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2019-01-14

リメイクしてほしい「昭和アニメ」TOP5発表 1位は『宇宙戦艦ヤマト

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190114-00061744-crankinn-ent

2199とか2202とかよくできたリメイクだと思うけどな

代原主義からするとアホ毛キャラクターとか性別変更とか

許せんところがあるかもしれんけど

おおむね許せる

2019-01-12

anond:20190112170520

リメイクもされてるし十分語り継がれていると思うんだけど

いろいろな枠組みの中の評価を考えることで、バーチャルさんはみているが面白いことを証明しま

期待してたのに、ネットのみんなが酷評してて、おそるおそる見たけど十分面白かったですね

オムニバス形式で紡ぐVTuberたちのドタバタコメディ!」としては百点なんじゃないですか?

題材というか作品根底とか枠組みでは文句のつけようがない

そら絶対評価森羅万象比較したら、もしかすると低めに評価しないといけないのかもだけど

オムニバス形式で紡ぐVTuberたちのドタバタコメディ!」という枠の中だけで比較すれば、上等だよ

そう

作品評価するにはこの「枠」というものを考えないといけません

極論ですが、ティトックの数秒で終わる動画と、ハリウッド映画比較することに意味があるでしょうか?

当然ありません、それぞれはそれぞれの枠の中で評価されるべきで、枠の外のもの比較しても意味なんてないのです

そこで絶対評価ではなく「枠」の中でいろいろな作品評価を考えることで、バーチャルさんはみているが面白いことを証明しま

うる星やつら」という枠

うる星やつらという枠の中でみれば、原作には一切登場しない犬が出てくる映画は低評価

パトレイバー」という枠

パトレイバーという枠の中でみれば、原田知世への抑えきれない劣情を抱えていない犬が出てくる映画は低評価

攻殻機動隊」という枠

攻殻機動隊という枠の中でみれば、百合百合ネチョネチョラブチュッチュッを描写しない犬が出てくる映画は低評価

いぬのえいが」という枠

いぬのえいがという枠の中でみれば、南極物語は高評価

ブルーフレンドのビルの光で「サヨナラ」と映るシーンを評価する犬」という枠

自分忠犬ハチ公のようにさよならを認められないタイプの犬という自覚があるので、さよならを言うなんてメカ音痴ならぬ、さよなら音痴だと評価するに違いないから低評価

グリフォンを倒したあとのイングラムラストシューテングのガンダムと同じ壊れ方をしていることを評価する犬」という枠

おもしろーい、僕も実写版でやっちゃうぞー!」と思ったのだから評価

ドットハック評価する犬」という枠

ゲームが大好きな犬にとって、ゲームをしていたら意識を失うなんて怖すぎるから評価

病気ときにはへその緒を食べる価値観評価する犬」という枠

思ってたより道は遠くて震える運命勇気が欲しく大きな声で名前を呼んで欲しいマメシバ共感するので高評価であると考えるしかない

「これ以上なくしたくない絆という僕らの証を評価する犬」という枠

ふーんなにこの曲? ガンダムSEEDのキャラソン? 知らないよ、ガンダムなんて見ないし。え? さっきの曲を歌ってた人の旦那さんが歌ってるの? じゃあ高評価

「「なにがゴジラじゃ! こっちはガメラじゃ! なあ伊藤くん!」と伊藤和典と二人で庵野を殴りにいく犬」という枠

https://webnewtype.com/report/article/174361/

「そうえば今月のニュータイプ買いに行かないと! キズナアイちゃんの連載もあるから、そろそろバーチャルさんの話題に近づけないとなあ?」と今思いました

思いました

「もし押井守ファイブスターの年表のどこかを描くならどこが面白そうか」という枠

三部のラキシスドイツで戦うところ

「「もし出渕裕ファイブスターの年表のどこかを描くならどこが面白そうか」に対して永野護がツラックリメイクを求めた事を犬が評価する」という枠

メカ音痴なのにそんなメカがいっぱい出る章で大丈夫? と心配になる

「「もしゆうきまさみファイブスターの年表のどこかを描くならどこが面白そうか」に対して永野護クローソーの章リメイクを求めた事を犬が評価する」という枠

あのねううきくん

ゴチックメードはね

飛ばないんだよ

「もし横手美智子ファイブスターの年表のどこかを描くならどこが面白そうか」という枠

クローズとサリオンのエッチなやつってまじで読みたい

「「今横手美智子検索したら顔写真が出てきたけど、すごい美人から脚本家だけじゃなく声優もできそう!」と思った僕を評価する犬」という枠

兵藤まこの方が美人だもん! と一喝されるに決まってるから評価

「「今横手美智子検索したら顔写真が出てきたけど、すごい美人から脚本家だけじゃなく声優もできそう!」と思った僕を評価するひげのアニメ監督」という枠

評価

「「今横手美智子検索したら顔写真が出てきたけど、すごい美人から脚本家だけじゃなく声優もできそう!」と思った僕を評価する8万円を渡した漫画家」という枠

評価

「「今横手美智子検索したら顔写真が出てきたけど、すごい美人から脚本家だけじゃなく声優もできそう!」と思った僕を評価する人気漫画るろうに剣心の作者」という枠

評価

「「今横手美智子検索したら顔写真が出てきたけど、すごい美人から脚本家だけじゃなく声優もできそう!」と思った僕を評価する人気漫画るろうに剣心の作者を自称する漫画家」という枠

評価

「「今横手美智子検索したら顔写真が出てきたけど、すごい美人から脚本家だけじゃなく声優もできそう!」と思った僕を評価する人気漫画るろうに剣心の作者を自称する漫画家横手美智子身長が低い可能性を示唆した場合」という枠

