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2022-10-24

菊花賞結果!というより祝!アスクビクターモアG1馬!!

こんばんは

ビクターG1馬になる瞬間に絶対に立ち会いたいがために、はるばる阪神競馬場に行ってきたビクター増田です。

増田関係者でもないただのファンのくせに前日は緊張であまり眠れず、レース出走直前も緊張で苦しくなってたメンタル弱弱な入れ込み具合でした。

昼前に競馬場についたあと、まずは自分指定席からレースの見え具合を確認

その後は、他のレースを買う精神的余裕はなかったので、菊花賞以外の馬券は一切買わずパドックの馬のようにひとりで競馬場散歩する時間に。

菊花賞に関しても、当日考えるような余裕がないと思ったので、ネットPAT3連複馬券購入だけ前日夜中に済ませてました…

現地では紙馬券も購入

お土産用の応援馬券5枚と、ビクター単勝1000円は現地で購入

ついでに宝くじ感覚3連単も買いました

これはビクター勝利への信仰心ゆえに全てビクター1着固定

ビクターくんが勝たなければ全て外れという恐ろしいファン馬券でした


13時過ぎからパドックの1番前を確保して、2時間パドックに張り付きました

ビクターくんにようやく会えました

首を振って荒々しいけど、消耗してる雰囲気ではなかったです

ビーアストニッシドくんが大暴れしてラチを蹴ってでかい音鳴らしてみんなを怖がらせたり、なかなかやばいことやってました

つうかガイアフォース以外ほぼ全員落ち着きはない感じでした

さすがG1の仕上げやで!

しかガイアフォースはこれまた憎らしいほどの落ち着き

これは、、ガイアフォースやはり強いかもな、1番いいかもな、と思ったのは正直秘密

パドックが終わる時、信じるんだ!と自分に言い聞かせて席に戻りました

ぎりぎりまでパドックにいたので、自席に戻るとビクターくんの返し馬は終わっていました。

双眼鏡で待機場を見ると、少し落ち着いた感じはある?

でも首はまだ振ってるね。


そしてレースが始まり

テレビで見るほど展開がわかるわけではなく…

が、2番手で内に入って最初のコーナーに入れたのは見えました。

悪くないぞ。

ライバルわからんぞ。

そして1コーナー、目の前をすーっと走り去る。

なんかね、速くて一瞬なんだよね…

わかんねえよ…

でも2番手キープは悪くないはず…

そして最終コーナー、ビクターくんがちゃんと抜け出して、少し差をつけて直線に入ったのを見てまずは安堵。

ちゃんと脚使えてる、それは安心

しかしなんか黄色いやつが迫るのも見える。

もはや誰かわからん

なんか脚色がよく見えるぞ…

粘れビクター

粘れ粘れ粘れ!!!

ああっ

かわされた?

かわされたように見えたよ…

2着?

競ってたのは、、4番?プラダリア?(この時勘違いしてる)

プラダリア買ってたっけ?買ってなかったような…

あ、でもネット3連複は当たってると思う…

うあー、まじかあ、負けるのかあ…


ん?

周りからアスクビクターモア残してる、みたいな声が?

え、ほんと?

コマ送りの映像が映るけど、自分の席からはよく見えない…

え?期待していいの?

本当?

写真判定がついてるけど…

勝て、勝ってくれ…


出た!

14!!

ビクター勝った!!!

ビクター勝ったんだ!!!

1人で腕を突き上げてました。

菊花賞レイ、本当に似合うね。

すごいね、本当に勝ったんだね。

すごいなあ、よかったなあ。

そして表彰式をずっと見てました。

ついにG1馬になれたんだな、よかったなあ。

で、馬券を見ると、ビクターくんが勝たなければ全て外れる馬券が、勝ったので当たりました!

4番はボルグフーシュだったとわかり、それならちゃんと重視して2着にいれてるわ!ってなりました

3連単配当が3万10

単勝1000円買ってたので4100円

あわせて3万4110円!

計2500円で買ってたので、3万1610円のプラス

これは大きい!!

交通費お土産代出た!

今後出るビクターのグッズ購入代も出た!

(ちなみにPATで買ってた3連複も1800円くらい儲けてた)

まあ、馬券の的中は大きいけども、それよりも何よりもアスクビクターモアくんがG1馬になれた喜びは、本当に何にも変え難いものになりました。

アスクビクターモア、アスクビクターモアの関係者さま、本当にありがとうございました

推しが勝つ競馬は本当に最高!!

anond:20221021194437

2022-10-21

菊花賞予想、ではなくアスクビクターモアのこと

こんにちは

お久しぶりです、ビクター増田です

ダービーの好勝負が懐かしいですね

東京優駿(日本ダービー)予想、、、ではなくアスクビクターモアのこと

anond:20220526191125



いよいよ菊花賞が近づいてきましたね

ついにアスクビクターモアの真価が問われるレースがきました

簡単に現状を書いておこうと思います

菊花賞三冠レースの最終戦

今回、G1馬は参戦していないため、実績だけで言えば皐月賞ダービーともに掲示板に乗り、G2弥生賞を勝ったアスクビクターモアが最上位となります

しかし、ご存じの通り、前哨戦セントライト記念で新星ガイアフォースに敗れ2着になったため、下馬評ではビクターが2番人気、ガイアフォースが1番人気となるかと思います

セントライト記念レースのものガイアフォースが非常に強く、いくら贔屓目を発動させても、このレースに関してはビクターよりガイアフォースの力が上だろう、ということになります

では、その力関係菊花賞でもそのまま変わらないのか?が最大の問題点となります

結論からいうと、みんなが初めて3000mを走るレースなので、確たることは言えません

からない、としか言えないのです

距離適正もわかりません

全馬、適性はあると思うしかないし、逆に現代では全馬に適性はないとも言えるかもしれません

ただ、コントレイルのように適性はなくとも、2200-2400m前後で強い競馬ができる能力の高い子を、3000m持たせるようにして勝たせるのが現代の長距離レースなので、2400で弱いのに3000mだけ強い、のような馬は、よほどの長距離の申し子みたいな馬を見落としてない限り、ほぼいないと思っていいです

なので、これまでのレース結果は、十分参考になるはずです

で、その持っている絶対的な力で言えばガイアフォースアスクビクターモアの2頭が抜けてます

よほど長距離が嫌いで途中でやる気無くしたり、調整過程で疲れやダメージが出てない限りはこの2頭はまず馬券内に来ることでしょう

そして有力馬の状況については話は出てきています

現状の様子を見ていると、伝え聞くところによるとどうやらガイアフォースセントライト記念反動が出ている様子です

よくてセントライト記念状態を維持していて、悪ければそれよりパフォーマンスが落ちます

が、それでも持っている絶対的能力が高いので、馬がやる気を失いさえしなければ、掲示板は外さないのではないかと思っています

それに対してビクターのほうは、ダービーのころ並みに絶好調か?と言われると疑問符が付くようです

しかし、休み明けで調子も上げていない中、セントライト記念では3着を突き放してのガイアフォース頭差2着でしたし、やはり調子に関わらず能力が突出していることは疑いようもありません

そして狙い通り、セントライ記念から調子を上げており、ちゃんステップアップして菊花賞に迎える様子です

持っている力は出せることでしょう

しかし、それを踏まえても、確実にビクターガイアを上回れる、とは言い切れないです

ガイアフォースは、少なくともセントライト記念では田村先生田辺騎手の想定を大きく上回るだけ強かったのは間違いないです

今回、前回並みの強さをガイアフォースが発揮した場合、それを上回るための作戦は当然ビクター陣営は用意してくることと思いますが、距離も変わるしそれでも足りないという可能性もあります

ちなみに鞍上田辺騎手不安、という声もよく聞かれます

が、田辺騎手は長距離うまいほうだと思います

2500m以上の成績(2600-2900のデータが見れなくて、2500、3000、3200-3600の成績ですが)は、

田辺騎手が7-9-14-112なのに対して、松山騎手1-2-3-30です

ほとんど変わらないか、なんなら田辺騎手が優勢かもしれません

さらに、田辺騎手は長距離重賞は2500mと3600mで1勝ずつしています

松山騎手は、重賞勝利の最長距離は2400mで、2勝していますが、2500m以上の重賞勝利はありません

G1での実績は?関西での成績は?と言われると松山騎手が優勢ですが、少なくとも長距離田辺騎手はそんなに悪いわけではない、というのは知っておいてください

過去G1の1番人気で結果が出なかったことが何度かあるので、「田辺不安」のように言う人がいるのはわかります

が、今回は田村先生がみっちりと作戦を考えて、「細かいんで…」と田辺騎手が会見で苦笑いするほど綿密な打ち合わせがあるはずなので、「無策でやらかす」可能性は今回ほぼないと思います

田辺騎手別に阪神で勝ってないわけではないので、そこはまあ、信じましょう

ビクター君の今までの戦いを見ていくと、「負けた相手には必ずやり返す」という、リベンジ力の高さがあるかと思います

これはダービーの時のストーリーにも書いたよね

新馬で負けたジオグリフにはダービーで、アサヒには次の未勝利で先着しています

アイビーステークスで負けたドウデュースには弥生賞で勝っています

皐月賞で叩きあって負けたダノンベルーガにはダービーでも同じく叩きあって雪辱しました

ビクターに一度も先着されてない馬は、アイビーステークスで2着だったグランエロと、皐月賞ダービーで負けたイクイノックスだけです

今回も、セントライト記念で叩きあって競り負けたガイアフォースには、今回で必ずリベンジすると信じています

というか、菊花賞を仮に勝てなかったとしても、ガイアフォースにだけは先着してこいと思っています

菊花賞編を盛り上げるために新ライバルガイアフォースの登場は歓迎です

枠は、京都阪神では違うし、阪神大賞典と比べてもフルゲートにならないから、何とも言えないのだけど、今回は最初の直線が長いし、14番過去20年の菊花賞でも2勝しています

枠が不利ということはないでしょう

ちなみにオルフェーヴル菊花賞では14番でした

ガイアフォースも1枠の怖さはなくはないですが、有利と不利を比べればそれは有利です

輸送に関してはわかりません

当日パドックを見ましょう

中継見れる人は細江さんがなんていうか聞いておいてください


しかしですよ

菊花賞は2人で走るわけではないので、伏兵に持っていかれる可能性もあります

前哨戦でよかったジャスティパレス、ヤマニンゼストをはじめ、プラダリアやセレシオンも不気味

距離特化型のディナースタも絡んで来るかもしれません

そして何といっても、ボルグフーシュの評価が非常に高いみたいです

強敵は多いです

ビクターくんは新たな強敵に勝てるのか?

