はてなキーワード: スモークとは
近頃共謀罪が可決されるようです。いろいろと危ない法律だと言われていますが、一番困るのは、その法律によって指定される犯罪者の仲間入りをするということです。
しかし、この掟さえ守れば共謀罪で人生を棒に振らずに済みます。
でもはてなはみんな何もやってない。
素のままの人格が素敵だと思いこんでる。
目の前のつらみを直撃的に見てそれで心をやつして世界を憎む。
そんな心のままで素敵だと思いこんでる。
タイマをやりなさい。
僕はタイマをやったことがないよ。
でもお酒を飲むと怒る人もいるんだ。アングリー。僕もその気配は有るよ。はてなの殺伐さになんとか言ってるんだからね。でもそれ以上に、例えば人を殴ったりする人もいるんだ。僕にはわからないけどね。でもタイマはそんなことはない。すれ違いざま肩がぶつかってもお互い笑顔ではぐし合うみたいなそんなところがタイマらしさだ。
ってね。
らしい。
そういうのんらしい。
タイマすごいよね。
とりあえず今日感動した絵を貼っておくよ。
V6がテレビガイドとかテレビジョンのお正月特大号で、2017年にライブやりそうな発言をしてたせいで「この曲ライブでやってくれたらうれしい!」とか「この曲やるならこんな衣装だとかっこいいな~!」とか妄想作業がはかどるはかどる。
そんでもって気づいたら一個セットリストみたいなの作っちゃった。「自分による自分のためのV6コンサート2017年ver.」といったところですな。これきと一ヶ月に一回考えたら毎回違うセットリストできると思う(笑)
自分の中での縛りとしては
・Oh My Goodness!に収録されていないそれ以降のシングルはできるだけ入れたい
・「ハナヒラケ」と「足跡」は入れる
・2015年にしっかり歌われてない曲もいれたい
なんだけども、しっかりこの縛りを守れた気がしない!(笑)
というわけで、できたセトリがこれ!↓
SILENT GALAXY
SPOT LIGHT
グッデイ‼
ハナヒラケ
~MC~
Good Life
君がいない世界
君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか
涙のアトが消える頃
IN THE WIND
Skys the limit
~アンコール~
僕たちの明日
~アンコール2~
\もーいっかーーーい!!!/
まずそもそもセットリスト考える妄想を始めるきっかけになった曲が【SILENT GALAXY】なんですよ。V6の曲をシャッフル再生しながら部屋の掃除をしていたら、このイントロが流れてきて手が止まった。勝手に脳内でコンサート始まった。このSILENT GALAXYで、まるで各々が六つの国の王集結したところを見せられてるように、壮大に、きらびやかに、ゴゴゴ…ってステージに上がっていたもん。暗い会場になぜか後光がさしてました。照明かな…演出として素晴らしかったわ…
だから、一曲目きっとないだろうけどSILENT GALAXYで静かに、だけどちょっと踊りもいれつつ歌ってもらって、2曲目【Cosmic rescue】、3曲目【BEAT OF LIFE】ガンガン踊って歌ってくれたらテンション一気に上がってブッ倒れちゃうかもしれない。最初の3~4曲くらいはガンガン踊ってほしい。コスレスのあの軽やかなステップで踊るV6大好き!!!!!!(BEAT OF LIFEは踊る前提)
で、そのあと【Don't Stop The Refrain】お願いしたい。「な?!なッ…え?!ここでこれ来たァ?!?!?!?!」ってぶちあがるのが容易に想像できる。最初の森田くんのラップを耳に焼き付けたい。もう感動しちゃって、ペンライトとかうちわとか楽しく振っている暇はない。
そしてがんがん踊っていただいた後は、まさかの【Swing!】。ちょっとここ迷ったんだけど、ここ最近アンコールでしかやってない気がする(私の鳥頭調べ)から本編にど~してもいれたかった…。フリーで走り回ったりするならピッタリかなって思ってここにいれた。森田くんの「さあ手をあげなぁー!」。カワイイね。(お気づきの方もいるかもしれませんが私は森田担です。六人みんな好きだけど!)
そしてアウトロからつながるように【SPOT LIGHT】!最近出た曲だから去年もやってるけど歌詞もいい、曲調もいい、鉄板にしてもぜんぜん盛り上がる!というかまた歌ってほしいんだー!ファンは絶対好きだよこの曲!!
盛り上がり、気分は最高!ってとこで【Train】。ちょっと落ち着くね。でも「ここで…ここでTrainだなんてッ‼︎」って卒倒します。最初の坂本君と森田くんのささやき(?)あれを聞きたいという自分の趣味です。ところでさっきから私何回も意識失ってません…?
その後の【WAになっておどろう】~【ハナヒラケ】の流れは、主観で曲調とイントロアウトロを吟味して並べたものです。歌ってるV6を想像しながら「あ~~ここでこれ歌ってほしい~~この流れイイ~~すてき~~」って考えながら作りました。
MC前の曲は【Beautiful World】がいいな。あの、タラララン♪タラララ♪タタンッ♪(下手)ってアウトロから、イノッチを筆頭に「いぇーい!!」ってなるの想像した。いい感じ!そこからあの楽しい楽しいMCタイムに入るとか微笑ましすぎて口角上がりっぱなしになると思う。
MC明けの曲は【明日は来るから】がいい!CDに収録されていたように入って歌ってほしい。イノッチが「じゃあ、森田くん。ねぇ!そろそろ…(にやにや)」みたいなかわいいフリをして、森田くんもにやにやしながら曲のタイトル紹介するでもなく突然に「じゃあ…ミュージック、スタート。」って言ってファンが「ん?」ってなるの。で、イントロかかって「おおお!」はいありがとうございますこれで次の日も頑張れます。もちろんちゃんとイノッチの「イェ~~~~」まで!
