はてなキーワード: 主治医とは
よく貧血の人が、「日本のヘム鉄サプリ飲んだけど全然効きませんでした。iHerbでフェロケル鉄飲んだら数値改善しました」とか書いてるけど、それ単にあんたが飲んでたヘム鉄サプリの鉄含有量が少なかっただけだろと言いたい。
日本のヘム鉄サプリは鉄含有量が少ないから、海外サプリの1日分用量と同じにするには2〜3倍くらい飲む必要がある。
ワイは国産ヘム鉄サプリまとめ買いして1日あたり約50mgのヘム鉄を摂取してたらHbもフェリチンも正常値まで回復したで。
日本のヘム鉄サプリは効かないわけじゃなくて含有量が少なくて価格が高いだけや。
例えば、iHerbで最も売れている鉄サプリ「Solgar ジェントルアイロン」は1日1カプセルで25mgの鉄分が摂取できる。
一方、DHCのヘム鉄サプリは1日2カプセルで鉄含有量は10mgや。
ヘム鉄とフェロケル鉄を比較するならせめて同じ用量を飲まなければあかんやろ?
だからたとえば1日50mgを摂取したい場合、Solgarなら2日分2カプセルで済むところを、DHCヘム鉄サプリなら5日分10カプセル飲む必要があるっちゅうわけや。
鉄50mgあたりの価格はジェントルアイロンが19.26円、DHCが78円と約4倍違う。
国産サプリは安心感があるし、入手もしやすいんやけど、とにかく高いのが難点やね。
ちなみに医療機関で処方される鉄剤は1日あたり100mgの鉄含有量な。
こっちはヘム鉄やフェロケル鉄と違って副作用に胃腸障害が出やすいのが難点。
副作用のせいで病院の鉄剤を飲むのがどうしても無理って人は、主治医の先生に相談してヘム鉄やフェロケル鉄のサプリメントを摂るという選択肢もあるで。
だから今みたいに昼夜逆転モードのときなんかは起きてる時間ずっと死にたくなってツライんですよ
そんでね、どうしたら自分が死ななくて済むか、わりと真剣に考えてたんですけど、何も思い浮かばねえ
楽しいことすればいいかなって思うんですけど、食べることが一番好きだけど、食べ過ぎたら太るじゃないですか
太ったら死にたくなるじゃないですか
食べることは楽しいけど一日1500kcalが限度の楽しみなわけですよ
歩くのは好きなんですけど、一日30kmとか歩いてるとだんだん足が痛くなってきて歩けなくなるんですよ
やり過ぎが良くないんでしょうけどね
勉強するのも嫌いじゃないんですけど、集中できるときとできないときとでムラがあり過ぎるし、だいたいは集中できないときのほうが多いんですよ
で、集中できなくて勉強できてないと死にたくなるんですよ
つまり何やっても自分の限界を知るハメになって死にたくなるんですよ
行きつくところはだいたい「死にたい」になるんですよ
楽しさを突き詰めると「死」になるんですよ
もうずっと寝ていたい気分だと思って寝まくってたら、お肌は綺麗になったけど昼夜逆転するし、もうどうしたらいいのか分からんとですよ
なんで寿命が来るまでこの生き地獄を辛抱し続けないといけないんでしょうかね
親にこの話をすると「病院行って抗うつ薬も飲んでるのに全然効いてないじゃないの。もう病院行くの無駄だからやめたら?薬も無駄だから飲むのやめたら?」と言われて話にならないのでほんと死にたくなるよね
最近、緩和ケア関連の話で「スピリチュアルペイン」なるものを耳にして、それ私もあるわ!スピリチュアルペインってまさに私が常日頃感じてることだわ!って思ったけど、だから何だよって話でね
これを主治医(精神科専門医だけど緩和医療専門医も持ってる)に話したところで、あなたがん患者じゃないよねって内心思われて絶対通じなさそう
まあでもここだけの話、さんざんメンタルクリニックジプシーを繰り返して(都内なのでメンタルクリニックは腐るほどある)、あるとき思い切って大学病院に受診してみたらあまりの医師のマトモさに驚いた私としては、クリニックはだいたいどこもダメ、どこを選ぼうとドングリの背比べっていう印象(個人の感想です)。
大学病院の医師は組織に所属していて裸の王様になりにくいので、態度礼節もマトモだし、治療に関しても独自路線に走りにくい。ハズレを引きにくいというか。
ただし、だいたいどこも予約制で待ち時間はほんと長いので注意!
ちなみに統合失調症で重症なら初診から単科精神科病院がオススメ。。
それと大学病院以外の総合病院精神科は、身体合併症のある患者さんが優先なので、身体合併症のない人がいきなり行っても診てもらえないケースがある。
何もかもが不確かな現段階で、息子がネットに父親の病名を晒すことで父親の社会的信用や名誉を毀損している
(まだ4日目、なんでもない一過性のせん妄だったらどうする? そういう視点が抜け落ちてる)
不確かな情報しかなく、父親を実際に診てもいない素人集団に情報開示をしてもマトモな情報は得られない
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飲んでいる薬はエビリファイとワイパックス、それに吐き気止めでプリンペランを出してもらってます。
エビリファイ、調べてみたら抗精神病薬でしたが、それが原因なんでしょうか。ワイパックスは抗不安薬でした。
昔から体格がいいわりに(がっしり体形)体力がありません。それに薬の作用が加わって疲れやすくなっているのかもしれません。
甲状腺疾患は母が罹患しているので、調べてみたのですが異常なしでした。
とりあえず内科で検査した血液検査の結果が来週出るのでそれまではなんとも言えないかなとおもっています。
昨年、体調不良で撃沈してしまったのでそれを避けるべくいろいろ手立てを打っている最中ですが、なかなかうまくいってません…汗
精神科の薬の副作用で吐き気、だるさ、疲れがあるとのことだけど、
吐き気といえばSSRIかSNRIの服用初期(服用開始〜1ヶ月くらいまで)の副作用として有名だよね
だるさはなんだろう? 長時間作用型の睡眠薬が翌日まで持ち越しているとかかな。
あるいは抗精神病薬の副作用でだるく感じることはあるかもだけど、抗精神病薬なんて飲んでないでしょう?