それは誰にもわからないけど、ビクターくんがG1馬になるところを見たいので、はるばる阪神競馬場まで行くことにしました

指定席とってます

勝てば、グッズもたくさん発売されて、来年菊花賞ポスターにもなるので、絶対に勝ってほしいところですね

また気が向いたら書き足しま

2022-10-16

競馬つまんねぇ

ウマ娘から競馬を始めて2年目だけど、競馬ってこんなにつまらないものだったのかと。

G1つのはいつも同じ馬主、同じジョッキー、同じ牧場で予想の甲斐もなければ熱いドラマもない、退屈な予定調和けがそこにある。

たまに知らないジョッキーが勝ったと思ったら着てるのが社台系クラブ勝負服で「結局社台かよ!」ってなるのがオチ

調教師特に酷い。基本牧場側の言いなりで師自身の腕で馬を鍛えることはほとんどしてない。馬は帰厩期限ギリギリまで牧場に預け、帰ってきたあとは餌やりすぎて体重増やさないことぐらいしかやることがない。今年の皐月賞の裏側知って唖然としたね。餌やりしかやってねぇのによく泣けるもんだわ。

結局競馬というのは社台馬のうち今回はどれが来るかを選ぶだけのくじ引き以下の楽しみしかないんだな。もう社台だけでレース回せばいいんじゃねぇの?

2022-10-14

秋華賞予想

こんばんは

競馬増田だよ

最近は事後に書いてたけど、今回は事前に書いとくよ

秋華賞だね

スターズオンアース桜花賞オークスの二冠を取ってて、三冠目を取れるかに注目が集まっているよ

じゃあこれまでの二冠馬はどのくらいの率で三冠目を取れてるか気になるよね?

これまで桜花賞オークスを勝った馬は11頭いて、そのうち6頭が三冠を達成しているよ

案外多いよね?

まあでも、ほとんど似たメンバー世代最高峰レースしか距離も条件も違うレースで2連勝してる馬なんだもの、実力は抜きん出てるんだよね

そりゃ三冠取る馬が半数以上だわ、と納得できるよ

で、三冠馬になれなかった馬の成績だけど

5頭中、テスコガビーだけは故障で出れず

4頭が出走したのに負けているよ

でも成績はさすがに優秀で、2着入線が2頭、なんだけどブエナビスタは斜行で3着に降着してる

あとは3着が1頭、4着が1頭

まりブエナビスタ降着がなく、入線だけで言えば、春の二冠馬の三冠目の成績は、6-2-1-1ということになる

正しい成績でも6-1-2-1だね

まあ、メンバー全員G1勝った子がいないのに、1人だけG1を2勝してる子がいるんだから、どう考えたって今回も有力

普通に考えると9割スターズオンアースは3着内にくるよ

調教も絶好調ではないようだけど、十分に力は出せる程度に仕上がっているみたいだし、惨敗はないと思う

まあ勝つかはわかんないね

あと、次点で言えばもはや人気順になってしまうけど、

タニングローズナミュールアートハウスの3頭がどうしても強いですね

ただ、スタニングローズ紫苑ステークスでもかなりズブかったし、あれからドンと良化してるのが条件

そして、実際かなり良化してるという話

ナミュールは1番強かった阪神JFクリスチャンデムーロの手腕で、同じくスタートがダメだった桜花賞は武史くんで惨敗してる

オークスは武史君で3着だけど、彼は東京コース強いし、大きいコースのほうが向いている馬な感じはある

何よりスタートが安定しないし、実力は間違いないんだけど、信頼しきれない部分はどうしてもあるよね

アートハウスは間違いないのだけど、春のクラシックで結果残してないのだけが不安かもしれない

この3頭にほとんど差はないんだけど、実績で言うなら阪神中山の2000経験がないナミュールが少し未知な感じはある

でもハマった時の破壊力というか、馬のスケールが1番でかいのもナミュールだよね

昨年のアカトリノムスメみたいなのもあるし、馬の格が高いというか、雰囲気があるような馬が最終的な勝ってくるような気もしている

三者三様で、結局優劣つけれないよね


これ以外で言うならエリカヴィータライラックが気になる

エリカヴィータ調教が抜群にいいみたい

そして牝馬の国枝厩舎、牝馬福永騎手なんで、7番人気という数字以上に勝ちに近い馬だよ

ライラック紫苑ステークスでの末脚が1番よかった

タニングローズもズブくて上が伸び切れない中、差し切るかという見事な末脚を見せたのがライラック

あれを見ると展開次第ではライラック絡むかもしれないよね、というのは感じた

あと、紫苑ステークスのあと、武史君が2000は距離が長いって言ってたけど、サウンドバーチェはスタニングローズほとんど変わらないレースを見せてくれていた

あれでサウンドバーチェが距離ダメと言われるなら、スタニングローズも今回勝ち負けできるクオリティじゃなくない?という気がしてしま

紫苑ステークスレベルは気になるね

紫苑ステークスからグググっとスタニングローズが良化してるからタニングローズ評価でいいんだけどさ

それならサウンドバーチェもある程度評価しなくちゃいけなくない?と思う

武史君がサウンドバーチェに2000は長い、と言っただけでここまで人気下がってるのは美味しく見えますけどね

まあ武史君がいうんだから正しいんでしょうけども

で、結論

スターズオンアース

◯スタニングローズナミュールアートハウス

エリカヴィータライラック

サウンドバーチェ

あと、3着ならなくはない馬が5頭

5.6.11.12.16

クラシックなんで紐荒れはあると思うし、全てケアするなら16頭中12頭は抑えた方がいいかもね

ただ、2着までは上6頭で決まると思う

なので今回は3連よりは馬連枠連かなと思っている

今回は本命トップ4が全て2つの枠に入ったので、当然枠連を買うのも良いでしょう

でも、現時点でスターズオンアース複勝が1.8倍だかつくらしい

こんなにつくなら、他の馬券買う必要なくない?

スターズオンアース複勝3000円でいいかもね

まあ、近づいたらもっと下がるだろうから、結局枠連を買うかもしれない

2022-10-03

anond:20221003162737

適正が合ってギリギリ能力が足りてなんとかG1勝ってるような状況自体は一つの理想ではあるんだよな

明らかに別の能力必要な所にその能力があるかも査定せずに行く事のどこがロマンかは理解できん

2022-09-22

日本語の原郷」についての論文、取り下げ勧告を受ける

去年、「日本語の原郷」についての論文(Robbeets et al. 2021)が話題になった。増田は専門外の素人ながら疑問を持ったのでツッコミを入れたんだけど(anond:20211121124146)、今年の6月に入って専門家集団から「あの論文は取り下げろ」という反論論文が出ていた(Tian et al. 2022)。といっても、プレプリントサーバのbioRxivに置いてあるだけで、学術誌に掲載されたわけではないんだけど、まあいずれどこかには載るよね多分。

そういうわけで、反論論文の内容を(素人なりに)紹介していくよ!

そもそも誰が書いたの?

ふええ……知らない人ばっかりだよぉ……

22人の共同著者による論文だけど、その多くは中国人研究者。ほかは数人のヨーロッパ人中国人研究者については全然からない。漢字で書かれれば一人か二人は名前を聞いたことがある人がいるかもしれないけど、ラテン文字で書かれているので誰が誰やらさっぱりなんだよな……

ヨーロッパ人研究者のうち、ラッセルグレイ氏は聞いたことがある。20年くらい前に『ネイチャー』に印欧語族起源に関するレター載せてた人だ(Gray and Atkinson 2003)。ホセ・アロンソ・デ・ラ・フエンテ氏は以前ロベーツ氏の著書に辛辣書評書いてた人で、去年の増田でも引用した。

そしてトマ・ペラール氏は、日本では有名な研究者だ。彼は宮古島の北4キロに浮かぶ人口数十人の離島大神島方言について博士論文を書き、それが「母音あるいは声帯を震わせて出される音を含まない単語がある」という世界でも珍しい特徴を持った言語であることを明らかにした(Pellard 2009: 80–85;ペラール 2011: 28–29)。ペラール氏は母語フランス語だけでなく英語日本語でも論文や共著を発表していて(最近だとペラール 2021とか)、琉球諸語の言語復興についても発言しているので(ペラール 2013; 2015)、琉球諸語に関心を持って調べたことがあれば一度は名前を聞いたことがあるはずの人物だろう。

要するにこの反論論文には、そのへんの日本人よりはるか日本語に詳しい研究者が参加しているってこと。

言語的側面について

反論論文は、ロベーツ論文で挙げられている同根語(cognate words)が少なすぎると指摘する。

同根語というのは、「起源を同じくする単語」のことだ。ある言語から分かれた娘言語たちは、いずれも共通した同根語を(二次的に失ったのでなければ)持っているはずだ、というのが比較言語学の基本的な考え方だ(生物学でいう原始形質/祖先形質にあたる……と思う。多分)。もちろん、偶然の一致とか、言語場合借用語とかがあるので、言語学的な検討を行って「これは祖語から受け継がれた同根語である」というのを確定させて、それをもとに言語系統関係判断していく。

たとえば印欧語族だと、次のような対応関係が見いだせる(例はウィキペディアの「印欧語彙」のページから持ってきた)(*がはてな記法の一部と認識されちゃうっぽいので*で代用)。

-印欧祖語英語ラテン語サンスクリット語ハラ
pH₂tér-fatherpaterpitṛ́car
2dwóH₁twoduodvā́wu
ped-footpēspā́d-pe
*ék̂wos英語eohequusáśva-yuk

複数の語派(語族の下位区分)にわたって対応する語彙が存在することがわかると思う。これらの同根語が存在することで、「英語サンスクリット語は親戚なんだなぁ」というのがわかるわけだ(お墓に卒塔婆って置いてあるじゃん。あれに書いてあるのがサンスクリット語)(足で操作する機構を「ペダル」といったり歩行者デッキを「ペデストリアンデッキ」といったりするのは、英語のfootに対応するラテン語pēsから派生語なんだよね)(「父権主義」が「パターナリズム」になるのも、英語fatherに対応するラテン語がpaterだから。これがポルトガル語でpadreになり、そこから日本語に入って「ばてれん」になるわけですよ)。

ついでに日琉語族の表も示しておく(Vovin 2017)。基礎語彙において規則的に音韻対応しているのは、これらの一致が偶然ではなく日本語沖縄語が親戚であることの動かぬ証拠だ。

