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はてなキーワード: メカニズムとは

2024-03-04

同人界隈って無法地帯に見えて意外とヤバい奴は居られなくなるよな

謎の自浄作用メカニズムがある

2024-03-03

anond:20240303150900

過剰なストレスが溜まると、そういう倫理観ボロボロに崩れて来るんだよね。

そういう心理的メカニズムは、世間に知れ渡った方がいいって本当に思う。

ホント、男は辛いことがあればキチンと言語化することを覚えた方がいい。

2024-02-29

anond:20240229003017

ChatGPT は使ったことないけど GPTメカニズムについては知ってる。

従来の機械学習よりアルゴリズム単純化されてるから理屈だけならハードルは低い。

2024-02-27

anond:20240227011025

横ですまんが

>だったらわかるだろ?子を持つ親が「自分の子供にも同じ小児性欲の視線が浴びせられるかもしれない」っていう恐怖感が。想像力を持ってくれ。

恐怖感を持つ思考回路イマイチ理解できない

被害妄想ってやつなのか?

メカニズム解説してほしいです

どなたか医者はいませんか

2024-02-18

anond:20240218163910

国富論におけるinvisible handに「神の」みたいな宗教的要素はどこにもない

後世の人が勝手に付け足した捏造だよ

この誤解はむしろマーケットメカニズムの万能性を宗教的に盲信する人という非実在人物を作り出し揶揄するために無学な人々によって利用されてしまっている

2024-02-17

仮説にすぎない医療情報

睡眠時無呼吸症候群の呼吸停止のメカニズムと舌根沈下とは別で

クマ冬眠するように日照時間なや脳波どにも関係がある気がする

感染症問題否定はできない

肥満や顔の小ささとか物理的なことは大きな原因でない

2024-02-16

国際経済環境の変化と日本経済論点整理―

https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/wps_2024/wp24j01.htm

素晴らしい研究

グローバル化の進展がわが国経済物価に与えた影響

第一に、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きい。

第二に、海外との競争激化などから、わが国貿易部門競争力が海外対比で低下したことは、わが国の交易条件の悪化実質実効為替レート円安化の一因になったとみられる。

第三に、雇用賃金面では、製造業から非製造業雇用シフトが生じたのと同時に、貿易部門と非貿易部門賃金格差が拡大した。

第四に、グローバル化の進展は、過去 25年間の大半の期間において、日本消費者物価継続的に下押しする要因として働いてきた。

第五に、海外との競争激化もあって、価格マークアップが縮小する中で、わが国企業は、賃金マークダウンの拡大により収益を確保してきた。

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1990 年代半ば以降、わが国で交易条件の悪化と実質為替レートの円安化が同時進行した背景について、Obstfeld (2010)は、貿易部門競争力・価格支配力低下や、中国との競争激化などを指摘している。

交易条件の変動は、家計可処分所得(実質)を通じて、個人消費(実質)に影響する。

日米欧の実質個人消費と実質可処分所得の成長率の長期トレンドをみると、両者はほぼ一致しているが、わが国は、交易条件悪化による負の所得効果により、実質個人消費の伸びが雇用報酬等の半分程度にとどまった(図表4)。

この点について、齊藤 (2023)は、交易条件の悪化によって、わが国の国富海外流出GDI(Gross Domestic Income)の停滞―してきたことで個人消費長期間低迷してきたと指摘している

R&D や GVC 参加率の要因は、各国の生産性伸び率の相当部分を説明する。

また、国別にみると、米欧は特許知財や前方参加の押し上げ効果が大きい一方、わが国は後方参加の押し上げ効果が大きい。

これは、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きいことを示唆している。

本推計結果は、わが国では、革新的製品サービスグローバル提供する「プロダクト・イノベーション」よりも、製品効率よく生産する「プロセスイノベーション」の比率が高まってきたこととも整合的といえる

わが国企業労働生産性を、製造業大企業とそれ以外で比較すると、この25年間で両者の乖離幅は大きく拡大した(図表9)。

また、わが国製造業の輸出を、企業規模別にみても、その牽引役は主として大企業であり、中小企業からの輸出はほとんど伸びなかった(輸出売上高比率の変化<1998年2021年>:大企業13%→23%、中小企業2%→5%)

グローバル化進展の生産性へのプラスマイナス効果生産性上昇・競争激化等)は、最終的に企業収益に反映されると考えられる。

この点に関連し、Furusawa, Konishi and Tran (2020)は、グローバル化のもとで市場統合が進むと、高品質製品生産するトップ企業収益は大きく伸びる一方、そうでない企業は業績が悪化し、企業格差が拡大することを理論的に示している。

この点に関連し、わが国の企業収益企業規模別にみると、貿易型・大企業(FDI・輸出をともに行う企業)は、この25年間で経常利益率が20ポイント強上がった一方、非貿易型・中小企業の業績は数%ポイント程度しか改善しなかった(図表9右図)。

このように、グローバル化の進展は、企業収益企業格差拡大にも影響したこと示唆される。

米国では、1990年代半ばから2000年代前半にかけて、IT 関連財等での競争激化の影響から交易条件は下方にシフトしたとみられる。

また、1995 年以降の累積でみると、交易条件の下方シフトには、米国が一番大きく寄与している。

その他に含まれる一部新興国など、2010 年代以降、改善寄与した地域もあるが、対アジアでは、中国WTO加盟以降、同国や韓国台湾などとの競争激化で交易条件が緩やかに悪化している。

分析からも、わが国は海外との競争激化により、貿易部門競争力が相対的に低下したこと示唆される。

実質為替レートの変動は、短期的には生産性といったファンダメンタルズとの関連が薄いとされる(Miyamoto, Nguyen and Oh (2023))一方、長期的には―貿易部門の(海外との)生産性格差が影響するという――バラッサ・サミュエルソンBS効果整合的といわれている( Rogoff (1996)、Chinn and Johnston (1996)、Lothian and Taylor (2008)、Chong, Jorda and Taylor (2012))。

BS 効果とは、ある国で貿易部門の正の生産性ショックがあると、労働市場賃金が上がり、それにより非貿易部門物価海外よりも上がるため、当該国の実質為替レートが増価するという考え方である

わが国実質為替レートを長期で振り返ると、1980 年代からピークの1990年代半ばにかけては、わが国貿易部門生産性相対的に伸びたことやプラザ合意の影響もあり、円高が進んだ(図表 11 左図)(Rogoff (1996)、Ito (1997, 2005)、Ito and Hoshi (2020)、Yoshikawa (1990))。

一方、1995 年のピーから最近にかけては円安が進み、その背景にはわが国貿易部門競争力低下によって、「 逆バラッサ・サミュエルソン効果」が働いたと解釈されているIto (2022)、Ito and Hoshi (2020))。

この点を詳しくみるため、日米の貿易部門労働生産性比率と実質為替レートを比較すると、両者の関連が深いことが示唆される(図表11右図)。

また、日米2か国のDSGEモデル分析からも、ドル円の実質為替レートの最近までの推移は、BS効果メカニズムによってかなり説明できることが示されている(來住・法眼 (2024))。

わが国は、交易条件悪化の影響でGDIが伸び悩む一方、GNIはFDIの効果で伸びが高く、海外対比、これらの指標乖離が大きい(図表12)。

そのうえで、わが国のGDIについて、齊藤 (2023)は、交易条件の悪化を起点に国内所得海外流出したことが、個人消費の長期停滞に繋がったことを指摘している。

わが国のFDIが増加傾向を辿るもと、企業はFDIで得た収益国内にどのように還流させているか経済への影響を考えるうえでは重要である

わが国企業の FDI 収益現地法人から配当等)は、海外展開のリスク念頭においた予備的貯蓄選好(Amess (2015)、Aoyagi and Ganelli (2017))や、担保需要17(Kang and Piao (2015)、IMF (2023a))などから半分程度が海外拠点内部留保(再投資収益)となっている(図表13左図)。

また、国内還流資金に関する企業アンケート結果をみると、その使途としては、研究開発・設備投資給与報酬が約2割を占めるものの、「分からない・その他」との回答が6割程度ある(図表13中図)。

この点に関連して、内閣府 (2023) は、海外から配当金などが国内設備投資賃金活用されていない点を課題と指摘している。

今後も人口減少により国内需要の増加が見込みにくい状況が続くとすると、企業には、海外需要を取り込みながら生産性を押し上げるインセンティブが働き続けると考えられる。

グローバル化は、限界費用の低下やGVCの深化等を通じて、先進国物価を押し下げてきたといわれている。

とりわけ、わが国の物価は、FDIの推進などから、輸入ペネトレーション比率(輸入額/総供給額)やGVCの後方参加率が高まったことで、海外安価輸入品等の影響を受けやすく、他国対比、物価の押し下げ効果が大きかったとみられる(Andrews, Gal and Witheridge (2018)、Goodhart and Pradhan (2020))(図表 19 左図・中図)。

本コンファレンスの報告論文である福永・城戸・吹田 (2024)は、時系列手法を用いて、

グローバル化によるコスト低下圧力などを含む各種の海外ショックが、2010 年代後半まで継続的日本消費者物価を下押しし、2013 年に日本銀行が導入した量的・質的金融緩和による物価押し上げ効果一定程度相殺したことや、

②その後これらの海外ショックが一転して物価の押し上げに大きく寄与していることなどを示している。

なお、海外ショックのわが国インフレ予想・名目賃金への影響や、金融政策を巡る詳しい議論についても同論文を参照されたい。

わが国では、多国籍企業が高い交渉力を持つ傾向にあり、近年の FDI 増加によって労働者交渉力が弱まったことが指摘されている(Dobbelaere and Kiyota (2018))。

また、わが国が人手不足でも賃金が上昇しにくかった背景として、Goodhart and Pradhan (2020)は、

不況時も雇用解雇せず労働時間を削減し続けたことや、

製造業からサービス業への労働の再配分が進み、労働者賃金交渉力が弱まったことを指摘している。

この点に関連して、わが国企業賃金マークダウンをみると、価格マークアップが縮小するもと、賃金マークダウンは大きく拡大しており、企業賃金交渉力の向上が示唆される(図表21左図・中図)。

これは、企業価格マークアップ縮小を、賃金マークダウンの拡大により相殺することで収益を確保してきたことを意味しており、わが国の労働分配率が米欧と比べ、長期的に安定してきた一因と考えられる(図表21右図(青木・高富・法眼 (2023))。

こうした価格マークアップの縮小と、賃金マークダウンの拡大は、わが国で物価賃金が長らく上がりにくかったことについて一つの整合的な解釈を与えている。

こうした傾向が生じる理論的背景について、Mertens (2022)は、所謂「レント・シェアリングモデル整合であると指摘している。

すなわち、同モデルによると、価格マークアップが小さい企業(縮小している企業)は、そこで発生した余剰を雇用者と分け合う結果、賃金マークダウンが大きい(拡大する)特徴がある。

これを踏まえると、わが国にでもこうしたメカニズムが働いてきた可能性がある。

グローバル化の影響は多岐にわたるもと、この四半世紀を振り返ると、わが国経済物価への影響の特徴は、以下の5つにまとめられる。

第一に、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による、生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きい。

第二に、海外との競争激化により、わが国貿易部門競争力が低下したことは、わが国の交易条件の悪化実質実効為替レート円安化の一因となったとみられる。

第三に、雇用賃金面への影響をみると、熟練労働者への需要増や競争激化の影響もあり、製造業から非製造業雇用シフトが生じたほか、労働生産性相対的に低い非貿易部門における賃金が低迷する中、貿易部門と非貿易部門賃金格差が拡大した。

第四に、わが国の物価については、FDI の推進等で、輸入ペネトレーション比率やGVC の後方参加が高まったことなどから海外安価輸入品等の影響を受けやすく、他国対比、物価の押し下げ効果が大きかったとみられる(Andrews, Gal and Witheridge (2018)、Goodhart and Pradhan (2020))。また、グローバル化進展の影響を含む海外要因が、2010 年代後半まで継続的日本消費者物価を下押しし、2013 年以降の強力な金融緩和物価押し上げ効果一定程度相殺していた可能性が高い。ただし、足もとでは、これらの海外要因は一転して物価の押し上げ要因となっている(福永・城戸・吹田 (2024))。

