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2022-09-05

インデックス投資新興宗教であることについて

https://honeshabri.hatenablog.com/entry/Market_Gospel信仰心を高めて時間で殴る投資術」

2020年代新興宗教

かにこれは宗教やな。「これまで数十年、私が入信してからというもの、ずっと右肩上がり自分はこの宗教に入って本当によかった!これまで救われてきました!」

そうして周りの人を勧誘する。

かにこれは何かに似てるわ!自分無自覚なところまでそっくり

投資大切なことなんやが、インデックス投資はいたずらに人に勧めるのはよくないんよ。特にこの時期は。

インデックス投資は人を無知にする。だってあなた「これだけやっておけば幸せになれる」ってゆーでしょ?

だれもがこぞって過去パフォーマンスを紹介して感嘆しているのは分かる。

けど、気をつけないといけないのは、こういうときよ。

ブコメにもあるが、これは浄土真宗に似てる。「南無阿弥陀仏」と唱えるだけでは人は救われないのよ。

浄土真宗は手軽さゆ庶民に爆発的に広がったそうだけど(詳しくないよ、自分は)、インデックス投資はまさにそう。

「ここ数十年救われてきた」から信者たちが「善意で」、勧誘しているのはすごくよく分かる。

けど、本当にするべきなのは念仏を唱えて祈ることじゃなくて、きちんと自分時間をかけて探究すること。

自分を救えるのは自分自身しかいない」ってことに気づくことなんよ。

そして多くの人はこれをやりたくないから、「簡単に救われる」って掲げてる宗教に入信してしまうんよ。

けど自分らがやるべきなのは、「本当にそれで救われるのか?」と疑ってかかること。

なぜインデックスがここまで上がり続けて来たか

なぜインデックス過去に上がり続けてきたという事実は、今後も上がり続けるという根拠になるのか?

そういうことを考えていきたい。

「どうせ勝てないから」はナシよ。思考停止が最もよくない。

勘違いしてほしくないのは、自分インデックス投資否定的からといって、決して「投資をしなくてよい!」とか「何もしないほうがいい!」と言ってるわけじゃないってこと。

過去100年のチャートを持ち出したインデックス信者は恥を知れ


インデックス信者記事の中で紹介するのって、過去チャートだけなんよ。

まず、そこに疑問を持たないといけない。

今後数十年の株価推移を予測するのに、過去100年や200年のチャートを持ち出すこと自体ナンセンスなの。

圧倒的にセンスが足りない。すごいよ、このセンスのなさは。

なぜ、人口爆発技術革新世界大戦復興が起こった1900年代を持ち出すのか?

同じレベルでの進歩がこの先数十年で起こるのか?

自分は無理だと思うよ。だって2000年代に入ってこの22年で劇的に変わったことって何かあった?

記事のジョセフとかパットの話とは、時代が違うんよ。なぜ2022年なのに1928年の話を教訓として持ち出すのか?それはセンスがないから。

しかGAFAとか出てきたし、生活は便利になったけどね。けど別に革新というわけではない。

今の時代は、一通りの技術革新のいちサイクルが終わってなだらかになっていると考えるのが自然よ。そうじゃない??分かりやすいのが音楽世界で、1990年代からJ-POPって何か変わった?

けれどもインデックスはこの20年も上昇してきたでしょ。それの要因が何なのか?

それが緩和。アホみたいな先進国政府があとさき考えずにお金をじゃぶじゃぶにばらまいたから。

金融緩和は、一通りの技術革新が終わったあと、それでも株価を押し上げようとした最後の推進力だったの。

けれども、お金価値が薄まっていまはインフレに苦しんでる。金融引締して、これまで緩和したのと同じレベルで引き締めないともとに戻らないよ。

これから株式投資は「プラスサム」ではない


インデックス信者根拠が「投資ゼロサムではない」だと思うけど、これは間違い。

正しくは、投資ゼロサムでは「なかった」。

ゼロサムでなかった要因が前述の金融緩和。世に溢れたお金が使い道がなくなって株式などリスク資産に回ったから、価格が高くなっただけ。

まり金融引締が行われるとゼロサムどころかマイナスサムになる可能性がある。

株価指数は、経済活動とか企業が生み出す価値 とかで決まるんじゃないんよ。多くの人は株式投資の本とかをみて、ここを間違って教えられている。

株価指数は、市中に回っているお金の総量で決まる。多少の上下は誤差。

アベノミクスでどうなったかを見たら分かるでしょ。実体経済とか関係ないんよ。

市中に回っているお金が少なくなれば、株価は長期で下がっていく。物理よ、これは。

じゃあどうすればいい?


ジリ貧が嫌ならどうすればいいか、結局自分で考えないとダメ

大多数の人間よりも、少なくとも頭一歩は抜きでないとダメなんよ。

な~んにもしなくてもとりあえずこうやっとけばOK!これをやっとけばやった人はみ~んな救われる!にはならないんよ

とりえあず円だけ持っているのが最悪。

決断力のない日本リーダーは痛みに耐えて利上げはできないから、

スピード感のある米国と違って、当分は日本だけ緩和が続くので円の価値はどんどん薄れる。

日本はこの体たらくぶりなので、自分で何とかしないとジリ貧は必至。

けど、99点の記事とかを読んで「インデックス分散投資でいいんだ」で思考停止させられているのはまずい。

あの記事に書かれている内容は真実で、

いろんな書籍を読んで多くの一般人に対する投資の最適解を導いたら、確かにインデックス分散投資 になってしまうんよ。

から少し賢い人達はみ~んなそれをやってしまう。

でも、みんなと同じことをやってみんなが救われた試しってある?(あるならいいけど)

たぶんそうじゃなくて、救われたのはみんなと違うことを自分の頭で考えてやった人たちのはずだよ

から、99点の記事だけみて「これで十分」って思ってはいけないの。

自分でいろんな本見ていろんなこと試して、少なくとももっと時間をかけないといけないの。

賢いインデックス信者よ、議論しましょう

インデックス信者の方、ぜひ議論してみましょう。

過去チャートよりも未来の話を聞いてみたいよ。君たちの考える未来のね。

やってほしくないのは「おれたちは時間を使いたくないんだ!」って言い逃れること。

時間を使いたくない一般人にとって、たしかインデックス投資は最適だからね。

でも、そうだとしたら、


ってことよ。

はっきり言うけど、株価指数は今後、「上がるかもしれないし下がるかもしれない」。

「そんなの何もいってないことと同じじゃないか!」と怒っても、事実そうだよ。

そして、根拠もなく「株価は長期的には必ず上がる」などと、過去数十年の値動きだけ見てそう言ってる人よりはマシだと自分では思ってるよ。

そしてこのリスク投資であり、

インデックス投資を始める人全員が覚悟すべき&許容すべきリスクなのよ。

株価は長期的には上がる」。寝言は寝ていってください。

反論があるなら教えて欲しい。

まあ、投資時間をかけたくない なんて考えてる人の浅知恵なんてたかが知れてるでしょうけどね。

ダメだよ、自分だけならいいけど、人をこのタイミングで巻き込むのは。


追記(9/ 6:30)

https://anond.hatelabo.jp/20220906062801

2022-09-01

anond:20220901051743

ブルームバーグ等に毎日目を通して市場雰囲気を感じつつ、チャートの形状/ローソク足/出来高/移動平均線等で、その雰囲気数字にどう反映されているか確認していると、市場天井圏と底値圏はだいたい見当がつく。天井圏と底値圏がざっくり分かるなら、底値圏では多めに買って、天井圏では少なくとも一部を利確する動きが出来る、と思う。

私はコロナショックの直前から暗号通貨への投機を皮切りに株式投資勉強するようになったが、その初心者をして、アメリカ金融緩和→利上げの流れで相場が上昇→下降となる流れはかなり読みやすい展開だった。今回の天井圏では、利上げに転じるだろうという情報がさんざん報道された後、チャートのほうでは価格は上がるのに出来高が萎んでいく怪しい動きがあって、その後にドスンと来た。

なので、経済紙に目を通して、チャートを眺める程度の習慣があれば、脳死で積み立てるよりも、もう少し上手に立ち回れると私は考えている。

2022-08-31

なんでこのタイミング増田はてブ株式投資話題になってるのか不思議ジャクソンホール会議でのパウエル議長発言から9月FOMCできつめの利上げがあることを市場が確実視したので、直近では日米とも地合いは不安定、もしくは下落局面が続く。数ヶ月から1年程度の幅で先を見ても、中国不動産バブル崩壊途上国等の債務危機ロシアウクライナ侵攻etcを鑑みて、相場が上向く見込みは高くない。むしろ幅下落の火種がそこかしこに散らばっている状態

