「大蛇」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 大蛇とは

2024-09-26

anond:20240926000129

メモ帳作戦編み出して

彼を誘って、勇気出して

実際にはシナリオ通りに会話が進まなくて

オッケーちょっとチェックさせてね…と言って手帳を読み出して

その姿に彼は吹き出し

わず2人踊り出して

ちんぽこポロンまろび出して

大蛇が中で毒ば出してチェストー!

2024-07-29

サボって寝てる時の夢

自分仕事がある日は毎日に2、3度、眠気がピークに達したときトイレ10分程仮眠を取りに行く。

この時、仮眠を取るだけなら下は脱がなくて良いはずだが、必ず脱いでいる。

大きな理由は無いし、単純に「トイレから」というだけで脱いでいるのだと思う。トイレならば「寝に行く」という行動が既におかしいのに。

自分はその10分程度の睡眠でも80%は夢を見る。そのうち40%は覚えている。

世界最小の自転車「モルダン・エルコ」 というワードが出てきたときは余りの具体性にデスクに戻った後に検索してしまった。もちろんそんなもの存在しないのだが…

こういった漠然としていて具体性のあるモノが、日常から得たたくさんの知識を寄せ集めて脳の中で出来ていると思うと人間凄さを思い知る。 ありそうだもん、モルダン・エルコ。

今日見た夢は今までで最も壮大だった。その夢の中で、自分地球衛星軌道に乗っていた。

宇宙の外側に目を向けてただ廻っていた記憶がある。そこには自分下半身を咥える大蛇とその尾を咥える大鷲がいた。さながらウロボロスである。変なウロボロスだなぁ。

宇宙を廻りながら、悠久の時を旅していた。今思えばその旅のビジョンは完全にネオ・ジオング時間逆行である。これも知識の寄せ集めに過ぎない。

「夢」面白いところに、明晰夢にならない限りその現状を難なく受け入れているところがある。当たり前とすら思っている。 その夢の中で、自分には何億年も前から宇宙時間を旅している記憶があった。 その記憶が朧気ながら今でもあるのだから夢と現実境界はなかなか難しい。

その所為で「いまから大蛇と大鷲と一緒に衛星軌道上で時間旅行をしてください。」と言われた場合世界一の適任は自分になるだろう。来月のコンサート行きたかったなあ。

その夢は、大蛇と目を合わせながら「次はどこに行こう」と考えている途中で醒めた。先ほどまで大蛇に咥えられていた下半身すっぽんぽんトイレに座っていた。ウォシュレットをつけてみると、大蛇面影を感じ…ることは無かった。

不思議なことに、こういった面白い夢は大体10分仮眠の中で見る。家で見る夢は不穏な夢が多い。熊に襲われたり、交通事故に遭って歯が全て抜け落ちたり…。

トイレの個室という閉鎖的な空間がそれを成しているのか、睡眠時間の長さが成しているのか…学者らしいことは判らないが、何かの違いが成しているのだろう。

判らないままで構わないが、その夢があれば自分は十分に現実逃避が出来る。

会社の個室トイレが、自分にとって冒険に溢れた倉庫になりつつある…のかもしれない。

2024-06-10

カドコミのアプリ

なんか初回無料って書いてあるわりに2回3回と読み直せてるんだけどこれについて知ってる人おる?

大蛇に嫁いだ娘とか普通に読み直せてる状態なんだけど

2023-11-27

anond:20231126115335

ドラゴン」という言葉はもともと「大蛇」という意味しかなかったので、太古の人間が「大蛇」の実在を信じていたのは当然である

火を吹き翼を持つ巨大なトカゲ怪物、という意味でのドラゴン中世になってから生み出されたもので、それは当初から架空存在だった。

というか、さまざまな神話伝説などに登場する「大蛇モチーフ怪物」が、後からドラゴン」として統合されていったのである

ユニコーンも単に「一本角」という意味しかなく、たとえば「一本角の馬」だけでなく「一本角の牛」などもユニコーンと呼ばれていた。

当初のユニコーンは「インドの一本角のロバ」として実在が信じられていたが、それはサイのことだったかもしれないし、レイヨウのことだったかもしれない。

ユニコーンもまた、中世以降に大袈裟な尾鰭が付け足されて架空存在へと変化していった。

まりドラゴンしろユニコーンしろ、「太古の人々は超常的な動物実在を信じていたが、どこかの時点でそれが架空存在だと明らかになった」という想定が誤りなのである

「もともとは(多少の認識の誤りはあったにせよ)実在動物を指していたものが、のちに超常的な設定を付け足されて架空存在へと変じた」と考えたほうが良い。

2023-11-16

巨大生物コラ画像やめてほしいわぁ。

こんなこと言ったら嬉々としてやるやつもいるんだろうけど。

怒るとか何とかより、ただやめてほしいんだよな。

大蛇とか現実にあるやつだけですでにワンダーで素晴らしいのになんか微妙なコラとかただやめてほしい。

2023-09-30

anond:20230930100406

「たのきゅう」で大蛇の化物から化物タヌキ認定されちゃった流しの芸人の田之久さんが『水魔法っ!』つって湯呑みから飲んだお茶を尿として出す機転すき♡

2023-08-06

いたばし花火大会に関して

火事が起きて途中中止になったけど花火最期まで上がっていたといういたばし花火大会だが、実は戸田市との共同開催になっていて、荒川を挟んで板橋側だけが中止になったのだ。荒川を挟んで両岸で打ち上げまくるのね。

でも板橋区の方では「いたばし花火大会」としてしかアナウンスされないし、戸田市側の方は「戸田花火大会」としてしか案内されないから、東京都民or板橋区民の中には戸田市の方でも打ち上げてるのを知らない人が結構いるし、反対側の埼玉県民、戸田市民の方も然りで、「中止になったのに最後まで打ちあがってたのは何故???」というなぞなぞみたいな事になってしまった。

 

そして両岸で共同開催という珍しい形になったのは、荒川改修工事が元になっている。

 

荒川放水路工事河道直線化

赤羽岩淵岩淵水門という隅田川入口を締め切る水門があるんだが、そこから下流荒川大正から昭和初めに掛けて開削した放水路だ。それまでは荒川の全水量が今の墨田川に流入していて水量が増えると東京下町の方が洪水になってその都度大損害を出していた。

そこで荒川放水路を掘るという大工事に至ったのだ。普段岩淵水門を開けておいて水は隅田川の方に流れているが、水量が増えたら水門を閉めて全部放水路の方に流れるようにする。

同時に岩淵水門の上流も大改修する必要があった。荒川がうねる様に大蛇行していて、当時の堤防というのは河道から500m~1kmも離れた所にあり水が溢れたら堤防までの土地(堤外地)は水没、という扱いになっていた。

これを止めて直線的に流れるようにして堤防に対する攻撃力を下げる。そしてちゃんとした高い堤防で完全に水を封じ込むようにする。

ついでに合流する河川も改修する。新河岸川彩湖付近で合流していたが、荒川堤防だけ高くしても洪水時は新河岸川の方に逆流するからそこから洪水になって無意味だ。

そこで新河岸川堤防荒川準拠に高くする代わりに、新河岸川合流地点を延長して荒川と平行して流し、赤羽まで持って行く。そして岩淵水門下流隅田川に合流させるのだ。確かに荒川の水量の影響を受けなくなるがすごい工事である

で、その河道はどうするかというと、蛇行している荒川の頂点に接線を引いて、北側接線を荒川南側接線を新河岸川にした。

地図で直接見た方がいいね。これだ。

https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=35.795747&lng=139.695110&zoom=13&dataset=tokyo50&age=1&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2

