はてなキーワード: ジャンクとは
放送中のアニメ「ハッカドール THE あにめ~しょん」の第9話にて、監督のげそいくおさんが絵コンテ・演出・作画監督・原画を1人で兼任。その凄まじさがネットで話題になっています。
監督のげそいくおさんは以前、インターネット掲示板“2ちゃんねる”にて「ハッカドールは短いアニメなのだから、下手に他人に任せないで死ぬ気で全部のパートを担当すればいいのに」と書かれたことがあり、1つの担当パートだけでも圧倒的に作業量が多いことから「暗に死ねと言っているよねこれ」と苦言を呈していました。
そこからまさかの絵コンテ・演出・作画監督・原画とかなりの数のポジションを兼任したことで、そのファイティングスピリッツにアニメファンもびっくり。監督が絵コンテか演出を兼任すること自体は珍しくないのですが、ここまで多岐にわたる兼任は滅多にないことから「げそいくお監督を人間国宝にするべきだ」「狂気を感じる天才」など、さまざまな反響が寄せられています。
この間放送された「ハッカドール THE あにめ~しょん」第9話を指しての記事だが、この文章だと色々とミスリードを誘おうとしているように見える。
「何もかもげそいくお監督が1人でやったから凄い」という風に誘導しようとしてる印象を受けたが、実際はどうだっただろうか。
ハッカドール1話分は約8分、その内OPEDの尺を除くと本編は約6分。一人で原画を担当するのも何とか可能な規模だろう。
しかし担当したげそいくお氏はハッカドールの監督自体も兼ねているため、監督業務を考慮した上で考えるとかなりの作業量ではあるだろう。
しかし実際第9話を見てみると、後半はアクションシーンなどもあるが前半はドット絵の画面を用いたり、同じカットを何回も繰り返したりと省力的に済ませられる所は省力的にやっている
http://download1.getuploader.com/g/sakugasure/434/hakka9.jpg
ハッカドールという作品はギャグアニメなので、こういった省力化もギャグの演出として機能するように計算してやっているのが窺える
また、げそいくお氏本人が言ってるように一人原画と言ってもL/O(レイアウト、ラフ原画)までで清書等を含めた第二原画以降は分担作業である。
本日のハッカドール9話 コンテ演出作画監督一人原画(LO)その他諸々なので見てね!— げそいくお (@gesoikuo) 2015, 11月 27
ネット上では動画や仕上げ、背景なども担当している事も取り沙汰されているが、これも結構な人数のうちの1人として数えられる
憶測ではあるが、第9話でげそいくお氏が動仕まで担当したのは、こういう線のタッチを強調した一連のカット↓の事だろう。
http://download1.getuploader.com/g/sakugasure/435/hakka9-2.jpg
これらを鑑みるに、今回げそいくお氏がやった事は「常識外れの脅威的な行動」をしたというよりも「地に足がついた堅実な方法」を取っているように思えた。
様々なセクションに名を連ねていたとしても、それぞれ実現可能な範囲での作業を執り行っているように見える。
それらをしてネット上では「狂気を感じる」を称されているが、世の中にはもっと狂気を感じるぐらい個人が作業を抱え込んだアニメも存在する。
例えば、いまざきいつき氏は「ちょぼらうにょぽみ劇場あいまいみー」1&2期や現在放送中の「不思議なソメラちゃん」において監督・キャラクターデザインと共に脚本・絵コンテ・演出・作画監督・原画を1人※で"全話数"担当している
この2作品は1話の尺数はハッカドールよりも短かく3分弱であるが、全て合わせると30話はゆうに超えるので作業量もプレッシャーも相当なものになるだろう。
※(厳密には、あいまいみー1期は最終回だけ二原に撒いているし、2期やソメラちゃんは最初から第二原画有りきの体制)
竹内哲也氏も「百合星人ナオコサン」で監督・脚本・キャラクターデザイン・絵コンテ・演出・作画監督・原画を全て1人でやっている。こちらは第二原画も無しだ
「ナオコサン」のアニメは2本作られているが両方とも竹内哲也氏である。2本目は30分近くあるにもかかわらずだ。
OP(演出は山下祐)もEDも1人で作画している。カットの内容もアクションありエフェクトあり群衆あり回り込み背景動画もありの超ハードだ。
三原三千夫氏が「カイバ」の第4話で動画まで1人で担当仕切った時は作画オタクの間では騒然としていた。
動画チェックこそは違う人だが、ほとんど他者を介さず三原三千夫氏の絵がそのまま画面上に全編にわたって映し出された事になる。
ただしこれらは特別なスケジュールが組まれ、完成まで半年から1年はかかっているので通常のアニメとの比較では参考にならないかもしれない。
監督のげそいくおさんは以前、インターネット掲示板“2ちゃんねる”にて「ハッカドールは短いアニメなのだから、下手に他人に任せないで死ぬ気で全部のパートを担当すればいいのに」と書かれたことがあり、1つの担当パートだけでも圧倒的に作業量が多いことから「暗に死ねと言っているよねこれ」と苦言を呈していました。
そこからまさかの絵コンテ・演出・作画監督・原画とかなりの数のポジションを兼任したことで、そのファイティングスピリッツにアニメファンもびっくり。
この書き方だと、まるで「全部やればいいのに」という発言を受けてから第9話の1人複数担当が決まったような書きぶりだ。
しかし「暗に死ねと言っているよねこれ」というげそ氏のツイートが投稿されたのは11月15日
暗に死ねって言ってるよねこれ pic.twitter.com/hGiKHhVCHH— げそいくお (@gesoikuo) 2015, 11月 15
そしてハッカドール第9話が放送されたのは11月27日、短編アニメとはいえ幾ら何でも12日で放送まで完パケするのは物理的に無理だろう。そんな"思いつき"のような案がまかり通る状況とも思えない。
だからこれは「1人でやればいいのに」という反応とは無関係に9話の体制は決まっていたと考えるのが自然であろう。ちょっと考えれば当たり前の話であるが。
自分は別に「ハッカドール THE あにめ~しょん」を貶めたいわけじゃない。大したことしてない等とは思っていない。
それどころか今期のアニメでは「ハッカドール」は抜群に面白いと思っている。決してゴージャスなアニメではないが、ジャンクな感じがたまらなく良いと思ってる。
楽に作ってるアニメでも決して無いだろうし、監督以下スタッフが身を削る思いで作られてるのは紛れも無い事実だろう。