-標準語沖縄語(首里
これkorekuri
toritui
komekumi
場所tokorotukuru

しかしロベーツ論文は、ひとつ以上の語族でみられる同根語が317、2つ以上の語族でみられる同根語がわずか50、そして5つの語族で共有されている同根語はたったの2つに過ぎないという(Tian et al. 2022: 2)。思い出してほしいんだけど、ロベーツ論文テュルクモンゴルツングース朝鮮・日琉の計5語族が同一の起源を持つと主張しているのね。なのに5語族で共有されてる同根語はたったの2ってどういうこと? って話になるでしょ。全然トランスユーラシア語族」の証拠になってないじゃん。

っていうか、その50個の同根語リストの中には、ロベーツ氏自身が「これは借用語だよ☆」って書いてる単語が入ってるんだってさ。借用語は除くというのが比較言語学の基本なのに(借用語だと気づかずにリストアップしたならまだしも)借用語だとわかった上でリストアップするのヤバくない? そんなこと言ったら日本語英語の親戚になっちゃうよ? 大丈夫

反論論文の著者たちはこれに激おこぷんぷん丸になっていて、ロベーツ論文の「著者たちは彼ら自身歴史的言語比較原則無視し、証拠を彼らの必要にあわせて歪曲している」(Tian et al. 2022: 3)とまで断言している。そりゃ、借用語混じりのたった数十の同根語で「トランスユーラシア語族は、ありまぁす!」って言われたらそう言いたくもなるわな。

遺伝学・考古学的側面について

遺伝学的にも、ロベーツらの論文は「不当な仮定unjustified assumption)と、移民についてのありえそうな他の仮説を排除した選択モデリング」に基づいているとバッサリ。考古学証拠も「弱い」と切り捨てている。このへんは遺伝学や考古学に詳しいはてなー解説をお願いしたいところ。

結論

そして反論論文は、こう締めくくられている。

ロベーツ論文の結果を再現しようという我々の試みは[言語遺伝・考古の]3つすべての面で重要な不一致をみた。さらにいえば、ロベーツ論文はこれら3分野の研究成果を統合するために「三角測量」を用いたと主張するが、その「三角測量」とやらの手法定義記述もしていない。したがって、彼らの手法に従って3つの分野に関する訂正を組み合わせることも不可能だ。つまるところ、我々が行った3つのデータセットすべての再検討は、ロベーツ論文の主張を完全に崩壊させた。トランスユーラシア仮説は未実証である私たちはこの論文を取り下げるよう謹んで勧告する(Tian et al. 2022: 7)。

要するにアルタイ語族2.0は失敗したってことっすね。ロベーツ氏は「民族主義的な議題を持つ人々にとっては、自分の言語と文化の起源が国境の向こうにあるということは不快な真実だが、すべての言語と文化、人間は混じりあっている」って言ってたらしいけど、まずはご自分の仮説がボロボロだという不快真実に向き合ってほしい。

こんなガバガバ論文を載っけちゃった『Nature』については、まあ……仕方ないところもあるのかな? ちょっとでも言語系統かに関心を持っている人なら「これアルタイ語族2.0じゃん」と気づける内容だけど、理系雑誌編集者にその目利きを求めるのも酷かな……査読者選ぼうにも誰がこの分野の権威かすらわからんだろうからな……ただし『トランスユーラシア語族ガイドブック』なんてものをホイホイ出版したオックスフォード大学出版会テメーはダメだ。お前んとこは人文系研究書いっぱい出してるんだからアルタイ語族2.0くらい見抜けるだろうが!

なお、ペラール氏のツイッター(@ThomasPellard)を見たら「そもそも論証の基盤になってる語彙の出典が書いてないやんけ。これスタロスチンが作ったデータベースからコピペじゃね? っていうかいくつかの言語対応表に載ってないから同根語を検討できないんだけど?」という趣旨ツッコミをしていた(https://twitter.com/ThomasPellard/status/1536288665936306176)。あっ……(察し)

そういえば

そろそろ凱旋門賞ですが、タイトルホルダーくん楽しみですね。天皇賞(春)宝塚記念圧勝劇(+お姉ちゃん)ですっかりファンになりました。ロンシャンでも逃げ切ってほしいですね。ただ背負ってる期待が大きすぎるドウデュースくんにも勝ってほしい……武豊凱旋門賞に勝たせるために生まれてきた馬になったら胸熱すぎるでしょ……

あと先日のセントウルステークスは感動で泣きそうになりました。桜花賞のころから推してたので……(ソングラインちゃん安田記念戴冠おめでとう。BCマイル頑張れ!)。スプリンターズステークスで今度こそ待望のG1制覇を成し遂げてほしいですね……

ユキノビジンは! 引けませんでした!(すり抜けで夏服メジロドーベルサクラチヨノオーが来たのでまあ良し)

追記

ペラールさんの解説動画見た方が分かりやすい。

https://www.youtube.com/watch?v=UgXq14ag85Q

anond:20220922081214

これ見落としてましたわ。教えてくれて感謝こちらの方がわかりやすいのでみんなペラール氏の解説動画を見てクレメンス

専門外って日本語起源についてってだけで、比較言語学で博士取られてませんか??

博士号って持ってないからわからないんですけど食べられるんですか? ご飯粒よりおいしいんですか?

ここでもいくつか紹介されているようにトマ・ペラール氏は日本語でもいろいろ書いているしTwitterやAcademia.eduなどでも積極的情報研究を公開していて我々素人にとってはとてもありがたいです

ペラール、ヴォヴィン、ローレンスの3氏は色々academia.eduに上げてくれてて助かりますよね。ところで素人はいったい……うごごご。

有り難い要約だけど、最後の「アルタイ語族2.0」だから胡散臭い、という部分はやや迂闊かと。当該論文はそうでなさそう、というだけで真に画期的論文によりアルタイ語族復権することは可能性としてはあるよね

もちろんそれはそうです。ちゃんとした比較言語学的な手法で「アルタイ語族」の存在実証できるのならそれは歓迎すべきことで、その可能性は残されています。ただ、これまで数百年にわたって研究が続けられてきて熱心な擁護者も大勢いるのにまだ確固たる同系の証拠が出てきてない、というのは相当に重い事実ですよね……。ロベーツ氏は「民族主義的な議題を持つ人々」のことを揶揄してますけど、日琉語族の分類というのはまさにその「自分たちの言語はどこから来たのか」というルーツ探しの情熱に取り憑かれた人たちがいっぱい研究して、それでもなお結論が出ていないテーマなわけで(cf. 日本語の起源 - Wikipedia)。

日本日本語起源について野生の専門家増田意見を聞いてみたい

anond:20220922103201

増田はドシロートなんでなーんも独自見解は持ってないですが、古代ロマン的な観点からanond:20211121124146でも言及した大陸倭語仮説が面白そう(「大陸倭語」の存在はまだ定説にはなってないことに注意)。島嶼倭語(仮に「大陸倭語」の存在実証されない場合は日琉語)のUrheimatは五十嵐氏の指摘に沿えば近畿地方のあたり(多分四国ではない)。日琉語族列島半島にまたがって分布していて、そのうち大陸倭語が南進してきた朝鮮語族同化されたと考えると古代日本朝鮮半島との関わりに色々納得がいく(繰り返すように素人古代ロマンといくつかの論文に基づいて妄想したものです)。では仮に対馬海峡をまたいだ日琉語族存在実証されたとして、そのUrheimatは……どこでしょうね? なんもわからん

あ、トラバでやたらゲノム研究URL貼ってる人は、(もし同一人物なら)去年の議論血統言語系統混同したり(anond:20211121201022)、論文増田の内容を理解できてなかったりする(anond:20211121224311)ような人なので、マトモに相手する価値はないっすよ。一応ご忠告

参考文献

2022-09-13

Splatoon3の大会システムについての草案

Splatoonシリーズではコミュニティ大会が行われることが珍しくないが、そのどれもが小規模に収まっているのが現状だと思う。

Splatoon3でその現状を変えるためのアイデアを示すので、だれかやってください。

Splatoon2での大会や対抗戦

2では主にTwitterでの呼びかけがメインになっているが、これは健全とは言えない。

知名度既得権益によって試合の質が大きく変わってしまうし、ウデマエやXPはいくらでも詐称できてしまうためである

真剣練習経験を積みたい強いプレイヤーは、同じような志のプレイヤーとだけ大会や対抗戦をするようになるため、ざっくり言えば新規の強い人が参加するハードルが非常に高くなってしまう。これではコミュニティ活性化につながらない。

問題点は、Twitterでの募集、実力の詐称新規参入の障壁の3つだ。

ゲーム大会システム

Apex

Apexでは、公式大会スクリム(練習大会)が毎日開かれている。申請すれば誰でも参加することが出来る(1チーム3人を集めて参加する必要がある)が、G1G2とグレードが分けられており、このスクリム内でのレートを上げることで上のグレードへ参加することが出来る。

また、レートが高いチームは公式大会への参加資格が認められる。

21時から24時まで、6試合が開催されている。

マリオカート8DX

マリオカート8DXではラウンジという名称大会システム存在する。12人で一試合(12レース)を行い、ゲーム内の順位によってラウンジ内のレートが上下変動する。

試合プレイヤー募集をし、集まり次第開催される。募集の際、一定以上のレートのみが参加できる制限をつけることが出来るため、試合一方的になることが少ない。

Discordサーバーで開催されているシステムのため、誰でも参加が可能である。有志が作成したBOTによって管理されている。

これらを踏まえた提案

Discord上で対抗戦相手を集めるサーバーを作る

勝敗によって個人のレートを上下させる。

・レートによってランクを付ける。例えば、Bランク人間募集した対抗戦にはBランク以上の人間しか参加できない。

・対抗戦は一人が募集し、他7人が参加表明を出すことで開催決定される。

ランク帯で大会を開催することが出来る仕組みを作る。大会の結果で大きくレートを変動させる。

これによって有意義練習大会や対抗戦を開催することが出来るのではないだろうか。以上。

追記

スイスドロー方式で戦わせるのはどうだろうか。

通常のシングルエリミネーション方式では、全チームで試合数が平等ではない。

スイスドロー方式はすべてのチームが決まった回数の試合を行うことが出来るので、練習になる。

2022-09-12

anond:20220912175000

うーん、それを決めるのは馬主からなあ

馬主菊花賞秋天よりも凱旋門賞勝利を夢見てたらそりゃ遠征するのも止めれんやろう

別に馬主国内の馬生産力の誇示のために遠征するわけやなくて、凱旋門賞を勝ちたいか遠征するんやで

ドウデュース馬主は、盟友の武豊を勝たせたいか遠征してる

タイトルホルダーの馬主調教師に言いくるめられて(中距離G1勝利が条件なら宝塚記念勝てば行っていいですね?と言われた)遠征している

タイトルホルダーの馬主増田みたいに、「もはや凱旋門賞にこだわる時代じゃない」って言ってるし、さらに「だからこそここらで勝ってこの熱を終わらせよう」って言ってる

アスクビクターモア「ニエル賞お疲れ様

レース終わって疲れてるところ電話してごめん

ニエル賞見たよ

今日は色々試せたのかい

お前のことだから本番はきちっと仕上げてくるのは分かってる

それでも今日レースは少し不安になったよ

なあ、今年の有馬記念世界最強になったお前と勝負したいんだ

俺も菊花賞を必ず勝って、G1馬として有馬記念に出る

から凱旋門賞は、あの日ダービー以上に仕上げていけよ

タイトルホルダー先輩は強いけど、お前なら差せるよ

まずは今週末、セントライト記念を見てくれ

お前が危機感を持たなきゃいけなくなるようなヒリつく走りを俺が見せるから

俺がお前のために出来ることはそれだけだ

世界最強が簡単とは思わないけど、馬場がどうとか仕上げてないとか、そんな言葉で誤魔化せるような夢じゃないだろ?

