はてなキーワード: 親友とは
いつものように一人で飯を食っていた。
通りに面したテラス席だ。このあたりは飲食店が連なっていて、ずらっとテラス席が並んでいる。どの店もそこそこ席が埋まっている。
よく見ると客が全員ポーランド人だった。なぜかみんな、ケーキを食べている。
そういえば、このへんの店はみんなパティスリーだった。客じゃなくて従業員がまかないを食っているのかもしれない。しかし、まかないまでケーキなのか?
どのテラス席でも全員同じ種類のケーキを食べているのに気付いた。生クリームがたっぷりかかったチョコレートケーキだ。うまそう。だけど判で押したように同じなのでちょっと不気味に思った。
あたりは妙にざわついている。
みんな、なにか興奮したような、困惑したような、あるいは心配そうな様子で、声を抑えつつも情報を交換し合っている。
その中でも一人、若い男性のパティシエが通りの良い声で、立って何かを話していた。演説めいた口調で、ちょっとしたギャラリーができている。
曰く、清少納言の行いをもはや許してはおけない、俺たちが目にものを見せてやるときだ、と。
最後に「困ったことになったら俺を頼れ」と締めくくって店の中に戻っていった。その仕草と声があまりにイケメンだったので、俺は思わず「かっけぇ……」と声を漏らし、あたりの女性たちからも黄色い声が上がっていた。
しかしそれにしても、何が起こっているのかよくわからない。俺は場所を変えた。
大学の学食に来た。見慣れた場所だけど、ここでも雰囲気がざわついている。ふだんは置いていないデザート類がそのへんに並べられていて、勝手に取って食べていいらしかった。
俺はその中の大福を一つ、ひょいと手に取って食べてから、その隣のケーキに手を伸ばした。
するとそこに業者の人たちがやってきて、置いてあったケーキをすべて手際よく廃棄してしまった。業者のオッサンの一人が笑顔で話しかけてくる。
兄ちゃん、いいねえ今日は、いいもんが食えて。
いや食おうとしたらあなたが捨てたんだが。
ますますわけがわからない。
そこに運よく、見知った顔を見かけた。小学生の頃からの親友が二人だ。そいつらに話しかけて、何かあったのか、と聞いてみた。二人は訳知り顔でこう答えてくれた。
確かに、事情を知らない人から見ると何があったのか意味不明だろうな。
みんなやたらといいものを食べてるし、一方でこの異様な雰囲気だ。おかしいと思っただろ?
でも理由は一つなんだ。それはね、
そこで目が覚めた。
――――――――――――――――
創作ではないです。
補足とか追記:
https://anond.hatelabo.jp/20180212233657
数年前、大学時代同じ部活だった友人が20代の若さで事故で亡くなった。
ちょうど仲間内の1人と交際しており、婚約直後だったと聞いていた。
その婚約者の友人から知らせを受けた直後は、気が動転して意味のないことを口走りながら、友人として諸々の手続きを引き受けることにした。
母親にどうすればいいか聞いて葬儀社に電話をして、言われるがままに一番大きな供花を注文した。
葬式には大勢の部活仲間と参列した。亡くなった友人は事故に遭ったのが嘘のような、まるで眠っているかのような顔で棺に収まっていたので、どうしようもないとは思いつつ「今までありがとう」と声をかけてみた。
親御さんからのお願いを受けて、みんなで棺に花と思い出の品を入れて、最後は霊柩車が式場を出て行くのを見送った。
今でもこうしたひとつひとつの出来事を鮮明に思い出せるし、「悲しい」以前に「受け入れがたい」という気持ちが消えない。
ただ、その時自分が持っていた感情が理解できない。その時の自分は、行き場のない悲しみ以外に一種のドラマ感を味わっていた。
葬儀の前日、悲しみを通り越して感情が表せなくなった婚約者の友人の顔を見ながら、亡くなった彼との思い出話を聞いていた時。
婚約者の友人の代わりに花を手配し、初めて会った故人の親御さんから「ありがとうございます」と言われた時。
故人と親友だった友人が棺の前で泣き崩れ、背中をさするために座り込んだ時。
私は心のどこかで「非日常のわくわく」や「非日常でちょっと活躍できる自分」に興奮していた。
もしかしたら、単に緊急事態でアドレナリンが分泌されて、混乱した心が「高揚している」と勘違いしただけかもしれない。
でも、あの時の自分がもし親しい人との死別という悲劇をエンタメとして消費していたなら、八つ裂きにされてもおかしくない程の残酷な性癖に当たるだろう。
誰にも言えずにしまっていたけど、この機にそっと投げておく。この気持ちを合理的に説明できるならありがたいし、同志がもしいるならそれもありがたい。罵倒されたとしても、ようやく自分の罪を断罪してもらえるならそれでもいい。
彼氏が出来ない理由はなんとなく分かる。まず理想が高い(実際に好きになった人は全然当てはまっていなかった、ということはある)。
それに、そもそも友達と遊んだり一人で趣味に没頭したりする方が楽しいので、真剣に彼氏を作ろうとしたことが一度もない。
告白されたことは何度かあるが、どの人も付き合うことは考えたこともなかった人だったので、断った。
結婚願望はあるので最近少し焦った方がいいのだろうかと思いつつも、未だに積極的に動いてはいない。合コンも行ったことがない。
でも、たまに友達の彼氏の話を聞くと「いいなぁ」と思う。その瞬間だけめっちゃ彼氏が欲しくなる。
なので、そういう時はいつもイマジナリーボーイフレンドとイチャイチャしている。