 

飛び地問題発生

すると接線の間にはサインカーブで分断された土地というのが出来る。

そしてそれまでは荒川埼玉県東京府の境だった。荒川位置を変更して北側接線にしたから、東京府側に下に凸型の埼玉県飛び地がいくつか出来たって事になる。

このサインカーブ飛び地問題、今の埼玉県川口市東京北区埼玉県戸田市東京板橋区が影響を受けるが、川口市北区側は早々に解決した。

今の埼京線浮間舟渡駅北赤羽駅浮間地区は元は埼玉県横曾根村の浮間だった。だが荒川改修直後に横曽村と川口町合併川口市へ)が控えており、その時に東京府に割譲すると取決めがされてその通りになった。

一方、戸田村の船渡地区東京府との協議が難航していた。浮間の方は横曽村がほぼ丸ごと東京側に行くのに大して、戸田村の集落埼玉側にあり、その船渡地区けが東京側に行く。

時折線が入り組んだ複雑な県境があるが、それが出来る理由というのは同じ地主土地県境で分かれないようにする為というのが多い。この場合地主土地を引き裂く県境引き直しだから難しい訳だ。更にその土地工場に売られたりして更にややこしくなった。

そうするうちに戦争が始まってしまう。東京府と東京市は無くなって東京都と板橋区が出来て話し合いの主体リセット。もう解決不能である

 

飛び地問題解決と合同花火

戦後になって流石に復興する前にあれ何とかすべきだという事になり、1950年、難航の末に戸田町と板橋区の間で県境荒川にする事で合意。今の地図を見ても蛇行の名残は見える。

https://goo.gl/maps/uEMgZazGCHPmMV2Q6

新河岸川の角みたいなのと浮間公園の池が蛇行の跡で、戸田葬儀場があるU字型の土地戸田から板橋区に割譲された船渡地区だ。

そこでこりゃ目出度いって事で、戸田花火大会を開催することになり、板橋区もそれに協賛という形で加わる形となった。後に協賛じゃなくて戸田市側の戸田花火大会板橋区側のいたばし花火大会同時開催という形に変化。

そしてこのいたばし花火大会の開催&打ち上げ地点というのはこの戸田市からぶん捕った土地河川敷なのである。これは飛び地問題解決を祝って始めた花火なのでここじゃなきゃいけないわけだ。

 

そしてこの経緯が火事の原因ともなってしまったのだった。

 

敢えての荒れ地

荒川河川敷は今の経緯から見ても判る通り、元は農地だった。戦後すぐまでもそのままで農民河川敷の農地を所有し堤防を越えて農業をしに来ていた。

だが堤外地で増水時には水没する土地でもあり自治体土地を購入して運動公園への転用ゴルフ場教習所など水没前提の事業者への売却を促してきた。つまりは「平地」として活用されてきた。

だがそのうち荒川河道は誰の土地でもないか放置されて荒れ地のままになっていた。それも昭和後期あたりから公園や払下げなどが進んできた。

だが現河道と旧河道の合流部は敢えてそのまま残される事になった。水面が切れ込んでいるので水生生物が流されにくい。そしてその周辺は敢えてそのまま荒れ地のままにしてバードサンクチュアリにする。

 

という事で、他の部分は運動場などで使うので綺麗に芝刈りされているのに「一か所だけ荒れ地のままにしているところでナイアガラをする」という条件が揃ってしまったのだ。

河道付近は荒れ地のままにして、戸田市からぶんどったこ土地でやるのが元々の花火テーゼから仕方がないのだが条件が悪いな。

 

他の原因

増田の推測だと他の悪条件も重なったと思われる。

まずは2019年台風19号。これによって荒川は増水し、昭和初期の堤防の高さを超える位置まで水位が上がった。

水が引いた後は河川敷の教習所ゴルフ場も泥まみれである。これらは2~5cm以上にも達し、人力で除去されたのだが、荒れ地の泥はそのままだったはずだ。

そして洪水の泥はナイル川デルタ文明を発生させるほどに肥沃であって、泥がそのままの荒れ地は猛烈に雑草が繁茂したはずだ。

更に2020~2022は東京五輪コロナの為に開催中止。肥沃な泥で荒れ地の雑草たちは伸び伸びと繁茂しまくり、その中には葛も含まれていた。こいつが来たらもう手に負えない。

そんな悪条件で更に当日は風が強かった。堤防下に管理道路があり、その脇の数mは普段から草刈りされていて、そこでナイアガラするのだが、そこを遥かに超えた所まで火が飛んでしまった。そしてそこには台風19号肥料を大増量されて3年以上も繁茂しまくっては枯れと繰り返した雑草特に葛が居たのである。悪条件が重なりすぎなのだ

 

ついでに周辺トリビア

ついでなので戸田橋周辺のトリビア開陳するよ

 

戸田ボート

戸田市側の堤防の向こうには戸田ボート場があるが、これは東京五輪用に作られたものだ。

だがこの五輪は2020大会でもなけりゃ戦後1964年大会でもない、幻となった戦前1940年大会用に作ったものである日中戦争激化でキャンセルされた幻の五輪に向けてこれだけ大きなボート場を作ったのだ。でも当時は埼京線は無いし交通はどうするつもりだったのか?都電戸田橋の南詰まで走ってたがこれは戦後開通だし。

因みに1964年大会ボート場としてちゃん活用された。

今は西側1/3をギャンブル競艇東側の残りの水面を大学実業団漕艇部が使うという形になっていて、それらの艇庫がズラリと並ぶ。

 

川口花火

飛び地問題を早々に解決した川口市の方は荒川での花火大会は無かった(最近出来た)。

だが戸田板橋花火大会が羨ましくなった川口市はたたら祭りという祭りを開催。その〆に花火打ち上げている。

これは川口オートレース場で行われるが、狭いところで打ち上げるので尺玉などは無くて、数も3500発位と、スペックだけ見たらしょぼく見える。

だがオートレース場は観客席と防音壁で囲まれており(数年前までマフラー無しの直管だった)、そこで打ち上げるので音が反響してもの凄い迫力である。また打ち上げ場所が近いので灰や花火の殻がバラバラと沢山降ってきてかなりワイルドなんである

これは高級スポーツカーよりレーシングカートの方が楽しいとかジャンボジェットよりもセスナブリテンノーマン アイランダーの方が体感的というのに似ている。

スペックだけでは判らない、結構穴場な花火大会なのだ

 

タワマン物流センタースーパー堤防

先のgooglemapsの航空写真では船渡地区のU字の丸い底の方に工場群が写っているのが見える。

これは新日鉄工場で、新河岸川は舟運が出来るので戦後すぐに出来たものだが(貨車トラックに乗らない長物が運搬できる)、実は今は解体されて無くなっている。

都内最大の超巨大物流センターになる予定で、ドローン配達基地にもなるそうだ。

ただ、ここは実はスーパー堤防予定地である。また、対岸側の川口市の方にはやはりスーパー堤防予定地にタワマンが数棟建っている。

いいの?と思うがスーパー堤防の整備年数は400年、タワマン工場耐用年数は60年で、修繕しても120年くらいだから建てちゃっていいそうなのだが、スーパー堤防の壮大さというよりも大言壮語さに驚いてしまう。

 

埼京線

花火会場の直ぐ近くを東北新幹線埼京線が鉄橋で渡っており、埼京線打ち上げ中は徐行して渡る。新幹線普通に走っているので乗客へのサービスと思われる。

 

全有料席化は不評

韓国の雑踏事故コロナのせいで有料席だけとして無料の人は出ていけとしている大会が増えていて今いたばし&戸田橋もそうだが、これだと市街地の道に人が溢れ、トイレゴミ箱の設置が無いからその始末を住民がする事になって運営無責任だ、見えなくしただけだという感じで結構ヘイトを買っている。このやり方はまずいんじゃないのか?

