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はてなキーワード: クリスとは

2023-12-25

クリス増田クリスマスにケーキの話で喧嘩してる増田民を観て悲しんでいます🥲

FX会社クリスマス

12月25日になると、昔いたFX会社のことを思い出す。

FXというのは外国為替のことだ。外貨を売ったり買ったりして利益を得るやつだ。たぶん投資で一番難しい。

このFX会社というやつはかなり変わっていて、土日以外に休みはない。本当にない。

なぜなら土日以外の24時間世界中外国為替マーケットがどこかしら動いているから。日本祝日とか関係ないのです。

そんなFX会社にも例外はある。それが12月25日だ。

ご存知のように欧米社会キリスト教を中心に回っている。コルプス・クリスチアヌムというやつだ。

彼らにとっての12月25日日本元旦のようなもので、働くなどもってのほかなのだ

金融もそれは例外ではなく、外国為替マーケット容赦なく休みになる。動いているのは中東イスラム圏くらいだろう。

24日になると玉(外貨の注文のこと)がどんどん少なくなって、25日になると値動きはほぼなくなる。値動きのないマーケット外貨を買いたいという人はかなり変わっているか特殊目的があると思われます

そして全く動かなくなるのが日本時間の25日15時くらい。アメリカ東部時間で25日に入った頃だ。

この時間FX会社はダラッとした不思議雰囲気になる。

一番ダラッとしだすのはカバー(実際に玉をやり取りする仕事)の人々で、いつもは全くしない談笑を始める。

普段唐突大玉に毒づいたり、ストップ狩りの相談をしていたり殺伐とした雰囲気だが、この時ばかりはみんな和やかな表情だ。

これにつられて他の部署もなんかダラダラしていい感じになる。

営業とか経理はやることあるだろと思うが、25日だけはなんか許される。なんなら社長も酒飲んでるし。

いつもは冷淡なSEの人たちもこの時ばかりは笑い合っていい雰囲気だ。

いやお前は俺の要件定義をとっととチェックしろよと思うが、まあいいやとなる。

そんなんなら家に帰ってもいいじゃんと思うが、そこはJTCなので会社はいないといけない。よく分からん

今は全く違う仕事に就いてFXことなんて考えなくなったが、なぜか12月25日になると思い出す。

正直、待遇人間関係も良くない職場だったが、この日だけはお互い平等人間なんだなという感じがしたんだよな。

今日ももうじき15時を回る。

今年もダラダラするんだろうな。

2023-12-20

同志少女よ、敵を撃てに対する疑問

長い話を一気に2日で読み終えるほどには面白い話だった。戦争ものは大体気分が悪くなるので読まないことが多いが、アガサクリスティ賞をとったと聞いたり感想伏線の回収という文字を見たので購入してみた。結果、ミステリー要素は皆無だったが淡々とした文章戦争悲惨さを的確に伝えつつ必要以上にグロテスク描写をしないという塩梅で、犬が死ぬシーン以外は特に感情を乱されることなく一気に読めた。

本書はとても面白戦争小説悲惨からと思って避けてる人たちにもぜひ読んでほしいと思った。作者の意図はわからないがエンタメ小説としてもしっかりと成立しているところがとてもよくできていると感じた。

本書がとても良くできた小説で、読者として十分楽しませていただいたことを前提として、以下は疑問点について書いていきたい。批判ととれるかもしれないが、批判意図はあまりない。他の人の感想を読むにおそらく作者の意図したように作品を受け取っている方は沢山いるし、ただ、私に理解できなかったというだけだと思う。

違和感の一つに主人公が掲げている女性のために戦うという本作品主題に関してだ。これは最初出てきた時から一貫してその後もこの話のテーマのような顔をしてでてくるが、最初の村で村民を殺され、狙撃手に母親を殺されて学校に入りスナイパーのエリートとなる過程主人公が何故そのような考えを行動原理として掲げているのが終ぞ理解できなかった。村民は全員死んでいるのだ。男も女も平等に死んでいる。何故彼女の頭に女性のために、という言葉が出てきたのか本当にわからなかった。そのまま物語は進むので私はてっきり途中で行動原理も変わる者なのだと思ったけれどそんなことはなく、そのままだった。

女性を守ることを行動原理にするには見ている光景説得力がないように思った。

私は途中で友人のシャルロッタあたりが暴行されるのだろうと思っていたのだけれど、そんなことはなく、暴行悲惨悪魔所業だと言う割には主人公最後までその光景を目の当たりにはしていない。ラストミハエルですら未遂で終わりドイツ人女性は逃げ出せている。徹底的にその描写を避けているように見える。ただ避けてあるからこその読みやすさがあるのもまた事実だと思う。ただ、私の感覚で言わせていただけるならどうしても、冒頭の流れからどうしても主人公が『女性』を守るために戦うとなるには理由が足りないように思えてしまうのだ。

また、肝心なところでの爪の甘さを感じるところも散見した。特に冒頭の80キロを超える主人公母親死体を村を一望できる場所から雪道を引きずって降りるドイツ人描写などが特にそう感じた。あまりにも違和感があったので、何かしら後々に効く伏線なのだろうと覚えていたがそんなことはなかった。もし、ドイツ兵があの死体をそのまま置いて主人公だけを連れて村に降りたのなら、イリーナは主人公母親死体を目の前で焼くことはできなかったし、主人公イリーナを恨むこともできなくて、話が進まないのかもしれないと読了後の今では思う。

また主人公は宿敵であるドイツ狙撃兵に対して「自分自分哲学において行動する。お前とは違う」と言うシーンがある。そしてドイツ狙撃兵は、殺される。主人公の同期にヤーナという登場人物がおり、彼女世界中の子供の命を守るために戦争に参加する。彼女ソ連赤軍兵士だが、ドイツ人であれ子供は助けると言う哲学を持っている。主人公は終盤、ヤーナの目の前でドイツ人少年兵を撃つ。死にはしなかったが彼を助けようとしたヤーナは銃弾を受け重傷を負う。無論、少年兵を撃とうとした主人公の行動は正しく、誰も彼女を責めない。ヤーナも責めない。でもはっきりと主人公はヤーナの哲学を目の前で踏み躙っている。かなりのダブスタに感じた。そう言う描写が多々あった。誰か知らないドイツ人兵士の、背景にいる家族のことを考えることもあるが、それは仕方ないのだと言い聞かせて、スコアを稼ぐのに、自分母親を撃ったドイツ人狙撃兵には憎悪侮蔑の目を向ける。憎悪までなら理解できる。侮蔑に関しては同じ穴の狢のではないかと思うのだ。何故なら主人公母親ドイツ軍に銃を向けていたのだから

最後に、イリーナと主人公のほぼ恋人同士のような終わり方について、私はその雰囲気を汲み取れずにいたので、最後は呆気に取られた。シャルロッタがヤーナと二人で家族になると言った時に、主人公が仲間外れでびっくりしたあたりで、あれ?とやっと作者の意図を汲み取れた。

納得できなかった部分を羅列したが全体的に本当に面白い話だった。大好きな一冊です。

2023-12-14

よく焼きそばパンを指して

日本人炭水化物炭水化物を挟んで食うのかよw

みたいな意見ネットで見たりしたもんだが

いまさっき知ったんだけど西洋人だってクリスプサンドと称して普通にポテチパンに挟んで食ってんじゃん

2023-12-13

anond:20231213125354

なるほど。つまり君はこう言いたいのでしょう

クリス、鱒だけに。と・・・

2023-12-08

クリスマンソングのない世界を作りたい

カップルが素晴らしいという動物っぽい価値観アップデートすべきなのに

なぜクリスマスとか愛とか延々垂れ流すのか

 

カースト兵士になって戦地使い捨てにされるが

上位カーストはどうせ戦地にも行かず「メリ〜クリスマス!」とか言っている

今回パレスチナ高得点だったところは

パリピイスラエル人ターゲットしたこと

欧米インセルもっと世界を変える勇気を持つべきだし

そこは非生殖世界最先端を行く黄色人が世界を導くべきだ

かつての白人が如く

 

実力行使勇気がない者はせめて

最も動物に近い者を上位カーストと崇めるのをやめ

愛する人クリスマスみたいなプロパガンダに協力することをやめよ

何が「オーイェ」だ

クリスマンソングのない世界

子どもたちの未来のために

2023-12-05

キリスト教徒でもないのに、なんでイエスの降誕を祝ってるの?