疲れにいたってはサッパリ。易疲労性が起こる精神科の薬なんてあっただろうか。
昔から内科や精神科に通っているとのことだから、甲状腺機能の検査はとっくにやっているだろうしなぁ。
微熱がずっと続いてる、関節が痛むとかなら、膠原病を疑ったりするところなんだろうけど。
朝、シャワーを浴びて頭と体を洗った。
AVEDAのシャンプーを初めて使ってみたのだが、薬草のようなニオイがする。
風呂場から出るとグッタリと疲れたので、布団に横になりながら顔のムダ毛を抜いた。
髪の毛を乾かしたあと、2時間ほど寝た。
起きてから歯磨きして身支度を整え、昼すぎに通院先の大学病院へ出発。
病院に着いて受付をすませると、ほどなくして血液検査室へ呼ばれ、尿検査と血液検査を完了。
血液検査の際、最後に食事をしたのはいつですか?と聞かれたので昨日の夜6時から何も食べてませんと答えるとビックリされた。
「いえ、受けてないです」
「健康診断とかだと厳密に空腹時血糖値をはかるので夜9時以降は何も食べないで来てくださいって指示が出ることもありますけど、こういう血液検査はそこまで厳密ではないので、先生から指示が出てない限りは朝食とか普通に食べてきて大丈夫ですよ。ウチでは食後4時間以上なら空腹時血糖として扱ってますから」
「えっ、そうなんですか」
ここに通いはじめて4年だが初めて知った。
ボーッとスマホを見ながら待つ。
ようやく診察時間になるが呼ばれない。
私の主治医の診察室だけ異常に回転が遅い気がする。
上が96で下が71。
そして脈拍数がなぜか113もあった。
1年くらい前もこうなって、検査して洞性頻脈だから心配いらないと言われて、しばらくしてから治ったはずだったのに、また再発?
スマホゲーを集中してこなす。
冷房のきいた待合室でずっとスマホを見ているので首の後ろと後頭部が凝って痛くなってきた。
「はいはい、ああこれね、問題ないですよー。ああそうですかー。うん、この数値もね、特に問題ないですから。はいはい」
という流し気味の診察であったが、いつものこと。
私はとくに何もしてないけど長時間椅子に座って待っていたせいでくたびれている。
疲れている人とくたびれている人が出会って、とくに検査結果に問題がなければこんなものだろう。
会計窓口のところでおじいさんが事務員さんに「2時間も待たされてね、○×△…」とクレームをつけていた。
おじいさんのクレームによって会計窓口に列ができているのだが、見えないのか、おじいさんよ。
薬剤師さんにお加減は変わりないですか?と聞かれたので、調子はいまいちだけど血液検査は問題ないからスルーされてます旨伝える。
お薬のことで何か質問ありますか?と聞かれるが、do処方歴2年近いし1〜2ヶ月に1度の頻度で通ってるので、さすがにもう聞きたいことは聞き尽くしており、質問は特にない。
スーパーのL袋相当のビニール袋いっぱいのお薬を手にし薬局をあとにする。
帰りはマクドナルドに寄って本日発売のチェルシーシェイクを飲む。
あまーーーーーーーーーーーーい!!
Sサイズにしておいてヨカッタ…。
生後3ヶ月から大学病院で経過を見てもらっていたけど、主治医に早めた方がいいと勧められ、1歳を待たずに手術することになった。
朝の9時に採血して、それが終わったら他の検査をして、午後になったら入院。
検査結果が問題なければ、次の日の朝イチで手術というスケジュール。
でも旦那に、平日朝の車移動は時間が読めない。それに事故渋滞が起きたら、確実に検査に間に合わない。
電車なら他の路線に乗り換えできるだろと言われ、しぶしぶ電車を選ぶことにした。
選んだは選んだけど、せめてベビーカーを回避しようとして荷物を整理してみた。
患部以外は問題なく、すくすくぷくぷく育った我が子は約10kg。
それからお気に入りのおもちゃと絵本を持って、徒歩で30~40分。(最寄り駅までと、ターミナル駅から病院まで)
もし途中で転んだら目もあてられないと考えて、さすがに断念した。
それで朝早く出ようとして、利用可能な路線の混雑率をチェックしたら、6時に家を出るよりも、8時台の方がむしろ空いているくらいだった。
季節は真冬。
5時台に出ても、居場所はどこにもない。
入れてファミレス。
でも電車やバス内で過ごす10分でさえ、いつ泣き出すかとハラハラしているのに、あのスペースで3時間も過ごせない。
往生際悪くも調べに調べた挙句、やや混みの電車にベビーカーで乗ることにした。
世間が電車のベビーカーに厳しいのは知っていたから、気分は憂鬱なんてものじゃなかった。
少しでも空いている分数と車両を、鉄オタさんのサイトで調べ。(めっちゃ参考になった)
一番ましな場所に乗り込むために、駅構内図を見ながら、頭の中で何度もシミュレーションした。
当日。
定刻通りにやってきた電車は、想像していたより混んでいる印象だった。
パッと見た感じ、ギリギリ入れるかな…というくらい。
でも、これを逃せば次はもっと混んでいる。
もうどうしようもないから、すみませんを連呼しながら乗り込んだ。
乗り込んだ瞬間、周囲の視線がベビーカーに集中したのがわかった。
いたたまれなくなって、誰に言うでもなく小声で謝り続けていたら、逆側のドア付近に立っていた初老のサラリーマンと目があった。
その人は手招きをして、真ん中は危ないよって言いながらベビーカーの前の方を持って、うまいこと角に収めてくれた。
ありがとうございますって伝えたら、お母さん大変だねえって言って次の駅で降りていった。
ベビーカーが収まったすぐそばに、ゲームをしてる若いサラリーマンがいた。
画面は明らかにモンハンだった。
熱中してるみたいだったから声かけるタイミングがなくて、ずっと謝りそびれてた。
どうしようかと悩んで、何駅か過ぎてチラッと見てみたら、いつの間にかゲームをやめて窓を見ていた。
どうやらそっぽを向いたまま鞄につけていたキーホルダーを揺らし、うちの子をあやしてくれているようだった。
その人はイヤホンをしていたので会釈でお礼を伝えると、ペコッと頭を下げてくれた。
ついに駅について降りようとしたら、ホーム側にいた人が、何も言わずベビーカーを降ろすのを手伝ってくれた。
あんなに悩んでたのに。
ブラウザのタブをいっぱい開いて、何日も何日も調べたのに。
気がついたら、病院までの通い慣れた道を歩いていた。
