はてなキーワード: システム開発とは
システム開発とは言っても社員がやるのは仕様書や基本設計書の作成まででプログラミングとテストは派遣がやる。
それぞれ派遣プログラマー、派遣テスターと呼ばれているんだけど後者はなぜかミスマッチが多い。
ミスマッチってのは派遣会社に要求したスキルに実際に派遣されてきた人間のスキルが大幅に達していないこと。
派遣プログラマーへの要求スキルは「XX系システムの仕様書からプログラム言語XXで実装する」みたいな感じ。
派遣テスターへの要求スキルは「XX系システムの仕様書からテスト仕様書を作成しテスト実施する」みたいな感じ。
両者とも仕様書を読むスキルは同じでそこからのアウトプットが異なるが技術派遣。
派遣プログラマーなら読解力の差こそあれ当然仕様書を読むし、実装スキルの差こそあれ実装しようと努力する。
でも派遣テスターだとまず仕様書を読めない、というより読もうとしないレベルの人が来たことが少なくない。
ハッキリ言えば、スキルがないのに自分はスキルがあると嘘の説明をして派遣テスターとして潜り込んでくる。
そしてとにかく契約を切られないように頑固にあがきまくる。
派遣がテスト仕様書を作るのはおかしいとか自分の派遣契約書(作業内容としてテスト仕様書作成と明記されている)の内容を真っ向から否定したり、担当正社員の指示の仕方に優しさがないとかメチャクチャな理由をつけたり。
担当社員が蝶よ花よと優しくしてくれなきゃテスト仕様書を作れない?
もうそこまでくるとスキル以前に社会人としての常識以前に人間性を疑うレベル。
不思議なのは同じ技術派遣にもかかわらず派遣プログラマーにはそこまでのミスマッチはないこと。
嘘ついて潜り込んで強引に居座れば稼げる、人間として恥ずかしくなければ。
正社員は簡単にはクビにできないので、すぐ陳腐化する技術力よりもビジネススキルやマネジメントスキルが重要であり、技術は外注や子会社から調達してくればよい。
システム開発はベンダーに丸投げするので、プログラミングのような下流作業に拘らず、要件定義のような外注を使うためのスキルを身につけてほしい。
というのが多くの大企業の人事が考えていることです。
コロナ禍で、しかもお国が若干頼りにならぬ今、各自治体の長が良くも悪くもその存在感を発揮し、新しい一面を見せたり、リーダーシップを発揮したりしていなかったりする。
緊急の時こそ政治家の真の能力が見えてくるというやつであろう。
3月になりなんのアナウンスもなくTwitterのアカウントを削除し、市民とのコミュニケーションの密を絶ったことに始まり、記者会見の回数も削減、テレビもごくたまにKBSに出るくらい。
市民は市長がコロナ対策に何を考えているのかまるでわからない。
京都市の各種支援も始まっているが、お決まりの如くアナウンスがまるで足りず、「京都」というなけなしのブランドを守るような個性ある支援策もない。たとえば観光産業や文化産業など、京都だからこそ支援したっていいだろう。
さて、3月時点で隠れ身の術に入った市長は慧眼であった。安倍さんよりも先を見通していた。
特別給付の各人10万円、なんと京都市は始まるのが6月末であるという。オンライン受付も一向に始まらない。
始まらないのは他の自治体でもそうだろう。が、京都はゴールデンウィーク明けの今からシステム開発をするための物件を探して契約しますという段階なのだからつよい、と思う。
これでSNSのアカウントがあれば当然、市長には厳しい言葉が京都中の大学生の年間落とす単位の合計くらいは投げかけられたであろう。それを見越して先に消していたのだから有能である。
学生時代はデザイナー目指して絵の予備校通ったり美大目指したりしてたけど、発達障害で同性との(仕事上の)相性がとても悪いことに気づいてエンジニアに転向した。
だけど技術にあまり興味がわかず、就業中も身が入らずうわの空でうまく働けなかった。
何度も辞めては数年空白期間のくりかえしで、スキル的には4,5年の人と同じくらい(しかも古い)。
それ以前の職場でもみんなが私の扱いに困っているのを見て落ち込んでばかりいたけれど、
20代最後に勤めてた会社が、上司がみんなの前とか飲み会の席で私をバカにする人で、営業とか事務の女の子にも色々バカにされるようになって病んだ。
それでもこれまでずっとIT業界で働いていたのだし、昔と比べて発達傾向も薄まってきたと思って
今度はリモートワークOKのIT職にチャレンジしてみたのだけど、今の自分があまり長時間集中ができなくなってることに気づいた。
新しい技術に触れる時「これは13時間くらい集中して触れてみないとプロトタイプのとっかかりさえ掴めないな」と思うのに5時間もやると集中が切れてしまう。
今の自分は週3/5時間が限度なのだけど、システム開発でそういうのはなかなかなさそうだ。
かと言って小売販売などのパートタイムは女性が多く、うまく動けなくてめちゃくちゃに嫌われる。
(かつてファーストフード・コンビニ*2、パン屋、弁当作り、厨房、スーパーのレジ、相談員、コルセン、メルサポ諸々やったがどこでも嫌がられてた)
自分の売りとしては、
・連絡が密。ずっとPCに張り付いてるのですぐ返事できる。
くらい。スキルは低い。平均が5だとしたら3~3.5くらい。
【追記】
深夜にこれ書いて、朝になっても一件もコメントついてなかったから忘れかけてたんだけど、丸一日過ぎた頃からいっぱいコメントもらえて驚いてる。
色んな人が親身になってくれて、なんか、ずっと張り詰めてたのがゆるんだ。
今日求人に載ってた覆面調査員って仕事に応募してみた。短期の仕事なら最後まで走りきれそう。
もらったコメントを参考に、何かできそうな仕事あったらやってみるよ。
ブックマークコメントにはどうやって返事すればいいのかわからないんだけど、ここに書いてみる。
応援や労いをしてくれてる人には返事書いてないけど、感謝してます。
とりあえず一旦リモートじゃなく出社してみたら?
