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はてなキーワード: アスカとは

2014-05-19

違法薬物に対する厳罰主義と実害最小化主義について

リベラル理性的コメントが優勢な「はてな」ですら、違法薬物については俗っぽい厳罰論が優勢なことに私は驚いている。

ヨーロッパオーストラリアでは、違法薬物に対して厳罰主義ではなく実害最小化主義(Harm Minimization、適切な訳語が見つからないので私の感性に基づいて直訳した)の姿勢をとっている。発展途上国シンガポール韓国などの開発独裁国、ならびに日本は厳罰主義であるアメリカ合衆国中間ぐらいだ。実害最小化主義は即ち危険害悪の元を絶つことは不可能であるから、それらが存在しうる前提で実害を最小限に使用という試みであって、性風俗産業コンドームを配布するとか、薬物使用されうる繁華街などで使い捨て注射器を配ったりするとかがそれにあたる。なお実害最小化主義においても、違法売春の元締めや違法薬物の流通に関しては極めて厳しい罰則が定められている。したがって違法薬物の使用者弱者であり守られるべきであるが、それらを食い物にして金を儲ける奴はけしからん、というある種の優しさからくる社会正義に基づいているといえる。賛否両論はあるだろうし偏見に基づく価値基準であることは否めないが、ヨーロッパ諸国発展途上国のどちらが人類最適化された社会システムを持っているかは、少なくとも私にとっては疑いの余地がない。日本先進国として実害最小化主義に軸足を移すべきである。「覚醒剤やめますか?それとも人間やめますか?」なんて全くナンセンスであって、人間価値覚醒剤の使用で毀損されるほど不安定なものではない。「間接的に反社会勢力の資金源に・・・」とかいう話は置いておくならば、他人に何ら実害を与えていない違法薬物使用者極悪人のように仕立て上げて報道するのは間違っている。

モルヒネ前後不覚になって職務遂行不能であったならともかく、社会生活に支障の無いリラクゼーション・ユースの覚醒剤使用で逮捕された校長先生作曲した校歌を変える、チャゲアス楽曲が使われているテレビ番組現場が騒然、とか全く的外れもいいところである。それならば全員ヤク中、それもMDMAなんていうヤワもんじゃない、皿に山盛りのヘロインとかコカインパーティーやりながらレコーディングしていたMiles DavisJohn Coltraneが作ったアルバムなんて完全に発禁だし、現代音楽も基になるバークリー音楽理論なんてそいつらが発展させたようなもんなんだから違法薬物抜きには語れない現代商業音楽作品は全て発禁だ。

そもそも私はモルヒネヘロインなど「狭義の麻薬」を使用するのはやめた方がよいと思う。しかMDMAのような穏やかで感染リスクのない覚醒剤や、身体依存の全くない大麻と、合法である酒やタバコを仕切る境目に合理性を見いだせない。後者薬理作用の他に食品嗜好品としての味わいがあるが、大半の使用者はこれらを薬物として摂取している。なぜか問題にされないが、特に飲酒害悪は恐ろしい。加害者がそれなりの社会的立場を有している場合喧嘩セクハラなどは大半が飲酒による酩酊のせいといっても過言ではない。覚醒剤使用で懲戒免職なら、飲酒して他人に絡んだら懲役実刑ぐらいじゃないと釣り合わないと思うぐらいだ。

からASKAとか槇原敬之とかミュージシャンが薬やってたって騒ぐことじゃないし、「やまとなでしこ」も「ホテル」も再放送で観たいし、大麻くんは大野やってないよ。

勢いで描いたので多分に偏見引用が不十分な部分があることは自覚しています。「アスカ覚醒剤を教えたのはチャゲであって、チャゲは「残念です」とかコメントしてる場合じゃない、自分黒幕のくせして。見た目的に。」ぐらいの偏見で書いてる。ごめん。

2014-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20140506021400

ページめくりの問題じゃないの?

(構図のアレコレはあるだろうが)ページは左方向に進んでいくから

左側に特徴があったほうが大ゴマでどおおん!と手前に描けて迫力出るじゃない。

その逆が眼帯、隻眼キャラで、大概は右目がふさがってるよね。

キャラは画面上で左方向を向くことが多いから、奥になる右目が眼帯、表情をつける左目は無事となる。

伊達政宗とか、ハーロックとか、バルメとか、厨二病お嬢さんとかさ。

まあメジャーどころでも柳生十兵衛とかアスカとかカカシ先生とか左目眼帯もたくさんいるけどね。

これが刀傷(眼は開いてる)キャラになると、左目負傷率が格段にアップ!

キャラ付けからやっぱ特徴になる部分をよく見せたいんじゃないかな?

2014-02-11

暁美ほむらは俺なんだ!」と叫ぶtyokorataに催す吐き気とはなんなのか

ミストバーン暁美ほむら鷹野三四という愛着障害者が物語における敵になる理由 - tyokorataの日記

http://d.hatena.ne.jp/tyokorata/20140209/1392025251

タイトルからして吐き気を催すなにかを感じるッ!

邪悪とか漆黒意思とかそういうちゃちなもんじゃねえ……もっとドス黒い吐き気を感じるッ!

ブコメを見てみるとあの人の事をどんな奴なのか知らない人もいるようで纏めてみる。

tyokorataとはなにものなのか

名前の由来はジョジョ第五部のゲスこと「チョコラータ」が元ネタだってバカッターで言ってた。

原作ジョジョを知らない人に説明すると虐殺を楽しむクズ野郎であって、こいつの数ページにわたって無駄無駄ラッシュがかまされタコ殴りにされるというキャラ

でも結局は自分に自信がない現れらしい。

とにかく家族関係コンプレックスがすげーあるらしい。

口を開けば母親への恨みをしょっちゅう吐いてる。あの人と少しでも絡んだ人なら「母親を憎んでいる人」という事はよくわかるんじゃないかな。

ぶっちゃけまどかマギカ特にほむら)に執着してるのも、その碌でもない母親投影してるらしい。溜まったもんじゃないけどな。

そのせいでミソジニーもこじらせてる。昔の作品に拘るけど「強い男、弱い女」がいいらしい。

今までよくTogetterとかで炎上しなかったなこの人……。

最初に言っておくけど、あいつの見てるほむら原作ほむらじゃない。

ゼロ年代セカイ系的な糞ヒロイン」としてのテンプレを詰め込んだモノらしい。

から叛逆で見せたマミさん杏子に対する捨てきれない情とか、さやかなぎさ蘇生させた部分があるという「功利」はない。

からくりサーカスフェイスレスみたいに改心して反省して後悔のままくたばらないと許せないらしい。

その一方でまどマギ以外の虚淵作品にはどうもそれほど執着してないらしい。

Phantom鬼哭街沙耶の唄Fate/Zeroとかもそれほど執着してない。男が活躍するから

サイコパスの槙島の方がよっぽど「愛着障害者」だと思うんだが、多分あいクレイジーサイコホモだし。

でも狡噛からある種の友情みたいなもの向けられてるからどうでもいいらしい。

それが多分見てないか、ぶっちゃけあいつが見てるのは「俺の理解出来るもの」であってそうしたものから逸脱してる作風にも興味ないんだと思う。

ちなみに彼にとって虚淵藤田和日郎先生に似てるらしいが、俺は全く思わんけどな。

少年漫画は大なり小なり「悪い奴は反省させるか後悔させるかして負けなければいけない」という要素があるのもわかるし、荒木飛呂彦先生藤田先生がそういう人なのは分かる。

別にそういう作風が好きでもいいさ。問題はそれを虚淵押し付けるのを当然だと思ってるからその妄言吐き気を催すわけで。

母親ほどではないけど父親やお姉さんにも複雑らしい。

姉だか忘れたけど(もしかしたら母親かもしれないけど)「ナウシカ原作は気持ち悪い。アニメの方が好き」という家族意見に対してキモオタ的な蔑視コメントを吐いてたと思う。

他に好きな作品はジョジョダイの大冒険藤田和日郎作品・荒川弘作品・トライガンヒラコー作品あたりはよく引き合いにしてるね。

あの人どうも最近の作品についてこれない節があって、作品の引用70年代90年代が多い。

別にジョジョネタや懐古ネタだけに特化してれば結構面白い人だと思う。そこは彼の強みだと思うし、ほんと勿体ない。

問題は嫌いなキャラはかなり多い。

まどマギキャラ全般(特にほむら)・ドラゴンボール悟空しょっちゅう叩いてるし、絶対に彼らを認める発言はしないどころかジョジョ藤田作品の下衆キャラと同類扱い。

エヴァアスカを初めとした暴力ヒロイン全般・母性キャラ全般もしょっちゅう叩いてる。怖いらしい。

嫌いなものに対して絶対に認める事とかしない。(例に出すなら、彼がほむら悟空に抱いてる「憎悪」はエターナル東方艦これに対して抱いてるような「憎悪」に近い)

しかエヴァ時代のノリをまどマギ投影しちゃってて、しか虚淵とかシャフトとかと全く無関係の「俺が好きな作品の方が作風は上なんだ!」「虚淵先生だって俺の好きな昔の少年漫画と同じなんだ!」って偏執性がある。

虚淵が昔の少年漫画好きなのはわからんけど(多分好きだと思うがわからん) それが作風投影されてるかっていうとね。

「悪いことした奴は苦しむか反省しなきゃいけない」という倫理に囚われてるんだと思う。

そういう善悪も結局は流動的なのにね。

まどマギ以前のtyokorata

ドラゴンボール』の悟空碇ゲンドウ共通性について - tyokorataの日記

http://d.hatena.ne.jp/tyokorata/20100512/1273598659

こんな記事描いてたけど、こういう時期はまだ楽しめてたよ。

あんまゲンドウの事触れてないけど、少なくとも悟空キャラ性はあながちブレてなかった。

問題は彼の思考は90年代くらいで止まっちゃってる所でね。

ジョジョ記事は全体的に楽しかったんだけどねぇ。うん。

ただ今思えばあのマンガの「正義」「邪悪」の倫理が彼が頭おかしくした原因なんだと思う。

まどかマギカ以後のtyokorata

まどマギ10話ですごい勢いでぶちギレたらしくて、その日に「ほむらキュゥべえの同類だった」とか言い出してすごい剣幕でほむら叩き出してなんだったんだと思った。

賛否分かれるのは分かるけど俺はあの話すごい好きだったし、何言ってんだこいつと思ったよ。

しかもどんどん「邪悪ほむら」像が蔓延して行って、「まどかほむらキモがってる」とかそういう前提でね。

ほむらフェイスレスという説 - tyokorataの日記 - はてなダイアリー

http://d.hatena.ne.jp/tyokorata/20110313/1300032043

いやほんとこの人何言ってんだろ。

つーかこの人まどかも嫌いなはずだけど、エレオノールと一緒にしていいのだろうか。

からほむらは「反省するか倒されるしかない」と思ってるのかもしれんけど、それキャルとルイリーと沙耶と切嗣と槙島とシドさんの前でも言えんの?

