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2021-12-20

中国の「50万円EV」を分解 機能割り切り格安を実現

エレクトロニクス

2021年12月20日 2:00 [有料会員限定]

think!多様な観点からニュースを考える

柯 隆さん他1名の投稿柯 隆岩間陽子

中国自動車メーカー、上汽通用五菱汽車格安電気自動車EV)「宏光MINI EV」が中国地方都市農村を中心に好調に売れている。名古屋大学山本真義教授らが分解調査したところ、ブレーキや冷却システム簡素化し、半導体などは既存品を転用することで50万円強の安値を実現していることが分かった。仕様の徹底的な割り切りによる同社の手法は、EV開発の常識を変える可能性がある。

ツイッターコメント(39)

インバーター基板の写真見て噴き出した技術者多いんじゃないかなと思うよ。

Casper-01(@MOTRA_3x2) - 44分前

「壊れやすいが直しやすい」

こと命を預ける乗り物において、この思想は致命的だと思う

本人だけじゃなく周囲も危険晒すわけだし

もし高速で前を走っていたら離れないと…

NFK(@NFKgamer) - 13:00

やはり、人の命が安い国は違うなあ

平日狭いんです 💉💉7ヶ月経過(@xjfb314) - 12:36

ガソリンスタンドすら未整備な地域が多い。住民は自宅で充電できるゴルフ場カートのような低速EVを足代わりに使っている。宏光MINI EVはその役割代替成功

シュレディンガーの箱(@penguin__b) - 12:21

アプローチは全く違うけど、既存技術を組み替えて新製品に仕立てる手法iPhoneに通じるものがある

amerio(@amerio28515428) - 11:53

あーあ、ついにテレビがたどった道を自動車もたどるか?

KJ_OKMR(@OKMRKJ) - 11:31

仕様の徹底的な割り切り」は信頼性を確保できるのかな。そう簡単には問題顕在化しないのが困りものかもね。

5年後に路上で大量立ち往生しても「安いから仕方がないだろ」で終わるんだろうけど。

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jaway(@jawayjaway) - 11:13

専用品ではなく、汎用電子部品選択故障個所はモジュールごと交換と割り切ってるのか/

.陳(@naichin) - 11:04

日本製部品が全く使われていないというのが衝撃。全く完全に商機に携われていないのか。

日本には安全性認証などのコスト問題で入ってこないようだが、この低価格は魅力的で世界中ニーズがありそう。

ぽろ(@champoro1) - 10:46

低価格機能を削ぎ落としたEV市場は、日本で普及する可能性が高いが、この車の部品日本製採用されてない。

これを日本販売する為に、安全上の法規制クリアする必要がある。

普及させないために、法規制を強化してさらなるガラパゴス化邁進する日本が透ける

質屋の七つ屋 鎌倉大船店(@7tsuyaofuna) - 10:11

中国の50万円EV「宏光MINI」を分解

世界四季報(@4ki4) - 10:06

専用設計せず既製品を使う、半導体家電のものを使う、回生ブレーキを載せない、、、ある意味潔い作りやね。

しやちく(@leemanoid) - 09:56

電気自動車の普及には電力スタンドインフラ問題に挙がるが、電気は各家庭に配備されているのでターゲット顧客を絞ればスタンド不要となる。

ShonanITcare🐬ITC × TAKKEN × ENTREPRENEUR(@shonanitcare) - 09:47

「電装品は欧米有力メーカー製、耐久性が高い車載仕様ではなく家電半導体転用。交換しやす設計で修理の手間は少ない。壊れやすいが直しやす設計価格破壊EV」・・短距離、家庭充電でインフラ必要無し

HIROSHIGE_COLOR(@simo_yan) - 09:41

"仕様の徹底的な割り切りによる同社の手法は、EV開発の常識を変える可能性がある。"

鉄馬(@tetsumah) - 09:36

回生ブレーキなし

水冷機構なし

部品家電用を流用で寿命は短いが交換しやすい。壊れたら直せば良いの精神

回生ブレーキまで削ってるのか…

好き勝手に車を語るアカウント(@talking_car) - 09:20

日経新聞に関連記事掲載されました。

山本 真義@名古屋パワエレ武道会(@YamamotoPENU) - 09:03

日本では非常識機能省略でも、これが低価格EVデファクトスタンダードになりえるんじゃないかと。

「壊れやすいが直しやすい」はよい思想です。

Ken Kimura(@ken_glyph) - 08:58

名古屋大学が分解調査

ブレーキや冷却システム簡素化し、半導体などは既存品を転用することで50万円強の安値を実現していることが分かった。仕様の徹底的な割り切りによる手法は、EV開発の常識を変える可能性がある。

ベルジャパン中国アジア圏のリサーチ(@pabeljapan) - 08:53

壊れやすいが直しやすいという発想

自動車としてはやや怖い感じがするが、割り切りが凄い

井上雅史@ものづくり企業 経営コンサル 上席コンサルタント(@masashi_i) - 08:52

自動車産業。欧州が脱炭素を謳い新技術日本車のシェアを奪うなか、中国簡素化と転用でローコスト化でアップサイクルを実現する戦略に。

MINI EVは「壊れやすいが直しやすい」割り切りの設計思想価格破壊を実現したEVといえそうだ」

ラテママ ♡フンモモFC No.69(@miwa_mz) - 08:43

悔しいが圧倒的じゃないか

Mt.富士(@urrjb7PYbKJnUxO) - 08:29

大したものだ。ちなみに日本製部品採用無し。

.ver(@varjon_jp) - 08:27

中国の50万円EV「宏光MINI EV」を分解し、コスト構造を解析したリポートです。中国製の割安な部品をフル活用しているのはさることながら、EV常識とされる再生ブレーキ水冷システムを省いたことのコスト効果が大きいようです。

日経ASIA-TECH(@Nikkei_ASIATEC) - 08:24

車は耐久消費財から売り出されただけでは評価できない。メンテナンスや性能の持続がなければ駄目。継続してウォッチする必要がありそうだ。安かろう悪かろう…では困るよ。

CIM / コンストラクションインベストメントマネジャーズ株式会社(@CIM_coltd) - 08:14

50万円でもEVができるのですが、安全代は別ですかね。

から🌟クラブ(@sekara_kurabu) - 08:13

命は軽視?

車検は通るの?

