はてなキーワード: 事務的とは
今でこそ同人誌の販売代理業者が増えたのでこれから書くようなトラブルは少なくなっただろうが、これまで二度ほど同人誌の自家通販で不快な思いをしたことがあります。
中学生の頃の話です。
ある作家さんの同人誌がどうしてもほしくてなけなしの1000円を定額小為替にして早速申し込みました。
当時中学生だった私にとって1000円って本当に大金でしたが、その大金を使ってでもほしいと思った同人誌でした。
早速小為替を送って今か今かと到着を待ちましたが、いつまでたっても同人誌が届きません。
同人誌を購入する前に当該の作家さんにファンレターを送ったことがありましたが、お友達になりたいあまり失礼なことを書いてしまったと思います。
当該の作家さんからはがきで返事が届きましたが、直筆のイラストが描かれていて嬉しかったもののイラストの傍に「返事がほしかったら返信用切手を同封してね」という一文を見て落ち込んだことがありました。
こうした経緯があったので、いつまでたっても同人誌が送られてこないのは失礼なファンレターにお怒りだったのではないかと気に病みましたが、単にルーズな人だったことに気づいたのは世間の厳しさを嫌というほど味わった数年後のことでした。
あるジャンルの作家さんの同人誌がほしくて申し込みのメールをお送りさせていただきました。
中学生の頃の教訓を活かし、今度は事務的な内容しか書きませんでした。
当該の作家さんからは快い返答をいただき、早速定額小為替をお送りしました。
たまりかねて当該作家さんにメールをお送りさせていただいたところ、返答に呆れてしまいました。
「同人誌の内容が内容なので(要するにBL)、趣旨をよくおわかりでないご様子の増田さんにお送りしてもよいのかどうか迷っていました」
全部承知しているからこそ申し込んだということがわからないのかね?
それにそうした不安を持っているなら普通は取引開始前に言うだろ?
何故、催促されてから言うかな?
いろいろと思うところはありましたが、それでも堪えて「全て承知の上なので発送をお願いします」という一言だけを書いて返信しましたが、返信から三ヵ月後、やはり梨のつぶて。
さすがに頭にきた私は、こんなメールを送りました。
「もう同人誌はいらないから一週間以内に返金をしてほしい。応じていただけない場合には然るべき措置をとらせていただく用意がある」と。
僅か二日で返金されてきました。
返金の際に手紙が同封されていましたが、その中身にひたすら呆れ果ててしまいました。
「たったひとりで何百通もの申し込みに対応していて数ヶ月以上待たせることは日常茶飯事」
「同人誌は世間一般の通信販売と違い、発送に一年はかかることは常識」
「同人誌をご存知ない方に販売してもよいのかどうかずっと迷い続けていた」
「詐欺呼ばわりされてショックだった」
どこからつっこんでいいのかわからないほどの頭が悪すぎる内容でした。
同人誌を売るということはどこの誰が買うのかわからないのではないか?
発送に何ヶ月も何年も待たせるのが同人誌界の常識とは聞いて呆れる。
過去にも自家通販で同人誌を購入したことがあるが、その方もおひとりで何もかもこなしておられたが申し込みから一週間以内で到着しましたけど?
それはどう説明をつける気なのか?
自家通販で同人誌の販売をしておきながら梨のつぶて状態の人には次のような特徴があると思う。
・ルーズでだらしない。
この手の人の口癖はきまって「いそがしい」。
同人誌の発送をする時間はなくても腐女子同士で盛り上がる時間があるのは何故だ?
ひとりで何百通の申し込みに対応しているというなら何故事前に発送準備をしておかない?
梱包資材量販店で事前に封筒を大量購入して、いつでも発送できるように事前にまとめて梱包しておけばいいのでは?
宛名にしても書くのが面倒であればwordを使えばいいだけの話。
同人誌の通販も然りで金銭が発生している以上、普通は発送を最優先するのではないか?
その同人誌を心待ちにしている人がいるという想像力に欠けているとしか思えない。
なんか色々言われているので補足する。
n度目なのですぐに上長と人事に相談、他に被害を我慢している人がいないか、身近なところからヒアリング(だいたいセクハラの対象になるのは相手より年下か身綺麗にしている子だけ)を開始してる。会社がどれだけの重要度で取り扱ってくれるかは分からないけど、流石に辟易しているので転職サイトに登録及び、仕事で知り合った歳上の方々に相談中。
セクハラと会社への対応は傷付いててもまあ事務的に処理はしてる。今日も元気に出勤中。
ただいくら繕ったって傷つくものは傷つくし、あの時の恐怖が消える物じゃない。だからよちよちしてほしくて恋人に連絡した。
んだけど、捨て台詞のように「お前が引き寄せてるんじゃないの?」とか言われて泣いた。
さっきの話し振りからすると、恋愛抜きの事務的なやり取りからは無視も排除もされてない風だったし。(もしされてるなら酷い虐めだと思うが
「要があるときだけは口をきく、だから排除じゃない」とでも言うのかね?