2023-06-13

3大○○の象徴と思われているがそうじゃないもの 1/2

ファミマ入店

ファミリーマートに入った時になるメロディファミマ特製のものではなくて、パナソニック/ナショナル1982年から作っている赤外線入店センサーメロディサインシリーズ

EC5117/EC5227/EC5347型。一番安いのは4000円。

 

JR東日本の駅時計

東京などJR東日本の駅には緑の文字盤の時計が吊るされていて、JR東のコーポレートカラーの緑の特注品に見える。

しかしこれはSEIKOの親子時計(駅や工場など時間狂いが許されない箇所に使われるシステムで、正確な親時計が30秒or1分毎に指令を出して子時計が運針する)のうち、バックライトがなくても視認できる蛍光塗料を使った商品で特注ではない。つまり目覚まし時計が緑なのと同じ。

 

無印良品の駅の時計

無印の横長で四角い「駅の時計」は国鉄ものと誤認されがち。だが国鉄は秒が刻まれ時計採用していたので間違い。

目盛りが分刻みのあのデザインを使っていたのは地下鉄交通営団天井の低い銀座線丸の内線で使っていた。

 

名古屋ういろう

名古屋でもういろうは売られていたが、ういろう名産地と言ったら小田原だった。

だが東海道新幹線開業すると、ういろう販売店の内、名古屋青柳本店けが車内販売権を獲得。当社は電車名古屋を出ると「名古屋名物ういろう」と売りまくったためにういろう名古屋利用者に刷り込まれた。

 

日本四季の国

漢の時代中国四季に合わせて漢詩を詠む事が教養となり、それを日本も倣った。漢詩和歌俳句→散文と受け継がれ、風流教養から手紙の頭などに必ず季節を入れるのが常識となった。

この為に日本の特徴的な季節である梅雨などは無視されるか夏に入れられている。

梅雨前線が停滞することで起きるので青森台湾中国沿岸部しか梅雨にならず、中国沿岸部梅雨は軽度でしかなかったため。

 

○○銀座

商店街銀座を名乗るのは賑やか、高級のイメージと思われているが、最初銀座を名乗った戸越銀座がそう名乗ったのは本物の銀座で使われていた煉瓦舗装に使ったため。

関東大震災の復旧で銀座舗装をやり直す事になり、それまで使われていた煉瓦の敷石が戸越譲渡された。戸越煉瓦舗装で雨の日でも泥まみれにならなくなったので「戸越銀座」を名乗った。つまり銀座根拠煉瓦舗装

 

黒船

ペリー黒船蒸気機関車混同されて鉄製+石炭蒸気船イメージがあるが、木造帆船

木に腐食防止のコールタールを塗っていたので黒く、普段は帆走していて港での移動にの蒸気機関による外輪を補助的に使っていた。

 

ヨコハマタイヤの顔

昔のヨコハマタイヤ看板広告に使っていた、タイヤの中に濃い顔があるデザインは頭おかしい系怖いデザインとして有名だが、実はヨコハマタイヤ意匠ではない。

アメリカBFグッドリッチ社がディーラーサイン(取扱店)として配布していたもの。(The Smileage!)。だからヨコハマタイヤのも取扱店の目印で、大村崑オロナミンCホーロー看板と同じ。

BFグッドリッチが使っていたのは戦前戦後初期と古く、また白黒イラストに赤文字だったのだが、戦後下ってから何故かヨコハマタイヤが色付けして復刻。その姿で多くの幼子を泣かせた。

錆びると紫外線遮蔽力が弱い白目部分と赤い唇の塗料が先行して剥げ易く、目と口から赤い錆汁を垂らすようになる。サイレントヒル

ヨコハマタイヤ古河財閥BFグッドリッチの合弁。戦争関係が切れていたが戦後関係が復活したのでキャンペーンデザイン統一した意味があったのかもしれない。

BFグッドリッチ社はオーチスエレベータ等も擁するユナイテッド・テクノロジーズ社に吸収されて消滅タイヤBFグッドリッチブランドミシュランが持っている。

google:image:BF GOODRICH TIRES SMILEAGE

新幹線

新幹線固有名詞になっているが、元は単に幹線鉄道に平行する新しい幹線、って意味

 

金沢八景

京急線も通る金沢八景はそういう土地があったわけではない。

元は瀟湘八景で、中国湖南省水郷地帯を季節を違えて八か所描いた山水画

四季」と同じくこれが日本教養化されたもの。元が侘び寂び的であるので日本で更に洗練された。

山水画だけでなく連句を詠む/選ぶ、散文に登場させる、浮世絵写真、単に選ぶなどのスタイル流行した。

晴嵐、晩鐘、夜雨、夕照、帰帆、秋月落雁、暮雪のテーマをなるべく入れる事が求められ、何も入っておらず単に綺麗な景色8選だと無教養と評される。

金沢八景は全八テーマ網羅された景色であり、多くの漢詩俳句浮世絵が作られた。

当地は沈降海岸リアス海岸)で入り江と小さい島が多く松島のような絶景富士山詣での返りにわざわざ訪れたりするほどの景勝地だった。

後に埋め立て等で景色は全て失われて八景の由来も判らなくなったが、「眺めが素晴らしい金沢」みたいな駅名である

だがその駅により周囲の埋め立てが進んで八景が無くなったのだから皮肉である

 

鬼怒川

数年前の鬼怒川決壊氾濫で、過去にも「鬼が怒った」ような暴れ川だったと考える人が居るが、単に鬼怒川の源流付近を昔「けぬ」と言っていたかである

前橋から日光群馬から栃木西側に掛けてけぬ(毛野)と呼ばれていた。後に上野国(こうづけのくに)下野国しもつけのくに)となるが、読みの「こうづけ」の「け」は「けぬ」の「け」であって、漢字の方で脱落してしまったもの

上毛と言った時の「毛」もけぬの「け」である

 

アルファロメオエンブレム人を食う大蛇

ビショーネという。google:image:biscione

安倍晋三総理若い時に乗っていたというアルファロメオエンブレムには十字架とビショーネが描かれているが、これはアルファ象徴という訳ではなく、都市国家ミラノ支配していたヴィスコンティ家の紋章である

ミラノ市ではヴィスコンティ家に因み市章としている。

ミラノ商人貴族ビスコンティ家より紋章が描かれた皿を下賜され、忠誠の証しとして家に飾っていた。

十字軍の武勲に因むので喰われているのはイスラムの民である

余談だが安倍総理が乗っていたアルファ年代的にアルフェッタという車種と思われる。https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b4/1978_Alfa_Romeo_Alfetta_GTV_%287254572400%29.jpg

実はこの年代アルファソ連製鋼板の品質に由来する品質問題を抱えていて評判を低下させた時期である自動車鉄板は防錆の為に亜鉛メッキされているのだが共産国ソ連生産管理ダメさによって亜鉛メッキちゃんとされておらず錆だらけになってしまう。

なぜソ連鉄板など使っていたかというとデタントソ連との交易を増やそうというイタリア国策である。だがこれはイタリアが東寄りだったいう訳ではなく旧枢軸国独裁国でフランスなどに経済制裁されていたスペインにも工場進出しており単に節操がない。

当時日本の鉄鋼が米国を打ち負かす程の伸長をしており、日本製鋼板を使っていればこんな事にならなかった。アルファに乗っていた安倍氏卒業後に日本の鉄鋼会社に勤めていたというのが皮肉である

 

あと一つ入らないから続く→https://anond.hatelabo.jp/20230613182714

2023-02-14

緊張感溢れるカンガルーたちの中の増田州間の蚊なの地タールガンカルレフアンカ得ょ珍奇(回文

おはようございます

動物のふれあいコーナーで文字通りそばまで近寄れて直接触れられて撫でたり可愛がったりできる地球で一番強い最強の動物って何だと思う?