渡辺綱(@4604ydbc1) - 08:13

電気自動車スマホみたいに分解してしまうのが面白いですね。

コストがかからない工夫と、壊れやすいが直しやすいというのが妙でした。

日本での販売は難しいようですが一度現物を見てみたい!

takechiri_00(@Takechiri0) - 08:01

最上位版は運転席にエアバッグがあり、エアコンもついている。

kacchi25(@kacchi25) - 07:54

コストダウンという観点からすると、彼らは世界一の技術を持っているのかもしれない。『壊れやすいが直しやすい』という発想は日本企業では考えつかない。(というか、法的に許されない。)この発想を逆手に取ることで競争力強化に繋がる可能性も。

中国の「50万円EV

安全に‼︎⛑ 💪Lime-rofushi Fan Club No.819(@nomoto1985) - 07:43

まさに「イノベータージレンマ」通りの展開.

Kiyo Chinzei(@kchinzei) - 07:09

中国自動車メーカー、上汽通用五菱汽車格安電気自動車EV)「宏光MINI EV」が中国地方都市農村を中心に好調に売れている。

みるきぃ@投資資産価値アップ(@musiclover0517) - 07:07

学ぶべきところは学んでおきたいですね。

ブレーキや冷却システム簡素化し、半導体などは既存品を転用することで50万円強の安値を実現している

稲川 雅彦(@doyoda86) - 07:05

"耐久性が高い車載仕様ではなく、家電用の半導体転用している。電装品は当然、故障やすくなるが、モジュールごと交換しやす設計なので修理の手間は少ない"

壊れたら交換すればええやん、さすがです

Kaz(@kazu_photon) - 07:05

利用者の本当のニーズを考えると、こういう車もある。そこを攻めるならそれはアリ。家電100均などでもそういうのを得意としてきたのだから日本もやるところが出てきてもいいと思うのだが。

のとみい(@noto_mii) - 06:57

中国自動車メーカー、上汽通用五菱汽車格安電気自動車EV)「宏光MINI EV」が中国地方都市農村を中心に好調に売れている。

龍ノ髭🄬🌟🌸🌈☀(@HotheartTake) - 06:48

なんとなしにスズキチョイノリを思い出す

一寿-(小吉)(@Rockazu) - 06:03

家電同様、”無駄に高性能”な日本製EVでは到底太刀打ちできないなぁ(嘆)

アシスト🍜(@byassist) - 05:18

以上

2021-12-03

サイコパスの選ぶ車、社会的地位との疑似相関説

サイコパス度の高い人が選ぶ「自動車メーカー」や「ボディカラー」がドライバー2000人のテスト結果から明らかに

https://gigazine.net/news/20211202-psychopath-driver/

社会的成功者” にはサイコパスが多い! との説が発表される / では「サイコパスが多い職業トップ10とは?

https://rocketnews24.com/2016/02/04/702271/

最初に。サイコパステストの平均点はどの車についても一般人レベルの中におさまっており、一般人の中でわずかばかり

相対的サイコパス傾向が高いかどうかのアンケート結果、に何らかの意味を見出すとして、という話。

サイコパス傾向が社会的成功に有利に働き、その収入地位が車の選好に影響してBMWアウディEVハイブリッド車

サイコパス傾向が高い人が多くみられる結果になったのでは。

サイコパスが好む車があるのではなくて、社会的地位との疑似相関で浮かんでくる車があるんじゃないかな。

金色だけは、こいつやべーな、って思うけど。

あとサイコパス連呼してるけど、サイコパスって、犯罪やりてえウヒヒ、みたいなおかしいい奴じゃなくて、大胆で魅力的な

わりと普通に見える人だと思うし、若者切り捨て論者でもないと思うよ。

2021-11-05

日本自動車産業EVについて書こうと思う

こんばんは。増田です。最近元三洋の人が書いたスマホ記事面白かったので、私も書いてみることにしました。

 

ちなみに私は電装系サプライヤー勤務。年齢は元三洋の人とおそらく同じくらいです。かつてはホンダ系列だったのですが、今はそこを離れてとある企業の傘下になってます。あのとき結構衝撃を受けましたけど、確実に働きやすくなりましたね。

 

さて、日本企業EV消極的世界の時流に乗り遅れ、未だに内燃機関固執している、みたいな話。半分本当で、半分ウソです。世界に先駆けてEV積極的に取り組もうとしたのは日本でした。(ここで言うEV純粋バッテリーで動く電気自動車のことで、本当はBEVと書いたほうが正確なんでしょうが、ここではEVとしておきます。)

 

それにはいわゆる京都議定書(1997)の存在があります。これは温暖化防止の為の初めての国際的な取り決めでしたが、この会議日本は2008~2012年に6%の温室効果ガス削減を約束しました。当時はかなり日本に不利と言われたものですが、開催国メンツもあって政府は本気でこれを達成しようとします。その対策の一つとして推進されたのが原子力発電でした。当時日本原発国家をあげて推進しようとします。東芝ウェスチングハウスを買収して(2006)、原発世界に打って出ようとしたのもこの頃です。

 

ただ、原発基本的24時間一定効率で発電させるものです。出力調整はできないことはありませんが、かなり非効率です。昼間の電力需要を満たそうとして稼働させると夜間に電力が余るので、揚水発電などで調整するのですが、その切り札として見られたのがEVでした。つまりEVは夜は基本的に充電器につなげておくものであり、大量のEVを普及させて夜間に充電させれば、原発の電力を効率よく使って、車自体から出る温室効果ガスも減らせるわけです。

 

で、三菱自動車からi-MiEV(2009)、日産自動車からリーフ(2010)がほぼ同時期に発売されます。これはリチウムイオン電池を使った初の量産EVで、三菱GSユアサと、日産NECトーキンと巨大な工場を建てて電池の量産体制を整えます特に日産は実際のところかなり本気の参入で、同時期に全国で充電設備の導入も急ピッチで進められました。

 

そして、どうだったか。まあ、売れなかったわけです。いや、世界初の量産EVとしてはこの2つは望外にできの良いものだったと思います。売れない理由はいくつか挙げられますリーフについてはデザインナマズみたいで全く先進的でなかったこと。エアコンやヒータを使うと走行距離が実質100km程度しかなかった。電池劣化が想定以上に早く進んで中古市場でも値崩れしていた、トヨタハイブリッドの出来が良すぎて先進イメージを求める層はそちらに流れた、など。一言で言えば実用的ではなかったのですが、まあそれでも初めて出てきたEVとしては大したものだったのです。でもこの評価は全くエンジニア目線でしょうねぇ。すみません