でもそれはうつじゃない人でも同じだから、なんか探っていけたらなと思う。
ぜいたくかもしれないけど食事の用意とか、部屋の掃除とか、お風呂の時間とかゆっくり取りたいんだ。
アレルギーがあって部屋が汚れてたりスキンケアができないとすぐ悪化するから。
集中切れた時間が17時くらいだと、もうそこで夕飯の買い出しとかになっちゃう。
私みたいにスキルが業務に追いついてない人間がそういう生活を望むと、一日が終わるごとに積み残されたタスクや得るべき知識がどんどんふくらんでいく。
多分、発達障害でもスキルが低くても気力と時間をガンガン注げますって人はいくらでも道はあるんだけど、生活と身体のケアを重視したくてプラス発達障害となるとかなり道が狭まる。
こうなるとITは外して、データ入力とかアンケートとか、あるいは福祉的就労がいいかなぁとか考えてる。
社内正式通達前にYahooニュースに載ってた件だけど、実態は大きく異なる。
顧客の運用を抱えている部門は休めるわけも無いし、ゴールデンウィーク明けに運用開始を控えているシステム開発も言わずもがな。
社内では月次報告のために、20日から27日で資料作成の指示が飛び、来週からの出社予定者の取りまとめ依頼がなるはやで来ている。
まぁトップダウンで決めたことなんだろうけど、寝耳に水の現場は大混乱、責任感の強い中堅以上は
「やすめるわけないじゃん」というスタンス。今回の休業でうれしいのは、責任ある立場じゃない若手じゃないかな。
自分がその立場だったら喜んで受け入れる。もともとインドアだし引きこもりサイコー。
でもウェイ系のやつは18連休中いろいろで歩くんだと思う。
shell script
初めてのシステム開発でjavaを使用したときは難しいと思った。
でも1度感覚を掴んでしまえばどの言語もGoogleで検索すればやりたいことを知ることができるため、社会人5年目でやっとプログラムって簡単だなと思うようになった。
経験のない言語で難しそうなc++を触ってみるべきなんだろうか。
あとよく分かんないけど組み込み系も難しいんだろうか。
介護用のITシステムを作っているのだが、取引先やらと話を聞いていくうちに、システム開発側と介護事業者側との間にある認識の違いに気づいてしまった。
基本的に介護職員さんたちは立ち仕事で忙しく、座ってPCにのんびり入力したりスマホに何かを吹き込んだりする時間はない。
PCの場合、お金がなくて1グループに1台くらいしかPCを用意することができず、業務時間終了後に一気に入力しようとして入力待ちが発生するケースが多い。
さらに、スマホをいじっていると訪問している方に「サボっている」と見られかねないので、スマホを使うことに難色を示す。
そしてITシステム側には、PCかスマホどちらかからオンラインで入力するという方法しか基本用意されていない。(最近は「スマホから入力できる」というのをドヤ顔で宣伝している)
後述する”業務手順の変更への拒否反応”が拍車をかけ、システムを導入したはいいが、機能として用意されているものをほとんど使っていない、使う暇がないという状態になる。
たとえばシステムにシフト管理の仕組みがあるにもかかわらず、それは使わずに独自フォーマットのエクセルで管理して印刷して張り出す、というそれまでのやり方を続ける。(そもそもシフト管理機能がシステム側に用意されていても、これから挙げるその他のもろもろの理由で職員間でうまくリレーできないから、そもそも”使えない”機能なのである)
「新しいシステムの使い方を覚えたくない」「今の自分の仕事のやりかたを絶対に変えたくない」
得てしてそういう考えの方は年齢層が高く、職場内で一定の発言権を持っている場合が多い。そしてITリテラシーは低い。