別にほむら叩いてもいいんだけど、あの人のほむら像って「自分の中で知ってる作品で培われたもの」だからな。

叛逆ほむら民間人に直接的な危害を加えることしなかったし使い魔にもさせなかったこととか都合の悪いもの無視してるでしょ。

そして織莉子さん(スピンオフ「おりこマギカ」の主人公)を引き合いにしてほむらdis(笑)か、織莉子さんも可愛そうだな。

余談

本当に久々にあいつの日記を見たけどこんな事のたまっていた。

>ジョジョ少年漫画に埋め込まれた意図や作者の描いた哲学を掘りだすことがモットーです

何言ってんだこいつ

要するにtyokorataに感じる「吐き気」は「邪悪」なんかそんなものでもない。

> きもちわるい

ですよ。

> 私は貴方じゃないもの

> 自分しかここにいないのよ! その自分も好きだと感じた事ないのよ!

ほんと、この人はまどかマギカに触れておかしくなったと思うのでそういう意味ではすごい同情してます

どうしてあんな吐き気を催すキモい人になっちゃったんだか。

追記

別にほむらがどうとかじゃなくて、彼の言う「暁美ほむら」への自己投影うんざりするというだけです。

碇シンジは俺なんだ!」的なそういうノリなのかもしれませんけども、あれは自己投影するようなキャラでもないし、

そもそも「自己投影やすく屈折したほむら」なんですよね。ヘイト創作キャラをゆがめる手法のもの

他の漫画は見れてるけど、まどかマギカに関しては間違いなくあの人作品を見てないし、自分しか見ていない。

そういう態度が「吐き気を催すキモさ」を感じるんですよね。

もうちょっと他人を認めてもいいのに。

2014-01-24

http://anond.hatelabo.jp/20140123234518

セックスすごい楽しいって言えるのいいし、もっと言うべき。

たぶん世の中の人セックスそんなに楽しんでない。

気持ちよい、とセックスの間にうっすらと壁があるんだ。たぶんその壁を意識するのがめんどくさいんだろうな。

あとなんていうか研究熱心なひとって最近なかなかいないよね。草食、なんて言葉流行ってる理由だろうけれど。

あとコミュ障なんて言われてるひとたちは、自分ベクトルしか持ってなかったりするよね。そういうひとが相手だと疲れる。セックスしたくない。の負の連鎖になるんだと思う。

たくさん練習する、相手のことを考える、ってことは同じだからスポーツとかで例えようとしたけど違うんだよな。

とりあえず、最後まで一緒にやること、呼吸を合わせることなんだよ。シンジアスカじゃないけどさ。

言葉以外のコミュニケーションってものを、もっとうまく使えるようになると楽しくなるんだろうな。

楽しいセックスするひとが増えれば、たぶん別れて新しい恋人ができても楽しいセックスの仕方を知ってるから楽しいセックスが伝授されて、、、って言う風に広まっていくことを願う。

2013-12-25

http://anond.hatelabo.jp/20131225212210

エヴァアスカ来襲の回の冒頭で、アスカスカートがめくれる→その後パンツを見た二人にビンタってシーンは、

アスカがどんな性格なのかが一瞬で分かるというエピソードなので「ストーリー必要パンチラ」の範囲内かな。

(…厳密に言うとアスカパンツ視聴者には見えてないかパンチラとは言えないけどさ)

ただ、こういうのを何度もやられると、二度目以降は必要のないパンチラに感じる。

「ただの立ち絵で何故かパンツが見えてる構図(他のキャラには見えてなさそう、見えてるのは読者や視聴者だけ)」とか

「毎回すっ転んでパンツを見せるキャラがいる」とかはストーリー必要のないパンチラだと思う。

でももし「毎回すっ転んでパンツを見せることで超常能力を発揮するキャラ」が上手く生かされている作品だったら、それはストーリー必要パンチラだと思うかも?

2013-11-21

弟がエヴァ原理主義者になった件

 今年から東京一人暮らしをしている弟(大学生)に電話した。

   私「敷波と綾波区別がつかない」

   弟「あんちゃん、何言ってんだよ」

 弟は艦これではなく、エヴァのことを言っているらしかった。

 どうやら大学ヲタサーで瘴気に当てられたようだ。

   弟「俺の好きなアスカ式波じゃなくて惣流。TV版と旧劇しか認めない」

 

風立ちぬ』で堀越二郎中の人を務めた中年男を口汚く罵り始める弟。

 新劇は気に食わないようだ。

   弟「ゲンドウ・シンジレイは父・(神)子・聖霊で……」 

 ユダヤキリスト教ネタ元を延々と説明された。弟にとってエヴァバイブルなのだろう。

   弟「設定がイデオンとクリソツなんだよ。特撮から借用したシーンも多々あってさぁ……」

 1995年生まれ(早生まれ)の弟は、自分が生まれる前に製作された膨大なヲタアーカイブを一つひとつ観たという。

 意外だったのは、ストーリー矛盾点を指摘しても弟が怒らなかったことだ。

 弟曰く、『ストーリーなんて犬に食わせておけばいい』らしい。

風呂敷の畳み方は3つ。ちゃんと畳む。放置。引きちぎる』というヒゲもじゃ庵野言葉を引き合いに出し、映像作品としてパンチが効いているのがエヴァの良いところだと弟は力説する。

 そんな弟は、まどマギを『よくできた作品』と評していた。『ちゃんと伏線回収して、綺麗にまとまっているけど、幾分お行儀が良すぎて物足りない』と、謎の上メセで宣う。

 弟のような人間は少数だけど、毎年一定数はこの手の面倒くさいヲタが生まれるのだろう。エヴァの影響力パない

2013-09-20

ナルコレプシーについてつらつらと

あんまり知られてそうで知られてないナルコレプシー感覚について話す。

なんとなく知って貰えたらというのと自分のためのメモとして。

長いです。


自分ナルコレプシーだ。

ナルコレプシーっていうとあんまり世間認知されてないけど、

要は自分の意思と関係なしに急に眠気が襲ってきて居眠りしてしま病気だ。


症状としては、ぶっちゃけ脳みそずーっと寝てないので

毎日夢見が悪かったり、寝起きの気分最悪だったり、現実と夢の区別がつかなかったり(妄想とは別でね)

金縛りもどきにあうので体の自由が効かなかったりしばらくしびれたり、

記憶力が低下したり呼吸が浅くなって視野が狭くなったり

夜中にちょっとしたことで起きたり顔がむくんだり寝てるのにずっと眠かったり…



とにかく 良 い こ と は な い 。 断 言 で き る 。

甘えとかいう人はちょっと考え直してしてほしい。

脳みそ休めてないのは正直言って不眠症と変わらないと思う。



良く太ってる人がなる、って言われる無呼吸症候群とも関連してるけど

普通の体系の人でもなる。扁桃腺はれやすい人とか、遺伝で骨格的に喉が小さい人とか。

自分の体系はS~Mの服着れる程度の普通サイズだけど、扁桃腺の類が怪しいらしい。

普通の人と見分けるには目を閉じて1~2分で寝てしまう症状がある、ということらしい。

普通の人は8分程度)



授業中だろうが、仕事中だろうが、大事会議中だろうが

自分の強い意思とはおかまいなしに落ちる。



特に強いストレスを感じると自分の意思では本当にどうにもならない。

「寝ちゃだめだ、寝ちゃだめだ、寝ちゃだめだ…!!」

って思ってる時ほど気づいたら落ちる。

緊張すると体が逆に反応するようで、脳内セルフ強制麻酔がかかるらしい。



そんなわけで、例えものすごい強い眠気覚まし用ガムを噛んでても

コーヒーを飲んでても、鉛筆ボールペン、針なんかで跡が残るくらい手をぶっ指しても

眠眠打破とか栄養ドリンクとかエナドリとか

あらゆるものを試してみたりして対策したりしたけど、

その時は良くてもふと油断するともう落ちる。

というか、結局は体力の前借なので後日に反動が来るだけであんまり意味はない。

これで数学先生に目の前で机ごと腹蹴られて数学トラウマになったこともある。

今でも数学は苦手だ。計算式目の前にあると泣きそうになったりとかね。

仕事必要だったのでだいぶ克服はしたけど。


ぶっちゃけ大人にもなって居眠りとか恥ずかしいし、

偉い人や上司には怒られたり心配されたりするし、

同僚には白い眼で見られるからその分頑張らないと評価されない。




仕事中に寝るのはさぼってるとか甘えとか言われるけど、

自分の意思でどうにか出来るならとっくにしてる。

日中寝てしまった日は帰りに自己嫌悪でいっぱいになる。

しにたくなることもしょっちゅうである



ただし、自分場合、体を動かしてる作業をしてたり忙しかったりすると平気。

自転車は平気だが、座って物事をしてると危ないので、

免許は持ってるけど症状が回復するまで運転は絶対にしないと決めてる。



感覚エヴァで例えるなら、初号機の電池が切れて動けなくなったシンジ状態。

体が初号機として、意思がエントリープラグに入ってるシンジ

弐号機とアスカでもいい。




電池切れでヒューンと動かなくなった初号機の中でシンジがよく

「なっ…こんな時に電池切れ?!動け、動けよ!動いてよ!!このっこのっ…!!」

ってガチャガチャやってるシーンあるけど、正にあんな感じ。

ところで零号機ってあんまり電池が切れたことがないような気がするけどきのせい?