とか言われるのもいいかげん癪なので、日本風習として新たに12月24日クリスマス節句と制定することにしよう

では諸君メリークリス節句

2023-12-01

いかれたメンバーを紹介するぜ

ギターマイケル (きゃー)

ベースジョージ (いぇーあ)

オンザドラムスクリス (うぉーー)

そして、いよいよお待ちかね..

エタイコ、ファイブフィンガー、ハヤシ!!

2023-11-27

anond:20231104102039

アメスパでもスナイパーかっけぇってなるくらいだから

あっちの人は

PTSD治療手伝ってたらメンヘラに撃ち殺されましたってちゃん最後まで描いても

クリスカイルかっけぇ!

になってる。受け止める土壌が既に違う

2023-11-20

クロスオーブアドベントクリスチャニティスキームについて

 イエス(Jesus)が死に至る瞬間に彼の魂からオーブ(Orb)が現れて世界を覆う光の源となった。ヤハウェのダーク・アジャー(Dark Assure)が世界を覆っていた時のことであるからその衝撃はある意味で凄まじいものとなる。神の子が屠られるという理不尽仕打ちを受け入れたためにそれは仕事として存在し、唯一の永遠の命を可能にする所業としての価値を持っていた。

 クロスオーブアドベント(cross orb advent)の時にはオーブアジャーの組み合わせによってスキーム(scheme)が生じて、それがキリスト教として世界を渡るようになった。すなわち復活を待たずして復活というのは避けられない真実としてその時を待っていた。キリスト教イエス十字架の上の業がクロスオーブアドベントとして結実した時に成立したと言っても過言ではない。

 元々の考え方では復活を告げる天使とそれを聞いたマリア達の福音によって成り立っているとも言えるのであるが、復活は確固たる事実として預言されていた。そのために彼らは事実確認をするという意味必要であったが彼らの存在がなければ復活は証言し得ないわけではないのであるそもそもオーブとは仕事ごとに与えられる珠玉のようなもの象徴していて、あらゆるスキームに働きがける力を持っている。

 イエスオーブは唯一の永遠の命を与えるオーブであって、彼の左手の上に乗っているイメージである。これはキリスト教というスキームにおいてオーブに似たオーボイドを発生させうる。というのも彼の追従者はイエスに倣うことによって永遠の命に到達する。その時の状況は最も厳しい時においてはダーク・アジャーに似ているであろう。ダーク・アジャーは理不尽な場面における神意の漂いのようなもの永遠の命の出現を待ち受けているようである殉教という瞬間にこそイエスへの真の追従が実現するのであって、その時にはクロスオーブアドベントの時のように永遠の命が下される。

 オーブアジャーの組み合わせは実に重要であって、この世にあって仕事というのは同じ働きがけであっても場面ごとに意味を変えるのであるからオーブの現れとその時のアジャーの漂いはそれぞれが異なるスキームを生じさせる。ここにいうスキームとはそれこそ「キリスト教」などのように人間の集まりを含む時空のような意味合いを持っている。むしろキリスト教スキームと呼ぶことによってスキーム理解してほしい。

 例えば刀鍛冶オーブとは刀を作り出すことであり、その際に漂っているアジャーとはその完成を待つ人々を含んだ雰囲気のようなものであり、オーブアジャーの組み合わせによって生じるスキームというのはその刀を用いる人々を含んだ時空を表現している。すなわち刀鍛冶オーブが出現した瞬間にそれを求める人々のアジャーにオーブの光が行き渡りスキームとして使用者小宇宙が広がるのである

 クロスオーブアドベントに関連する半ば英語の歌がここにあって、それはOrb Word God, God Get Odd, Old Knew Own, All Aim Awe, And Hold Gold, Ghost Wrest Heaven, Heard Cherub Laughというものである。その直接の意味はとりあえず置いたとしてクロスオーブとは神を語る主体であり、 神を奇妙に変質させるようなものであるが古い存在自分のものを知っていて、全ての目的は人々の畏怖と彼らが黄金を有することであり、霊は天国を勝ち取りケルブが笑うのを聞くというようなものである。この歌の啓示があったのが2022年7月から8月にかけてであった。

 クロスオーブ重要な点はキリスト教においてイエスの死の理由を贖いのためというものからひたすら栄光のために変えるのであるイエスが屠られたために引き換えに我々は生きるというのでは論理が飛躍しているが、クロスオーブアドベントによって光が生じ永遠かつ無限の命の価値のある神の霊が降ったことによって、それを継承支配するイエスが決定したものに神の霊が分配されるといえば筋が通っているように思える。またクロスオーブアドベントの時にクリスチャニティスキームの生成があってキリスト教創始者を完全にイエスによるとの主張が成り立つ。

 福音とはある意味クロスオーブの出現の音でありそれを直接耳にしたものはなかった。クロスオーブのオーボイドとは福音のようなものであって、福音を聞いた人々の状況に相当している。それはある種二種類の炎であってイエスに纏わる灯火かあるいは地獄の炎であり、どちらも神への捧げ物としての価値を有している。

2023-11-19

コトノハオールスターズからみなさんへ

みなさんこんにちはコトノハオールスターズです。

去る2023年11月9日夕方から コトノハのPostやuserなどの機能が働かなくなり翌10日にはコトノハ自体アクセスができなくなってしまいました。

長年オオヒダタカシ氏が管理放置し、データベースおかしくなったものと思われますが突然のことでみなさんも困惑されたことでしょう。

私もコトノハを盛り上げようとコトノハオールスターズの会員数を4万人以上まで増やし、Postも積極的に行い新規や出戻りユーザーの方も増えて活発化していたのでとても残念です。

個人的懇意にしていた他のサイトも先日からForbiddenになりとても悲しく思います

コトノハにて行っておりましたなっくんとクリスたんへの制裁行為2023年末をもって終了予定でした。

なっくんは2018年あたりからコトノハオールスターズに対し攻撃を行うようになり、こちらも抗戦しておりました。

なっくんが30歳を迎えた2021年制裁行為を終了予定でしたがワクチン接種前にコロナ禍での旅行をして、コロナが落ち着いていた時期のコトノハオールスターズ旅行批判していたのにもかかわらず

自らはそのような非常識な行動を起こしていたので問題提起するとコトノハhatena逆ギレ言い訳コトノハオールスターズ誹謗中傷していたので引き続き制裁行為を続けておりました。

近年ではコトノハには現れず、Twitterポケストップというものに夢中になっており制裁行為開始から5年以上過ぎたのでここらで制裁終了予定でした。

クリスたんも2018年4月にお父様が亡くなると世話になった病院コトノハ掲示板質問サイト等にてデマ誹謗中傷するようになり悪目立ちしていたので注意すると逆ギレしてきたので制裁行為を開始しました。

最近も相変わらず誹謗中傷を続けていましたが精神的な病気可能性もあり治る見込みがないことや、病院新築移転してからまもなく1年が経とうとしておりますが相変わらず評判もよくクリスたんの誹謗中傷は何の影響もないことからこちらも制裁を終了する予定でした。