エンジニアが多いはてなーは「老害○ね」と思うかもしれないが、私はこれはIT会社側がロクなシステムを持ってこないということも原因であり、事業者側の立場とはいえ一概に否定する気になれない。
Webサイトから確定申告をしたことがある方はわかると思うが、「これなら手書きのほうが早い」と考えたことがある方も多いのではないだろうか。
今年から(?)スマホでの確定申告の専用ページも用意されていたのだが、スマホ用ページのUIが褒められたものではなく、さらにPC用ページと行ったり来たりさせられ、スマホでPCページの小さい文字を確認しながらの作業となるので、ひどいストレスだ。
介護職員がそれに似た作業を毎日やると考えてほしい。「うちのクソ会社がクソシステムを作ってすみません」と謝りたくなる気分になる。
...とはいえ、「今使っている(施設で独自にフォーマットを作った)シフト管理のエクセルファイルを職員の自宅から見れるようにしてほしい」という要求を聞くと
「いや今あるシステム使ってくださいよ。もしくはドロップボックスでええやん...」
と暗澹たる気持ちになる。
普通の会社でもよくあることだが、経営者が「良い」と考えるシステムと、現場が「良い」と考えるシステムにズレが生じている。
経営者が好きな言葉は「効率化」「共有化」。これはIT会社が売りに出すときの文句と一致する。
一見「効率化」と方向性が一致しているように見えるが、大体のシステムには設備投資が必要で、大体の経営者は多額の設備投資はしたくないと考える。
そしてIT会社側が提案してくるシステムは、多額の設備投資をしないと「効率化」が達成されないものがほとんどだ。
当然だ。PCやスマホが多数ないと「使えない」「真価を発揮できない」システムばかりなのだから。
設備投資をしない(できない)→ 有効に効率的にシステムを使う仕組みが整わない → 現場では覚えることだけが増えて見かけ作業時間が増える
そもそも介護サービスを提供するにあたって、PCやスマホなどはただの文鎮以外の何物でもない。
足が満足に動かない人間を入浴させている最中にどうやってPCに触るというのか?
スマホを使う場合、職員の私物のスマホを使わせるというのも問題だし、紛失しやすく高価なスマホを稼働人数に合わせて新規に調達するなど論外だ。
システムへの出費を決定するのが経営者である以上、これは避けようのない構造的な問題である。
ということで、システム会社側が旧態依然とした「PCかスマホを使うクライアントサーバ型システム」しか提供していないかぎり、当のシステムが目的としている効率化は達成されない。
個人的には、今スマートホームなどでやっているものをさらに三歩くらい進めて
ドメイン管理そのものにあまり不都合はないんだけど、オプションの案内が不誠実に感じてくる。
Whois情報の転送設定みたいなのも案内が来て、設定だけしとくかってリンクをクリックしたらお支払いクレジットカード選択画面に飛ばされて、
えぇ…? ってメールを見直すと下のほうに「300円/年」ってある。
別に300円くらいいいんだけどさぁ…
あと機能的にも、連絡があったら転送するようなものがなんで追加オプションにしてんの? って疑問がわく。(システム開発費用はもちろんかかるけど、それは運用経費では?)
それからドメインプロテクションもひどい。こっちも980円/年。おんなじようにメールのリンクの下のほうに金額が書いてある。
なんかセキュリティっぽいけど設定したらどうなるのかよくわからない。(ヘルプとかにも書いてない)
実際に何ができるかっていうとメールに書いてあるとおりだと、どうもドメイン登録者の承認がなと設定変更できないようになるらしい。
ドメイン乗っ取りが話題になったときにあたりから飛んできたような気がしてる。
それも別にいいんだけどそれ有料?? 標準設定じゃなく??