放送開始直前の頃は、監督げそいくお氏のツイッターがかなり荒れた内容になっていたし、ニコ生でも制作状況の厳しさ、意思疎通が上手くいかない状態を何度も嘆いていた。
アバウトなアニメに見えても、作ってる方は決してアバウトに作ってるわけではないのだ。
自分がこの記事で一番に疑問に思うのは、執筆したねとらぼの大里ミチルなる記者は本当に物事を解った上で書いてるのか?という事である。
自分はねとらぼの事を、企業が運営するまとめサイトという認識でありはっきり言って悪い印象を持っている。
はちま起稿ややらおん等の悪名高いまとめサイト群と大差ないとすら思っている。
企業運営である分余計質が悪いとすら思っている。(はちまjinややらおんが企業ぐるみで無いとも思ってはいないが。)
ねとらぼは過去にはちま起稿を喧伝するようなインタビュー記事を掲載していたし、つい最近でもその記事を作成した池谷勇人というライターが久保帯人先生を誹謗する意図があるとしか思えない記事を書いた
集英社が“久保帯人先生ネタ”行為に警告 「別人の肖像をあたかも久保帯人先生であるかのように紹介」「悪質な場合には法的措置も」 - ねとらぼ
http://b.hatena.ne.jp/entry/nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1509/04/news145.html
この記事は当初の題名の最後に「あっ……(察し)。」と書かれていた。
「あっ……(察し)。」という言葉を付け加えることで、久保帯人先生を貶める方向に印象付けようとしていたのは明白であり、ユーザーの通報によってタイトルから「あっ……(察し)。」が削られた
これを記者無記名で行ったわけだが、有志によってこの記事の作成者が池谷勇人である事が暴かれた
(察し)とか書くやつ全員死なねえかな、例えばねとらぼとか
そういう所が送り出す記事は常に身構えている。
何よりロクな下調べもせず、適当な事を書き散らすだけの記事は悪だ。
「サブカル、語る」みたいな個人ブログですら槍玉に上げられる昨今、企業運営の所が糞ザルな記事書いてどうすんだと思う。
今回のねとらぼのハッカドールの記事は、はっきり言ってザル記事だ。
「ハッカドール THE あにめ~しょん」の魅力を伝えるわけでもなく、ただ単にネットで目についた話題を適当にちょっぱってコピペで仕上げただけにしか見えなかった。
ましてや「ネットの反応を真に受けて監督は一人演出・作画を敢行した」という嘘のストーリーをでっち上げようとしているのは、作品を持ち上げてる記事だとしても流石に看過できなかった。
追記
あと2ちゃんに反応してから9話作ったわけないからな10;あのツイートしたのって確かもう9話納品してなかったっけ…— げそいくお (@gesoikuo) 2015, 11月 30
言うほど男尊女卑か?世の中に女性専用だの、レディースだのという言葉が溢れてもまだ足りないんですか?という気持ちでいっぱいです。 <なぜ男尊女卑はなくならないのか? その“無意識”のメカニズム>
いや、そもそも女性の権利うんぬんとかジェンダーうんぬんというのが法学とか文学とか心理学の領域ではなく、社会学的なところに分類されている時点で「統計の切り取り方次第でどうとでも解釈できますよ」と言ってるようなもんなんだよねぇ〜。まぁ、社会学にもまともなのはいるけど、たいていは…うん
LOL 勘違いで村長に粘着していた時のようにフェミを叩くのは正義だと思ってるからとにかくなんでも発言しちゃうんだろうね。児童虐待と通報数みて自分の親世代叩きするのも目的先にありきでありむーからの指摘無視したしな。あれこれ考えるまではいいし7割位は間違ってないんだが間違った時にそれを修正できないからバカって言われる。
それを言い出したら思い入れがあった割に紹介した時にバズらなかったのが「積層グレイブローバー」というゲーム。ラストバトル周辺があんなかっこいいゲームは数えるほどしかないし、ぶっちゃけ作者の人気作である宿屋より、グレイブローバーの方が好きなんだけど…まぁ、賛同者がいないんだよね
最近、「フリーゲームで電子書籍出すぞ」と言ってアレコレやってるけど、僕のフリーゲームレビューを熱心に見る人が検索経由で来てるのは999Victory・コクラセ・不思議の城のヘレンなんだな。ヘレンが意外。この3つの中では唯一女の子があんまり好まなそうなゲームでかつ、思い入れ的にも…
いや、ヘレン自体は面白かったと思うし、上から数えた方が早いぐらい好みのゲームなんだけど、個人的にすげー衝撃を受けたゲームかと言われるとヘレンより衝撃を受けてるゲームはいくつかあるからねぇ…。ヘレンもかなり手こずったし、衝撃的だったけど、大はしゃぎして紹介した記憶が無い。
LOL ニコニコで人気の動画から検索されてるに決まってるのに何を言っているのかこいつはバカなのか
言いたくないけど、グレイブローバーを紹介して、はじめての宿屋を紹介してない理由は世界観に疑問があるのと、仕様が中途半端(戦闘に寄りたいか経営に寄りたいかがわからんし、どっちももっと掘り下げようがありそうな気がしてならない)から紹介しなかったわけです。赤字・黒字の駆け引きは面白いが
あと「同作者で面白いのに、あんまり話題になってなくて違和感」系はジャンクエデンだろうね。いや、僕に言わせれば巡り廻る。だって過小評価されてると思うけど、ジャンクエデンはもっと過小評価されてると思う。つうか、あの作者の画力だって過小評価されてる。もっと評価されてもいいわ。
逆に過大…とは思わないけど、「本当にアレを理解した上で持ち上げてるのか?」「やたら順位高いが、これをちゃんとクリアした上で面白いと言ってる人ばかりなの?」と疑問に思う作品がステスト、川崎部、まもも。割とムズいか世界観が凝ってるから1〜10まで読み込む必要があるからなぁ〜あのへん。
LOL お前もまももに関しては魔王14才から全然理解してないって突っ込まれてたのに自分のほうが正しいって方向で押し通すのか。本当に記憶が自分に都合よくねじ曲がるからはなししても無駄なやつだな
http://anond.hatelabo.jp/20150908153001
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買い物(主に服)
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俺が思うに遊びレベルでもいいから例えばスマホアプリでも作って小銭稼いだほうが面白いと思うんだけど。
ジャンク屋で中古バイクかってきて塗装だけしっかりしてヤフオクで転売すると簡単に数万儲けられるし。
遊び=お金の消費ってどうなん?