それはカンガルー

私行ったこあんのよ。

カンガルーのいる群れの広場の柵の中に人間が逆に放り込まれる感じでね、

たぶん40~50匹のカンガルーがいんのかな?

みんな大体は寝転んでくつろいでいて大人しく

かに近寄っていって撫でさせてはくれるんだけど

なんかいつ何にカンガルーの喉元にある逆鱗に触れてカンガルーキックアンドパンチなど繰り出されるんじゃないだろうか?って最初緊張しまくりまくりまくりすてぃーだったけど

一応は飼育員の人もいて一緒に解説とかしてくれるんだけど

カンガルーの強さゆ

ちょっとただならぬただならない緊張感がスゴかったわ。

そんでもってあの胸筋むきむきの最強さ加減ありながら

飛行機とかの音に敏感で驚いたりとか、

そこ繊細なのかよって逆に。

でも慣れてくると近寄れてよしよしって撫でることが出来たか

あれはい体験センチメンタルカンガルーだったわよ。

あーでも、

今思ったらニシキヘビとかの大蛇も最強さ加減が半端ないかも。

首に大蛇を巻いてもらったアトラクションとき

結構筋肉質でカッチカチで蛇鉄みたいに固いの!

ちゃんもさ知らない人に巻き付けられて下手に動いて自分が地面に落ちたら痛いじゃない。

からちゃん必死に通常運転で手加減なくガチに巻締めてくるの

あれ蛇の係の人が首から力尽くで解いて取ってくれたけれど、

係の人いなかったら私蛇ちゃんに首やられてたわ。

蛇本気出したらヤバイ!って

それに比べてカンガルーさんは立ち上がってきてオラつかれたりされなかったから、

全般的に人の話も分かって大人しいのかも知れないわ。

まあ蛇ちゃんは知らないところに巻き付けと言われて渋々巻き付いて、

そりゃ落ちたくないものね。

強い柔道選手相手に組み手てしたときに襟元掴まれときに、

あ!このひとただならぬただならぬさを感じるわ!つ、つよい!ってあの感じを蛇ちゃんに感じてまったくホールドされて動けなくなったのよ。

から蛇の方がやっぱ最強かも。

でもまあ

カンガルーちゃん大蛇の蛇ちゃんに囲まれとき

私のこの話を思い出して欲しいわ。

そしてあなたがどちらが最強か!って決定して欲しいの!

そのときカンガルー広場の中に人間が入って行ってふれあえるカンガルーコーナーに行ったのは初めてだったので分かんなかったけど

カンガルーの気性ってどうなのかしら?

結構終始穏やかな性格なのかしら?

どう見てもキャンタマ放り出して寝転がっている様はおっさんしか見えない雄カンガルー

急にどんなタイミング闘争心をむき出しにしてくるか分かんないだけに、

まあ飼育員の係の人は大丈夫大丈夫みたいなこといってて、

片足のないカンガルーちゃんがいてこの子脚片っぽ無いですけどどうしたんですか?って尋ねたら

雄同士の喧嘩に割って入ってキック喰らって脚折れたって話なのよ。

そんで最初骨折治療をしていたけどカンガルー本人が嫌がって治療させず

脚切断しちゃったみたいな経緯の経緯を聞いたときには

これってカンガルー同士で攻撃喰らって脚折れてるじゃん!ってカンガルーが本気出したらそのぐらいいとも簡単に大けがしてしまうんだわって

あれって同種で同種族から攻撃に対しての耐性ってあってその脚の損傷よ!

人間が喰らったら多分死ぬわ!

そんな脚のないカンガルーちゃんエピソードを聞いたそばカンガルーかわいいね!って撫でながら、

このカンガルーたち本気出したらひとたまりも無いわね!って緊張感がさらに増したわ。

でもその女の子カンガルーは脚なくなってても元気いっぱいぴょんぴょん跳びはねていて撫でさせてもくれたしご機嫌さんなのかな?

まあ他のカンガルーたちも終始お利口で大人しかったのでよかったわ。

結構慣れてくると可愛いものよ。

さすがになれてきたからってカンガルーポケットに手を入れてみたりはしなかったけど、

多分そこに喉元にあるはずの逆鱗があると思うわ。

大人しいカンガルーと言えども

さすがにポケットによその人の手を突っ込まれたら怒ると思うわ。

でも本当に穏やかで大人しくて側に近寄っても可愛くて、

あの日本のバラエティー番組オーストラリアに行ったら絶対カンガルーボクシング演者とさせるでお馴染みのイメージから

まっことカンガルー闘争心むき出しの柵の中の人間は入ってきたヤツは全員シバく!って勢いでもなかったからね。

あのカンガルーボクシングさせるイメージ先入観が強すぎるわ。

だって広場の柵の中のカンガルーだれひとりともボクシンググローブしてなかったもん。

いまどき絵本に登場する

カンガルーだってボクシンググローブ装備してないわよね?

カンガルーカンガルーボクシングイメージ勝手に持たせられて困ってるわよ。

まだあれよ、

羊とか山羊とかのふれあいコーナーに行ったとき

キャベツとか飼料を与えて食べてくれて可愛いんだけど、

彼らは表現方法頭突きしかいから突如背後から彼らからにしたら軽く小突いた感じかも知れないけど

あの頭突きを背後から喰らうとたまったもんじゃないわよ、

まだカンガルーよりも

彼ら羊さんや山羊さんの方、

特に特に山羊さんの方が頭突きかましてくる率が高いので

しかしたら最強ふれあい動物は意外とヤギさんかも知れないわ。

ヤギさんの方が強いわ!

多分ふれあい動物界で強い順はサイ、ヤギ、カンガルーよきっと。

意外と肉食獣ってランクインされないのよね意外と。

うふふ。


今日朝ご飯

ポテサラサンドしました。

これがあったら最近タマゴ系よりゲットする確率が高い美味しいサンドイッチよ。

最近タマゴが値上がり鳥インフルエンザの影響か

タマゴの量が少なくなってます申し訳ありませんの貼り紙がしてあって、

言われるまで減ってることに気が付かなかったわ。

発表しなくてもいいぐらいなレヴェルの減りなのは減りなんだそうよ。

今日ポテサラサンドよ。

デトックスウォーター

ホッツ緑茶ウォーラーしました。

淹れたては熱くて飲めないけど、

少し置いておいて飲み頃になった温度で飲む爽やかな緑茶の口の中に広がる緑の成分が朝にフレッシュ爽やかだわ。

だんだんとなんか気候も暖かくなってきているのかしらね

でもまた寒気は来ると思うので

油断大敵よ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-11-07

虹(ニジ)と、ヘビと、ウナギの話

 この文を書いている今日、所用で外出した先で雨に遭い、それが止むのを夕方まで待ち、さて自転車で自宅に帰ろうとした道すがら、空に虹(にじ)を見た。

 今日の外出先から自宅へと向かおうとすると、ちょうど西から東へ進行する形になる。東の空へと流れ去る黒い雨雲を背景に、色の濃く鮮やかなもの、色が淡いもの、二本の虹が綺麗な弧を描いていた。

