統東洋小国から終わる時ではないか日本人自ら日本看板を捨てる。


今の日本人2000年代までとはまったく異質で極左的だ。天皇制への疑念も高い。

だが日本で起きようとしている2019年問題とは、まさに“嘗ての中国”が行ったことと親和性が強い。現在台湾中国王朝制度破壊したように。それがわからない「肉屋を支持する豚バカ支持母体となった社会崩壊する。日本故郷もつ私にはまことに不本意だが、肝心の彼らがこうなのだからもうどうしようもないとなかばあきらめている。

偶像自分境界線

貴方と私は何が違うのだろう。

どうして貴方のものは私のものではないのでしょうか。

貴方が見ているもの、感じているもの、きっと同じはず。

なのになぜ違う。

2017-02-25

偶像消費ロマンベリフォン 

ぱーん粉くなペン死のぺーべ 窓道をやがみ揉みたつ ほーとーけーなど淡いテロルで ほーろー鍋をうらぶるなーら 煩悩ソラヲ掻いてぱぴぷる しーょねんょ音痴になれ 

2017-02-24

女性が真に告発すべきはファッション業界だよ

貴方性的役割押し付け

貴方偶像に仕立てあげ個人を殺す

もっと自分を出してパリコレファッションみたいな、ジョジョに出てきそうな服装をするんだよ

化粧も拭い去れ、髪も切り落とせ

女性の命、それこそが貴方を縛り付ける鎖だ

2017-02-22

情報疲れた

清水富美加不倫していたらしい。

個人的にかなり好きな女優さんだった。まれCMなどで天真爛漫な姿を見せる彼女はまぶしかった。不倫していたことは出家以上にショックだった。過去にはベッキー不倫したりミスチル桜井が売れないころに支えてきた彼女を捨てキャンギャルと付き合うなどいろいろあるみたいだ。しかし今回ほどショックな感情を抱いたことはなかった。不倫でなく交際であってもあるいはショックだったかもしれない。嫉妬だな。

アイドル熱愛報道を知ったファンはきっとこんな気持ちだったんだろうな、と理解した。

疲れた芸能人は究極的に他人なのだろう。当たり前だが。。。アイドルにかぎらず芸能人にたいして自らがイメージして信頼している人物像はすべてアイドル偶像)でしかない。他人コントロール不可能である以上は当たり前なのだ芸能人報道にこんなにがっかりして嫉妬したのは初めてかもしれない。絶望とまでいうと言いすぎであるしかしなんだかずいぶんと、疲れたな。マギーハイスタ横山健不倫報道があった時にはそんなにショックを受けなかった。

マギーはどうでもいいがハイスタはかなり好きだ。なのであれは嫉妬というよりも軽い失望を覚えた程度だった。

マギーはどうでもいいと思い清水富美加不倫にはショックを受ける。勝手なのは自分のほうか・・・

マギー清水富美加自分人生とは絶対に接点などできない人であることは変わらない。変わらないのに勝手好き嫌いを設け勝手失望してと、まるで意味のない偶像への恋愛感情。なにかもうそういった情報に触れること自体疲れてきたな。

芸能報道だけでなく殺人事件とかもそうだ。芸能人不倫と同じように個人感情暴走したものについて考えること自体本質的意味はないのだろうし。もっと軽いので言えば個人ブログ炎上とかもそうかもしれない批判するにしろ参考にするにしろ眼にした瞬間に好悪を判断する。見ないか見るか、批判するかしないか判断するだけで思考リソース無駄遣い。

たぶん基本的情報自体が総じて不要ものなんだろうなと最近は思ってきた。情報というより報道というほうが正確かもしれない。

東京マラソンの通行規制情報などは価値ある情報だ。ふるさと納税の返納品も価値ある情報だ。しかしもういわゆる一般的な「メディア」が流す情報は究極的に無価値エンターテインメントしかないのだろうな。

情報化社会と言われて久しい。情報コミットする必要性が過大になり異常なまでに情報が目に入ってくる。その波に疲れた芸能人だって不倫する。そんなこと当たり前で他人絶対的倫理観構成されているなんて思ったこともない。しかしこの如何ともしがたい自らの感情を処理する向けどころがない。彼女浮気したら弁護士ちんこをきれば解決するのかもしれない。しか報道で知るようなぶつけ先がない感情は膿となって自分の中にため込んでしまう。はけぐちとしては増田に書くぐらいである。