その次の【Good Life】はもう心が洗われる感覚(大げさ?)でいれました。イノッチの「イェ~~~~」からイノッチの「オーグッライ、グッライ、グッライ、グッラアイオーオーーオーーーィェイ」聴けるなんてすごくうれしい!あと、イエ~とかグッライとかホントごめんなさい。
【テレパシー】はパステルカラーとかホワイトとか、優しい色の衣装がいいな。めっちゃ目にいい感じ。椅子とかに座るのかな…立ってても座っててもいいなぁ。
その後の【君がいない世界】は、スポットライトを歌ってるメンバーだけに照らす演出がほしい。森田くんだけ→長野くん岡田くん…みたいな感じで。
で次は【君君】だから、ピアノ伴奏で君がいない世界~君君をうまくつなぐ。なんとかしてうまくつなぎましょう。
涙アトは去年の感じでいい。←雑なつもりはない!!
【不惑】はタキシードみたいなスラッとした、トニセンの抜群スタイルをしっかり堪能できる黒いスーツ(ハットのオプションが付くとなお良し)か、真逆の「日曜日子供と遊園地行く父」みたいなカジュアルな服着てたら嬉しい!ネクジェネ福島公録の時のような…(笑)どっちでも素敵。
不惑のあのばつっとした最後の終わり方から私がワンハーフあるいはフルで聞きたい【IN THE WIND】!ちなみにこのIN THE WINDからSky's the limitまではしっかりガンガンダンスタイムです。最年長が46歳になろうとしているグループだけど坂本くんが「いや…もう無理だわ…俺もう疲れちゃうわ…踊れねえわ…」って言ってるところは全然想像できないので大丈夫かと思います。
【Sky's the limit】でばっちしキマって、「フゥーーーーー↑↑↑」てなったところで私の大好きな曲入れさせてもらいました【キセキのはじまり】。いやでもまあ、自分による自分のためのだから…('▽')Sky's the limitのあの決めポーズのままキセキのはじまりのイントロかかって「うわぁぁ…(泣きそう)」ってなりたい。だって2015年のコンサートで間奏だけだったんですもの!ちょっと悲しかったわよ!
そしてここちょっと複雑で、想像するのも難しかったんだけど(笑)、キセキのはじまりからビリスマの二番のサビ前くらいまでフリーでお客せん(©坂本君)とワーーってやって頂いて、サビで真ん中のステージに集まり踊っていただく!【ビリスマ】のダンス大好きなんでお願いしたい。サビのステップとか何度でもいつまでも見たい…あとはあのLOCKの部分も!
もし本当にあのダンスを見ることができたなら…あ~…ありがて~…(合掌)
ビリスマの次はやっぱ【by your side】でしょ!ここの繋ぎは個人的に絶対!アンサーソングというか、公式で繋がりのある曲とされてますからね。OMGコンの時みたいに三宅くんから何らかの説明があってもうれしいな。
【足跡】はCMでしか聞いたことないんですけど最後の曲にぴったりだと思う。おそらく。曲調も落ち着いてるし、いったんここでしんみりと、歌詞をかみしめながらと曲と歌声を別れを惜しみたい。
でアンコール。【ハニビ】のイントロがかかってお客せん「キャーーー!!!」そののちスライドアップでステージにスタンドマイクとともに出てきてほしい。わらってー!わらってー!わらってー!!バーンっ!ってスモーク?火花?のような特効があったらうれしい!
…で、元気よく【僕たちの明日】。ソロパートも多いからこの曲好きです。なんかわちゃわちゃがあってもおかしくなさそう。
で【愛なんだ】。愛なんだ純粋に笑顔になれる素敵な明るい曲だから、アンコールで盛り上がりたいので入れました。つらい時でも愛なんだ~♪
またいったんはけて、またアンコール。
【上弦の月】のイントロがかかり「エーーー!!キャーーー!!」となりたい。(上弦の月大好き人間です)
そして一曲やって帰ろうとするV6。だがしかし、ファンは「もういっかい!もういっかい!!」コールをやめません。(妄想がものすごくエスカレートしていますスミマセン)
そこでよくやるやつ。2015年で言うと「せーーの?」\もーーいっかーーーい/「はぁらから声ださんかい!!」ってやつ。
そこで【シュガーナイトメア】がいいな。これがほんとの最後。最近聞いてないのを聞きたいというわがままが故に。
三宅くんの投げチューもいつものようにお願いいたします。毎回本当にありがとうございます。
本当に私の趣味・主観・妄想だけでこのセトリはできています。銀テはどこかで必ず飛ばします(雑)。だんだん妄想が激しくなっていますがお許しください!!不快な思いする人がいたらごめんなさい。
これ書いたの疲れたけど、すごく楽しい時間だった。気づいたら一時間半くらい経ってた(笑)
追記
きたるイベント当日。
アトラクションに使われる大掛かりなセットがスポーツ施設にずらりと構えらている。
今回は製作者の興がノリすぎたのか、かなり大規模かつデザインも凝っている。
まあ、参加者にとってはプレゼントのための障害でしかないのだが。
弟たち参加者の目はマジで、和気あいあいとした雰囲気とは裏腹に立ち振る舞いはトップアスリートのそれである。
「マスダ、今回ばかりは知恵はもちろん、手も貸さないよ」
「ああ、俺も同じさ」
「最新の防音耳当ては僕のものさ」
いつもは弟と共にいる仲間たちも、今回はライバルだ。
タオナケもいるということは、恐らくドッペルもいるのだろう。
変装しているのか、俺たち家族のいる観戦席からだとよく分からないが。
シロクロはというと、年齢不詳かつ体格も成人男性と変わらないということで参加を拒否されたらしい。
そうして参加者が出揃い、観戦席も埋まり始めたところで、いよいよ開催のアナウンスが入る。
まずは市長やイベント関係者の挨拶、注意事項の説明であるが、参加者である子供たちはもちろん大人たちも聞いていない。
当人たちもそれは分かっているのでテキトーなことを言って済ませたいようだったが、町おこしも兼ねているのでマスメディアを意識した適当なことを言わないといけない。
「以上で注意事項の説明は終わります。次にこのイベントに欠かせない、サンタさんの登場です!」
スタッフが手を向けたさきの扉近くから、スモークが吹き上がる。
そこから勢いよく、如何にもな格好をしたサンタがトナカイに乗って登場する。
「ホッホー!」
俺の記憶ではサンタが乗っているのはソリで、それを引くのがトナカイのはずなのだが、第1回からこの調子だったので今さら変える気もないのだろう。
「数々のアトラクションを潜り抜け、サンタのもとへゴールしてください。では……」
弟たちが構える。
「……スタート!」
空気銃の発砲音が響き渡る。
ミミセンは、その音にやられてしまって開始早々ダウンした。
大麻推進派は「お酒やタバコより依存度が低くて健康への害も無い」とやらで大麻を認めろと言っている。
いや、大麻認めるんじゃなく、酒をもっと規制すべきではないのか?
