初音ミクが登場した頃からインターネットに触れていた人たちにとって
喩えるならPhotoshopのような、あるいは人形劇の人形のような、表現の幅を広げるものだった
どれだけキャラクターを全面に出した歌を歌わせたところで、心の何処かでそういった考えはあったと思う
毎日のようにいくつも極が作られ、その声だけでなくキャラクターに惹かれ
彼女はどこにも存在しないが、確かに最上級かつ最も身近なアイドルとなった
20年前の人にそれを聞かせたら、一流ではないかもしれないが、たしかにSFの世界の出来事だと言うに違いない
もちろん実際に技術やプロダクトをのものを注視すると、粗もあるし人力な部分も多かった
オーバーな神秘的テクノロジーではなく、地道に研究を重ねた成果が見えるに違いない
しかしそれで巻き起こった社会現象は、非常にSF的ではなかっただろうか
DTMツールなんだけど、バーチャルアイドルでもあるんだよな。 初音ミク以前にもCG(ビジュアル)に力を入れたバーチャルアイドルはいたけど、あまり活躍できずにいつの間にか消えていっ...