 その時、私が通行していた自転車道兼遊歩道には、他に散歩ランニングをしている人たちもいたのだが、彼らも私と同じように、虹に見とれたり、スマホ画像を撮ったりしていた。中には「二本の虹なんか初めて見た!」と驚いている人たちも少なからず見られた。虹が二本出ることを知らない人もいるのかと、むしろそれに私は驚いたのだが、のんびりと空を見上げる余裕を持つことがあまり許されない現代人には、仕方が無いことなのかもしれない。綺麗な虹を見たという新鮮な感動が機会となって、彼らが空の気象天体に関心を持ってくれたら嬉しい。

 ところで、二本の虹が出ることを知らないということは、おそらく彼らは二本の虹の名前も知らないのであろう。しかし、虹が二本出ることを知っている人でも、案外その名まで知っている方は少数派ではなかろうか。こんなことを言うと「虹は虹でしょ?区別とかあるの?」と思われるかもしれないが、漢字による呼称区別がある。

 漢字の原型は、殷代の甲骨文字に見ることができるが、その中には既に、虹を表した象形文字を見出すことができる。それは、弓形の弧を描く二本線で描かれており、弧線の両端には口を開いて下を向く頭を持ち、しかも角らしき突起まで見られる。

 甲骨文字占いに関する記録を遺したものであることから卜辞(ボクジ)とも呼ばれ、古くから中国人自身による研究が行われていた。その一つに郭沫若(かく・まつじゃく)の著した『卜辞通纂考釈』があるが、この中で「一つ出た虹を『虹(コウ)』、二つ出た虹を『霓(ゲイ)』と称したものであろう」という説が述べられている。ただし、現在漢和辞典を引けば、『虹(コウ)』が雄で『霓(ゲイ)』が雌とも記されていて、郭沫若の説とはやや異なる。二本の虹の濃い方を『虹』、淡い方を『霓』として雌雄ペアと見るのが後代の見方である。いずれにしても、卜占の亀甲や肩甲骨に刻まれるような神秘的・神話存在として、虹・霓は古代中国人の心を捉えていた。

 残念ながら、私のデバイス文字変換では『霓』の文字しか出てこないのだが、本来は『虫』偏に『兒』旁で、ちゃんと『虹』とペアになるのに相応しい形をした文字である。それが現在、雨冠の字形が主流となっているのは、科学的な物の見方をするようになった近・現代人が、この漢字には神話的・呪術的な役割ではなく、気象用語という科学的な役割を担わせるようになったことの反映であろう。

 虫偏の字であることからも判るとおり『虹(コウ)・霓(ゲイ)』のことを、昔の人々は、広い意味での『蟲(むし)』の類いと考え、すなわち「ヘビ」の一つと見做していた。これは日本でも同じことで、マムシやフクムシなど「ムシ」呼び名がヘビには用いられている。『フクムシ(福虫)』というのは、これは穀倉を荒らすネズミなどの害獣を捕食してくれる益獣だからである。『マムシ(真虫)』の真(ま)は、オオカミに冠した神名大口真神(おほくちのまかみ)』における真(ま)と同じく、強く猛々しい神の名を軽々しく直接的に呼ばないようにするための、一種忌み名としての尊敬接頭語であろう。

 『虹(コウ)・霓(ゲイ)』は、両端に頭を持つ怪蛇であるから「それではヘビじゃなくて、むしろ龍とかの仲間ではないか」と言われるであろう。しかし、昔の人々にとっては、家屋の周辺や田畑などで身近に見かける普通のヘビですら、神秘的な存在だったのである。昔の人々にとって、龍(りゅう)/蛟(みずち)etc.普通のヘビとの間の境界は、我々現代人が考えるよりも遥かに曖昧であったと言ってもいい。足を持たない、もしくは四脚が有っても小さくて目立たない、細長いクネクネとした身体動物のことを、一纏めの仲間として昔の人々は捉えていたと考えられる。このことを少し頭の片隅に置いてから、以下を読み進めてもらいたい。

 「それにしても、虹がヘビだなんて、昔の中国の人たちは面白いことを考えていたものだなあ」と思われるかもしれない。しかし、実は「虹(にじ)=天の蛇」という考え方は、近代化する以前の社会では、地球レベルで広く見られた/見られるものである。そして、それは日本例外ではない。そもそも日本語の名称『ニジ』そのものが『ヘビ』を意味していたとも考えられている。

 日本における「『天の蛇』としての虹」の話に関しては、ロシア人言語学者ニコライ・ネフスキーによる有名な研究をはじめとして、多数の調査研究が為されている。それらから、思いつくままに事例を紹介していこう。

 例えば、琉球諸島宮古島では虹を『ティンパウ』と呼んでいたが、『ティン』は「天」、『パウ』は「ハブ」のことである。『ハブ』は『ヘビ/ヘミ』系統の語である大蛇を表す『ウワバミ』の語に含まれる『バミ』もまた『ヘビ/ヘミ』の転訛であると考えられる。『ウワ(上)』はマ(真)カミの真と同じく、忌み名としての尊敬接頭語であろう。

 宮古島の北にある池間島には、若返りの水についての昔話が伝えられている。欠けて新月となり姿を消し、再び満ちて姿を現すことを繰り返す月。脱皮して不老不死を保つ(かのように信じられていた)蛇。若水とは、神話では月や蛇と結び付けられて語られる、不老不死象徴である。月と水が結び付けられるのは、潮の干満との連想であろうか。

 太古の昔、人間はスデ水(若返りの水)を浴びて脱皮することで、不老不死を保っていた。ある時、天の太陽神が、セッカ(ヒタキ科の鳥類)に命じて、スデ水を月から地上へと運ばせていた。ところが、途中で『アウナズ(虹)』が、スデ水を奪って捨ててしまった(あるいは、スデ水を横取りして使い、脱皮するようになった)。このため、太陽神月神の怒りを買ったアウナズは、それ以来、太陽の反対側に出るようになったという。

 若水物語に登場する『アウナズ』という語は、琉球諸島地域におけるアオヘビ類を指して言う『アウナジ/オーノジ』系統の語と明らかに同じものである。他に、八重山群島竹富島でも『オーナーヂィ』と言うとされる。つまり『天の虹』と『地上の蛇』を、同じ名前で呼んでいたのである

 少し変わったものでは、小浜島では虹を『チネー・ミマンチィ』と呼んでいたというが、これは『ティン・ヌ・ミミジィ(天の蚯蚓[ミミズ])』の意であるという。細長くてクネクネした動物を昔の人々は一纏めに捉えていたという話を、今一度、思い出してもらいたい。

 新城島では、虹を『アミ・ファイ・ムヌ(雨を食うモノ)』と呼ぶ。雨が降りそうで本格的には降らない俄か雨で終わる状況を「虹が雨を食った」と言うからだそうである与那国島には『アミ・ヌミャー(雨を飲むモノ)』という呼び名もある。