「ブスの被害」なんて馬鹿馬鹿しいものでも君みたいな正義の使者が第一面に捉えてよしよししてくれる訳だ。
一方、君は非モテに何を言ってる?
山盛りのいちゃもんとセットでな。
そもそもからして「恋愛対象」に拘った話してないし、そしてだとしても突飛ではない。ごく当たり前の感情だ。
「みんな不幸なんだからお前も不幸でいいだろ」ってか?
だからって詮なきこと過ぎるだろ。人間配られたカードで勝負するしかないし、それでモテないんならもうしょうがないよ。しょうも無さすぎるよ。素直に割り切ろうよ。
配られたカードは公平ではなく、それを選り好みしてる側はさらに公平ではない。
クソみたいなゲームはクソと言う他ない。
素直に割り切る?それこそ自分を誤魔化してるね。
まあ、そうかもね。なので女叩くなとはもう言いません。
いちゃもんをいちゃもんと言ったらさらに酷いいちゃもんが返ってくるって寸法だ。
女は男と見たら誰彼構わず色目を使えと?
当然君はすべての女に対してそれをやってきたんだろうな?
誰も恋愛に限った話をしてないし、ひとりの人間に求めてもいない。
こう言う不必要な曲解、悪し様に捉えてる藁人形も非モテの受ける加害の一例。
特にそれが観測範囲全てから行われた場合は目も当てられない。それが非モテ。ま、お前は死んでも認めないだろうが。なにせ非モテをサンドバッグにしたい側の人間だろうしな。
お前がなんと言おうと、非モテ達には恨み怒り憎しみを抱く理由と権利があるし、それは女達の自ら招いたことだ。文句言ったりサンドバッグにしたいならしてれば良いが、油を注ぐことになるだけ。ツケは何処かの誰かに回ってくる。
さっきの話し振りからすると、恋愛抜きの事務的なやり取りからは無視も排除もされてない風だったし。(もしされてるなら酷い虐めだと思うが)
そのくせブスの被害体験はウソだと切り捨てたり、何だかんだ理屈を捏ねて加害者側に押し込めようとする。
そこなんだけど、他人から恋愛対象として見られなかったからって、「加害された」って発想が突飛だと思うんだよな。
これだけ人がいれば、そりゃあ誰からも選ばれなかった男なんて結構な数いるさ。俺だってそうだし。
だからって詮なきこと過ぎるだろ。人間配られたカードで勝負するしかないし、それでモテないんならもうしょうがないよ。しょうも無さすぎるよ。素直に割り切ろうよ。
君が男ならあきらめろ。できることはない
まあ、そうかもね。なので女叩くなとはもう言いません。
これがいちゃもんでなくて何?
それは半分いちゃもんのつもりで書いたけど、それまでの俺の書き込みをいちゃもん扱いしたからだよ。
女は男と見たら誰彼構わず色目を使えと?
当然君はすべての女に対してそれをやってきたんだろうな?