それでも低評価

これで、いろいろな枠組みの中での評価上下を考えることで

森羅万象すべての絶対評価で何かを評価することの愚かさがわかりましたね

来月のファイブスターも楽しみですね、まだ今月号買いに行ってないけど

2019-01-08

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190108-00000320-oric-ent

普通にリメイクは色んな国の間にあるのに、普段意識高そうなフリしている連中が「はぁ??日本が24のリメイクとか冗談でしょ?どうせロクなもんが出来る訳無いのに…」とめっちゃくちゃ嘲り侮蔑的コメントするのが本当に意味からない。別に見たくないなら見なけりゃいいけど。自分対象じゃないって思えないのかな?結局他人バカにして笑うのが好きなのに、意識高そうなフリしてるだけなんだね…って感じが丸出しで感じ悪い事この上ない。普段は「人をバカにする日本バラエティ世界基準でアウト!」とか言っているのにね。てめえが一番人をバカにしてんじゃん。

2019-01-02

バタフライエフェクト歴史を変えようのコーナー!

みなさんはバタフライエフェクトを知っていますか?

ブラジルで一匹の蝶が羽ばたいたことで、中国では台風が発生するのです。

そう、ほんの些細な出来事の積み重ねで今という歴史は成り立っているのですね。

なので、その些細な出来事タイムマシーンで変化させることで、今の歴史を変えることができるのです。

そこで、歴史上に様々な事柄にほんの少しだけ介入し、歴史を変えてみようと思います

以下、例です。

インターネットラジオ受信機「BiBio」を大量に購入しオタクに配布すると、ヒャッコ覇権アニメになる

BiBioだけで配信されてた裏声優生向上委員会を今の歴史よりも多くのオタクが聞く

中村繪里子落合祐里香関係が今の歴史よりも穿って見られない

そのためマイクがないことを弄られない

妙なアンチと妙な信者がつかない

ヒャッコアニメもそれに伴い純粋アニメの出来だけで評価される

ヒャッコアニメ面白いのは歴史規定事実なので気持ち悪い声優オタクが口を出さないことで大ブレイクする

ヒャッコ覇権アニメとなる


小野敏洋の家にだけ文化放送電波を飛ばさないようにすると、浅野真澄井上和郎結婚する

小野敏洋文化放送を聞かないと性癖が今の歴史ほど極端にならず、小学館漫画を読んでいる青少年性癖も同様に今より穏やかになる

万乗大智パンツクオリティが低いことに誰も違和感を持たなくなる

久米田康治仕事量が減り、アシスタントジャングルジムを描いてもらう必要がなくなる

畑健二郎林原めぐみを独占する変人のまま大成できない

井上和郎ぐらいのエッチさが受けてマハラジャ畑健二郎でなく井上和郎となる


加藤に腐ったみかん説教をした直後にテレビ局みかん農家を偽って苦情の電話を入れまくると、今でも世紀末リーダー伝たけしが連載される

腐ったみかんという説教に苦情を入れまくった結果、今の歴史ほど金八先生ブレイクしなくなる

チュンソフト金八先生ゲームが出なくなる

それが出世作だった黒崎薫の露出が減る

行き場を失った和月伸宏の劣情が本来歴史よりも早く吐露される

島袋光年がそれを見て明日は我が身と反省し8万円を渡さな

世紀末リーダー伝たけしは今尚続く人気作品となる


江古田のまんが画廊玉ねぎをばらまいておくと、加藤英美里が鹿野優以結婚する

玉ねぎ匂いが染み付いたゆうきまさみたちに犬の本能拒絶反応を示し、押井守パトレイバーに参加しない

押井守が今の歴史ほど影響を持たなくなり娘さんも今よりも仕事量が減る

乙一結婚相手を見つけられず今よりも執筆ペースが下がってしま

いつまでもTHE BOOK刊行されないので、VS JOJO企画も立ち上がらず、西尾維新ジョジョ小説を書くことがなくなる

本来歴史より西尾維新の書かなければならない本が減ったため、宵物語が早く刊行されアニメ化もされる

加藤英美里が小野坂昌也出会う前に花澤香菜との百合チュッチュッを演じることで自分気持ち気づき鹿野優以幸せ結婚をする

しまじろうのオーディション当日にそのスタジオに大量の幽霊を寄せておくと、日本カレー屋が減る

南央美が自慢の霊感幽霊を感知していまいそのスタジオに入れず、今の歴史よりもお仕事が減る

おみたま通販便の連載がなくなり、ももせたまみナナとカオルぴんくぴゅあの方により一層力を入れる

スピンオフ元のナナとカオルもより一層励み、日本中で大人作品になる

更科太郎元ネタである更科さんのWeb小説評価する流れになる

更科さんの面白い小説といえば、主人公が妹のxxを食べされられたあとカレー屋でカレーを食べさせられる「深雪 ベリーショート  後始末編」に決まっている

日本中の人々がカレーに対する妙な嫌悪感を抱くようになり、カレー屋さんが減る


藤原京から平城京遷都させないと、エヴァが完結する

平城京という言葉がないため、城平京デビューする際に耳目を集めたその特徴的なペンネームがつかない

城平京に相当する作家作品が売れず、スパイラルアニメ化しない

スパイラルアニメ化しないため細田守仕事が一つ減りハウルをやるときに今よりもパワーに満ち溢れ見事成功させる

その成功を見守った宮崎駿は心置きなく引退する

風立ちぬが作られないため、庵野秀明声優をせずエヴァに専念でき、エヴァは完結できる


オカピ絶滅させると、かねやんは今もラジオ大阪で頑張れた

オカピがいないとあいまいなオカピなんてよくわからないタイトル番組が生まれない

VステがA&Gに負けない

ラジオ大阪文化放送に負けない

かねやんライブ成功する

濱口優南明奈をあと一年早く結婚させると、まじかるアンティーク再ブレイクリメイク版でテネレッツァルートが追加される

濱口優南明奈は四年間の交際を経て結婚しましたが、これが三年となると「三年付き合う信頼関係なのに、そう譲り合う気持ちお互いに忘れて過ごしてた」となります

そのため、これを予言していたまじかるアンティーク再ブレイクし、リメイク版が制作されます

そして、リメイク版には新ヒロインを追加しないとなりませんが、僕はテネレッツァが好きなので、彼女ルートが追加されると嬉しいと思いました!