 

ただ、最も大きな要因は東日本大震災(2011)でしょう。これで原発を主軸に温室効果ガスを減らすという国家戦略は完全に頓挫しましたし、それをあてにしたEVの普及など望むべくもなかったのです。実際EVガソリン供給が途絶えた被災地でかなり役立ったのですが、その後数年間原発を失った日本は電力供給が逼迫することとなり、主戦場である日本EVは売れなくなりました。日産はその後も地道にリーフの改良を続けますが、もはや主戦場で売れなくなったEVに積極投資はできなくなり、2代目リーフ(2017)は初代から大幅な進化はなし。i-MiEVは一代限りで姿を消します。日産NECトーキン電池事業を受け継いだAESCを中国のエンビジョングループに売却します。

 

ちなみにウェスチングハウスを買収した東芝はその後地獄を見る事となり、今日凋落につながるのはご承知の通り。日立海外原発建設から撤退します。そんな事をしている間に、中国国家を上げて次世代原発開発に取り組んで、技術的には完全に抜かされてしまいました。なんだか泣けてきますね。21世紀日本は完全にツキに見放されたって感じがします。はい

 

さて、じゃあ巨人トヨタはどうだったかトヨタ保守的EVから距離をおいていると思ったあなた、そうでもないんです。実はトヨタはあのテスラ出資(2010)し、トヨタGMが共同で運営していた工場NUMMI)をテスラに売却。テスラ支援していました。実際に共同でSUVEVを出したりしています。実はテスラスタートを支えたのはトヨタであり、テスラの主力工場は元トヨタ工場でした。ところが2014年くらいか提携を解消。トヨタクルマづくりとテスラクルマづくりが決定的に合わないことが原因だったと言われています

 

実際、テスラの車は粗雑極まりないものでした。彼らの作り方は信頼性の高い車載用の電池ではなく、ノートパソコンなどに使われる安価電池を大量に積んで、それを高度なマネジメント制御するというものでしたが、クルマづくりは全くの素人。ADAS(運転支援システム)も信頼性に欠けていて、ただの支援システムなのに自動運転と銘打ったので事故が続出。生産技術もかなり問題があり、量産モデルであるモデル3が出るときは大量の予約が入っていたにもかかわらず、ちっともラインから完成車が出てこない有様。イーロン・マスク自身工場に泊まり込みで生産を指揮したと言われています。このとき生産技術者をあちこちから引き抜いてかき集めますが、その多くが彼のやり方に従えず去っていったとのこと。

 

まあそんなことで、ぶっちゃけこの頃、テスラ世界EVで席巻するなんて、私ら業界人で予想できてた人なんていなかったと思います。やっぱり車なんてそう簡単に作れねぇんだなぁザマアミロ、くらいの感じでした。まあでもその予想が全く裏切られてしまったのはご承知の通り。ただ、テスラいかにすごいと言っても生産台数ではまだトヨタVWの足元にも及びません。年間数百万台の車を生産するにはまだ乗り越えなければならないハードルは数多くありますテスラの株があれほど上がっているのは、彼らはそれが出来ると思われているのでしょう。いやホントかな。どうなんだろ。

 

まあとにかく現状はこんな感じですが、これからEVが本当に普及するかどうか。トヨタも含めて、「世界自動車の大半がEVになることなんてないよ!」と思っているメーカーは無いと断言してもいいと思います。どこもEV時代はかならず来ると思っている。問題はその時期です。トヨタもっとかると思っていて、それは段階的に移行すると思っていました。テスラは一気に最終ゴールに攻め込んできたわけです。それについて考察してみましょう。

 

EV問題点としては航続距離と充電速度。そして電池資源問題があります特にコバルトなどの資源簡単供給を増やすわけには行かず、今のような垂直立ち上げみたいなやり方で一気に電池生産を増やすことはできないと思われていました。なのでトヨタHVFCVで段階的にそれを進めるつもりだったわけです。特に水素自然エネルギーとの親和性が高く、風力発電太陽光発電のように出力が安定しない電源でも、それによって水素を造って貯蔵すれば実質的電池と同じ役割を果たすことができます。充電速度も航続距離水素を使ったほうが優位です。ちなみにいまトヨタ水素エンジンをやけに宣伝していますがあれは効率が悪くて話にならない、ただの宣伝用であり、彼らが水素でやろうとしていることはあくま燃料電池をつかったFCVです。

 

しかしイーロンはそんなまどろっこしいことしなくても、電線電気を運んでバッテリに入れた方がいい、そのための障壁となる電池欠点の改良にリソースを全振りしたほうがいいに決まっていると言うわけです。電池の開発というのは時間がかかり変化も漸進的であり、そんなことは無理だろうというのがわずか5年前までのほとんどの業界人見解でした。しかしいま世界はイーロンの言うとおりに進んでいます資源問題中国メーカーを中心にリン酸鉄系電池解決されつつあり、急速充電の問題、それを可能にする電力インフラ問題自然エネルギーの出力が不安定問題、これらの問題がすべて電池技術解決されようとしています。まったく、なんちゅうことでしょう。

 

今日本はオーストラリアの褐炭を使って水素を取り出して運ぶとかいろいろ考えてやっていますが、おそらくすべて失敗して産業墓場になる未来が見えます。まあでも、長距離トラックくらいはひょっとしたらFCVの入る余地があるかも知れません。しかしそれも充電技術進歩によって電池解決される可能性が高いです。

 

さて、主要な日本企業の将来についてちょっと予想を。

 

トヨタ

電動車についての卓越した技術蓄積を持ち、電池技術電池への投資余力も持つ稀有会社。ここが死んだらもうおしまい。パナと一緒に電池の開発と生産に勤しんでいるが、実はパナはライバルテスラ電池供給する関係でもある。ちなみに傘下の豊田通商電池に不可欠なリチウム資源ガッチリ握っている。実はEV技術開発や投資も怠ることなくやってきたが、誤算はその流れがあまりに早すぎたことだろう。今年スバルと共同でEVを投入予定。