イマジナリーボーイフレンドの名は大野流星。私よりひとつ年上。性格は若干ヘタレだが男前。顔は上の下レベル。関西弁で、人気お笑いコンビのツッコミ担当。私のことはちゃん付けで呼ぶ。
私は声優を目指していて、フリーターをしながらレッスンを受けている。未来はどうなるか分からないが、才能があると言われたことはあるので、とりあえず30歳くらいまでは諦めずに続けたいと思っている。
そんな私は、流星とイチャイチャしている時は、声優としてデビューし時々バラエティ番組にも呼ばれる売れっ子(という設定)になる。
想像力が豊かなので、最近は流星の相方である遠藤飛鳥の設定にも凝り始めた。飛鳥は流星ほどイケメンではないけど別にブサイクなわけではなく、温厚そうな顔をしており、実際とても優しいので流星よりモテる。流星と飛鳥は高校生の時からの親友で、コンビ名は「犬と猿」。
流星と十分くらいイチャイチャすればもう満足するので、結局彼氏は要らないやという結論に至る。
好きな作家さんが王道へ流れてしまい複雑な感情を抱いてる方の日記を読んだ。
わかる。その気持ちとてもわかる。私も少し違うけれど同じようなことがあった。
私にはあるジャンルで知り合ったとても仲の良いフォロワーがいる。仮にAとする。
もうリアルでの友人よりも仲が良い気がするし親友といっても過言ではないくらいだ。
お互いの家は泊まったり、遠征があれば同じホテルに泊まって過ごしたりと友達以上のような関係だ。
ある日Aが自宅へ泊まりに来た。
もちろん私は大歓迎で、泊まっている間はほぼ離れることなく過ごし、このチャンスを逃してはいけないと私の好きな作品をプレゼンした。
この時の私は、その作品をAが好きになってくれたら話し相手が増えるな、そうなったらいいなと思っていた。
メインに支障のない程度に好きになってくれればいい、たまに話し相手になってくれるぐらいになってくれればなと。
私のプレゼンの甲斐ありAは見事にその作品を好きになってくれた。それはもう私の想像以上に。
私の家から帰る際にAにその作品をいくつか貸し、布教は大成功したのだ。
しばらくはAと話す際に、私の持つ情報やその作品について語ったりなどしていたのだが、ついにAは二次創作を始めた。
そのとき私は嬉しさと同時に(あぁ、しまった)と思ったのだった。
もちろん私はその作品が好きだ。
二次創作だって検索したことはあるし、シリーズものだから今までのものは全部集めてる。
新作が出るなら予約して購入するくらい好きだ。
Aは二次創作を始めてからどんどんとその輪を広げて行き、その作品で知り合った他のフォロワーとも仲良くするようになった。
もちろんここで私はそれを喜ぶべきなのだろうが、全く喜ぶことはできなかった。
私だけが置いて行かれているような感覚、嫉妬のようなものを感じた。
Twitterでつぶやく内容もその作品について、らくがき!と言ってあげるイラストもその作品。
しかしフォロワーはジャンル替えでその作品で知り合った新しいフォロワーと話すようになった。
「今日話せる?」
「ごめん今日は○○さんと話すの…」
もちろん前々から予定を聞かなかった私が悪い。
そんなことはわかってる。でも前まではずっと話していたんだよ。
土曜の夜は私と話すのが慣例化していたのに。悲しかった。
ジャンルの切れ目は縁の切れ目ってこういうことかと泣いた。
私はAが絵を描けばいいねをつけてリツイートしたし、リプでコメントも送った。
そのジャンルについてAが語れば欠かさずいいねを送り空リプで同意のツイートやリツイートした。
なのにAはジャンルを変えた。きっとそういうものなんだろうね。
いいねやコメントを送り続けていてもジャンルを変える人は変えるんだよ。
ジャンルを変えてから私は新しいフォロワーが憎くて憎くて仕方なかった。
アカウント消せばいいのにとずっと思ってた。
実際今でも憎い。逆恨みとはわかってるけど。
Aが楽しそうに他のフォロワーとスカイプしながらマルチプレイしてる時は憎しみと悲しみで吐いた。
私と話してるときもそのゲームやってたけどスカイプ中全く話してくれなかったよね。
私は無と通話してるのかと思った。
だってジャンル変わったのは私が貸した作品がきっかけなんだよ。
私が貸さなかったら少なくともあの作品へのジャンル変えはなかった。
この苦しみは過去の私が原因の苦しみで、何度も何度も後悔した。
はぁ〜〜ままならない。本当にままならない。
俺には親友がいる。中学生当時SNSで知り合い、厨二病真っ盛りなハンドルネームを呼び、それがいつの間にかお互い落ち着いた名前になって、本名で呼びあうようになり、結局10年の付き合いになった。
住んでいた場所は近くなく、共通の趣味のイベントの際に会っては安い飲み屋でだらだらと喋り、酒の飲める俺と、全く飲めない友人で、何故か友人のほうがテンション高く盛り上がって10本以上の煙草を吸い、煙草を全くやらない俺は煙に咳をしながら笑ったり、なんだりした。
喧嘩をしたこともないわけではない。でもいつも俺が先に折れて謝って、二人で海を見ながらこれからも仲良くやってこうなだとか臭い台詞を言ったりもした。友人が落ち込んでいたら真剣に話を聞いたし、友人の喜ばしい話は本人以上に俺も喜んだ。まさに「気の置けない友人」で、こいつ以上に波長の合う人間も、こいつ以上になんでも話せる相手も、もう出会えないと思った。なんなら自分の彼女よりよほど気が合った。