酒での失敗は数知れず。危ない目にも何度か合った。
アルコール依存がひどい時は仕事の休憩時間に酒を体に入れないと落ち着かないくらいだった。
毎日飲んでいないと気がすまなかった。
飲んでいない日が珍しかった。
アル中がひどかった10年くらい前は周囲の人にも日中に「酒くさい」と言われていた。
いまでは「呑まないようにしよう」と意識していれば10日に1回くらいの飲酒で我慢できるくらいに落ち着いた。(量は缶チューハイ3~4本程度)
だけど、やっぱり根がアル中体質なのだろう。ストレスが溜まると飲みたくなってしまう。
育児でイライラしている時にアルコールが目に入るとつい手をのばしてしまう。
酒を飲んで罪悪感に苛まれる。
普段だったら我慢できる子どものいたずらに怒ってしまったり、夕飯がコンビニ弁当になってしまったりする。
そして、目立たせないでくれ。
せめて、種類を減らすとかスモークガラスで見えにくくするとか、仕切りをつけるとか、アイスが入っているみたいなボックス型の冷蔵庫に入れるとか…、とにかく見えにくくしてくれ。
近所のセブンイレブンなんて入り口付近にお酒が置いてあって目立つようにポップで飾ってある。種類もソフトドリンクと並ぶくらいに多い。
根がアル中だから酒が見えると衝動が抑えられなくなってしまう。
そんな危ないものをおおっぴらに売らないでくれ。
「じゃあ、ラーメンもお菓子も衝動が抑えられないからやめよう」とか言い出す人がいるかもしれないが、違うんだ。
考え過ぎちゃったり、フラフラしたり、やってはいけないことをやってしまったりもないだろ?
酒ほどの依存性もないだろ?
酒は人を狂わせる。
自制が効かなくなる。
言ってはいけないことを言ってしまい、やってはいけないことをやってしまう。
依存性がある。
そんな危ないものをおおっぴらに売らないでくれ。
それを見て息子が「なんで、ママはお酒買っちゃうの?」って聞くんだ。
ごめん。我慢できないんだ。
子ども前で酒は買いたくない。
コンビニで売ってなければ酒が欲しくなったら酒屋にいく。子どもがいない時に買う。
近所にはコンビニが山ほどあるから子どもを連れてる時に回避するのは難しいんだ。
酒は酒屋でしか売らないようにすれば酒を買うハードルがあがって呑む回数も減ると思う。
無駄に呑む人も減るのではないだろうか。
だからせめてコンビニでは酒をおおっぴらに売らないでほしいんだ。
その後書きました
昨日駅前の横断歩道で信号待ちで前を過ぎる車を数えていると、黒のセルシオが走り去った。一瞬にして通り過ぎたのだが、スモークをはり、大きいホイールに履き替え、車高を落とした姿はあまりに「当然」過ぎて印象的だった。運転している男性は髪は短く、スモーク越しではあったがおそらく染めていて、小太りで、スマホを使いながら運転していたのがみえ、これも印象的だった。
それは「離れてない人」だった。車を持ち、改造する程度には金を使い、太れるくらいには食事は充実しており、休日の日中はとりあえず車に乗るのだろう。それにくらべて僕は「離れた人」だ。車は持っておらず、酒は飲まない、食事はほとんど一人だ。こうして休日は歩いて出かける。スマホを使いながら歩く度胸程度ももっていない。
「離れてない人」はすぐに怒るように思う。だが不思議と、そういう人たちは職場ではリーダー格になっているようにも思う。怒る相手を選んでいるからだろう。今、書いている僕は、特定の個人を思い浮かべているのだが、彼はいつも怒っている。自分にかかる迷惑には敏感で、自分がかける迷惑には鈍感だ。ぜったいそっちのほうが生きやすいのだと、僕にだってわかる。「迷惑をかけないように」と育てられた僕は、そんなことをなんとも思わない「離れていない人」たちに、いいように使われるだけなんだ。
彼らに対して「マイルドヤンキー」だなんて格下に感じる名前を付けても、現実はなにも変わらない。すくなくとも、僕の生きにくさはなにも変わらない。休日はイオンですごす、なんてバカにしてみても、僕は車がないのでイオンにも行けやしない。そういう、みんな、みんな、すっぱいぶどうにしても、しただけ、僕は生きにくくなっていく。
大きな音を立てて、走り去るセルシオを見やりながら、そんなことを考えていた。
http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1892469.html
2016年上半期プリウスは約3万台、2位アクア1万5千台の2倍売れた。トヨタ以外が出てくる4位以下は各1万も売れてない。
あらゆる世代・性別に受け入れられてるのでマナーが悪い者がいるのは当たり前。
ブクマカ「トヨタは改善しろ」「プリウスは老人が乗っている」「マナーが悪いプリウスを私も見ました!」
ところで、公道を走っているとどうだろう。スモークをはったドイツ車、中古の三菱、装飾したスバル、デコられた軽自動車に乗ってるマイルドヤンキーのマナーの悪さ。
退職したので打線組んでみた。お客さんの職種としては建設土木が多かった。
自分としてはそこそこ経験しがたいエピソードだと思うんだけど、みんなもっと色々経験してるものなんでしょうか?