他のサービスがどうかはわからないのだけど、これも開発費用は運用経費な気がして納得いかない。
危険性を煽っておいていざなんかあったら「有料オプションつけてなかったからですよー」って話されそうな気がする。まあそうなんだけどさあ…
お金払うこと自体は別にいいんで、「無料オプションだと思ってたら有料で、いきなり支払いから始まる」って伝え方の問題な気もするんだけど、
なんか納得感がなくて、ここにお金払いたくない。
現状の日本の半導体産業は、部品は強いがシステム寄りになると弱くなる。
半導体関係の和書を見ると、半導体の原理などの書籍は多いが、システム関係は全然なくなる。
和書がなくても洋書がという意見もあるだろうが、和書は大学の講義で教科書指定されたり、大学図書館にあったり、大きな書店にいけば見つけられるのと、
洋書のタイトルがわからないと玉石混交の海に放り込まれ見つけにくいのとは全然違うだろう。
教科書なら1,2万の価格でも仕方なく買うと思うが、Amazonの書評が信用できなくなっている今、
1,2万の本をポンポン買ってレビューするのは難しいように思える。
加えて、半導体のシステム寄りになるとソフト開発向けになるのが多いこと、
1つのハード固有仕様の話に陥りがちで、良著に合うのが難しい。
(ソフトの開発し易さも考慮しないといけないが、あくまでハード開発向けでないと、いざハード開発時に躓く)
和書だとトランジスタ技術などのCQ出版くらいしかないが、読むとちょっと踏み込んだ内容まではあるが開発側にはなれない。
中国はというと、システム開発方法から、実際に開発に使うソフト(和書は1冊もないのに十数冊ある)まで書籍がある。
情報の海を航海していくための海図が必要だった。書店が海図であり、書店に並ぶ和書はピースを埋めることだ。
和書の内容の詳細さは測量の詳細さで座礁しないために必要だが、それ以前に地図に島が抜けている(ジャンルがない)と認識すらできない。
たまに海岸に届くボトルに入った洋書で発見できればいいが、ヤフーやQiitaでは話題にならないので、ボトルは砂に埋まって見つけられない。
俺 湯島聖堂に行こう。孔子を祀ってるところだよ。孔子は儒教を広めた人だよ。
彼女 こうし?
彼女 知ってるよ、ちっちゃい牛でしょ!
ーー
俺 ドライブ楽しいね。ここはNECの本社だよ。大きいビルだね。
彼女 エヌイーシー?
俺 NECや富士通は主に官公庁向けのシステム開発をしている会社だよ。
俺 ところで、システム開発って何だろう?
彼女 え?うーん、なんだろう。
ーー
俺 運転中はシートベルトを外ししちゃだめだからね。免許も持ってて普段マイカー運転してるのに、知らなかったの?
彼女 知らなかった。ごめん。
俺 むしろ外してもOKだと思うなら、なんで普段はシートベルトしているの?
彼女 シートベルトを外すとピコンピコンうるさいから、みんなシートベルトしてるんだと思ってた。
俺 今度から気をつけてね!
素直な性格で若くて顔は可愛いけど世間知らずなので別れたいと思うようになった。でも別れたらこの先の人生でもう若い女の子と付き合える気がしない。どう思う?
桜を見る会の招待者名簿について、菅義偉官房長官は記者からの質問に対し「削除された名簿データを復元することはできないと聞いている」と回答した。名簿データの復元ができない理由が技術的な問題なのかルール上の問題なのかとの質問に対しては「具体的には承知していない」と回答し、理由の明言を避けた。菅官房長官によるこれらの発言の背景には一体何があるのか。
招待者名簿の復元ができない理由がルール上の問題であれば、そのルールは公文書で明文化されているはずだ。ルールが公文書に明記されているにも関わらず「承知していない」と発言すれば野党から追求されかねない。このことから名簿の復元ができない理由がルール上の問題ではない所に存在していることが見て取れる。菅官房長官は名簿の復元ができない理由について何らかの事情を知っているのではないだろうか。
削除したデータを直ちに復元不可能にする方法がある。それはデータを削除する前に乱数などの全く別のデータを上書きしてから削除することだ。そうすることで仮にデータの復元を試みても無意味なデータが復元されるだけで元のデータは復元できなくなる。いわば電子シュレッダーといったところだ。
この電子シュレッダーは2014に日本の大手ITゼネコンで知られるシステム開発企業のN社が官公庁用システムに搭載すべく開発を進めたのが始まりだ。N社は日本の官公庁用情報システムの開発を数多く手がけていることで知られている。この機能はN社が2016年以降に納入し運用が開始された多くの官公庁用システムに搭載されている。また2015年以前から既に運用されていたN社製システムでも、2016年以降にセキュリティ対策などの名目でシステムが更新された際に電子シュレッダー機能を追加で搭載された可能性がある。