 

ホンダ

GMと組んでEVに取り組む。2040年までに内燃機関を全廃すると宣言したが、彼らが満を持して出した量産EVHonda e」はあまりな出来で全然売れてない。電池韓国LGケムあたりから買う予定らしい。HVには早くから取り組んできたが、トヨタがTHSを地道に改良していくのに大して、ホンダHV技術コロコロ変わり、イマイチものにならないイメージ企業イメージ先進的だが、実は社風はかなり保守的であるevについての意気込みはすごいが、個人的はいま最も心配メーカー

 

日産三菱

言わずと知れたEVにおいて世界で最も先行していたメーカーしかしそのアドバンテージほとんど活かせず、極めて信頼性の高い電池も持っていたが、コスト的に折り合わず中国エンビジョンに売却。リーフは長年世界トップの売り上げを誇るEV車種だったが、今はトップテンからも外れた。まだアライアンスを組むルノーのほうが健闘している。日産アリア挽回できるか。無理だろうな。

 

マツダ

未だに直6エンジンを開発するなど、一見時代遅れに見えるが、実は割とクレバーじゃないかと思われるメーカー。というのは、EVが普及期に入れば、eアクスルといった駆動システムメガサプライヤーから買ったほうがいいし、電池にしてもCATLやLGあたりの最も安くて性能の良いメーカーから調達したほうが有利である。ADASもコンチネンタルモービルアイから買ったほうがいい。要はみんな似たりよったりの車になる。となると、自動車メーカーに求められるのは制御技術デザイン、そしてブランドである。今マツダはそれを必死に磨いている。マツダくらいの規模のメーカーだと案外この戦略が一番いいのかも知れない。

 

スバル

卓越した四輪駆動技術を持つ。売り上げの大半が北米。多分、トヨタにひっついてその一ブランドとして生き残るつもりでしょう。

 

ダイハツスズキ

コンパクトカーを安く作る卓越した技術を持っていて、100万円以内でアルトミライースを作れる生産技術はたいしたもの。この点において強力な強みを持ち、ダイハツ東南アジアスズキインドで高いシェアを持つ。しかしこの強力な強みを速攻で無効にするのがEVであったりする。ダイハツスズキ海外市場中国EVメーカーに席巻されてシェアを失う未来が見える。国内で軽EVを地道に作るかも知れないが、それすらも中国メーカーの台頭で怪しい。将来は暗いだろう。

 

パナソニック

車載電池トップを突っ走っていたが、CATLとLGケムに抜かれて現在3位。テスラの株を売却して多額の利益を得たが、なぜかをそれをブルーヨンダー買収に使い、電池の新技術設備への投資は先をゆく二社に比べると消極的トヨタパナソニックを見限り始めていると聞く。

 

日本電産

EVモーターやeアクスルで覇権企業を狙う。しかし永守が死んだらどうなるんだろう。

 

他にもいろいろ書きたいことがあるけど、疲れたのでやめる。ところで、元三洋の人の書き込みをみて、ずっと今までiPhoneを使っていたのを、GooglePixelに買い替えました。なんでかって言うとね、それについたユーザー体験がうんちゃらという大量のブコメを見て、iPhoneを使い続けることが、結局新しいもの積極的スイッチできない日本人の保守から来てるんじゃないかと思ったから。それで思い切ってAndroidにしようと思った。中華スマホちょっと怖いのでPixelです。そんだけ。以上。

2021-11-03

anond:20211103175722

いうて以前は1000倍超えてたPERも今は200倍

テスラ既存自動車メーカーと比べられると思って買ってるやつなんていないだろ

なんかとんでもねーことしてくれそうって期待が乗りまくってるから買われてる

anond:20211103175722

テスラ自動車メーカーの枠とは違うと思われてんじゃない

巨大IT企業としては割安、とか

2021-10-28

anond:20211028131150

トヨタとか日産みたいな自動車メーカーは、EV時代には単なるアセンブリメーカーになっていくんだろうけど、国内ティア1企業でも、EV分野で強みを発揮できるとこは生き残ると思う。

やっぱ最重要なのはeアクスル。トヨタ系のブルーイーネクサスアイシンデンソー)、日産系のマレリ(カルソニックカンセイ)、独立系日本電産。このへんはEV時代になっても十分戦えるし、むしろ系列時代より存在感を発揮するかもしれない。電子ミラーやインレット関係機材を作ってる村上開明堂とか、保安部品としてのニーズが変わらず、事業に電動化リスクがない小糸製作所スタンレー電気あたりも問題ないはず。

バッテリ分野は既存ティア1からは出てこないだろう。

2021-10-26

自動車メーカー中国に潰されたら、日本人全員で農業をやればいい

失業対策の話の時、偉い人がいつも言っている事

原点に立ち返ろう

自動車を捨て米を作ろう

EVが発展して自動車メーカーやばいのはなし見てて思ったんだけど、SLを作ってた会社ってどうなったんだろう

2021-10-05

EV信者がひけらかすノルウェー新車販売7割以上がEVというのも風前の灯火

EV信者さん、出羽の守日本ディスが大好きな人達がもともと多い上に自分先進的だと思い込んでるる奴が多いせいか

とりあえずトヨタ含めた(日本の)既存自動車メーカーEV作ってない、EV出遅れたとよく言ってるし、

欧米ではEVしか売れなくなったとか盛んに宣伝してる。

その一例としてよくひけらかすのが、ノルウェー新車販売の7割以上がEVという奴。

既存ガソリンエンジンハイブリッド車増税してEVを無税として、2025年にBEV以外は販売禁止にすると謳うことで、無理矢理数字でっち上げた。

そのお陰で、足下ガソリン/ディーゼル車と同等の航続距離でまともに使えるEVテスラだけだからテスラが売れているようだけれども、

労働左派への政権交代テスラ含めた高級車に課税する計画だとか。

そうなると、EVは航続距離販売価格になるからガソリン/ディーゼル車並のまともな航続距離EVに持たせようとしたら、

いくら安く作ろうとしてもバッテリーだけで高級車が見えるくらいだし、バッテリー重量に耐えられるシャーシ・ボディにした瞬間、完全な高級車になってしまう。

EVを今の車と同じ価格帯・同じ使い方するには、トヨタが進めるような固体電池含めた高エネルギー密度にならないと無理。

ノルウェー2025年にBEV以外は販売禁止にするという政策も、今のままだと失敗する。

しかも、ノルウェー欧州最大の産油国なのに、温暖化CO2問題対応するのにカーボンニュートラルな燃料を目指すのではなく、石油使用自体を諦めるというのもおかしい。

あーあ、またEV信者でっち上げが成り立たなくなってきたね。

2021-10-01

anond:20211001190129

今の自動車メーカーってただの組み立てメーカーになっとらんか。

ホンダなんてとくに。

anond:20210930195457

2025年2030年

ちなみに自分2030年までにトヨタ自動車倒産すると予想している(もちろん実際には自動車部門の売却になるだろうが)