教えて下さーい!
1(ニ)新入社員として初めてお客さんの会社で行った業務?は◯◯円以内の範囲で金額の異なる10通見積書の作成
3(中)事務所に国税局が令状を持って来所。サボってたのでサイトを閉じようとこっそりパソコン触ろうとして厳しく追及される。
4(一)3の査察の原因はお客さんが脱税した金を暴力団に流していたこと。(所内では暗黙の了解だった。)
5(補)お客さんが夜逃げ。知らずに会社を訪ねて出くわした闇金業者に関係者と思われ車に詰め込まれる。
6(右)お客さんがある所に日本刀を送りつけて逮捕。ちな殺人の前科あり。
7(左)そのお客さんが何を思ったか同業者の実名を出した暴露本を出版。その地域の書店では店頭に平積みされるベストセラーに。
8(三)夏にお客さんを訪ねると社長と強面の4人が熱心に高校野球に見入っており、好きなのか尋ねると野球賭博と返答。
9(投)お客さんに飲みに誘われてフルスモークのベンツで迎えに来られ、その日以降アパートの住民に一目置かれる。
東京ドーム何個分って聞くといつも思い出すことがある。
俺は奈良の生まれなのだけど、この町っていうのが古墳とオークタウンくらいしかないまあ見事に何にもない町だった。俺はこの町のことが嫌いで中学出たらとにかく東京に行きたいって思ってた。近所に住んでた幼馴染の女の子といつも東京の話ばっかりしてた。いつか出ていこう。東京でなんかしよう。そんな話ばっかり。
うんまあみなさんご想像通り。俺は彼女のことが好きだった。彼女は学校でも人気者で、一方俺は地味でプライドばっかり高くて友達も少なくて、お互い学校ではそっけない感じだったけど、近所の公園では二人でずっと東京の話ばっかりしてた。
「東京ドーム何個分?」
彼女が言う。なんかでかいこと言うときには決まって東京ドームで数えてた。だいたい最後にはどインフレして東京ドーム1000個分のケーキ買おうぜ、とかそんな話になってた。俺たちにとって東京ドームが東京だった。
そんなしょうもない幼馴染な関係だったけど、夏祭りの夜に1回だけ告白したことがある。
「えー、そんだけ?すくないなぁ」
「いいんだよ最初はそれくらいで」
「最初って?」
若かったな。小学生だしな。しゃーないな。
それでもまあ告白後もあんまり関係は変わらず、突然その日がやってきた。
「こんど東京いくの」
ビックリした。先を越されたと思った。なんでもアイドルになるとかでマジかと思った。実際、TVで見たときは完全にアイドルしててあいつじゃないみたいだった。
彼女はあっというまにTVの中の人になってた。俺は中学生になった。TVで彼女を見るのはなんだかつらくて、ちょいちょいチャンネル変えてた。なんだこれ。
東京行くのいやになった。
その後も彼女は売れっ子になってTVで見ない日はなかった。彼女はアイドルというにはちょっと太ってきていて、でもそんなところも愛されていてファンの間じゃあ「彼女が宇宙にしめる体積が増えてうれしい」なんて言われてるって聞いた。ネットで。
もう完全に芸能人だった。彼女のことを好きな気持ちはやっぱりあって、でも芸能人と一般人とじゃどうにもならない。なんだこの気持ち。
前に進めない。そんな感じがした。この気持ちにケリをつけたいって思った。
それで俺は男友達をさそって東京ドームのコンサートに行くことにしたのだった。
スモーク。ライト。大音響。ステージ上には彼女を含めた数人のアイドルたち。踊る。歌う。米粒みたいに小さい。双眼鏡を通して彼女を見るとTVで見てるのと同じ距離を感じた。
彼女のために集まったファンだった。
ペンライトの数だけ彼女への愛で埋め尽くされているのだった。無数の光の点滅にめまいがした。
なんとなくわかった。
東京ドーム1個分の好きって気持ちはこれだけのものだったんだ。
TVの向こうにはきっとこの東京ドームの好きって気持ちの何百倍もの好きがある。
俺が告白した時に彼女の言った「すくないなぁ」がなんだかつらかった。
いや。もちろん彼女の「すくないなぁ」をそうとるべきじゃないってのはわかってる。
でも、俺は彼女の「すくないなぁ」をそういう意味で理解することでやっと前に進めるようになったのだった。
あれから何年もたった。
今も彼女は太っているのかな。彼女がすこし太って宇宙に、いや、東京ドームにしめる体積が増えているなら、ちょっとうれしいなと、そう思う。
料理にハマって、はや5年。色々と機材を使っては飽きて埃を被せ、邪魔になって倉庫送りも繰り返した結果、ようやく普段使いのツールが安定してきた。というわけで、俺が使い続けてるヘビロテ料理機材を紹介してみる。
カセットコンロでお馴染みのイワタニの薄型カセットコンロ。達人シリーズは火力の強いタイプから、風に強いタイプなど色々あるがおすすめはコレ。見た目がカッコいいし、薄いので鍋の中身が上から見やすく、収納スペースもあまりかさばらない。
バーミックスなど、高級モデルもいろいろ使わせてもらったが正直あんまり大差ない気がする。で中型器のこれを愛用。ピューレも結構時間かけてあげれば細かく舌触りのざらっと感が無くなるくらいまで行ける。
【ロボクープフードプロセッサー】
フードプロセッサーといえばクイジナートという業界屈指のメーカーがあるが、ロボクープも中々悪くない。クイジナートと同じ金額で一回り大きい容量の物が買える。性能もブレードの替えも十分満足の内容。