助かったと思いながら歩いているうちに、通院中のいろんなことを思い出した。
大学病院に行くたび見知らぬ人に話しかけられて、こんなに小さいのに病院通いなんてかわいそうと言われたり。
その人の元気な孫の昔話を聞かされたり。
手術を親に知らせたら、赤ちゃんが手術して本当に大丈夫なの?って聞かれたり。
万が一が起きた場合の免責事項が書かれている、手術用と全身麻酔用の同意書に署名したり。
公園で数回しか会ったことないママさんに、麻酔は猛毒だって書いてある謎の紙を渡されたり。
そんな記憶と、電車で助けてもらった出来事がグチャグチャに混ざって、頭がいっぱいになった。
しばらく目と鼻を熱くしたまま歩いていたら、ベビーカーの方から大人顔負けのおならの音がした。
思わず笑って、それで熱いのが一気に消えていった。
ベビーカー論争を目にすると、魔法のような出来事と、あの立派なおならの音が一緒になって返ってくる。
この体験を元に、電車のベビーカーについて良いの悪いのと語るつもりはない。
子供がしゃべるようになって、おならをすると「ブーした」と報告するようになったから、なんとなく思い出話をしたくなっただけ。
ベッドガード事故の記事のブコメを見ていたら、SIDSの認知が低いなぁと思ったので。(あの事故は窒息のようだが)
私は医療従事者でなく、うちの子が他の子よりもSIDSのリスクが高いと主治医に言われ、ネットや本で調べまくっただけの素人です。間違いがあればご指摘を。
(ちなみに、うちの子はNICUに入院中から原因不明に血中酸素濃度を頻回に下げるという謎現象を起こす問題児でした。数ヶ月たった今も寝るときには医療用モニターしてますが、治りません…。)
死後解剖すると窒息かどうか判断出来るよう。
◎いつからいつまでなるの?
〜6ヶ月までが8割。〜1歳までが9割。逆にいうと1歳以降も、1割の可能性で起きる。
3歳過ぎてもなるときはなる、と主治医には言われたので気を抜かないようにしようと思っている。
◎原因は?
熱があると起きやすいため体温調節のバグなのではという説や、遺伝的に呼吸を司るセロトニントランスポーターが上手く働かない説など。未熟児、男児はリスク高。
◎対策。
基本は窒息の対策と同じ。うつぶせしない。柔らかいところに寝かせない。顔周りに布をおかない。添い寝、添い乳しない。
プラスアルファで、室温を適切にする。着せすぎて温めすぎない。母乳育児(消化がよく、頻回に起き眠りが深くならないため)。禁煙。
アメリカ小児学会のガイドラインは、ベビーベッド推奨している。風通しの良さもポイントのようで、柵カバーは非推奨。
布団は日本文化のためか言及なし。個人的には柔らかすぎるので止めたほうが良いと思っている。SIDSに配慮されたマットレスを触ると分かるが、布団の比じゃなくかなり固い。
ベビーベッドで寝ないって人は、ママ布団の隣に赤ちゃん用マットレスを敷くのを試してみてほしい。でも、赤ちゃんマット固いから寝ないんだよね…
(個人的に、通気性の良いブレスエアのマットレスが気になってる。硬さが充分か分からないので、早く世界標準になっていろいろ実験してほしい)
◎大事なこと
心肺蘇生法とAEDの場所を頭に叩き込む。http://aed.jaam.jp/option.html
前の先生がすごく良い先生だっただけに、今の先生が合わないかもしれなくてつらい。
役職だけなら今の先生のほうが上なのだけど(だからこそ期待が高すぎたのもある)、こと臨床能力や相性に関しては役職だけで決まるものではないわけで。
もし今後、相性が合わなさすぎて何らかのトラブルがあった場合、名前を匿名にした上でネットに詳細を書き散らしてやろう。
実際にやるかやらないかは別として、こうやって対抗手段を担保しておけば、少なくとも通院が嫌すぎて定期的に通うことすら危くなることは避けられるだろうから。
しかし、精神科の主治医の先生がこちらに共感的・支持的でない場合って、たぶん先生が思ってるよりはるかに患者にとってはキツいよ。
人の恨みをかうと怖いよ、先生。
重度ではないんだけど、少し走ったり、朝早くに活動したり気候が悪いと症状が出ちゃったり…などの中程度な喘息の人はどう健常者に混じって生きていけばいいのかわからないなぁ、と思う。
どちらかというと、どうしたら健常者と同等の社会生活が送れるのか?ということ(大げさかもしれないけど)
中程度というのは、発作が起きても、頓服を飲んだり自宅で気管支拡張剤のネブライザ吸入したり、病院で処置とかしたらその日のうちにおさまるレベルの人の想定。
自分も含め周りの喘息患者から聞いた中で、体を動かさない仕事でも労働に支障が出る一例として書いてみようと思う。
まず、中程度となると本当に体が悪い人のような社会的に手厚い保障は受けられない。
梅雨とか冬場にはどうしても発作が起きるから遅刻することが頻繁になってしまう。
発作で息苦しくて薬吸って電車の乗り降りを繰り返しているうちに落ち着いてきて、デスクに着く時間にはチアノーゼも治って見た目が健常者だから(ちょっと顔が白いくらい?)周りに仮病だと思われてしまう。
俗に言う自治体のぜんそく認定が認められる企業というのは聞いたことがない。
発作が起きてしまうと午前中は薬で手が震えて頭はぼーっとして眠気があって、の状態で使い物にならない。
頻繁に休むからもちろん上司に嫌われ評価が下がって賞与も下がる。
喘息ってストレスの蓄積で自律神経が乱れて大きい発作が起きるので、仕事が過度に忙しいことはもちろん、上にあげた例による精神的な重圧で余計に体調が悪くなる。
実際、自分も発作が起きて遅刻するのが怖くなり眠れなくなったことと、自律神経の乱れのおかげか知らないけど軽い鬱になった。同じような人は多いと勝手に思っている。
それでも自分は救急車で運ばれても経過観察とかでその日のうちに帰れるレベル。幼少期は入退院ばかりで、人生の全てを喘息と生きている。体が大きくなるにつれて今の具合に好転してきた。それでも自己管理できるほど軽くはならない。
主治医からはこの歳できちんと治らないのだから付き合っていくことを考えよ、とのこと。幼少期に喘息患者向けキャンプみたいなもので知り合って未だに親同士の付き合いのある友人も同じことを言っている。
多くの方々に見ていただきありがとうございます!