セックスは免許制になり、免許を持った人間同士が性交同意書にサインした時のみセックスが許される世界。その副次効果として、条件を満たしてさえいれば年齢に関係なくセックスが許されることになった。しかしセックス免許の取得には試験に合格しなければならない。問題は性知識やジェンダー論といった複数の科目から出題される。
あるペドフィリアと女児のカップルは、女児の側がセックス免許を持っていなかった。そこで、試験合格のために二人で勉強会を開いた。人生経験の浅い女児には難しい問題が多く、過去問の点数も思うように伸びなかった。時には「どうせバレないしやっちゃおう」と女児の側から誘うこともあったが、ペドフィリアはやんわりと断った。
そしてようやく女児は試験に合格した。試験に合格してもその場で免許が発行されるわけではない。合格証を性生活支援センターに持参して実技講習を受けなければならない。ペドフィリアが持っているのも、実は免許ではなく合格証であった。講習は普通、免許または合格証を持った恋人と共に受けることになる。(まれに一人で受ける人もいるが、その場合は講師の中から性交相手を選ぶ必要がある。推奨はされていないが、素人相手よりもむしろ安心できるという意見もある。)講師は男性または女性またはその他から選ぶことができる。プライバシー配慮のため、講師には重い守秘義務が課される。とはいえやはりアセクシャルの講師は人気があり、予約が必要である。
講習前に問診票を提出する。設問は「SM的志向がありますか?」「小児性愛的志向がありますか?」のような性的志向に関するものや、「耐え難い性的衝動を経験したことがありますか?」といった依存傾向に関するものがある。回答は「はい/いいえ/わからない」の中から選ぶ。講習内容はそれに応じて変動する。
ペドフィリアと女児を担当することになった講師は、老齢の女性で現役の小児科医であった。ペドフィリアは生まれつき性的衝動が少なかったのでそう申告したところ、「もし今後変化があれば、医療機関へご相談ください」のような事務的なことを言われた。それから小児性愛に関する基本事項の説明を受けることになった。「小児性愛者と児童の場合、生涯を共にすることは難しい」といった内容である。概ねペドフィリアから常々女児へ説明していたことと重なっていたので、女児も頷きながら聞いていた。時にはペドフィリアを自認していても知らないこともあり、学ぶことは多かった。二人の真剣な態度に安心した講師から言われた、「永遠に続かないのは大人の恋愛も同じです。永遠に続かないからこそ、今の関係を大切にしてください」との言葉が心に残った。
それから児童の人体構造についての講習が2時間ほどあった。やはりペニスの挿入は難しいと言われ、「どうしても挿入したい場合、長い準備時間と日数をかけて、少しづつ慣らします。その間は必ず性生活支援センターに通い、センター内で講師の監視の下行ってください」と言われた。ペドフィリアは挿入を重視していなかったが、女児は少しがっかりしていた。また今回のケースでは実技講習の中で処女膜の除去が難しいため、手術によって取り除くかどうかの選択肢を提示された。女児の判断により、後日手術を行うことになった。
最後に実技試験が行われた。今回は挿入は禁止で、ペッティングのみである。ペドフィリアも性交経験はないため、講習は困難であった。講師の指導は優しかったが、「嘘をつかない」ことを厳しく約束された。痛いときは正直に痛いと言うことが大切だと繰り返し言われた。それでいて、「相手は嘘をついているかもしれない」ことは常に意識しておきなさいとも言われた。ややこしいが、講師の説明は納得のできるものであった。
こうして二人は無事免許を取得した。女児の免許は挿入禁止の限定免許である。どうやら今後は限定解除のために通う意思もあるようである。
( 2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3 からの続き )
津田がいない「生徒会役員共」。思春期を謳歌し始めた女子のラブコメショートアニメ。制作はSILVER LINK。
監督はSILVER LINK制作のアニメ「すのはら荘の管理人さん」助監の人。エロとラブとコメのバランスはアレくらい、だと思っていた時期が私にもありました。2話から本番が始まる。横手美智子脚本ほんとキレッキレで好き。主人公はかぐや様くらいウブ(ただし英才教育済み)なので、何気ないモノローグがひっどいことに。でも思春期ってこんな感じだった気がする。
キャラがかわいい(キャラデザ:大島美和)。今期1,000個さんのキャラデザも同氏が担当していて、しかもメインヒロインの声を共に和氣あず未が担当しているという偶然の一致。声でいうと親父の声(CV.津田健次郎)で笑った。しわがれた声とイケボ駆使して笑かすのやめろぉ!