神が地球を作る際に自動的でなく人力で回る仕組みにしてもらうと、人類史というパースペクティヴにおいて美少女ゲームを定位する作業がひと段落しない

自動的にまわる地球特別出来事であり何か起きないと未来は目の前にないか

ライト文芸かい意味からない言葉誰か説明してよ!

どういう意味ラノベ普通のの間ってこと? へー。

で、タイガはそこなんだ。ふーん。

まり森博嗣ライト文芸作家ってこと? ラィト文芸って呼んだ方がいい? それは違う?

まあ、なんでもいいっすわ、おもろいし。

みなさんも、思いついたらトラバブコメしてくださいね

2018-12-31

anond:20181231080641

日本映画じゃないしネタバレだけど、哭声コクソンの国村隼はモロにそうだったね。

あとはやっぱりナウシカエヴァ押井作品等のアニメが多くなるのかな。

天使のたまごもよくわかんないけど根津甚八十字架もってたねえ。

平成ガメラ特に2はキリストっぽい、キリストというより神話典型な気もするけど。ってやっぱり特撮とか伊藤和典だな、ナウシカも良く考えたらこの人が脚本に関わってるし。

荒野の用心棒リメイク元の用心棒は筋は大体一緒だけどキリスト的といえるのかどうか。

2018-12-30

ラグナロクオンラインリメイク出るんかよ

ラグナロクMとかいうヤツ。

AppStoreの事前予約あったから即押したわ。

俺はさっき知ったけど結構から告知されてたのね。

めっちゃ面白そうじゃん。

癌じゃなくテンセントが作ってるから期待できるし。

つか誰も注目してないんかよぉ。

みんなであの頃に帰ろうぜ。

2018-12-29

ついさっき、今更のようにSwitchポケモンピカチュウバージョンリメイクが出てることを知った。

ポケモンリメイク出しすぎじゃね?っていうのは置いといて、新しい伝説のポケモンっぽいナットみたいな奴、進化条件が廃仕様すぎないかポケモンGOでアメ400個て・・・

まぁ、昔からポケモンって廃ゲー感強かったし、隠し要素だから・・・っていうのはあるけど。

そもそも、金銀のライコウエンテイスイクンかめちゃくちゃ面倒くさかったし、イベント限定で逃したら手に入る見込みない昔の幻とか、モバイルアダプタGB必要小中学生には手が出ないクリスタルセレビィかに比べたら、頑張れば手に入る点では優しい仕様なのかも・・・うーん。

2018-12-28

anond:20181228114955

じゃあきのこは暇なはずなのに何で月姫リメイクは出ねーんだよ!

2018-12-26

anond:20181226144550

原作は遥か昔だし昔のヒット作だからこそリメイクできただけだろ…

2018-12-18

anond:20181217133541

昔は「日本人は何故忠臣蔵が好きなのか」なんてコラムや本も度々見かけたものだが

これだけの乱作リストを見ると、客目線より

「何故日本TV局と映画会社はここまで忠臣蔵が好きなのか」と考えたほうが答えに近いような

客は正月で暇だから見てるだけの層が一番多いと思うし

似たような状況の作品に『犬神家の一族』があるけど、それでもTV映画合わせても10本強だし、「忠臣蔵」というコンテンツの異常さが際立つ

人気があるにしても、毎年リメイクするって変だよな

2018-12-15

anond:20181215230441

米国はいくらでもあるやろ

アメコミならアラブ (パキスタン)系の女の子主人公Ms. Marvel とか

映画だと叩かれまくったゴーストバスター(リメイク)とか

あげたらキリなさそう

日本限定するとむしろ大昔の作品の方がポリコレ的に正しかったり

ふしぎの海のナディアヒロイン黒人

少女革命ウテナヒロインインド系風の外見

ステップジュン:主人公女が無駄セクシーじゃない。主人公女の趣味電子工作でロボ作り。女の子ステレオタイプじゃないが普通に恋愛少女漫画

じゃりン子チエ:名作だよな

2018-12-04

イヴ バーストエラー

今更続編を出すと公開してきたが、シナリオライターがいないのに作品を独り歩きさせてどうするのかな。

あのまま終わらせておけば良いのに、まだこの作品で金を毟ろうとするけど、正直な話リメイクを出し続けてはいたが、売上は全然好調ではなかったし、

からファンですら酷評しか出ないわ、今の世代には何が面白いの?と言われてしま作品として表現されちゃってるのに、

今度は続編をシナリオライターいないけど出しますねってのは、さすがにあんまりにも作品を軽視した上に死体蹴りが酷くないだろうか。

もういい加減、作品を休ませてやれよ。

2018-12-03

anond:20181117130936

バンダイに入ってみてほしい

たまごっちは初代が実家のどこかに、初代のリメイク3月ごろ出たミニサイズのは手元にあります(あっち向いてホイできなくてさみしい)

mixとみーつはまた違うのかな? 増田のせいでちょっと買ってしまいそうであぶない

2018-11-25

黒歴史作品をなかった事にするな

お前がどれだけ目を背けてもメタルマックス2は2度もリメイクされたんだ。名作のDS版の前にGBA版の2Rがある。

聖剣伝説も4と新約が発売された、ロストプラネットも3と外伝作品エクストルーパーズが発売された。「あ~、聖剣4はまだかな~」じゃねーよ、もう出てる。目を逸らすな。

封神演義なんか古めの作品なのに最近またアニメ化して合計2回だぞ?2回もアニメ化からな?「封神演義アニメ化されてない」じゃない、2回も絵が動いて声がついてテレビに映ったんだ。

遊戯王アークファイブがあった。VRAINSとZEXALの間にあった。そこは空白期間じゃない、放映されていた。

みなみけだって3期!3クールアニメ化だ!艦これアニメになったしPS Vita移植版が出た!