まぁそういった調子で気づいたら体は機能停止して完全に沈黙してるから、はたから見たら居眠りしてるように見える。



でも、脳みそは起きてるから、外見では目を閉じてるんだけど

自分の目には今さっきまでやっていた動作と同じ画面が見えてるし、周りの音もちゃんと聞こえてる。

まり現実世界の夢を見ている状態で、自分では仕事してるつもりだから余計にタチが悪い。



で、ハタと何かの拍子に「何で目の前が真っ暗なんだろう…ああ、これ夢だ」と思って目を開けると

目の前にはものすごいタイプミスとか、ミミズの走りまくった文字のメモとか。

自分の中では感覚が落ちた瞬間で時が止まっているが、

時計では10分~以上進んでたりするのでショートトリップもいいとこである



ただ、電話が鳴るとパッと起きてそのまま電話にハキハキと問題なく受け答えしたりとか、

しかけられると普通に起きて答えたりとか(寝ぼけてるとか寝言言ってるわけではなく普通に

よくある。

目を開けたくても開かないときとかもざらにある。

その時は動きたいのに腕や指なんかも動かなくて、まさに初号機の中のシンジ状態。

カタレプキシーというらしいけど、要は金縛りと同じ原理らしい。


やっとの思いで目が開いて、手をぐーぱーすると死後硬直のように

「ギギギ…」って音が聞こえそうな程ぎこちない。

筋肉痛の痛みがなくて腕全体がしばらくしびれてるバージョンだと思えばいい。


最近ではナルコレプシーの来る感覚がなんとなくわかってきた。

脳みその奥から何かがびりびり…じわじわ…という感じで広がってくる感じ。

脳みそに直接ごっつい麻酔じわじわと打たれてるような、

言い方がアレだけど脳内を沢山の虫が奥底から這ってくるといった感覚




まだ大丈夫、今のうちに避難出来そうとなったら会社の休憩室や

トイレなんかにいって10分くらい寝たり、

しぬほど甘ったるいコーヒー飲んだりとかするとだいぶマシ。



どうせわかってくれないだろうからと思って、

会社事情をなかなか説明できずにいたもの

ここで事情知らない人に目付けられると色々といわれる。



ずいぶんとやる気ない人扱いやほかの部署からチクられまくったりして肩身の狭い思いした。

それが原因でストレスにもなって悪循環である


前々から病名と該当症状を調べてはいて怪しいとは思ってたんだけど

これじゃいかんと思い心療内科にいって診断してもらった。


ナルコレプシーですね」

と診断されたので恐る恐る会社に伝えたら

あっさりと「病気なんだからそうビクビクする必要はない」と分かってくれた。


拍子抜けした。もっと早く言えば良かった。

多分、仕事自体は居眠りをカバーしようとしていた分

真面目に頑張っていたので、幸いその辺評価されていたのだと思うけれど。


心療内科じゃ確証が持てないことと精密検査が出来ないとのことで睡眠外来へ。

とりあえず心電図血液検査と鼻の通りの検査を済ませて、予約がいっぱいなので検査入院待ち。


検査入院は1日半かけて、夕方体中にセンサーを付けて寝る→翌日の日中に2~3時間おきに

入眠検査をするらしい。結果が後日出てから投薬開始予定。


自分のせいじゃないけどお金がかかることや

やっぱり普通の人と同じように睡眠出来なかったり

分かって貰えなかったりするとつらい。


もし身近にいつも居眠りしてる人がいたら

ちょっと話聞いてあげてほしいと思う。

眠れてないか、夢見が浅くないか悪夢をよく見ないか

起きた時に金縛りがないか、等々。


本人が悩んでてもなかなか気づけなかったり悩んでたりということもあると思うので。


悩んでる人がいたら心療内科睡眠外来に行くといい。

怠け者のレッテルを貼られて悩むくらいなら。

なかなか対応出来る病院が少ないけれど、

自宅でも出来る検査なんかや簡易入院検査できるのもある。


投薬治療はこれからだし、

その後どうなるかは周りと自分次第だけど、

自分の例がもし誰かの力になれたら幸いである。




あぁ早く気持ちよくぐっすり寝られるようになりたいなぁ。

■追記

予想以上に反応&心配の声や早く良くなるといいね、と言ったコメントが多くてびっくりした。

ありがとうございます

もっと「甘え乙」的な叩かれ方をするかと思っていたので。


質問があったので追記しておきます

記事が二重投稿されてしまったけどこちらで。


>どんな場面でも眠くなる?

どんな場面でも、というのは人によると思う。身近で同じ病気の人と話をしたことがないのでこればっかりは分からん

自分場合は周りが静かになる場面や部屋が暗くなる時、座って何も作業をせずじっとしていると耐えられないことが多い。

例えばそれこそ発言しない会議中や、事務作業で書類やモニタを眺めているだけの時、静かな映画や劇を見ている時、本を読んでいるときなど。

あとは物凄い勢いで怒られている時や忙しくなった後に一息ついた瞬間、なども。

逆にPCで絵を描いたりスマホをいじっていたり、何か夢中になる作業をしていたり楽しいことをしていたり、自分から何かをしているという時はそうでもない。あとはテンション高めな音楽を聞いてる時とか。

受動的な動作やストレスを感じる場面だと少しでも休めと脳がスリープモードに入るんだと思う。


病院で聞いた話だと、もっと酷い人やカタレプシーが強い人は待合室で名前を呼ばれてたった瞬間に崩れ落ちて立てなくなったり、何をしてても落ちると聞いた。


普通の人は8分程度で入眠

これは平均して、だそう。病気とは限らないけれど寝付けない人は不眠症とか別のものなのでは。

>良く死ななかったなぁ

本当にそう思う。免許をとった時は必死だったので何事も無く無事だったけれど、多分運転に慣れたりしたら危ないんだろうなと。

意識もダウンするのかと思っていた

不眠症寝不足との違いがわからない

前述した通り、機能停止した初号機の中に入っているシンジ状態なので脳みそは起きてる。

寝てると呼ばれても起きない、と言った状態がない。声をかけられたりしたら起きるので。

不眠症は目を瞑ってゴロゴロしてても寝れない、といったもの寝不足だとただ単に眠くなって意識がなくなったら起こされても起きないこともあるので、別物だと思う。

不眠症にもかかったことがあるけど、大きな違いは「自分で寝ようとして寝ても寝れない」のではなく「自分意志とは関係なしに寝てしまうのに寝た気がしない。」なのではと。

リトバス

ありがとう、見てみる。

眠りの質が悪くて寝れないのは辛いよなー。

結構同じように悩んでいる人が多いとわかって安心しました。

みなさんも症状が良くなりますように。

ナルコレプシーについてつらつらと

あんまり知られてそうで知られてないナルコレプシー感覚について話す。

なんとなく知って貰えたらというのと自分のためのメモとして。

長いです。

自分ナルコレプシーだ。

ナルコレプシーっていうとあんまり世間認知されてないけど、

要は自分の意思と関係なしに急に眠気が襲ってきて居眠りしてしま病気だ。

症状としては、ぶっちゃけ脳みそずーっと寝てないので

毎日夢見が悪かったり、寝起きの気分最悪だったり、現実と夢の区別がつかなかったり(妄想とは別でね)

金縛りもどきにあうので体の自由が効かなかったりしばらくしびれたり、

記憶力が低下したり呼吸が浅くなって視野が狭くなったり

夜中にちょっとしたことで起きたり顔がむくんだり寝てるのにずっと眠かったり…

とにかく 良 い こ と は な い 。 断 言 で き る 。

甘えとかいう人はちょっと考え直してしてほしい。

脳みそ休めてないのは正直言って不眠症と変わらないと思う。

良く太ってる人がなる、って言われる無呼吸症候群とも関連してるけど

普通の体系の人でもなる。扁桃腺はれやすい人とか、遺伝で骨格的に喉が小さい人とか。

自分の体系はS~Mの服着れる程度の普通サイズだけど、扁桃腺の類が怪しいらしい。

普通の人と見分けるには目を閉じて1~2分で寝てしまう症状がある、ということらしい。

普通の人は8分程度)

授業中だろうが、仕事中だろうが、大事会議中だろうが

自分の強い意思とはおかまいなしに落ちる。

特に強いストレスを感じると自分の意思では本当にどうにもならない。

「寝ちゃだめだ、寝ちゃだめだ、寝ちゃだめだ…!!」

って思ってる時ほど気づいたら落ちる。

緊張すると体が逆に反応するようで、脳内セルフ強制麻酔がかかるらしい。

そんなわけで、例えものすごい強い眠気覚まし用ガムを噛んでても

コーヒーを飲んでても、鉛筆ボールペン、針なんかで跡が残るくらい手をぶっ指しても

眠眠打破とか栄養ドリンクとかエナドリとか

あらゆるものを試してみたりして対策したりしたけど、

その時は良くてもふと油断するともう落ちる。

というか、結局は体力の前借なので後日に反動が来るだけであんまり意味はない。

これで数学先生に目の前で机ごと腹蹴られて数学トラウマになったこともある。

今でも数学は苦手だ。計算式目の前にあると泣きそうになったりとかね。

仕事必要だったのでだいぶ克服はしたけど。

ぶっちゃけ大人にもなって居眠りとか恥ずかしいし、

偉い人や上司には怒られたり心配されたりするし、

同僚には白い眼で見られるからその分頑張らないと評価されない。

仕事中に寝るのはさぼってるとか甘えとか言われるけど、

自分の意思でどうにか出来るならとっくにしてる。

日中寝てしまった日は帰りに自己嫌悪でいっぱいになる。

しにたくなることもしょっちゅうである

ただし、自分場合、体を動かしてる作業をしてたり忙しかったりすると平気。

自転車は平気だが、座って物事をしてると危ないので、

免許は持ってるけど症状が回復するまで運転は絶対にしないと決めてる。

感覚エヴァで例えるなら、初号機の電池が切れて動けなくなったシンジ状態。

体が初号機として、意思がエントリープラグに入ってるシンジ

弐号機とアスカでもいい。

電池切れでヒューンと動かなくなった初号機の中でシンジがよく

「なっ…こんな時に電池切れ?!動け、動けよ!動いてよ!!このっこのっ…!!」

ってガチャガチャやってるシーンあるけど、正にあんな感じ。

ところで零号機ってあんまり電池が切れたことがないような気がするけどきのせい?