異世界転生の異世界転生モノ。角川資本の4英傑によるちびキャラアニメ。参加作品は
・このすば(劇場版公開予定。響ラジオステーションでラジオ配信中)
・幼女戦記(劇場版が評判良いらしい。音泉でラジオ不定期配信中)
本編のクロスオーバーというより、各アニメの本放送と並行してようつべで配信されたちびキャラアニメ作品のクロスオーバーという感じ(なおこのすばだけちびキャラアニメ化は初)。この4作品に限らず、各ちびキャラアニメの監督はすべて「怪獣ガールズ」でおなじみ芦名みのる。ということで本作の監督も同氏が務めている。
基本的にギャグアニメなんだけど、とにかくこのすばみが強い。意外と順応してんな!と思ったんだけど、よく考えると主人公は全員異世界転移経験者っていう性質を利用したシナリオになっているのが面白かった。異世界転移モノが現代の価値観をモノサシに使って異世界を測るお話なのに対して、これは異世界人(元現代人)が、現代のモノサシを使って理解した異世界の価値観をモノサシに使ってこの世界を測るお話という入れ子構造に。基本的に「俺、異世界転生人でーす」的な身バレはNGという共通の常識のせいで、お互いに腹の探り合いをするコメディだった。2話クッソワロタ。
芦名みのる作品は元作品の読み込みが丁寧で好き。本作でめぐみん&エミリアを演じる高橋李依が自身のラジオで語ってたのは「エミリアは自身がハーフであることや髪の色が白いことでずっと迫害を受け続けていたので、こっちの世界で様々な種族の人たちが(一部を除き)同じ教室で仲良くしていることがすごく嬉しそうに描かれていて、いちファンとして嬉しい」とのこと。これに限らずセリフの一つ一つに各作品のバックグラウンドを感じさせる。監督ももっと俺めっちゃ拘ってるんですよアピールすればいいのに。
大人のトイ・ストーリー。ショートアニメ。制作は「フレームアームズ・ガール」で3DCGを担当したstudioA-CAT。
FAGは主人公が素人なので「プラモってなあに?」という視点から語られてたけど、こっちはオタク強度の高い主人公なので、視点がガチ。あとこっちはフィギュア。
FAGやトイ・ストーリーと違い主人公が大人なので「主人公が少年から青年になる過程で成長する姿」とかは無く、あらゆるトラブルに対していい感じにやってくれている。トイ・ストーリーが「身バレ=死」だったのに対して本作は主人公が教育済みなので安心。観やすい日常アニメ。
FAGの3DCGを担当したスタジオによる作品ゆえ、3DCGの動きに拘りを感じる。周りをキョロキョロして何かを見つけ、そっちに駆け寄るとことか、頭の上に持ってたマグカップをよっこいしょして置くとこが特に好き。
銀魂みたいな水曜どうでしょう。制作は美男高校地球防衛部シリーズでおなじみスタジオコメット。
本作のテーマはSF版東海道中膝栗毛とのこと(東海道中膝栗毛…江戸時代に流行った水曜どうでしょうみたいなやつ。弥次さん喜多さんという呼称でもおなじみ)。無一文なのにやたら調子のいい主人公一行が、遠路はるばるイセカンダル(「イスカンダル」と「お伊勢参り」を掛けたジョーク?)を目指す。
銀魂、美男地球防衛部の監督による作品ということで、あんな感じのノリ。特にSF描写が銀魂っぽい。借金取りに追われ命からがら宇宙に逃げ切ったと思ったのも束の間、追いかけてきた鯱に捕縛され絶体絶命の主人公が突然スーパーロボット大戦を始めるシーンとか、2話のラストがまさに「あーそうそうこういうノリだったわ」感。口コミの評価を参考に食べ物買ったり旅館に寄ったりするSF宇宙旅行とか合間にちょくちょく挟まる劇中CMに監督のセンスが光る。
キャラデザは八尋裕子。キツめの目つきがすごくツボみたい。とじみこ然り、グラクレ然り、かぐや様然り。特に借金取りのアニキが好き。アニキ(CV.杉田智和)の歌に感動した。
Netflix独占
夢追い人のケツを拭くダークヒーローの話。原作は中国の漫画で、ジャンプ+でも連載されている。というわけで制作はぴえろプラス。
本作がトリコとかハンターハンターから強く影響を受けていることを原作者自身が公言してるらしく(ソースが中国語だから良くわかんなかった)、あんな感じの異界に挑戦する人々の群像劇になっている。出てくるモンスターのデザインもあんな感じ。
決定的に違う点として主人公が探検家ではなく「無謀な探検家を連れて帰る」という一歩引いた役回りなので、夢追い人の人間模様を俯瞰する立場という語り口になっている。なのでクソみたいな探検家を切り捨てたりクソみたいな研究者が異界を荒らすことを諌めたり、比較的世界のバランスについて重きを置いたシナリオに。
序盤のぬるい感じと後半の戦闘パートとの振り幅が大きい。アクションシーンの作画熱量が高く、さすがぴえろプラス。
苦労してない方のハリー・ポッター。SILVER LINK制作のなろう系はデスマ以来?エスタブリッシュメントの日常アニメ。デスマはOPがランガで、これはIRIS。そういう感じ?