お前の夢は俺たちの夢でもあるんだ

なあ、必ず見せてくれよ

2022-08-13

最近新日G1は日程で展開がある程度分かってしまうな

例えばDブロック

明日長野YOSHI-HASHIとフィンレーがぶつかるけど

もしフィンレーが勝つと現時点でブロック突破可能性を残してる鷹木とオスプレイの両方に勝ってるのでD代表が決定してしま

まり武道館の鷹木vsオスプレイというドル箱カード消化試合ということに

流石にそんなアホなことはしないだろうから明日はまず確実にフィンレーが負けるだろう

2022-06-08

ウマ娘ファン一言いっておきたいことがある

オタクが馬の話したら即「ああ、ウマ娘ね」って勘違いすんのやめてくんねーかな?

俺は子供の頃から競馬オタクで、エルコンドルパサーナリタトップロードが好きだった

親父に競馬場に連れていってもらったり、その辺に落ちてる外れ馬券お土産にしたり、いろんな思い出がある

ところが、最近になって馬の話を頻繁に聞くようになって、「おっ」と思ったらこれがどれもこれもウマ娘由来だ

俺がエルコンドルパサー名前を出そうものなら、「ああ、あのマスクの……」ときたもんだ

あのな、俺は20年以上前からエルコンドルパサーファンなんだよ、当時ウマ娘なんて影も形もなかったんだ

いか?後から二次コンテンツが流行るっていうのはこういうことなんだよ

自分の「好き」の由来を説明しないといけなくなるし、好きな話を持ち出すにもいちいち二次コンテンツを警戒しないといけなくなるんだ

ウマ娘ファン責任があるとまではいわないが、こういう競馬ファンもいるってことは知っといてもらいたい

けど最近ファインモーションカレンチャンも好きになったわ。あのG1勝ちポーズあざと過ぎない?

2022-06-05

anond:20220605204635

そうかー、それは不運だったね

来週は箱館スプリントだね

上半期は月末の宝塚記念最後G1

なんとか取り返して夏を迎えたいよねー

こちらの土日の成績は、土曜は新馬戦でエゾダイモンに単複合計1500円注ぎ込んで撃沈

5レースエルパソ単勝500円1点で、2倍ついてエゾダイモンにやられた分が500円返ってくる

鳴尾記念勝負三連単空振りで、しか利益確保の三連複がまさかオッズ下がってて230円トリガミ

土曜は計マイナス1230円

日曜は安田記念のみ

総額2700円買って、馬連300円当選利益2520円

日通算でプラス1290円でした

2日楽しく遊んでお昼ご飯代もらえた感じなので、まあ、大して儲かりはしてないけど、悪くなかったと思います

次は宝塚記念かなあ

来週は田村厩舎の新馬グランサバナって子がデビューするから、それだけ応援で買うかもしれない

2022-05-30

anond:20220530110145

昨日ですら昼以降まともに動けんかったわ…G1お祭り感は最高だけど競馬見るなら土曜平場やね

やっぱりダービー馬になれなかったのが悔しくなってきた

大興奮のダービーアスクビクターモアが応援かいあって3着になったり、馬券がきちんと取れたりしてすごくいい日になったのは間違いないんだけど

今日競馬ニュースはドウデュースのことばかり

アスクビクターモアも強かったよね、みたいに書いてくれてる記事はそこそこあったけど、やっぱりダービー馬にならないとダメなのかあ、と

一日たつと、やっぱりビクターに勝ってほしかったなあ、という気持ちがしみじみわいてきた…

よし、菊花賞は勝つぞ!

G1勝利ダービーで3着になった馬で、後にG1取った馬はメジロブライトとかサトノクラウンがいるみたい

テイエムオペラオーとかもダービー3着だったけど、こいつは皐月賞勝ってたのか

ブライトクラウンを思うと、ビクターも将来狙うのは宝塚記念とか春の天皇賞あたりか

有馬記念でもいいぞ

G1馬になりますように

2022-05-26

東京優駿(日本ダービー)予想、、、ではなくアスクビクターモアのこと

今週は日本ダービーだね

もはや予想しても馬券とれるかわからないのが今年の競馬なので、今週はただ推しについて語ろうと思う

推しというのはアスクビクターモアのこと

アスクビクターモアというと中山専用機なのに皐月賞負けた子、みたいなイメージしかない人もいるかもしれない

しかしそのイメージは今すぐ改めてもらいたい

ダービーでも必ずいい走りをするから

とりあえず今までの彼の経歴を語っていく

ビクターの戦いは本当に少年誌みたいだよ

第一章 デビュー

ビクターデビュー戦は2歳6月東京1800

騎手は戸崎

この新馬戦は、第三章クラシック編のボスになるジオグリフ、第一デビュー編でライバルになるアサヒが出ている

最終直線ではビクターアサヒが抜けだして一騎打ちになった

そしてアサヒに直線で幅寄せされてぶつけられ、ラフプレーをされて激しく競り合うという、漫画にしても描きごたえのある展開になった

2人は激しく競ったもののゴール手前でビクターは力尽きるという結果に…

しかし、勝ったのは競り合う2人を横目に鋭い差し足で交わしていった後の皐月賞ジオグリフ

クラシック編で倒す敵ジオグリフは強大だったものの、とにかくアサヒには借りを返さねばならぬ!

2戦目は3か月後の9月、未勝利戦、中山1800

騎手は戸崎

前走で因縁のついた相手アサヒの出走に合わせたリベンジ戦となった

2人は中団以降から競馬選択し、どちらも3コーナーから大外まくりを仕掛けて競り合うのだけど、ビクター最後までアサヒに並ばせずに最後1馬身半つける完勝を見せる

2着アサヒは3着に5馬身差をつけたので、この2人の力が抜けていた

アサヒにきっちり借りを返したビクター

ここで勝ち抜けたビクターは次のステージに駒を進めた

第二章 クラシック出走権争い編

ビクターの次のレースは1か月後

リステッドアイビーステークス東京1800

騎手は戸崎

勝利から抜けてレースレベルは高くなるが、ここで1番人気に推される

当然、ここは勝てるレースだし、勝ってクラシックにつなげたい

レースは3番手に控えて順調に進むが、3コーナーではビクターのすぐ後ろの外側に位置取り、ぴったりビクターマークしていた2番人気の馬がいた

この馬の名前はドウデュース

ビクターにとって生涯のライバルとなるこの漫画ラスボスである

最終直線で前2頭の狭い隙間を一瞬で突いてビクターは伸びていくが、ビクターより速くスピードに乗せたドウデュースに追いつけず、再び屈辱を味わったビクター

ビクタークラシックで勝つには、このドウデュースを超えなくてはならない

ドウデュースに力の差を見せつけられ悩むビクターの前に現れたのが、第一章のライバルアサヒ鞍上にいた田辺騎手

ビクター鞍上は戸崎から田辺へと変わることになった

あのライバルアサヒの元相棒パートナーになることで、ビクターは新たな境地に進んでいく


次の3戦目は年明けての3歳1月

普通の1勝クラス中山2000

新たなパートナー田辺ビクターを信頼し切った騎乗を見せ、それほど着差はなかったものの、ステッキを打つことなく勝ち切った

これで中山は2戦2勝

ドウデュースへの借りを返す日を待つ

しかし、その間にあのライバル、ドウデュースは無敗のまま年末朝日杯を勝ってG1馬となり、最優秀2歳牡馬に選出されていた

世代チャンピオンとなった生涯のラスボス、ドウデュース

アイビーステークスの前と立場が逆転してしまった

だが、田辺という相棒を得たビクターも、以前のビクターではない


ドウデュースへのリベンジ舞台ビクターにとって初めての重賞レースとなる報知弥生賞ディープインパクト記念

ドウデュースは1番人気、ビクターは3番人気とすっかりビクターは追う立場

レースでは、中団に控えるドウデュースより早く4コーナーで仕掛けて直線で先頭に立つと、やはりドウデュースも追ってきた!

最後は抜け出した2人の競り合いとなるも、今度はビクターが並ばせない!

無敗の2歳王者ビクターが初めて土をつけ、ビクター重賞馬となった

負けた分はきっちり返す、これがビクター

こうして皐月賞の出走権を確保し、クラシック戦線へ駒を進めた

第三章 クラシック

弥生賞を勝ったビクター中山3戦3勝

そしてクラシック初戦皐月賞中山2000

強い相手はいても、中山なら勝負できる

相棒田辺中山巧者だ

ビクター師匠田村師はこう言っている

世代の頂点の18頭に名を連ねられたのは嬉しいこと」

「今度はG1馬(ドウデュースキラーアビリティ)も出てくる、東京前哨戦を勝った馬(ダノンベルーガ)も出てくる」

中山競馬場というビクターホームグランドで、そういう超一流の馬と一戦交えられるのは光栄なこと」

最後の直線でそういう人気馬と全開で叩き合えるような状況にしたい」

ライバルのドウデュース、新たなライバルとなるダノンベルーガ以外にも、ビクター新馬戦で負けた因縁相手ジオグリフもここに出てきている

体は弱くキャリア2戦だが破壊力抜群のイクイノックスも強敵

この4強にビクターはどう立ち向かえるかが皐月賞様相となった

この日、馬場は内が荒れて、内枠が不利となったが、ビクターは2番という内枠を引き、前に出る馬がいないために先頭でレースを引く形になる

この展開はビクターにとっては不利な流れ

対する2歳王者ドウデュース最後方に控える

それ以外の3強は先団後方に並んで控える

2コーナーではダノンベルーガは枠が1枠1番のため最内を通り、ジオグリフがその外、大外スタートのイクイノックスがその外につける

その形のままレースが流れ、最終直線手前から各々ついに仕掛け始める!