アイドルマスターなんかロボットアニメになった事がある。無かったんじゃない、あった。記憶改竄するな、これは事実だ。

俺が今叫んでいるもの架空存在じゃない。お前たちが見ないふりをしているものだ。ファンであるなら黒歴史すらも愛せ。それが出来ないなら、ファン辞めろ。悪いところを見れない盲目は、ただの信者だ。

2018-11-23

深夜アニメ類型一覧 2018年秋版

https://anond.hatelabo.jp/20151014205650

↑これを3年前に書いたものです。久々に増田を見てたら思い出して、3年前の分類を今あらためて検証してみようと思う。

学園異能バトル(別名石鹸枠

一時期流行ったジャンルだけど。すっかり見かけなくなった。というか、劇場版まで行ったオニイサマ以外は商業的に成功したとは言えず、ジャンルとしてはすっかり衰退した。多分なろう系に移行したのだろう。

今季なし

ラノベ

このジャンルは廃れないですね。ただ青ブタみたいなゼロ年代流行ったタイプ(学園エブリデイ・マジック?)的なのはまり見かけなくなった。禁書が8年越しで3期やるのは謎。円盤売れるんですかね?

青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない、ソードアート・オンライン アリシゼーション、とある魔術の禁書目録III、俺が好きなのは妹だけど妹じゃない、ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士

難民

まんがタイムきららCMを見ていると、次何がアニメ化されるかだいたい把握できる。逆に芳文社以外でアニメ化するのあまり見かけなくなった。今季ではとなりの吸血鬼さんあたりか。毎クール何かがアニメ化されるけど、ゆるキャン△ほど成功するのは稀。今季アニマエールGA幸腹グラフィティぐらいのポジションになりそう。

アニマエール、となりの吸血鬼さん

巨大ロボット

これも定番今季グリッドマンは後述するリメイク枠ともオリジナル枠ともとれるけど、逆に既に一からオリジナルで作ろうとするのは難しいジャンルかもしれない。

※SSSS.GRIDMAN

乙女

この枠は鉄板だと思ったけど意外と今季まり見かけない。学園BASARAがそうなんだろうけど、どちらかと言うとリメイク枠?それにしても、過去偉人イケメンにして戦わせるジャンルって、何番煎じかわからなくて既にレッドオーシャンだと思う。美少女にするやつもそうだけど。

※学園BASARA、BAKUMATSU

王道スポ根

前季のはねバド作品品質もよく公開のタイミングベスト(日本勢の活躍)だったのに商業的には失敗だった。今季火ノ丸相撲タイミング的には最悪だが(年中不祥事起こしている相撲界にベストタイミングなんか存在しないが)、商業的にはどうなるんでしょうか?グラゼニも広義にはここなんだろうけど、スポ根の根の部分がないしなあ。。。

火ノ丸相撲

オリジナル

ゾンビランドサガが覇権アニメになりそうなのに対して、一時代を築いたP.A.Worksの色づく世界明日から全然話題になっていない。作画だけじゃ商業的にはうまくいかないんですね。

RELEASE THE SPYCEはゆるゆり勢もゆゆゆ勢もプリプリ勢も買わなそうな気がする。桂正和2作品空気っぽい。

ゾンビランドサガ、色づく世界明日から、RELEASE THE SPYCE、DOUBLE DECKER! ダグ&キリル、RErideD-刻越えのデリダ-、あかねさす少女

紳士

今季閃乱カグラってもともとコンシューマーゲームなのね。この手ので3期もアニメ化するのって珍しい。コンシューマーゲーム原作なのに乳首が見えるのも珍しい。

閃乱カグラ

邪気眼

これもあまり見かけなくなった。今季東京喰種の3期目だけ

東京喰種

一般文芸

一時期多かったこの枠も今季風が強く吹いているだけ。アニメ化するなら同じ作者のまほろ駅前多田便利軒のほうが良かったのではないか

風が強く吹いている

ギャグ

ゾンビランドサガもここなんだけど(ついでにアイドル枠でもある)、純然たるギャグ枠はティラミス本田さんいう感じがする。今季ガイコツとゾンビがと吸血鬼日常生活をおくる季節なのね。

宇宙戦艦ティラミスガイコツ書店員本田さん

ギャルゲー

今季なし

京都アニメーションP.A.Worksによって一時代を築いたこの枠も最近見なくなった。ギャルゲー自体の衰退を感じさせる。

リメイク・プレエピソード過去アニメ

リメイクはないけど、今季過去作のアニメ化が多い。禁書もこっちか?

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風からくりサーカス、蒼天の拳、バキ

短編

パチ屋CMのでびどるはここに加えていいと思う。

人外さんの嫁、大人防具屋さん、でびどる!

ハートフルボッコ

タカヒロが関わっているRELEASE THE SPYCEがいつ人死が出るか注目。深夜アニメ魔法少女ものはほぼこれだと思ってよい。

※今の所今季なし

日常

たまたまなのか、前回もなかったけど今回もなし。あまんちゅ!ぐらんぶるが有ったので、決して廃れた枠ではないが。

今季なし

学園日常部活

このジャンルも見かけなくなった。青ブタ雰囲気としては近いけど部活じゃないし。

今季なし

アイドル枠

ゾンビランドサガと狐狸之声をここに含めるかは微妙

腐向け

どうでもいいけど、BLってなんでポルノ的になるんですかね?同性愛を扱ってても、やがて君になるみたいな爽やかな青春恋愛ものみたいなのできないんですかね?