第五に、海外との競争激化もあって、価格マークアップが縮小する中で、わが国企業は、賃金マークダウンの拡大により、収益を確保してきた。こうした調整メカニズムは、わが国の物価賃金が長らく上がりにくかったことについての1つの整合的な解釈といえる。

男女の性と金メカニズム

男は性交を前提に価値(金)を提供する

から価値(金)を提供してるのにやれないと、とてつもない違和感が生じる

そもそも性交出来ないならはじめから価値(金)を提供してないよと

女は自分価値性交)を高める為に価値性交)を散らかせて、最大限男から価値(金)を引き出そうとする

その男から提供される価値(金)に納得がいかなかったり、この先がないなと思うと、価値性交)を提供せずにバックレることになる

2024-02-15

振袖は着ない

振袖は着たくない。

2年前の成人式の時、漠然とそう思った。


大学卒業を控えた今のわたしも、やっぱり袴は着たくないと思っている。


2年前は自分でもよく理由が分からず、親や祖母は一生に一度なんだから着ればいいのに、と言い続けた。

だけど、成人式振袖の構図に乗っかるのはありきたりだから嫌だとか、親のお金で選ぶ=途中でやっぱやーめた、とかできない、心理的閉塞感が自分ファッション美学に反するだとか、適当理由を並べて回避した結果、それでも一応新しく買ったワンピースで、中高の同窓会みたいなやつに出た。(地元友達がいないので式自体は出ていない)


わたし振袖が見たいと主張していた祖父は前年に死んでいたから、わたしの主張に強く反対する親戚は誰もいなかったからだ。



そうして2年が経ち、現在卒業を控えているわけだが、袴はやっぱり着たくない。

最初は、2年前着られなかった振袖で出ようかとも思った。白地にバーンとでっかい鶴に椿とかを背負ってカッコよく決めたいな、なんて考えて、一度はその気になってフリソデモードに足を踏み入れてみたり、伊勢丹貸衣装を覗いてみたりした。

けど、親が寝た後の暗いリビングテーブルに、ぽつんパンフレットが置かれているのを見て、やっぱりなんか違うな、と唐突に思った。パンフレット幸せそうなモデルさんにイライラしてきて、もらってきたばかりだけど丸めゴミ箱に突っ込んだ。

表紙を一枚捲ると、「お母さんに感謝を」的な、そういう文言が書かれている。



お母さんに感謝

一理あるかもしれない。女手一つで育ててもらって、一貫に通わせてもらって、私大に入れてくれた。そのおかげで、悪くない職にもつけたと思う。いまいち活かしきれてないかもだけど、それはまずはありがとう

けど、わたしは忘れない。忘れていない。


幼稚園の時にヘアゴムを無くしたら、夜中までリビングに立たされて、父親が帰ってくるまで怒られたこと。裸足で踏むフローリングの冷たさ。布団に入っても温まらない足を手で握って擦っていたこと。


両親が離婚して、変わった苗字学童からかわれて悔しくて、帰り道泣きながら母親背中に話したら、「そのくらいで泣いててどうするの?」と逆に怒られたこと。自転車の後ろで、溢れる涙を押し殺して、声だけは気丈に振る舞ったこと。


テストの振り返りがちゃんとできていないといって、窓ガラスに向かって投げ飛ばされたこと。ベランダに締め出されたこと。投げ飛ばされたときは、これでわたしが大怪我でもすればお母さんも肝が冷えるかな、なんてのんきに考えていた。ベランダに出されるのは慣れっこだし、じっとしていればそのうち「なんで入ってこないの」て迎えにくるから大丈夫



正直、これを書きながら涙が止まらない。

ぜんぶ完璧に乗り越えたと思っていたけど、全然まだ、わたしのきずとして残っている。



振袖を着ない」というのは、親への復讐だ。



「お母さんに感謝を」というキャッチコピーを見た瞬間、わたしはそのことを理解した。

母とわたしは今では普通に仲良しだ。だけど、今までの人生で、何度も辛い目に遭わされてきたし、わたしはそのことを許していない。だから母親に、「普通母親享受できるはずの幸せ」を与えたくないのだ。だから振袖を着たくないと思ってしまうのだ。


メカニズムを把握した瞬間、振袖に対するもやもやした未練は消え去り、親への復讐という素晴らしい目的のためになんとしても今回も、袴および振袖回避せねばならない、という使命感で高揚してきた。というか、今までの所業を「振袖姿を見せない」だけで精算してやろうというんだからわたしは相当心が広いんじゃないかとすら思えてきた。だよね?


言って仕舞えば後もう一つ理由はあって(似たようなことだが)わたし結構完璧主義なのだけど、「振袖とは心から完璧に祝いの気持ちで着るものだ」と信じている。だけどわたし卒業を大してめでたいことだと思わないし、親には複雑な感情があるしで、そんな状態人間振袖を着てニコニコするというのは言うなれば振袖というものに対する「解釈違い」なのだ。だからやりたくない。



ここに書いたことは流石に母本人には言えないが、誰かに聞いてほしいのでここに来た。ご清聴ありがとう

丸めゴミ箱に突っ込まれパンフレットをみて、翌朝の母親が少しでも心を痛めることを願って。



2024-02-13

太平洋戦争終結安倍晋三暗殺まで80年弱もの長きにわたって

「お天道様は見ているんだから権力者は一線越えてはいけない」



的な教訓やメカニズム通用しなかったの絶望だわ。



そのあいだ、岸信介とか吉田茂とか白洲次郎とか池田勇人みたいなのが偉人にされてるし。

2024-02-09

anond:20240209074731

この件でずっと思っているのは自殺に至ったメカニズムちゃんと知りたいということ。

仕事で鬱になって自殺する人は多いが今回のはあまりに急すぎて違う気がする。こんな急にやられたら周りも防ぎようがないと思うので、今後繰り返されないための検証必要

2024-01-31

自殺って正しくなくない?