まぁそういった調子で気づいたら体は機能停止して完全に沈黙してるから、はたから見たら居眠りしてるように見える。

でも、脳みそは起きてるから、外見では目を閉じてるんだけど

自分の目には今さっきまでやっていた動作と同じ画面が見えてるし、周りの音もちゃんと聞こえてる。

まり現実世界の夢を見ている状態で、自分では仕事してるつもりだから余計にタチが悪い。

で、ハタと何かの拍子に「何で目の前が真っ暗なんだろう…ああ、これ夢だ」と思って目を開けると

目の前にはものすごいタイプミスとか、ミミズの走りまくった文字のメモとか。

自分の中では感覚が落ちた瞬間で時が止まっているが、

時計では10分~以上進んでたりするのでショートトリップもいいとこである

ただ、電話が鳴るとパッと起きてそのまま電話にハキハキと問題なく受け答えしたりとか、

しかけられると普通に起きて答えたりとか(寝ぼけてるとか寝言言ってるわけではなく普通に

よくある。

目を開けたくても開かないときとかもざらにある。

その時は動きたいのに腕や指なんかも動かなくて、まさに初号機の中のシンジ状態。

カタレプキシーというらしいけど、要は金縛りと同じ原理らしい。

やっとの思いで目が開いて、手をぐーぱーすると死後硬直のように

「ギギギ…」って音が聞こえそうな程ぎこちない。

筋肉痛の痛みがなくて腕全体がしばらくしびれてるバージョンだと思えばいい。

最近ではナルコレプシーの来る感覚がなんとなくわかってきた。

脳みその奥から何かがびりびり…じわじわ…という感じで広がってくる感じ。

脳みそに直接ごっつい麻酔じわじわと打たれてるような、

言い方がアレだけど脳内を沢山の虫が奥底から這ってくるといった感覚

まだ大丈夫、今のうちに避難出来そうとなったら会社の休憩室や

トイレなんかにいって10分くらい寝たり、

しぬほど甘ったるいコーヒー飲んだりとかするとだいぶマシ。

どうせわかってくれないだろうからと思って、

会社事情をなかなか説明できずにいたもの

ここで事情知らない人に目付けられると色々といわれる。

ずいぶんとやる気ない人扱いやほかの部署からチクられまくったりして肩身の狭い思いした。

それが原因でストレスにもなって悪循環である

前々から病名と該当症状を調べてはいて怪しいとは思ってたんだけど

これじゃいかんと思い心療内科にいって診断してもらった。

ナルコレプシーですね」

と診断されたので恐る恐る会社に伝えたら

あっさりと「病気なんだからそうビクビクする必要はない」と分かってくれた。

拍子抜けした。もっと早く言えば良かった。

多分、仕事自体は居眠りをカバーしようとしていた分

真面目に頑張っていたので、幸いその辺評価されていたのだと思うけれど。

心療内科じゃ確証が持てないことと精密検査が出来ないとのことで睡眠外来へ。

とりあえず心電図血液検査と鼻の通りの検査を済ませて、予約がいっぱいなので検査入院待ち。

検査入院は1日半かけて、夕方体中にセンサーを付けて寝る→翌日の日中に2~3時間おきに

入眠検査をするらしい。結果が後日出てから投薬開始予定。

自分のせいじゃないけどお金がかかることや

やっぱり普通の人と同じように睡眠出来なかったり

分かって貰えなかったりするとつらい。

もし身近にいつも居眠りしてる人がいたら

ちょっと話聞いてあげてほしいと思う。

眠れてないか、夢見が浅くないか悪夢をよく見ないか

起きた時に金縛りがないか、等々。

本人が悩んでてもなかなか気づけなかったり悩んでたりということもあると思うので。

悩んでる人がいたら心療内科睡眠外来に行くといい。

怠け者のレッテルを貼られて悩むくらいなら。

なかなか対応出来る病院が少ないけれど、

自宅でも出来る検査なんかや簡易入院検査できるのもある。

投薬治療はこれからだし、

その後どうなるかは周りと自分次第だけど、

自分の例がもし誰かの力になれたら幸いである。

あぁ早く気持ちよくぐっすり寝られるようになりたいなぁ。

2013-08-03

アスカ見参 ShibariHojoTextのやり方

AsukaTools.exeと同じフォルダにShibariHojo.txtというテキストファイルを作る

ShibariHojo.txtエンコードShift-JIS アイテム名をそのまま書けばいい 1アイテムごとに改行で区切る

回数や個数や容量の指定はできない

保存の壺[6]と書いても無視される 保存の壺と書こう 容量はランダム 3かもしれないし6かもしれない

2013-06-04

EVAアスカって

滑舌悪いよな、って言ったら信者に殺されるのだろうか。

2013-05-16

エヴァQ雑感(ネタバレあり)

エヴァQを見た。以下雑感。

なお前提として、下記のような人間が書いた感想であることをご理解されたし。

・オッサン。かつてのアニオタ現在アニメは基本的にガンダムUCエヴァしか見ていない。

エヴァテレビからシリーズ見ているが、アニメ誌などは一切見ていないので映像以外の知識はほぼゼロ

以降、ネタバレあり。未見の方はご注意。










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ヴンダー

なかなかいい!エヴァ世界を大空に広げた功績は大きい。

その存在がどうしてもかつてのアニメ作品を連想させてしまうのはいしかたないところ。

アスカ

何でシンジにそんなに怒っているのかまったくわからん

ミサ

同。シンジサードインパクト引き起こしたから?

あんた、「乗りなさい!」って言ってたじゃん。

・リツコ

空気。おそらく彼女の役目はマリに引き継がれたのでしょう。

マヤ

アラフォーからか扱い悪いよね。

・新キャラクター

序盤、時間を取って描写した割りには、後半空気

鈴原サクラ以外はいらんかったのでは。

大塚明夫存在ありす(笑)

エヴァ呪縛

「裏コード、ザ・ビースト!」並に笑った。

物語的・かつ商業的に主要キャラクタービジュアルを変えないための強引な解決法。

そら、絵的に28歳のアスカ14歳シンジが並んだら、話になりませんわな。

コードトリプルセブン

パチンコパチスロの大当たり確定演出。

カヲル

永遠かませ犬

アヤナミレイ

空気テレビ版6話で笑った以降並にどうでもいい。

まあ、前作とは別人物だから仕方ないのかも。

エヴァMark.09

羽?が変形してブースター?になるところはラピュタロボット彷彿とさせる。

宮崎駿は偉大だなぁ。

・ゲンドウ

よくわからん

・冬月

将棋を打ちながらいきなりシンジ(=視聴者)に状況説明をする、ただそれだけの人物。

世界観ビジュアル

素晴らしい。これを見るだけで本作の価値はある。

戦闘

エヴァ比較される構造物(ビルなど)が消滅したために、巨大感が無くなってしまった。

エヴァは巨大ロボットアニメから卒業してしまったのね…。(もともとロボットじゃないけど。)

シンジ

今作で唯一、視聴者感情移入できる人物。

最初から最後までポカーン

そらあ、浦島太郎状態でみんなに小突き回されたら、わけわからんわな。

マリ

今作で唯一、視聴者オタク的に好意を抱ける人物(笑)

本作を見た中高生の間で「がってんしょうち!」が流行ったであろうことは想像に難くない。

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感想まとめ

うん、まあ本作だけでなんとも言えんよね(オイオイ)。

グダグダ書いたけど、制作側はこんな反応はわかってて作ってるんでしょう。

テレビ~破までの世界観をとことんぶち壊したのはスゴイ。

「シン~」での完結に期待。

2013-01-01

綾波レイのブラの付け方

破のもろもろのシーンからアスカより胸大きいんだよねみたいな話してたら、女友達が「シンジカード届けに行ってレイがブラつけるシーンではレイ貧乳のブラの付け方をしている」って言ってた。

前でとめて後ろに回転させるっていう。

そういう視点なんかまず持てないからなんか新鮮だった。

2012-12-06

エヴァQ

にわかからかもなんだけど、それにしてもQはよくわからなかった。

映像は申し分なく綺麗で圧倒された。凝ってて、きれい。

演出も中二を極めていて非常によかった。どきどきわくわくした。

ストーリーなんだけど、たぶんなんかすごいものがあるとおもうんだけど、よくわからなってきて、途中で寝てしまった。

TV版を見た時、わかりやすい中二感やキャッチーな部分と、よくわかんないけど凝ってるのはわかる謎の中二部分の組み合わせに惹かれて好きだった。

新劇場版は例えばアスカの幼さやヤンデレとかキャッチーな部分がなくなったりして、もともと個人的には残念だった。

Twitterの絶賛ツイみると、旧劇との対比をふまえてQは非常に秀逸とかあって、もうエヴァのことを通りすがりのお客さんとして楽しんでるだけじゃダメレベルでわかってないと楽しめない空気だった。

自分も旧劇見たり、TV版を一気見とかじゃなくてちゃんと細かく見たらわかるようになるのだろうか。

2012-12-03

仕事軌道に乗ってきた頃に、

人一倍世間体を気にする実父が早期退職の道を選んで流浪の民に→結果、派遣労働者に。雑務担当の。

→そのストレスから家族にかなり当り散らしていた。陰湿な感じで。

妹が結婚が駄目になり精神的に病んだ(父の常軌を逸した心配の仕方が追い込んだといってもおかしくない)→自殺未遂

→母から電話があり病院にかけつけた。父はこず。後日病院に行っても医師に何も聞けず。

バカ正直にこうした事情を説明した上で病院に駆けつけた結果…私は、社内ニート状態に追い込まれた。

退院後も、周期的に殺すか殺されるかの勢いで暴れまわったり(近隣の人に警察を呼ばれなかったのは奇跡だと思う)ようやく落ち着いて仕事に戻ったと思ったら実父が仕事で帰りの遅い妹を責め立てる(帰宅が遅いのがおかしいと。寄り道もするなということらしい)

こんな状況が続いていたので…それを言い訳に使っているのかもしれないが、こんな状況で泊りがけの社員旅行になんていけるはずが無いので、いかにもうそ臭い理由をつけて旅行には不参加。今時、社員旅行に参加しないのはおかしいという会社なので、より社内ニート状態に追い込まれる。

そうした状況に追い込まれていることも露知らず、実父と妹は言いたい放題やりたい放題やらかしますよ。

自分の状況を言えばいいじゃんって?


「恩着せがましいことをいうのか」と言い出すか、

意味がわからない」「理屈ごねるな」と言い出すので言わないだけです。

生まれ育った環境関係ないって言うけれども、関係ない事は無いよ。

人生成功を収めたとしても、生まれ育った環境が必ずネックになる時がある。

実体験からそう思うだけ。仕事がそれなりにやれていないと、人生にも影響が出てくるよ。

それも甘えかね…それも甘えなら好き勝手に言いたい放題やりたい放題やっている連中はなんなんだよ

「僕は…ダメだ。ダメなんですよ…。ヒトを傷つけてまで、殺してまでエヴァに乗る資格ないんだ。

僕はエヴァにのしかないと思ってた。でもそんなのごまかしだ。

何もわかってない僕にはエヴァに乗る価値もない。僕にはヒトの為にできる事なんてなにもないんだ。

アスカにひどいことしたんだ。カヲル君も殺してしまったんだ。

やさしさなんかかけらもない、ずるくて臆病なだけだ。

僕にはヒトを傷つけることしかできないんだ。

だったら何もしない方がいい!」

ヒトを傷つけたわけじゃないけど、自分アクションを起こすことで大騒ぎが起きるのなら何もしない方がいい。

あの連中のおかげで人生が狂った…そんな考えに陥ってしまう。これじゃもしまた事件が起きた時、あの時と同じように疑われるよね。世間様に。もちろん悪さをするつもりは無い。こんな連中の為にもう人生おかしくしたくない。でも、また何か起きたらまた疑われるんだろうね。僕は。

それをこのキチガイたちはわかってない。それが悔しい。

2012-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20121201143835

 エヴァっていうのは、わけもわからパイロットにさせられて苦労するシンジ君が幸せになれるかという話なので、その結末ならシンジ君がヴンダーの一員としてほかのメンバーたちに受け入れられる必要があると思う。で、その中にはたぶんアスカも入ってるわけで……そんなことがあり得るなら確かにこれはトゥルーエンドだな。

ヱヴァ:Q見てきた

 技術的にはなるほど失敗作だけど、いったん完結したはずのエヴァなんかを持ち出して何をやるのかという新劇場版の企画意図みたいなものはやっとわかってきた。要は破滅的な結末だった旧劇EoEを「アスカルート」(アスカED)とした場合、「レイルート」をやりたいってことだよね、これ。

 果たしてそのレイEDが「トゥルーエンド」になるのかどうか。

 それとももう一周あるのだろうか。

2012-11-28

エヴァQ、81の謎への回答

エヴァQ見てきた。めちゃくちゃ面白かった。

今なら http://blog.livedoor.jp/omaenoteki/archives/20313246.html にも全部回答できる気がするので回答してみる。

ネタバレありなので読みたくない人は読まないでおきましょう。

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はじめに断っておきますが、「アンパンマンはなぜ動力もなしに空を飛べるのか」という問に対し、「そういうものから」と返すような回答が多いです。

1. エヴァ2機を宇宙に打ち出した技術設備はどのようにもたらされた?