※抱かれたい男1位に脅されています

ハード

ゴールデンカムイをここに含めていいかどうか。

ゴールデンカムイ

以下は前回定義していなかった、または存在していなかった累計

ネット小説

石鹸枠に変わり興隆している枠。オニイサマとスマホ太郎のせいですっかり評判が悪くなったこの枠だが、今季スライムゴブリンが思いの外面白いSAO幼女戦記みたいなものからスマホ太郎まで玉石混交

転生したらスライムだった件ゴブリンスレイヤー

中華

ハオライナーズの登場以降一般化。中国原作だったり、中国制作会社だったり、日本製だけど中国で売ること前提だったりする。今季の狐狸之声はアイドル枠でもある。

※狐狸之声

ソシャゲ

ソーシャルゲーム原作アニメバンドリのようなゲーム販促声優の売出しのためだけの駄作からウマ娘のような王道良作まで玉石混交今季のソラとウミのアイダは前者のタイプ。関連バラエティ番組宣伝にやたら力を入れるようならば要注意。

※ソラとウミのアイダ

僧侶

ティーンズラブと呼ばれる女性向けエロ漫画原作短編アニメ2017年の「僧侶と交わる色欲の夜に…」以降毎クール放送されている。紳士枠以上に色々つツッコミどころ満載。イケメンと成り行きでセックスする(レイプまがい)というテンプレストーリーフェミニストの皆様に置かれましては、キズナアイなんぞよりもこっちを問題しろと思う。これ円盤売れるの?

終電後、カプセルホテルで、上司微熱伝わる夜

百合

難民枠と違って明示的に女性同士が同性愛関係アニメ枠。そういう意味ではゆるゆりはこの枠ではない。腐女子枠と違ってアニメ化では性描写は少ない(明示的なのはcitrusぐらいか青い花アニメではそこまで描写されていなかった)。

やがて君になる

2018-11-20

ヤマトを沈めた奴らを許さない。

自分語りをする。

宇宙戦艦ヤマト2199TV放送された時、誰もが名前を知っている名作の宇宙戦艦ヤマトだし、とりあえず見てみるか、と思って見始めたのが俺が初めて見たヤマトだった。

衝撃を受けた。リメイクされているとは言え、自分が生まれはるか前、40年以上前アニメ元ネタになっていてこんなにおもしろいとは。

何より、宇宙戦艦ヤマトのものものすごくかっこよかった。

たった一隻で孤軍奮闘し、知恵と勇気と、禁断の兵器波動砲で様々な難所を切り抜けていく爽快感は、どこかテンプレート的でありつつも(逆を言うとヤマトが今まで私の見てきた作品に影響を与えたのかもしれない)洗練された面白さがあった。

それを彩る数々の素晴らしい音楽日本の今の実力が高い声優を一同に集めたかのようなハイクオリティな声の演技。

旧作ヤマトファンからすると色々不満点があったようだが、自分からすれば心の底から見てよかったと言えるアニメだった。

その後、昭和原作も見た。

勿論面白かったが、やはり平成生まれ自分としては、設定も作画も2199が合ってるな、って思った。

星巡る方舟でガトランティスも出てきたし、続編やってほしいな、と心の底から願った。

からこそ、2202が発表されたときは、某任天堂ゲームが発表された時の外国人の様に歓喜した。

心の底から劇場公開を楽しみにした。指折り数えてカウントダウンもした。

なのにこの有様だ。あんまりだ。

いままで公開された6章、テクニック要求されるような見ごたえのある戦闘シーンは数えるほどしかない。

2199で登場した新キャラクターが、地球ガミラスわずほとんどが終盤になるまで登場しない。

ヤマトほとんど活躍しないどころか、最新の章ではあの洗練されたヤマトフォルムに改造が加えられる。

旧作にあった空間騎兵隊古代や航空科との対立から和解もなければ、何よりあれだけ面白かった木星での前衛艦隊との対決も波動砲破滅ミサイルを打ち合うだけの戦いになってしまっている。

挙句の果て、削った尺は上から目線愛について説教じみた話が続く。

シリーズ構成福井のクソ野郎曰く「ヤマト世代には響く」話らしいが、どうも俺のように2199からヤマトの魅力を知った人間対象外だったらしい。ふざけんな。

アニメに教訓じみた話をいれるのは嫌いじゃないし、むしろ良いと思うが、それは最低限その作品がやるべきエンターテインメントを完遂した上でなされるべきじゃないのか。

本業であるエンターテインメント放棄し、愛とはなんぞやという自分語りみたいなことばかり繰り返す本作はもはやアニメですらない。

これをアニメと名乗るのは他のアニメ作品に失礼だ。

何よりこれが、俺がこよなく愛した2199の続編だということが死ぬほど憎らしい。

これから先、宇宙戦艦ヤマトシリーズの続編はまた作られるかもしれないが、宇宙戦艦ヤマト2199の続編が作られることは決してないだろう。

(2199時空のシリーズが続いたとしても、それはこの駄作の続編でしかない)