オリーブ材でできたカッティングボード。これ使うだけですごいおしゃれに見える最強の皿の一つ。肉でもスイーツでもパンでもチーズでもなんでもイケる。安い奴は傷つきやすいけどオリーブ材は堅くて良い感じ。
【有本葉子の鉄フライパン】
料理研究家の有本葉子のプロデュースフライパン。裏面が凸凹がついているので、普通の鉄フライパンよりもこびりつきにくくなっている。テフロンと違って使えば使うだけこなれてきて材料が張り付きにくくなるのもGOOD。最初は19センチの小さいのしか使ってなかったけど、今は27センチも購入。
合羽橋の包丁屋で勧められて購入。250番と1000番の両面砥石。水吸わせなくても研げたり、裏に滑り止めがついていたり、収納ケースがいけてたりと至れり尽くせり。完全に切れなくなった包丁は中砥だと研ぐのに恐ろしい時間がかかるので、やはり荒砥も欲しい所。仕上げ砥はなくても正直そんなに困らなかった(買ったけど使ってない)
まあ包丁は人の好き好きがでるのだけど、愛用しているのがコレ。肉の塊から野菜のみじん切りまで、なんでもこれ一本。大きい包丁は慣れるまでは怖いけど使い慣れるとホント便利。刃渡り長いって素敵。LOVE牛刀。あとグレスデンは堅いので、研いだあと切れなくなるまで結構長持ちするし欠けにくい。包丁の張り付き防止のへこみとかも良い。
【hashira-jyu エプロン】
メンズ専用のエプロンということで購入。ちょっとお高いんだけど、カッコいい。マジでカッコいい。革の縁どられた着脱式のポケットとか厨二心くすぐるヤバさ。人んちで料理する時、女性にエプロン大概褒められるので、料理婚活する人とかにもおススメ。
【エレクター】
こんなにキッチンスペース置けないよ。って、うちもそう。キッチンにすべて収納は無理なので、書斎が厨房機材置き場に改造。エレクターとか高さ変えられるので寸胴とか鍋とか収納するのに便利。埃被りやすいのでそこは注意。
包丁は牛刀と間切包丁があれば大概OK。間切包丁とは魚屋さんがつかうペティ。当然大きくない魚はこれで下ろせます。大きい奴は牛刀でおれはやっちゃう。もちろんペティとしても十分使える135mmを愛用。でも包丁って本当にどんどん欲しくなるんだよなー。
これも書くの忘れてました。1500円以下で購入できるクッキングスケールです。料理は本当に重さ計るの大事なので、これはほぼ毎回活躍します。0.5グラム単位ですが値段と性能からいったらこれで十分。
これもメーカーはぶっちゃけどこでも良いです。揚げ物、肉の中心温度、鍋の温度、ケーキの中の温度などなど色んなもの計るのに超活躍します。プロは鉄串を唇の下に当てて温度計りますが、そんなん慣れないと無理だし、いろんな料理で使うので1本欲しいです。
これもへヴィに使ってますね。メーカーどこでも良いと思います。うちのは象印だったかな。重要なのは保温機能。50度くらいから細かく設定できるのがベストです。低温ローストで温度維持したい時や、80度キープした湯銭などガスだと凄いめんどくさい事をオートでやってくれます。保温系調理機材(シャトルシェフ)もありますが、引っ張り出すの面倒なので今はIHの70~80度保温で長時間煮込みを作ってます。
【雪平鍋】
ごめんなさい。メーカーはどこのか忘れましたが、合羽橋で20センチ口径の少し広めのを使ってます。とにかく雪平はアルミ打ち出しの分厚いのがおススメ。薄い奴と違って熱の入りがとてもよくなります。ジオの行平鍋もあるんですが、日本製の雪平のほうが洗いやすくて個人的には使い勝手よいです。
これは大人数向けでやる時には超便利です。アクアパッツァ、豚の角煮などはもちろん、炊飯器だと1回で間に合わない時第二の炊飯ジャーとして活躍したりします。鋳物鍋はとにかく蓄熱が半端ないので煮込み系には良いですね。自分は圧力鍋使わない派なので、これが圧力鍋がわりとして重宝してます。
一番最近買ってよかったなと思う調理家電。3万円以下で買えるコンベクションオーブンです。デロンギ社なので製品ちゃんとしてますが、電子レンジ機能ないので置き場所確保が難しいですが、レンジのオーブン機能とは全然違います。肉を外パリ、中ジュワで仕上げたければおススメ。
(追記2)
お、色々とブクマありがとうございます。
今回はQ&A的にお返事。
ごもっともなんですが、家狭いので。蓋つきのもので、ビニール袋で包んで使うときに洗って使えば大体大丈夫だと思います。
これも言われるかなあと思ったんですが、まあ両方めっちゃ使ってるんですよね。煮た野菜系をピューレにしたい=ブレンダ―。肉系をひき肉にしたい=プロセッサーで使い分けてますが、どっちかって言われたら、ブレンダ―かなあ。
書き忘れましたが、ブコメにあるように行平鍋が最強です。1人暮らしで料理ハマる前はほぼ行平鍋1個しか鍋持ってなかったです。18センチくらいのちょっと大きめの、厚手の行平本当に便利なので最初はこれが良いかと。(上に今使ってる奴追記しました)
○エプロン何処で買えるの?
そう。俺もそうとう探しましたがPARCOの地下のクラスカで買えました。
http://shibuya.parco.jp/page2/5872/1630/
○文化包丁一本で十分
まあ、それも全然良いと思いますよ。本当に包丁は人それぞれで好みあるので、自分に合ったものを探せばよいかと。筋引きとか牛刀とかの長い包丁は使い慣れると1ストロークでたくさん切れるので、文化包丁に戻れなくなる使い心地はありますけどね。
○100均って使うの?