友人の医師の働き方が異常で見ていてつらい。
もちろん教員やSEや一部の公務員などほかにもひどい業界もあるけれど、特に、人の命を預かる仕事で、これほどひどい状態なのは、将来患者になりうる自分やほかの人々のためにも看過できない)。
※ 本文は2017年の、西日本地方都市のそれぞれ異なる自治体で働く3人のアラサー医師の聞き書きです。
自分が聞いた時点である程度脚色されているだろうし、きわめて一部のものでしかないことはご留意ください。
まず、病院によって大きく違うだろうけれど、待機や当直について。
自分の友人は月に3-4回、当直がある。
これは、最初は夜出勤して翌朝帰るシフトのことかなあ、生活リズム狂ってたいへんだなあ、と思っていたけれど、聞いてみると、1日8時半から働いて、そのまま当直で病院に残り、なにもなければ宿直室で眠れるけれどそんなことはなくて何度もたたき起こされて診察・処置する。
そのまま朝を迎えて、ふつうにカンファレンス(ほかの業界で朝会・朝礼に該当するものらしい)があって、そのまま日中勤務して、夜帰る。もちろんトラブルと遅くなる。
ただ、別の大学病院に勤めている友人のところでは、当直翌日は、半休とりやすい(もちろん有給)とかもあるけれど、それは恵まれている、という口ぶりであった。
待機というものもある。これは月に5-6回ほど、夜間や土日のオンコール体制のこと。
土日のオンコール体制は24時間。土曜の朝から日曜の朝までとか。お酒も飲めないしすぐ出勤できる場所にいないといけない。
そして、呼ばれなければ、勤務時間とはみなされないので給料は出ない。
これの呼ばれる頻度は5回に2回ほど?
日直は、土日にふつうに働きに出ること。これは月2回ほど。代休はない。
一週間にどれくらい働いているんだろう・・・。
そして、普段の勤務は、平和であれば早く帰れる日もあるけれど、患者さんの数や救急車や急患の状況によってはかんたんに22時を超えるし、時間だけでなく自分で計画をたてにくい。
ちなみに、看護師さんもまたたいへんで尊敬する仕事ではあるけれど、かれら(注:某文化により、平仮名のかれらは男女を含む)はシフトが組まれているので超過勤務が続くことは医師ほどではないと思う。
勤務時間が長く、かつ裁量の少ない仕事は高いストレスがあるとは聞く。
こういう過労・睡眠不足になりやすい状態で適切な判断ができるだろうか。
ぼくら一般市民の患者のためにも、医師の労働環境改善は必要だと思う。
時間だけではない。
人の命を救う聖職者とみなされており、暗黙の裡に自己犠牲が求められ、また称賛される。そこでは医師の健康や生活を守るという当たり前のことも自分勝手、ととられやすい。
有給はとりにくく、退職時にまとめてとると、ずっと陰口を言われる。
医局人事での転勤も多い。医局から抜けると、この地域で働けると思うなよ、と言われる(とはいえ、こう言われたけれど実際には働き口を見つけた友人はいるとのこと。日陰になるけれど)。
また、上司が資格取得のプロセスに関わっているため、明示的にも暗黙的にも要求を断りにくくパワハラがおきやすい(これは大学などのアカハラと似ている部分はある?)。
患者さんも、命がかかっていることもあり感情的だったり、反発的なひとも珍しくはなく、コミュニケーションコストが大きい。
年齢を重ねての多浪や再受験が多いほどに憧れの職業であり、また、患者さんからも先生はたくさんもらっているんでしょ、と思われるというのもある。
これはなにが原因でどう解決されるべきだろう?
これは、転勤の多さや、労働者と経営者のあいだの連続性があり対立しにくいというのはあるかもしれない。
(機会があれば応援したいし手伝いたい)
きつい状況にある医師のみなさまはうまく使ってほしい、と外野ながら思う。
ほか、職種別にタテワリな組織、IT投資への無理解やITリテラシーの低さからなる非効率さはありそう。こういうところに入るコンサルティングやシステムベンダー、たいへんそうだけれど期待。。プラクティスとか知見、知りたい。
こういう状況をみていると、医療崩壊もそら起こるし、夜間に救急車も受け入れられないのもわかる。
お金がなくて増員が見込めない現在、どうやったらいいんだろ。夜間は診療報酬めっちゃあげるとか?