 虹が喉の渇きを潤すために雨や地上の水を飲みに現れる、或いは、虹が喉の渇きを潤すために雨を呼び起こすという信仰もまた、広く見られるものである

 長野県では、龍が天から水を飲みに降りてきた姿が虹とされ、また、同県更科では「虹は『ジャ(蛇)』の吹く気である」と信じられていた。山梨県西部でも「『ノジ』は蛇の息」とされた。秋田県平鹿では「『ノギ』は吹いた」と表現した。大分県でも、虹が出ると「『ジャ(蛇)』が吹いた」と言われていた。水神としての蛇神が棲むとされた湖沼から天の蛇としての虹が出現して、雨を呼び起こすという話も広く分布していることが認められる。このことからネフスキー湖沼支配神を指す『主(ヌシ)』も『ニジ』と同一起源ではないかと考えたようであるが、それは流石に後代の研究から否定されたようであるしかし、湖沼の主といえば大抵は龍蛇なので、語源論としてはともかく、ヌシと虹を結びつけるネフスキー見方は意外に悪くないと思える。

 ネフスキーと同じ頃の時代宮良当壮という研究者は、虹とヘビ類の方言呼称分析して「『ニジ』はヘビを意味する語から分化した」ということを立証しようと試みた。ニジの呼び名には『ノジ/ネジ/ヌジ/ヌギetc.』がある。既に上でも紹介したが、琉球諸島地域におけるアオヘビ類の呼び名が「アヲ+(語根)」の形をとっており、その語根部分の変化が『ノジ/ナジ/ナギetc.』となっていて、極めて似ている。そこから、宮良は「『ナギ』が『ウナギ(鰻)』を含めた『ヘビ型動物』の総称であり、そこから『ニジ/ヌギ』などの語が派生分化していった」と考えたのである。細長いクネクネした動物を一纏めに捉えていたという話を、再度、思い出していただけたであろうか。

 この宮良説の傍証としては、例えば秋田県ではアオダイショウのことを『アヲノジ/アヲノズ』と呼び、『ノジ/ノズ』は同地域における虹の呼称共通しているなどといった事例が幾つも見られるので、宮良説はあり得ると個人的には思っている。大蛇を指す『オロチ』という語も、尊敬の『接頭語オ(御)+ロチ(ノジ系統語の転訛)』と考えられる。

 とはいえ現代人の感覚から見れば、特に生物学動物分類学知識を通じて見れば、ヘビとウナギ同類視するという考え方は、なかなか受け入れ難いものと思われるかもしれない。しかし、以下の話を読まれたならば、どうだろうか。

 昔の日本人は、雷神に対して信仰を抱いていた。特に農民は、落雷に対する特別信仰を抱いていた。例えば、岐阜県美濃地方では、稲田落雷があれば、その場所注連縄を張って神聖視・聖別した。何故このように稲田への落雷特別視したのか。それは『稲妻(イナヅマ)』という単語に端的に表されている。イナヅマとは「稲の配偶者」であり、昔の日本農民たちは、雷神を「稲田神を孕ませる夫(ツマ)」と見做したのである。これは、落雷のジグザグ線が蛇神の顕現と見做されたこと、そして、蛇体が男性器の象徴と考えられていたこととも関係しているのであろう。落雷は豊作の予兆であった。

 東北地方には、落雷のあった稲田神聖視する風習存在した。例えば、岩手県では、落雷のあった稲田を「お田の神の田」と呼んだり、女性家畜を入れないようにしたり、雷神と刻んだ石を建てて祀るなどした。

 この岩手県をはじめ、東北地方には「ウンナン田」と称する水田の事例が見られ、これは「落雷のあった水田」であり、しかも「鰻(ウナギ)の姿が見られる水田」のことであるとされる。ウナギが住める水田は、水温が比較的高く、良い水田だと考えたからともされる。落雷後の水田ウナギを目撃したことで、農民たちは「雷神水田に棲み着いて、良い水田に変化した」と考えたのであろう。しかし、それだけではあるまい。

 今では、落雷が豊作の予兆であるという考え方は、単なる非科学的な迷信ではなく、それなりの自然科学的な根拠があったと知られている。農作物の稲だけに限らず、植物の生長には、窒素肥料成分が不可欠である大気中には気体の窒素が大量に存在するものの、それらは化学的に安定な窒素分子状態存在しているため、そのままで植物栄養素として利用できない。ハーバーボッシュ法による大気中の窒素を人工的に固定する方法確立し、窒素肥料大量生産が実現するまでは、大気中の気体窒素を、植物栄養素として利用できる窒素化合物の形に化学変化させることができたのは、マメ科植物の根に共生している根粒菌を除けば、雷による空中放電だけであった。おそらく、落雷が起きた水田の周辺では、雷の電気により生じた窒素酸化物の影響で、稲の発育が良かったのだと想像される。それを見た農民たちが、経験知として「落雷=豊作の徴」と語り伝えたものが、ウンナン田なのであろう。

 最後になるが、もしも『ナギ系統の語がヘビ型動物を指すという説が真実であるとすれば、そこからどうしても思い浮かべてしまうのが、インドから東南アジア地域に広く分布する蛇神『ナーガNaga』の存在である果たして、ヘビの古い呼称の一つである『ナガムシ(長い蟲)』の『ナガ』は『ナーガ』と関係があるのか。水の中にいる長くクネクネしたヘビのような身体をした動物ウナギは、もしかしたら『オ(御)+ナーガからその名が付けられたのか。

 妄想は尽きない。

【参考文献】小島瓔禮・編著『蛇の宇宙誌』(東京美術)

 今回の内容は、この本の受け売りである。とても面白い名著なので、是非、図書館などで一読することをおすすめしておく。

栗花落カナヲと蛇の話⇒anond:20221108215545

2022-10-30

anond:20221030111308

大蛇ってあんまり素早く動くイメージないけど、やっぱ人間に襲いかかるときはシュルシュルって素早く動いて巻き付いたりするのかな。

2022-10-09

子供かわいい

お気に入り大蛇ぬいぐるみ抱っこして寝てたけど起きた。パイパイ飲んでねんねしな…

2022-07-31

蛇ってバグってね?

大小に差がありすぎだろ

うどんぐらいのやつもいれば、大人を5人ぐらい飲み込む大蛇までいるのバグだろ

人間日本人でもロシア人でもメキシコ人でもそんなにサイズかわんねーじゃん

デカいやつでもせいぜい2mと少し、比で言うと2倍が精々だけど

蛇は普通の蛇の10倍ぐらいザラ、ヤバすぎる

2022-06-11

[]それより「虹(にじ)」はなぜ虫偏に「工」と書くか気になる

虹(にじ)の方が気になって仕方ないんだけど。

ぐぐってみたら、「古代中国では、竜になる大蛇が大空を貫く時に作られるものが虹(にじ)だと考えられていたから」なんだって

なにそれ。ビジュアル的に超カッコよくない?