この電子シュレッダー機能の存在はどの公文書やシステムの説明書にも記述がない。このことからN社の官公庁用製品に搭載されている電子シュレッダー機能は、何かの理由でN社が独断で実装したものだろうとされてきた。
ところが、桜を見る会の招待者名簿が保存されていた内閣府のシステムを開発したのは、同じく日本の大手ITゼネコンで知られるF社だ。F社とN社との間に資本関係はない。全く別の会社だ。
菅官房長官は招待者名簿の復元はできないと主張しているが、その理由については明言を避けている。だが復元は不可能だという主張は一貫している。電子シュレッダー機能を搭載しない一般的なシステムではデータの復元ができないとは断言できない。復元不可能な理由がルールによるものでないのであれば、残るは技術的なものしかない。
電子シュレッダー機能は当初はN社が独断で実装したものだろうとされてきた。だが仮にF社のシステムにまで電子シュレッダー機能が搭載されているとなると、N社が独断で実装した可能性は低いことになる。官公庁用システム要件の裏仕様に盛り込まれていた可能性が浮上するからだ。
日本の官公庁用システムの開発はN社とF社の2社で多くを占めているのが現状だ。もしこの2社の官公庁用システムの大部分に電子シュレッダー機能が搭載されているとなると、日本の公文書保存の行く末はこれまで以上に暗雲が漂うことになるだろう。いざとなれば跡形も残さず容易かつ完全に削除できてしまうからだ。削除を免れた公文書には事実解明に役立つようなものが残されることはなくなり、歴史資料としても到底体を成さないものばかりが残るだけだ。
ここまで読み進めた諸兄は電子焚書による暗黒時代の目撃者となるやも知れぬ。いや、ここまで知っていてなお電子焚書が行われている事実にすら気付かず一生を終えるかも知れない。電子焚書はリアル焚書と違い煙を出すことさえないのだから。
いやいやどうだろう。
うちも全国数十カ所で採用実績あるパッケージシステムで業務を行ってるけど、
ある児童が保育1号認定(幼稚園のことな)と保育2号認定(保育園のことな)を併願するってときは
※保育園は朝から夕方まで預かるから仕事するならこっちを希望するのが普通。
かつ
※幼稚園はお昼には迎えなきゃいけないので保育園に受かるまでのつなぎで入れるというパターン。定員は無いので無条件で入れる。
しかしうちで採用しているシステムは、児童が1号と2号両方の認定を受けるという状況を想定してない。
なので1号認定はシステムで管理しつつ、エクセルで2号認定者のリストも作って人力管理しなきゃならない。
今年10月に始まった幼保無償化だってシステムリリースが全然間に合わなくて、結局ワードエクセルで数千通の認定証を発送したわけよ。法施行日の10月1日ギリギリにな。
全国チェーンのベンダーですらこんな具合。
保育の場合に限らず、役所の全部署がこんな具合なのよ。近隣自治体もみんなそう。
自治体業務のIT化ってのは、元記事にある京都市ほどの超大規模自治体から、うちみたいな人口20万そこらの田舎市役所まで等しく抱えてる果てしないウンコなわけよ。
(念のために言っとくけど別段おかしなカスタマイズをしてるんじゃなくてパッケージまんまに近い状態だぞ)
だから↓で言われている、
国が作って全国の自治体に使わせろよ
https://b.hatena.ne.jp/onesplat/20191228#bookmark-4679270211702992386
というのは一理あるわけよ。
なんで国会で全国共通の法律を作ったのに千カ所ある自治体がそれぞれシステム開発に悩まないんといけないんだ。
つっても完成度も使い勝手も両立したシステムが出来上がるわけが無いのは俺もわかる。
きっと法律一本ごとに数百億円の予算を投じたクソが練りあがるわけよ。
なんかこう、抜本的ないい方法ないの?
補足→ https://anond.hatelabo.jp/20191205212350
これは退職者アドベントカレンダー2019 (https://adventar.org/calendars/4051) 5日目の記事です。最初は自分のブログに書くつもりでしたが、書いてるうちにどこまで筆が滑っているのかわからなくなったので増田に投げることしました。そしたら余計にタガが外れたのはご愛嬌。
よく見かける「未経験からエンジニアへ!」ストーリーの、あまりなさそうなルートです。よくあるルートのほうはなぜかTwitterで報告して「○○系エンジニア」的な命名をしてから入社その後の動向が闇に葬られているのをかなりの確度で見かけますが、まあ、なんか、いろいろあるんでしょう。逆にそういう成功(?)体験の生存バイアスを強化する情報ばかりあふれていると情報として健全でないように感じます。