小林誠羽原信義福井晴敏。

こいつら戦犯絶対に許さない。

特にクソネトウヨ老害小林誠

ただでさえ旧作ヤマト2はカミカゼととられかねない要素を中心に様々な誤解を生みかねない要素がある。

からこそ、ヤマトだけは左右関わらず政治思想要素に最も気をつかわなければいけない作品のはずだ。

そのトップに近いスタッフ陣がTwitterで延々と右翼発言を繰り返す、こんなことが平成も終わろうかという時代に許されているのが不思議で仕方ない。

2018-11-19

anond:20181119131815

いまこそ「若貴大相撲 夢の兄弟対決」をリメイクすべき

ゲームカードバトルだったのでこんどは札束で殴り合うとかどうかな

2018-11-18

やっぱりCDって売れないのかしら

フォークデュオゆず新曲を出した。

NHK放送中のドラマ昭和元禄落語心中」の主題歌であるマボロシである

ゆずといえば「栄光架け橋」や「虹」などの前向きな応援ソングや「夏色」や「飛べない鳥」などのフォーク色の強い爽やかな曲が多い中、「マボロシ」は公式サイトでも「これまでのゆずを手放した、幻想的なバラード」と記されてる通りあまり彼らの曲では聴き慣れないような曲調と歌詞になっている。

私はゆずオタクなので(公式ファン名称であるゆずっこ”の響きは私にとってはあまりにも明るくて爽やかでこっ恥ずかしいのでこう記す)PVが解禁され初めて聴いたときはとてもびっくりした。

まあとにかく暗い。オタクとして少し心配になった。ゆず病み期とも言われたりするアルバム「トビラ」を聴いたときと同じ様な気持ちになった。

しかし「昭和元禄落語心中」の主題歌であり、作詞作曲北川悠仁氏も原作を読み込み作成したとも言っているためこの暗さも納得できる。

個人的には新しいことに挑戦することはいいことだと思うし曲の感じエモエモのエモなのでこの曲はとても好きです。

しかし不満がある。この「マボロシ」は配信限定シングルなのである一曲単体で配信されている。何が言いたいかというとこの曲にはB面の曲が存在しないのだ。

ゆず2015年の「終わらない歌」を最後B面のあるシングルを出していない。(先日発売された「マスカット」にはB面があるが元がA面の既存曲のため除く)昨年は20周年だのEP盤を出すだのしてたためしょうが無い気もする。それでももう3年B面のある曲が無いのだ。

オタク戯言であるがこの曲にはB面必要だったと思う。いくら落語心中」の曲だとしてもオタクとしてはどうしても作り手の顔が浮かんでしまう。

北川悠仁さん、どんな気持ちでこの曲書きましたか

岩沢厚治さん、この曲聴いたときどう思いましたか?歌ってなにを感じましたか

B面からといってA面への答えや対となるような曲が収録されるとは限らない。しかし必ずその曲がB面として収録された理由があるはずなのである

その理由がある曲が欲しかった。彼らのバックボーンを知ってしまっているオタクにとって単体でこの曲を聴くにはあまりにも重すぎる。(…聴くけど)

この曲は北川悠仁氏の曲のため、今まで通りだったらB面岩沢厚治氏の曲だろう。最近は発表数が少ない岩沢氏だが、「マボロシ」を歌って感化された部分とかなにか絶対にあったろうと思ってしまう。B面路上時代リメイクだったとしてもこの重くて強い曲のB面にする重くて強い理由があるはずだろう。

オタクはそれが知りたかった。聴きたかった。2曲を延々リピートし続けたかった。

やっぱりCDは売れなくて儲からいから作らなくなったのかしら。でもいくらお手軽に曲が買えるようになって便利になっても、変えちゃいけないところや減らしてはいけないところがあったのではないか

それだけ

2018-11-17

今年のアカデミー賞作品賞にひっかかりそうな映画たち

自分ブログにでも書こうかなと思ったけど、だいたい https://www.metacritic.com/pictures/oscar-best-picture-contenders-for-2019?ref=hp からパクリだしそんなに力いれて調べてないので増田に放流します。

本命は『スター誕生』、『BlacKkKlansman』、『グリーンブック』あたりか。ノミネーションだけなら『ファースト・マン』や『女王陛下のお気に入り』も。


BlacKkKlansmanスパイク・リー監督

今年のカンヌで『万引き家族』の次点グランプリを獲得した、黒人映画永遠トップランナーの最新作。

黒人なのにKKKにもぐりこんでしまった潜入捜査官の実話を描く。

スパイク・リー監督作のなかでは『ドゥ・ザ・ライトシング』や『マルコムX』をも凌ぐ評価を獲得している(そして興行的にもここ十年で自己最高)。

公開時期が夏季であることと、ややコメディよりのタッチノミネーションに不利に働くかもしれないが、トランプ政権下において「ブラックリブス・マター」運動はまだまだ意気軒昂。「黒人映画」枠競争を勝ち抜くポテンシャルは十分だ。


ブラックパンサー(ライアン・クーグラー監督

解説不要だろう。今年米国内で最高興収をあげた作品にして、マーベル映画史上でも最も支持された傑作ヒーロー映画

アメリカ国内外黒人問題歴史的視点にめくばせしてオスカー好みの社会性もばっちり備えているものの、やはり「アメコミ映画」のレッテルがネック。

まだまだ白人男性・おじいちゃん大勢を占めるオスカー会員にあっては弱い。ギリギリノミネーションがあるかどうか、といったポジションだろう。

余談だが一時期新設されそうだった「ポピュラー映画賞」部門ブラックパンサーを受賞させるために作られるのだという噂だった。裏返せば、作品賞本選に選ばれる格ではない、と会員からみなされているのだろう。