 

なんでも、「虫偏は元々は昆虫意味する文字ではなく、ヘビの形を描いたもの」、「工の字は、貫くを意味する文字」で、それらを組み合わせて虹という感じができあがったとのこと。

 

さらに虹の漢字には、実は雌雄があるとか面白い話が書いてあった。興味ある方は下のURLをどうぞ。

●虹/にじ - 語源由来辞典

 https://gogen-yurai.jp/niji/

anond:20220609192905

2022-04-18

[]「忌み王モーゴット」と「冒涜君主ライカー

anond:20220415145259

いやぁ、エルデンリング、土日でけっこう進んだわ。

王都ローデイル」で中ボス?らしい「忌み王モーゴット」撃破マップに出てきた仄かに赤い目標を目指して「王都ローデイル」を何回もYOU DIEDしつつ放浪

ようやく「巨人たちの山嶺」へと続く「ロルドの大昇降機」にたどり着いた。

つの間にか「ロルドの割符」揃ってたけど、いつ揃えたんだろう?まったく記憶にない。

さっそく「ザミェルの廃墟」に行って待望の「鍛石掘りの鈴玉3」をゲット。

「ザミェルの廃墟」は雑魚敵が強くて配置も酷いけど、廃墟の高所がうまい具合に避難場所(安地)になる。

弓でチクチク攻撃して全滅、無事に鈴玉ゲット。

さらに進んで「火山館」から最後の依頼である「血潮の騎士ユーノ・ホスロー」を撃破(ムチ攻撃がけっこう強い)、勢いで「冒涜君主ライカード」も撃破

ライカードは元部下の人が「大蛇狩り」でしか倒せないって言ってたので、素直に信じてある程度強化して臨んでみた。

距離攻撃できるものの、けっこうYOU DIEDした。

こうゆう超巨大な敵ってターゲット固定すると、なんだか戦いづらい。

その後「火山館」から人は居なくなったけど、結局、不憫な「ラーヤ」がその後どうなったかも分からずじまい。

気になったので攻略サイトで調べたら、なんと「牢街教会ボス部屋」に隠しエレベーターがあるって(別に隠してない)、マジか?いやいや、全然気づかなかった…。

攻略サイト見なかったら、たぶんクリアまで気づかず終いだったと思う。

「赤い手紙はいつの間にか持ってたので「ラーヤ」のその後をスルーしてもシナリオ進行するようになってるんだな。

この辺、順序が滅茶苦茶でも進行するようになってるの、よく設計したなと感心する。

いろいろ行ける場所と出来ることも増えたし、なんとなくメインシナリオの今後も見えてきたような気もする。

巨人たちの山嶺」の敵が強くて放浪するのも大変なので、今週の平日はルーン稼ぎと鈴玉3で色んな武器を強化して試そうと思う。

以下、今週の目標

  1. 火山館」の「牢街教会ボス部屋」隠しエレベーターに行ってみる
  2. ルーン稼ぎといろんな武器強化して二刀流とか試す
  3. ストームヴィル城」にも見逃し要素多々ありそうなので、気が向いたら放浪する
  4. アルター高原」にある、毒沼とその他雑魚がウザ固い「日陰城」を攻略
  5. 先週末に心折られた「ソール城砦」の「宿将ニアール」を撃破する

2022-03-15

ちんこ山田大蛇だったら、まとめてジャンボさ

2022-02-11

なぜ「スラローム」を「回転」と訳してしまったのか?

スキー(とスノーボード)には「回転」「大回転」「スーパー大回転」という頭の悪そうな名前の種目がある。

それぞれ「Slalom」「Giant Slalom」「Super Giant Slalom」の訳である

しかし「スラローム」というと、普通は「蛇行」と訳されるものではないか

スーパー大回転」などと聞くと個人的には、

ジャンプして空中でぐるぐると回転しているところを想像してしまうのだが、

実際の競技は、立てられたポールやゲートのあいだを蛇行しながら滑り降りていく競技である

それなら「蛇行」「大蛇行」「スーパー大蛇行」ではないか

いったい誰がこんな訳にしたのか?

遡ってみると、1923年第一全日本スキー選手権大会では、

スラローム」はそのまま「スラローム」と呼ばれていたらしい。

http://www.ski-japan.or.jp/3786/

第三回以降にいったん「スラローム」は姿を消すが、

1937年の第十五回大会アルペン競技が新設されて「滑降」「回転」「複合」が行われたという。

http://www.ski-japan.or.jp/3791/

おそらくこのあたりで「スラローム」のことを「回転」と呼ぶようになったのだろう。

しか第一大会に「スラローム」という競技があったとおり、

その当時「スラローム」という言葉がまったく使われていなかったわけではない。

当時のスキー教本などにも「スラローム」という表記で載っている。

スラロームと云ふ言葉はノルウエー語で痕跡の輪廓を描くと云ふ意味ださうである。其の廻轉の姿勢クリスチアニアウイングであるとかテレマークウイングであるとか其他種々の姿勢であると云ふ事、並びに杖の使用使用と云うふようなことには全然無關係である

スキーイング初歩 - Google Books

スラロームは右、左のスヰングを自由にやりうる人のみが描きうる曲線の美しさである。スヰングとは體の振方とスキーの角付とによつて滑降中徐々に或は急激に方向を變じ或は停止する技で、外觀上の美のみでなく實用上缺く可からざる動作である

スキーとスケート - Google Books

クリスチャニア回轉又はテレマーク回轉を連續的に行って、雪の上に大きくの字を描きながら滑り降るのを、それぞれクリスチャニアスラロームテレマークスラロームと呼ぶ。“スラローム" Slalom は恐らくノールウェイ語であらう。

外来語研究 - Google ブックス

注目すべきは、ここで「回転(廻轉・回轉)」と訳されているのは「スウィング」や「ターン」のほうだった、という点だ。

「ターン」を「回転」と訳すのは、バレエなどでも同じであり、それほど違和感は無いだろう。

上記文章では、はっきりと「スラローム」と「回転」区別されており、明らかに異なる用語として広まっていたことがわかる。

まり全日本スキー選手権大会(かどうかは分からないが)も、

スラローム」と「回転」の違いは承知していたはずで、

それで後からスラローム」の訳語「回転」と決めたとは考えづらい。

単にアルペン種目を新設するにあたって「スラローム」という横文字を嫌い、

「回転を繰り返して滑り降りる競技なんだからそのまま『回転』と呼んだほうが分かりやすくね?」

みたいな感じで競技名を決めただけなのではないか

それが後に「ジャイアントスラローム」が登場してやむなく「大回転」と訳すことになり、

「回転」がターンを表すのはまだしも「大回転」はもう違う言葉だよなあ)

さらに「スーパージャイアントスラローム」が登場するに至って

もはやパチンコの売り文句みたいにせざるを得なくなったということだろう。

また「ターン」を「回転」と呼ぶことも少なくなり、

今となっては競技名としての知名度のほうが遥かに高くなったので、

まるで「スラローム」の訳語「回転」であるかのようになってしまった、

ということなのではないか

言っても一般人にとっては冬季オリンピックくらいでしか耳にしない単語ではあるし、

えいやで「スラローム」「Gスラローム」「SGスラローム」とかに変更しちゃっていいと思うんですけどね。

それか本当に「蛇行」「大蛇行」「スーパー大蛇行」でもイインダヨ。

2022-02-06

大蛇に絡まれ息絶えそうな男が目の前にいれば警察は助けようとするかもしれないが

とんでもない大蛇女に絡まれ息絶えそうな男が目の前にいても警察は見ようとしない

水爆を止めた男の一人は大蛇女に襲われて死に、医者は「はい、死亡、死んだんしょ」

日本水爆が落ちればな

2021-11-06

そもそも電気自動車ってFZEROみたいになる気がするんだが

いわゆる道路から無線充電ってやつ

なんでって、これなら電池がいらなくなるよね(保険10kmくらい自走可能電池くらいは積んでもいいかも)

そしたら今問題になってるリチウム電池爆発とか、そもそも資源開発の問題コバルト採掘児童労働だとか言われてるんだっけ?紛争リスクもあるとか)

そういう問題が一気に解決するよね

なにより車両価格が激安になる(今のEVは半分が電池代だと言われている)


そんで充電ステーションもいらなくなる

今の充電インフラは高速充電でも遅いかさらなる高速化をしなければいけない

しか次世代向けの超高速充電は太い大蛇みたいなケーブル引っ張りまわさないといけなくなりそうで

さらに、それを冷却する装置必要で、面倒なことになりそうなんだよね

充電はさら問題があって、どうやって電力をその次世代の充電ステーション供給するのかって問題なんだよね

大容量の電池のせたEV電池切れギリギリでくると500km分の電池を一気に供給しないといけない(次世代EVだと800kmとかもある)

それを10分とかで充電しなきゃいけないってなると、現状の送電インフラでは支え切れるわけがない

今はEVが珍しいからまだいいけど普及したらあっちこっちで500km分の電力の供給がおこって電線ショートすると思う


それがちょい足ししながら走る形なら、電線の負荷もなくいけちゃうわけで

インフラの負荷もむしろ簡単になるかもしれない

そしてバスとかトラックみたいな大型でもできるってのがいいと思わない?