 

EVしろというが、内燃機関車も作っている自動車メーカーは自社製品と食い合うので無理

新しい製品(インターネット通販でもスマホでもVTUBERでも)が出たとき、似た製品を扱っている業種が有利に感じるが、実際には自社製品とかち合うので成功しない

全て新興企業か全く別な業種をしていたメーカーのどちらかが取ってる

なので、もう内燃機関車は作りません全てEVします、とかやらないのであれば間違いなく潰れる

2021-09-30

anond:20210930195307

もし日本経済に勢いがあれば、既存自動車メーカーとは別の新興企業EV専門として出てくるんだろうけど今はそんな体力のある会社はなさそう。

「あっちがEVなら、こっちは水素エンジンだ!」

無理。もうEVには非EV車は勝てない。内燃技術ベースにしたテクノロジーは、純粋コスト面でEV太刀打ちできなくなる。ICE(内燃)車もダメハイブリッドダメ水素エンジンダメ。内燃じゃないけどFCVダメ

なぜかといえば、EVは、今までのクルマよりずっとシンプルに作れるから

まず圧倒的に部品点数が少ない。自工会予測では3万点から2万点に減る。内燃車はエンジンだけで7000点ぐらい構成部品があるけど、EVだとeアクスルというモジュールに、エンジンに相当する駆動モーター・インバーターと、変速系に相当する減速機・デフギアボックス類と、電装系に相当する回路類が全部入ってパッケージ化され、これをティア1のサプライヤーが1社で供給する。極端な話、あとは駆動系・操作系・バッテリー・充放電制御機構があれば、EVは走ってしまう。それぐらいシンプル自工会が「EV化で雇用の大多数が失われる」と言っているのも結局はこういう話だ。1台の車を仕立てるために必要部品が圧倒的に少ないのだ。

それから、基本がモジュラー構造。内燃系は、燃料供給・燃焼・変速・出力・駆動などが全部繋がって一体の統合的な(インテグラル型の)システム構成してる。対するEVは、互いに独立度の高いパーツを組み合わせた、モジュラー型のシステム構成で、全体が密結合じゃなくて疎結合になってる。駆動系の手前までは電気結線だけなので、レイアウト自由度も高い。違う企業のeアクスルを採用した場合も、制御系を調整すればすぐ乗せ替えられる。つまりコストと性能しだいでどんどんモジュールサプライヤーを入れ替えていける。傘下に何重もの系列サプライヤー企業を抱えて、密に擦り合わせながら時間をかけて車両設計していく、今までのようなやり方が不要になる。現にテスラはイヤーモデル制を排して、年度中でもどんどんモジュールを入れ替えて性能向上やコストダウンを図っている。

あと技術的な枯れ方。内燃系はもう100年近くイノベーションを繰り返して、もうほとんど伸びしろがなくなっている。一方のEVは、バッテリもeアクスルも性能的には発展途上だ。性能が上がるということは、コストが安くなることと表裏一体の関係にある(同じ性能を安く作れる or 同じ価格で高い性能を出せる)。つまり内燃はもうEVを突き放すことはできず、EVのほうは追いつき追い越すための余裕がまだまだある。

こういう背景があって、将来はEVコスト的に内燃とイーブンになり、下回っていくことが予想されていた。最近は「EVが今までの乗用車と同価格になるのが2025年頃」という予想が出てたんだけど、今年になって、もうEV価格性能比で内燃車を追い越す事例が出てきている。

中国・宏光のMINI EV。45万円で9.3kWhのお買い物カー。ローエンド市場向けコミューターEV日本軽自動車的な用途

https://kurukura.jp/car/2021-0813-60.html

中国吉利のGeometry EX3。100万円で日産リーフ同等の車格と充電容量、航続距離320km。

http://global.geely.com/media-center/news/geometry-ex3-brings-affordable-evs-to-the-masses/

中国では内燃車の販売税金かけてEV生産の補助に廻すEVクレジットというのがあり、それも一部販売原資に廻ってると思われるが、それにしても内燃車より安い。本当の原価はBOMリスト原価計算する必要があるが、とにかく「シンプルに作って、軽く・広く・安くできる」というEVの優位性が生かされ、これまでよりも破格に安く供給されている。

これが意味するのは、もうすぐEVは「通常の内燃車にエコプレミアムが乗せて売る高級車」ではなくなるということだ。どの車格でも、内燃車や、内燃車の発展形としてのHVや、EVHVの要素を併せ持った複雑な構造FCVよりも、安くなっていく(水素エンジンはどうかって? あれは燃費が悪すぎて、乗用車としての実用に耐えるレベルまで仕上げられるかどうかすらまだわからない。市販モデルが出ないまま死産する可能性も高い)。

日本でも二輪の業界では、すでにこの傾向が見えはじめている。ヤマハ原付スクーター20万円、電動原付スクーターは25万円と、もう価格差はわずかになっていて、都内では電動のほうに助成金10万出るので、購入者目線では電動スクーターの方が圧倒的に安くなっている(この助成金が出るからメーカー側もあえて差額を付けてるのかもしれない)。

クルマも同じだ。EVは、これからは「環境にいいから」じゃなくて「既存クルマより安いから」売れるようになる。自工会が何と言おうと、この現実には勝てない。

日本自動車産業は、米国でマスキー法という厳しい環境規制が敷かれたとき米国メーカーよりも早く規制対応することで、米国市場での橋頭堡を築くことができた。それが今回はどうだ。EVがこれまでの自動車技術とは似て非なる破壊イノベーションであることを見誤ったまま、「再エネとEV欧米陰謀」「EV一本槍では雇用が失われる」みたいな現実逃避を繰り返し、FCVなどのピントがズレた代替技術BETし続けた。現時点でEVの要素技術をしっかり内製化し、ガチ海外勢と闘える体制なのは、早くからEVシフトを敷いた日産、その傘下サプライヤージヤトコとマレリ(どちらもeアクスル事業)、それからeアクスルを足掛かりに自動車産業に参入して海外シェアガンガン獲得してる日本電産ぐらいだ。それでも自工会は「業界産業雇用を守る」と言い続け、沈没しかかった船からティ企業を降ろそうとしない。こんな調子で一体この先どうなるんだ? EV鎖国でもするのか?