ジオフロント開発やエヴァシリーズ開発やMAGI開発なんかを手がけた科学力によってじゃないですかね。

2. 宇宙空間で2号機と戦った箱状の敵は?

使徒かそれに準ずるものでしょう。ニアサードインパクトによって変異した人類とか、エヴァの失敗作とか、ナンバリングされてない使徒とか。

3. 新プラグスーツではLCL内に大量の気泡が発生。その意味は?

アスカプラグスーツと同様に老朽化してるんでしょう。

4. 初号機はなぜ一瞬覚醒したのか?

アスカの呼びかけに応えた、としておくのが妥当な態度だと思いますTVゼルエル戦とかでもそんな感じだし。

5. 「検体番号」ということは、ヴィレは他にも検体をもっているのか?

ニアサードインパクトの爆心地近くに居た生き残りをミサトさんが「検体として」保護していたんでは。

アスカも早く目覚めただけで元検体だったのかもしれません。

6. 葛城大佐」ということは、ヴィレには上部組織存在するのか?

どっちでもいいんじゃないでしょうか。ヴィレ発足前の階級がそのまま呼称として定着してるだけかもしれませんし。

7. なぜヴィレメンバーは全員がサードインパクトシンジ関係を知っているのか?

14年の間に調査なり情報伝達なりが行われた結果でしょう。反ネルフ組織ですから構成員が知ってても不思議ではないです。

8. 戦艦AAAヴンダー」の補給は空路であるが、なぜこのような極地に大規模な空輸が可能なのか?

TV版でロンギヌスの槍を投げたら宇宙空間アラエルに当たって倒せたことに比べれば些細なことでは。

1と同様、科学力の賜物でしょう。

9. そもそもヴンダーのような超兵器を建造したのは誰?何処で?どのように?

技術面ではエヴァ開発者かつMAGI担当だったリツコじゃないですかね。資金面では加持さんかなんかが動いたとか。

10. なぜ宇宙からの降下ポイントとして氷の張った極地を選んだのか?

巡洋艦しか手配できなかったので海限定だけど他に着陸できそうなポイントがなかったとか。

11. シンジ君のシンクロ率ゼロ。なぜ?

ポカ波を取り込んで変質したとか、14年の間に初号機内部で変化があったとか、シンクロ率0%がそもそも嘘だとか。

12. DATはなぜ初号機の内部で再生されたのか?

本当に「再生」されたのか、たまたま現場で拾ったのをミサトの命令で修理したのをそういって渡したんじゃないのか、と思っています

13. ヴンダーが戦った敵の正体は?

2に同じ

14. ヴンダーと敵の交戦中、なぜ他の艦隊射撃しないのか?

A.T.フィールドを持ってるらしいので通常兵器では意味がないからでは。N2兵器も効かないのに巡洋艦程度の火力でどうにかできるとも思えません。

15. 「初号機を主機に」とはどういうことか?

文字通りというか、初号機を動力源あるいはメインモジュールとして、ということでしょう。

軍艦部分は乗員用の飾りなんでしょう。

16. 2号機が行った槍での点火活動は何を意味するのか?

使徒でいうところのコアへの攻撃じゃないでしょうか。

17. ヴンダーはなぜATフィールドを展開できるのか?

初号機の力を使ってるのでは。

18. N2爆雷でも破壊できないATフィールドを容易く粉砕するヴンダーの主砲とは?

17に同じ。あるいはA.T.フィールド中和したあとなら通常兵器でも攻撃が届く。

19. ヴンダーが浮遊すると周囲の艦隊まで浮遊するのはなぜ?

初号機のA.T.フィールドによるものか、科学力によるものじゃないでしょうか。

20. アスカの怒りの理由は?

14年間で色々あったのにそのあいだずっと寝てただけのシンジにムカついたとか、クライマックスでの「私は助けてくれないのね」に繋がるものなのか、幅のある解釈をできる場面ですね。殴ってスッキリした、とのことなので前者っぽいですけど。

21. 隔離室のガラスにヒビを入れるアスカパンチの異常な攻撃力は?(笑)

隔離室のガラスがそもそもそんなに強度がないんじゃないでしょうか。

22. アスカボロボロプラグスーツ(後半は新品同様)はなぜ?

3に同じく老朽化したんではないかと。後半で新品同様になるのは予備が届いたとか。

23. シンジは何故周囲のクルー現在の状況を尋ねないのか?

トウジの妹に何回かきいてませんでしたっけ。あと作戦行動中だったりして忙しく働いてるわけですから、その手を止めるのは気が引けて後でミサトさんに確認しようと考えてもおかしくはありません。

24. シンジにだけ聞こえてくるレイの声は?

黒波とのシンクロ率が高いとかでは、というかああいう演出はエヴァに限らずちょくちょくあります

25. なぜレイは巨大なヴンダーの中で、ピンポイントシンジのいる場所発見できたのか?

24と同じでお願いしま

26. なぜ零号機改は首をふっとばされても活動し続けられる?

そういう改造をされたからでは。というか元々エヴァは首が飛ぶと活動停止するっていう仕様特になかったような。

27. ヴンダーに張り付いた零号機を撃ちまくる戦艦たちは何故全く誤射を恐れないのか?(笑)

誤射より零号機破壊を優先したんでしょう。人命軽視がミサトの常らしいですし。

28. また先程とはうって変わった好戦性の理由は?

これが何を意味するのかちょっと前後を思い出せません。ミサトのシンジに対する態度でしょうか?

であれば、艦長として危険因子が敵に渡りそうな場面ですから凄まざるをえないところでしょう。

29. シンジはなぜ全く考えなしに、しか首輪爆弾を全く恐れず零号機に身を委ねたのか?

よくわからない、ちゃんと説明もしてくれないヴィラよりは慣れ親しんだポカ波のところに行ってみようと考えても特に不思議はないです。

首輪爆弾についても、「エヴァに乗ると死ぬ」とは理解していたようですが、まだあまり緊張感がない様子で、いきなりリモートで爆破されると理解してるようには見えませんでした。

30. ネルフ本部はほとんど完全に無人のようだが、エヴァの開発や整備は誰がしてるのか?

綾波クローンでも居るんじゃないですかね。それより電力源のほうが気になるところです。

31. なぜ渚カヲルネルフにいるのか?その目的は?

ゼーレから送り込まれたって言ってましたよ。

32. ゲンドウの異常なそっけなさはなんなの?

変に情が移るとめんどくさいからじゃないですかね。大事の前の小事だし。

33. あのライト、上で冬月副司令がつけたり消したりしてるの?(笑)

好意的に解釈するなら何かに反応して自動でついたり消えたりしてるのかも。

34. 綾波の異常な外界への無関心と無知の理由は?

まだ生成されたばっかりで自我も固まってないのでは。

35, レイは破以前の記憶がない様子。なぜ?

たぶん3人目だから

36. プラグスーツと裸との往復だろうに、なぜ学校制服が脱ぎ捨ててある?

常にプラグスーツを着て生活してますかね。カヲル君もシンジ君も制服生活してたし、黒波もそうだと考えるのが自然では。

37. シンジと相対するレイ、左目の焦点が明らかに狂っている。何故?

作画の荒れか、普通人間ではないよう意図的に「狂っている」ように描いたかでしょう。

38. レイ試験管っぽいのの中でゴボってた最中現れた制服を着たレイの正体は?

36のように制服を着て生活してる黒波が綾波シリーズの製造現場の近くに居たってだけでは。

39. ペースト食の正体は?というか誰が生産してるの?

30に同じで。

40. 配給される衣服鈴原トウジ名前。彼の生死は?つーか洗濯システムは?

30に同じで。

41. カヲルくんの異様なシンジへの思慕には何か理由があるのか?

送り込んだゼーレなら知ってるかもしれません。カヲル君の存在自体が謎なので、思慕だけ取り上げても仕方ないと思います

42. 赤い大地、アパートから腕を突き出す巨人、「人類の強制的な進化」、前作とは全く異なる人類補完計画とは?

次回作で冬月がこともなげに暴露するかもしれません。

43. リリン呪いとのことだが、命令されて世界を守るためにエヴァに乗り戦ったシンジ君が責められ、それを命令する立場にあったミサトやヴィレの面々が被害者面してるのは何か理由があるの?

破で世界がどうなってもいいか綾波を助ける、と息巻いていたシンジ君ですからその結果世界がどうにかなったことを責めても別におかしくはないのでは。ニアサードインパクトで様々な被害を被っただろうし、目の前にその張本人が居ればヴィレメンバーにもそういうこともあるでしょう。ミサトさんはそのヴィレの長ですから親しくするのもどうかと思いますし。

44. 外壁に降りる時は耐圧スーツを着るのに、吹き抜けのピアノスペースでは全く無事なシンジ君。何故?

風が強くて寒いから防寒用として着ていただけかもしれません。

45. カシウスの槍とは?

ロンギヌスの槍と同じく謎です。

46. ユイの旧姓が碇から綾波に。その理由は?

監督が設定忘れてたとか、冬月が耄碌したとか、旧版とは別の世界なんだよという観客へのメッセージとか、そのへんでしょう。

47. 電源が不安定なようだが、ほんとマジ、どういう理屈で動いてるんですかこの本部?

30で先送りにしてきましたが、描かれてない部分に発電設備があるとかじゃないですかね。14年の間にS2機関の開発or奪取に成功したのならエネルギー問題は解決です。

48. シンジを抱くユイの傍らに立つ マリによく似た人物の正体は?

よく似た無関係の人かもしれませんし、マリ本人かもしれませんし、マリの存在が謎なので写真の人物だけを気にしても仕方ないのでは。

49. カヲルはなぜ首輪爆弾を簡単に解除できたのか?

そもそも誰かが後ろから手をのばせば解錠する仕組みなのかもしれません。着けられた本人は外せないけど他の誰かなら誰でも外せるし、ヴィレに居る限りシンジ君の首輪を外そうとする人も居ないのでこの仕組みで充分かと。

50. 「2本の槍を抜けば全てが元に戻る」意味がわからないですが?どういう理屈

実際に抜かれていればわかることだったから説明を省略したんでしょう。

51. 「さすがカヲルくんだね」シンジくん、立場には同情するがもう少し脳みそを使わないか

見知った人間全員に冷たい態度を取られたあとのことなので依存するのもまあ仕方ないのでは。

52. ダブルエントリーシステムとのことだが、搭乗者とシンクロするエヴァの仕組み的に無理があるのでは?

デュアルコアエヴァの開発に成功したんじゃないですかね。

53. 槍を持ち帰るために魂が2つとのことだがどういう意味

言葉通りの意味でしょう。槍は魂とやらに共鳴して初めて意味をなす何かだとか。

54. というかシンジ君、さっきシンクロ率ゼロとか言われてましたが、あれは嘘だったんですか?

初号機とのシンクロ率と13号機とのシンクロ率は別計算でしょう。例えばアスカと初号機のシンクロ率は弐号機のそれとは別になります

55. かなりの時間が経っているのに零号機の頭部はなぜ修復されなかったのか?

予算がなかったとか、どうせもう用済みだから放置したとか、どうせ使徒に乗っ取らせる予定だし頭部はそれほど重要じゃないとか。

56. そもそもあの鎌みたいな実用性皆無っぽい武器はなんなの?理由があるの?

壊滅したネルフにはあれくらいしか武器がなかったとか。

57. 意気揚々と現れて速攻電池切れするアスカと2号機。やる気あるんですか?

あそこにたどり着くまでに結構時間食ったんじゃないですかね。旧型っぽいし、フル充電して作戦開始してもああなるけど電池切れても予備があるわけだし、他に手はないのでまあいいかみたいな。

58. アダムスの器ってなに?

ガフの扉とか死海文書とかと同じくペダントリーの一種でしょう。

59. 槍を目前にして13号機が暴走した理由は?

初号機がよく暴走したのと同じくシンジ君がやる気になったせいで13号機もテンション上がったとかでは。

60. 「とっておき」の虎の子弾。ダメージを与えるどころか腕が増えたんですけどなんで?

とっておきのあれはA.T.フィールド中和する作用がある弾だったかと思いますが、A.T.フィールドがなぜかなかったせいでそのまま着弾してしかもそれが13号機に取り込まれた結果とか。

61. 槍を2本抜くとサードインパクトが始まる?ナンデ?

フォースですね。リリスの骸が消滅したのと何か関係あるのかも。

62. カヲルくんはもう少し強くシンジを止めるべきでは?やる気がないの?ねえ?

シンジ君を止めたところでその先に何かあるわけでもなし、それなら罠と薄々気づきつつもシンジ君の好きなようにさせてあげるのもいいかもしれない。少なくとも自分がどうするか選択するのではなくシンジが選択すべきことだ、みたいな感じじゃないですかね。

63. 「命令」で使徒に身体を乗っ取らせた零号機。そして使徒覚醒間近の初号機には目もくれずヴンダーを攻撃。いつの間に飼い慣らしたの?使徒もまた自らが主導のサードインパクトを望んでいるんじゃなかったっけ?13号機止めなくていいの?

ゲンドウのみぞ知るでしょう。新劇使徒目的が旧劇と同じとは限りません。

64. つかあの大量の白骨とでっかいOTLはなんなんすか?リリスの死骸?あぁ?

白骨はエヴァの失敗作じゃないですかね。

65. セントラルドグマ戦闘と同期して巨大なリリス?の頭部が血を流す理由は?

ギリギリ生きてたリリスが完全に死んだっていう象徴的な描写でしょう。

66. ゼーレの望みはほとんど叶った?ではゼーレの望みとは?どのタイミングでそれが叶った?

ニアサードインパクトじゃないでしょうか。ニアからほとんど。

67. なぜゼーレの脳みそ?がネルフ本部に補完されている?

ネルフ本部が一番安全だったからでは。実際あれだけ世界が真っ赤になっても無事なわけだし。

68. そして何故ゼーレの面々をこのタイミングで殺す?無害なのでは?

計画上の都合というよりゲンドウのけじめ的なものでは。

69. 全身がコアの使徒ってなんだよ…

エヴァデュアルコア時代だしメニーコア使徒が居てもいいんじゃないでしょうか。それかTV版のイロウルに近いものかもしれません。

70. 2号機に、というかエヴァに自爆機能なんてあったっけ?(追記:TVシリーズ零号機にはありました。)

"改"弐号機らしいんで追加したんじゃないでしょうか。

71. あるなら「破」でレイが自爆ではなくミサイルを使った理由は?

70の理由で改弐号機にはあったけど破の零号機にはなかったんでは。

72. 自爆してもなぜ2号機は爆発四散せず原型を留めてるの?

S2機関を部分的に取り込んでいて自立再生できたりするんでは。

73. 簡単に外せるはずの首輪が原因で死ぬカヲルくん。自殺?理由は?

49の仕組みだと考えれば納得できるかと思います

74. 「これは君の幸せではなかった」ったりめーだろ気づけよアホか。

これでも綾波シリーズよりはひとの気持ちがわかる使徒なんでやさしくしてあげてください。

75. そもそもなぜ首輪は作動した?

そもそもエヴァに乗ると勝手に作動するっていう説明があったのに搭乗したときには作動しなかった。そして12号機にはA.T.フィールドがなかった。つまりA.T.フィールドがトリガーに関係してるんでは。

76. アスカはなぜ落下地点が全く違うはずなのにシンジを探し出せたの?

がんばって探したんでは。

77. 「私は助けてくれないのね」いや破じゃお前助けるために死にかけたし、さっきはお前からいかかったんだが?

そういう表面的な質問ではないと思います

78. 使徒と共に殲滅されたはずのレイはなぜシンジの落下ポイントにいるの?

エントリープラグは無事だったんでしょう。バルディエルに取り込まれたトウジも肉体は別に損傷してなかったし。

79. 「綾波タイプ初期ロットか」どういうことすか?

他のタイプクローンも居る、綾波タイプの他のロットもある、ということでしょう。わかってて書いてますよね。

80. 「ここじゃリリンは近寄れない」だから説明しろよ?

ガイガーカウンターみたいなものでなんかを測定してたんで、放射線か何かの影響では。

81. 歩み去る3人。なぜ足跡が2筋しかないのか?

黒波がどっちかの足あと(おそらくシンジのもの)を忠実に踏んでついていったという演出では。

2012-11-25

エヴァQのまともな見方

ネットサーフィンしてるといやでもエヴァQの感想がめにつく。

やれループだやれ巨神兵だやれミサトさんひどいだ……。

どうしてそんな穿った見方しかできないんだろう?

とりあえずどうしてもエヴァループものにしたいやつはまどマギを楽しみにしたほうがその人のためだし、

巨神兵までエヴァの一部みたいに思っているやつは風の谷のナウシカという漫画を一度は読むべきだし、

ミサトさんひどいとかいってるやつはもうちょっと人の意図というものを読み取る訓練をしたほうがいい。

しかエヴァというのは穿った見方をさせようとするような磁場がある。

とくにテレビ版と旧劇はそういう性格が色強くでていたと思う。


けれど、新劇はまったく違うストーリーの描かれ方をしている。

新劇は、ヱヴァンゲリヲンといったっていいけれど、これは前と違って至極真っ当な物語なのだ


それは序、破ではみんなわかっていたはずで、

かつてのエヴァにくらべると真っ当だ、ということを強く認識していたはずで。

でもQの極端な急展開にめくらましを食らっている。

繰り返しになるが、僕が強く主張したいのは、新劇は、とても真っ当な物語である、ということ。

そしてどこまでも観客のために作られている作品だということ。

前置きが長くなったけれど、タイトルどおり、まともな見方を提示したいと思う。

エヴァQという作品の肝心な部分は、

碇シンジを観客のラインまで下ろしてきて、感情移入できるキャラにする、というところだ。


直行って第壱話からぼくはなんでシンジエヴァに乗ったのかわからなかった。

そりゃ綾波だとか親父だとか、そういった要素で乗ったという論理は捉えられたけれど、

その気持ちを理解できるかといえば完ぺきにノーだ。

時はたち、彼は序、破とどんどん成長していって、シンジさんなーんて呼ばれるような大人びた存在になってしまう。

そこにいるのは僕ら――この二十年近く前のアニメリメイクをよろこんでみている僕らとは、まったくかけ離れた存在だ。

あのシンジさんに感情移入できるという無自覚なリア充

どうぞエヴァQをクソつまらんといって月9ビブリア古書堂でもみてください。

もともとエヴァの、シンジの魅力というのは、どこか僕ら側にいる主人公だ、という点だったはずなんだ。

それがTV版では話が進むうちによくわからなくなっていって、

旧劇の完全に狂った彼の姿は僕らとはまったく関係ないところにあった。

それとベクトル真逆の方向を向いているけれど、破でもシンジも僕らとは関係ない存在だったわけだ。

綾波を、返せ!」というセリフをはじめて耳にしたときの印象を思い出してほしい。

僕はまったくしっくりこなかった。どこかそれは英雄じみていたから。

こんなクソみたいな生活を相変わらず続けているる僕とは似ても似つかないキャラクターだった。

でも僕は破に夢中になった。爽快だったし、ポジティブ綾波アスカ快楽主義的な立場で可愛さを感じたから。

そしてQだ。はじめて見たときは面食らった。

14年後って設定もヴンダーデザインもゲンドウのサングラスもなにもかもに。

面食らっているうちに『つづく』の文字が黒背景に浮かんでいた。

見終わったあともしばらくポカーン状態がつづいていたけれど、一日くらい経つと、何か残るものがあった。

見事なまでに、僕とシンジの心象が重なり合っていたのだ。

というより、自分映画を見ながら思ったことを、シンジが感じていたことだと考えてみると、

とてもしっくりいくことに気付いた。

起きたら14年経っていたときの驚きがまずそうだろう。

あのヴンダーだとかサングラスだとか新キャラだとかの強烈な違和感

冗談だろと思いながらも、でも14年は立ったんだ、それはまるで旧劇から今までの時間のように、という曖昧な実感。

崩壊したネルフ本部、アヤナミレイに覚えてしま嫌悪感

24話んときはどうもキモかったカヲルくんにも、妙な親近感がある。こいついいやつだな、という。

そしてサードインパクトの結果も、『急にこんなこと言われたってなあ……』という、

自分関係ないといったような無責任感情

そして、『この世界をやり直したい』という強い気持ちと、2本の槍にすがってしまう気持ち。

なにもかもが手に取るようにわかったのだ。

いままでのシンジの行動は、観客が責めることができるか、褒めることができるか、そのどちらかだった。

でもQでの彼の行動は、どこまでも理解できるものだった。

そしてシンジの行動を観客に理解できるようにするには、この構成とストーリーは、必要不可欠であるように思うのだ。

ミサトさんだって『行きなさいシンジくん、とか言ってたくせして、あなたは何もしないで、といってひどいやつ』

みたいなコメントをいくつか見かけたけれど、ちゃんと映画全部見たのか疑うレベル

もしくは親から先生からもしつけられたことのないゆとりか。14歳の感想だったらゆるせるけれど。

エヴァQをつまんなかったというひとは、ハリウッド映画みたいなのを期待しているならもう見ない方がいい。

逆に、謎の考察ばっかしてる加持リョウジじみた人は、もうちょっと主人公たる碇シンジ視点によってあげてほしい。

いまさら人類補完計画の全貌がなんだろうが、どうでもいいでしょう? ゼーレの正体とか気になる? 

いまだに本気でTV版の伏線まで回収してくれるなんて思っちゃいないよね? 先はどんなに予測しようが何の意味もないし。

伏線の回収なんかより、胸踊るサスペンスなんかより、キャラクター同士の馴れ合いなんかより、

描くべきものというのがあるはずなのだ

これは厄介なことに巻き込まれた14歳の少年ドラマだ。

そして14年前、旧劇で『現実に戻れ』とバケツ一杯の冷水を浴びせられながらも、

学びもせずまたアニメらしいアニメを期待していた僕らへの、再びのメッセージなのだ

しかし旧劇のように、庵野さんは水を浴びせるだけで済ますのではない。

観ることで自分現実にまで意識がいくように、丁寧に構成を組んだのだ。

そして、僕たちにはまだシン・エヴェンゲリオンが用意されているというではないか

なんてサービス精神の旺盛な人なんだろうか、庵野秀明という人は。

僕は、エヴァQは一つアニメ新天地を切り開いたと思っている。

あのテレビのエセ心理描写なんかじゃないほんものドラマを、

少なくとも碇シンジに関しては成立させているように感じた。

冒頭の宇宙描写の精緻さが話題になっていたけれど、それと同じように、

キャラクターの気持ちを精緻に描いてみせたのが、エヴァQなんじゃないかね。

2012-11-24

ヱヴァンゲリヲン疾走する。情弱は追いつけない。

音楽評論家宇野功芳に「メータ(注:インド出身指揮者)のブルックナーなど聴くほうがわるい、知らなかったとは言ってほしくない」という言葉がある。

その言葉にならうのであれば、本作を過剰に批判する側にも、称揚する側にも、「ヱヴァンゲリヲンはそういうものなのだ。知らなかったとは言ってほしくない」の言葉を添えたい。

「Q」はアップデートされた「エヴァであるから「旧作の狂気が帰ってきた」と称揚する評は間違っている。「意味がわからない、映画としての書法をなしていない」との評価も間違っている。

見る側を常に裏切るのが「エヴァなのだ

庵野新劇場版を作る前の宣言文でいった。

「この 12年間エヴァより新しいアニメはなかった」と。

その言葉伊達ではなかったと、冒頭シーンで感じないものがいればそれは不感症なのだ

あの冒頭シーンを見てこの作品を全否定するその神経が分からない。

そう、まずはヴィジュアルの評価から入ろう。

状況の分からない空間戦闘からノーチラス号の発艦シーンまでの息詰まる緊張感と圧倒的なヴィジュアルにため息をつかないものがいるとすれば、それはブーレースの演奏するマーラーを前に「精緻にすぎる」などと見当外れの批判をする童貞ラヲタのようなものだ。

圧倒的な美しさ、スタイリッシュさ、その疾走にはに頭を垂れるしかない。涙は追いつけない。

参照される古今東西映像作品の断片に庵野の美意識が振るわれ、結晶として屹立するその様はベルント・アロイス・ツィンマーマン音楽を思わせる。

ネットにもビジュアルに対する批判は少ない。

あるとすれば、脚本、演出による。

しかし、どれも的外れものに過ぎない。

いくつか代表的なものあげてみよう。面倒なので3点に絞る。

1.いみがわからない

私も意味がわからなかった。もう自己パロディしか思えないほどのとっちらかった謎、伏線、設定に呆然とする気持ちはわからないでもない。

しかし、こうした要素は「わからない」ことも含めて、自らを「サービス業者」と規定する庵野の「サービス」であり、そのインタビューにもあるように「酒のツマミ」として楽しむべきものなのだ。すでに2ちゃんには解釈をめぐりいくつもの「名解釈」が登場している。そこにエヴァ本質はないのでその解釈論争の成立自体「そういうもんだ」と楽しむのが正解だ。「しらなかったとは言ってほしくない」

だいたい、我々が生きているこの世界自体、意味がわからないだろう。

2.登場人物の行動に整合性がない

そうだろうか。ある程度登場人物のおかれた状況に寄り添って、「補完」すれば整合性は保たれてはいいか?たとえば「破」で「行きなさいシンジくん」と煽ったミサトが「Q」で別人のように冷淡だというのも「ミサトの14年間の辛苦」といったもの忖度すればあながち整合性がとれないわけでもない。

だいたい、我々が生きているこの世界の人物自体、行動に整合性がないだろう。

3.リアリティにかける

ゲンドウと冬月の「二人のネルフ」はどんな金で動いてるんだとか、吹きっさらしのグランドピアノがなんであんなに綺麗なんだよ普通さびるだろとか、まぁ分からないでもない。

しかし、エヴァとは「私小説なのだプライベートフィルムにおいて、美意識表現される「わたくし」の前に「世界」のリアリティはある程度犠牲になるのだ。

つーか、あの廃墟、ぐっとくるじゃん。それでいいんだよ。

だいたい、我々が生きているこの世界の自体、リアリティがないだろう。

同様に依存症にも似た称揚にも目が当てられない。

4.狂ったエヴァが帰ってきた。俺たちのエヴァだ。

どこ見てんのかね。この「狂気」は完全に「作った狂気」だ。綺麗にまとまりすぎているし、旧劇場版アドリブ奏法のようなどこに行くのかわからない狂気ではなく、計算された狂気だ。

「序」と「破」をいったんたたき壊すための仕掛けであり、旧劇場版の「狂気」に魅せられて未だに90年代から一歩も動けていないものへの「釣り針」だ。

から、この「狂気」に「狂喜」するものは救いようがない。

この作品は「シン」へのかけ橋である以上、注意すべき点は以下の3点に絞られる

・旧劇場版とほぼ同じ立ち位置にいる「無限に後退していくシンジ」をQで再度設定しながら、決定的に違うのは旧劇場版シンジの周りにはダメな大人と壊れたアスカしかいなかったのに、新劇では導き手としてのアスカとマリが設定されていること。

・旧劇場版で「鬱シンジ」を否定し、「序」、「破」で設定した、ポジティブな「シンジさん」(セカイよりもポカ波を選んだシンジ)も「Q」で全否定したこと。

・露悪的な破壊の中で、通奏低音のように「やり直し」「成長と大人になること」「社会とつながること」を流していること。

上記を踏まえると、庵野<旧劇場版で引導を渡したはずの「エヴァ」に依存するヲタク>をもう一回、別のアプローチ説教しようとしているように見えて仕方ない。ヒントは同時上映された「巨神兵東京に現る」に流れていたようにも思える。

我々は上記3点の「伏線」に「シン」でどうオトシマエが付けられるのかを見守るべきであり、やはりつまらぬ結論ではあるが、それまで判断を留保すべきなのだ

つーか、こういう厨二病全壊な文章をかかせるエヴァさいこうって話ですよ。

2012-11-21

http://anond.hatelabo.jp/20121121063529

私はヱヴァQを見ていて、あ、これは魔法少女まどかマギカに近いテーマ性を持っている、更にその先に行こうとしていると感じた。

というのも、まどかマギカヱヴァQも、善意の結果が悪意と悲劇になるならば、善意の結果が人を苦しめることになるならば、というテーマを扱っているからだ。

ほとんどの創作作品において、善意は報われるということが前提になっている。善意が報われないならば誰も善意をなそうとは思わなくなるからだろう。

だが、その前提に対してまどマギは疑問を呈した。善意の結果が悪意と悲劇になるならばというテーマを立て描こうとしたが、まどマギはそこで止まってしまった。善意が悪意に転じるならばそれは絶望で、せめてそのような悲劇にならないように、という物語が描かれた。

ところがヱヴァQでは、シンジアスカに引っ張られながら、それでも前に進む事を強いられている。生きている以上は歩かねばならない。立ち止まることは死と同義だとでも言うように

ほむらカヲルと言われるけど、むしろほむら=Qシンジだと解釈した。

同性愛に近い友情を抱いてたたった一人の友達まどかカヲル)が、

セカイを滅ぼす存在クリームヒルト・第13使徒)になる前にこの世を去り、

残された救いようのない新世界に取り残され、変な化け物(魔獣・インフィニティ)と戦い続ける運命けが残され

手を取らなければいけないのは、今まで敵対していた人物(QBアスカしか居ない

だが、ほむらとQBが手を組むこと、シンジアスカに引っ張られること、そのものが「希望であると。

ラストシーンテーマまどマギヱヴァQで類似している。

新世界で生き抜くためには優しくしてくれる同性愛に近い友人(まどかカヲル)ではなく、旧世界では殺そうとしたほど憎んでいた存在(QB・アスカ)だ

ただ虚淵玄が言うほどほむらとQBの折衝には中間がないのがネックである

結局、魔法少女がこの世から去らなければいけない存在になるのは新世界でも変わらない事はさやか証明している。

しかシンジアスカは破で絆っぽいものを結んでいて、それがQでも残っていたことに希望がある。

28歳設定もあってアスカは昔に比べて別人であるからだ。

まどマギ新世界も描写が足りず、またほむらの心境もまどか概念になってからあの黒い翼を発現させるまでの空白が描かれていない。

それは14年の空白を経て、なんかたくましくなったアスカに近いのかもしれない。

これはただ女の子の強さを庵野虚淵も信じているからだろうか。

ちなみに庵野ニュータイプまどマギを評価するコメントを残しているが、注目しているのはほむらQBらしい。

ループ」ではなく「新世界でかつての敵同士が手を取り合うこと」というテーマシンジアスカと一致してるのも大きいのかもしれない

余談だが、あずまんまどマギにも「狂気が足りない」言うてるんでヱヴァQ絡みも多分そういうことだと思われる。

http://anond.hatelabo.jp/20121121041529

からここで俺が気になるのは、あずまんがシビれるくらいの解答というのはどういうものなのか、に尽きる。他は正直どうでもいいのであしからず

キーワードとなるのは「狂気」や「世界(セカイではない)」だと思われる。あとおそらく「狂気」は必要条件であって十分条件ではない。

おおかみこどもの雨と雪」をあずまんが絶賛したのは「狂気」は関係ない。彼はあの作品に普遍的なものを見ていた。

私はヱヴァQを見ていて、あ、これは魔法少女まどかマギカに近いテーマ性を持っている、更にその先に行こうとしていると感じた。

というのも、まどかマギカヱヴァQも、善意の結果が悪意と悲劇になるならば、善意の結果が人を苦しめることになるならば、というテーマを扱っているからだ。

ほとんどの創作作品において、善意は報われるということが前提になっている。善意が報われないならば誰も善意をなそうとは思わなくなるからだろう。

だが、その前提に対してまどマギは疑問を呈した。善意の結果が悪意と悲劇になるならばというテーマを立て描こうとしたが、まどマギはそこで止まってしまった。善意が悪意に転じるならばそれは絶望で、せめてそのような悲劇にならないように、という物語が描かれた。