いやいやボーリングにスコアがあるように作ったアプリがいくら売れたのかも1つのスコアだし、それは面白いと思うんだけどな。
そんじゃーーーーねーーーーーーーーw
基本的に普通の人間は発信する立場よりも受動的な立場のほうが圧倒的に楽なため、楽な方楽な方に流れる。
インターネットの普及によりブログをはじめとした発信が容易になっているとはいえ、ブログで情報を発信し続けている人は、圧倒的に少数派である。
そういう前提を理解せずにこのようなエントリを書き、悦に浸っている時点で普通の人間に対する理解が足りてない、コミュニケーション障害者なのである。
「遊びレベル」でものを作るとはいえ、それなりのプログラミング知識が必要だし、一般人はそんな知識は無い。
HTMLにおけるBRタグすら知らない。むしろHTMLという単語を知らない。
ネット上だとそういう知識に長けた人物が多いので勘違いしがちだが、それは立派なネット脳からくる発想である。
そういう前提を理解せずにこのようなエントリを書き、悦に浸っている時点で普通の人間に対する理解が足りてない、コミュニケーション障害者なのである。
「ジャンク屋で中古バイクかってきて塗装だけしっかりしてヤフオクで転売する」ということも
そのうえ「塗装」なんて愚の骨頂である。
「ヤフオクで転売」すら、お前のいうリア充には不可能な話なのだ。
そういう前提を理解せずにこのようなエントリを書き、悦に浸っている時点で普通の人間に対する理解が足りてない、コミュニケーション障害者なのである。
もう何度目だメシマズ話。
うちの姉は子供の頃から味のない食を好んだ。刺し身に醤油はつけないしうどんは麺だけ食うし、こんにゃくもゆがいただけでいいらしい。そんなだからとにかく食に興味がない。寮生活をしている間に何故かジャンクなものは覚えて帰ってきたが、基本食事作りは面倒な用で盛り付けもしないし、常に茶色いぐっちゃぐちゃのものを鍋のまま出す(そのまま食卓に出すタイプの鍋でもないのに)
母親は特にメシマズではない。母方の祖母は本土と違う味付けの料理をしていたが、六十過ぎて料理教室似通ってから素晴らしくメシウマになった。母方家系は味覚が鋭いほうだと思うし自分はそれに輪をかけて味にうるさいタイプである。
父親もその世代にしてはわりと料理好きで普通にうまいものを作る。父方の祖母は味付けが塩だけのメシマズかつ殺人マシーンなので、姉の味覚異常はこの辺りから来ているのかもしれない。
そんな姉だったが、結婚した相手の母親つまり姑がそれに輪をかけたメシマズだったらしい。姉の場合レシピ通りには一応作れる(レシピないと味が崩壊するが、あれば忠実にその通り作る。ただし野菜切るのとかはいい加減なので生煮えでもごりごりでもきにしないし、書いてなかったらアクはとらない)が、姑は創作系メシマズでレシピ通りに作れないタイプなようだ。
姉の夫は姉の料理を食べえて感動したらしい。お前どんだけハードル低いんだよと同情するが、もう絶賛褒めちぎり、時には涙するらしいのだ。
それがいい方向に働いたのか、姉は少し食に興味をもつようになったし、食卓の彩りも考えるようになってメシウマとはいかないものの普通程度になった。あまりにも強烈なメシマズを見てこれはいかんとおもったらしい。
僕がからかったら、百万人がチョコレートは体重を減らすのだと勘違いした。その手法。
I Fooled Millions Into Thinking Chocolate Helps Weight Loss. Here's How.(John Bohannon)
(訳注:増田の新たな可能性。さあ英語ブクマ勢よ!添削し、正しい文を提示するのだ!)
「チョコレートで痩せる!」 こんな見出しが踊った。ドイツ人研究者チームが、毎日チョコバーを食べると低炭水化物ダイエットよりも10%も早く体重が落ちることを発見した。その記事は、ヨーロッパ最大の日刊紙のトップページを飾った。ジャーマンウイングス9525便墜落事故続報の真下にだ。それからそれは、インターネットの遥か彼方まで飛び火した。20を超える国と、半ダースもの言語に翻訳されてニュースになった。ワイドショーでも話題となった。それは最新のシェイプ6月号((訳注:つまり北米版「Tarzan」な))特集として、艶やかな印刷で現れた。(「何故あなたはチョコレートを毎日食べなければならないか」p128)研究では、チョコレートは体重減を加速させるだけでなく、コレステロールレベルを健康値にし、幸福度を増大させる効果があることも発見された。Bild(ドイツの新聞)の記事は、研究の筆頭著者であるIDH(the Institute of Diet and Health)リサーチ・ディレクターJohannes Bohannon博士の談話を引用した:「この手法の優れた点は……チョコレートはどこでも買える」
僕がJohannes Bohannon博士だ。まあ、実は本当の名前はジョンだし、僕はジャーナリストだ。僕は博士号はちゃんと持ってる。でもバクテリアの分子生物学ので、ヒトのじゃない。The Institute of Diet and Health((訳注:どう訳しても馬鹿っぽい……))?ウェブサイト以外には何も無いよ。
ささいな点を除けば、研究は100パーセント本物だ。同僚と僕は、ちゃんと実在するドイツ人被験者を雇った。僕たちは実際に臨床試験をしたし、被験者には色んなダイエット法を無作為に割り当てた。それに、統計的に有意な効果がチョコレートにはあるって報告は、実際のデータに基づいている。それは、実際の所、ダイエットの実地調査としては公平で典型的な研究だった。ひらたく言うと:それはヒドイ科学だった。 結果には意味が無いし、世界中の百万もの人々がメディアでがなり立てた健康の手法は、まったくもって根拠が無い。
僕らは、いかにしてやったか。
僕は、去年の12月にピーター・オネケンって名前のドイツのテレビリポーターに呼ばれた。彼と協力者のダイアナ・レーブルは、クズ科学ダイエット産業のドキュメンタリー番組に取り組んでいた。彼らは、ダイエットブームの背後にあるダメ科学入りのニュースが、どれほど簡単に作り出せるかのデモンストレーションを手伝って欲しいと言ってきた。そして、オネケンはとんでもないスタイルを望んだ:それを使って、ダイエット研究とメディア企業の腐敗を明らかにする。
呼び出し自体はそれほど驚かなかった。去年、僕は載せるのにお金を取る学会誌(オープンアクセスジャーナル)への囮作戦をやったからだ。アカデミック出版ビジネスの中で急成長中の、儲かる新しい分野だ。そういった出版社のうち何社が約束通り厳格なピア・レビューをするのか見つけるために、僕はバカバカしい欠点だらけの論文を送って、いくつ拒絶されるかカウントした。(答え:半分よりちょい少ない)
オネケンとレーブルは、全て揃えた:被験者を雇う為の数千ユーロ、研究する為のドイツ人の医者、それにこっちに都合の良いデータをこねくりまわす為の統計学者。オネケンは、僕の学会誌に対する囮と風刺の結果を聞いていたし、僕がどうやって出版させれば良いか知っていると考えていた。 唯一の問題は時間だった:この番組がドイツとフランスのTVで放映されるのが、晩春の予定だった(これは来週初放映)、だから実にたったの2,3ヶ月しかなかった。