残り200m地点になって、最内をついたダノンベルーガ、先頭を引いていたビクター、外にかぶせたイクイノックス、大外を選んだジオグリフが4頭ぴったり並ぶ!!

並んだ!!さあここからは一歩も譲れない!!!

さあ誰が勝つの!?

そして王者ドウデュースはまだ来ない!?

先に抜け出したのはイクノック

だがそれを追ってジオグリフが伸びる

レースを先頭で引いて、内を通ったビクターには苦しい展開

これはもう、馬場の加減で仕方がない…

だが、なんと最内を通したダノンベルーガビクターを交わしていく!

同じく内を走った者同士、勝ちは無理でもお前にだけは負けられない!

奮起したビクター最後の力を振り絞って、一度開いた差を縮めにかかる!

ダノンベルーガだけは差すんだ!

差し返して先着する!

と、そこへ王者ドウデュースも飛んできた!!


鬼足を見せた王者もさすがに仕掛けが遅すぎ、勝ちは逃した

が、ベルーガビクターはまとめて交わして3着へ

勝ったのは新馬戦で負けたあのジオグリフだった

ビクターベルーガ差し返すか、という地点でゴールが来てしまい、クビ差負けての5着となった

あともうわずかに距離があれば…

ベルーガ、このままでは終われねえぞ…


そして次のレースは今週末のダービー

少年誌的な展開からすると、ここでのビクターライバルダノンベルーガ

皐月賞で内を通った者同士の決着をビクターはつけなきゃいけない

そして皐月賞馬となったジオグリフには新馬戦を含めてこれで2敗、まだ借りを返してない

ジオグリフ、お前にもここで決着をつける!

ダービーまでのストーリーはこんな感じだよ!

本編の続きが楽しみだね!

少年誌的には舐めてかかってくるベルーガジオグリフに対し、ドウデュースけがビクターを認めている会話がレース前に行われる

そしてレース結果として一番少年誌っぽいのは、ビクターベルーガジオグリフに先着して2着か3着になるんだけど、ドウデュースにはまたも届かない、という展開かな

クラシック編としては一応、ここでジオグリフとベルーガとは決着をつけておきたいね

菊花賞にはジオグリフはおそらく来ないもんね

田村先生について

田村先生の会見はいつもいい

清々しいような覚悟がいつも見て取れる

見た目ヤクザみたいでちょっと怖いけど、にじみ出る覚悟が美しい師匠

皐月賞前の会見でも、

https://www.youtube.com/watch?v=P0J4Pk3iuQU

前述したけど、「ホームグランドで、そういう超一流の馬と一戦交えられるのは光栄なこと」のような痺れる言葉を放っている

そして、

この18頭に名を連ねられるのは光栄なこと

馬はクラシックだとか、これが大きいレースだとか知らないし、皐月賞を取りたいだとかそんな個人的なことは終わってから考えること

気分良く走らせてあげて、ビクターには、田村君、楽しかったよ、って帰ってきてくれたら

のようなことを言っている

ダービー前の今回も、

https://www.youtube.com/watch?v=pQMGeyiraoE

https://www.nikkansports.com/keiba/news/202205250000483.html

グラム単位で絞ったりして、ものすごい緊張感の中で仕事をさせてもらえる幸せを実感している

幸せなひとときビクターモアがプレゼントしてくれた

まずは無事に走ってほしいと思うし、ジョッキーに楽しかったって言ってほしいし、馬にも一生懸命頑張ったねって言ってあげたい

こんな感じで、いつも心にグッとくるんだわ

田村先生、まじでかっこいいです…



あと、田村先生の今後に向けての注目ポイント

カスタディーヴァというニュージーランド産突然変異白毛牝馬がいてですね

の子日本に来て、ゴールドシップとの間に生まれたのがアオラキという白毛

ソダシを含むシラユキヒメ一族とはまた違う血統白毛馬が日本に登場したので、これはワクワクするね!

アオラキ君も今は田村先生のところで頑張っていて、この夏にデビューしてくると思う

ぜひ応援したいですね

血統家族のこと

ビクターのお父さんは日本競馬結晶ディープインパクト

お父さんディープは2年前に亡くなって、今年のディープインパクト産駒の2歳馬は6頭しか登録されてないらしい

実質的に、ディープインパクトの子供がダービーを走るのはこれが最後ということになりそう

今年のダービーに出てくるディープインパクト産駒は下記の6頭

アスクビクターモア、

キラーアビリティ

コマンドライン

ジャスティパレス

プラダリア、

ロードレゼル

最後の年に亡き父に勝ち星をささげる孝行息子はきっとこの中にいるはず

ビクターディープの息子たちの総大将と言えそう

キラーアビリティは、ディープ意思を継ぐ者同士、盟友と言えるかもしれない

ビクターのお母さんはカルティカというイギリスの馬

カルティカのお父さん(つまりビクターの母父)はレインボウクエストというアメリカの馬で、現役時代凱旋門賞を含む2400mのG1を2勝した馬

レインボウクエストサクラローレルのお父さんでもあるので、父系から言い方違うかもしれないけど、ビクターの伯父がサクラローレルということになる

カルティカの初仔はケマーというアイルランド調教活躍した牝馬

2番仔以降は

Niedziela(IRE)姉(8戦1勝?)

Almuhalhil(GB)兄(レース出走なし?)

Qaabil(IRE)兄(19戦0勝?)

と生まれている

Qaabilから1年空いて、その間に日本に渡ってきたようだ

お母さんが日本に来た経緯はわからなかった

そこから

5番仔はセブンフォールド

6番仔がアスクビクターモア

その下に未デビューの妹が2人

上の妹はシャルラハロートと名前がついたみたい

ダイワメジャー産駒で栗毛美人だよ

下の妹はキズナ産駒、そしてその下にブリックスアンドモルタルの子を受胎中

もう生まれてるかも?

ビクターお姉ちゃん、ケマーはフランス桜花賞にあたる1000ギニーで3着となり、イギリス牝馬限定NHKマイルカップのようなコロネーションステークス(G1)とフランスヴィクトリアマイルのようなロートシルト賞(G1)を勝ち、G1を2勝した名牝

お兄ちゃんセブンフォールドは父親ディープインパクトなのでビクターの全兄

お兄ちゃん中央勝利大井に転厩

しかし、そこからすぐさまダートで2勝して中央に復帰している

今は1勝クラスで芝で走っているけど、中央ではまだ勝てていない

ビクター兄弟は、4人が勝ち抜けて、2人が重賞なのはすごい

カルティカはいい母馬だと思う

ビクターの見た目

毛色は鹿毛と言われているけど、栗毛かと思うような明るい茶色で、ちょうどエフフォーリアと同じような色

鼻筋には白い筋があって、鼻のあたりまで白い

足元は4本とも、ソックスを履いているかのように足先が白くなっている

レースではメンコをかぶっているから鼻筋の特徴はわかりにくいけど、足元のソックスっぽいのはよくわかるよ


終わりに

とりあえずビクターのこと語ったよ

2枠3番に決まったようだし、内も有利な馬場になりそうと聞いている

これはもう、負ける要素ないんじゃないか

ビクターラスボスドウデュースを中心に買います

思えば皐月賞ビクターとドウデュースの2頭軸だったけど、馬連だったから外したんだった

今回も一貫させるで!

2022-05-12

ヴィクトリアマイル予想

1週間ぶりだね

買うな、俺は買わないと言いながらも200円だけNHKマイル買ってしまって当たり前に損する競馬増田だよ

さて今週はヴィクトリアマイルだね

春の最強牝馬決定戦という意味合いがあるので、適性外の牝馬も出てくる難解なレースだよ

でも、馬券が当たるとか当たらないとかはおいておくとしても、今年は役者がすごく揃ったのでとても楽しみなレースだよ

しっかり予想して、少額でも馬券買ったらもっと楽しめるから、一応ちゃんと考えよう!

ヴィクトリアマイル傾向

傾向としては、過去10年を見ると、

1番人気が馬券になった確率50%

2番人気が馬券になった確率10%

3番人気が馬券になった確率20%

10番人気以降が馬券に絡んだ確率60% (30頭中7頭)

となっていて、人気順で買っても当たらない、とても難解で荒れるレースと言えるよ

その反面、過去10年で馬券に絡んだ30頭のうち16頭は5番人気以内だよ

5番人気以内が馬券内に2頭入った年はは10年中6回あって、5番人気以内が1頭も絡まなかったレースは1回だけだよ

5番人気以内、というキーワードで注目すると難解さのわりに取れるチャンスがあるレースだよ

また、アーモンドアイやグランアレグリアのような、牡馬も凌ぐような絶対女王が出走した場合はきちんと勝っているし、ブエナビスタも敗れはしても2着に入ってるよ

何より東京1600mというコースは堅い決着になりやすコースとして有名だよ

同一コースでもNHKマイルカップは力関係も変わりやすい3歳馬で、色んな路線からやってきて初顔合わせもあるため予想は難しいのだけど、古馬東京1600であるヴィクトアマイルが本来は難しいはずはないんだよ

ところが荒れてしまうのはなんでなんだろうね?ということを考えるといいんじゃないかな、と思うよ

また、気になる点としては、東京1600は枠の有利不利がほとんどないコースとも言われているけども、ヴィクトリアマイルはなぜか内枠がはっきり有利な傾向が出ているよ

これなんだけど、有利不利はない、って話が本来、強い馬は外に行っても勝つ、って話なだけで、突出して強い馬がいなくてみんなが同レベルなら当たり前だけど内枠が有利だよ

さらに、ヴィクトリアマイルの週からBコースにかわるため、内の荒れた馬場を使わなくなって、内外の馬場の差は一応はなくなるよ

馬場の差が内外でない=内が有利ってことで、それがそのまま結果になってるってことだと思うよ

要するになんだけど、ヴィクトリアマイルの難解さって、本来差なんかないドングリの背比べなのに、無理やり序列をつけようとしているから、荒れたように見える、ってだけの話なんだと思うよ

言ったら失礼かもしれないけど、牡馬含めてガチンコでやるレースと比べたら突出した馬がほとんど出走しなくて低レベルって話になってしまうと思う

実力馬も外に行けば3-5着とかになるし、人気薄も内枠に入れば勝ちまで狙える

(人気薄の外枠もちょこちょこ絡んでるからあれですけど)

違う世界線10回同じレースをしたら、10回ともバラバラの結果になるようなレースなら、予想に意味なんてないんだよ

仕上げ具合の差もあるよね

強い馬からすると、天皇賞ダービーなんかと違ってヴィクトリアマイルを最終目標としない子も多い反面、G1を狙えるとしたらこしかない、みたいな力が劣る子がメイチで仕上げてきたりもするよ

その仕上げの差は結果の差になるよね

しかし、今年に関して言えば、役者が揃っていて上はハイレベルに見えるので、例年のように荒れた結果にはならないんじゃないかと予想しているよ



予想の手がかり

というわけで

手掛かりは古馬牡馬ともG1レベルで互角に渡り合って勝ち負けできている馬がいれば、その子に関してはレースが荒れるとか、疑う必要はないと思われる

今回のレースに関して、そんな馬がいるのか?というといる、4頭もいる

疑いのないのが1頭

あほぼそれに該当するというのが1頭

実績から言えば該当するけどこのレースでその実力を発揮できるかわからないのが2頭だよ


レイパレは間違いなく該当する

ソダシは、札幌記念フェブラリーステークスがそれに該当するので、まあ、当てはまってるっちゃ当てはまっている気はするけど、札幌記念で最も強い相手牝馬だったのと、ダート競走のフェブラリーステークス3着をそのまま高評価してええんか?というと少し考えてしま

デアリングタクト伝説ジャパンカップがあるから一応クリアしてると思うが、故障明けだから参考外

システンシアは、昨年高松宮記念2着、スプリンターズステークス2着だし、短距離ならば間違いなく当てはまっている

けど、今年の高松宮記念敗戦と、昨年のヴィクトリアマイル、一昨年のマイルチャンピオンシップを考えるとまた印象違うよね、という感じ

さし当ってはこの4頭の見極めをまずしなきゃいけない

この4頭のうち、今回のレースでばっちりハマる!いける!と踏んだ子が見つかれば、それは信じていい

強いけど荒れるからなー、とか思わなくていいと思われる

でも、実際問題、デアリングタクトとレシステンシアを不安なく信頼できる人はいないだろう

現実的にはつまりレイパレとソダシの2頭の見極めが予想のスタートラインでしょう

レイパレ

レイパレに関しては大阪杯をメイチに仕上げていて調子が落ちているかどうかが懸念

ギリギリまで仕上げていたら通常はその後休養させないとリフレッシュしないもの

そこがどうなのかをきちんと見極めたい

一応短期放牧にも出ているし、1週間前追い切りも悪くなく、調子維持という話

調教の動きに怪しさがないなら信頼していいのでは

マイルレースが久々だけど、スピード不安はないし、むしろ2200でよく善戦してたなという印象

1600は川田も待ち望んでいたそうだし、ファンだって待っていた面はある

適性は疑う必要はないでしょう

最終追い切りと枠の発表を待ちたい

ソダシ

ソダシは急にやる気なくしたり根性出すのアホらしくなったりする気分ムラのある子だから難しい

今回もそれがないか、いい感じに集中できているか問題

これはパドックから返し馬で見るしかいかもしれないし、見ても馬の気持ちなんてわからんから何とも言えない

信じるかどうかでしかない

あとダートから芝の走りに戻れてるか、だけど、そこはそんな問題じゃないぽい?

ただ、本気出せたのなら、一般的に思われている以上の能力は持っているはず

地方競馬ちょこちょこ見てる増田からすると、中央G1で3着絡む馬なんて化け物だしパワーは牝馬では抜けてるだろう

桜花賞レコードスピードもある

ソダシ自身がこれ以上ないくらい本気を出してくれるなら、適性ばっちりのマイルならレイパレだって負けないだろう

まじで馬の気持ち次第

今回の予想で一番難しいのはここ

デアリングタクト

デアリングタクト故障明けで今回はちゃんと走れたらそれで満足、みたいなところもあるだろうし、宝塚記念目標という話もある

故障明けでいきなりギチギチに仕上げることもできないだろう

楽しみではあるけど、勝ち負けのレベルかは疑問に思っている

陣営の考え方次第なので、厩舎の談話をしっかり聞きたいと思う

案外あるでってなったら当然無視できない

システンシア

システンシアは阪神JF桜花賞マイルG1の実績はあるけど、古馬マイルG1は2回出てて8着と6着

弱くはないけど、短距離イメージほど、マイルで強い馬とは思えない

距離延長に対応できるように仕上がっているかどうか?がポイント

これは騎手調教師の談話を参考にしたい

個人的にはタワーオブロンドンが高松宮記念負けて終わったように、レシステンシアもピークは過ぎた気がしていて、全盛期で無理だったマイルに今更行けるんか?と思うとちょっとダウト

でもさー、それこそが穴馬って感じもするんだよねー

冷静に実績、実力だけを見れば、その力は疑いようがないわけ

もしレシステンシアが勝つようなことがあれば、なんで切ってしまったんやろ、って思うよね

なやむー


それ以外の馬

ソングラインファインルージュはもちろん有力だと思うし、実力は上位にほとんど迫っている気はする

上の4頭、というか上位2頭が少し本調子じゃないだけで十分勝つチャンスがある馬だと思う

他にも、アンドヴァラナウトやテルツェット、マジックキャッスルみたいな、阪神牝馬Sとか、牝馬前哨戦を戦ってきてここでメイチ、みたいな馬もいるし、そういう馬も穴をあけるチャンスは十分ある

この辺の上がり馬的な立ち位置の馬の、本当の実力の評価アンカツさんの評価が大体当たっていると思うので、なんと言うのか待ちたいと思う

最後

もし、レイパレからシステンシアまでの実績馬4頭のうち、これだ!信じられる!って馬が見つからなかった場合

例年並みの、どんぐりの背比べレース、つまり、荒れる、と言われる結果になる可能性が出てくる

3着まで、というなら全頭にチャンスがあるのは例年の傾向が示しているところだし、何が起きても不思議はない

けど、今回に関しては、上がしっかり強い分、勝つ馬は5番人気以内だろうし、おそらく3着内のうち2頭以上は5番人気以内で占めると思っているよ

とりあえず今回はいつも以上に調子、仕上げの見極めと、枠の差は大事

全てはそれが判明してから考えたいですね

色々情報出たらまた追記しま

2022-04-17

皐月賞予想続き

anond:20220415202757

続きだよ

色々調べて考えた

そうするとねー、なんというかドウデュースが強いし結果残してる割に、関係者から評価がそこまで高くはないんだな、という感じはすごく伝わってくる

レースが上手な優等生から、荒削りな素質馬に勝てている、みたいな見方をされている?

まあ強い馬のひとつだよねー、みたいな扱いを感じる

関係者が1番意識してるのはダノンベルーガなんだな、というのは安田先生談話などからも感じる

ダノンベルーガ大目標はダービーだったので、皐月賞では余裕を残したかったらしいけど、馬に余裕がなくて仕上がってしまった、とのこと

これはまずいから今からでもなるべく余裕残るように、ではなくて、こうなったら皐月賞とるぞ、ってなってるかどうかだよね


アスクビクターモアはその点、挑戦者立場世代トップを迎え撃つ覚悟陣営が持ってた

中山ホームだし、コース適性はダントツである

騎手田辺中山巧者だし、この馬がG1を勝つとしたらここだろう、というのは思う



まあ、問題馬場だよ

中山の芝はいまは荒れていて、内が走りにくくなっている

今日レースみてても、内回り最後外に出してる

でも向正面まではポジション取らなきゃいけないからきっちり内をロスなく回っている

距離はロスを嫌って内で伸ばす馬もいたし、内は多少不利だけど、内では勝負できない、みたいなことはどうやらなさそう

しかし、外に出す方が馬場が良くなることを思うと、最終コーナーで大外回してもリターンがあるということで、最終コーナーは全員が殺到しそう

中山2000の内回りを18頭で走るので、やはり最終コーナーで少なくとも7、8番手くらいまでにはつけておきたいところ

多少外目でも、不利を受けにくい位置で半分より前につけれる馬が良さそう

そうなると外でも逃げるだろうし荒れ馬場も苦にしなさそうなデシエル

様子を見ながら進められる中心付近のドウドュース、ジャスティパレスあたりはよさそう

しかし、ダノンベルーガアスクビクターモアが重馬場を気にしないなら内をスパッとぶち抜けそう

枠で言えばやっぱり真ん中付近臨機応変にいくからいいよなあ、と言う感じはある

でもまあ、外枠に行ったジオグリフより外は、少し割引かなって気はしてる


で、結局どうなのと言われたらわからん

ある程度、連対する可能性がある馬で言えば、

やはりドウデュースアスクビクターモア、ジャスティパレスキラーアビリティ、デシエルト、ダノンベルーガ、イクイノックス、ジオグリフの8頭でほぼ決まるのでは?

オニャンコポン入れるかどうかですね

3着はほぼ全頭に可能性あるだろうから、買うなら全頭流ししかない

3連複3連単はよほど何か情報確信を持ってる人でない限り、あてるのはきつそう

じゃあ複勝単勝はと言うと、それも、こいつは必ず入る!みたいなのがいないのが難点

複勝が堅くないレース

そうなると買える馬券は限られている

多頭軸の馬連しか、絞ったワイド

絞り切れたらワイドだけど、絞れないか馬連を買おうかな

併用でもいいかもしれない

買う馬は上述のドウデュースアスクビクターモア、ジャスティパレスキラーアビリティ、デシエルト、ダノンベルーガ、イクイノックス、ジオグリフの8頭

軸はアスクビクターモア、ジャスティパレスキラーアビリティ、ドウデュースの4頭のうち1か2にしぼりたいよね

それでもまだガミが発生するのをどうするか

また直前まで考えます

2022-04-16

anond:20220416194954

しゃーない、救済けられるために必要仏具一式をリストにしてさしあげるやで

2022-04-15

皐月賞予想

お久しぶり

競馬増田だよ

高松宮記念のショックが大きくて増田書く気になれなかったよ

大阪杯桜花賞は、荒れたのは荒れたけど、取る手掛かりはしっかりあったので、意味不明なのは高松宮記念だけなんだよなあ、とは思っているけど、結果取れてないなら何も言えないよね

さあ牡馬伝統クラシックが始まるよ

皐月賞傾向

3歳馬で成長過程レース慣れもしていなければ初顔合わせも多い時期なので、力関係の把握はとても難しいよ

過去の傾向を見ても、過去10年の1番人気の複勝率が50%、2番人気の複勝率も50%なので、1,2番人気でも半分が馬券にならないよ

実際、過去10年のうち、どちらも馬券に絡まなかったのは2回あるよ

3番人気の複勝率も60%なので、これも半々って感じだね

まり、みんなはなんとなく、「この3人の範囲の誰かが強いんだよ」というのはわかっているんだけど、ハッキリ誰が一番強いかはわかってないレースと言えるよ

いつもに比べると、何番人気、というのはほとんど気にしてはいけないレースだね

さらに、8番人気までは結構馬券に絡んでくるし、9番人気が勝ったり12番人気が馬券に絡んだりもあるよ

これはもう、馬券難易度は、5段階で言えば4から5くらいかなって感じだね!

まりこのレースも、あんまり人の予想とか、人の言うことを信じてはいけないよ

もちろんこの増田もあてにならないよ

他人のいうことや人気を気にせず、強いと思う馬を買いたいね

アンカツさんの言う有力馬

このレースで勝つかどうか?ではなくて、現時点での馬の実力の評価としては、アンカツさんの言うことを結構信頼しているよ

彼が言うには、キラーアビリティダノンベルーガが並んでトップで、次いでイクイノックスが強いけど正直未知な感じ、そして次が器用さや安定感でドウデュースでしょう、って感じみたい

へえ、そうなんだね

あと、この前、スペシャルウィーク秘話でも出ていたんだけど、皐月賞前に使いすぎるとダービーで戦えなくなるし、かと言って皐月賞出ないわけにはいかないし、ということで、皐月賞で余裕を持たせる、つまりダービーを本気で戦うためにあえて皐月賞は仕上げない、という考え方もあるみたい

各厩舎の談話ダービーでは頑張るから、みたいな言い方がちらほら出てくるけど、ああいう厩舎で前走近かったら、ちょっと疑ったほうがいいかもね

キラーアビリティ

キラーアビリティホープフル覇者G1馬だから間違いないんだけど、1週間前追い切りが良くなかったらしくて、力は間違いなくトップクラスなんだけど、今週走るかはわからんね、って雰囲気がよく言われている

エフフォーリアが1週間前がダメで、最終追い切りで持ち直したけど大阪杯惨敗たから、このパターンちょっとセンシティブになっている人も多いよ

でも輸送が初で、変な調整したエフと違って、キラー小倉も行っているし大丈夫と思いたい

鞍上横山武史君が不安、という声も聞かれるけど、武史君は元々阪神中京ではほとんど勝ててなくて、中山東京で勝ちを稼いでいる関東専用騎手なので、今回に関しては全く不安視する必要ないとは思ってるよ

メンタルひよって変なことしないよう祈るのみで、自信もって乗って欲しいよ

この馬も、陣営ダービーの話をしていたし、仕上げてないのは明白なので、能力のみでどこまでできるか?という感じがする

ダノンベルーガ

ダノンベルーガはまだ2レースしか走ってなくて、さらに強かった共同通信杯東京1800で、中山2000と全く適性が違うから、強いのは強いんだろうけど、なんとなく周りが誉めるほど今回勝ちそうか?というとピンと来ない増田です

アンカツさんも、今回はわからんけどダービーじゃ勝ち負け、みたいに言っているし、昔脚に怪我したせいで右回り不安視もされていたみたい

川田右回り避ける理由なんてない大丈夫クオリティ高いって言ったか皐月賞もきたみたいだけど、正直東京向きなのかな、という雰囲気はある

でも、東京向きでも中山勝てないわけではないかわからん

正直この馬も皐月賞は叩きっぽい雰囲気

イクイノック

イクイノックスは5か月ぶりのレースブランクが空きすぎてて、さらに今回の有力メンバーとはほぼ一緒に走ってないか比較が難しい

ルメールG1勝てる馬だよ、って言っているけど、肝心のルメールさんの調子が上がってないし、大外引いてしまたかちょっと悩ましい

でも調教はかなりよかったみたい

ドウデュース

ドウデュース朝日チャンピオンだし、器用さ、安定感抜群の最優秀2歳馬だよ

正直、今回も最有力だと思うんだけど、そういう馬がころっと負けるのが皐月賞でもあるから、そんなにしっかり軸にしていいかは何とも言えないよ

不安視されてるのは弥生賞で2着に負けたからだけど、弥生賞勝ったアスクビクターモアははっきり強い馬だし、心配することはないと思うどころか、中山の適性をちゃんと見せてくれたと思うよ

ちなみに調教、追い切りはトップクラスに良かったみたいだよ

枠も真ん中ちょい外目の偶数で、そんなに悪くないし、いいと思うよ

そのほかの気になる馬

単勝人気順はあてにならないのだけど、ひとつだけ信じていいようなデータがあるよ

関係の把握は難しいんだけど、本当に力がある馬はやっぱり前から強い、ということで、前走成績が大事だと思うんだ

過去10年で馬券内になった30頭のうち、前走1着は20頭、前走2着は5頭、前走3着は2頭、4着も2頭、5着が1頭で、これで全部だよ

はっきり言えば、よほどの理由がない限り、前走5着以下は全部切っていいと思う

トーセンヴァンノ、グランドラインラーグルフ、マテンロウレオの4頭が切れるよ

逆に言うと残りの14頭すべてに馬券内の可能性はありそうだね

前走3着以下を評価するなら、弥生賞には敬意を表して、弥生賞の3着4着のボーンディスウェイとジャスティロックは残るけど、スプリングステークス3着のサトノヘリオスちょっと厳しいかなって思う

ボーンディスウェイは追い切りもよかったらしいよ

あと、中山専門職って感じが強いので、中山実績を重視するならホープフル、弥生賞を重視する価値はあるよ

ホープフルで2頭だけ強かったキラーアビリティジャスティパレス評価できると思うし

弥生賞でドウデュースに勝ったアスクビクターモアは勿論評価しなきゃいけない

ジャスティパレスアスクビクターモアの2頭の追い切りは抜群によかったそうな

あとは最近はやりの出世レース共同通信杯2着のジオグリフも有力だと思う

ジオグリフも追い切りはまあまあよかったみたい


買い方は?

とりあえず、ドウデュースアスクビクターモア、キラーアビリティジャスティパレスダノンベルーガジオグリフ、イクイノックスまでの7頭は軽視禁物

あと、オニャンコポン、デシエルト、ビーアストニッシドボーンディスウェイまでは十分絡んでくるかも

正直、当てようと思って当たらないレースなので、5番人気くらいまでの中で1頭だけを見極めて複勝1点買い、とかが最も勝てる見込みがあるよ

買い方はまた考えておきます

決めたら追記するよ

2022-03-24

anond:20220324114638

リオスは1600以上しか走ってないんだよね

ハーツクライだし、皐月賞ダービーで2着だし、毎日王冠で勝ったりしてるし、距離的には2000前後があってるんじゃないか

マイルでは結果が出なかったけど、じゃあ短距離なら通用するか?というと逆じゃないかな、と思っている

G1でも入賞する力はあるのは間違いないけど、一番あり得るのが秋天じゃないかなあ

高松宮記念予想

トラバ追記しました

お久しぶり

競馬増田だよ

ホープフルステークス以来だね

ウマ娘解説も懐かしいこのごろです

そろそろG1シーズンがまた始まるのでちょろちょろっと書いていくよ

高松宮記念傾向

過去10年に3着以内に入ったのべ30頭のうち、最も人気が低かったのが17番人気

そして、この30頭のうち、10番人気以下だったのが4頭

8番人気以下だったのが6頭

逆に、5番人気以内で決着したのは、10年のうち4年

これをまとめるとつまり、「堅い決着となる年もそこそこあるけど、荒れる年は10番人気以下からも絡んでくる」のが傾向としてあると言える

この傾向が何を表すか?というと、これはそのまま馬券を当てる難易度と言える

みんなが思った通りの年も半分近くはあるけど、誰も考えてない馬が絡む年も半分くらいあるよ、ということ

当てやすさの難易度を5段階で表すと、3.5から4くらいと言ったところ

こういうレースの予想は、この増田も含め、誰の予想も話半分に聞くといいよ、というのがまずは言いたいこと

今年は荒れるの?荒れないの?

これはもう誰にもわからない

天候が荒れやすい季節だけあって、ここ10年で良馬場は5年だけ。稍重や重馬場、不良の年もあった

じゃあ馬場が荒れた日に結果も荒れるの?というとそういうわけでもなく、12番人気、17番人気が絡んだ2019年は良馬場

今年も雨は降りそうなので、馬場パンパンの良馬場、ということはなさそうだけど、それが結果を荒らすかは何とも言えない

しかし、荒れた結果を予想しきるのは難しいので、ひとまずは、荒れない、と仮定して考えて、最後に、荒れたとしても買う価値があるか?を考えるほうがよさそう

有力馬解説

まず、今現役で最も強い馬は誰か?というと、ピクシーナイト名前があがると思う

昨年の春のスプリントG1高松宮記念に勝ったダノンスマッシュ、今年の高松宮記念で最も有力となるレシステンシアなどが出走する秋のスプリントG1スプリンターズステークスで3歳ながら勝利している

しかし、年末香港で、前の馬が転倒し、それに巻き込まれる形で骨折しており、現在治療である

本当に一番いい時期を走れず過ごすのはもったいないと思う

システンシア

いない馬を嘆いても仕方ない

2歳G1阪神JFを制したG1馬で、3歳からクラシックでも桜花賞では無敗の牝馬3冠馬デアリングタクトの2着、NHKマイルカップでも2着とマイルで結果を残す

4歳となった昨年の高松宮記念は僅差で敗れるも勝ちに等しいダノンスマッシュの2着

秋は前哨戦セントウルステークスを完勝し、勝つと思われたG1スプリンターズステークスではピクシーナイトの成長の前に屈し2着

あれ?G1でも勝ちに等しい内容と、G1でも抜群の安定感を見せているわりにシルバーコレクター

しかし、今回はダノンスマッシュピクシーナイトのような馬はいない(と思う)ので、えええー!ってのがなければ勝てる(と思う)

メイケイエール

ご存じ、真面目に走り過ぎちゃうじゃじゃ馬、メイケイエールちゃん

武豊横山典弘制御できず、危険なほど真面目に走りすぎたメイケイエールちゃんは気性難で有名

しかし、2歳で重賞2連勝し、G1阪神JFでも4着と好走

その後はチューリップ賞勝利はあるものの、桜花賞以降はなかなか最後まで力が持たず好走できなかったが、走る能力のもの疑問符をつけれないほどすごい

そしてついに、癖馬を得意とする池添騎手を迎え、厩舎も馬具を試行錯誤した結果、秋のG1スプリンターズステークスで4着と好走を見せる

お、これはついに変わってきたか?という空気が漂い始める

そして年明け、今回の高松宮記念と同じ中京1200のG3シルクロードステークスで、待望の古馬重賞勝利

それほど強い相手は出ていなかったとは言え、年齢や性別制限がない重賞を初勝利し、ここまで重賞4勝は立派の一言

システンシアにまさか勝利をあげられるとしたら、覚醒したメイケイエールちゃんが最有力なのは間違いない

しかし、何やらかすかわからない、という意識はなかなか捨てられないのが難しいところ

レナディアガーズ

2歳G1朝日杯FSを制したG1馬で、早々にクラシックには行かずマイル路線に進むと表明

マイル路線で圧倒的存在感を示すと思いきや、前哨戦ファルコンステークスで2着、本番のNHKマイルカップで3着と飛んだため、信頼感をぐっと落とす

G1マイルチャンピオンシップでは4番人気に推されながら13着

しか年末1400mと距離を短縮したG2阪神カップ勝利

ここから距離シフトしてきたのが今回の高松宮記念

素質は勿論あるのだけどいまいちマイルで結果を出し切れなかったこの馬が短距離で才能を開花させられるのか?というのが注目ポイント

ダイトニック

マイルから距離で結果を残してきた7歳馬

大崩れはせずコンスタントに3着以内に入り続けるも、重賞勝利は4歳秋のG2スワンステークスと遅咲き

5歳になった2年前のG1高松宮記念では不利を受けながらも3着に粘りこむ

重賞で勝つ力、G1でも馬券内に入れる力ははっきりあることを証明している

しかし5歳夏から調子を崩し骨折

昨年復帰するも調子が戻らず大敗し、その1戦のみ

ここ1年半はほとんどまともに走れなかったが、今年年明け初の重賞を4着、続くG3阪急杯勝利と、復活したと見ていいだろう

力はある、力が出せるかが気になる

レイハリア

3歳で初勝利をあげると、そこから重賞2連勝を含む4連勝

キーンランドカップは51kgと軽斤量だったのはかなり有利であはったが、メンバーは揃っていた中で見事な抜け出し勝ちだったし、じゃあ軽斤量なら誰でも重賞2連勝できるんですか?というとそういうことはないので、間違いなく力はある

しかし直近のレース京阪杯で16着しんがり負けだったのがちょっと気になる

が、スタートまらなくて競りかけられて萎えての負けなので、気性的な危うさは見えたものの、うーんどうかなという感じ

馬券内入っても驚かないけど、G1ってそんな甘くないよね、というのは俺の冷静な部分が言っている

その他

10番人気以下の穴をあけてくる馬を読み切ることなんてできないけど、穴をあけ得る馬はある程度絞れるかもしれない

人気薄でも穴をあけた馬、というのは、これまでにしっかり短距離重賞を勝ち切っている馬がほとんど

最近は振るわないけど、元々力としてはあったよね、という裏付けがある馬しか3着には入ってこない

そうなると、その裏付けがない馬、キルロードサンライズオネストダイメイフジ、トゥラヴェスーラナランフレグあたりは消していいのではないかと思う

逆に言うと、それ以外の馬は3着に入り得る

そうなったら諦めよう

買い方は?

傾向から言うと3連を当てるのは至難だろう、と思う

ヒモに1頭は予想外が絡みやすいうえに、軸になり得る馬が3頭いる

軸を決めて、軸がしっかり結果を出してくれるなら大きな失敗にはならないだろうけども、軸が飛ぶ可能性はそこそこある

いちばん安心できる軸はレシステンシアしかいないので、レシステンシア軸で馬連、またはワイドを買う、というのが最も取りやすいのではないか、というのが今のもやっとした考え

しかし、メイケイエールやグレナディアガーズがレシステンシアを上回り、ヒモ荒れみたいなことが起きた場合、レシステンシア4着はそんなにあり得ない話でもない

でもまあ、4着以内には入るよね

これ以上は枠が出てから追記しま

2022-03-23

anond:20220323023132

競馬に詳しくないので牝馬G1で斤量マイナス2kgであることを今調べて知りました。

基本的には似たような話かと思いますが(競馬の方を正しく理解している自信がない)、ボートレース場合本来的には男女の実力差を調整するためではなく過度な減量から選手を守ることが目的であるという点がたぶん競馬の斤量と違う点かと思います

競馬にも過度な減量や過度な減量対策の斤量があるのかもしれませんが。

2022-03-14

ウマ娘へのセクハラ問題

ウマ娘は実際の競馬と同程度の数字で動いている、と仮定すると、ウマ娘の未勝利戦勝ち上がり率もだいたい30%程度だろう

そしてデビューすら模擬レースで認められてスカウトされなきゃいけない

学園のウマ娘の半分が新馬戦には出てる、と仮定したら、だいたい学園所属の15%程度しかトゥインクルシリーズで勝ち負けしてないってことになる

ウマ娘からすると、とにかくいいトレーナースカウトされて、メイクデビューに出してもらえないと話にならない

これってかなり、トレーナーウマ娘の間に権力の不均衡があるような気がする

こういう環境だとどうなるか? というと、考える必要もなく、セクハラが横行する

ウマ娘人間が勝てるわけがない、という腕力の差はあれど、結局社会的権力を持つほうに従わざるを得ないだろう

このような構造上の問題があるため、学園からすると対策をしていないわけがない

というわけで、トレセン学園のセクハラ対策について考察する

1、学園側がトレーナーとの契約解除

学園はトレーナー契約して学園に籍を置かせ、その中でトレーナーウマ娘契約をしてレースに参加させる

まりトレーナー処遇を強烈に学園側が握っているため、学園がウマ娘を守る気であればトレーナー排除できる

権力の不均衡にはより強力な不均衡で対応しかもその権力者、理事長女性でいい人なので、たぶんウマ娘は守られる

2、結果が出ないコンビ強制解消

ウマ娘の育成目標が学園から課されており、それをクリアできないとトレーナー契約が解消される、とたづなさんから説明がある

実際、目標達成できないとゲームも育成終了になる

この点で気になるのは、「結果が出ないウマ娘引退」と言われていないこと

まりウマ娘が結果を出せなかった場合不利益を被るのは一方的トレーナーである想像できる

トレセン学園はおそらく各種学校なので、ウマ娘学費を払って教育を受けている立場

そこで結果が出ないからと言って、退学になるとかはなく、卒業まで学校生活は送れるのだろうと想像できる

そりゃあ、70%が1勝もできないのだろうからウマ娘が不利になる環境は作れないだろう

そういうわけで、セクハラされた場合、私は走らないとだけ言えばトレーナー排除されるのだろうと思う

キャバクラに出勤しない嬢をおだててなだめて出勤させるみたいな能力トレーナーには求められそう

3、よりよいウマ娘の獲得のために

女の子学校なので、どのトレーナーセクハラするとか、どのトレーナーなら勝てるとか、噂レベルで共有されていると思う

というわけで、トレーナーとして悪評がたてばたちまち勝てるウマ娘は来なくなるだろう

そう考えると、勝てないウマ娘相手からって邪険にできないし、セクハラなんてできない

トレーナーが全員本気で勝ちたかったら、ある程度自浄が働くはず

4、女性トレーナー活躍

作中に出てくるトレーナー女性が多い

アニメなら、スピカトレーナーの東条ハナ

ゲームなら名門の桐生院葵

理事長代理の樫本理子

G1で勝ち負け狙える女性トレーナーはわんさかい

逆に有力な男性トレーナーアニメトレーナーブルボントレーナーゲームでも自身くらいなもの

トレーナーの男女比率データなんかないけども、女性の多い環境は作られているように見える

最上位のトレーナー男性クズだった場合、多数の契約ウマ娘を抱えるから学園も排除しにくく、セクハラの悪評を超えるトレーナーの実力があるなら、構造的にセクハラはどうしても起こり得る

それに対応するには、最上クラストレーナーは軒並み女性であることが望まれ

まりアニメゲームに出てくる最有力な男性トレーナーは学園からすると脅威で、たづなや理事長がたびたび接近してくるのは監視意味もあると思われる

5、ウマ娘自身による自治

生徒会や寮長のなんと強力なことか

生徒会は学園内の権力をかなり持っているように見えるし、人間よりはるかに強く、人望もあるシンボリルドルフヒシアマゾンには多くが相談もできるだろうし、彼女らに詰められると思うとセクハラもなかなかできるもんでもないだろう

大体、そこまでセクハラが横行しているなら、トレーナー契約しなければレースに出られない不利益規定生徒会が許すとは思えない

トレーナーウマ娘を厳しく鍛えるというよりは、無茶なトレーニングから自制させるような役割も大きいのだろう

とはいえ絶対セクハラはあるよ

間違いなくあるね

2022-02-27

ウマ娘からリアル競馬に手を出して思ったこ

タイトルのまま。

昨年ウマ娘アプリに手を出しアニメを見て天皇賞春で初めて馬券を買い秋には競馬場デビューをした。

ウマ娘世界G1勝ってなんぼだけど現実は何かしらのレースで勝つだけですごい。ウマ娘たちマジレジェンド。

地方競馬は知らないけど競馬場とにかくきれい。花壇も芝生もきれい。こんなとこでギャンブルやってるとは思えないほど見た目だけはのどか家族で来てる人、ピクニック道具持って来てる人もちらほらいる。

競走馬はかっこよく美しくかわいい

コロナ禍で競馬場は入場制限がありそのせいなのかイメージより遥かにマナーの良い空間だった。顎マスクの人警備員さんに注意されてた。

ウマ娘の観客のモブたちは差せ!とか叫んでるのか気になった。

現実の馬の方が気まぐれな気がする。

テレビで見るより現地で見た方が断然楽しい

ウマ娘世界馬主存在誘導馬存在はいるのか気になった。

ぬいぐるみを持ったりつけてる人がそこそこいる。

大逃げが実装された週末にパンラッサが逃げて逃げまくって中山記念勝ったのは大興奮した!

馬券を買った方が応援に熱が入るけどのめり込み過ぎはよくないので自分の中の予算は守って楽しみたいと思う。

2022-02-21

anond:20220221232411

いるいないの話をしてるのにG1がどうとか持ち出してくるの頭大丈夫

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