1話のあらすじ:不慮の事故によって命を失った主人公、記憶を持ったまま異世界で幼子として生を受ける。が、またまた不慮の事故によって第2の両親を失い命も風前の灯火。そんなとき彼は一人の老人に拾われる。実はその老夫婦は名だたる大賢者で、孫同然に寵愛を一身に受けながらすくすく育った主人公はいつしか天武の才にも恵まれ、大賢者の友人であり主人公とも親交があった国王の助力を受け学徒となり、社会人としての一歩を踏み出す。学校では素晴らしい友人にも恵まれ、弱々しかったかつての幼子はいつしか立派な孝行息子となっていたのである。めでたしめでたし。
それにしても、なぜに学校生活。ファンタジー作品は基本的に「ここがどんな世界なのか」を描くのがテーマになっていることが多いけど、本作はあくまで学校の中でのお話がメインみたい。ハリポタみたいな感じ?
異世界転生自体が極端なチートということも無くはないけれど、それ以上に多様なチートを授かってて草。才能(魔法、体術)はまだしも、師(賢者、王国きっての剣士)、親(優れた思想や資産)、人脈(王様と親戚)とか、現代におけるチートってこういうことだよね的なやつを授かるってちょっと斬新。
主人公のチート具合を端的に表している魔法の練度。主人公が科学の申し子だった頃の記憶をもとに外法を編み出していくのだけれど、それらが全部世の理を逸脱していて「めっちゃ強い」というより「オーパーツ」になっている。1話サブタイが「世間知らず」と銘打っていることからわかるように、実は主人公の魔法を見ててもこの世界の普通を理解することができず、「世界を識る」という縦軸の上では主人公は実質ゼロスタートだったりする。その上で、主人公の別ゲー魔法は「いやいや、魔法ってそういうもんじゃないから!これが普通の魔法だよ」っていう比較のためのモノサシになっていて、例えば主人公がどこでもドアを使えば「ねえよ、そんなもん」というリアクションをもって「この世界にワープ魔法は無いのね」ってなる。ノリは基本的に軽めかつサクサク進む。主人公の存在自体ギャグみたいなもんなので実質ギャグアニメ。
主人公の外法と学生の魔法に差がありすぎて好き。入学試験のあれ(風よ踊れ!)めっちゃかっけーじゃん。中二病て、君も大概やで。魔法の作画や演出にこだわってるところを見るに、お話の中心は魔法と魔法使いなのかな。
魑魅魍魎が跋扈する街こと新宿区の日常アニメ。ED歌わないんかい。って歌うんかい!「公式サイトのURLを初見で音読するのが難しい今期のアニメ」暫定1位。
公務員として、人間と妖精の境界を管理するお仕事を描く。1話は新宿御苑の騒音問題を地道に調査するお話。途中で「新宿御苑は複数の区にまたがってるので、一部が別の管轄になってる」というガチ解説が入るとことか、よその管轄の公務員に連絡するシーンとか、リアルな背景(特に役所の中の廊下がめっちゃリアル。背景:スタジオ・ユニ)とか、あくまで新宿の日常の一コマというリアリティを大切にしているみたい。調査に訪れる場所も、どうして妖怪がそこに居着くのかちゃんと理屈を説明してくれるところが好き。
本作と同じくライデンフィルム制作のアニメでいうと「Phantom in the Twilight」に似ている。ただあっちは自警団なので、組織的に街の平和を守っているわけではなく突発的な事象に対して武力制圧がデフォ。一方こっちは公務員なので総じて組織的、事務的に街の平和を守っている。ちなみにどちらも結構な大事件が多い。
本作での呼称は「アナザー」で、日本古来の妖怪だけではなく海外の妖精とか天使とか色々出てくる。彼らは基本的にはよそのアナザーと共存するための対話ができる程度にはインテリジェンスを持っているので、概ね平和。さすが新宿、ダイバーシティ。
音楽めっちゃ好き(音楽:Evan Call)。同氏が去年担当したアニメの劇伴と比べてかなりJAZZY。こういう日常感の演出もいいよね。
秘密のケンミンSHOW内で流れる茶番ドラマみたいな名古屋県の日常ショートアニメ。d’アニメストア等でロングバージョンが公開されており、内容はリアル名古屋の紹介動画。