どこかで出版できるか?たぶん。でも、その後は?僕はこれは正直失敗すると思った。僕ら科学ジャーナリストは、一般人よりは賢いだろうとの自負が有る。結局のところ、僕らは難解な科学の研究について、十分に説明できる程度には理解しておく必要があるわけだ。そして、科学的な素養を持たない記者でも、ほんのちょっとでもこのネタの為に裏取りしたら?本物の栄養学者でなくても、ちょっとした科学的素養を持つ誰かが相手なら? 彼らは、その研究がどんなにオカシクてモロいか気がつく。言うまでもないけど、ググってもJohannes Bohannonの名前も、彼の研究も、全然出てこなかった。ヘルス・サイエンスの記者連中は、ワンマイル先からでもこのごまかしを嗅ぎつけると思った。でも、できるだけ悲観的には聞こえないように、僕は言った。「これがどうなるか、、まあ見てみようよ」
オネケンとレーブルは、迅速だった。彼らはフェイスブックを使って、3週間のダイエットで誰にでも150ユーロを出すと言ってフランクフルトの被験者を募集した。ドキュメンタリー番組だってことはクリアに説明したけど、それ以上の詳細は伏せた。 寒い1月の朝、5人の男性と11人の女性が現れた。19歳~67歳だった。
この悪ふざけにノッた一般開業医、ギュンター・フランクが臨床試験を実施した。オネケンは、疑似科学ダイエットをこき下ろしたフランクの本を読んで、彼を推した。ダイエットサプリとしてビターチョコレートでテストしようというのは、彼のアイデアだ。なんで?と聞いたら、フランクは「自然食品」狂信者は気にいるだろうって言った。「ビターチョコレートは、マズイ。だから、体に良いハズだ」彼は言ったもんだ。「宗教に似てるのさ」
アンケートと血液テストで、被験者が摂食障害や糖尿病やその他の病気で無いことを確認した後、フランクは被験者たちを3つのグループに無作為に割り当てた。1つ目のグループには低炭水化物ダイエットを割り当てた。次のには、同じ低炭水化物ダイエットに加えて、毎日1.5オンス(42グラム)のダークチョコレートを。そして、残りのコントロールグループには、今のダイエット法を全く変えないように指示した。彼らは21日間、毎朝体重を測って、最後にアンケートと血液テストを行った。
オネケンは、ゴリゴリ数字を弄る為に友人で金融アナリストのアレックス・ドロステハールに頼った。週末に1樽ビールを差し入れた後……ビンゴ!低炭水化物ダイエットグループは5ポンド減量して、コントロールグループ(何もしてないグループ)の平均体重は、上下動ゼロになった。じゃあ、低炭水化物ダイエット&チョコレート組は?彼らは10パーセント早く痩せてた。かてて加えて、統計的に有意な差異として、チョコレートグループだけはコレステロール値と幸福度調査の値が良くなっていた。
何考えてるか判るよ。
この研究でチョコレートグループの体重減が早いのを見せたかったんじゃ-信頼しちゃダメじゃない?科学的じゃないんじゃない?
ここに、ダーティーでちょっとした科学の秘密がある:もし少人数に対して大量の物事を測定するなら、キミは「統計的な有意差」って結果をほぼ間違いなく手にすることができる。 この研究では、18種類も測った-体重、コレステロール値、ナトリウム値、血中タンパク値、睡眠品質、幸福感、ナドナド-たったの15人から。 (一人は落とした)この研究は、偽陽性のレシピで設計された。
計測対象を、くじ引きのクジだと考えて欲しい。クジはそれぞれ「有意な」結果を出すチャンスがあって、ストーリーを紡いで、メディアに売り込むための可能性を持ってる。もっとクジを買えば、たぶんもっと当たりやすくなった。上手くいくかは判らなかった-大見出しを賑わしたのは、チョコレートが眠りの質を良くするだったかも知れないし、血圧を下げるだったかも知れない-でも、最低ひとつは「統計的に有意な」結果が得られる可能性はかなり高いと判ってた。
ある結果が小さなp値を意味する、というフレーズを良く聞くかもしれない。このpと言う文字には言霊としての力があるんだが……まあ、ただのデータのSN比(信号対雑音比)という単位だ。 「有意」であるため閾値(カットオフ値)は、普通0.05だ。それは、5%の確率でその結果がランダムな影響かもしれないってことだ。 たくさんクジを買えば、偽陽性のチャンスを得る可能性は上がる。どれだけクジを買えば良い?
測定項目が18個あれば、p < 0.05となる「有意な」結果を得られるチャンスが60%を超えた。(測定項目は独立していなかったので、もっと高かったかも)このゲームは、僕らに有利に組み立てられた。
これをp-ハッキングと呼ぶ-0.05未満のpを出すために、実験手法とデータをこねくりまわす-そして、これは大きな問題だ。ほとんどの科学者は誠実だが、無意識にこれをやってる。彼らは結果が思い通りじゃなかったら、自分たちがしくじったと思い、「上手くいく」まで繰り返し実験をし、「異常値」を落とす。
ただ、p-ハッキングを避けようと注意したとしても、僕らの研究は(不幸なことに)被験者が少なく、コントロール出来ない要因に大きく影響を受けた。ひとつ例を挙げる:ある女性の体重は、月経サイクルで5ポンド(2.27キロ)も変動したが、これは低炭水化物ダイエットグループとチョコレートグループとの差よりもずっと大きい。これが、大量の人を対象にし、年齢や性別をバランスよくグループに取り入れる必要がある理由だ。(僕らは気にしなかった)
キミは、僕らの結果を解釈するのと同じくらい、紅茶を飲み終わった後のお茶っ葉の形を読んだほうが良い。(訳注:ハリポタにも出てくるが、茶殻を読む占いってのが有る)チョコレートは、体重減加速器かもしれないし、もしくはその反対かもしれない。キミは、ノンチョコレート低炭水化物ダイエットグループも、何もしてないグループも、同じくらい信用してはいけない。何もしてないグループの人達が何を食べたか、誰が知ってるんだ?僕らは聞かなかったけど。
幸運な事に、科学者達はこの問題に賢く対応している。いくつかの学会誌は、科学者たちのより良い習慣となるよう、p値の有意性をテストする段階にある。それに、もはや誰も研究対象の被験者を30人以下にはしない。りっぱな学会誌の編集者は、ピア・レビュアーに送る前に、即座に拒絶する。だけど、評判よりもお金のことを気にする学会誌も多い。
僕らの科学的なブレークスルーを、世界とシェアするタイミングだった。すぐに出版させなきゃいけなかったけど、ダメ科学だし、僕らはピア・レビューを完全にスキップする必要があった。 都合良く、手元にニセ学会誌のリストがあった。(これは僕のリスト、こっちは別のリスト)ちょっとタイトなスケジュールだったから、僕らは同時に論文を出した-「減量加速器としての高カカオ・チョコレート」-20の学会誌に。そして、幸運を祈りながら待った。