今回の件、出来事だけ取り出してみるとテロと一緒だと思うんだけど。

かに社会からひどい目にあって追い詰められていたかもしれないけど、その結果、それによって炎上という暴力行為がまかり通ってしまっているよね。

それを自殺した原作者が望んでいるかいないかは別として、結果としてそうなってしまっているという意味で。

それって危なくない?

これがうまく行ってしまうと、自殺を悩む人にとって自殺することの意味を与えてしまうことになる。

まり、そのために自殺をするという選択をする人が増えてしまうかもしれないということ。

それって、テロ成功してしまうと、またテロが行われてしまメカニズムに似ているよね。

ただからテロが行われたときは、その思想理解しようとしたり、背景を理解しようとしてはいけないというルールがある。

テロテロとして、その理由関係なく悪であるときっぱりと割り切らなきゃいけない。

そう考えれば、この自殺ひとつ自殺として原作者の死にそっと寄り添うものであって、この自殺が誰かの成功体験になっちゃダメなんじゃないかな。

どんな背景、理由があろうとも自殺は正しくない。

その人を否定するでも、死を悲しまないという意味でもなくて、行為としては間違っているということは言い続けたほうがいいのだと思う。

あなた自殺は残念だけど失敗だったよ。

苦しみや恨みから開放されて、どうか安らかに天国で誰に遠慮することなくのびのびと好きなことを描けることを願っています

2024-01-28

anond:20240128031950

ちょっとネガティブすぎるなーと思うけど、実態としてはそんな感じなのかな。

リベラルの人たちは能登についてしばらくちょっと黙っててほしい

という話だけど、

「馳さんは外のもんにいじめられて可哀想や」

能登の暗いところばっかりニュースにしていやらしい」

これを能登人間が言っている事実についてちょっとは考えてくれ

ない想像力を働かせて考えてみる。

谷本県政時代から引き続く工業団地などの企業誘致北陸新幹線。そして延伸へ向けた馳知事の尽力、などなど。

こうした地域経済振興観光アピール公共事業、過疎対策をいろいろやってくれたからなのかな。県政評価は高いと思う。

県民しては、とりわけ28年も知事を務めた谷本には強くお世話になった感が強いのだろう。

でも谷本さん自身は当初、革新政党系の支持を受けて初当選したというのをさっき調べて知った。当時、森喜朗推していた農林族の対抗馬を破った経緯もある。

2003年能登空港の開港小松空港国際線就航などは、森喜朗が尽力したといわれているけれど、谷本とは不仲だったという。

2022年谷本知事引退の際に、再び新たに農林族の山田出馬することになり、保守分裂という事態に陥ったが、森喜朗自分が育ててきた馳を推すことに決めた、という内容の記事もさかのぼってみた。そして行政側は第一次産業への理解が厚い山田を推す動きがあった一方、谷本事実上、馳に自分の後継として信を託したという記事もみた。

そう考えると、保守王国石川県というけれども、一枚岩じゃなかったけれども鋭く対立もしていなかったというのも今後の復興を考えるうえでは、いろいろと興味深いと思った。

そんなところへ、ワイドショーやらSNSで、インテリ風吹かせた連中が、能登限界集落は遅かれ早かれ滅びる運命だったのが早まっただけで

この際、復興過程では、そういうところを切り捨てて優先順位をつけるべきだ、とかいう雑な議論が耳に入ってくると、それは地域人間としてはイラっとくるのかもしれない。

想像だけど。



余談ーー

また初動に関して、「馳知事はよくやっている」論も、わからなくもない。

馳氏は谷本県政時代に後回しにされていた地震被害想定など、災害リスク軽減のための取り組みを見直そうと着手していたことは事実で、

今回の震災に間に合わなかったいうのは事実だとしても、馳知事だけの責にするわけにはいかないだろうと思う。

あと、今回初動の遅れの原因のひとつとして、石川県北陸地整が本来事前に取り組むべき道路啓開計画が未整備だったという指摘もある。

総務省は去年の段階でいくつかの地整や県に対して是正勧告を出していたから、いくら県政2年目の新人知事といっても知ってはいたと思う。

これって建設業者など指名業者と事前協定をし、迅速に予算執行するうえで超重要なんだけど、結果としては後回しになってしまった。

ただ、去年から道路啓開計画に着手していたとしても間に合わなかった可能性が高い。

そういう意味では、馳知事はよくやっている、あんまり叩くな、という県民気持ちはわかる。

一方で、発災直後の対応外野があれこれ批判しているうちに、交通インフラ問題は解消しつつあり、あれよあれよという間に復興モードスイッチが入っていく。

復興初期段階のスピード感というのはものすごく早いので、初動の問題はいろいろあったにせよ、そんなことの検証にあまり時間を割いている余裕はなく

これからがれきの処理やら広域の自治体間協力も必要になってくるなど、馳知事には復興の手腕が問われることになる。

という感じであるので、震災後一ヵ月になろうとしているこのタイミングでは、

県民もっとポジティブに前向きに物事をとらえたほうがいいんじゃないかと思う。

多分、震災3か月後には初動の失態なんて議論過去のものになって、もうしていないと思う。

disられていじけて、保守ますます保守に、というルサンチマン丸出しのネガティブスパイラルもわからなくもないけど、

からと言って、何も知らない外野がわーわー騒ぐのは止めようもない。ましてやネット空間なんて。

しかし、外野意見なかには、今後国や行政がどう動こうとしているのかのヒントもあるのも確かなはず。

そこは地元人間だけではルサンチマンを越えられないかもしれないけれど、災害復旧のプロセスで入ってくるさまざまな他者民間支援企業だったり、NPOだったり、コンサルだったり)との対話の機会が今後増えてくると思う。

よそからきた民間経験などを踏まえて、外部の冷静な視点意見を再整理してゆく、ということもまた大切と思う。

そして、実際、国や行政復興モデルに着手し始めると、とりわ予算をつけることが前提となると、行政としては長々と議論してもらいたくないので、予算執行を急ぐのが世の中の常。

復興公営住宅にしても行政が「これならすぐに着工できますが」と提示されたものから復興が進んでいくなかで、ただでさえ経済的に苦境に陥っている被災者に、地域を出てゆくか、受け入れるかの二者択一で選べという形で行政主導が突き付けられる、というのが東日本の教訓としてある。

しかスピード感のある復興とか国や県はかっこいいことを言い出すに決まっているので、恐らく震災半年後くらいには被災者決断を迫られる。え?そんなこの状況でまだ決断できない、という被災者も多かろうに、行政は「受け入れるひと、この指とまれ方式なので、行政提案を受け入れた人だけが救済を得られ、地域を出て行った人はどうなったか統計すらないというのが実態となる。

それこそ、発災直後はヒーローみえていた馳知事が、復興期には被災者に苦渋の選択を急がせる役人顔をするかもしれない。

心理的メカニズムとして馳はヒーローだというマインドがどんどん強固なものになって、ますます保守保守していくなかで、次に復興の話がやってくる。

ルサンチマン的な心理的メカニズムから解脱して悟りを開いている人が何人か周りにいればいいんだと思う。

そういうことの萌芽を、今の時点で何も知らない外野がわーわー騒ぐ言葉の端々にちょろっと見出せることがあるかもしれない。

先日、被災地域ではようやくボランティア活動が本格的に開始されることになった、というニュースをみた。

外部の人間がこれからわんさか入ってくる。これまで入っていただいていた100くらいのNPO団体も含めて。

そのなかには、東日本含め、過去復興経験を持つ人も多くいるはずで、そういう方々と交流をする機会が増えるんじゃないかなと思う。

外部の人間玉石混交で、なかには、インテリ風な意見を持つ人もいるかもしれない。

間垣の里なんてどうでもいいんだよ、堤防なんだよ生命安全第一なんだよ、とかね、中にはいるかもしれない、例えばだけど。

そういうときに、その意見ちょっと違うよね、と言ってくれる人もまた外部の人だったりするので、不協和音のなかだからこそ貴重な意見も拾える。

そのときに、いちいちルサンチマンに陥っていると、聞く耳をもたなくなって、聞けるはずの意見にも耳を閉ざしてしまうことにもなりかねない。

はいっても、これといってどうしようもないことかもしれないけれど。

被災地の人にはこのままルサンチマンを深めながら一方で公助への依存を強め行政から提案を待っていると、

最終的にあんまりいい結果にならない気がするので

玉石混交の外部の人が入ってくる機会をチャンスととらえて、復興の話を進めていったらいいんじゃないかなと思う。

オナニーは手軽だし刺激を調節できるし何より気持ちいいのでセックスしなくなる

子供が生まれから13年経ちましたがオナニーは常にしたくとも嫁とセックスをしたいと感じたことが1秒たりともないので、セックスレス夫婦が増えるメカニズムは完全に男側にあると思います

2024-01-27

anond:20240127192824

志賀町能登中核工業団地などに代表されるように、

石川県県内あちこちで進めてきた企業誘致北陸新幹線建設など、

産業観光振興への投資をしてきた。

一方、災害リスク軽減に向けた計画づくりは産業振興にブレーキをかけることになるからペンディングにしてきた。

今思えば07年後の耐震診断くらいはしないといけなかったな。

防災投資を暗黙の裡に手控えなければ進められないという平時政治メカニズムが、

この国の災害脆弱性を増大させている一面はありそうだ。

この平時復興期の政治の動きは表裏一体。復興期の動きのなかでは、二つの政治的な動き方がありうる。

ひとつは、地域経済産業災害前の同じ状況に迅速に戻そうという動き。

観光地であれば、訪問する外の人々に災害を早く忘れてもらったほうがいいし、

曲突徙薪の故事でいえば政治家が災害後の復旧でヒーローになる手っ取り早い発想だ。食べて応援!みたいな流れもそれに近い。

2004年インド洋津波被災したリゾートアイランドでは、

ビーチ沿いのせまっくるしい土産ストリートで人があふれ逃げ遅れたという教訓があるにもかかわらず、

復興過程はいち早く観光産業再生し、政治家は避難施設への誘導標識をつけたり訓練をしたりすることすら嫌がり、防災対策としてはあまり何もしなかった。

結果、全く同じショッピングストリートが出来上がった。そして同じ規模の津波がきたらきっと同じことが繰り返される。

もうひとつの動き方は、災害で失われた生命財産に対するバックラッシュ

東日本大震災復興過程では、生命安全をなにがなんでも守るという災対法の理念を忠実に実現しようとした。

平時では合意形成が難しく、とても実現できないことを復興期にやれるのは強味ではある。

浸水地域ではもう人は住むな、といって一世帯あたり3000万くらいかけて高台をつくり、巨額の復興予算海岸は大量のコンクリート防潮堤建設した。

しかし迅速な復興を目指したあまり復興計画への住民合意形成拙速になった。

結論を急いだ結果、家を失い生計を失って自分自身生き方を迷っていた多くの地域の人たちが結果的地域を出ていき、地域に残りたいというのは

そこで人生を終えたい高齢者だけになった。以前にも増して限界集落となって投資したコンクリートを誰も住まない地域に残した、という教訓がある。

山本一郎復興のあり方に懸念した文章みたけど、それってこのあたりの課題に重なる。

ただ、じゃあ徹底的にB/Cで思考しろって話でもない。

行政が介入した瞬間から参与観察になって地域に影響を与えることを覚悟しないといけなくて、費用便益を事前に計画客観化できるというのはうそだ。

復興過程での政治行政主導が住民レジリエンスを阻害して、結果的投資釣り合わない結果になったかもしれないという部分を考察しないといけない。



どちらか一方しか選べないのだとしたら、前者のほうがマシだと最近思うようになった。

ハード的には不十分な復興というぐらいがちょうどいいんじゃないかと。

500缶×2 より 350缶×3 の方が酔わない説

タイトル通りなんだ。

解せないが、実際そうなんだよ。

メカニズムがまったくわからない。

ペースの問題なのか。

2024-01-23

anond:20240123135414

人体ってすげーよな

未だに3D酔いのメカニズムは解明されてない

2024-01-13

純粋に男の存在意義わからん

別に男がいなくても精子さえあれば子供は作れるわけじゃん。

子作りにおいても、女性妊娠出産という命がけで長期間役割があるのに対して、男は精液しか価値なくない?

それに子育て女性の方が向いてるし、男女で育てるより女性同士で育てる方が良くない?

性的虐待ほとんどが男によるものだし、マジで男の必要性分からん。これを言うとフィッシャーの原理ガーって言われそうだけど、あれは自然界で性別比が1:1になるメカニズム説明しただけであって、男が女と同じくらい価値があるってことではないからね?

2024-01-12

anond:20240112124355

女子中高生のケツを見て発情するのは自然の摂理ですよね

雄が雌の体つきを見て発情するというのは繁殖メカニズムなのですよ

睡眠意識して摂った方がいい増田住まい胃がうほたっとて色紙違反椅子回文

おはようございます

昨晩はわざと良き睡眠時間を確保しまくりまくりまくりすてぃーのために

ご飯晩ご飯あえて食べずお酒も飲まず、

風呂入ってからちょっとテレビ見てほんと1時間も無いぐらいで帰ってからすぐに試しに寝てみたら

快調快調!

寝て起きたときの、

身体ダルさが無いのよね!

まあ人にもよるかも知れないけど、

やっぱりとしてやっぱりなことはやっぱりそう思ったのよ!

何がやっぱりかと思うとやっぱり夜寝る前にご飯食べたりお酒飲んだりするのはよくなきかな!ってこと。

この調子好調睡眠の質と時間を確保して夢で会いましょう

つーか

よく寝られてるかの度合いの判定とは違うのかも知れないけれど夢見んのよね。

それもそれでインスピレーション発見あるから面白い夢見れたらラッキー程度のラッキーを感じつつ、

睡眠はたぶんせっかくサプリとか飲んでもそれを夜回復させる時間に費やすためのある程度の睡眠の質と時間必要なのかもしれないわ。

まだ2回しかやってなくて2回実感あるから

それはそれでいい具合なのかも。

あと睡眠測定デバイスも、

点数評価するよりも

何となく睡眠時間と質をグラフで見るほうが私はいいかもしれないのよね。

なんでかというと、

良く寝たー!って思っても睡眠点数が60点!とかあるときはなんで?って思うし、

あんまりいまいちー!って思ったときが84点とかあんのよ。

体感したときの実感と点数の開きの差が大きいので鯵の開き!

差があるので、

それでモヤモヤするよりかは

単純に睡眠の質と時間グラフにした方が納得感がある納豆食う朝定食でもあるのよ。

私がだから思うに

鯵の開き納豆定食があれば最強!ってこと!

まりあんまり焼き魚の朝定食気合い入って朝から干し魚の開きの焼きの定食はないので

久しぶりに鮎沢パーキングエリアの朝定食食べたいなーって。

パーキングエリアチェーン店系が入ってきて

地元インディーズ飲食店どこがやってるかよく分からないけど謎に美味しい時のそう言うパーキングエリアご飯にあえたら嬉しいじゃない。

そのぐらい同時に睡眠も嬉しくしっかり取りたいものなのよね。

パーキングエリアとかサービスエリアとかで予想付かない定食あったら飛びついちゃうもん。

チェーン店とかのメニューなら、

うーんわざわざ旅に出てまで牛丼!って思っちゃうのよ。

牛丼牛丼で美味しい食べ方ってあるじゃない、

たぶん私的にはサービスエリアパーキングエリアで食べる牛丼は違うって思うのよね。

から地元のなにか企業とかが運営している地元のお母さんがご飯をよそっている感じの

サービスエリアパーキングエリア定食って思いがけない出会いがあって

本当に一期一会を一碗を大切にしたいって言わんこっちゃないのよね。

そのぐらい旅の充実度は変わってくるから

それとほぼ同時な思いで私も睡眠も質を良くしていきたいキャンペーンに辿り着いたってわけのここ2日間の出来事だったの。

頭もスッキリして

良いアイデア浮かびそうよ!

増田も筆が進みそうってなもんよ!

打ち込むのはキーボードだけどね!

あんまりよくメカニズムは解明して知らないよく分からないんだけど、

なんかやっぱり頭がスッキリしているモヤモヤした感じ

朝起きたときのだるーって感じがないのよね。

それだけでも凄くない?って

驚き屋も驚きの白さ!ってあの洗濯洗剤で驚く感じのスッキリした感じが、

やっぱり強調して言いたいポイントでもあり要点でもあり重要な点でもあるのよ。

なるほどねー、

睡眠ナイヤガラにないがしろにしてはいけないわってことを滝に免じて思うのよ。

なるー!ってここで言わなかったのは

もう秋の祭典が終わってなるー!は秋限定季語になるから

秋以降はなるー!って言うのはなるべく使わないように!って言うのが

なるほどの原点なの。

ちょっと良いと思って実感するこの睡眠体験継続して続けてみたいと思うことをここに記し記し記しまくりまくりすてぃーなことを思う山脈に向かってヤッホー!って叫んでおきたいのよね。

案外さー

もう食べ物とか何かそれ系のものを気を付けても、

それを吸収して身体還元する効果を現すためにはそれそこで睡眠なんじゃないの?とも思ったりしたわ。

でもさ、

早く寝ると夜遊ぶ時間が無くなっちゃうから

それはそれで相反する対応必要

なんとしても遊びたいと思いつつ寝たいとも思いつつジレンマに駆られる事態でもあるわ。

天秤に掛けたときちょうどいいところで釣りあるような重さを量る天秤があったらいいな

うふふ。


今日朝ご飯

チキンサンドね。

ちょっとやっぱり夜食べない分朝食べられる元気にも繋がるから

食べたい!って思ったもん勝ちじゃない?

食べれるときに朝昼は食べた方がいいかなーってところよ。

チリチキンに茹で玉子バッチリ決まって美味しいに決まってるじゃない!

この組合チキンタマゴでダメ組合せってないわよねー。

ボリュームがあって食べ応えあるのも

お腹空いている朝にはピッタリはまるわ!

デトックスウォーター

ホッツ白湯ウォーラー

ストレートホッツ白湯です。

朝何しろ寒いので、

お湯沸かしてふーふーして飲んで身体を温めて活動オンにしないと!

快調せっかく寝たのにって思うし元気いっぱいのスターティングレッツスタート!ってなもんよ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

anond:20240111151102

>もしそうだとすると「地震の原因がナマズというのは俗説だ。本当はこのようなメカニズムだ」という探求が行われていてもいいではないか

>そういった研究痕跡を見つけることができない


古代中世近世において

陰陽道やらの既存説明否定して新たに説をぶちあげるのが社会的に困難だっただろうというのと

地震人間人生でそれほど頻繁に遭遇して観察できるものではないということ

情報の伝達速度、映像的保存手段交通利便性現在とは比較にならないので

日本全国の地震情報を集約した研究も難しいだろうということ

などが考えられるのでは

仮に志を持った研究者が居たとして後世に残るほどまとまった成果が集まらなかったとか

2024-01-11

anond:20240111151102

鯰絵に見る庶民地震像(兵庫県人と自然の博物館

https://www.hitohaku.jp/material/kids-toolbox/namazue.pdf

地震鯰をモチーフに世の中を風刺する色刷り瓦版(鯰絵)が大量に出まわり、江戸庶民地震を起こす鯰=地震鯰のイメージが定着しました。
こうして息を吹き込まれ地震鯰は、幕末の激動期をへて明治時代の中頃まで、庶民の間で生き続けることになります
鯰絵からまれた「世直し」や「万歳楽」という大地震に対するイメージ庶民の間に深く根付き、明治大正の世になっても大地震が起きると、人々は「世直り」とか、「万歳楽」と叫んで外へ逃げ出したということです。

江戸期でも明治大正でも、メカニズム説明として信じられていたというよりミームとして流行っていただけのような気がするけどなあ

コロナ退散アマビエアマビコ言ってる記録を後世の人が発見して令和日本人妖怪実在を信じ病魔退散を祈っていた

ガチ解釈してるかのような


鯰説の根拠は物識りに聴かなければ確かとしたことは分らぬけれども、志那傅來であることだけは疑ひもない。

この記者中国伝来のものだという信頼感はなぜなんだろう

中国ではナマズを鮎と書くがその辺はどうか

ラードボイスプリ~~ズじゃねえんだよ

大きな声を出すメカニズムを言えっていうんだよ

鼻腔に声を響かせるとかあくびの要領とか

いくらでも説明のしようがあるのに

お前はラードボイスプリ~~ズかよ

ホームランを打てのサインと同じだろ

何の指導にもなってねえよ

「地下のナマズが暴れると地震が起きる」説はいつごろ廃れたのか、について調べていた

おおよその流れは掴めてきたので一旦ここにまとめる

結論から言うと、明治元年1868年)ごろから急速に地震信仰は失われたと思われる

天保元年ごろ(1830年ごろ)

高野長英蘭学者

『泰西地震説』を執筆

オランダ辞典をもとに、地震がなぜ起きるかを科学的に説明した内容を翻訳した

安政元年(1854年

安政の大地震

鯰絵が大流行した

しかし「鯰絵が流行した=民衆地震の原因を鯰だと信じていた」と等号で結んでいいのか?という点はちょっと怪しいと思っているのだが……

というのも江戸時代末期の時点で、江戸の町民はお化け妖怪実在をどうやらあまり信じていなかったように資料を見ていると思えてくる

お化け妖怪実在を信じない人が地下の大鯰を信じるというのは不自然に思える……という感覚21世紀に生きる人間感覚だろうか

『泰西地震説』が世に出ておおよそ20年後出来事

『泰西地震説』は学者が読むような専門書で、一般民衆にはあまりまれなかったのだろうか?

江戸時代にもいくらかは民衆が読むような蘭学書が流通していたようなのだが、地震の原因を科学的に解説するようなものはなかったのだろうか?

当時は陰陽五行思想を信じる人が多かったはずなのだが、この思想では地震をどのように説明している?

ここは特に追加調査必要

鯰絵について語られた本でKindleで買えるものが無いため、追加調査図書館本屋資料を入手してからになる

明治元年1868年

小幡篤次郎、後の慶應義塾長、『学問のすゝめ』を福澤諭吉と共著した人物

天変地異』を執筆

小学校教科書にもなった本

雷、地震彗星、虹といった自然現象に科学解説を行った本

地震原理について、『泰西地震説』で解説された内容とだいたい同じ説明がされている

こういう本をわざわざ出版する必要があったということは、これに書かれた知識は当時広く知られていなかった……とみることができるか

明治元年でいきなりこんな教科書を出すとは正直驚きを感じる

西欧に追いつこうという強い意欲が見える気がする

明治初期の就学率は今と比べると低くはあるが、この本によって一部の若者に対して啓蒙が行われた

これによって明治に生きた若者地震鯰を迷信と見なすようになったのであろう

明治に書かれたエッセイ新聞記事を探したい

「私の父は地震鯰のような俗説を信じていてやれやれだ」みたいな記述がこの時代にもし存在すれば嬉しいのだが……

また、教科書ではなく大人が読むような啓蒙本はどのようなものがあったのだろうか?

追加調査必要

民俗学方面からばかり攻めていたが、明治維新に関する読み物を探すのもありか?

明治13年(1880年

横浜地震

M5.5程度で揺れはそこまで大きくなかったようだ

この地震体験したジョン・ミルンというイギリス人地震研究に関心を持ち日本地震学会を創設した

明治24年(1891年

濃尾地震

安政の大地震以来の巨大地震という言及が当時の新聞にある

科学者が地震調査のため派遣された、のような記事新聞に載っている

大正12年1923年

関東大震災

このときいくらかは鯰絵が描かれたようだ

ただ「鯰絵が描かれた=民衆地震の原因を鯰だと信じていた」にはならないだろう

大正15年(1926年

井上江花、新聞記者

『江花叢書』第1巻

当時のエッセイ的な読み物

関東大震災に対する四方山話からの流れで「地震と大鯰」という題が名付けられた項がある

一部引用する

鯰説の根拠は物識りに聴かなければ確かとしたことは分らぬけれども、志那傅來であることだけは疑ひもない。大地の下には大鯰が生棲して、平生は辛抱強くじつとして動かぬけれども、どうかした拍子に其の尾鰭を動かすと大地が震動するのであると云ふので、我邦では正直に之れを信じ、

「正直に之れを信じ」という表現から、今は信じる人はいないというニュアンスを読み取る

1926年時点で安政の大地震はおおよそ70年前くらいか

「おじいちゃん子どもの頃は地震の原因は鯰だと思っていてね」と語る人がいてもおかしくない年数だ

科学とか西欧合理主義流行った結果、地震信仰のような俗説が廃れたんだろうなあ

ひと段落したら明治大正を生き延びた俗説で何か面白いものがないか調べてみたい

あと、柳田國男著作をまだどれも読んでいない

先に読んだ方が民俗学視点が備わって調査の全体の見通しがたつかもしれない

日記

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明治時代より前の時期の日本において、「なぜ地震は起きるのか?」のような原理の解明を目指した学者がどうにも見つからない

あるいは調べ方が悪いのか……

幕末日本人は地震ナマズを信じていなかった、ではいつ頃まで信じられていたのか?

あるいは最初からモノの喩えだと認識していたのか?

もしそうだとすると「地震の原因がナマズというのは俗説だ。本当はこのようなメカニズムだ」という探求が行われていてもいいではないか

そういった研究痕跡を見つけることができない

見つけることができない以上、ナマズ説を信じていたのかもしれないと消極的にだが認識せざるをえない

儒教においては「陰だか陽だかの気が地面から噴き出る時に地面が揺れる」のような説明がされているらしい

日本儒学者はそれを信じていた?だとすると江戸民衆のその説をどの程度認知していた?

あるいは「ナマズが原因ってことはないだろうけど、本当の原因が何かと聞かれると分からんなあ。詳しいことは学者先生に聞いてくれ」というスタンスが大多数か

日本人の宇宙観を調べた時にも思ったが、当時の天文方観測と暦の作成にばかり注力していて「なぜ?」という問いを立てない

調べることだらけだ、学生の頃に日本史や世界史選択しておけばよかった

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施政者が失政すると地震が起きる」みたいな思想もある

また、火山雷雨地震の3つセットを司る龍神がいるという信仰もある

ナマズじゃなくても結局別の信仰になってしま

ナマズが俗説ってそういうこと?

まり俗説でない主流の説は鹿島神だとか龍神に原因を求める?

この観点でも調査

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本屋に行ったが鯰絵関係の本が一冊もなく購入できなかった

しかし『陰陽五行日本民俗』という本を購入

陰陽五行について何も知らないに等しいので勉強しなければ

しか本来本業に関する勉強をして給料を増やす努力をすべきなのだろうが、仕事関係ない本ばかり買って読んでしま

悲しいね

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トラバブコメにあまり反応しないようにしているのだが(そこそこの確率不毛なので)、今回は必要を感じた

鯰絵はアマビエブームと近いものを感じるという意見には強く同感

ただ、いろんな本や資料に「昔の日本人は本気で地下にいるナマズ地震の原因だと信じていました」と書かれているんだよな……

これに強い疑いを抱く

しかし、アマチュアの私が思いつくようなことをプロ研究家が思いついていないわけがない……

なにか根拠があるはずと信じる

あと、この日記以外に書いている場所はない

清書の予定は……調査がひと段落したときにあるいはありえるかもしれない

追加調査資料入手待ちとか頓挫とか色々な理由でできていないことが多い

追加調査の結果を追記しようとすると買った本の内容丸写しみたいになりかねず、倫理的にどうなの?という気分を拭えず自分の中だけで調べた結果を味わうこともそこそこある

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先行研究

記録表現にみる中世日本の地震認識

ナマズ地震が紐づけられる以前の地震認識

断層沿いに立地する神社とその周辺環境に関する研究

近世地震認識記述がある!これをベースに調べるのが最善か

江戸時代の宗教観と芸能の盛行

幕末明治海外の人から見た日本人の宗教観記載がある

神や仏に敬虔祈りを捧げない一方で迷信深い、この点は現代日本と地続きに感じる

この庶民信仰の深部に最も接近した欧米人は、明治来日したアメリカ女性教育者アリスベーコンであろう。彼女は「村を見おろしている岩の頂上は天狗が作った」。「天狗はもうこの森から去って今はいない」。さきほど「山の神様の使いである大きな黒蛇が、いましがた、ここを通った」と説明する陽気な老女に接し、「神秘不可思議事物に対する彼女のかたい信念は、かしこい人々はとっくに脱ぎすてているものだけれど」、「すべての自然が深遠な神秘に包まれている文化のありかたへの共感私たちの心に湧きあがらせてくれた」と表した。

考えてみれば迷信深いお婆さんは昔は迷信深い若き女性だったかもしれないわけで、幕末だとその考えがスタンダードだった可能性があるわけだ

この引用箇所は別の文献から孫引きになるのでこういうことするのは本当はよくないのだが……

該当箇所は『逝きし世の面影』という本から引用……kindleあるじゃないか、買います

これを書いた渡辺京二という方の著作はすべて読んでもいいかもしれない

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現代を生きる信心深いキリスト教徒にとって「神は実在する」と「妖精/人魚/ドラゴン実在しない」の考えは矛盾なく両立するのではないか

(「実在」という言葉定義をしっかり言語化しないととまずい気配を感じる……)

同様に幕末江戸町民にとっても「神/仏/龍神/大鯰は実在する」と「妖怪/お化け実在しない」の考えは矛盾なく両立する可能性がある

ここらへんは本当に現代日本パラダイムに考えが支配された人間にとって想像しにくい領域

多人数がダブスタ同調する現象

ネット上で殆ど互いに知り合ってもない人達が同じダブスタ自然適用出来る事があるのってよく考えたら不思議である

ケースAには基準Xを適用してケースBには基準Yを適用して下さいなんて指示をしてる人がいる訳でもないのに

どういうメカニズムがあって同調出来るんだ?

50年以上前SF小説じゃこれを実現するには大掛かりな装置社会体制必要だと考えられる事も珍しくなかった

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