トラックEVよりFCVが有利だって言われてるけどこれならEVでできるよね。

軽くなるから搭載量ふやせるだろうから運送業者は二度おいしい。


とはいえ田舎町までそれ張り巡らせるの?山道はどうするの?っていう問題はあるから

そういうのは電池乗せようってなるかもしれんし、いがいと燃料電池の出番かもしれん

まぁとにかく日本需要の大半は街乗りだろうから行けると思うんだよね

2021-10-19

イケてるクリエイターなんだけど、暇なんで自分語りします            大便

我々の会社ではバズとは?マーケティングとは?パブリックリレーションとは?という事を常に考え、

最新動向にキャッチアップし、そのノウハウおよびナレッジを蓄積しております

クリエイティブというものをサイエンティフィックにとらえ、

人々を「熱狂」させるためにはどういった仕掛けづくりが必要であるかということに強い関心があり、

日本ひいては世界を興奮させるコンテンツ作りに日々いそしんでおります

我々はまさにSNSバズマーケティングスペシャリストなのです。

我々は全てのバズっているものを知っています

昨今ではTikTokInstagramをはじめとする若者に主流のSNSにおいて我々の確固たるプレゼンスが示されておりますが、

我々はさらなる挑戦として、我々自身プラットフォーマーとなるべく

我々のもつ高水準のクリエイティブナレッジおよびテクノロジーを集結させ、2021年に新感覚コミュニティアプリドリアン」をリリースしました。

ドリアンのコンセプトは多岐にわたりますが、今回はその中でも最も重要な要素である「一人一人がクリエイターである」ことについて解説していきます

およそ四半世紀ほど前まで「クリエイター」「アーティスト」という存在はある種の特権階級にあり、アート一部の人にのみ扱えるものでした。

しかしながら90年代後半インターネットの普及により、自己表現の場が解放され、ウェブという市井ミュージアム誕生しました。

一方でその時分は未だ黎明期にあり、参入障壁は以前として高く、「クリエイティブの完全なデモクラシー」が実現されたとまでは言えない状況でした。

ところが2010年代より、スマートフォンの急速な普及によって、その壁はどんどん取り壊されていきました。

アート」「クリエイティブ」はさら民衆に開放されていったのです。

この移り変わりを象徴するものとして「インフルエンサー」という言葉があります

原義は「影響力のある人間」ですが、今では「クリエイター」「アーティスト」とほとんど同じ意味として用いられ、「アート」「クリエイティブ」を委ねられた者として、尊敬を集めています

インフルエンサーはその勢力をどんどん拡大しており、現在では全人口のおよそ5人に1人が何らかのインフルエンサーとして活躍しています

年齢やバックグラウンド多種多様で、一見すると「クリエイティブの完全なデモクラシー」が果たされたかのようにも見えます

しかしながらそれはあまりに楽観的すぎる見立てです。

我々は残りの人間の悲痛な叫びに耳を傾けなければなりません。その叫びインフルエンサーSNSコメント欄で聞く事ができます

2020年、我々は「クリエイティブ」「アート」のスペシャリストとして改革を迫られました。

クリエイティブの完全なデモクラシー」の実現に向け、そのソリューションの初手として「クリエイティブ」の「再定義」に取り組みます

――――誰もが生み出せる、あるいは生み出しているクリエイティブとは何か?

クリエイティブ」を「再定義」するためにはこの大いなる問題に立ち向かわなければなりません。

スフィンクスを倒し、一部の特権階級に与えられている王冠を奪取するのです。

この問題の解を求めるにあたって、私は自分自身の日々の生活を振り返りました。

もしその中で「クリエイティブ」の片鱗を認める事ができれば、それは我々の進むべき道を照らす大いなる光となるはずだと考えたからです。

しかしながら、「再定義」の作業は困難を伴いました。

日々の生活を振り返ったところで日中パソコンをただひたすらいじるか、会議でしゃべる事を考えるかのいずれの行為しかしておらず、

夜は自慰にいそしんで寝るだけだからです。

私は一度ならず、自慰によって産み出される精液を「クリエイティブなのではないか?」「精液こそクリエイティブを『再定義』するものなのではないか?」と考えました。

しかしながら精液を創出する瞬間は類い稀な恍惚快感を味わうものの、出してしまうと後には倦怠が残るだけで精液それ自体はいずれの「クリエティティ」を認めることもできませんでした。

「何かの間違いではないか?」と思い、より良い創出に向けさらFanza課金しましたが、やはり結果は変わることがありませんでした。

精液は、我々の「再定義」の道を照らす光ではなくいつも白濁とした光を我々に投げかけます

(一方で、精液はクリエイティブではないとも言い切れないので、精液の放出については持続的に取り組んでいきたいと考えています。)

私は暗い日々を幾日も過ごしました。

マジックミラー号の室内くらい明るく、開放的気持ちになりたいと願わない日はありませんでした。

そんな時です。

私は、お昼ごはんのあとに、便所で排便する習慣がありますが、その日私は余りにも見事な一本糞をひりだしました。

存在感のある太さで、長さにいたっては折り返さないと便器に収まりきらないほどでした。

まるで大蛇のように威風堂々としており、私は自分自身が産み出した一本糞に圧倒されました。

そして私ははっとしました。とうとう「クリエイティブ」の「再定義」を見つけた事に気が付いたのです!

他でもなく「大便」ことまさに人類の至上の「クリエイティブ」だったのです!

なんぴとも排便を独占することはできません。排便こそ真に開かれた創造です。

私は、自分の日々の生活を振り返ったとき、その大半をデスクワークに費やしている事に気づかされますが、

その本当の狙いを今ははっきりと理解しています

時間この体勢を維持する事によってはじめて我々は形の良い大便をひりだせるのです。

喜びに打ちひしがれている私にその大蛇のような一本糞が語りかけました。

あなた方が知恵の実を食べる事を禁じられているのは、その実はあなた方に智慧クリエティティ)を与えるものからです。智慧の実を解放しなさい。」

この啓示を受け、我々は「クリエイティブの完全なデモクラシー」の実現を果たす智慧の実「ドリアン」の開発を急ぎます

そして一本糞の黒々とした光に導かれ、2021年に「ドリアン」というアプリを遂にリリースします。

――――2021年10月現在リリースからしばらくたち、今ではドリアンには多くの「クリエイター」が切磋琢磨する場として広く認知されています日本発のアプリとしてはまさに快挙といえるでしょう。

ドリアンではユーザー発のイベントである「一本糞グランプリ」の開催や、「今トイレうんこしてまーす」といった報告により空前絶後の盛り上がりを見せています

もし、この文章をお読みの皆様の中で、未だクリエイターアーティストインフルエンサーではない方がいらっしゃいましたら、ぜひドリアンを訪れてみてください。

真に創造的な場とはすなわちドリアンであることをはっきりと知ることができるでしょう。

なにか質問あったら答えます

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん