挫折したり、そこから立ち上がってなんだかんだやってるうちにおっさんになってしまった。
要は借金が増えてるわけでどうしようもない。
キモくて金のないおっさんだから女性には必要最低限のことしか話しかけない。
あと、この前スーパーでモンゴル人にその食用油を買ったらいいか聞かれてわからなくて困ったとき、
キモくて金のないおっさんだから女性にはできるだけ近づかない。
たまたま帰り道に同じ方向に歩いてる女性がいたら、コンビニかなんかに入ってちょっと時間をずらす。
行きつけの定食屋は女性が滅多にいないから座席に座りやすくて楽。
キモくて金のないおっさんだから女性のことをできるだけ見ないようにしてる。
帽子が便利で、これを目深に被っておくと、視線が余計なところに行かないからよい。
キモくて金のないおっさんだから二次元コンテンツで心を慰めてる。
二次元だけが心の支え。本物を得られない俺にとっては疑似こそが全て。
二次元コンテンツを規制しようとする流れもあるけど、ほんとそれだけはやめて。
俺みたいなキモくて金のないおっさんが過酷な恋愛市場にでてきたら、多くの女性にとって迷惑でしょ?
数年前は「誰にも忘れ去られて消えたいな」と思いながら毎日過ごしてたけど、この生活に慣れてからは随分と楽になった。寂しさとかそういうのを飼いならすのが得意になったというか。
とはいえ、こんな文章をわざわざ書いているということは、心に蓋をして先送りしてるだけかもしれない。
明るい未来がないなりに、それなりに生きていけたらまた何か書くかもしれない。
黙って一人で死ね
冴えない場末の安飯屋いいよね 俺らおっさんとその未来予測図みたいなじいさんしかいなくて別の意味で暗くはなるがくつろげる
おまえも黙って死ね