基本的に(トーキョーモンの)主人公と八十亀ちゃんの対話形式で進む。本作が名古屋観光文化交流特命大使に任命されていることから、会話内容がほぼ名古屋県のご当地ネタ紹介。赤福美味しそう。原作は4コマ漫画なので、4コマ特有のテンポ感を失わない怒涛の展開。
あの時代と現代における婚姻制度の違いをテーマにしたラブコメショートアニメ。「超可動ガール」「女子かう生」とこれの3作品が、双葉社のアニメ作品を扱うTV枠「ふたばにめ!」として放送されている。制作は3つともアニメーションスタジオ・セブン。
よく考えたらあの時代における奥さんって「幼な妻」という表現が適切だよね。ジト目かわいい。「好意の有無と婚姻に関係はない」と明言している通り、あくまで信長を落とすことを重視しているスタンスなので、煮え切らない信長に対し「は?こいつ何いってんだ?」という視線を向ける嫁かわいい。2話は「どうやったら13歳と罪悪感を感じずにSEXできるのか」という話。こと恋愛に関しては経験値ゼロの二人なので、急にドギマギしだすの好き。
シチュエーションエロアニメ。内容はタイトル通り。ウルトラCなシチュエーションによって外堀が埋められていく主人公と先生のお話。ショートアニメ。規制のゆるいバージョンが各種配信サイトで見れるけど、ぶっちゃけあんまり変わらない。
OP:上坂すみれ 音楽:吟(BUSTED ROSE)という組み合わせはポプテピでおなじみ。1話からEDM全開の劇伴すき。ていうかこの組み合わせにこの作風、これじゃまるでSYDやらシモセカ等でお馴染み須藤孝太郎プロデュースのアニメみたいな・・・クレジットにいたああああああああああああああ
無声?ショートアニメ。「超可動ガール」「ノブナガ先生の幼な妻」と共に構成されている双葉社のアニメ枠の一つ。うち本作とノブナガ先生は監督も一緒だったりする。
まさかの全編セリフ無し(一応声優が何らかの声を当てている)。京アニの「日常」にあった無声フィルムめっちゃ好きなんだけど、あんな感じのシュールギャグ。そうはならんやろ。
メルヘン・メドヘン(映像修正版):各種配信サイトで5/1~配信開始
増田に感想を書くのはこれにておしまい。全てのきっかけこそ「最近のアニメおもんないやんけ」みたいな言説に対してカウンターの意味を込めて書き始めたものの、いざアニメを観始めたら当初の予想に反してその尽くがあまりに面白かった。気づけば「ねえねえ!このアニメ見て!めっちゃおもろいねん!」という内容に終始した感想になってて、正直カウンター云々なんてどうでも良くなってしまった自分がいる。今まで世論や風潮に対する不満や反論を書く場として増田が適切だろうという建前で書き続けてきたので、現状もう増田で書く理由がない。
今まで書いた感想としては「こいつどんだけアニメ好きなんだよ」に尽きる。逆説的だけど「これだけアニメのことで文章かけるくらい、この人はアニメが好きに違いない」という自己認識の仕方をもって、多少胸を張って「私はアニメが好きです」と言えるようになった事は大きな進展だと思う。と同時に、「好き」を伝えることの難しさを痛感した。面白いと思ったはずなのに、なぜか言葉にすることが出来ない不思議。「面白い」って、どうやって書けば良いんだろう。
ともあれ、これまで書いた増田をもって「最近のアニメおもんないやんけ」に対する私なりの反論ということで(これでも不十分だとは思うけれど)ご査収ください。お目汚し失礼しました。今後もし書くならブログかな。
今日という日は四月も終わりだというのにやたらと寒かった。件の病院に向かうのに外へ出たら季節を間違えたかと思うような肌寒さだったんだ。受付の30代前半くらいの女のまたかと言わんばかりの不快な表情も近頃はあまりお見かけしていない。こちらに目も向けずただ機械的かつ事務的に僕を処理しようとしていた。
「忘れました。」
僕は答えた。
「お名前を教えてください。」
「...忘れました。」