コトノハオールスターズによる尋問クリスたんが交通事故労災事故を多発したり、デート商法で騙された過去が判明するなどかなり駄目な還暦独身老人で結婚子供もできる見込みがなく孤独死確実なので放っておいても問題ないでしょう。

みなさんにとっても私にとってもコトノハで過ごした時間はとても有意義であったのではないかと思います

オオヒダ氏に代わり2005年から18年間コトノハをご愛顧いただきありがとうございました。

2023年11月19日 コトノハオールスターズ

2023-10-21

ラグビーW杯2023 準決勝 ニュージーランドvsアルゼンチン

9月18日20チームで開幕したラグビーW杯2023フランス

1ヶ月経った今、16のチームが大会を去り、未だ戦っているのは4チームのみ。

イングランド南アフリカニュージーランドアルゼンチン


おはようございますこんにちは、こんばんは、レビュー増田です。

遠いヨーロッパでの開催のため、日本放送は深夜、早朝になったこW杯

日本大会を去った今、試合を追いかけるのもなかなか大変だが、決勝トーナメントに入ってからは深夜早朝の試合を追いかけても後悔のない、まさに1点を争うような好試合が続いている。


遊手候補と目されていた開催国フランス南アフリカにまさに1点で涙を飲み、イングランドは初戦を彷彿とさせるドロップゴールでトーナメントを駆け上がろうとするフィジーを止めた。


今夜戦うのは、前半にペースを握られながら流れを引き寄せてウェールズから試合を取り返したアルゼンチンと、最終盤に37フェイズにも及ぶアイルランドの猛攻を耐え切ったニュージーランド


日本視聴者日本を下したアルゼンチン応援しながら決勝トーナメンを観戦している人も多いようだが、ニュージーランドラグビーファンにとって昔も今もラグビー界の神の如き存在だ。


ニュージーランドの国としての強みは、どれだけ良い選手が変わっても、さらに上回る選手が現れる層のぶ厚さで、世界最優秀選手に輝いたこともあるLOロディ・レタリックや、稲妻のようなランで日本にもファンが多いダミアン・マッケンジーリザーブで出てくるなんて、他の国からしたら考えられないような贅沢さだし、W杯がすでに始まっている状況で「真剣大会中に門限に遅れたから」と日の出の勢いの若手、マーク・テレアメンバーから外せば、「じゃあ」とウィルジョーダントライを取る。

チームは家族とも言われており、アンストラクチャーから混乱状態で誰がボールを持っても、かならずフォローするランナーが現れて、見事な連携トライを取る。

大会が始まる前までは「パッとしない仕上がり」と言われていても、いざ始まれば、初戦以外は対戦相手から大量トライを奪い、世界一位のアイルランドフィジカルを全面に出した猛攻にも耐え切ってみせた。

豊富人材と、流れるような連携、そしてここぞという時の硬いディフェンス

やはりオールブラックスはいつの時代も優勝の本命なのだ


ちなみに家族話題が出たが、この試合オールブラックスは本物の家族が3人、スタメンに名を連ねる。

スコット・バレットジョーディー・バレットボーデン・バレット

バレット家には、さらに2人の兄弟、3人の姉妹がいる。

8人兄弟という時点でなかなかだが、そのうちの3人が同時期に世界最強チームの代表プレーヤーというはなかなかない。

大谷翔平的なマンガ設定のような話だ。


さて、対するアルゼンチンだが、どういうチームかというのは予選プールから試合を見てきたみんなにはもはやおなじみだろう。

スキルフルなキックフィジカル押し出した展開攻撃個人のラン突破などを組み合わせて戦う好チームだ。

アルゼンチンにとっては、この準決勝で対戦成績 2勝33敗1分けのニュージーランドと戦うのは大きなチャレンジとなる。

負けられない大一番に向けて、前節でウェールズを破ったメンバーから1名のみを変えて試合に臨む。


アルゼンチンにとって気がかりなのはメンバーにどれだけ疲労が残っているかではないだろうか。

準々決勝でフィジカルな激闘を制したのは相手も一緒だが、ニュージーランドは予選プールフランス以外に脅かされるような存在がなく、それほど激しい消耗を強いられていないように見える。

アルゼンチンはというと、予選プール日本戦も終盤までもつれ、ウェールズ戦もギリギリで勝ちをさらった。

クロスゲームを制したこの2戦では、身体を当てながらの展開を繰り返して後半にディフェンスをこじ開けたので、これが攻めの切り札だろう。

こういうスタイルだと、FWの体力がいつまでもつの心配になってくる。

相手アイルランドの波状攻撃を耐え切ったニュージーランドである


攻撃に、守備に、身体を打つけづつけるのはここにきて難儀だけど、ではと崩しを狙って迂闊にコンテストキックを蹴って、ちょっとでも甘くなれば、それこそオールブラックス大好物、思う壺だ。


勝負どころで勢いを掴みながら接戦を切り抜けてきたアルゼンチンが、ここでも我慢比べに勝って巨星を飲み込むのか、それとも黒衣の最強軍団死神となって挑戦者の息の根を止めるのか。


小雨降るスタット・ド・フランセに響く両国国歌斉唱につづき、オールブラックスがカパオパンゴを披露し、アルゼンチンキックオフで試合が始まった。


前半

試合の入りはアルゼンチンにとって悪くなかった。

キックオフ直後から身体をあてて敵陣深くに侵入、開始3分PKを獲得し、先制のゴールで3点を獲得した。

アルゼンチン 3 - 0 ニュージーランド


両チーム、キックを蹴りあげて激しく序盤のペースを争う中で、アルゼンチンハイボール処理もよく、自分達の攻めにつなげられている。

対するオールブラックスモールなどをつかった硬い攻めを見せ、手元を落ち着かせてから着実に攻める。

するとニュージーランドセットプレーから再びのモールペナルティを獲得。

ゴールライン上の攻防から外でまつでウィルジョーダンボール渡りゴールライン右に飛び込むトライ

アルゼンチン 3 - 7 ニュージーランド


アルゼンチン連続攻撃は悪くない。

しかオールブラックスは硬い守備から切り返す。

先ほどトライを決めたウィルジョーダンから今度はジョーディ・バレットにつないで、またもゴール右にトライ

アルゼンチン 3 - 12 ニュージーランド


キックオフからの攻めを2本失ってスコアされているアルゼンチン

20分までに3回22mまで侵入できているが、その度にオールブラックスディフェンスボールを失っている。

ノックオンというわけではなく、ジャッカルで引き抜かれてなので、アルゼンチンとしては全力を出せているのに黒い壁を抜けない。


ゲーム風景としては双方が入ったボールキープして展開して、手元のエラーも少ないので、ボールインプレーが長い試合となっている。

29分にやっとファーストスクラムとなり、アルゼンチンPKを獲得。

ショットアルゼンチン 6 -12 ニュージーランド


いかけるアルゼンチンが苦労して点差を積めるが、オールブラックスはすぐにPGで取り返す

そして終了間際、今度はオールブラックスボールスクラムからミスなく攻め込んで、41分にトライ

アルゼンチン 6 - 20 ニュージーランド


双方がボールを持った時に、保持して攻め込んでいく。

アルゼンチンとしては、攻めが良くつながっているし、手元のミスもない。

しかし、ゴールライン直前まで迫ったところでオールブラックス守備に捕まってしまう。

結果として、似たようなカードを出し合っているのに、スコアは開いている。

自責ミスでチャンスを失っているわけではないので、力負けと言っていい状況で、アルゼンチンとしては修正が難しく見える。


2トライ2コンバージョンの差を埋めるため、アルゼンチンは後半にどうやって流れを掴みにかかるのだろうか。


後半

後半の入りは前半と打って変わってアルゼンチンにとって不幸なものだった。

オールブラックスアルゼンチンキックオフ処理のエラーにつけ込み、わずか2分でトライを奪う。

この失点後、アルゼンチンキックオフの有利状況なので攻めたいのだが、ハイパンを蹴り合って、結果はオールブラックスボールが渡ってしまう。

ここでニュージーランドが攻め切って追加のトライ

アルゼンチン6 - 34 ニュージーランド


後半開始直後のトライ事故みたいなものだが、このトライアルゼンチンにとっては厳しい。

前半最後の繋ぐラグビーから一転、ハイパントで崩しを狙った攻めをしたところで、ボールオールブラックスに渡ってしまい、攻め切られる。

相手の有利な形に飛び込んで取られていているのは悪いシナリオだ。

ボールを上げるのでスクラムも多くなっているが、このスクラムでも負けていて、黒衣の戦士はどんどん自陣に入り込んでくる。


守勢一方のアルゼンチン対して、オールブラックスは55分に選手を大幅に入れ替える。

交代で入るのはフロントロー3人と、ダミアン・マッケンジートライも取れる俊足SHフィンレー・クリスティ

タイミングとしてはかなり早いが、点差があるので、余裕をもって体力のあるメンバーを投入できる。


攻めのチャンスがあっても前半のように敵陣に侵入できないアルゼンチン

ボールオールブラックスのものとなり、61分に、ウィルジョーダンが2つめのトライ

アルゼンチン6 - 39 ニュージーランド


65分はまだ時間があるが、33点のビハインドはあまりに重い。

15分で5トライを奪うのはどんなチームでも非現実的だろう。

どこでここまでの差がついたのだろうか?

ゲームは終盤に向かいアルゼンチンほとんど深く攻め込めない中で、74分にもウィルジョーダンラインブレイクしてハットトリックとなるトライ


後半に入って全くスコアできないまま、時計は80分を過ぎた。

一矢報いたいアルゼンチン、自陣深くのスクラムから最後の攻めもオールブラックス守備突破できず、試合終了。

最終スコア

アルゼンチン6 - 44 ニュージーランド


テリトリー

アルゼンチン45% - 55% ニュージーランド


支配

アルゼンチン44% - 56% ニュージーランド


スタッツの示すこの数字オールブラックスボールを持たなくても勝てるチームだが、今日ボールを保持して戦い、アルゼンチンを圧倒した。

ボールを蹴り上げる状況としては、繋いで前進できない末にボールと引き換えにエリア前進を取るか、攻撃が停滞する前に先制で崩すかなので、繋ぎ前進できた今日オールブラックスは蹴る必要がなかったとも見える。

ただ、これは想像なのだが、結果でそうなったというより、初めからアルゼンチン疲労を見越して高いエネルギーをつかうポゼッションラグビーを仕掛けたのではないだろうか。

直近の対戦成績で2勝を挙げていたアルゼンチンは、勝てるチームを作り上げてきたが、ここに来たときにはにすでに満身創痍状態だった。


開始ホイッスル前の前段を書き終えたのは前日で、双方がどういうチームか知っている人にとってこの辺りの予測はおそらく特別ものではない。

その流れにおおむね沿う「驚きのない試合」になったのは、オールブラックスが圧巻の強さを見せたということだろう。

まり一方的試合となったので、母国では批判も起きるかもしれないが、ここまで死線の際で戦い続けてベスト4まで駆け上がったアルゼンチンは、前評判に相応の結果を残したと言っていいと思う。


これで決勝に進出するチームの1つが決まった。

準決勝のもう1試合は、前回日本大回の決勝カードイングランド南アフリカ

このW杯最後試合ラグビー界の黒衣の神と対戦するのは、白か、緑か。

あと2試合で、4年に及ぶ長い長い戦いの覇者が決まる。


anond:20231015170047

薄幸作「甘じょっぱフレンチトースト@テレビ千鳥」すごく美味しそう

よくこんなもの考えつくなあ

フレンチトーストチーズはありがちだけど(モンテ・クリストとかあるし)

そこで「醤油」と合わせる発想は無いわ

「焦がし醤油」というテーマフレンチトーストは出んわ

2023-10-03

鬼滅の刃 ファイアーエムブレム 声優

花江夏樹竈門炭治郎)→アルム チャド

鬼頭明里竈門禰豆子)→セリーヌ

下野紘(我妻善逸)→ウォルト リュール(男)

松岡禎丞(嘴平伊之助)→フリーズ

上田麗奈(栗花落カナヲ)→ヴェイル

森川智之(産屋敷耀哉)→シグルド

佐藤利奈(産屋敷あまね)→トール

悠木碧(産屋敷輝利哉)→リシテア=フォン=コーデリア

花守ゆみり(産屋敷ひなき)→メルセデス=フォン=マルトリッツ タニア

小澤亜李(産屋敷にちか)→リリーナ ファ セーラ

井澤詩織(産屋敷かなた)→ララム ファリナ

櫻井孝宏(冨岡義勇)→ルカ エリウッド ユリウス ブラミモンド

早見沙織(胡蝶しのぶ)→シーダ クロエ

日野聡煉獄杏寿郎)→アシュナード クリス(男) 

小西克幸(宇髄天元)→マークス ランド バヌトゥ ヒューベルト=フォン=ベストラ

河西健吾(時透無一郎 時透有一郎)→ジークベルト ツィリル

鈴村健一(伊黒小芭内)→キュアン リーフ

関智一(不死川実弥)→ヒース ラフィエル

杉田智和悲鳴嶼行冥)→クロム オリヴァー

茅野愛衣(胡蝶カナエ)→織部彩羽 スリーズ フィー

小山力也煉獄槇寿郎)→ゼト

泰斗サイコロステーキ先輩)→フェルディナント=フォン=エーギル オーシン

細谷佳正(獪岳)→ルフレ(男) マーク(男) シグ

七瀬彩夏TVアニメ版『無限列車編』の第1話で登場したアニメオリジナル女性の鬼殺隊士)→ミレディ

古川慎後藤)→シルヴァン=ジョゼ=ゴーティエ ギース

浪川大輔(鋼鐵塚蛍)→レックス

村瀬歩小鉄)→ゴードン セネリオ

桑原由気高田なほ)→エルフィ オフェリア ヒルダ=ヴァレンティン=ゴネリル

石見舞菜香(チュン太郎)→イングリット=ブランドル=ガラテア ギネヴィア

高木渉(那田蜘蛛山編の鴉)→カインCDドラマ

檜山修之(那田蜘蛛山編の鴉)→ジャム

釘宮理恵(銀子)→レーヴァテイン アスベル

堀江由衣(麗)→プルメリア

梶裕貴(錆兎)→タクミ

加隈亜衣(真菰)→フローラ エーデルガルト=フォン=フレスベルグ エフラム(幼少期)

木村昴(ムキムキねずみ)→バルタザール=フォン=アダルブレヒト ビラク

井上和彦(耳飾りの剣士)→ジーク カミュ

三木眞一郎竈門炭十郎)→ブルーノ

桑島法子竈門葵枝)→ティルテュ ウル

大地葉竈門竹雄)→ガングレト ヘクトル(幼少期)

小原好美竈門花子)→レギン

野島裕史(炭吉)→ヨシュア ケント

種﨑敦美(雛鶴)→エフィ ラクチェ

石上静香(まきを)→ペトラ=マクネアリー エキドナ

東山奈央須磨)→セリカ

榎木淳弥煉獄千寿郎)→ユーリス=ルクレール ファバル

和氣あず未(不死川貞子)→ピアニー

能登麻美子(嘴平琴葉)→ヘンリエッテ

野島健児甘露寺の父)→フェルナ

置鮎龍太郎(黒死牟)→フィン

宮野真守(童磨)→レオン

石田彰(猗窩座)→ゴードンOVA) アゼル リュシオン

梅原裕一郎(積怒)→レイヴァン ルーク

石川界人(可楽)→ディミトリ=アレクサンドル=ブレーダッド

斉藤壮馬(哀絶)→シャハド

鳥海浩輔(玉壺)→ナーシェン ヘクトル ブラミモンド

沢城みゆき(堕姫)→カミラ マーク(女) ルフレ

平川大輔(魘夢)→ペレアス アルファルド

楠大典轆轤)→レオポルト=フォン=ベルリーズ

保志総一朗病葉)→マリク マシュー

諏訪部順一(響凱)→ジョーカー

緑川光(お堂の鬼)→マルス

子安武人(手鬼)→ナバール ロンクー ファウダー ゼロ セーバー パント レヴィン セテス カゲツ フェーニックス

木村良平(沼鬼)→ジュリア

福山潤(矢琶羽)→ロイ ヒーニア

新垣樽助(舌鬼)→ソール ジェローム サイゾウ

小清水亜美(母蜘蛛)→ミスティ

森久保祥太郎(兄蜘蛛)→カナス

伊藤静(帯鬼)→リカード ベレス

坂本真綾(珠世)→フュリー

山下大輝(愈史郎)→クルトナーガ コーマ

桑谷夏子(累の母)→ミカヤ テティス

江口拓也結核青年)→パーシバル ハール イル

山村響糸目少女)→リネア シェイド

てらそままさき(三郎爺さん)→バジーリオ ゼロット

市来光弘(正一)→ドニ

水瀬いのり(ふく)→ジル・フィザット

井上喜久子(トミ)→ディアドラ ニイメ レア

堀江瞬タツ坊)→リンハルト=フォン=ヘヴリング ロシェ

小林裕介ハルオ)→ベレト エルク

ピクシブ百科事典」調べ

2023-09-26

万物黎明』は人類歴史を誤解している

はじめに

急進的な著者の本が主流紙で書評されることは、ましてや好意的評価されることは滅多にない。デヴィッド・グレーバーとデヴィッド・ウェングローによる『万物黎明』は例外であるわずか2ヶ月前に出版されたこの本は、すでに世界で最も影響力のある英字新聞雑誌の多くから賞賛を受けている。

著者のアナーキズムの主張に疑問を呈する書評家でさえ、「3万年にわたる変化に関する岩盤の前提を覆す見事な新説」(アトランティック誌)、「多くの大陸と数千年にわたる文明に関するめくるめく物語の数々、そのすべてが自由であることの意味に取り組んでいる」(ワシントン・ポスト紙)と称賛している。また、ソーシャルメディア上の左翼的投稿者たちからも、好意的コメント-場合によっては絶賛!-が寄せられている。

しかし、以下に掲載する2つの書評は、いずれも唯物論人類学者によるもので、この本の人類史に関する記述は、大量の反対証拠無視しており、その政治的主張観念論的で自発主義であると論じている。どちらの書評特に女性抑圧の原因を考察していないことに批判である

クリスナイトはユニヴァーシティカレッジロンドン人類学上級研究員で、アフリカにおける人類起源研究するチームの一員である。著書に『Blood Relations(血のつながり)』など:Menstruation and the Origins of Culture』、『Decoding Chomsky: Science and Revolutionary Politics』などがある。The Dawn of Everything』の書評はTimes Higher Education掲載された。

ナンシーリンディスファーンジョナサンニールはともに人類学者として訓練を受け、人類進化階級社会性的暴力についての本を執筆中。ナンシーの近著は、リチャード・タッパーとの共著で『Afghan Village Voices』(アフガニスタンの村の声):Stories from a Tribal Community, 2020』であるジョナサンの近著は『Fight the Fire: Green New Deals and Global Climate Jobs』。The Dawn of Everything』の書評エコロジスト誌とブログ『Anne Bonny Pirate』に掲載された。

どちらの書評も著者のご好意により再掲載されている。

根本的に支離滅裂で間違っている byクリスナイト

本書は楽しく、有益で、時には爽快である。また、根本的なところで支離滅裂で間違っている。ヨーロッパ洞窟壁画が現れ始めた頃からの、比較最近先史時代について学びたいのであれば、必読の書であるしかし、人類最初に笑い、歌い、話し、芸術儀式政治創造し始めたのはなぜなのか、どうしてなのかを知りたければ、きっと失望するだろう。

この本のタイトルは深刻な誤解を招く。『万物黎明』? 『お茶時間』の方が正確だろう。ホモ・サピエンスヨーロッパに到着する何万年も前にアフリカで始まった文化の開花を体系的に横取りし、この物語はあまりにも遅く始まる。

欠点はあるが、この本は広報勝利であるフリードリヒ・エンゲルスが『家族私有財産国家起源』を出版して以来、左翼知識人活動家人類社会的起源先史時代過去について学ぶことにこれほど興奮したことはない。

短い書評では、本書の幅の広さと博識を伝えることはできない。その核となる政治メッセージ露骨だ。平等主義狩猟採集民が生活の中で共産主義実践したというエンゲルスの話は神話である。『万物黎明』はエンゲルスを見事にひっくり返している。第4章の結びの言葉引用すれば、「私有財産に "起源 "があるとすれば、それは聖なるものの考え方と同じくらい古いものであり、おそらく人類のものと同じくらい古いものであろう」。デヴィッド・グレーバーは、マーシャル・サーリンズとの共著『王について』の中で、神の王や森の精霊のような想像上の超自然的な存在が常に人々に対して権威行使してきたこから国家権力の原理人間の条件の不動の特徴であると主張している。

よりによってアナーキスト国家必然性を受け入れるのは逆説的に思えるかもしれない。しかし、本書はそのメッセージに重みを与えている。そう、著者は言う。アナーキスト的な自由は実現可能だが、それは貴重な瞬間や飛び地に限られると。もうひとつ世界可能である」という革命スローガンはもうたくさんだ。その代わりに、グレイバーとデイヴィッド・ウェングローは、「階層平等は、互いに補完し合うものとして、共に出現する傾向がある」と主張している。ある場所自由を手に入れるには、別の場所での抑圧を受け入れるしかない、と彼らは言っているようだ。

著者たちはダーウィン自然淘汰理論違和感を抱いており、現代進化論を「社会進化論」と混同している。現代進化論は科学であると主張するが、実際は純粋神話であるグレイバーとウェングローは、進化論をまったく認めない人類起源についての視点を、読者が真剣検討することを期待しているのだ。

彼らが認める唯一の科学応用科学であり、この場合は「考古学科学である。彼らは、政治社会生活については、古代人類の「頭蓋の遺骨と時折出てくる火打石のかけら」からは何も読み取れないと主張することで、「万物黎明」の年代わずか4万年前とすることを正当化している。この言い訳は、人類の最もユニークな特徴である芸術象徴文化が、これまで考えられていたよりも3、4倍早くアフリカで生まれたという、説得力のある最近証拠に照らすと、弱々しく見える。その証拠とは、骨や石だけでなく、ビーズ幾何学的な彫刻、埋葬品、砥石や絵の具壺などの工芸である

彼らが "フェミニスト "と呼ぶ人物(実際には進化人類学第一人者サラ・ハーディ)が、現代人の本能心理形成する上で集団的育児重要役割を果たしたことについて興味深いことを言っていることは、グレーバーとウェングローも認めている。しかし彼らは、「エデンの園存在せず、一人のイヴ存在しなかったのだから、そのような洞察部分的ものしかなりえない」とコメントしている。この種のトリック--この場合は、ハーディ研究が "アフリカイブ "の年代測定より200万年前にホモ属が出現したことに焦点を当てているという事実無視すること--は、明らかに人類起源研究が追求する価値があるという考えそのものを損なわせることを目的としている。

グレーバーとウェングローは、初期の平等主義を "有害神話 "として否定する一方で、狩猟採集民の多くが "自称自慢屋やいじめっ子を地上に引きずりおろすために、嘲笑羞恥心敬遠など、他の霊長類には見られない戦術を総動員している "ことには同意している。ではなぜ彼らは、私たち人間性規定する本能能力平等主義的な生き方によって形成されたという考えに敵対するのだろうか?

私たちは皆、社会的政治的に対等な人々と笑い、歌い、遊び、交わることができるとき、最も幸福を感じる。しかし、グレイバーとウェングローは、この事実を土台にする代わりに、狩猟採集民の祖先も同様に、攻撃的な男性による嫌がらせ虐待支配を選んだかもしれないと言っているようだ。進化人類学クリストファー・ボームが描く、反権威主義抵抗の中で形成された道徳意識の高い社会に対する反論をまとめると、狩猟採集民の祖先は一貫して平等主義を好んでいたという彼の考えを、彼らは「初期の人類さりげなくエデンの園に投げ返している」と表現している。

グレーバーとウェングローの基本的論点は、政治選択の自由に関するものである。彼らの考えを説明するために、人類学古典であるエスキモー伝統的な生活説明を思い起こさせる。アザラシを狩る彼らは、夏の間は家父長制的な家族構成確立し、冬の間は共同生活(夫と妻を含むすべてを共有する)に戻るだけである私たち人類は、その本性上、大胆な社会実験に駆り立てられるのだと著者は結論づける。その結果、奴隷制度や人身御供、大量殺戮といった極端なヒエラルキー形成され、破滅的な結果を招くこともある。しかし、遠い過去の良い点は、少なくとも現代のようにひとつシステムに縛られることはなかったということだ。

この歴史対立と交替に満ちているが、その周期性はエスキモーの周期性に倣ったもので、一方的な季節性であるグレイバーとウェングローは、ほとんどの狩猟採集民が季節だけでなく月の周期にも従っていることを知らないのだろうか。月経の満ち欠けと結びついた女性儀式は、基本的に月によって予定されている。

著者たちが問いかける重要な問いは、"なぜ不平等になったのか?"ではなく、"なぜ行き詰まったのか?"である。彼らは自らの問いに答えられるところまで来ているだけに、そこにたどり着けないことに深い苛立ちを覚える。自らに課したハンディキャップひとつは、女性人類学者による狩猟採集民の研究を見落としがちなことだ。例えば、適切な参照もなしに、彼らはモーナ・フィネガンの共産主義概念に触れている。彼女は、コンゴ熱帯雨林に住む女性たちが、男性たちが筋肉質な勇気と優位性を発揮する可能性を示すよう意図的に促していることを記録している--男女間の「力の振り子」で優雅降伏する前に、「ンゴク」と呼ばれる女性だけの儀式男性たちをあざ笑い、反抗するのだ。しかし、グレイバーとウェングローは、この政治的知性の表現を認める代わりに、ここでの成果やパターンを見出すことなく、それに言及している。

なぜ私たちは行き詰まったのか?正しい答えは、人類が農耕に依存するようになり、太陽暦が月暦の儀式よりも執拗に優先されるようになったからだ。私が最もよく知る先住民タンザニアのハザ族の弓矢猟師たちは、今でも彼らの最も重要宗教儀式であるエペメを、新月前後の最も暗い夜に毎月行っている。

太陽と月の中間的な存在であり、世界中でたどり着いた無数の妥協案のひとつが、中世ヨーロッパで毎年行われていたカーニバル伝統である庶民が今でも大切にしている伝統は、家父長制の秩序を逆転させるこのライセンスだった。

残念なことに、この「新しい人類史」は、その始まりがあまりにも遅く、アフリカ物語から切り離されているため、女性の抑圧とマンネリ化した現在の苦境との因果関係説明することができない。

すべての条件が同じだとすると byナンシーリンディスファーンジョナサンニール

グレーバーとウェングローの新著は、エネルギッシュで、献身的で、万華鏡のようだが、欠点もある。これは私たち問題を提起している。

デヴィッド・グレーバーわずか1年前に若くして亡くなった。彼の代表である『Debt』は、部分的には思わせぶりかもしれないが、その野心は当時としては刺激的だった。活動家として、またオキュパイ運動社会正義運動リーダーとしてのデイヴィッド・グレーバー活動は異例であり、模範的であった。LSE人類学部門の同僚たちからの彼への尊敬愛情は、そのことを物語っている。そして、彼の心は常に虐げられた人々とともにあった。

しかし、グレバーが善人であり、つい最近この世を去ったばかりであったからこそ、多くの人々にとって『万物黎明』が、今後長い間、不平等起源に関する理解の枠組みとなってしま危険性がある。

本書の裏表紙には、レベッカ・ソルニットパンカジ・ミシュラ、ノーム・チョムスキーロビン・D・G・ケリーといった、著名で立派な思想家たちから賞賛言葉掲載されている。ケリーはその代表的な例として、「グレーバーとウェングローは、私がこれまで世界歴史について考えてきたことを、事実上すべて覆した。この30年間で読んだ本の中で最も深遠でエキサイティングな本だ」。

この本は最近マスコミでかなり注目されているが、このような賞賛一般的見方になったら残念である

人類進化歴史における不平等起源という問題は、私たちがどのように世界を変えようとするかという点で、非常に重要であるしかし、グレイバーとウェングローは平等階級に目を向けることなく変化を求め、環境生態系説明を敵視している。これらの欠点保守的意味合いを持つ。

では、ここから。これは膨大な本の、乱暴部分的書評である私たちは、グレバー知的議論の切り口を愛し、得意としていたという知識自分自身を慰める。

ジレンマ

この本の最後段落、525-526ページで、グレーバーとウェングローは自分たち立場を明確に示している。彼らはこう書いている、

例えば、他のあらゆる点で厳密な研究が、人間社会には何らかの「原型」があり、その性質基本的に善か悪かであり、不平等政治意識存在する以前の時代があり、このすべてを変えるために何かが起こり、「文明」と「複雑さ」は常に人間自由と引き換えにもたらされ、参加型民主主義は小集団では自然であるが、都市国家のようなものまでスケールアップする可能性はない、という未検証仮定から始まる場合

私たちは今、神話を目の前にしている」

まり神話を打ち砕く者たちは、人間社会の原型は存在しないこと、不平等政治意識が生まれる前の時代存在しないこと、事態を変えるようなことは何も起こらなかったこと、文明や複雑さが人間自由制限することはないこと、参加型民主主義都市国家の一部として実践可能であることなど、正反対のことを言っているのだ。

このような断定的な声明は、非常に大胆に述べられ、新しい人類史を書いたという彼らの主張を魅力的なものにしている。しかし、2つのつまずきがある。

第一に、彼らの主張そのものが、彼ら自身政治プロジェクト対立している。第二に、証拠が彼らが言おうとしていることにそぐわない。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20230926143527

2023-08-18

anond:20230818195226

そりゃジョークからええねん

ジョークにすればいじめという表現の自由も守られる

一方、ジョークに対して暴力振ったり規制しようとする奴はクソ

ってシャルリーとかクリスロック擁護派が言ってたやで

2023-08-12

[]8月11日

ご飯

朝:コーンフレーク。昼:ナポリタン。夜:豆腐えのきベーコンにんじんオクラ玉ねぎの鍋。たまごやき。間食:チョコ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

アーキタイプ・アーカディア

・はじめに

ケムコウォーターフェニックスコンビが送る文明崩壊した世界で何故か稼働し続けるVRMMORPG「アーキタイプ・アーカディア」を巡る、熱く燃える熱血ノベルゲーム

中人物達が遊ぶ「アーキタイプ・アーカディア」はゲームの設定が作り込まれていて、それを遊ぶ様がまず楽しい

そしてそんなゲームを遊ぶ日常がいつの間にか世界の命運を巡る壮大な物語に広がるんだけど、あくま個人の良いところもあれば悪いところもある生き様の格好良さで魅せる展開が多めの沸るシナリオ面白かった。

主人公のルスト、その妹クリスティンの二人っきりの旅から始まる物語が数多くの人を巻き込んでいきどんどん話が広がっていくのも群衆劇っぽくて好み。

インキャラ、サブキャラわず、どのキャラ重要役割があるを序盤から繰り返しやってくれるので、回想シーンやサブキャラの掘り下げが繰り返されるパートもダレずに楽しめた。

・「アーキタイプ・アーカディア」が面白そう

VRMMORPG「アーキタイプ・アーカディア」内の出来事物語の大半を占めているが、このゲームがよく考えられている。

ゲームログインすると、今までの人生で印象に残っている記憶カードが4枚入ったアルバムもらえる。

アルバムからカードを取り出して呪文を唱えると、その記憶媒体としたアバター召喚されるので、アバター同士で戦うPvP

アバターは人それぞれで、ごっこ遊び記憶から剣や銃や石といった直接攻撃系もいれば、愛し愛されの記憶から回復系、単純な乗り物の移動系、辛い出来事を耐え忍んだ防御系、複雑な事情能力からも伝わる状態異常系などなど、記憶出来事ゲームっぽさとが融合している。

他にも色々とルールはあるのだけど、記憶と共に戦うから戦闘を通じて対戦相手過去理解していくストーリーと密着したシステムになっている。

そのため、ゲームの中のバトルがそのままキャラクタの掘り下げになっていて、バトル描写が退屈しない。

お歌で戦うアバターから元アイドルなのかな? 縄のアバターで縛る子はSM好きか? など敵の記憶を予想しながら楽しく遊べた。

全員分の掘り下げがあるわけじゃないのが残念なところだが、主人公が持つ4枚の記憶カードについてはじっくりたっぷりストーリーが楽しめる。

他人記憶カード交換することもできて、そうするとその能力だけでなく記憶のものも受け取ることになるので、主人公だけでなく他のキャラクタ達の掘り下げも多い。

物語が進むと色々なシステムによってそれだけじゃない手段でも記憶カードの中の記憶を辿るストーリーが楽しめる。

・翔太が可愛すぎる

そんなカードのやり取りで記憶の一端が描かれるメインキャラの中でも一際惹かれたのが翔太。

見た目と表向きの態度は可愛い思いやりのある女の子記憶カードでは回復を使える優しい子なんだけど、VRMMORPGのキャラメイクシステムを使って女性を演じている22歳の青年男性

ネットゲーム用語でいう「姫プレイ」のような遊び方をしており、取り巻きを作り閉じた人間関係の中で悪循環を回している中々に攻めた設定だ。

他人依存し自立できない幼さがある癖に、すぐ調子に乗り増長する愚かさが愛らしい。

であることがバレるのを怖がっているが、性自認女性というわけではなく、あくま他人から都合よく愛されたいがために異性装している打算あるキャラ

とまあ嫌な視点ばかり書いてきたが、そんな人間の愚かさをある意味肯定的に、ある意味否定的に描く、人間人間であるだけで尊いそんな弱くて愚かだけど強くて可愛いキャラだった。

主人公やその他の男性キャラとそういう雰囲気になる展開こそないものの、22歳男性が自立できずに大人の男の人に依存して甘えた態度を取るのはエッチだった。

攻略対象として専用ルートも用意されており、男性キャラながらゲーム内の見た目が女性なのでヒロイン的なポジションとも言える。

なお「ぷぷぷー騙されてやんのー。残念! 男でしたー。おじさん男相手エロいことしようと思ってたのウケるんですけどー」な二次創作Pixiv投稿されていると予想したが一切されておらず涙した。

大人リゲルさんをはじめとしたサブキャラ達も良き

記憶カードの掘り下げこそないものの、他のサブキャラ達も魅力がいっぱい。

特に防衛隊隊長リゲルさんは出番こそ控え目ながら、相手カメラ撮影すると閉じ込める状態異常系のアバターと、竣敏な動きで攻撃する猫の攻撃アバターと、バイクの移動系アバターの三種類を同時に使いこなす屈指の強キャラだ。

アバターの同時併用は二つでも高等技術扱いなので三つでかつそれぞれの役割が被っていないのは強キャラの風格があった。

防衛隊なので物語の都合上どうしても負けシーンは多いが、彼ほどの実力者が負けることに毎回きちんと理由があるし、それが主人公の乗り越えるべき大きな壁になるので、主人公師匠キャラっぽさもあるリゲルさんは美味しいキャラだった。

他にも映画大好きなキャンディさん、翔太の取り巻きながら男を魅せる集落代表最後最後で良いところを持っていく奇妙な倫理観ローズ、肉体を使った「癒し」が得意なカーラのお母さんなどが印象的なキャラだった。

インキャラだけでなく彼らサブキャラたちの想いも乗った熱い展開が幾つもあるので、サブキャラ書き込み上長に感じず楽しめた。

・メインキャラとの思想ぶつかり合いバトルが面白

先に翔太という例外と魅力的なサブキャラ達の感想を書いてしまったが、この作品のメインは記憶カードをぶつけ合って戦う思想の殴り合いだ。

VRMMORPG「アーキタイプ・アーカディア」のシステムを利用した作戦や工夫のシーンも沢山ある。

この作戦を立てるシーンは楽しく、実際に何か3Dキャラを動かしたりステータスが変動する要素は一つも無いのに、このゲームを実際に攻略しているような気分になるのが面白い。

しかし、毎回色々、本当に色々あって、最終的には主人公ルイスが妹のクリスティンと遊んだ記憶カードと、章毎のメインキャラ達の思想のぶつかり合いが主題となる。

最強を目指して奪い取った様々な記憶カードに成り切り演じるリア、自身の犯した罪の意識から自死の願望が強いオリーブ恋人再起不能になったこから世界を憎むアレグロなど、様々な理由の「楽しい」以外の感情記憶対峙する。

これらを主人公ルイスはどのように破るのか、どの章でもここが見どころになってくる。

この思想バトル通じて得た仲間たちの輪がどんどん広がっていくのも良かった。

特にアレグロは表紙に映っているだけあって超重要キャラ対立が一度や二度じゃないのが、物語に深みが生まれていた。

主人公と表裏の関係にあるエピソードなんかもあり、名実共にもう1人の主人公だった。

彼らのエピソードはどれも単純な否定で終わらず、考え続けていくことで、作中でも後々には意見が変わることもあるのが、単純じゃ無さが伝わる難しい話だった。

良い/悪い、正義/悪のように一言で分類できないグラデーションのある多様な意見のぶつかり合いは読み応えがあった。

ゲーム楽しい

自己言及型のメタミステリのような物言いになるが、このゲーム主題を要約するとこれに尽きる「ゲーム楽しい」だ。

主人公ルイスが妹のクリスティンと遊んだゲーム記憶

これが物語最初から最後まで一貫して強く肯定される。

ゲーム楽しいシンプルな主張だが、多種多様な様々な状況においてもこの主張は繰り返される。

「悲しい時ほど遊ぶ」作中で何度も引用されるクリスティンの台詞

どのような意図なのかを細かに解体する必要もなく、遊んでいるプレイヤー自身もまたゲーム楽しいから遊んでいるのだから、この主張には納得しかない。

そんなメタ的な構造の話では終わらず、作中ではきちんと噛み砕いて説明してくれ、ゲームは殺し合いと違って次があること、次があるからこそ工夫をしたくなること、工夫するから技術進歩すること、終わったら勝っても負けても楽しいこと、誰かと時間を共有することの楽しさなどなど、ゲームの魅力をこれでもかと手を変え品を変えアピールしてくれる。