といいつつ後日しれっと消えてたらInternetArchivesか魚拓で会いましょう。
この話はここから先はフィクションです。剣も魔法も労基法も出てこないファンタジーです。
地方に潜むフリーターです。好きなvirtual beingsはロボ子さんと東雲めぐさんとれいきらさんです。
これまでは自分のためのプログラムを書き散らすだけで、ITとは無関係のバイトをしてきました。玉掛とフォークリフトなら任せろーバリバリ
会社にもぐりこんだいきさつはやや特殊なのでぼやかします。とあるきっかけで知り合った人から誘われました。リファラルです。なお、とあるきっかけはなにかと炎上しがちないわゆるプログラミングスクールなどではないことを防火剤がわりに書いておきます。そんなもんに使う金など無い。
その人のことはあんまりよく知らなかったのですが、CTOとして手伝っている会社のシステム部門で人手を探しているとのことでした。会社のホームページにはリクルートページなど無く、何をやっているかいまいち要領が掴めなかったのですが、ざっくりと自社製のWebアプリ開発をやる感じらしく、内容も聞いた限りでは(自分のスキルと照らし合わせて)そんなにどえらいわけでもない印象でした。ちょうど金もないし無職だし、少し経験でも積んでみるかという気になったので、この際ホームページがDreamWeaverのサンプルを流用したまんまといった細かいところは観なかったことにしました。
面接にいくと社長から「いつからこれるの?」と言われたので「あっこれは」となりましたが、金がなかったので是非もなくそのまま入社の運びとなりました。この頃はプログラム書いて金もらえるなんてサイコーとか思ってました。ちなみにgithubやatcoderのアカウントを書いた職務経歴書は一顧だにされませんでした。
地方の製造業のシステム部門を切り出して別会社にした形態の、創立数年ほどの会社です。自分のほかにもうひとり、社内情シスのようなことをしている方がいましたが、基本的にはサポートが専門な感じでした(ただし肩書は自分と同じでしたが)。紹介してくれたCTOは週に一度のMTGに顔を出すだけということで、実質的に常駐している人間でプログラムが分かるのは業界未経験の自分だけというチャレンジングな環境からスタートしました。なお入社して社内の平均年齢を大幅に下げることになりました。
ちょうど入ったタイミングで情シスの方が抱えている仕事があり、とくにやることもなかったので手伝いました。グループ会社のサイトをスマホ対応させるもので、事情はわかりませんがそれまで他社に制作を委託していたものを自社で運用することにしたとのことです。みてみるとWordPress4でPHP5が動き、Bootstrap3を使ったオリジナルカスタムテーマで運用してきた様でした。もちろん仕様書やローカル環境もあるはずがないのですが、どうせ自分はWebデザインなど知らんのでとりあえず直にheader.phpにviewportを書いてmain.cssにメディアクエリを設定して、ザ・web制作初歩みたいなレスポンシブ対応をしましたが、デザインについて当事者との意見のすり合わせの機会なんかの開発手順はなかったので良しとしました。
入社して2周間ほどのち、社長についてこいと言われた打ち合わせの後日、MTGで「昨日のアレの進捗はどんな感じなの?」と聞かれたことから、いつのまにか新規案件を自分に一任されていることに気づきました。仕様は前日の打ち合わせがすべてだった模様です。要件定義や技術選定・検証のような工程など決まってないので好みで揃えました。趣味と関心からExpress+Mongo+Reactのセットか、触ったことのあるDjango/Railsでざっくりやるか、どうせならDockerも使い時か、こんなときに相談できる同僚やメンターが欲しいなぁなどと考えていたら、CTOがそれまで作っていたやつをみるとPHP+ES5+MySQLだったのでなんだかんだでそうすることになりました。PHPを初めて触り、「これがペラ1のphpにjsもcssもなにもかも書いていくといういにしえのスタイルか…!」と新鮮な感じでやってました。
Windows Server 2012で動いていたサービスをLinuxに移行しました。これは自分が入る前から情シスの方が任されていたのですが、マニュアルに沿ってコマンドを打ちこんではどこかで転け、エラーは読まずにあきらめてCentOSインストールからやり直すということを繰り返していたのを見るに見かねて手伝いました。SSHでPowerShellからマニュアルのコマンドをコピペして実行する方法を教えてあげると目を丸くされました。shellファイルを書いてあげると魔法をみるのような顔で驚かれました。自分が入ってなければどうなっていたんだろうか...