追記

中華EVの話をされてもなあ、という指摘があり、確かに安かろう悪かろうなんだろ」というイメージが拭えないと思うので、テスラベンチマークにしてEV利益構造を考えよう。テスラモデル3の標準グレードであるスタンダードレンジプラスは、いま国内で430万円、米国で400万円弱で買える(助成金抜き)。テスラの直近四半期の販売粗利率は28%。トヨタで車格が近いセダンカムリハイブリッドで、同等モデルといえる下から2番目のG(2WD)が380万円(助成金抜き)。トヨタ販売粗利率は20%と言われている。テスラ米国販売価格原価計算すると、既にモデル3のほうが若干安い(290万円<305万円)。つまりテスラ側はカムリと同じ値付けにしてもまだ値下げ余力がある。今はそうしなくても長い納車待ちが発生してるからエコプレミアムを乗せて売ってるだけだ。

ちなみにテスラ2023年までに「自動運転機能を搭載し、価格を2万5000ドル(1ドル=110円として275万円)に抑えた新型EV2023年までに市場に投入する」と宣言している(https://president.jp/articles/-/46586)。おそらくCセグメントゴルフ同等)で、カローラや同サイズSUV系と戦うことになる車だ。そしてこの記事中にあるように、この新モデルが275万円で国内導入でき、そこに80万円の補助金が乗ると、実質価格100万円台に突入してしまう。軽自動車の最高級モデルよりも安いのだ。そういう時代が足元まで迫っている。

テスラはこういう廉価モデル日本車を淘汰しようなどとは考えてない。そもそも彼らの視野日本自動車メーカーは入っていない。米国の一部州ではハイブリッド車は既にガソリン車と同じ環境負荷分類になっている。もうEV以外は対抗馬ではないのだ。彼らはバッテリ技術EV関連技術に狂ったように投資を続け、中国EVと性能だけでなくコストでもガチで殴り合う。その時に、日本自動車業界はまだリングに立っていられるだろうか。

トヨタHVFCVEVの基幹技術を持っているからまだ戦える」と言う人もいる。確かにトヨタという企業」は今からでもEVに全振りした生産体制を整えられるかもしれない。一方で「自工会会長豊田氏」は、EV懐疑論水素社会という2つのファンタジーを操ってティア2以下のサプライヤー現実歪曲フィールドに巻き込んできた(ティア1の大半はなんだかんだでEV化が不可避であることを理解していると思う)。「痛みを受け入れてでも産業構造を転換しよう」と言わずに、下請企業を沈みゆく泥船に乗せたままにしている。自分批判しているのはそこだ。

2021-09-12

anond:20210912190226

それは普通に業務を行っていた従業員懲戒するのは違法に決まってんだろ

俺は雇用時の契約に反している従業員を例に挙げていて、契約違反による懲戒配置転換努力義務には当たらない

それならば自動車メーカー道交法によって厳罰を受けた従業員解雇するのも違法になるだろうが

違法じゃないのは自動車メーカー雇用時に解雇事由契約として定めてるから

雇用契約時に業務範囲が定められた場合、その業務意図的遂行しないのは懲戒対象である契約が結ばれるのは自然な流れ

2021-09-07

anond:20210907192804

凋落記事をここ30年くらい読み続けてるけど、その30年でまさかトヨタ世界一自動車メーカーへ躍り出るとはまったく思ってなかったぞ

大手製造メーカーは上手く商品を切り替えているイメージがあるね

一番顕著なのはSONYかな?金融製造業じゃないので別としてオーディオテレビイメージだったのに今やイメージセンサーのシェアNo.1だぞ。そしてお家芸オーディオも盛り返しているという

2021-09-04

電気自動車の、嘘

部品点数が少なくなるから簡単に作れる」「参入メーカーが増えて既存自動車メーカーの脅威となる」

とか報道されてたけど、結局のところ参入してる?ダイソンなんかも中止したじゃん。

アップルカーってのも何度も噂になるけど、そもそも直接ライバルになるようなもの委託先で生産受け付けないよね。

自動車で自社以外の車を生産するのって、マグナとか数が出ない特殊車輌を作るところで、大量生産に向いてない。

みんなが言う「既存メーカーを脅かすEV」ってのはいつ出てくるの?

2021-08-25

anond:20210825144504

Wikipediaの項目の半数以上が金遣いの荒さの内容で草

王様かな?

高級公用車の導入

米国自動車メーカーテスラ」の自動車公用車として2台導入するとし、2019年度当初予算に「自動車管理費」としてテスラ導入を組み込んだ。同年3月議会で導入予算が可決。しかリース代が高額なため費用が従来の倍以上かかることから、同年6月27日市議会本会議で「導入見直しを求める決議」が審議され、同決議案は賛成21票、反対20票で可決された[15]。

市民から批判も高まったこから7月17日記者会見を開き、1台目と従来の公用車トヨタ・クラウンハイブリッドとのリース料の差額を自身給与負担し、9月に導入を予定していた2台目は「保留する」と述べた[16][17]。導入する1台は、7月から8年間のリース契約を結んだテスラSUVモデルX」で、リース料は月額14万5千円(税込み)。これまで使っていたトヨタ・クラウン(月額6万円)との差額8万5千円を、市長給与を毎月減額する形で負担する条例案9月議会に提出する予定[18]。市に寄せられた意見の約9割が批判的とされることに関して村越は7月24日、「市民以外が大半で、(直接市民から)お叱りを受けることはない」との見解披露した[19]。