数週間前、その親友から某メッセージアプリで朝早く不在着信が来ていた。仕事の都合上、朝に起きていることなど滅多にない相手だから何があったのかと思い、30分ほど経っていたが「今なら出られるけど何かあった?」と返す。数分して相手からの着信があり「ごめん寝てた。なんかあった?大丈夫か」といつも通り話した。けれど相手からはいつも通りの返事がなかった。はっきりと覚えていないけど「○○さんですか?こちら××警察署の△△です」みたいなことを言われた。その時点で俺はもう、察してしまった。親友がすでにこの世にいないのを。
親友はわりとハードな人生を送ってきた人だった。基本的にはやかましく、元気で、偉い人にはへこへこして、元気で、多くの知り合いからそう思われるタイプで、でも中身は本当に暗かった。だからいつかこいつは死んでしまうんじゃないか、と思っていた。「俺とお前が友達じゃなくなるとしたら、お前が俺にブチ切れるか、俺が死ぬかだな」と笑って言ったのもよくおぼえている。だから、親友のツイッターがどのアカウントも数日更新されていないのと、警察からの電話という二つの事実が重なって、俺は逆に冷静になってしまって、取り乱すこともなく1時間近い聴取を受けた。遺されたメモ書きに俺の名前が記されていたことを聞かされた。
これから仕事があることを伝えて、一度警察からの電話は切れた。切って、一度「□□が死んだのか」と声に出して、俺はやっと事実を飲み込んで、泣いた。職場に知人の不幸による休みの連絡を入れた。色々な感情が湧いて、それをとてつもなく大きな虚無感が覆っていて、耳が常に遠い。
警察から電話が来る数日前、親友本人からの電話を俺は受けていた。明らかに声に元気がなかったのも出てすぐに気づいたし、何かあったなら話は聞く、と言ったけれど本人は何も答えなかった。いつもなら短くても1時間以上は続く通話も、ほんの10分たらずで終わった。もうすぐ猫を飼おうと思っていること、名前と白い猫にすることだけは決めていること、来月俺と会うときに行く飯屋の話、好きなバンドのライブに行った話、今度は一緒に行きたいということ、そんな未来と良きことばかり話して、電話は切れた。今思うにあれは、助けてと言うつもりすらなく、別れの電話だったのかもしれない。あいつはそういう性格だからだ。
親友が死んだからといって忌引き休暇になるわけでもなく、SNSでの関係が主だったから親友の家族から通夜の連絡が来るわけでもなく、俺は翌日には仕事に出た。突然お休みをいただいてしまい申し訳ありませんでした、と謝って、なるべく忙しくなるように業務を探した。いつもなら引き受けないものも引き受けて、とにかく空白の時間を作らないようにした。メッセージアプリもツイッターもあまり見ないようにしていた。10年分の付き合いはあまりにも感情の作動するセンサーを各所に張り巡らしていて、油断するとすぐに友人の顔が浮かんできてただひたすらつらくなった。
俺はこれから、嬉しいことも、悲しいことも、親友とお互い好きだったコンテンツの新情報も、どこに言えばいいのかわからない。お互い好きだったコンテンツのイベントに今後も足を運べるかわからない。
薄情だと言われるかもしれないが「あのとき助けてやれなかった、俺の所為だ」という気持ちは湧いてこなかった。頑固で決めたら譲らない、意地っ張りで強気で弱いところを見せるくらいなら全部捨ててやる、とでもいった親友の性格を鑑みて、本当にその時点で決めていたのであればもう何もできなかったと思う。というか、そうであってくれ、と願ってしまうし、本人も「俺の所為だ」と俺が思うことを望んではいないと思う。そういうやつだからだ。
だけど俺は本当に、寂しい。あいつがいて当たり前にやってきたことを、もう二度と全てできない、と色んなことをしていていつも考える。今後の人生においても、ずっと思う。親友のいた未来を想像してしまう。つらいことが起きたとき、まず話して愚痴を言っていた相手がもういない。人生で初めて増田に書いてしまうくらい、俺のコミュニケーションの大部分が亡くなってしまった。それでもメシは食べなきゃ腹が減るし、仕事には行かなきゃいけないし、客相手には笑って返事をしなきゃいけない。生きることがせめてもの…だとかあいつの分まで…だとかいうつもりはないが、俺は生きなければいけない。
だけれど、親友には言っておきたい。お前が死んだら親友じゃなくなると言ったが、お前が死んでも親友だよ。それだけはあの世にも伝わってくれ。
先日、親の乳がんが発覚しました。不幸中の幸いというのでしょうか、がんの周りに血が固まっているせいで広がってはいないそうです。
本人も普段通り(をつとめているだけかもしれませんが)にしています。
そして今月、手術を受けるのですが、私は母にどう接すればいいのかわからなくなってきてしまいました。
日程がちょうど入院中の日にちになってしまい、そこはさすがにずらしましたが、旅行に行きたいと思ってしまうのは薄情なのでしょうか。
母のことが嫌いなわけではもちろんありません。が、家にいて娘役を演じる時間と夫役を演じている時間に疲れることはたまにあります(うちは母子家庭です。)
私がずっと家にいても母の病気は治りません。
母は人に弱い部分を見せるのが1番苦手です。病人扱いされることを嫌います。
そんな母を、私はどう支えれば良いのでしょうか。全然わからなくなってきました。
私が母のためにいますべきことはなんなのでしょうか。