毎日出退時間を規定のEXCELフォーマットに記帳する必要があり、これが非常にめんどくさく無駄に思えたので、自動記述するpython/Goスクリプトを書きました。これは入社して2日目とかだった気がします。しかしここを自動化しても「印刷して人事に提出し、それをもとに人事の方がまたEXCELに書き込む」と知り虚無になったりしました。
これはやったことというか思うところあってプライベートで取り組んだことです。自分の想像していた開発現場との乖離を感じたので、こういうのはFE勉強すればわかるのかもしれないと思って1ヶ月くらいやって取りましたが、得られた知識で会社に活かせそうなものは何一つありませんでした。
チーム開発などという概念は存在せず、「1案件を1人で上流から実装、運用、保守、サポートまですべてやる」という進め方でびっくりしました。手持ちの技術スタックでできる範囲でギリギリなんとかやった感じです。よく転職サイト上で見かける文言で「お任せします」がありますが、これとかも要するに「丸投げ」の換言なんでしょうか。わたし気になります。
自分のように途中からジョインした人に対しての業務移行のシステムがないことから感じていましたが、案の定「誰かが抜けたあとの引き継ぎの機能」も整備されてないことに気づきました。もともとオンボーディングや研修の概念などありません。えらいひとは「そのへんは現場で協力してうまくやって」と丸投げし、すべての作業を自宅でやっているCTOは社内のこうした事情については放任で、いちおう情シスの方がいつのまにかメンター代わりになっていたものの、不明点を尋ねても頓珍漢な返答が多くもどかしかったです。どのサーバでどんなサービスが動いているのかやSSH情報を聞き出すのに苦労しました。こうした不幸と無駄な時間をなくすためにドキュメントを整備しようとしたのですが、頓挫しました。これからも物理フォルダーと社内サーバに散逸した各種の情報は混沌を深めていくのでしょう。gitも無いし。
サーバはオンプレでした。自分はクレカをもっていないためパブリッククラウドを試す機会がなく、ぜひとも触ってみたかったのですが、承認を得るための説明がうまくいかず、結局VBoxでやることになりました。唯一、それまで使われていたVBoxではなくVagrantを導入したのは少しだけ救いでした。どうせ自分しかいじらないのですが。
余談ですがオンプレで面白かったのはHDD増設のために初めてデータセンターなるものに入ったことです。インフラ/ネットワークはまったく分からんしなかなか個人で試せない領域だし縁がないかなと思っていたのですがやはりそこに見える物理層が存在するというのはテンションがあがりますね(断層みたいに言うな)
イキってカイゼン・ジャーニーや情熱プログラマーを買って読んだりもしました。目につくように共同図書のつもりで「ご自由にどうぞ」を添えて自分のロッカーに置いておいたら「私物は持ち帰れ」と言われてしまったので持ち帰りました。
さてお待ちかねメインディッシュですね。
もともと技術やコンテンツの会社ではなく、技術畑の人間がまったくいないことのインプレッションが次第に違和感として強く響いてきました。ITエンジニアとしてやっていくつもりの観点でみると、学習や成長の土壌は無いように思えました。協調関係や信頼がうまく築けず、自分のすべき道筋が不明瞭のままやっていけるほどタフなYATTEIKI精神ではなかったのです。
これは地方の、それもIT気質のあるわけではない、ワンマン経営の中小製造業ならばどこにでもあることかと思われますが、随所に感じるレガシーさに疲れてしまいました。一例を挙げると、毎朝30分に亘り行われる全社清掃(もちろん業務時間外)、社是の復唱、『感謝の言葉をみんなで味わうポエム』の輪読、その感想大会、頻繁に行われる中身のない会議、日報をエクセルで書いてメールで送ったり、出退勤表を毎日エクセルに書いて印刷して事務方に持っていくなどのルーティンがけっこう苦痛でした。
社内のコミュニケーションツールはLINEだったので使い勝手も悪く、会議でchatworkかslackを使いましょうと提案しても誰一人としてそれらの存在を知らず、「勝手にやってくれ」と言われてしまったり。LINE WARKすら知らんやんけ。説明しても「skypeじゃ駄目なの?」と言われたので諦めました。
えらい人の思いつきのたびに方向性が変わり、当人は発言したらそれで全て完了した気になってしまったのか、会議終了後の10分後に「さっき言ったやつまだ出来てないの?」などと言われた時はギャグかと思いました。会議の議事録も誰も見返さないので果たして意味があったのか疑問です。誰かひとりでもmarkdownが書けたり、少なくとも書く気があれば勉強会を開催してHackMDなどを推せたのですが。議事録が機能していないエピソードとしてひとつ思い出しました。開発中に機能追加を下された際に、その挙動は完全にプラットフォームネイティブであり今の技術選定だと作り直しになり、結果納期に間に合わない(し、自分の技術スタックからも遠く外れていたので学習コストも加算)と発言したらその場は収まったのですが、会議終了後に個人メールで「やはり機能はマストだ」と伝えられました。当然それは議事録に反映されることなく、なんかしらんけどそういうことになっているという感じになりました。