その後テスラ車1台のリース契約を解除すると決め、9月4日、リース料の差額分を市長給料から支出する関連条例案を取り下げる書面を市議会議長に提出した[20]。市はテスラとのリース契約11月18日付で解除した[21]。11月19日、村越は定例記者会見で、テスラ車を管理する法人設立したことを明らかにした。市が当初契約していた8年分のリース料金より高い値段で同法人が買い取り、以後は村越自身政務活動などでテスラ車を利用する方針とした。この法人は、村越の私設秘書経営する自動車レンタル会社ワルデンクリフ」を指すことがのちに明らかとなる(後述)[22]。

庁舎階段設置工事

市は2019年6月17日に開かれた市議会定例会で、市議から市役所庁舎工事の進捗状況を問われた際「20207月完成、8月供用開始」と答弁。村越も2019年8月6日に行われた住民説明会で「供用開始は20208月」と説明した。

ところが同年8月27日、村越は突如「1、2階中央部階段を作る決定をした」と発表。予定されていた供用開始時期は5カ月延期され、費用は1億5千万円が見込まれた。設計になかった階段を追加する理由として、村越は「オープンイノベーションワンストップサービスワンスオンリーサービスなどの現代的な要請に応えたしつらえにする必要がある」と説明したが、市議の一人は「庁舎建て替えは2013年から取り組みが始まり議会地元住民意見を聞きながら2020年夏に完成と最終段階を迎えていた。8月6日には同様のスケジュールで近隣住民にも説明会を開いていた。その予定がなぜ2週間足らずで覆るのか」と疑問を呈した[23]。

階段建設に伴う予算は可決されていなかったが、村越は「広報いちかわ」2019年12月7日号において「新第1庁舎2021年1月に供用開始予定」と発表した。市議会はこれに反発。同年12月11日、「新第1庁舎を当初の計画どおり、令和2年8月に開庁することを求める決議」を可決した[24]。

市長専用」シャワー問題

20208月25日、市川市役所の新庁舎につき、4階以上の一般利用が開始された[25]。村越はその後、4階の市長室内のトイレの隅に、ガラス張りのシャワー室の工事を追加で行った[26]。費用360万円には新庁舎建設に伴う余剰金が充てられた。シャワー室の工事10月に完成した。

2021年2月26日市議会定例会代表質問越川雅史議員は、市長室の裏にシャワー室が存在することを初めて明らかにした。設置が、新庁舎議員報道関係者向けの公開後だったことなどを明らかにし、「市長専用では」と村越を批判した。これに対し村越は「想像の飛躍」と述べ、「危機管理上、必要だった。必要に応じて新たに機能を追加することはあり得る」と弁解した。また、災害時には女性職員も使うことを想定しているため市長専用の設備ではないと述べた[27]。越川さらシャワー室の公開を求めると、村越は「物見遊山的なことに対応するつもりは一切ない」と公開を拒否した[28]。庁舎5階には職員用のシャワー3室があるが、市長室へのシャワー室の設置は市民にも知らされていなかったことも判明した。

同年3月3日、市議会に「シャワー室の撤去を求める決議案」が提出され、賛成28票、反対13票で可決された[29]。

同年6月1日、村越は記者会見し「シャワー室は撤去しない。災害時、私が使った後、女性職員に使ってもらう。女性職員には安心してもらえると思う」と述べた[30][31]。

同年6月11日市長室に設置されたシャワー室を撤去しなかったなどとして、村越の不信任を求める決議案が市川市議会に提出された[32]が、同日の市議会は村越の不信任決議案を反対多数で否決した。村越は議会後に「市民のことを第一に考え、これまで以上に全力で市政運営に努めてまいります」とのコメントを出した[33][34]。

同年6月23日シャワー室の設置にかかった約360万円を村越の負担とするため、会派無所属の会」の市議5人は、市長給与7月から半年間で約394万円削減する特例条例案議会に提出した。5人の市議提案理由で「(村越が)今後も給与減額に応じないことが懸念される」と述べた[35]。6月28日市議会は「シャワー室の撤去を求める決議案」を再び賛成多数で可決した[36][37]。

定例記者会見一方的に中止

2019年10月8日夕刻、村越は同月10日に予定されていた定例記者会見について「都合がつかなくなった」と市幹部に連絡した。このとき市側には明確な理由を伝えなかった。市は会見前日の10月9日に記者会に中止の旨を通知した。同日、記者会の代表理由説明要請10月10日にも市秘書課長らに中止とした理由を求めたが、市側は明確な理由は聞いていないとして「公務以外のことには踏み込めない」と述べた。村越はテスラ車導入問題で「市民に丁寧な説明をする」「報道機関との信頼関係が大切」などと発言しながら取材に応じないことがあり、記者会は市に書面で「信頼関係を一層損なう」と指摘した[38]。

同年10月11日、村越は自身ツイッターで「台風への備え」を優先したと反論さらに、一部の報道機関記者について「便所の落書き定度の記事を書く」と非難した[39]。10月18日、千葉日報社単独取材に応じ、公務記者会見キャンセルしたことについて「台風の事前の対応をしていた。政務です」と主張し「会見は報道に対するサービス」と述べた。「一番大事仕事を選んでするのが私の務めで、10日の局面では記者会見時間を割くことではない。それは私が決める」と報道機関への不信感をあらわにした[40]。

私設秘書が虚偽書類提出の疑いで逮捕

2021年5月24日千葉県警は、法務局に虚偽の書類を提出したなどとして、村越の私設秘書自動車レンタル会社ワルデンクリフ社長押切裕雄を電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕した。同月25日には市川市内にある村越の後援会事務所家宅捜索した[41]。

押切千葉2区選出の永田寿康衆議院議員公設秘書を務めたあと、2017年の市川市選挙で村越の事務所運営を手伝った。村越の当選後は市関係者らに市長就任政治資金パーティーを案内。事務所の元スタッフは「次の市議選に出るならパーティー券を買え」と、1枚2万円の券を5枚押し付けられたことを明かしている。村越の運転手や金庫番を務め、旧庁舎時代には市役所にたびたび出入りし、次第に市役所業務に口を出すようになり、職員を「なんでこんなことができないんだ」などと恫喝することもあったという。そうした言動容認されていたこともあり、元市幹部は「逆らうと何をされるかわからないので、抵抗することもできなかった」と証言している[42][43]。

テスラの高級自動車導入が頓挫する見通しが経ったころ、押切2019年10月23日に前述の自動車レンタル会社ワルデンクリフ」を設立している[44]。同社は、市が契約解除したテスラ車両リース会社から購入した[45]。