ここに書くのが正解だとは思いませんが、周りに心配かけたくないのでこのことはほとんど誰にも言ってません。親友にさえ相談できません。
だからここに書きました。
だれかの意見を聞きたいです。
1:48 追記
ちなみにですが、私は今大学3年です。
最近精神的にあんまり余裕が無いのもあってしんどいので、どこでもいいし、誰も読まなくてもいいから、とりあえず吐き出したいと思って書く。
それなのになぜか10数年来、友達であり続けて、今やなんというか腐れ縁である。
1つは、私の口下手で大人しめな性格のせいだと思う。はっきり言って人に流されやすいし、あまり人に強く出れない。それがあって、もう嫌い!と言えないまま今に至る。
2つ目は、彼女の性格だと思う。有無を言わさないような言い方をしてくる時が度々あるし、勇気を振り絞ってそれはちょっと…と拒否しても、結局最初の案に近い代替案を立てて、これならいいでしょ?という具合に、拒否したこちらの意図を全く読み取ってくれないのである。その上行動力もあるので、会おうと言ったら絶対会うし、会おうと言いつつ延ばし延ばしでフェードアウト…という事はほぼ無いし、私に会おうという誘いを何回も断れるような精神力は無いのである。
なんというか、彼女は人の意図を読み取れないタイプの人間である。
彼女の友達に私を紹介するとき、彼女は悪気など何もなかっただろうが、私が腐女子である事を勝手にカミングアウトした。うわ…と思った。多分彼女としては、そんな隠すような趣味では無いのだろうと判断しての事だとは思うし、私も隠しているとは言わなかったが、世間的に大声で喋れるような趣味ではないことは周知の事実である。
無理すぎる。
そんなこともあったので、なんとか穏便に縁を切りたいと願いつつもまた月日は流れ、アニメが好きだという男性を紹介された。話し合いそうだから話して見て!とLINEを教えてもらった。
それからその男性とは仲良くなり、今お付き合いをさせて頂いている。
この間を取り持ってくれた、というのもなんとなく拒否しづらい一因である。
そんな彼女は今、私の彼氏の親友と付き合っている。一応、表面的には親友の恋人は恋人の親友という感じである。
そういう間柄だと、ダブルデードでやれディズニーだ、新宿だ、原宿だとそういうお誘いをされる。
私達カップルは、どちらかというとインドア派で、二人だけで過ごすのが一番好きだし、それ以外のデートは望まない。
それに、相手のカップルは正直なところ、めちゃくちゃにイタイ。LINEやらTwitterのアイコンを恋人の写真にするタイプである。
そういう趣味も否定はしないが、私達とはまったくもって馬が合わないのである。
正直なところ、最近私が一番難儀しているのは彼女の惚気である。
私は惚気やら恋バナやらが苦手な類の人間なので、会話している途中に突然惚気をブッ込まれるとイライラする。
聞いてないし。言ってだからなんなんだ。という気持ちになってしまう。
なので自衛には努めているのだが、なにしろ彼女は鈍感女である。相槌で興味なさそうにしていても、構わず惚気る。気づかない。
LINEでも惚気る。聞いてないし。聞きたくないし。返信を2、3日しないでおいて、その話題興味ないよーアピールをしても無駄である。惚気る。
ハッキリ伝えられない私も私だが、冒頭に書いた様に私なりに、どこかに吐き出して少しでも楽になりたいという思いでこれを書いた。
人との縁は大切にしたいものだが、自分が無理だと思うものとは、積極的に早めの決別を私はお勧めする。
早く親友やめたい。
補足
めんどくさいね。と言ってくれた方も、ありがとうございます。
とりあえず熱中できることを増やしたいなと思います。
根暗で陰険かと言われれば、まぁ多分その部類だと思います。ここにだらだら書くしか吐き出せないような奴ですし。
まだここの使い方もよくわからないような始めたばかりの人間の愚痴に付き合ってくれて、ありがとうございました。
使い方がよくわからないので、とりあえずここに書かせてもらいました。
こっそり近づいてきて、耳元で、たらればたられば囁いてくる。
例えば、君の父親が働く人だったら。
例えば、君の弟が元ひきこもりじゃなかったら。
あんな苦労ばかりだった時間の代わりに、どんな時間を過ごすことができたんだろうね。
例えば、君のおじいさんが借金の連帯保証人になった親友に逃げられていなければ。
親戚達はずっと集まって、みんなで今も年に何度も宴会していたかもしれないね。
おじいさんもおばあさんも、あの借金に殺されたようなもんじゃないか。
すべてを清算して、生活保護の生活をはじめた途端、ふたりとも続けざまに死んでいった。
まだ60代だったのにね。
例えば、君が弟に包丁で刺されてなければ。
君はかすり傷だったから平気だと許してるけど、今も夢に出るんだろう。
例えば、働き者のお父さんと、優しいお母さん、殴ってこない弟だったら。
どんな人生だったんだろう。
君はきっと、摂食障害にもならなかったし、あの異様な肌荒れもなかっただろうし、
過呼吸がくせになることもなかっただろうし、きっと鬱病にもならなかったよ。
うるさいな。どっかいけ。
ちょっと書きなぐりですまないけどアウトプットしておく。当方男性。発端の案件や揉め事には興味無し。妄想したいだけ。
望む事は、自分以外の人も勝手気ままに自由な妄想をネットにアップすればいいのにと思うので、トラバに俺ならこうするみたいなの書いてくれたらウレションすると思う
●前提条件