ここまで読んで山奥で暮らせばいいとつっこみが入りそうであるが僕は都会の喧騒も好きであるし、人間関係が人に重力を与えると思っているのでリアル関係の中で揺さぶられる感情はいいと思っている。しか情報には疲れた現実的に見ない術がない。会社に行けば同僚が話してくる。実家に帰れば母がテレビをつけ笑っている。インターネット接続すればニュースで溢れている。

情報に関して正確な判断をすることは良いことだ。しかし僕はもうそ判断をする前段階として情報に触れたくすらないのである

2017-01-07

http://anond.hatelabo.jp/20170106141604

アイドルエロスを求める時代はとっくに終わってるんだよ。

少なくとも表面上は。

アイドルは「カワイイカルチャーであって、そこに人格グループが描いた物語に対するリスペクトが混じり合って、

ファンアイドルを崇拝する。アイドル(偶像)というものの正しい形だと思うよ。

少なくとも昭和ギラギラした愛欲の窓口としてのアイドルストーカーがでちゃいそうなアイドルよりは。

から今時のアイドルは、ふつうに同性ファン結構な数いたりするし、

二次元イラストにしても過度に性的な(下品な)描き方は避けられる。

エロネタとして昇華され、デフォルメされた形で消化されるわけ。

ちなみにそういった意味で、より抽象化された存在である二次元アイドルの方が三次元アイドルより先進的だと思うけど

そのへんを言い出すと怒る人がいるのでこのへんにしておく。

2016-12-12

逃げ恥童貞Bの「逃げるは恥だが役に立つ感想

こちらの童貞増田氏とは別の個体です。

http://anond.hatelabo.jp/20161207120909

原作漫画ドラマネタバレ全開です。ついでに後半にエグザイルドラマ HiGH&LOW ハイアンドロウネタバレします。ご容赦下さい。

 

【要約】 (できませんでした……。)

1, 面白い! そして超興味深い!

 みくりさん やっぱり小賢しい。が、そこが頼もしいし、愛らしい。

 ポリティカル・コレクトネスを完全に満たした上で女性欲求ダダ漏れ全開だと思う。

 

2, 私は本作最大の『虚構』は、(このような鑑賞法は不純だが……)

  プロ独身自称する超高スペック童貞の 津崎 平匡氏が、同時に最初から「女一人が転がり込める『家』を保有している事」

 だと思ってるのですが、皆さんは どうでしょうか?

 平匡氏は童貞と、特大の父性 という相反する属性を両方とも持っている。 メシアかな?

 

3, 本作は 『リベラル』だと評されるが、私は半分はそうだが、もう半分は違うと考える。

 finalvent翁曰く、「愛とは公正さ である。」とのことだが、

 女性が、男性に求める「理想の公平さ」を描こうとした結果。平匡氏の初期スペック人徳Maxに設定されてしまっている。そこが良いけど……

 リベラルを極めた結果。平匡氏≒超マッチョも同時に顕在化してしまうのは、極めて皮肉だ。そこが良いけど……

 

4, イヤな言い方になってしまうが、結局のところ、

 男性女性に対し、最初から 対等な社会人/ 恋人/ 妻/ 我が子の母 の 何れかを選べるけど、

 女性男性に対し、対等な社会人/ 恋人/ 夫/ 我が子の父 の全てが『必要』ということになるのでは?

男性女性に対し何れかの属性の100点満点を求めるけど、女性男性に対し全教科100点満点の400点が『必要である。」と、読み取りました。

まー、しょうがないよねー。

 夫婦 までなら、理性的合理的近代的自我で「計量計算」出来るかも?しれないけど、

 妊娠出産育児を含む 我が子の両親 となると、そんなの不可能だろう。

 そもそも、無から有を生み出すわけで、合理性自我も超えた領域だもんなー。その分は、男が負担しないと……、少なくとも覚悟は……

 

5, ゆえに「逃げ恥」は、最高最良最狂の『女のポルノであると言える!!! 逆説的だけど、男性こそ必見!!!

 

女性欲求ダダ漏れ全開の結果。

 女性男性に堂々と「全教科100点満点中の400点」を要求しつつ、同時に その無茶と矛盾とを理解して頂き、

 男性は少なくとも女性に対し「全教科100点満点中の400点」を求められている事を理解し、その矛盾を解く覚悟が要る。と……、

辛い……。そして無茶だ……。

 しかし、「逃げ恥」によって「女性欲求」を定義出来た……。少子化解決するんじゃない?!

 

 万のポリティカル・コレクトネス、百のフェミニストより、一作の「逃げ恥」。ですよ!