僕らの論文は、複数の学会誌に24時間以内に受け入れられた(アクセプトされた)。言うまでもないけど、僕らはピア・レビューに全く直面しなかった。熱烈なアプローチをしてきた、医学国際アーカイブ(the International Archives of Medicine)誌に、最終的には決めた。そこは、巨大出版社BioMedCentralによって運営されてるけど、最近オーナーが変わったばかりだった。出版社の新しいCEOであるカルロス・バスケスは、僕らの出した「傑出した原稿」をちょうど600ユーロで「我々の素晴らしい学会誌に直接掲載しよう」とJohannesにメールしてきた。(訳注:忘れてる頃だろうが、Johannes Bohannon博士はジョンの偽名だ)
アーカイブの編集者は「ジャーナルに提出されたすべての記事は、過酷な方法でレビューされる」と主張してたけど、僕らの論文はオネケンのクレジットカード決済が通ってから2週間以内に出版された。一文字も変更されなかったよ。
論文以外でも、ちょっと仕掛ける時間はあった。僕は、科学的なPRの仕事をしてる友達の友達を呼んだ。彼女は僕を通じて、見出しに載せるためのいくつか卑怯なトリックを使った。毎日僕が触れてるモノの別の側面を聞いて、ゾッとした。
コツは、信じられないほど怠惰なジャーナリズムを利用することだ。もしキミが正しく情報を紙面に反映できるなら、キミ自身がメディアに記事を書くのとほとんど同じくらい、中身を理解してるってことだ。事実、多くの記者たちが(文字通りの意味で)僕らのテキストをコピペしかしなかった。
僕のでっち上げたプレス・リリースをちょっと見て。全部入りだ。記者の専門語で:セクシーな導入部、判りやすくざっぱなグラフ、いくつかパンチの聞いた引用文、そして意外なオチ。さらに、すでに主要なポイントは詰め込んであるので、科学的な論文を読む必要が全く無い。 僕は正確さに特に注意した。記者連中を騙すというよりむしろ、論文についての完全に典型的なプレス・リリースで釣ることがゴールだったからだ。(当然、被験者の数や、グループ間の体重の差がすごく小さいことは書かなかった)
でも、良いプレス・リリースだけじゃ不十分だ。記者連中は、見出しに載せるなにか可愛い「アート」に飢えてる。
だから、オネケンとレーブルは、フリーランスのアーティストに依頼して、チョコレートと体重減少についてアコースティック・バラードとラップを作成させて、いくつかプロモーション・ビデオ・クリップを作った。(ほとんどどんなことでもインターネット上でやってもらえるってことが判るだろう)
オネケンはドイツ語のプレス・リリースを書き、ドイツの地方メディアに直接出した。記事の「専門的な」裏付けは、とても魅力的だ。たとえそれが嘘でも。そして、ドイツ語のプレスリリース爆撃はオーストリアでネットサービスから出て、イギリスでもニュースワイアー(訳注:海外にあるオンラインニュース配信サービス)の外に出た。品質管理なぞ無かった。それは記者連中に託されていた。
僕は、世界中で爆釣れしている中、自慢と嫌悪が混ざり合ったなんとも言えない気持ちになっていた。
餌に喰いついたと気がつく前に、デカイ魚を釣り上げていることすらあった。Bild(新聞社)は、急にこの記事を書いた-「チョコレートを食べてもスリムなまま!」-全然こっちに連絡無く。すぐに、デイリー・スター紙、アイリッシュ・エギザミナー紙、コスモポリタンのドイツ語版サイト、インド版のTimes紙、ドイツ版とインド版のハフィントン・ポスト、それにテキサスのテレビニュースとオーストラリアの朝のトークショー、に気がついた。
記者連中は、とんと僕にコンタクトしてこなかったけど、してきても投げやりな質問だけだった。「なぜチョコレートで減量が加速すると思いますか?読者に何かアドバイスは?」ほぼ誰からも被験者数については聞かれなかったし、誰も数は報道しなかった。誰一人として、他の研究者に聞いていなかった。他の研究者の引用は、無かった。
これらの刊行物は、大量の聴衆を操るけど、必ずしもジャーナリズムの美徳の鑑ってワケじゃない。だから、新しい見出しのためにちょっとしたデジタル撒き餌でも簡単に食いつくのは、別に驚くことじゃない。ベージビューを収穫して、次に行くだけ。でも、(恐らくは)厳格な地方局でも、同じように研究の穴を見つけることは出来なかった。
僕らの研究を伝えるシェイプ・マガジンの記事では-6月号の128ページを見てね-校正係(fact-checker)を雇っていたけど、でも他と同じようにやる気が無かった。校正は全部含めても、2,3の文の正しさと、僕の名前の綴りの確認だけ。校正範囲は、減量を促すチョコレートのカカオ含有量(81%)、2つのブランドの特定だけだった(食料品店とアマゾンで買える)。
いくつかは銃弾を避けた。ある男性向け健康情報誌の記者は、Eメールでそれほど厳密では無い質問をいくつかしてきた。彼女は、9月号の記事を予定していると言ってたので、僕らはその記事がどうなるかは全く判らない。
じゃあ、最も期待はずれだったのは?誰一人として、チョコレートミュージックビデオを使ってくれなかった。その代わり、みんなどことなくポルノチックなチョコレートを食べる女性のイメージを使った。たぶん、この音楽に僕らの生活の真実ってやつがにじみ出ているからだろう:
なんで気にする必要がある?必死に信用できる情報を求める人達は、ズラッと並んだダイエットガイダンスに戸惑ってる-塩は悪い、塩は良い、タンパク質は良い、タンパク質は悪い、脂質は悪い、脂質は良い-まるで天気みたいに変わる。
でも、科学は明らかにするよね、ね?今は、肥満を疫病のように言ってて、トップクラスの科学者達に資金が注入されてる。いずれ原因と治療法をクリアに答えてくれて、雑音は止む。
もしくは、そうじゃないかも。
公平に見て、十分な資金を持ち本当の減量科学の研究をしているところでは、混乱してて、結論を出せていない。非営利の栄養学推進機関(the Nutrition Science Initiative)共同設立者で外科医のピーター・アティアは嘆いている。例えば、女性の健康促進(the Women’s Health Initiative)-その種の調査で最大のものの一つ-で、ダイエットと健康についていくつかが明確になった。アティアは 「その結果は、混乱するものでした」と言う。「彼らは、10億ドルを費やしても、低脂肪ダイエットが良いか悪いか証明できなかった」アティアの非営利団体は、基本的な質問の答えを探すために、1.9億ドルを調達しようとしている。でも、肥満の科学に注意を向けるのはひどく難しい。彼は言う「あまりにも雑音が多すぎる」
キミは、僕みたいなのに感謝することが出来る。僕らジャーナリストは、日々のニュースという獣を養う必要があって、ダイエット科学は打ち出の小槌だ。読者は、赤ワインの効能やフルクトースの危険性について、十分な記事を読めない。一般的な関心事というだけでなく-それは、1日に最低3回は必要という決定に関連している-それは科学だ!僕らは、どんな報告でも、家から出る必要は無い。僕らは、メールボックスに届いた科学的なプレス・リリースを、デイリーニュースという小川にちょっと浸す。そして、ストックしといたスナップ写真を貼り付けたら、完成。