東大卒の女医さんが自殺でもしないと変わらないのかもしれないけれど(現代社会への皮肉)、そうなるまえになんとかしたい。ひとまず、こういう現状を知ってほしく書いてみた次第です。
もちろん冒頭に書いたように、ほかの業界、ほかの職種にはもっともっと低い報酬、社会的地位で劣悪な労働環境のもとにいる日とも多くいるとは思うし、それらも併せて改善されてほしいし、応援しています。
( 勝手に尊敬しているmedtoolz先生がご見解を書いていただけないかな・・・)
主語が大きくて、「医師」ではなく「勤務医」についてでは、とのことでほんとそのとおりだと思う。ただ、指摘があったことを残すためタイトルは訂正しません。
辞めればいいじゃん、というコメントは、ミクロで見れば正しいのですが、医師個人の問題だけではなく、ぼくら一般市民が受けることができる医療にも影響があるので本質的な解決にはつながっていません。
また、するどい指摘としては、これを医療政策学者の津川友介氏など制度設計で解決を試みる案もあるとのこと。
少子高齢化が進み経済的にもうまくいっていない現代日本では、医療費増加で医師を増やして解決することは難しいと思う。
保守的な業界団体などからは反対されるかもしれないけれど、医療費を抑制するためにもすすめてほしい・・・。一般市民はなにができるだろうか?
ポジティブに医療費抑制を狙う政治家を応援したい(誰かいたら教えてほしい)
https://anond.hatelabo.jp/20170822181512
https://anond.hatelabo.jp/20180630150652
読みました。真剣に自分の人生と職業倫理を考えていることをすごいと思います。
自分が増田を書いて1年ほど経ちましたが、まわりで一番疲弊していた医師の友人はメンタルを病みかけて現場をはなれています。国がお金をかけて教育してきたのにこれはもったいない。
ブコメでは医者を増やせばいい、という意見もあるけれど、ますます増える社会保障費の負担を増やすわけにもいかないと思います。80歳の高齢者の寿命を1年延ばすのに若者の給与から天引きされる社会保険料はいくらなら妥当なのでしょうか。
これからは、主治医の廃止や医師以外の看護師や在宅医療の家族にもできることを増やしていく規制緩和などはありつつも、戦線を計画的に縮小していく必要があると思います。
救急は集約してお金をとる・診療の予約数を制限する・処置は通常の勤務時間内にスケジュールする・ベッドを減らす・医者が体調不良なら休んで当日は受診休むなどなど(もっとよいアイデアはありそうでしょうか?開業医と勤務医の差問題はよくわからない)。
目の前の患者の命よりも労働者の健全な労働環境を優先するといってもよいです。そしてこれによって長期的には健全に働ける人が増えることで救われる患者は増えるのではないか、とも(これは建前かもしれません)。
具体的な医療者の行動としては、消極的なサボタージュ。使命感よりも自分の体調を重視して管理職をつかったり、休んだり勤務状況を変えていく、上記労組に相談するなどよいのでは、と思います。
https://anond.hatelabo.jp/20170816125019
の増田なんだけど、現状把握とメンタルを落ち着けるために、今日までの経緯を書き残しておきたいと思う。
まず前提として、増田は統合失調症である。発症した時と比べてすごく良くなっているが、再発防止のためにセロクエルを主剤としてその他いくつかの薬を飲んでいる。そして、81kgの肥満でもある。
で、妊娠した。そうしたら5wくらいからつわりが結構ひどくて、水を飲んでも吐くような日もあり点滴をしてもらうなどしてきた。けれども食べることがちょっと辛くて、妊娠前81kgあった体重が13wの今は74kg台にまで減っている。いい感じにダイエットに成功していると思いたい数字だけど、ちょっとばかり不安。
また、メンタルを患っており肥満でもあるハイリスクは自分でもわかっているので、産科は精神科もある大きな総合病院の産婦人科にお世話になることにした。
そして、11wの検診の血液検査で血糖値が引っかかり、12wの時点で血糖値の推移の検査もしたところ、妊娠糖尿病だと診断された。糖尿の専門医による詳しい診察は二週間後。そんなに大きく基準をオーバーした値ではないので、それまでは食事制限をせず、つわりでも食べられるものを食べてくれ、との話だった。
そのことをメンタルの方の主治医に話すと、困ったなあという反応。聞いてみたら、セロクエルは糖尿病の人には禁忌の薬らしい。でも、セロクエルにたどり着くまで相当色々試行錯誤した経緯と、血糖値が基準値をそう大きくオーバーしているわけではないと言うことで、まだしばらくセロクエルを使うことにした。
それに加えて、血糖値の推移の検査をした日辺りから喉が痛む風邪をひいた。でも産科でお世話になっている総合病院に連絡したら風邪くらいなら他で受けてくれ、と言われたので、地元の内科の先生に診てもらって、トラネキサム酸を処方してもらった。一時は良くなったのだけれどぶり返してしまい、それからはトラネキサム酸が効かない。風邪を引き始めてから5日経っても治らない。夜中になっても喉の痛みと咳でろくに寝られない上に、私の咳で夫も寝られず寝不足。自分だけじゃなくて夫にも迷惑をかけてしまい辛い。多分風邪が長引いているのは、つわりでろくにものが食べられなくて体力が落ちてるからだと思う。
だからまた内科にかかろうとしたが、今週いっぱいその内科がお盆休み。仕方がないので再び総合病院に連絡し、今週の月曜日に産婦人科の先生に風邪を見てもらえることになった。そうしたらPLなんとかという粉薬と咳止めをもらい、木曜日になっても治らなかったらまた連絡してくれ、と言われた。
が、今日になって赤い糸みたいなものが模様のように入った痰が出て、咳をしてもお腹や胸が痛むようになってきて、これはまずいのではと午前中に総合病院に連絡。そうしたらなんとか明日呼吸器内科に予約を入れてもらえたが、それでも喉が痛いままなのは当然変わらないので辛い。この時点で上の増田を書いた。
辛いので横になっていたのだけれど、午後になってから左腕がピリピリと痺れ始める。ナニコレと思いつつ様子を見てたら右腕も痺れ始め、怖いので総合病院に連絡したいが今でも相当横紙破りな診察をしてもらっているのにまた迷惑をかけるのも気が引けて、まずは#7119に連絡することにした。