村越は同年8月24日の記者会見で、押切2021年6月15日起訴されたことを問われると「私設秘書ではない」と主張した[46]。

市長室に1000万円の家具購入

2021年6月28日市議会定例会において大久保貴之市議情報公開請求で得た開示資料税抜き)を公表。村越が新庁舎完成にあわせて市長室用に合計約1058万円の家具を購入していたことが明らかとなった[47]。家具の内訳は執務机とイス約157万円、応接ソファ約302万円、執務用イス約23万円、会議テーブル約344万円、イス8脚計約67万円、その他約188万円とされる[48]。大久保市議市議会で「このような高額な支出市民理解が得られるのか」と村越に質問。村越は答弁せず、かわりに財政次長が「すべて国内メーカー調達されており、市民理解を得られると思っている」と答えた。大久保市議朝日新聞取材に「理解を得られるはずがない。市長自ら説明するべきだ」と述べた[47]。

同年8月24日、村越は記者会見で、上記家具購入について「議会が決裁し調達したのに、なぜ、市議会問題として取り上げたのか、理解に苦しむ」と話した[46]。

2021-08-20

数ヶ月後の鈴鹿F1日本グランプリより数日後に有観客開催される鈴鹿スーパーGTの方が大問題だと思うがそれについては誰も疑問符を持たない

もしクラスターが発生したとなったらホンダだけでなくトヨタ日産など国内大手自動車メーカー責任問題にもなるだろう

2021-07-30

anond:20210730182607

ちょっと分かる。そもそも推し」っていう文化流行?)そのものが、肌に合わない。

人がおすすめしているものが、全然さらない。

広告とかCMを見るのが好きなんだけど、「クソだな〜みんなそう言ってるだろうな」と思ってYouTube検索してみると絶賛の嵐だったりする(最近だと某自動車メーカードラマ仕立てのCM)。

30歳超えて顕著になった。

2021-07-26

anond:20210726142948

EVビジネスとして美味しいかどうかじゃなくて、中国経済覇権日本自動車メーカーを弱体化させたい欧米諸国の思惑によるものなので、ほっとくとかじゃなくて戦争してるつもりで考えないとヤバいんだよ。

2021-07-25

コロナのなかった世界でのTOKYO2020オリンピック夢想する。

コロナがない世界東京オリンピックが開催されていたら、いったいどんな感じになっていたのだろうと夢想する。

個人的に、オリンピックは好きで、毎回視聴するほうだ。

開催直前になると、日本メディアが現地に押しかけて、その都市の魅力や現地の様子をレポートしたりして、いつもわくわくしてくる。

開会式は、開催国の趣向をこらしたもので楽しみにみている。

いつもは海外で開催されるオリンピック自国で開催されるのだ。

海外からたくさんのメディアや観戦客が押し寄せ、競技以外にも、日本の様々なもの世界中に配信される。

また、東京だけでなく、東京周辺に各国のキャンプがきて、親善イベントなども行われる。

そして、SNSでの投稿や、個人での生配信など、我々の当たり前が、良くも悪くも海外にたくさん伝えられることになる。

開会式も、例のMikiko案で、日本文化の伝統サブカル、そして今でこそすっかり影を潜めているが、日本の電機メーカー自動車メーカーなどが趣向を凝らしたハイテク披露

競技中継も、フルスペックの5Gで多視点での映像や、立体データ配信して、世界初のVR観戦で、世界中のファンとつながるとか、AIを使った競技分析などが瞬時にでき、日本ITも捨てたもんじゃいね、なんて言って。

VR観戦が世界初かどうかは知らないけど。)

肝心の競技の方も、ホームということもあり、いつもよりちょっと多めのメダルが取れちゃったりする。

それを見た日本人観客が街で溢れかえってこ盛り上がり、地方でも、選手ふるさと卒業学校などのパブリックビューイングで、これまた大盛り上がり。

お店も大盤振る舞いで、酔っ払いが街中にあふれて、外国人観光客意気投合したりして、それはそれで楽しい思い出に。

メダルを取った選手は、次から次へとテレビ局はしごし、さんまとかジャニタレとかとキャッキャッとバカ騒ぎ。

それを見たネット民が、選手叩きを始めてプチ炎上

ついでに、ネトウヨは、韓国選手団の一挙手一投足をチクチクツイートして、相変わらずの低脳さらし、これに応えるかのように、韓国も、日本対応の悪さや旭日旗を見つけては大騒ぎ。

はてなブコメがいつもより荒れまくり

そして、いつものオリンピックのように、大会も後半に差し掛かり、あぁ、あと数日で終わるなあ、サッカーも決勝か、そして、いよいよマラソンかぁ、とお祭りが終わってしまう寂しさがやってくる。

力を出せず引退するベテラン選手無名選手の大健闘、下積み時代の苦労、最後まで応援しながらも亡くなったお父さんとの思い出、ライバル国(多分、韓国)との友情シーン、油断から敗戦胸熱の大逆転…

なんだかんだでドラマは必ず起きる(作られる)

これらのドラマメディアによって繰り返し流されながら、最終日の閉会式演出を見ながら

「やっぱオリンピックっていいよな」

などと冷えたビールを飲みながら陳腐感想を言う。

今回は、自国開催なので、普段オリンピックを見ない人たちも話題になると思う。

そして、なんだかんだで、自国開催オリンピックを誇りに思うだろう。

小学生中学生もきっと思い出に残るはずだ。

これから日本人口減の影響がどんどん大きくなり、中流国としてどんどん没落していくのは既定路線だ。

そんな中で、このTOKYOオリンピック2020は、日本という国の最後の輝きになるはずだった。

それが、このような形になってしまったのは本当に残念だ。

せめて、残りの期間が大過なく実施できることを祈りたい。

選手はもちろん、関係者の皆さんが少しでも満足のできる大会になってほしいと心から願う。

特に運営で陰ながら努力しているスタッフ大勢いるのだろう。(いなきゃこんなイベントできないしね。)

無能トップのせいで、多くのスタッフがつらい思いをしながら頑張っているのではないかと思う。

オリンピック応援することが、菅総理応援することみたいで不服に思う気持ちはないでもないが、それとこれとは切り分けて考えたいと思う。

良いオリンピックになりますように。

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