ところがヱヴァQでは、シンジアスカに引っ張られながら、それでも前に進む事を強いられている。生きている以上は歩かねばならない。立ち止まることは死と同義だとでも言うように。

あれから14年経ったのだ。

おおかみこどもの雨と雪」は見ての通りの物語で、ぶっちゃければ何もない、人々に感動を与えるためだけに作られた物語。そして東はこれに感動したのだという。

もちろんおおかみこどもとヱヴァQでは扱おうとしているテーマがまるで違うから、前者に感動して後者に感動しないというのは当然なのだが、ことさらヱヴァQを詰まらないというのは、単に14年分の変化が東自身にあったというだけではないのか?

http://anond.hatelabo.jp/20121120232557

なんかあずまんにつぶやかれたしQ見て良かったわ。

https://twitter.com/hazuma/status/270937897249693696

https://twitter.com/hazuma/status/270943010051719169

それはさておき、庵野はひどい。

ヱヴァQは間違いなく凄い、主人公をどうしようもない加害者に叩き落としたという点でどうしようもなく凄い映画だと断言できる。

ひどいのであって、凄いのかどうかは判断が別れる所だと思う。

座談会でも言われていたけど、なんの理由があってシンジにこれだけのものを背負わさせるか…

共同戦線はっていたはずのミサトやアスカ勝手に成長して実年齢的に大人になってしまうし。(アスカ精神だけだけど、それがまたキツい。グロい。

90~00年代セカイ系覇者であるエヴァがこれだけまっすぐに残酷セカイ系いじめシンジ押し付けるというのは、ある意味では圧倒的に正解。

「君を失いたくない、そのためにセカイが滅びてもかまわない!」という無茶な行動に普通セカイ系作品ならハッピーエンドで答える。

破で新鮮だったのは「それをあのエヴァがやるなんて…」という意外性に尽きる。その意外性に大して庵野がどう答えるか?これはもうわからんね→といった所でこの裏切り。また旧エヴァかよ!この構造はたしかにシビれる。坂上がシビれるのもわかる。圧倒的な新規切り捨て、古参いじり。

さておき、ヱヴァQおよび庵野が凄いorひどいのはセカイを代償にレイを救わせようとしておいてセカイもだめになっちゃったレイも違うレイなっちゃったしと、ALL代償をシンジ押し付けたその点に尽きる。このひどい代償、並のアニメがやっていたら一笑に付されて終わりだろう。そんな壮大なおしつけ成立するはずないだろ!と。だがエヴァ場合これが成立する。なんといってもセカイ系覇者なのだから、これくらいの壮大さじゃないとむしろ釣り合わないくらいだ。

そう考えると、「庵野監督が旧エヴァ狂気に対抗するために理詰めで導き出した回答」という点はかなり納得が行く。庵野さんは狂気理論を同等に扱うことができる天才なのだろう。

からここで俺が気になるのは、あずまんがシビれるくらいの解答というのはどういうものなのか、に尽きる。他は正直どうでもいいのであしからず

キーワードとなるのは「狂気」や「世界(セカイではない)」だと思われる。あとおそらく「狂気」は必要条件であって十分条件ではない。

おおかみこどもの雨と雪」をあずまんが絶賛したのは「狂気」は関係ない。彼はあの作品に普遍的なものを見ていた。

普遍的なものとはつまり、親であるかそうでないかなどに関わらずすごいと感じられる作品だ。

おおかみこどもの雨と雪」は一見すると親である人間のほうが多くの感動を得られるが、そうではない。

では何が良かったのか。人間自然関係か。はたまたジブリ的な「生きる」ことの素晴らしさか。

俺はそれらのどれでもないように感じた。あくまであずまんツイートからだが。

おおかみこどもの何が良かったのか、ヱヴァQには何が足りなかったのか。言葉にするとそれは普遍性、または世界に通用する何かなのだろうけど、あずまんの口からそれはまだ具体的に語られていないように思う。ていうか正直よくわからないのでゲンロンカフェとかで語ってくれたら嬉しいです。

2012-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20121120205715

これを読んで思ったのは、東って幼児が画用紙にグチャグチャの絵を描いたのを芸術だって言うような人なのか、統合失調なんかで神の啓示だって描いた絵をこれは過去巨匠にも匹敵するなんて言っちゃうような人なのかってことだ。

エヴァは間違いなく怪作で傑作で、庵野監督が本気で狂ってた作品であることは間違いない(完成度が高く辻褄が合っているのは狂いながらも計算されているってことだ)。

でもそれはどうやったって2度は作れないし、作ることを望んではいけないものであるはず。2度作ることを求めたら今度こそ死ぬか完全に狂うんじゃないか

で、ここで否定に入る。

確かに旧エヴァは怪作で傑作だったわけだが、庵野監督が狂っていたがゆえに個人的問題から外には出られなかった。

最初ネルフ以外の人が描かれていてトウジやケンスケといった友達が描かれていたのに、話が進むにつれシンジと誰か以外の部分が削り落とされていって、最後シンジの隣にアスカ一人という結末になってしまった。

なぜか分からないが、シンジが「また会いたいと思った」という気持ちによって、世界が完全に終わってしまう事態は避けられたらしい。

ゆえに旧エヴァセカイ系の走りとなったわけだけど、旧エヴァにおいて完全に抜けていた問題が一つある。

それは、旧エヴァにおいてシンジは常に被害者であって加害者にならなかった、常に周囲から苦しめられ傷めつけられる存在だったってことだ。

例えばトウジが足を失う結果になったバルディエル戦、この時シンジは父親ゲンドウが稼働させたダミープラグの凶行を見せつけられ、ゆえに父親を殺人者と罵る権利を有する被害者だった。

エヴァにおけるシンジは結果として他者を傷つけることもあったかもしれないが、同時にその他者から傷つけられていた。

更にシンジは、ネルフ、ゼーレ、戦自といった巨大な組織による荒波に翻弄される立場であって、こんなの14歳自分にはどうしようもないよ、どうやっても解決なんてできないよと言っても、まあ許される立場だった(現にミサトはシンジに対しエヴァ量産型の殲滅以外求めていない。それしかシンジにできることはないと分かっているため)。

ところがヱヴァQにおいて、シンジは明確に他者を傷つけ苦しめた加害者であり主犯の立場に立たされることになった。それも人類を壊滅させるほどの加害なのだからもう立派と言わざるをえない。

その上、カヲルアスカの制止も聞かず行動した結果がフォースインパクトに繋がりかけたのだから、もう弁解などできる立場でない(せいぜい知らなかったと言うくらいだろう)。

この、自身が加害者になるというテーマ00年代に少なからず見られるのだが、自分は○○のために加害せざるを得なかったのだ、自分は○○の目的を達するために加害したのだといった言い訳がついて回った。

シンジ現実を見せられた時そうだった。自分は知らなかった、綾波を助けたいと思っただけだ、それなのに僕のせいだと言われてもどうしろって言うんだと。

だがその言葉が何億の死者と滅茶苦茶に破壊された世界果たして届くものなのか。

ヱヴァQは間違いなく凄い、主人公をどうしようもない加害者に叩き落としたという点でどうしようもなく凄い映画だと断言できる。

そしてこれは、庵野監督が旧エヴァ狂気に対抗するために理詰めで導き出した回答なのだろう。

2012-11-18

ヱヴァQ

アスカが破の時から比べてよりセックスしたい感じになっててよかった

2012-09-07

杏さやは萌えるという話

すごく今更だけど、ふと気づいたのでメモ

まどマギにおいて、さやか、ひいては杏さやになぜ女である自分が惹かれるのか。

それは、さやかが「選ばれない方の少女」だからじゃなかろうか。

望んでも決して一番にはなれない。

上條への想いは双方向になることはなく、

まどかには魂レベルで繋がるほむほむ存在があり、

きゅうべえにはまどかを釣るためのエサ扱いされ、

マミさんが己の弱さを吐露したのはまどかだけ(なのにさやかの中でマミさんが絶対化されちゃってるのが余計痛々しい)。

絶対的なまどか存在があるから魔法少女の一番にもなれない。

自分が一番でないと悟ってしまいながらも、さやかは気丈に「正義ヒーロー」であろうとする。

清く正しくあろうとする。

その度に心がすり減っていく。歪みが生まれていく。

自分のやってきたことに意味はあるのか。自分は苦しんでるのに、誰も自分を見てくれない――

したくないしする必要もないと分ってても、親友比較し、嫉妬劣等感に苛まれる。

そんな自分がまた醜く思え許せなくなる。

さやか魔女堕ちしていく過程がやたら生々しくて痛々しくて泣ける。

物語の中には主人公メインヒロインというものがあり、それ以外のキャラはどうあがいても作中でヒーローヒロイン補正には勝てないようになっている。(外部での人気の大小とかとは別問題)

漫画アニメドラマが描くのは「選ばれた」子の物語

そんな中で、自分感情移入するのは「選ばれなかった」子の方だ。(エヴァアスカとかも当て嵌まってるかな)

自分自身が「選ばれない方の人間」だという実感を持っているからだと思われる。

これはどうしようもない劣等感とか自分自身に対する失望感とかでもあって、選ばれるように努力すれば云々みたいな綺麗事レベルの話ではない。

また、情けないことに、選ばれないことを受け入れ諦めながらも、心の片隅では選ばれたいと浅ましく思っている。

そして、二次元世界の「選ばれない子」に勝手共感を抱いてしまう。

からこそ、さやかには救われて欲しいと思う。

彼女が救われるにはどうすればいいのか。どうすれば満たされるのか。

擦り減ってしまったさやかの心が救われるには、互いに一番と思えるかけがえのない存在ができればいい。

そこで、杏子という少女存在だ。

正反対ともいえる価値観を持っているからこそ似た者同士というか。

作中では関係性を築く途上で終わってしまったけれど、あの二人は互いの一番近しい特別な存在になりうるんじゃないかと示されてる。

引き千切られんばかりに打ちのめされている「選ばれなかった子」も誰かに選ばれて、満たされて欲しい幸せになって欲しい。

杏子存在によってさやかが救われ、さやか存在によって杏子は安らぎを得て欲しいと願わずはいられない。

そういうわけで、杏さやという関係は自分にとってはどストライクだった。

BLが好まれる理由の一つに、性別とか恋人という括りとかの次元を超えた濃厚な関係性が描かれているから、というのがある気がするけど、杏さやはまさにそんな感じ。

(ほむまどまで行くと、二人の関係では留まら世界が巻き込まれてきちゃうので何かが違う)

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