ダイエット科学の唯一の問題は、それが科学であるってことだ。キミは、科学の論文の読み方を知っている必要がある-さらにいえば、本当はやってみる必要もある。とても長い間、人々はゴシップみたいにこのインチキと同じプレスリリースに飛びついては流行を作ってきた。願わくば、この小さな実験が、記者連中や読者を、もっと疑り深くしてくれますように。
もしも、どれだけの被験者を対象としたか明らかにしない研究、「統計的に優位」と言うにも関わらずどれだけ影響が大きいか言わない大胆なダイエット法が発表されたら、キミは「なぜ?」と思うはずだ。でも、大抵の場合、僕ら(訳注:忘れた頃だろうが、科学ジャーナリスト)はやらない。 残念だけど、ジャーナリストは事実上、相互評価(ピア・レビュー)のシステムで動いてるからだ。そして、僕らが失敗すれば、世界はジャンクサイエンスで溢れかえる。
この悲喜劇にも、希望の光はあった。記者連中が僕らの「発見」を吐き出している間、多くの読者が思慮深く、疑い深かった。オンラインのコメントで、彼らは記者連中が聞くべきであった質問をポストした。
「なぜ、各個人のカロリーを計測していない?」ボディービルフォーラムで読者が質問した。「このドメイン(IDHのウェブサイトのモノ)は、3月に登録されてて、大量のブログやニュースは、この研究以外には触れていない(ググれ)。これは誰かが背後に居るぞ」ドイツの主要なオンラインマガジンの内の一つ、FOCAS Onlineの読者が言った。
また、先見性のある読者が、4月4日のデイリー・エクスプレスの記事にこうコメントした。「栄養学は毎日がエイプリルフール」。
更新:the International Archives of Medicineのウェブサイトからは取り除かれちゃったけど、ココで読めるよ。
(訳注:修正済みのためCorrectionは訳さず。あと、何箇所か言い回しが怪しいので、適宜修正するよ)
「ポルノグラフィ」というのは、料理に喩えれば「ジャンクフード」なのね。
「ジャンクフード」というのは、人間の味覚のバグを悪用した料理の裏技であって、技術ではないし、「味」でもない。単なる「刺激」。攻撃的な塩味という刺激を甘い油分で包み込んだら、危機感から脳内麻薬がどばどば出て、ハイ、次から次へと手の伸びるジャンクフードいっちょ上がり。それだけ。だから軽蔑の意味を込めて「ゴミ(ジャンク)食(フード)」という。
「ポルノグラフィ」という言葉もそれと同じで、言語の新たな可能性を切り開くとか、人間の真実に切り込むとか、そういう努力や技術は一切放棄して、エロという性的刺激を食わせるためにシチュエーションという糖衣をまぶした低俗読み物。そもそも軽蔑の意味を込めた名称だから、そのことを批判しても意味がない。
もちろん、世に言う「ポルノグラフィ」を制作する作り手の中にも、ちょっと変わった面白いチャレンジをしようとする人もいるし、あるいは「より低俗なポルノグラフィにするための技術」を磨き上げて職人の域に達してる人もいるだろうさ。でも、作り手の意識が高いからといって、それで作品(及びジャンル)としてのポルノグラフィの価値が高まるというものではない。というか、究極、ジャンクフードにもポルノグラフィにも、「作り手」などという存在は不要なんだよね。ポテチはぼーっと口の中を刺激してくれればそれでいいし、ポルノは気持ちよくエロければそれでいい。
ジャンクフードもポルノグラフィも、別にこの世から消えてなくなれとは思ってない。つーか、むしろその猥雑さは好きだ。でも、「『ポルノグラフィ』を差別するな」なんていうのは、ちょっとなんか違うんだよね。差別って言葉をそんな安易に使うなよと思う。屑は屑でいいんじゃね。
もう随分前の話だけど高野政所が大麻所持容疑で逮捕された。もちろんニュースになった時は大騒ぎだったが結局何も変わらなかった。今の音楽の震源地はもうどこも何もなかったように今までどおりパーティーやステージや数多の即売会や…もちろんSoundCloudやニコニコ動画も盛り上がっている。所詮「ちょっとハッパやっただけの話」だ、インドネシアでは普通に喫っていたんだろう。だからこれからも恐らく変わらない。
じゃあ変わってしまったのは俺だけなんだろうか?
もちろん今すぐアンダーグラウンドシーンや同人音楽が終わるとは思えない。「今すぐ」はね…だけど確実に終わる、永遠に続くなんてありえない。日本のレイヴだってあっけなく終わったじゃないか。
「これは世の常なんだ、流行とはそんなものなんだ」…それは後ろ向きだ、でもそうかもしれない。「きっとその時は新しい何かが僕達を夢中にしてくれる」…それは待ってくれ、果たして本当にそうだろうか?
私見かも知れないがアンダーグラウンドミュージックや同人音楽は俺達を何度か救ってきた。世の中に音楽が溢れてCDが売れることが目的になった時、少なくともTVやラジオから流れてくる音楽は初めて聴くのに聴き飽きてしまうジャンクな音楽ばかりになってしまった。そういう時に俺はインターネットの音楽に出会った。まだシャープネルが自分のサイトでMODを配布してた頃の話だ。まだカラテクノだったし、まだレオパルドンだった。きっとあの時みんなが「ここに新しい音楽があって」「それはずっと続いていくんだろう」と思ったと思う。俺だってそうだったし実際その時はそうだった様に思う。この先何度もジョックの道具だったフロアミュージックとナードの道具だった同人音楽は奇妙な接続をして奇妙な、まるでCDの盤面の様な虹色の織物を編んでいった。
誰かがフロアミュージックを浴びせかける。呼応した誰かが新しいトラックをドロップする。そんなことを続けていくうちにあらゆるものを呑み込んでいく。ジュリアナレイヴ、J-TEK、ドラムンベース、UKアンダーグラウンド、エピックトランス、UKハードコア、ダブステップ、EDM…
私見かも知れないがアンダーグラウンドミュージックや同人音楽は俺達を初めて欺いているかもしれない。世の中に音楽が溢れてパーティーが続くことが目的になった時、少なくともインターネットから流れてくる音楽は初めて聴くのに聴き飽きてしまうジャンクな音楽ばかりになってしまった。そういう時に俺は何に出会えばいいんだ?もうシャープネルだってインディーレーベルでCDを売る頃の話だ。もうBUBBLE-Bだし、もうJET BARONだ。きっとまだみんなが「ここに新しい音楽があって」「それはずっと続いていくんだ」と思っている。もう俺はそう思えないしもしかしたらもうその終わりが来ているのかもしれない。この先恐らくジョックの道具だったパーティーとナードの道具になったパーティーミュージックは奇妙な接続をして奇妙な、まるでCDの盤面の様な虹色のライトの下で踊るんだろう。
「これは世の常なんだ、流行とはそんなものなんだ」…それは前向きすぎる、でもそうかもしれない。「きっと今から産まれる新しい何かは僕達を夢中にしてくれる」…
それは待ってくれ!少なくとも俺はもうたくさんだ!