電話で問診を受け、妊婦であることも統合失調症があることも妊娠糖尿病であることも話し、そうしたらなるべく早く病院にかかれ、もし足まで痺れてきたら救急車を呼んでもいい、と言われた。
なのでその結果を持って再びかかりつけの産科のある総合病院に連絡。そうしたら、産科の先生に診てもらえることになり病院に向かった。向かっている途中、足まで痺れてきて本格的に不安になる。
産科の先生に今までの経緯を話し、最初に痺れ始めた左腕は手首にとても違和感を感じるくらいになっているということや、足も痺れてきて、特に右足首の痺れが強いことを伝える。
だが、痺れは息のしすぎで出ているものではないだろうか?と言われ、喉については明日の呼吸器内科で詳しく診てもらってくれ、という話で、この二つの症状については処置も検査も特に何もなしだった。でも、お腹の赤ちゃんについてはちゃんと診てくれて、心拍もはっきりしているし元気だと言われ、そして帰された。
で、今また部屋で安静にしているのだが、手足の痺れは相変わらず、今こうしてキーボードを打っていても違和感は拭えない。
夫には会社から早めに帰ってきてもらったが、夫は手足の痺れについても、医者が何もしなかったのなら大丈夫なのだろう、というように鷹揚に構えている。
だって喉が痛いのは変わらないし咳だって出るしなぜか手足は痺れている。病院でもあまりちゃんと診てもらえなかった。後から調べたら糖尿で手足が痺れるとあるのに産科の先生はその点にすら言及しなかったし。
なので不安で不安定で泣き出したりし始めているが夫は持ち帰りの仕事で忙しく話を聞いてもらいづらいので、最初にも書いたが自分を落ち着かせるためにこの増田を書いた。
書いているうちに涙は止まったが、やはり不安は尽きない。
こんな状況でも元気でいてくれる赤ちゃんに励まされるが、しかしこうやって書き連ねてみると本当に大丈夫なのか色々と心配になるレベル。
元々統合失調症と判断されて福祉施設につながっていたが、その福祉施設の方からあなた発達障害っぽいからちゃんと診断受けたらどうか?と勧められた。
そして主治医にその旨を話したところ、確かにそれっぽいところはあるんで、専門の病院でしっかり検査を受けるように、と言われて紹介状を書かれた。
その専門の病院の初診を受けて、検査の予約をして、これだけで3ヶ月くらいかかった。その上検査は一回3時間くらいかかるから2回に分けてやるのだけれど、これも予約がいっぱいで1ヶ月おきにやることになり、随分と時間がかかることになった。
で。先日1回目の検査を受けて来た。検査の内容はIQテストに近い感じで、口頭の算数の問題や、常識問題、漫画のコマのように絵の描かれたカードを物語が通るように並べ替えるもの、積木遊びのようなもの、様々あったがどれもなかなか難しかった。
そのテストを2時間くらい休憩なしで受けて、最後に診察があって約3時間コース。結構疲れた。
次回の検査は育成歴も見るらしく、養育者に書いてもらって来てくれというアンケート用紙を5枚くらい渡された。
で、元々通っていた病院の定期検診で、主治医に、発達障害の診断のためにあんなに徹底的にテストをやるとは思わなかった、とぼやいたところ、主治医は以下のような旨のことを言っていた。
そこまでテストをしても、実は『こういう傾向がある』というところまでしかわからないことも多い。中にはまさしく発達障害だとかアスペルガーだとかという、コアな症状を見せる人もいるけれど、多くの人はグラデーションというか、はっきりとそういう面が見える人は少ない。それなのに、こういったテストもせずに主治医の判断だけで発達障害の診断を下してしまうこともある。精神医学というのはなかなか定量的な評価ができないから難しい、と。
なんだかその話を聞いて、最近カジュアルに統合失調症とか発達障害だとかいう言葉が使われるようになって来ているけれど、それってたとえ医者の言うことであってもどこまで信用したらいいのかわからないな、などと思ってしまった。
ちなみに、自分の統合失調症は誤診だと思ってセカンドオピニオンにも行ったしもう診断されてから10年くらい経つから生活の変化に合わせて病院も変わっているけど、全ての病院で統合失調症ですと言われてしまったのでもう諦めてる。
私も痩せ型だけど、甘いものが大好きなうえに、副作用として血糖上昇作用のある免疫抑制剤を2種類飲んでるから、いつも2型糖尿病発症については心配してるわ。
持病があるので2ヶ月に1度、血液検査と尿検査して、今のところHbA1cも食後血糖値も正常だし尿に糖も出たことはないし、主治医の先生からも心配しなくていいと言われてはいるが。
一応できる範囲でこまめに有酸素運動したり、コカコーラはゼロカロリーのものにしたりしてるよ。
元増田はまだ若いだろうし、健康診断など定期的な検査を受けていればそこまで酷いことにはならないと思うけど、お身体御自愛下さいね。
私は1型糖尿病だ。物心がつく頃には母に血糖値を測られインスリン注射を打たれ、3食きっちりバランスの良い食事を食べる生活をしていた。今でこそインスリンポンプという体の外に取り付ける膵臓β細胞を使ったりなんかすごい機器を使ったり医療の恩恵にあやかりながら好きなように生きている。そんな私は二十歳になった。私にとって持病「1型糖尿病」とは今や自分の一部である。
ある日、1型を発症したばかりだという女子高生に出会った。インスリン注射をこれから始めるらしい。彼女は泣いていた。私には分からない。だって当事者じゃないから。もちろん病気が自分を構成する一部だと思う私の気持ちも、世界中のどこを探しても分かってくれる人なんていないだろう。だって当事者じゃないもん。私にはむしろいわゆる健康な人のことが分からない。
分からないから、どうしようもない。正直向き合っていくしかないから頑張れとしか思えなくて、むしろ微笑ましかった。病院の先生も看護師さんも微笑ましそうにしていた。不謹慎なんかじゃない。みんな乗り越えていく壁なんだ、今は泣いてるけどそのうち笑い話になるから…というところだと思う。このへんの感覚は、なかなか理解しがたいだろう。
1型糖尿病と生きていくには、それくらい軽くなきゃいけないというのが私のやり方だ。だって自分は病気であるという事実に気を取られて生きていくの、息苦しいでしょ?