間違っても何度でもやり直せるように取り返しのつかないことだけはしない、そして自分相手も許す、ゲーム肯定することがいつの間にか人間肯定することになっているテーマ性の広がりが最高に決まっていた。

・さいごに

主人公の妹クリスティンが興したギルドで使われていた仲間の中だけで通じる内輪ネタ「ラスモス・ゾティーラ・トゥーラッカ」の意味オーラスオーラスで明らかになるんだけど、これこそが正にゲームだった。

ゲーム遊ぶことを肯定するどころか、ゲーム的でないもの否定するような強いメッセージ性のある強烈な作品でありつつも、そのような良い意味脱力する展開で、緊張がすごく解けてスタッフロールに迎えた。

ゲーム楽しい、そんな当たり前の感情を丁寧に解体して色々な部位で楽しませてれた。

僕もテキスト主体アドベンチャーゲームを一人で遊ぶのではなく、ステータスゲーム技術が求められる人と人との交流がある類のゲームを遊びたくなった。

2023-08-01

anond:20230801140252

そいつらの息が止まるのは、繰上げ返済するために挙って不動産を売ろうとして、暴落が起きてからでは。

そのときには、そいつらに融資していた金融機関やばいことになって、システミックリスクでみんな死ぬ気がするけど、

日銀様が姿勢を変えるということは、地銀連中はもう安全圏まで逃げ出せているのだろうか。

2023-07-07

山下達郎小杉理宇造近藤真彦中森明菜についての簡単な年表

1975.4.25 シュガー・ベイブが「DOWN TOWN ⁄ いつも通り」 でエレックレコードからレコードデビュー

1976.4.1 シュガー・ベイブ解散

1976.12.25 山下達郎小杉理宇造の尽力によりアルバムCIRCUS TOWN」でRCA ⁄ RVCからソロデビュー

https://www.musicman.co.jp/interview/19480

1980.12.12 近藤真彦が「スニーカーぶる~す」でRVCからレコードデビュー

1981.9.30 近藤真彦シングルギンギラギンにさりげなく」発売 B面「恋のNON STOPツーリングロード」の作曲編曲山下達郎

1982.2 小杉理宇造がRVCから独立 アルファ・ムーン設立 山下達郎移籍

1982.5.1 中森明菜が「スローモーション」でワーナー・パイオニアからレコードデビュー 

1982.6.30 近藤真彦シングルハイティーン・ブギ」発売 A面「ハイティーン・ブギB面Momoko」共に作曲編曲山下達郎

1984.9.13 近藤真彦シングル永遠に秘密さ」発売 A面「永遠に秘密さ」の作曲編曲山下達郎B面One more time」の作曲山下達郎 編曲山下達郎馬飼野康二

1984.10.24 近藤真彦との交際を噂された中森明菜が「ザ・トップテン」の公開生放送近藤真彦ファンから帰れコールを受ける

https://m.bilibili.com/video/BV11K4y1E7rm

1985.1.26 近藤真彦中森明菜主演映画「愛・旅立ち」公開

1986.12.24 中森明菜アルバムCRIMSON」発売 10曲中「駅」「告白」「OH NO, OH YES!」「赤のエナメル」「ミック・ジャガーに微笑みを」の5曲が竹内まりや作詞作曲

1987.4.29 中森明菜が「夜のヒットスタジオ」で「OH NO, OH YES!」を歌う

https://youtube.com/watch?v=3srAJ5bXpRk

1987.8.12 竹内まりやアルバム「REQUEST」発売 中森明菜への提供曲「OH NO, OH YES!」「駅」のセルフカバーも収録

1987.10.17 中森明菜東京厚生年金会館コンサート 「ミック・ジャガーに微笑みを」を歌う

https://youtube.com/watch?v=tippJz4YGe4

1989.7.11 中森明菜近藤真彦の部屋で自殺未遂

1989.12.28 メリー喜多川の強い勧めで中森明菜デビュー以来の所属事務所研音から独立 小杉理宇造と新会社コレクション設立 しか小杉理宇造はすぐにいなくなりコレクション機能不全に陥る

1989.12.31 金屏風会見

https://youtube.com/watch?v=AzEHq7Pb2f4&pp=ygUP6YeR5bGP6aKo5Lya6KaL

1990 アルファ・ムーンワーナー・パイオニア傘下になる

1991 ワーナーパイオニアワーナーミュージック・ジャパンに改称

1992 中森明菜ワーナーミュージック・ジャパンとの契約を解消

1993.3.31 中森明菜が「夜のヒットスタジオ RETURNS SPECIAL」で「駅」を歌う

https://youtube.com/watch?v=2AnW6M3b-9g&pp=ygUS5Lit5qOu5piO6I-c44CA6aeF

1994.7.25 竹内まりやベストアルバム「Impressions」発売 山下達郎ライナーノーツ執筆 「駅」のライナーノーツ全文

「87年のアルバムリクエスト」のコンセプトのひとつに、「他人に書いた作品自分で歌う」というのがあり、「けんかをやめて」「元気を出して」などと同じく、この作品も、もともとは、さる有名アイドルシンガーのために書かれたものである

まりやは当初、この曲を自分で歌うことに難色を示していた。マイナー・メロの「歌謡曲的」なアプローチからというのがその理由だったのだが、歌謡曲とそれ程縁のない(?)私の耳には、この曲はとどちらかといえばイタリア風に聞こえたし、また、そのアイドルシンガーがこの曲に対して示した解釈のひどさに、かなり憤慨していたこともあって、ぜひとも自分の手でアレンジしてみたいという誘惑にかられ、彼女を説得してレコーディングまでこぎつけた。

その後このヴァージョン有線放送で1位になるなど、今では竹内まりや代表作のひとつとなっている。メデタシ、メデタシ」

1995 小杉理宇造ワーナーミュージック・ジャパン代表取締役会長就任

2003.11 小杉理宇造ジャニーズ・エンタテイメント代表取締役社長就任

2013.11.28 竹内まりや×クリス松村「Mariya's Songbook」対談

https://natalie.mu/music/pp/takeuchimariya02

クリス ここまでは若くてかわいらしいアイドルにピッタリな曲が多いんですけど、「駅」とかはまた違いますよね。

竹内 「駅」は確かに違いますね。頼まれときから明菜ちゃんには濡れた哀愁メロディの曲を絶対書きたいと勝手に思っていて。そのマイナーメロディ雰囲気に合わせて、昔の恋人を駅で偶然見かけてすれ違う……というストーリー彼女写真を見ながら組み立てていきましたね。歌詞自体は当時の私が歌ってもそんなに違和感のないものだったと思いますけど、マイナーコードであれだけベタ歌謡曲メロディを書いたことはなかったんで、それ自体面白かった。

クリス 明菜さんだから浮かんだ曲。

竹内 本当にそうなんですよ。明菜ちゃんの持ってる佇まいやイメージがそういう発想をくれたと思ってます自分で歌う曲じゃないからこそ、ああい哀愁メロディにしたわけですから明菜ちゃんという素材があってこその曲だったと思いますよ」

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ようこそ ゲスト さん