Can You Ever Forgive Me?(マリエルヘラ監督

落ち目ライター有名人手紙文章捏造して高値で売る詐欺に手を出し、それが嵩じて博物館から実物を盗みだそうと企む実録犯罪コメディ

日本ではあまり知られていないけれど主演のメリッサ・マッカーシーアメリカで今いちばんアツいコメディアンのひとり。

夫のポール・フェイグと組んで『ブライズメイズ』、『SPY』、『ゴーストバスターズ(リメイク版)』などの陽性の笑いでヒット作を飛ばしてきた。

そんなマッカーシーが一転してシリアスブラックコメディに挑戦し、見事大成功。本年度の主演女優賞ノミネートが確実されている。

演出したヘラ監督の手腕も高く評価されており、初の監督ノミネート、さらには作品賞も夢ではない。


Eighth Grade(ボー・バーナム監督

インディーからまれた今年最大のダークホース

とある気難しい現代っ子少女中学生最後の一週間を描いた青春コメディ

中学生版『レディ・バード』にもたとえられる(中二病的な意味で)痛々しくも切ない、みずみずしくもどんよりとしたフレッシュローティーンライフ描写が広範な支持を集めている。

監督は若干28歳のコメディアンで、なんとユーチューバー出身アメリカ映画界における新世代の台頭を予感させる一本。すでに数多くの映画祭や映画賞にピックアップされている

オスカーコメディ敬遠する一方で、サプライズ的なインディー作品を好む傾向にあるが、はたしてこの作品の出目は吉とでるか凶と出るか。最悪でも脚本賞ノミネートは固いか


女王陛下のお気に入りヨルゴス・ランティモス監督

ロブスター』、『聖なる鹿殺し』と強烈かつキテレツ作風で知られるランティモス監督最新作にして初の時代劇

アン女王を演じるオリヴィア・コールマンを巡る二人の家臣(レイチェル・ワイツとエマ・ストーン)のバトルを描く百合時代劇……たぶん百合だとおもう。

すでに巨匠地位確立したランティモス監督過去作のなかでも群を抜いて評価が高く、今年のベネツィア国際映画祭でも第二位にあたる審査員賞を勝ち取った。オスカー前哨戦となる各種賞レースももちろん名前を連ねている。

今年の本命作のひとつとも目されるが、ランティモス特有変態さ加減が(今回は脚本までは書いてないとはいえ)どこまでお上品なオスカー会員たちに受け入れられるか……。


ファースト・マンデイミアン・チャゼル監督

ラ・ラ・ランド』で幻の作品賞受賞というなんともかわいそうな結果に終わった(それでも本人は史上最年少で監督賞を獲っているが)デイミアン・チャゼルライアン・ゴズリング

そんな彼らのリベンジマッチが実録宇宙開発物語ファースト・マン』だ。人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロング船長スポットライトを当て、彼の視点からドラマを描く。

企画段階から作品ノミネートは当然、という空気のなかでプレッシャーを跳ねのけて見事高評価を集めた。ノミネーションはほぼ確実といっていいのではないだろうか。反面、今度こそ受賞なるかというと、今ひとつパンチがきいてないようで不安が残る。


グリーン・ブック(ピーター・ファレリー監督

オスカー前哨戦の最も重要とされるトロント国際映画祭で観客賞に輝いた作品。ここ十年で同賞を得た作品オスカー本選にノミネートされなかった例はたった一回しかないのだ。

黒人差別が法的に是認されていた時代アメリカで、自分ちょっとレイシスト入っている用心棒白人男が南部コンサートを開きに来た黒人ピアニストを送迎する仕事を命じられる。最初は「黒人のくせに上等なスーツを着てお上品にピアノなんぞひきやがって……」と反感を抱く用心棒だったが、行く先々で差別待遇を受けるピアニストに対してだんだんシンパシーが湧いてきて……という内容。

ほろ苦くもユーモアメッセージ性に満ちた内容はまさしくオスカー好み。「分断されたアメリカ」というテーマタイムリーさもある。ちなみに監督は『メリーに首ったけ』などのロマコメで知られるファレリー兄弟の兄。このところは過去のヒットコメディリメイクなどで仕事に恵まれなかったが、もともと潜在的に持っていた社会派なセンスが一挙に花開いた。


If Beale Street Could Talkバリージェンキンス監督

ムーンライト』で一昨年の作品賞を獲得したジェンキンスの最新長編。今度こそはチャゼルにかっさらわれた監督賞もいただいて完全制覇を目論む。

原作は今年日本でもドキュメンタリー映画私はあなたのニグロではない』が公開された、黒人小説家ジェームズボールドウィンによる短篇濡れ衣をきせられて収監された夫を助け出すために奮闘する若き妊婦お話

テーマ重厚さも話題性も十分だが、公開が当初予定していた11月から12月にのたことが若干きがかり。クリスマス狙いのブロックバスター大作のなかで埋もれてしまう恐れがある。


Mary Queen of Scots(ジョージィ・ルーク監督

互いにイングランド王位をかけてあらそったスコットランド女王メアリーイングランド女王エリザベス一世を、それぞれシアーシャ・ローナンマーゴット・ロビーという旬な女優が演じる。

脚本担当したのは『ハウス・オブ・カード』や『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』などの現代政治劇の名手、ボー・ウィリモン。

いずれもオスカーノミネーション歴を有した名前ぞろいでクオリティ保証されている。同じくイギリス舞台にした時代劇である女王陛下のお気に入り』がライバルか。


ROMA(アルフォンソ・キュアロン監督

世界的に見れば今年最も評価の高い映画といっても過言ではない。ベネツィア国際映画祭の最高賞。

1970年メキシコ・シティで家政婦として働く女性とその一家ドラマモノクロで撮る。

評価の高さと『ゼロ・グラビティ』でオスカーを獲ったキュアロン知名度があれば当然作品賞も……となりそうなものだが、障害は多い。

まずスペイン語映画であること。長いオスカー歴史のなかでこれまで十作品外国語映画作品賞にノミネートされてきたが、受賞にいたったものは一つとしてない。

次に Netflix 映画であること。カンヌみたいに公に締め出すことはしないにしても、アカデミー会員のなかでも動画配信サービス勢に対する反感は根強い。一昨年の『最後の追跡』やドキュメンタリー作品例外として、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』『マッドバウンド』といった作品たちもその年最高クラスの称賛を受けながらもオスカーノミネートには至らなかった。