小物類は結構使ってます。計量カップ、計量スプーン、菜箸。ほかには、バットやボウルは沢山使いたい派なので、100均で同じ形の結構買いました。あとはタッパ。ねじ式の円柱型のやつが使い勝手良いです。あと、意外なところだとスモークのチップなんかも100均で買えるのでこれもおススメ。
○中華鍋は?
自分が中華作らないのもあるのでしょうが、全然使ってません(持ってるけど)。正直家庭の火力なら鉄フライパンでほぼ十分な気がしてます。簡易燻製器になったり、蒸し器として使うこともできるみたいですが、やったことないのでどうなんでしょうか。
○鍋はどこの使ってるの?
普段使う両手鍋はビタクラフト。寸胴はTKGの30センチ口径の半寸胴を使ってます。最近出汁をひくのに長寸胴も欲しくなってきていて、口径どうしよっかなと思案中です。
○収納どうしてるの?
調味料類は100均で鬼ほど買ってきた同じ種類の瓶につめかえてシンクしたに入れてます。余った奴は自分の部屋の棚に入れておいて切れたら詰め替えています。フライパン、レードルなどは吊るして収納。鍋類は中型以下はコンロ下。寸胴やおでん鍋とかは自分の部屋のエレクターに各種調理家電と一緒に置いてます。ボウル類やバット類は、同じものをたくさん購入。重ねて収納が基本になるので色んなメーカーに手を出さないようにしてます。
○ガスコンロなに使ってるの?
これは本当に良いもの入れたかったんですが、高火力のものは換気扇とセットで改造しないと無理と言われ、諦めました。オザキの7000kw出るものが今めちゃ欲しいのですが、キッチンリフォームしなきゃならず、賃貸では無理なので断念。
カード類整理してたら懐かしいカードがいっぱい出てきた。マジャイネーションとかD-oとかモンコレナイトとかウルトラゲートとかアイオブジャッジメントとかジョジョABCとか。
DMになつかしいカードが多い。ベノム・カプセル、髑髏怪人スピンホイール、マリン・フラワー、不屈の使徒チーキ・クーレ、ダンディ・ナスオ、アングラー・クラスター、腐敗電脳メルニア、ガザリアス・ドラゴン、エグゼズ・ワイバーン、崩壊と灼熱の牙、シビレアシダケ、死劇人形ピエール、預言者ラ・メール、フェアリー・ライフ、威嚇するスマッシュ・ホーンα、盗掘人形モールス、アクアン、日向草、玉砕悲報バイラ、地獄スクラッパー、預言者ファルシ、銃神兵ディオライオス、シャムシャム・カブキリ、虚空の翼ダークモルダー、超神機鎧冑ゼノメノン、コーライル、青銅の鎧、超巨岩獣ドボルガイザー、デス・スモーク、スパイラル・ゲート、ロジック・キューブ、スナイプ・モスキート、無限拳、コッコ・ルピア、黒神龍イゾリストヴァル、呪いの影シャドウ・ムーン、飛雲の求道者ダバ・トーレ、ピコラのスパナhttp://i.imgur.com/MDYzRai.jpg ピコラのスパナとakifumiyamamotoのカクカクイラストすき
当時はサバイバーとか光火自然のいわゆるグッドスタッフ?組んでた。雰囲気は1-2弾とか初期のがすき。ターボラッシュとかのキーワードとアイコンのデザイン好きだった。一番ハマったのは聖拳編の頃、無頼聖者とか格好いいレインボーカードが好きだった。その後ネタ切れとインフレが起きて、自分はサイキック・クリーチャーが出てきた頃に引退したけど、アンシリーズみたいなジョークパック出したり、DEVOとかパール・ジャムとか洋楽ネタ使ったり(ジョジョと一緒で子供は後から元ネタを知るんだろう)してちょっと興味が湧いてる。
mtgは、プレミアムカードとか曲がって嫌いだから放置してたけど、売ったら高い。プレミアムのイゼット印鑑500円、それと楽園の拡散とか巨森の蔦とか微妙なのが結構高い。持ってるカードで一番高いのは霧深い雨林だろなぁ。アホだから全景とか変幻地の亜種だと思ってずっと放置してた。再録したら価値下がっちゃう。絶対売らんけど
初めて当てたカードは大海の心臓、知致だった。あの頃のパック開けた時のいい臭いすき。時のらせんが一番好き
ポケモンカードは当時近場にパックしか売ってなかったからエネルギー集めるのが大変だった。なんで悪と鋼は特殊エネルギーやねん。δ-シグマ種とか、リアクトエネルギーとか、エネルギーをホイルにしたり色々工夫してたけどこの前買ったら150円になってた。ずっと315円で11枚入ってたのに
遊戯王は強カードでも再録するし1000円くらいの構築済みでも強いからすきだった。シンクロ初期で離れたからエリクシーズとかわからんけど。なんか今デビルフランケンとかキラースネークが使えるらしい。
池っち店長は裏日記更新しろ
「それは山です」のくだりの前に喫煙所を思い浮かべた。ライターを貸したり貸してもらったりする時に、よく世間話をしたりする。
自分から話を向けることもあるけど、大概は相手から話しかけられる(それはまた大概おっさんだったりする)。
ビルの中の喫煙室だったり、雑居ビルの近場の共同の喫煙スペースだったり、そういう場所。話す内容は、天気のこととか喫煙者の自虐とか当たり障りのないことが大半。
そこから顔見知りになって会釈し合ったりするような仲になることもあるけど、相手の大体は初めて会う人。
最近はこういう、人の輪みたいなものを認識しないと喫煙してても落ち着かないし、人の輪を認識してしまったためにタバコをやめる意志が失せ気味になってしまった。
多分自分以外のおっさんたちもそうやってタバコをやめる機会を逸し続けてるんだなと思う。
たまに話しかけるなオーラ出してる人もいるけど、そんな人でも同僚(に見える人)に話しかけられたらけっこう楽しそうに雑談してるし、こういう人は意外と多いんじゃないかと思う。煙草を吸ってたら奇妙な結びつきが出来てしまって、それがまたタバコを吸う動機となる。タバコを廻る円環の完成である。
こんなスモークコーナーソサエティの話は若干不適切だとは思うんだけど、まあやっぱり其の場限りのアドホックなコミュニティものであってもその「場」の質でその雰囲気やルールは作られるんだろうなと思う。山なら「危険だから」-「命だいじに」、喫煙所なら「休憩だから/迫害されてるから/時間を潰したいから/現実逃避したいから」-「みんな楽しく」。
電車だと難しいだろうな。目的や使い方が千差万別だもの。この議論は携帯電話と電車の組み合わせが消滅するまで続くんじゃないかな。
あ、ちなみに自分は電車では誰か他人が会話してたら電話するけどすごい静かなときや神経質そうな人がいたら電話しない派。マナーや誠実さじゃなくて「怒られるかそうでないか」で振る舞いを決める質です。
二日酔いにより目覚めは最悪。
隣のテントで寝泊まりする人々と軽く会話するも、気分悪すぎてどうにも調子が出ない。
前日多大なる迷惑をかけた方々とYo La Tengoにて待ち合わせをしていたため、けだるい体に鞭を打ち、なんとかグリーンステージへ。
3ピースながら曲ごとにパートチェンジを行うという器用さを見せつけていた。
そして極めつけはこれぞ90's USオルタナ!って感じのノイズギター。
しかしながら全体的に音量不足で、折角のノイズギターが後ろまで届いていなかった。
普通のアメリカ人が、まるで灰野敬二かのようにノイズギターを弾きまくる姿は面白かった。
今年一月に「ガンとはもう闘病しないことにしました!おそらく最後の来日!」と称して南青山レッドシューズにて行ったライブは記憶に新しいが(行けなくて口惜しい思いをした)、なんとフジロックでは二回もステージに立っているではないか!!
前日深夜にはクリスタルパレスでもライブを行なっていたが、入場制限&長蛇の列で諦めた。
満を持して迎えたグリーンステージでのライブだったが、期待通り演奏されたのは全てドクター・フィールグッドの曲!
演奏内容も、ウィルコ・ジョンソンが歌っているだけで他は昔と変わらず。
ギターソロではキチガイ風ダンスをし、ライブはJohnny B. Goodeで終わるところまで、私が普段聞いている37年前に録音されたライブ盤とほとんど変わらず。
ライブ中盤では、女に見立てたギターを抱きしめ語りかけた後に腰を振り始めるなど、元気すぎる一面すら見せていた。
・Jazzanova feat. Paul Randolph
実はJazzanovaを見るのは本年二回目であり、前回はチケット3500円のフェスにてDJの横でPaul Randolphが歌うだけというクソみたいなライブであった。
今回はちゃんと管楽器も含めた10人編成であり、迫力の生演奏。
安定感抜群のJazzanovaの演奏がなかったら憂鬱すぎてどうにもならないほどの豪雨もなんとか精神的にはしのげた。
そして、改めて日本のバンドに足りないのは電子ドラムのパッドだなぁと痛感。
もちろん、テクノロジーによって表面的な個性を演出するのは本質的でないが、Jazzanovaの様にフィジカルなプレイとテクノロジーを共存させているバンドを見る度に電子ドラムや管楽器へのエフェクター使いなども選択肢として考えるべきだと感じる。
・Toro Y Moi
今年のフジロックで一番期待していたし、期待を裏切らないベストアクトだった。
直前に見たJazzanovaと同様にフィジカルなプレイとテクノロジーを完璧なバランスで共存させているバンド。
予習としてライブ映像を見た時から上述のバランス感は素晴らしいと思っていたが、生で見ると改めてその完璧さに惚れ惚れとしてしまった。
編成はToro Y Moi本人がボーカルキーボード、そしてギター・ベース・ドラムという四人組であった。
そう、編成だけ見ると通常のロックバンドとなんら変わらないのである。
しかし、この4人によって生み出されるサウンドは現代版にアップデートされたディスコサウンドであり、編成からは想像もつかないものだ。
どのようにしてそれが達成されてるか考えてみると、ギターの役割が象徴的であったように思える。
というのも、通常のロックバンドにおいてギターはリズム(バッキング)ギターもしくはリードギターと呼ばれることが多いが、Toro Y Moiにおけるギターはその両者とも言い難い役割を果たしていた。
つまり、通常のロックバンドにおいて固定化されている、パートごとの役割が解体されてつつあるのだ。
それはまるで「ジャコ・パストリアスはバンドにおけるベースの立ち位置を変えた」といわれるように、ロックバンドの様式をアップデートするものだ。
いやー、Toro Y Moiまじですごいよ。
Toro Y Moiはチャズ・バンディックによるソロプロジェクトなわけだから、バンドはワンマン化してもおかしくないはずが、ライブでは個々人のプレイアビリティが絶妙に生かされていた。
この点において後述するThe XXとは対照的。
The XXはバンドの形式をとっているにも関わらず完全にJamie XXのワンマン化していた。
ワンマン化というのはつまり、他のメンバーは言われたとおり楽器が弾ける人なら誰でも代替可能ということ。
実際は曲作りの段階であったり人間関係の上で代替可能なんてことはありえないのだが、ライブ演奏においてはワンマン化していた。
さらに言えば、フィジカルなプレイとテクノロジーのバランスという意味でも、The XXはテクノロジー寄りで、ステージに立っている人間は割と置物寄りと言わざるを得ない。
そんな感じで最高だったToro Y Moi、唯一ケチを付けるとしたら演奏が予定より13分も早く終わってしまったこと。。。
やはり、PCで作成した曲をバンドアレンジしているため、持ち曲が少ないのだろうか。
そういえば余談だが、Toro Y Moiのルックスは若かりし頃アフロだった釣瓶にそっくりであるということに気づいてしまった。
個人的にはツボな発見だったのだが、どうやらこの話はウケが悪いようなのでここまでにしておく。
とりあえずEasyという曲が完全に小西康陽サウンドだったのと、Heartbeatの時だけ盛り上がりが尋常じゃなくその他新曲中心の演奏はウケが悪気味だったのは覚えている。
あと、レッドマーキーは屋根があり、音が篭っているためしゃがんでしまうと上ものが全く聞こえなくなってしまうことに気づいた。
恐らくTAHITI 80はボーカルの声も高いし、上ものたちがバンドの個性を演出しているから気づいたんだろう。
まぁHeartbeatはよかったよ。
文句をつけるとすれば、カッティングギターの音作りが悪かった。弾くのが下手くそなのと相まって、16分のカッティングが全然気持よく感じられない。
・Vampire Weekend
ライブ音源を聞いて知ってたけど、A-PunkはCD音源よりもテンポが遅く踊るにはちょいと物足りない感じ。
CDでは1stのヌケ感がだんだんなくなって壮大な曲作りになってしまい残念だなーとか思っていたが、いざライブで聴いてみると初期の曲ですら壮大に感じられ、「なるほど、もともとこういうバンドだったのか」と思わされた。
Vampire Weekendでも上述のバランス感は感じられたが、Vampire Weekendは従来のバンドであり、やはりゼロ年代のバンドという感じ。HURTSもTAHITI 80もそう。
そういう意味ではJames Blakeとかもやっぱり10年代を感じさせる。
・LETTUCE
大学の先輩と合流し、The XXまでのつなぎとして一応見る。
ジャズファンクとかあんあり好きじゃないんすよねーとか言いつつ見ていたが、思いの外よい、というかよさがわかった。
あの手のものは工芸であって美術じゃないだよなーみたいな風に思っていたのだが、ギタリストは芸達者で素晴らしかった。
でもやっぱり管楽器とかはどれも同じに聞こえてしまう。それは単に自分がやってるかやってないかの違いかもしれないが、Jazzanovaみたいにエフェクトかけてみたりすりゃいいのにーとか少し思ってしまう。
とはいえ全体的に楽しく、アパッチを演奏し始めた時にThe XXへと移動したのだが、なかなかに後ろ髪を引かれてしまった。
・The XX
上述したが、Jamie XXのワンマン感がすごかった。
どういうことかというと、フロントでは女性ギタリストと男性ベーシストが共にボーカルをとっているのだが、それぞれ楽器の演奏はしていたりしていなかったりという感じ。
対照的に後ろにはMPCが二台、電子ドラムパッドが4つ、シンバル、スネア、極めつけにはスティール・パンが並んでおり、これら全てを演奏していたのがJamie XXだ。
バンドの世界観をショウとして演出するという面では完璧だった。
全員恐らくKOMAKINOの服を着て、ステージは照明を落とし、白いフラッシュとレーザーが空間を埋める。
すごかったのは、レーザーを反射させてステージ全体に広がるスモークの中に巨大なXを描く演出。
そういえばホワイトステージにおいても聞く位置によるサウンドに良し悪しは顕著で、ちゃんとした音で聞こうと思ったら人混みをかき分けてセンターのPA前くらいまではいかないとダメだなと思った。
最初は左サイド後ろで聞いてたが、これではモノラルイヤホンで聴いているようなものだ。
まぁ屋外フェスで音がどうこうとかうるせーよって話だが。
なんとアンコールを40分もやって日付が変わっても演奏し続けていたそうで。
The XXが終わってから戻ってきてもゆうに30分以上見られましたし、ちゃんとBoys don't cryも聞けた。
個人的にはメンバーのルックスが気になってたのだが、白髪をワックスで固め昔と変わらぬ化粧を施したボーカルの姿はそれだけで泣けるレベルであった。
演奏に関しては、CD音源をハイエンド・オーディオで聴いているかのような解像度で驚いた。
各楽器の音が完璧に分離しててすっげーと思いながら踊っていた。
・GOMA and The Jungle Rhythm Section
ディジュリドゥ奏者GOMA、ドラム、ジャンベとコンガ、その他パーカスみたいな4人編成。
ディジュリドゥは普通にすごいんだけど(循環呼吸が必要で、音出せるだけでちょっとすごいらしい)、ずーーーっとアフリカンなパーカスたっぷり4つ打ちで若干退屈であった。
しかしこれまたしゃがむとディジュリドゥとキックしか聞こえないというw
部分的に聞けばめちゃくちゃ踊れるし最高なんだが。
そういえばGOMAさんは未だ高次脳機能障害のリハビリ中であり、MCはカンペを見ながらだった。
GOMAさんが音楽の力を信じて病と戦うというか克服していく様はドキュメンタリー映画にもなってるし、インタビューとかで読んでも普通に感動できる。
・Jamie XX(DJ)
The XXの曲もかけつつアフロビートとか80'sディスコとかまでかけて見識の広さとセンスの良さを見せびらかすかのようなDJ。
こいつあってのThe XXだよなーと感じさせる。
・石野卓球
富士山とかかけるのかと思ったら、おふざけ要素一切なくガチテクノをストイックにかけ続けるDJスタイルだったので途中で退場。
僕のフジロックはここで終わりました。
途中でCan you dance tonight?という声ネタを何度も挟んでいたが、もう既に朝だったw
俺よくここまで頑張ったよ…と思いつつテントに帰る。