まあもちろん電車の中で低血糖になって立っているのが辛くなったり安くない医療費を支払ったりする時には悲観に暮れないこともないけれど、そうだけじゃない。
高校生という多感な時期に突然病気になって自己注射をしなければならないって相当ダメージ大きいというか、まあ私には到底分からないけれど、泣くのも無理ないと思う。物心がつく前に発症した私は笑いながら肩を撫でてあげることしかできない。
ただ、これだけは伝えたい。私はそんな大層な人間ではないからあの場で彼女本人に言うことはできなかったし、次会うことがあるのかも分からない。だからこうして匿名で書いているわけである。
病気は弱みなんかじゃない。
私自身の話をしよう。
私は現在コントロール良好で、HbA1cは6%台前半を保っている。(基準値は〜6.2%)低血糖が多いというのもあるが、血糖値が250より高くなることは滅多にない。7%台だった頃は血糖値が200切ればいい方だと思っていたけれど、今では150より高いとなんだか悔しくなる。100前後にしなければならない意識がすっかり根付いたのだ。それもあって6%台を保てているのだろう。心持ちというのは大事だ。(もちろんやたら低血糖になりやすいという個人的な体質みたいなものもある)
たいして生活に制限は加えていない。ごくごく普通に暮らしている。間食だってする。太るからやめたいけれど。おまけに運動不足だ。病気とか関係なく運動しなきゃなあと思っている。運動不足はよくないからね。
友人と飲みに行くこともあるし、食べ物の種類に気を遣う必要なんてない。食べちゃいけないものとかないの?と知り合ったばかりの人にはよく聞かれるけれど、全くないよと答えている。そりゃそうだ。食べた分だけ、インスリンを打てばいい。
インスリンは太るという認識を持つ若い女性がコントロール不良に陥ることがあるらしい。私は物心がついた時にはインスリン注射をしていたのでそういった先入観は全くない。食べた分だけガンガン打つ、そして時々低血糖になる。低血糖になったら甘いものを補給する。だから太るんじゃないの?その通りだ。打ちすぎたインスリン+補食で太るに決まっている。
でも食べた分だけ正確にインスリンを打てば、平気だ。何故なら膵臓が健康な人達だって食べた分だけインスリンが分泌されている。同じことじゃないか。…と合っているのか分からない考えがふと頭に浮かんだ時、頑張ろう…って思った。何をって感じだけれど。
とにかく、食べた分だけインスリンを打てばいいのだ。
インスリンの必要量は人それぞれどころか、自分自身の中でもよく変化する。生理前後なんかは上がったり下がったりする厄介者だ。だから血糖値はちゃんと測る。面倒なときは測らないけれど、まあそんなぐうたらも続かなければいい。ちゃんと測るんだ。そして、食べた分のインスリン不足が原因ではない、今までになかった高血糖や低血糖が起きたら、即インスリンの量を変える。もし医者に指示されている量があっても無視していい。1型糖尿病は、医者の指示を待っていてはいけない病気だと思う。もしも通院日の2〜3日後に血糖値が上がって、次の通院日まで待っていたら1ヶ月も高血糖状態だ。きつすぎる。自己管理が大切な病気なんだ。頭を使うんだ。私は要領が良くて比較的頭が回る方だと自負している。だから結構あっさりできちゃっている。血糖コントロールのためにいつどこで打つインスリンの量を変えるか、筋が通るように考えて、やっている。
血糖値を記録することもやめた。負担になるからだ。高校時代まではなんとなく頑張ってたけど主治医に見せるためだけで自分で見返すことが無かった。記録したところで体って不規則だから、その場その場で調節するのがなんだかんだ一番いい。意味もなく書かなきゃいけないという負担感は、体に良くない。最近の血糖測定器は履歴が見れるし平均値や傾向まで出してくれるし、ハイテクなやつだとリアルタイムでグラフ化して血を出さずともいつでも確認できる測定器もある。医療は発展している。
毎月の通院はいつからか分からないことを聞いたり新しいやり方を教えてもらったりするためのものになった。なんでコントロールがうまくいかないんだろうって思ったら数値的なものを教えてもらうのではなくその原因と解決のコツを教えてもらう。新しい機器や、同じ1型糖尿病の人達について教えてもらう。そういうところだ。
これが私のやり方だ。血糖値を記録しないのは、それでコントロール良好だからいいのであって、誰しもがそうしていいわけではない。いろんなやり方がある。自分に一番適したやり方がいい。
ただ、こんな風に気楽に生きている患者だっているんだよって伝えたい。病気とうまく付き合うんだ。悲観的になることなんて何もない。難病指定してくれよ経済的に超厳しいよ一生治らないから金かかるんだよって悲しみに暮れることはあるけれど。
医療の目指すところはQOL(生活の質)の向上だ。健康のために生きるのではなく、快適に生きるために健康でいる。
私は病気に生活を阻害されているとは思わない。快適な暮らしのためにしっかりコントロールを行っている。実際、ぐうたら楽しくやっている。好きな勉強をしてやりたくもない大学の試験に嫌気が差しながら夜更かしして、お洒落して、食べて飲んで、趣味に打ち込んで、将来やりたいことを考える。
人生の楽しみのために血糖コントロールをやっている。…なんて言うけれど、私にとって血糖コントロールは歯磨きと同じだ。朝起きて血糖値を測ってインスリンを打ってご飯食べて…という生活の流れは自然である。
さて、やたら長々と綴ってしまったけれど本題はここからだ。しかも短い。(本題ってなんだっけ?)