もっとも、投資せずにしっかり座学するには良い期間だとは思う。最悪数年の間、価格が買値を下回っても我慢できる人なら、今からS&P500をちびちび仕込み続けるのも、まぁ、無しでもないか

anond:20220831095238

長期の株式投資が円保有よりリスク高ってどういう状況なのかさっぱりわからん

共産主義化かぐらいじゃないの

今より株価が長期的に低下してるなら円の価値も下がってスタグフレーションしてるんじゃないの

2022-08-30

anond:20220830174638

そりゃ手数料取る方がリスクが少なくてより儲かるからだろ。

手数料取ると儲かる」と「株式投資リスクはあるが儲けることもできる」は普通に両立するし、どっちか選べるなら手数料取る方を選ぶだろ。

anond:20220830152540

典型的お金は汚い教の人じゃん

お金儲けは悪いっていう教えじゃん

楽をするのは卑怯で悪いことだっていう文化の延長じゃん

ワープロで作文書いたら心がこもってないって怒るタイプじゃん

ワタミみたいな搾取企業投資するならともかく、基本的殆ど企業社会の役に立ってるんだから株式投資(信託)の金が誰かの不幸を生み出すことよりも、幸福を生み出す方向に作用してるのは間違いないだろ

これ直感にわからないの相当、マインドコントロールされてるから気をつけたほうがいいぞ

投資を始められないモヤモヤ

投資は長い目で見ればプラスサムゲームというのはなんとなく分かる。

投資という形で持っている資産を世に流すことで、経済全体の流動性を高め貢献しているというのも分かる。

しかし、投資をして配当を受け取るということが、自分の恵まれた状況を原資に、自分より恵まれない投資の出来ない人から更に奪う行為のような気がして、どうしても投資を始める気が起きない。

投資に対して「それは正義じゃないのでは」というような感覚が、どうしても拭えない。

この感覚が間違っているのか、それともそれが世の中だと開き直るべきなのか、分からないままずっとモヤモヤしてる。

今後コロナ明けのインフレ対策に、今ある預貯金株式投資等に回すことも考えたほうが良いとアドバイスされた。

理屈は分かるのだけど、どうしてもモヤモヤが消えなくて投資を始められない。

どうしたらこモヤモヤを晴らせるんだろう。

僕が投資をしない理由意識が高いか

世の中の富は増え続けている。

それは世界中企業が日々せっせと付加価値を生み出しているから。

90万円分の投入物で100万円分の製品アウトプットする。

そこで新たに10万円分の富がこの世にプラスされた。

世の中の企業はどれも90万円を100万円に換える変換装置だ。

この変換装置も元をただせばお金で出来ている。

例えば90万円を100万円に換える変換装置は、1000万円のお金を使って作られたものだったりする。

1000万円もお金を使って10万円を生み出すなんてお金無駄使いじゃないか、と思うかもしれないがそれは違う。

この変換装置は、用が済めばまた1000万円の現金に戻すことができるのだ。(ただし必ず1000万円ではなく、990万円になったり1010万円になったり、もっと派手に値段が変わったりはする。思ったよりも効率がいい変換装置はその分、高いお金に換えられるのだ)

から世の中のお金持ちは手元に余っているお金があれば、とりあえず現金を変換装置に替えてせっせと90万円を100万円に増やしている。

中には自分お金が無くて、銀行とかからお金を借りて変換装置を作る人もいっぱいいる。

借りたお金の利息が10万円以下なら、利息を返してもまだ変換装置で作り出した新しい富が手元に残る分、お得だからだ。

自分で変換装置を動かすのが面倒だったり1000万円もお金を集めることが出来ない人は、1000万円全部じゃなくて5万円分とか10万円分とか変換装置の一部だけを買い取って、装置を動かすのも他人に任せる。

これが株式投資基本的な仕組みだ。

もちろん中には変換装置が故障して、90万円投入しても80万円しかアウトプットできなくなることもたまにはある。

これがいわゆる赤字企業だ。

でも世の中全体で見れば確実に世の中の富は増加し続けている。

最初はみんな1000万円の変換装置を使っていたけれど、どんどん富が増えていけば2000万円、3000万円と高額な変換装置を使って、さらにがっぽがっぽとたくさんの富を作り出していけるようになっていく。

さて、インフレという言葉を聞いたことがあるだろう。

前は100円で買えたリンゴが今は200円するようになったというあれ。

いわゆる物価の上昇、貨幣価値の減少を表した言葉だ。

詳しいメカニズムは諸説あったりして難しいのだが、このインフレは世の中の富が増えるのと結構強く連動してることが現象としてよく知られている。

まり世の中の富が増えればそれに伴って物価も上昇していくという仕組みが存在するということだ。

世の中の富は増え続けていて、インフレも長期的な目で見ればずっと進み続けている。

換装置とインフレ

この2つの構造がずっと私達の世の中にある以上、普通に考えれば余ったお金現金ではなく変換装置にしておくのが「有意義」かつ「自然」なことだと僕は思う

有意義」というのはなぜかというと、変換装置が生み出した富は、装置の持ち主だけではなく、装置にかかわる人みんなを豊かにするものからだ。

90万円を100万円に換えることのできる装置を持っている人は、もちろんその差額の10万円を全部自分ポケットに入れることも出来はする。

でも例えば、本来90万円で仕入れるはずの投入物(原材料人件費)を91万円で仕入れてあげれば、投入物を売ってくれた人(原材料屋さんや従業員)も得をすることができるし、本来100万円の価値がある製品を99万円で売ってあげれば、製品を買ってくれたお客さんも得をする。

そしてそれでもなお、持ち主の手元には8万円の利益が残る。

からお金を変換装置に換える「投資」は基本的に良いことで、余分なお金現金のまま持ち続けることはちょっと後ろめたいことだという気持ちが僕の中にはある。

自然」というのはこれまで述べた通り、お金というのは平均すれば増え続けるのが普通のものであるからだ。

現金という形のままでは増えないけれど、企業という変換装置に換えてあげればお金お金を生み出していく。

とき故障して減ることもあるけれど、全体としては常に増え続けるのがお金というもの性質だ。

からお金現金で持ち続けるということは、本来増えるはずのお金をあえて増やさずにいるという、ある意味で贅沢な行為であると考えられる。

本来得られるお金をあえて受け取らないという行為

もちろん、そこにもコストをかけただけのメリット存在する。

一つは変換装置が故障して、予想外にお金が失われるリスクが避けられること。

絶対的に近い安全のためならば普通にしていれば得られたであろう利益くらい失っても構わないというトレードオフ覚悟があるならば、あえてお金を変換装置に換えずにいるということの意味はあるだろう。

もう一つは現金を持っておくことで、いつでも自由投資する変換装置を選ぶことができるということだ。

かにお金を一旦は変換装置に換えてしまってもあとからまた現金に戻すことは難しくない。

株式などの運用資産を売却するという行為がつまりはそれだ。

しかし、知っての通り運用資産は売却のタイミングによって利益や損失の額が大きく異なる。

大きな流れの中では富は増え続けるものだが、短期的には現金化すると損失が生じる時期ももちろん存在する。

からお金投資に回すということは、そのお金をすぐには動かせなくするということであるといえる。

世の中に変換装置(企業)は無数にある。

より効率よく多くの富を増やすことのできる変換装置を見つけたとき、そこに投資するお金が手元に残っていないのは極めてもったいない

よりよい変換装置が見つかりそうなら、あえて現金のままそのときを待つのひとつ選択だと僕は思う

さて、ようやく僕が投資をしない理由にたどり着いた。

僕は僕自身が誰よりも効率のよい変換装置の運用を行えると考えている。

なぜなら僕は意識が高い。

意識の高い僕ならば、だれよりも上手く変換装置を扱えるはずだ。

から僕は投資をしない。

いや、僕は僕に投資をするのだ。

今はまだゆうちょ通帳に5桁しか数字が並んでいないが、これがもっと増えたとき、僕は誰よりも効率の良い変換装置を手に入れるだろう。

そのときのために僕は今日朝一番から釘のいい台を求めて列に並ぶのだ。

anond:20220829234829

株式投資やってない人が「今は始めたくない」というのは個人の心情の話だから理解できるけど、

株式投資やってない人が「今は始める時期じゃない」と断定的に言うのはよく分からんね。

野球やったことないけど何となくイメージや流れで作戦文句言ってるおじさんみたいで。

2022-08-29

投資やらない派の人は正しい

定期的に投資をするかしないか話題が盛り上がりますね。

https://anond.hatelabo.jp/20220825233050

https://honeshabri.hatenablog.com/entry/lazy_investor

ざっとブコメを眺めてみましたが、「投資やらない」派の人の意見は(一部は)正しいです。

というわけで、主だった意見適当ピックアップして私の意見をつけてみました。

なお、ここで言う「投資」とはいわゆる「長期・分散・積立」を前提にしています

儲かる話は人に勧めない。人が勧める儲け話詐欺

一般論として正しいです。

正常なリスク感覚ですし、一般的にはそう考えるべきだと思います

ただ、「人が勧める儲け話は<だいたい>詐欺」と「人が勧める儲け話は<全て>詐欺」の間には大きな差があるので、少しでも興味があれば「これは本当か?詐欺か?」を考えると良いのかなと思います