・プリキュアで言うならキュアロゼッタみたいな漫画金持ちが「女性だけの街を作って観察するのも楽しそうですわ」って新しいアントリウムでも買う感覚で人の少なくなった土地を購入。
・女性のいない街というよりも、0から作る街や少数の意思決定者により方向性がコントロールされた街作り社会作りのテスト案件としての側面を持ちつつ進行する事となる。(なんじゃそりゃとか言うな)
●準備
・女性特区を作る事の承認を国、県が認める。認めたんだってば。内閣総理大臣が親友のキュアハートなんだよ。適当でいいんだよ。
・工事開始。土地をならしてインフラの整備を行う。ここまでは男性もいる。
・街を維持する為に必要な職業、専門家等がどれぐらい要るか試算して、街の運営開始までの講師の育成を開始する。講師は街の運営を行う企業の社員となる。
・1つの企業が音頭を取ってデザインした、人口2万5千人ほどが暮らせる街のオープンまで計画開始から10年経過した。
●街の開始
・工事と平行して終わらせた居住予定者の内インフラ担当の教育も終わらせて、人口2万5千人の女性市がスタートした。
・女性しか入れない特区との境にはデポ等が置かれており、特区内の商店へ配送する荷物はそのデポで仕分けされる。
・街の地下を縦横無尽に繋がってるコンベアとICタグを使う事で、トラック不要で荷物を家から店舗から届けられるようになっている。店舗で買ってタグつけて自宅に送る事すらできる。
・電気水道各種インフラに問題があっても、講師とその弟子達によりなんとかなる状態になっている。特に地下を走るベルトコンベアはメンテ重要。
・優しさをモットーにした街作りになっており、どの店舗のレジにも椅子があり、ほとんどの仕事が待機時間に座れるようになっており、悪しき風習をなくそうという取り組みが進められている。
・既婚者や子持ちも観光、入居可能だが、妊婦に関しては男児が産まれた場合だけ入居拒否となる。この事には住人全員が同意している。
・コンビニにあるえっちな本も女性向け。女児の眼に毒だと話題になる。
・住民登録する為には簡単なテストがあり、犯罪目的とみなされるような居住者を極力弾いている。
●発生した事
・男性の目を気にする必要が無いからこそ、自由なファッションが流行する。スマホが普及してから撮影される事を嫌ってめっきり減ったゴスロリや、露出度の高い前衛的なファッションまで。女性だけの街だからでこそ、自由なファッションがブームとなる。
・その一方で男性を一生気にしないからこそ、好きなものを食べて太る、お太り様文化も前向きに開花する。
・ジャニーズ等の男性アイドルや、おそ松さんやキンプリやアイマスSideMなんかの男性主人公のアニメを集団で楽しむ会合はいかがなものかという事が真剣に議論される。議論されるが、街に男性がいない事には変わりがないから別にいいだろうという事で落ち着く。
・あくまで住んでいるだけで市外への通勤用に電車も通っている。電車内には男性も女性もいる。女性しか降りられないホームがあり、うっかり男性が降りるといたたまれない思いをする事になる。
・下着をベランダに干す事が当たり前となり、集合住宅のベランダがカラフルに。
・ゲームセンターが女性の交流場所の1つとなる。トモチケをボード経由交換ではなく、実際にパキる光景が散見されるようになる。
・バーや居酒屋で同じ趣味の仲間を探す活動が盛んになる。同好の士を求める気風が高まっていく。
・新たに事務所を構える企業やクリエイター業が増え、女性だけの街だからこその快適な側面を享受していく。
●事件
・特区の境界線に好奇の目が多く寄せられる事となり、特区を囲む壁を建造する事となる。この壁を人はウォールマリアと呼んだ。特区の反対側の壁には何度もベルトルト君のグラフィティが描かれた。
・カラフルな下着がたなびく集合住宅のベランダを撮影してインスタにアップしたバカが街の追放者第一号となる。この事件から流石に下着をベランダに干すのやめる人が増える。
・仲間を探す事をシャイでできなくて女性市住人なのに休日1人の事に対する怨嗟の声が増田にアップされて独特な文面から個人特定されて、彼女は自主的に街を去った。
・初の交通事故死が発生。何ぶん住人少ないから加害者は街を自主的に去った。葬儀は被害者の地元で行われたが、女性市でも行われ、仲間を失った事への追悼式典が行われる。
●未来
・女性だけの老人ホームが複数できあがる。趣味ごとに入る老人ホームを変えて、世代ごとに建物が違うようになっている。館内には彼女らが持ち込んだiTunesアカウントの楽曲がランダムでエンドレス再生され、彼女らが好きだった映像作品が共同スペースでエンドレス再生され、共同スペースでは何度繰り返したかわからない萌えトークが繰り広げられる。
・女性市の人口が100万人を突破。拡張を続けた特区ウォールは3枚目に突入。
・女性市をアルコロジー化して宇宙へ。新たな太陽系を目指して外宇宙へ人類の新たな惑星、アルファ・ケンタウリを探して旅立つ事となった。
10年経過したり20年経過したり、世代交代したり。事件とかもっとたくさんあるハズ。あってほしい。
太陽が膨張して太陽系に人類が住めなくなるまでに人類が選択すべき新天地へのプランとして、第三の性を導入して3人の同意による性行為が無いと子供を作れなくすればいいのでは?とか思ってたけど
女性だけで外科手術で繁殖できるようにして産み分けすれば男性要らないじゃんって
そして跳んだアルコロジーの中で100年ぶりに産まれた男児が後に魔王と呼ばれる事になるんすよ
ブコメいっぱいついて驚いた。
そして、そのブコメの内容がだいたい
「お前のシムシティのプレイっぷり見てらんねえんだよ。俺にもコントローラー貸せよ。俺ならこんな感じにするからよ」
って風に読めた。
わかる。超わかる。
ゲームって他人のプレイ観るより自分でプレイした方が億倍楽しいもんね。
だから自分なりの世界観で妄想とかみんな垂れ流したりトラバで勝手に続きから始めたり、初めからやりなおしたりしてほしい。
妄想って自由だから、この論争?についても、「俺ならこんな風にするよー」って発起人の発想に影響されたエントリがたくさん出てほしかった。
俺は影響されたから出した。
そこまでテイルズユーザーではないのだけれども、ヴェスペリアに関しては割とやってきたつもりではある。
その中でも料理システムに関しては自分なりに考えたり想像を膨らませたりしている方だと思う。料理システムから見るテイルズオブヴェスペリアの面白さについて書いていきたい。
ヴェスペリアの料理システムはキャラ毎に「作るのが得意・苦手」「好き・嫌い」があり、それにより料理の成功率や料理による効果の増減が違ってくるのが特徴と言えるだろう。
そしてこのシステム、かなりキャラの設定として凝っている部分でもある。
得意だったり苦手だったりはキャラの料理上手い下手設定によるものが大きく、エステルやリタ、ラピードが設定通り(というかラピードは犬だから)苦手な料理が多い。レイヴンは甘いものが嫌いだから作りたくないんだろうなという感じ、味の好みが上手い下手に繋がるのもイエスだね。
料理がヤバいキャラとして定着しつつあるフレンは実は苦手な料理が無いんだけど、これは成功した時のクオリティの高さで評価されているのかな。フレンの料理は成功時の効果が高いもの。
ジュディスは料理が上手い設定がバッチリあるから苦手なし、ユーリも無いんだなあこれは主人公補正か?カロルは手先が器用な設定があるから苦手なし、ここは一つ二つあってもよかった気もする…パティは料理上手に加え年齢関連の設定的に上手いんだろうね、APTX4869服用させられたみたいなもんやし。
得意苦手についてはまあこんな感じか。思ってたより考えてなかったな…すまない。
私がとても注目していたのは好き嫌いについて。
どうもヴェスペリアのメンバーは「味が嫌い」「特定の食材が嫌い」「その他特殊な条件で嫌い」があるようで。今回はユーリ、エステル、カロル、フレンに絞って書いていく。残りは各自考えてまとめておくように。
ユーリは嫌いなものなし。育った環境の貧しさや親友のアレがあって出されたものはなんでも食べるスタイルなのだろうな。そんななかマーボーカレーが好きっていうテイルズ主人公のお約束的なところと、甘いもの全般が好きという属性盛り過ぎなところが憎めない。あんだけ今までの主人公と違う!とか言われてたのに結局扱いが王道な感じや、甘いもの好きという安易なギャップ好きだよ。ユーリはダークに、変わり種なりたくてもなれない男だなぁ。王道な人だと思います。
好きな食べ物は天ぷら、ビーフシチュー、甘いもの全般。甘いものは女子だからって感じだろうけど、天ぷらとビーフシチューは凝った料理が好きなのかなというイメージ。
問題は嫌いな食べ物!みそおでん、すきやき、ちゃんちゃん焼き、漁師鍋…食材に嫌いなものがあるのかなと見るとミソが挙げられそうだけど、すきやきはミソ入ってないし…。味噌汁と豚汁、サバみそというミソ料理は嫌いじゃないんですよな。だから味が嫌いってのもあまり当てはまらない…。
しかしここで嫌いな料理の特徴を見てみると、大体がみんなで箸をつついて食べるスタイルなのではないかと気づくわけだ。みそおでんは設定画だと取り分けられてるけど、もしかしたら鍋からみんなそれぞれ取っていくスタイルなのかも…。みんなで一つの鍋をつつくのが嫌、これって割とよくある話だけどそういう気持ちをエステルが持ってるかもしれないというのは面白いしありえなくはないと思えないだろうか。お城暮らしのお姫様、食事はシェフが作ってくれて毎回きっちりエステルの分だけ取り分けられている、毒味なんかもシェフがしてたんだろう。そんなエステルが一般市民と仲間となり一つの鍋をつつく…ほんとは嫌だけどみんなと食べるのは楽しい、青空の下みんなで…エステルの仲間と一緒が好きなところと食への思いがぶつかる。
よってエステルは「ミソが調理法によっては苦手かもしれないけど、基本的に食材の好き嫌いはなく食事のスタイルに拘るタイプ」ではないかと推測する。
カロルは好きな食べ物がわかりやすい。主食系は大体好きで、オムライスやカレーやミートソース(スパゲッティ)が好きだなんてもう絵に描いたような子供だね。おすし好きなのも可愛い…あの小さな手で…。甘いものやお肉料理が好きなのも可愛い。
一転嫌いな食べ物についてはちょっと捻っていると思う。サバみそ、ちゃんちゃん焼き、クラムチャウダー、ヴィシソワーズ、大根とイカの煮物…味も食材も一貫性がない。魚が苦手なのかなと一瞬思ったけど、ならおさしみやおすし(生魚)も嫌いでいいのでは?ポテトがとてもダメなわけでもなさそう、からあげポテト好きだもんね。
ここで私が提唱したいのは、カロルの好き嫌いは子供の味覚を再現しているという説。クラムチャウダーとヴィシソワーズはお味が上品過ぎて難しい…サバみそやちゃんちゃん焼き、大根とイカの煮物は酒のつまみ系というイメージがあるし…。嫌いっていうより、味覚が子供だから美味しさが分からない状態なのでは?
我々リアル人間だって嫌いな食材でも調理法によっては食べられるわけだから実際ポテトと魚苦手なのかもしれないけど、フレンが特定の食材を完全に拒否しているのを見るとカロルも「特殊な条件で嫌い」なのではないかと推測。子供というキャライメージを損なわない好き嫌いだなと感心してる。
フレンは肉が好き!イカが嫌い!とてもハッキリしている。エステルやカロルといった初期メンバーの好き嫌いの凝り方を見るとフレンのそれは些か雑な気もするけど、フレンにもそういう「好きなものは好き嫌いなものは嫌い」という意志があるって素敵だと思う。いつも何かしらに抑圧されてるイメージなので…食くらいは素直になりたいよね。
肉が好き!の中でもどんな肉が好きなのかっていうのは分かれるもので、フレンは肉の塊が好きなんだろうなと。ハンバーグ、ステーキ、豚の角煮、ビーフシチュー…豚汁とすきやきが普通であることを見ても肉はなるべく塊であることが望ましいようで。
嫌いなイカについては食材にイカが入ってるのは全てダメという徹底ぶり。漁師鍋という自分のために作られたような料理に嫌いな葉物野菜が入っているからと顔をしかめたりしないパティのような辛抱は一切なし、頑なにイカと和解しないその姿勢は評価に値する。
ちなみにフレンのイカ嫌いがきっかけでヴェスペリアの料理の食材に目を向けるようになった。ありがとうフレン。
このように、本編での言動以外でもキャラの個性を見ることができるって素晴らしいと思う。
今回は書かなかったけど、リタの「食べる手順が面倒なの嫌だし生魚も嫌」とか、パティの「葉物野菜嫌!!!!!」とか。趣向の違いは、あって当然なのじゃ。
そしてそんな個性豊かな面々が毎回どこからともなく集まってワイワイやってるのが好きなんだなあ。お互いに曲げられないところはあるけどそこを抑えてみんなでやっていく、大事なことですね。
たぶん、確実に初恋だった
恋愛なのか依存なのか憧憬なのかは分からないし、正直どちらでもいいとは思うが親友がとかく好きだった。
一緒に帰りたい思いだけで、自分の家とは真逆である親友の家まで送ったし、お小遣い制でもないしさして裕福でもない家庭であるのに、たまに祖母からもらうお小遣いをやりくりして、親友の誕生日にあの子が好きそうなテディベアを送ったりもした。6000円くらいだった。
親友が他の友人と話すのも嫌だったし、一時期女子中学生らしくグループがごたついたとき、親友が私のそばから離れることが嫌すぎて何度か家で吐いた。
自分が男だったら親友に告白していただろうし、親友が男だったとしても私は告白していた。
ただ、あの時の私は本当に親友を好きだった。
転校生としてやって来た親友は、はじめクラスの中でもパリピ寄りの女に囲まれていたのだが、生来そこまで明るくもない親友は結局、クラスでもオタク側であった私と何人かの男女のいるグループで落ち着いた。
運動もさして得意ではなく、同じく運動ができない私と二人で逆上がりできない組として先生に面倒を見られていたりもした。
勉強のほうは、私は少しばかり得意だったのもあって親友に割合の計算を教えたり、並列と直列の問題を教えたりとなにかと面倒を見たりしていた。
運動も勉強も苦手な親友だが、絵は格段に上手かった。私もちょっとは得意かもと思っていたのだが、親友の絵を見たときにあっさりと打ちのめされた。そして一気に彼女に興味を持ったのを覚えている。
思い返そうとしても、思い返すだけのエピソードなんてなかった。
自転車で山まで走り回ったり、海に行ったり、桜を見たり、祭りに行って花火を見たりした。
中学生のころに目覚めた恋愛感情は、いつしか友人として親友の隣に居られたらいいに変わる。高校生となって親友と別の進路を選び、私は県内の大学へ、親友は県外の絵を学ぶ専門学校へ行くことになってからは、あの子が健やかに、幸せに生きててくれたらいいと思っていた。
こんな話を思い出したのも、今日で私が彼氏と付き合ってから三ヶ月が経ったからだ。
親友のことを思っていたのもあり、元からメンヘラなのもあり、顔も性格もブスな私は思春期に【同性を好きになってしまった】ことから段々とメンヘラが加速していった。
女神行為をして承認欲求を満たしたり、セックスまでは結局できなかったが出会い系で知らないおじさんに処女を捨てようとしたこともある。おっさんと付き合ってテレフォンセックスして、突然LINEで送られてきたおっさんのちんこにびっくりしたりもした。
まともな恋愛遍歴が一切ないまま20歳を越えて、なぜか、今の彼氏と出会って、惚れられた形で付き合った。彼氏は上記のことをすべて知っている。それでも好きだと言ってくれる。なんでこんなクソ女を好いてくれるかは全く分からない。
たった三ヶ月、されど三ヶ月。
ちゃんと顔を知っていて、会ったことがあって、まともな職に就いていて、向精神薬を飲んでもいなくて、未成年とセックスしたりしようとしたこともない人と、こんなメンヘラが付き合えたのは本当にすごいなあと思う。
この時期が一番いろいろあるんだよ、などと言われたりもしたが付き合う前に、お互いの弱い部分や私の過去なんかも話してあったために、今はまだ大きな壁なんかにぶち当たったりはしていない。
それどころか付き合いだした当初、好きとか分からなかったのに今じゃ同じだけの熱量で彼氏に対して思っているのだから、恋ってすごいなあとも。
■
私はあの時、あなたが一番好きだった。
上から目線で最低な女だけど、何もできない君がかわいくて大好きだった。勉強も運動もできないのに、心を動かすような素敵な絵を描くあなたが大好きだった。
いまはもう、遠く離れていて会うこともできない親友。私はあなたが幸せであることを、今だって願ってます。ごめんね、勝手に願われても面倒だよね。大丈夫だよ、一生君には言わないから。
私はずっと、彼氏のことを好きでいながらも心のなかに親友の影が残っていた。この問題、分かんないよと並べた机の向かいで聞いてくる親友がずっといた。
けど、ここで話せてようやく親友の幻影にお別れできそうである。
今までありがとう、これからは本当に友達として仲良くしてほしい。
私の大切な親友へ。
「なんでそんな街ができるの?」 B子は尋ねました。
そんなの決まってるじゃない、とA美は応えました。
「男の人って何をするかわからないじゃない。実際に被害に遭った女の子だっていっぱいいるんだから。そんな人がいたらおちおちショッピングもできないわよ。」
A美とB子は『女性だけの街』に引っ越し、安心してショッピングを楽しみました。
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「今度できる、『犯罪者のいない女性だけの街』に引っ越さない?」
次の年、A美はまたB子を誘いました。
「なんでそんな街ができるの?」 B子は尋ねました。
そんなの決まってるじゃない、とA美は応えました。
「犯罪者って何をするかわからないじゃない。実際に被害に遭った女の子だっていっぱいいるんだから。そんな人がいたらおちおち女子会もできないわよ。」
A美とB子は『犯罪者のいない女性だけの街』に引っ越し、安心して女子会を楽しみました。
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「今度できる、『犯罪者も前科者もいない女性だけの街』に引っ越さない?」
次の年、A美はまたB子を誘いました。
「なんでそんな街ができるの?」 B子は尋ねました。
そんなの決まってるじゃない、とA美は応えました。
「前科者って何をするかわからないじゃない。実際に被害に遭った女の子だっていっぱいいるんだから。そんな人がいたらおちおちフィットネスもできないわよ。」
A美とB子は『犯罪者も前科者もいない女性だけの街』に引っ越し、安心してフィットネスを楽しみました。
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「今度できる、『犯罪者も前科者も精神障害者もいない女性だけの街』に引っ越さない?」
次の年、A美はまたB子を誘いました。
「なんでそんな街ができるの?」 B子は尋ねました。
そんなの決まってるじゃない、とA美は応えました。
「精神障害者って何をするかわからないじゃない。実際に被害に遭った女の子だっていっぱいいるんだから。そんな人がいたらおちおち旅行もできないわよ。」
A美とB子は『犯罪者も前科者も精神障害者もいない女性だけの街』に引っ越し、安心して女子旅行を楽しみました。
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「今度できる、『犯罪者も前科者も精神障害者も外国人もいない女性だけの街』に引っ越さない?」
次の年、A美はまたB子を誘いました。
「なんでそんな街ができるの?」 B子は尋ねました。
そんなの決まってるじゃない、とA美は応えました。
「外国人って何をするかわからないじゃない。実際に被害に遭った女の子だっていっぱいいるんだから。そんな人がいたらおちおちナイトプールも行けないわよ。」
A美とB子は『犯罪者も前科者も精神障害者も外国人もいない女性だけの街』に引っ越し、安心してナイトプールを楽しみました。
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「今度できる、『犯罪者も前科者も精神障害者も外国人も更年期のオバサンもいない女性だけの街』に引っ越さない?」
次の年、A美はまたB子を誘いました。
「なんでそんな街ができるの?」 B子は尋ねました。
そんなの決まってるじゃない、とA美は応えました。
「更年期のオバサンって何をするかわからないじゃない。実際に被害に遭った女の子だっていっぱいいるんだから。そんな人がいたらおちおち映画にも行けないわよ。」
A美とB子は『犯罪者も前科者も精神障害者も外国人も更年期のオバサンもいない女性だけの街』に引っ越し、安心して映画を楽しみました。
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「今度できる、『犯罪者も前科者も精神障害者も外国人も更年期のオバサンも思春期のガキもいない女性だけの街』に引っ越さない?」
次の年、A美はまたB子を誘いました。
「なんでそんな街ができるの?」 B子は尋ねました。
そんなの決まってるじゃない、とA美は応えました。
「思春期のガキって何をするかわからないじゃない。実際に被害に遭った女の子だっていっぱいいるんだから。そんな人がいたらおちおち岩盤浴にも行けないわよ。」
A美とB子は『犯罪者も前科者も精神障害者も外国人も更年期のオバサンも思春期のガキもいない女性だけの街』に引っ越し、安心して岩盤浴を楽しみました。
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「A美」ある日、B子は言いました。
「最近全然家族と会ってないの。お母さんと妹をこの街に呼んであげたいんだけど、いいかしら?」
A美はとんでもないという顔で断りました。
「あなたのお母さんは50歳で、更年期まっただなかじゃない。更年期のオバサンはこの街には入れないの」
「それにあなたの妹さんは15歳で、思春期真っ盛りじゃない。思春期のガキはこの街には入れないの」
そしてA美はこう続けました「実際に被害に遭った女の子だっていっぱいいるんだから」
「A美が一昨年連れてきたA美のおばあちゃん、ちょっと認知症気味だったじゃない。精神障害者はこの街に入れないんじゃなかったの」
「私のおばあちゃんは大丈夫なの」A美は興奮気味にこう言い放ちました。
「B子に、私のおばあちゃんの何が分かるっていうのよ」
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2018.01.24追記:
うーむ、伝えたかったことが全然伝わらない小説になっちゃってたな、反省。
言いたかったのは
午前中はまだミゾレだったのでササッと買って帰ろうと。
午後の仕事どう進めようかな?とか、明日道路は凍結しちゃうのかな?なんて思いながら。
店内にはカウンター席の2人の客。いつものように大盛りつゆだくをテイクアウトで注文。
会計を済まし横の席に待機。
注意して聞いてなかったので詳しくは無いが、どうやら23円足りないと。
家に取りに帰るので(身分証として)ケータイを置いていくみたいなこと言ってたと思う。
でも帰すわけにはいかないみだいで…ご家族か親友に連絡してくれと…定員さん。
その時は、あぁこんなことってリアルであるんだな~ぐらいにしか思って無かった。
んで、車に乗って滑らないようハンドルに注意し、交差点の信号待ちの時にふと思った。
もしかして俺のこと当てにしてた?
だってそうだよね。
「23円ぐらいいいっすよ」ってことになるよね。
でも上記例だと普通、会計したら帰っちゃうからその人の会計より前に
素早く席を立って自分が先に会計をしないとダメだから、やっぱテイクアウト客を狙うよね。
そうだよ。テイクアウト客を狙うよ。
卑しいなんて思わないよ。俺が逆の立場だった期待するしそうするもん。
でもニブイ俺には帰りの信号待ちで気づくのさ。
どうかもう一人いたお客が優しい人であったことを祈るよ。ごめんね。。。
やり残したこともあるし親友とも語り合ってないし燃えるような恋もしてないけど苦しまずに死ねるなら今すぐにでも死にたい。
こんな話を友人にしたら驚かれた。
そりゃ殺されるとか事故に遭うとかは嫌だよ?怖いし痛いし。でも即死ならそれも怖くはない。
なんでそんなに死を怖がるんだろう。
たとえば楽しみにしているコンサートの前日に死を迎えても、後悔はない。長生きしたいとも思わない。
私みたいな人間が生きていて「まだ生きていたい」と思う人間が死んでしまうって皮肉だよね。
寿命って買い取ってくれないかな。無料引き取りでも構わない。生きていたい人のために命を使いたい。健康に生きてりゃ最低70年くらいはあるだろうから。そういうシステム作ってください偉い人。