こんなことを言うのは私がまもなく就職活動を始めなければならないからだ。就活において病気を隠す気なんてないし、むしろ最もアピールすべき点だと思っている。病気があるけれど、うまく付き合って楽しくいろんなことをやってきました!って。いわゆる健康な人には絶対に語れないことだ。
自己管理をするので迷惑はかけない。血糖値を測らなければならないことと、万一低血糖で倒れたらとりあえず携帯している蜂蜜を唇に塗ってほしい、とだけ伝えて。今までだって自己管理で生きてきた。その証は私自身だ。
もしも私に病気があることが障壁となって雇えないなんて言うのなら、そんなところはこっちから願い下げだ。無理に採用されたってうまくやっていけるはずがない。病気と共に生きる私を採用したいと思っていただけるところで働きたい。
社会は厳しいところだって、甘く見てるって思われるかもしれないけれど、そんな社会で生きたくない。そんなのこっちから逃げてやる。自分のハッピーライフが最優先だ。そうさせてくれる社会がないわけない。あいにく私は自分が一番かわいいんだ。
だから病気は武器にしてやる。というか武器になることを知っている。
何年か前に、自由なテーマである原稿を書くという機会があった。それは数百人の中から優秀なものを選ぶものだった。
私は自分の病気をテーマにした。病気と共に生きる私をテーマにした。そうしたら、最優秀に選ばれた。なんだか当然の流れだと思った。
人間ってそういうのに惹かれる傾向がある。抗えないだろうから否定はしない。人の病気の話とか、大好きでしょ?否定はしないけれどそういうテレビ番組は嫌いだから見ない。とくにスタジオがなんか反応するやつ。分かったふりしてるやつ。分かることは不可能だってば。同情とかなんかへんな気持ちはいらないよ。前向きな番組は見るけれど。
実際優秀として選ばれたのは身内の病気話やそれに類似するものが多い。私としては、歯磨きと同義の病気生活をテーマにして選ばれるよりも、もっと行動的で才能と彩りに溢れるテーマで選ばれたい。そういう人間になりたい。
最優秀に選ばれた時に確信した。病気は武器になる。他の人にはない私だけの武器だ。生き方を武器にできるんだ。残念ながら社会はそういう風にできている。何とも言えない話である。やっぱり病気とは別のところで武器を見つけたいよ。才能って何だろうね。
ねえあの時の女子高生、見てる?
生活が一転して大変だろうけれど、生きる価値観とかそういうのが変わったんじゃない?こんな経験、普通はできないよ。
血糖コントロールは難しいけれど、やるしかない。神様がやれって言ってるんだから従うしかないよ。やらなきゃ死ぬもん。
病気は隠さなくていい。理解を示さない人間はそれまでの人なんだ。むしろ病気と共に生きる私というのは大きなテーマ、武器になる。
私は外出先で堂々と血糖値を測るよ。さすがに血は見えないように机の下とかカバンの中とかで隠しながらやるけれど、針も測定器も人の目につくところに出している。隠すの面倒だし、やりやすいから。だって、意外とみんな見ていない。
病気にならなきゃ気づけなかったこととか価値観ってたくさんある。いわゆる健康な人には見えないものが見える。自己管理さえすれば不自由なく生きていけるんだ。自分のやりたいようにやるのが一番だよ。
10万人に1〜2人という発症確率の世界は狭いからこれだけ書いたら私のことを知っている人は特定できちゃうかもしれないけれど、まあなんというか、探さないでください。
「子供がいない理由は難病だからです」ってさ、難病患者の女性に対する偏見を高めるだけだからやめてくれる?
私もあなたと同年代(1983年生まれ)で、しかも同じ指定難病の患者ですけど、日常生活になんの問題もない軽症者が子供を産めないなんて聞いたことないですよ。
簡単に「難病だから子供産めない」なんて言わないでほしいです。
たとえば、膠原病で適齢期の女性で、催奇形性のある免疫抑制剤とか飲んでても、みんな主治医の先生や自分の病勢と相談しながら必死で妊娠出産子育てをしています。
なかには妊娠出産すると症状が悪化(フレア・アップ)する可能性があると言われてる病気もありますが、みんながみんな悪化するわけじゃないし、あくまでそういうリスクがあるというだけで、妊娠出産が禁忌なわけではないです。
大昔は妊娠出産が禁忌って言われてたこともあるようですが、増田さんと私は同年代なのでその可能性は低いでしょう。
今後は、子供を産まなかった理由に難病を持ち出すのはやめてくださいね。
あなたの書き方だと「難病=子供産めない=負け犬」と言わんばかりで、自己卑下のつもりなのかもしれないけど、同じ難病患者としては大変不愉快です。
http://1license.com/ippatusiken_news/menkyo-koushin-kaisei20140601/
添付文書で服用中は運転を控えるよう記載されているからと言って、免許の取得・更新ができないというわけではないし、元増田が言うように、運転が許されていない類の精神薬が決まっているわけでもない、同じように運転が許されていない類の疾患名が決まっているわけでもない。