初めてのエンジニア職でしたが、社内に開発をる人やマネージャー職は不在で、いわゆる開発現場での流れを学ぶことはできませんでした。少なくとも技術を知らないえらいひとが「俺がスケジュールを立てたからこれに沿ってやれ」と、”開発”と”広告作成”しか書かれていない2週間の計画表をもってくるような現場はシステム開発として正しいのか、 と本能が警告を発していました。
もともと会社は製造業から始まったため、えらい人たちとの見解に齟齬があったのは体感としてあります。同じものづくりといえど設備とマンパワーと時間が線形的に結果に結びつく工場業務と異なり、システムエンジニアリングはかける時間の見積もりも容易でなく、かかった時間が必ずしも結果に結びつかないものである、と言う事実は受け入れられ難く、知識ドメインやマインドセットが異なれば説明も困難です。しかしながらえらいひとは一様に「経営者視点を」の号令で、経営誌を配り、その感想文の提出を義務付けるなど、現場視点を欠いた行動で現場(というか私)を疲弊してました。気づいたらSEO対策や別部署のMTGのためのプロジェクター設定、全PCのwindows updateに伴うドライバの更新の役も同一の職掌として役付けられそうになっていたり(一部は実際に情シスの人がやってた)、It’s not my workなシーンがみられるようになっていました。
そして、よくあることですが、理念と実態が乖離していたことです。世界をよりよくと言いつつ、目先の掛け算を考えてばかりのように思えました。グロースする中で発生しそうなあれこれをすっ飛ばし利益だけを皮算用するのはいいとして、データ量やトラフィックを指摘すると「そこは現場努力でしょう」となるので、世界を良くする前に精神を悪くしてしまい人生で初めて心療内科にいったりもしました。一応グローバル展開を目指しているとしながらサーバからMailerDaemonが飛んできたら「ギャっ英語っ!」と言って読まず捨ててたり、急にサービスが止まった時には激怒して責任の所在の追求を求められたため、草創期にえらい人の個人アドレスで取得してほったらかしにしていたドメインが失効したことが原因と伝えたら「あれはもう読んでいないアドレスだし仕方ない。こういうピンチのときこそチャンスにしようぜ」という謎理論を出されたこともありました。
違和感が確かなものになったのは、外部に提出する資料で社内の数字が異なっているとを指摘すると「こういうのは見栄が大事なんだ」と暗に公文書偽造をほのめかされたことですが、これ以上は闇っぽいので書きません(たぶんどこもやってて罷り通ってる範囲だと思うけど)
総じて、心理的安全性の低さ、そこからくる身動きのとれなさ、ロールモデルの不在、前時代的な風潮、社内文化へのミスマッチと不理解、成長の実感が沸かない不安と不満、それらに伴う摂取アルコール量の異常な増大と過食、といった要因の積み重ねが、ネガティヴな形での退職へと駆り立てることになったのだと思います。まあ、よく知らんうちにリファラルしてるところからして「採用・教育コストを考えてないのでは?」の念はあったのですが。中身がまったく不透明の状態で飛び込んだらそうなるよなぁ、の好例かもしれません。誘われた時はわりと藁にも縋る思いだったのでしかたないね。
現在はスキー場で住み込みバイトしてます。無考えに退職すると年を越せないことに気づきました。
可処分所得・可処分時間いずれも今の方が上なのはちょっとウケます。賃金はふつうに生きていければいいので前職程度でも気にしなかった程度なんですが。いまは映画をみたり積ん読を消費したり、在職時は深いところまで触れなかったPHPをいじったり、生PHPしかやってないことに気づいたのでcakeやったり、あとはweb周辺も久しぶりにキャッチアップしたりしてます。nodeネイティブおじさんなのでFWはangularしか知らないんですよね。vue/nestが面白そうな感じです。あと寮のwifiが談話室限定で窒息しそうだったので、持ち込んでいたラズパイをルータにして部屋まで飛ばしたら隣室の同僚から感謝されたりと活動は多岐に渡ります。
先のことはなにも決まってませんが、ちゃんとエンジニアリングしている組織で開発してみたいなという気持ちがあります。レビューやスクラム、アジャイルなんてのはひとりだと不可能ですし。ですが、やはりそういった会社は日本では都市部にばかり集中しているのでしょう。自分は空気の悪いところには住めないし、案外また辺鄙なところでtechとは無関係のことをしているのかもしれません。ワーホリでも使って海外で大麻栽培でも始めようかなぁ。
巷説に流布する「未経験からエンジニアへ」の言説のたぐいは、どちらかというと技術力よりもコミュ力が偏って高いタイプが生存しがちな雰囲気を感じます。たまにTLに流れてきたのを見かけますが、ああいった立ち回りは自分にはできないしやりたくないなぁと思ってきました。社会の要請ならばそれまでですが。
自分は体系的な情報教育を受けていないどこにでもいる地方高卒で、下手の横好きで趣味プログラムを書いてきたし、続けてるってことはそれなりに好きなんだと思います。得意じゃないけど。んで、こんなのがITエンジニアをしたサンプルというのは見かけないかもなぁと思って投稿しました。光あるところに闇あり。
といいつつ、やっぱり好きなことの結果がおかねになるのはいいよなぁと思った次第です。プログラムを書くのは楽しいけどエンジニアリングは超絶むずい、が雑な総括ですが、今回のことを顛末次第にはする気はないので、どこかに拾ってもらえるよう精進するきもちになりました。