もうやめてくれ!まるでTVみたいだ!
もちろん今すぐアンダーグラウンドシーンや同人音楽が終わるとは思えない。「今すぐ」はね…だけど確実に終わる。永遠に続くなんてありえない。
確実に、終わる。
「何処へ行くか?」…言えないよ、次は終わらせたくないからね。
S インフェルニティ スーパードロー暗黒界 クリフォート 影霊衣
―――【戦ってもらえない壁】――
A ダークロウ軸HERO 白黒シャドール 図書館エクゾ カウントダウン 光天使(海外のみ) イグナイト(海外のみ) テラナイト バーニングアビス
―――【適当に相手をされる壁】―――
B 魔轟神 アーティファクト 宣告者 森羅 ロックデッキデス 大逆転クイズ ロックバーン インフィニティ軸表サイバー流 聖刻 インフェルノイド ゴーストリック 電池メン
C 竜星 墓守 ジャンクドッペル Xセイバー 蠱惑魔 活路エクゾ チェーンバーン 甲虫装機 天使族 幻奏 グッドスタッフ ワンキル型デッキ破壊 パーミッション フルバーン 次元ビート 暗黒界 希望皇ホープ ヴォルカニック
―――【使うと露骨に嫌な顔をされる壁】―――
D P軸フォーチュンレディ 植物族 マドルチェ カラクリ 10軸リチュア 霊獣 BF ラヴァル
―――【回りだすと呆れられる壁】―――
ラー油をつくろう。
簡単で、達成感が得られて、奥が深くて、日持ちする。
以下で書くのはラー油というよりは香味油の作り方なのかもしれません。
ラー油とはなんぞやということはよく知らないのでそのへんは勘弁してください。
でも個人的には「ラー油」と呼んでいるので以下もラー油とします。
・サラダ油
・唐辛子
・にんにく
・生姜
・山椒
です。
油はなんでもいいと思います。ごま油でもいいし、オリーブオイルでもいいし、好みの油で。
ただ、加熱するので油が持つ香りはある程度飛んでしまうかもしれません。
それでも使う油によって仕上がりは違うだろうし、このへんは趣味の問題です。
というかここで記すラー油作りは完全に趣味の話なので、好きにやってください。
そういうスタンスです。
それで唐辛子、にんにく、生姜、山椒ですが、これはどれも食欲を増進させる香りを持っているので自分は入れます。
唐辛子、にんにく、生姜は三種の神器であって、これが合わさるとカラムーチョみたいな匂いがしてきて香りを嗅ぐだけで胃がダイレクトに反応します。
唐辛子は基本的には挽いたものを使ってます。一味とかでいいでしょう。見た目のテンション的にまるの唐辛子も入れてます。好みです。
辛味が苦手ななら韓国の唐辛子でもいいし、別に入れなくてもいいと思います。香味油づくりとして割り切ればいい。
自分はにんにくは刻んでます。少し粗めにしてフライドガーリック的な食感を楽しめるようにすることが多いかも。
油につけてたらずっとサクサクなのでいい感じです。
でもガンガン細かく刻んでもいいし、逆にそのまま皮付きでもいい。好みです。
小分けのパックでスーパーの中国食材コーナーにあると思います。なけりゃないでいいです。
日本の山椒はすごく細かく挽いてる、うなぎにかけるようなやつしか見かけてたことがないので今のところ使っていません。
というのも後でも言いますが、加熱しながら油に材料の香りを移す以上、細かすぎるとすぐに焦げてしまうので難しいのです。
自分は花椒をミルで荒く挽いて入れてます。ホールでもいいと思う。実山椒とかでも作ってみたいですね。
それで作り方ですが、自分の方法は低温の油で材料を煮て、ジワジワと材料の香りを油に移すようにしています。
高温で一気に作る方法もあるようですが、自分は焦げが怖いので低温でやってます。好みです。
一番の弱火でダラダラ煮ます。自分は100℃以下をキープしてます。
めんどくさいと思われるかもしれませんが、できるだけ火を小さくして放置でいいと思います。
10分でも20分でもいいです。香りが移ったかなと思ったら自分のタイミングで火から離しましょう。
つくっている際は笑えるほどいい匂いがします。旨い匂いがします。
あとはある程度冷めてから保存瓶やらジャムの空き瓶やら、なんでもいいですが容器に移せば完成です。
以上が基本です。簡単です。
それでもなんの材料をどの程度の割合で使うか、どういうふうに下ごしらえするか、どのくらい煮るかなど「あそび」の部分が大きいです。
自分の最新作では上記の基本材料のほかに八角、カルダモン、ネギを入れてます。
なんでもいいんです。スパイスって結構余ると思います。馴染みのないスパイスは特に。
そういうのを適当に入れましょう。もしかしたら素晴らしい組み合わせが生まれるかもしれません。
自分は割と何でもラー油かけちゃう方ですが、それでも消費量はそれほどでもないので、
いろいろ試したい人は少なめで作るといいかもしれません。でもその分焦げやすくなるので注意。
こちらからは以上です。
ここまで市民権を得るために相当な苦労があったんだ。
あの企画を持ち込んだのは直前にもヒット商品を誕生させたチームで、炭酸飲料の市民権再起が期待される一大企画だったんだ。
あの頃コンビニのドリンク棚から炭酸飲料がどんどんと消えていったろ?