いちおうネトフリも『ROMA』については配信に先駆けて劇場公開を行うなどの「オスカー対策」をやっているが、はたしてどうなることやら。

ちなみに Netflix でも来月に配信される。驚くべき時代になったものだ。


アリ― スター誕生ブラッドリー・クーパー監督

ショービズ映画古典リメイク。この八十年で三回目の映画化です。

本年度大本命に数えられる一本。批評家・観客からの圧倒的な支持率もさることながら、商業面でも大ヒット(現時点で世界興収三億ドル突破)を飛ばした。主演のブラッドリー・クーパーレディ・ガガの演技もさることながら、これがイーストウッド降板を受けての初監督となったブラッドリー・クーパー演出にも嬉しい驚きが満ちているとかなんとか。

監督役者脚本、成績と四方に隙のない完璧映画に見える。

だが、一昨年の『ラ・ラ・ランド』、昨年の『スリー・ビルボード』と「早すぎる大本命」はかならずバックラッシュに晒されるのがオスカーという場。12月以降に猛然と差してくるであろう後続期待作たちを振り切れるかどうか。


Widows(スティーブ・マックイーン監督

2013年アカデミー作品賞を獲得した『それでも夜はあける』のスティーブ・マックイーン最新作。オスカー獲得後の第一作でもある。

シカゴでヘマをやらかして死んでしまった強盗たちの四人の未亡人ヴィオラ・デイヴィスエリザベス・デビッキミシェル・ロドリゲスシンシア・エリヴォ)が亡夫の後を継ぎ女だけの強盗団を結成するちょっと変わった犯罪映画

マックイーンとヴィオラ・デイヴィスというアカデミー賞受賞コンビ鉄板の出来。

そのパワーでジャンルムービーを嫌うオスカーノミネーションを勝ち取れるかが見どころだ。


Boy Erased(ジョエル・エドガートン監督

厳格なキリスト教である両親のもとで育ったゲイ少年ルーカス・ヘッジス)が教会同性愛矯正プログラム(いわゆるコンバージョンセラピー)に放り込まれセラピストとバトルする青春ドラマ

近年では『ダラスバイヤーズ・クラブ』のジャレド・レトがそうだったように、LGBTもの俳優にとってオスカー像への近道だ(スカーレット・ヨハンソンみたいに非LGBT俳優LGBTの役を演じることに倫理的非難が高まりつつあるにしても)。

批評家から評価的には作品賞には届かないかもしれないが、演技賞ではノミネートが有望視されている。

トランプ政権下でLGBTに対する抑圧が増しつつあるだけに、時事性も捉えているかもしれない。


Vice(アダム・マッケイ監督

GWブッシュ政権下で「史上最悪の副大統領」とも呼ばれたディック・チェイニー副大統領クリスチャン・ベール激太り(何度目だ)+ハゲという負の肉体改造で演じたブラックコメディ政治劇。

他にも妻リン・チェイニー役にエイミー・アダムスラムズフェルド国防長官役にスティーヴ・カレルGWブッシュ役にサム・ロックウェルなどアカデミー賞級の芸達者がずらりと並んでいる。

題材としてはなかなかトリッキーだがマッケイ監督の前作『マネーショート』がそうだったように、ツボにはまれば一挙にアカデミーノミネートまで行ける。

同じく政治ネタでライバルだった『フロントランナー』(ジェイソン・ライトマン監督)の評判がいまひとつ芳しくないのも本作にとっては好材料


The Old Man and the Gun Now(デイヴィッド・ロウリー監督

名優にして名監督ロバート・レッドフォード引退作。15才で逮捕されたときから人生を通じて強盗を繰り返してきた70才の犯罪者(レッドフォード)と彼を追う刑事ケイシー・アフレック)、そして彼に惹かれていく女性シシー・スペイセク)を描く実話犯罪コメディ

作品ノミネートは微妙なところだが、レッドフォードはまず間違いなく主演男優賞候補入りするだろう。

ちなみにデイヴィッド・ロウリーの前作であるゴースト・ラブストーリー『A GHOST STORY』は今日から封切り。観に行け。

一方で、実話犯罪・老人・名監督にして名俳優共通する要素の多い作品としてクリント・イーストウッド監督の『The Mule』にも注目しておきたい。こちらは80才の麻薬の運び屋をイーストウッドが演じる。映画祭などでもまだ未公開なため、どう転ぶかはまだわからないが、近年のイーストウッド作品に対するアメリカ人の冷め方からすると賞レース的な意味での期待はあまりできなさそう。



その他有望そうな作品

メリー・ポピンズ リターンズロブ・マーシャル監督

シカゴ』でアカデミー作品賞をさらったミュージカルの名手ロブ・マーシャルディズニー伝説的名作の続編を制作

エミリー・ブラントベン・ウィショーこりん・ファース、ジュリー・ウォルターズといった英国の名優たちでがっちり固めつつ、リン=マニュエル・ミランダメリル・ストリープといったミュージカル定評のある俳優陣をフィーチャーし、万全のPermalink | 記事への反応(3) | 16:07

2018-11-15

anond:20181114224605

この何年かで見たのは、進撃の巨人ワンパンマン刻刻寄生獣

ヤマトリメイクはちらっとみたけど、あんまり興味わかなくて見るのやめた。

2018-11-09

anond:20181109152545

単にリメイクしても当時の空気ってうまく出ない気がする

でもそういうある意味時代劇みたいなの見たくもある 大正明治戦時中よりももっと最近、70~90年代くらいの

当時の若者もまだ現役で監修できるだろうしがんばってほしい

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