女はうんざりしたように僕の手首に括り付けられた忌々しいJEIを小型リーダーで読み込んだ。なんせこんなやり取りを今までに何十回と繰り返しているんだ。うんざりもするだろう。僕だって教えて欲しい。でも忘れてしまったんだから仕方ないんだ。女はまるで始末の悪いガキを追いやるみたいにして僕を出入り口付近の腰掛け椅子に座るよう指示した。僕のような悪ガキを何百人座らせたらこんなふうになるんだろうと思うほどカチコチな腰掛け椅子だった。まるで冷たい岩にティッシュペーパーを敷いてやったみたいなんだ。本当さ。つくづく嫌な女だが僕のような12級3号の国民にとっては国営医療を受けられるだけでもありがたかった。下級国民に世間は冷たいんだ。しかし彼らは言うだろう。必要なのは平等と多様性の受容、そして怠惰で猥褻な思想を排除することだと。
「先日、新元号が閣議決定され、令和の時代も残り3日となりました。グエンさんは令和をどのような時代だったとお考えでしょうか。」
「この53年間、我々第三移民にとっては激しい差別と闘争の時代でした。ハノイ郊外のスラムで育った私にとって当時の日本は電気羊の縮れた腸のように思われました。労働を求めて重金庫にホールデン・コールフィールドのハンチングを閉じ込めた私は...」
僕はひどく座り心地の悪い椅子に腰掛け、受付に座っている冷血な女の言葉をすっかりスカスカになってしまった脳みそで反芻していた。
僕は15、6の頃、祖父の家の屋根裏で見慣れないディスクを見つけた事がある。ホコリを被った古い型番の汎用リーダーで再生してみると「教えて欲しい 教えて欲しい 教えて欲しい」と歌う男の声がノイズ混じりに聞こえてきた。頭がおかしくなったのかと思うかもしれないけど、それからしばらく裸電球が灯る薄暗い屋根裏で一人うずくまって泣いていたんだ。おかしな話かもしれない。当時僕には教えて欲しいことが山ほどあった。誰でもいい。何でもいいから答えて欲しかった。何をと聞かれても、それは対数計算の解き方でも、化学教師の本当の国籍でも、質の良いマリファナの見分け方でもないことは確かだった。僕は本当のことを求め、渇望していた。まるで冷たい宇宙に漂う北斗七星のようなもの。今ではそれが何だったのか、思い出すことすらできない。
「点数配分を誤った第一移民たちが私たちに馬の目を抜くような大量の綿菓子を抱え込んでいました。我々は令和という時代のカタルシスに翻弄された夜鷹として...」
役所の担当部署と使ってる金融機関と年金事務所と使ってる介護施設と税務署のぜーんぶ別個に自分で相談しなきゃならんようなことを「たらい回し」というおばさん。
金融機関の残高なんてわかんないですよ。
収入やその種類によって変わる税金の金額なんてわかんないですよ。
「たらい回し」がいやなら社労士なり行政書士なり(がやってくれるのか知らんけど)雇ってやってもらえや。
「それじゃお金がかかるじゃない」じゃねえわ。
「あなたがやってくれればいいのに事務的対応ばかりして感じ悪い」じゃねえわ。
自分がやりたくないことを他人にやらせるには金がかかるんだよおばさん。そしてそれは俺の仕事じゃねえ。
あとそれはきっと「たらい回し」とは言わねえ。
長文は凄く読んでて嬉しいのだが、返事である。
人間は返報性の生き物だ。
今後も見てくださるかもしれない方のため、喜びには喜びで返さねば。相手が、同じ創作などしていると、それについても触れるべきだろう。
でもごめん、面倒くさい。
これが人気作家さんだと、メッセージありがとうございましたの一言ですむんだろうなぁ、そこまでの域ではないし、自分も昔、返事が来たら嬉しかったしなぁと、パートの休憩時間に、もそもそとお返事の下書きを打つ。もちろん、twitterはお返事を出すまでは停止だ。twitterする暇あるなら返事くれよと相手は思うだろうから。
なんでめんどくさいんだろう。
自分がしたいことではない
義理がある
の三点か。
義理のところに着目して、事務的に終わらせるべきなのかな。作品が返事だから、みたいな。
かあーっ、そんなこと言ってみてえ!