増田詐欺だとは思っていないので、詳細は下に書きます

投資ギャンブル

ある面では正しいです。

FXデイトレードギャンブルに極めて近いと思いますが、「長期・分散・積立」の投資ギャンブルとするのは増田には少し違和感があります

長期投資一般的ギャンブルMLMなどと大きく違うのは、プラスサムゲームであるということです。

一般的ギャンブルは胴元の取り分があらかじめ控除され、残りを参加者同士が取り合うマイナスサムゲームです。

しかし、株式市場(≒資本主義経済)は過去基本的右肩上がりで成長してきており、今後も(暴落や暴騰を繰り返しながら)概ね同じように成長していけば、その果実参加者全員で分け合うことができます

唯一「株式市場が今後も右肩上がりで成長する」ことには賭けているので、その点ではギャンブルと言えなくもないです。

増田は「株式市場が死んだら資本主義死ぬので、そのときは株を持っていても現金を持っていても同じだな」と思ったので投資をすることにしました。

余裕がある人は不動産や金などの現物資産も持っていれば強いです。

なお、「なぜ儲かる話を人に教えるのか」の答えもここにあります株式投資参加者同士の取り合いではないので、黙って自分だけでやる必要がないためです。

(ついでに言うと原理的には参加者が増えるほどプラスが大きくなるというメリットもありますが、まあ身の回りの数人や数十人増えたところで誤差です)

8/30追記最後の2行を追記しました

必ず儲かるわけではない。損する可能性もある

その通りです。投資絶対はありません。

なので、「絶対に減らしてはいけないお金」「すぐに使うお金」は投資に回すべきではありません。

一方で、過去の例から20年程度の運用期間があればかなりの確率期待値プラスになることがわかっています

また、投資否定派の方も多くされているだろう「円預金」はそうと意識しにくいだけで「円に投資している」状態です。

円がインフレになったり円安になったりすると、「円の価値の低下」という形でその損失が表面化していきます。今の円安下で輸入品が値上がりしている状態だとイメージやすいのではないでしょうか。

要するに、投資でも預金でもやっていることは実は同じで、自分資産を何らかの形で運用してその利益/損失を受け取っているわけですね。

なので、「円預金でも(実質的に)損する可能性はある」という点も考慮に入れた上で「自分お金をどこに置いてどのリスク晒してどの程度のリターンを得るか」という考え方をしていくのがいいかなと思います

今は株式市場の状況が悪い。暴落リスクがある

経済にしっかりと目配りできていて素晴らしいです。増田も今は極めて不確実性の高い状況だと思います

ここでもう一歩考えを進めると、「じゃあいならいいのか?」ということですね。

増田金融プロではないので、「投資を始めるのに最適なタイミング」を判断することはできません(というか、プロでもできていません)。

また、過去データではITバブル崩壊リーマンショック直前に投資を始めた人でもそのまま投資を続けていけば長期で利益が出ていたことがわかっています

そのため、一般的には「投資の最適な開始時期は読めないので今始めるべき」と言われています

※8/30追記リーマンショック2008年で「数十年」は経っていなかったため、表記修正しました。完全に記憶違いでした。ご指摘感謝

リスクがあるのに3%程度のリターンはしょぼすぎ

直感的に正しいです。

例えば月1万円として年12万円、リターン3%とすれば3,600円(入金時期などの細かいことは割愛)。これだとバイトしたほうが早いですよね。

しかし、「確率」と「複利」は直感裏切ります

上記の例で、月1万円リターン3%/年の積立を20年続けたとしましょう。

そうすると、投資総額は合計240万円、運用益は88.3万円で元本に対する利益率は37%になります(ちなみに30年やると62%にまで膨れ上がります)。

このくらいのリターンがあればやる気も出るのではないでしょうか。

投資をしなくても生きていける国にすべき

考え方として正しい…というか、ありえると思います

なので、そのような主張をされることは全く問題ないし、そうなれば素晴らしいなと思います

一方で、「理想状態として国に何を求めるか」と「自分が生きていくためにどう行動すべきか」はまた別だとも思います

治安は良いほうがいいですが、「泥棒をする奴がいるのがおかしい」と言って鍵をかけない人は泥棒の餌食になってしまます

元手がない

これは完全に正しいです。

上記の通り、投資は長期が前提であり、「投資に回せるお金」でやるべきです。

短期的には含み損を抱える可能性も高く、そのとき生活のために売却が必要になってしまうと痛すぎます

そのため、まずは生活のためのお金を貯めることと稼ぎを増やすことに集中しましょう。投資はその後です。

別に月100円や1000円でやることを否定しませんが(それによって情報アンテナが高くなったりという副次効果もあるでしょうし)、生活を苦しくしてまでやるものではないです。

最後に、骨しゃぶりさんのエントリhttps://honeshabri.hatenablog.com/entry/lazy_investor)で非常に良いと思ったコメントがあったのでひとつ紹介します(別にこの方は投資否定派ではないと思いますが)。

id:securecat 行きつく先がインデックス投信だというのに、こんなに本とか読む必要あるの?

まさに投資の難しさがここに詰まっています

かに、「ネット証券に口座開いてつみたてNISAでS&P500かオールカントリー投信買って脳死でひたすら積み立てろ」だけで積立投資を始めることはできます

しかし、投資で難しいのは「投資をし続けること」なんです。

20年や30年積立を続けていると、その中では必ずリーマンショックITバブル崩壊コロナショックのような暴落局面が来ます

そのとき、「これはあらかじめ想定された状況であり、むしろ購入のチャンス」として市場に残り続けられるかどうかは自身がどれだけ積立投資確信を抱いているか次第であり、そこで効いてくるのが本などで蓄えた知識です。

一方、インフルエンサーの「ネット証券に口座開いてつみたてNISAでS&P500かオールカントリー投信買って脳死でひたすら積み立てろ」という言葉だけを聞いてその通りに積み立ててきた人たちの中には、損失に耐えられずにせっかくの投信を売って市場から退場してしまう人たちが多く出るはずです。

増田は、同じ収入なら数十年後に資産を持っているのは

1.知識をつけて積立投資を続けた人

2.一切投資をしなかった人

3.生半可な情報投資をして途中退場した人

だと思っています

まり、本を読んで知識をつけるのは「投資を始めるため」ではなく「投資をし続けるため」です。

そして、投資懐疑的な人は投資をやらないほうがいいと思います懐疑的なまま始めると1ではなく3になってしま可能性が高いので。

皆さんと私の将来が幸せでありますように。

2022-08-28

NYダウ、五ヶ月ぶりの大幅下落」

数ヶ月に一回程度の下落で株式投資はだめだって煽ってる連中いるな。

地獄はまだまだこれからだって言うのに。

2022-08-17

年収3億円のリアル

年収3億円のリアル

スペック

36歳。30歳位から零細企業を始めて最初の数年は役員報酬で2000-3000万円をうろうろしていた。

その後2年前くらいにビジネスモデルを少し超えたところ事業ブレイクして役員報酬で3億円で更に会社利益が1億円くらい残るようになった。

手取り

役員報酬は月2500万円で手取りが1400万円程度。役員報酬計算税理士に任せているので何がどうなっているのかは把握できていない。

昨年はその他に1億円をちょっと下回るくらいの営業利益が出た。

<住居>

事業ブレイクしてからは160平米で家賃180万円くらいの賃貸引っ越した。もっと高い250万円くらいの物件も探したが住みたい地域で空いているところがなかったために断念。家探しで分かったこととして、思ったよりも空いている広い物件は少ないということ。高級賃貸サイト都内で高い順に並べても200万円超えの物件殆ど出てこなかった。ミッドタウンとか「住人の治安が悪い」といったことが言われていたりするが、それも何となく理由が分かった気がする。「ちょっと怪しげな商売」で数億円の財産を築いた人たちがいいところに住みたいと思ったとき選択肢があまりいから、結局、いくつかの有名どころに落ち着くのだろう。そしてそういった人たちはそれなりの人数、いるのだと思う。