 

新垣さん星野さんに影響されないように原作から読んでみました。

 2週目以降、津崎 平匡氏の「男子力」を計測しようと思って、原作ドラマ見てるけど、まぁー。辛い辛い……。私では計測さえ出来んわ……。

 作中、平匡氏が自身の「男子力」の低さを嘆くシーン有るけど、普通に超高いよな?

 童貞という属性と、恋愛周りが やや弱いだけで、他はカンストしてね?

 普通もっと童貞拗らせてるでしょ! ドラマの方は ちょっっっとだけ拗らせ度強いけども、

 

・本作の みくりさん と平匡氏の「恋愛」をスリリングかつ安心して喜劇として楽しめるのは、

 平匡氏が みくりさん に対して、対等な社会人としての敬意と感謝

 (形式上だけど)夫としての安定と安心を両方共、最初から100%保障してるからよね。

 つまり、みくりさんは最初から平匡氏の愛を200%保証された状態で、更に恋人としての300%目の上積みを狙っとるわけだ。

 最初から詰んでね? 時間問題だけで。

 

・流石に平匡氏と言えど 恋人契約提案された時点で みくりさん の好意確信しないのは

 人物描写として無理があるのでは? このイベントはもう少し作品の後半にまわすか、

 平匡氏の童貞をもう少し拗らせた方が自然だと思う。

 

食事殆ど外食コンビニで済ませる平匡氏が、何で男女2人分の食料保存できる冷蔵庫を初期装備してんねん!

 

・みくりさんが平匡氏を可愛いと言うのも興味深いし、ムカつくな。

 そりゃ、初めから内側に保護された状態で平匡氏の愛を再確認すると そう感じるのも必然なんだろうけども。

 

・みくりさん。さぁ。 安心と安定の平匡城を堂々と内部から蚕食するのは良いけどー

 平匡氏、完落ちさせてから~の 外部に求職活動は流石に小賢し過ぎるわ! 私は見逃さんぞ!

 貴方家事代行の給金を求めるのは良い。 だったら! 平匡氏が最初から提供してた「生活保障」にも値段 付けんかい!!!

 まぁ、平匡氏からすれば、そんな貴方の小賢しさも頼もしさや愛おしさとしてプラス評価するんでしょうな! お幸せに!

女性の小賢しさって、相手男性の度量の範囲内なら頼もしさや愛おしさになるけど、超えると途端にウザさになるよね。

 …… 逆でも一緒か……。 っていうか人間関係全てでそうだな……。

 

原作8巻で、平匡氏が みくりさん を解呪するイベント有るんだけど、これって別に みくりさん に限らないよね。

 平匡氏は、他者に壁こそ築くものの、(おそらく)誰も馬鹿にしないし、値踏みもしない。自分から挑発攻撃もしない。 の~に、

 壁の内部に2人分以上(ぶっちゃけ赤ちゃん含めた3人分)の安心空間単独で作り維持出来る……。やっぱりメシアだよね。

森山みくりというキャラって、本質的に(平匡氏に対して)相対的肉食女子で、(平匡氏に対して)貪欲女子じゃん。相対ビッチじゃん。

 清純な新垣結衣さんのタレントイメージを壊しかねないキャラから心配してたけど

 ドラマでは平匡氏のスペックを若干落として、面倒臭さは足してバランス取ってるの 上手いよなー。

ドラマでは「やっさん」=田中 安恵を最初から出してるのも上手いよね。

 みくりさん と平匡氏のスペック差を縮める代わりに やっさんを比較対象に出す事で平匡氏の誠実さを際立たせている。凄い。

時間で言えば作中の経過時間も早くなってる!

ドラマでは百合さんと風見の関係が弱くなっているのは残念。完全にメイン2人の補強材よね。良い配役なのに、仕方無いけど

 風見と平匡氏の年齢差が縮まった(って言うか役者さんの年齢的にも逆転もある)ために平匡氏の優勢が削がれてるのも緊張感が出てて良い。

 百合さん(更に)幸せになってたら良いなぁ……。

ぶっちゃけ森山みくり役は新垣結衣さんである必然は無いけど(イヤ、他の女優さんでも成立するって意味ね。)、

 津崎 平匡 役は星野源さんしか考えられんよね。スマートさ、余白力!、清潔感。 ちょっと他の役者さんは考えられんよね。

 躍動する星野さんを見られて良かったです。ご病気も良くなられたようで。

ドラマでは家の間取りを変更してるのも興味深い。ドラマ間取りだと平匡氏はどうやっても

 みくりさん の前を通らないと自室に入れない。 家のグレードを原作より下げてるのも平匡氏に肉感を与える効果になってるよなー。

藤井隆さんの恋ダンスが一番良いわ。逆に新垣さん恋ダンスは そうでもない。露骨なあざとさが好きじゃない。嫌いでもないけど……

finalvent翁のレビューが読みたい。

 

・って言うか……、【童貞】という【枷】って、こんなに重いんやな……。平匡氏程のスペック人徳で、やっと釣り合うってことでしょ?……

 

▽ここから HiGH&LOW ハイアンドロウネタバレしまーす。

・「逃げ恥」って凄くブッ飛んだ作品じゃないですか。んで、アレ?最近、同じ位カルトドラマ見たな―。と HiGH&LOW を思い出しました。

 私はこの両ドラマ鏡像関係にあると考えます

 男同士で馬鹿騒ぎはするが、女性安全尊厳殆ど顧みない『HiGH&LOW』と、

 (White RascalsとRUDE BOYSは一応、女性を守ろうとはしているが手段無茶苦茶で、主人公チーム山王連合会に至っては守ってさえいない。琥珀も、)

 みくりさん にとって平匡氏が超都合の良い男性として徹底されている『逃げ恥』は

 異性を 極端に神格化偶像化するか、人格を完全に無視する点において 同質ではないか?と思うのです。

故に、逆説的に

 女性には 男の(って言うかレベル的には小学男子なんだけど)馬鹿さ加減を知る意味で HiGH&LOW を見て欲しく、

 男性は、女の欲求と業の深さを認識する為に「逃げ恥」を見るべきではないか?と思うのです。

両作とも単なる娯楽を超えた価値があると思います

2016-11-23

新垣結衣さんに恋をして

不覚。

逃げ恥というドラマを友人に勧められて見た。

とにかくガッキー可愛い、それでいてエロス世界観ではないので、爽やかにドギマギヤキモキするという、よく分からない解説を何度も聞かされて、とりあえず見てみることにした。

今時の人気アイドルというのがどんなものなのか、少しは知っても良いだろうと思って。

・・・だが完全にハートを射抜かれた。

学生時代に好きな子ができて感じる胸の痛み、ドキドキ感、焦燥感、あの感覚が怒涛の如く襲ってきた。

PEAが全身を駆け巡り夜も眠れない。

テレビを見ないわたしだが、はてなまとめサイトでたまに話題になるためか、新垣結衣さんは以前から知っていて、数多いる可愛らしい芸能人の一人という認識だった。

ところが今では彼女天使しか見えない。

あのいたずらっぽい少年少女のようなした笑顔

一方で無表情の時の彼女の瞳から感じる少し寂しげな感じ。

憂いの目、少し小ぶりな乳、長い腕、指。

彼女を形作る全てのものがとても神聖もののように思えた。

まらYouTubeなどでポッキーCMから貪るように眺めた。

ウィキペディア基本情報を掴んだ上で、ゴシップ的な恋愛遍歴や過去インタビューなど調べてしまう私がいた。

この何も実を結ぶことのないことに時間思考を奪われて一日を過ごす。

どうすれば実を結ぶのだろうかと、無駄なことを考えずにいられない。

ああ、そうだ。これは恋なんだ。懐かしい気持ち自然気持ち

清濁混ざった心の目であなたを見つめる。

いや、だめだ、汚れを払いのけ、真の愛であなたを見つめよう。

いつか夜明けがきあなたのことを忘れても、わたしの幻影が作り出すひと時の幸せと安らぎを忘れない。

***

神様わたし偶像を崇拝する罪を犯しています

理性が私に何度も無為時間を過ごすな、冷静になり不毛を避けよと伝えてきます

しかし理性以上に強い感情に囚われてしま思考が言うことを聞きません。

どうか心が弱く、罪深いわたしを憐れんでください。

シラ書には、見目麗しい女から目をそらせ。とあります

この言葉をよく味わい、もう逃げ恥を見ることを止めようと思います

YouTubeも見ないようにしようと思います

どうかお力をお与えください。

この祈りを主イエスキリストの御名において。

2016-11-20

優秀かはさておき、負債しかならん子供は作るべきではない。

それは親ではなく子供自身が気付かされることである

高橋まつり」がある種のアイコンアイドルならば、

前田仁」もまた偶像だ。

本当に報道されるべきは前田仁だ。

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