健康食ブームは当然ドリンクコーナーの品揃えにも強く影響していたんだ。
炭酸飲料の市民権獲得、それはつまりこれからの炭酸飲料市場を牛耳ることとイコールとも考えられていたんだ。
炭酸飲料のジャンクなイメージを払拭するためには中途半端な戦略では絶対に成し得ないと皆が感じていた。
そうして選んだ手段は、全く新しいブランドを生み出すのではなく、海外ですでに成功しているブランドを高いライセンス料を払ってでも持ち込もうというもので、そうしてこのプロジェクトはまさに炭酸飲料の未来に社運をかける一大プロジェクトへと拡大していったんだ。
そのために多額のプロモーション費用をかけてメディア戦略を展開し、セールス開始と同時にすでに流行しているというイメージを植え付けようとしたんだ。
連日テレビではCMが流れ、様々なタイアップキャンペーンを実施、コンビニに高めのロイヤリティを設定することで店頭では常に目立つ位置をキープすることができた。
この頃は、まさにオランジーナを目にしない日なんてなかったんだ。
しかし発売当時は5%から8%への消費増税が叫ばれるまっただ中。
高いライセンス料をそのまま価格に反映させることは難しかった。
そうして選んだ手段は、内容量を減らしつつもボトルのデザインを変えることでそうした印象を与えなくする一方で、同時に高級路線に向けたの商品訴求への舵取りだった。
ここまで徹底した商品戦略によって、商品のヒットは間違いなしと思われていた。
ところがだ、問題は肝心の味にあった。
日本でオレンジジュースといえば、なっちゃんやぽんジュースを始めとする濃厚なみかん味が主流だったんだ。
熟したみかんのように酸味が少なく甘さが際立ったような味が好まれる中で、さわやかさを押し出そうとするあまりオランジーナは薄く味気がないような、それでいて苦味ばかりが目立つできそこないの味のように感じられてしまった。
一番のセールスポイントであるオレンジリキュールを思わせるような独特な香りが日本では芳香剤のイメージとして根強かったことも災いしてしまったんだ。
一度は手に取られるもののなかなかリピートが伸びず、連日の畳み掛けるようなプロモーションに反して業績は日々低下していく一方だった。
高いライセンス料と大量の販売ノルマに挟まれたサントリーに残された選択肢は一つ。
値下げによる多売しか道は残されていなかったんだ。
販売店舗へのロイヤリティはそのままに卸価格を大幅に下げることで店頭でのプロモーションには一層の拍車がかかった。
販売価格も下げられたことで消費者も手が伸ばしやすくなり、そうして今やっと、当初描いていた市場への浸透率を実現することができたんだ。
あまりにも当然過ぎることを一同が再認識する重要なきっかけとなったオランジーナ騒動は、こうして静かに幕を閉じるかに見えた。
大きく風穴を開けたオランジーナ損失を早急に埋め合わせる必要に迫られていたんだ。
ライセンスもとと幾度なく協議を重ね、新たなオリジナル商品が産声を上げることになった。
そうして再び満を持して登場したのが「レモンジーナ」というわけだが、市場ではもっぱら「カブトムシ味」との評判が高い。
サントリーは再び試練を迎えようとしているわけだ。
ちなみにここまで全て店頭に並ぶオランジーナの境遇の変遷から勝手に想像した裏付け一切なしの個人的妄想です。
わたしは飲料関係でも小売関係でもない単なるコンビニ利用客であり、企業や商品に対する損害を目的にしているつもりも一切ありません。
っていうか割れた基板の修理なんてできるか。
ここ1年ほどで『2GBメモリ』と『128GB SSD』を増設・換装したマシンだったので悔しいです。
とりあえず使えそうなパーツ(メモリ、SSD、ネジ、キーボード)を取りました。
残った残骸はヤフオクでジャンク品として売る……こともできなそうだったので止む無く廃棄。
メインPCが死んだので新しいのを買いたいところですが、部屋の片隅で独りチラチラと様子を窺っているマシンがあります。
Chromebook「僕を使ってよ!」
ChromebookをメインPCに使っているのは米帝の小学生だけです。
とても実用に耐え得るとは思えません。
しかし小雨降る中、捨て置かれた雨傘の下で震える子犬のような目で私を見つめてきます。
それに新しいPCを買うのは平たく言っておカネがかかります。平たく言わなくても懐が寒くなります。安いものでも3万円。ちなみにうちの家賃も3万です。
Microsoftとともに齢を重ねてきた私としては断腸の思いです。
しかしChromebookが健在で、懐に余裕ができるまでは勝ち馬Google先生に乗っかっていくことになるでしょう。
なお、私の密林ほしい物リストはこれ( http://goo.gl/1sYWcC )です。
買ってくれてもいいんですよ?
○朝食:卵かけごはん
○調子
ほがらかー、むきゅー!
ちゃむいみゅー!
むきゅー! むきゅー!
カレーはおいしいなあ、生涯一つだけしか食べ物を食べれなくなるなら絶対にカレーだな。
洗濯物さんを取り込むお仕事と、一週間分の食料さんを買い込むお仕事をした。
その後、レンタルビデオ屋さんでビデオを借りてきて、見ていた。
ダブルが主演のエピソードでこれだけは未見だったので、楽しめた。
改めてみると、ディケイドも中々恰好いい。
あのBGMと「通りすがりの仮面ライダーだ」のセリフだけでおなか一杯になる。
○レッツゴー仮面ライダー
ほんの一瞬しか出番ないけど、ダブルの人たちの生身が出てきて大興奮。
おま罪がなかったのがちょっと残念だけど、この一瞬のためだけに見る価値がある映画だった。
中でも主題歌がかかりながら、主要3フォームのマキシマムドライブを決めていくところは脳汁でまくり!
ダブルはさ、基本9フォームの完成度が高すぎて、エクストリームが出ると萎えちゃうんだよねえ。
あと、フォーゼも以外と悪くないな、あのスイッチを眺めながら「なでしこ・・・!」的な台詞があることを想像するだけでちょっとうるっとくる。
スタウォが出る!
クイックとすてぃーらーがあれば、クエーサーが出る!
はあ、キーマンは無理だな、あきらめよう。
スケルトンになっても人は飢える~「小説家になろう」のドライな世界にせまる~ | ねとぽよ
http://news.netpoyo.jp/2013/06/717
>「なろう」の小説には、人間の欲望がむき出しのまま転がっている。
>それは僕の欲望でもある。物語の中に入りたい。
>その物語の中で、都合よく強くなって、女にもてて、いいことをした気になりたい。
>そんなイージーでジャンクな、まるで「精神のポルノ」のような物語を求める気持ちは、
言うとおり、ストーリーなぞ関係なく、ただエロにだけ特化した薄い本と一緒だ。
っていうか、だからこそ売れるんだとも思うし、それはそれでいいと思う。
ただ、エロは「恥ずかしい、隠したい」みたいな羞恥心が結構働くが、なろう小説にはそれがない。
「凄い作品」「高尚な作品」みたいに言うのはやめて「俺はこれをよんで気持ち良くなれるんだ。もちろんポルノだから趣味じゃない人もいるかもしれないけどね!」
くらいにしておくのが良いと思う。