引っ越しにあたってはインテリアコーディネーターにお願いをして家具を見繕ってもらい一式購入。これに1000万円ほど掛かった。コーディネーターにお願いしてみて分かったこととしては、やはりコーディネーターにお願いすると楽。というより、コーディネーターにお願いしないと無理。160平米の家の家具自分で一つ一つ探して、選んで、センス良く仕上げることは少なくとも自分には不可能だった。こういったコーディネーターがいる理由がよく理解できた。

契約上は役員社宅として半分は個人で、半分は会社負担にしたので、それによってある程度は節税効果があった。

賃貸三井系のレジデントファーストを利用して、営業担当者コネクションができたため、ちょくちょく営業担当者メルマガのようなものは来るようになった。営業の人に予算250万円くらいで予め希望を出しておけば多分、割と早めに空き情報は来そうなので次引っ越すときは少し事前にやろうと考えている。

分譲マンションはまだちょっとハードルは高そう。虎ノ門ヒルズレジデンス、麻布台ヒルズレジデンス、三田ガーデンヒルズは興味はあるが、150-200平米だとすると少なくとも6億円-15億円はしそうなのでまだ手が出ない。当面は賃貸になりそう。またお金があったとしてもこの辺りの物件は瞬間蒸発するし、上客に回されるだろうから買えることは多分ないと思っている。

<車>

ランボルギーニウルスを買うことも考えたが、今は納車までにとてつもなく時間が掛かりそうだし、そもそも運転殆どしない人間なので結局何も買っていない。あとたまにフェラーリを乗り回したいと思わないこともないが、多分買ってもほとんど乗らないまま手放しそうなので買うには至っていない。

ファッション

仕事スーツが基本なので大分グレードが上がった。ゼニアロロピアーナ、ブリオーニはそれぞれ何着かスーツを誂えてみた。一着70万-100万円程度。仕上がりに時間は掛かるが、オーダーしてみると体形には合うし、生地の光沢や滑らかさは素人自分から見ても上品気持ちが良くて気に入っている。ただ仕事柄、グレーかネイビーの地味なものにしている。靴もフルオーダーを何足かしてみた。ただ靴は勿論、履き心地はこれまでのものよりも良いが、結局のところスニーカーには敵わないと実感している。とはいえ上質な革の雰囲気は履くたびに気分は少し高揚する。

いわゆるラグジュアリーブランドで購入してみると、それぞれのブランド担当の人があの手この手で高級ホテルでの受注会やら新作発表会やらの案内を送ってくることが分かった。ただ仕事はそれなりに忙しいので特にそういったイベントには行っていない。おそらくこのようなイベントに参加してお金を使うようになると、上客限定商品なども紹介して貰えるようにはなるとは思うが、今のところそこまでして欲しいものは出てきていない。

時計

時計はあまり関心がなく特には買っていない。運動用にはApple Watchを使っている程度。ブレゲクラシック時計は少し興味があるがまだ買っていない。(最近は高級時計ブームなので、そもそもオーダーしても手に入るかよく分らない。)

旅行

コロナ前は年に一回はヨーロッパに行っていたがコロナが始まったこともあり行けず。次行くときビジネスクラスを使う予定。

国内大阪出張が三ヶ月に一度くらい入る。以前はヒルトンに泊まっていたが、今は気分によってセントレジスコンラッドに泊まっており、空いている限りはスイートにしている。ホテルは一泊あたり10-15万円で絶対額としては海外旅行スーツと比べて大分小さいのにも関わらず、スイートに泊まることで得られる満足度は非常に高いため、費用対効果は大きいと思っている。

<移動>

移動は100%タクシー電車場合は必ずグリーン車グランクラス。これもホテル同様、絶対額が小さいので全く迷わない。

外食

外食はこれまでと全く変わていない。キャバクラ系の店はもともと好きではなかったので一切行っていない。

資産運用

ここ2年で急激に資産(というか現金)が増えたので今のところは銀行普通口座に貯まっている。株式投資はやるとのめり込みそうだが、今はそれに時間を割くくらいなら休むか本業時間を使うべきなので控えている。もろもろ落ち着いたらアメリカ株のETFは買おうと持っている。

人間関係>

これはほとんど変わっていない。特に自分場合は余り儲からなそうな地味な業界零細企業を営んでおり、目立たないようにしていることもあり、自分の周りの人はこれだけ稼いでいることに誰も気付いていないと思う。「アイツ、地味な零細企業で大変そうだな」くらいに思われている様子であり、個人的にはその方が都合がいいので特にアピールはしないようにしている。

強いて挙げると地味な分野での起業家と知り合うことは多少は増えたくらい。といってもITスタートアップ起業家などとは特にはつながりは出ていない。

お金に関する価値観

年収が3億円、手取りで月1400万円程度を手にして分かったこととして、思ったよりもお金を使うのは難しい、ということ。結局のところはまとまって定期的に使えるのは住宅、車、旅行、オンナ関連くらい。それ以外の服やら時計やらは一度の金額が数百万円であったとしても、使える量は限られているのでそれを毎月のように使えないことを強く実感した。自分場合は月200-300万円くらいは何だかんだで使っていると思うが、それでも1000万円以上は銀行に貯まっていく。特に仕事が忙しいと、思った以上にお金の使い道はない。お金持ちがグローバルラグジュアリーブランドを買う理由もよく分った。それくらいしか選択肢がないのだと思う。

あとは工芸品、美術品に手を出すとそれなりにお金は使える。モダンアートは昔から好きだったので、少し時間ができたら好きな若手の作家作品は探してみようと思っている。

とはいえ今の年収になって生活の快適度は格段に上がったし、幸福度も上がった。欲しいと思ったものは一切値段を見ずに買えるのは単純に快適である。またお金心配をしなくて済むのでそれに関するストレスがなくなったのは本当に良かった。会社ももうしばらくは大きくなる見込みで、そうなればそれなりの値段(数十億円くらい)で買いそうな企業もあるので、いざとなれば会社を売れると思うと気が楽である

たまに金持ちは余り幸せそうではない、みたいなコメントを見かけるが、少なくとも自分場合生活は快適になったし、知らない世界を買えて面白いし、単純に良質なものに囲まれるのは楽しいし、人生もより「明るい未来」を描けるようになったので幸福度も増した。

2022-06-14

世界恐慌前のバブル期に、ニューヨークの靴磨きまで株式投資の話をしていてバブルと気付いて慌てて株を売ったなんて話があるけど

ビットコインもそれと同じだな

大衆がこぞって乗っかり始めると流石にもうダメだね。

2022-06-07

岸田の不労所得税率アップに反対してる奴はなんなんだ?

元々労働収入よりも株式投資益の税率が低いことが納得いかんし

富める人間がより儲けていく格差拡大システムになってるし

FXとか仮想通貨で一発当てただけの山師が偉そうな顔してるのも嫌な話だし

労働賃金を上げて、不労所得からがっぽり税を取る方が良くね?

2022-06-06

anond:20220606121013

擁護はしとらんし、現行ルールがそうならそれに今は従うしかない

件の芸人脱税してたんかは知らんし、してたんなら払うべき

でも、現行のルールがふさわしいものか?というと全然そうは思わんし、株式投資と同じように損益通算してほしいよね、とは思う

2022-05-21

金持ちになりてぇ

俺が10年かけて株で1000万儲けても

年収2000万のやつは1年で、株式投資リスクも負わずに、同じ1000万を得ることができるんだろ?

そんなの絶対おかしいよ!!

株式投資の結果

高千穂交易北海道ガスの株を売って、税引き後3万円くらい利益でた。

今日になって株価下がったから売ってよかった。

2022-05-08

昼間、駅前を歩いてたら東口では創価2世3世若者たちがなんか署名活動公明党のビラくばりしてて、西口ではれいわ支持者の老人たちが「国は年金株式投資してるんですよ!」とか騒いでて、なんかもう、どちらもかわいそうやったね。

2022-05-07

株式投資通算成績

また4月お金減ってしまった

投資を初めてからもうすぐ10年なんだが

現在通算成績としては+45%ぐらいなんだよなぁ

儲かってるからいいじゃんはその通りなんだが、10年かけてこんなもんかぁって感じ

2022-05-02

会社員仮想通貨投資と向き合っていくために その二

続き~

3. 仮想通貨仕手筋

 一番大事ポイントだ。仮想通貨特にビットコイン投資は、そう長い間できるものではない。今のビットコイン価格は、仕手筋が長年に渡って吊り上げたものだ。十年以内には価格崩壊が始まる。

 以下、何点かに絞って説明する。

①.仕手筋とそのやり方

 仮想通貨市場仕手筋支配している。基本は株式市場と同じくファンダメンタルズ最近だとウクライナ侵攻)によって市場が左右されるが、彼らの意思によっても市場は動く。

 仕手筋といっても、仕手株みたいに特定絶対強者市場支配しているわけではない。クジラと呼ばれるビットコインを大量保有している強者ネット空間に集まってやり取りを行い、みんなで一斉に買い(売り)注文を出しているイメージだ。

 例えば、こんな具合に。

A「想定していた底値になりました。一気に買いを入れて、売り方のポジションを吹き飛ばしつつ上昇を目指します。初動は○万$分とし、その後は状況に応じて買いの指示をします。皆さんよければ、○月○日の○○時に、一斉に注文を行います。よろしいですか?」

B「参加する」

C「同じく参加する」

D「今回は見送る」

E「参加はするが、○△時の方が個人投資家アルゴリズムが活発なのでは?」

A「一定数の参加が見込めるので実施とし、日時は再提案します」

 それで、約束の日時が来たら、彼らは一気に買い(売り)を入れる。すると、機関投資家や、取引業者が作ったロボット取引所の板画面で価格ピコピコ動いているのは大体これだ)も追随し、さらに大きな値動きとなる。やがて売り方のポジションが一気にロスカットされ、いわゆる火柱が上がる(あるいは急激な値下がり。通称ナイアガラ)。

 ビットコインは将来一千万、一億! などと、自己利益のために根拠薄弱の宣伝を行う者は無数にいる。仮にビットコインが一千万になったとしたら、その時すでに仕手筋は一旦引き上げていて、「いつ売ろうかな…」と皮算用をしていることだろう。

 その後は、一千万前後上下に動き続けることになる。なかなか動きは確定しない。その上下動を使って仕手筋は儲ける。その後は、さらなる上昇が見込めると判断したらまた一気に買いを入れ、そうでなければ悪いニュースに乗じて一気に空売りを入れる。そしてまた、一千万ステージへと人々に夢を見せる。

 いずれにしても、なかなか次のステージには行かない。あなた仕手筋市場に影響を与えられる参加者)だったとしてもこうするだろう。ビットコイン価格が上がれば上がるほど市場操作難易度は上がるわけだから、できるだけ一定価格帯で上下動させながらも、将来はより高い価格になるはず!! という期待を一般参加者に植え付ける。

 ババを掴むのは、いつの時代認識の甘い人間の群れだ。

 

②. 規制当局の考え方

 仕手筋集団は、こんなことをずっと繰り返している。株式市場類似行為をした場合は、即逮捕だ。許される行為ではない。株式市場における仕手筋事実上許されているのは、証券取引所権力者や実力者を通じて予め話を通しているからだ。仕手筋事実上の届け出制になっている。そうでない者による仕手行為が判明した場合はアウトだ。

 仮想通貨市場は少し違う。彼らは単純に自由に振る舞っているが、各国の規制当局が力を発揮することはない。事実上放置されている。とはいえフェイクニュース一般参加者を騙して価格操作で稼いだり、取引からビットコインを盗むなど、一線を超えていれば当然動くことになるが。

 先進国家は仮想通貨にはできるだけ関わりたくないと考えている。仮想通貨は法的に保護されるべき資産ではなく、あくまギャンブル一種認識されている。ギャンブラーがどれだけ損を被ろうと、国家としては知らぬ存ぜぬ。

 日本政府暗号資産と呼んでいるが、政府仮想通貨資産認識しているかは判然としない。まともな資産としては考えていないだろう。所得税制の適用仮想通貨不利益に設定している(雑所得扱いなど)のは、やはり不信感からきていると言える。

 ビットコインを初めとする仮想通貨反社関係資金源になっているのは公然事実だ。北朝鮮ロシアなどの場合国家ぐるみ仮想通貨を盗もうともする。だが、多くの国は、ビットコイン価格が不当に釣り上がっているのを知って受け入れている。

 理由は、『技術』にある。仮想通貨ブロックチェーンを始めとする将来優位性のある技術が関わっている。反社資金源は追い出したいが、世界レベル活躍できる若い技術者や先進企業に多く来てもらい、関連する技術研究・開発してもらえれば自国利益になる。

 どこの国も、ブロックチェーンその他の最先端技術を使って、いつかは自国通貨をデジタル化したいと考えているはずだ。いま仮想通貨を締め出すと、そういった恩恵が十分に得られない。

 とはいえ、そういう目先の銭勘定だけではない気もする。例えば、アメリカ合衆国は、多様性文化ひとつだ。良い物も悪い物も受け入れることが、長期的な意味での国家の発展に繋がるという思想的な確信を持っている。その一環としてビットコイン規制しないのではないか。私はそっち方面理由が強いのでは、と感じる。

③. 結局ビットコインはどうなるのか

 将来のアメリカ仮想通貨に関連する十分な知識技術を手に入れ、自国通貨の完全デジタル化が達成可能である判断したら、どうするだろうか。

 その時アメリカは、中国のようにビットコイン取引禁止するかもしれない。いわゆるマフィアテロ組織、反民主主義国家資金源は当然絶ちたいだろうから。その他の仮想通貨についても、反社利益になっているもの行政機関認定すれば取引を禁ずる措置を取る。

 その気配を仕手筋集団が察した段階で・・・・・・おそらく爆発的な価格上昇が起きる。日本円だと2000万円を超えるかもしれない。その後は、じわりじわりとした下げと散発的な上昇を繰り返し、ある時点で投げ売られて、それをきっかけにほかのクジラや大量保有企業追随し・・・・・・最後には、ビットコインを記念に持っておきたい人が購入するのみとなる。今よりも著しく低い価格になるのは間違いない。

 

YUTAの米国株投資ブログビットコイン価格1000万円を超える仕組み)

https://www.yutainvest.com/bitcoin-is-going-to-surge-by-2024/

こちらの人のように、4年に一度の半減期での価格上昇をはじめとする過去の諸現象から真剣に将来のビットコイン価格を予想している人もいるが、まず基本的事実認識できていない。

 ビットコインは、金やプラチナのように本質的価値を有していない。仕手筋反社がチャンスを狙って吊り上げてきただけだ。仮想通貨本質的価値を有するとしたら、ビットコイン継続して進化を遂げた新時代仮想通貨だ。それはビットコインではない。

 次の半減期2024年)までは大丈夫だ。デジタル法定通貨はまだ流通しない。ここまでにビットコイン価格は一千万を超えるだろう。その頃には、こういう宣伝文句が飛び交う。

「今のうちに1ビットコインを買っておけば将来は1憶円」

住宅ローンを前倒しで完済!」

2050年までには10億円を突破。老後はゆとりのある暮らしを」

暗号資産取引の税率は○年後には20%になる可能性大」

といったところだろうか。無責任パラダイス発言が各界から飛び出すのだろう笑。

ビットコインの隆盛も、2028年以降は怪しい。アメリカデジタル$は当然として、どこかの先進国、例えば中国デジタル人民元流通させている可能性がある。2032年だと、先進国のほぼすべてでデジタル法定通貨流通しているだろう。

 もしこの時、日本円デジタル取引ができるようになっていて、コンビニでも駅でも飲食店でもスマホをかざせば即決済、ゲーム空間でもクリック1回で取引完了、国際送金が生じた場合手数料ほぼゼロで1秒以内に処理・・・・・・みたいな時代がきていたらどうなるだろうか。

日本政府

「(他国の例に倣い)ビットコイン取引禁止する。ほかの仮想通貨についても、反社会的団体が関与するおそれのある場合は同様の措置を取る」

といった事態にならないだろうか。日本ビットコインを禁ずるまでもなく、アメリカやその他先進国禁止すれば、ほとんど資産価値はなくなっているだろうが。

 参考までに、ビットコインの8割以上は上位のアドレス1割が所持している。彼らは、なぜビットコインを売らないのだろうか? 売りたくても売れないのだ。まともに全部売ったら市場暴落に見舞われる。売るのであれば、高値更新の際に少しずつ売っていきたい。その一方で、さら高値更新するのでは? という期待もあるので悩ましいところだ。

 そして、数年以内に価値がなくなるとか、価格が十分過ぎるほどに上昇した後で「ここらが潮時か」と判断すれば、クジラは一気に売りにくる。



4. おまけ:仮想通貨の楽しみ方

 記事最初の方で、ガチではなくてゲーム感覚で楽しめば仮想通貨で勝てる可能性がある、といったことを話した。

 具体的に、私が仮想通貨取引というゲームプレイしている方法は3つある。長期投資と、レバレッジ取引裁定取引自動売買の2つ)だ。以下、簡単に紹介して結びとする。

①.長期投資

 以前、増田初心者だった時に、会社員が株式投資と向き合っていくためにというエントリを書いたことがある。

 もしかしてご覧になった方がおられるかもしれない。先日見直したら、ひどい描写が多数見つかったため加筆修正している。お勧め書籍のところなど。

 その記事で述べたのだが、一般的会社員にとって一番効率がいいのは、やはり長期投資だと感じる。仮想通貨場合2020年までに積み立てやまとめ買いを始めた人は全員儲かっている。イーサリアムなどは、2020年の最安値が1万円少々だったので、今では約30倍に価値が膨れ上がっている。

 少なくともビットコインについては、いずれは暴落して今よりもずっと安い値段になる可能性濃厚だが、まだかなり時間に余裕がある。お金に余裕があるなら買っておいてもいい。

 これまでの傾向だと、ビットコインは2ヵ月に一度は暴落して15%程度は値下がりし、そこからさらに5%〜10%は下がるので、それくらいのタイミングを狙ってまとめ買いしよう。イーサリアムも同様だ。個人的には、イーサリアムはまだまだ上昇余地があると感じる。

 実際、私はビットコインを買っていない。イーサリアムと、草コインに毛が生えたようなやつに積立投資している。

 リップルはやめておけ。発行主体ビジネスパートナーリップルを配りまくっているうえ、自分達も生み出したリップル市場で売っている。絶えず売り圧力に晒されているのだ。

 1年前みたいに、仕手筋リップルを上げてくれるのを待つのもいいが、そういうやり方はよくない。年中価格を気にしている必要が出てくるからだ。もしどうしても持ちたいのなら、70円以下まで下がってくるのをひたすら待つ。指値注文を仕掛けておこう。

 運よく価格が上がっても、「千円~1万円になるかも」などとありえない未来は考えず、謙虚気持ちで売るのがいい。上値メドは150円200円くらいか

②.レバレッジ取引

 上で述べたルール取引している。頻度は月に1〜2回。これでも儲かる。しかし、私など比較にならぬほどのギャンブラーは、バイナンスなどの海外取引所で大いに腕を振るっている(儲かっているとは言わない)。

 そこでは『ゼロカット』なる仕組みがある。レバレッジ100倍であっても、FXみたいに一瞬で価格が下落して強制ロスカットも追いつかずに借金を抱える・・・・・・みたいな可能性を文字通りゼロにできる。

 私の場合レバレッジ100倍ではどんなスタイルがいいかを考え、以下のやり方でトレードしてみたことがある。今はもう引退している。

・1万円分(なので100万円)のポジション10ケほど持つ。

・圧倒的底値か、長期移動平均線オーバーでの指値(逆指値)でエントリーする。

約定した場合ほとんどのポジションは当日中ゼロカットになるが、生き残ったポジションをひたすら持ち続ける。目安1~2週間程度。

 普通にやると、0.5%の下落でもゼロカットされるため、別に数万円以上を証拠金として持っておく必要がある。このやり方で何度か、1万円分のポジション10倍以上にした経験がある。

 しかし、私には合わなかった。恐怖に勝てなかったのだ。働いている日でも、休みの日でも、ポジションが気になって仕事趣味も手につかない。大半の人間は、心理的意味短期投資に向いていないのだ。それでも挑戦したとして、市場あなたお金を毟っていくだけだ。

 多くの人にとっての結論になるが、種銭は1~10万円とかにして、自分のやり方で好きに売り買いするのが一番面白い。それで、相場が大荒れの時に5ちゃんねるの仮想通貨板を覗いて大いに盛り上がるのだ。この掲示板では、いろんな人――激しい相場阿鼻叫喚している人や、値動きの行方を楽しんでいる人や、不幸な人間を見て自分世界ランクが上がるのを楽しむ人などがいる。自分トレード画面をアップする人が稀にいるのだが、種銭1~10万円の人たちが仮想通貨を一番楽しめているように思える。

 これは余談だ。今後の価格を予想するにあたっては、ファンダメンタルズテクニカルが基本である。今の世界の状況が主で、チャートは従だ。今だったら、ロシアがとんでもないことをしでかす可能性があるうえに、アメリカでは断続的な利上げが想定されている。

 「今買いで入るべきではない」、この方針を上のファン分析観点から導き出す。そして、高値圏に入ったらショートで、極端な安値へと暴落したところをロングで入るという戦略を講ずる際、目安にするのが価格チャートだ。チャートに慣れると、ここが高値圏とか、安値圏とか。その程度であればわかるようになる。暴落想定点などを導くのはちょっと難しいが、頑張れば何とかなる。

とにかく、チャートよりも世界情勢を眺める方が優先ということを忘れずに。チャート分析時点では正解だったとしても、世界の状況が変われば不正解になってしまう。チャートが刻まれ根本原因は現実の私達にあるのだから

③.仮想通貨自動売買

 QUOREA(クオレア) というサービスがある。APIにより、利用者が作った自動売買のロボットを使ってトレードすることができる。これがまた、ゲーム感覚で楽しめる。私は5万円で自動売買を始めたのだが、最初はなかなか勝てなかった。詐欺みたいなロボットに引っかかり、一月で資産の3割が消滅したこともある笑。

 しかし、段々とロボット達に愛着が湧いてきて、「どんな時でも自分トレードしない方がいい」とか、「未経験ロボット取引量設定を1.0%から始める」とか、いろいろと学びを進めるうちに勝てるようになった。

 もし興味があるのなら、ひとまずググってみるといい。仮想通貨取引所は、GMOリキッドの2択となるが、リキッド一択だ。GMO不都合不具合が多い。絶対に選ばないように。

 リキッドだと最低取引量が低いので、1~2万円からでも自動売買をスタートできるのが大きい。



投資のものは、すべての人が一度は挑戦してみるべきだと思う。もちろん無くなってもいいお金で。

最悪、ボコボコにされて資金をすべて失ってもいい。将来、ボーナス退職金を突っ込んで大敗する可能性をほぼゼロにできるのだから安いものだ。

さて、王者のやり方はインデックス投資一択(※冗談抜きでこれが最強)なわけだが、あなただって一攫千金には興味があるだろう。バフェットのような世界最高レベル投資家でも、若い頃は有望株に一点集中で投資し、資産を何十倍にした経験したことで大量の種銭を手に入れた。それを元手にして今がある。

会社員だって、夢を見てもいいと思う。私はそれで仮想通貨を始めてみた。残念ながら税金バカみたいに高いので、何千万も稼ごうという気は起きないのだが。

長々とお付き合いいただきありがとう。お読みいただいた方の有意義トレードを願っている。

会社員仮想通貨投資と向き合っていくために その一

2022/5/5 文字が途中で切れていたので修正

会社員だ。40代になったばかり。株式投資メインで、仮想通貨は5年前に始めた。

今回、ふと思うところがあったので、会社員(又は若い人)の仮想通貨との付き合い方を説明する。これまで仮想通貨(長期投資)に4年、レバレッジ取引に1年ほど向き合ってきた感想をお届けしたい(株は15年ほど)。

仮想通貨が気になるあなたにとって、いい記事にできるよう心掛ける。



1. 仮想通貨をやってみる価値はあるのか

 はじめに。なぜあなたはこの記事を開いたのか。

 なんとなく興味があって、仮想通貨で儲けたいので、口座を開いたのはよいがぜんぜん勝てなくて、仮想通貨詐欺だと言われるけど他の意見も聞いてみたくて、興味はないけどたまたま記事を見つけたので……いろんな人がいると思う。

 ビットコイン自体については、Wikipedia概要欄が一番よくまとまっている。100字以内で答エヨ(トリノコシティ)と言われると、

個人企業同士が電子送信により商取引できるデジタル通貨。発行主体単一管理者はいない。代わりに、ブロックチェーンという改竄困難な台帳により取引履歴を記録する」(78字)

 大まかにいえばこんなものか。10年以上前に、オープンソースソフトウェアとして公開された。

 当初は、「これ面白いじゃん!」というアーリーアダプター達がネット界隈で持て囃していたが、やがて反社組織テロリスト個人犯罪者も、「これ便利じゃん!」と考えるようになり・・・・・・次第に仕手筋が参入し、値段が吊り上げられ(後述)、地下経済での決済手段として使われるようになって今に至る。

 私としては、仮想通貨をやってみる価値はある。この記事では、社会人(を想定する)のあなた仮想通貨についてより多くを知るため、またはより真剣に向き合うため、または見切りをつけるきっかけとなることを目指して書くことにする。



2. 小さく始めること

 あなた投資初心者だと仮定する。

 社会人として〇年働いて、貯金もそれなりに貯まってきて、でも寝かせたままにはしたくない。「投資」に挑戦してみたい。

 しかし、どこに投資しようか……悩みの種が尽きないある日、「仮想通貨面白そうだ」と思い立ったものの、怖そうなイメージがあるので踏ん切りがつかない。仮想通貨をやってみたいけど、財産を失うのは怖い。でもやりたい。興味がある。そんな人に向けて話をする。

手順①. 口座を開いてお金を入れる

 何事も挑戦だ。まずは一歩を踏み出そう。

 株とは違い、仮想通貨は非常に小さい資金から挑戦できる。が、最初に全財産を突っ込むなど論外だ。「小さく始めよ」はどんな経営分野でも通用する。

 3万円とかでいい。失ったら惜しいお金ではあるが、全額失っても生活には困らないくらいの資金を入れる。肝心の仮想通貨取引業者だが……例えば株式投資場合は、SBI楽天の2択になる。株初心者にとってはこの2つしかない。

 さて、仮想通貨場合だが、適当言葉――例えば、「仮想通貨」「取引口座」「どこがいい」といった言葉でググってみよう。

 私がYahooでググってみたところ、https://minkabu.co.jp/choice/cc-recommended-ranking/(みんかぶChoice)が一番上にきた。初心者仮想通貨を教える『口コミ風』サイトだ。

 この類のサイトは、だいたい以下の順序で初心者を引き込む。

仮想通貨で儲けてみたいが、どこの取引所がいい~? → ランキング形式で各取引所を紹介(又は条件比較) → 取引所ごとの口コミ → 質問事例集 → 関連サービスリンク集

といった順序だ。どのサイトも同じようなコンテンツである。ほぼすべてのリンクアフィリエイトが貼ってある。勉強になったと思ったらリンクを踏んであげよう。それも礼儀だ。

 上のような取引所案内サイトには、ある問題点がある。アフィリエイトリンク先に致命的によくない部分があっても教えてくれないことだ。向こうも商売でやっている。許してあげよう。

 それでは以下、取引所の選び方を2点に絞って説明する。

【1点目】

仮想通貨の「販売所」ではなく、「取引所」が置いてあるところにする。理由一択販売所にはバカみたいに拡がるスプレッド幅(買いと売りの価格差)があるからだ。普段スプレッド幅は、例えば上のサイトで2番人気のDMMだと、ビットコインが4,5千円ほど。仮に1ビットコインを勝った後で即売ると、数千円だけ損をすることになる。率で言ったら0.1%くらいか

安く見えるだろう。しかし、なんと! このスプレッド幅は20万~40万になることがある。私が見た中で一番大きかったのは55万円。1ビットコインを買ってすぐ売ると、55万円失うということだ。当然、アラート通知や強制ロスカットスプレッド幅も込みで判断される。

仮想通貨販売所』というのは、ユーザー同士の取引ではなく、あなた個人販売業者からビットコインを購入する形式だ。暴落時など、価格が乱高下する際には販売業者も即座の入荷が難しくなるため、その分だけスプレッドが拡がるというわけだ。

なので、販売所ではなく取引一択となる。販売形式だとアラート通知が来やすいわ、ロスカットされやすいわ、指値注文はなかなか約定しないわ、逆指値注文(特に損切)はダマシに遇いまくるなど、てんでいいことがない。レバレッジ手数料取引形式の方が若干安い(個人乾燥)。

「いや、ちょっと待て。販売所はスプレッド幅を我慢すれば大量の買い付けができるわけだから、一気に数百万円をトレードする場合は、取引所よりも販売所の方がいいんじゃないか?」

そう思われる人もいるだろう。

私はかつて一度だけ、DMMビットコイン200万円を投じてイーサリアムを買おうとしたことがある。当時はレバレッジ4倍だったので、800万円分である。その時に表示された、「約定しませんでした」という端的なメッセージは今も記憶に残っている。

それから買いのボタンを6回ほどタップしたところ、「一部が約定しました」のメッセージとともに、買いたい金額の約15%が約定した。直後、スプレッド最初の約2倍に拡がっていた...

上のような販売所・取引ランキングを扱っているサイトは、こんなことは教えてくれない。アフィリエイト先をディスる内容など載せるはずがないだろう。リンクを押す人まで含めてアフィサイトの商材なのだ。忘れてはならぬ。

【2点目】

では、取引所の中でどこを選べばいいのか? レバレッジ取引の有無や、手数料の安さ、アプリの使いやすさなどいろいろあるが、正直どこのサイトもそこまで差はない。色々見ていって、あなたが一番気に入ったものを選ぶべき……と言いたいが、これでは答えになっていない。

あなた初心者であれば、GMOコインがいい。取引所と販売所があるし、手数料はほぼ最安だし、何よりチャート機能が充実している。

あとはLiquid by Quoine(リキッド)が思い付いた。チャートを含んだ画面の見やすさはそれなりで、スプレッド幅が狭いのがいい。セキュリティ国内最高レベルだが……サイトの重さがダメなんで、Coincheckにしときます。BITPOINTも捨てがたいですねェ。

ところで、後述するAPIによる自動トレードに挑戦する場合は、GMOではなくリキッド一択となる。

手順②. 実際にトレードする

 口座を開いたら、まずは挑戦だ。あなた直感自然な考えに従ってトレードしてみよう。素人レベルでOK。むしろそれがいい。

 最初の数日間はまずまずの成績だが、だんだんと負けが込んでくるはずだ。そして、負けた分を取り返そうとすればするほど、資金を失う速度もまた上がっていく。一月も経つ頃にはすっからかんになっているかもしれない。

 普通はそういうものだ。反省はしても気に病む必要はない。むしろラッキーだ。ツイている。たかだか数万円でこのこと(実力がない者はお金を毟られるだけ)が学べたのなら、その時点でコストパフォーマンスがいい。株やFXも同じ構造だ。

 大事なことを述べる。この段階で、「トレードはつまらない」「これなんか違う」「負けて悔しいから何とかしたい」などと思った場合、少なくとも短期投資からは身を引くべきだ。あなたは向いていない。

 別に悪いことじゃない。仮想通貨で勝てなくても、人生はどうにでもなる。何度も言うが、あなたは運がよかったのだ。短期投資で勝てないことがわかったのだから

 最悪の場合、「絶対取り返してやる」などとギャンブル中毒者のごときマインドに縛られ、さらに数十万、100万以上を市場で溶かしていた可能性がある。

【余談】長期投資短期投資

 私の場合は、長期投資が向いているようだ。多くの人はそうなのではないか仮想通貨レバレッジ取引を始めて1年ちょっとになるが、購入そのもの2016年からやっている。その時に無くなってもいい程度のお金で買ったイーサリアムが、今ではけっこうなお値段だ。毎年ちょっと取り崩して飲み代にしている。

 これまでの仮想通貨歴史に従うと、『毎年大量購入作戦』が効果である。毎年一定額を購入し続けてひたすら寝かせる作戦を採った場合、全員が勝っている。下がる年もあるが、大幅に上がる年もあり、それまでの負けを帳消しにする。

 私の場合短期投資レバレッジ取引)は『ゲーム』としてやっている。50万円以内の、別に無くなってもいいお金で――『グノーシア』とか、『Inscryption』とか、『ダークソウル』とか、『ポケモンGO』とか、いろいろあるだろう。そういうゲームプレイするのと同じ感覚トレードに参加している。

 仮に私が真剣勝負でレバレッジ取引に挑んだ場合、必ず負けると感じる。トレードアルゴリズム取引ロボット)やプロに勝てるはずがない。『ゲーム』だから勝てている。

 もし相場に対して真剣勝負を挑み続けたとしたら、私はプレッシャーに負けて大事な場面で選択を誤り、強制ロスカットを受けて資産が吹き飛ぶ未来が見える。

手順③. 自分トレードスタイルを見つける

 株だろうとFXだろうとCFDだろうと、一番大事なのは決めたルールに従い続けることだ。ルールの一部に直感感覚が含まれていてもいい。とにかくマイルールに従う。

 例えば、ビットコインを480万円で買って、500万円で利益確定した後、巨大な火柱が立って540万になったとしよう。

 ここで、「40万円×購入枚数だけ損した」と考えるのは素人だ。玄人場合ルールに従っていたのであればそこまで気にならない(ちょっとは気になる)。そういうことが何度も続いた場合ルール変更を考えるだけだ。

 これは、利益を確定した後でその銘柄が大きく値下がりしてホッとした場合もそうだし、ポジションを持とうか迷っていた時に価格が急変動し、「ポジションを持っていればよかった(ポジションを持たなくてよかった)」と思った時もそうだ。

 いわゆる、機会損失とか機会利得を気にしなくていい理由というのは、それが【異なる選択をした自分】だからだ。それは、あなたとは違う人間だ。異なる世界線にいる違う自分なのだ。これからバタフライエフェクト的な意味で、その枝分かれした2人の人間は違う未来を歩んでいく・・・・・・。

 イーサリアム絶望的な価格水準になっている時、反発を期待して勇気を出して買ったとする。それで何十万も儲けて、大喜びをしたとする。だが、それが偶々だったら? また同じようなタイミングで底狙いに挑んで、今度は何十万も含み損を抱える未来はきっとある。その後も、過去自分を信じたがために、強制ロスカット100万以上を失ったかもしれない。

 逆に、リップル損切りした後で、爆発的な価格上昇となって悔しい思いをしたとしよう。しかし、その上昇は仕手筋によるものであり、何日か経つと一気に値下がりし、ある日ついに数時間で50%以上も下げてしまい、市場参加者は根こそぎロスカットに遭ってしまった……みたいな実例もある。

 『禍福は糾える縄の如し』という。いいことも悪いことも繰り返しやってくるものだ。どこかの鬼狩り漫画兄弟鬼みたいに、ひたすらツイてない場合もあるだろうが、多くの場合は幸不幸の繰り返しだ。

 蛇足だが、妓夫太郎はそこまで運に見放されてはいなかったと感じる。綺麗な妹がいて、自身喧嘩の強さに恵まれたわけだろう。幼少期を生き残れるだけの運もあった。

 もうちょっと別の運命がきていれば人生なんとかなっていたかもしれない、と2018年頃にジャンプを読んだ時に思った。

 本題に戻ろう。仮想通貨場合、その波の大きさに普通人間は耐えられない。特に自己裁量トレードを続ける場合がそうだ。多くの人間は、損を繰り返した後でさらに多くの資金リスク最大で突っ込んで、より傷口を拡げていく。そうならないために、ルールでわが身を守る必要がある。

 ルールといっても、そんなに難しいものじゃなくていい。結局、トレードをする以上は、勝ち負けとあなた自身性格感覚は切っても切れない。エントリーやエグジットの時に直感が入っても構わない。ただし、条件を満たした場合はどれだけ苦しかろうと実行する。それだけだ。簡単ルールを備えて、失ってもいいお金で何十回と検証してマイルールを身に付けよう。

 参考までに、私のルールを紹介する。テキストエディタに書き留めて、適当タイミング更新を続けている。私の場合は、このルール過去1年間で40%の利益となっている。現物取引に換算したら20%くらいだ。最高の素質を持った人間とそのマイルールであれば、400%とかの桁違いの利益を叩き出せるのだろう。

(1)銘柄観測及び総則

  ・市場参加者心理ファンダメンタルズ)を推し量る。チャートはその後。

  ・①日足を第一基準として相場を読む(RSI,移動平均線,トレンド

   ②相場シナリオを2つ作る

   ③エントリー価格決定

  ・ルールに従っている限り自分を責めるべきではないし、責めてはならない。

  ・投資は間違えることが前提のゲームである。想定通り以外であれば利確損切していい。

  

(2)エントリー

  ・日足チャートに従う。

   現在価格付近での指値成行)注文orチャート上の底(天井)狙いor爆発的な初動を狙う。

   ※トレンド転換を事前に読むことはできない。移動平均線が転換するまではトレンドに従い続ける。

  ・底(天井)狙いの場合理論上の最安(高)値から±2%以内をエントリー価格とする。

(3)エグジット

  ・市場観測時(定時22時過ぎ)に損失2%以上を確かめ場合は決済する。

   反発する確信がある時は別の条件付きで保持する。その条件が満たされたら即座に決済する。

  ・平坦ムードヨコヨコからの急下落(上昇)が見られた場合損益に関わらず決済する。

  ・利確注文と損切注文は置かない。急激な値動きやストップオーダー連鎖があるため。

(4)今後の考え方

  ・今が「買い」か「売り」かを考える。過去に買った価格関係ない。

  ・夜にトレード画面を閉じたら再修正は行わない。

  ・勝ち負けの考えを捨てる。ルールに従っていれば自分を責めない。。

  ・トレード方針を決める時間は15分~30分まで。それ以上は考えすぎで失敗する。

  ・本格的にお金を増やすトレードは無理。稀有なチャンス狙いで小遣いを稼ぐのは可能性あり。

  ・決定の際に恐怖があれば成功可能性あり。快感があれば蛮勇の可能性大。

  ・すべての価格幻想である。どんな価格でもありうる。

  ・自分との約束を守れない失敗が一番後悔する

  ・人が欲望している時に恐怖し、人が恐怖している時に欲望する。※受け売り

  ・労働等の義務がある時間帯(昼休憩を含む)はログイン不可。仕事差し支える。

 なお、私の『勝率』は一番儲かっている時で2割~3割だ。これでも利益を得ることはできる。というか、むしろこれぐらいの勝率がいい。

 つまり、注文が約定してから半日以上が経ってトレード画面を見ることが多かったのだが、その時に2%以上の損失が出ていたら決済する。利益が出ていた場合は、チャート的に上がる相が出ていたら放っておく。下がり始めた「かもしれない」と感じたら決済する。直感的なトレーリングストップだ。

 今は、絶対に勝てそうな場面だけを狙ってトレードするスタイルだ。勝率は6割を超えている。約定するのは月に1~2回か。チャート上の最高によさげな地点にリミット指値注文)かストップ(指値注文)を置いて放置しておく。週に2回くらいGMOチャートを開いて、価格がいいところに来ていると感じたらなら成行で買う。

追記

文字制限のためこちらへ

https://anond.hatelabo.jp/20220502212037

2022-04-30

anond:20220429114122

リーマンショックから株式投資を始めたのにコツコツドカンで退場した。

何が起きるかわからないのでホント難しい

2022-03-29

anond:20220329124954

日本円安金利安)は株価対策から株価も含めて考えた方がいい。

日本経済について何か言っているやつは、株式投資家としてのポジショントークと思った方がいい。

2022-03-23

anond:20220323121452

株式投資なんて貧乏でもできるだろ。

それよか太陽光パネルのほうが頭にくるわ。

払ってる電気代の1割以上が再生エネ賦課金。

日本中貧乏から金を取り立てて、それが太陽光パネル投資できる金持ちの懐にはいってるんだぜ。

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