男も「いや~宝くじあたったら会社やめられるのにな」っておもってるし、そんなに命とかかけられても逆にイヤです
半年ほど風俗嬢(抜きありメンエス)をさせていただいてるがまあ向かない。
始めたての頃は素朴なフレッシュさと地域的年齢強者ということでかなりの指名を貰ってたがストーカーにあってしまい昼の仕事も辞めることになって店を変えた。
それからというもの、ストーカーを生み出すのが怖くて接客がどうしても事務的になってしまう。
発達障害だからなのか異常なまでの正直なので色恋も出来ない。(始めたては無理を強いて恋人接客してたけど人を騙してるということにかなりの苦しみがあった)
サービスとしてはルールの範囲内で頑張ってはいるがまあ伸び悩んでいる。
過剰なサービスは1回すると何回もすることになるのでもう2度としないと思う。(何も知らない頃は流されて泣く泣くすることがあった)
そして今日、自分のことを気に入ってくれてたように見えたお客さんが別の女の子を呼んでいたのを見て一気に病み散らかした。
しかもお触り禁止の店で私には退けてもベタベタ触ってきたくせに、その女の子には触らなかったそうだ。
私の何がいけないんだろう。
恋人接客は出来なくても挨拶、愛想笑いぐらいはするし、にこやかにトークもできる。当たり障りも無いはず。顔もオーナーに「ブスは絶対とらないウチで働けてる時点でルックスは合格と思っていい」と言われたので酷いわけじゃないと思う。
見た目若く見えると言われても、今年25になるしもう若くないし潮時なのかもしれない。
発達特有の慢性的謎の体調不良で頻繁に休むし、セクハラやら何やら純粋に嫌われるやらで人間関係で揉め事をいっぱい作ってしまうし、すっとろいので仕事もできる方ではないしで遠回しに強制退社させられてしまった。
資格を持っているので再就職出来ないことはないが続く気がしない。
また初対面で上司に嫌われてパワハラされたり、理不尽な目にいっぱいあったり、仕事が出来なくて泣いたりすると思うともう恐ろしい。
また社会に出るのも怖いけどこのまま売れなくて大きな収入もなく実りもない夜の仕事を続けて歳だけとっていくのも怖い。
どこにも受け皿が無い。
勉強ができるとか頭がいいテストの点がいいとかもう下らない、とにかく社会に安心して座ってられる椅子が無い。
自分の無能故に使えない国家資格と発達障害の悪いとこだけしか自分に残らない。
切れるカードが無い。
どうしたらいいんだ どうしたらいいんだ
俺は君が言う活動的で福祉にありつけてる立場なんで、どうやって福祉にたどり着けるかをアドバイス出来ると思ってたんだけど。
まあ、自分が大事だと思うところを勝手に書いてもう寝るわ。念のため言うと君が実行出来る内容じゃないから。
福祉サービスを受けるにあたって、1番大切なのはなるべくたくさんの人を巻き込むこと。
医者、病院のケースワーカー、役所の保健師さん辺りから始めて、自分が受けられる福祉サービスの担当者とかまで。そうすることで適度に連携してもらえる。
次に、窓口をちゃんと守ること。例えば、ケースワーカーさんに就職したいと相談しても窓口違いなので何にもならない。就職したいのだけど支援してくれる窓口は分かりますか?と福祉関係者の誰かに訊いて、紹介を受けるのが正解。
それと、約束を守ること。診断書が出来たら連絡くださいとかお願いされてたら、ちゃんとそれを守る。自分で行うのが難しいのなら人に頼む。連絡忘れそうなので病院の側からも一報お願い出来ますか?とか。
あと、仁義は通す。もしこの病院合わないと思ったとしても勝手に転院したりしないで、ちゃんと紹介状をもらってからやるとか。
あと、当たり前の話だけど、ものごとが希望した通りに進まなくても担当者さんたちに当たらない。
書類を揃えるのとかも重要なんだけど、そういう事務的な事については自分で全部把握してなくても、繋がってる福祉関係者の誰かが気づいて教えてくれたりするので、やっぱり人の繋がり大事。
挫折したり、そこから立ち上がってなんだかんだやってるうちにおっさんになってしまった。
要は借金が増えてるわけでどうしようもない。
キモくて金のないおっさんだから女性には必要最低限のことしか話しかけない。
あと、この前スーパーでモンゴル人にその食用油を買ったらいいか聞かれてわからなくて困ったとき、
キモくて金のないおっさんだから女性にはできるだけ近づかない。
たまたま帰り道に同じ方向に歩いてる女性がいたら、コンビニかなんかに入ってちょっと時間をずらす。
行きつけの定食屋は女性が滅多にいないから座席に座りやすくて楽。
キモくて金のないおっさんだから女性のことをできるだけ見ないようにしてる。
帽子が便利で、これを目深に被っておくと、視線が余計なところに行かないからよい。
キモくて金のないおっさんだから二次元コンテンツで心を慰めてる。
二次元だけが心の支え。本物を得られない俺にとっては疑似こそが全て。
二次元コンテンツを規制しようとする流れもあるけど、ほんとそれだけはやめて。
俺みたいなキモくて金のないおっさんが過酷な恋愛市場にでてきたら、多くの女性にとって迷惑でしょ?
数年前は「誰にも忘れ去られて消えたいな」と思いながら毎日過ごしてたけど、この生活に慣れてからは随分と楽になった。寂しさとかそういうのを飼いならすのが得意になったというか。
とはいえ、こんな文章をわざわざ書いているということは、心に蓋をして先送りしてるだけかもしれない。
明るい未来がないなりに、それなりに生きていけたらまた何か書くかもしれない。